JP4404111B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
コモンレールに連結された燃料噴射弁を具備し、機関圧縮行程にパイロット噴射を行い、次いで圧縮上死点付近で主噴射を行うようにした内燃機関が従来から知られている。
ところが、パイロット噴射が行われると燃料噴射弁における燃料圧に脈動が生ずるので、燃料噴射弁における燃料圧が正規の燃料圧から逸脱している時期があり、このとき主噴射が行われると主噴射により実際に噴射された燃料量が正規の燃料量から逸脱してしまう。
一方、主噴射により実際に噴射された燃料の正規量に対する誤差はパイロット噴射と主噴射との間のインターバルに応じて定まり、すなわちインターバルの関数としてあらかじめ求めておくことができる。そこで、インターバルを算出し、算出されたインターバルに応じて主噴射における燃料噴射量誤差を算出し、算出された誤差に応じて主噴射で噴射すべき燃料量を補正するようにした内燃機関が公知である(特許文献1等参照)。
特開2005−240755号公報
上述の内燃機関では、大まかに言うと、パイロット噴射時期の目標値と主噴射時期の目標値との差からインターバルが算出される。しかしながら、実際の主噴射時期又はパイロット噴射時期は必ずしもそれらの目標値に一致せず、したがって実際のインターバルは算出されたインターバルとは異なっているおそれがある。一方、主噴射における燃料噴射量誤差は燃料噴射弁における燃料圧脈動に起因するものであるので、インターバルがわずかに変化しただけでも大きく変化しうる。そうすると、上述の内燃機関では主噴射における燃料噴射量誤差を正確に算出することは困難であり、したがって主噴射における実際の燃料噴射量を正規量に維持するのが困難であるということになる。
本発明によれば、コモンレールに連結された燃料噴射弁を具備し、インターバルを隔てて複数回の燃料噴射が順次行われる内燃機関の燃料噴射制御装置において、燃料噴射が行われると燃料噴射弁における燃料圧に脈動が生ずるようになっており、先の燃料噴射が行われた後の燃料噴射弁における燃料圧の勾配がほぼゼロとなる時期であるゼロ勾配時期に次の燃料噴射が行われるように先の燃料噴射と次の燃料噴射との間のインターバルを設定している。
先の燃料噴射が行われた後の次の燃料噴射における燃料噴射量を正規量に確実に維持することができる。
図1は本発明を圧縮着火式内燃機関に適用した場合を示している。なお、本発明はガソリン機関にも適用することができる。
図1を参照すると、1は機関本体、2は各気筒の燃焼室、3は各燃焼室2内にそれぞれ燃料を噴射するための電子制御式燃料噴射弁、4は吸気マニホルド、5は排気マニホルドをそれぞれ示す。吸気マニホルド4は吸気ダクト6を介して排気ターボチャージャ7のコンプレッサ7cの出口に連結され、コンプレッサ7cの入口はエアフローメータ8を介してエアクリーナ9に連結される。吸気ダクト6内には電気制御式スロットル弁10が配置され、更に吸気ダクト6周りには吸気ダクト6内を流れる吸入空気を冷却するための冷却装置11が配置される。一方、排気マニホルド5は排気ターボチャージャ7の排気タービン7tの入口に連結され、排気タービン7tの出口は排気後処理装置20に連結される。
排気マニホルド5と吸気マニホルド4とは排気ガス再循環(以下、EGRと称す)通路12を介して互いに連結され、EGR通路12内には電気制御式EGR制御弁13が配置される。また、EGR通路12周りにはEGR通路12内を流れるEGRガスを冷却するための冷却装置14が配置される。一方、各燃料噴射弁3は燃料供給管15を介してコモンレール16に連結され、このコモンレール16は電子制御式の吐出量可変な燃料ポンプ17を介して燃料タンク18に連結される。燃料タンク18内の燃料は燃料ポンプ17によってコモンレール16内に供給され、コモンレール16内に供給された燃料は各燃料供給管15を介して燃料噴射弁3に供給される。また、コモンレール16にはコモンレール16内の燃料圧Pfを検出するための燃料圧センサ19が取り付けられており、コモンレール16内の燃料圧Pfが目標燃料圧PfTに一致するように燃料ポンプ17の吐出量が制御される。
排気後処理装置20は排気管21を介して排気タービン7tの出口に連結された触媒コンバータ22を具備し、触媒コンバータ22は排気管23に連結される。触媒コンバータ22内には例えばパティキュレートフィルタに担持された触媒24が配置される。また、排気管23には触媒コンバータ22から排出された排気ガスの温度を検出するための温度センサ25が取り付けられる。触媒コンバータ22から排出された排気ガスの温度は触媒24の温度を表している。
電子制御ユニット40はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス41によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)42、RAM(ランダムアクセスメモリ)43、CPU(マイクロプロセッサ)44、入力ポート45及び出力ポート46を具備する。エアフローメータ8は吸入空気量に比例した出力電圧を発生し、この出力電圧は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。また、温度センサ25の出力信号は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。アクセルペダル49にはアクセルペダル49の踏み込み量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ50が接続され、負荷センサ50の出力電圧は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。アクセルペダル49の踏み込み量Lは要求負荷を表している。さらに、入力ポート45にはクランクシャフトが例えば30°回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ51が接続される。一方、出力ポート46は対応する駆動回路48を介して燃料噴射弁3、スロットル弁10駆動装置、EGR制御弁13、及び燃料ポンプ17に接続される。
