JP4405278B2 - Vehicle steering system - Google Patents
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Description
この発明は、操舵装置に関するものである。 The present invention relates to a steering device.
車両用操舵装置における操作子としては丸形の回転ハンドルが一般的である。
また、特許文献1には、丸形の回転ハンドルを操作子とする操舵装置であって、車両のステアリング系の舵角比(ステアリングの操舵角に対する転舵輪の転舵角の比)を車速に応じて変化させる可変舵角比装置を備えた車両用操舵装置が開示されている。
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2004-228561 is a steering device using a round rotary handle as an operating element, and the steering angle ratio of the vehicle steering system (the ratio of the turning angle of the steered wheels to the steering angle of the steering wheel) is set to the vehicle speed. A vehicle steering apparatus including a variable rudder angle ratio device that changes in response is disclosed.
しかしながら、回転ハンドルを操作子とする一般的な操舵装置の場合、転舵輪を大きく転舵させるときには回転ハンドルを持った両腕を交差させたり、操作途中で回転ハンドルを持ち替えなければならず、操作性が悪かった。また、可変舵角比装置を備えている場合であっても、転舵輪を最大転舵させるときには同様のハンドル操作が必要で、操作性が悪かった。
そこで、この発明は、操作子を持った腕を交差させたり操作子の持ち替えが不要な車両用操舵装置を提供するものである。
However, in the case of a general steering device that uses a rotating handle as a control, when turning a steered wheel greatly, both arms with the rotating handle must be crossed or the rotating handle must be changed during the operation. The nature was bad. Moreover, even when the variable steering angle ratio device is provided, the same steering wheel operation is necessary when turning the steered wheels to the maximum, and the operability is poor.
Accordingly, the present invention provides a vehicle steering apparatus that does not require crossing of arms having an operator or changing the operator.
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、運転席(例えば、後述する実施例における運転席5)の側部前方に配置され車両の前後方向に回転可能に設置されて運転者の腕の前後動のみにより操作せしめられる左右の操作レバー(例えば、後述する実施例における操作レバー45a,45b)と、軸心を車幅方向に沿わせて配置され前記左右の操作レバーに連結されて連結された操作レバーと同方向に回転可能に設置された左右のシャフト(例えば、後述する実施例におけるシャフト44a,44b)と、前記左右のシャフトを連動するとともに前記左右のシャフトの回転方向を互いに逆にする逆転機構と、前記左右の操作レバーと左右の転舵輪(例えば、後述する実施例における前輪2)とを機械的に連結し前記左右の操作レバーの回転動作を前記左右の転舵輪の転舵動作に変換するリンク機構と、を備えることを特徴とする車両用操舵装置(例えば、後述する実施例における操舵装置10)である。
このように構成することにより、運転者は操作レバーを持った腕を前後動させるだけで操舵することができる。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
With this configuration, the driver can steer only by moving the arm having the operation lever back and forth.
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、運転者が肘を曲げて前記操作レバーを持ち車両を直進させるときの該操作レバーの姿勢から、運転者が肘を伸ばしたときの該操作レバーの姿勢の間で、前記転舵輪が最大転舵となるように設定されていることを特徴とする。
このように構成することにより、運転者は操作子を持った腕の肘を伸ばす動作を1回行うだけで転舵輪を最大転舵することができる。
The invention according to
With this configuration, the driver can steer the steered wheels to the maximum by performing only one operation of extending the elbow of the arm holding the operator.
請求項1に係る発明によれば、運転者は操作レバーを持った腕を前後動させるだけで操舵することができるので、操作性が向上する。
請求項2に係る発明によれば、運転者は操作レバーを持った腕の肘を伸ばす動作を1回行うだけで転舵輪を最大転舵することができるので、操作レバーを持った両腕を交差させたり操作レバーの持ち替えが不要となり、操作性が向上する。
According to the first aspect of the present invention, since the driver can steer only by moving the arm having the operation lever back and forth, the operability is improved.
According to the invention of
以下、この発明に係る車両用操舵装置の実施例を図5から図10の図面を参照して説明する。 Hereinafter, an embodiment of a vehicle steering system according to the invention from FIG. 5 with reference to the drawings of FIG. 10.
