JP4403107B2 - 食品生地の巻き上げ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、食品生地の巻き上げ装置に係り、特に、帯状の食品生地をこの幅方向で巻き上げるものに関する。
従来、ベルトコンベヤ上を搬送されているシート状の生地を、ベルトコンベヤ上に設けられた巻き上げ部とこの巻き上げ部に接近・離反する押圧部とにより巻き上げるシート状生地の巻き上げ方法が知られている(たとえば特許文献1参照)。
特開平10−229806号公報
ところで、前記従来の巻き上げ方法では、押圧部が巻き上げ部に接近・離反しながら生地を巻き上げるので、巻き上げる生地が大径であるときも径の丸みを保った状態で巻き上げることができるが、巻き上げ部(ローラ)のみを用いて生地の巻き上げを行なっているので、小径である生地の巻き芯の部位を十分に巻くことができず、巻き芯の部位に空洞が発生する場合あるという問題がる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、帯状の食品生地を巻き上げる食品生地の巻き上げ装置において、食品生地を巻き上げる際この食品生地の巻き芯の部位に空洞が発生することを回避することができる食品生地の巻き上げ装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、帯状の食品生地を巻き上げる食品生地の巻き上げ装置において、前記食品生地を、この長手方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段で搬送されている食品生地を、この幅方向の一端部から他端部に向かって巻き上げるローラと、前記ローラによる巻き上げに先立って、前記食品生地の中心部を巻き上げる中心部巻き上げ手段とを有し、前記搬送手段は、上面が水平方向に展伸している平ベルトで構成されたベルトコンベヤで構成されており、前記中心部巻き上げ手段は、前記ベルトコンベヤの平ベルトの上面に対して傾斜している傾斜面を備えた中心部巻き上げ部材の前記傾斜面を用いて、前記食品生地の中心部を巻き上げるように構成されており、前記中心部巻き上げ手段は、前記中心部巻き上げ部材を、前記食品生地の幅方向の前記一端部から前記食品生地の幅方向の他端部に向かう方向に移動するときに、前記食品生地の巻き上げを行なうように構成されていると共に、前記食品生地の幅方向の前記他端部から前記食品生地の幅方向の前記一端部に向かう方向に移動するときには、前記中心部巻き上げ部材を前記食品生地から離反させて移動するように構成されている食品生地の巻き上げ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の食品生地の巻き上げ装置において、前記搬送手段で搬送されている食品生地の幅方向の一端部を検出する端部検出手段を備え、前記中心部巻き上げ部材は、前記食品生地を巻き上げるために、前記端部検出手段で前記食品生地の幅方向の一端部を検出してから所定の距離だけもしくは所定の時間だけ、前記食品生地の幅方向の前記一端部から前記食品生地の幅方向の他端部に向かう方向に移動するように構成されている食品生地の巻き上げ装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の食品生地の巻き上げ装置において、前記食品生地の搬送方向における前記中心部巻き上げ手段の上流側で前記食品生地の幅方向の一端部側がめくれ上がることを防止するためのめくり上がり防止手段を有する食品生地の巻き上げ装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の食品生地の巻き上げ装置において、前記食品生地の搬送方向における前記中心部巻き上げ手段の下流側で前記中心部巻き上げ手段で巻き上げられた発酵生地がばらけることを防止するためのばらけ防止手段を有する食品生地の巻き上げ装置である。
