JP4410839B2 - 遊技盤の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤を機枠に着脱自在に取り付けるためのパチンコ機における遊技盤の取付構造に関するものである。
パチンコ機においては、遊技盤の交換がパチンコ機の前面または後面から簡単に行えることが求められる。特に新しい遊技盤と入れ替える際には現在使用中のパチンコ機を対象とするために、交換作業が迅速に行えることに加え、入れ替えた遊技盤が定められた位置に正確かつ堅固に固定されることが必要である。
遊技盤の取付構造として、例えば特許2625655号公報には、内板と外板とを有するセットプレートを用いて遊技盤の前後の基準面を位置決めしたうえに、前挟止片と後挟止片とを有する遊技盤押えを用いて、遊技盤端面を挟み付けて固定する遊技盤セット機構が開示されている。
しかしながら、上記遊技盤セット機構においては、セットプレートを遊技盤端面にいちいち当接する作業を必要とし、一工程で簡単に取付作業を行うことができない。また、遊技盤の厚みや幅には多少なりといえども製作上の寸法誤差は生ずるが、特に上記セット盤機構は幅方向に対して位置決め機能を有していないので、パチンコ機台によっては遊技盤が十分正確にかつ堅固に固定されないという問題がある。さらに、前挟止片と後挟止片とが別個に回動するので遊技盤の挟み付け作業がしづらいという問題があった。
特許第2625655号公報 (図6)
本発明は上記したような従来の問題点を解決して、セットプレートなどの別部品を必要とせず簡単な操作で正確かつ確実に固定することができる遊技盤の取付構造を提供するためになされたものである。
本発明の遊技盤の取付構造は、支軸に遊技盤面に沿って回動する前挟止片と、前挟止片と一体に回動する偏心カムとが所要間隔をおいて挿着され、かつ、前記偏心カムにより上下動される後挟止片がバネにより支軸と直交する方向に付勢されて挿着されている係止部材を、遊技機枠の少なくとも一方の内側面の上下に配設して、前挟止片を回動して偏心カムを回転させることにより後挟止片が突出して、遊技盤端部を前挟止片と後挟止片とで挟み付けるようにしたことを特徴とするものである。
上記した発明において、後挟止片を、バネの付勢方向に遊技盤裏面との間隔が狭くなる傾斜面上を摺動するものとして、後挟止片の突出により遊技盤を前方に押圧して遊技盤を前後方向に正しく位置決めすることができ、前挟止片の軸部に周方向に延びる弾性片を設けて、前挟止片を回動したときに前記弾性片が遊技盤を横方向に押圧して遊技盤を左右方向に正しく位置決めすることもできる。
以上のような係止部材は、遊技機枠内側の上下左右の4コーナーに配設することができる。
本発明の遊技盤の取り付け構造は、支軸に遊技盤面に沿って回動する前挟止片と偏心カムとを所要間隔を置いて枢着したうえに、さらにバネにより支軸と直交する方向に付勢される後挟止片を偏心カムにより上下動可能にして支軸に遊嵌した係止部材を、遊技機枠の内側面に適宜配設して、前挟止片を回動して偏心カムを回転させることにより後挟止片が突出するようにしたので、遊技盤端部を前挟止片と後挟止片とで挟み付けることができる。
上記発明において、後挟止片をバネの付勢方向に遊技盤裏面との間隔が狭くなる傾斜面上を摺動するものとしたので、後挟止片は突出するにつれて前方に押圧される。よって、後挟止片が遊技盤を前方に押圧して遊技盤を前後方向に正しく位置決めすることができる。さらに、前挟止片の軸部に周方向に延びる弾性片を設けたので、前挟止片を回動したときに前記弾性片が遊技盤を横方向に押圧して遊技盤を左右方向に正しく位置決めすることができる。
また、係止部材を遊技機枠内側の上下左右の4コーナーに配設することにより、遊技盤支持用の部材を全て同一構造のものとして製造コストを低減することができる。
参考例としての遊技盤の取付構造を示す正面図である。 参考例としての遊技盤の取付構造の要部を示す正面図(a)、図aのA−A線断面図(b)、図aのB−B線断面図(c)である。 前挟止片の詳細を示す正面図(a)、平面図(b)、図aのC−C線断面図(c)である。 後挟止片の詳細を示す正面図(a)、平面図(b)、図bのD−D線断面図(c)である。 遊技盤挟止前の遊技盤の取付構造の要部を示す正面図(a)、水平断面図(b)、垂直断面図(c)である。 遊技盤挟止途中の遊技盤の取付構造の要部を示す正面図(a)、水平断面図(b)、垂直断面図(c)である。 遊技盤挟止後の遊技盤の取付構造の要部を示す正面図(a)、水平断面図(b)、垂直断面図(c)である。 遊技機枠の4コーナーに係止部材を配設した遊技盤の取付構造の正面図である。 遊技盤挟止前である実施形態の遊技盤の取付構造の要部を示す正面図(a)、後挟止片と偏心カムの正面図(b)、要部垂直断面図(c)である。 遊技盤挟止後である実施形態の遊技盤の取付構造の要部を示す正面図(a)、後挟止片と偏心カムの正面図(b)、要部垂直断面図(c)である。
以下に図面を参照しつつ本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は遊技盤の取付構造の参考例としての形態を示す図であって、1は遊技機枠、2は遊技盤であって、遊技盤2は一方が遊技機枠1の内側面1aの上下コーナーに設けた二つの支持部材3により保持され、他方が遊技機枠1の内側面1aの上下コーナーに設けた二つの係止部材4により着脱自在に装着されている。なお、遊技盤2には遊技機枠1に装着時に係止部材4の一部を通過させるための取付用凹部5が形成されている。
図2に支持部材3、係止部材4の詳細を示す。支持部材3は2枚の後側支持片11a、11bと1枚の前側支持片12とからなり、挿入された遊技盤2を前後から弾力を持って挟持する。
係止部材4は、支軸41に、遊技盤面に沿って回動する前挟止片42と、遊技盤裏面に沿って前挟止片42と一体に回動する後挟止片43と、後挟止片43を前挟止片42方向に付勢するバネ44Aとが装着されたものであり、支軸41の下端が遊技機枠1の取付用穴部13に挿し込まれ、上端は板材14を介して遊技機枠1に螺着されている。
前挟止片42は図3に示す構造のものであって、軸部42aと、これに延接された係止部42bと、遊技盤前面に摺接する平坦***部42cと、軸部42aから周方向に突出した弾性片42dと、嵌合用突起42fと、摘み部42gとを備えている。なお、平坦***部42cの締め付け回動時前側となる部位には傾斜面42eが形成してあって遊技盤2の締め付けを円滑に行うと共に、平坦***部42cが締め付け時の緩み止め機能をもたらす。
また、後挟止片43は図4に示す構造のものであって、軸部43aと、これに延接された係止部43bと、締め付け回動時前側となる部位に傾斜面43cを有する山形突起43dと、係止部43bに対して略直角方向に突接された突起43eと、前記嵌合用突起42fが嵌め込まれる嵌合凹部43fとを備えている。
そして、弾性片42dと突起43eが反対向きに位置するように、前挟止片42と後挟止片43とが組み合わされたうえに、支軸41にバネ44Aとともに装着されて、一つの係止部材4となしてある。
遊技盤の取付に当っては、始めに図5に示すように遊技盤2を遊技機枠1に嵌め込む。この状態では前挟止片42、後挟止片43とも上向きであって、また、弾性片42dは支軸41の外側、突起43eは支軸41の内側に位置している。
そして、前挟止片42を回動すれば後挟止片43も一体に回動されて、図6の状態を経て図7の状態となり、遊技盤2の端部が上方から前挟止片42と後挟止片43とによって挟止される。詳しくは前挟止片42の平坦***部42cと、後挟止片43の山形突起43dによる挟み付けと、バネ44Aの遊技盤2前方への付勢によって係止部材4が緩むことなく遊技盤2を固定する。バネ44Aが遊技盤2を前方に押圧することにより、遊技盤2は前後方向の位置を正確に設定されて固定される。
さらに、前係止片42の回動により弾性片42dが取付用凹部5の側面に摺接するとともに、後係止片43の突起43eが遊技機枠1の内側面1aに摺接される。弾性片42dは遊技盤2の取付用凹部5側面を横方向に押圧する。その反力により支軸41が撓むことを反対側に位置する突起43eが遊技機枠の内側に当接して防ぐ。したがって、遊技盤2の左右方向の位置を正確に所定の位置に設定することができる。
以上に示した遊技盤2の取り付け構造によれば、遊技盤2を支持部材3に挿し込んで遊技機枠1に嵌め込んだ後に、係止部材4の前挟止片42を回動するだけで、前後左右の位置を正しく設定して確実に遊技盤2を遊技機枠1に取り付けることができる。
なお、上記係止部材3は上下逆向きとしてもよい。又、図8に示すように、遊技機枠1の内側4コーナーに配設することによっても、前後左右の位置を正しく設定して確実に遊技盤2を遊技機枠1に取り付けることができる。
図9は、本発明に係る遊技盤の取付構造の実施形態を示す図であって、係止部材4は、遊技盤面にそって回動する前挟止片44と、前挟止片44と一体に回動する偏心カム7と、偏心カム7により上下動される後挟止片45とからなる。前挟止片44と偏心カム7とは第1バネ9を介在して支軸46に所要間隔を置いて挿着されている。また、後挟止片45は偏心カム7が係合穴部45hに装入され、第2バネ6により支軸46と直交する方向(下向き)に付勢されている。
遊技盤2の挟止前においては、前挟止片44と偏心カム7とは上方を向いており、偏心カム7が第2バネ6の弾発力に抗して後挟止片45を押し上げており、この状態で遊技盤2が遊技機枠1にセットされる。
遊技盤2のセットが完了したのちに前挟止片44を180°回動すれば、偏心カム7の押し上げが解除されて後挟止片45は第2バネ6により弾発されて下方に突出するので、図10に示すように、遊技盤2端部を前挟止片44と後挟止片45とで挟み付けることができる。
ここで、後挟止片45の係止部45bは前側が平坦で後側が先端に向けて縮幅されており、遊技機枠1にはこれに対応して第2バネ6の付勢方向に遊技盤裏面との間隔が狭くなる傾斜面15が形成されている。したがって、後挟止片45が突出することにより係止部45bは傾斜面15上を滑り第1バネ9の弾発力に抗して前方に押出され、よって、遊技盤2を前方に押圧するので遊技盤面の前後位置を正確に位置決めすることができる。
また、前挟止片44の軸部には周方向に延びる弾性片44dを設けてあるので、前挟止片44を回動したときに弾性片44dが遊技盤2取付用凹部5側面を横方向に押圧する。したがって、遊技盤2の左右位置を正確に位置決めすることができる。
以上に説明したように、何れの実施形態の遊技盤の取付構造によっても、遊技盤の前後左右の位置を正しく設定して極めて簡便に遊技盤を遊技機枠に取り付けることができる。一方、遊技盤を取り外す時にも前挟止片を逆回転させるだけで極めて簡単に取り外すことができる。また、係止部材は幅が狭いものであるので遊技盤面を広く有効に活用できる。取付用凹部は形状が簡単であるので遊技盤の加工が容易である。係止部材は逆止機能を有するので容易に緩むことがないなど、本発明の遊技盤の取り付け構造は多くの利点を有する。
1 遊技機枠
2 遊技盤
4 係止部材
41 支軸
42 前挟止片
42d 弾性片
43 後挟止片
44 バネ

Claims (4)

  1. 支軸に、遊技盤面に沿って回動する前挟止片と、前挟止片と一体に回動する偏心カムとが所要間隔をおいて挿着され、かつ、前記偏心カムにより上下動される後挟止片がバネにより支軸と直交する方向に付勢されて挿着されている係止部材を、遊技機枠の少なくとも一方の内側面の上下に配設して、前挟止片を回動して偏心カムを回転させることにより後挟止片が突出して、遊技盤端部を前挟止片と後挟止片とで挟み付けるようにしたことを特徴とする遊技盤の取付構造。
  2. 後挟止片を、バネの付勢方向に遊技盤裏面との間隔が狭くなる傾斜面上を摺動するものとして、後挟止片の突出により遊技盤を前方に押圧して遊技盤を前後方向に正しく位置決めするようにした請求項1に記載の遊技盤の取付構造。
  3. 前挟止片の軸部に周方向に延びる弾性片を設けて、前挟止片を回動したときに前記弾性片が遊技盤を横方向に押圧して遊技盤を左右方向に正しく位置決めするようにした請求項1または2に記載の遊技盤の取付構造。
  4. 係止部材を遊技機枠内側の上下左右の4コーナーに配設した請求項1〜3の何れかに記載の遊技盤の取付構造。
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