初めに、この発明に係る車両用操舵装置に関連する技術の参考例を図1から図4の図面を参照して説明する。
車両1は、前輪2,2を転舵輪、後輪3,3を駆動輪とする4輪車であり、車体フレーム4に支持された後輪3は図示しないエンジン等の駆動装置により回転駆動されるようになっている。前輪2は、車体フレーム4におけるフロントクロスメンバ4aの両端に回転可能に支持されたナックル31の車軸部31aに回転可能に取り付けられている。
また、車体フレーム4には前輪2と後輪3の間であって車幅方向略中央に運転席5が設置されており、この運転席5の前方に操舵装置10が設けられている。
First, a reference example of the technology related to the vehicle steering apparatus according to the present invention will be described with reference to the drawings of FIGS.
The
The vehicle body frame 4 is provided with a
操舵装置10は、運転者が操作する操作ハンドル(操作子)20と、操作ハンドル20の動作を前輪2,2の転舵動作に変換する変換機構30とから構成されている。
変換機構30は、前述したナックル31、ステアリングシャフト33、タイロッド34、ピットマンアーム38を主要構成とする。
The
The
ステアリングシャフト33は車幅方向略中央に配置され、フロントクロスメンバ4aの後方から運転席5の上方に向かって後方側に傾斜する姿勢に設置されている。詳述すると、フロントクロスメンバ4aの車幅方向略中央には車両後方側に延びるサポートアーム35が固定されており、このサポートアーム35の先端にステアリングシャフト33の下端部を回転可能に支持する支持部36が設けられている。また、車体フレーム4におけるセンタクロスメンバ4bの車幅方向略中央からはステアリングサポートアーム4cが斜め前方に立ち上がるように延設されており、このステアリングサポートアーム4cの先端にステアリングシャフト33の上部を回転可能に支持する支持部37が設けられている。ステアリングシャフト33はこれら支持部36,37によって回転可能に支持されている。
The
ステアリングシャフト33には、支持部36から上方へ若干離間した位置に、ピットマンアーム38が固定されており、このピットマンアーム38とナックル31のナックルアーム31bがタイロッド34により連結されている。これにより、ステアリングシャフト33を回転すると、ステアリングシャフト33と一体にピットマンアーム38が回転し、ピットマンアーム38に連結されたタイロッド34,34がナックル31,31を回転させ、前輪2,2を転舵させることとなる。
A
操作ハンドル20は、ステアリングシャフト33の上端部に固定された細長いベースプレート21と、ベースプレート21の長手方向の両端部に設置された一対のグリップ22,22から構成されている。操作ハンドル20は、車両1を直進させる状態に保持するときにベースプレート21の長手方向を車幅方向に沿わせるように配置されている。以下、車両1の直進を保持するときの操作ハンドル20の姿勢を「直進保持姿勢」と称す。
グリップ22は、ベースプレート21に対して上方に起立する姿勢に取り付けられている。なお、グリップ22はベースプレート21に固定してもよいし、グリップ22の軸を中心にして回転可能に取り付けてもよい。
ここで、操作ハンドル20が直進保持姿勢にあるときに、運転者が左右両方の肘を曲げた状態でグリップ22,22を掴むことができるように、予め運転席5と操作ハンドル20との相対位置関係が設定されている。
The
The
Here, when the
この操舵装置10においては、運転者は操作ハンドル20のグリップ22,22を左右の手で持ち、左右の腕を前後に曲げ伸ばしすることによって、ステアリングシャフト33を回転することができ、前輪2,2を転舵させることができる。換言すると、運転者は操作ハンドル20を持った腕を前後動させるだけで操舵することができる。
In this
また、直進保持姿勢における操作ハンドル20のグリップ22,22を掴んだ運転者が、一方の腕を伸ばしたときにその腕の肘が真っ直ぐに伸びる前における操作ハンドル20の姿勢で、前輪2,2の転舵角が最大になるように、予めグリップ22,22間の寸法やその他各部の寸法が設定されている。
したがって、運転者は操作ハンドル20を持った腕の肘を伸ばす動作を1回行うだけで前輪2,2を最大転舵することができる。すなわち、従来の丸形回転ハンドルにおいて大きな転舵角を得るときにはハンドルを持った両腕を交差させたりハンドルの持ち替えが必要であったが、この操舵装置10では不要であり、操作性が極めてよくなる。なお、図1〜図4において、実線は直進保持姿勢の状態を示し、二点鎖線は前輪2,2を最大転舵した状態を示している。
また、運転者は腕を前後動するだけの単純動作で操舵することができるので、操舵速度が速くなる。また、この操作は人間の拮抗二関節動作を主体としているので操作負荷と疲労を低減することができる。
Further, when the driver holding the
Therefore, the driver can steer the
In addition, since the driver can steer by a simple operation that moves the arm back and forth, the steering speed is increased. In addition, since this operation is mainly based on human antagonistic two-joint motion, it is possible to reduce the operation load and fatigue.
次に、この発明に係る車両用操舵装置の実施例1を図5から図8の図面を参照して説明する。
実施例1の操舵装置10においては、前記参考例の操舵装置10における操作ハンドル20がなく、操作ハンドル20の代わりとなる操作レバー45a,45bが運転席5の側方であって運転席5の前方に設置されている。以下、参考例の操舵装置10との相違点について詳述する。
Next,
In the
車体フレーム4には、センタクロスメンバ4bの前方にサブクロスメンバ4dが設けられており、このサブクロスメンバ4dの上にベースプレート40が固定されている。ベースプレート40の上には車幅方向に互いに離間して3つの軸受41,42,43が設置されており、運転席5側から見て左側の軸受41と中央の軸受42によってシャフト44aが軸心を車幅方向に沿わせ回転可能に支持され、運転席5側から見て右側の軸受43と中央の軸受42によってシャフト44bが軸心を車幅方向に沿わせ回転可能に支持されている。また、中央の軸受42内にはシャフト44a,44bを連動するとともに互いの回転方向を逆にする逆転機構(図示せず)が内蔵されており、シャフト44aとシャフト44bは常に逆方向に同角度だけ回転するようにされている。
The vehicle body frame 4 is provided with a
シャフト44a,44bはその先端を軸受41,43から突出させており、シャフト44a,44bの先端に操作レバー45a,45bがシャフト44a,44bに対して直交して配置され固定されている。つまり、操作レバー45a,45bは、軸受41〜43を介して車体フレーム4に、シャフト44a,44bを回転中心にして車両1の前後方向へ回転可能に支持されている。なお、操作レバー45a,45bの先端にはそれぞれグリップ46が固定されている。
The ends of the
そして、これらシャフト44a,44bの回転動作はリンク機構を介してステアリングシャフト33の回転動作に変換される。詳述すると、シャフト44a,44bには、中央の軸受42の近傍に、スイングプレート47a,47bが先端をシャフト44a,44bの径方向外側へ延ばして固定されている。一方、ステアリングシャフト33には、支持部37の近傍にパイロットプレート48が固定されている。パイロットプレート48はその中央にステアリングシャフト33を貫通固定させており、両端を互いに180度離間する方向に延ばしている。そして、運転席5側から見て左側のスイングプレート47aの先端部とパイロットプレート48の左端部とがパイロットアーム49aによって連結され、右側のスイングプレート47bの先端部とパイロットプレート48の右端部とがパイロットアーム49bによって連結されている。
その他の構成については参考例の操舵装置10と同じであるので、図5〜図8において同一態様部分に同一符号を付し、説明を省略する。
なお、この操舵装置10においては、ナックル31、ステアリングシャフト33、タイロッド34、ピットマンアーム38、シャフト44a,44b、スイングプレート47a,47b、パイロットプレート48、パイロットアーム49a,49b、は変換機構30を構成する。
Then, the rotation operation of these
Since the other configuration is the same as that of the
In this
このように構成された操舵装置10においては、例えば、操作レバー45aを前方に傾転するとシャフト44aが同方向に回転し、前述した逆転機構の作用によりシャフト44bが逆方向に回転し、操作レバー45bが後方に傾転する。そして、シャフト44a,44bが回転すると、スイングプレート47a,47b、パイロットアーム49a,49b、パイロットプレート48のリンク機構により、ステアリングシャフト33が回転せしめられ、さらに、ステアリングシャフト33が回転すると、ピットマンアーム38、タイロッド34、ナックル31のリンク機構により、前輪2が転舵せしめられる。
In the
また、この操舵装置10においては、操作レバー45a,45bは、車両1を直進させる状態に保持するときに、いずれも鉛直方向よりも若干前傾する姿勢となるように設定されている。以下、車両1の直進を保持するときの操作レバー45a,45bの姿勢を「直進保持姿勢」と称す。なお、パイロットプレート48は、操作レバー45a,45bを直進保持姿勢にしたときに、その長手方向が車幅方向に沿うように配置されている。
ここで、操作レバー45a,45bを直進保持姿勢にしたときに、運転者が左右両方の肘を曲げた状態でグリップ46,46を掴むことができるように、予め運転席5と操作レバー45a,45bとの相対位置関係が設定されている。
Further, in this
Here, when the operating levers 45a and 45b are set to the straight holding posture, the driver's
この操舵装置10においては、運転者は操作レバー45a,45bのグリップ46,46を左右の手で持ち、左右の腕を前後に曲げ伸ばしすることによって、ステアリングシャフト33を回転することができ、前輪2,2を転舵させることができる。換言すると、運転者は操作レバー45a,45bを持った腕を前後動させるだけで操舵することができる。
In this
また、直進保持姿勢における操作レバー45a,45bのグリップ46,46を掴んだ運転者が、一方の腕を伸ばしたときにその腕の肘が真っ直ぐに伸びる前における操作レバー45a,45bの姿勢で、前輪2,2の転舵角が最大になるように、予め各部の寸法が設定されている。
したがって、運転者は操作レバー45a,45bを持った腕の肘を伸ばす動作を1回行うだけで前輪2,2を最大転舵することができる。すなわち、従来の丸形回転ハンドルにおいて大きな転舵角を得るときにはハンドルを持った両腕を交差させたりハンドルの持ち替えが必要であったが、この操舵装置10では不要であり、操作性が極めてよくなる。なお、図5〜図8において、実線は直進保持姿勢の状態を示し、二点鎖線は前輪2,2を最大転舵した状態を示している。
また、運転者は腕を前後動するだけの単純動作で操舵することができるので、操舵速度が速くなる。また、この操作は人間の拮抗二関節動作を主体としているので操作負荷と疲労を低減することができる。
なお、この実施例1ではシャフト44a,44bを一直線上に配置しているが、シャフト44a,44bを平面視において大きく開いたV字状に配置してもよい。また、シャフト44a,44bを正面視において大きく開いたV字状に配置してもよい。このようにすると、操作負荷と疲労をより低減することができる。
Further, when the driver holding the
Therefore, the driver can steer the
In addition, since the driver can steer by a simple operation that moves the arm back and forth, the steering speed is increased. In addition, since this operation is mainly based on human antagonistic two-joint motion, it is possible to reduce the operation load and fatigue.
In the first embodiment, the
次に、この発明に係る車両用操舵装置の実施例2を図9、図10の図面を参照して説明する。
実施例2の操舵装置10は、実施例1と同様の操作レバー45a,45bを備えているが、操作レバー45a,45bの動作を前輪2,2の転舵動作に変換する変換機構30が実施例1と大きく異なっている。
Next, a second embodiment of the vehicle steering system according to the present invention will be described with reference to the drawings of FIGS.
詳述すると、実施例1と同様に、操作レバー45a,45bに連結された左右一対のシャフト44a,44bが、ベースプレート40の上に設置された3つの軸受41,42,43によって回転可能に支持されており、中央の軸受42に内蔵された逆転機構によってシャフト44a,44bは連動し互いに逆方向に回転するようにされている。また、操作レバー45a,45bの先端にはグリップ46が固定されている。
実施例2における操作レバー45a,45bが実施例1のものと相違するのは、操作レバー45a,45bの下端がシャフト44a,44bとの連結部よりも下方に突出していることである。そして、左側の操作レバー45aの下端と左側のナックル31のナックルアーム31bの先端がタイロッド50aによって連結され、右側の操作レバー45bの下端と右側のナックル31のナックルアーム31bの先端がタイロッド50bによって連結されている。
実施例2の操舵装置10においては、ナックル31、シャフト44a,44b、タイロッド50a,50bによって変換機構30が構成され、実施例1における変換機構30よりも構成が簡単になる。
More specifically, as in the first embodiment, a pair of left and
The operation levers 45a and 45b in the second embodiment are different from those in the first embodiment in that the lower ends of the operation levers 45a and 45b protrude downward from the connecting portions with the
In the
このように構成された操舵装置10においては、例えば、左側の操作レバー45aを前方に傾転するとシャフト44aが同方向に回転し、前述した逆転機構の作用によりシャフト44bが逆方向に回転し、右側の操作レバー45bが後方に傾転する。そして、操作レバー45aを前方に傾転すると、操作レバー45aの下端に連結されたタイロッド50aが後方に引かれ、その結果、左側のナックル31が平面視で時計回り方向に回転し、左側の前輪2が右旋回方向に転舵せしめられる。また、これと同時に、右側の操作レバー45bが後方に傾転するので、操作レバー45bの下端に連結されたタイロッド50bが前方に押し出され、その結果、右側のナックル31も平面視で時計回り方向に回転し、右側の前輪2も右旋回方向に転舵せしめられる。左側の操作レバー45aを後方に傾転した場合(換言すると、右側の操作レバー45bを前方に傾転した場合)は、左右のナックル31が平面視で反時計回り方向に回転し、左右の前輪2は左旋回方向に転舵せしめられる。
In the
この実施例2の操舵装置10によっても、実施例1の操舵装置10と同様の作用・効果を得ることができる。
すなわち、運転者は操作レバー45a,45bのグリップ46,46を左右の手で持ち、左右の腕を前後に曲げ伸ばしすることによって、前輪2,2を転舵させることができる。換言すると、運転者は操作レバー45a,45bを持った腕を前後動させるだけで操舵することができる。また、運転者は操作レバー45a,45bを持った腕の肘を伸ばす動作を1回行うだけで前輪2,2を最大転舵することができ、操作性が極めてよい。なお、図9および図10において、実線は直進保持姿勢の状態を示し、二点鎖線は前輪2,2を最大転舵した状態を示している。
また、運転者は腕を前後動するだけの単純動作で操舵することができるので、操舵速度が速くなる。また、この操作は人間の拮抗二関節動作を主体としているので操作負荷と疲労を低減することができる。
The same operation and effect as the
That is, the driver can steer the
In addition, since the driver can steer by a simple operation that moves the arm back and forth, the steering speed is increased. In addition, since this operation is mainly based on human antagonistic two-joint motion, it is possible to reduce the operation load and fatigue.
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した各実施例では、車両を運転席だけしかないレーシングカートとしているが、この発明に係る車両用操舵装置は助手席等複数の座席を備えた一般的な車両にも搭載可能であり、また、4輪車両に限るものでもない。
[Other Examples]
The present invention is not limited to the embodiment described above.
For example, in the above-mentioned embodiments, although the vehicles have no choice but racing driver's seat only, also be mounted in a general vehicle is a vehicle steering apparatus having a plurality of seats such as the passenger seat according to the present invention It is not limited to a four-wheel vehicle.
1 車両
2 前輪(転舵輪)
5 運転席
10 操舵装置
30 変換機構
44a,44b シャフト
45a,45b 操作レバー
1
5 driver's
44a,
Claims (2)
軸心を車幅方向に沿わせて配置され前記左右の操作レバーに連結されて連結された操作レバーと同方向に回転可能に設置された左右のシャフトと、
前記左右のシャフトを連動するとともに前記左右のシャフトの回転方向を互いに逆にする逆転機構と、
前記左右の操作レバーと左右の転舵輪とを機械的に連結し前記左右の操作レバーの回転動作を前記左右の転舵輪の転舵動作に変換するリンク機構と、
を備えることを特徴とする車両用操舵装置。 Left and right operation levers that are arranged in front of the driver's side and are installed so as to be rotatable in the longitudinal direction of the vehicle and can be operated only by the forward and backward movement of the driver's arm,
Left and right shafts that are arranged along the vehicle width direction and are connected to the left and right operation levers and are installed so as to be rotatable in the same direction as the operation levers;
A reversing mechanism that interlocks the left and right shafts and reverses the rotational directions of the left and right shafts;
A link mechanism that mechanically connects the left and right control levers and the left and right steered wheels and converts the rotational operation of the left and right control levers to the steered operation of the left and right steered wheels ;
A vehicle steering apparatus comprising:
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