本発明によれば、食品生地を巻き上げる際この食品生地の巻き芯の部位に空洞が発生することを回避することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態に係る食品生地の巻き上げ装置1の概略構成を示す斜視図であり、図2は、図1におけるII矢視を示す図である。
食品生地の巻き上げ装置(以下、単に「巻き上げ装置」という場合がある。)1は、帯状の食品生地(たとば、水、小麦粉、イースト等をミキシングすることにより生成された発酵生地)F1を巻き上げる装置であり、発酵生地F1を搬送するための搬送手段3を備えている。
搬送手段3は、たとえば平ベルトを用いたベルトコンベヤ5で構成されており、水平方向に展伸したベルトコンベヤ5の上面に、厚さ方向が上下方向になるように発酵生地F1を載置し、発酵生地F1を搬送するように構成されている。
また、巻き上げ装置1には、ローラ(いわゆるサイドワインダー)7と中心部巻き上げ手段9とが設けられている。ローラ7は、ベルトコンベヤ5で搬送されている帯状の発酵生地F1を、この幅方向の一端部から他端部に向かい、渦巻き状であって円柱状に巻き上げるものであり(図2参照)、中心部巻き上げ手段9は、ベルトコンベヤ5による発酵生地F1の搬送方向におけるローラ7の上流側で、ローラ7による巻き上げに先立って、発酵生地F1の小径な中心部を巻き上げる手段である。
なお、中心部巻き上げ手段9による巻き上げは、発酵生地F1の幅方向の一端部からこの一端部の近傍にかけての部位を、発酵生地F1以外の部材で構成された巻き芯(たとえば巻き上げ装置1の構成部材である巻き芯)を用いることなく行なわれる。
中心部巻き上げ手段9は、中心部巻き上げ部材11を備えて構成されている。中心部巻き上げ部材11は、ベルトコンベヤ5のベルト上面(発酵生地F1の搬送面)に対して傾斜している傾斜面13を備えており、この傾斜面13は、ベルトコンベヤ5のベルト上面との距離が、発酵生地F1の幅方向の一端部から他端部に向かうにしたがって大きくなっている。
また、中心部巻き上げ手段9は、中心部巻き上げ部材11の傾斜面13を用いて、前記発酵生地F1の中心部を巻き上げるように構成されている。すなわち、ベルトコンベヤ5のベルト上面と傾斜面13との間に形成されるクサビ状の隙間部位SP1に発酵生地F1を挟み込んで、発酵生地F1の中心部を巻き上げるようになっている。
また、中心部巻き上げ部材11が、発酵生地F1の幅方向の一端部から発酵生地F1の幅方向の他端部に向かう水平方向(図1の矢印AR1)の方向に移動するときに、発酵生地F1の中心部の巻き上げを行なうようになっている。
換言すれば、中心部巻き上げ部材11の傾斜面13とベルトコンベヤ5の上面とで構成され発酵生地F1の幅方向の他端部側に開口しているクサビ状の隙間部位SP1が、発酵生地F1の幅方向の一端部から他端部に向かう方向に移動するときに、発酵生地F1の中心部の巻き上げを行なうようになっている。
なお、前記巻き上げをする際における中心部巻き上げ部材11の移動方向は、発酵生地F1の幅方向の一端部から発酵生地F1の幅方向の他端部に向かう方向(発酵生地F1の搬送方向と直交している方向)と完全に一致している必要なく、発酵生地F1の幅方向の一端部から発酵生地F1の幅方向の他端部に向かう方向の成分を含んだ方向であればよい。
ベルトコンベヤ5で発酵生地F1を搬送しつつ、発酵生地F1の中心部を巻き上げるようにしてあるが、発酵生地F1の中心部を巻き上げる際、ベルトコンベヤ5による発酵生地F1の搬送を一時的に止めてもよい。
中心部巻き上げ部材11が、発酵生地F1の幅方向の他端部から発酵生地F1の幅方向の一端部に向かう水平方向(図1の矢印AR3)の方向に移動するときには、中心部巻き上げ部材11を上方に移動して、発酵生地F1から離反させて移動するようになっている。
また、巻き上げ装置1には、ベルトコンベヤ5で搬送されている発酵生地F1の幅方向の一端部を検出する端部検出手段15が設けられている。
