JP4403333B2 - 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4403333B2
JP4403333B2 JP2000077628A JP2000077628A JP4403333B2 JP 4403333 B2 JP4403333 B2 JP 4403333B2 JP 2000077628 A JP2000077628 A JP 2000077628A JP 2000077628 A JP2000077628 A JP 2000077628A JP 4403333 B2 JP4403333 B2 JP 4403333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
information
processing apparatus
identification information
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000077628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001266009A (ja
Inventor
智史 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000077628A priority Critical patent/JP4403333B2/ja
Priority to US09/811,516 priority patent/US7260842B2/en
Priority to KR1020010014376A priority patent/KR20010092402A/ko
Priority to EP01107040A priority patent/EP1146452A3/en
Publication of JP2001266009A publication Critical patent/JP2001266009A/ja
Priority to US11/169,766 priority patent/US7945778B2/en
Priority to US11/262,886 priority patent/US7661133B2/en
Priority to US11/320,685 priority patent/US7673339B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4403333B2 publication Critical patent/JP4403333B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0207Discounts or incentives, e.g. coupons or rebates
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および方法、情報処理システム並びに記録媒体に関し、特に、簡単且つ安価に顧客を管理することができるようにした情報処理装置および方法、情報処理システム並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、デパートや比較的大型の店舗においては、会員となった顧客に対して、独自のカード(ハウスカード)を発行することが多くなってきた。顧客は、そのデパートや店舗で、そのハウスカードを利用することで、若干の割引を受けることができたり、現金を所持していなくても、商品やサービスの購入金額を自分自身の銀行口座から引き落とすことで、支払いを行うことができる。
【0003】
一方、デパートや店舗は、このハウスカードを顧客に発行するとき(会員になってもらうとき)、顧客の住所、氏名といった顧客の情報を所定の申し込み用紙に記入しもらうことで、キャンペーンなどがある場合に、その顧客に対して郵便などで通知することを可能にし、新たな商品やサービスの購入を促すことができるメリットがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のシステムでは、店舗側は、シリアル番号を予め記載した申し込み用紙を用意しておかなければならず、コスト高となる課題があった。
【0005】
また、顧客側は、ハウスカードを作成してもらうとき、住所、氏名などの個人情報を記入しなければならず、作成するハウスカードの数が多くなると、個人情報を繰り返し記載することとなり、面倒となる課題があった。
【0006】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、店舗側は、顧客管理を安価に且つ簡単に行うことができるようにするとともに、顧客側は、同一の内容の個人情報を何度も記載しなくて済むようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムのうちの、第4の情報処理装置である情報処理装置であって、第2の情報処理装置は、第1の情報処理装置から、第1の情報処理装置に関する情報と、第1の情報処理装置が提供するコンテンツに関する情報を取得する第1の取得手段と、第1の取得手段により取得された第1の情報処理装置に関する情報とコンテンツに関する情報に基づいて、第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報と、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、生成手段により生成されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報とを対応付けて記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶されているコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報を、第3の情報処理装置に対して、直接的または間接的に出力する第1の出力手段と、ネットワークを介して第4の情報処理装置から要求されたとき、第1の記憶手段に記憶されている対応情報を第4の情報処理装置に送信する送信手段とを備え、第3の情報処理装置は、受信した信号から、コンテンツ識別情報と第1の報処理装置識別情報とを抽出する抽出手段と、自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報を記憶する第2の記憶手段と、抽出手段により抽出されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報を、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報処理装置識別情報とともに、第4の情報処理装置に送信し、第1の情報処理装置に対する、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供の要求を依頼する依頼手段とを備え、第4の情報処理装置は、第3の情報処理装置から、コンテンツ識別情報第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報取得する第2の取得手段と、第2の取得手段が取得したコンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定手段と、判定手段による判定結果に基づいて、第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当て手段と、割り当て手段により割り当てられた顧客識別情報を、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供を受けるための情報として出力する第2の出力手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
前記第2の取得手段には、コンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報とが配布される場合に、その配布に対応して割り当てられる配布識別情報をさらに取得し、判定手段は、コンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報とともに、配布識別情報の正当性をさらに判定させるようにすることができる。
【0009】
前記第2の取得手段には、追加情報をさらに取得し、判定手段は、追加情報の有効性をさらに判定させるようにすることができる。
【0010】
前記第3の情報処理装置に代わって、第1の情報処理装置に対して、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供を要求する要求手段をさらに設けさせるようにすることができる。
【0011】
前記第2の取得手段には、第3の情報処理装置のユーザに関するユーザ情報をさらに取得させるようにすることができる。
【0012】
本発明の情報処理方法は、コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムのうちの、第4の情報処理装置の情報処理方法であって、第2の情報処理装置の情報処理方法は、第1の情報処理装置から、第1の情報処理装置に関する情報と、第1の情報処理装置が提供するコンテンツに関する情報の取得を制御する第1の取得制御ステップと、第1の取得制御ステップの処理により取得が制御された第1の情報処理装置に関する情報とコンテンツに関する情報に基づいて、第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報とコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成されたコンテンツ識別情報と、第1の情報処理装置識別情報との対応付けた記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、第1の記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報の、第3の情報処理装置に対する、直接的または間接的な出力を制御する第1の出力制御ステップと、ネットワークを介して第4の情報処理装置から要求されたとき、第1の記憶ステップの処理で記憶が制御された対応情報の第4の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップとを含み、第3の情報処理装置の情報処理方法は、受信した信号からの、コンテンツ識別情報と第1の報処理装置識別情報の抽出を制御する抽出制御ステップと、自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報の記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、抽出制御ステップの処理で抽出が制御されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報を、第2の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された第2の情報処理装置識別情報とともに、第4の情報処理装置に送信し、第1の情報処理装置に対する、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供の要求を依頼する依頼ステップとを含み、第4の情報処理装置の情報処理方法は、第3の情報処理装置からの、コンテンツ識別情報第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の取得制御する第2の取得制御ステップと、第2の取得制御ステップの処理で取得が制御されたコンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定ステップと、判定ステップの処理による判定結果に基づいて、第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当てステップと、割り当てステップの処理により割り当てられた顧客識別情報の、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供を受けるための情報として出力を制御する第2の出力制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】
本発明の記録媒体のプログラムは、コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムの情報処理用のプログラムのうちの、第4の情報処理装置の情報処理用のプログラムにおいて、第2の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、第1の情報処理装置から、第1の情報処理装置に関する情報と、第1の情報処理装置が提供するコンテンツに関する情報の取得を制御する第1の取得制御ステップと、第1の取得制御ステップの処理により取得が制御された第1の情報処理装置に関する情報とコンテンツに関する情報に基づいて、第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報とコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成されたコンテンツ識別情報と、第1の情報処理装置識別情報との対応付けた記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、第1の記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報の、第3の情報処理装置に対する、直接的または間接的な出力を制御する第1の出力制御ステップと、ネットワークを介して第4の情報処理装置から要求されたとき、第1の記憶ステップの処理で記憶が制御された対応情報の第4の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップとを含み、第3の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、受信した信号からの、コンテンツ識別情報と第1の報処理装置識別情報の抽出を制御する抽出制御ステップと、自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報の記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、抽出制御ステップの処理で抽出が制御されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報を、第2の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された第2の情報処理装置識別情報とともに、第4の情報処理装置に送信し、第1の情報処理装置に対する、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供の要求を依頼する依頼ステップとを含み、第4の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、第3の情報処理装置からの、コンテンツ識別情報第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報取得を制御する第2の取得制御ステップと、第2の取得制御ステップの処理で取得が制御されたコンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定ステップと、判定ステップの処理による判定結果に基づいて、第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当てステップと、割り当てステップの処理により割り当てられた顧客識別情報の、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供を受けるための情報として出力を制御する第2の出力制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】
本発明の情報処理システムは、コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムにおいて、第2の情報処理装置は、第1の情報処理装置から、第1の情報処理装置に関する情報と、第1の情報処理装置が提供するコンテンツに関する情報を取得する第1の取得手段と、第1の取得手段により取得された第1の情報処理装置に関する情報とコンテンツに関する情報に基づいて、第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報と、コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、生成手段により生成されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報とを対応付けて記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶されているコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報を、第3の情報処理装置に対して、直接的または間接的に出力する第1の出力手段と、ネットワークを介して第4の情報処理装置から要求されたとき、第1の記憶手段に記憶されている対応情報を第4の情報処理装置に送信する送信手段とを備え、第3の情報処理装置は、受信した信号から、コンテンツ識別情報と第1の報処理装置識別情報とを抽出する抽出手段と、自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報を記憶する第2の記憶手段と、抽出手段により抽出されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報を、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報処理装置識別情報とともに、第4の情報処理装置に送信し、第1の情報処理装置に対する、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供の要求を依頼する依頼手段とを備え、第4の情報処理装置は、第3の情報処理装置から、コンテンツ識別情報、記第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報を取得する第2の取得手段と、第2の取得手段が取得したコンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定手段と、判定手段による判定結果に基づいて、第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当て手段と、割り当て手段により割り当てられた顧客識別情報を、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供を受けるための情報として出力する第2の出力手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