図2を参照すると、燃料噴射弁3は噴孔3aを備えたハウジング3bと、ハウジング3b内に摺動可能に収容されたニードル3cとを具備する。ハウジング3bの内周面とニードル3cの外周面との間には燃料通路3dが形成されており、この燃料通路3dは燃料供給管15を介してコモンレール16に連結される。ソレノイドコイルのようなアクチュエータ(図示しない)が付勢されるとニードル3cがハウジング3b内周面から離脱して噴孔3aが燃料通路3dと連通され、すなわち燃料噴射弁3が開弁され、斯くして燃料通路3d内の燃料が噴孔3aを介し噴射される。これに対し、アクチュエータが消勢されると例えば圧縮バネ(図示しない)によってニードル3cがハウジング3b内周面に付勢される。次いで、ニードル3cがハウジング3b内周面に着座すると噴孔3bが燃料通路3dから遮断され、すなわち燃料噴射弁3が閉弁され、斯くして燃料噴射が停止される。
本発明による第1実施例では図3に示されるように、圧縮上死点周りで主噴射Mが行われると共に、主噴射Mに先立って圧縮行程にパイロット噴射Pが1回行われる。この場合の噴射開始時期、噴射終了時期及び噴射時間といった噴射パラメータの設定方法を図3を参照しながら、概略的に説明する。
すなわち、まず、1燃焼サイクル当たりに各燃料噴射弁3から各気筒2に供給されるべき燃料量である総燃料量Qt(mm)が算出される。この総燃料量Qtは機関運転状態例えば要求負荷L及び機関回転数Neの関数として図4に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。次いで、主噴射Mの開始時期tsmが算出される。この主噴射Mの開始時期tsmは機関運転状態例えば総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図5に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。
次いで、主噴射Mの開始時期tsmとパイロット噴射Pの終了時期tepとの間のインターバルdti(ms)が算出される。このインターバルdtiも総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図6に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。
次いで、パイロット噴射Pの終了時期tepが算出される(tep=tsm−dti)。次いで、パイロット噴射Pの燃料噴射時間dtp(ms)が算出される。パイロット噴射Pの燃料噴射時間dtpはパイロット燃料量Qp(mm/st)だけ噴射するのに必要な噴射時間であり、このパイロット燃料量Qpは総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図7に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。次いで、パイロット噴射Pの開始時期tspが算出される(tsp=tep−dtp)。
次いで、主噴射Mの燃料噴射時間dtmが算出される。主噴射Mの燃料噴射時間dtmは燃料圧Pfが目標燃料圧PfTのときに主燃料量Qm(mm/st)だけ噴射するのに必要な噴射時間である。次いで、主噴射Mの終了時期temが算出される(tem=tsm+dtm)。なお、燃料圧Pfの目標燃料圧PfTは機関運転状態例えば要求負荷L及び機関回転数Neの関数として図8に示されるマップの形でROM42内にあらかじめ記憶されている。
冒頭でも説明したように、燃料噴射弁3で燃料噴射が行われると燃料噴射弁3の燃料通路3d(図2)内に燃料圧脈動が生ずる。すなわち、ニードル3cがハウジング3b内周面に着座して燃料噴射が終了すると、燃料通路3d内に圧力波が発生し、これが燃料供給管15(図1)内を介しコモンレール16との間で往復し、斯くして燃料噴射弁3における燃料圧に脈動が生ずる。その結果、パイロット噴射Pが行われた後、燃料噴射弁3における燃料圧が目標燃料圧PfTから逸脱する時期があり、このとき主噴射が行われると主噴射により実際に噴射された燃料量が正規の燃料量Qmから逸脱してしまう。
図9は、インターバルdtiすなわちパイロット噴射Pが終了した後の主噴射Mが開始される時期を変化させたときの、正規の主燃料量Qmに対する実際の主噴射Mによる燃料噴射量の偏差である主燃料量偏差dQmの変化を示している。図9において、実線、点線及び一点鎖線は燃料圧Pf及びパイロット燃料量Qpを異ならせた場合をそれぞれ示している。
図9からわかるように、インターバルdtiを変化させると、主燃料量偏差dQmはほぼゼロを中心として脈動する。なお、図9に示されるように、主燃料量偏差dQmの波形はコモンレール16内の燃料圧Pf及びパイロット燃料量Qpに応じて異なる。しかしながら、主燃料量偏差dQmの脈動周期は圧力波の往復距離及び圧力波の進行速度である音速に応じて定まるので、図9のように横軸にインターバルdtiないし時間を取って主燃料量偏差dQmを表すと、主燃料量偏差dQmの波形の節及び腹の位置は燃料圧Pf及びパイロット燃料量Qpによらずほぼ維持される。
