JP4413661B2 - 録画再生装置、画像再生システムおよび端末装置 - Google Patents

録画再生装置、画像再生システムおよび端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4413661B2
JP4413661B2 JP2004073195A JP2004073195A JP4413661B2 JP 4413661 B2 JP4413661 B2 JP 4413661B2 JP 2004073195 A JP2004073195 A JP 2004073195A JP 2004073195 A JP2004073195 A JP 2004073195A JP 4413661 B2 JP4413661 B2 JP 4413661B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thumbnail
recording
thumbnail image
image
generated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004073195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005260862A (ja
Inventor
一夫 西浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004073195A priority Critical patent/JP4413661B2/ja
Publication of JP2005260862A publication Critical patent/JP2005260862A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4413661B2 publication Critical patent/JP4413661B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、録画データから生成したサムネール画像を更新表示できる録画再生装置、画像再生システムおよび端末装置に関する。
携帯電話やモバイルPC(Personal Computer)などの端末装置を使用し、外出先からインターネット、公衆回線、無線回線などを経由して、テレビ放送の録画操作を行なうことのできる映像録画装置が実現している。また、高速のネットワーク環境においては、外出先からネットワーク経由で映像録画装置に接続し、映像録画装置に格納された録画データをデジタルデータとして受信し、再生することができる端末装置が実現している。
しかしながら、転送速度の低いネットワーク環境、または、データの転送量や通信時間に応じて高額な課金が発生するようなネットワーク環境しか使用できない状況、あるいは、処理能力の低い端末装置しか使用できないといった状況が依然として存在し、この場合、番組の録画予約など映像録画装置の簡単な操作を行なう程度であれば問題ないが、録画された映像コンテンツを楽しむといったことは難しかった。
このような状況の中で、録画された映像を携帯端末側で見る方法として、録画された映像コンテンツを再生した映像を見るのではなく、録画された映像コンテンツの特定時刻の静止画像、あるいは、その静止画像の縮小画像(以下、サムネール画像という)だけを端末装置側に送信し、送信されたサムネール画像を表示して見ることができる装置が提案されている。
たとえば、映像録画装置が生成した特定時刻のサムネール画像を端末装置が受信して表示し、それに対して、ユーザが次の操作、たとえば、指定された時間後のサムネール画像を表示する要求を行なう操作を行なうと、映像録画装置が指定された時間後のサムネール画像を生成して送信し、端末装置が送信されたサムネール画像を表示する第1の従来技術である映像録画装置がある。
また、元の映像データの映像フレーム群を時間的に任意の間隔で、かつ、任意の大きさにしてサンプリングした標本画像フレームを作成し、さらに、各標本画像フレームに対応する元の映像フレーム間の画面変化量を、作成された標本画像フレームとともに保存しておき、保存された標本画像フレームを順次表示する際に、画面変化量に応じて次に表示する標本画像フレームの表示タイミングを変えて表示することにより、CPUの能力の低い機器でも、標本画像フレームによる映像の内容を確認して検索を容易に行なうことができる第2の従来技術である映像検索装置および映像再生装置がある(たとえば、特許文献1参照)。
また、動画像データに属する複数のフレームから、シーンチェンジ毎に、または、一定時間間隔毎に、一連のサムネール画像を作成しておき、作成された一連のサムネール画像を、先頭から一定枚数表示し、継続するサムネール画像を、既に表示されている先頭のサムネール画像から順次入れ替えて表示することにより、動画像データがどのような内容のものなのかを容易に理解することができる第3の従来技術であるサムネール作成方法およびサムネール表示方法がある(たとえば、特許文献2参照)。
また、動画ファイルの各シーンの先頭画像の位置を示す時間軸データと各シーンの内容に対応するインデックス名を表示し、ユーザがインデックス名を指定すると、指定されたインデックスに対応するシーンの先頭画像を表示するとともに、その画像データの再生を可能とすることにより、特定シーンへのアクセスを容易にした第4の従来技術であるデジタル画像管理検索システムがある(たとえば、特許文献3参照)。
また、ユーザにより指定された開始時刻と終了時刻とを予め定められた値で当分割した時刻のサムネール画像を生成して表示し、ユーザは、表示されたサムネール画像を見て、新たに開始時刻と終了時刻とを指定することを繰り返すことにより、または、ユーザにより指定された開始時刻と生成するサムネール画像の時間間隔により予め定められた枚数のサムネール画像を生成して表示し、ユーザは、表示されたサムネール画像を見て、新たに開始時刻と時間間隔とを指定することを繰り返すことにより、ユーザが所望するポイントに到達することができる第5の従来技術である映像録画装置がある。
また、サムネール画像を扱ったものではないが、映像を要約する際に、一定時間以上継続するシーンやダイジェスト部分に類似する本編のシーンを代表画像として抽出しておき、抽出しておいた代表画像を一括表示、あるいは、その代表画像に対応する部分映像を順次再生し、ユーザが選択した代表画像のシーンから再生できるようにした第6の従来技術である映像要約方法および映像表示方法がある(たとえば、特許文献4参照)。
図11は、第5の従来技術による映像録画装置の一実施例におけるサムネール画像の表示例とそれに対する操作を説明するための図である。画面90〜94は、携帯電話やモバイルPCといった端末装置の表示部、たとえば、液晶ディスプレイの画面であり、それぞれ、異なった時刻からの複数のサムネール画像が表示されている。
画面90は、最初(1回目)に表示される画面であり、時刻t=0.0から時刻t=250.0までの、時間間隔50.0の時刻の6枚のサムネール画像が表示されており、それぞれに、各サムネール画像の時刻が表示されている。
ユーザは、第1の目的の映像が時刻t=50.0(灰色表示のサムネール画像)の近傍にあると判断し、端末装置から、時刻t=50.0から、時間間隔10.0で表示することを指示すると、2回目のサムネール画像を表示した画面91が表示される。この例では、画面91には、時刻t=50.0から時間間隔10.0の5枚のサムネール画像が表示されている。
ユーザは、さらに、第1の目的の映像が時刻t=60.0(灰色表示のサムネール画像)の近傍にあると判断し、端末装置から、時刻t=60.0から、時間間隔2.0で表示することを指示すると、3回目のサムネール画像を表示した画面92が表示される。この例では、画面92には、時刻t=60.0から時間間隔2.0の5枚のサムネール画像が表示されている。この中の時刻t=62.0のサムネール画像(灰色表示のサムネール画像)が、第1の目的の映像である。
また、ユーザは、第2の目的の映像を見たい場合は、また、最初の画面表示を指示すると、再び、画面90が表示される。今回も、同様に、第2の目的の映像が時刻t=200.0(灰色表示のサムネール画像)の近傍にあると判断し、端末装置から、時刻t=200.0から、時間間隔10.0で表示することを指示すると、2回目のサムネール画像を表示した画面93が表示される。さらに、第2の目的の映像が時刻t=220.0(灰色表示のサムネール画像)の近傍にあると判断し、端末装置から、時刻t=220.0から、時間間隔2.0で表示することを指示すると、3回目のサムネール画像を表示した画面94が表示される。時刻t=222.0に第2の目的の映像であるサムネール画像(灰色表示のサムネール画像)がある。
特開2000−287165号公報 特開平11−284948号公報 特開平10−13773号公報 特開平10−112835号公報
上述した第1の従来技術では、サムネール画像を1枚づつ表示し、かつ、次のサムネール画像を表示するために毎回ユーザの操作が必要であり、目的の画像に到達するためには、相当の労力をユーザに強いることになるという問題がある。