本発明の情報処理方法は、コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムの情報処理方法において、第2の情報処理装置の情報処理方法は、第1の情報処理装置から、第1の情報処理装置に関する情報と第1の情報処理装置が提供するコンテンツに関する情報の取得を制御する第1の取得制御ステップと、第1の取得制御ステップの処理により取得が制御された第1の情報処理装置に関する情報とコンテンツに関する情報に基づいて、第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報とコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成されたコンテンツ識別情報と、第1の情報処理装置識別情報との対応付けた記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、第1の記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報の、第3の情報処理装置に対する、直接的または間接的な出力を制御する第1の出力制御ステップと、ネットワークを介して第4の情報処理装置から要求されたとき、第1の記憶ステップの処理で記憶が制御された対応情報の第4の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップとを含み、第3の情報処理装置の情報処理方法は、受信した信号からの、コンテンツ識別情報と第1の報処理装置識別情報の抽出を制御する抽出制御ステップと、自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報の記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、抽出制御ステップの処理で抽出が制御されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報を、第2の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された第2の情報処理装置識別情報とともに、第4の情報処理装置に送信し、第1の情報処理装置に対する、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供の要求を依頼する依頼ステップとを含み、第4の情報処理装置の情報処理方法は、第3の情報処理装置からの、コンテンツ識別情報、記第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の取得を制御する第2の取得制御ステップと、第2の取得制御ステップの処理で取得が制御されたコンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定ステップと、判定ステップの処理による判定結果に基づいて、第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当てステップと、割り当てステップの処理により割り当てられた顧客識別情報の、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供を受けるための情報としての出力を制御する出力制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】
本発明の記録媒体のプログラムは、コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムの情報処理用のプログラムにおいて、第2の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、第1の情報処理装置から、第1の情報処理装置に関する情報と第1の情報処理装置が提供するコンテンツに関する情報の取得を制御する第1の取得制御ステップと、第1の取得制御ステップの処理により取得が制御された第1の情報処理装置に関する情報とコンテンツに関する情報に基づいて、第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報とコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成されたコンテンツ識別情報と、第1の情報処理装置識別情報との対応付けた記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、第1の記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報の、第3の情報処理装置に対する、直接的または間接的な出力を制御する第1の出力制御ステップと、ネットワークを介して第4の情報処理装置から要求されたとき、第1の記憶ステップの処理で記憶が制御された対応情報の第4の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップとを含み、第3の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、受信した信号からの、コンテンツ識別情報と第1の報処理装置識別情報の抽出を制御する抽出制御ステップと、自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報の記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、抽出制御ステップの処理で抽出が制御されたコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報を、第2の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された第2の情報処理装置識別情報とともに、第4の情報処理装置に送信し、第1の情報処理装置に対する、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供の要求を依頼する依頼ステップとを含み、第4の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、第3の情報処理装置からの、コンテンツ識別情報、記第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の取得を制御する第2の取得制御ステップと、第2の取得制御ステップの処理で取得が制御されたコンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定ステップと、判定ステップの処理による判定結果に基づいて、第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当てステップと、割り当てステップの処理により割り当てられた顧客識別情報の、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供を受けるための情報としての出力を制御する出力制御ステップとを含むことを特徴とする
本発明の情報処理装置、情報処理方法および記録媒体のプログラムにおいては、取得されたコンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の正当性の判定結果に基づいて、第2の情報処理装置識別情報に顧客識別情報が割り当てられ、その顧客識別情報が、コンテンツ識別情報に対応するコンテンツの提供を受けるための情報として出力される。
【0017】
本発明の情報処理システム、情報処理方法および記録媒体のプログラムにおいては、第2の情報処理装置が、第1の情報処理装置から取得したコンテンツに関する情報に対応して、コンテンツ識別情報を生成し、第3の情報処理装置が、受信した信号から、コンテンツ識別情報を抽出し、抽出したコンテンツ識別情報と、自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報を第4の情報処理装置に送信して、コンテンツ識別情報対応するコンテンツの提供を依頼し、第4の情報処理装置が、第3の情報処理装置から取得したコンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定し、その判定結果に基づいて、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用される情報処理システムの構成例を表している。この構成例においては、インターネット1に加盟店サーバ2、ID割り当てサーバ3、エンコードサーバ4、放送装置5、顧客番号割り当てサーバ7、匿名顧客管理サーバ8、匿名サービス管理サーバ9、および受信機10が接続されている。但し、受信機10が家庭に配置されたものではなく、携帯用、または自動車等に搭載されるものである場合、顧客番号割り当てサーバ7と受信機10は、無線ネットワークでも接続させることができる。放送装置5は、アンテナ6から衛星21に放送電波を送信し、受信機10は、アンテナ11で衛星21からの電波を受信する。
【0019】
サービス、商品、コンテンツなど(以下、これらをここに区別必要がないとき、単にコンテンツと称する)を提供する加盟店、並びにID割り当てサーバ3、エンコードサーバ4、放送装置5、顧客番号割り当てサーバ7、匿名顧客管理サーバ8、匿名サービス管理サーバ9の各管理者は、相互に予め契約し、所定の保証金を支払うなどして、それぞれが所定の処理を実行してくれるように依頼しておく。
【0020】
なお、接続されるネットワークは、インターネット1以外のネットワークでもよいのは勿論である。
【0021】
また、放送装置5から受信機10への送信は、衛星21以外のメディア、例えば地上波放送、ケーブルによる放送、インターネット、ページャ、携帯電話回線によるマルチキャストなどの手段による放送によるものでもよいのは勿論である。
【0022】
図2は、加盟店サーバ2乃至受信機10が有する機能を表している。コンテンツを提供する加盟店の有する加盟店サーバ2は、加盟店機能部41を有している。この加盟店機能部41は、例えば、ラジオ放送を聴取する聴取者に対して、自分自身が提供するコンテンツに関するキャンペーンを紹介するための情報として、自分自身の名称としての加盟店名、自分自身にインターネット1を介してアクセスする場合の加盟店アドレス、提供するコンテンツに関するキャンペーンに対応するキャンペーン名を有している。
【0023】
また、加盟店機能部41は、加盟店がコンテンツを提供するに際して設定する条件としての有効条件を保持している。この有効条件の中には、聴取者が入力する追加情報を規定する追加情報入力プロンプトも含まれている。ここで、追加情報とは、聴取者が、ラジオを聴取して行うクイズの回答、アンケートの回答、宝くじのユーザ指定番号、合い言葉、指定の商品名といった、ユーザが個別に指定する文字列や数字などからなる情報を意味する。加盟店機能部41はまた、受信者からの要求に対応してコンテンツを提供する処理も行う。
【0024】
ID割り当てサーバ3は、ID割り当て機能部42を有している。ID割り当て機能部42は、加盟店機能部41から、加盟店名、加盟店アドレス、キャンペーン名、および追加情報入力プロンプトを含む有効条件の提供を受けると、その加盟店に対して、それを識別する加盟店IDを割り当てるとともに、キャンペーン名に対して、それを識別するキャンペーンIDを割り当てる。ID割り当て機能部42は、加盟店名、加盟店アドレス、キャンペーン名、それぞれのID、並びに有効条件を、それぞれ対応させて、データベース43に記憶させ、管理する。
【0025】
エンコードサーバ4は、エンコード機能部44を有している。このエンコード機能部44は、ID割り当て機能部42から、加盟店ID、キャンペーンID、有効条件の中の追加情報入力プロンプトの提供を受けると、それらに対応して、それらを配信する順番、メディア、日時、チャンネル等を示す配信整理IDを付加する。エンコード機能部44は、この配信整理IDをID割り当て機能部42に供給し、加盟店ID、キャンペーンIDに対応して、データベース43に記憶させる。エンコード機能部44はさらに、放送装置5から衛星21を介して放送するのに適したフォーマットに、これらの加盟店ID、キャンペーンID、追加情報入力プロンプト、および配信整理IDをエンコードする(エンコードデータ化する)。エンコード機能部44は、インターネット1を介してエンコードデータを放送装置5に供給する
放送装置5は、放送機能部45を有し、この放送機能部45は、エンコードサーバ4のエンコード機能部44から供給されたエンコードデータを、アンテナ6から衛星21を介して受信機10に放送する。
【0026】
エンコード機能部44は、エンコードデータの配布が、衛星21を使用したデジタルラジオではなく、衛星を使用したデジタルテレビジョン放送、地上波デジタルテレビジョン放送、地上波デジタルラジオ放送、デジタルCATV網、ページャのデータ配信ネットワーク、インターネットのマルチキャスト、携帯電話機のマルチキャストなどによる場合には、それらに対応するフォーマットへの変換処理を行う。
【0027】
受信機10は、受信機能部51と、デコード機能部52を有している。受信機能部51は、放送機能部45から放送されてきたデジタル放送データを受信し、エンコードデータを抽出する。受信機能部51はまた、受信したエンコードデータが正当か否かを検証し、正当である場合、これをデコード機能部52に供給する。抽出したエンコードデータが不当なエンコードデータである場合には、ユーザにその旨を表示する。
【0028】
また、受信機能部51は、受信機10を識別する受信機IDを記憶しているとともに、ユーザ(受信者)から入力されたユーザの氏名、住所、年齢などの個人情報(プロファイル情報)を記憶し、必要に応じて、顧客番号割り当てサーバ7の顧客番号割り当て機能部46に予め送信し、データベース49に記憶させる。すなわち、ユーザは、顧客番号割り当てサーバ7の管理者と予め契約し、自分自身の情報をデータベース49に登録しておく。
【0029】
デコード機能部52は、受信機能部51から供給を受けたエンコードデータをデコードし、加盟店ID、キャンペーンID、追加情報入力プロンプト、および配信整理IDを抽出する。デコード機能部52はまた、加盟店からの質問等に対応して受信者から追加情報の入力を受けると、これを記憶するとともに、その入力に対応して、その入力の時刻、入力をした者といった、ユーザの情報ではあるが、動的に変化する条件(情報)としての返答条件を生成し、顧客番号割り当てサーバ7の顧客番号割り当て機能部46に送信する。
【0030】
顧客番号割り当てサーバ7は、顧客番号割り当て機能部46を有している。顧客番号割り当て機能部46は、デコード機能部52から、加盟店ID、キャンペーンID、配信整理IDを受け取ると、対応するデータがID割り当て機能部42のデータベース43に記憶されているか否かを検証する。また、顧客番号割り当て機能部46は、受信機能部51から供給される受信機IDが正当なものであるか否かを検証したり、デコード機能部52から供給された返答条件がID割り当て機能部42に予め記憶されている有効条件と合致するか否かを検証する。
【0031】
顧客番号割り当て機能部46は、契約時に、受信機能部51より予め供給された受信機10の受信機IDと、そのユーザのプロファイル情報(個人情報)を、内蔵するデータベース49に保管、管理する。また、受信機IDに、テンポラリな顧客番号を割り当てる。
【0032】
匿名顧客管理サーバ8は、匿名顧客管理機能部48とデータベース49を有し、この匿名顧客管理機能部48は、受信者が、デコード機能部52に入力した追加情報によりプライバシガードが選択されており、かつ、ID割り当て機能部42のデータベース43に予め記憶されている加盟店機能部41からの有効条件により、プライバシガードが許諾されている場合(すなわち、コンテンツの提供を受ける側と、提供する側の両方において、プライバシガード機能を利用することが同意されている場合)、顧客番号割り当て機能部46から、キャンペーンIDに対応するコンテンツの提供の要求の依頼があったとき、返答条件(ユーザ側の条件)と有効条件(加盟店側の条件)とで許諾される(両方の条件が満足される)範囲内のプロファイル情報を、加盟店ID、キャンペーンID、および顧客番号とともに、加盟店機能部41に供給する。
【0033】
匿名サービス管理サーバ9は、匿名サービス管理機能部50を有し、この匿名サービス管理機能部50は、加盟店機能部41からの要求、または匿名顧客管理機能部48からの要求に基づいて、受信機能部51から指定されたキャンペーンIDに対応するコンテンツを受信機能部51(ユーザ)に供給する。
【0034】
図3は、ID割り当てサーバ3の構成例を表している。CPU(Central Processing Unit)61は、ROM(Read Only Memory)62に記憶されているプログラム、または記憶部68からRAM(Random Access Memory)63にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM63にはまた、CPU61が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0035】
CPU61、ROM62、およびRAM63は、バス64を介して相互に接続されている。このバス64にはまた、入出力インタフェース65も接続されている。
【0036】
入出力インタフェース65には、キーボード、マウスなどよりなる入力部66、CRT、LCDなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部67、ハードディスクなどより構なされる記憶部68、モデム、ターミナルアダプタなどより構なされる通信部69が接続されている。通信部69は、インターネット1を介して他の装置との通信処理を行う。
【0037】
入出力インタフェース65にはまた、必要に応じてドライブ70が接続され、磁気ディスク71、光ディスク72、光磁気ディスク73、或いは半導体メモリ74などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部68にインストールされる。
【0038】
なお、図示は省略するが、その他のサーバも基本的に同様の構成とされている。また、放送装置5は、通信部69からアンテナ6を介して衛星21と通信する構成とされる。また受信機10の構成は、図23を参照して後述する。
【0039】
次に、その動作について、図4乃至図11のフローチャートを参照して説明する。
【0040】
ステップS1において、コンテンツ加盟店は、加盟店サーバ2を操作し、加盟店機能部41から提供するコンテンツに関するキャンペーンのキャンペーン名、自分自身の名称としての加盟店名、インターネット1を介して加盟店サーバ2にアクセスするための加盟店アドレス、並びに追加情報入力プロンプトを含む有効条件(その詳細は、図13を参照して説明する)を、インターネット1を介してID割り当てサーバ3のID割り当て機能部42に送信する。ID割り当て機能部42は、ステップS2において、加盟店機能部41から送信されてきた加盟店名が、データベース43に既に登録済みであるか否かを調べる。
【0041】
ID割り当て機能部42は、ステップS3において、加盟店名がデータベース43に既に登録済みであるか否かを判定し、登録済みでない場合には、ステップS4に進み、その加盟店名に対して新規に加盟店IDを割り当て、データベース43に登録する。そして、そのIDが、加盟店IDとされる。ステップS3において、加盟店名が、データベース43に既に登録されている判定された場合、ステップS5に進み、ID割り当て機能部42は、データベース43から、その加盟店名に割り当てられているIDを読み出し、加盟店IDとする。
【0042】
