JP4404705B2 - ティッシュペーパー用箱 - Google Patents

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本発明は、箱の上面板から突出しているティッシュペーパーの端部を持って引き上げると、そのティッシュペーパーを引き出せると共に、次のティッシュペーパーの端部が上面板から突出し、箱の内部に収納されている多数のティッシュペーパーを断続的に順次引き出せるようにしたティッシュペーパー用箱に関する。
従来の代表的なティッシュペーパー用箱は、図3に示すように紙製の直方体の箱であって、この箱本体aの上面板bの中央部にはカット線によって囲まれた切取部が設けられ、この切取部をカット線に沿って切除すると開口部cとなり、この開口部cは上面板bの裏面側に貼着されているフィルム状の合成樹脂シートdにより閉塞され、この合成樹脂シートdの中央部には箱本体aの長手方向に直線状のスリットeが設けられており、このスリットeを通して内部に収納されているティッシュペーパーfを断続的に順次引き出せるようにしてある。
収納されているティッシュペーパーを使い切った後は、ごみとして焼却処分し、又は空箱をつぶして偏平にし、資源ごみとして廃棄するのが一般的である。そして、資源ごみとして集められた空箱は再生紙用原料として使用される。しかしながら、空箱には前記フィルム状の合成樹脂シートdが貼着されているため、資源ごみとして廃棄する前又は資源ごみとして集積した後に、合成樹脂シートdを剥がさなければならない。このため、合成樹脂シートdを剥がす作業が厄介であると共に、紙再生時の作業性を低下させる問題があった。
このような問題を解決するために、例えばスリット付きの合成樹脂シートを廃止し、ティッシュペーパー取出口の両端縁にスリットを形成し、このスリットにティッシュペーパーの両側縁を挟んで引き出し、その引き出しにつれて次のティッシュペーパーもスリットに挟み込んで立ち上がり状態を維持するようにし、且つスリットの両側に略ハ字形に屈曲用スリットを設けて、その内側の位置する屈曲片がティッシュペーパーの引き出し時に上方に持ち上がってティッシュペーパーの引き出しを容易にしたティッシュペーパー用箱が特許文献1に記載されている。
特開平9−30573号公報
上記のような合成樹脂シートを廃止したティッシュペーパー用箱によると、使用後に再生紙用原料として利用する場合において合成樹脂シートを剥がす手間は省ける。しかしながら、ティッシュペーパー用箱としての使用時においては、ティッシュペーパーの両側端部が前記取出口の両端縁に形成されているスリットに挟まれて支持されているだけであるから、ティッシュペーパーを引き出す際にスリットから外れ易い問題がある。ティッシュペーパーが片方のスリットから外れると、引き出し操作が円滑にできなくなり、ティッシュペーパーが捩れたり或は破れたりすることがあり、又それに続くティッシュペーパーが両側のスリットに挟み込まれないで立ち上がり状態が不安定になったり、或は両側ともスリットから外れて箱の内部に落下する等の不具合が生じ易い。更に、取出口が上面板に露出しているため、取出口の大きさを必要最小限に設定しても塵等が箱の内部に侵入し、収納されているティッシュペーパーを汚染する問題もあった。
本発明は、このような従来のティッシュペーパー用箱の問題を解決するために成されたものであり、合成樹脂シートを廃止したティッシュペーパー用箱であって、ティッシュペーパーが捩れたり破れたりすることなく引き出しを円滑に行うことができ、それに続くティッシュペーパーの立ち上がり状態を安定良く維持することができ、且つ塵等の侵入を抑えられるようにしたティッシュペーパー用箱を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、本発明の請求項1は、直方体又は立方体に形成された箱本体の内部に多数のティッシュペーパーが重層状態に収納され、各ティッシュペーパーは端部同士が折り返しにより係合され、前記箱本体の上面板に設けられた取出用のスリットから前記ティッシュペーパーを断続的に順次引き出すように構成されたティッシュペーパー用箱であって、
