JP4415193B2 - 撮影装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮影された複数枚の静止画像から何枚かの画像を切り出して動画像を作成する機能を備えた撮影装置及びプログラムに関する。
従来、カメラ等で撮影された1枚の静止画像のなかから何枚かの部分領域を切り出して動画像を作成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−185051号公報
しかしながら、1枚の静止画像から動画像を作成する場合、動画像の各場面がその静止画像の範囲に限定されるため一連の動画像に全く異なる場面を含めることが不可能であり、ストーリーをもった動画像を自由に作成することができないという問題があった。
本発明の課題は、撮影された複数の静止画像からストーリー性のある一連の動画像を作成できるようにすることである。
本発明の第1の観点に係る撮影装置は、
撮影により静止画像を取得する撮像手段と、
前記撮像手段により取得された複数の静止画像の中から互いに異なる静止画像を複数選択する画像選択手段と、
前記画像選択手段により選択された複数の静止画像のそれぞれから、当該選択された静止画像の中心と同じ中心を持つ領域であって領域サイズが互いに異なる複数の領域を切り出す切り出し手段と、
前記切り出し手段により切り出された領域の画像を連結して動画像を作成し記録する動画作成
手段と、
前記動画作成手段により記録された動画像を出力する動画出力手段と、
備えた。
また、本発明の第2の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
撮影により取得された複数の静止画像の中から互いに異なる静止画像を複数選択する画像選択手段、
前記画像選択手段により選択された複数の静止画像のそれぞれから、当該選択された静止画像の中心と同じ中心を持つ領域であって領域サイズが互いに異なる複数の領域を切り出す切り出し手段、
前記切り出し手段により切り出された領域の画像を連結して動画像を作成し記録する動画作成手段、
前記動画作成手段により記録された動画像を出力する動画出力手段、
として機能させる。
本発明によれば、撮影された複数の静止画像からストーリー性のある一連の動画像を作成することが可能となる。
以下、図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、撮影装置としてのデジタルカメラ10の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタルカメラ10は、CPU(Central Processing Unit)11、入力部12、RAM(Random Access Memory)13、伝送制御部14、表示部15、撮像部16、記録部17、記録媒体駆動部18、音声入力部19、音声出力部20等を備えて構成されており、各部はバス21により接続されている。
CPU11は、記録部17に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM13内に形成されたワークエリア131に展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU11は、記録部17に記憶されているメインプログラム、動画作成処理プログラム、動画再生処理プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してワークエリア131に展開し、展開されたプログラムに従って、後述するメイン処理(図3参照)、動画作成処理(図4、5参照)、動画再生処理(図6参照)を始めとする各種処理を実行する。
入力部12は、電源キー、シャッターキー、表示部15の表示画面上におけるカーソル位置の移動、各種モードや画像ファイルの選択等のために表示画面上の上下左右の各方向を指示するための十字キー、この十字キーの中央部に配置され、その時点で選択されている内容を指示設定するセットキー等を備え、ユーザによる各キー操作に応じた操作信号をCPU11に出力する。
RAM13は、CPU11によって実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリア131を形成する。
伝送制御部14は、通信用ケーブル等により外部の電子機器、例えば、パーソナルコンピュータ等と接続され、外部機器とのデータの送受信を制御する。なお、外部機器との接続は、赤外線や無線等の無線接続であってもよい。
表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニタにより構成され、CPU11から入力される表示信号の指示に従って、撮影しようとする画像、撮影された撮影画像、作成された動画像等を表示画面(液晶ファインダ)上に表示する。
図2は、撮影により静止画像の画像データを取得する撮像部16の詳細構成を示す図である。以下、図2を参照して撮像部16について詳細に説明する。
レンズ(撮像レンズ)31を通過した被写体像は絞り機構32を介してCCD(Charge Coupled Device)33上に結像される。レンズ31及び絞り機構32は、光学系駆動部34によって、焦点合わせのためにレンズ位置が移動され、また、適切な露出となるように絞り量が制御される。このレンズ31の移動や絞り機構32の絞りは、測距センサや光量センサを含むセンサ部35によって検出された検出値がバス21を介してCPU11に出力され、CPU11で検出値に基づいて演算されたレンズ31の移動量や絞り機構32の絞り量を示す信号が光学系駆動部34に出力されることによって駆動がなされるものである。
CCD33に被写体が結像されると、CCD33には入射光量に応じた電荷が蓄積され、この電荷は駆動回路36から与えられる駆動パルス信号によって順次読み出され、アナログ処理回路37に出力される。アナログ処理回路37は、色分離やゲイン調整、ホワイトバランスなどの各種処理が行われ、処理された信号はA/D変換回路38を介してデジタル画像データ(以下、画像データと称する)としてバッファレジスタ39に記憶される。
バッファレジスタ39に記憶された画像データは、CPU11からの制御信号に基づいて、信号処理回路40において輝度信号及び色差信号に変換され、表示部15に表示される。また、信号処理回路40において処理された画像データは、CPU11からの制御信号に基づいて、圧縮伸張回路41において圧縮されバス21を介して図1に示す記録部17の撮影画像記録領域171もしくは記録媒体18aに記録される。
図1に戻り、記録部17は、フラッシュメモリなどの不揮発メモリ等により構成され、デジタルカメラ10に対応するシステムプログラム、及び該システムプログラム上で実行可能なメインプログラム、動画作成処理プログラム、動画再生処理プログラムを始めとする各種処理プログラム及びこれらのプログラムで処理されたデータ等を記録する。
この記録部17は、撮影された画像データを記録するための、撮影画像記録領域171を有する。また、記録部17は、後述する動画作成処理において作成された音声付動画ファイルを記録するための音声付動画ファイル記録領域172を有する。
記録媒体駆動部18は、装着された記録媒体18aに対してデータを記録したり、既に記録されているデータを読み出して再生したりするための駆動回路である。装着される記録媒体18aとしては、スマートメディア(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDカード、PCカード、ICカード、MO(magneto-optic)等の各種カードを用いることができ、これらの各種カードの何れか又は複数のカードに応じた記録媒体駆動部18が設けられている。
音声入力部19は、マイク、A/D変換器等により構成され、音声信号を入力して音声データに変換し、CPU11に出力する。
音声出力部20は、D/A変換器、増幅器、スピーカ等を備え、音声データに基づき音声信号を出力する。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
図3は、デジタルカメラ10のCPU11により実行されるメイン処理を示すフローチャートである。当該処理は、入力部12の電源キーの操作により電源がONされた際にCPU11と記録部17に記憶されているメイン処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される処理である。
まず、表示部15にモードの一覧が表示されたモード選択画面(図示せず)が表示され、入力部12の操作によりモードが選択されると(ステップS1)、選択されたモードが解析される(ステップS2)。
選択されたモードが撮影モードである場合(ステップS3;YES)、シャッターキーが操作されると(ステップS4;YES)、撮像部16が制御されて撮影により画像データが取り込まれ(ステップS5)、取り込まれた画像データが記録部17の撮影画像記録領域171もしくは記録媒体18aに記録され(ステップS6)、処理はステップS4に戻る。
一方、ステップS4においてシャッターキーが操作されず(ステップS4;NO)、入力部12の操作によりモード切替が指示された場合は(ステップS7;YES)、処理はステップS2に戻る。ステップS7においてモード切替が指示されず、電源キーの操作により電源OFFが指示された場合(ステップS8;YES)、本処理は終了する。入力部12によるモード切替、電源OFFの何れの指示操作もされない場合(ステップS8;NO)、処理はステップS4に戻る。
一方、解析されたモードが撮影モードではなく(ステップS3;NO)、動画作成モードである場合(ステップS9;YES)、図4、5に示す動画作成処理が実行される(ステップS10)。動画作成処理後、入力部12の操作によりモード切替が指示された場合(ステップS11;YES)、処理はステップS2に戻る。ステップS11においてモード切替が指示されず、電源キーの操作により電源OFFが指示された場合(ステップS12;YES)、本処理は終了する。入力部12においてモード切替、電源OFFの何れの操作もされない場合(ステップS12;NO)、処理はステップS10に戻る。