そして、中心部巻き上げ部材11は、図示しない制御装置の制御の下、発酵生地F1の中心部を巻き上げるために、端部検出手段15で発酵生地F1の幅方向の一端部を検出してから所定の距離だけもしくは所定の時間だけ、図示しないアクチュエータにより、発酵生地F1の幅方向の一端部から発酵生地F1の幅方向の他端部に向かう方向に移動するようになっている。
また、巻き上げ装置1には、めくり上がり防止手段17が設けられている。このめくり上がり防止手段17は、発酵生地F1の搬送方向における前記中心部巻き上げ手段9の上流側で発酵生地F1の幅方向の一端部側が、中心部巻き上げ手段9による発酵生地F1の巻き上げの影響等によってめくれ上がることを防止するために設けられている。
めくり上がり防止手段17は、中心部巻き上げ手段9を構成している中心部巻き上げ部材11の上流側に設けられた円柱状の回転ローラ19で、発酵生地F1の一端部側のめくり上がりを防止するようになっている。
また、巻き上げ装置1には、ばらけ防止手段18が設けられている。このばらけ防止手段18は、発酵生地F1の搬送方向における中心部巻き上げ手段9の下流側であってローラ7の上流側で中心部巻き上げ手段9で巻き上げられた発酵生地F1がばらけることを防止するために設けられている。
ばらけ防止手段18は、ベルトコンベヤ5と中心部巻き上げ手段9を構成している中心部巻き上げ部材11の下流側に設けられた円柱状の回転ローラ21とで、発酵生地F1の一端部側(中心部巻き上げ手段9で巻き上げられた発酵生地F1)を挟み込み、発酵生地F1をベルトコンベヤ5の上面に押圧し、巻き上げられた発酵生地F1の中心部がばらけることを防止するようになっている。
なお、前述した例では、めくり上がり防止手段17とばらけ防止手段18とが設けられているが、いずれか一方の手段を省略してもよいし、両方の手段を省略してもよい。
発酵生地F1の搬送方向におけるローラ7の下流側には、巻き上げられた発酵生地F1を所定の長さに切断する切断手段23が設けられている。
食品生地の巻き上げ装置1についてさらに詳しく説明する。
図3は、巻き上げ装置1における中心部巻き上げ手段9の具体的構成を示す平面図であり図1におけるIII矢視を示す図である。
図4は、図3におけるIV矢視を示す図である。
図5は、図4におけるV矢視を示す図であり、中心部巻き上げ手段9のより具体的な構成を示す平面図である。
図6は、図4におけるVI矢視を示す図である。
巻き上げ装置1は、基台25を備え、ベルトコンベヤ5は、基台25に設けられている。ベルトコンベヤ5は、図示しないモータ等のアクチュエータにより平ベルトを移動して発酵生地F1を搬送するようになっている。
ローラ7は、図1に示すように、円柱状に形成され、ベルトコンベヤ(搬送コンベヤ)5で搬送されている帯状の発酵生地F1を、この幅方向の一端部から他端部に向かって巻き上げ、渦巻き状であって円柱状の発酵生地F1を形成するものである。
また、ローラ7は、発酵生地F1の幅方向の一端部側で基台25に設けられている。さらに、ローラ7は、ベルトコンベヤ5の上側で、ベルトコンベヤ5から僅かに離れて設けられており、モータ等のアクチュエータ(図示せず)で一方向(図2参照)に回転するようになっている。
ローラ7の回転中心軸は、水平な方向であって、平面視において搬送方向に対して小さい角度で交差する方向に延伸している。また、ローラ7の上流側の部位は、発酵生地F1の幅方向で発酵生地F1の一端部側よりも僅かに外側に位置し、ローラ7下流側の部位は、発酵生地F1の幅方向で発酵生地F1の他端部近傍に位置している。
基台25の上側の部位であって、中部巻き上げ手段9が設けられている部位には、基台25を跨ぐようにしてベース部材27が基台25に一体的に設けられている(図4参照)。
ベース部材27には、リニアガイド部材29を介して、移動部材31が直線的に移動自在に設けられている。移動部材31は、コンベヤ5の上側でベース部材27から離れて設けられている。
