JP4406927B2 - パッケージ、光導波路基板搭載パッケージ及び光導波路パッケージ - Google Patents
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更に、本発明は、かかるパッケージに光導波路基板を搭載した光導波路基板パッケージ及び光導波路と光ファイバーとを一緒にパッケージングした光導波路パッケージに関する。
例えば、特許文献1に記載されたパッケージでは、パッケージ下部に光ファイバーを位置決めするためのV字形の溝が設けられ、パッケージ上部に、光ファイバーを押さえつけるためのV字形の凸部が設けられた構造を有している。パッケージを組立てる際、光導波路基板をパッケージ下部に位置決めし、光ファイバーをパッケージ下部の溝に位置決めすることにより、光導波路基板と光ファイバーの位置合わせを行い、その後、光ファイバーをパッケージ下部の溝とパッケージ上部の凸部との間に挟みつけ、固定する。
また、特許文献2に記載された金属製パッケージでは、パッケージ内に樹脂が充填され、それにより、光導波路基板に固定された光ファイバーに作用する張力による光ファイバーの断線、及び、周囲からの湿気による接着剤の接着力の低下を防止している。
上述した従来技術の光導波路基板に光ファイバーを固定する際、しばしば、光導波路基板の溝に載せた光ファイバーを押える押え部材としてガラスブロックが用いられる。詳細には、光ファイバーを光導波路基板の溝に載せ、光ファイバーをその上からガラスブロックで押えた後、光ファイバー、光導波路基板及びガラスブロックを互いに接着剤で固定する。
また、特許文献2に記載されたパッケージでは、光導波路基板をパッケージ内に位置決めすることが困難である。
ガラスブロックを手で位置決めする代わりに、位置決め装置を用いてガラスブロックを光導波路基板に対して位置決めすることも行われている。しかし、かかる位置決め装置は、ミクロン単位でガラスブロックの位置決めが可能な精密ガイドテーブル部品及び倍率が50〜100倍程度の顕微鏡を有する専用位置決め装置であり、価格が300〜500万円程度するので高価である。
このように構成された本発明によるパッケージでは、最初、光導波路基板を、その光ファイバー位置決め用溝が上向きになるようにパッケージ下部に位置決めする。この状態で、光ファイバーを光導波路基板の光ファイバー位置決め用溝に載せて位置決めする。次いで、パッケージ上部をパッケージ下部に対して位置決めすると、パッケージ上部の押え部が、光導波路基板の光ファイバー位置決め用溝に自動的に対向する。パッケージ上部を下方に移動させることにより、光ファイバーを下方に押えることができる。
また、本発明では、光導波路基板の溝に光ファイバーを押える押え部材として、寸法が比較的小さい従来技術のガラスブロックの代わりに、寸法が比較的大きいパッケージ上部を採用しているので、手で持ちやすく、押え部材を位置決めするときの作業性を向上させることができる。また、パッケージ上部をパッケージ下部に位置決めすれば、パッケージ上部の押え部を光導波路基板の溝と対向させることができるので、作業性を更に向上させることができる。
従って、高価な専用位置決め装置や位置決め用工具が不要になり、任意の作業場所で光ファイバーを光導波路基板に位置決めすることが可能である。また、光導波路基板をパッケージする場合、従来技術では押え部材を位置決めして固定する工程と光導波路基板をパッケージングする工程の2工程が必要であったが、両者を1つの工程で行うことができ、作業の簡素化及び短縮を実現することができる。
なお、パッケージ上部とパッケージ下部とは、互いに押し付けられた状態で固定されるのがよい。特に光導波路基板の光ファイバー位置決め用溝上の少なくとも一部はパッケージ上部の押え部の少なくとも一部と接着剤により固定されていることが好ましい。その他の部分は充填剤、接着剤、クリップ等により固定されていてもよいし、空間であってもよい。
このように構成されたパッケージでは、パッケージ端面付近での光ファイバー上にかかる張力が確実に軽減されるため、光ファイバーの断線を防止することができる。
このように構成されたパッケージでは、パッケージ下部に位置決めされる光導波路基板の光ファイバー位置決め用溝と、パッケージ下部の光ファイバー受入れ用溝とが整列しているので、光ファイバー受入れ用溝に光ファイバーを受入れることにより、光ファイバーを光導波路基板の光ファイバー位置決め用溝と整列させることができる。その結果、光ファイバーと光導波路基板の位置決めが容易になる。
このように構成されたパッケージでは、パッケージの端面付近、すなわち入出口付近では、光ファイバーの周囲が開放機構(隙間)を有することになり、光ファイバーに作用する張力による断線を防止することができる。パッケージの端面付近の隙間は、充填剤、接着剤等を充填することにより、光ファイバーを接着剤を支持していても、空間であってもよい。また、光導波路基板の近くでは、光ファイバーのクラッドを直接支持し、パッケージ下部の端面の近くでは、光ファイバーの被覆層を支持してもよい。
このように構成されたパッケージでは、光導波路基板をパッケージ下部の凹部に入れるだけで、光導波路基板をパッケージ下部に位置決めすることができる。その結果、光導波路基板とパッケージ下部の位置決めが容易になる。
このように構成されたパッケージでは、パッケージ上部とパッケージ下部の位置決めが容易になる。
このように構成されたパッケージでは、光ファイバー、光導波路基板、パッケージ上部及びパッケージ下部の間の隙間に接着剤、充填剤等を充填する場合、接着剤、充填剤等を容易に供給することができる。また、孔を複数設ければ、光ファイバー、パッケージ上部及びパッケージ下部を接着する接着剤、光ファイバーと光導波路基板を固定する接着剤、光導波路基板とパッケージ上部の間の隙間に充填される接着剤、充填剤等を別々の孔から供給することができる。
このように構成されたパッケージでは、光ファイバー、光導波路基板、パッケージ上部及びパッケージ下部に充填された接着剤、充填剤等で硬化させる場合、紫外線を使用することができる。
また、パッケージ下部には、光ファイバーの位置決めが容易となるよう、ガイド溝として作用する光ファイバー受入れ用溝を備えていてもよい。
図1及び図2に示すように、本発明による光導波路パッケージ1は、光ファイバー2と、光ファイバー2を位置決めするための溝4、6を備えた光導波路基板8と、光導波路基板8がその溝4、6を上向きにして位置決めされたパッケージ下部10と、パッケージ下部10に対して上下方向に移動可能にその上に位置決めされたパッケージ上部12とを有し、光ファイバー2、光導波路基板8、パッケージ下部10及びパッケージ上部12の間の隙間には、充填剤14A、接着剤14B及び充填剤14C(図2参照)が充填され、パッケージ下部10及びパッケージ上部12は互いに押し付けられた状態で固定されている。
光ファイバー2は、コア(図示せず)と、コアの周りに形成されたクラッド2aと、クラッド2aの周りに被覆された被覆層2bとを有している。光ファイバー2のうち、パッケージ下部10及びパッケージ上部12に包囲される部分は、被覆層2bが除去され、クラッド2aが露出している。クラッド2aの外径は、例えば、125μmである。
上面10fの長手方向中央には、光導波路基板8を位置決めするための凹部24が設けられている。この凹部24は、光導波路基板8を上下方向に位置決めする上下方向位置決め面である底面24aと、長手方向に位置決めする長手方向位置決め面である前面24b及び後面24cと、幅方向に位置決めする幅方向位置決め面である2つの側面24d、24eとを有しており、光導波路基板8のベース16と相補的な形状を有していることが好ましい。凹部24の底面24aは、光導波路基板8のベース16の下面16aと当接している。凹部24の長手方向長さ及び幅方向長さはそれぞれ、光導波路基板8のベース16の長手方向長さ及び幅方向長さよりも僅かに大きくなっており、好ましくは、幅方向は0.01〜0.1mm、長手方向は0.01〜0.3mm大きくなっている。
また、パッケージ下部10及び後述するパッケージ上部12は、その端面10b、10cにおいて、光ファイバー2から離間してそれを包囲するように構成される。本実施形態では、パッケージ下部10の前面10bの側において、溝26の断面寸法は、凹部24の近くの断面寸法よりも大きくなっていることが好ましい。また、溝28は、後面10cの側において1つになり、1つになった溝28の幅及び深さはそれぞれ、凹部24の側の溝28の幅全体及び深さよりも大きくなっていることが好ましい。
前面12bの近くの下面12aには、パッケージ上部12をパッケージ下部10に対して長手方向に位置決めするために下方に延びる当接用突出部32が形成されている。この当接用突出部32は、パッケージ下部10の前面10bと当接可能な後面32aを有し、これらの面10b、32aを当接させることによって、パッケージ上部12をパッケージ下部10に対して位置決めすることが可能である。また、当接用突出部32は、前側の光ファイバー2の通路を構成する切欠き32bを有している。
パッケージ上部12は、更に、パッケージ下部10の4つの切欠き30に嵌り込み可能にパッケージ下部10の下面12aから下方に延びる4つの嵌め合い用突出部34を有している。4つの嵌め合い用突出部34の各々は、下面34aと、パッケージ上部をパッケージ下部に対して長手方向に位置決めする長手方向位置決め面である前面34b及び後面34cと、幅方向位置決めするための幅方向位置決め面である側面34dとを有している。嵌め合い用突出部34よりも当接用突出部32が下方に延びていることが好ましい。
図3は、図2の線III−IIIにおける断面図である。光ファイバー2は、パッケージ下部10の端面の近くにおいて、周囲全体が充填剤14Aで包囲されていることが好ましい。
図4は、図2の線IV−IVにおける断面図である。光ファイバー2は、溝26の上に位置している。パッケージ下部10の上面10fとパッケージ上部12の下面12aとの間に隙間が設けられることが好ましく、この隙間及び孔40aには、充填剤14Aが充填されている。
図5は、図2の線V−Vにおける断面図である。光ファイバー2は、パッケージ上部12の押え部36aの突出部38によって光導波路8の溝4に押されている。パッケージ下部10の上面10fとパッケージ上部12の下面12aとの間の隙間、及びパッケージ下部10の凹部24と光導波路基板8との間の隙間には、接着剤14Bが充填されている。
図6は、図2の線VI−VIにおける断面図である。パッケージ下部10の上面10fとパッケージ上部12の下面12aとの間の隙間、パッケージ下部10の凹部24と光導波路基板8との間の隙間、及び孔40bには、接着剤14Bが充填されている。
図7は、図2の線VII−VIIにおける断面図である。孔40cからは、光導波路18の端面を見ることが可能である。なお、光導波路18の長さが長い場合で、光導波路18の端面を見ることが難しい場合は、孔40cを2個設けて、光導波路18の端面近くに設置することが好ましい。パッケージ下部10の上面10fとパッケージ上部12の下面12aとの間の隙間、パッケージ下部10の凹部24と光導波路基板8との間の隙間、及び孔40cには、充填剤14Cが充填されている。また、図2に示していないが、光導波路18と光ファイバー2との間には僅かな隙間があり、この隙間にも充填剤14Cが充填されている。
図8〜図11はそれぞれ、図2の線VIII−VIII、線IX−IX、線X−X、線XI−XIにおける断面図である。図8〜図11はそれぞれ、光ファイバーの本数が異なること等以外、図6〜図3と同様であるので、その説明を省略する。
先ず、光ファイバー2、光導波路8、パッケージ下部10及びパッケージ上部12を組立てる。詳細には、光導波路基板8をパッケージ下部10の凹部24に入れて、位置決めする。光ファイバー2をパッケージ下部10の溝26、28に入れることにより、光ファイバー2が光導波路基板8の溝4、6に案内される。光ファイバー2を溝4、6に確実に載せる。光ファイバー2は、光導波路基板8の上に少しかかる位置にしておくのがよい。パッケージ上部12の当接用突出部32の後面32aを、パッケージ下部10の前面10bに当接させることにより、パッケージ上部12をパッケージ下部10に対して長手方向に位置決めする。パッケージ上部12をパッケージ下部10に対して下降させながら、パッケージ上部12の嵌め合い用突出部34をパッケージ下部10の切欠き30に嵌め合わせる。それにより、パッケージ上部12の押え部36a、36bがそれぞれ、光導波路基板8の溝4、6に自動的に位置合わせされる。光ファイバー2を光導波路18に向かって推し進め、光導波路18に突き当てる。光ファイバー2が、光導波路18に突き当たっているかどうかを、小型ライト及びルーペを使用することによって、孔40cから確認するのがよい。
また、光ファイバー2を光導波路基板8の溝4、6に固定するための接着剤14Bを孔40b、40dから充填する。接着剤14Bは、光ファイバー2の位置ずれによる軸ずれを防止するために、剛性が比較的高い接着剤が好ましい。接着剤14Bの弾性率は、1GPa以上であることが好ましい。接着剤14Bは、例えば、協立化学産業製エポキシ系紫外線硬化型接着剤WR8774(硬化後の弾性率2.5GPa)である。
また、光ファイバー2と光導波路基板8の間の隙間(図示せず)に充填剤14Cを孔40cから充填する。充填剤14Cは、屈折率整合材として機能し、接着界面が剥離することを防止するために、弾性率が比較的低い樹脂が好ましい。充填剤14Cの弾性率は、1MPa以下であることが好ましい。充填剤14Cは、例えば、協立化学産業製シリコーン系紫外線硬化型接着剤WR8962H(硬化後の弾性率0.005MPa)である。光導波路導波路18の湿気による劣化を軽減するために、充填剤14Cを光導波路基板8とパッケージ上部12との間の隙間にも充填することが好ましい。
引続いて、パッケージ上部12に押し付け荷重200〜300gをかけながら、紫外線を照射し、充填剤14A、接着剤14B、充填剤14Cを硬化させる。上述した例示の充填剤及び接着剤を使用した場合、適正な紫外線照射量は、充填剤14A及び14Cについては、3〜5J/cm2であり、接着剤14Bについては、20〜30J/cm2である。従って、接着剤14Bの部分について先に照射し、充填剤14A及び14Cの部分について後から照射することが好ましい。充填剤14Aと14Cへの照射は、同時に行われてもよいし、別々に行われてもよい。
なお、接着剤の弾性率は、硬化させる前のものであり、JIS-K7127「プラスチックフィルム及びシートの引張り試験方法」に従って測定した。
上記実施形態では、光導波路基板が光分岐・合流用スプリッタである場合について説明したが、光導波路基板と光ファイバーとが結合するものであれば、光導波路基板が、波長分岐用分波器、光路切替え用光スイッチ、光電変換用モジュール等であってもよい。
また、上記実施形態では、光ファイバー2、光導波路8、パッケージ下部10及びパッケージ上部12の間の隙間に充填剤14A及び14Cを充填したが、それらは、完全に充填されなくてもよいし、省略され、空間のままであってもよい。
光導波路基板8とパッケージ下部10との位置決めにおいて、両者の上下方向位置決め面16a、24a、両者の長手方向位置決め面16b、16c、24b、24c、及び両者の幅方向位置決め面16d、16e、24d、24eは、平面であったが、位置決めができれば、任意の形状であってもよい。また、本実施形態ではパッケージ下部10の位置決め面が凹部24を構成したが、位置決めができれば、段付き部等であってもよい。また、例えば、光導波路基板8をパッケージ下部10に固定した光導波路搭載パッケージの場合、光導波路基板8の全周に位置決め面がなくてもよい。
パッケージ下部10とパッケージ上部12との位置決めにおいて、パッケージ上部12に当接用突出部32を設けたが、その位置は任意であり、それがパッケージ下部10に設けられてもよい。また、パッケージ下部10に嵌め込み用切欠き30を設け、パッケージ上部12に嵌め込み用突出部34を設けたが、パッケージ下部10とパッケージ上部12との間の嵌め込み式の位置決めができれば、その形状、位置は任意であり、両者を逆に設けてもよい。また、嵌め込み用切欠き30及び嵌め込み用突出部34で長手方向及び幅方向の位置決めができれば、当接用突出部32を省略してもよい。また、当接用突出部で長手方向の位置決めを行い、嵌め込み用切欠き30及び嵌め込み用突出部34で幅方向だけの位置決めを行ってもよいし、両者の役割を任意に分担してもよい。
2 光ファイバー
4 溝
6 溝
8 光導波路基板
10 パッケージ下部
10b 前面
10c 後面
12 パッケージ上部
12a 下面
12f 上面
14A 充填剤
14B 接着剤
14C 充填剤
26 溝
28 溝
30 嵌め合い用切欠き
32 当接用突出部
34 嵌め合い用突出部
36a、36b 押え部
Claims (10)
- 光ファイバー位置決め用溝を備えた光導波路基板用のパッケージであって、
光導波路基板がその光ファイバー位置決め用溝を上向きにして位置決めされるパッケージ下部と、
前記パッケージ下部に対して上下方向に移動可能にその上に位置決めされるパッケージ上部と、を有し、
前記パッケージ下部に位置決めされた前記パッケージ上部は、前記パッケージ下部に位置決めされた光導波路基板の光ファイバー位置決め用溝に対向し且つこの光ファイバー位置決め用溝に位置決めされた光ファイバーを下方に押える押え部を有し、
前記パッケージ下部は、光導波路基板を位置決めするための凹部を有し、前記凹部は、光導波路基板を長手方向両側で位置決めする2つの長手方向位置決め面と、光導波路基板を幅方向両側で位置決めする2つの幅方向位置決め面とを有し、前記パッケージ下部は、更に、前記凹部の長手方向位置決め面から前記パッケージ下部の端面まで延びる光ファイバー受入れ溝を有し、前記光ファイバー受入れ用溝は、前記パッケージ下部の凹部に位置決めされる光導波路基板の光ファイバー位置決め用溝と長手方向に整列し、光ファイバーを前記光ファイバー受入れ溝に入れることにより、光ファイバーが前記光ファイバー位置決め用に案内されることを特徴とするパッケージ。 - 前記パッケージ下部及び前記パッケージ上部は、その端面において、光ファイバーから離間してそれを包囲するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
- 前記光ファイバー受入れ用溝は、位置決めされる光導波路基板側では光ファイバーを直接支持することが可能な断面寸法を有し、前記パッケージ下部の端面側では、位置決めされる光導波路基板側の断面寸法よりも大きい断面寸法を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のパッケージ。
- 前記パッケージ上部及び前記パッケージ下部は、互いに嵌め合わせることによって位置決めされることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパッケージ。
- 前記パッケージ上部及び前記パッケージ下部は、互いに当接させることによって位置決めされることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパッケージ。
- 前記パッケージ上部は、上面及び下面を有し、上面から下面に貫通する孔を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のパッケージ。
- 前記パッケージ上部は、透明であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のパッケージ。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載のパッケージに、光ファイバー位置決め用溝を備えた光導波路基板が位置決めされ、且つ固定された、光導波路基板搭載パッケージ。
- 光ファイバーと、
前記光ファイバーを位置決めするための光ファイバー位置決め用溝を備えた光導波路基板と、
前記光導波路基板がその光ファイバー位置決め用溝を上向きにして位置決めされたパッケージ下部と、
前記パッケージ下部に対して上下方向に移動可能にその上に位置決めされたパッケージ上部と、を有し、
前記パッケージ下部に位置決めされた前記パッケージ上部は、前記パッケージ下部に位置決めされた前記光導波路基板の光ファイバー位置決め用溝に対向し、且つこの光ファイバー位置決め用溝に位置決めされた前記光ファイバーを下方に押える押え部を有し、
前記パッケージ下部は、光導波路基板を位置決めするための凹部を有し、前記凹部は、光導波路基板を長手方向両側で位置決めする2つの長手方向位置決め面と、光導波路基板を幅方向両側で位置決めする2つの幅方向位置決め面とを有し、前記パッケージ下部は、更に、前記凹部の長手方向位置決め面から前記パッケージ下部の端面まで延びる光ファイバー受入れ溝を有し、前記光ファイバー受入れ用溝は、前記パッケージ下部の凹部に位置決めされる光導波路基板の光ファイバー位置決め用溝と長手方向に整列し、光ファイバーを前記光ファイバー受入れ溝に入れることにより、光ファイバーが前記光ファイバー位置決め用溝に案内され、
前記パッケージ下部と前記パッケージ上部とが互いに押し付けられるように固定されることを特徴とする光導波路パッケージ。 - 前記パッケージ下部の押え部の少なくとも一部と、それに対向する光導波路基板の光ファイバー位置決め用溝の少なくとも一部において、前記光ファイバー、前記光導波路基板、前記パッケージ下部及び前記パッケージ上部が、接着剤によって固定されることを特徴とする請求項9に記載の光導波路パッケージ。
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