一方、解析されたモードが撮影モードでも動画作成モードでもない場合(ステップS9;NO)、選択されたモードに従った処理が実行され(ステップS13)、入力部12の操作によりモード切替が指示されると(ステップS14;YES)、処理はステップS2に戻る。ステップS14においてモード切替が指示されず、電源キーの操作により電源OFFが指示された場合(ステップS15;YES)、本処理は終了する。入力部12においてモード切替、電源OFFの何れの操作もされない場合(ステップS15;NO)、処理はステップS13に戻る。
以下、図4、図5を参照してステップS10において実行される動画作成処理について説明する。当該処理は、CPU11と動画作成処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される処理である。
まず、表示部15に撮影画像記録領域171に記録されている画像の一覧画面が表示され、入力部12の操作によりこの一覧画面から画像が選択されることにより動画作成に使用される画像が指定されると(ステップT1;画像選択手段)、指定された画像(指定画像)の画像データが撮影画像記録領域171からRAM13のワークエリア131に読み出される(ステップT2)。
図7に、RAM13のワークエリア131におけるデータ格納例を示す。図7に示すように、RAM13のワークエリア131においては、当該動画作成処理において、ステップT1で指定されステップT2で指定画像の画像データが読み出されると、その画像データを指定順番に対応する識別番号(NO.)に対応付けて記憶(格納)する。また、その指定画像に対応付けて、後段の処理で指定される動画種類及び切り出す領域の左上位置の移動経路のデータ、その指定画像に対して入力される音声データ、その指定画像から切り出される画像データを格納する。
図4のステップT3において、表示部15に動画種類指定画面(図示せず)が表示され、入力部12の操作によりこの動画種類指定画面から動画種類が指定されると(ステップT3)、指定された動画種類を示すデータが指定画像の画像データと対応付けられてRAM13のワークエリア131に記憶される(ステップT4)。次いで、表示部15に当該指定画像に対する音声入力を促すメッセージが表示され、音声入力部19のマイクから当該指定画像に対する音声信号が入力されると、入力された音声信号がA/D変換器により音声データに変換され、その音声データが当該指定画像の画像データと対応付けられてワークエリア131に記録される(ステップT5)。
動画種類としては、「切り抜き」、「拡大」、「縮小」がある。
「切り抜き」とは、指定画像(ここでは、400×300ピクセルとする)から予め設定された動画サイズ(ここでは、100×75ピクセルとする)の画像を複数の異なる領域から切り出し、切り出した画像を一連の動画像の一部とするものである。指定画像から切り出される複数の領域は、入力部12を介してユーザにより指定される。本実施の形態においては、図8(a)に示すように、入力部12の操作により、指定画像において最初に切り出す画像領域の左上位置(X、Y)から最後に切り出す画像領域の左上位置(X1、Y1)までの経路が指定されることにより、指定画像から切り出される複数の領域が設定される。即ち、(X、Y)〜(X1、Y1)の経路が指定されると、(X、Y)〜(X1、Y1)の経路上に1ピクセルずつ左上位置をずらした複数の動画サイズの画像が切り出される。
「拡大」とは、図8(b)に示すように、指定画像と画像中心が同じである動画サイズの画像領域(太線で示す領域)の画像と、指定画像と画像中心が同じであり動画サイズより小さくその領域サイズが相互に異なる複数の画像領域を切り出し、切り出した画像を動画サイズに拡大して一連の動画像の一部とするものである。
「縮小」とは、図8(c)に示すように、指定画像と画像中心が同じである動画サイズの画像領域(太線で示す領域)の画像と、指定画像と画像中心が同じであり動画サイズより大きくその領域サイズが相互に異なる複数の画像領域を切り出し、切り出した画像を動画サイズに縮小して一連の動画像の一部とするものである。
図4に戻り、ステップT3で指定された動画種類が「切り抜き」である場合(ステップT6;YES)、表示部15に、指定画像から切り出す画像領域の左上位置の移動経路(X、Y)〜(X1、Y1)を指定するための領域指定画面が表示され(図8(a)参照)、入力部12の操作により(X、Y)〜(X1、Y1)の経路が指定されると(ステップT7;領域指定手段)、指定された経路(X、Y)〜(X1、Y1)を示すデータが取得されてそのデータが当該指定画像の画像データと対応付けてワークエリア131に記憶され(ステップT8)、処理はステップT9に移行する。なお、(X1、Y1)を左上位置とした場合に動画サイズの画像が切り出せない場合は、エラーメッセージが表示され、再度の指定操作が促される。ステップT3で指定された動画種類が「切り抜き」でない場合(ステップT6;NO)、処理はステップT9に移行する。