ステップS4またはステップS5の処理の後、ステップS6に進み、ID割り当て機能部42は、加盟店機能部41から提供されたキャンペーン名に新規IDを与え、それをキャンペーンIDとする。ステップS7において、ID割り当て機能部42は、ステップS4またはステップS5で割り当てられた加盟店ID、ステップS6で割り当てられたキャンペーンID、並びにステップS4で新たに登録した加盟店アドレス、またはステップS5で加盟店IDとともに読み出した加盟店アドレスを、ステップS2で加盟店機能部41から受け取った有効条件とともに、セットのデータとして、データベース43に登録する。
【0043】
ID割り当て機能部42のデータベース43の例が、図12に示されている。同図に示すように、この例においては、キャンペーンID(0001,0002,0003など)、加盟店ID(Re0003,Re0004など)、加盟店アドレス(www.cdshop.com,www.books.com,など)、およびキャンペーン名(Best Soundtrack,Symphony No.5,Edison伝記など)が対応して登録されている。例えば、キャンペーンID0001には、加盟店IDとしてRe0003、加盟店アドレスとしてwww.cdshop.com、キャンペーン名としてBest Soundtrakが、それぞれ登録されている。
【0044】
また、このデータベース43には、各キャンペーンIDに対応して設定されている有効条件が規定されているテーブル番号が登録されている。ここに規定されているテーブル0001乃至0003の内容は、図13に示されている。
【0045】
有効条件は、加盟店が、受信者(コンテンツの購入者)に対して要求する条件を指定するものである。図13の例においては、返答を受け付けるための日時制限が、番号0001の有効条件では、2001年10月5日23時59分、番号0002の有効条件では、2001年11月30日12時00分、番号0003の有効条件では、20001年12月2日23時59分とされている。受信者は、加盟店からの質問に対して、この制限内に回答を行うことが要求され、この制限を過ぎた回答(返答条件に示される回答入力時刻がこの制限を過ぎている回答)は、受け付けられないことになる。
【0046】
また、この図13の例では、プロファイル情報での年齢制限として、番号0002の有効条件では、18歳以上という条件が規定されている。従って、この番号0002の有効条件に対応して回答を行う受信者は、18歳以上であることが要求される。番号0001の有効条件では、この制限は適用されず(N/A(Not Applicable)とされ)、番号0003の有効条件としては、この制限は存在しない(なし)とされる。
【0047】
プロファイル情報での内容制限として、番号0002の有効条件では、アダルトという条件が規定され、番号0003の有効条件では、子供向けという条件が規定されている。従って、有効条件0002の回答者は、所定の年齢以上の大人であることが要求され、番号0003の有効条件に対する回答者は、所定の年齢以下の子供であることが要求される。
【0048】
番号0002の有効条件では、個人認証機能として、登録者のみという条件が規定されている。この場合、予め登録されているユーザのみが回答することが要求される。
【0049】
プロファイル情報での支払い手段として、番号0002の有効条件では、JCB,VISA,AMEX(いずれもサービスマーク)のクレジットカードの使用が規定されており、番号0003の有効条件では、小切手を使用することが規定されている。受信者は、指定されている方法で支払いを行うことが要求される。
【0050】
ナビゲーション機能での地域制限として、番号0002の有効条件では、アラスカを除く全米が規定され、番号0003の有効条件では、カリフォルニアのみが規定されている。回答者は、それらの地域に居住しているか、現在位置していることが要求される。
【0051】
追加情報入力プロンプトとして、番号0001の有効条件では、2つの文字列を入力することが要求され、番号0003の有効条件では、数字1乃至3のいずれかを入力することが規定されている。
【0052】
追加情報での入力1(クイズの最初の質問に対する回答の正解)として、番号0001の有効条件では、「ABCコーラ」が規定され、番号0003の有効条件では、番号1が(正解の数字であるとして)規定されている。
【0053】
追加情報での入力2(クイズの第2番目の質問に対する正解)としては、番号0001の有効条件では、「ABCマン」が規定されている。回答者は、これらの正解を入力することが要求される。
【0054】
口座残高での制限として、番号0003の有効条件では、300ドル以上が規定されている。コンテンツの提供を受ける者は、300ドル以上の口座残高を有することが要求される。
【0055】
コンテンツ加盟店が、このような有効条件を予め規定することで、コンテンツの要求者を所定の範囲に制限することができる。
【0056】
ステップS8において、ID割り当て機能部42は、加盟店ID、キャンペーンID、並びに有効条件の中の追加情報入力プロンプトを、エンコード機能部44に、インターネット1を介して送信する。
【0057】
エンコード機能部44は、ステップS9において、加盟店ID、キャンペーンID、および追加情報入力プロンプトを、配信する場合の配信順序、配信時刻、配信メディア、配信チャンネル種別などの情報を表す配信整理IDを付加し、この実施の形態の場合、放送装置5から衛星21を介して、各受信機10に放送するのに適したエンコードデータにエンコードする。
【0058】
図14は、エンコード機能部44のエンコード処理を模式的に表している。すなわち、エンコード機能部44は、暗号化部91により、入力されたキャンペーンID(0001)、加盟店ID(Re0003)、および配信整理ID(BC0011)を、媒体選択スイッチ93から入力される規約に基づいて暗号化する。この例では、規約として、携帯電話マルチキャストヘッダ&エンコードデータ信号規約101、インターネットマルチキャスト用ヘッダ&エンコードデータ信号規約102、衛星テレビ用ヘッダ&エンコードデータ信号規約103、衛星ラジオ用ヘッダ&エンコードデータ信号規約104、地上波テレビ用ヘッダ&エンコードデータ信号規約105、地上波ラジオ用ヘッダ&エンコードデータ信号規約106、CATV用ヘッダ&エンコードデータ信号規約107、および衛星データ配信用ヘッダ&エンコードデータ信号規約108のうちのいずれかの規約のうち、媒体選択スイッチ93により選択された規約に基づく暗号化が行われる。図1の例の場合、衛星ラジオでエンコードデータが伝送されるため、衛星ラジオ用ヘッダ&エンコードデータ信号規約104に基づく暗号化が行われる。
【0059】
なお、後述する図15の自己評価部153で、データが正しいか否かを判断するために、チェックサムによる自己評価が行われるが、このエンコード機能部44では、このチェックサムの付加処理も行われる。
【0060】
デジタルデータ挿入部92は、暗号化部91により暗号化されたデータに、媒体選択スイッチ93により選択された規約に基づく所定のデータを、さらに挿入させる。そして、デジタルデータ挿入部92の出力が、放送装置5の放送機能部45に供給される。
【0061】
なお、暗号化部91は、デジタルデータ挿入部92の後段に配置することも可能である。
【0062】
ステップS10において、エンコード機能部44は、ステップS9で割り当てた配信整理IDを、対応する配信時刻、メディア、チャンネル種別などの情報とともに、ID割り当て機能部42に供給し、そのデータベース43に登録させる。
【0063】
配信整理IDがデータベース43に登録された例が、図12に示されている。同図に示すように、キャンペーンID0001乃至0003に対応して、配信整理ID、BC0011,BC0012,BC0023が登録されている。BC0011の配信整理IDは、媒体が衛星ラジオ、チャンネルが112、送出時刻が2時30分45秒乃至55秒と規定されている。また、BC0012の配信整理IDの媒体は、衛星ラジオ、チャンネルは134、送出時刻は3時35分15秒乃至25秒とされている。
【0064】
配信整理IDは、このように、媒体、チャンネル、送出時刻などと別の記号を用いるようにすることもできるが、媒体、チャンネル、送出時刻など自体を配信整理IDとすることも可能である。ただし、媒体、チャンネル、送出時刻などとは別の番号や記号で配信整理IDを規定した方が、テーブルの更新が容易となる。
【0065】
次に、ステップS11において、エンコード機能部44は、インターネット1を介して、放送装置5の放送機能部45にエンコードデータを転送する。
【0066】
ステップS11において、放送装置5の放送機能部45は、エンコード機能部44から転送を受けたエンコードデータを、本来の番組の音声データに、例えばウォータマークなどの手法を利用して、デジタル的に多重化し、アンテナ6から、放送電波として衛星21に向けて送信し、衛星21から、各受信機10に配布させる。
【0067】
受信機10の受信機能部51は、ステップS12において、放送機能部45から配布されたエンコードデータを受信し、受信したエンコードデータをデコード機能部52に転送する。デコード機能部52は、エンコードデータが正当なものであるか否かをエンコードデータに付加されているチェックサムを利用して確認する。ステップS13において、エンコードデータが正当なものであるか否かを判定し、正当なものでない場合には、ステップS14に進み、その旨を受信者に通知する。この通知は、例えば、後述するスピーカ237から音声で行われたり、表示制御部248からインジケータなどにより行われる。
【0068】
ステップS13において、エンコードデータが正当なものであると判定された場合、ステップS15に進み、デコード機能部52は、入力されたエンコードデータを解読し、加盟店ID、キャンペーンID、追加情報入力プロンプト、配信整理IDを抽出し、インターネット1を介して顧客番号割り当てサーバ7の顧客番号割り当て機能部46に転送する。
【0069】
このステップS15の処理を行うデコード機能部52の構成例が、図15に示されている。同図に示すように、デコード機能部52は、受信機能部51から入力されたデータをデータ抽出部151に入力する。データ抽出部151には、媒体選択スイッチ154から、図14に示した場合と同様の携帯電話マルチキャスト用ヘッダ&エンコードデータ信号規約101乃至衛星データ配信用ヘッダ&エンコードデータ信号規約108のうちのいずれか選択されたものが供給されている。データ抽出部151は、供給された規約に基づいて、挿入されているデータから必要なデータを抽出し、復号部152に供給する。
【0070】
復号部152は、媒体選択スイッチ154から供給される規約に基づく復号処理を行い(図14の暗号化部91の暗号化処理と対応する復号処理を行い)、自己評価部153に出力する。自己評価部153は、復号部152より供給された復号データをチェックサムを利用して自己評価し、復号されたデータが正しいか否かを判定する。正しい復号が行われた場合には、図14の暗号化部91に入力されたキャンペーンID(0001)、加盟店ID(Re0003)、および配信整理ID(BC0011)が取得され、これが顧客番号割り当て機能部46に転送されることになる。
【0071】
さらに、ステップS16において、デコード機能部52は、エンコードデータ中に追加情報入力プロンプトが含まれているか否かを調べる。ステップS17において、デコード機能部52は、追加情報入力プロンプトが含まれているか否かを判定し、含まれている場合には、ステップS18に進み、ユーザ(受信者)に、追加情報の入力を促し、入力された追加情報を蓄積する処理を実行する。例えば、加盟店機能部41からクイズの回答、アンケートの回答、宝くじのユーザ指定番号、合い言葉、指定の商品名などの情報を入力することが求められている場合には、その旨を受信者に提示し、その提示に対応する受信者からの入力を、内蔵するメモリに記憶する。
【0072】
ステップS17において、エンコードデータ中に追加情報入力プロンプトが含まれていないと判定された場合、ステップS18の処理はスキップされる。
【0073】
ステップS17において、エンコードデータ中に追加情報入力プロンプトが含まれていないと判定された場合、または、ステップS18の処理が完了した後、ステップS19に進み、デコード機能部52は、返答条件を作成する。
【0074】
返答条件作成処理について、図16を参照して説明する。図16は、受信機10の返答条件作成処理に関する機能の構成を表している。
【0075】
この例においては、受信者(ユーザ)の個人情報のうち、静的な(基本的には、入力時毎に変化しない)条件はプロファイル情報とされ、動的な(入力時毎に変化する)条件は返答条件とされる。さらに、動的な条件のうち、ユーザが、その都度入力するものは、追加情報とされる。プロファイル情報は、例えば、氏名、性別、住所、職業、登録地域、支払い手段、年齢、許諾内容といった情報であり、受信者により、プロファイル情報入出力機能部121を介して予め入力され、プロファイル情報蓄積装置122に、例えば図17に示すように記憶される。ここで許諾内容とは、その受信者が、コンテンツ加盟店に対して自分自身のプロファイル情報を提供することを許諾する条件を表し、例えば、図17の例においては、「アダルトを除く」と規定されているので、この受信者は、アダルトのコンテンツを提供するコンテンツ加盟店には、自分自身のプロファイル情報を提供しないことを宣言していることになる。また、図17において、顧客番号は、その受信者に対して所定の店舗が割り当てている顧客番号を意味し、後述するように、顧客番号割り当て機能部46が、各受信者に割り当てる顧客番号ではない。
【0076】
プロファイル情報蓄積装置122に記憶されたプロファイル情報は、プロファイル情報入出力機能部121を介して、顧客番号割り当て機能部46に供給され、そのデータベース49に記憶される。図18は、このようにして記憶されたプロファイル情報の例を表している。登録内容は、基本的に図17に示したプロファイル情報蓄積装置122に蓄積されているプロファイル情報と同様であるが、図18の例においては、そのプロファイル情報が登録された日付を表す登録日付と、受信機10の受信機ID出力機能部123が出力した受信機IDが対応して記憶されている。
【0077】
デコード済みID蓄積装置131は、デコード機能部52によりデコードされたキャンペーンID、加盟店ID、および配信整理IDを蓄積する。これらのIDは、IDの出力機能部132を介して、必要に応じて顧客番号割り当て機能部46に供給される。
【0078】
また、受信機ID出力機能部123は、受信機能部51に予め記憶されている受信機IDを、顧客番号割り当て機能部46に供給し、データベース49に記憶させる。図18の例においては、このようにして、受信機IDとしてSsny1003がプロファイル情報とともに記憶されている。
【0079】
受信機10は、さらに受信者の口座残高を確認する口座残高確認機能部133、現在の日時を取得するカレンダタイマ134、受信機10の現在位置を取得するナビゲーション機能部135、受信機10の操作者の指紋、瞳などを読み取り、その操作者が誰であるのかを認証する個人認証機能部136を有している。返答条件作成機能部137は、これらの口座残高確認機能部133、カレンダタイマ134、ナビゲーション機能部135、および個人認証機能部136の出力結果から、返答条件を作成する。
【0080】
図19は、このようにして返答条件作成機能部137により作成された返答条件の例を表している。返答日時は、回答入力時の日時を、カレンダタイマ134により計時された現在日時(2001年10月3日10時13分)に基づいて生成されたものである。個人認証機能部136は、操作者の指紋や瞳を読み取り、その指紋や瞳が、予め登録されている指紋や瞳と一致するか否かを判定し、一致したとき、「登録者」としての返答条件を作成する。
【0081】
ナビゲーション機能での検出地域は、ナビゲーション機能部135が検出した現在位置に基づき生成されたものであり、図19の例では、現在位置は、カリフォルニア州とされている。現在口座残高は、口座残高確認機能部133により確認された結果に基づいて作成されたものである。図19の例においては、口座残高確認機能部133が、例えば、受信機10のメモリ内に保持されている電子マネーの口座残高を確認した結果、342ドル残っていることが確認されたことになる。
【0082】
追加情報入出力機能部138は、ユーザから追加情報が入力されると、これを取り込み、追加情報蓄積装置139に記憶させる。この処理は、上述したステップS18において行われる。
【0083】
ステップS19において、返答条件作成機能部137は、作成した返答条件を、追加情報蓄積装置139は、蓄積した追加情報を、それぞれ顧客番号割り当て機能部46に転送する。
【0084】
ステップS20において、顧客番号割り当て機能部46は、顧客番号割り当てサーバ7に接続され、顧客番号割り当て機能部46に返答条件と追加情報を転送してきた受信機10が、データベース47に予め登録されている受信機であるか否かを調べる処理を実行する。すなわち、この時、顧客番号割り当て機能部46は、受信機能部10に受信機IDを問い合わせ、その受信機ID出力機能部123が出力する受信機IDを取り込む。また、顧客番号割り当て機能部46は、受信機能部51のプロファイル情報蓄積装置122に、プロファイル情報入出力機能部121を介して、プロファイル情報の転送を要求する。顧客番号割り当て機能部46は、このようにして、顧客番号割り当て機能部46により取り込まれた受信機IDとプロファイル情報を、予めデータベース47に記憶されている受信機IDとプロファイル情報と比較する。
【0085】
図20は、データベース47の受信機IDの登録の例を表している。この例においては、受信機ID(Ssny1001,1003,1004など)に対応して、登録日付(2000年6月5日、2000年6月6日など)、ユーザ名(田中太郎、山田次郎、斉藤花子など)、および受信機10の型番(TS-S55など)が登録されている。
【0086】
そして、ステップS21において、顧客番号割り当て機能部46は、受信機IDとプロファイル情報が本物である(予めデータベース47に登録されている受信機IDおよびプロファイル情報と同一である)か否かを判定し、本物でない場合には、ステップS22に進み、その旨を受信機能部51を介してユーザに通知する。
【0087】
ステップS21において、受信機IDとプロファイル情報が本物であると判定された場合、ステップS23に進み、顧客番号割り当て機能部46は、受信機能部51から、ステップS15で転送を受けた加盟店ID、キャンペーンID、および配信整理IDが、ID割り当て機能部42に、ステップS7の処理で予め登録されているもの(加盟店機能部41が放送を依頼したもの)と一致するかどうかを調べる。すなわち、顧客番号割り当て機能部46は、インターネット1を介してID割り当て機能部42に配信整理IDに対応する加盟店IDとキャンペーンIDを問い合わせる。そして、問い合わせの結果得られた加盟店ID、キャンペーンID、および配信整理IDと、受信機能部51より転送を受けた配信整理ID、加盟店ID、およびキャンペーンIDと比較する。
【0088】
ステップS24において、顧客番号割り当て機能部46は、これらのIDがID割り当て機能部42のデータベース43に予め登録されているIDと同一のIDである(本物のIDである)か否かを判定し、同一のIDでない場合には、ステップS25に進み、受信機能部51を介して、ユーザにその旨を通知する。
【0089】
ステップS24において、加盟店ID、キャンペーンIDおよび配信整理IDがデータベース43に予め登録されているIDと同一であると判定された場合、ステップS26に進み、顧客番号割り当て機能部46は、データベース47に、受信機IDに対応する顧客番号が、いま対象とされている加盟店IDに対応して、既に割り当てられているか否かを調べる。ステップS27において、その加盟店IDに対応して、その受信機IDに顧客番号がまだ割り当てられていないと判定された場合、ステップS28に進み、顧客番号割り当て機能部46は、加盟店IDに対応して、受信機IDに新規番号を割り当て、それをデータベース47に登録する。そしてその新規番号が、その加盟店の顧客番号とされる。
【0090】
これにより、加盟店毎に各ユーザに顧客番号が割り当てられ、加盟店毎にハウスカードが作成されたのと同様の機能を実現することが可能となる。なお、この顧客番号と加盟店IDは、受信機10に記憶させるようにしてもよい。
【0091】
ステップS27において、その加盟店IDに対応して、受信機IDに顧客番号が既に割り当てられていると判定された場合(ユーザからの2回目以降のアクセスである場合)、ステップS29に進み、顧客番号割り当て機能部46は、データベース47に登録されている受信機IDに割り当てられている番号を顧客番号とする。
【0092】
ステップS28、またはステップS29の処理の後、処理はステップS30に進む。ステップS30において、顧客番号割り当て機能部46は、ステップS19で返答条件作成機能部137から転送を受けた返答条件が、ステップS7でID割り当て機能部42のデータベース43に予め登録されている有効条件の範囲内にあるか否かを調べる。すなわち、顧客番号割り当て機能部46は、ID割り当て機能部42に、配信整理IDに対応する有効条件の転送を要求し、転送を受けたとき、その有効条件と返答条件とを比較する。
【0093】
例えば、キャンペーンIDが0003の(配信整理IDがBC0023の)有効条件は、図13の番号0003の有効条件として、データベース43に登録されている。今、取得された返答条件が、例えば、図19に示すような内容であった場合、現在の口座残高は、「342ドル」であるため、有効条件の「300ドル以上」という口座残高での制限は満足されていることになる。
【0094】
また、返答条件として、検出されたナビゲーション機能での検出地域が、図19の例では、「カリフォルニア州」とされており、図13に示す有効条件の地域制限は、「カリフォルニアのみ」となっているので、この条件も満足されていることになる。また、返答受付日時制限が、図13の有効条件では、「2001年12月2日23時59分」とされているの対し、図19の返答条件では、返答日時が「2001年10月3日10時13分」とされているので、この制限は満足されないことになる。すなわち、期間経過後の回答ということになる。個人認証機能の有効条件は、適用がないとされているため、図19の認証された人は登録者とされているが、この条件も満足されることになる。
【0095】
以上のようにして調べた結果、顧客番号割り当て機能部46は、ステップS31において、返答条件が有効条件の範囲内にあるか否かを判定し、返答条件が有効条件の範囲内にない場合には、ステップS32に進み、受信機能部51を介して、ユーザにその旨を通知する。上述した図19の返答条件は、図13の番号0003の有効条件を、その返答日時制限が満足していないので、このような判定が行われることになる。
【0096】
一方、図19に示す返答条件は、図13の番号0001の有効条件を満足する。そこで、このような場合には、ステップS33に進み、顧客番号割り当て機能部46は、追加情報が、有効条件範囲内かどうかを調べる。例えば、図13に示す番号0001の有効条件の追加情報(クイズに対する回答)の正解は、「ABCコーラ」と「ABCマン」であるため、ユーザが誤った回答を入力した場合には、ステップS34で、有効条件の範囲外とされ、ステップS35に進み、顧客番号割り当て機能部46は、受信機能部51を介してユーザにその旨を通知する。
【0097】
これに対して、例えば、ユーザが、クイズの質問に対して「ABCコーラ」と「ABCマン」と、2つとも質問に対して正しい回答を入力した場合には、ステップS34において、追加情報が有効条件の範囲内であると判定され、ステップS36に進み、顧客番号割り当て機能部46は、プロファイル情報が有効条件の範囲内かどうかを調べる。
【0098】
例えば、ユーザのプロファイル情報が「18歳未満」と規定されていた場合、図13の番号0002の有効条件では「18歳以上」と規定されているため、そのユーザのプロファイル情報は、有効条件の範囲内ではないと判定される。ユーザのプロファイル情報が、「18歳以上」として規定されていたとしても、ユーザのプロファイル情報の内容制限として、「アダルトを除く」という規定がなされていた場合には、そのプロファイル情報は、有効条件の範囲内ではないと判定される。
【0099】
これに対して、ユーザのプロファイル情報の年齢として、「18歳以上」が規定され、内容制限としてアダルトが禁止されて(「アダルトを除く」と規定されて)いなければ、ユーザのプロファイル情報は有効条件を満足することになる。
【0100】
そこで、ステップS37において、顧客番号割り当て機能部46は、ユーザのプロファイル情報が有効条件の範囲内であるか否かを判定し、有効条件の範囲内ではない場合には、ステップS38に進み、その旨を受信機能部51を介してユーザに通知する。ステップS37において、ユーザのプロファイル情報が有効条件の範囲内であると判定された場合、ステップS39に進み、顧客番号割り当て機能部46は、受信機能部51から転送を受けた加盟店ID、キャンペーンID、および受信機IDを、匿名顧客管理機能部48に、インターネット1を介して転送する。
【0101】
ステップS40において、匿名顧客管理機能部48は、加盟店機能部41、ID割り当て機能部42、受信機能部51、および顧客番号割り当て機能部46から、それぞれプライバシガード条項を読み込む。
【0102】
このため、匿名顧客管理機能部48は、例えば、図21に示すように、保存機能部171乃至174、評価判定機能部175、管理機能部176、プライバシガード起動機能部177、プライバシガード非起動機能部178、データベース作成機能部179、および発注部180を有している。
【0103】
保存機能部171は顧客番号割り当て機能部46から、保存機能部172はID割り当て機能部42から、保存機能部173は受信機能部51から、保存機能部174は加盟店機能部41から、それぞれプライバシガード条項のデータを取り込む。
【0104】
すなわち、匿名顧客管理機能部48は、受信機10(ユーザ)と、加盟店サーバ2(加盟店)の信託を受け、ユーザの氏名、住所、およびネットワークアドレスを加盟店に与えることなく、加盟店が提供するコンテンツをユーザに提供し、決済が行われるようにするものである。従って、プライバシガードの条件は、受信機10のユーザおよび加盟店サーバ2の加盟店が、設定できるのはもとよりであるが、この発明においては、さらにID割り当てサーバ3の管理者、並びに、顧客番号割り当てサーバ7の管理者も設定できるようになされている。
【0105】
プライバシガード条項は、変化しない静的な条項と、条件によって異なる動的な条項とに分類される。
【0106】
受信機10のユーザは、静的なプライバシガード条項として、「自分自身のプロファイル情報としての、住所、氏名、年収、ネットワークアドレスといった各項目を、いかなる加盟店にも、ユーザの確認なしには提供しない」と宣言することができる。コンテンツの提供に対する支払いは、プロファイル情報の通常の支払い手段の項目に規定されている手段により、匿名顧客管理機能部48を介して行われる。
【0107】
また、受信機10は、動的なプライバシガード条項として、例えば、加盟店のレーティングに応じて異なる条項を設定することができる。ここで、加盟店のレーティングとは、加盟店をカテゴリに分類することを意味し、例えば、コンテンツの取扱い量の大小に応じてレーティングしたり、顧客番号割り当てサーバ7に供託している保証金の金額の多寡によってレーティングしたり、中高生、大学生、成人などのように、コンテンツの年齢対象によってレーティングしたりすることができる。
【0108】
受信機10は、例えば、加盟店レーティングが所定の値(例えば3)の場合、加盟店が規定するプライバシガード条項の設定の有無に関わらず、プライバシガード条項を、次の2つと規定することができる。
【0109】
(1)受信機10が提供できる項目は、プロファイル情報、追加情報、および返答条件のうちのいずれであるのかを宣言する。
【0110】
(2)加盟店からコンテンツの提供を受ける場合において、プライバシガード機能部47に保護してもらいたい受信機10の項目は、プロファイル情報の住所、氏名、ネットワークアドレスのいずれであるのかを宣言したり、匿名顧客管理機能部48に代行してもらいたい行為は、コンテンツ配送だけであるのか、決済手続も含むのかなどを宣言することができる。
【0111】
そして、受信機10は、加盟店レーティングが所定の値以外の場合(3以外の場合)、加盟店が要求するプライバシガード条項の要求を、そのまま承諾すると宣言することができる。
【0112】
あるいは、受信機10は、例えば、「今回注文する加盟店に対しては、プライバシガード機能経由で発送されるよう、プライバシガード条項を設定して欲しい」のように宣言して、プライバシガード機能をケースバイケースで利用することも可能である。
【0113】
加盟店サーバ2が設定するプライバシガード条項のうち、静的な条項は、例えば、次の2つとすることができる。
【0114】
(1)受信機10のプロファイル情報、追加情報、および返答条件のうち、加盟店が絶対に入手したい項目は、いずれであるのかを宣言する。
【0115】
(2)加盟店がコンテンツをユーザに提供するに際し、匿名顧客管理機能部48に保護してもらいたい受信機10の項目は、プロファイル情報の住所、氏名、ネットワークアドレスなどのうちいずれであるのか、あるいは、匿名顧客管理機能部48に代行してもらいたい行為は、コンテンツ配送であるのか、決済手続であるのかなどを宣言する。
【0116】
提要装置2の動的なプライバシガード条項としては、次のようなものを上げることができる。
【0117】
(1)受信機10のプロファイル情報、追加情報、返答条件のうち、加盟店が絶対に入手したい項目はいずれであるのかを宣言する。絶対に入手したい項目の1つであるプロファイル情報の住所の国名部分が、加盟店の事前指定地域範囲の場合(例えば、国名部分が日本である場合)、次の(2)のプライバシガード条項を適用し、それ以外の場合、次の(3)のプライバシガード条項を適用することを宣言する。
【0118】
(2)加盟店がユーザにコンテンツを提供するに際し、匿名顧客管理機能部48に保護してもらいたい受信機10の項目は、プロファイル情報の住所、氏名、ネットワークアドレスのうちのいずれであるのか、あるいは、匿名顧客管理機能部48に代行してもらいたい行為は、コンテンツ配送であるのか、決済手続であるのかなどを宣言する。
【0119】
(3)加盟店は、受信機10のプライバシガード条項の設定に関わらず、匿名顧客管理機能部48の使用を許可しない。受信機10のプロファイル情報の氏名、住所を要求し、受信機10が、必要な条項を提供しない場合、取引はしないことを宣言する。
【0120】
加盟店は、例えば、「当社のダイエット食品Zを注文したお客様の個人情報は、当社には入らず、当社以外が運営するプライバシガード機能経由で、お客様に発送されるプライバシガード情報が設定されています」として、ユーザに対してプライバシが守られていることをアピールすることができる。
【0121】
ID割り当て機能部42のプライバシガード条項の静的な条項として、例えば、加盟店によるプライバシガード条項の設定に関わらず、毎週木曜日の午後1時から8時までは、受信機10が設定するプライバシガード条項を優先させることを宣言することができる。
【0122】
動的な条項の例としては、加盟店レーティングが、所定の値(例えば、3)の場合、加盟店が規定するプライバシガード条項の設定の有無に関わらず、加盟店がプライバシガード条項を次の(1−1)または(1−2)とし、それ以外のレーティングの場合、次の条項(2)とする。
【0123】
(1−1)加盟店が絶対に入手したい項目は、受信機10のプロファイル情報、追加情報、返答条件のうちのいずれであるのかを宣言する。
【0124】
(1−2)加盟店がコンテンツをユーザに提供するに際し、匿名顧客管理機能部48に保護してもらいたい受信機10の項目は、プロファイル情報の住所、氏名、ネットワークアドレスなどのうち、いずれであるのか、あるいは、匿名顧客管理機能部48に代行してもらいたい行為は、コンテンツ配送であるのか、決済手続であるのかを宣言する。
【0125】
(2)加盟店は、受信機10のプライバシガード条項の設定に関わらず、匿名顧客管理機能部48の使用を許可しない。受信機10のプロファイル情報の氏名、住所を要求し、受信機10が必要な条項を提供しない場合、取引は成立しないと宣言する。
【0126】
ID割り当て機能部42は、例えば「本サービスに加盟する加盟店のうち、アダルト商品を扱う加盟店群Uについては、一律にプライバシガード機能経由でお客様に発送されるように、プライバシガード条項が設定されますから、発注の秘密が守られます」のようなアピールを行うことで、加盟店を多く募集することが可能となる。
【0127】
顧客番号割り当て機能部46は、動的なプライバシガード条項として、例えば、受信機10の返答条件の本人認証ができる場合は、加盟店が規定するプライバシガード条項の設定の有無に関わらず、受信機10のプライバシガード条項を次の(1−1)または(1−2)とし、認証できない場合には、次の(2)とすると規定することができる。
【0128】
(1−1)受信機10が提供できる項目は、受信機10のプロファイル情報、追加情報、返答条件のうちのいずれであるのかを宣言する。
【0129】
(1−2)加盟店からコンテンツの提供を受けるに際し、ユーザが匿名顧客管理機能部48に保護してもらいたい受信機10の項目は、プロファイル情報の住所、氏名、ネットワークアドレスのうちいずれでのあるか、あるいは、匿名顧客管理機能部48に代行してもらいたい行為は、コンテンツ配送であるのか、決済手続であるのかなどを宣言する。
【0130】
(2)受信機10は、通常のプライバシガード条項の設定に関わらず、加盟店が要求するプライバシガード条項の要求をそのまま承諾すると宣言する。
【0131】
顧客番号割り当て機能部46は、例えば、「登録された受信機IDから得られるプロファイル情報の年齢情報が18歳以下の場合、一律にプライバシガード機能経由でお客様に発送されるよう、プライバシガード条項が設定されます」のようなアピールを行うことで、多くのユーザからの利用を促すことができる。
【0132】
以上のように、保存機能部171乃至174には、顧客番号割り当て機能部46、ID割り当て機能部42、受信機能部51、および加盟店機能部41が設定するプライバシガード条項が保存されるので、ステップS41において、匿名顧客管理機能部48の評価判定機能部175は、各プライバシガード条項の評価を行い、プライバシガード機能を適応動作させるかどうか調べる。すなわち、各々が宣言するプライバシガード条項が矛盾する場合には、プライバシガード機能を適用することができない。例えば、上述したように、加盟店機能部41が、受信機能部51のプロファイル情報の提供を要求し、提供が受けられない場合には、コンテンツを提供できないと宣言しており、かつ、受信機能部51が、プロファイル情報のうち、加盟店が要求するものを提供できないと制限している場合には、プライバシガード機能を適用することができないことになる。これに対して、加盟店が要求するプロファイル情報の提供を受信機10が許諾している場合には、プライバシガード機能を適用することができることになる。
【0133】
そこで、ステップS42において、匿名顧客管理機能部48の評価判定機能部175は、プライバシガード機能を適用するか否かを判定し、適用する場合には、処理をステップS43に進める。ステップS43において、管理機能部176は、各プライバシガード条項間の評価の結果として指定されたプロファイル情報、追加情報および返答条件のうち、必要な項目を顧客番号割り当て機能部46から読み出す。顧客番号割り当て機能部46から読み出すことができない項目は、受信機能部51から読み出される。
【0134】
ステップS44において、匿名顧客管理機能部48のプライバシガード起動機能部177は、ステップS43において、管理機能部176により読み込まれた項目をデータベース作成機能部179に供給し、対象とされている配信整理IDに対応するキャンペーンID、加盟店IDおよび顧客番号に対応してデータベース49に登録させる。
【0135】
図22は、このようなデータベース51の登録例を表している。この登録例においては、氏名、住所、ネットワークアドレス、決済方法、および顧客番号が対応して登録されている。
【0136】
ステップS45において、匿名顧客管理機能部48の発注部180は、加盟店機能部41に、顧客番号とキャンペーンIDを、インターネット1を介して転送し、キャンペーンIDに対応するコンテンツを、匿名顧客管理機能部48の発注部180に配送することを要求する。加盟店機能部41がこの要求に対応して、コンテンツを発注部180に配送してきたとき、発注部180はこれを受け取り、ステップS46において、そのコンテンツを受信機能部51に直接配送する。コンテンツがインターネット1を介して転送可能な情報である場合、この情報は、インターネット1を介して受信機能部51に転送される。
【0137】
加盟店機能部41がコンテンツを直接保持しておらず、匿名サービス管理サーバ9の匿名サービス管理機能部50が保持している場合に、加盟店機能部41は、発注部180に対して、発注部180から匿名サービス管理機能部50に、コンテンツの配送を要求してくれるように依頼する。発注部180は、この依頼に対応して、匿名サービス管理機能部50にユーザの住所、氏名、ネットワークアドレスなど、コンテンツの配送に必要な情報を提供し、匿名サービス管理機能部50に受信機能部51に対してコンテンツの配送を要求する。匿名サービス管理機能部50は、この要求に対応して、受信機能部51にコンテンツを配送する。すなわちこの場合には、発注部180は、コンテンツを間接的に受信機能部51に配送することになる。
【0138】
次に、ステップS47において、発注部180は、ユーザにより指定されている決済方法が、ユーザが禁止しているプライバシガード情報に含まれている情報であるか否か、換言すれば、その決済方法を加盟店に与えると、プライバシガード情報で保護することが求められている情報を加盟店に与えてしまうことになるか否かを調べる。そして、ステップS48において、その決済方法を与えることが、プライバシガード情報で保護が求められている情報を加盟店に与えてしまうことになるか否かを判定し、与えてしまうことになる場合には、ステップS50に進み、発注部180は、プライバシガード情報が加盟店に流れないように、加盟店に対して立替払いを行い、加盟店機能部41には、顧客番号と支払方法をセットにして送信する。この支払方法は、発注部180が加盟店機能部41に対して行うものであり、ユーザが指定した決済方法ではない。従って、この支払方法を加盟店機能部41に送信したとしても、ユーザのプライバシ情報が漏れることにはならない。
【0139】
発注部180はまた、立て替え払いに対する精算の支払を受信機能部51に行う。受信機能部51のユーザは、この要求に対応して、発注部180に対して支払を行う。
【0140】
ステップS48において、決済方法を教えることは、プライバシ情報を加盟店に与えることにはならないと判定された場合、ステップS49に進み、発注部180は、ユーザにより指定されている決済方法を加盟店機能部41に転送する。加盟店機能部41は、転送を受けた決済方法に基づいて、受信機能部51のユーザに対して、対価の請求を行うことになる。
【0141】
ステップS42において、プライバシガード機能を適用しないと判定された場合、ステップS51に進み、評価判定機能部175は、プライバシガード機能を使用しない取引が選択されているか否かを調べる。そしてステップS52において、評価判定機能部175は、プライバシガード機能を使用しない取引が選択されているか否かを判定する。例えば、ユーザが、プライバシガード機能を使用しない取引を希望しておらず(常に、プライバシガード機能を使用した取引だけを希望しており)、ステップS41で、プライバシガード条項の評価を行った結果、ステップS42で、加盟店の提示するプライバシガード条項と適合しないことが判ったのであるから、結局、今の場合、取引が成立しないことになる。
【0142】
そこで、この場合には、ステップS52からステップS53に進み、評価安定機能部175は、取引を選択しないで処理を中止し、その旨を受信機上で、ユーザに示す処理を実行する。
【0143】
ステップS52で、プライバシガード機能を使用しない取引が選択されていると判定された場合、ステップS54に進み、匿名顧客管理機能部48のプライバシガード非起動機能部178は、顧客番号割り当て機能部46に対して、プライバシガード機能を適用しないことを通知する。この通知を受けた顧客番号割り当て機能部46は、ステップS54において、加盟店ID、キャンペーンID、受信機ID、およびプロファイル情報を、ID割り当てサーバ3のID割り当て機能部42にインターネット1を介して転送する。ID割り当て機能部42は、ステップS55において、ステップS54で提供を受けた加盟店IDに対応する加盟店アドレスを、ID割り当て機能部42のデータベース43から検索し、加盟店機能部41にインターネット1を介して接続する。そして、ID割り当て機能部42は、キャンペーン名と、プロファイル情報のうち、氏名、住所、ネットワークアドレスなど、コンテンツの発送に必要な情報を加盟店機能部41に転送し、コンテンツの提供を要求する。
【0144】
ステップS56において、加盟店機能部41は、ID割り当て機能部42から指定されたユーザに、指定されたコンテンツを配送する。そして、加盟店機能部41は、受信機10のユーザとの間で、必要な決済処理を行う。
【0145】
次に、受信機10の具体構成例について、図23および図24を参照して説明する。
【0146】
図23は、受信機10の外観の構成例を示している。アクティブインジケータ231は、放送装置5からのアクティベート信号に対応して、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233が操作可能な状態とされているとき点灯し、放送装置5からの非アクティベート信号に対応して、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233が操作不可能な状態とされているとき消灯する。
【0147】
セレクトボタン232は、放送された質問に対する回答をユーザ(受信者)が入力する場合、回答としての値を1ずつインクリメントさせるために押下される。押下された回数は、セレクト数表示ウィンドウ234に表示される。キャンセルボタン233は、セレクトボタン232を押下することにより入力された回答としての値(セレクト数表示ウィンドウ234に表示されている値)を1ずつデクリメントさせるために押下される。
【0148】
例えば、質問に対する回答の値として3を入力する場合、セレクトボタン232を3回押下すればよい。このとき誤ってセレクトボタン232を4回押下してしまったときには、さらに、キャンセルボタン233を1回押下すればよい。このとき、セレクト数表示ウィンドウ234には、回答の値として3(=4−1)が表示される。
【0149】
なお、セレクト数表示ウィンドウ234に表示された回答は、対応する質問の質問IDと対応付けて記憶部249(図24)に記憶される。
【0150】
セレクトボタン232はまた、例えば、ラジオ放送においてコンテンツデータ販売サービス(音声信号として放送している楽曲の圧縮符号化データ(暗号化されている)を放送信号に多重化させて販売するようなサービス)を実施している場合、当該コンテンツデータのダウンロード(記録)を指示するとき押下される。このとき、キャンセルボタン233は、セレクトボタン232の押下によるダウンロードの指示を取り消すとき押下される。
【0151】
セレクトボタン232の押下によってダウンロードされたコンテンツデータを特定するキャンペーンID(放送信号に埋め込まれている)は、質問の回答等と同様に、記憶部249(図24)に記憶される。
【0152】
チューニング用スライド235は、受信するラジオ放送を選局するとき操作される。
【0153】
送信ボタン236は、受信機10を回答データ送信モードとするとき押下される。具体的には、記憶部249に記憶されている質問IDおよび質問IDに対応する回答等を顧客番号割り当てサーバ7に送信するとき押下される。送信ボタン236はまた、ダウンロードした暗号化されているコンテンツデータの復号鍵を購入するとき、すなわち、復号鍵の送信を要求するとき押下される。
【0154】
スピーカ237は、ラジオ番組の音声を放音する。アンテナ238からは、記憶部249に記憶されている質問IDおよび質問IDに対応する回答等に対応する無線信号が送信される。
【0155】
図24は、受信機10の電気的な構成例を示している。受信機10の制御部241は、ドライブ242を制御して、磁気ディスク243、光ディスク244、光磁気ディスク245、または半導体メモリ246に記憶されている制御用プログラムを読み出し、読み出した制御用プログラム、および、操作入力部247から入力されるユーザの操作情報に基づいて、受信機10の各部を制御する。
【0156】
例えば、制御部241は、受信信号分離部251からアクティベート信号が入力された場合、アクティブインジケータ231を点灯させるように表示制御部248を制御し、且つ、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233に対する押下を検知するように操作入力部247を制御する。反対に、受信信号分離部251から非アクティベート信号が入力された場合、アクティブインジケータ231を消灯させるように表示制御部248を制御し、且つ、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233に対する押下を検知しないように操作入力部247を制御する。
【0157】
操作入力部247は、セレクトボタン232、キャンセルボタン233、チューニング用スライド235、および送信ボタン236に対するユーザの操作を検知して、検知した操作の情報を制御部241に出力する。表示制御部248は、制御部241からの制御に基づき、アクティブインジケータ231の点灯・消灯、および、セレクト数表示ウィンドウ234の表示を制御する。
【0158】
記憶部249は、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233を用いて入力された、回答、質問ID、および、集計装置アドレスのセットを記憶する。記憶部249はまた、受信機10の固有の受信装置IDを記憶する。なお、受信装置IDは、単に受信機10を識別する目的だけではなく、所定の管理者が、受信装置IDとユーザのプロファイルを対応付けて管理することにより、ユーザを識別する目的にも使用される。記憶部249はさらに、ダウンロードしたコンテンツデータ(楽曲の圧縮符号化データ等)を記憶する。なお、記憶部249と、上述した磁気ディスク243、光ディスク244、光磁気ディスク245、または半導体メモリ246を一体化するようにしてもよい。
【0159】
選局部250は、制御部241からの制御に基づき、ユーザがチューニング用スライド235を用いて選局したラジオ放送の放送信号を受信して受信信号分離部251に出力する。受信信号分離部251は、制御部241からの制御に基づき、放送信号から音声信号を分離して、コンテンツおよび質問再生部252に出力する。受信信号分離部251はまた、放送信号から音声信号およびコンテンツデータ以外の信号(質問ID、回答の送信先となる顧客番号割り当てサーバ7のアドレス、アクティベート信号、非アクティベート信号等、復号鍵等)を分離して制御部241に出力する。受信信号分離部251は、放送信号からコンテンツデータを分離して記憶部249に出力する。
【0160】
コンテンツおよび質問再生部252は、受信信号分離部251から入力される音声信号を再生してスピーカ237に出力する。コンテンツおよび質問再生部252はまた、記憶部249から読み出す暗号化されているコンテンツデータ(楽曲の圧縮符号化データ等)を、制御部241から供給される復号鍵を用いて復号した後、再生してスピーカ237に出力する。
【0161】
送信部253は、例えば、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)のデータ通信機能と同等の機能を有しており、制御部241からの制御に基づいて、記憶部249に記憶されている、回答、質問ID、および集計装置アドレスのセットを読み出して、回答および質問IDに、適宜、受信装置IDを追加して、集計装置アドレス宛に無線信号として送信する。送信部253はまた、制御部241からの制御に基づいて、記憶部249に記憶されている、コンテンツデータを復号する復号鍵の購入を申し込む情報(キャンペーンIDおよび受信装置ID)を放送装置5宛に無線信号として送信する。
【0162】
図25に示すように、放送装置5は、音楽、ディスクジョッキー等の番組の中の、時刻t0とt2の間、および時刻t4とt6の間に、クイズやアンケートの質問1または質問2の音声信号を出力する。このとき、質問1または質問2を識別する質問ID1または質問ID2が、質問の回答を集計する顧客番号割り当てサーバ7のアドレスとともに、放送信号に埋め込まれる。さらに、時刻t0とt2より若干遅れた時刻t1とt3の間、または時刻t4とt6より若干遅れた時刻t5とt7の間に、アクティベート信号が放送信号に埋め込まれる。その他の時間帯には、非アクティベート信号が放送信号に埋め込まれる。
【0163】
従って、図25の例では、ID1の質問対して受信機10において回答を入力できる期間は、時刻t1乃至t3の期間となり、ID2の質問対して受信機10において回答を入力できる期間は、時刻t5乃至t7の期間となる。
【0164】
次に、受信機10の受信処理について、図26のフローチャートを参照して説明する。この受信処理は、受信機10の電源がオンとされたとき開始される。
【0165】
ステップS81において、受信機10の選局部250は、チューニング用スライド235を用いて選局されたラジオ局の放送信号を受信して後段に出力する。これにより、選局されたラジオ放送の音声がスピーカ237から出力される。
【0166】
ステップS82において、制御部241は、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233に対するユーザの操作を検知しないように、操作入力部247を制御し、アクティブインジケータ231を消灯させるように表示制御部248を制御する。これに対応して、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233は入力不可能な状態とされ、アクティブインジケータ231は消灯される(通常、消灯されているので、消灯された状態が維持される)。
【0167】
ステップS83において、制御部241は、送信ボタン231が押下されることにより、回答データ送信モードとされたか否かを判定する。回答データ送信モードとされていないと判定された場合、ステップS84に進む。
【0168】
ステップS84において、制御部241は、アクティベート信号を受信したか否かを判定し、アクティベート信号を受信したと判定した場合、ステップS85に進む。ステップS85において、制御部241は、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233に対するユーザの操作を検知するように、操作入力部247を制御し、アクティブインジケータ231を点灯させるように表示制御部248を制御する。これに対応して、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233は入力可能な状態とされ、アクティブインジケータ231は点灯される。
【0169】
なお、ステップS84において、アクティベート信号を受信していないと判定された場合、ステップS85の処理はスキップされる。
【0170】
ステップS86において、制御部241は、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233が入力可能な状態であり、且つ、セレクトボタン232またはキャンセルボタン233を用いて、質問に対する回答が入力されたか否かを判定する。セレクトボタン232およびキャンセルボタン233が入力可能な状態であり、且つ、セレクトボタン232またはキャンセルボタン233を用いて、質問に対する回答が入力されたと判定された場合、ステップS87に進む。
【0171】
ステップS87において、制御部241は、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233を用いて入力された質問に対する回答、質問ID、および、回答を送信する送信先(顧客番号割り当てサーバ7)のアドレスを記憶部249に記憶させる。以下、 回答、質問ID、および送信先のアドレスを、回答データと記述する。
【0172】
なお、ステップS86において、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233が入力可能な状態ではない、または、セレクトボタン232またはキャンセルボタン233を用いて、質問に対する回答が入力されていないと判定された場合、ステップS87の処理はスキップされる。
【0173】
ステップS88において、制御部241は、非アクティベート信号を受信したか否かを判定し、非アクティベート信号を受信したと判定した場合、ステップS89に進む。ステップS89において、制御部241は、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233に対するユーザの操作を検知しないように、操作入力部247を制御し、アクティブインジケータ231を消灯させるように表示制御部248を制御する。これに対応して、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233は入力不可能な状態とされ、アクティブインジケータ231は消灯される。
【0174】
その後、ステップS83に戻り、それ以降の処理が、受信機10の電源がオフとされるまで繰り返される。
【0175】
なお、ステップS88において、非アクティベート信号を受信していないと判定された場合、ステップS89の処理はスキップされて、ステップS83に戻り、それ以降の処理が受信機10の電源がオフとされるまで繰り返される。
【0176】
ところで、ステップS83において、回答データ送信モードとされていると判定された場合、ステップS90に進む。
【0177】
ステップS90において、制御部241は、回答データ送信モード処理を実行する。回答データ送信モード処理について、図27のフローチャートを参照して説明する。
【0178】
ステップS101において、制御部241は、顧客番号割り当てサーバ7に未送信の回答データが記憶部249に記憶されているか否かを判定し、未送信の回答データが記憶部249に記憶されていると判定した場合、ステップS102に進む。
【0179】
ステップS102において、制御部241は、記憶部241から未送信の回答データを1つ選択して読み出し、ステップS103において、読み出した未送信の回答データから送信先(顧客番号割り当てサーバ7)のアドレスを抽出する。送信部253は、制御部241の制御に基づき、送信先のアクセスして(ダイアルして)通信を確立する。
【0180】
ステップS104において、送信部253は、制御部241の制御に基づき、回答データのうちの回答および回答IDを、ステップS103でアクセスした顧客番号割り当てサーバ7に送信する。
【0181】
ステップS105において、制御部235は、ステップS104で送信した回答および回答IDに、受信装置IDを追加して送信するか否かを判定し、受信装置IDを追加して送信すると判定した場合、ステップS106に進む。なお、この判定において受信装置IDを送信すると判定するための条件は、当該質問の集計側が受信装置IDの送信を希望しており(希望の有無を示す情報は放送信号に埋め込まれている)、且つ、受信機10のユーザが受信装置IDの送信を承諾していることである。
【0182】
ステップS106において、送信部253は、制御部241の制御に基づき、受信装置IDを、ステップS103でアクセスした顧客番号割り当てサーバ7に送信する。なお、ステップS105で受信装置IDを追加して送信しないと判定されたした場合、ステップS106の処理はスキップされる。
【0183】
ステップS107において、記憶部249は、制御部241の制御に基づき、ステップS104で送信した回答データを消去する。ステップS108において、制御部241は、ステップS103においてアクセスして通信を確立している送信先を宛先とする他の回答データが記憶部249に残っているか否かを判定する。通信を確立している送信先を宛先とする他の回答データが記憶部249に残っていると判定された場合、ステップS104に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0184】
ステップS108において、通信を確立している送信先を宛先とする他の回答データが記憶部249に残っていないと判定された場合、ステップS103で確立した通信が絶たれ、その後、ステップS101に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0185】
ステップS101において、未送信の回答データが記憶部249に記憶されていないと判定された場合、ステップS109に進む。ステップS109において、制御部241は、回答データ送信モードを解除して、図26のステップS82にリターンする。
【0186】
このような受信機10の受信処理により、葉書を書く、電話を掛ける等の処理をユーザが実行することなく、送信ボタン236を押下するだけで、自動的に回答データが顧客番号割り当てサーバ7に送信されることになる。
【0187】
なお、上述した受信処理においては、送信ボタン231が押下されることにより、回答データ送信モードとされているとき、回答データを送信するようにしたが、例えば、月末、週末等、周期的に回答データを送信するようにしてもよい。また、記憶部249に所定の数以上の回答データが蓄積されたとき、回答データを送信するようにしてもよい。
【0188】
次に、放送装置5からの放送信号に多重化されて販売されるコンテンツデータを購入するときの受信機10の処理について、図28のフローチャートを参照して説明する。このコンテンツデータ購入処理は、受信機10がラジオ放送を受信しているとき、制御部241が放送信号にコンテンツデータが多重化されていることを検知したとき開始される。
【0189】
ステップS121において、制御部241は、アクティベート信号を受信したか否かを判定し、アクティベート信号を受信したと判定するまで待機する。アクティベート信号を受信したと判定された場合、制御部241は、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233に対するユーザの操作を検知するように、操作入力部247を制御し、アクティブインジケータ231を点灯させるように表示制御部248を制御する。これに対応して、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233は入力可能な状態とされ、アクティブインジケータ231は点灯される。
【0190】
ステップS122において、制御部241は、セレクトボタン232が押下され、且つ、キャンセルボタン233が押下されていないか否かを判定する。セレクトボタン232が押下され、且つ、キャンセルボタン233が押下されていないと判定された場合、ステップS123に進む。
【0191】
ステップS123において、記録部249は、制御部241からの制御に基づき、受信信号分離部251で分離されるコンテンツデータを記憶する。ステップS124において、記録部249は、制御部241からの制御に基づき、記録したコンテンツデータのキャンペーンIDを記憶する。
【0192】
なお、ステップS122において、セレクトボタン232が押下されない、または、キャンセルボタン233が押下されたと判定された場合、ステップS123,S124の処理はスキップされる。
【0193】
ステップS125において、制御部241は、送信ボタン236が押下されたか否かを判定し、送信ボタン236が押下されたと判定した場合、ステップS126に進む。ステップS126において、送信部253は、制御部241からの制御に基づき、記憶部249が記憶しているコンテンツデータのキャンペーンID、および受信装置IDを、放送装置5に送信する。
【0194】
ステップS127において、制御部241は、非アクティベート信号を受信したか否かを判定し、非アクティベート信号を受信したと判定する。非アクティベート信号を受信していないと判定された場合、ステップS122に戻り、それ以降の処理か繰り返される。ステップS127において、非アクティベート信号を受信したと判定された場合、制御部241は、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233に対するユーザの操作を検知しないように、操作入力部247を制御し、アクティブインジケータ231を消灯させるように表示制御部248を制御する。これに対応して、セレクトボタン232およびキャンセルボタン233は入力不可能な状態とされ、アクティブインジケータ231は消灯される。
【0195】
なお、ステップS122において、セレクトボタン232が押下されない、または、キャンセルボタン233が押下されたと判定された場合、ステップS123,S124の処理はスキップされる。また、ステップS125において、送信ボタン233が押下されないと判定された場合、ステップS126の処理はスキップされる。
【0196】
このようなコンテンツデータ購入処理によって、暗号化されているコンテンツデータは記憶部249に記憶され、その暗号を復号するために用いる復号鍵を要求するために、キャンペーンIDおよび受信装置IDが放送装置5に送信される。
【0197】
受信機10からのキャンペーンIDおよび受信装置IDの送信に対応して、放送装置は復号鍵を送信する。
【0198】
以上においては、追加情報入力プロンプトをエンコードデータとして、番組データに多重化して伝送するようにしたが、ID割り当て機能部42のデータベース43に登録しておき、顧客番号割り当て機能部46との検証処理に伴って、データベース43の追加情報入力プロンプトを検出し、ユーザに対して、追加情報の入力を促すようにすることも可能である。
【0199】
また、上記例においては、顧客番号割り当て機能部46を顧客番号割り当てサーバ7に設けるようにしたが、受信機10に設けることも可能である。さらに、顧客番号割り当て機能部46も受信機10に設けるようにしてもよい
あるいは、顧客番号割り当てサーバ7、匿名顧客管理サーバ8、ID割り当てサーバ3、エンコードサーバ4のうち、任意の2つ以上のサーバを組み合わせて1つのサーバで構成したり、エンコードサーバ4を放送装置5と一体化する構成としても良い。
【0200】
追加情報の入力は、テンキーなどによる数字、キーボードや手書き文字認識装置などによるテキスト、ペンやマウスなどによるグラフィック形状、音声画像などのさまざまな入力形式とすることができる。
【0201】
プロファイル情報には、ユーザの年齢、内容制限、支払手段、職業、住所、氏名、収入、性別、エアラインマイレージ情報、各種店舗の顧客番号、宿泊ホテルの部屋の好み、喫煙の有無などを含めることができる。
【0202】
以上における処理では、決済としてクレジットカードにより対価を支払うようにしたが、ユーザのプロファイル情報の性別と職業を決済方法とすることも可能である。例えば、商品Aに興味を持った人の年齢、性別、趣味と引き換えに返答した人のネットワークアドレスにデジタル写真のデータをネットワーク経由で送るというサービスに対する対価は、年齢、性別、趣味といったユーザの情報ということになる。これも広い意味での決済ということができる。このような場合、図22に示されるように、データベース51の決済方法の欄には、クレジットカードの番号(VISA12345678××××)に代えて、プロファイル情報の性別、職業などが記述される。
【0203】
返答条件の日時情報の制限は、終了日時だけでなく、開始日時も設けるようにしてもよい。また、上記例では、返答条件日時を受信機10のカレンダタイマ134から取得するようにしたが、顧客番号割り当て機能部46にカレンダタイマを設けるようにしてもよい。この場合、顧客番号割り当て機能部46により受け取った日時を改めて返答条件の日時と設定し直すようにしもよい。このようにした場合、受信機10のカレンダタイマ134が例え狂っていたとしても、顧客番号割り当て機能部46のカレンダタイマにより補正することが可能となる。これに対して、受信機10にカレンダタイマを設ける場合には、時差のある地域の時刻を考慮した締切を設定することが可能となる。
【0204】
返答条件の期日制限は、例えば、コンテンツの著作権有効範囲に関する利用制限などに利用することが可能である。
【0205】
プライバシガード条項の項目の評価比較は、文字の一対一の対応による比較や、地域指定などで指定された区域間の距離を関数化し、その関数によって、数値的な比較を行った上で、評価することも可能である。
【0206】
また、プライバシガード条項の評価や比較は、各機能において、分散して、行うようにすることも可能である。
【0207】
すべてのプロファイル情報、返答条件、および追加情報が毎回加盟店に渡ってしまうことは、プライバシ保護に寄与しない。コンテンツの加盟店にとっても、毎回ユーザの全てのプロファイル情報、返答条件、追加情報が欲しいわけではなく、逆にそのようにすれば、蓄積用のメモリが大きなものとなってしまう。さらに、必要以上の情報を受け取って、保護管理の責任を問われるのは、コンテンツ加盟店にとっても本意ではない。そこで、プライバシガード条項を規定することで、加盟店にとっても、必要な情報のみを取り込むことの意義がある。ユーザ側は、自分自身の氏名を匿名化することが可能となる。
【0208】
受信機10に記憶されるエンコードデータ、加盟店ID、キャンペーンID、配信整理ID、返答条件、プロファイル情報、追加情報などは、必要に応じて、受信機10から取り外すことができるICカード、メモリカード、メモリスティック(商標)、CD、MD、ハードディスク、その他の磁気記録媒体、光記録媒体などに記録することができる。これにより、受信機10の本体を顧客番号割り当て機能部46に接続する以外に、これらの記録媒体のみを顧客番号割り当て機能部46に接続することで、検証を進めることが可能となる。
【0209】
以上においては、本発明を衛生デジタルラジオに応用した場合を例として説明したが、図14の各規格として説明されているように、携帯電話やインターネットを用いて、エンコードデータをマルチキャストして配布したり、衛星テレビ、地上波テレビ、地上波ラジオ、CATV、衛星データ配信などで配布することも可能である。
【0210】
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0211】
この記録媒体は、図3に示すように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク71(フロッピディスクを含む)、光ディスク72(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク73(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ74などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM62や、記憶部68に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0212】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0213】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0214】
以上のシステムによれば、次のような効果を実現することができる。
【0215】
(1)ID割り当て、検証機能を加盟店から独立させ共有化を計ったため、複数の加盟店に機能を提供できる。
【0216】
(2)タグ化を行いメディアに依存する部分をタグの中に封じ込めたことで、ID割り当てや検証機能から独立させることが可能となり、複数のメディアに機能を提供できる。
【0217】
(3)送り出し側にあるID割り当て機能と、受けて側になる検証機能が情報を共有することで放送などで配信されたオファーと受信からの返答の照合を機械化でき、効率がよくなる。
【0218】
(4)ID割り当て機能に加盟店の有効条件を預けることで、受信機の返答条件、プロファイル情報や追加情報との照合を機械化でき、効率がよくなる。
【0219】
(5)返答条件によって機会的に収集できる受信機の環境を有効条件と照合できる。
【0220】
(6)プロファイル情報によって事前に登録した受信機の環境と有効条件を照合できる。
【0221】
(7)追加情報によってその場で入力した受信機からの情報と有効条件を照合できる。
【0222】
(8)プライバシガード機能部にプライバシガード条項を預けることができるので、提供機能部、ID割り当て機能部、検証機能部、受信機能部がそれぞれ主張するプライバシ条項の照合が機械化できる。これにより匿名者としてのコンテンツ入手が容易になる。
【0223】
(9)提供機能部と受信機能部から、実際の商品、つまりコンテンツの発送受領および対価のやりとり機能を独立させたため、デジタルコンテンツの各種のセキュアーデリバリーや、さまざまな物流および金流に適応できるシステムを実現できる。
【0224】
【発明の効果】
本発明の情報処理装置、情報処理方法および記録媒体のプログラムによれば、取得されたコンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定し、その判定結果に基づいて、顧客を識別する顧客識別情報を割り当て、コンテンツの提供を受けるための情報として、顧客識別情報を出力するようにしたので、第1の情報処理装置の管理者に、簡単且つ確実に顧客を管理させることができ、また顧客は、コンテンツの提供を受けるとき、個人情報を入力しなくてもよくなり、簡単且つ確実にコンテンツの提供を受けることが可能となる。
【0225】
本発明の情報処理システム、情報処理方法、および記録媒体のプログラムによれば、第2の情報処理装置により、第1の情報処理装置から取得されたコンテンツに関する情報に基づいて、コンテンツ識別情報を生成させ、第3の情報処理装置により、受信した信号から抽出したコンテンツ識別情報と第1の情報処理装置識別情報とを自分自身を識別するための情報処理装置識別情報とともに、第4の情報処理装置に送信させ、第4の情報処理装置により、第3の情報処理装置から取得されたコンテンツ識別情報、第1の情報処理装置識別情報、および第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定させ、その判定結果に基づいて、顧客識別情報を第2の情報処理装置識別情報に割り当てさせ、その顧客識別情報をコンテンツの提供を受けるための情報として出力させるようにしたので、コンテンツを提供する側に、簡単且つ確実に顧客を管理させることができるとともに、顧客に個人情報を何回も入力しなくても、簡単且つ確実に、コンテンツの提供を受けることが可能となるシステムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される情報処理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の各装置の機能の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のID割り当てサーバの構成を示すブロック図である。
【図4】図1のシステムの処理を説明するフローチャートである。
【図5】図1のシステムの処理を説明するフローチャートである。
【図6】図1のシステムの処理を説明するフローチャートである。
【図7】図1のシステムの処理を説明するフローチャートである。
【図8】図1のシステムの処理を説明するフローチャートである。
【図9】図1のシステムの処理を説明するフローチャートである。
【図10】図1のシステムの処理を説明するフローチャートである。
【図11】図1のシステムの処理を説明するフローチャートである。
【図12】有効条件の例を示す図である。
【図13】図2のID割り当て部のデータベースが記憶する情報を説明する図である。
【図14】図2のタグ化機能部のより詳細な機能を説明する図である。
【図15】図2のタグ解読機能部のより詳細な機能を説明する図である。
【図16】図2の受信機のより詳細な機能を説明する図である。
【図17】図2の受信機能部に記憶するプロファイル情報を説明する図である。
【図18】図2の受信機管理機能部のデータベースに記憶させる情報を説明する図である。
【図19】返答条件の例を説明する図である。
【図20】図2の受信機管理機能部のデータベースに記憶する他の情報を説明する図である。
【図21】図2のプライバシガード機能部のより詳細な機能を説明する図である。
【図22】図2のプライバシガード機能部のデータベースに記憶する情報を説明する図である。
【図23】図1の受信機の外観の構成を示す図である。
【図24】図23の受信機の電気的構成を示すブロック図である。
【図25】図1の放送装置が放送する番組の質問のタイミング説明する図である。
【図26】図24の受信機の受信処理を説明するフローチャートである。
【図27】図26のステップS90における回答データ送信モード処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図28】図24の受信機のコンテンツデータ購入処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 インターネット, 2 提供装置, 3 ID割り当てサーバ, 4 タグ化サーバ, 5 放送装置, 7 検証サーバ, 8 プライバシガードサーバ, 9 コマンスサーバ, 10 受信機, 41 提供機能部, 42 ID割り当て機能部, 43 データベース, 44 加盟店アドレス同定接続機能部, 45 タグ化機能部, 46 放送機能部, 47 検証機能部, 48 受信機管理機能部, 49 データベース, 50 プライバシガード機能部,51 データベース, 52 トランザクション機能部, 53 受信機能部, 54 タグ解読機能部

Claims (10)

  1. コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、前記第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および前記第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムのうちの、前記第4の情報処理装置である情報処理装置において、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置から、前記第1の情報処理装置に関する情報と、前記第1の情報処理装置が提供する前記コンテンツに関する情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記第1の情報処理装置に関する情報と前記コンテンツに関する情報に基づいて、前記第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報と、前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報とを対応付けて記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶されている前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報を、前記第3の情報処理装置に対して、直接的または間接的に出力する第1の出力手段と、
    前記ネットワークを介して前記第4の情報処理装置から要求されたとき、前記第1の記憶手段に記憶されている対応情報を前記第4の情報処理装置に送信する送信手段と
    を備え、
    前記第3の情報処理装置は、
    受信した信号から、前記コンテンツ識別情報と前記第1の報処理装置識別情報とを抽出する抽出手段と、
    自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報を、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2の情報処理装置識別情報とともに、前記第4の情報処理装置に送信し、前記第1の情報処理装置に対する、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供の要求を依頼する依頼手段と
    を備え、
    前記第4の情報処理装置は、
    前記第3の情報処理装置から、前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段が取得した前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当て手段と、
    前記割り当て手段により割り当てられた前記顧客識別情報を、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供を受けるための情報として出力する第2の出力手段と
    を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の取得手段は、前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報とが配布される場合に、その配布に対応して割り当てられる配布識別情報をさらに取得し、
    前記判定手段は、前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報とともに、前記配布識別情報の正当性をさらに判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の取得手段は、追加情報をさらに取得し、