ここで、主燃料量偏差dQmはパイロット噴射Pが行われた後の燃料噴射弁3における燃料圧に依存し、したがって燃料噴射弁3における燃料圧を表している。そうすると、図9の主燃料量偏差dQmの変化はパイロット噴射Pが終了してからの経過時間に対する燃料噴射弁3における燃料圧の変化を表していると言うことができる。
図10において矢印は、主燃料量偏差dQmの勾配がほぼゼロとなるインターバルdtiをそれぞれ示しており、すなわちパイロット噴射Pが行われた後の燃料噴射弁3における燃料圧の勾配がほぼゼロとなる時期であるゼロ勾配時期を示している。図10からわかるように、パイロット噴射Pが行われた後にゼロ勾配時期は複数回現れる。
さて、本発明による第1実施例では、これらゼロ勾配時期のうちの一つ、例えばパイロット噴射が行われた後に初めて現れるゼロ勾配時期tzsa(図10参照)に主噴射Mが開始されるようにインターバルdtiが設定される。この場合のインターバルdtiは上述したように総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図6に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。
ところが、ゼロ勾配時期に主噴射Mが開始されるようにインターバルdtiを設定すると、図11に示されるように、実際の主燃料量が正規の主燃料量からゼロ勾配時期における主燃料量偏差dQmMだけ逸脱する。
そこで本発明による第1実施例では、ゼロ勾配時期tzsaにおける主燃料量偏差dQmMをあらかじめ求めて記憶しておき、このdQmMだけ主燃料量Qmを補正するようにしている。すなわち、総燃料量Qtからパイロット燃料量Qpを差し引いたものから、ゼロ勾配時期tzsaにおける主燃料量偏差dQmだけさらに差し引くことによって主燃料量Qmが算出される(Qm=Qt−Qp−dQmM)。主噴射Mの燃料噴射時間dtmはこの補正された主燃料量Qmだけ噴射するのに必要な時間として算出される。なお、ゼロ勾配時期tzsaにおける主燃料量偏差dQmMは総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図12に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。主燃料量偏差dQmないしdQmMはコモンレール16内の燃料圧Pf及びパイロット噴射量Qpに依存し、コモンレール16内の燃料圧Pf及びパイロット噴射量Qpは総燃料量Qt及び機関回転数Neにそれぞれ依存する。したがって、主燃料量偏差dQmないしdQmMを総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として表すことができる。
この点、主燃料量偏差dQmがほぼゼロとなるようにインターバルdtiを設定すれば、主燃料量偏差dQmをほぼゼロに維持できるかに見える。しかしながら、図13(B)に示されるように、燃料噴射弁3等の寸法のバラツキに依存してインターバルdtiにもバラツキvdtiが生じ、すなわちインターバルdtiはバラツキvdtiの範囲内で変動しうる。その結果、図13(B)に示されるように主燃料量偏差dQmがほぼゼロとなるようにインターバルdti’を設定すると、主燃料量偏差dQmに大きなバラツキvdQm’が生じるおそれがある。このことは主燃料量Qmを確実に補正するのが困難であることを意味している。
これに対して本発明による第1実施例では、主燃料量偏差dQmの勾配がほぼゼロとなるようにインターバルdtiが設定されているので、図13(A)に示されるように主燃料量偏差dQmに生ずるバラツキvdQmを小さく維持することができる。したがって、主燃料量Qmを確実に補正することができ、すなわち実際の主燃料量を正規の燃料量に確実に一致させることが可能となる。
したがって、一般化して言うと、インターバルを隔てて複数回の燃料噴射が順次行われる内燃機関において、先の燃料噴射が行われた後の燃料噴射弁3における燃料圧の勾配がほぼゼロとなる時期であるゼロ勾配時期に次の燃料噴射が行われるように先の燃料噴射と次の燃料噴射との間のインターバルを設定しているということになる。また、ゼロ勾配時期において次の燃料噴射が行われたときの、正規の燃料噴射量に対する実際の燃料噴射量の偏差をあらかじめ求めて記憶しておき、この偏差に基づいて次の燃料噴射の燃料噴射時間を補正しているということになる。
この場合、先の燃料噴射及び次の燃料噴射は種々の燃料噴射から構成することができる。例えば、パイロット噴射が複数回行われる場合には、連続する二つのパイロット噴射から先の燃料噴射及び次の燃料噴射を構成することができる。あるいは、予混合のためにパイロット噴射Pよりも早く行われる燃料噴射、騒音低減のためにパイロット噴射Pよりも遅くかつ主噴射Mに先立って行われる燃料噴射、スモーク低減のために主噴射Mの後に行われるアフター噴射、又は排気後処理制御のために主噴射Mの後に行われるポスト噴射、主噴射Mを複数回に分割して行うときの各分割噴射等から先の燃料噴射又は次の燃料噴射を構成することもできる。
図14は本発明による第1実施例の燃料噴射制御を実行するためのルーチンを示しており、このルーチンは一定時間毎の割込みによって実行される。