また、上述した第2〜4の従来技術によるサムネール画像による映像表示が、映像のハンドリング、たとえば、映像の編集ポイントの設定やチャプター分割の分割ポイントの設定のための補助手段として利用されることが多く、シーンチェンジ毎や一定時間間隔毎に予め作成しておいたサムネール画像を表示することで、十分その目的が達成されていたが、サムネール画像により表示される映像コンテンツの内容を楽しむためには、十分なものではなかった。
つまり、シーンチェンジ毎や一定時間間隔毎に予め作成しておいたサムネール画像を表示するという従来技術は、映像の概要を理解できる程度にサムネール画像間の継続性が維持されていないことがあるといった問題、または、ユーザが希望する映像のサムネール画像が予め作成されたサムネール画像に含まれていないことがあるといった問題がある。
また、上述した第5の従来技術では、目的の映像に到達することはできるが、最初に表示されるサムネール画像間の時間間隔が粗いために、表示されているサムネール画像の中から目的の映像に最も近いサムネール画像がどれかを特定できない場合があり、この場合、何回かの試行錯誤が要求されるという問題がある。
また、上述した第6の従来技術では、予め抽出しておいた代表画像を表示するので、その代表画像の中に目的の画像の近辺の画像が含まれていないと、目的の画像を見つけることができないことがあるという問題がある。
また、いずれの従来技術も、ビデオ機器での操作とは異なった操作であり、映像の概要を理解したり、目的の映像にたどり着いたりするような映像を楽しむといった目的のためには、操作性がよくないという問題がある。
本発明の目的は、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができる録画再生装置、画像再生システムおよび端末装置を提供することである。
本発明は、動画像データを記憶する記憶手段と、
前記動画像データの再生開始位置と、所定時間間隔に生成されるサムネール画像の枚数とを規定する操作指示を端末装置から受信する受信手段と、
前記受信手段による新たな操作指示の受信の度に、前記記憶手段に記憶された動画像データの画像であって、前記再生開始位置からの画像を縮小したサムネール画像を前記新たな操作指示により規定される枚数分生成する生成手段と、
前記生成手段により生成されたサムネール画像を、受信する新たな操作指示に基づいて前記端末装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする録画再生装置である。
また本発明は、前記生成手段は、前記時間間隔とサムネール画像の枚数との組み合わせによって、前記記憶手段に記憶された動画像データのサムネール化すべき所定位置を決定することを特徴とする。
また本発明は、前記動画像データがCMの映像を含むかどうかを検出する検出手段を有し
記生成手段は、前記検出手段が検出したCM部分の画像データに対してはサムネール画像を生成せずに、CM部分に引続く画像データに対してサムネール画像を生成することを特徴とする。
また本発明は、前記動画像データの現在の再生停止位置の前後予め定められた範囲の画像データの中に文字表示が含まれているかどうかを検索する検索手段を有し、
前記生成手段は、前記検索手段が文字表示を検索したときは、検索された文字表示を含む範囲の動画像データからサムネール画像を生成し、生成したサムネール画像を優先して前記生成する枚数に含めることを特徴とする。
また本発明は、サムネール画像を表示する表示手段を有し、
前記生成手段が生成する最初のサムネール画像の再生位置から、予め定められた時間分の音声データを取得する取得手段と、
前記表示手段がサムネール画像を表示する際に、前記取得手段により取得した音声データを出力する音声出力手段とを有することを特徴とする。
また本発明は、複数の放送局から放送されている映像コンテンツの中から一つの映像コンテンツを選択して受信するコンテンツ受信手段を有し
前記記憶手段は、前記コンテンツ受信手段により受信されたコンテンツを動画像データとして記憶することを特徴とする。
また本発明は、前記受信手段は、複数の放送局から放送されている映像コンテンツの中から一つの映像コンテンツを予め定められた時間つ順次選択して受信し
次選択されて受信した映像コンテンツから画像データを作成する作成手段、および前記画像データを再生する再生方向と、生成されるサムネール画像の時間間隔との組合せを予め定める組合せの中から選択する選択手段を有し
前記生成手段は、前記選択手段により選択された組合せに基づいて、作成された画像データのうち選択された映像コンテンツの画像データに対して、サムネール画像を生成することを特徴とする。
また本発明は、前記生成されたサムネール画像を、前記生成されたサムネール画像の基になった映像コンテンツを放送した放送局と関連付けて保存する保存手段を有し、
前記送信手段は、複数の放送局に対応するサムネール画像を送信することを特徴とする。
また本発明は、動画像データを記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶される動画像データからサムネール画像を生成する生成手段、および前記生成手段により生成されたサムネール画像を送信する録画通信手段を備える録画再生装置と、前記録画再生装置から送信されるサムネール画像を受信する端末通信手段、および前記端末通信手段により受信されたサムネール画像を表示する表示手段を備える端末装置とを含む画像再生システムであって、
前記端末装置は、前記動画像データの再生開始位置と、所定時間間隔に生成されるサムネール画像の枚数とを規定する操作指示を指示する指示手段をさらに含み、
前記端末通信手段は、前記指示手段により指示された操作指示を前記録画再生装置に送信し、
前記録画通信手段は、前記端末装置から操作指示を受信し、
前記生成手段は、前記録画通信手段による新たな操作指示の受信の度に、前記記憶手段に記憶された動画像データの画像であって、前記再生開始位置からの画像を縮小したサムネール画像を前記新たな操作指示により規定される枚数分生成し、
前記録画通信手段は、前記生成手段により生成されたサムネール画像を、受信する新たな操作指示に基づいて前記端末装置に送信することを特徴とする画像再生システムである。
また本発明は、前記録画再生装置は、生成したサムネール画像の画像データ内の再生位置を特定する位置特定情報と、サムネール画像を特定するサムネール特定情報とを、前記生成したサムネール画像とともに保存する特定情報保存手段を有し、
前記録画通信手段は、サムネール画像を送信する際に、前記サムネール特定情報を前記サムネール画像とともに送信し、
前記端末通信手段は、送信されたサムネール画像の中から選択されたサムネール画像を特定するサムネール特定情報を前記録画再生装置に送信し、
前記録画再生装置は、受信したサムネール特定情報により、予め定められた前記録画再生装置の操作が行なわれたものであるとして、前記サムネール画像の開始位置から前記予め定められた操作に伴う動作を行なうことを特徴とする。
また本発明は、前記録画再生装置は、生成したサムネール画像の画像データ内の再生位置を特定する位置特定情報と、サムネール画像を特定するサムネール特定情報とを、前記生成したサムネール画像とともに保存する特定情報保存手段を有し、
前記録画通信手段は、サムネール画像を送信する際に、前記サムネール特定情報を前記サムネール画像とともに送信し、
前記端末通信手段は、送信されたサムネール画像の中から選択されたサムネール画像を特定するサムネール特定情報を前記録画再生装置に送信し、
前記録画通信手段は、受信したサムネール特定情報が特定するサムネール画像の開始位置からの画像データを前記端末装置に送信し、
前記表示手段は、送信された画像データを再生して表示することを特徴とする。
また本発明は、前記録画再生装置は、複数の放送局から放送されている映像コンテンツの中から一つの映像コンテンツを予め定められた時間つ順次選択して受信するコンテンツ受信手段と、
前記順次選択して受信した映像コンテンツから動画像データを作成する作成手段と、
作成した動画像データを、前記作成した動画像データの基になった映像コンテンツを放送した放送局を特定する放送局特定情報とともに保存する保存手段を有し、
前記端末装置は、前記画像データを再生する再生方向と、生成されるサムネール画像の時間間隔との組合せを予め定める組合せの中から選択する選択手段を有し、
前記生成手段は、作成された動画像データに対して、前記選択手段により選択された組合せに基づいて、サムネール画像を生成し、
前記録画通信手段は、生成されたサムネール画像を送信する際に、前記放送局特定情報を、前記生成されたサムネール画像とともに送信し、
前記端末装置の表示手段は、前記放送局特定情報により特定される放送局毎に順次サムネール画像を表示し、
前記端末通信手段は、表示されたサムネール画像の中から選択されたサムネール画像の放送局を示す前記放送局特定情報を前記録画再生装置に送信し、
前記録画通信手段は、受信した放送局特定情報が特定する放送局を選択することを特徴とする。
また本発明は、動画像データの再生開始位置と、所定時間間隔に生成されるサムネール画像の枚数とを規定する操作指示を新たに受信する度に、動画像データの画像であって、前記再生開始位置からの画像を縮小したサムネール画像を前記新たに受信した操作指示により規定される枚数分生成する録画再生装置から送信されたサムネール画像を受信する端末受信手段と、
前記端末受信手段により受信したサムネール画像を表示する表示手段と、
前記操作指示を指示する指示手段と、
前記指示手段により指示された操作指示を前記録画再生装置に送信する端末送信手段とを備えることを特徴とする端末装置である。
また本発明は、前記新たな操作指示により規定される再生開始位置は、現在の再生停止位置であることを特徴とする。
また本発明は、前記新たな操作指示により規定される再生開始位置は、現在の再生停止位置であることを特徴とする。
本発明によれば、端末装置から新たな操作指示を受信する度に、新たな操作指示で規定される再生開始位置および枚数でサムネール画像が生成されるので、動画像データ、つまり録画データから生成したサムネール画像を、端末装置からビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、既に目的の映像の位置をある程度把握している場合には、より早く目的の映像に到達することができる。
また、サムネール画像は所定時間間隔に生成されるので、たとえばビデオ機器での再生、早送りおよびスローに相当する時間間隔で、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、通常のビデオ機器と同等の簡単な操作でサムネール画像を表示することができる。
また本発明によれば、前記時間間隔とサムネール画像の枚数との組み合わせによって、動画像データのサムネール化すべき所定位置を決定するので、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、より早く目的の映像に到達することができ、より柔軟な画像再生が行なえるようになる。
また本発明によれば、CM(Commercial)部分の録画データについては、サムネール画像を作成しないので、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、CM部分を無くしたサムネール画像を表示でき、より早く目的の映像に到達できる。
また本発明によれば、録画データに文字表示を含む部分を検索し、検索した部分からサムネール画像を生成し、優先して表示するので、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、サムネール画像だけでは内容を把握しにくいときに、より内容を理解することができるようになる。
また本発明によれば、表示画面の最初のサムネール画像の再生位置からの音声データを取得して出力するので、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、サムネール画像だけでは内容を把握しにくいときに、少ないデータ通信量の増加だけで、映像の内容を理解することができるようになる。
また本発明によれば、複数の放送局から放送されている映像コンテンツの中から選択された一つの映像コンテンツを受信して録画データとして記憶するので、受信した映像コンテンツの録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、選択されている映像コンテンツのサムネール画像を表示することができる。
また本発明によれば、複数の放送局から放送されている映像コンテンツの中から一つの映像コンテンツを予め定められた時間づつ順次選択して作成した録画データに基づいてサムネール画像を生成するので、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、放送されている映像コンテンツを選択してサムネール画像を表示することができる。
また本発明によれば、複数の放送局から放送されている映像コンテンツの中から一つの映像コンテンツを予め定められた時間づつ順次選択して作成した録画データに基づいてサムネール画像を生成し、複数の放送局の生成されたサムネール画像を表示するので、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、サムネール画像を選択することにより放送局を選択することができる。
また本発明によれば、端末装置から新たな操作指示を受信する度に、新たな操作指示で規定される再生開始位置および枚数でサムネール画像が生成されるので、動画像データ、つまり録画データから生成したサムネール画像を、端末装置からビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、既に目的の映像の位置をある程度把握している場合には、より早く目的の映像に到達することができる。
また、サムネール画像は所定時間間隔に生成されるので、たとえばビデオ機器での再生、早送りおよびスローに相当する時間間隔で、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、通常のビデオ機器と同等の簡単な操作でサムネール画像を表示することができる。
また本発明によれば、生成したサムネール画像の録画データ内の再生位置を特定する特定情報を、前記サムネール画像と関連付けて保存しているので、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、サムネール画像が選択されたことにより、サムネール画像の開始位置から、予め定められた録画再生装置の操作を行なうことができる。
また本発明によれば、生成したサムネール画像の録画データ内の再生位置を特定する特定情報を、前記サムネール画像と関連付けて保存し、選択されたサムネール画像の再生位置からの録画データを端末装置に送信するので、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、選択したサムネール画像からの録画データの再生映像を端末装置側で見ることができる。
また本発明によれば、複数の放送局から放送されている映像コンテンツの中から選択された一つの映像コンテンツからサムネール画像を生成し、生成されたサムネール画像の基になった映像コンテンツを放送する放送局を特定する放送局特定情報とともに送信するので、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、サムネール画像が選択されたことにより、選択されたサムネール画像に対応する放送局を選択することができる。
また本発明によれば、端末装置から新たな操作指示を受信する度に、新たな操作指示で規定される再生開始位置および枚数でサムネール画像が生成されるので、動画像データ、つまり録画データから生成したサムネール画像を、端末装置からビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、既に目的の映像の位置をある程度把握している場合には、より早く目的の映像に到達することができる。
また、サムネール画像は所定時間間隔に生成されるので、たとえばビデオ機器での再生、早送りおよびスローに相当する時間間隔で、録画データから生成したサムネール画像をビデオ機器の操作と同様の操作性で表示することができ、また、通常のビデオ機器と同等の簡単な操作でサムネール画像を表示することができる。
また本発明によれば、新たな操作指示によるサムネール画像は、前の操作指示による再生停止位置から生成されるので、前の操作によって再生が停止した位置を起点として次のサムネール画像を表示することができ、ビデオ機器のように操作することができる。また、録画データのサムネール画像をサムネール画像間での映像の概要の継続性を損なうことなく更新して表示し、目的の映像に到達することができる。
また本発明によれば、新たな操作指示によるサムネール画像は、前の操作指示による再生停止位置から生成されるので、前の操作によって再生が停止した位置を起点として次のサムネール画像を表示することができ、ビデオ機器のように操作することができる。また、録画データのサムネール画像をサムネール画像間での映像の概要の継続性を損なうことなく更新して表示し、目的の映像に到達することができる。
図1は、本発明の実施の一形態である画像再生システム1のハードウエア構成を示す図である。画像再生システム1は、PVR(Personal Video Recorder)に代表される、たとえば、テレビ放送を録画データとして記録媒体に録画保存し、記録媒体に保存した録画データを再生することができる録画再生装置10と、録画保存した録画データを遠隔から操作することができる、たとえば、携帯電話やモバイルPC(Personal Computer)といった個人用の持ち運び可能な端末装置20とを含んで構成される。また、端末装置20は、録画再生装置10を本体装置としたとき、本体装置を遠隔で操作するための外部の機器、たとえば、液晶ディスプレイなどの表示部を備えたリモコン機器のような外部の機器でもよい。
録画再生装置10は、中央制御部11、記憶部12、通信部13、指示入力部14、映像出力部15、および映像入力部16を含んで構成され、記憶部12には、プログラムメモリ121、作業用メモリ122、および補助記憶メモリ123がある。端末装置20は、中央制御部21、記憶部22、通信部23、指示入力部24、および映像出力部25を含んで構成され、記憶部22には、プログラムメモリ221、作業用メモリ222、および補助記憶メモリ223がある。
中央制御部11は、録画再生装置10全体を制御する制御部で、たとえば、マイクロコンピュータで実現されるCPU(Central Processing Unit)により構成され、プログラムを格納するメモリであるプログラムメモリ121に格納されている種々のプログラムを実行し、また、処理に必要な情報を一時的に格納するためのメモリである作業用メモリ122に格納することにより、種々の処理を行なう。
また、中央制御部21は、端末装置20全体を制御する制御部で、たとえば、マイクロコンピュータで実現されるCPUにより構成され、プログラムを格納するメモリであるプログラムメモリ221に格納されている種々のプログラムを実行し、また、処理に必要な情報を一時的に格納するためのメモリである作業用メモリ222に格納することにより、種々の処理を行なう。
録画データなどを格納する補助記憶メモリ123、および、録画データから取得した静止画像を縮小したサムネール画像などを格納する補助記憶メモリ223は、内臓型のHDD(Hard Disk Drive)などの記憶媒体を用いるが、外付け型のHDDや、分離可能な記録媒体、たとえば、磁気テープなどを装填して書込みや読取りが可能な記憶装置を接続して用いてもよい。
指示入力部24は、ユーザが録画再生装置10や携帯端末20に対する操作を行なうための入力部であり、たとえば、携帯電話などに備えられている数字や文字などを入力するボタンや電源投入切断などを行なう操作ボタン、または、モバイルPCなどのキーボードやマウスが用いられる。
ユーザは、指示入力部24からサムネール画像の表示を開始するための開始指示と種々の操作を指示する操作指示を行なうと、指示入力部24は、入力された開始指示と操作指示を中央制御部21に通知する。中央制御部21は、通知された開始指示と操作指示を、無線通信を行なう通信部23から録画再生装置10に送信する。
録画再生装置10の無線通信を行なう通信部13は、送信された開始指示と操作指示を受信すると、中央制御部11に通知する。開始指示と操作指示を通知された中央制御部11は、操作指示に従って、補助記憶メモリ123に格納されている録画データを基にサムネール画像を生成し、生成したサムネール画像を、通信部13を介して、端末装置20に送信する。
端末装置20の通信部23は、送信されたサムネール画像を受信し、中央制御部21に転送する。中央制御部21は、転送されたサムネール画像を、補助記憶メモリ223に格納するとともに、液晶ディスプレイやモニタといった表示を行なうための出力部である映像出力部25の表示画面に表示する。
ユーザは、表示されたサムネール画像を見て、次の操作指示を指示入力部24から指示する。新たに指示された操作指示は、中央制御部21により、録画再生装置10に送られ、録画再生装置10は、現在、つまり、新たな操作指示を受けたときに、停止している再生位置から、新たな操作指示に従ってサムネール画像を生成し、携帯端末20に送信する。携帯端末20は、新たな操作指示に従って生成されたサムネール画像を、最初に表示したサムネール画像に置き替えて表示する。以後、ユーザが目的の映像に到達するまで、この動作が繰り返される。
映像入力部16は、テレビ放送を受信するためのアンテナやチューナ、あるいは、映像や音声の入力端子、A−D(Analog-Digital)変換を行なう部位などで実現されるものである。映像出力部15は、テレビ放送の映像や録画データを再生した映像を表示するための表示部で、たとえば、液晶ディスプレイやモニタが用いられる。指示入力部14は、テレビ放送のチャンネルを選択する指示や、録画再生を行なうため指示を入力するための入力部である。
録画再生装置10の通信部13と端末装置20の通信部23との通信は、無線通信である必要は無く、電話回線など有線通信や赤外線、あるいは、インターネットを経由するものでもよい。この間の通信は、たとえば、インターネットであれば、TCP/IP(
Transmission Control Protocol/Internet Protocol)上に実装されたプロトコル、たとえば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などで行なえばよい。また、赤外線を用いる場合は、IrOBEX(Infrared Data Association Object Extended Protocol)などのプロトコルを用いて行なえばよい。
端末装置20からの指示で、補助記憶メモリに格納されている録画データを読出し、サムネール画像の表示を行なう場合は、映像入力部16、映像出力部15、および指示入力部14は、不要である。
図2は、本発明の実施の一形態である録画再生システム1の表示画面の表示例を示す図である。図2(a)は、録画再生装置10の表示画面の一例を示す図であり、モニタ30は、録画再生装置10の映像出力部15に相当し、モニタ30の表示画面31にテレビ放送の映像や録画データの再生映像が表示される。
図2(b)は、端末装置20の表示画面の一例を示す図であり、端末装置20の一種であるリモコン機器40の表示画面41に、5つのサムネール画像41a〜41eが表示されている。ユーザは、操作ボタン42a〜42jを操作して、サムネール画像を表示し、表示されたサムネール画像を見ることにより、録画データの概要を理解したり、目的の映像を探したりすることができる。
操作ボタン42a〜42jを用いて行なう操作の中には、ビデオ機器で用いられている再生、早送り、巻戻し、スローといった操作が含まれている。
また、受信したサムネール画像は、一度にすべて表示する必要はなく、小さい画面であれば、受信したサムネール画像を、数枚づつスクロール表示してもよい。
図3は、本発明の実施の一形態における端末装置20から指示できる操作の一覧の一例を示す図であり、操作ボタンの表示、キーコード、および生成するサムネール画像の時間間隔と枚数を11種類の操作ボタンの表示毎に、一覧表にしたものである。
蘭50、51、および52には、それぞれ、「操作ボタンの表示」、「キーコード」、および「生成するサムネール画像の時間間隔と枚数」と記載されており、53a〜53kの各行には、各操作ボタンの表示に対応するキーコードおよび生成するサムネール画像の時間間隔と枚数が示されている。たとえば、行53aには、操作ボタンの表示「>」に対応するキーコード「00」と、サムネール画像の時間間隔と枚数「1.0(s)/5枚」と記載されている。
行53aは、ビデオ機器の再生に相当する操作であり、行53b〜53eは、早送りに相当する機能であり、それぞれ、5倍速、10倍速、30倍速、150倍速の早送りに対応する。行53f〜53iは、巻戻しに相当する操作であり、それぞれ、5倍速、10倍速、30倍速、150倍速の早送りに対応し、行53jは、0.5倍速のスロー再生、行53kは、0.5倍速のスロー巻戻し再生である。
ユーザが押した操作ボタンに対応するキーコードが、端末装置20から、録画再生装置10に、操作指示として送信される。図3に示した一覧表は、端末装置20の作業用メモリ222に格納されているが、「操作ボタンの表示」の蘭50が無い一覧表が、つまり、「キーコード」と「生成するサムネール画像の時間間隔と枚数」との対応を示す一覧表が、録画再生装置10の作業用メモリ122に格納されており、録画再生装置10は、キーコードから、ユーザが指示した操作を把握することができる。
リモコン機器40などの端末装置は、携帯性が重要であり、装置の大きさを小さくするために、操作ボタンの数を限定しており、上述した11種類の操作にそれぞれ個別の操作ボタンを割り当てることができない場合が多い。このような場合は、ボタン操作の組合せや、ボタンを押している時間などに対応させて、指示させてもよい。
上述した実施形態では、生成する枚数を5枚としたが、表示画面の大きさに応じて増減してもよい。また、早送り、巻戻し、スローの再生速度や種類は、使用される形態を考慮して変更や増減をしてもよい。
また、予め用意した操作だけでなく、ユーザが、再生方向と生成するサムネール画像の時間間隔を指定できるようにして、指定された再生方向と生成するサムネール画像の時間間隔を、操作指示として、録画再生装置に指示してもよい。
また、録画データの再生開始位置(録画データの再生を開始するときの映像の時刻)や生成する枚数を指定できるようにして、指定された再生開始位置や生成する枚数を、操作指示として、録画再生装置10に指示してもよい。この場合、録画再生装置10は、現在停止している再生位置からサムネール画像を生成するのではなく、指定された再生開始位置からサムネール画像を生成する。
図4は、本発明の実施の一形態におけるメモリに格納されているプログラムまたは格納されるデータの記憶領域の構成を示す図である。図4(a)は、録画再生装置10のプログラムメモリ121に格納されているプログラムを示しており、格納されているプログラムには、映像録画制御プログラム121a、映像再生制御プログラム121b、サムネール画像生成制御プログラム121c、およびサムネール画像生成プログラム121dなどがある。
映像録画制御プログラム121aは、映像入力部16から送られてくる映像を録画データとして作成し、補助記憶メモリ123に格納するといった制御を行なうプログラムである。映像再生制御プログラム121bは、補助記憶メモリ123に格納された録画データを再生し、映像表示部15に表示するといった制御を行なうプログラムである。
サムネール画像生成制御プログラム121cは、サムネール画像を生成する処理の中心の役割を持つプログラムである。携帯端末20の指示入力部24から指示された操作指示を解釈して、解釈した内容をサムネール画像生成プログラム121dに指示する。つまり、携帯端末20からの操作指示は、キーコードとして送信されるので、サムネール画像生成制御プログラム121cは、作業用メモリ122に保持している図3に示した一覧表に対応する一覧表に基づいて、送信されたキーコードから、サムネール画像を生成する時間間隔と枚数を求めて、作業用メモリ122に設定する。たとえば、携帯端末20から受け取った操作指示のキーコードが、「00」であるときは、「1秒間隔」および「5枚」という情報を作業用メモリ122に設定する。
サムネール画像生成制御プログラム121cは、サムネール画像生成プログラム121dに、作業用メモリ122に設定した時間間隔と枚数で、サムネール画像を生成するように指示する。サムネール画像生成プログラム121dは、録画データの現在停止している再生位置から、作業用メモリ122に設定された時間間隔のサムネール画像を、作業用メモリ122に設定された枚数分生成し、生成したサムネール画像を補助記憶メモリ123に格納する。
また、サムネール画像生成制御プログラム121cは、補助記憶メモリ123から生成されたサムネール画像を読出し、端末装置20に送信する。
図4(b)は、録画再生装置10の補助記憶メモリ123に格納されるデータの記憶領域を示しており、格納されるデータの記憶領域には、インデックスデータ記憶部123a、録画データ記憶部123b、およびサムネール画像データ記憶部123cなどがある。
インデックスデータ記憶部123aは、生成したサムネール画像を特定する情報であるインデックス番号と、そのインデックス番号が特定するサムネール画像の録画データ上の位置情報(時刻)とを関連付けて格納する記憶領域である。録画データ記憶部123bは、録画データを格納する記憶領域であり、サムネール画像データ記憶部123cは、サムネール画像を格納する記憶領域である。
図4(c)は、端末装置20のプログラムメモリ221に格納されているプログラムを示しており、格納されているプログラムには、映像表示制御プログラム221aといったプログラムがある。
映像表示制御プログラム221aは、補助記憶メモリ223に格納されているサムネール画像を映像出力部25に表示するプログラムである。
図4(d)は、端末装置20の補助記憶メモリ223に格納されるデータの記憶領域を示しており、格納されるデータの記憶領域には、インデックスデータ記憶部223aおよびサムネール画像データ記憶部223cなどがある。
図5は、本発明の実施の一形態における録画再生装置10のサムネール画像生成制御プログラム121cの主たる処理を示すフローチャートである。この処理は、録画再生装置10が、端末装置20から開始指示を受信したときに開始される。
ステップS1では、端末装置20から受信した操作指示にキーコードが含まれているかどうかを確認する。キーコードが含まれているときは、再生、早送り、巻戻し、または、スローといった操作指示がされた場合であり、ステップS2に進み、キーコードが含まれていないときは、ステップS5に進む。ステップS2では、最後に送信したサムネール画像の次に生成するサムネール画像の開始位置を、作業用メモリ122に設定する。
ステップS3では、作業用メモリ122に格納されている一覧表を参照し、キーコードに対応する生成するサムネール画像の時間間隔と枚数を、作業用メモリ122に設定する。ステップS4では、作業用メモリ122に設定された開始位置と時間間隔と枚数に基づいて、サムネール画像を生成するために、サムネール画像生成プログラム121dを呼び出した後、終了する。
ステップS5では、操作指示に再生開始位置と時間間隔が含まれているかどうかを確認する。再生開始位置と時間間隔が含まれているときは、ステップS6に進み、含まれていないときは、ステップS8に進む。
ステップS6では、操作指示に含まれる指定された再生開始位置をサムネール画像を生成する開始位置として、作業用メモリ122に設定する。ステップS7では、操作指示に含まれる指定された時間間隔と枚数を、作業用メモリ122に設定した後、ステップS4に進む。
ステップS8では、操作指示が無く、単に開始指示だけのときであり、サムネール画像を生成する開始位置として、デフォルト値を作業用メモリ122に設定する。ステップS9では、デフォルト値の時間間隔と枚数を、作業用メモリ122に設定した後、ステップS4に進む。
図6は、本発明の実施の一形態における録画再生装置10のサムネール画像生成プログラム121dの処理を示すフローチャートである。この処理は、サムネール画像生成制御プログラム121cから呼び出されたときに開始される。ステップS10では、作業用メモリ122に設定された開始位置から、設定された枚数のサムネール画像を、設定された時間間隔で、録画データの静止画像を抽出する。
ステップS11では、幾何学変換や線形補間などの処理を行なって、抽出した静止画像を縮小した縮小画像を生成する。画像を縮小する処理は、静止画像を構成する各画素のX座標とY座標を、予め定められた倍率(縮小率)を乗じた位置に移動させることにより行なわれる。たとえば、元の画素サイズが256x256のものを、縦方向および横方法ともに、サイズを1/2に縮小することを考えた場合、X,Y座標(100,50)に位置する画素は、X,Y座標(50,25)に移動する。この処理を元の静止画像を構成するすべての画素について行なうことにより、縮小処理が行なわれる。
なお、この処理を行なう際、変換後の座標位置が整数値の位置に対応しなかったり、あるいは、誤差により複数の画素が同じ画素位置に対応したりするために歪が生じることがあり、変換後の画素値に対して線形補間の処理を行なってもよい。線形補間処理は、たとえば、求めるべき変換後のそれぞれの画素値を、縮小して移動した画素のうち近傍の4画素との距離に応じて重み付けを施すことにより決定する線形補間処理を用いる。
ステップS12では、生成した縮小画像に対して、減色処理を行い、画像のデータ量を削減する。減色処理は、元の色に近い色で近似したり、別の色を組み合わせて元の色に近い色を表現したりすることによって行なわれ、たとえば、誤差拡散法やディザ法などの方法を用いて行なう。なお、減色処理は、通信で送るデータ量を削減するためのものであり、必ずしも行なう必要はない。
上述した実施例では、設定された枚数のサムネール画像を生成したが、次に要求されると予測される再生位置、たとえば、生成した最後のサムネール画像の再生位置の前後の予め定められた範囲について、サムネール画像を生成して、作業用メモリ122に格納しておき、次にサムネール画像生成制御プログラム121cから呼び出されたときに、作業用メモリ122に設定された指示により生成しようとするサムネール画像が、既に作業用メモリ122にあれば、作業用メモリに格納されているサムネール画像を、新たに生成したサムネール画像としてもよい。これにより、次のサムネール画像をより早く表示することができるようになる。
また、サムネール画像を生成する位置の録画データが、CM(Commercial)部分のときは、CM部分の映像については、サムネール画像を作成せず、CM部分が経過した後から、継続してサムネール画像を生成してもよい。CM部分を識別するための手段は、たとえば、音声のステレオ/モノラルが切り替わったことを検出するといった手段がある。
また、文字認識プログラムをプログラムメモリ121に格納しておき、サムネール画像を生成する位置の前後の予め定められた範囲の映像について、この文字認識プログラムを用いて、映像中に文字があるかないかを検索し、テロップなどの識別可能な文字が含まれる映像については、優先してサムネール画像を生成するようにしてもよい。
文字の検索は、たとえば、テロップは、白い表示であることが多いという特性、さらに、表示される位置がほぼ決まっているという特性があり、その表示される部分の映像について、各画素のRGB(Red Green Blue)の3色の諧調を用いて、映像間の諧調の変化を算出し、予め定めた敷居値を越えたときに、文字を検出したと判断することにより文字を含む映像を検索することができる。これにより、サムネール画像だけでは内容を把握しにくいときに、より内容を理解することができるようになる。
また、サムネール画像を生成する際に、先頭のサムネール画像に対応する映像から、予め定められた時間分の音声を、音声データとして、作業用メモリ122に格納し、端末装置20にサムネール画像とともに送信し、サムネール画像を表示する際に、スピーカやイヤホンといった図示されていない音声出力部から音声を出力してもよい。音声データは、映像データより情報量が少なく、サムネール画像だけでは内容を把握しにくいときに、少ないデータ通信量で、映像の内容を理解することができるようになる。
また、サムネール画像を生成するときに、各サムネール画像を特定するインデックス番号を生成し、サムネール画像と関連付けてインデックデータ記憶部123aに格納しておき、端末装置20にサムネール画像を送信する際に、このインデックス番号も送信し、ユーザが、端末装置20の表示画面で、一つのサムネール画像を特定したときに、端末装置20は、このサムネール画像に対応するインデックス番号のみを、録画再生装置10に送信すれば、録画再生装置10は、どのサムネール画像が指定されたかを把握することができ、指定されたサムネール画像の再生位置から、予め定められた処理、たとえば、映像を再生するといった処理を行なうことができる。
これにより、録画再生装置10で再生している映像を停止することなく、次に再生したい映像の検索と頭出しを行なうことができる。