    前記判定手段は、前記追加情報の有効性をさらに判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第3の情報処理装置に代わって、前記第1の情報処理装置に対して、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供を要求する要求手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の取得手段は、前記第3の情報処理装置のユーザに関するユーザ情報をさらに取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、前記第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および前記第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムのうちの、前記第4の情報処理装置の情報処理方法において、
    前記第2の情報処理装置の情報処理方法は、
    前記第1の情報処理装置から、前記第1の情報処理装置に関する情報と、前記第1の情報処理装置が提供する前記コンテンツに関する情報の取得を制御する第1の取得制御ステップと、
    前記第1の取得制御ステップの処理により取得が制御された前記第1の情報処理装置に関する情報と前記コンテンツに関する情報に基づいて、前記第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報と前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記コンテンツ識別情報と、前記第1の情報処理装置識別情報との対応付けた記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、
    前記第1の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報の、前記第3の情報処理装置に対する、直接的または間接的な出力を制御する第1の出力制御ステップと、
    前記ネットワークを介して前記第4の情報処理装置から要求されたとき、前記第1の記憶ステップの処理で記憶が制御された対応情報の前記第4の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと
    を含み、
    前記第3の情報処理装置の情報処理方法は、
    受信した信号からの、前記コンテンツ識別情報と前記第1の報処理装置識別情報の抽出を制御する抽出制御ステップと、
    自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報の記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、
    前記抽出制御ステップの処理で抽出が制御された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報を、前記第2の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記第2の情報処理装置識別情報とともに、前記第4の情報処理装置に送信し、前記第1の情報処理装置に対する、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供の要求を依頼する依頼ステップと
    を含み、
    前記第4の情報処理装置の情報処理方法は、
    前記第3の情報処理装置からの、前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報の取得制御する第2の取得制御ステップと、
    前記第2の取得制御ステップの処理で取得が制御された前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理による判定結果に基づいて、前記第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当てステップと、
    前記割り当てステップの処理により割り当てられた前記顧客識別情報の、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供を受けるための情報として出力を制御する第2の出力制御ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、前記第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および前記第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムの情報処理用のプログラムのうちの、前記第4の情報処理装置の情報処理用のプログラムにおいて、
    前記第2の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、
    前記第1の情報処理装置から、前記第1の情報処理装置に関する情報と、前記第1の情報処理装置が提供する前記コンテンツに関する情報の取得を制御する第1の取得制御ステップと、
    前記第1の取得制御ステップの処理により取得が制御された前記第1の情報処理装置に関する情報と前記コンテンツに関する情報に基づいて、前記第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報と前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記コンテンツ識別情報と、前記第1の情報処理装置識別情報との対応付けた記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、
    前記第1の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報の、前記第3の情報処理装置に対する、直接的または間接的な出力を制御する第1の出力制御ステップと、
    前記ネットワークを介して前記第4の情報処理装置から要求されたとき、前記第1の記憶ステップの処理で記憶が制御された対応情報の前記第4の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと
    を含み、
    前記第3の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、
    受信した信号からの、前記コンテンツ識別情報と前記第1の報処理装置識別情報の抽出を制御する抽出制御ステップと、
    自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報の記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、
    前記抽出制御ステップの処理で抽出が制御された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報を、前記第2の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記第2の情報処理装置識別情報とともに、前記第4の情報処理装置に送信し、前記第1の情報処理装置に対する、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供の要求を依頼する依頼ステップと
    を含み、
    前記第4の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、
    前記第3の情報処理装置からの、前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報取得を制御する第2の取得制御ステップと、
    前記第2の取得制御ステップの処理で取得が制御された前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理による判定結果に基づいて、前記第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当てステップと、
    前記割り当てステップの処理により割り当てられた前記顧客識別情報の、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供を受けるための情報として出力を制御する第2の出力制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  8. コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、前記第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および前記第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムにおいて、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置から、前記第1の情報処理装置に関する情報と、前記第1の情報処理装置が提供する前記コンテンツに関する情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記第1の情報処理装置に関する情報と前記コンテンツに関する情報に基づいて、前記第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報と、前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報とを対応付けて記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶されている前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報を、前記第3の情報処理装置に対して、直接的または間接的に出力する第1の出力手段と、
    前記ネットワークを介して前記第4の情報処理装置から要求されたとき、前記第1の記憶手段に記憶されている対応情報を前記第4の情報処理装置に送信する送信手段と
    を備え、
    前記第3の情報処理装置は、
    受信した信号から、前記コンテンツ識別情報と前記第1の報処理装置識別情報とを抽出する抽出手段と、
    自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報を、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2の情報処理装
    置識別情報とともに、前記第4の情報処理装置に送信し、前記第1の情報処理装置に対する、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供の要求を依頼する依頼手段と
    を備え、
    前記第4の情報処理装置は、
    前記第3の情報処理装置から、前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段が取得した前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当て手段と、
    前記割り当て手段により割り当てられた前記顧客識別情報を、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供を受けるための情報として出力する第2の出力手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  9. コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、前記第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および前記第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムの情報処理方法において、
    前記第2の情報処理装置の情報処理方法は、
    前記第1の情報処理装置から、前記第1の情報処理装置に関する情報と、前記第1の情報処理装置が提供する前記コンテンツに関する情報の取得を制御する第1の取得制御ステップと、
    前記第1の取得制御ステップの処理により取得が制御された前記第1の情報処理装置に関する情報と前記コンテンツに関する情報に基づいて、前記第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報と前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記コンテンツ識別情報と、前記第1の情報処理装置識別情報との対応付けた記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、
    前記第1の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報の、前記第3の情報処理装置に対する、直接的または間接的な出力を制御する第1の出力制御ステップと、
    前記ネットワークを介して前記第4の情報処理装置から要求されたとき、前記第1の記憶ステップの処理で記憶が制御された対応情報の前記第4の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと
    を含み、
    前記第3の情報処理装置の情報処理方法は、
    受信した信号からの、前記コンテンツ識別情報と前記第1の報処理装置識別情報の抽出を制御する抽出制御ステップと、
    自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報の記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、
    前記抽出制御ステップの処理で抽出が制御された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報を、前記第2の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記第2の情報処理装置識別情報とともに、前記第4の情報処理装置に送信し、前記第1の情報処理装置に対する、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供の要求を依頼する依頼ステップと
    を含み、
    前記第4の情報処理装置の情報処理方法は、
    前記第3の情報処理装置からの、前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報の取得を制御する第2の取得制御ステップと、
    前記第2の取得制御ステップの処理で取得が制御された前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理による判定結果に基づいて、前記第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当てステップと、
    前記割り当てステップの処理により割り当てられた前記顧客識別情報の、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供を受けるための情報としての出力を制御する第2の出力制御ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. コンテンツを提供する第1の情報処理装置にネットワークを介して接続される第2の情報処理装置、前記第2の情報処理装置により規定された情報を受信する第3の情報処理装置、および前記第3の情報処理装置からの要求に対応する処理を実行する第4の情報処理装置とを含む情報処理システムの情報処理用のプログラムにおいて、
    前記第2の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、
    前記第1の情報処理装置から、前記第1の情報処理装置に関する情報と、前記第1の情報処理装置が提供する前記コンテンツに関する情報の取得を制御する第1の取得制御ステップと、
    前記第1の取得制御ステップの処理により取得が制御された前記第1の情報処理装置に関する情報と前記コンテンツに関する情報に基づいて、前記第1の情報処理装置を識別する第1の情報処理装置識別情報と前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記コンテンツ識別情報と、前記第1の情報処理装置識別情報との対応付けた記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、
    前記第1の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報の、前記第3の情報処理装置に対する、直接的または間接的な出力を制御する第1の出力制御ステップと、
    前記ネットワークを介して前記第4の情報処理装置から要求されたとき、前記第1の記憶ステップの処理で記憶が制御された対応情報の前記第4の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと
    を含み、
    前記第3の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、
    受信した信号からの、前記コンテンツ識別情報と前記第1の報処理装置識別情報の抽出を制御する抽出制御ステップと、
    自分自身を識別する第2の情報処理装置識別情報の記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、
    前記抽出制御ステップの処理で抽出が制御された前記コンテンツ識別情報と前記第1の情報処理装置識別情報を、前記第2の記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記第2の情報処理装置識別情報とともに、前記第4の情報処理装置に送信し、前記第1の情報処理装置に対する、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供の要求を依頼する依頼ステップと
    を含み、
    前記第4の情報処理装置の情報処理用のプログラムは、
    前記第3の情報処理装置からの、前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報の取得を制御する第2の取得制御ステップと、
    前記第2の取得制御ステップの処理で取得が制御された前記コンテンツ識別情報、前記第1の情報処理装置識別情報、および前記第2の情報処理装置識別情報の正当性を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理による判定結果に基づいて、前記第2の情報処理装置識別情報に、顧客を識別する顧客識別情報を割り当てる割り当てステップと、
    前記割り当てステップの処理により割り当てられた前記顧客識別情報の、前記コンテンツ識別情報に対応する前記コンテンツの提供を受けるための情報としての出力を制御する第2の出力制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
JP2000077628A 2000-03-21 2000-03-21 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体 Expired - Fee Related JP4403333B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000077628A JP4403333B2 (ja) 2000-03-21 2000-03-21 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体
US09/811,516 US7260842B2 (en) 2000-03-21 2001-03-20 Method, apparatus and computer program product for managing customer information
KR1020010014376A KR20010092402A (ko) 2000-03-21 2001-03-20 정보처리장치, 정보처리방법, 정보처리 시스템과 기록매체
EP01107040A EP1146452A3 (en) 2000-03-21 2001-03-21 Information processing apparatus, information processing method, information processing system and recording medium
US11/169,766 US7945778B2 (en) 2000-03-21 2005-06-30 Information processing apparatus, information processing method, information processing system and recording medium
US11/262,886 US7661133B2 (en) 2000-03-21 2005-11-01 Information processing apparatus, information processing method, information processing system and recording medium
US11/320,685 US7673339B2 (en) 2000-03-21 2005-12-30 Information processing apparatus, information processing method, information processing system and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000077628A JP4403333B2 (ja) 2000-03-21 2000-03-21 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001266009A JP2001266009A (ja) 2001-09-28
JP4403333B2 true JP4403333B2 (ja) 2010-01-27

Family

ID=18595172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000077628A Expired - Fee Related JP4403333B2 (ja) 2000-03-21 2000-03-21 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体

Country Status (4)

Country Link
US (4) US7260842B2 (ja)
EP (1) EP1146452A3 (ja)
JP (1) JP4403333B2 (ja)
KR (1) KR20010092402A (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4529056B2 (ja) * 2000-03-21 2010-08-25 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、記録媒体、並びに情報処理システム
JP4403333B2 (ja) * 2000-03-21 2010-01-27 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体
US7191156B1 (en) 2000-05-01 2007-03-13 Digimarc Corporation Digital watermarking systems
JP2004509509A (ja) 2000-09-13 2004-03-25 ストラトス オーディオ インコーポレイテッド 媒体コンテンツの注文および送達のためのシステムおよび方法
US7822969B2 (en) * 2001-04-16 2010-10-26 Digimarc Corporation Watermark systems and methods
US20030009254A1 (en) * 2001-07-09 2003-01-09 Carlson Steven J. Method for tracking identity traits of commodities
FR2828362B1 (fr) * 2001-08-02 2003-12-05 Gabriel Gross Procede de communication pour echanger de maniere controlee des donnees entre un terminal client et un reseau de sites hotes et ensemble serveur de protection pour la mise en oeuvre de ce procede
US6724914B2 (en) * 2001-10-16 2004-04-20 Digimarc Corporation Progressive watermark decoding on a distributed computing platform
AU2003230820A1 (en) * 2002-04-08 2003-10-27 Exxonmobil Research And Engineering Company System and method for processing financial transactions using multi-payment preferences
US7162215B2 (en) * 2002-04-12 2007-01-09 General Motors Corporation Method and system for setting user preference satellite radio music selections in a mobile vehicle
JP3737462B2 (ja) * 2002-07-30 2006-01-18 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 情報処理システム、情報通信端末および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
US7917130B1 (en) 2003-03-21 2011-03-29 Stratosaudio, Inc. Broadcast response method and system
US8527318B2 (en) * 2003-04-30 2013-09-03 Sap Ag Campaign management in multiple communication channels
US7139524B2 (en) * 2004-05-06 2006-11-21 Bellsouth Intellectual Property Corporation Systems and methods for delivering a stored message to a subscriber
WO2006049424A1 (en) * 2004-11-02 2006-05-11 Yong-Seok Jeong Method and apparatus for requesting service using access code
US7312691B2 (en) * 2005-03-14 2007-12-25 General Motors Corporation System and method of using telematics units for locking and unlocking vehicle functions
US7636626B2 (en) * 2005-03-28 2009-12-22 General Motors Company Method and system for monitoring and retrieving device usage
US7358851B2 (en) * 2005-07-01 2008-04-15 Gm Global Technology Operations, Inc. Method and system for demonstrating vehicle features and vehicle promotions
JP4935015B2 (ja) * 2005-07-29 2012-05-23 ソニー株式会社 コンテンツ配信システム,コンテンツ配信方法,コンテンツ送信端末およびコンテンツ受信端末
US20090177736A1 (en) 2007-12-14 2009-07-09 Christensen Kelly M Systems and methods for outputting updated media
US8631448B2 (en) 2007-12-14 2014-01-14 Stratosaudio, Inc. Systems and methods for scheduling interactive media and events
WO2009100240A1 (en) 2008-02-05 2009-08-13 Stratosaudio, Inc. System and method for advertisement transmission and display
US8875188B2 (en) 2008-02-05 2014-10-28 Stratosaudio, Inc. Systems, methods, and devices for scanning broadcasts
US20090222879A1 (en) * 2008-03-03 2009-09-03 Microsoft Corporation Super policy in information protection systems
US20140136366A1 (en) 2012-11-12 2014-05-15 Restaurant Technology Inc. System and method for receiving and managing remotely placed orders
US10640357B2 (en) 2010-04-14 2020-05-05 Restaurant Technology Inc. Structural food preparation systems and methods
US20120158532A1 (en) * 2010-12-20 2012-06-21 Fitzsimmons Paul Andrew Electronic commerce system and method for obtaining, storing, and limiting access to electronically transmitted information
US20140068432A1 (en) * 2012-08-30 2014-03-06 CBS Radio, Inc. Enabling audience interaction with a broadcast media program
CN105337924B (zh) 2014-05-28 2020-01-21 华为技术有限公司 网络服务提供商***数据访问控制方法及设备
WO2017184160A1 (en) * 2016-04-22 2017-10-26 Entit Software Llc Authorization of use of cryptographic keys
US11234293B2 (en) * 2019-04-15 2022-01-25 Hughes Network Systems, Llc Low data rate broadcast using low earth orbit (LEO) satellites

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3852571A (en) * 1970-05-18 1974-12-03 Hempstead Bank System of transferral of funds
US6331865B1 (en) * 1998-10-16 2001-12-18 Softbook Press, Inc. Method and apparatus for electronically distributing and viewing digital contents
JP4403333B2 (ja) 2000-03-21 2010-01-27 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US7661133B2 (en) 2010-02-09
US7945778B2 (en) 2011-05-17
US7673339B2 (en) 2010-03-02
US20060053493A1 (en) 2006-03-09
US20010037210A1 (en) 2001-11-01
US20060107332A1 (en) 2006-05-18
EP1146452A2 (en) 2001-10-17
US20050236470A1 (en) 2005-10-27
KR20010092402A (ko) 2001-10-24
EP1146452A3 (en) 2002-03-20
US7260842B2 (en) 2007-08-21
JP2001266009A (ja) 2001-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4403333B2 (ja) 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体
JP4529056B2 (ja) 情報処理装置および方法、記録媒体、並びに情報処理システム
ES2341845T3 (es) Sistema y procedimiento para solicitar y distribuir contenido mediatico utilizando datos complementarios transmitidos por señal de radio.
US20020142815A1 (en) Method for creating a user profile through game play
US20090030841A1 (en) Content delivering method, content delivering system, and content delivering program
CA2897649C (en) Audio-based electronic transaction authorization system and method
US7120603B2 (en) Reservation method, reservation authentication method, reservation confirmation method, reservation servers, shop terminals, portable terminals and memory media
US20020129361A1 (en) Information service system, information supply terminal used in this system, information service method, and program for information supply terminal
JP2005050092A (ja) チケット予約受付装置、チケット発券装置、チケット予約方法、チケット予約受付プログラム
JP2002183442A (ja) 双方向テレビジョンシステムを利用した電子商取引方法及び該電子商取引のためのサーバ装置
JP3995920B2 (ja) 割勘課金処理方法、割勘課金処理システム、課金方法及び課金サーバ並びにその処理プログラムと記録媒体
JPH099198A (ja) 記録媒体、データ受信装置およびデータ受信方法、データ再生装置およびデータ再生方法、並びに情報処理装置および情報処理方法
JP3890945B2 (ja) 情報提供サーバ、情報提供方法、端末、プログラム及び情報登録端末
US20110087552A1 (en) Method and apparatus for modifying audio or video files
JP2002197322A (ja) 通信販売システム及び通信販売方法
TW494334B (en) Unique ID for identifying a user and facilitating an e-commerce transaction
WO2000058804A2 (en) Medium independent electronic commerce system and method
JP2004185086A (ja) アクセス管理システム
WO2002025560A1 (en) Method for creating a user profile through game play
JP2006313578A (ja) 予約認証方法、予約サーバシステム及び記憶媒体
WO2007029148A2 (en) Method and system for controlling access to a content item and computer program products therefore
JP2001344430A (ja) 情報受信装置、情報提供方法、情報提供を行うためのプログラムを記録した記録媒体、情報配信装置および情報配信システム
EP1459208A1 (en) Method and apparatus for content activation
JP2006313579A (ja) 予約認証方法、予約サーバシステム及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091006

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091019

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131113

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees