JP4408800B2 - 角型コンテナー用紙製蓋材 - Google Patents

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この発明は、角型コンテナー上に外嵌め状態に被せて使用する紙製蓋材に関する。更に詳しく述べると、ゴム等の流動性固形物や粉体、顆粒状物品、その他の非定形物品の保管又は搬送等に用いられる角型コンテナーに被せて使用する紙製蓋材に関するものである。
例えば合成ゴム等の受注生産品は、注文先に出荷するまで、所定の数量毎に角型コンテナーに載置された状態で倉庫に保管する。製品を保管する倉庫は、通常、平積み倉庫であり、倉庫の空間を有効利用するために角型コンテナーは段積みされて使用されることが多い。
合成ゴムの保管、搬送に用いられる角型コンテナーとしては、例えば後記の特許文献1にも示されるように、複数個のフォーク差込口を有する荷台上に、前後左右の側壁パネルからなる、上端が開放されたスチール製のボックス体を備えたものがよく使われている。そのボックス体の上面には、通常、ごみ、塵等外部より侵入する異物による製品の汚れ防止のためカバーを被せている。このカバーとしては、ポリエチレン繊維等の合成樹脂繊維で補強されたクラフト紙から製作されていた比較的柔軟なカバーシートを、ボックス体に被せて該カバーシートでボックス体の上端開口部を覆い、次いで該カバーシート上に略井桁状の木製蓋板を載置する。そして、該蓋板をボックス体の側板の上縁部内面に引っ掛け、これにより蓋板を外れないようロックすることにより、ボックス体の上端開口部が閉塞されていた。
上記従来のカバーシートは、軽量で且つ破れ難いという利点を有する反面、廃棄処理上問題が多いものであった。すなわち、このカバーシートは合成樹脂繊維で補強されたクラフト紙から製作されたものであるから、これをそのまま焼却すると、合成樹脂繊維の燃焼に伴い人体に悪影響を及ぼす有害なガスが発生する恐れがある。このため、廃棄処理の際には、カバーシートから合成樹脂繊維を取り除かなければならず、煩わしい分別作業を強いられていた。
そこで、このようなカバーシートの代替品として、例えば段ボールから製作された蓋を用いることが提案されている。段ボールは軽量である上、合成樹脂繊維でわざわざ補強しなくても比較的高い強度を有しているからである。その一例として、特許文献1により、ボックス体に被せられる段ボール製の蓋によってボックス体の開口部を閉塞する方法が提案されている。
特開2003−011972号公報
上記特許文献1のものは、いわゆる4隅貼りタイプの段ボール蓋であった。この段ボール蓋は、連結片で貼着して互いに隣接する2枚の側壁のコーナ部に、コーナの折目と直角方向に交差した切目を前記一方の側壁と連結片とに跨って設けるとともに、前記一方の側壁に前記切目の一端部から下方向に延びる第2の折目を設ける一方、前記連結片に前記切目の他端部から下方向に延びる第3の折目を設けることで、前記切目と前記第2の折目と第3の折目とで囲まれた部位からなる抜脱防止部を形成させたものである。この段ボール蓋は、前記切目と前記第2の折目と第3の折目とで囲まれた部位(抜脱防止部)を内側に向けて逆折りすることで蓋をボックス体に外嵌め状態に被せたとき、抜脱防止部が蓋内側に突出してボックス体の上梁部と係合するようにしたものである。
しかし、段ボールは肉厚が厚く、普通の紙よりも強度が高い上に、この段ボール蓋によれば、ボックス体に被せた後、外側に折り曲げられている抜脱防止部を内側に向け逆折りして、上梁部と係合させるべく、蓋内側に突出させる必要があるから、軽く押しても、なかなか抜脱防止部は内側に折れ曲げ難く、段ボール蓋をボックス体から外れないようにロックさせることは簡単なことではない。また、ロックした状態の蓋を、ボックス体から外す場合にも同じことが言える。すなわち、内側に折り曲げた抜脱防止部を今度は外側に向け逆の方向に折り曲げる必要があるが、その場合も折曲げ操作は容易ではなかった。また、抜脱防止部の折り曲げ深さはコーナの折目と直角方向に交差した切目の長さにより決まり、その折り曲げ深さの調節は困難である。そのうえ、前記抜脱防止部の折り曲げ操作を行うために、隣合った側壁の一方の側壁に必ず切欠き部を設けることが必要であった。
本発明は、上述した従来技術に鑑みてなされたもので、第1の目的は、従来のものよりも取扱いが簡単な角型コンテナー用紙製蓋材を提供することにある。
角型コンテナーに収容した合成ゴムは、ゴムの自重によりコールドフローを生じて変形して、上端が開放された角型コンテナーは胴膨れを生ずることがある。そこで本発明の第2の目的は、上記のように角型コンテナーに胴膨れを生じても、蓋材の所定部位が無理なく変形して、蓋材の脱着が容易になし得る角型コンテナー用紙製蓋材を提供することにある。
また合成ゴムを収容する角型コンテナーは、段積みして使用されることが多いので、側壁パネルに段積み用突起が設けられているが、蓋材を被せたときに邪魔になるという難点があった。本発明の第3の目的は、段積み用突起が設けられていても蓋材の脱着操作に邪魔にならない角型コンテナー用紙製蓋材を提供することにある。
また本発明の第4の目的は、使用前及び使用後に、嵩を小さくした状態で輸送、保管することが可能な角型コンテナー用紙製蓋材を提供することにある。
上記目的を達成するため、第1の発明は、角型コンテナーに被せて使用する紙製蓋材であって、略矩形状の天板と、その天板の4周縁に形成した4枚の側板と、隣接する2枚の側板のうち一方の側板の側縁に折目を介して連設した連結用貼着片とを有し、該連結用貼着片が前記折目を介して折り曲げられて他方の側板の内面又は外面に重合し貼着することにより、前記一方の側板と他方の側板を互いに連結するとともに、前記他方の側板と連結用貼着片との重合部に、略コ字状又は略台形状の切込溝に囲まれた係止舌片を設け、前記天板の4隅に、角型コンテナーの段積み突起用透孔を設け、前記4枚の側板に、前記天板の4隅を起点として、各側板の下辺に向かって緩やかに膨らんだ胴膨れ吸収用の曲線状折目を設け、前記係止舌片には、その根元部と平行な補助折り目を設けて、前記係止舌片を内側または外側に折り曲げることができるように構成し、前記天板を角型コンテナーに被せたとき、前記段積み突起と透孔とが嵌合されるとともに、係止舌片の補助折り目を介し前記切込溝の根元から内側に折り曲げることで、角型コンテナーの外側面に設けた突出部と係合して、該蓋材が角型コンテナーから抜け止めされ、該蓋材を取り外すときは前記係止舌片の補助折り目を外側に折り曲げることで取り外すことができるものとされていることが特徴である。
第2の発明は、4枚の側板のうち対向する2枚の側板に、天板の4隅を起点とする折畳み用の斜状折目が設けられている前記第1発明に記載の角型コンテナー用紙製蓋材である。

この発明の紙製蓋材は、略矩形状の天板と、その天板の4周縁に形成した4枚の側板と、隣接する2枚の側板のうち一方の側板の側縁に折目を介して連設した連結用貼着片とを有し、該連結用貼着片が前記折目を介して折り曲げられて他方の側板の内面又は外面に重合し貼着することにより、前記一方の側板と他方の側板を互いに連結するとともに、前記他方の側板と連結用貼着片の重合部に略コ字状又は略台形状の切込溝に囲まれた係止舌片を設けた構造になっているから、角型コンテナーに外嵌め状態に被せられた後で、前記係止舌片を前記切込溝の根元から内側に折り曲げるだけの操作で、角型コンテナーの上梁部などの外側面の突出部と係合して、紙製蓋材が角型コンテナーから抜け止めされるようになる。
従って、前記特許文献1のように、外側に折り曲げられている抜脱防止部を内側に向けて逆折りする必要性がなくなったので、従来型より軽い力で簡単に蓋材の抜脱を防止できるようになり、また、その抜脱防止部の深さ角度調節や蓋材の脱着操作も容易に行えるようになる。
更に抜脱防止部の折曲げ操作のために、隣合った側壁の一方に切欠き部を設けることも要しないから、蓋材の耐用寿命が長くなると共に、製作容易である。
上記紙製蓋材において、前記4枚の側板に、前記天板の4隅を起点として、各側板の下辺に向かって緩やかに膨らんだコンテナーの胴膨れ吸収用曲線状折目が設けられている場合には、角型コンテナーに胴膨れを生じても蓋材の所定部位が無理なく変形して、蓋材の脱着が容易になし得る。
上記の紙製蓋材において、前記天板の4隅に、角型コンテナーの段積み突起用透孔が設けられている場合には、角型コンテナーに蓋材を被せた後で、この上に新たな角型コンテナーを段積みする際に、段積みされた角型コンテナーの安定性が向上するようになる。
更に、前記隣接する2枚の側板のうち一方の側板に、天板の4隅を起点として、折畳み用斜状折目が設けられている場合は、使用前、使用後に、嵩を小さくした状態で輸送、保管することが可能である。
そしてこの角型コンテナー用紙製蓋材は、段ボール等の厚紙から製作されることにより、軽量かつ破れ難いため繰返し使用できるようになる。一方、耐用寿命が尽きた場合には、分別作業を行うことなくこれを廃棄処理できるようになる。
次にこの発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1実施形態に係る紙製蓋材10の斜視図であって、この蓋材10は、図2に示すように、上端部が開放された角型コンテナー20に被せて使用する。
図示した角型コンテナーは合成ゴムの搬送等に用いられるスチール製のものであって、その構造は従来公知であるが、ここで角型コンテナー20の構成を簡単に説明する。
すなわち上記角型コンテナーは、フォークリフトなどのリフトの爪部が挿入可能な複数個の差込口22を有する荷台21と、該荷台21上に設けた4枚の側壁パネルにより組立られた上端が開放された箱型のボックス体23とを備えている。荷台の上に組立てられたボックス体がゴム等の収容物を収容する空間である。工場で生産された合成ゴム等の流動性固形物は前記のボックス体に収容されるとともに、その上に蓋材をかぶせて倉庫に保管される。この角型コンテナーは蓋材を被せた状態で、フォークリフトなどにより、倉庫から取出されて各地の需要先、その他別のストック場所に注文に応じて移動される。
前述したように角型コンテナーは前後左右の側壁パネル24、24、25、25より組立てられたボックス体23を有している。このボックス体の四隅にはコーナポスト26が設けられ、かつ4側壁パネルの外面に補強用桟27、28が取り付けられているとともに、前後左右の側壁パネル24、24、25、25の上縁には上梁部29が設けられている。また側壁パネルにより組立てられたボックス体の4隅に、コーナポストから段積み突起26aが上方に突出するように一体に設けられている。
一方、荷台21の下面には、図2に示すように、段積み時の位置決め用凹部26bが設けられている。
図示実施形態においては、前記コーナポスト26、補強用桟27、28及び上梁部29の一部は、いずれもパネル面の外側に突出した態様で設けられている。このため、図3及び図4に示すように、ボックス体23の上端部に本発明の蓋材10を外嵌め状態に被せたときに、角型コンテナーの上梁部など、外側面の突出部と紙製蓋材10とが係合して、角型コンテナー20から抜け止めされるようになる。
次に、本発明の紙製蓋材10を、図5に基づき説明する。図示の蓋材10は、一例として、1枚の両面段ボールを使用して組立てられているが、使用する段ボールは要求される強度の応じてBフルートやAフルートの段ボールその他の適当な肉厚の紙を使用することができる。勿論、段ボール以外の厚紙でもよい。さらに原紙表面に防水・防湿処理等を施した加工紙を使用することも可能である。
上記の段ボール等の厚紙から図5のような形状のブランクを紙取りした後、角型コンテナー20のボックス体23の上端部に外嵌め状態に被せることができるように4隅貼りしてボックス状に組立使用する。なお蓋材の大きさは、使用する角型コンテナーに対応して決定する。
図5に基づいて蓋材となるブランクの具体的な構成を更に説明する。図示のように、本発明の蓋材は、素材である段ボールシートの中央部に略矩形状の天板30を設ける。また、天板の4周縁に4側板31、31、32、32を設けて天板の下方に向けて略直角に折り曲げできるようになし、また互いに隣接する2枚の側板のうち一方の側板31の側縁に、折目を介して連設した連結用貼着片33、33とを設け、該連結用貼着片を前記折目を介して直角に折り曲げて他方の側板32の内面又は外面に貼着することにより、前記一方の側板31と他方の側板32を互いに連結できるものとなっている。図1は本発明蓋材の組立斜視図である。
他方の側板32と連結用貼着片33とが重合する個所には、コ字状の切込溝34a、34b、35a、35bに囲まれた互いに貫通できる係止舌片36a、36b、37a、37bが設けられている。この係止舌片は、コ字状切込溝の根元から内側または外側に折り曲げることができるように構成されている。また、前記係止舌片36a、36b、37a、37bには、前記根元部と平行な補助折目38a、38bを適宜設けて、前記係止舌片を更に内側または外側に折り曲げることができるようにしてもよい。
また、前記4枚の側板31、31、32、32には、それぞれ天板の4隅を起点として天板と各側板の境界線に沿い、各側板の下辺に向かって緩やかに膨らんだコンテナーの胴膨れ吸収用曲線状折目39a、39bが設けられている。
一方、隣接する2枚の側板のうち一方の側板31には、本発明の蓋材を扁平状に折畳む際に折り曲げる天板の4隅を起点とする折畳用の45度の斜状折目40が設けられている。
更に天板の4隅には、角型コンテナーの段積み突起用透孔41が設けられている。この透孔41は、ボックス体の上端部に本発明の蓋材を外嵌め状態に被せたときに、ボックス体の4隅のコーナポストから段積み突起26aが上方に突出するようになる(第3図、第4図)。
蓋材10の大きさは、被せて使用する角型コンテナー20に対応して決定する。多くの場合、蓋材の天板30の長さLは1080〜1110mm、幅Wは、790〜810mm程度に形成されている。また側板31、32の高さHは、150〜260mm程度である。
次に本発明の蓋材10の使用方法を図3及び図4を参照して説明する。前述したように工場で生産された合成ゴム等の流動性固形物はボックス体23に収容するとともに、その上端に蓋材10をかぶせて製品保管中または移動中に、角型コンテナー内に外部よりごみ塵等の異物が侵入するのを防止しながら倉庫等で保管する。角型コンテナー20は蓋材10を被せた状態でフォークリフトなどにより倉庫から取出されて各地の需要先、その他別のストック場所に注文に応じて移動される。蓋材10は、図3のように角型コンテナー20に被せたのち、前記他方の側板と連結用貼着片の重合部に設けた係止舌片36a、36b、37a、37bをコ字状切込溝35a、35bの根元から内側に折り曲げる。この操作で係止舌片36a、36b、37a、37bは、角型コンテナーの上梁部29などの突出部と係合して蓋材10がロックされ、角型コンテナー20から抜け止めされるようになる。その結果、蓋材10をテープその他の固定手段でコンテナーに止めなくても蓋材10の抜脱を防止できる。
前述の通り上梁部29などの突出部は、角型コンテナー20の側壁パネルよりも外側に突出し、内側は隙間になっているから、係止舌片36a、36b、37a、37bは内側への折り曲げにより、容易に突出部に係合させることができる。また該舌片は、一方の側板と連結用貼着片とを重ね合せて貼着した2枚のシート(段ボール)で構成されているから、強度が高く耐用寿命も長いうえ突出部との引つ掛りが良い。しかも、この舌片を補助折目38などから内側に折り曲げると、その折曲げ状態が保持されて不本意に元に位置に戻る不具合は生じない。
一方、内側に折り曲げた係止舌片を元の位置に戻すときは、蓋材10の下方から前記角型コンテナーの側壁パネルとの間の隙間に指を入れることができる。そのため、内側に折り曲げた係止舌片を元の位置に戻す操作が容易で、蓋材のロックを解除してボックス体の上面から蓋材を取り外すことができる。
またこの実施形態における蓋材は、4枚の側板31、31、32、32に各側板の下辺に向かって緩やかに膨らんだコンテナーの胴膨れ吸収用曲線状折目39a、39bが設けられているから、角型コンテナーに胴膨れを生じても蓋材の所定部位が無理なく変形して蓋材の脱着が容易になし得るので、蓋材を繰り返して使用することができる(図6)。
またこの蓋材によれば、天板の4隅に角型コンテナーの段積み突起用透孔41が設けられているから、蓋材10をボックス体23に被せた後で、この上に新たな角型コンテナーを段積みする場合には、蓋材の4隅の透孔41から段積み突起26aが上方に突出する。この結果、角型コンテナー20を安定良く段積みできるようになる。
更に又、隣接する2枚の側板のうち一方の側板31に、天板30の4隅を起点とする折畳み用斜状折目40が設けられているので、使用前及び使用後に、嵩を小さくした状態で輸送、保管することが可能である。また特に使用後に廃棄する場合には、分別作業を行うことなくこれをそのまま廃棄でき、また段ボール古紙として、リサイクル処理することも可能である。
この発明に係る蓋材は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、図3に示した蓋材において、係止舌片37aは側板31に向いているが、反対の向きでもよい。
また、図7に例示したように、側板32と連結用貼着片33の重合個所に設ける切込溝は、台形状に代えて設けてもよい。
本発明の紙製蓋材の一例を示す組立斜視図である。 角型コンテナーの分解斜視図である。 角型コンテナーの上部に本発明の蓋材を被せた状態の要部斜視図である。 図3の状態から蓋材をロックさせた状態を示す要部斜視図である。 本発明の蓋材の展開図である。 蓋材の側板が変形した状態を示した説明図である。 本発明の他の実施形態を示す要部斜視図である。
符号の説明
10 紙製蓋材、20 角型コンテナー、
21 荷台、 22 差込口、
23 ボックス体、 24.25 側壁パネル、
26 コーナポスト、27.28 補強桟、
29 上梁部、 26a 段積み用突起、
26b 位置決め用凹部、
30 天板、 31.32 側板、
33 連結用貼着片、
34a.34b.35a.35b コ字状(台形状)切込溝、
36a.36b.37a.37b 係止舌片、
38a.38b 補助折目、
39a.39b 胴膨れ吸収用曲線状折目、
40 斜状折目、 41 段積み突起用透孔

Claims (2)

  1. 角型コンテナーに被せて使用する紙製蓋材であって、
    略矩形状の天板と、その天板の4周縁に形成した4枚の側板と、隣接する2枚の側板のうち一方の側板の側縁に折目を介して連設した連結用貼着片とを有し、該連結用貼着片が前記折目を介して折り曲げられて他方の側板の内面又は外面に重合し貼着することにより、前記一方の側板と他方の側板を互いに連結するとともに、前記他方の側板と連結用貼着片との重合部に、略コ字状又は略台形状の切込溝に囲まれた係止舌片を設け
    前記天板の4隅に、角型コンテナーの段積み突起用透孔を設け、前記4枚の側板に、前記天板の4隅を起点として、各側板の下辺に向かって緩やかに膨らんだ胴膨れ吸収用の曲線状折目を設け
    前記係止舌片には、その根元部と平行な補助折り目を設けて、前記係止舌片を内側または外側に折り曲げることができるように構成し
    前記天板を角型コンテナーに被せたとき、前記段積み突起と透孔とが嵌合されるとともに、係止舌片の補助折り目を介し前記切込溝の根元から内側に折り曲げることで、角型コンテナーの外側面に設けた突出部と係合して、該蓋材が角型コンテナーから抜け止めされ
    該蓋材を取り外すときは前記係止舌片の補助折り目を外側に折り曲げることで取り外すことができるものとされていることを特徴とする角型コンテナー用紙製蓋材。
  2. 前記4枚の側板のうち対向する2枚の側板に、天板の4隅を起点とする折畳み用の斜状折目が設けられている請求項1に記載の角型コンテナー用紙製蓋材。
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