また、指定されたサムネール画像の再生位置から再生される映像を、たとえば、MPEG2形式に圧縮された映像データとして、端末装置20に送信し、端末装置20で映像を再生してもよい。映像データを送信する方式は、ストリーミングと呼ばれる方式を用いて、RTP(Real-time Transport Protocol)などのプロトコルで送信すればよく、録画再生装置10にRTPサーバプログラム、端末装置20にRTPクライアントプログラムを、それぞれ、プログラムメモリ121、221に格納して実行できるようにしておくことに実現可能である。
これにより、特にデータ通信量に応じて課金されるような通信手段を経由して映像を再生したい場合に、課金される金額を抑えることができ、比較的高速な通信手段において、不要な部分の映像は、サムネール画像により通信のデータ量を抑え、必要な部分の映像のみ、ストリーミング方式で映像を再生するといった利用形態に適している。
また、映像録画制御プログラム121aが選局された放送局から放送される映像から作成した録画データに対して、サムネール画像を生成して、サムネール画像データ記憶部123cに格納してくことにより、ユーザは、格納されたサムネール画像に対して、再生、早送り、巻戻し、スローといった操作を行なって、現在選局して放送されている放送の過去の映像をサムネール画像として見ることができる。
また、映像録画制御プログラム121aが複数の放送局から放送される映像から作成した録画データに対して、サムネール画像を生成して、サムネール画像データ記憶部123cに格納してくことにより、ユーザは、現在放送されている複数の放送の過去の映像を、ほぼリアルタイムに選択して見ることにより、放送局を選局することができ、また、格納されたサムネール画像に対して、再生、早送り、巻戻し、スローといった操作を行なって、複数の放送局から放送されている放送の過去の映像をサムネール画像として見ることができる。
複数の放送局の映像を録画するために、複数のチューナを搭載して並行して録画データを作成してもよいし、複数の放送局に対し一つのチューナにより、時分割で放送局を切り替えて録画データを作成してもよい。サムネール画像は、もともと、断続的なものであり、一つの放送局の映像が断続的なものであっても、実用上特に支障はない。
図7は、本発明の実施の一形態における録画再生装置10のサムネール画像生成プログラム121dが行なう静止画像の抽出処理を説明するための図であり、動画像を圧縮する技術、たとえば、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)で記録された録画データを時系列に表示したものである。MPEG2は、放送局で必要とされる程度の品質の符号化技術であり、3種類のフレーム画像、つまり、過去や未来のフレーム画像との関係を用いずに元の画像を復元できるキーフレームと呼ばれるIピクチャ、過去のIピクチャあるいはPピクチャとの関係を基に生成されるPピクチャ、および、前後のIピクチャ又はPピクチャとの関係を基に生成されるBピクチャから構成される。
静止画像を抽出する際、抽出したい位置のフレーム画像が、Iピクチャ、たとえば、Iピクチャ61である場合には、単にそのフレーム画像を復号して抽出するだけでよい。抽出したい位置のフレーム画像が、Pピクチャ、たとえば、Pピクチャ64である場合には、Iピクチャ61を基に復号する必要があり、また、抽出したい位置のフレーム画像が、Bピクチャ、たとえば、Bピクチャ62である場合には、Iピクチャ61又はPピクチャ64を基に復号する必要がある。
図8は、本発明の実施の一形態におけるサムネール画像の表示例とそれに対する操作を説明するための図である。画面80〜84は、5つのサムネール画像を表示した端末装置20の表示画面を、5つ示したものである。
画面80は、再生指示によって、最初(1回目)に表示される画面であり、時刻t=0.0から時刻t=4.0までの、時間間隔1.0の時刻の5枚のサムネール画像が表示されており、それぞれに、各サムネール画像の時刻が表示されている。
ユーザが目的の映像はもっと先にあると思い、端末装置20から10倍速の早送りを指示すると、画面81が表示され、時刻t=14.0から時刻t=54.0までの、時間間隔10.0の時刻の5枚のサムネール画像が表示される。これは、前回の最終のサムネール画像の時刻t=4.0を基点に、時間間隔10.0で生成されたサムネール画像である。
ユーザが、目的の画像が時刻t=44.0付近にあると思い、端末装置20から3倍速の巻戻しを指示すると、画面82が表示され、時刻t=51.0から時刻t=39.0までの、時間間隔3.0の時刻の5枚のサムネール画像が表示される。
ユーザが、目的の画像がこの付近にあると思い、端末装置20から再生を指示すると、画面83が表示され、時刻t=40.0から時刻t=44.0までの、時間間隔1.0の時刻の5枚のサムネール画像が表示される。
この中に目的の画像がないので、ユーザは、引き続き再生を指示すると、画面84が表示され、時刻t=45.0から時刻t=49.0までの、時間間隔1.0の時刻の5枚のサムネール画像が表示される。この中の時刻t=46.0のサムネール画像(灰色表示のサムネール画像)が、目的の画像であり、ユーザは、見たかったシーンを見ることができる。
上述した操作を行なうことにより目的の画像に到達できるので、つまり、ユーザの意思によって、表示の時間間隔を自由に変化させながら、ビデオ機器の操作感で表示時刻を前後に操作できるので、従来技術に比べて、より自然な操作感でサムネール画像の表示が可能となる。
上述した実施例では、つまり、録画再生装置10と端末装置20とを含んで構成される画像再生システム1について説明したが、本発明は、この構成に限定されるものではなく、たとえば、液晶モニタとPVR機能が備えられた単一の装置で、放送を受信し、録画と再生が行なえる装置であってもよい。
図9は、本発明の実施の他の形態である画像再生装置70のハードウエア構成を示す図であり、単一の装置からなるものである。画像再生装置70は、中央制御部71、記憶部72、指示入力部73、映像入力部74、および映像出力部75を含んで構成され、記憶部72には、プログラムメモリ721、作業用メモリ722、および補助記憶メモリ723がある。
中央制御部71は、画像再生装置70全体を制御する制御部で、たとえば、マイクロコンピュータで実現されるCPUにより構成され、プログラムを格納するメモリであるプログラムメモリ721に格納されている種々のプログラムを実行し、また、処理に必要な情報を一時的に格納するためのメモリである作業用メモリ722に格納することにより、種々の処理を行なう。
プログラムメモリ721の中には、録画再生装置10のプログラムメモリ121内に格納されている映像録画制御プログラム121a、映像再生制御プログラム121b、サムネール画像生成制御プログラム121c、およびサムネール画像生成プログラム121dと同じプログラムと、端末装置20のプログラムメモリ221に格納されている画像表示制御プログラム221aと同じプログラムなどが格納されている。
録画データと録画データから取得した静止画像を縮小したサムネール画像などを格納する補助記憶メモリ723は、内臓型のHDDなどの記憶媒体を用いるが、外付け型のHDDや、分離可能な記録媒体、たとえば、磁気テープなどを装填して書込みや読取りが可能な記憶装置を接続して用いてもよい。補助記憶メモリ723に格納されるデータの記憶領域には、録画再生装置10の補助記憶メモリ123内の記憶領域であるインデックスデータ記憶部123a、録画データ記憶部123b、およびサムネール画像データ記憶部123cと同じ記憶領域がある。
指示入力部73は、ユーザが画像再生装置70に対する操作を行なうための入力部であり、たとえば、携帯電話などに備えられている数字や文字などを入力するボタンや電源投入切断などを行なう操作ボタン、または、モバイルPCなどのキーボードやマウスが用いられる。
ユーザは、指示入力部73からサムネール画像の表示を開始するための開始指示と種々の操作を指示する操作指示を行なうと、指示入力部73は、入力された開始指示と操作指示を中央制御部71に通知する。
開始指示と操作指示を通知された中央制御部71は、操作指示に従って、補助記憶メモリ723に格納されている録画データを基にサムネール画像を生成し、生成したサムネール画像を、補助記憶メモリ723に格納するとともに、液晶ディスプレイやモニタといった表示を行なうための出力部である映像出力部75の表示画面に表示する。
ユーザは、表示されたサムネール画像を見て、次の操作指示を指示入力部73から指示する。新たな操作指示を指示された中央制御部71は、現在停止している再生位置から、新たな操作指示に従ってサムネール画像を生成し、生成したサムネール画像を、最初に表示したサムネール画像に置き替えて表示する。以後、ユーザが目的の映像に到達するまで、この動作が繰り返される。
映像入力部74は、テレビ放送を受信するためのアンテナやチューナ、あるいは、映像や音声の入力端子、A−D変換を行なう部位などで実現されるものである。映像出力部75は、テレビ放送の映像や録画データを再生した映像を表示するための表示部で、たとえば、液晶ディスプレイやモニタが用いられる。
図10は、本発明の実施の他の形態である画像再生装置70の表示画面の表示例を示す図である。図10(a)は、録画データから生成したサムネール画像を表示しており、映像出力部75は、サムネール画像を表示する際、表示画面76の下部にサムネール画像表示領域77を確保して、そこにサムネール画像、たとえば、5枚のサムネール画像77a〜77eを表示する。背景には、テレビ放送を表示しておいてもよいし、別の画像やメニュー画面を表示してもよいし、あるいは、サムネール画像を拡大して順次表示してもよい。
図10(b)は、複数の放送局のサムネール画像を表示した表示画面であり、映像出力部75は、サムネール画像を表示する際、表示画面に、たとえば、3つの放送局のサムネール画像を表示するために、3つのサムネール画像表示領域77〜79を確保して、それぞれ、5つのサムネール画像を表示する。
ユーザが表示されているサムネール画像を選択すると、中央制御部71は、選択されたサムネール画像の放送局を選局したり、または、選択されたサムネール画像の再生位置から予め定められた動作、たとえば、サムネール画像の再生といった動作を行なう。
上述した実施の形態では、録画データに対してサムネール画像を生成したが、複数の静止画像から構成される画像データ、たとえば、録画データから作成された複数の静止画像から構成される画像データからサムネール画像を生成して表示する場合にも適用できる。
また、サムネール画像は、録画データ内の特定の時刻(録画データの特定の再生位置)の静止画像に限定されるものではなく、任意の位置、たとえば、ある範囲の位置、すなわち、ある範囲の時刻の静止画像についてサムネール画像を生成して表示してもよい
本発明の実施の一形態である画像再生システム1のハードウエア構成を示す図である。 本発明の実施の一形態である録画再生システム1の表示画面の表示例を示す図である。 本発明の実施の一形態における端末装置20から指示できる操作の一覧の一例を示す図である。 本発明の実施の一形態におけるメモリに格納されているプログラムまたは格納されるデータの記憶領域の構成を示す図である。 本発明の実施の一形態における録画再生装置10のサムネール画像生成制御プログラム121cの主たる処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の一形態における録画再生装置10のサムネール画像生成プログラム121dの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の一形態における録画再生装置10のサムネール画像生成プログラム121dが行なう静止画像の抽出処理を説明するための図である。 本発明の実施の一形態におけるサムネール画像の表示例とそれに対する操作を説明するための図である。 本発明の実施の他の形態である画像再生装置70のハードウエア構成を示す図である。 本発明の実施の他の形態である画像再生装置70の表示画面の表示例を示す図である。 第5の従来技術による映像録画装置の一実施例におけるサムネール画像の表示例とそれに対する操作を説明するための図である。
符号の説明
1 画像再生システム
10 録画再生装置
11,21,71 中央制御部
12,22,72 記憶部
13,23 通信部
14,24,73 指示入力部
15,25,75 映像出力部
16,74 映像入力部
20 端末装置
30 モニタ
31,41,76 表示画面
40 リモコン機器
41a〜41e,77a〜77e サムネール画像
42a〜42j 操作ボタン
77〜79 サムネール画像表示領域
121,221,721 プログラムメモリ
121a 映像録画制御プログラム
121b 映像再生制御プログラム
121c サムネール画像生成制御プログラム
121d サムネール画像生成プログラム
122,222,722 作業用メモリ
123,223,723 補助記憶メモリ
123a,223a インデックスデータ記憶部
123b 録画データ記憶部
123c,223b サムネール画像データ記憶部
221a 映像表示制御プログラム

Claims (15)

  1. 動画像データを記憶する記憶手段と、
    前記動画像データの再生開始位置と、所定時間間隔に生成されるサムネール画像の枚数とを規定する操作指示を端末装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段による新たな操作指示の受信の度に、前記記憶手段に記憶された動画像データの画像であって、前記再生開始位置からの画像を縮小したサムネール画像を前記新たな操作指示により規定される枚数分生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたサムネール画像を、受信する新たな操作指示に基づいて前記端末装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする録画再生装置。
  2. 前記生成手段は、前記時間間隔とサムネール画像の枚数との組み合わせによって、前記記憶手段に記憶された動画像データのサムネール化すべき所定位置を決定することを特徴とする請求項記載の録画再生装置。
  3. 前記動画像データがCMの映像を含むかどうかを検出する検出手段を有し、
    前記生成手段は、前記検出手段が検出したCM部分の動画像データに対してはサムネール画像を生成せずに、CM部分に引続く動画像データに対してサムネール画像を生成することを特徴とする請求項1記載の録画再生装置。
  4. 前記動画像データの現在の再生停止位置の前後予め定められた範囲の動画像データの中に文字表示が含まれているかどうかを検索する検索手段を有し、
    前記生成手段は、前記検索手段が文字表示を検索したときは、検索された文字表示を含む範囲の動画像データからサムネール画像を生成し、生成したサムネール画像を優先して前記生成する枚数に含めることを特徴とする請求項1記載の録画再生装置。
  5. サムネール画像を表示する表示手段を有し、
    前記生成手段が生成する最初のサムネール画像の再生位置から、予め定められた時間分の音声データを取得する取得手段と、
    前記表示手段がサムネール画像を表示する際に、前記取得手段により取得した音声データを出力する音声出力手段とを有することを特徴とする請求項1記載の録画再生装置。
  6. 複数の放送局から放送されている映像コンテンツの中から一つの映像コンテンツを選択して受信するコンテンツ受信手段を有し、
    前記記憶手段は、前記コンテンツ受信手段により受信されたコンテンツを動画像データとして記憶することを特徴とする請求項1記載の録画再生装置。
  7. 前記受信手段は、複数の放送局から放送されている映像コンテンツの中から一つの映像コンテンツを予め定められた時間つ順次選択して受信し
    次選択されて受信した映像コンテンツから動画像データを作成する作成手段、および前記画像データを再生する再生方向と、生成されるサムネール画像の時間間隔との組合せを予め定める組合せの中から選択する選択手段を有し
    前記生成手段は、前記選択手段により選択された組合せに基づいて、作成された動画像データのうち選択された映像コンテンツの動画像データに対して、サムネール画像を生成することを特徴とする請求項記載の録画再生装置。
  8. 前記生成されたサムネール画像を、前記生成されたサムネール画像の基になった映像コンテンツを放送した放送局と関連付けて保存する保存手段を有し、
    前記送信手段は、複数の放送局に対応するサムネール画像を送信することを特徴とする請求項記載の録画再生装置。
  9. 動画像データを記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶される動画像データからサムネール画像を生成する生成手段、および前記生成手段により生成されたサムネール画像を送信する録画通信手段を備える録画再生装置と、前記録画再生装置から送信されるサムネール画像を受信する端末通信手段、および前記端末通信手段により受信されたサムネール画像を表示する表示手段を備える端末装置とを含む画像再生システムであって、
    前記端末装置は、前記動画像データの再生開始位置と、所定時間間隔に生成されるサムネール画像の枚数とを規定する操作指示を指示する指示手段をさらに含み、
    前記端末通信手段は、前記指示手段により指示された操作指示を前記録画再生装置に送信し、
    前記録画通信手段は、前記端末装置から操作指示を受信し、
    前記生成手段は、前記録画通信手段による新たな操作指示の受信の度に、前記記憶手段に記憶された動画像データの画像であって、前記再生開始位置からの画像を縮小したサムネール画像を前記新たな操作指示により規定される枚数分生成し、
    前記録画通信手段は、前記生成手段により生成されたサムネール画像を、受信する新たな操作指示に基づいて前記端末装置に送信することを特徴とする画像再生システム。
  10. 前記録画再生装置は、生成したサムネール画像の動画像データ内の再生位置を特定する位置特定情報と、サムネール画像を特定するサムネール特定情報とを、前記生成したサムネール画像とともに保存する特定情報保存手段を有し、
    前記録画通信手段は、サムネール画像を送信する際に、前記サムネール特定情報を前記サムネール画像とともに送信し、
    前記端末通信手段は、送信されたサムネール画像の中から選択されたサムネール画像を特定するサムネール特定情報を前記録画再生装置に送信し、
    前記録画再生装置は、受信したサムネール特定情報により、予め定められた前記録画再生装置の操作が行なわれたものであるとして、前記サムネール画像の開始位置から前記予め定められた操作に伴う動作を行なうことを特徴とする請求項記載の画像再生システム。
  11. 前記録画再生装置は、生成したサムネール画像の動画像データ内の再生位置を特定する位置特定情報と、サムネール画像を特定するサムネール特定情報とを、前記生成したサムネール画像とともに保存する特定情報保存手段を有し、
    前記録画通信手段は、サムネール画像を送信する際に、前記サムネール特定情報を前記サムネール画像とともに送信し、
    前記端末通信手段は、送信されたサムネール画像の中から選択されたサムネール画像を特定するサムネール特定情報を前記録画再生装置に送信し、
    前記録画通信手段は、受信したサムネール特定情報が特定するサムネール画像の開始位置からの動画像データを前記端末装置に送信し、
    前記表示手段は、送信された動画像データを再生して表示することを特徴とする請求項記載の画像再生システム。
  12. 前記録画再生装置は、複数の放送局から放送されている映像コンテンツの中から一つの映像コンテンツを予め定められた時間つ順次選択して受信するコンテンツ受信手段と、
    前記順次選択して受信した映像コンテンツから動画像データを作成する作成手段と、
    作成した動画像データを、前記作成した動画像データの基になった映像コンテンツを放送した放送局を特定する放送局特定情報とともに保存する保存手段を有し、
    前記端末装置は、前記画像データを再生する再生方向と、生成されるサムネール画像の時間間隔との組合せを予め定める組合せの中から選択する選択手段を有し、
    前記生成手段は、作成された動画像データに対して、前記選択手段により選択された組合せに基づいて、サムネール画像を生成し、
    前記録画通信手段は、生成されたサムネール画像を送信する際に、前記放送局特定情報を、前記生成されたサムネール画像とともに送信し、
    前記端末装置の表示手段は、前記放送局特定情報により特定される放送局毎に順次サムネール画像を表示し、
    前記端末通信手段は、表示されたサムネール画像の中から選択されたサムネール画像の放送局を示す前記放送局特定情報を前記録画再生装置に送信し、
    前記録画通信手段は、受信した放送局特定情報が特定する放送局を選択することを特徴とする請求項記載の画像再生システム。
  13. 動画像データの再生開始位置と、所定時間間隔に生成されるサムネール画像の枚数とを規定する操作指示を新たに受信する度に、動画像データの画像であって、前記再生開始位置からの画像を縮小したサムネール画像を前記新たに受信した操作指示により規定される枚数分生成する録画再生装置から送信されたサムネール画像を受信する端末受信手段と、
    前記端末受信手段により受信したサムネール画像を表示する表示手段と、
    前記操作指示を指示する指示手段と、
    前記指示手段により指示された操作指示を前記録画再生装置に送信する端末送信手段とを備えることを特徴とする端末装置。
  14. 前記新たな操作指示により規定される再生開始位置は、現在の再生停止位置であることを特徴とする請求項1記載の録画再生装置。
  15. 前記新たな操作指示により規定される再生開始位置は、現在の再生停止位置であることを特徴とする請求項記載の画像再生システム。
JP2004073195A 2004-03-15 2004-03-15 録画再生装置、画像再生システムおよび端末装置 Expired - Fee Related JP4413661B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004073195A JP4413661B2 (ja) 2004-03-15 2004-03-15 録画再生装置、画像再生システムおよび端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004073195A JP4413661B2 (ja) 2004-03-15 2004-03-15 録画再生装置、画像再生システムおよび端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005260862A JP2005260862A (ja) 2005-09-22
JP4413661B2 true JP4413661B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=35086125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004073195A Expired - Fee Related JP4413661B2 (ja) 2004-03-15 2004-03-15 録画再生装置、画像再生システムおよび端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4413661B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4978356B2 (ja) * 2007-07-19 2012-07-18 ソニー株式会社 画像再生制御装置、画像再生制御方法およびプログラム
JP5762145B2 (ja) 2011-06-02 2015-08-12 キヤノン株式会社 再生システム及びその処理方法及びプログラム
KR102099357B1 (ko) * 2013-07-30 2020-04-09 주식회사 케이티 스크린 샷을 제공하는 장치 및 시스템, 그리고 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005260862A (ja) 2005-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8023802B2 (en) Image processing apparatus
RU2607236C2 (ru) Задание последовательности контента
JP4360390B2 (ja) 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
US9241145B2 (en) Information processing system, recording/playback apparatus, playback terminal, information processing method, and program
US7362955B2 (en) Video recording and reproducing apparatus
JP5082153B2 (ja) 映像変換装置、映像再生装置、映像変換再生システム及びプログラム
KR101117915B1 (ko) 이종 기기간 동일 영상 재생 시스템 및 방법
JPH11284948A (ja) サムネイル作成方法及びサムネイル表示方法
US20070201819A1 (en) Apparatus and method for variable speed playback of digital broadcasting stream
JPWO2009139302A1 (ja) 録画再生装置
JP4413661B2 (ja) 録画再生装置、画像再生システムおよび端末装置
KR20100135131A (ko) 디스플레이 장치에서 영상 처리 방법 및 디스플레이 장치
KR20090050374A (ko) 저장 매체를 이용한 컨텐츠의 연속 재생 방법 및 이를 위한장치
WO2007055445A1 (en) A pre-viewing method of multiple movies or movie-clips in multimedia apparatus
JP2015053588A (ja) 電子機器、電子機機器の制御方法、及び情報記憶媒体
JP2002262240A (ja) 録画シーン検索方法および記録再生装置
JP4426622B2 (ja) データ中継装置
JP2006270793A (ja) ダイジェスト録画システム
JP2003061012A (ja) 映像再生装置
WO2015033448A1 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及び制御プログラム
JP2005151085A (ja) 録画番組一覧用サムネイル画像の作成方法、及び映像信号記録再生装置
JP2004248056A (ja) コンテンツ記録装置およびコンテンツ再生装置ならびにコンテンツ記録プログラムおよびコンテンツ再生プログラム
JP5089757B2 (ja) 録画装置、記録装置及び録画装置の制御方法
JP2012105218A (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
KR20090119052A (ko) 녹화ㆍ재생방법 및 녹화기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090619

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091014

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091118

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees