JP4415642B2 - 伝達比可変操舵装置 - Google Patents

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本発明は、車両のステアリングホイールからのステアリング角の伝達比を可変させる伝達比可変操舵装置に関する。
従来より、伝達比可変操舵装置は、ステアリングと接続される入力軸と、転舵輪側と接続される出力軸と、入力軸の回転角に対して出力軸の回転角を可変させる電動モータと、入力軸と出力軸とを連結させる連結ピンと、入力軸と出力軸との連結を断つために連結ピンを作動させる励磁コイルと、電動モータ及び励磁コイルに流れる電流をディーティー制御するために、スイッチングトランジスタを駆動するPWM駆動信号を生成する制御部とから構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−278087号公報(第3頁右欄第47行〜第6頁右欄第22行、第1図〜第5図)
ところが、上述の伝達比可変操舵装置では、励磁コイルに流れる電流を制御するために、スイッチングトランジスタをデューティー制御しており、スイッチングトランジスタを駆動するPWM駆動信号の周波数が可聴周波数領域内の周波数(例えば1kHz)であるために、スイッチングトランジスタから発生するスイッチング音が可聴周波数領域内となり、乗員に不快感を与えてしまうという問題がある。
そこで、制御部がスイッチングトランジスタを駆動するPWM駆動信号の周波数を可聴周波数領域外(約20kHz以上)とすることで、スイッチングトランジスタから可聴周波数領域内のスイッチング音が発生することを防止できる。しかし、スイッチングトランジスタを駆動するPWM駆動信号の周波数を可聴周波数領域外(高周波数)にしたとしても、スイッチングトランジスタからは高周波数成分を含むスイッチング音が発生しており、その高周波数成分を含むスイッチング音によって車両内の他の外部機器に悪影響(例えばラジオノイズ)を与えてしまうという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、スイッチング音によって乗員に不快感を与えず、さらに他の外部機器に悪影響を与えることも防止できる伝達比可変操舵装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1では、ステアリングに接続される入力軸と、転舵輪側に接続される出力軸と、前記入力軸と前記出力軸とを連結する連結手段と、前記入力軸と前記出力軸との連結を断つために前記連結手段を作動させるための励磁コイルと、前記励磁コイルに印加させる電圧を制御する電圧制御回路と、前記励磁コイルに印加させる電圧を制御するための制御信号を生成する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記励磁コイルに流れる実電流をデューティー制御するものとしてPWM駆動信号を生成するPWMドライバを備えたマイコンであって、前記PWM駆動信号をアナログの電気信号に変換して前記制御信号とするための信号変換手段
を有し、前記電圧制御回路は、前記信号変換手段で変換した前記電気信号が入力され、且つ入力された前記電気信号に応じた電圧を前記励磁コイルに印加させるオペアンプを有していることを特徴とする伝達比可変操舵装置である。
この構成により、制御手段で生成された制御信号によって電圧制御回路が励磁コイルに印加させる電圧を制御することで、励磁コイルに電流を流すことができる。このことから、本発明では、従来の如く、励磁コイルに流れる電流をデューティー制御していないため、スイッチング素子が不要となり、励磁コイルに電流を流す際に、スイッチング音自体が発生しないため、スイッチング音によって乗員に不快感を与えず、さらに他の外部機器に悪影響を与えることも防止できる。
さらに、マイコンは、従来の如く、PWM駆動信号を生成するPWMドライバを備え、信号変換手段がマイコンのPWMドライバで生成されたPWM駆動信号をアナログの電気信号に変換してオペアンプに入力することで、入力されたアナログの電気信号に応じた電圧を励磁コイルに印加させることができるため、励磁コイルに流れる電流を制御することができる。これにより、励磁コイルに印加させる電圧を制御するために、新たなマイコンを用いることなく、従来のPWMドライバを備えたマイコンによって、励磁コイルに印加させる電圧を制御することができる。
また、請求項2では、電気信号に応じた電圧とは、オペアンプで増幅した電圧であることを特徴としている。
この構成により、オペアンプに入力可能なアナログの電気信号の最大値よりも大きい電圧を励磁コイルに印加したい場合に、オペアンプが入力された電気信号を増幅することで、入力された電気信号よりも大きい電圧を励磁コイルに印加させることができる。
また、請求項3では、オペアンプは、電源が供給される電源ライン、非反転入力端子、反転入力端子及び出力端子を有し、電源ラインの一端が励磁コイルに電流を供給するためのバッテリと電気的に接続されると共に、電源ラインの他端がグランドに接続されており、非反転入力端子に電気信号が入力され、出力端子が反転入力端子及び励磁コイルに電気的に接続されていることを特徴としている。
この構成により、オペアンプには、バッテリから電源が供給されていることから、オペアンプの出力端子には、非反転入力端子に入力されたアナログの電気信号に応じた電圧が出力されるため、この出力電圧を励磁コイルに印加させることができる。
図1は、車両の操舵機構の構成図である。図2は、伝達比可変操舵装置1の伝達比可変ユニット12の軸方向断面図である。図3は、伝達比可変操舵装置1全体の回路構成を示したブロック図である。図4は、ECU3の一部分の回路構成を示したブロック図である。図5は、ソレノイド駆動回路32の回路構成を示した図である。
先ず、図1及び図2に基づいて、車両の車速によって転舵輪の転舵角を可変させる伝達比可変操舵装置1が搭載された車両の操舵機構の全体構成について説明する。図1に示すように、車両のステアリング10が入力軸11の上端に接続されている。また、入力軸11の下端と出力軸13の上端とが伝達比可変ユニット12を介して接続されている。また、出力軸13の下端には、図示しないピニオンが設けられ、このピニオンがステアリングギヤボックス15内でラック16に噛合されている。ラック16の両端には、それぞれ図示しないタイロッド及びアームを介して転舵輪17が接続されている。
入力軸11には、ステアリング10の操舵角を検出する舵角センサ6が設けられ、一方、出力軸13には、転舵輪17の転舵角を検出する出力角センサ14が設けられている。これら舵角センサ6及び出力角センサ14により検出されたステアリング10の操舵角及び転舵輪17の転舵角は、ECU3に入力される。さらに、ECU3には、車載LAN7からの車速信号SH及びエンジン回転数信号EGが入力される。そして、ECU3は、この伝達比可変ユニット12を制御するための信号を出力する。
伝達比可変ユニット12は、図2に示すように、周知のブラシレスモータである電動モータ4及び減速機構5を備えて構成され、舵角センサ6及び車載LAN7からの信号に基づいて、電動モータ4を回転させて出力軸13の回転角を可変させるものである。また、電動モータ4は、モータハウジング44内に設けられたステータ43とロータ42とを備えて構成されている。また、モータハウジング44のステアリング10側の内周には、連結手段を成す連結ピン21を回転軸41の軸方向と平行な方向に前進させるためのソレノイドコイル2が設けられている。このソレノイドコイル2は、ECU3からの指令により連結ピン21を回転軸41の軸方向と平行な方向に前進させる。また、ロータ42の端面には、連結ピン21が係合される係合部42aが設けられている。
以上説明した操舵機構では、先ず、車載LAN7からの車速信号SH及びエンジン回転数信号EGと舵角センサ6により検出された操舵角とがECU3に入力されると、ECU3は、これらの情報に基づき、目標舵角の演算を行う。この目標舵角に基づくモータ制御指令がECU3より伝達比可変ユニット12に出力される。このモータ制御指令により伝達比可変ユニット12の電動モータ4が駆動され、転舵輪17に対して目標舵角に対応した転舵角を与える。そして、ECU3は、出力角センサ14より転舵輪17の実際の転舵角を検出して、確実に目標舵角に対応した転舵角を転舵輪17に与えることができるようにフィードバックされる。この際、ソレノイドコイル2は、オン状態であり、連結ピン21を回転軸41の軸方向と平行な方向に後退させている。つまり、モータハウジング44とロータ42との連結は解除されている。
次に、図3に基づいて、伝達比可変操舵装置1の構成について説明する。
伝達比可変操舵装置1は、ソレノイドコイル2、ECU3、電動モータ4及び減速機構5から構成されている。
ソレノイドコイル2は、励磁コイルを成し、後述するECU3のソレノイド駆動回路32に接続されており、ソレノイド駆動回路32を介してバッテリ8からソレノイドコイル2に電流が流れ、上述の連結ピン21を作動させる。
ECU3は、上述の舵角センサ6及び車載LAN7からの情報に基づいて、ソレノイドコイル2及び電動モータ4に流れる電流を制御するものであって、マイコン31、ソレノイド駆動回路32、リレー33、駆動回路34、電源回路35、電圧検出回路36、電流検出回路37、通信I/F38、舵角検出回路39、モータ駆動回路50、電流検出回路51、モータ端子電圧検出回路52及び電気角検出回路53から構成されている。
マイコン31は、制御手段を成し、舵角センサ6及び車載LAN7からの情報に基づいて、電動モータ4に流れる電流をディーティー制御するためのPWM駆動信号を生成する。さらに、マイコン31は、舵角センサ6及び車載LAN7からの情報に基づいて、ソレノイドコイル2に印加させる電圧を決定し、決定した電圧をソレノイドコイル2に印加することが可能なアナログの電気信号Vinを生成し、ソレノイド駆動回路32に出力するD/A変換器311を備えている(図4参照。)。なお、マイコン31は、後述する電源回路35を介してバッテリ8に電気的に接続され、バッテリ8から5Vの電源が供給されている。そのため、上述したマイコン31で生成した電気信号Vinは、0〜5Vの範囲のアナログ電圧値となる。
ソレノイド駆動回路32は、電圧制御回路を成し、マイコン31からのアナログの電気信号Vinが入力され、入力された電気信号Vinに応じた出力電圧をソレノイドコイル2に印加させ、連結手段21を作動させるためのものであって、リレー33を介してバッテリ8と接続されている。
リレー33は、バッテリ8とソレノイド駆動回路32との間に設けられ、オンすることで、バッテリ8とソレノイド駆動回路32とを接続させ、オフすることで、バッテリ8とソレノイド駆動回路32との接続を遮断させる。
駆動回路34は、マイコン31からの信号によって、リレー33をオンもしくはオフさせるためのものである。
電源回路35は、IGスイッチ9を介してバッテリ8と接続され、バッテリ8からの電流をマイコン31に供給させるためのものである。
電圧検出回路36は、バッテリ8の電圧値を検出し、検出した検出値をマイコン31に入力している。
電流検出回路37は、バッテリ8からモータ駆動回路50に電流を供給すると共に、その電流値を検出し、検出した電流値をマイコン31に入力している。
通信I/F38は、車載LAN7からの車速信号SH及びエンジン回転数信号EGをマイコン31が認識できるように変換し、この変換した車速信号SH及びエンジン回転数信号EGをマイコン31に入力している。
舵角検出回路39は、舵角センサ6からの信号をマイコン31が認識できるように変換し、この変換した舵角信号をマイコン31に入力している。
モータ駆動回路50は、三相ブリッジ回路を構成する6つのスイッチングトランジスタを有し、マイコン31からのPWM駆動信号に基づいて、6つのスイッチングトランジスタをデューティー制御して電動モータ4を駆動させるものである。
電流検出回路51は、モータ駆動回路50の6つのスイッチングトランジスタに流れる電流を検出し、検出した電流値をマイコン31に入力している。
モータ端子電圧検出回路52は、モータ駆動回路50の6つのスイッチングトランジスタの電圧を検出し、検出した電圧値をマイコン31に入力している。
電気角検出回路53は、出力角センサ14で検出した転舵角をマイコン31が認識できるように変換し、この変換した転舵角信号をマイコン31に入力している。
伝達比可変操舵装置1の作動としては、IGスイッチ9がオンされると、マイコン31がソレノイド駆動回路32にアナログの電気信号Vinを出力し、ソレノイド駆動回路32が入力された電気信号Vinに応じた出力電圧をソレノイドコイル2に印加させる。これにより、ソレノイドコイル2に電流が流れ、連結ピン21が作動され、入力軸11と出力軸13との連結が断たれる。そして、マイコン31が舵角センサ6及び車載LAN7からの信号に基づいて電動モータ4を回転させることで、電動モータ4の回転力が減速機構5を介して出力軸13に伝達され、転舵輪の転舵角を可変させる。
次に、本発明の特徴部分であるソレノイド駆動回路32の回路構成について図5に基づいて説明する。
ソレノイド駆動回路32は、オペアンプ321及びダイオード323から構成されている。
オペアンプ321は、電源が供給される電源ライン322、非反転入力端子、反転入力端子及び出力端子を備えており、電源ライン322の一端がリレー33を介してバッテリ8に電気的に接続され、電源ライン322の他端がグランドに電気的に接続されている。なお、オペアンプ321には、バッテリ8から12Vの電源が供給されている。また、非反転入力端子は、マイコン31のD/A変換器311と電気的に接続され、0〜5Vのアナログの電気信号Vinが入力される。さらに、出力端子は、反転入力端子及びソレノイドコイル2の一端と接続されている。
ダイオード323は、ソレノイドコイル2の両端に電気的に接続されている。
また、オペアンプ321は、入力された電気信号Vinを増幅し、ソレノイドコイル2に増幅した電圧を出力する。なお、本実施例のオペアンプ321の増幅率は、2.4であって、例えばアナログの電気信号Vinが5Vである場合、ソレノイドコイル2に印加される電圧は、5V×2.4=12Vとなる。
[実施例1の効果]
以上説明した伝達比可変操舵装置1のソレノイド駆動回路32は、マイコン31で生成されたアナログの電気信号Vinに基づいて、ソレノイドコイル2に印加させる電圧を制御していることから、ソレノイドコイル2に流れる電流を制御することができる。これにより、従来の如く、ソレノイドコイル2に流れる電流をデューティー制御していないため、スイッチングトランジスタを用いられることなく、ソレノイドコイル2に電流を流す際に、スイッチング音が発生しないため、スイッチング音によって乗員に不快感を与えず、さらに他の外部機器に悪影響を与えることを防止できる。
また、ソレノイド駆動回路32は、マイコン31からアナログの電気信号Vinが入力され、且つ入力された電気信号Vinに応じた電圧をソレノイドコイル2に印加させるオペアンプ321を備えていることから、デューティー制御することでソレノイドコイル2に電流を流すことなく、電圧制御することでソレノイドコイル2に電流を流すことができる。
さらに、オペアンプ321は、入力された0〜5Vの範囲の電気信号Vinを増幅して0〜12Vの範囲の電圧をソレノイドコイル2に印加することから、入力される電気信号Vinの値がバッテリ8の電圧よりも小さくても、バッテリ8の最大電圧(12V)をソレノイドコイル2に印加させることができる。
図6は、本実施例でのECU3の一部分の回路構成を示したブロック図である。
本施例でのECU3は、マイコン31のPWMドライバ312で生成されたPWM駆動信号をアナログの電気信号Vinに変換するための信号変換手段を成すF−Vコンバータ30を有している。
また、マイコン31は、従来の如く、舵角センサ6及び車載LAN7からの情報に基づいて、ソレノイドコイル2に流す指令電流値を決定し、ソレノイドコイル2に指令電流値が流れるように、バッテリ8の電圧値に基づいてソレノイドコイル2に流れる実電流をデューティー制御するためのPWM駆動信号を生成するPWMドライバ312を有している。
そして、F−Vコンバータ30は、PWMドライバ312で生成されたPWM駆動信号から0〜5Vの範囲の電気信号Vinに変換し、ソレノイド駆動回路32のオペアンプ321に出力する。なお、F−Vコンバータ30は、PWMドライバ312で生成されたPWM駆動信号から5V以上の電気信号Vinに変換するように構成してもよい。また、ソレノイド駆動回路32の構成及び作動については、実施例1と同様であるため、説明は省略する。
本実施例のマイコン31は、従来の如く、PWM駆動信号を生成するPWMドライバ312を備え、F−Vコンバータ30がPWM駆動信号をアナログの電気信号Vinに変換してオペアンプ321に入力することから、実施例1と同様に、F−Vコンバータ30で変換されたアナログの電気信号Vinに基づいて、ソレノイドコイル2に印加させる電圧を制御することで、ソレノイドコイル2に流れる電流を制御することができる。これにより、励磁コイルに印加させる電圧を制御するために、D/A変換器311を備えた新たなマイコンを用いることなく、従来のPWMドライバを備えたマイコンによって、励磁コイルに印加させる電圧を制御することができる。
なお、実施例1及び2でのオペアンプの増幅率は、入力される電気信号Vinの最大値もしくはバッテリ8の最大電圧値に応じて変更してもよい。例えば、電気信号Vinの最大電圧が5Vよりも小さく、バッテリ8の電圧値が12Vであるときには、オペアンプ321の増幅率を2.4よりも大きくすることで、ソレノイドコイル2にバッテリ8の最大電圧値まで印加させることができる。
なお、マイコン31が連結ピン21を作動させる際に、ソレノイドコイル2に印加させる電圧が最大値となるアナログの電気信号Vinを生成し、連結ピン21を作動させた後、即ち連結ピン21を作動させた後の状態を保持する際に、最低限連結ピン21を保持することが可能な電圧をソレノイドコイル2に印加させてもよい。これにより、連結ピン21を素早く、さらに力強く作動させることができ、連結ピン21を作動させた後に、消費電力を抑制することができる。
また、マイコン31がソレノイドコイル2に常に一定の電流を流すことが可能な電気信号Vinを生成するようにしてもよい。
車両の操舵機構の構成図である。 伝達比可変操舵装置の伝達比可変ユニットの軸方向断面図である。 伝達比可変操舵装置全体の回路構成を示したブロック図である。 ECUの一部分の回路構成を示したブロック図である。(実施例1) ソレノイド駆動回路の回路構成を示した回路図である。 ECUの一部分の回路構成を示したブロック図である。(実施例2)
符号の説明
1…伝達比可変操舵装置、2…ソレノイドコイル、3…制御部、4…電動モータ、21…連結ピン、31…マイコン、32…ソレノイド駆動回路

Claims (3)

  1. ステアリングに接続される入力軸と、
    転舵輪側に接続される出力軸と、
    前記入力軸と前記出力軸とを連結する連結手段と、
    前記入力軸と前記出力軸との連結を断つために前記連結手段を作動させるための励磁コイルと、
    前記励磁コイルに印加させる電圧を制御する電圧制御回路と、
    前記励磁コイルに印加させる電圧を制御するための制御信号を生成する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記励磁コイルに流れる実電流をデューティー制御するものとしてPWM駆動信号を生成するPWMドライバを備えたマイコンであって、
    前記PWM駆動信号をアナログの電気信号に変換して前記制御信号とするための信号変換手段を有し、
    前記電圧制御回路は、前記信号変換手段で変換した前記電気信号が入力され、且つ入力された前記電気信号に応じた電圧を前記励磁コイルに印加させるオペアンプを有していることを特徴とする伝達比可変操舵装置。
  2. 前記電気信号に応じた電圧とは、前記オペアンプで増幅した電圧であることを特徴とする請求項1記載の伝達比可変操舵装置。
  3. 前記オペアンプは、電源が供給される電源ライン、非反転入力端子、反転入力端子及び出力端子を有し、
    前記電源ラインの一端が前記励磁コイルに電流を供給するためのバッテリと接続されると共に、前記電源ラインの他端がグランドに電気的に接続されており、
    前記非反転入力端子に前記電気信号が入力され、前記出力端子が前記反転入力端子及び前記励磁コイルに電気的に接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載の伝達比可変操舵装置。
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