JP4403218B2 - 拡張コネクタ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノート型のパーソナル・コンピュータ(以下、ノート型PC)等の携帯情報処理装置の機能拡張に有効な拡張コネクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パーソナル・コンピュータ(以下、PC)の普及は目覚しく、現在ではPCを抜きにしたオフィスでの業務は考えられなくなっている。しかも、PCとして、オフィスに設置するデスクトップ型PCと、携帯性に優れたノート型PCの両方を使用するケースもある。ところが、2つのPCを用いることはデータの取り扱いが煩雑となる。
【0003】
デスクトップ型PCは、携帯性を考慮する必要がない、つまりそのサイズを極端に小さくする必要がないことから、フロッピ・ディスク・ドライブやCD−ROMドライブおよび拡張端子等の機能拡張に必要なものを備えている。これに対し、ノート型PCはその携帯性を満足するためその拡張性を犠牲にしていることが多い。例えば、フロッピ・ディスク・ドライブ、CD−ROMドライブ等の外部記憶装置を有していないノート型PCが存在する。機能の制限されたノート型PCをオフィスで使用する際に、その機能を拡張するためのドッキング・ステーション(Docking Station)と呼ばれる拡張コネクタ装置が利用されている。ドッキング・ステーションは、ノート型PCが有する複数の入出力ポートの接続をサポートする拡張コネクタを有しており、拡張コネクタ装置と捉えることもできる。ドッキング・ステーションはノート型PCが有していない各種の機能を備えているため、ドッキング・ステーションに接続したノート型PCはデスクトップ型PCと同等の機能を発揮することができる。したがって、ドッキング・ステーションを用いると、ノート型PCとデスクトップ型PCの2台のPCを併用する際に生ずるデータの取り扱いの煩雑さという問題も解消される。
【0004】
特開平8−22342号公報には、ノート型PCが自動的に接続され、または接続が解除されるドッキング・ステーションが開示されている。このドッキング・ステーションは、フルサイズのモニタおよびキーボードに結合するためのコネクタ手段を備えたハウジングを含む。このハウジングには、ノート型PCが嵌合されるトレイが摺動自在に取り付けられている。ハウジングとトレイとの間に結合された駆動手段は、ノート型PCと共にトレイを駆動し、ドッキング・ステーションの接続手段をノート型PCの接続手段に自動的に嵌合するようになっている。この特開平8−22342号公報に開示されたドッキング・ステーションは、モニタがCRT(Cathode Ray Tube)であるために、相当の設置スペースが必要である。
【0005】
以上に対して、薄型のディスプレイ、例えば液晶ディスプレイを用いた省スペースのドッキング・ステーションが特開平11−305870号公報に開示されている。特開平11−305870号公報のドッキング・ステーションは、薄型ディスプレイを搭載し、ノート型PCをこのディスプレイの後方かつ縦置きにしてドッキングさせるので省スペース化を達成できることが述べられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特開平11−305870号公報のドッキング・ステーションは、省スペースで操作性を損ねることなくデスクトップ型PC並みの拡張機能を持つことができる。ところが、特開平11−305870号公報のドッキング・ステーションは、ノート型PCをディスプレイの後方でドッキングさせる際の作業性が問題となる。つまり、ノート型PCをドッキングする際に、ノート型PCを縦置き方向に持った状態でディスプレイの上方を跨いでドッキングさせる必要があり、ノート型PCが軽量といえども容易ではない。ディスプレイの上方を跨がずにディスプレイの後方に回り込んでドッキング作業を行なうこともできるが、ドッキング・ステーションの設置場所によってはディスプレイの後方に回り込めないこともある。いずれにしても、このドッキング・ステーションにおけるノート型PCのドッキング作業は、不安定な姿勢で行なわれることが想定される。したがって、最悪の場合には、ノート型PCを落としてしまうこともあろう。
そこで本発明は、接続作業の容易な拡張コネクタ装置の提供を課題とする。加えて本発明は、省スペースを実現することのできる拡張コネクタ装置の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
