JP4419415B2 - 記録方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発記録媒体に各種データファイルを記録する記録方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フラッシュメモリなどの訂正可能な不揮発記憶装置において、ランダムアクセスを実現する方式としてFAT(File Allocation Tableの略)方式が知られている。この方式は、データ単位のファイルをファイル名称テーブルとデータ領域テーブルで管理し、実データの配置をデータ領域テーブルによって自在に配置して管理することによりユーザに対し、仮想的に連続データを常時提供するという優れた方式である。この方式では、データ配置操作は実データ管理長を一定にすることで効率は上がるが、実データ管理長が長すぎるとデッドスペースが大きくなってしまうため、通常256〜4096バイト程度に設定されている。これに対して不揮発記憶装置の記録媒体における実際の記録/消去単位領域であるセクタは、16〜64キロバイトと、実データ管理長よりずっと大きな場合が多い。このため運用上、実際のセクタ(以下、「実セクタ」という)よりも小さな仮想的なセクタ(以下、「仮想セクタ」という)を設定するようにしている。
【0003】
このように設定された仮想セクタでは、消去に際し、仮想セクタを含んだ実セクタを消去すると共に、高速で実セクタと仮想セクタの差分のデータをRAMなどの揮発記憶装置に複製し、書き戻すという作業を行っている。ところが、仮想セクタを含んだ実セクタを消去している最中に電源が切れてしまうと、差分のデ−タは損なわれたままになり、書き込み中のデ−タのみならず、書き込み中のデ−タを含んだ実セクタに含まれているそれ以外のデ−タをも損失してしまうという問題が生じていた。このような問題に対し、仮想セクタに実管理番号と仮想管理番号を付与して仮想セクタ消去の際には、必ずしも実セクタを消去せず、仮想管理番号の読替えのみを行なうという方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】
特開2001−51889号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の記録方式には、以下に示すような課題があった。
【0005】
仮想管理番号と実管理番号は、更新の度に不揮発記憶媒体へ書換えられており、更新が頻繁に発生するため、書換え回数は非常に多かった。これに対してフラッシュメモリなどの不揮発記憶媒体で保証されているセクタ消去回数は、高々10万回程度であった。この結果、頻繁に発生する書換えによって、保証されているセクタ消去回数を早々と消費してしまい、寿命の長い記録方式を実現することが困難であった。
【0006】
本発明は、係る課題を解決するためになされたもので、保証されているセクタ消去回数が限られている不揮発記憶媒体において寿命の長い記録方式を提供することを目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の係る記録方式は、複数のブロック化された記録単位であるセクタを有する不揮発記録媒体に対し、その各セクタに連続的な書込み動作を行い、かつセクタ毎に一括消去動作を行うようにした記録方式であって、記録情報を、デ−タ本体と、データ本体を管理する管理デ−タとで構成し、デ−タ本体はIDが付与され所定のセクタに記録されると共に、管理デ−タは対応するデ−タ本体のIDを伴って該セクタとは異なる所定のセクタに記録されるように構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明に係る不揮発性記憶媒体の記録方式のブロック図である。
図において記録方式は、記録位置情報管理手段1001と不揮発記録読み書き手段1002と不揮発記録媒体1003から構成されており、これによって記録情報1004は、不揮発記録媒体1003へ書き込み保存される。
【0009】
以下では、フラッシュメモリのような読み込みが単なるメモリ読み込みで代行可能な不揮発記録媒体1003を例に取り上げて説明する。
なお、光磁気ディスクなどの不揮発記録媒体の場合は、読み込みの際に不揮発記録読み書き手段1002を経由する必要があるので、以下で説明する記録方式の考え方はそのまま適用できる。
【0010】
不揮発記録媒体1003は、管理領域1501と、これによって管理されるデータ領域1504から構成されている。図2は、管理領域1501とデータ領域1504の関係を示したものである。
以下、図をもとにこれらの関係について説明する。まず管理領域1501には、所定の管理単位毎にファイル名とデ−タIDが記録されている。図の例では、管理領域1501に、ファイル名2 1502と、デ−タID−2 1503が記載されている。
【0011】
またデ−タ領域1504には、所定の管理単位毎にデ−タIDと整列番号とデ−タ本体とを組み合せた組合せデータが記録されている。図の例では、デ−タID−2と整列番号−1とデ−タ本体2とを組み合せた組合せデータ1505と、デ−タID−2と整列番号−2とデ−タ本体2の続きを組み合せた組合せデータ1506が記載されている。
管理領域1501とデータ領域1504は、同じデ−タIDによって対応付けられる。したがって同じデータID−2である管理領域1501におけるファイル名2 1502と、デ−タ領域における組合せデータ1505及び組合せデータ1506のデ−タ本体は対応している。
【0012】
このように管理領域とデータ領域は同じデ−タIDによって結び付けられており、管理領域は記録媒体の位置を特定する情報を有しておらず、デ−タ領域内でデ−タ本体を別の位置に複製したり加筆したりすることを関知しないし、影響も受けない。
このことは例えば、記録内容を消去するために該当するセクタを消去する必要がある場合、消去対象以外のデータを消去されない別のセクタへ退避させなければならないが、これまでは退避の際に管理領域とデータ領域へ併行して書込む必要があった。これに対し、本発明ではデータ領域だけの書込みとなるので、記録媒体への書込み回数が低減される。また書込み時間についてもこれまで併行して行われていたのが、データ領域だけになるので、短縮される。この結果、セクタ消去回数が限られている不揮発記憶媒体を用いた記録方式において、寿命、速度に対して優れた改善効果を有している。
【0013】
これら管理領域とデ−タ領域につき、さらに詳しく説明する。図3は、本発明に係る不揮発記録媒体1003の構成及び管理エントリの内容を示したものである。
図において管理領域2002は、管理エントリA 2004などの複数の管理エントリで構成され、各管理エントリは管理エントリ内容2007に示す項目を保持している。図の例では、管理エントリ内容2007としてエントリID、上位エントリID、エントリ属性、エントリ名、続葉、記録完了フラグ、消去フラグ、修正フラグ、デ−タID 2008、デ−タID予備1、…、デ−タID予備nなどの情報が保持されている。ここでエントリIDは、“0xA001” (以下、0x は16進数を表わす) の形で保持されている。
【0014】
またデ−タ領域2003は、デ−タ本体A 2005など複数のデ−タブロックで構成され、デ−タブロックの中には空デ−タや使用中デ−タや使用済みデ−タが混在している。そしてデ−タ本体の先頭には、デ−タ本体付属情報2013が設けてある。例えばデ−タ本体A 2005の先頭には、デ−タID 2009とシ−ケンス番号2010が保持され、デ−タ本体B 2006の先頭には、デ−タID 2011とシ−ケンス番号2012が保持されている。
【0015】
図より管理領域2002の管理エントリA 2004のデ−タID 2008が、“1”を保持し、データ領域2003のデ−タID 2009及びデ−タID 2011が、“1”を保持していることから、これらは対応付けられていることが分かる。またデ−タ本体が同じデータIDをもっている場合は、整列番号(以下、「シ−ケンス番号」という)によって順番が決められる。デ−タ本体A2005とデ−タ本体B 2006は、同じデータIDをもっており、シ−ケンス番号はそれぞれシ−ケンス番号2010に格納されている“1”と、シ−ケンス番号2012に格納されている“2”であるので、データ本体Aの後にデ−タ本体Bが続くことになる。
【0016】
次に新しいデ−タが不揮発記録媒体1003へ追記された場合について説明する。図4は、図3に示した書込み状態の後に、新しいデ−タが追記された様子を示す説明図である。
図において新たなデ−タが追記されると、管理領域2002には、管理エントリB 3001が生成され、データ領域2003には、デ−タ本体D 3002が記録される。このとき重複しないエントリID 0xA002と、重複しないデ−タID (“2”)が採番される。これらは管理エントリB 3001の管理エントリ内容3003に記録される。すなわち、新しいエントリIDの“0xA002”は、エントリID 3007に、新しいデ−タID の“2”は、デ−タID 3004及びデ−タID 3005に記録される。
【0017】
また、前述同様、デ−タ本体D 3002の先頭には、デ−タ本体付属情報2013が設けてあり、デ−タID 3005とシ−ケンス番号3006が保持されている。そしてこれ以降は、デ−タ本体D 3002の書き込みについて唯一性が保証され、デ−タ本体の書き込み中に停電が発生しても、復電後に最後に書き込んだところまで読み出すことができる。このような操作を繰り返すことにより、デ−タを次々に記録することができる。
