JP4403781B2 - Srモータの制御装置 - Google Patents

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本発明は、SRモータの制御装置に関し、特に、電流フィードバック制御を行うことにより、SRモータを駆動制御する装置に関する。
SRモータのトルク制御方法として、モータコイルの通電開始時期と通電終了時期とを決め、さらに、モータコイル電流のピーク値をヒステリシスコンパレータにより制御する方法が知られている(特許文献1参照)。この従来の方法では、通電開始時期と通電終了時期とを予めマップ化してフィードフォワード制御を行っていた。
特開2002−281784号公報
しかしながら、フィードフォワード制御を用いた電流制御では、電流制御精度が低いという問題があった。
本発明によるSRモータの制御装置および制御方法は、以下の方法により、SRモータに電圧を印加するインバータを制御することを特徴とする。SRモータの各相に流れる電流値を検出し、検出した電流値の符号を操作する。符号を操作された各相電流値を、SRモータの回転に同期して回転する直交座標系上の電流値に変換し、直交座標系において、変換された電流値と電流指令値とに基づいて、モータ制御電圧を算出する。算出されたモータ制御電圧を3相交流電圧に変換して、その絶対値を算出し、算出した絶対値に基づいて、SRモータに電圧を印加するインバータを制御する。
本発明によるSRモータの制御装置および制御方法によれば、SRモータに流れる電流をフィードバック制御することができるので、電流の制御精度を向上させることができる。
−第1の実施の形態−
図1は、SRモータ(Switched Reluctance Motor)1を走行駆動源とする電気自動車の概略的な全体構成を示す底面図である。この電気自動車は、前部の左右の車輪20a,20bと、後部の左右の車輪20c,20dを備える。前部の二つの車輪20a,20bをそれぞれ回転可能に支持するアクスル21a,21bには、車輪20a,20bを回転駆動するSRモータ1a,1bが取り付けられている。SRモータ1a,1bには、インバータ2を介して、直流電源4から電力が供給される。
図2は、本発明によるSRモータの制御装置の第1の実施の形態の構成を示す図である。以下では、第1の実施の形態におけるSRモータの制御装置により、電気自動車に搭載される車両駆動用のSRモータ1a,1bを制御する方法について説明する。ただし、以下では、SRモータ1a,1bを総称して、SRモータ1と呼ぶ。第1の実施の形態におけるモータ制御装置は、ユニポーラ駆動インバータ2と、平滑コンデンサ3と、直流電源4と、回転位置センサ5と、位相速度演算器6と、電流符号変換器7と、電流座標変換器8と、トルク制御器9と、電流制御器10と、電圧座標変換器11と、電圧指令生成器12と、ゲート駆動信号生成器13と、電流センサ100a〜100cとを備える。
第1の実施の形態におけるモータ制御装置では、SRモータ1のロータ(不図示)の回転に同期して回転する直交座標系、すなわち、d軸とq軸とを有するdq座標系において、各種制御演算を行う。回転位置センサ5は、例えばエンコーダであり、SRモータ1のロータの位置θmを検出する。
位相速度演算器6は、回転位置センサ5により検出された回転位置θmに基づいて、dq座標系上の制御演算に用いる電気的な位相θeを演算するとともに、θmを時間微分することにより、SRモータ1の機械的角速度ωmを算出する。図3は、SRモータ1のロータの回転に応じて変化する、SRモータ1のU相のインダクタンスを示す図である。第1の実施の形態におけるモータ制御装置では、このインダクタンス変化の基本波成分の2周期をdq座標系における電気的な位相θeの1周期とする。
電流センサ100a,100b,100cは、SRモータ1に流れるU相電流Iu,V相電流Iv,W相電流Iwをそれぞれ検出して、電流符号変換器7に出力する。電流符号変換器7は、位相速度演算器6で演算された電気的な位相θeに応じて、U相,V相,W相の電流値の符号を変換する処理を行う。
例えば、U相電流Iuに関しては、0≦θe<πの場合には、符号を変換せず、π≦θe<2πの場合に、符号を変換して出力する。すなわち、電流符号変換器7から出力されるU相の出力電流値をIusとすると、0≦θe<πの場合には、Ius=Iuとなり、π≦θe<2πの場合に、Ius=−Iuとなる。図4は、位相θeに対応するU相インダクタンスと、U相電流検出値Iuおよび電流符号変換器7から出力される出力電流値Iusとの関係を示す図である。図4に示すように、位相θeに応じて電流の符号を操作することにより、出力電流Iuを交流電流として扱うことができる。
V相電流Ivの符号変換処理を行った後の出力電流値Ivsについては、2π/3≦θe<5π/3の場合に、Ivs=Ivとし、5π/3≦θe<8π/3の場合に、Ivs=−Ivとする。W相電流Iwの符号変換処理を行った後の出力電流値Iwsについては、−2π/3≦θe<π/3の場合に、Iws=Iwとし、π/3≦θe<4π/3の場合に、Iws=−Iwとする。これにより、U相,V相,W相の電流を3相交流電流として扱うことができる。
電流座標変換器8は、電流符号変換器7から出力される電流Ius,Ivs,Iwsを、次式(1)に基づいて、dq座標系のd軸電流Idおよびq軸電流Iqに変換する。
Figure 0004403781
トルク制御器9は、SRモータ1のトルク指令値Te*とモータ回転速度ωmとに基づいて、モータのd軸電流指令値Id*とq軸電流指令値Iq*とを算出する。なお、トルク制御器9は、予め用意した、トルク指令値Te*とモータ回転速度ωmとを座標軸とするマップを参照することにより、電流指令値Id*,Iq*を算出する。
図5は、電流制御器10の構成を示すブロック図である。電流制御器10は、減算器200a,200bと、PI制御器201a,201bとを備える。減算器200aは、トルク制御器9で算出された電流指令値Id*と、電流座標変換器8から入力されるd軸の実電流idとの差を演算して、演算結果をPI制御器201aに出力する。また、減算器200bは、電流指令値Iq*とq軸の実電流Iqとの差を演算して、演算結果をPI制御器201bに出力する。
PI制御器201aは、減算器200aによる演算結果(Id*−Id)に対してPI(比例・積分)演算を行うことにより、d軸電圧指令値vdを算出する。また、PI制御器201bは、減算器200bによる演算結果(Iq*−Iq)に対してPI(比例・積分)演算を行うことにより、q軸電圧指令値vqを算出する。すなわち、電流制御器10は、SRモータ1に流れる実電流と電流指令値とに基づいて、電流フィードバック制御を行うことにより、電圧指令値を算出している。電流制御器10で算出された電圧指令値vd,vqは、電圧座標変換器11に出力される。
電圧座標変換器11は、電流制御器10で算出されたdq座標系上の電圧指令値vd,vqを、次式(2)に基づいて、U相制御電圧vus,V相制御電圧vvs,W相制御電圧vwsの3相電圧に変換する。
Figure 0004403781
電圧座標変換器11で変換された3相電圧vus,vvs,vwsは、電圧指令生成器12に出力される。電圧指令生成器12は、電圧座標変換器11で変換された3相電圧vus,vvs,vwsの絶対値を演算して、演算結果vu*=|vus|,vv*=|vvs|,vw*=|vws|をゲート駆動信号生成器13に出力する。
ゲート駆動信号生成器13は、インバータ2を構成するスイッチS1〜S6のオン/オフを制御するための駆動信号を生成する。まず、平滑コンデンサ3の電圧値Vcと、電圧指令生成器12から入力される電圧vu*,vv*,vw*とに基づいて、次式(3)により、各相の変調率mu*,mv*,mw*を算出する。
mu*=vu*/Vc
mv*=vv*/Vc
mw*=vw*/Vc …(3)
図6は、U相のゲート駆動信号を生成する方法を説明するための図である。図6に示すように、算出された変調率mu*とキャリア信号である三角波の大きさとが比較されて、変調率mu*が三角波よりも大きい場合には、後述するインバータ2のU相のスイッチS1,S2をオンとするためのゲート駆動信号(ON信号)が出力される。一方、変調率mu*が三角波よりも小さい場合には、U相のスイッチS1,S2をオフとするためのゲート駆動信号(OFF信号)が出力される。図6では、U相のゲート駆動信号を生成する方法について説明したが、V相およびW相のゲート駆動信号についても、同様の方法により生成される。
ユニポーラ駆動インバータ2は、SRモータ1を駆動制御するために用いられる一般的なインバータであり、スイッチS1〜S6およびフリーホイールダイオードD1〜D6を備える。スイッチS1およびS2は、U相のゲート駆動信号がON信号である場合にオンし、OFF信号の場合にオフする。同様に、スイッチS3,S4、および、スイッチS5,S6は、それぞれV相およびW相のゲート駆動信号がON信号である場合にオンし、OFF信号の場合にオフする。これにより、直流電源4の電圧を所望の電圧値に変換して、SRモータ1に印加し、SRモータ1の駆動を制御する。なお、直流電源4と並列に接続されている平滑コンデンサ3は、電圧変動を抑制する役割を果たす。
第1の実施の形態におけるSRモータの制御装置によれば、SRモータ1の各相に流れる電流値を検出し、検出した電流値の符号の変換処理を行うことにより、SRモータ1の回転に同期して回転する直交座標系(dq座標系)上の電流値に変換して、電流フィードバック制御を行うことができる。また、電流フィードバック制御により求められる電圧指令値を3相交流電圧指令値に変換し、その絶対値を求めることにより、インバータ2を制御するための信号を生成することができる。これにより、SRモータ1に流れる電流の制御精度を向上させることができる。例えば、従来のフィードフォワード制御では、直流電源4の電圧の変動等による制御外乱の影響を受けやすいという問題があったが、第1の実施の形態におけるSRモータの制御装置によれば、フィードバック制御を行うことにより、実電流を電流指令値に追従させることができる。
また、第1の実施の形態におけるSRモータの制御装置のように、車両の駆動モータとしてSRモータを用いる場合には、モータの制御精度が向上することにより、車両の乗り心地を向上させることができる。
第1の実施の形態におけるSRモータの制御装置では、dq座標系の回転周期を、SRモータ1の回転に応じて各相のインダクタンスが変化する際の変化周期の2倍とするので、符号を操作された電流を交流として扱うことができる。すなわち、dq座標系において、モータ電流の基本波成分を直流量として扱うことができるので、モータの高回転時においても、実電流の応答性が低下することはない。これに対し、SRモータ1の各相の電流検出値に対して、直接フィードバック制御を行う場合には、例えば、モータの高回転時に、電流指令値に対する実電流の追従性が問題になることがある。
また、電流指令値を算出するためのマップは、トルク指令値Te*とモータ回転速度ωmとに基づいて作成することができるので、通電開始時期と通電終了時期とをマップ化する従来の装置と比べて、マップの作成労力および制御装置のマップ記憶容量を低減することができる。
−第2の実施の形態−
図7は、第2の実施の形態におけるSRモータの制御装置の構成を示す図である。第1の実施の形態におけるSRモータの制御装置と異なるのは、電流符号変換器7aである。従って、以下では、電流符号変換器7aで行う処理について詳しく説明し、同一の構成部分についての説明は省略する。
電流符号変換器7aは、SRモータ1の各相に流れる電流値の大きさに基づいて、U相,V相,W相の電流値の符号を変換する処理を行う。すなわち、電流センサ100a〜100cにより検出された電流値Iu,Iv,Iwと所定の電流しきい値とを比較し、電流値Iu,Iv,Iwが所定の電流しきい値以下であれば、出力電流値を0とし、所定の電流しきい値より大きい区間がある場合には、その区間の電流値を、区間の一つ置きに、符号を反転させて出力する。この処理について、図8を用いて説明する。
図8は、電流センサ100aにより検出されたU相の電流Iuと、電流符号変換器7aから出力されるU相電流Iusとの関係を示す図である。第2の実施の形態におけるSRモータの制御装置では、電流しきい値にヒステリシスを設けている。すなわち、U相の電流に対して、第1の電流しきい値Iu1と、第2の電流しきい値Iu2とを予め定めておく。なお、電流しきい値Iu1,Iu2は、電流センサ100a〜100cの分解能や、リップル電流の大きさなどに基づいて定めることができる。
電流符号変換器7aは、電流センサ100aにより検出されたU相の電流Iuと、第2の電流しきい値Iu2とを比較し、Iu≦Iu2が成り立つ場合には、出力電流値Ius=0とする。電流Iuが第2の電流しきい値Iu2より大きくなると、出力電流値Ius=Iuとする(区間(i))。その後、電流Iuが第1の電流しきい値Iu1以下になると、再び、出力電流値Ius=0とする。
電流Iuが第1の電流しきい値Iu1以下になって、Ius=0を出力後に、電流Iuが第2の電流しきい値Iu2より大きくなると、U相の電流Iuの符号を反転して出力する。すなわち、出力電流値Ius=−Iuとする(区間(ii))。その後、電流センサ100aにより検出された電流Iuが第1の電流しきい値Iu1以下になると、再び、出力電流値Ius=0とする。この後、電流Iuが第2の電流しきい値Iu2より大きくなると、区間(i)と同様に、出力電流値Ius=Iuとする(区間(iii))。以後、この処理が繰り返し行われる。
第2の実施の形態におけるSRモータの制御装置によれば、SRモータの各相ごとに電流しきい値を定めておき、電流センサ100a〜100cにより検出された各相電流値が所定の電流しきい値以下の場合には、電流値を0とし、所定の電流しきい値より電流値が大きい区間に対しては、1つ置きの区間の電流値の符号を負とする。これにより、第1の実施の形態におけるSRモータの制御装置と同様に、制御精度の高い電流フィードバック制御を行うことができる。また、電流値の符号変換処理を行う際に、電気的な位相θeを必要とせず、電流値のみを検出すればよいので、例えば、回転位置センサ5を省いた構成としたり、検出精度の低い回転位置センサ5を用いることができる。
第2の実施の形態におけるSRモータの制御装置によれば、検出電流値と比較する電流しきい値にヒステリシスを設けるので、検出電流値にノイズが含まれるような場合でも、出力電流値の符号が頻繁に切り替わるチャタリングの発生を防ぐことができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、SRモータは、電気自動車の車両駆動用モータとして用いられる例について説明したが、他の用途に用いられるものでもよい。また、本発明がSRモータの種類、例えば、ロータおよびステータの極数などにより限定されることもない。
第2の実施の形態では、電流しきい値にヒステリシスを設けたが、ヒステリシスを設けずに、電流しきい値を1つだけ設定することもできる。
特許請求の範囲の構成要素と第1,第2の実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、インバータ2がインバータを、電流センサ100a〜100cが電流検出手段を、電流符号変換器7,7aが電流符号操作手段を、電流座標変換器8が座標変換手段を、電流制御器10が制御電圧算出手段を、電圧座標変換器11が電圧変換手段を、電圧指令生成器12が絶対値算出手段を、ゲート駆動信号生成器13がインバータ制御手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
SRモータを走行駆動源とする電気自動車の概略的な全体構成を示す底面図 本発明によるSRモータの制御装置の第1の実施の形態の構成を示す図 SRモータのロータの位相と、U相インダクタンスとの関係を示す図 U相インダクタンスと、U相電流Iuおよび出力電流Iu_kとの関係を示す図 電流制御器の構成を示すブロック図 U相のゲート駆動信号を生成する方法を説明するための図 第2の実施の形態におけるSRモータの制御装置の構成を示す図 第2の実施の形態におけるSRモータの制御装置において、U相の電流Iuと、電流符号変換器7aから出力されるU相電流Iu_kとの関係を示す図
符号の説明
1…SRモータ
2…インバータ
3…平滑コンデンサ
4…直流電源
5…回転位置センサ
6…位相速度演算器
7,7a…電流符号変換器
8…電流座標変換器
9…トルク制御器
10…電流制御器
11…電圧座標変換器
12…電圧指令生成器
13…ゲート駆動信号生成器
100a〜100c…電流センサ

Claims (7)

  1. SRモータの各相に流れる電流を検出し、
    前記検出した各相電流値の符号を操作し、
    前記符号を操作された各相電流値を、前記SRモータの回転に同期して回転する直交座標系上の電流値に変換し、
    前記直交座標系において、前記変換された電流値と前記SRモータの電流指令値とに基づいて、モータ制御電圧を算出し、
    前記算出されたモータ制御電圧を3相交流電圧に変換し、
    前記変換された3相交流電圧の絶対値を算出し、
    前記算出された3相交流電圧の絶対値に基づいて、前記SRモータに電圧を印加するインバータを制御することを特徴とするSRモータの制御方法。
  2. SRモータを駆動制御するために、各相ごとに所望の電圧を印加するインバータと、
    前記SRモータの各相に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段により検出された各相電流値の符号を操作する電流符号操作手段と、
    前記電流符号操作手段により符号を操作された各相電流値を、前記SRモータの回転に同期して回転する直交座標系上の電流値に変換する座標変換手段と、
    前記直交座標系において、前記座標変換手段により変換された電流値と、前記SRモータの電流指令値とに基づいて、モータ制御電圧を算出する制御電圧算出手段と、
    前記制御電圧算出手段により算出されたモータ制御電圧を3相交流電圧に変換する電圧変換手段と、
    前記電圧変換手段により変換された3相交流電圧の絶対値を算出する絶対値算出手段と、
    前記絶対値算出手段により算出された3相交流電圧の絶対値に基づいて、前記インバータを制御するインバータ制御手段とを備えることを特徴とするSRモータの制御装置。
  3. 請求項2に記載のSRモータの制御装置において、
    前記SRモータのロータの回転位相を検出する位相検出手段をさらに備え、
    前記電流符号操作手段は、前記位相検出手段により検出された回転位相に基づいて、各相電流値の符号を操作することを特徴とするSRモータの制御装置。
  4. 請求項2に記載のSRモータの制御装置において、
    前記SRモータの各相ごとに電流しきい値を定め、
    前記電流符号操作手段は、前記電流検出手段により検出された各相電流値が前記電流しきい値以下の場合には、出力電流を0とし、前記電流検出手段により検出された各相電流値が前記電流しきい値より大きい場合には、前記電流しきい値より大きい電流値の区間に対し、1つおきの区間の電流値の符号を負にすることを特徴とするSRモータの制御装置。
  5. 請求項4に記載のSRモータの制御装置において、
    前記電流しきい値にヒステリシスを設けることを特徴とするSRモータの制御装置。
  6. 請求項2〜5のいずれかに記載のSRモータの制御装置において、
    前記直交座標系の回転周期は、前記SRモータの回転に応じて各相のインダクタンスが変化する際の変化周期の2倍とすることを特徴とするSRモータの制御装置。
  7. 請求項2〜6のいずれかに記載のSRモータの制御装置により制御されるSRモータを走行駆動源とする車両。
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