前記箱本体の上面板には第1のフラップと第2のフラップとが隣接して対向状態に形成され、
前記第1のフラップと第2のフラップとは、共に基端側縁部が前記上面板に弾性的に接続され、
隣接する対向側縁部がカット線を介して切り開かれることにより非直線状のスリットが形成され、
前記第1のフラップは、前記基端側縁部が前記上面板の側縁と平行な直線状に形成されると共に、対向側縁部がカット線により略凸円弧状に形成され、その端部は前記基端側縁部の端部にそれぞれ接続し、
前記第2のフラップは、前記基端側縁部が前記上面板の側縁と平行な直線状に形成されると共に、対向側縁部が前記第1のフラップにおける略凸円弧状対向側縁部に沿った略凹円弧状の曲線部と、この曲線部の両端側に位置する直線部がカット線により形成され、この直線部の端部は前記基端側縁部の端部にそれぞれ接続し、且つ曲線部と直線部との接続箇所にそれぞれ丸み部が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項は、請求項に記載のティッシュペーパー用箱において、前記第1のフラップにおける基端側縁部の長さAは、前記上面板の側縁長さGに対して0.9G>A>0.5Gであって、前記略凸円弧状対向側縁部の前記基端側縁部から頂部までの高さEは、前記上面板の端縁長さHに対して0.8H>E>0.2Hであり、前記第2のフラップにおける基端側縁部の長さDは、前記上面板の側縁長さGに対して0.9G>D>0.5Gであって、前記略凹円弧状対向側縁部の前記基端側縁部から前記丸み部までの高さFは前記上面板の端縁長さHに対して0.8H>F>0.2Hであることを特徴とする。
本発明の請求項は、請求項又は請求項に記載のティッシュペーパー用箱において、前記第1のフラップと第2のフラップとが円弧状に隣接する領域のほぼ中央部に、指を引掛けるための略半円状の開け口が第1のフラップ側に接続させてカット線を介して設けられていることを特徴とする。
上記請求項1の発明によれば、ティッシュペーパー用箱における取出用のスリットが非直線状のスリットであるため、直線状のスリットに比してティッシュペーパーの立ち上がり状態を安定良く維持することができる。これにより、従来使用されていた合成樹脂シートが不要になり、使用後に再生紙用原料として利用する時に合成樹脂シートを剥がす手間が省ける。又、箱製作時の工程削減が図れると共にコストダウンが可能となる。更に、非直線状のスリットは、立ち上がり状態で維持されているティッシュペーパーにより塞がれるため、箱の内部に塵等が侵入するのを抑えることができる。
上記請求項の発明によれば、第1のフラップと第2のフラップとの基端側縁部が共に上面板の側縁と平行な直線状に形成されているため、比較的長い寸法を確保することで第1のフラップと第2のフラップとの弾性力を向上させることができる。又、第1のフラップと第2のフラップとの対向側縁部は、カット線により略凹凸円弧状に抱き合わせて形成されているため、カット線を切り開くと略円弧状の曲線部と、この曲線部の両端側に位置する直線部とからなる非直線状のスリットを簡単に形成することができる。更に、曲線部と直線部との接続箇所にはそれぞれ丸み部が設けられているため、ティッシュペーパーを引き出す際に曲線部と直線部との接続箇所での抵抗力を弱めることができ、ティッシュペーパーが捩れたり破れたりすることはない。
上記請求項の発明によれば、第1のフラップ及び第2のフラップの大きさを前記のようにそれぞれ適性範囲のサイズに設定することにより、好ましい形態の非直線状のスリットを形成し、且つ各フラップに適切な弾性力を付与することができる。これにより、ティッシュペーパーを引き出し易くし、それに続くティッシュペーパーの立ち上がり状態を確実に維持し、且つ塵等の侵入を抑えられるという効果を挙げることができる。
上記請求項の発明によれば、第1のフラップと第2のフラップとが凹凸円弧状に隣接する領域のほぼ中央部に、指を引掛けるための略半円状の開け口を第1のフラップ側に接続させてカット線を介して設けてあるため、開封時に先ずこの開け口を切り開き、引き続きカット線に沿って切り開くことによって非直線状のスリットを容易に形成することができる。