移動部材31の移動方向は、図3に示すように、水平方向であって発酵生地F1の搬送方向に対して直角に近い角度で交差する方向である。また、平面視において、移動部材31が発酵生地F1の一端部側に位置しているときには、移動部材31は発酵生地F1の搬送方向の下流側に位置し、移動部材31が発酵生地F1の他端部側に位置しているときには、移動部材31は発酵生地F1の搬送方向の上流側に位置するようになっている。
また、移動部材31は、ベース部材27に回転自在に設けられた各プーリ(たとえば、歯付プーリ)33、35に張設されたベルト(たとえば、歯付ベルト)37に接続固定されており、プーリ33がサーボモータ等のアクチュエータで回転することにより、前述した方向に移動し位置決めされるようになっている。
移動部材31の下側であってコンベヤ5の上側には、中心部巻き上げ部材11を支持するための中心部巻き上げ部材支持部材39が、移動部材31から離れて設けられている。中心部巻き上げ部材支持部材39は、円柱状に形成され、ブラケットやベアリングを介して移動部材31に回動自在に設けられている。中心部巻き上げ部材支持部材39はこの中心軸を回動中心にして回動自在に設けられている。また、中心部巻き上げ部材支持部材39の回動中心軸は、平面視において、移動部材31の移動方向に対してほぼ直交する方向に延伸している。
中心部巻き上げ部材11は、薄く長い長方形状の部材を、長手方向の中間部で折り曲げた形状に形成されており、中心部巻き上げ部材11の上端部側が中心部巻き上げ部材支持部材39に回動自在に係合している。また、中心部巻き上げ部材11の下側が、斜め下方に延びている。そして、中心部巻き上げ部材11の下側の部位で傾斜面13が形成されていると共に、傾斜面13とベルトコンベヤ5の上面とで、クサビ状の隙間部位SP1が形成されている。
また、中心部巻き上げ部材11は、複数箇所で折り曲げられており、中心部巻き上げ部材支持部材39に取り付けられた際、中心部巻き上げ部材11の傾斜が徐々にきつくなるようになっている。
下端近傍の傾斜面13を延長した面とベルトコンベヤ5の上面とが交差することによって生じる交差線は、平面視において移動部材31移動方向とほぼ直交する方向に延伸している。
また、中心部巻き上げ部材11は、中心部巻き上げ部材支持部材39の回動中心軸の延伸方向に並んで、複数個(たとえば4個)設けられている。各中心部巻き上げ部材11は、中心部巻き上げ部材支持部材39に対して、それぞれが独立して回動するようになっている。したがって、それぞれの中心部巻き上げ部材11が、発酵生地F1の巻き上げ状態(巻き上げ径)に応じて回動し、発酵生地F1の中心部を的確に巻き上げることができるようになっている。
また、中心部巻き上げ部材支持部材39の一端部側には、図4に示すように、レバー41が設けられている。レバー41はこの下端部で中心部巻き上げ部材支持部材39に一体的に設けられている。レバー41の上部側は、ディが移動部材31に支持されている空気圧シリンダ(アクチュエータの例であるシリンダ)43の出力軸45が係合してり、空気圧シリンダ43の出力軸45が出入りすることにより、中心部巻き上げ部材支持部材39が所定の角度回動するようになっている。
中心部巻き上げ部材支持部材39の一端部側には、ストッパー46が設けられている。ストッパー46はこの上端部で中心部巻き上げ部材支持部材39一体的に設けられている。中心部巻き上げ部材支持部材39が回動することにより、ストッパー46の下部側が、中心部巻き上げ部材11に当接しまたは中心部巻き上げ部材11から離れるようになっている。
そして、シリンダ43の出力軸45が引っ込んだ状態では、中心部巻き上げ部材11とストッパー46とが離れ、重力で中心部巻き上げ部材11が下方向に回動し、発酵生地F1の中心部を巻き上げるためのクサビ状の隙間部位SP1が形成され、出力軸45が突出した状態では、ストッパー46が、中心部巻き上げ部材11を上方向に回動し、中心部巻き上げ部材11がベルトコンベヤ5から離れ、中心部巻き上げ部材11が発酵生地F1に接触しないようになっている。
移動部材31の位置は、ストロークの両端部に設けられた各リミットスイッチLS1、LS2やエンコーダ(図示せず)によりに検出されるようになっている。
ところで、ベース部材27は、上側部材47と、下側部材49とで構成されており(図4参照)、上側部材47は、基台25に一体的に設けられている。上側部材47には、たとえば円弧状の2つの貫通孔47A、47Bが設けられており、各貫通孔47A、47Bを通過するボルト等の締結具を用いて締め付けることにより、下側部材49が上側部材47に固定されるようになっている。前記締結具を緩めたときに、上側部材47に対して下側部材49が回動できるようになっている。すなわち、角度変更手段が構成されており、中心部巻き上げ部材11(移動部材31)の移動方向(発酵生地F1搬送の方向に対する交差角度)を調整することができるようになっている。
なお、リニアガイド部材29、移動部材31、プーリ33、35等は、下側部材49に支持されている。
移動部材31には、発酵生地F1の一端部を検出するために設けられた端部検出手段15の例である端部検出センサーSE1が一体的に設けられており、下側部材49には、ベルトコンベヤ5の上に発酵生地F1が存在しているか否かを検出するための検出手段の例である有無検出センサーSE2が一体的に設けられている。なお、移動部材31の位置にかかわらず、有無検出センサーSE2は、端部検出センサーSE1よりも常に上流側(発酵生地F1の搬送方向の上流側)に位置している。また、有無検出センサーSE2は、中心部巻き上げ部材11の上流側に設けられている。
下側部材49には、めくり上がり防止手段17を構成している円柱状の回転ローラ19が回転自在に設けられている。回転ローラ19の長手方向の両端部からは、細い棒状の支持部材51が延出している。下側部材49に一体的に設けられたブラケット53に設けられている切り欠き53Aに、この上方から支持部材51が入り込むことにより、回転ローラ19が下側部材49に支持されている(図6参照)。
なお、発酵生地F1がベルトコンベヤ5で搬送されている通常の状態においては、搬送されている発酵生地F1と回転ローラ19との間には僅かな隙間があいている。ベルトコンベヤ5で搬送されている発酵生地F1の一端部側が、中心部巻き上げ手段9による発酵生地F1の巻き上げの影響等でめくれ上がり始めたときに、このめくり上がり始めた発酵生地F1が回転ローラ19に接触し、回転ローラ19の自重により、発酵生地F1が下方に押され、めくり上がりを防ぐようになっている。
平面視において、回転ローラ19の回転中心軸は、発酵生地F1の搬送方向の上流側で、移動部材31の移動方向に平行な方向に延伸している(図3参照)。なお、回転ローラ19をモータ等のアクチュエータで強制的に回転させるようにし、前記通常の状態において、回転ローラ19が搬送されている発酵生地F1に接触して、ベルトコンベヤ5と協働し発酵生地F1を挟み込むようにしてもよい。
また、基台25には、ばらけ防止手段18を構成しているローラ21が回動自在に設けられている。このローラ21は、ベルトコンベヤ5から駆動力を得て回転するようになっている。
より、詳しく説明すると、ローラ21は、ベルトコンベヤ5のベルトに当接して回転するローラ55とベルト57等の動力伝達部材を介して接続されており、ベルトコンベヤ5のベルトが移動することによりローラ55が回転するとローラ21が回転するようになっている。なお、各ローラ55、21は、支持機構59によって基台25に支持されていると共に、ネジ等の調整部材61を操作することによって、ローラ21とベルトコンベヤ5との間の距離を調整することができるようになっている。そして、ローラ21により、発酵生地F1が変形しない程度の力で押圧されるようになっている。
長手方向切断手段23は、たとえば、図示しないアクチュエータで上下動するカッター63(図1参照)を用いて、巻き上げられた発酵生地F1を所定の長さに切断するようになっている。なお、長手方向切断手段23によって、発酵生地F1を切断する際、コンベヤ5による発酵生地F1の搬送を一時的に止めてもよいし、切断が極めて短時間で終了するなら、コンベヤ5による発酵生地F1の搬送を止める必要はない。
次に、巻き上げ装置1の動作を説明する。
図7は、巻き上げ装置1の中心部巻き上げ部材11の動きを示す図であり、図1におけるVII矢視図である。
図8は、巻き上げ装置1の動作を示すフローチャートである。
巻き上げ装置1は、図示しない制御装置の制御の下、各センサーからの信号等を入力し、前記各アクチュエータを適宜作動するようになっていると共に、中心部巻き上げ部材11は上昇して発酵生地F1の外側(図3で左側)に位置しているものとする。
まず、ステップS2において、ベルトコンベヤ5の上流側に帯状の発酵生地F1を載置し、ベルトコンベヤ5を駆動し発酵生地F1の搬送を開始し、有無検出センサーSE2が発酵生地F1を検出したか否かを判断し、発酵生地F1を検出した場合には、ステップS3で、中心部巻き上げ部材11が下降し(空気圧シリンダ43の出力軸45を引っ込め)、中心部巻き上げ部材11が、発酵生地F1の中心部を巻き上げる方向(図1の矢印AR1の方向;図3の右方向)へ移動し始める(図7(a)参照)。
ステップS4において、端部検出センサーSE1が、発酵生地F1の端部を検出したら、ステップS5において、この検出した時刻からたとえば0.5秒間だけ、中心部巻き上げ部材11を右方向(図3の右方向)に移動し、中心部巻き上げ部材11の傾斜面13で発酵生地F1の中心部を巻き上げる(図7(b)、(c)参照)。
続いて、ステップS6において、中心部巻き上げ部材11の移動を停止し、中心部巻き上げ部材11が上昇し(空気圧シリンダ43の出力軸45を突出させ)、ステップS7で、中心部巻き上げ部材11の左方向(図1の矢印AR3の方向)への移動を開始する(図7(d)参照)。
ステップS8において、端部検出センサーSE1が発酵生地F1を検出しているか否かを判断し、発酵生地F1を検出しなくなった場合には、ステップS9において、この検出した時刻からたとえば0.5秒間だけ、中心部巻き上げ部材11を左方向(図1の矢印AR3の方向;図3の左方向)に移動し、ステップS10で中心部巻き上げ部材11の移動を停止する。
なお、移動部材31の左右への移動において、各リミットスイッチLS1、LS2で移動部材31の移動を検知した場合には、この検知結果を優先して使用するものとする。
また、前述したステップS3〜ステップS10の動作は、ベルトコンベヤ5で発酵生地F1を一定の速度で搬送し続けているときに実行される。このときのベルトコンベヤ5の搬送速度と、前述したステップS3〜ステップS10の動作の速度との関係は、前述したステップS3〜ステップS10の動作がたとえば2回行なわれる時間に、ベルトコンベヤ5が、発酵生地F1を、各中心部巻き上げ部材11における上流側の端部と下流側の端部との間の距離だけ搬送する関係になっている。
したがって、発酵生地F1の中心部は、中心部巻き上げ部材11により2回ほど巻き上げられるようになっている。なお、前記2回の回数が、1.5回や3回等、1回以上であってもよい。
続いて、ステップS11で、有無検出センサーSE2が発酵生地F1を検出しているか否かを判断し、検出している場合には、ステップS3に戻り動作を続行する。非検出の場合には、ステップS12において所定の処理を実行し、この後動作を終了する。
ここで、ステップS12における所定の処理について説明する。
まず、食品生地の巻き上げ装置1の制御装置のカウンターの値を初期設定する(n=0に設定する。「n」は、中心部巻き上げ部材11の往復回数を示す。)。
前述したステップS3〜ステップS10の動作を行ない、カウンターの値を「n+1→n」にし、カウンターnの値が所定の値k(たとえば、「2」または「3」)と等しいか否かを判断する。
カウンターnの値が所定の値kと等しくない場合には、前述したステップS3〜ステップS10の動作を再び行ない、カウンターの値を「n+1→n」にする。一方、カウンターnの値が所定の値k(たとえば、「2」または「3」)と等しい場合には、移動部材31を図4の左端まで移動し(リミットスイッチLS1で移動部材が停止する位置まで移動し)、カウンターnの値を「0」にし、巻き上げ装置1の動作を終了する。
なお、前述の各ステップにおける、移動部材31の左右の移動において、各リミットスイッチLS1、LS2が移動部材31の移動を検知した場合には、この検知結果を優先して使用する。
また、前述したステップS12の所定の動作を実行する理由は、発酵生地F1の長手方向の終端においても、発酵生地F1を巻き上げることができるようにするためである。
すなわち、センサーSE2で発酵生地F1を検知しなくなったときにおいても、中心部巻き上げ部材11のところに発酵生地F1が残っており、この残っている発酵生地F1の中心部を巻き上げることができるようにするためである。
また、中心部巻き上げ部材11で中心部を巻き上げられた発酵生地F1は、幅方向の一端部から他端部に向かってローラ7によりさらに渦巻状で円柱状になるまで巻き上げられた後、切断手段23で所定の長さに切断される。
巻き上げ装置1によれば、ローラ7による巻き上げに先立って、発酵生地F1の中心部を巻き上げる中心部巻き上げ手段9を備えているので、発酵生地F1を巻き上げる際この発酵生地F1の中心部(巻き芯の部位)に空洞が発生することを回避することができる。
したがって、巻き上げられた発酵生地F1を焼き上げる等することによってワンローフブレッド等製品を製造した際、前記ワンローフブレッドの中心部に空洞が発生することを回避でき、製品の品質を向上させることができる。
また、巻き上げ装置1によれば、ベルトコンベヤ5の平ベルトの上面と中心部巻き上げ部材11の傾斜面13とで発酵生地F1の中心部を巻き上げているので、簡素な構成で中心部に空洞が発生しにくい発酵生地F1の巻き上げを行なうことができる。
また、巻き上げ装置1によれば、発酵生地F1の幅方向の一端部から他端部に向かう方向に中心部巻き上げ部材11を移動して発酵生地F1の中心を巻き上げている。すなわち、中心部巻き上げ部材11の傾斜面13とベルトコンベヤ5の上面とにより形成されたクサビ状の隙間部位が、この開口部側を前にして発酵生地F1を巻き上げる方向に移動し、発酵生地F1の中心を巻き上げているので、発酵生地F1の中心部に空洞が発生しないように、発酵生地F1の中心部を確実に巻き上げることができる。
さらに、巻き上げ装置1によれば、発酵生地F1の幅方向の他端部から一端部に向かう方向に移動するときには、中心部巻き上げ部材11を発酵生地F1から離反させて移動しているので、一旦巻き上げられた発酵生地F1の形態が崩れることを防止することができ、発酵生地F1の中心部を正しい形状に巻き上げることができる。
また、巻き上げ装置1によれば、発酵生地F1の端部を検出手段で検出し、この検出結果に応じて発酵生地F1の中心部位を所定の量だけ巻き上げているので、発酵生地F1の端部が曲線状にうねる等により発酵生地F1の端部の位置が変化していても、発酵生地F1の中心部を均一に巻き上げることができる。
また、巻き上げ装置1によれば、めくり上がり防止手段17によって、発酵生地F1のめくり上がりを防止し、ばらけ防止手段18によって発酵生地F1の中心部がばらけることを防止しているので、中心部巻き上げ手段9による発酵生地F1の巻き上げをする際、発酵生地F1の中心部を正確にまた均質に巻き上げることができる。
さらに、巻き上げ装置1によれば、中心部巻き上げ部材11が複数設けられているので、たとえば、発酵生地F1の厚さが不均一であっても、各中心部巻き上げ部材11が発酵生地F1の各部位の厚さに対応して回動し、発酵生地F1の中心部を発酵生地F1の長さ方向にわたって確実に巻き上げることができる。
また、中心部巻き上げ部材11により発酵生地F1の中心部が巻き上げられるが、このとき、巻き上げの始まりと巻き上げにより中心部形成された後とでは、当然に太さ(外径)が異なる。このような場合、中心部巻き上げ部材11が複数個独立し回動するように設けられているので、発酵生地F1の中心部の太さが徐々に太くなっても、中心部巻き上げ部材11のそれぞれが的確に発酵生地F1に接触し、発酵生地F1の中心部における適切な巻き上げが行なわれる。
なお、巻き上げ装置1において、センサーSE1等を省略してもよい。すなわち、たとえば一定幅の発酵生地F1が搬送されている場合には、発酵生地F1の端部を検知するセンサーSE1を用いることなく、中心部巻き上げ部材11の左右の停止位置をリミットスイッチやエンコーダやタイマーを用いて予め設定しおいて、発酵生地F1の中心部を巻き上げるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る食品生地の巻き上げ装置の概略構成を示す斜視図である。 図1におけるII矢視を示す図である。 巻き上げ装置における中心部巻き上げ手段の具体的構成を示す平面図であり、図1におけるIII矢視を示す図である。 図3におけるIV矢視を示す図である。 図4におけるV矢視を示す図であり、中心部巻き上げ手段のより具体的構成を示す平面図である。 図4におけるVI矢視を示す図である。 巻き上げ装置の中心部巻き上げ部材の動きを示す図であり、図1におけるVII矢視図である。 巻き上げ装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 巻き上げ装置
3 搬送手段
5 ベルトコンベヤ
7 ローラ
9 中心部巻き上げ手段
11 中心部巻き上げ部材
13 傾斜面
15 端部検出手段
17 めくり上がり防止手段
18 ばらけ防止手段

Claims (4)

  1. 帯状の食品生地を巻き上げる食品生地の巻き上げ装置において、
    前記食品生地を、この長手方向に搬送する搬送手段と;
    前記搬送手段で搬送されている食品生地を、この幅方向の一端部から他端部に向かって巻き上げるローラと;
    前記ローラによる巻き上げに先立って、前記食品生地の中心部を巻き上げる中心部巻き上げ手段と;
    を有し、前記搬送手段は、上面が水平方向に展伸している平ベルトで構成されたベルトコンベヤで構成されており、
    前記中心部巻き上げ手段は、前記ベルトコンベヤの平ベルトの上面に対して傾斜している傾斜面を備えた中心部巻き上げ部材の前記傾斜面を用いて、前記食品生地の中心部を巻き上げるように構成されており、
    前記中心部巻き上げ手段は、前記中心部巻き上げ部材を、前記食品生地の幅方向の前記一端部から前記食品生地の幅方向の他端部に向かう方向に移動するときに、前記食品生地の巻き上げを行なうように構成されていると共に、前記食品生地の幅方向の前記他端部から前記食品生地の幅方向の前記一端部に向かう方向に移動するときには、前記中心部巻き上げ部材を前記食品生地から離反させて移動するように構成されていることを特徴とする食品生地の巻き上げ装置。
  2. 請求項1に記載の食品生地の巻き上げ装置において、
    前記搬送手段で搬送されている食品生地の幅方向の一端部を検出する端部検出手段を備え、
    前記中心部巻き上げ部材は、前記食品生地を巻き上げるために、前記端部検出手段で前記食品生地の幅方向の一端部を検出してから所定の距離だけもしくは所定の時間だけ、前記食品生地の幅方向の前記一端部から前記食品生地の幅方向の他端部に向かう方向に移動するように構成されていることを特徴とする食品生地の巻き上げ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の食品生地の巻き上げ装置において、
    前記食品生地の搬送方向における前記中心部巻き上げ手段の上流側で前記食品生地の幅方向の一端部側がめくれ上がることを防止するためのめくり上がり防止手段を有することを特徴とする食品生地の巻き上げ装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の食品生地の巻き上げ装置において、
    前記食品生地の搬送方向における前記中心部巻き上げ手段の下流側で前記中心部巻き上げ手段で巻き上げられた発酵生地がばらけることを防止するためのばらけ防止手段を有することを特徴とする食品生地の巻き上げ装置。
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