なお、本実施の形態においては、動画種類が拡大及び縮小の場合に関しては、切り出すべき拡大画像数及び縮小画像数が予め設定されているものとするが、入力部12の操作によりユーザが設定するようにしてもよい。
ステップT9において、入力部12の操作により動画作成の開始が指示されなければ、処理はステップT1に戻り、動画作成の対象となる他の静止画像の選択、動画種類の設定、音声入力等が行われる。ステップT9において動画作成の開始が指示されると(ステップT9;YES)、処理はステップT10に移行する。
ステップT10においては、RAM13のカウンタNに1がセットされる。次いで、RAM13のワークエリア131に格納されているN番目の指定画像の動画種類が判別される(ステップT11)。N番目の画像の動画種類が「切り抜き」であると判別されると(ステップT12;切り抜き)、N番目の指定画像上の指定座標(X、Y)を左上位置とする動画サイズの画像領域が求められ(ステップT13)、求められた領域の画像データが切り出されてワークエリア131に記憶される(ステップT14)。次いで、指定画像において直前に切り出された画像領域の左上位置から(X1、Y1)の方向に1ピクセル分進めた位置を左上位置とする動画サイズの画像領域が求められ(ステップT15)、求められた領域の画像データが切り出されてワークエリア131に記憶される(ステップT16)。次いで、ステップT7で指定された画像領域の切り出しが終了したか否か、即ち、(X1、Y1)を左上位置とする画像領域までの切り出しが終了したか否かが判断され、終了していないと判断されると(ステップT17;NO)、処理はステップT15に戻る。(X1、Y1)を左上位置とする画像領域までの切り出しが終了したと判断されると(ステップT17;YES)、処理はステップT28に移行する。
ステップT12において、N番目の画像の動画種類が「縮小」であると判別されると(ステップT12;縮小)、N番目の指定画像において画像中心が同じ動画サイズの画像領域が求められ(ステップT18)、求められた領域の画像データが切り出されてワークエリア131に記憶される(ステップT19)。次いで、指定画像において直前に切り出された画像領域より1ピクセル外側までの画像領域が求められ(ステップ20)、求められた領域の画像データが切り出されて動画サイズに縮小されてワークエリア131に記憶される(ステップT21;画像縮小手段)。次いで、予め設定された枚数分の画像の切り出しが終了したか否かが判断され、終了していないと判断されると(ステップT22;NO)、処理はステップT20に戻る。予め設定された枚数分の画像の切り出しが終了したと判断されると(ステップT22;YES)、処理はステップT28に移行する。
ステップT12において、N番目の画像の動画種類が「拡大」であると判別されると(ステップT12;拡大)、N番目の指定画像において画像中心が同じ動画サイズの画像領域が求められ(ステップT23)、求められた領域の画像データが切り出されてワークエリア131に記憶される(ステップT24)。次いで、指定画像において直前に切り出された画像領域より1ピクセル内側までの画像領域が求められ(ステップ25)、求められた領域の画像データが切り出されて動画サイズに拡大されてワークエリア131に記憶される(ステップT26;画像拡大手段)。次いで、予め設定された枚数分の画像の切り出しが終了したか否かが判断され、終了していないと判断されると(ステップT27;NO)、処理はステップT25に戻る。予め設定された枚数分の画像の切り出しが終了したと判断されると(ステップT27;YES)、処理はステップT28に移行する。
ステップT28において、カウンタNが1インクリメントされ、次いで、カウンタNの値がRAM13のワークエリア131に格納された指定画像数を超えているか否かが判断され、超えていない場合(ステップT29;NO)、処理はステップT11に戻り、ステップT11〜T28の処理が繰り返し実行される。カウンタNの値が指定画像数を超えた場合(ステップT29;YES)、各指定画像から切り出された複数の画像データが連結され、指定画像別にその指定画像に対して入力された音声データが対応付けられ、音声付動画ファイルとして記録部17の音声付動画ファイル記録領域172に記録される(ステップT30)。そして、図6に示す動画再生処理により記録部17又は記録媒体18aに記録された音声付動画ファイルが出力され(ステップT31)、処理は図3のステップS11に移行する。
以下、図6を参照して図4のステップT31において実行される動画再生処理について説明する。当該処理は、CPU11と動画再生処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実行される処理であり、当該処理の実行により、動画出力手段が実現される。
まず、カウンタNに1がセットされ(ステップT41)、音声付動画ファイルのN番目の指定画像に対応する音声データに基づき音声出力部20により音声が出力され(ステップT42)、N番目の指定画像から切り出された複数の画像データのうち最初の画像データが読み出されて表示部15に所定時間表示される(ステップT43)。次いで、次の画像データが読み出されて表示部15に所定時間表示される(ステップT44)。次いで、N番目の指定画像から切り出された全ての画像の表示が終了したか否かが判断され、終了したと判断されなければ(ステップT45;NO)、処理はステップT44に戻り、次の画像データに基づく表示が行われる。N番目の指定画像から切り出された全ての画像の表示が終了したと判断されると(ステップT45;YES)、出力対象となっている音声付動画ファイルの全ての画像表示が終了したか否かが判断され、まだ表示されていない画像があると判断されると(ステップT46;NO)、カウンタNが1インクリメントされ(ステップT47)、処理はステップT42に戻り、次の指定画像についての音声出力及び画像の表示が行われる。出力対象となっている音声付動画ファイルの全ての画像表示が終了すると(ステップT46;NO)、本処理は終了し、処理は図3のステップS11に移行する。
なお、デジタルカメラ10は動画再生モードを有しており、図3のステップS1で動画再生モードを選択し、ステップS13において、記録部17に記録されている音声付動画ファイルのうち選択されたファイルについて上述の動画再生処理を行うことができる。
図9は、上述の動画作成処理で作成される動画像の一例を示す図である。図9は、上述の動画作成処理において、図8(a)に示す静止画像に対する動画種類を「切り抜き」として指定し、図8(b)に示す静止画像に対する動画種類を「拡大」として指定して作成した動画像である。図9においては、まず、崖の淵に人間が立って荒野を見下ろしている場面がスライド表示され、次いで、崖の上の人間の空想に場面が展開され、崖の上の人間が荒野を見て思い浮かべたバイクがズームアップ表示される。このように、上述の動画作成処理においては、全く異なる場面を含む動画像を静止画像から作成することができ、撮影された複数の静止画像からストーリー性のある一連の動画像を作成することが可能となる。
以上説明したように、本発明に係るデジタルカメラ10によれば、入力部12を介して撮影された複数の静止画像のなかから動画像作成に使用する任意の画像(指定画像)が複数選択されると、選択された各指定画像のそれぞれから複数の異なる領域の画像を切り出し、切り出した画像を連結した動画像を作成し記録し出力する。従って、全く異なる場面を含む動画像を静止画像から作成することができ、撮影された複数の静止画像からストーリー性のある一連の動画像を作成することが可能となる。
また、指定画像から複数の異なる領域を切り出す場合、入力部12を介してユーザが指定画像から切り出す画像領域の左上位置の移動経路を指定することができるので、ユーザが動画像に含めたい画像領域を指定することが可能となる。また、ユーザの指定により、指定画像と画像中心が同じで領域サイズが段階的に異なる複数の画像を自動的に切り出し、切り出された領域サイズを動画サイズに拡大又は縮小することができるので、画像中心をズームアップしたり、画像中心から徐々に背景を広げてズームバックしたりといった動画像を容易に作成することが可能となる。また、各指定画像毎に音声を付加することができるので、よりストーリー性のある動画像を作成することが可能となる。この場合、上述した複数の異なる領域の画像を切り出しながら、画像をズームアップしたり、ズームバックしたりしてもよい。
なお、上述した本実施の形態における記述は、本発明に係るデジタルカメラ10好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、動画再生処理を実行し、作成された音声付動画ファイルを表示部15に表示することにより本発明の画像出力手段を実現することとしたが、伝送制御部14を介して音声付動画ファイルのデータを外部のパーソナルコンピュータ等に出力し、外部のパーソナルコンピュータ等で動画像を再生出力するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、動画種類として「切り抜き」が指定された場合、ユーザが切り出す画像領域の左上位置の移動経路を指定し、ユーザにより指定された移動経路に沿って画像領域を1ピクセルずつ移動させて複数領域の画像を切り出すこととしたが、ユーザによる切り出す領域の設定方法は、これに限定されない。例えば、ユーザが切り出す画像領域を逐一設定するようにしてもよい。また、動画種類として「縮小」が指定された場合、動画サイズから1ピクセルずつ領域を大きくして複数領域の画像を切り出すこととし、動画種類として「拡大」が指定された場合、動画サイズから1ピクセルずつ領域を小さくして複数領域の画像を切り出す場合を例にとり説明したが、領域の拡大または縮小する単位は、1ピクセルずつに限定されるものではない。
また、上記実施の形態においては、本発明の撮影装置をデジタルカメラに適用した場合を例にとり説明したが、撮影機能を備えた装置であれば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistance)、カメラ一体型のパーソナルコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ等であってもよい。
その他、デジタルカメラ10の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係るデジタルカメラ10の機能的構成を示すブロック図である。 図1の撮像部16の詳細構成を示す図である。 図1のCPU11により実行されるメイン処理を示すフローチャートである。 図1のCPU11により実行される動画作成処理を示すフローチャートである。 図1のCPU11により実行される動画作成処理を示すフローチャートである。 図1のCPU11により実行される動画再生処理を示すフローチャートである。 図1のRAM13のワークエリア131におけるデータ格納例を示す図である。 (a)は、動画種類として「切り抜き」が指定された場合に切り出される画像領域の一例を示す図であり、(b)は、動画種類として「拡大」が指定された場合に切り出される画像領域の一例を示す図であり、(c)は、動画種類として「縮小」が指定された場合に切り出される画像領域の一例を示す図である。 図4、5の動画作成処理で作成される動画像の一例を示す図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
11 CPU
12 入力部
13 RAM
131 ワークエリア
14 伝送制御部
15 表示部
16 撮像部
17 記録部
171 撮像画像記録領域
172 音声付動画ファイル記録領域
18 記録媒体駆動部
18a 記録媒体
19 音声入力部
20 音声出力部
21 バス
31 レンズ
32 絞り機構
33 CCD
34 光学系駆動部
35 センサ部
36 駆動回路
37 アナログ処理回路
38 A/D変換回路
39 バッファレジスタ
40 信号処理回路
41 圧縮伸張回路

Claims (5)

  1. 撮影により静止画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された複数の静止画像の中から互いに異なる静止画像を複数選択する画像選択手段と、
    前記画像選択手段により選択された複数の静止画像のそれぞれから、当該選択された静止画像の中心と同じ中心を持つ領域であって領域サイズが互いに異なる複数の領域を切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段により切り出された領域の画像を連結して動画像を作成し記録する動画作成手段と、
    前記動画作成手段により記録された動画像を出力する動画出力手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記切り出し手段は、
    前記画像選択手段により選択された複数の静止画像のそれぞれから、当該選択された静止画像の中心と同じ中心を持つ領域であって領域サイズが段階的に異なる複数の領域を切り出す
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記動画作成手段は、
    前記切り出し手段により切り出された領域領域サイズが予め設定された領域サイズよりも小さい場合に、前記切り出し手段により切り出された領域の領域サイズを前記予め設定された領域サイズに拡大する領域拡大手段と、
    前記切り出し手段により切り出された領域領域サイズが予め設定された領域サイズよりも大きい場合に、前記切り出し手段により切り出された領域の領域サイズを前記予め設定された領域サイズに縮小する領域縮小手段と、を備えるとともに、
    前記領域拡大手段により領域サイズが拡大された領域の画像または前記領域縮小手段により領域サイズが縮小された領域の画像を連結して動画像を作成し記録する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 前記動画作成手段は、
    前記動画像に音声情報を対応付けて記録する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の撮影装置。
  5. コンピュータを、
    撮影により取得された複数の静止画像の中から互いに異なる静止画像を複数選択する画像選択手段、
    前記画像選択手段により選択された複数の静止画像のそれぞれから、当該選択された静止画像の中心と同じ中心を持つ領域であって領域サイズが互いに異なる複数の領域を切り出す切り出し手段、
    前記切り出し手段により切り出された領域の画像を連結して動画像を作成し記録する動画作成手段、
    前記動画作成手段により記録された動画像を出力する動画出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
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