図14を参照すると、まず初めにステップ100では総燃料量Qtが図4のマップから算出される。続くステップ101では主噴射Mの開始時期tsmが図5のマップから算出される。続くステップ102ではインターバルdtiが図6のマップから算出される。続くステップ103ではパイロット噴射Pの終了時期tepが算出される(tep=tsm−dti)。続くステップ104ではパイロット燃料量Qpが図7のマップから算出され、続くステップ105ではパイロット燃料量Qpに基づいてパイロット噴射Pの燃料噴射時間dtpが算出される。続くステップ106ではパイロット噴射Pの開始時期tspが算出される(tsp=tep−dtp)。続くステップ107では、インターバルdtiに応じて定まるゼロ勾配時期tzsaにおける主燃料量偏差dQmMが図12のマップから算出される。続くステップ108では主燃料量Qmが算出される(Qm=Qt−Qp−dQmM)。続くステップ109ではこの主燃料量Qmに基づいて主噴射Mの燃料噴射時間dtmが算出される。続くステップ110では主噴射Mの終了時期temが算出される(tem=tsm+dtm)。続くステップ111では算出された噴射パラメータを用いて燃料噴射が行われる。
次に、本発明による第2実施例を説明する。
図15において矢印は、パイロット噴射Pが行われた後のゼロ勾配時期のうち、ゼロ勾配時期における主燃料量偏差dQmがあらかじめ定められた許容範囲AL内にあるものを示している。この場合、許容範囲ALは例えば−αから+αまでの範囲に設定することができる(ここで、αは小さな一定値)。本発明による第2実施例では、このように主燃料量偏差dQmがあらかじめ定められた許容範囲AL内にあるゼロ勾配時期に主噴射Mが行われるようにインターバルdtiが設定される。このようにすると、ゼロ勾配時期における主燃料量偏差dQmMを小さくすることができ、したがって主燃料量Qmの補正を省略することも可能となる。
なお、本発明による第2実施例のその他の構成及び作用は本発明による第1実施例と同様であるので説明を省略する。
次に、本発明による第3実施例を説明する。
本発明による第3実施例では図16に示されるように、圧縮上死点周りで主噴射Mが行われると共に、主噴射Mが行われた後の膨張行程にアフター噴射Aが1回行われる。すなわち、まず初めに主噴射Mが行われ、次いでアフター噴射Aが行われる。なお、本発明による第3実施例においてパイロット噴射を行うようにしてもよい。
圧縮上死点周りで主噴射Mが行われると共に、主噴射Mに先立って圧縮行程にパイロット噴射Pが1回行われ、主噴射Mの後の膨張行程にアフター噴射Aが1回行われる。すなわち、まず初めにパイロット噴射Pが行われ、次いで主噴射Mが行われた後に、アフター噴射Aが行われる。
パイロット噴射P及び主噴射Mの噴射パラメータは上述した本発明による第1実施例と同様にして設定される。一方、アフター噴射Aの噴射パラメータは次のようにして設定される。
すなわち、パイロット噴射P及び主噴射Mの噴射パラメータが設定された後、まず、主噴射Mの終了時期temとアフター噴射Aの開始時期tsaとの間のインターバルdtiaが算出される。このインターバルdtiaは総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図17に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。次いで、アフター噴射Aの開始時期tsaが算出される(tsa=tem+dtia)。次いで、アフター噴射Aの終了時期teaが算出される(tea=tsa+dta)。ここで、dtaはアフター噴射Aの燃料噴射時間を表しており、例えば一定のアフター燃料量Qaだけ噴射するのに必要な燃料噴射時間である。なお、アフター燃料量Qaを例えば機関運転状態に応じて変更するようにしてもよい。
上述した本発明による第1実施例と同様に、主噴射Mが行われると燃料噴射弁3における燃料圧に脈動が発生する。その結果、図18に示されるように、正規のアフター燃料量Qaに対する実際のアフター噴射Aによる燃料噴射量の偏差であるアフター燃料量偏差dQaがインターバルdtiaの変化に応じて脈動する。
一方、図18の矢印は、主噴射Mが行われた後のゼロ勾配時期のうち、ゼロ勾配時期におけるアフター燃料量偏差dQaがあらかじめ定められた設定量dQa1よりも多くなっているゼロ勾配時期tzsxを示している。本発明による第3実施例では、このようにアフター燃料量偏差dQaが設定値dQa1よりも多くなっているゼロ勾配時期tzsxにアフター噴射Aが行われるようにインターバルdtiaが設定される。
上述の説明からわかるように、アフター燃料量偏差dQaは主噴射Mが行われた後の燃料噴射弁3の燃料圧を表している。したがって、本発明による第3実施例では、燃料噴射弁3における燃料圧があらかじめ定められた設定圧よりも高いときにアフター噴射Aが行われるようにインターバルdtiaを設定しているということになる。このようにすると、アフター噴射Aの噴射率を高めることができるので多量のアフター燃料量Qaを燃焼室内に噴射することができ、したがってスモークを確実に低減することができる。しかも、この場合、パイロット噴射P及び主噴射Mにおける噴射圧は高められておらず、したがって燃焼騒音が増大しない。
本発明による第3実施例ではさらに、ゼロ勾配時期tzsxにおけるアフター燃料量偏差dQaMが総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図19に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されており、アフター燃料量QaはこのdQaMだけ補正される(Qa=Qa−dQaM)。
図20は本発明による第3実施例のアフター噴射制御を実行するためのルーチンを示しており、このルーチンは一定時間毎の割込みによって実行される。
図20を参照すると、まず初めにステップ150ではインターバルdtiaが図17のマップから算出される。続くステップ151ではアフター噴射Aの開始時期tsaが算出される(tsa=tem+dtia)。続くステップ152ではゼロ勾配時期tzsxにおけるアフター燃料量偏差dQaMが図19のマップから算出される。続くステップ153ではアフター燃料量Qaが算出される(Qa=Qa−dQaM)。続くステップ154ではアフター噴射Aの燃料噴射時間dtaが算出される。続くステップ155ではアフター噴射Aの終了時期teaが算出される(tea=tsa+dta)。続くステップ156では算出された噴射パラメータを用いてアフター噴射が行われる。
なお、本発明による第3実施例のその他の構成及び作用は本発明による第1実施例と同様であるので説明を省略する。
次に、本発明による第4実施例を説明する。
本発明による第4実施例では図21に示されるように、圧縮上死点周りで主噴射Mが行われると共に、主噴射Mに先立って圧縮行程にパイロット噴射Pが2回行われる。すなわち、まず初めに第1のパイロット噴射P1が行われ、次いで第2のパイロット噴射が行われた後に、主噴射Mが行われる。なお、本発明による第4実施例でもアフター噴射を行うことができる。
この場合、まず総燃料量Qtが図4のマップから算出される。次いで、主噴射Mの開始時期tsmが図5のマップから算出される。
次いで、主噴射Mの開始時期tsmと第2のパイロット噴射P2の終了時期tep2との間のインターバルである第2のインターバルdti2が算出される。この第2のインターバルdti2は総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図22(B)に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。次いで、第2のパイロット噴射P2の終了時期tep2が算出される(tep2=tsm−dti2)。次いで、第2のパイロット噴射P2の燃料噴射時間dtp2が算出される。第2のパイロット噴射P2の燃料噴射時間dtp2は第2のパイロット燃料量Qp2だけ噴射するのに必要な噴射時間であり、この第2のパイロット燃料量Qp2は総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図23(B)に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。次いで、第2のパイロット噴射P2の開始時期tsp2が算出される(tsp2=tep2−dtp2)。
次いで、第2のパイロット噴射P2の開始時期tsp2と第1のパイロット噴射P1の終了時期tep1との間のインターバルである第1のインターバルdti1が算出される。この第1のインターバルdti1は総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図22(A)に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。次いで、第1のパイロット噴射P1の終了時期tep1が算出される(tep1=tsp2−dti1)。次いで、第1のパイロット噴射P1の燃料噴射時間dtp1が算出される。第1のパイロット噴射P1の燃料噴射時間dtp1は第1のパイロット燃料量Qp1だけ噴射するのに必要な噴射時間であり、この第1のパイロット燃料量Qp1は総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図23(A)に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。次いで、第1のパイロット噴射P1の開始時期tsp1が算出される(tsp1=tep1−dtp1)。
次いで、主噴射Mの燃料噴射時間dtmが算出され、主噴射Mの終了時期temが算出される(tem=tsm+dtm)。
上述した実施例と同様に、第1のパイロット噴射P1が行われると燃料噴射弁3における燃料圧に脈動が発生し、第2のパイロット噴射P2が行われると燃料噴射弁3における燃料圧に脈動が発生する。本発明による第4実施例では、第1のパイロット噴射P1が行われた後のゼロ勾配時期に第2のパイロット噴射P2が開始されるように第1のインターバルdti1が設定され、第2のパイロット噴射P2が行われた後のゼロ勾配時期に主噴射Mが開始されるように第2のインターバルdti2が設定される。
その上で、本発明による第4実施例では、第1のインターバルdti1及び第2のインターバルdti2が機関運転状態に応じて切り換えられる。
すなわち、図24に示されるように、第1のインターバルdti1は、総燃料量Qtがあらかじめ定められた第1の設定量Qt1よりも少ないときには第1の短いインターバルdti1Sに設定され、総燃料量Qtが第1の設定量Qt1よりも多いときには第1の長いインターバルdti1L(>dti1S)に設定される。一方、第2のインターバルdti2は、総燃料量Qtがあらかじめ定められた第2の設定量Qt2(>Qt1)よりも少ないときには第2の短いインターバルdti2Sに設定され、総燃料量Qtが第2の設定量Qt2よりも多いときには第2の長いインターバルdti2L(>dti2S)に設定される。このように、第1のインターバルdti1及び第2のインターバルdti2がステップ状に変更される。
すなわち、総燃料量Qtが第1の設定量Qt1よりも少ないときには図25(A)に示されるように、第1のインターバルdti1が第1の短いインターバルdti1Sに設定され、第2のインターバルdti2が第2の短いインターバルdti2Sに設定される。一方、総燃料量Qtが第1の設定量Qt1よりも多くかつ第2の設定量Qt2よりも少ないときには図25(B)に示されるように、第1のインターバルdti1が第1の長いインターバルdti1Lに設定され、第2のインターバルdti2が第2の短いインターバルdti2Sに設定される。総燃料量Qtが第2の設定量Qt2よりも多いときには図25(C)に示されるように、第1のインターバルdti1が第1の長いインターバルdti1Lに設定され、第2のインターバルdti2が第2の長いインターバルdti2Lに設定される。