ドッキングをドッキング・ステーションのユーザに対向する面側から行なうことにすれば、接続作業が極めて簡易に行なうことができる。しかも、ドッキング・ステーションおよびノート型PCを縦置きにすることにより、省スペース化を図ることができる。したがって本発明は、直方体に構成され、当該直方体を構成する6つの面のうち最も面積の大きい面を、ユーザに対向する対向面とする筐体と、筐体の対向面に対して略平行に携帯情報処理装置を収容するために、筐体の設置面に対して略垂直な方向に開口を有するように当該筐体に形成されたポケットと、ポケットに配置され、携帯情報処理装置の複数の入出力ポートの接続をサポートする拡張コネクタと、携帯情報処理装置の複数の入出力ポートを拡張コネクタに接続するに際し、携帯情報処理装置をポケットに保持する係止部と、筐体の上部に回転角度調整可能に取り付けられ、ポケットに携帯情報処理装置を収容する時にはその収容作業の妨げとならない位置に回転移動される画像表示装置と、を備えたことを特徴とする拡張コネクタ装置である。
【0008】
本発明の拡張コネクタ装置は筺体の直方体を構成する6つの面のうち最も面積の大きい面を、ユーザに対向する対向面とする縦置き型であるから、設置面積が少なく省スペース化を達成することができる。そして、本発明の拡張コネクタ装置は、前記対向面に対して携帯情報処理装置を略平行に係止部によって保持するポケットを有する。したがって、ポケットに保持される携帯情報処理装置は前記対向面に対して略平行となるから、省スペース化を阻害しない。さらに、このポケットは前記対向面の投影面内において携帯情報処理装置を保持するから、携帯情報処理装置と拡張コネクタ装置との接続が視覚的に一体感を持つことができる。
【0009】
本発明の拡張コネクタ装置において、携帯情報処理装置の典型的な例としてノート型PCがある。しかし、本発明の携帯情報処理装置は、ノート型PCに限らず、サブノート型PC、PDA(Personal Digital Assistants)など携帯性を備えた情報処理装置を広く包含する。
【0010】
また本発明において、拡張コネクタ装置はドッキング・ステーションに限るものではなく、ポート・リプリケータをも含む概念を有する。ポート・リプリケータは、ノート型PCが有する複数の入出力ポートにそれぞれ対応する複数のコネクタを接続する作業の煩雑さを解消するための装置である。つまり、ポート・リプリケータは、それぞれ対応する複数のコネクタを予め接続しておき、ノート型PCとポート・リプリケータとは最小限、例えば1つのコネクタ同士で接続が済むようにした装置である。そして、ノート型PCと接続されるポート・リプリケータ側のコネクタは、拡張コネクタとしての機能を有している。
【0011】
拡張コネクタ装置は、携帯情報処理装置の機能を拡張するためのデバイスを備えることができる。このデバイスは特定のものに限定されるものではない。ノート型PCを例にすると、薄型のノート型PCはフロッピ・ディスク・ドライブ、CD−ROMドライブを備えていないケースがあり、その場合には拡張コネクタ装置はフロッピ・ディスク・ドライブ、CD−ROMドライブを備えることになる。接続される携帯情報処理装置が備えていない機能を実現するためのデバイスを備えるものであれば、その種類は限定されない。
【0012】
さらに、携帯情報処理装置が備える複数の入出力ポートの例としては、ライン・イン、ライン・アウト、IEEE1394、モデム、イーサーネット、CRT、USB、デジタル・ビデオ、FDD、マウス、キーボード、電源等についての入出力ポートが掲げられる。ただし、これらはあくまで例であって、本発明を限定する要素ではない。
【0013】
本発明の拡張コネクタ装置において、前記対向面にポケットを形成することにより、携帯情報処理装置を拡張コネクタ装置に接続する場合、ユーザは拡張コネクタ装置の前方から携帯情報処理装置を接続することができる。したがって、拡張コネクタ装置の上を跨いで携帯情報処理装置を持って作業を行なう必要がないため、安全かつ容易にドッキング作業を行なうことができる。
【0014】
本発明の拡張コネクタ装置は画像表示装置を装備することができる。画像表示装置は、この画像表示装置を見るユーザに対向する位置に取り付けられる。また、画像表示装置は、一般に回転角度調整可能に取り付けられる。本発明の拡張コネクタ装置は、ユーザに対向する対向面側から携帯情報処理装置を接続することができるから、携帯情報処理装置の前記ポケットへの保持作業の妨げとならない範囲で回転角度調整可能に画像表示装置を拡張コネクタ装置に取り付けることが必要である。
【0015】
また、本発明の拡張コネクタ装置は、前記対向面側から携帯情報処理装置を接続することができるために、前記携帯情報処理装置との接続のためのコネクタを前記対向面に設けることが望まれる。
【0016】
本発明の拡張コネクタ装置の係止部は、携帯情報処理装置を差し込むことにより位置決めがなされる溝が形成され、当該係止部はポケットを構成する4つの側壁のいずれか1つに形成することができる。この拡張コネクタ装置は、携帯情報処理装置をポケットに収納する場合、この係止部で携帯情報処理装置の一側部を係止しつつ他端部をポケットに向けて押すことにより、ドッキング作業を確実に行なうことができる。特に、このポケット内に携帯情報処理装置との接続のためのコネクタを設けた場合には、拡張コネクタ装置側のコネクタと携帯情報処理装置側のコネクタとの接続作業にとっても有利である。本発明の拡張コネクタ装置において、前記ポケットは、前記筐体を構成する面のうち、最も面積の大きい面に形成することができる。つまり、ポケットを拡張コネクタ装置の筐体に形成し、携帯情報処理装置をポケットに収容した状態で拡張コネクタ装置にドッキングすることができるので、外観上、携帯情報処理装置を拡張コネクタ装置に一体感をもって接続することができる。また、前記筐体を構成する面のうち最も面積の大きい面にポケットを形成するということは、筐体を構成する他の面が対向面となる。この場合、筐体が縦置き型となることを意味し、省スペース化にとって望ましい。
【0017】
また本発明の拡張コネクタ装置において、前記係止部を、携帯情報処理装置を前記対向面に対して略垂直な方向に維持した状態で保持するとともにポケットに向けて進退可能なスライド・テーブルとすることもできる。携帯情報処理装置をこのスライド・テーブルに載置した状態でポケットの方向に移動させることができる。この場合にも、ポケットの所定位置に携帯情報処理装置との接続のためのコネクタを設けると、保持と同時に拡張コネクタ装置側のコネクタと携帯情報処理装置側のコネクタとの接続を実現することができる。
【0018】
さらに本発明の拡張コネクタ装置において、筐体から延設される可撓性の延設部材と、延設部材に接続されるとともに拡張コネクタが設けられ、筐体を載置する面に展開させ携帯情報処理装置を平行に配置して降下させることで、拡張コネクタと複数の入出力ポートとを接続し、拡張コネクタと複数の入出力ポートとが接続された携帯情報処理装置をポケット方向に回転させることで、延設部材が湾曲して携帯情報処理装置をポケットに収容するコネクタ部材と、を備えることができる。この拡張コネクタ装置によれば、コネクタ部材が可撓性の延設部材によって筐体に連接されているから、コネクタ部材を筐体つまり拡張コネクタ装置に対して所定の範囲内で自由に動かすことができる。例えば、コネクタ部材を前記対向面に載置するようにし、この状態で携帯情報処理装置を接続し、しかる後に携帯情報処理装置をポケットにて保持するようにすることができる。この場合、前記対向面に対して平行な状態に携帯情報処理装置を保持しながらコネクタ同士の接続を行なうことができる。携帯情報処理装置を持つ場合、前記対向面に対して平行な状態とすることが最も落下のおそれが少ないであろうから、安定した接続作業を実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施形態)
図1は、ノート型PC12を接続するドッキング・ステーション1の全体構成を示す図である。図1においてドッキング・ステーション1は、各種デバイスを収容するステーション本体2と、ステーション本体2の上部に取り付けた薄型ディスプレイである液晶表示パネル3とを備えている。
【0020】
ステーション本体2には、使用時にユーザ対向する面にノート型PC12を収容しかつ保持するためのポケット5が形成されている。このポケット5は、ステーション本体2の設置面に対して略垂直な方向に開口を有する。またポケット5の奥に位置する立壁には、ノート型PC12側のコネクタ12a1,12a2との接続をサポートするドッキング用拡張コネクタ8が設けてある。また、ステーション本体2には、ノート型PC12の機能拡張デバイスとしてのフロッピ・ディスク・ドライブ6およびCD−ROMドライブ7が内蔵されている。フロッピ・ディスク・ドライブ6およびCD−ROMドライブ7は、図1に示すように、フロッピ・ディスクおよびCD−ROMを縦にして挿入するように配置されている。また、フロッピ・ディスク・ドライブ6およびCD−ROMドライブ7の取り出し口は、ステーション本体2の一側面に設けてある。ステーション本体2の裏面から引き出されたケーブルには、外部入力機器としてのキーボード9およびマウス10が接続されている。
【0021】
ポケット5を形成する下側壁には、PC係止部11が形成されている。このPC係止部11とポケット5の立壁との間には、ノート型PC12の厚さよりわずかに大きい幅の溝11aが形成される。ノート型PC12をドッキング・ステーション1にドッキングする際に、ノート型PC12をPC係止部11の溝11aに差し込むことにより、位置決めがなされる。
【0022】
液晶表示パネル3は、ステーション本体2に対して角度調整可能に取り付けられている。液晶表示パネル3は、ユーザが容易に角度調整できかつ所定の角度を維持できる程度のトルクで取り付けられている。液晶表示パネル3は、ユーザが使用するときには図1に示すような角度で保持されるが、ノート型PC12をドッキング・ステーション1にドッキングする際には、その作業の妨げにならないように角度が調整される。
【0023】
図7にノート型PC12の斜視図を示す。ノート型PC12は、キーボードを備えた本体12aと液晶表示パネルを備えた画像表示部12bとから構成される。本体12aと画像表示部12bとは、開閉可能なようにヒンジで連結されている。本体12aの側壁には、入出力ポートとしての電源コネクタ12a1、拡張コネクタ12a2が設けてある。ドッキング・ステーション1を使用しない場合には、電源コネクタ12a1に電源アダプタ、拡張コネクタ12a2には拡張機器側のコネクタを接続する。また本体12aの底面には、ドッキング用コネクタ12a3が設けてある。このドッキング用コネクタ12a3がドッキング・ステーション1のドッキング用拡張コネクタ8と接続される。
【0024】
図2はドッキング・ステーション1にノート型PC12をドッキングする初期の状態を示す斜視図、図3は図2の状態の側面図である。ドッキング・ステーション1にノート型PC12をドッキングする際には、ドッキングの作業の妨げにならないように、液晶表示パネル3を時計回りに回転する。ノート型PC12のポケット5への収容を容易にするためである。
【0025】
図4は図2と同様にドッキング・ステーション1にノート型PC12を接続する過程を示す斜視図であり、図5は図4の側面図である。この段階で、ノート型PC12の下側部をポケット5の下端に形成された溝11aに挿入する。この状態から、前記下側部を中心にしてノート型PC12を矢印方向に回転させる。所定の位置まで回転すると、ノート型PC12はポケット5に収容されるとともに、そのドッキング用コネクタ12a3とドッキング・ステーション1のドッキング用拡張コネクタ8とが接続される。この過程でノート型PC12はPC係止部11で係止されているので、接続作業を確実に行なうことができる。
【0026】
図6はドッキング・ステーション1にノート型PC12をドッキングした状態を示す斜視図である。ノート型PC12はドッキング・ステーション1のポケット5に収容される。このように、ノート型PC12は、ポケット5内つまりドッキング・ステーション1の投影面内にあるから、ドッキング後において、ノート型PC12はドッキング・ステーション1と外観上は一体となる。ドッキング作業が終了すると、液晶表示パネル3のステーション本体2に対する角度は当初の角度に戻される。
【0027】
図8はドッキング・ステーション1にノート型PC12を接続した状態のブロック図を示す。
【0028】
ドッキング・ステーション1とノート型PC12とは、ドッキング・ステーション1のドッキング用拡張コネクタ8とノート型PC12のドッキング用コネクタ12a3とで接続される。なお、このコネクタ同士の接続により、信号および電力が流通する。また、ドッキング・ステーション1と液晶表示パネル3との接続は、両者のディスプレイ・コネクタ19,20によりなされる。
【0029】
ドッキング・ステーション1内においては、ドッキング用拡張コネクタ8は信号線によりディスプレイ・コネクタ20、背面コネクタ・接続端子類16、フロッピ・ディスク・ドライブ(FDドライブ)6、CD−ROMドライブ7、電源ユニット17に接続されている。
【0030】
電源ユニット17は、電源端子18を介して外部の電力供給源から電力の供給を受ける。電力ユニット17は、ノート型PC12、液晶表示パネル3、フロッピ・ディスク・ドライブ(FDドライブ)6およびCD−ROMドライブ7に電力を供給する。
【0031】
次に、ドッキング・ステーション1の特徴について説明する。
