JP4416596B2 - 食肉スライサ及び食肉スライス方法 - Google Patents

食肉スライサ及び食肉スライス方法 Download PDF

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Description

本発明は、食肉等の食品を切断する食品スライサに関する。更に詳細には、切断効果に優れ、切断作業時に肉滓や肉屑のような食品の切滓や切屑が発生し難い食品スライサに関する。
食品産業においては、食肉等を切断して加工する食品スライサが使用されている。食品スライサは、冷凍食品、冷蔵食品、生鮮食品等の被加工食品を回転切断刃で切断し加工する装置である。
特開2003-089,095号公報 特開2002-239,981号公報 特開2002-018,781号公報 特開2001-038,679号公報 特願平11-300,694号公報 特願平11-267,997号公報 特願平11-216,699号公報 特願平11-198,095号公報 特願平11-048,188号公報 特願平10-337,689号公報 特願平10-230,498号公報 特願平09-248,792号公報 特願平09-076,193号公報 特願平09-057,689号公報
これらの特開2003-089,095号公報、特開2002-239,981号公報、特開2002-018,781号公報、特開2001-038,679号公報、特願平11-300,694号公報、特願平11-267,997号公報、特願平11-216,699号公報、特願平11-198,095号公報、特願平11-048,188号公報、特願平10-337,689号公報、特願平10-230,498号公報、特願平09-248,792号公報、特願平09-076,193号公報、及び特願平09-057,689号公報には、食肉を加工する従来の典型的な食肉スライサが開示されている。
図13を参照しながら、従来の食肉スライサについて説明すると、食肉スライサ10は、主として、高速回転する回転切断刃12を備えた切断部(不図示)と、肉塊14を積載する肉塊積載部16と、この肉塊積載部16の先端部16a前面との間の間隔dの調整が可能な肉厚調整板18により切断されて形成される肉片の肉厚を調整する肉厚調整部(不図示)とから構成されている。肉塊14の切断操作において、前記切断部と肉塊積載部16とは相対的にその切断操作の待機位置と切断位置との間を動作可能である(すなわち、回転切断刃12を備えた切断部が固定位置である場合には肉塊積載部16がその切断操作の待機位置と切断位置との間を往復移動し、反対に、肉塊積載部16が固定位置である場合には回転切断刃12を備えた切断部がその切断操作の待機位置と切断位置との間を往復移動する)。この肉塊積載部16に積載された肉塊14は、その切断操作の際に待機位置から相対的に切断位置に移送され、高速回転する回転切断刃12により切断され、この際に切断された肉片は肉厚調整部の肉厚調整板18によって予め定められた厚さに調整される。
なお、本明細書においては、説明の便宜上、加工前の食肉を肉塊と称し、切断された食肉を肉片と称し、切断されて肉片となる食肉の部分を被切断部分と称し、更に後述するように、切断作業時に生じる食肉の切滓又は切屑を肉屑と称することにする。
ところで、図13に示すような従来の食品スライサ10においては、肉塊14や肉片中には血液や肉汁等の液体成分が含まれているため、回転切断刃12による切断作業時に、刃面12aと食肉の被切断面との間で生じる水膜現象や真空現象による吸着力により、肉塊14や肉片の被切断面が回転切断刃12の刃面12aに密着することがある。また、切断操作の待機位置にある肉塊積載部16の先端部16aと肉厚調整部の肉厚調整板18との間には切断される肉片の肉厚に相当する間隔dが存在し、切断されて肉片となる肉塊14の被切断部分14aは、回転切断刃12により切断される際に、この間隔dの部分において宙に浮いている状態にある。このため、例えば、肉塊14をその先端が肉厚調整板18に当接する方向に移動させながら、この肉塊14を積載した肉塊積載部16を回転切断刃12に対して相対的にかつ連続的に往復移動させる肉塊14の切断作業を実施すると、この肉塊14の宙に浮いた被切断部分14aはその先端が肉厚調整板18に摺接し、この肉塊積載部16の往復移動に応じて上下方向及び/又は左右方向に搖動し、あるいは、移送方向に押し戻されたりして圧縮及び/又は伸張され、上記の間隔dの部分に位置する肉塊14の被切断部分14aに不可避的に曲がり歪みが生じる。
しかも、回転切断刃12は肉塊14に対してほぼ垂直に当たるように調整されているが、上記のようにその切断作業中に肉塊14の被切断部分14aに曲がり歪みが生じると、回転切断刃12は肉塊14に対して斜めに当たることになり、切断効率が低下する。また、このように回転切断刃12が肉塊14に対して垂直に当たらないと、肉片の切断面が荒れ、形成される肉片自体の品質が劣化する。
更に、回転切断刃12が肉塊14に対して斜めに当たると、肉塊14に含まれる筋や膜等の部分が切断され難くなり、回転切断刃12の刃先に引かれる現象が生じ、結果として多くの肉屑が生じる。かかる肉屑は、その時々に除去しないと、切断された肉片に付着して商品の品質を低下させたり、あるいは、高速回転する回転切断刃12によりその円周方向に飛び散り、作業場の衛生環境を劣化させる原因にもなる。また、たとえ一回の切断作業の際に生じる肉屑が僅かであっても、大量生産体系の作業場においては大量の肉屑が発生し、それだけ肉塊14から切り出される肉片の歩留まりが低下して経済的な損失が生じてしまう。しかも、肉屑の除去には、別途の作業人員と時間がかかり、商品自体のコスト増にもつながってしまう。
また、回転切断刃12は、通常、その刃裏面側が外周の刃先側から中心部に向けて窪んだ杯のような凹窪状に形成されており、使用し続けて刃先が摩耗すると、この刃先の摩耗につれて徐々にその円周が小さくなり、結果として、回転切断刃12の刃先の位置が肉塊積載部16の先端部から徐々に離れて行き、この肉塊積載部16の先端部からより離れた位置で肉塊14の被切断部分14aに回転切断刃12の刃先が触れることになり、上記のような問題が益々深刻化する傾向がある。
本発明は、上記のような従来の食品スライサが有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、切断操作の待機位置にある食品積載部の先端部前面側に、この食品積載部に積載され、切断厚調整部により調整されて所望の厚みの切断片となる被切断食品の被切断部分をその下方から支持する被切断食品の被切断部支持部を設けることにより、切断作業時に生じ易い被切断食品の被切断部分の曲がり歪みを矯正し、回転切断刃の刃先が被切断食品に概ね垂直に当接するようにし、これによって切断効率や形成された切断片からなる商品の品質を向上させ、更に切断作業時に生じる肉屑の量を大幅に減少させることができる新規かつ改良された食品スライサを提供することにある。
更に、本発明の別の目的は、切断厚調整部により形成される切断片の厚さを変更した場合であっても、食品積載部の先端部から突出して宙に浮いた被切断食品の被切断部分を支持する支持面の位置や広さを、この被切断部分に応じて容易に調整することができる新規かつ改良された食品スライサを提供することにある。
すなわち、本発明は、刃裏面側を切断位置の刃面とする回転切断刃を備えた切断部と、前記回転切断刃の刃裏面側に刃面に近接して配設され、被切断食品を積載して前記切断部と相対的に切断操作の待機位置と切断位置との間を往復移動する食品積載部と、前記回転切断刃の刃表面側であって切断操作の待機位置にある前記食品積載部の先端部に相対向して配設され、この先端部との間隔が調節可能な切断厚調整板を有し、前記回転切断刃により被切断食品から切断される切断片の厚みを調整する切断厚調整部とを備え、前記食品積載部に積載された被切断食品の先端側を前記切断厚調整板に当接させながら前記切断部と食品積載部とを相対的に切断操作の待機位置と切断位置との間で往復移動させることにより、前記被切断食品を所望の厚みの切断片に切断する食品スライサであって、切断操作の待機位置にある前記食品積載部の先端部前面側には、この食品積載部に積載され、前記切断厚調整板により調整されて所望の厚みの切断片となる被切断食品の被切断部分をその下方から支持する支持部材を備えた被切断食品の被切断部支持部が設けられており、前記支持部材には、前記食品積載部の先端部の上面と略々同一高さに位置し、少なくとも前記回転切断刃の刃先の近傍において被切断食品の被切断部分を支持する支持面が設けられていることを特徴とする食品スライサである。
本発明においては、前記切断部と前記切断厚調整部と前記被切断部支持部とが固定位置にあり、切断操作の際に被切断食品を積載した前記食品積載部がその待機位置と切断位置との間を往復移動することにより被切断食品を所望の厚みの切断片に切断するように構成するのが好ましい。
また、前記切断厚調整部については、前記被切断部支持部の支持部材に形成された弧状案内面に略々連続するように、回転切断刃の刃先に沿って少なくとも前記回転切断刃の刃先位置より刃表面側に位置し、この回転切断刃の刃先を保護する弧状輪郭部を設けるのが好ましい。
更に、前記被切断部支持部については、その支持部材の支持面の位置を食品積載部の先端部前面に対して接近させ、また、離間させる位置調整部を設けたり、また、前記回転切断刃の刃先に沿った弧状輪郭部を有する補助ガイド部を設けたり、更には、その取外し又は取付けの操作のための指賭け用穴を設けてもよい。
本発明において、前記支持部材に形成される支持面は、少なくとも前記回転切断刃の刃先の近傍において被切断食品の被切断部分を支持できればよく、切断操作の待機位置にある食品積載部の先端部の幅方向全体に亘って相対向するように形成されていてもよく、また、この食品積載部の先端部の幅方向一部(回転切断刃の刃先側)において部分的に相対向するように形成されていてもよい。
更に、前記支持部材に形成される弧状案内面についても、少なくとも前記回転切断刃の刃先位置より刃表面側に突出してこの刃先を保護することができればよく、その回転切断刃の円周方向の長さや刃先位置より刃表面側に突出する突出寸法等の形状や大きさ等については適宜設計できるものである。
本発明に係る食品スライサによれば、被切断食品の切断作業の際に、食品積載部に積載され、切断厚調整部により調整されて所望の厚みの切断片となる被切断食品の被切断部分をその下方から支持する被切断食品の被切断部支持部を設けることにより、特に生の肉塊等においてこの切断作業時に生じ易い被切断食品の被切断部分の曲がり歪みを矯正し、回転切断刃の刃先が被切断食品に概ね垂直に当接するようにし、これによって切断効率を向上せしめると共に形成された切断片の切断面を綺麗に仕上げてその商品としての品質を向上させ、更にこの切断作業時に生じる肉屑等の切滓の量を大幅に減少させることができる。
また、本発明に係る食品スライサによれば、切断厚調整部により形成される切断片の厚さを変更した場合であっても、食品積載部の先端部から突出して宙に浮いた被切断食品の被切断部分を支持する支持面の位置や広さを、この被切断部分に応じて容易に調整することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1〜図7において、被切断食品を食肉の肉塊Mとし、また、その切断片を肉片MPとする食肉スライサ100に適用された本発明の食品スライサの実施例が示されている。
図1〜図3に示されているように、この実施例の食肉スライサ100は、刃裏面側を切断位置の刃面202aとする回転切断刃202を備えた切断部200と、前記回転切断刃202の刃裏面側に刃面202aに近接して配設され、被切断食品Mを積載して切断操作の待機位置と切断位置との間を往復移動する肉塊積載部(食品積載部)300と、前記回転切断刃202の刃表面側であって切断操作の待機位置にある前記肉塊積載部300の先端部302aに相対向して配設され、この切断操作の待機位置にある肉塊積載部300の先端部302aとの間隔dが調整可能な肉厚調整板(切断厚調整板)402を有し、前記回転切断刃202により肉塊Mを切断して形成される肉片MPの厚みを調整する肉厚調整部(切断厚調整部)400とを備えている。
また、この実施例の食肉スライサ100において、切断部200と肉厚調整部400とは固定位置にあり、肉塊積載部300を切断部200に対してその切断操作の待機位置と切断位置との間で往復移動することにより、肉塊Mを所望の厚みの肉片MPに切断するように構成されている。しかし、本発明はかかる例に限定されず、切断部200と肉塊積載部300とが相対的にその切断操作の待機位置と切断位置との間で往復移動し、切断動作を行うすべての食品スライサに適用可能であり、肉塊積載部300を固定型にし、切断部200を移動させる構成の食品スライサにも適用可能であることはいうまでもない。
更に詳細に説明すると、食肉スライサ100は、移動用車輸102と固定具104とを備えた4本の脚106を持つ基台108上に設置される。基台108には、切断部200及び肉塊積載部300を駆動するモータ類等の駆動系(不図示)が収容された駆動部110が設置されている。駆動部110には、回転切断刃202を研磨するグラインダ等の工具類を収容可能な収納庫112が設けられており、更に、駆動部110の側面上部には、駆動系を動作させる動作スイッチ114が設けられている。更に、基台108には、安全バー116が設けられている。
駆動部110の上部には、切断部200、肉塊積載部300及び肉厚調整部400がそれぞれ設置されるテーブル120が取り付けられている。このテーブル120の正面側には、制御部130が設けられている。制御部130の側面部には、制御パネル132が設けられており、回転切断刃202の回転数や、肉塊積載部300の移動速度等を制御することが可能である。また、制御部130の正面には非常停止用スイッチ134が設けられている。
切断部200には、高速回転式の回転切断刃202が設けられている。回転切断刃202の上部には回転刃カバー204が回転切断刃202の外周輪郭に沿って設けられており、切断作業時に肉屑が回転切断刃202の回転に応じて、周囲に飛び散るのを防止する。また、切断部200には、研磨装置210が設けられている。研磨装置210は、外刃研磨部212と内刃研磨部214及び位置調整ハンドル216を備えており、回転切断刃202の刃先が磨耗した場合には、研磨装置210の位置調整ハンドル216により外刃研磨部212と内刃研磨部214の位置調整を行い、回転切断刃202の刃先を研磨する。なお、図1においては、外刃研磨部212と内刃研磨部214については省略している。
肉塊積載部300には、積載された肉塊Mを肉厚調整板402に向けて移送するためのコンベヤ302(図6参照)と、肉塊Mの側面を扶持する肉塊扶持パネル304と、肉塊Mを上部から押える肉塊押えローラ306とが設けられている。なお、図1においては、肉塊押えローラ306については省略している。肉塊扶持パネル304の下方には、コンベヤ302の送り量を調整する送り量調整ハンドル310と、肉塊扶持パネル304の扶持位置を調整する扶持位置調整ハンドル312と、コンベヤ302を手動で送るためのコンベヤ調整レバー314と、取り外し用取手316とが設けられている。
回転切断刃202の反対側に位置する肉塊扶持パネル304には、図8及び図9に示すように、肉塊扶持パネル304を回転切断刃202方向に付勢する付勢手段320が設けられている。付勢手段320は、肉塊扶持パネル304に取り付けられたガイド棒322と、肉塊扶持パネル304とは別体に構成された押し台324とを備えている。ガイド棒322は、ばね等の弾性手段326を介して押し台324及び肉塊扶持パネル304に取り付けられている。
押し台324の回転切断刃202側の先端部には、合成樹脂等の緩衝材料から成る安全弁328が設けられており、切断作業時に回転切断刃202の先端部202aを受け止めることが可能である。更に、肉塊積載部300が切断部200に行き過ぎないように、押し台324には、ストッパ330が設けられている。ストッパ330は、肉厚調整板402に設けられたストッパ332と係合して、肉塊積載部300の切断部200方向への移動量を制限することが可能である。
また、図1〜図3及び図5を参照すると、肉厚調整部400には、肉塊積載部300のコンベア302によって移送される肉塊Mの先端が当接し、肉塊Mの被切断部分(すなわち、肉片MPとなる部分)の厚さを規定する肉厚調整板402と、肉片MPを所望の肉厚に切断するように前記肉厚調整板402の肉塊積載部300の先端部302aからの間隔dを調整するための位置調整部404と、位置調整部404を駆動する位置調整ハンドル406とが設けられている。そして、前記肉厚調整板402の回転切断場刃202側には、後述する被切断部支持部500の支持部材540に形成された弧状案内面546に略々連続するように、回転切断刃202の刃先に沿って少なくともこの回転切断刃202の刃先位置より刃表面側に位置し、この回転切断刃202の刃先を保護する弧状輪郭部402aが設けられている。
更に、この実施例にかかる食肉スライサ100においては、切断操作の待機位置にある前記肉塊積載部300の先端部302a前面側は、この肉塊積載部300に積載され、前記肉厚調整板402により調整されて所望の厚みの肉片MPとなる肉塊Mの被切断部分を、その下方から支持する支持部材540を備えた肉塊Mの被切断部支持部500が設けられている。この被切断部支持部500には、後述するように、その支持部材540に、肉塊積載部300の先端部302aの上面302bと略々同一高さに位置し、少なくとも回転切断刃202の刃先の近傍において肉塊Mの被切断部分を支持する支持面544と、この支持面544の刃先側端部を始端としてこの刃先に沿って近接して位置し、少なくとも前記回転切断刃202の刃先位置より刃表面側に突出してこの刃先を保護する弧状案内面546とが設けられている。更に、被切断部支持部500は、切断部200と肉塊積載部300の動作を妨げないように設けられている。
図4〜図7を参照しながら、この実施例の被切断部支持部500の構成について更に詳細に説明する。被切断部支持部500は、ブラケット510と、支持部材540と、補助ガイド部570とを備えている。ブラケット510は、裏面からボルトBによりテーブル120に固定可能な基部512と基部512から垂直方向に立設される壁部514とから構成されている。壁部514の支持部材540取付側の壁面には、円柱状の間隔調整具516を収納可能な収容溝518が形成されている。収容溝518の底面のほぼ中央には、締結ボルト524を螺合可能な締結孔520が穿設されている。締結ボルト524の螺合位置は、後述するように、長さ調整ナット526により調整可能である。
間隔調整具516のほぼ中央にも、収容溝518の底面に設けられた締結孔520に対応するように、締結孔522が穿設されている。従って、間隔調整具516の締結孔522及び収容溝518の締結孔520に締結ボルト524を押通させることにより、間隔調整具516を収容溝518内に収容することができる。更に、間隔調整具516の外周面にはキー孔528が穿設されており、このキー孔528に固定キー530を螺合させ締めることにより、間隔調整具516を締結ボルト524の所望の位置に固定することができる。
支持部材540は、テーブル120に対してほぼ垂直に立設可能な平板体542から構成される。平板体542の高さは、肉塊積載部300のコンベヤ302の先端部302aの上面302b、すなわち肉塊積載部300の先端部302aから肉塊Mの被切断部分が肉厚調整板402に向けて突出される高さと略々同一高さ面をなす支持面544が形成されている。また、この平板体542の切断部200側の端面は、回転切断刃202の刃先(外周輪郭)に沿うように、上端が前記支持面544の回転切断刃202刃先側から始まり、この回転切断刃202刃先が制御部130の裏側に隠れるまでの間に、回転切断刃202の刃先に近接して位置し、少なくとも回転切断刃202の刃先位置より刃表面側に突出してこの刃先を保護する弧状案内面546が形成されている。この支持部材540に設けられた形成された弧状案内面546は、単に回転切断刃202の刃先が外部物体に当って破損するのを防止するだけでなく、この回転切断刃202の刃先が操作者の指等に当って操作者が怪我等を負うのを防止する危険防止としての機能を果たすほか、本発明においては、回転切断刃202により切断された肉塊Mの被切断部分をその切断された直後の部分から順次受け止め、形成された肉片MPを所定の位置に案内する案内の機能をも果たしている。
また、この支持部材540は、後述するように、テーブル120上を、切断操作の待機位置にある肉塊積載部300の先端部302aに対して接近させ、また、離間させる方向、及び、切断部200に対して接近させ、また、離間させる方向に、それぞれ微調整が可能である。そして、この平板体542の所定位置には、切断部200に対して接近させ、また、離間させる方向に微調整が可能なように、スライス孔548が設けられており、更に、取外し又は取付けの操作のための指賭け用穴550や後述する補助ガイド部570の取付用ボルト孔552が穿設されている。
ここで、支持部材540の設置方法について説明すると、先ず、テーブル120に固定されたブラケット510の締結孔520に締結ボルト524を押通する。次に、締結ボルト524に間隔調整具516を取り付け、更に、支持部材540のスライス孔548を押通して締結ハンドル554を取り付ける。この時、スライス孔548により、支持部材540を切断部200に対して接近させ、また、離間させる方向に微調整して取り付けることが可能である。なお、初期設定時に加えて、使用によって、回転切断刃202が磨耗し、回転切断刃202の刃先と支持部材540の弧状案内面546との間隔が開いた場合にも、スライス孔548を利用して、支持部材540を切断部200に接近させる方向に位置調整して取り付けることができる。
間隔調整具516は、締結ハンドル554との間で、支持部材540の平板体542を扶持するようにして、固定キー530により、締結ボルト524に固定される。かかる構成により、平板体542を、切断される肉片MPの切断厚みを調整する肉厚調整板402の位置に応じて、切断操作の待機位置にある肉塊積載部300の先端部302aに対して接近させ、また、離間させる方向に移動させ固定することができるようになっている。
このようにして、この実施例の食肉スライサ100によれば、図6に示すように、切断操作の待機位置にある肉塊積載部300の先端部302aと肉厚調整板402との間の間隔dにおいて、肉塊積載部300のコンベヤ302に送られてコンベヤ302の先端部302aをはみ出した肉塊Mの被切断部分が支持部材540の支持面544により支持されるため、この肉塊Mの被切断部分に曲がりや歪みが生じることがなく、良好な切断動作を行うことができる。その結果として、切断された肉片MPの品質も向上し、切断作業時に生じる肉屑の量も大幅に減少させることができる。
なお、図示の例では、コンベヤ302の先端部302aの上面302bと支持面544とを略々同一高さに形成しているが、支持面544を先端部302aの上面302bよりも若干下方に下げる構成にしてもよい。また、図示例では、コンベヤ302の先端部302aに近接するように支持面544を設けているが、コンベヤ302の先端部302aと支持面544との間に若干の間隔を設けるように構成してもよい。
この実施例によれば、被切断部支持部500には、補助ガイド部570が設けられている。この補助ガイド部570は、支持部材540の平板体542の弧状案内面546にほぼ沿うような弧状輪郭部572を備えており、平板体542と相俟って回転切断刃202の刃先を保護する。
補助ガイド部570にはスライス孔574が設けられており、この補助ガイド部570は、スライス孔574にボルトBを押通させてナットNで締結することにより、支持部材540の平板体542に固定される。その際に、スライス孔574によって、位置の微調整が可能であり、補助ガイド部570の弧状輪郭部572と平板体542の弧状案内面546の輪郭を合わせることができる。初期設定時のみならず、使用時に、回転切断刃202の刃先が磨耗した場合であっても、スライス孔574により、補助ガイド部570の位置を微調整することにより、平板体542の位置調整をせずとも、回転切断刃202の刃先を案内保護することが可能である。
この実施例においては、図6に示すように、被切断部支持部500は、間隔調整具516を備えており、肉厚調整板402とコンベヤ302の先端部302aとの間隔dに応じて、支持面544を備えた平板体542の位置を、切断操作の待機位置にある肉塊積載部300の先端部302aに対して接近させ、また、離間させる方向に移動させることが可能であるが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、図10に示すように、間隔調整具516を省略して、平板体542をブラケット510に直接取り付けるように構成してもよい。あるいは、図11に示すように、間隔調整具516を省略して、平板体542を肉塊積載部300に直接取り付けるように構成してもよい。平板体542の形状は、上面に支持面544が形成され、また、回転切断刃202の刃先側にこの刃先に沿って弧状案内面546が形成されればよく、例えば、図10及び図11に示すように、段差を有する平板体として構成することも可能であるし、図12に示すように、段差を有さない平板体として構成することも可能である。
次に、上記のように構成された食肉スライサの動作について詳細に説明する。先ず、位置調整ハンドル406により肉厚調整板402を所望の肉厚の肉片MPが切断可能なように位置決めする。次いで、長さ調整ナット526を解き、締結ボルト524及び締結ボルト524と連動する間隔調整具516を移動させ、間隔調整具516と密着する支持部材540の平板体542の支持面544が、肉厚調整板402と肉塊積載部300のコンベヤ302の先端部302aとの間の空間において、コンベヤ302の肉塊積載面とほぼ同一を成すように、支持部材540を位置決めし、締結ハンドル554と長さ調整ナット526を締めて、しっかりと固定する。その際に、平板体542の弧状案内面546及び補助ガイド部570の弧状輪郭部572が、切断作業時に、回転切断刃202の刃先と干渉しない範囲で近接するようにセッティングを行う。
初期設定が終了後、肉塊Mを肉塊積載部300に積載し、肉塊扶持パネル304と押えローラ306で固定する。その後、コンベヤ302を駆動して、肉塊Mの先端を肉厚調整板402に当接させる。その際に、この実施例の食肉スライサ100によれば、肉厚調整板402とコンベヤ302の先端部302aとの間の間隔dには、被切断部支持部500の支持面544がコンベヤ302の先端部302aの上面302bと略々同一高さ面となるように存在しているので、切断するためにコンベヤ302の先端部302aから肉厚調整板402に向けてはみ出した肉塊Mの被切断部分が垂れたり、曲がったり、歪んだりせずに支持される。
この状態で、図8に示すように、肉塊積載部300を切断部200の方向に移動させると、肉塊Mに対して回転切断刃202の刃先が肉塊Mの被切断部分にほぼ垂直に当接し、効率的な切断作業を行うことができる。更に、肉塊Mの被切断部分は、切断作業時に切断される直前まで被切断部支持部500の支持面544により支持されているので、切断作業時の回転切断刃202との摩擦によっても、肉塊Mが曲がったり歪んだりすることが防止され、効率的に切断が行われる。その結果、切断された肉片MPの切断面は滑らかになり、商品の品質を高めることができる。また、肉塊Mに筋や膜が含まれていてもこれら筋や膜も確実に切断されるので肉屑が発生し難く、周囲の環境を衛生的に保つことができると共に、経済的な切断作業を行うことができる。
更に、肉塊積載部300を切断部200の方向に移動させると、図9に示すように、肉塊積載部300の押し台320に設けられたストッパ330と、肉厚調整板402に設けられたストッパ332とが当接し、その後は、弾性手段326に抗して肉塊扶持パネル304に扶持された肉塊Mのみが切断部200の方向に移動するが、弾性手段326の弾性力により、回転切断刃202との接触が効果的に防止される。肉片MPの切断後、肉塊積載部300が元の位置に戻され、一連の切断作業が終了する。その後は、切断作業を必要な回数だけ連続的に行うことにより、所望の数の肉片MPを得ることができる。
このようにして、この実施例の食肉スライサ100によれば、図6に示すように、肉塊積載部300の先端部302aと肉厚調整板402との間の空間部分(間隔d)において、肉塊積載部300のコンベヤ302に送られてコンベヤ302の先端部302aをはみ出した肉塊Mの被切断部分が支持部材540の支持面544により支持されるため、肉塊Mの切断部に曲がりや歪みが生じることなく、良好な切断動作を行うことができる。その結果、切断された肉片MPの品質も向上し、切断時に生じする肉屑の量も大幅に減少させることができる。
以上、添付図面に示す実施例について説明したが、本発明は係る実施例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、食品加工装置に適用可能であり、特に、冷凍、冷蔵、生肉等の食肉を切断する食肉スライサに適用可能である。
本発明の実施例に係る食肉スライサ(食品スライサ)の斜視説明図である。 図1に示す食肉スライサの正面説明図である。 図1に示す食肉スライサの側面説明図である。
図1に示す食肉スライサの被切断部支持部の分解組立図である。 図1に示す食肉スライサの動作を説明する説明図である。 図5のA−A断面説明図である。
実施例1の食肉スライサにおける肉塊積載部の先端部の上面と、支持部材の支持面及び弧状案内面と、回転切断刃の刃先との位置関係の要部を示す説明図である。
図1に示す食肉スライサの動作において切断操作の待機位置を示す説明図である。 図1に示す食肉スライサの動作において切断操作の切断位置を示す説明図である。 支持部材の変形例を示す第6図と同様の断面説明図である。
支持部材の他の変形例を示す第6図と同様の断面説明図である。 支持部材の更に他の変形例を示す第6図と同様の断面説明図である。 従来の食肉スライサの構造を示す断面説明図である。
符号の説明
100…食肉スライサ(食品スライサ)、102…移動用車輸、104…固定具、106…脚、108…基台、110…駆動部、112…収納庫、114…動作スイッチ、116…安全バー、120…テーブル、130…制御部、132…制御パネル、134…非常停止用スイッチ、
200…切断部、202…回転切断刃202a…刃面、210…研磨装置、212…外刃研磨部、214…内刃研磨部、216…位置調整ハンドル、
300…肉塊積載部(食品積載部)、302…コンベヤ、304…肉塊挟持パネル、306…押えローラ、310…送り量調整ハンドル、312…挟持位置調整ハンドル、314…コンベヤ調整レバー、316…取り外し用取手、320…付勢手段、322…ガイド棒、324…押し台、326…弾性手段、328…安全弁、330…ストツパ、332…ストツパ、M…肉塊(被切断食品)、MP…肉片(切断片)、
400…肉厚調整部(切断厚調整部)、402…肉厚調整板(切断厚調整板)、402a…弧状輪郭部、404…位置調整部、406…位置調整ハンドル、
500…被切断部支持部、510…ブラケット、512…基部、514…壁部、516…間隔調整具、520…締結孔、524…締結ボルト、526…ナット、528…キー孔、530…固定キー、540…支持部材、542…平板体、544…支持面、546…弧状案内面、548…スライス孔、550…指賭け用穴、552…ボルト孔、554…締結ハンドル、570…補助ガイド部、572…弧状輪郭部、574…スライス孔。

Claims (5)

  1. 回転切断刃と、
    該回転切断刃の刃裏面側の刃面に近接して配設されて切断操作の待機位置と切断位置との間を相対的に往復移動する肉塊積載部と、
    前記回転切断刃の刃先の刃表面側に配置される支持部材であって、待機位置にある前記肉塊積載部に対向して配置され、前記肉塊積載部が切断待機位置にあるとき該肉塊積載部の先端部の上面からはみ出した肉塊の被切断部分を支持面で支持する支持部材と、を備え、
    前記支持部材の支持面は前記肉塊積載部の先端部の上面と略々同一高さに形成されており
    前記支持部材の支持面の位置を前記肉塊積載部の先端部前面に対して接近させ、また、離間させる位置調整部を備えている、ことを特徴とする食肉スライサ。
  2. 前記支持部材は切断操作の待機位置にある前記肉塊積載部の先端部の前面側に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の食肉スライサ。
  3. 前記支持部材には、前記支持面の刃先側端部を始端としてこの刃先に沿って近接して位置し、この刃先を保護する弧状案内面が更に設けられている請求項1又は2のいずれかに記載の食肉スライサ。
  4. 前記支持部材は、前記回転切断刃の刃先に沿った弧状輪郭部を有する補助ガイド部を備えている請求項1〜3のいずれかに記載の食肉スライサ。
  5. 前記支持部材は、その取外し又は取付けの操作のための指賭け用穴を有する請求項1〜4のいずれかに記載の食肉スライサ。
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