JP4402613B2 - プラント異常監視システム及びプラント異常監視方法 - Google Patents

プラント異常監視システム及びプラント異常監視方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラントの異常を監視するシステム及びその監視方法に関する。
プラントが正常に運転しているか否かの監視は、そのプラントの運転状態を示す状態量、即ち温度や圧力等の値に基づいて判断されることがある。即ち、異常状態においては、状態量や状態量の挙動が正常時とは異なることを利用したものである。しかしながら、異常状態が状態量や状態量の挙動に与える影響は、その異常状態の種類により様々である。また、その状態量や状態量の挙動は多くの場合に数値で表される。よって、プラント監視者は数値で表された状態量や状態量の挙動から異常状態と正常状態との判別を行なければならず、異常状態の発見が遅れたり、誤った判別を行なう可能性があった。従って、正常状態と異常状態との判別をより容易に、且つ、正確に判断できる技術の提供が望まれていた。
上記と関連して、特許文献1は、信号の非対称度及び/又は尖り度合いを用いて信号の弁別を行なう信号弁別装置が開示されている。即ち、特許文献1は、弁別対象からの信号を取り込む入力手段と、当該信号の特徴量を抽出する抽出手段と、当該特徴量から当該弁別対象の状態を判断する判断手段とを備える信号弁別装置において、当該信号の特徴量として、当該信号の非対称度を用いることを特徴とする信号弁別装置が開示されている。
特開2002−333460号 公報
本発明の目的は、異常状態と正常状態とを正確に判別する方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、異常状態と正常状態とを正確、且つ、容易に判別する方法を提供することにある。
以下に、[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決する為の手段を説明する。これらの番号・符号は[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにする為に付加されている。但し、付加された番号・符号は[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明に係るプラント異常監視システム(10)は、
プラント(90)の運転状態を示す状態量を検出し、その状態量を時系列的にデータベース(40)に格納する検出部(20)と、
データベース(40)にアクセス可能な特徴量抽出部(30)と
を備え、
特徴量抽出部(30)は、複数の時刻T(i)の各々において、その各々の時刻T(i)までの所定の期間内に得られた連続するその状態量に基いて特徴量群を生成し、
その特徴量群をその複数の時刻T(i)の各々について出力する。
その特徴量群が時刻に対してどのように変動しているかを出力することで、プラントの状態を示す状態量の時刻に対する変動が識別しやすくなる。即ち、プラントが異常状態であるか正常に運転されているかを容易に判別することができる。
本発明に係るプラント異常監視システム(10)において、
その特徴量群は、尖度、又は歪度を含む。
尖度、又は歪度をその特徴量として用いる事で、プラント(90)の運転状態を、更に正確に判別できる。
本発明に係るプラント異常監視システム(10)は、
更に、
表示装置(60)と、
表示装置制御部(50)と、
を備え、
表示装置制御部(50)は、表示装置(60)が、出力されたその特徴量群のうちの2種又は3種と時刻Tとの関係を、その特徴量群の各々を座標軸とした二次元座標又は仮想的三次元座標空間上に、時刻Tをパラメータとした軌跡データとして表示するように、表示装置(60)を制御する。
表示装置(60)に特徴量時間変化を表示することで、監視者がプラント(90)の運転状態を視覚的に把握しやすくなり、監視が容易となる。
本発明に係るプラント異常監視システム(10)は
更に、
健全性評価部(70)
を備え、
健全性評価部(70)は、その特徴量抽出部(30)により出力された特徴量群と時刻Tとの関係に基いてその状態量の推移を評価する。
プラント(90)の運転状態を健全評価部(70)により評価させることで、異常を自動的に検知することができる。よって、監視者は常時監視を行なう必要が無く、監視が容易となる。
本発明に係るプラント異常監視システム(10)において、
その特徴量群は尖度及び歪度を含み、
健全性評価部(70)は、時刻T(i-j)から時刻T(i)の間に生成されたその尖度の全てが負の値であり、且つ、その歪度の全てが予め定められた閾値の範囲内の値である場合に、その状態量が増加又は減少していると判断する。
これにより、状態量が増加傾向又は減少傾向となるような異常状態を自動的に検出できる。
本発明に係るプラント異常監視システム(10)において、
その特徴量群は尖度及び歪度を含み、
健全性評価部(70)は、
その尖度及び歪度が共に予め定められた閾値の範囲外である値を示した後に、歪度が減少し続け、尖度は減少し続けた後に増加し続ける挙動を示した場合、
又は、
その尖度及び歪度が共に予め定められた閾値の範囲外である値を示した後に、歪度が増加し続け、尖度は減少し続けた後に増加し続ける挙動を示した場合、
において、その状態量が突然変化したと判断する。
これにより、状態量がある時刻において突然増加、又は減少するような異常状態を自動的に検出できる。
本発明に係るプラント異常監視システム(10)は、
更に、
抽出条件決定部(80)
を備え、
抽出条件決定部(80)は、データベース(40)に格納されたその状態量と時刻Tとの関係に基づいて、特徴量抽出部(30)がその特徴量を生成する為の条件を決定する。
抽出条件決定部(80)により、特徴量を生成するための条件を決定することで、異常状態を更に正確に判別することができる。
本発明に係るプラント異常監視システム(10)は、
更に、
送信部(100)
を備え、
検出部(20)によって検出されたその状態量は、送信部(100)を介して、遠隔地に設けられた特徴量抽出部(30)及びデータベース(40)へ送信される。
これにより、プラント(90)の遠隔地において異常状態の判別を行なうことができる。また、複数のプラント(90)の監視を一つの場所において行なうことができる。
本発明に係るプラント異常監視方法は、
プラント(90)の運転状態を示す状態量を検出し、その状態量を時系列的にデータベースに格納する検出部(20)を与えるステップと、
データベース(40)にアクセス可能な特徴量抽出部(30)を与えるステップと、
特徴量抽出部(30)が、複数の時刻T(i)の各々において、その各々の時刻T(i)までの所定の期間内に得られた連続するその状態量に基いて特徴量群を生成するステップと、
特徴量抽出部(30)が、その特徴量群をその複数の時刻T(i)の各々について出力するステップと、
を備える。
本発明に係るプラント異常監視方法において、
その特徴量群は、尖度、又は歪度を含む。
本発明に係るプラント異常監視方法は、
表示装置(60)を与えるステップと、
表示装置制御部(50)を与えるステップと、
表示装置制御部(50)が、出力されたその特徴量群のうちの2種の関係を、2種類のその特徴量のうちの一方を第1座標軸とし、他方を第2座標軸とした二次元座標上に、時刻Tをパラメータとした軌跡データとして表示するように表示装置(60)を制御するステップと、
備える。
本発明に係るプラント異常監視方法は、
表示装置(60)を与えるステップと、
表示装置制御部(50)を与えるステップと、
表示装置制御部(50)が、出力されたその特徴量群のうちの3種の間の関係を、第1座標軸、第2座標軸、及び第3座標軸の各々が3種類のその特徴量の各々である仮想的3次元座標上に、時刻Tをパラメータとした軌跡データとして表示するように、表示装置(60)を制御するステップと、
備える。
本発明に係るプラント異常監視方法は、
更に、
健全性評価部(70)を与えるステップと、
健全性評価部(70)が、特徴量抽出部(30)により出力された特徴量群と時刻Tとの関係に基づいてプラント(90)が正常に運転されているか否かを判断する健全性評価ステップと、
を備える。
本発明に係るプラント異常監視方法において、
その特徴量群は尖度及び歪度であり、
その健全性評価ステップは、健全性評価部(70)が、時刻T(i-j)から時刻T(i)の間の複数の時刻において、その尖度の全てが負の値であり、且つ、その歪度の全てが予め定められた閾値内の値である場合に、その状態量が増加又は減少していると判断するステップを含む。
本発明に係るプラント異常監視方法において、
その特徴量群は尖度及び歪度であり、
その健全性評価ステップは、
健全性評価部(70)が、
その尖度及び歪度が共に予め定められた閾値の範囲外である値を示した後に、時間の経過と共にその歪度が減少し続け、その尖度が一定期間の間に減少し続けた後に増加し続ける挙動を示した場合、
又は、
その尖度及び歪度が共に予め定められた閾値の範囲外である値を示した後に、時間の経過と共にその歪度が増加し続け、その尖度が一定期間の間に減少し続けた後に増加し続ける挙動を示した場合、
において、その状態量が突然変化したと判断するステップ
を含む。
本発明に係るプラント異常監視方法は、
更に、
抽出条件決定部(80)を与えるステップと、
抽出条件決定部(80)が、その状態量と時刻Tとの関係に基づいて、特徴量抽出部(30)がその特徴量を生成する為の条件を決定するステップと、
を備える。
本発明に係るプラント異常監視方法は、
更に、
送信部(100)を与えるステップと、
検出部(20)によって検出されたその状態量が、送信部(100)を介して、遠隔地に設けられた特徴量抽出部(30)及びデータベース(40)へ送信されるステップと、
を備える。
本発明によれば、異常状態と正常状態とを正確に判別する方法が提供される。
本発明によれば、更に、異常状態と正常状態とを正確に、且つ、容易に判別する方法が提供される。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、以下に図面を参照して説明する。
(構成)
図1は本実施の形態に係るプラント異常監視システム10の概略構成図である。プラント異常監視システム10は、検出部20、特徴量抽出部30、データベース40、表示装置制御部50、表示装置60、健全性評価部70、送信部100、及び抽出条件決定部80を備えている。検出部20と送信部100とは、プラント90の近くに設けられており、その他の構成部分とは遠隔の場所に設けれている。特徴量抽出部30、健全性評価部70、及び抽出条件決定部80はコンピュータによって実行可能なプログラムであり、メモリ等の記憶装置(図示せず)に格納されている。以下に本実施の形態の構成について詳述する。尚、本明細書においては、必要に応じて、時刻T(a)における状態量や特徴量を状態量(a)や特徴量(a)のように( )を用いて区別する場合がある。
検出部20は、プラント90の状態を示す状態量を検出する機能を実現する。検出部20が検出する状態量は1種類である。プラント90は、例えばガスタービン発電プラントであり、その状態量は、プラント90の状態を表すものであれば特に制限はない。その状態量としては、例えば、温度である。検出部20は検出した状態量を送信部100を介して特徴量抽出部30又はデータベース40へ送信する機能を実現する。
図2は、データベース40の概念図を示している。データベース40は記憶装置に格納されている。データベース40は、時刻Tにおいて検出部20により検出され、送信部100を介して送信された状態量を、時刻Tと対応付けて格納している。
特徴量抽出部30は、時刻T(i)において、データベース40を参照して、時刻T(i)までの所定の期間内に得られた連続する状態量の頻度分布から、尖度(i)と歪度(i)とを生成する機能を実現する。尚、時刻T(i)は複数の時刻である。つまり、複数の時刻T(i)の各々の時刻において、尖度(i)及び歪度(i)が生成される。よって、尖度(i)及び歪度(i)も複数である。ここで、尖度(i)及び歪度(i)の生成は、抽出条件決定部80から送信された条件に従って実行される。特徴量抽出部30は、生成した尖度(i)と歪度(i)との関係を複数の時刻T(i)の各々について出力する機能を実現する。
抽出条件決定部80は、データベース40に格納されたその状態量と時刻Tとの関係に基づいて、特徴量を抽出するための条件を生成する機能を実現する。即ち、抽出条件決定部80は、その所定の期間の長さの決定、及び、状態量の時刻変化に対するフィルタ処理、を行なう。抽出条件決定部80は、更に、生成した条件を特徴量抽出部30に送信する機能を実現する。
健全性評価部70は、特徴量抽出部30により出力された尖度、歪度、及び時刻Tとの関係に基づいて、プラント90が正常状態であるか異常状態であるかの判断を行なう機能を実現する。即ち、健全性評価部70は、尖度、歪度、及び時刻Tとの関係に基づいて、状態量が一定であるか、それとも増加傾向又は減少傾向にあるかとの評価を行なう機能を実現する。健全性評価部70は、更に、判断を行った結果を表示装置制御部50に出力する機能を実現する。
表示装置制御部50は、特徴量抽出部30によって出力された尖度、歪度、及び時刻Tとの関係を、時刻Tをパラメータとし、尖度を縦軸に、歪度を横軸としたときの軌跡データとして表示装置60に表示させるように、表示装置60を制御する機能を実現する。
(動作)
続いて、本実施の形態に係るプラント異常監視システム10の動作について説明する。図3はプラント異常監視システム10の動作を示すフローチャートである。プラント異常監視システム10の動作は、状態量検出ステップ(S10)、状態量格納ステップ(S20)、抽出条件決定ステップ(S30)、特徴量抽出ステップ(S40)、健全性評価ステップ(S50)、及び表示ステップ(S60)を有している。各ステップについて、以下に詳述する。
状態量検出ステップ(S10)
まず検出部20がプラント90の運転状態を示す状態量を検出する。
状態量格納ステップ(S20)
続いて、ステップ(S10)にて検出された状態量が、送信部(100)を介してデータベース40へ送信される。送信された状態量は、時刻Tと対応付けられてデータベース40に格納される。
抽出条件決定ステップ(S30)
続いて、抽出条件決定部80がデータベース40に格納された時刻Tと状態量との関係に基いて、特徴量を抽出する為の条件を生成する。例えば、抽出条件決定部80は特徴量を抽出するにあたって基くべき状態量が検出された期間を決定する。また、必要に応じて、抽出条件決定部80は状態量と時刻Tとの関係にフィルタ処理を行うことを決定する。抽出条件決定部80は、決定した条件を特徴量抽出部へ送信する。
特徴量抽出ステップ(S40)
次に、特徴量抽出部30が、時刻T(i)において、データベース40に格納された時刻T(i)までの所定の期間内に得られた連続する状態量に基いて、その状態量の頻度分布の尖度(i)及び歪度(i)を生成する。即ち、生成された尖度(i)及び歪度(i)は時刻T(i)における尖度及び歪度である。ここで、時刻T(i)までの所定の期間の長さはは、抽出条件決定部80によって決定された期間が適用される。また、抽出条件決定部80によりフィルタ処理を行うことが決定された場合には、検出された状態量と時刻Tとの関係にフィルタ処理が行われ、そのフィルタ処理が行われた後の状態量と時刻Tとの関係に基づいて、尖度及び歪度が生成される。特徴量抽出部30は、生成した尖度(i)と歪度(i)との関係を、複数の時刻T(i)の各々について健全性評価部70及び表示装置制御部50に出力する。
健全性評価ステップ(S50)
次に、健全性評価部70が、特徴量抽出部30によって出力された尖度、歪度、及び時刻Tとの関係に基いて、プラント90の運転状態が正常状態であるかそれとも異常状態であるかを判断する。図4は本実施の形態に係る健全性評価ステップ(S50)の動作の流れを示すフローチャートである。健全性評価ステップ(S50)は、尖度評価ステップ(S51)と、歪度評価ステップ(S52)と、通常出力ステップ(S53)と、異常出力ステップ(S54)とを有している。
まず、尖度評価ステップ(S51)において、時刻T(i-j)から時刻T(i)までの間の複数の時刻における複数の尖度が全て負の値であるかどうかを判定する。その複数の尖度が全て負の値であった場合には、歪度評価ステップ(S52)へ進む。それ以外であった場合、即ち、少なくとも一つの尖度がゼロ以上の値であった場合には通常出力ステップ(S53)へ進み、その旨を示す結果が出力される。
ステップ(S51)において、尖度の全てが負であった場合には、歪度の判定が行われる(歪度評価ステップ(S52))。即ち、健全性評価部70は、時刻T(i-j)から時刻T(i)までの間の複数の時刻における複数の歪度の全てが、予め設定された閾値の範囲内の数値であるかどうかを判定する。なお、その閾値は記憶装置(図示せず)中に格納されている。その複数の歪度の全てがその閾値に収まる値であった場合には、異常出力ステップ(S54)へ進み、検出部20によって検出された状態量が、時間経過とともに増加傾向又は減少傾向にあるという内容を出力する。一方、そうでない場合、即ち、少なくとも一つの歪度が閾値を超える値であった場合には、その内容が出力される(通常出力ステップ(S53))。
即ち、健全性評価ステップ(S50)は、状態量の時間変化において、有意な変化が認められない場合には、尖度及び歪度が共にゼロ付近の値を示し続けることを利用したものである。
表示ステップ(S60)
更に、表示装置制御部50が、特徴量抽出部30から出力された尖度、歪度、及び時刻Tとの対応関係を、尖度が縦軸であり歪度を横軸とした二次元座標上に時刻Tをパラメータとした軌跡データとして、表示装置60に表示されるように、表示装置60を制御する。これにより、時刻T(i)におけるプラント異常監視システム10の一連の処理が完了する。
図5は、データベース40に格納された状態量と時刻Tとの関係をグラフにした図であり、健全性評価ステップ(S50)において、通常出力ステップ(S53)により出力される場合の例である。図6は、そのときに表示装置60に表示される軌跡データを示す図である。図6に示される軌跡データは、尖度が正と負の双方の値を含んでいる。よって、検出器20によって検出された状態量は、時間経過により増加、又は減少する傾向ではないことを示している。
一方、図7は、データベース40に格納された状態量と時刻Tとの関係をグラフにした図であり、健全性評価ステップ(S50)において、異常出力ステップ(S54)により出力される場合の例である。図8は、このときに表示装置60に表示される軌跡データを示す図である。図8において、二本の点線の間が歪度の閾値の範囲を示している。図8に示された軌跡データは、時刻T(i-j)から時刻T(i)までの間における尖度が全て負の値であり、且つ、歪度が閾値の範囲内の値である。よって、検出器20によって検出された状態量は、時間経過により増加、又は減少する傾向であることを示している。
本実施の形態によれば、状態量の時間変化を特徴量群である尖度及び歪度の時間変化に変換して出力することで、プラントの状態が変化しているか否かをより正確に、且つ、容易に判断することが出来る。
更に、本実施の形態によれば、尖度、歪度、及び時刻Tとの関係を二次元座標上に軌跡データとして表示することで、特徴量の時間変化を視覚的に容易に把握することができる。即ち、プラントの異常監視が容易になる。また、特徴量の時間変化に基いて健全性評価部70が自動的にプラントの状態量の変化を検知するために、プラントの監視者は常時監視している必要はない。即ち、プラントの監視が更に容易となる。
また、抽出条件決定部80により、フィルタ処理を行ったり、特徴量を生成するにあたり参照する状態量の検出された期間を決定することにより、異常状態が更に正確に検知できる。
更に、検出部20が検出した状態量は、送信部100を介して遠隔地に設けられたデータベースへ送信される為に、プラントの状態をプラントとは離れた場所にて判断できる。更に、これにより、プラント異常監視システム10は一つのシステムで複数のプラントに対し適用可能である。
尚、本実施の形態においては、特徴量として尖度と歪度の2種類を用いた場合について説明したが、これらに中央値等の他の特徴量を加えて、3種類の特徴量を用いてもよい。表示装置60が、3種類の特徴量と時刻Tとの関係を、3種類の特徴量の各々を座標軸とした仮想的三次元座標上の軌跡データとして表示することにより、より容易に異常状態を検知することができる。また、検出部20が検出する状態量を1種類としたが、複数の状態量を検出して、個々の状態量について異常監視する形態としてもよい。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態につき、以下に詳述する。
(構成)
本実施の形態に係るプラント異常監視システムは、第1の実施形態に係るプラント異常監視システムにおける健全性評価部70が実現する機能及び動作を除いて同様である。即ち、健全性評価部70は、第1の実施の形態における機能に加えて、特徴量抽出部30より出力された尖度、歪度、及び時刻Tとの対応関係に基いて、検出器20によって検出された状態量が突変したか、そうでないかの判定を行う機能を実現する。以下に本実施の形態に係る健全性評価ステップ(S50)について詳述する。
本実施の形態に係る健全性評価ステップ(S50)は、閾値評価ステップ(S55)、第1挙動評価ステップ(S56)、第2挙動評価ステップ(S57)、及び出力ステップ(S58)を備えている。図9は本実施の形態に係る健全性評価ステップ(S50)のフローチャートを示している。また、図10及び図11は、本実施の形態における健全性評価ステップ(S50)において、その状態量が突然変化していると判断された場合に、表示装置60に表示される尖度、歪度、及び時刻Tとの関係を示している。
まず、健全性評価部70は、閾値評価ステップ(S55)において、特徴量抽出部30から出力された尖度、歪度、及び時刻Tとの対応関係における時刻T(i-j)から時刻T(i)までのデータに関して、尖度及び歪度が共に予め設定された閾値よりも大きい値となる時刻T(i-j)が存在するかを判定する。判定の結果、その閾値よりも大きい値となる時刻T(i-j)が存在した場合には、第1挙動評価ステップ(S56)へと進む。その閾値よりも大きい値となる時刻が存在しない場合には、出力ステップ(S58)へと進み、結果を表示装置制御部50に出力する。
第1挙動評価ステップ(S56)においては、健全性評価部70が、軌跡データが時刻T(i-j)以降に尖度及び歪度が減少した後に尖度のみが増加し続ける挙動(第1挙動)に当てはまるか否かを判断する。第1挙動にあてはまる場合には、健全性評価部70が、状態量が突然増加したと判断する。一方、第1挙動に当てはまらない場合は、第2挙動評価ステップ(S57)へと進む。
図10は第1挙動評価ステップ(S56)において、健全性評価部70が、状態量が突然増加したと判断したときの、尖度、歪度の時刻Tをパラメータとした軌跡データを示している。図10において、時刻T(i-j)におけるプロットは○で表され、時刻T(i-j)より過去の時刻におけるプロットは◇で表され、時刻T(i-j)から時刻T(i)までの間のプロットは◆で表されている。また、点線の範囲内が尖度と歪度の閾値の範囲内を示している。矢印は時刻T(i-j)から後における軌跡の方向である。図10に示されるグラフにおいて、時刻T(i-j)において歪度及び尖度が共に閾値を超える値を示している。また、時刻T(i-j)以降における軌跡は、矢印で示されるように尖度及び歪度が減少した後に尖度のみが増加し続ける挙動である。よって、健全性評価部70が状態量が突然増加したと判断する。
第2挙動評価ステップ(S57)においては、健全性評価部70が、時刻T(i-j)以降において、尖度が減少し且つ歪度が増加し続けた後に、尖度のみ増加し続ける挙動(第2挙動)にあてはまるか否かを判断する。その第2挙動にあてはまる場合には、健全性評価部70は、検出器20により検出された状態量が突然減少したと判断し、出力する。一方、第2挙動に当てはまらない場合は、状態量が突然変化する挙動はないと判断し、出力する。
図11は第2挙動評価ステップ(S57)において、健全性評価部が状態量が突然減少したと判断するときの、尖度、歪度の時刻Tをパラメータとした軌跡データを示している。図11において、時刻T(i-j)におけるプロットは○で表され、時刻T(i-j)より前の時刻におけるプロットは◇で表され、時刻T(i-j)から時刻T(i)までの間のプロットは◆で表されている。)また、点線の範囲内が尖度と歪度の閾値の範囲内を示している。矢印は時刻T(i-j)から後における軌跡の方向である。図11に示されるグラフにおいて、時刻T(i-j)において歪度及び尖度が共に閾値を超える値を示している。尖度が減少し且つ歪度が増加し続けた後に、尖度のみ増加し続ける挙動である。よって、健全性評価部70が状態量が突然減少したと判断する。
続いて、健全性評価部70は、ステップ(S55)、ステップ(S56)又はステップ(S57)にて判定した結果を表示装置制御部50に出力する(出力ステップ(S58))。これにより、本実施の形態における健全性評価ステップ(S50)の処理が終了する。
(作用・効果)
図12は、状態量がある時刻において突然増加したときの状態量と時刻Tとの関係をグラフで表した図である。このような場合には、健全性評価部70が状態量の挙動の変化を自動的に検知して出力すると共に、表示装置60が図10に示すような軌跡データを表示する。よって、本実施の形態に依れば、第1の実施形態による作用、効果に加えて、プラントの状態量が突然変化するような異常状態を自動的に検知することができ、監視が更に容易となる。
プラント異常監視システム10の概略構成図を示す。 データベース40の内容を概念的に示す図である。 プラント異常監視システム10の全体の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における健全性評価ステップの動作を示すフローチャートである。 データベース40に格納された状態量と時刻Tとの関係の例をグラフにした図である。 状態量が有意な変化を示していない場合における尖度と歪度の時刻Tをパラメータとした軌跡データの例を示す図である。 データベース40に格納された状態量と時刻Tとの関係の例をグラフにした図である。 状態量が増加傾向又は減少傾向にある場合における、尖度と歪度の時刻Tをパラメータとした軌跡データの例を示す図である。 第2の実施形態における健全性評価ステップの動作を示すフローチャートである。 状態量が突然変化した場合における尖度と歪度の時刻Tをパラメータとした軌跡データの例を示す図である。 状態量が突然変化した場合における尖度と歪度の時刻Tをパラメータとした軌跡データの例を示す図である。 状態量がある時刻において突然増加したときの状態量と時刻Tとの関係の例をグラフで表した図である。
符号の説明
10 プラント異常監視システム
20 検出部
30 特徴量抽出部
40 データベース
50 表示装置制御部
60 表示装置
70 健全性評価部
80 抽出条件決定部
90 プラント
100 送信部

Claims (14)

  1. プラントの運転状態を示す状態量を検出し、前記状態量を時系列的にデータベースに格納する検出部と、
    前記データベースにアクセス可能な特徴量抽出部と
    健全性評価部と、
    を具備し、
    前記特徴量抽出部は、複数の時刻T(i)の各々において、前記各々の時刻T(i)までの所定の期間内に得られた記状態量に基いて、尖度及び歪度を含む特徴量群を生成し、前記特徴量群を前記複数の時刻T(i)の各々について出力し、
    前記健全性評価部は、時刻T(i−j)から時刻T(i)の間に生成された前記尖度の全てが負の値であり、且つ、時刻T(i−j)から時刻T(i)の間に生成された前記歪度の全てが、前記状態量に有意な変化が認められない範囲を示す閾値の範囲内である場合に、前記状態量が増加傾向又は減少傾向であると判断する
    プラント異常監視システム。
  2. プラントの運転状態を示す状態量を検出し、前記状態量を時系列的にデータベースに格納する検出部と、
    前記データベースにアクセス可能な特徴量抽出部と
    健全性評価部と、
    を具備し、
    前記特徴量抽出部は、複数の時刻T(i)の各々において、前記各々の時刻T(i)までの所定の期間内に得られた記状態量に基いて、尖度及び歪度を含む特徴量群を生成し、前記特徴量群を前記複数の時刻T(i)の各々について出力し、
    前記健全性評価部は、前記尖度及び歪度が、それぞれ前記状態量に有意な変化が認められない範囲を示す閾値の範囲外である値を示した後に、前記歪度が減少し続け、前記尖度が減少し続けた後に増加し続ける挙動を示した場合に、前記状態量が突然増加したと判断する
    プラント異常監視システム。
  3. プラントの運転状態を示す状態量を検出し、前記状態量を時系列的にデータベースに格納する検出部と、
    前記データベースにアクセス可能な特徴量抽出部と
    健全性評価部と、
    を具備し、
    前記特徴量抽出部は、複数の時刻T(i)の各々において、前記各々の時刻T(i)までの所定の期間内に得られた記状態量に基いて、尖度及び歪度を含む特徴量群を生成し、前記特徴量群を前記複数の時刻T(i)の各々について出力し、
    前記健全性評価部は、前記尖度及び歪度が、それぞれ、前記状態量に有意な変化が認められない範囲を示す閾値の範囲外である値を示した後に、前記歪度が増加し続け、前記尖度が減少し続けた後に増加し続ける挙動を示した場合に、前記状態量が突然減少したと判断する
    プラント異常監視システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載されたプラント異常監視システムであって、
    更に、
    表示装置と、
    表示装置制御部と、
    を具備し、
    前記特徴量群は2種類の特徴量であり、
    前記表示装置制御部は、前記表示装置が、出力された2種類の前記特徴量の間の関係を、2種類の前記特徴量のうちの一方を第1座標軸とし、他方を第2座標軸とした二次元座標上に、時刻Tをパラメータとした軌跡データとして表示するように、前記表示装置を制御する
    プラント異常監視システム。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載されたプラント異常監視システムであって、
    更に、
    表示装置と、
    表示装置制御部と、
    を具備し、
    前記特徴量群は3種類の特徴量であり、
    前記表示装置制御部は、前記表示装置が、出力された3種類の前記特徴量の間の関係を、第1座標軸、第2座標軸、及び第3座標軸の各々が3種類の前記特徴量の各々である仮想的3次元座標上に、時刻Tをパラメータとした軌跡データとして表示するように、前記表示装置を制御する
    プラント異常監視システム。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載されたプラント異常監視システムであって、
    更に、
    抽出条件決定部
    を具備し、
    前記抽出条件決定部は、前記データベースに格納された前記状態量と時刻Tとの関係に基づいて、前記特徴量抽出部が前記特徴量を生成する為の条件を決定する
    プラント異常監視システム。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載されたプラント異常監視システムであって、
    更に、
    送信部
    を具備し、
    前記検出部によって検出された前記状態量は、前記送信部を介して、遠隔地に設けられた前記特徴量抽出部及び前記データベースへ送信される
    プラント異常監視システム。
  8. プラントの運転状態を示す状態量を検出し、前記状態量を時系列的にデータベースに格納するステップと、
    複数の時刻T(i)の各々において、前記各々の時刻T(i)までの所定の期間内に得られた前記状態量に基いて、尖度及び歪度を含む特徴量群を生成するステップと、
    前記特徴量群を前記複数の時刻T(i)の各々について出力するステップと、
    時刻T(i−j)から時刻T(i)の間に生成された前記尖度の全てが負の値であり、且つ、時刻T(i−j)から時刻T(i)の間に生成された前記歪度の全てが、前記状態量に有意な変化が認められない範囲を示す閾値の範囲内である場合に、前記状態量が増加傾向又は減少傾向であると判断するステップと、
    を具備する
    プラント異常監視方法。
  9. プラントの運転状態を示す状態量を検出し、前記状態量を時系列的にデータベースに格納するステップと、
    複数の時刻T(i)の各々において、前記各々の時刻T(i)までの所定の期間内に得られた前記状態量に基いて、尖度及び歪度を含む特徴量群を生成するステップと、
    前記特徴量群を前記複数の時刻T(i)の各々について出力するステップと、
    前記尖度及び歪度が、それぞれ、前記状態量に有意な変化が認められない範囲を示す閾値の範囲外である値を示した後に、前記歪度が減少し続け、前記尖度が減少し続けた後に増加し続ける挙動を示した場合に、前記状態量が突然増加したと判断するステップと、
    を具備する
    プラント異常監視方法。
  10. プラントの運転状態を示す状態量を検出し、前記状態量を時系列的にデータベースに格納するステップと、
    複数の時刻T(i)の各々において、前記各々の時刻T(i)までの所定の期間内に得られた前記状態量に基いて、尖度及び歪度を含む特徴量群を生成するステップと、
    前記特徴量群を前記複数の時刻T(i)の各々について出力するステップと、
    前記尖度及び歪度が、それぞれ、前記状態量に有意な変化が認められない範囲を示す閾値の範囲外である値を示した後に、前記歪度が増加し続け、前記尖度が減少し続けた後に増加し続ける挙動を示した場合に、前記状態量が突然減少したと判断するステップと、
    を具備する
    プラント異常監視方法。
  11. 請求項8乃至10のいずれかに記載されたプラント異常監視方法であって、
    更に、
    力された前記特徴量群のうちの2種の関係を、2種類の前記特徴量のうちの一方を第1座標軸とし、他方を第2座標軸とした二次元座標上に、時刻Tをパラメータとした軌跡データとして表示するステップ、
    を具備する
    プラント異常監視方法。
  12. 請求項8乃至10のいずれかに記載されたプラント異常監視方法であって、
    更に、
    力された前記特徴量群のうちの3種の間の関係を、第1座標軸、第2座標軸、及び第3座標軸の各々が3種類の前記特徴量の各々である仮想的3次元座標上に、時刻Tをパラメータとした軌跡データとして表示するステップ、
    を具備する
    プラント異常監視方法。
  13. 請求項乃至12のいずれかに記載されたプラント異常監視方法であって、
    更に
    記状態量と時刻Tとの関係に基づいて、前記特徴量を生成する為の条件を決定するステップ、
    を具備する
    プラント異常監視方法。
  14. 請求項乃至13のいずれかに記載されたプラント異常監視方法であって、
    更に、
    出された前記状態量前記プラントとは離れた遠隔地に送信するステップ、
    を具備し、
    前記特徴量群を生成するステップは、前記遠隔地において前記特徴量群を生成するステップを含んでいる
    プラント異常監視方法。
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