次に、本発明に係るティッシュペーパー用箱の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るティッシュペーパー用箱の実施形態を示す平面図である。図2は、本発明に係るティッシュペーパー用箱の使用状態を示す斜視図である。
図1において、1は比較的厚い紙によって直方体(場合によっては立方体)に形成された箱本体であり、公知の方法により裁断し、所定の箇所に押し罫及びカット線を設けて原型パターンを形成し、この原型パターンを機械的に折り曲げ、所要の箇所を糊付けすることにより工場生産される。この箱本体1の生産工程については説明を省略する。又、箱本体1内には、通常200組のティッシュペーパーが重層状態に収納され、1組のティッシュペーパーは2枚重ねのものであり、且つ各組の端部を折り曲げて相互に係合させることにより、ポップアップ式に断続的に引き出せるようにしてある。
上記箱本体1の上面板1aには、第1のフラップ2と第2のフラップ3とが隣接して対向状態に形成されている。第1のフラップ2は、上面から見て基端側縁部2aが上面板1aの一方の側縁と平行な直線状に形成されると共に、対向側縁部2bが略凸円弧状に形成され、基端側縁部2aは前記原型パターンを形成する際に押し罫が施され、対向側縁部2bはカット線が施されている。
第2のフラップ3は、上面から見て基端側縁部3aが上面板1aの他方の側縁と平行な直線状に形成されると共に、対向側縁部3bが第1のフラップ2における略凸円弧状対向側縁部2bに沿った略凹円弧状の曲線部3b(A)と、この曲線部3b(A)の両端からほぼ上面板1aの角隅部に向かってそれぞれ所定の長さに形成される直線部3b(B)とから構成されており、基端側縁部3aは前記原型パターンを形成する際に押し罫が施され、対向側縁部3bはカット線が施されている。この場合、第2のフラップ3における曲線部3b(A)のカット線は、第1のフラップ2における対向側端部2bのカット線と抱き合わせ状態で共通になっている。又、第2のフラップ3における曲線部3b(A)と、この両側に位置する直線部3b(B)との接続箇所にはそれぞれ丸み部3cが設けられている。
4は指を引掛けるための略半円状の開け口であり、前記第1のフラップ2と第2のフラップ3とが円弧状に隣接する領域のほぼ中央部にカット線を介して設けられている。この場合、開け口4の基端側縁部4aはカット線は設けられずに押し罫が形成されて第1のフラップ2側に接続している。従って、前記第2のフラップ3における対向側縁部3aのカット線は開け口4の基端側縁部4aの部分で遮断されるが、開け口4における略半円状のカット線を介して全体が連続することになる。
本発明に係るティッシュペーパー用箱の実施形態は上記のように構成され、箱本体1を開封するには前記開け口4に指を引掛けて略半円状のカット線を切り開き、このカット線に続く第1のフラップ2の対向側縁部2bに設けられているカット線を切り開くと共に、第2のフラップ3における対向側縁部3bの丸み部3c及び両側の直線部3b(B)に設けられているカット線を切り開く。尚、第2のフラップ3の曲線部3b(A)は、第1のフラップ2における対向側縁部2bの切り開きと同時に切り開かれることになる。
箱本体1を開封した後、第1のフラップ2を若干開いて手指を差し込み、箱本体1内に収納されている一番上のティッシュペーパーの端部をつまみ出すと、このティッシュペーパーの端部は前記第2のフラップ3の対向側縁部3bに沿って立ち上がり状態にすることができる。この立ち上がり状態にすることでティッシュペーパーの使用開始段階となる。即ち、図2に示すように箱本体1の上面板1aにおいて、第2のフラップ3の曲線部3b(A)と直線部3b(B)とで非直線状のスリットSが形成される。
ティッシュペーパー用箱の使用時において、スリットSから立ち上がり状態で突出しているティッシュペーパーPの端部を掴んで真上に引き上げると、1組のティッシュペーパーPを引き出すことができる。この時、ティッシュペーパーPの上方移動に伴って、第1のフラップ2は押し罫の設けられている基端側縁部2aを支持部として開くと同時に、第2のフラップ3も押し罫の設けられている基端側縁部3aを支持部として開く。これにより、ティッシュペーパーPの引き出し抵抗力を弱めることができ、ティッシュペーパーPの引き出しを軽く行うことができる。又、ティッシュペーパーPはスリットSに挟まった状態で引き出されるが、前記開け口4は略半円形であり、第2のフラップ3の曲線部3B(A)と直線部3b(B)との接続箇所には丸み部3cがそれぞれ設けられているため、ティッシュペーパーPとの接触でティッシュペーパーPが捩れたり、破れたりすることはない。