【0018】
次に、デ−タを不揮発記録媒体1003から消去する場合について説明する。図5は図3に示した管理領域を抜粋したもので、デ−タ本体A 2005とこれの管理エントリA 2004が消去される様子を示した説明図である。符号の番号は図3に準じている。新たな要素として、管理エントリ内容2007のエントリID 4001と消去フラグ4002がある。
【0019】
通常のFAT方式では、管理エントリ内容2007の例えばエントリID 4001を初期状態に戻す書き換えを行なうことによって消去を実現するが、本発明では、エントリID 4001を初期状態に戻すのではなく、消去フラグ4002に消去された旨を追記することで仮消去を実現するようにしている。
すなわち、消去フラグ4002を1から0に書き換えることによって管理エントリA 2004は消去されたものとして取り扱う。併せて、同じデータIDによって対応付けられたデ−タ本体2005も消去されたものとして取り扱う。
【0020】
このような消去フラグ4002の書込みは、セクタ消去のようにセクタ内の全てのビット情報を1(初期状態に戻す)にする必要はなく、消去フラグ4002に対応するビット情報を1から0に書き換えるだけで済むので、いつでも行なうことができる。
この点を踏まえ、エントリID 4001を初期状態に戻すのではなく、“00…”を書き込むようにしてエントリID 4001自身が消去フラグ4002を兼ねるようにしても良い。
【0021】
また、図6は、このような仮消去の様子を示した説明図である。
図に示すように管理エントリ2007を仮消去すると、この領域は使用済みブロック5003へと変化する。このような仮消去が頻繁に行われ、使用済みブロックが蓄積してセクタ内の全てのブロックが使用済みブロックに変ると、セクタ単位での消去が可能となる。これに関連して、セクタ内の大半のブロックが使用済みブロックの場合には、使用中ブロックを他のセクタへ移動させてセクタ内のブロックが全て使用済みブロックとなるようにすれば、セクタ単位での消去が可能である。
【0022】
以下では、このような使用中ブロックを他のセクタへ移動させ、セクタ内を全て使用済みブロックとして、セクタ単位で消去して初期化する作業(以下、「掃き寄せ」という)について説明する。図7は、図3における管理領域2002を抜粋したものである。図において(1)は未使用/使用中/使用済みブロックが、それぞれのセクタ(消去単位セクタA 6003/消去単位セクタB 6004)に混在している様子を示したものである。(2)は掃き寄せにより使用済みブロックが消去単位セクタA 6012に集約された様子を示したものである。(3)は消去単位セクタA 6012に集められた使用済みブロックがセクタごと消去され、未使用ブロックに変わった様子を示したものである。
【0023】
詳しくは(1)では、管理領域2002は、使用中ブロックA 6002と使用済みブロック6005からなる消去単位セクタA 6003と、使用中ブロックB、C、D 6007と未使用ブロック6008からなる消去単位セクタB 6004と、から構成されている。また(2)では、管理領域6014は、使用済みブロック6009からなる消去単位セクタA 6012と、使用中ブロックB、C、D 6007と使用中ブロックA 6010からなる消去単位セクタB6013と、から構成されている。また(3)では、管理領域6015は、未使用ブロック6011からなる消去単位セクタA 6016と、使用中ブロックB、C、D、A からなる消去単位セクタB 6017と、から構成されている。
【0024】
以下、図(1)〜(3)に基づいて、掃き寄せについて説明する。
消去単位セクタA 6003には、使用中ブロックA 6002があるため、セクタ単位で消去ができない。このため使用中ブロックA 6002を他のセクタ(図では、未使用ブロック6008の位置)へ移動させる。この時、使用中ブロックA 6002を仮消去して使用済みブロック6009とし、この内容を未使用ブロック6008の位置へ複製し、使用中ブロックA 6010とする。このような動作により消去単位セクタA 6003は全て使用済みブロック6009からなる消去単位セクタA 6012となり、セクタ単位での消去が可能となる。したがって、これにより消去単位セクタA 6012をセクタ単位で消去し、すべて未使用ブロックで構成される消去単位セクタA 6016とし、次の書込み動作に備えることが可能となる。
【0025】
なお掃き寄せの作業は、実際には複製を先に行なってから仮消去するようにし、一連の動作の中で停電等の障害が発生しても情報が失われることが無いようにする。
また、ここでは管理エントリの仮消去、掃き寄せ等について説明したが、データ領域におけるデ−タ本体についても同様に仮消去、掃き寄せを行うことができる。
【0026】
次に、管理領域における管理エントリの階層関係について説明する。
図8は管理領域2002における管理エントリの階層関係の一例としてDir1/Dir2/Dir3/File.txt 7001を取り上げて示したものである。以下、図をもとに階層関係について説明する。図において管理エントリF 7005は、ファイル名 File1.txtのデータを管理しており、上位エントリ番号0xA008の下位の階層に当たる。また管理エントリD 7004は、ディレクトリ名がDir3で、上位エントリ番号0xA008を管理しており、上位エントリ番号0xA003の下位の階層に当たる。
【0027】
また管理エントリC 7003は、ディレクトリ名がDir2で、上位エントリ番号0xA003を管理しており、上位エントリ番号0xA001の下位の階層に当たる。さらに管理エントリB 7002は、ディレクトリ名がDir1で、上位エントリ番号0xA001を管理している。そして上位エントリ番号0xFFFFは、上位の階層が存在しないこと、つまりディレクトリDir1が最上位の階層であることを表している。
【0028】
このように各上位エントリ番号は管理領域2002における管理エントリの位置情報には依存していない。この結果、管理エントリの位置が変更されても参照関係は保存されることになり、前述の管理エントリの掃き寄せを行なっても階層関係は維持されることが分かる。
【0029】
次に管理エントリとデ−タ本体の関係について説明する。
図9は、ファイル名 File1.txtのデ−タを管理する管理エントリF7005と、デ−タ本体との関係を示した説明図である。図において管理エントリF 7005のデ−タIDは、0x0001である。このデ−タIDに対応するデータは、デ−タ領域2003において同じID 0x0001のエントリIDを保持するデータブロック群からなる。詳しくは、このデータブロック群は、先頭に位置するシ−ケンス番号=1のデ−タブロック2と、これに続くシ−ケンス番号=2のデ−タブロック3と、最後に位置するシ−ケンス番号=4のデ−タブロック6と、から構成されている。
このように管理されたデ−タ本体は、前述の管理エントリと同様、仮消去を行ったり、掃き寄せを行ったりすることができる。
【0030】
次にログファイルとしてデータを定期的に追記する場合の記録について説明する。図10は、追記されたデータと、予備領域との関係を示した説明図である。新しい要素としてデ−タID予備7007(予備領域)が追加されている。これまでログファイルとしてデータを定期的に追記する場合、追記する度に管理エントリ全体を新規に生成していたが、本発明ではあらかじめデ−タID予備7007(予備領域)を設け、デ−タID予備7007のデ−タIDやデ−タサイズを変更して適宜データを書込めるようにしている。この結果、管理領域2002の変更を最小限にとどめることができる。
【0031】
また、このようなデ−タID予備7007(予備領域)への追記は、追記分が比較的少ない場合に対応可能である。追記分が多くなると、予備領域を使い切ってしまうため、管理エントリの拡張が必要である。
次に、このような管理エントリの拡張について説明する。図10は、デ−タID予備7007(予備領域)を使い切った場合の管理エントリの拡張について示した説明図である。
【0032】
図に示すように本発明では、管理エントリ全体を新規に生成するのではなく、拡張管理エントリH 7006を生成することでデータの追記に対応する。ここで拡張管理エントリHは、通常の管理エントリと同様のブロック内に予備用のデ−タID、デ−タサイズのみを保持する管理エントリとする。図のケースでは、拡張管理エントリH 7006のエントリIDは管理エントリF 7005と同値0xA009であり、シ−ケンス番号のみ加算されて2となる。
【0033】
同様にして拡張管理エントリH 7006をも使い切るときは、さらに別の拡張管理エントリを生成することができる。この場合、古い拡張管理エントリH 7006は不要になるため、仮消去することも可能である。このようにして追記分が多い場合も対応することができる。
なお、エントリ番号をフラッシュメモリ上で管理する方式では、エントリ番号自体もビット情報として0、1の二つの数字からなるデータ列で表されるので、その全てを0にすること、即ちエントリ番号を0x0000とする仮消去は、いつでも可能である。
【0034】
次に、デ−タ領域2003におけるユーザによる書換え操作と、これに伴う管理領域2002の管理エントリ修正について説明する。図11はデ−タ領域2003におけるユーザによる書換え操作と、これによる管理領域2002の管理エントリ修正について示した説明図である。図において管理領域2002には、複数の管理エントリがあり、特に管理エントリ3 9001の内容は管理エントリ内容9021に示されている。デ−タ領域2003にはデ−タブロック1〜4からなる消去単位セクタ9041とデ−タブロック5〜8からなる消去単位セクタ9042があり、以下同様に所定の個数のデ−タブロックからなる消去単位セクタが続いている。
【0035】
また管理エントリ内容9021は、ファイル “File.txt“ におけるデータブロックのデータサイズとデータIDの変遷を示したものである。図のケースでは、データブロックの複製と修正を3回行った結果、データサイズ9027“1300”のデータブロックが、データID 9028“0x0001”に、格納されていることを示している。
【0036】
ここでデ−タ本体に対し、ユーザによる書換え操作9012を行なうと、デ−タブロック1 9003は使用済みブロック1 9006に変化し、その内容はデ−タブロック9 9009に複製される。また、デ−タブロック2 9004は使用済みブロック1 9007に変化し、その内容はデ−タブロック0xA 9010に複製される。この結果、デ−タ領域2003はデ−タ領域9011の状態へと変化する。
この結果、ユーザによる書換え操作に伴なう管理エントリ内容9021の修正9034が必要である。
すなわちデ−タ本体の並びがデ−タブロック1、2から9、0xAに変化したので、各デ−タブロックおけるデータサイズとデータIDの書換えが必要である。
この点につきデ−タブロック1を取り上げ、図を参照にしながら説明する。
【0037】
図のケースでは、管理エントリ3における予備領域への追記が3回目で飽和したため、新たに拡張管理エントリである管理エントリ4が生成されている。この管理エントリ4の拡張管理エントリ内容9023には、4回目の複製と修正に対応したデータサイズ9029“1350”と、データID 9030“0x0009”が書き込まれている。そして4回目のデータサイズ9029と、データID 9030の複製が確定した後、3回目のデータサイズ9027と、データID 9028がそれぞれ0、0x0000と無効化される。このようにして各データブロックは複製・修正され、その結果として管理エントリ3 9001は、管理エントリ内容9021から管理エントリ内容9022へと書換えられる。
なおデータブロックには、前述(図2の説明)の通り、データID、シーケンス(整列)番号、データ本体などが記録されている。
【0038】
実際には、本作業中の停電を考慮に入れて書換える。すなわちデ−タサイズとデータIDの複製・修正を行ない、複製・修正後のデータを有効にし、複製・修正前のデータを無効にする。複製・修正後のデータが有効になるまでは、デ−タサイズやデ−タ位置には無意味なデ−タが書込まれているだけの状態であり、複製・修正後のデータが有効になった時点で、該デ−タが意味をなす。複製・修正前のものを無効にすることによって初めてユーザによる書換え操作が完了するが、万一この複製・修正前のデータを無効にする直前に停電があったとしても、復電時にその状況を推論できるので、複製・修正前のデータを無効にする作業を続行することができる。こうして、ユーザによる書換え操作に伴なう管理エントリ内容9021の書き換えは、管理エントリ内容9022への書き換えと拡張管理エントリ内容9023への新規書込みによって完了する。
【0039】
なお、ここでは、管理エントリがデ−タサイズやデータID情報を保持し、これらを書換える場合について説明したが、この書換えは、セクタの書換えと比べると、ずっと小さな局所的な書換えである。すなわち、セクタ書換えの場合は、セクタ内の全てのビット情報を1に(初期状態に)戻した後に、書込みを行うが、本ケースでは、消去フラグ書換えの場合のように、無効化するために対応するビット情報(デ−タサイズとデータID情報)を1から0に書き換えるだけである。
このように本ケースは、管理エントリの書換えを伴っているが、初期状態に戻す等の大きな書換えを含んでおらず、局所的な極めて小さなものである。したがって、セクタ消去回数を低減されており、寿命の改善効果を有している。
【0040】
また、現代のコンピュ−タソフトウエアでは、一般に2の累乗を単位とする数に対する処理は、非常に効率的かつ高速にできるという性質をもっている。したがって処理上、管理エントリブロックやデ−タブロックをそれぞれ2の累乗である128バイトや512バイトで扱うように構成することが望ましい。図12はこの点を踏まえ、データ本体を付属情報(データID、続きID、属性など)とデータに分けて、付属情報だけをまとめ(8001)てデ−タブロック1 8003に格納し、各デ−タを各デ−タブロックに格納して2の累乗である128バイトや512バイトで扱うように構成したものである。
このような構成によりデータ処理を効率的かつ高速にできるようになる。
【発明の効果】
本発明により不揮発記憶媒体のセクタ消去の回数が低減される。フラッシュメモリをはじめとする不揮発記憶媒体はセクタ消去回数の上限が10万回程度と少ないため、結果としてフラッシュメモリの寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る記録方式の基本構成を示す説明図である。
【図2】 不揮発性記録媒体における管理領域とデータ領域の関係を示す説明図である。
【図3】 管理領域とデータ領域の関係を詳しく説明するための説明図である。
【図4】 新しくデータが追記された様子を説明するための説明図である。
【図5】 消去フラグにより消去された様子を説明するための説明図である。
【図6】 仮消去を説明するための説明図である。
【図7】 掃き寄せ動作を説明するための説明図である。
【図8】 管理領域における管理エントリの階層関係を説明するための説明図である。
【図9】 予備領域にデータを追記する動作を説明するための説明図である。
【図10】 拡張管理エントリにデータを追記する動作を説明するための説明図である。
【図11】 デ−タ領域におけるユーザによる書換え操作と、これによる管理領域の管理エントリ修正について説明するための説明図である。
【図12】 データを実装する時の工夫を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1001 記録位置情報管理手段 、1002 不揮発記録読み書き手段、
1003 不揮発記録媒体 、1004 記録情報、
1501 管理領域 、1502 ファイル名2、
1503 デ−タID−2 、1504 デ−タ領域、
1505 デ−タID−2 と整理番号−1とデ−タ本体2の組合せデータ、
1506 デ−タID−2と整理番号−2とデ−タ本体2続きの組合せデータ、
2002 管理領域 、2003 デ−タ領域、
2004 管理エントリ 、2005 デ−タ本体A、
2006 デ−タ本体B 、2007 管理エントリ内容、
2008 デ−タID 、2009 デ−タID、
2010 シ−ケンス番号 、2011 デ−タID、
2012 シ−ケンス番号 、3001 管理エントリB、
3002 デ−タ本体B 、3003 管理エントリ内容、
3004 デ−タID 、3005 デ−タID、
3006 シ−ケンス番号 、4001 エントリID、
4002 消去フラグ 、5003 使用済みブロック、
6001 使用中ブロック 、6003 消去単位セクタA、
6004 消去単位セクタB 、6005 使用済みブロック、
6007 使用中ブロックB、C、D 、6002 未使用ブロック、
6009 使用済みブロック 、6010 使用中ブロックA、
6011 未使用ブロック 、6012 消去単位セクタA、
6013 消去単位セクタB 、6014 管理領域、
6015 管理領域 、6016 消去単位セクタA、
6017 消去単位セクタB 、7001 階層関係の例、
7002 管理エントリB 、7003 管理エントリC、
7004 管理エントリD 、7005 管理エントリF、
7006 拡張管理エントリH 、7007 デ−タID予備、
8001 付属情報 、8002 デ−タ本体、
8003 デ−タブロック1 、8004 デ−タブロック2、
9001 管理エントリ3 、9002 管理エントリ4、
9003 デ−タブロック1 、9004 デ−タブロック2、
9005 デ−タブロック5 、9006 使用済みブロック1、
9007 使用済みブロック2 、9008 デ−タブロック5、
9009 デ−タブロック9 、9010 デ−タブロックA、
9011 デ−タ領域 、9012 ユーザによる書換え操作、
9021 管理エントリ内容 、9022 管理エントリ内容、
9023 拡張管理エントリ内容 、9027 デ−タサイズ、
9028 デ−タID 、9029 デ−タサイズ、
9030 デ−タID 、9032 デ−タサイズ、
9033 データID 、9041 消去単位セクタ、
9042 消去単位セクタ

Claims (9)

  1. 複数のデータブロックで構成されたセクタを有する不揮発記録媒体に対し、その各セクタに連続的な書込み動作を行い、かつセクタ毎に一括消去動作を行うようにした記録方式であって、
    記録情報を、デ−タ本体と、前記データ本体を管理する管理デ−タとで構成し、
    前記デ−タ本体はIDが付与され所定のセクタに記録されると共に、記録された前記データ本体のIDと、同じIDを有するセクタ同士の順番を定めた整列番号の情報を保持し、かつ、前記管理デ−タは前記不揮発性記録媒体の位置を特定する情報を有さずに対応するデ−タ本体のIDと整列番号を伴って該セクタとは異なる所定のセクタに記録されるとともに、前記データ本体は前記データ本体が記録された前記データブロックの位置とは無関係に前記データ本体のIDと整列番号により管理されることを特徴とする記録方式。
  2. 複数のデータブロックで構成されたセクタを有する不揮発記録媒体に対し、その各セクタに連続的な書込み動作を行い、かつセクタ毎に一括消去動作を行うようにした記録方式であって、
    前記不揮発記憶媒体には、複数のデータ領域、及び各データ領域に対応する管理領域が形成され、記録情報を、デ−タ本体と、前記データ本体を管理する管理デ−タとで構成し、
    前記デ−タ本体はIDが付与され前記データ領域の所定のセクタに記録されると共に、、記録された前記データ本体のIDと、同じIDを有するセクタ同士の順番を定めた整列番号の情報を保持し、かつ、前記管理デ−タは前記不揮発性記録媒体の位置を特定する情報を有さずに対応するデ−タ本体のIDと整列番号を伴って管理領域の所定のセクタに記録されるとともに、前記データ本体は前記データ本体が記録された各データ領域の位置とは無関係に前記データ本体のIDと整列番号により管理されることを特徴とする記録方式。
  3. 前記管理デ−タは、自身に付与されたIDと該管理デ−タに対応するデ−タ本体のIDを合わせて管理領域の所定のセクタに記録されることを特徴とする請求項1または2に記載の記録方式。
  4. 前記デ−タ本体のIDは、デ−タ本体とは分けられて、不揮発記憶媒体の同一セクタに記録されることを特徴とする請求項1または2または3に記載の記録方式。
  5. 複数のデータブロックで構成されたセクタを有し、その各セクタに書込み動作を行い、かつセクタ毎に一括消去動作を行うようにした不揮発記録媒体と、
    前記不揮発性記録媒体のセクタに設けられたデータ領域に記載されるデータ本体に付与され、順次追加される記録情報であるデータ本体に応じて順次追加されるデータIDと、
    前記データIDを採番する前記データ領域とは別のセクタに設けられる管理領域に記載され前記不揮発性記録媒体の位置を特定する情報を有さずに前記データ本体を管理する管理単位である管理エントリと、
    前記管理単位に記載された特定のデータIDが付与されたデータ本体が使用済みであることに書き換える前記管理単位に設けられた消去情報と、を備え、
    前記管理単位に設けられた前記消去情報が消去であると書き換えられた前記特定のデータIDが付与された特定のデータ本体は前記データ領域の記載位置に係わらず消去されたものとみなすとことを特徴とする記録装置。
  6. 前記管理エントリにて同一番号のデータ本体IDが採番された複数のデータ本体は、付与された前記データ本体IDを有する複数のデータ本体の順番を定めた整列番号の情報を前記同一番号のデータ本体IDとともに保持していることを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  7. 前記管理エントリは、複数のデータ本体IDを採番可能であることを特徴とする請求項5または6記載の記録装置。
  8. 複数のデータブロックで構成されたセクタを有する不揮発記録媒体に対し、その各セクタに書込み動作を行い、かつセクタ毎に一括消去動作を行うようにした記録方法であって、
    データ本体をデータ領域に記載する際に、前記データ本体に付与されたデータIDを前記データ本体の付属情報として記載するとともに、前記データIDを前記データ領域とは別のセクタに設けられ前記不揮発性記録媒体の位置を特定する情報を有さない管理領域の前記データ本体を管理する管理単位に記載するデータ記載ステップと、
    前記データ本体が使用済みとなり前記データ領域から消去する際に、前記管理単位に記載された消去を示す消去情報が消去したものに書き換えられると前記管理単位に記載された前記データIDは消去されたものとみなされるとともに、消去されたとみなされた前記データIDが付与された前記データ本体も消去されたものとみなす仮消去ステップと、
    仮消去された前記データ本体は前記データ領域内の何れの位置からも移動させて特定のセクターに集め、消去されたとみなされ集められた前記データ本体を前記特定のセクタにて一括して初期化する初期化ステップと、を備えたことを特徴とする記録方法。
  9. 前記データIDが消去されたとみなされる際に、前記データ本体のデータサイズも消去されたとみなされることを特徴とする請求項8記載の記録方法。
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