したがって、例えば総燃料量Qtが第1の設定量Qt1を越えて増大すると、図25(A)及び25(B)に示されるように第1のインターバルdti1が第1の短いインターバルdti1Sから第1の長いインターバルdti1Lにステップ状に延長され、このとき第2のインターバルdti2は第2の短いインターバルdti2Sに維持される。また、総燃料量Qtが第2の設定量Qt2を越えて増大すると、図25(B)及び(C)に示されるように第2のインターバルdti2が第2の短いインターバルdti2Sから第2の長いインターバルdti2Lにステップ状に延長され、このとき第1のインターバルdti1は第1の長いインターバルdti1Lに維持される。なお、第1の設定量Qt1及び第2の設定量Qt2は機関回転数Neの関数として図26に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されている。
この場合、第1の短いインターバルdti1Sは例えば第1のパイロット噴射P1が行われた後に初めて現れるゼロ勾配時期に第2のパイロット噴射P2が開始されるようにする第1のインターバルdti1から構成され、第1の長いインターバルdti1Lは例えば第1のパイロット噴射P1が行われた後に現れる3つ目のゼロ勾配時期に第2のパイロット噴射P2が開始されるようにする第1のインターバルdti1から構成される。同様に、第2の短いインターバルdti2Sは例えば第2のパイロット噴射P2が行われた後に初めて現れるゼロ勾配時期に主噴射Mが開始されるようにする第2のインターバルdti2から構成され、第2の長いインターバルdti2Lは例えば第2のパイロット噴射P2が行われた後に現れる3つ目のゼロ勾配時期に主噴射Mが開始されるようにする第2のインターバルdti2から構成される。
このように本発明による第4実施例では、総燃料量Qtが少なくしたがって機関負荷が低いときに第1のインターバルdti1及び第2のインターバルdti2が短く設定されるので、燃焼室から排出されるHC量を低減し、燃焼騒音を低減することができる。一方、総燃料量Qtが多くしたがって機関負荷が高いときに第1のインターバルdti1及び第2のインターバルdti2が長く設定されるので、燃焼室から排出されるスモーク量を低減することができる。
したがって、一般化して言うと、先の燃料噴射と次の燃料噴射との間のインターバルを変更すべきときには、先の燃料噴射が行われた後の別のゼロ勾配時期に次の燃料噴射が行われるようにインターバルをステップ状に変更しているということになる。
また、本発明による第4実施例では、第2のインターバルdti2に応じて定まるゼロ勾配時期における主燃料量偏差dQmMが総燃料量Qt及び機関回転数Neの関数として図27に示されるマップの形であらかじめROM42内に記憶されており、主燃料量QmはこのdQmMだけ補正される(Qm=Qt−Qp1−Qp2−dQmM)。
図28は本発明による第4実施例の燃料噴射制御を実行するためのルーチンを示しており、このルーチンは一定時間毎の割込みによって実行される。
図28を参照すると、まず初めにステップ200では総燃料量Qtが図4のマップから算出される。続くステップ201では主噴射Mの開始時期tsmが図5のマップから算出される。続くステップ202では第2のインターバルdti2が図22(B)のマップから算出される。続くステップ203では第2のパイロット噴射P2の終了時期tep2が算出される(tep2=tsm−dti2)。続くステップ204では第2のパイロット燃料量Qp2が図23(B)のマップから算出され、続くステップ205では第2のパイロット燃料量Qp2に基づいて第2のパイロット噴射P2の燃料噴射時間dtp2が算出される。続くステップ206では第2のパイロット噴射P2の開始時期tsp2が算出される(tsp2=tep2−dtp2)。続くステップ207では、第1のインターバルdti1が図22(A)のマップから算出される。続くステップ208では第1のパイロット噴射P1の終了時期tep1が算出される(tep1=tsp2−dti1)。続くステップ209では第1のパイロット燃料量Qp1が図23(A)のマップから算出され、続くステップ210では第1のパイロット燃料量Qp1に基づいて第1のパイロット噴射P1の燃料噴射時間dtp1が算出される。続くステップ211では第1のパイロット噴射P1の開始時期tsp1が算出される(tsp1=tep1−dtp1)。続くステップ212では、第2のインターバルdti2に応じて定まるゼロ勾配時期における主燃料量偏差dQmMが図27のマップから算出される。続くステップ213では主燃料量Qmが算出される(Qm=Qt−Qp1−Qp2−dQmM)。続くステップ214ではこの主燃料量Qmに基づいて主噴射Mの燃料噴射時間dtmが算出される。続くステップ215では主噴射Mの終了時期temが算出される(tem=tsm+dtm)。続くステップ216では算出された噴射パラメータを用いて燃料噴射が行われる。
なお、本発明による第4実施例では第2のパイロット燃料量Qp2の補正が行われていない。しかしながら、正規の第2のパイロット燃料量Qp2に対する実際の第2のパイロット噴射P2による燃料噴射量の偏差を第2のパイロット燃料量偏差dQp2と称すると、第1のインターバルdti1に応じて定まるゼロ勾配時期における第2のパイロット燃料量偏差dQp2をあらかじめ求めて記憶しておき、この第2のパイロット燃料量偏差dQp2に基づき第2のパイロット燃料量Qp2を補正するようにしてもよい。
本発明による第4実施例のその他の構成及び作用は本発明による第1実施例と同様であるので説明を省略する。
次に、本発明による第5実施例を説明する。
本発明による第5実施例でも、上述した第4実施例と同様に、総燃料量Qtが第1の設定量Qt1よりも少ない定常状態では図29(A)に示されるように、第1のインターバルdti1は第1の短いインターバルdti1Sに設定され、第2のインターバルdti2は第2の短いインターバルdti2Sに設定される。また、総燃料量Qtが第1の設定量Qt1よりも多くかつ第2の設定量Qt2よりも少ない定常状態では図29(B)に示されるように、第1のインターバルdti1は第1の長いインターバルdti1Lに設定され、第2のインターバルdti2は第2の短いインターバルdti2Sに設定される。さらに、総燃料量Qtが第2の設定量Qt2よりも多い定常状態では図29(C)では、第1のインターバルdti1は第1の長いインターバルdti1Lに設定され、第2のインターバルdti2は第2の長いインターバルdti2Lに設定される。以下では、これらの噴射形態を定常噴射形態と称することにする。
ところが、総燃料量Qtが第1の設定量Qt1を越えて増大したときに第1のインターバルdti1がステップ状に増大されると、第1のパイロット噴射P1が行われる時期が大幅に変更されるので、機関出力トルクが急激に変動するいわゆるトルクショックが発生するおそれがある。総燃料量Qtが第2の設定量Qt2を越えて増大したときに第2のインターバルdti2がステップ状に増大されるときにも同様である。
そこで本発明による第5実施例では、第1のインターバルdti1及び第2のインターバルdti2を変更するときに過渡噴射形態を一時的に行い、それによりトルクショックを抑制するようにしている。
すなわち、総燃料量Qtが第1の設定量Qt1を越えて増大し第1のインターバルdti1を第1の短いインターバルdti1S(図29(A)参照)から第1の長いインターバルdti1L(図29(C)参照)に増大するときには、図29(B)に示されるように第1のインターバルdti1を維持しつつ第1のパイロット燃料量Qp1が時間の経過と共に減少される。また、このとき第1のパイロット噴射P1の前に第1の追加の燃料噴射AP1が行われる。この場合、第1の追加の燃料噴射AP1が終了してから第1のパイロット噴射P1が開始されるまでのインターバルdtiap1は、第1の追加の燃料噴射AP1が完了した後のゼロ勾配時期に第1のパイロット噴射P1が開始されるように設定される。また、第1の追加の燃料噴射AP1が行われる時期が、第1のインターバルdti1が第1の長いインターバルdti1Lに設定されたときに第1のパイロット噴射P1が行われる時期とできるだけ近くなるように、この場合のゼロ勾配時期が選択される。
次いで、第1のパイロット燃料量Qp1があらかじめ定められた下限値、例えばほぼゼロまで減少されると、第1の追加の燃料噴射AP1が停止され、第1のインターバルdti1が第1の長いインターバルdti1Lに延長される(図29(C)参照)。すなわち、過渡噴射形態から定常噴射形態に戻される。
同様に、総燃料量Qtが第2の設定量Qt1を越えて増大し第2のインターバルdti2を第2の短いインターバルdti2S(図29(C)参照)から第2の長いインターバルdti2L(図29(E)参照)に増大するときには、図29(D)に示されるように第2のインターバルdti2を維持しつつ第2のパイロット燃料量Qp2が時間の経過と共に減少される。また、このとき第1のパイロット噴射P1の終了後で第2のパイロット噴射P2の前に第2の追加の燃料噴射AP2が行われる。この場合、第2の追加の燃料噴射AP2が終了してから第2のパイロット噴射P2が開始されるまでのインターバルdtiap2は、第2の追加の燃料噴射AP2が完了した後のゼロ勾配時期に第2のパイロット噴射P2が開始されるように設定される。また、第2の追加の燃料噴射AP2が行われる時期が、第2のインターバルdti2が第2の長いインターバルdti2Lに設定されたときに第2のパイロット噴射P2が行われる時期とできるだけ近くなるように、この場合のゼロ勾配時期が選択される。さらに、第1のパイロット噴射P1が終了してから第2の追加の燃料噴射AP2が開始されるまでの間のインターバルが第1のインターバルdti1に設定される。
次いで、第2のパイロット燃料量Qp2があらかじめ定められた下限値まで減少されると、第2の追加の燃料噴射AP2が停止され、第2のインターバルdti2が第2の長いインターバルdti2Lに延長される(図29(E)参照)。すなわち、過渡噴射形態から定常噴射形態に戻される。
なお、第1の追加の燃料噴射及び第2の追加の燃料噴射の燃料噴射量は本発明の夜第5実施例では一定に維持される。しかしながら、例えば機関運転状態又は第1のパイロット燃料量Qp1もしくは第2のパイロット燃料量Qt2に基づいて第1の追加の燃料噴射及び第2の追加の燃料噴射の燃料噴射量をそれぞれ変更するようにしてもよい。
したがって、一般化して言うと、先の燃料噴射を行うべき時期が次の燃料噴射を行うべき時期から前記インターバルだけ先に設定されるようになっており、インターバルを短いインターバルから長いインターバルに延長すべきときには、インターバルを短いインターバルに維持しつつ先の燃料噴射の燃料噴射量を時間の経過と共に減少し、次いで先の燃料噴射の燃料噴射量があらかじめ定められた下限値まで減少されたときにインターバルを長いインターバルに延長するようにしているということになる。
なお、先の燃料噴射を主噴射Mから構成し、次の燃料噴射をアフター噴射A(図16参照)から構成した場合にも本発明による第5実施例を適用することができる。この場合には、次の燃料噴射を行うべき時期が先の燃料噴射を行うべき時期から前記インターバルだけ後に設定されるようになっており、インターバルを短いインターバルから長いインターバルに延長すべきときには、インターバルを短いインターバルに維持しつつ次の燃料噴射の燃料噴射量を時間の経過と共に減少し、次いで次の燃料噴射の燃料噴射量が下限値まで減少されたときにインターバルを長いインターバルに延長しているということになる。
図30は本発明による第5実施例の噴射形態制御を実行するためのルーチンを示しており、このルーチンは一定時間毎の割込みによって実行される。
図30を参照すると、まず初めにステップ300では第1のインターバルdti1又は第2のインターバルdti2を変更すべきか否かが判別される。第1のインターバルdti1又は第2のインターバルdti2を変更すべきと判別されたときには次いでステップ301に進み、過渡噴射形態が行われる。次いでステップ302に進み、定常噴射形態が実行される。一方、第1のインターバルdti1又は第2のインターバルdti2を変更すべきでないと判別されたときにはステップ302にジャンプし、定常噴射形態が実行される。
なお、本発明による第5実施例のその他の構成及び作用は本発明による第4実施例と同様であるので説明を省略する。
内燃機関の全体図である。 燃料噴射弁の部分拡大断面図である。 本発明による第1実施例における燃料噴射弁のニードルリフト量を示すタイムチャートである。 総燃料量Qtのマップを示す図である。 主噴射の開始時期tsmのマップを示す図である。 インターバルdtiのマップを示す図である。 パイロット燃料量Qpのマップを示す図である。 目標燃料圧PfTのマップを示す図である。 主燃料量偏差dQmとインターバルdtiとの関係を示す線図である。 ゼロ勾配時期を示す図9と同様の線図である。 ゼロ勾配時期における主燃料量偏差dQmMを説明するための線図である。 ゼロ勾配時期における主燃料量偏差dQmMのマップを示す図である。 本発明による第1実施例を説明するための線図である。 本発明による第1実施例の燃料噴射制御ルーチンを実行するためのフローチャートである。 本発明による第2実施例を説明するための図9と同様の線図である。 本発明による第3実施例における燃料噴射弁のニードルリフト量を示すタイムチャートである。 インターバルdtiaのマップを示す図である。 アフター燃料量偏差dQaとインターバルdtiaとの関係を示す線図である。 ゼロ勾配時期におけるアフター燃料量偏差dQaMのマップを示す図である。 本発明による第3実施例のアフター噴射制御を実行するためのフローチャートである。 本発明による第4実施例における燃料噴射弁のニードルリフト量を示すタイムチャートである。 第1のインターバルdti1及び第2のインターバルdti2のマップを示す図である。 第1のパイロット燃料量Qp1及び第2のパイロット燃料量Qp2のマップを示す図である。 第1のインターバルdti1及び第2のインターバルdti2の変化を示す線図である。 第1のインターバルdti1及び第2のインターバルdti2の変化を示す、図21と同様のタイムチャートである。 第1の設定量Qt1及び第2の設定量Qt2を示す線図である。 ゼロ勾配時期における主燃料量偏差dQmMのマップを示す図である。 本発明による第4実施例の燃料噴射制御ルーチンを実行するためのフローチャートである。 本発明による第5実施例を説明するための、燃料噴射弁のニードルリフト量を示すタイムチャートである。 本発明による第5実施例における噴射形態制御ルーチンを実行するためのフローチャートである。
符号の説明
1 機関本体
3 燃料噴射弁
15 燃料供給管
16 コモンレール

Claims (2)

  1. コモンレールに連結された燃料噴射弁を具備し、インターバルを隔てて複数回の燃料噴射が順次行われる内燃機関の燃料噴射制御装置において、燃料噴射が行われると燃料噴射弁における燃料圧に脈動が生ずるようになっており、先の燃料噴射が行われた後の燃料噴射弁における燃料圧の勾配がほぼゼロとなる時期であるゼロ勾配時期に次の燃料噴射が行われるように先の燃料噴射と次の燃料噴射との間のインターバルを設定し、先の燃料噴射が行われた後に前記ゼロ勾配時期が複数回現れるようになっており、前記インターバルを変更すべきときには、先の燃料噴射が行われた後の別のゼロ勾配時期に次の燃料噴射が行われるように該インターバルをステップ状に変更するようにし、先の燃料噴射を行うべき時期が次の燃料噴射を行うべき時期から前記インターバルだけ先に設定されるようになっており、該インターバルを短いインターバルから長いインターバルに延長すべきときには、該インターバルを該短いインターバルに維持しつつ先の燃料噴射の燃料噴射量を時間の経過と共に減少し、次いで該先の燃料噴射の燃料噴射量があらかじめ定められた下限値まで減少されたときに該インターバルを該長いインターバルに延長するようにした内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 前記ゼロ勾配時期における次の燃料噴射の正規の燃料噴射量に対する実際の燃料噴射量の偏差をあらかじめ求めて記憶しておき、該偏差に基づいて次の燃料噴射の燃料噴射時間を補正するようにした請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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