ティッシュペーパーPを完全に引き出すと、引き出し抵抗力が失われて第1のフラップ2は押し罫の設けられている基端側縁部2aを支持部として弾性により閉じると同時に、第2のフラップ3も押し罫の設けられている基端側縁部3aを支持部として弾性により閉じる。これにより、引き出されたティッシュペーパーPに続くティッシュペーパーの突出端部が、スリットS内に挟み付けられて停止し立ち上がり状態となる。この時、図2に示すようにティッシュペーパーの突出端部は、非直線状のスリットSに沿って全体が屈曲状態に起立し、開け口4とその両側に位置する丸み部3cとの計3箇所で押圧しているためティッシュペーパーの立ち上がり状態を安定良く維持することができる。開け口4がティッシュペーパーを押す方向と、その両側に位置する丸み部3cがティッシュペーパーを押す方向とは、平面内において相反方向であるため力のバランスがほぼ均衡している。
ティッシュペーパーの立ち上がり状態においては、スリットSはティッシュペーパーを挟み込んで閉じており、開け口4はティッシュペーパーを押して第2のフラップ3との間に挟み込み、開け口4の抜けた第2のフラップ3側の空所を塞いでいる。又、第1のフラップ2も閉じているため、対向側縁部2bの両裾部と上面板1aとの間には殆ど隙間が生じていない。又、第2のフラップ3における直線部3b(B)の両裾部と上面板1aとの間にも殆ど隙間が生じていない。これにより、上面板1aには殆ど隙間がないため、ティッシュペーパーの立ち上がり状態で塵等が箱本体1内に侵入するのを抑えることができる。
ティッシュペーパーは断続的に引き出され、その都度第1のフラップ2と第2のフラップ3とは押し罫の設けられた基端側縁部2a、3aを支持部として弾性作用による開閉動作が繰り返される。このような開閉動作の繰り返しによって、第1のフラップ2と第2のフラップ3とは弾性作用が次第に劣化してヘタリが生じる。ヘタリが生じると引き出したティッシュペーパーに続くティッシュペーパーの突出端部を立ち上がり状態に保つ保持力が低下して箱本体1内に落下することがあり、このような事態に陥ると継続使用にとって支障を来たすことになる。箱本体1内に収納されているティッシュペーパーを全部使い切るまで、第1のフラップ2と第2のフラップ3との弾性力が持続することが望ましい。
第1のフラップ2と第2のフラップ3との弾性力は、主としてそれらの大きさが関係するので、スリットSから引き出されるティッシュペーパーPの横幅を考慮した上、第1のフラップ2と第2のフラップ3とのサイズを幾通りか変えて試験を行ない、収納されているティッシュペーパーが落下させずに最後まで使い切れるかどうかを試験し、併せて引き出し時にティッシュペーパーに破れが生じないかを観察した。
上記の試験において、図1に示すように第1のフラップ2における基端側縁部2aの長さをAとし、略凸円弧状対向側縁部2bの前記基端側縁部2aから頂部までの高さをEとし、第2のフラップ3における基端側縁部3aの長さをDとし、略凹円弧状対向側縁部3bの前記基端側縁部3aから前記丸み部3cまでの高さをFとした。そして、箱本体1の上面板1aにおける側縁の長さをG、端縁の長さをHとした。
上記A、E、D、Fのサイズを変えて実施例1〜実施例9までのサンプルを製作し、比較例として前記図3に示す代表的な製品を用いて引き出し試験を実施した。その試験結果を下記表1に示す。
Figure 0004404705
表1の試験結果によると、実施例1、実施例2、実施例4、実施例5、実施例7、実施例8はいずれもティッシュペーパーを最後まで引き出すことができ、引き出し時に全く破れが生じなかった。実施例3、実施例6、実施例9では、いずれもティッシュペーパーが途中で落下して最後まで引き出すことができず、引き出し時に破れが生じたことがあった。比較例では、ティッシュペーパーを最後まで引き出すことができ、引き出し時に全く破れが生じなかった。