【0032】
ドッキング・ステーション1は、いわゆる縦置き型である。したがって、設置面積が少なく省スペース化にとって有利である。ここで、筐体つまり直方体を構成する6つの面のうち、最も面積の大きい面を設置面とする場合を横置きタイプと呼び、それ以外の面を設置面とする場合を縦置き型と呼ぶことができる。また、フロッピ・ディスク・ドライブ6、CD−ROMドライブ7の配置方向によっても横置ききタイプと縦置き型とを区別することができる。つまり、ドッキング・ステーション1のように、フロッピ・ディスク・ドライブ6、CD−ROMドライブ7が設置面に対して垂直に配置されている場合には縦置き型と呼び、設置面に対して並行に配置されている場合には横置きタイプと呼ぶことができる。ドッキング・ステーション1は、ステーション本体2を構成する面のうち最も面積の大きい面にポケット5を形成しているから、当該面よりも面積の小さい面が設置面となっている。つまり、ドッキング・ステーション1は縦置き型である。しかも、ポケット5はノート型PC12をステーション本体2の設置面に対して略垂直な方向に維持するから、省スペース化にとって有利である。さらに、ノート型PC12はポケット5に収容されているために、ドッキング後にあっても一体感がある。
【0033】
ドッキング・ステーション1はノート型PC12をドッキングする方向に特徴を有する。本実施の形態では、先に説明したように、ドッキング・ステーション1に対してノート型PC12を略平行な状態を保持した状態で接続する。ここで、ノート型PC12を保持する部位であるポケット5は、ドッキング・ステーション1のユーザに対向する面にあるから、ドッキング・ステーション1の前方からドッキングをすることができる。
【0034】
また、ドッキング・ステーション1にノート型PC12を接続する過程で、ノート型PC12の一側部をポケット5に形成された溝11aに挿入する。そして、挿入後に、挿入部分を中心にノート型PC12を回転することにより、ドッキング・ステーション1のドッキング用拡張コネクタ8とノート型PC12のドッキング用コネクタ12a3を接続する。ここで、ドッキング用拡張コネクタ8およびドッキング用コネクタ12a3を接続する際には、ノート型PC12はすでに溝11aに挿入されているから、この段階でノート型PC12を落下させる心配はない。
【0035】
以上のドッキング・ステーション1においては、ポケット5を設けこのポケット5にノート型PC12を保持する形態とした。しかし、ポケット5を形成することなくノート型PC12を保持することは可能である。例えば、ノート型PC12を保持するためのラチェット類を設けることができる。したがって、本発明における保持部はそのような保持の形態をも包含する。
【0036】
また、ドッキング・ステーション1ではポケット5の下側壁に溝11aを形成したが、上側壁あるいは横側壁に形成しても同様の効果を得ることができる。
【0037】
さらに、ドッキング・ステーション1では、ノート型PC12をドッキング・ステーション1の設置面に略垂直の状態つまり縦置きとして保持しているが、本発明はこれに限定されない。多少傾斜して保持されても、横置きに比べて省スペース化にとって有効である。
(第2の実施形態)
次に、図9〜図13に基づき本発明の第2の実施形態について説明する。
【0038】
第2の実施形態によるドッキング・ステーション21の基本的な構成は第1の実施形態によるドッキング・ステーション1と同一である。したがって、第1の実施形態と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0039】
図9に示すように、ドッキング・ステーション21は、固定テーブル24上を矢印方向に往復可能なスライド・テーブル13を備えている。スライド・テーブル13は、テーブル本体13aとテーブル本体13aの底部に所定間隔隔てて配置した一対のレール13bとから構成される。テーブル本体13aには、ノート型PC12を受ける溝13cが形成されている。溝13cにノート型PC12を挿入したとき、ドッキング・ステーション21側のドッキング用拡張コネクタ8とノート型PC12側のドッキング用コネクタ12a3とは互いに対向する位置に配置される。一対のレール13bは、固定テーブル24に形成された案内溝24aに挿入される。したがって、スライド・テーブル13は、案内溝24aに沿ってポケット5に対して進退することができる。第2の実施形態によるドッキング・ステーション21は、ノート型PC12を溝13c挿入した状態でスライド・テーブル13をドッキング・ステーション21側に向けてスライドすることによって、ノート型PC12のポケット5への収容に加え、ドッキング用拡張コネクタ8とドッキング用コネクタ12a3との接続を実現しようというものである。以下、この接続の過程を図10〜13に基づき説明する。
【0040】
ノート型PC12の接続の前提として、ステーション本体2に対して液晶表示パネル3を時計周りに回転する。ポケット5へのノート型PC12の収容のための空間を確保するためである。液晶表示パネル3を回転した後に、図10および図11に示すようにスライド・テーブル13の溝13cにノート型PC12を挿入する。その後に、図12および図13に示すように、スライド・テーブル13をポケット5に向けてスライドさせる。すると、ノート型PC12はスライド・テーブル13とともに、ステーション本体2のポケット5に収容される。スライド・テーブル13をポケット5の奥までスライドさせると、ドッキング用拡張コネクタ8とドッキング用コネクタ12a3との接続が行なわれる。
【0041】
ノート型PC12をドッキング・ステーション21から取り外して使用するときには、スライド・テーブル13を接続のときとは逆の方向にスライドさせる。そうすると、ドッキング用拡張コネクタ8とドッキング用コネクタ12a3との接続が解除される。その後、スライド・テーブル13からノート型PC12を取れ外せばよい。
【0042】
以上のドッキング・ステーション21も縦置き型であり、しかもドッキングした状態のノート型PC12は縦置きとなるから、ドッキング・ステーション1と同様に、省スペース化にとって有利である。
【0043】
また、ドッキング・ステーション21への接続は、ドッキング・ステーション21の前方から行なうことができるため、接続作業が容易である。
【0044】
さらに、接続はノート型PC12をスライド・テーブル13に載置した後にスライドさせるという極めて簡単かつ確実な操作で済む。なお、スライド・テーブル13のスライドは、モータ等の駆動源を用いることもできる。
(第3の実施形態)
次に、図14〜図18に基づき本発明の第3の実施形態について説明する。
【0045】
第3の実施形態によるドッキング・ステーション31の基本的な構成は第1の実施形態によるドッキング・ステーション1と同一である。したがって、第1の実施形態と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図14に示すようにドッキング・ステーション31は、ステーション本体2に対して可撓性のフレキシブル基板14で接続されたコネクタ部15を備えている。このコネクタ部15には、ドッキング用拡張コネクタ8が設けてある。ノート型PC12を接続しない場合には、コネクタ部15は図14に示すように、デスク等のドッキング・ステーション31を載置する面に展開しておく。
ドッキング・ステーション31にノート型PC12をドッキングするときは、図15に示すように、展開された状態のコネクタ部15に対してノート型PC12を平行に配置する。このとき、ノート型PC12のドッキング用コネクタ12a3とコネクタ部15のドッキング用拡張コネクタ8とを対向させる。その後、図16に示すように、ノート型PC12を降下すると、ドッキング用コネクタ12a3とドッキング用拡張コネクタ8とを接続することができる。ドッキング用コネクタ12a3とドッキング用拡張コネクタ8とを接続した後、図17に示すように、ノート型PC12のステーション本体2側を中心にしてノート型PC12を回転する。このときフレキシブル基板14は湾曲する。ノート型PC12を回転しつづけると、図18に示すように、ノート型PC12はステーション本体2のポケット5に収容される。
【0046】
以上の第3の実施形態にかかるドッキング・ステーション31も縦置き型であるから、ドッキング・ステーション1と同様に、省スペース化にとって有利である。
【0047】
また、第3の実施形態にかかるドッキング・ステーション31によれば、ノート型PC12を水平に維持した状態で、しかも設置面に押し付けることによりドッキング用コネクタ12a3とドッキング用拡張コネクタ8とを接続することができる。したがって、第1の実施形態によるドッキング・ステーション1に比べて、コネクタ同士の接続作業が容易かつ確実である。
(第4の実施形態)
次に、図19〜図21に基づき本発明の第4の実施形態について説明する。
【0048】
第4の実施形態によるドッキング・ステーション41の基本的な構成は第1の実施形態によるドッキング・ステーション1と同一である。したがって、第1の実施形態と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
第4の実施形態が第1の実施形態と相違する点は、第1の実施形態が有していた液晶表示パネル3を備えていない点である。第4の実施形態によるドッキング・ステーション41は、ノート型PC12を接続した際に、ノート型PC12の画像表示部12bをディスプレイとして用いようというものである。
【0049】
ドッキング・ステーション41は、ステーション本体42の上面が、後方から前方にかけて降下する傾斜面42aを備えている。
【0050】
図20はドッキング・ステーション41にノート型PC12をドッキングした状態を示している。ドッキングは第1の実施形態とほぼ同様のプロセスを経て行なわれる。また、ドッキングは、ノート型PC12の本体12aと画像表示部12bとの回転軸が上方に位置するようになされる。
【0051】
図20の状態から、画像表示部12bを開く。開いた状態を図21に示すが、ドッキング・ステーション41のユーザは、ノート型PC12の画像表示部12bをドッキング・ステーション41のディスプレイとして用いることができる。ノート型PC12を通常使用するときは、閉じた状態から画像表示部12bを本体12aに対して90〜130°程度開いた状態で使用する。ところが、本実施の形態においては、図21に示すように、画像表示部12bを本体12aに対して180°以上開いて用いる。180°未満では、ドッキング・ステーション41のユーザにとって見やすい角度にならないからである。この前提として、ノート型PC12は、画像表示部12bが本体12aに対して180°以上開くことができなければならない。現在市場に出回っているノート型PCは、画像表示部12bが本体12aに対して180°以上開くことはできない。したがって、本実施の形態によるノート型PC12は、画像表示部12bと本体12aの開き角度の点で新規性を備えている。また、ステーション本体42の上面が後方から前方にかけて降下する傾斜面42aとなっているために、画像表示部12bとステーション本体42との衝突が回避される。
【0052】
以上のドッキング・ステーション41も縦置き型であるから、ドッキング・ステーション1と同様に、省スペース化にとって有利である。また、ドッキング・ステーション41への接続は、ドッキング・ステーション21の前方から行なうことができるため、接続作業が容易である。さらに、ドッキング・ステーション41は、液晶表示パネル3を備える必要がないため、コスト低減にとって有効である。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ノート型PC等の携帯情報処理装置の接続が安全かつ容易な拡張コネクタ装置が提供される。さら本発明によれば、設置スペースの狭い拡張コネクタ装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態によるドッキング・ステーションの全体構成を示す斜視図である。
【図2】 第1の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す斜視図である。
【図3】 第1の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す側面図である。
【図4】 第1の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す斜視図である。
【図5】 第1の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す側面図である。
【図6】 第1の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCを接続した状態を示す斜視図である。
【図7】 第1の実施形態によるドッキング・ステーションにドッキングされるノート型PCを示す斜視図である。
【図8】 第1の実施形態によるドッキング・ステーションとノート型PCのドッキング状態を示すブロック図である。
【図9】 第2の実施形態によるドッキング・ステーションの全体構成を示す斜視図である。
【図10】 第2の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す斜視図である。
【図11】 第2の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す側面図である。
【図12】 第2の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す斜視図である。
【図13】 第2の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す側面図である。
【図14】 第3の実施形態によるドッキング・ステーションの全体構成を示す斜視図である。
【図15】 第3の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す斜視図である。
【図16】 第3の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す側面図である。
【図17】 第3の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す斜視図である。
【図18】 第3の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCをドッキングする過程を示す側面図である。
【図19】 第4の実施形態によるドッキング・ステーションの全体構成を示す斜視図である。
【図20】 第4の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCを接続した状態を示す斜視図である。
【図21】 第4の実施形態によるドッキング・ステーションにノート型PCのディスプレイを開いた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,21,31,41…ドッキング・ステーション、2,42…ステーション本体、3…液晶表示パネル、5…ポケット、6…フロッピ・ディスク・ドライブ、7…CD−ROMドライブ、8…ドッキング用拡張コネクタ、9…キーボード、10…マウス、11…PC係止部、12…ノート型PC、12a…本体、12a1…電源コネクタ、12a2…拡張コネクタ、12a3…ドッキング用コネクタ,12b…画像表示部、13…スライド・テーブル、14…フレキシブル基板、15…コネクタ部、24…固定テーブル、42a…傾斜面
Claims (5)
- 直方体に構成され、当該直方体を構成する6つの面のうち最も面積の大きい面を、ユーザに対向する対向面とする筐体と、
前記筐体の前記対向面に対して略平行に底面が配置されるように携帯情報処理装置を収容するために、前記筐体の設置面に対して略垂直な方向に開口を有するように当該筐体に形成されたポケットと、
前記ポケットに配置されることで、前記携帯情報処理装置の複数の入出力ポートの接続をサポートする拡張コネクタと、
前記携帯情報処理装置の前記複数の入出力ポートを前記拡張コネクタに接続するに際し、前記携帯情報処理装置を前記ポケットに保持する係止部と、
前記筐体の上部に対して回転角度調整可能な状態で前記ユーザに対向するように取り付けられ、前記ポケットに前記携帯情報処理装置を収容する時にはその収容作業の妨げとならない位置に回転移動される画像表示装置と、
を備えたことを特徴とする拡張コネクタ装置。 - 前記筐体は、前記携帯情報処理装置の機能を拡張するデバイスを収容していることを特徴とする請求項1に記載の拡張コネクタ装置。
- 前記係止部は、前記携帯情報処理装置を差し込むことにより位置決めがなされる溝が形成され、当該係止部は前記ポケットを構成する4つの側壁のいずれか1つに形成したことを特徴とする請求項1に記載の拡張コネクタ装置。
- 前記係止部は、前記携帯情報処理装置を前記設置面に対して略垂直な方向に維持した状態で保持するとともに前記ポケットに対して進退可能なスライド・テーブルであることを特徴とする請求項1に記載の拡張コネクタ装置。
- 前記係止部は、
前記筐体から延設される可撓性の延設部材と、
前記延設部材に接続されるとともに前記拡張コネクタが設けられ、前記筐体を載置する面に展開させ前記携帯情報処理装置を平行に配置して降下させることで、前記拡張コネクタと前記複数の入出力ポートとを接続し、前記拡張コネクタと前記複数の入出力ポートとが接続された前記携帯情報処理装置を前記ポケット方向に回転させることで、前記延設部材が湾曲して前記携帯情報処理装置を前記ポケットに収容するコネクタ部材と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の拡張コネクタ装置。
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