この試験結果からして、第1のフラップ2はAが0.6G≦A≦0.8Gの範囲において、Eが0.3H≦E≦0.6Hであるならば良好であり、Eが0.8H以上であると不可となる。即ち、略凸円弧状対向側縁部2bの高さEが高すぎるとよくないことが分かった。第1のフラップ2と対向する第2のフラップ3もDが0.6G≦D≦0.8Gの範囲において、Fが0.3H≦F≦0.6Hであるならば良好であり、Fが0.8H以上であると不可となる。これにより、前記スリットSの曲線部3b(A)の湾曲度合いが大き過ぎると、ティッシュペーパーPの引き出し抵抗が大きくなり、第1のフラップ2と第2のフラップ3のヘタリが早期に生じて途中で落下し、ティッシュペーパーの破れも生じ易くなると考えられる。
以上のことから、Aは0.9G>A>0.5Gであって、Eは0.8H>E>0.2Hの範囲内であることが好ましい。これに対応して、Dも0.9G>D>0.5Gであって、Fは0.8H>F>0.2Hの範囲内であることが好ましいことが判明した。
本発明は、ティッシュペーパー用箱に好適に利用することができる。本発明に係るティッシュペーパー用箱は、合成樹脂シートが用いられていないため、使用後に古紙として利用する紙再生産業に適するものである。
本発明に係るティッシュペーパー用箱の実施形態を示す平面図である。 本発明に係るティッシュペーパー用箱の使用状態を示す斜視図である。 従来の代表的なティッシュペーパー用箱を示す斜視図である。
1 箱本体
1a 上面板
2 第1のフラップ
2a 基端側縁部
2b 対向側縁部
3 第2のフラップ
3a 基端側縁部
3b 対向側縁部
3b(A) 曲線部
3b(B) 直線部
3c 丸み部
4 開け口
4a 基端側縁部

Claims (3)

  1. 直方体又は立方体に形成された箱本体の内部に多数のティッシュペーパーが重層状態に収納され、各ティッシュペーパーは端部同士が折り返しにより係合され、前記箱本体の上面板に設けられた取出用のスリットから前記ティッシュペーパーを断続的に順次引き出すように構成されたティッシュペーパー用箱であって、
    前記箱本体の上面板には第1のフラップと第2のフラップとが隣接して対向状態に形成され、
    前記第1のフラップと第2のフラップとは、共に基端側縁部が前記上面板に弾性的に接続され、
    隣接する対向側縁部がカット線を介して切り開かれることにより非直線状のスリットが形成され、
    前記第1のフラップは、前記基端側縁部が前記上面板の側縁と平行な直線状に形成されると共に、対向側縁部がカット線により略凸円弧状に形成され、その端部は前記基端側縁部の端部にそれぞれ接続し、
    前記第2のフラップは、前記基端側縁部が前記上面板の側縁と平行な直線状に形成されると共に、対向側縁部が前記第1のフラップにおける略凸円弧状対向側縁部に沿った略凹円弧状の曲線部と、この曲線部の両端側に位置する直線部がカット線により形成され、この直線部の端部は前記基端側縁部の端部にそれぞれ接続し、且つ曲線部と直線部との接続箇所にそれぞれ丸み部が設けられていることを特徴とするティッシュペーパー用箱。
  2. 前記第1のフラップにおける基端側縁部の長さAは、前記上面板の側縁長さGに対して0.9G>A>0.5Gであって、前記略凸円弧状対向側縁部の前記基端側縁部から頂部までの高さEは、前記上面板の端縁長さHに対して0.8H>E>0.2Hであり、
    前記第2のフラップにおける基端側縁部の長さDは、前記上面板の側縁長さGに対して0.9G>D>0.5Gであって、前記略凹円弧状対向側縁部の前記基端側縁部から前記丸み部までの高さFは前記上面板の端縁長さHに対して0.8H>F>0.2Hであることを特徴とする請求項に記載のティッシュペーパー用箱。
  3. 前記第1のフラップと第2のフラップとが円弧状に隣接する領域のほぼ中央部に、指を引掛けるための略半円状の開け口が第1のフラップ側に接続させてカット線を介して設けられていることを特徴とする請求項又は請求項に記載のティッシュペーパー用箱。
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