JP4402014B2 - 中継装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばダイレクト印刷用アダプタのような、画像供給装置に保持されている画像を印刷するために、画像供給装置および画像出力装置と通信可能な中継装置およびその制御方法に関する。
近年、簡単な操作で画像を撮影してデジタル画像データに変換できるデジタルカメラ(撮像装置)が広く使用されるようになってきている。このようなカメラで撮影した画像を印刷して写真として使用する場合のために、直接、デジタルカメラからプリンタにデジタル画像データを伝送して印刷することができるダイレクト印刷機能が開発されており、市場のデジタルカメラ、プリンタにおいて広く普及しつつある。
通常ダイレクト印刷機能み込み型であり、一旦市場に発売されたダイレクト印刷対応のデジタルカメラやプリンタは、以後新規のダイレクト印刷に対応する為のアップデートが困難であり、不可能な場合も多い。また、複数の互いに異なるダイレクト印刷システム間には通常互換性は無く、個別に規定・製品化されて来た。その結果、USB接続ダイレクト印刷にのみ対応した機器が市場に大量に出回っている状況となっている。一方、接続対応のカメラ付き携帯電話等の普及により、無線接続によるダイレクト印刷が登場しつつある。
そこで、これら複数の互いに異なるダイレクト印刷機能を変換・伝達する事で、無線接続対応のカメラ等とUSBダイレクト印刷機器を接続して印刷可能とするダイレクト印刷変換アダプタの登場が期待されている。
従来のPC環境における印刷変換アダプタは通常プリントサーバと呼ばれ、まずプリンタが存在し、そのプリンタの機能を補完・拡充したり、複数のユーザによって共有したりする事を目的として設計されて来た。
図21は従来のPC環境におけるプリントサーバシステムを説明する図である。
プリントサーバシステムは、クライアント2111、2112、2113により共用可能なプリンタ2117、2119をそれぞれ制御するためのプリントサーバ2115、2116とで構成される。このような構成において、例えば、プリンタ2117で印刷を行うには、以下の手順により印刷処理が進められる。
まず、クライアント2111〜2113が、プリントサーバ2115に印刷を依頼するため、ネットワーク2110を介して文書の印刷内容を表す文書データをプリントサーバ2115へ送信する。ここで、文書データは、文書の各ページについて、文字、図形、イメージの印刷内容を記述するための印刷コマンド列からなっている。この印刷コマンド列は、PDL(Page Description Language、ページ記述言語)とも呼ばれる。
クライアント2111〜2113から文書データを受信したプリントサーバ2115は、以下の処理を行う。まず、文書データをプリントサーバ2115内のスプールと呼ぶファイルに一旦格納する。続いて、格納した文書データを読み出し、プリンタ2117へ送信して印刷を指示する。そして、プリンタ2117が、受信した文書データを処理して用紙への印刷を行う。
そして、通常プリントサーバを利用するクライアント2111〜2113に対して、プリンタ2117、2119とプリントサーバ2115、2116間のローカル接続でやり取りされるプリンタ情報が、プリントサーバ2115、2116を介して正しく伝達されるように設計されている。例えば、印刷ステータスをプリンタから取得してクライアントに通達するアダプタが知られている(特許文献1)。また、エラーの通知や再印刷、中止命令等をサポートしているネットワーク系のプリントサーバも知られている。
また、通常プリントサーバはプリンタの仕様確定後に設計されるのでより高度な機能がサポート可能である。例えば、高機能なプリントサーバが複数の低機能プリンタのアダプタとして機能する例もある(特許文献2)。また、複数のプリンタの機能を登録し、印刷ジョブに好適なプリンタを選択するプリントサーバも知られている。
特開平11−305957 特開平11−184649
しかし、ダイレクト印刷変換アダプタでは、従来のPC環境におけるプリントサーバとはその要求される役割が大きく異なる。
ダイレクト印刷変換アダプタを作成する場合には、新規のダイレクト印刷プロトコルを設計すると既に市場に大量に出回っている既存の製品との互換性が維持できなくなるので、既存のダイレクト印刷プロトコルをそのまま利用する必要性が有る。
また、既存のダイレクト印刷プロトコルは、複数のダイレクト印刷プロトコル間では大きな格差が存在するので、プリンタの情報等がデジタルカメラ側に正しく伝達されない状況が生じ得る。一例としては、無線接続系のダイレクト印刷方式においては、カメラからプリンタへの純粋なファイル転送プロトコルが利用いられている場合が多く、それらにはダイレクト印刷固有のプリンタからカメラへの機器情報およびステータス情報の伝達やカメラからプリンタへの印刷ジョブ情報の伝達が規定されていない。
また、上記課題を解決したとしても、新たな課題が発生する。この新たな課題について、上記課題の解決方法として以下のような方法をとった場合を例にとって説明する。
IrDA(Infrared Data Association)によって規定された赤外線送受信装置をもつカメラ付き携帯電話からの画像ファイル転送による印刷を考えた場合、アダプタはアダプタの持つ赤外線送受信装置によって画像を受け取り、印刷ジョブをプリンタに対して発行する。ここで、カメラ付き携帯電話からの画像ファイル転送が正しく完了した場合、通常であればアダプタはカメラ付き携帯電話に対して転送完了応答を行う。
このとき、例えば上記転送完了応答後に印刷ジョブをプリンタへ発行してしまうと、プリンタがPCからの印刷中であって印刷が即座に行えなかったり、用紙なしなどのトラブルが発生しているためにトラブルを解決しなければ印刷が行えなかったりする場合がある。このときユーザは、カメラ付き携帯電話の動作結果(転送完了)からでは実際に印刷が完了したかを認識することができない。
また、プリンタがPCと接続されている場合において、例えば、ユーザがカメラ付き携帯電話内の写真を印刷するために、プリンタにL判用紙をセットした状態で、他のユーザがPCで作成した文書をPCから印刷開始すると、L判写真用紙に文書が印字されてしまう。
また、複数の画像の転送が同時に発生した場合についてのアダプタとしての好適な処理については、今まで十分に考慮されて来なかった。例えば、アダプタが複数の接続手段を具備し、複数のカメラ付き携帯電話から画像転送が同時に行なわれた場合、転送にかかる時間は転送する画像のサイズや転送方式等に影響されるため、先に転送開始した画像よりも、後に転送開始した画像のほうが先に転送完了してしまうという可能性がある。このとき、画像の転送が完了する前にすでに印刷ジョブが発行されていたら、後に転送開始した画像は転送が早く完了したにもかかわらず、先に転送開始した画像の印刷を待ってから印刷されることになり、転送開始から印刷完了までの処理時間が不必要に長くなってしまう。
またこのとき、転送完了した画像から順に印刷を開始してしまうと、上記のプリンタがPCと接続されている場合と同様に、画像によって希望する印刷用紙のサイズや種類が異なるときは、ユーザの希望しない画像と印刷用紙の組み合わせで印刷されてしまう。
更に、IrDAやBluetooth等の転送方式はそれぞれ個別に規定され、アダプタが複数の接続手段を具備し、それぞれからの転送画像を受信してプリンタに印刷ジョブを発行する事を想定して規定されている訳ではないので、IrDAやBluetooth等から複数の画像の転送が同時に発生した場合についてのアダプタとしての好適な処理については今まで考慮されて来なかった。
本発明の目的は、画像供給装置および画像出力装置と通信可能な中継装置において、画像供給装置から複数の画像の転送が同時に発生した場合のダイレクト印刷を可能にするだけでなく、その好適な処理を提供することである。
また、本発明目的は、画像供給装置および画像出力装置と通信可能な中継装置において、ダイレクト印刷全体の処理時間を短縮することを可能ならしめる技術を提供することである。
また、本発明目的は、画像供給装置および画像出力装置と通信可能な中継装置において、ユーザの希望しない画像と印刷用紙の組み合わせで印刷されてしまう危険性を低減することができる技術を提供することである。
本発明の一態様に係わる中継装置は以下のような構成を備える。すなわち、
画像供給装置に保持されている画像を印刷するために、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置であって、画像供給装置から第1の画像を取得する第1の取得手段と、画像供給装置から第2の画像を取得する第2の取得手段と、第1の画像の印刷を印刷装置に要求するための印刷要求であって、印刷対象の画像を指定する画像指定情報を含む印刷要求を印刷装置に送信する印刷要求送信手段と、印刷要求に応じて印刷装置が発行する印刷要求で印刷すべき第1の画像の転送要求を印刷装置から受信したことに応答して、印刷装置に第1の画像を転送する転送手段とを有し、転送手段は、第1の画像の取得が完了する前に第2の画像の取得が完了した場合は、第1の画像の転送要求に応答して、第1の画像ではなく第2の画像を転送することを特徴とする。
本発明の一態様に係わる中継装置は以下のような構成を備える。すなわち、
画像供給装置に保持されている画像を印刷するために、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置であって、画像供給装置から第1の画像を取得する第1の取得手段と、画像供給装置から第2の画像を取得する第2の取得手段と、第1の画像の印刷設定および第2の画像の印刷設定を取得する印刷設定取得手段と、第1の画像の印刷を印刷装置に要求するための印刷要求であって、第1の画像を特定する画像指定情報と、印刷設定取得手段で取得した印刷設定に関する印刷設定情報を含む印刷要求を印刷装置に送信する印刷要求送信手段と、印刷要求に応じて印刷装置が発行する第1の画像の転送要求を印刷装置から受信したことに応答して、印刷装置に第1の画像を転送する転送手段とを有し、転送手段は、第1の画像の取得が完了する前に第2の画像の取得が完了し、かつ、第1の画像の印刷設定と第2の画像の印刷設定とが同じである場合は、第1の画像の転送要求に応答して、第1の画像ではなく第2の画像を転送することを特徴とする。
本発明の一態様に係わる中継装置は以下のような構成を備える。すなわち、
画像供給装置に保持されている画像を印刷するために、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置であって、画像供給装置から第1の画像を取得する第1の取得手段と、画像供給装置から第2の画像を取得する第2の取得手段と、第1の画像の印刷を印刷装置に要求するための印刷要求であって、印刷対象となる画像を指定する画像指定情報を含む印刷要求を印刷装置に送信する印刷要求送信手段と、印刷要求に応じて印刷装置が発行する印刷要求で印刷すべき第1の画像の転送要求を印刷装置から受信したことに応答して、画像を印刷装置に転送する転送手段と、転送要求に応答して印刷装置に転送する画像を、第1の画像または第2の画像の中から選択する選択手段と、を有し、転送手段は、転送要求に対して選択手段で選択された画像を印刷装置に転送することを特徴とする。
本発明によれば、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置において、画像供給装置から複数の画像の転送が同時に発生した場合のダイレクト印刷を可能にするだけでなく、好適な処理を実現できる。またこのとき、転送完了した画像から画像処理装置への転送を行うことで、転送開始から印刷完了までのダイレクト印刷の処理全体の所要時間を短縮することができる。また、転送要求に対して送信する画像を選択することで、転送開始から印刷完了までのダイレクト印刷の処理全体の所要時間を短縮することができる。
本発明によれば、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置において、ユーザの意図しない印刷結果が出力されてしまう危険性を低減することができる。
<アダプタの概要説明>
図4は、本発明によるアダプタの外観図を示す。
1201は印刷中断時の印刷再開を行うための印刷続行ボタンである。1201印刷続行ボタンは印刷ジョブ実行中以外においては他の機能を持たせてもよく、例えば印刷時の用紙サイズの選択を行うための用紙サイズ選択として機能してもよい。また、操作ボタンは用紙サイズ選択、印刷再開のそれぞれについて別個に用意してもかまわない。用紙サイズ以外に、レイアウト、印刷枚数、日付設定その他印刷結果に関わる各種設定をおこなう操作ボタンを別個に用意してもかまわない。
1202は赤外線通信のための赤外線送受信部である。
1203はプリンタのダイレクト印刷端子に接続するためのUSB端子である。
1204はアダプタの状態を表す状態表示LEDである。印刷待機状態、印刷受付状態、画像転送状態、印刷実行中状態、印刷エラー状態、転送エラー状態などに応じて発行色や点灯・点滅のパターンを切り替えることで、アダプタの状態をユーザに通知する。
LEDはアダプタの状態を表す以外に、各種UIとして機能するものを具備してもよく、例えば用紙サイズ表示を行うLED等が考えられる(図示せず)。その場合、各LEDの上部には、用紙サイズを示す文字列(A4、ハガキ、カードなど)が印刷され(図示せず)、操作ボタン1203を押下することで、LEDの表示が切り替わる。
用紙サイズ以外に、レイアウト、印刷枚数、日付設定その他印刷結果に関わる各種設定結果を表示するLEDを別個に用意してもかまわない。また、数値を好適に表示するために7SEGのLEDやLCDなどを用いてもかまわない。
用紙サイズを示す文字列は、前述したようにアダプタ筐体に直接印刷する以外に、シールを添付することなどによって表示してもかまわない。この場合、世界各国の印刷文化圏に好適な用紙サイズ(例として、日本ではA4、L判、ハガキ、米国ではLetter、4x6、カード)を印刷したシールを用意し、これらのサイズに対応するようにアダプタ内部ROM(後述)を差し替えることにより、アダプタ筐体を共通のままで、シールを張り替えることにより、世界各国でのより好適な利用が可能である。
1205はダイレクト印刷規格のロゴシールである。これにより、USB端子1203を同ダイレクト印刷規格に対応したプリンタに接続可能であることをユーザに認識させる。
ロゴシールを貼付する以外に、アダプタ筐体に直接ロゴを印刷したり、刻印したりしてもかまわない。
<アダプタ電気仕様概要>
次に図8を参照して、本発明によるアダプタ1200の制御に係る主要部の構成を説明する。なお、この図8において、前述の図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
3201はCPUで、後述するアダプタの処理の制御を担当している。
3202はROMで、CPU3201の処理手順(ファームウェア)を記憶しているROMである。ファームウェアが適宜バージョンアップが行われることを想定し、書き込み可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュメモリで構成されてもよい。
3203はRAMで、CPU3201のワークエリアとして使用されるRAMである。電源遮断時に内容が消去される揮発性のメモリであってもよいし、ROM3202と同様、書き込み可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュメモリで構成されてもよい。またこれらを混在させ、目的に応じて別個のRAMを利用するようにしてもかまわない。一例としては、印刷画像ファイルを保持する領域のみを不揮発性メモリに割り当てることで、アダプタの電源遮断後であっても画像ファイルを保持し、アダプタの電源再投入時に画像の再印刷を実現できる。
<PDプリンタの概要説明>
図1は、本発明の実施形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置(以下、PDプリンタ)1000の概観斜視図である。このPDプリンタ1000は、ホストコンピュータ(PC)からデータを受信して印刷する通常のPCプリンタとしての機能と、メモリカードなどの記憶媒体に記憶されている画像データを直接読取って印刷したり、或いはデジタルカメラやPDAなどからの画像データを受信して印刷する機能を備えている。
図1において、本実施形態に係るPDプリンタ1000の外殻をなす本体は、下ケース1001、上ケース1002、アクセスカバー1003及び排出トレイ1004の外装部材を有している。また、下ケース1001は、PDプリンタ1000の略下半部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、その上面部及び前面部にはそれぞれ開口部がされている。さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケース1001に回転自在に保持され、その回転によって下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉させ得るようになっている。このため、記録動作を実行させる際には、排出トレイ1004を前面側へと回転させて開口部を開成させることにより、ここから記録されたシート(普通紙、専用紙、樹脂シート等を含む。以下単にシートとする)が排出可能となると共に、排出されたシートを順次積載し得るようになっている。また排紙トレイ1004には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出すことにより、シートの支持面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
アクセスカバー1003は、その一端部が上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成される開口部を開閉し得るようになっており、このアクセスカバー1003を開くことによって本体内部に収納されている記録ヘッドカートリッジ(不図示)或いはインクタンク(不図示)等の交換が可能となる。尚、ここでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、アクセスカバー1003の開閉状態を検出し得るようになっている。
また、上ケース1002の上面には、電源キー1005が設けられている。また、上ケース1002の右側には、液晶表示部1006や各種キースイッチ等を備える操作パネル1010が設けられている。この操作パネル1010の構造は、図2を参照して詳しく後述する。1007は自動給送部で、シートを装置本体内へと自動的に給送する。1008は紙間選択レバーで、プリントヘッドとシートとの間隔を調整するためのレバーである。1009はカードスロットで、ここにメモリカードを装着可能なアダプタが挿入され、このアダプタを介してメモリカードに記憶されている画像データを直接取り込んで印刷することができる。このメモリカード(PC)としては、例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ、スマートメディア、メモリスティック等がある。1011はビューワ(液晶表示部)で、このPDプリンタ1000の本体に着脱可能であり、PCカードに記憶されている画像の中からプリントしたい画像を検索する場合などに、1コマ毎の画像やインデックス画像などを表示するのに使用される。1012は後述するデジタルカメラを接続するためのUSB端子であり、本発明によるアダプタ1200を接続することが可能である。また、このPD装置1000の後面には、パーソナルコンピュータ(PC)を接続するためのUSBコネクタが設けられている。
<プリンタ操作部の概要説明>
図2は本実施形態に係るPDプリンタ1000の操作パネル1010の概観図である。
図において、液晶表示部1006には、その左右に印刷されている項目に関するデータを各種設定するためのメニュー項目が表示される。ここに表示される項目としては、例えば、複数ある写真画像ファイルの内、印刷したい写真画像の先頭番号、指定コマ番号(開始コマ指定/印刷コマ指定)、印刷を終了したい最後の写真番号(終了)、印刷部数(部数)、印刷に使用するシートの種類(用紙種類)、1枚のシートに印刷する写真の枚数設定(レイアウト)、印刷の品位の指定(品位)、撮影した日付を印刷するかどうかの指定(日付印刷)、写真を補正して印刷するかどうかの指定(画像補正)、印刷に必要なシートの枚数表示(用紙枚数)等がある。これら各項目は、カーソルキー2001を用いて選択、或いは指定される。2002はモードキーで、このキーを押下する毎に、印刷の種類(インデックス印刷、全コマ印刷、1コマ印刷、指定コマ印刷等)を切り替えることができ、これに応じてLED2003の対応するLEDが点灯される。2004はメンテナンスキーで、プリントヘッドのクリーニング等、プリンタのメンテナンスを行わせるためのキーである。2005は印刷開始キーで、印刷の開始を指示する時、或いはメンテナンスの設定を確立する際に押下される。2006は印刷中止キーで、印刷を中止させる時や、メンテナンスの中止を指示する際に押下される。
<PDプリンタの電気仕様概要>
次に図6を参照して、本発明によるPDプリンタ1000の制御に係る主要部の構成を説明する。なお、この図6において、前述の図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
図6において、3000は制御部(制御基板)を示している。3001はASIC(専用カスタムLSI)を示している。3002はDSP(デジタル信号処理プロセッサ)で、内部にCPUを有し、後述する各種制御処理及び、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等の画像処理等を担当している。3003はメモリで、DSP3002のCPUの制御プログラムを記憶するプログラムメモリ3003a、及び実行時のプログラムを記憶するRAMエリア、画像データなどを記憶するワークメモリとして機能するメモリエリアを有している。3004はプリンタエンジンで、ここでは、複数色のカラーインクを用いてカラー画像を印刷するインクジェットプリンタのプリンタエンジンが搭載されている。3005はデジタルカメラ(DSC)3012を接続するためのポートとしてのUSBコネクタである。3006はビューワ1011を接続するためのコネクタである。1013はPC3010を接続するためのポートとしてのUSBコネクタである。3008はUSBハブ(USBHUB)で、このPDプリンタ1000がPC3010からの画像データに基づいて印刷を行う際には、PC3010からのデータをそのままスルーし、USB3021を介してプリンタエンジン3004に出力する。これにより、接続されているPC3010は、プリンタエンジン3004と直接、データや信号のやり取りを行って印刷を実行することができる(一般的なPCプリンタとして機能する)。3009は電源コネクタで、電源3019により、商用ACから変換された直流電圧を入力している。PC3010は一般的なパーソナルコンピュータ、3011は前述したメモリカード(PCカード)、3012はデジタルカメラ(DSC:DigitalStillCamera)である。
尚、この制御部3000とプリンタエンジン3004との間の信号のやり取りは、前述したUSB3021を介して行われる。
<カメラ付き携帯電話の概要説明>
図3は、本発明によるアダプタ1200で利用可能なカメラ付き携帯電話の外観図を示す。
1101は赤外線通信のための赤外線送受信部である。前述したアダプタ1200との赤外線送受信以外にも、他のカメラ付き携帯電話1100との間での赤外線送受信、TVなどのリモコン受光部を持つ電子機器に対しての赤外線送信などが可能である。
1102は液晶表示部である。携帯電話として使用する際に各種情報を表示する以外にも、カメラ起動時にはファインダーとして画像を表示する。撮影した写真などを表示することも可能である。
1103は操作ボタンである。携帯電話として使用する際にダイヤル操作を行う以外にも、メール文書の作成やカメラ起動時にはカメラ操作などが可能である。携帯電話1100の内部状態により、ボタン押下時の機能は多種多様に変化する。
1104は撮像用レンズである。被写体を捉えて操作ボタン1103を操作することにより、光学ズーム操作やピント調整などを行ったり、撮像したりすることが可能である。
1105はメモリカードを接続するためのメモリカードスロットである。撮像した画像を保存/参照する以外にも、携帯電話内部の各種情報を保存/参照することが可能である。
<カメラ付き携帯電話電気仕様概要>
次に図7を参照して、本発明によるアダプタ1200で利用可能なカメラ付き携帯電話の制御に係る主要部の構成を説明する。なお、この図7において、前述の図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
3103はCPUで、カメラ付き携帯電話全体の制御を司るCPUである。
3101はROMで、CPU3103の処理手順(ファームウェア)を記憶しているROMである。ファームウェアが適宜バージョンアップが行われることを想定し、書き込み可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュメモリで構成されてもよい。
3102はRAMで、CPU3103のワークエリアとして使用される。通常の揮発性メモリで構成してもよく、また、電源を切断してもワークエリアの内部状態を保持するために不揮発性メモリで構成してもよい。
3106はCCD素子である。
3107はドライバで、CPU3103の制御下において光学ユニット36を制御する。
3109はメモリカードで、通常コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリカード、スマートメディア等が用いられる。
<アダプタ接続時の概要説明>
図5は、本発明によるアダプタ1200をプリンタ1000に接続し、アダプタ1200の赤外線送受信部1202に対しカメラ付き携帯電話1100の赤外線送受信部1101を向けた際の概観図を示す。
本図のような接続により、本発明によるアダプタ1200を用いた印刷が実現される。
<ダイレクト印刷アダプタの通信プロトコルスタックの説明>
図9は、本発明によるアダプタ1200をPDプリンタ1000に接続し、アダプタ1200の赤外線送受信部1202に対しカメラ付き携帯電話1100の赤外線送受信部1101を向けた際の、PDプリンタ1000、アダプタ1200、カメラ付き携帯電話1100それぞれが構築するプロトコルスタックの概要を示す。
PDプリンタ1000は、物理インタフェイスとしてUSBホスト端子を用い、USBで標準に規定されているSICD(StillImageCaptureDevice)クラスのUSBホストとして働く。トランスポート制御はこのSICDを利用したPTP(PictureTransferProtocol(PIMA15740))によって実現される。
PDプリンタ1000内部のダイレクト印刷アプリケーションはこのPTPを利用してダイレクト印刷用情報を交換することにより、ダイレクト印刷プリンタとして機能する。
カメラ付き携帯電話1100は、物理インタフェイスとしてIrDA(Infrared Data Association)のSIR装置またはFIR装置を用い、赤外線無線端末装置として働く。上位のプロトコルとして、リンクアクセスにIrLAP(Link Access Protocol)を、リンク管理にIrLMP(Link Management Protocol)を用い、トランスポート制御はこのIrLMPを利用したIrTinyTP(Tiny Transport Protocol)によって実現される。
カメラ付き携帯電話1100内部のデータ転送アプリケーションはこのIrTinyTP上のIrOBEX(Object Exchange Protocol)を利用してデータ転送を行うことにより、赤外線データ通信端末として機能する。
なお、他のプロトコル構成によっても赤外線データ通信端末を実現でき、例えばデータ転送アプリケーションはIrTran−P(Transfer Picture)を用いた画像転送や、IrCOMMによるシリアル/パラレルポートエミュレーションを用いたデータ転送によっても実現可能である。
本発明によるアダプタ1200は、前記PDプリンタ1000およびカメラ付き携帯電話1100に対応するプロトコルスタックを両方とも具備し、図示したProtocolTranslatorによって相互の通信プロトコルを変換する。
例としては、カメラ付き携帯電話1100より赤外線送信された画像データを受け取り、受け取った画像データを用いてProtocolTranslatorによってダイレクト印刷用情報を生成し、PDプリンタ1000へダイレクト印刷ジョブを発行する。
なお、図9においては画像ソース端末としてIrDA端子を具備したカメラ付き携帯電話を例示したが、これ以外にもIrDA端子を具備し画像情報を転送できる端末であればカメラ付きでない携帯電話、PHS、PDA、デジタルスチルカメラその他の端末であってもよい。
また、画像情報を転送するために画像ソース端末が具備する通信手段がIrDA以外のものであってもよく、例えばBlueTooth、802.11xなどの無線通信手段や、USB、IEEE1394、Ethernet(登録商標)などの有線通信手段であってもよい。
BlueTooth、802.11x、USB,IEEE1394を用いた際のプロトコルスタックの構成の一例を図10乃至図13に示す。これらプロトコルスタックの各層の説明については省略するが、基本的には前述のIrDAによる例と同じく、画像ソース端末から受け取った画像データを用いてProtocolTranslatorによってダイレクト印刷用情報を生成し、PDプリンタ1000へダイレクト印刷ジョブを発行する。
これら各種の通信手段を用いた画像ソースとしては、前述の携帯電話など以外にもカーナビゲーションシステム、PC、ゲーム機、デジタルTVその他の機器が考えられる。
図14はUSBでのダイレクト印刷時の処理フローの概要である。本フローではダイレクト印刷を図9左側のPTPアーキテクチャ上で実現した例を説明する。
PDプリンタ装置1000とアダプタ1200とが物理的に接続された後、まず1401で、PDプリンタ装置1000とアダプタ1200間で初期化が行われる。ここで互いの機器がダイレクト印刷に対応している事を確認する。
1402でアダプタ1200はPDプリンタ装置1000に対してCapability要求を行い、PDプリンタ装置1000のCapabilityを取得する。
1403でアダプタ1200はPDプリンタ装置1000に対してJob発行を行い、印刷を依頼する。
1404でPDプリンタ装置1000はアダプタ1200に対してStatus通知を行い、印刷処理の開始を通知する。
1405でPDプリンタ装置1000はアダプタ1200に対してFile取得を行い、印刷処理に必要な画像ファイルを取得する。1406でPDプリンタ装置1000は印刷処理を行い、印刷処理を完了する。
1407でPDプリンタ装置1000はアダプタ1200に対してStatus通知を行い、印刷処理の完了を通知する。
ここで1401〜1404、1407はスクリプトの交換により情報を伝達しており、1405はPTPオペレーションをそのまま利用した純粋なファイル転送であり、GetObject、GetPartialObject等のファイル転送オペレーションを持いる。
また、1406は純粋にPDプリンタ装置1000内部の処理である。
以下図15〜19を用いて各処理の詳細を説明する。
図15はUSBでのダイレクト印刷時の初期化フローであり、図14中の1401の詳細説明図である。
PDプリンタ装置1000とアダプタ1200とが物理的に接続された後、まず1501で、PDプリンタ装置1000からアダプタ1200に対してGetDeviceInfoが送信され、アダプタ1200に対して、その保持しているオブジェクトに関する情報が要求される。
これに対して1502でアダプタ1200は、DeviceInfo Datasetにより、アダプタ1200に保持しているオブジェクトに関する情報をPDプリンタ装置1000に送信する。次に1503で、OpenSessionにより、アダプタ1200をリソースとして割り当て、必要に応じてデータオブジェクトにハンドルをアサインしたり、特別な初期化を行うための手順の開始要求が発行されてアダプタ1200から肯定応答(OK)が返送されるとPTPでの通信が開始される。
次に1504で、アダプタ1200に対してスクリプト形式の全てのハンドルを要求する(Storage ID:FFFFFF,Object Type:Script)と、これに対して1505で、アダプタ1200に保持されている全てのハンドルリストが返送される。
次に1506,1507において、PDプリンタ装置1000からi番目のオブジェクトハンドルの情報を取得する。ここで、このオブジェクトに、アダプタ1200の識別を示すキーワード(例えば「山」)が含まれていると、次に1508において、PDプリンタ装置1000からオブジェクト情報の送信を指示して(SendObjectInfo)、それに対して肯定応答(OK)を受信すると、SendObjectにより、オブジェクト情報をPDプリンタ装置1000からアダプタ1200に対して送信する。ここで、このオブジェクトには、前述のキーワードに対する応答キーワード(合言葉)として例えば「川」が含まれている。
このようにして、PDプリンタ装置1000とアダプタ1200の双方が互いに接続相手を認識できることになり、これ以降はダイレクト印刷を開始することができる。
図16はUSBでのダイレクト印刷時のスクリプト転送フローであり、図14中の1402〜1404、1407でのPTPレベルでの共通の振る舞いを示す。
16aはPDプリンタ装置1000からアダプタ1200に対してスクリプトを伝達するフローである。
まず最初にPDプリンタ装置1000はSendObjectInfoによりアダプタ1200に対してオブジェクト情報の送信要求を伝え、続くObject Info Datasetの送信によりそのオブジェクト情報を通知する。
アダプタ1200はそのオブジェクト情報を受信・解析し、オブジェクト本体が受信可能であれば受信予定のオブジェクトに割り当てるオブジェクトハンドル番号と共にOKを応答する。
OKの応答に続いて、PDプリンタ装置1000はSendObjectによりアダプタ1200に対してオブジェクト本体の送信要求を伝え、続くObject Dataの送信によりそのオブジェクト本体をスクリプト(Script)形式でアダプタ1200に送信する。
アダプタ1200はそのオブジェクト本体を受信し、オブジェクト本体を受信完了したらOKを応答する。
次に16bはアダプタ1200からPDプリンタ装置1000に対してスクリプトを伝達するフローである。
まずアダプタ1200からPDプリンタ装置1000に対してRequestObjectTransferを送り、PDプリンタ装置1000が所定のオブジェクトハンドルのオブジェクト取得を行うように促す。
これにより、PDプリンタ装置1000はGetObjectInfoによりアダプタ1200に対して所定のオブジェクトハンドルのオブジェクトのオブジェクト情報の取得要求を伝える。
アダプタ1200はGetObjectInfoを受信すると、送信したいオブジェクトのオブジェクト情報Object Info Datasetを送信し、送信が完了したらOKを応答する。
OKの応答に続いて、PDプリンタ装置1000はGetObjectによりオブジェクト本体の伝送要求を伝える。
アダプタ1200はGetObjectを受信すると、送信したいオブジェクトのオブジェクト本体を送信し、送信が完了したらOKを応答する。
以上の様にしてUSBでのダイレクト印刷時にはスクリプトをPDプリンタ1000とアダプタ1200との間でやり取りする事で情報交換を行う。
図17から図19まではUSBでのダイレクト印刷時に交換されるスクリプトの例である。
図17はUSBでのダイレクト印刷時のCapability取得スクリプトであり、図14中の1402で使用される物である。
17aはアダプタ1200からPDプリンタ装置1000に対して送信されるCapability要求スクリプトであり、本例ではPDプリンタ装置1000がサポートしている画像フォーマットの種類を要求している。
17bはPDプリンタ装置1000からアダプタ1200に対して送信される上記17aのCapability要求スクリプトに対する応答スクリプトであり、本例ではPDプリンタ装置1000はJPEGおよびPNGの2種類のフォーマットをサポートしている事を示す。
本Capability取得スクリプトは、他にも印刷用紙のサポートサイズや、印刷用紙種類、また各印刷用紙のサイズに対応したレイアウト印刷機能、固定サイズ印刷機能、印刷品位、画像補正、画像切り取り、日付印刷、ファイル名印刷等のCapability情報のやり取りに利用される。
図18はUSBでのダイレクト印刷時のJob発行スクリプトであり、図14中の1403で使用される物である。
18aはアダプタ1200からPDプリンタ装置1000に対して送信されるJob発行スクリプトであり、本例ではオブジェクトハンドル番号00000001のJPEG画像1枚の印刷を要求している。
18bはPDプリンタ装置1000からアダプタ1200に対して送信される上記18aのJob発行スクリプトに対する応答スクリプトであり、本例ではPDプリンタ装置1000が印刷ジョブを受け付けて、OKを応答している。
18cはPDプリンタ装置1000からアダプタ1200に対して送信される上記18aのJOB発行スクリプトに対する他の応答スクリプトであり、本例ではPDプリンタ装置1000が印刷ジョブを実行出来ずに、拒否してNGを応答している。
本Job発行スクリプトは、他にもCapability取得スクリプト中で説明した様に、画像フォーマット以外の用紙サイズ等を指定する事にも利用される。
また、複数の画像を1回のジョブ発行スクリプトで指定する事や、各画像の部数指定、切り取り領域指定、日付指定、ファイル名指定にも利用される。
また、18cの拒否内容も、NGだけでなく、現状他のイメージソースからの印刷を行っている為なのか、それとも印刷ジョブの設定が間違っているからなのか、等の理由を通知する事にも利用される。
図19はUSBでのダイレクト印刷時のStatus通知スクリプトであり、図14中の1404および1407で使用される物である。
19aはPDプリンタ装置1000からアダプタ1200に対して送信されるStatus通知スクリプトであり、本例ではPDプリンタ装置1000が現在印刷状態に無く、印刷開始可能な待機状態(IDLE)であるステータスを通知している。
19bはアダプタ1200からPDプリンタ装置1000に対して送信される上記18aのStatus通知スクリプトに対する応答スクリプトであり、本例ではOKを応答している。
本Status通知スクリプトは、他にもエラーの発生状況や発生したエラーの種別、ページ数や印刷写真枚数等の印刷中のジョブの状況、ケーブルを外してもPDプリンタ装置1000が印刷ジョブを完遂出来る状態で有るか否か、次の印刷ジョブを受け付け可能であるか否か、Capability情報が更新されたか否か、印刷ジョブの終了理由等のやり取りに利用される。
また、StatusはPDプリンタ装置1000からアダプタ1200に対してStatus通知するだけではなく、アダプタ1200からPDプリンタ装置1000に対してStatus要求を行うケースも有り得る。
更に、スクリプト交換は、本例で説明したCapability取得、Job発行、Status通知以外にも、印刷ジョブの中断、エラーからの復帰、バージョン情報、機器名、シリアル番号、ベンダ名等の認証情報の確認・交換、等のコマンドにも利用される。
図20はIrDA時の初期化及びファイル転送フローを示す。本フローではファイル転送を図9右側のIrOBEXアーキテクチャ上で実施した例を説明する。
まず2011で、携帯電話1100はアダプタ1200に対して接続確認CONNECTが行われる。
2012でアダプタ1200が接続を許可する場合にはSUCCESS応答を返す。
2013で携帯電話1100は転送したいファイルのファイル名やサイズ等の情報とファイル本体を含む全体データのうちの先頭パケットを送信する。
アダプタ1200は先頭パケットを正常に受信したら、2014で次のデータを送付可能である旨を示すCONTINUE応答を返す。
2015で携帯電話1100は次のパケットを送信し、2016でアダプタ1200は次のパケットを正常に受信したら、次のデータを送付可能である旨を示すCONTINUE応答を返す。同様に2017〜2018が処理される。
2019で携帯電話1100は最終パケットを送信し、2020でアダプタ1200は最後のパケットを正常に受信したら、データの受信が完了した旨を示すSUCCESS応答を返す。
以上説明した様に、携帯電話1100からPUTで送信された画像に対し、アダプタ1200はPTPのオブジェクトハンドルを割り振り、そのオブジェクトハンドルを利用したダイレクト印刷をPDプリンタ装置1000に対して依頼する事となる。
図10右側のBT接続時の処理フローも図20での説明とほぼ同等であるので説明を省略する。
また、図11右側のUSB接続時の処理フローは純粋なPTPのSendObjectInfo/SendObjectを利用するので説明を省略する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施例について、前述の図面、図22乃至図27を用いて説明する。図中の各シーケンスおよびステップに符号4000乃至符号4536を併記する。
なお、本発明によるアダプタの動作を説明するために、図22、図24乃至図27においてPDプリンタ1000(Printer)、アダプタ1200(Adapter)、カメラ付き携帯電話1100(以下文中では単にDSCと記述する)の相互作用を時系列順に並べた図面を示した。ここでPDプリンタ1000、DSC1100の動作については市場での該当製品の動作の一例である。
<アダプタ接続時の動作シーケンス>
図22は本発明の実施形態に係る、PDプリンタ1000とアダプタ1200接続時のPDプリンタとアダプタとDSCの動作シーケンスを表す図である。
ここでアダプタの動作シーケンスの中でアダプタの状態表示LED1204の状態変化についても記載している。
本実施例においては、LEDの各状態を以下のように割り当てる。
アダプタの電源がOFFになっている状態をLED消灯、アダプタがPDプリンタとの間での接続を確立途中である状態をLED点滅1(例:LEDが緑色で毎秒1回点滅する)、アダプタがPDプリンタとの間での接続を確立完了し、DSCから画像転送受付可能である状態をLED点灯(例:LEDが緑色で点灯する)、アダプタがDSCからの画像転送受信中である状態をLED点滅2(例:LEDが緑色で毎秒5回点滅する)、アダプタがDSCからの画像転送受信完了後、PDプリンタが印刷ジョブを実行中である状態をLED点滅3(例:LEDが緑色で毎秒2回点滅する)、アダプタがPDプリンタからの印刷エラー通知を受け取って印刷中断中である状態をLED点滅4(例:LEDが黄色で毎秒2回点滅する)、とした。
点滅のパターンを増やすことで、これ以外のアダプタの状態を表すことも可能である。
以下、図注の各符号によって各シーケンスを解説する。
(4081)アダプタの初期状態は、PDプリンタへ未接続なので電源OFFであり、LEDは消灯している。
(4001)この状態で、ユーザがアダプタをPDプリンタへ接続すると、アダプタはPDプリンタからUSBの電源供給回路を通じて電源供給を受ける。または、アダプタが電池を内蔵し、電源スイッチなどによって自己の電源をまかなってもよい。その場合、モバイル系のPDプリンタなどの余分な電力消費を抑えることが可能となる。また、電池が充電式であることにより、USBの電源供給量を超える消費電力のDSCとの通信を行う事も可能である。この場合、充電量が十分になって初めてDSCからの画像転送待機状態となり、LEDの点滅1状態からLED点灯状態に変わる、または充電が不十分であればアダプタの電源をONにしない、などの実施が考えられる。
(4002)アダプタの電源がオンになると、アダプタはPDプリンタとの間でダイレクト印刷接続の確立処理を行う。
(4082)アダプタがPDプリンタとの間でダイレクト印刷接続の確立処理を行っている間、LEDは点滅1を繰り返す。(点滅1を開始するタイミングは、4001直後であっても4002直後であっても良い)ダイレクト印刷接続の確立処理を行っている過程で、プリンタのCapability情報を取得し、プリンタが設定可能な用紙サイズ、紙種、各種画像補正処理などを確認して、後述の印刷時に用いるアダプタのUIの動作に反映させることも可能である。例えば、A4とL判の用紙のみに印刷可能なプリンタにおいては、用紙選択ボタンでA4とL判のみが選択できるようにアダプタUIを機能させるようにする。
(4003)アダプタはPDプリンタからダイレクト印刷接続確立完了の通知を受け、アダプタとPDプリンタとの間でのダイレクト印刷接続の確立が完了する。これにより、図9のプロトコルスタックの内でダイレクト印刷接続に関する部分を構築する。
(4083)ダイレクト印刷接続の確立が完了すると、アダプタはDSCからの画像転送を受信可能となり、LEDは点灯する。(PDプリンタのステータスがReadyのときとその他でLED表示を変えてもよい)
<画像転送開始から印刷完了までの動作シーケンス>
図23は本発明の実施形態に係る、DSCからの画像転送開始から印刷完了までのPDプリンタとアダプタとDSCの動作シーケンスを表す図である。
以下、図中の各符号によって各シーケンスを解説する。
(4181)アダプタの初期状態は、DSCからの画像転送を受信可能であり、LEDは点灯している。このとき、前述のアダプタの用紙選択ボタンを操作して、印刷する用紙サイズを選択したり、同様に紙種や印刷枚数、日付印刷の有無などの設定を行ってもよい。
(4191)ユーザはDSCの液晶表示部1102の表示を確認しながら操作ボタン1103を操作し、転送画像の指定を行う。ここで転送画像の指定自体を行っている最中はDSCとアダプタとの間での通信接続が確立されている必要は無く、例えば屋外へ外出時などにこの操作を行ってもよい。その場合、転送画像の指定のステップとアダプタへの転送開始通知をおこなうステップを別個に用意し、転送開始通知を行うステップのみにおいてアダプタと通信する。
(4101)接続確立が完了すると、DSCはアダプタへ画像転送開始通知を送信する。その際、必要であればアダプタとDSCとの間で接続確立を行ってもよい。本実施例の場合、図9のプロトコルスタックの内でIrDA接続に関する部分を構築する。
アダプタはDSCからの画像転送開始通知を受信すると、転送開始受付の返答を行う前にPDプリンタへCapabilityの転送・確認・印刷ジョブの発行を依頼する。この手順について、以下シーケンス4102乃至4105で説明する。
(4102)アダプタはPDプリンタへCapabilityの転送を依頼する。
(4103)PDプリンタはアダプタへCapabilityの転送を行う。
(4182)アダプタはPDプリンタから受け取ったCapability情報とDSCから受け取った画像転送開始通知情報をもとに、DSCから転送される画像をプリンタで印刷可能か否かを判断する。例として、PDプリンタが印刷可能な画像ファイルフォーマットの中にDSCから転送される画像の画像フォーマットが含まれれば印刷可能と判断し、含まれなければ印刷不可能と判断する。
なお、今回の動作シーケンスにおいては、印刷可能と判断された場合について説明する。印刷不可能と判断された場合の動作については、後述するアダプタのフローチャート図のステップ4203の説明において記載する。
(4104)アダプタはPDプリンタへ印刷要求を行う。このとき、印刷要求を行うにあたって印刷ジョブ情報が必要であれば、DSCから受け取った画像転送開始通知情報をもとに、ユーザの希望する印刷設定情報を含んだ印刷ジョブ情報を作成し、印刷要求とともにPDプリンタに送信してもよい。
(4105)PDプリンタはアダプタへ印刷要求受付の返答を行う。
(4183)アダプタは印刷要求受付の返答内容を元に、印刷要求が受付されたか否かを判断する。
この際、事前にプリンタの状態を取得しても良い。例として、返答内容に記載されたプリンタの状態が印刷Ready状態であれば印刷可能と判断し、プリンタが現在PCからの印刷ジョブを実行中で印刷Busy状態であれば印刷不可能と判断し、アクセスカバー1003が開いていたり、プリンタに用紙がセットされていなかったり、インクがセットされていなかったりするために印刷が不可能であれば印刷不可能と判断する。
なお、今回の動作シーケンスにおいては、印刷要求が受付されたと判断された場合について説明する。印刷されなかったと判断された場合の動作については、後述するアダプタのフローチャート図のステップ4206の説明において記載する。
(4106)アダプタはシーケンス4101にてDSCから通知された転送開始通知に対し、転送開始受付の返答を行う。
(4171)PDプリンタは液晶表示部1006上に印刷要求を受信し印刷開始状態である旨を表示する。
(4184)アダプタがDSCからのデータ転送受信を行っている間、LEDは点滅2を繰り返す。(点滅2を開始するタイミングは、4105直後であっても4106直後であっても4107直後であっても良い)
(4192)DSCは液晶表示部1102上に転送が開始した旨を表示する。
(4107)DSCはアダプタへ画像転送を行う。転送された画像は、アダプタのRAM3203に書き込まれる。書き込まれ方としては、書き込み先アドレス番地を固定しておき、前回転送された画像情報を上書きしていってもよく、また、RAMをリングバッファとして扱い、前回転送終了したアドレス番地をもとに書き込み先アドレスを決定してもよい。大容量のRAMが用意できるならば、リングバッファ形式をとることで、転送画像の履歴をRAM上に保持できる。アダプタ上に適切なUIを持たせることで、アダプタのUI操作によって以前に転送された画像を再度DSCから転送することなく再印刷を行えるようにする、などの応用が可能である。
(4108)PDプリンタはアダプタに対し印刷画像転送依頼を行う。
(4109)DSCは全てのデータを転送し終えると、アダプタへ画像転送終了通知を行う(転送プロトコルの持つ規約を利用し、最終画像データの転送時に、転送データが最終データである旨の通知を行うことで、画像転送終了通知として利用してもよい)
(4110)アダプタはDSCへ画像転送終了受付の返答を行う。
(4185)アダプタはDSCからの画像転送終了後、PDプリンタが印刷ジョブを実行している間、LEDは点滅3を繰り返す。(点滅3を開始するタイミングは、4109直後であっても4110直後であっても4111直前であっても良い)
(4193)DSCは液晶表示部1102上に転送が終了した旨を表示する。
(4111)アダプタはPDプリンタへ依頼された印刷画像を転送する。
(4112)アダプタはPDプリンタへ依頼された印刷画像を全て転送すると、PDプリンタへ印刷画像転送終了通知を行う。(転送プロトコルの持つ規約を利用し、最終画像データの転送時に、転送データが最終データである旨の通知を行うことで、画像転送終了通知として利用してもよい)
(4172)PDプリンタはアダプタから受け取った印刷画像をもとに印刷を行う。
(4113)PDプリンタは印刷が終了するとアダプタへ印刷終了通知を行う。
(4114)アダプタはPDプリンタへ印刷終了受付の返答を行う。
(4173)PDプリンタは液晶表示部上に印刷が終了した旨を表示する。
(4186)アダプタがPDプリンタの印刷終了を確認すると、アダプタはDSCからの新たな画像転送を受信可能となり、LEDは点灯する。(点灯を開始するタイミングは、4113直後であっても4114直後であってもよい)
印刷終了時に、アダプタのRAM3203に書き込まれた画像情報を自動的に消去してもよい。画像を消去することで、機密性の高い画像の印刷を安全に行うことができる。
<転送待機から転送開始受付までのアダプタのフローチャート>
図24は本発明の実施形態に係る、DSCからの画像転送待機から画像転送開始受付までのアダプタの動作を規定するフローチャート図である。
以下、図中の各符号によって各ステップを解説する。
(4200)本フローチャートの開始は、図22で説明したアダプタの接続が完了し、LEDが点灯状態になっている状態である。
(4201)アダプタはPDプリンタとダイレクト印刷接続を確立完了し、DSCからの画像転送開始通知が送信されるまで待つ。DSCからの画像転送開始通知を受けると、画像転送開始通知情報をRAM3203に保持し、ステップ4202へ進む。
(4202)アダプタはPDプリンタのCapability情報を取得し、RAM3203に保持する。
(4203)アダプタはステップ4201で得た情報を参照し、DSCから送られてくる画像のファイルフォーマットを調べ、ステップ4202で得た情報を参照し、PDプリンタがDSCから送られてくる画像のファイルフォーマットをサポート可能であるかを確認する。サポート可能であればステップ4204へ、サポート不可能であればステップ4208へ進む。
(4204)アダプタはプリンタへ印刷要求を行う。なお、印刷要求を行う前にプリンタの状態を取得し、Readyでなければ印刷要求をせずにステップ4208へ進んでもよい。
(4205)アダプタはプリンタが印刷要求を受付して返答するまで待つ。
(4206)アダプタは印刷要求受付の返答内容を確認し、プリンタが印刷要求を受付したか否かを調べる。印刷要求を受付していればステップ4207へ、印刷要求を受付しなければステップ4208へ進む。
(4207)アダプタはステップ4201でDSCから受信した画像転送開始通知に対し、転送開始受付を返答する。
(4208)アダプタはステップ4201でDSCから受信した画像転送開始通知に対し、転送開始拒否を返答する。DSCの画像転送開始通知に対し返答を行わないことにより、DSCをタイムアウトさせることをもって転送開始拒否を表してもよい。
また、転送開始拒否を表すLED点滅パターンを用意し、一定時間表示してもよい。
(4209)アダプタは以降DSCからの画像転送を受ける。
次に、本発明においてアダプタ1200は、複数の通信手段(例:IrDAとBlueTooth)を具備し、複数の入力ソース(例:DSC1およびDSC2)から同時に画像転送を行う事が可能であるとする。
この場合には、アダプタ1200には、上記図22〜420で説明した内容に加えて、更に複数の入力ソースに特有の処理が必要となる。
図25は、本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからのダイレクト印刷時の動作シーケンスを表す図である。
通信4301〜4314、処理4371〜4393はそれぞれ図23の通信4101〜4114、処理4171〜4193と同じで有るので説明の詳細は省略する。図23と図25の差異はDSC2の存在と、そのDSC2〜アダプタ1200〜PDプリンタ1000間で行われる通信4321〜4325、処理4161〜4163である。
フローの始まりから(4307)までは図23と同様である。
(4321)DSC2上のUI操作により、DSC1からの転送指示後に、DSC1からの転送とは別の転送2が指示される。
(4322)アダプタ1200はこのDSC2からの転送2に対しては速やかに転送開始受付を行う。
(4362)DSC2は転送開始受付を受信したら、転送2の開始を表示した後、実際の転送を開始する。転送されるデータはアダプタ1200内部でDSC1からの転送データとは別の領域に保存される。
(4323)DSC2は全てのデータを転送し終えると、アダプタへ画像転送終了通知を行う。
(4324)アダプタ1200はDSC2へ画像転送終了受付の返答を行う。(この4323〜4324はDSC1からの画像転送通知である4301以降かつ後述の4325より前であれば何時でも同様である)
(4363)DSC2は液晶表示部上に転送が終了した旨を表示する。
以後、(4308)〜(4386)図23と同様である。
(4325)アダプタ1200はDSC1からの転送に基づくPDプリンタ1000の印刷処理の終了を通信4313〜4314で確認すると、既に受信が終了しているDSC2からの転送に基づく印刷要求を行う。以後の処理はDSC1の時の通信4304からと同様に行う。
また、DSC2からの転送に基づく印刷処理中にDSC1からの転送要求が有った場合にも上記処理のDSC1とDSC2の立場を入れ替えた形で同様に処理する。
本実施形態の処理4322においてアダプタ1200はDSC2に対して速やかに転送開始を受付ているが、これは既にDSC1からの転送指示に対して、処理4382の印刷可否判断及び処理4383の印刷開始判断によってPDプリンタ1000がアダプタからの印刷が可能であるか否かを判別済みであるからである。もし、アダプタ1200がPDプリンタ1000に対して、DSC1からの転送と同様に印刷開始判断を行う為に印刷要求を発行してしまうと、PDプリンタ1000は既に通信4304でDSC1からの転送に基づく印刷要求を受信済みであり、通信4305で印刷要求を受付済みであるので、再度の印刷要求を受信すると、その通知に対しては拒絶する可能性が高い。また、アダプタ1200がPDプリンタ1000の印刷要求受信を得るまで待ってからDSC2に対して転送開始受付を行おうとすると、結局PDプリンタ1000がDSC1からの転送要求に基づく印刷を終了させた後の通信4325によって印刷要求受信が可能となる可能性が高いので、DSC2の処理待ち時間は不必要に長くなってしまい、場合によってはタイムアウトエラーとなってしまう可能性が有る。
以上の様に、複数の入力ソースに特有の処理として、既にPDプリンタ1000がアダプタ1200からの印刷要求受付済みの場合には、アダプタ1200は更なる入力ソースからの転送開始通知に対して速やかに受付する事によって、入力ソースの待ち時間を短縮し、早期に転送を完了して入力ソースを開放出来る効果が得られる。
以下図29を用いて、入力ソースの待ち時間の短縮量について説明する。
図26は、本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからのダイレクト印刷時のタイミングチャートを表す図である。
図中4481はDSC1からの転送開始時であり、4482はDSC2からの転送開始時、4483はDSC2からの転送終了時であり、4484はDSC1からの転送終了時である。よって、4481〜4484の間隔である転送時間T1がDSC1からの転送にかかった時間であり、4482〜4483の間隔である転送時間T2がDSC2からの転送にかかった時間である。
次に、4471が転送1に基づく印刷1の開始時であり、4472が印刷1の終了時、4473が転送2に基づく印刷2の開始時であり、4474が印刷2の終了時である。よって、4471〜4472の間隔である印刷時間T3が転送1に基づく印刷1にかかった時間であり、4473〜4474の間隔である印刷時間T4が転送2に基づく印刷2にかかった時間である。
よって、上記説明した複数の複数の入力ソースに特有の処理が無い場合には、転送2は最大T1+T3の時間だけの待ち時間が発生する事となる事が理解されよう。逆に言うと、本実施例に説明された処理によって、最大T1+T3の時間だけの待ち時間が短縮される事となる。
図27は本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからのダイレクト印刷時の動作フローを表すフローチャート図である。
本図では図22に記載の初期化処理が完了した時点からのアダプタのCPU3201によって制御されるアダプタ1200の処理フローを説明している。
まずステップ4501でDSC1からの転送開始通知を受信したか否かを判定する。判定結果がNOの場合にはステップ4511へと進み、YESの場合にはステップ4502へと進む。ステップ4502ではPDプリンタ1000の状態を取得する。ステップ4503では取得したPDプリンタ1000の状態を確認し、アダプタ1200以外からの印刷を実行中であるか否かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップ4504へと進み、DSC1からの転送開始通知に対して拒否してステップ4511へと進む。判定結果がNOの場合にはステップ4505へと進み、現在アダプタ1200が既にDSC2からの転送要求に基づく印刷ジョブを処理中であるか否かを判定する。判定結果がNOの場合にはステップ4506へと進みPDプリンタ1000に対しては印刷要求を発行してステップ4507へと進む。判定結果がYESの場合にはステップ4507へと進む。ステップ4507ではDSC1からの転送開始を受け付け、実際の転送を開始すると共に、転送開始時刻を記憶して、ステップ4511へと進む。
ステップ4511ではDSC2からの転送開始通知を受信したか否かを判定する。判定結果がNOの場合にはステップ4521へと進み、YESの場合にはステップ4512へと進む。ステップ4512ではPDプリンタ1000の状態を取得する。ステップ4513では取得したPDプリンタ1000の状態を確認し、アダプタ1200以外からの印刷を実行中であるか否かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップ4514へと進み、DSC2からの転送開始通知に対して拒否してステップ4521へと進む。判定結果がNOの場合にはステップ4515へと進み、現在アダプタ1200が既にDSC1からの転送要求に基づく印刷ジョブを処理中であるか否かを判定する。判定結果がNOの場合にはステップ4516へと進みPDプリンタ1000に対しては印刷要求を発行してステップ4517へと進む。判定結果がYESの場合にはステップ4517へと進む。ステップ4517ではDSC2からの転送開始を受け付け、実際の転送を開始すると共に、転送開始時刻を記憶して、ステップ4521へと進む。
ステップ4521ではDSC1からの転送開始時刻とDSC2からの転送開始時刻を比較し、DSC1からの転送開始時刻が設定されており、DSC1からの転送開始時刻が早いか、それともDSC2からの転送開始時刻が設定されていない場合にはステップ4522へと進む。それ以外の場合にはステップ4531へと進む。ステップ4522ではPDプリンタ1000からの画像転送要求に対してDSC1からの転送データで応答する。もしデータの転送が完了していなかった場合にはPDプリンタ1000への転送は行わずにこのステップをスキップしてステップ4523へと進む。ステップ4523ではPDプリンタ1000がステップ4522で転送したデータに基づく印刷を全て完了したか否かを判定する。判定結果がNOの場合にはステップ4531へと進み、結果がYESの場合にはステップ4524へと進む。ステップ4524ではDSC1からの転送開始時刻を未設定状態にクリアする。ステップ4525ではアダプタ1200が現在DSC2からの転送も既に開始済みであるか否かを判定する。判定結果がNOの場合にはステップ4531へと進み、判定結果がYESの場合にはステップ4526へと進む。ステップ4526では、ステップ4515での判定結果がYESであり、ステップ4516でのDSC2からの転送に対応する印刷要求がスキップされている筈であるので、その分の印刷要求をPDプリンタ1000に対して行い、ステップ4531へと進む。
ステップ4531ではDSC2からの転送開始時刻とDSC1からの転送開始時刻を比較し、DSC2からの転送開始時刻が設定されており、DSC2からの転送開始時刻が早いか、それともDSC1からの転送開始時刻が設定されていない場合にはステップ4532へと進む。それ以外の場合にはステップ4501へと進んで以後処理を継続する。ステップ4532ではPDプリンタ1000からの画像転送要求に対してDSC2からの転送データで応答する。もしデータの転送が完了していなかった場合にはPDプリンタ1000への転送は行わずにこのステップをスキップしてステップ4533へと進む。ステップ4533ではPDプリンタ1000がステップ4532で転送したデータに基づく印刷を全て完了したか否かを判定する。判定結果がNOの場合にはステップ4501へと進んで以後処理を継続し、結果がYESの場合にはステップ4534へと進む。ステップ4534ではDSC2からの転送開始時刻を未設定状態にクリアする。ステップ4535ではアダプタ1200が現在DSC1からの転送も既に開始済みであるか否かを判定する。判定結果がNOの場合にはステップ4501へと進んで以後処理を継続し、判定結果がYESの場合にはステップ4536へと進む。ステップ4536では、ステップ4505での判定結果がYESであり、ステップ4506でのDSC1からの転送に対応する印刷要求がスキップされている筈であるので、その分の印刷要求をPDプリンタ1000に対して行い、ステップ4501へと進んで以後処理を継続する。
本フローチャートでは、DSC1とDSC2という2つの入力ソースを取り扱った例を説明したが、3つ以上の入力ソースに対しても同様にして待ち時間を低減した処理が実現出来る。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、複数の入力ソースからの転送要求が行われた場合に、後から転送要求を行ったDSCの待ち時間を低減する例を説明した。
しかし、図27に記載のフローにおいては、DSC1とDSC2の用いる転送手法(例:IrDA,Bluetooth,USB)や画像サイズ等の組み合わせによってはDSC1とDSC2の印刷要求を実現するに当たり無駄な待ち時間が発生し、最短時間での印刷処理が実現出来ない状況が発生し得る。本実施形態では、それら転送手法や画像サイズ等の組み合わせに応じて印刷処理の所要時間を短縮する「転送完了優先モード」の仕組みを説明する。
図28は本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時の動作シーケンスを表す図である。
通信4601〜4607、処理4671〜4693はそれぞれ図25の通信4301〜4307、処理4371〜4393と同じで有るので説明の詳細は省略する。図25と図28の差異はDSC1からの転送速度がDSC2からの転送速度に比べて著しく遅く、結果的にアダプタ1000がDSC2からの転送データの印刷をDSC1からの転送データの印刷より前に実行し、PDプリンタ1000がDSC2からの転送データの印刷を実行中にDSC1からの転送終了である通信4609〜4610が実施されている事である。
フローの始まりから(4607)までは図23と同様である。
(4621)DSC2上のUI操作により、DSC1からの転送指示後に、DSC1からの転送とは別の転送2が指示される。
(4622)アダプタ1200はこのDSC2からの転送2に対しては速やかに転送開始受付を行う。
(4662)DSC2は転送開始受付を受信したら、転送2の開始を表示した後、実際の転送を開始する。転送されるデータはアダプタ1200内部でDSC1からの転送データとは別の領域に保存される。
(4623)DSC2は全てのデータを転送し終えると、アダプタへ画像転送終了通知を行う。
(4624)アダプタ1200はDSC2へ画像転送終了受付の返答を行う。
(4663)DSC2は液晶表示部上に転送が終了した旨を表示する。
(4608)PDプリンタ1000からの画像転送要求に対し、アダプタ1200はまだ転送が完了していないDSC1からの転送画像よりも、転送が完了しているDSC2からの転送画像を優先して行う事を決定する。ここで、もし4604で行った印刷要求内容が、DSC2からの転送画像の印刷と不整合を生じる場合には、PDプリンタ1000へキャンセル通知を行い、改めてDSC2からの転送画像の印刷用の印刷要求を行っても良い。
(4685)アダプタはDSC2からの画像転送終了後、PDプリンタが印刷ジョブを実行している間、LEDは点滅3を繰り返す。
(4611)アダプタ1200はPDプリンタ1000へ依頼されたDSC2からの印刷画像を転送する。
(4612)アダプタ1200はPDプリンタ1000へ依頼されたDSC2からの印刷画像を全て転送すると、PDプリンタ1000へ印刷画像転送終了通知を行う。
(4672)PDプリンタ1000はアダプタ1200から受け取ったDSC2からの印刷画像をもとに印刷を行う。
(4609)DSC1は全てのデータを転送し終えると、アダプタ1200へ画像転送終了通知を行う。
(4610)アダプタ1200はDSC1へ画像転送終了受付の返答を行う。(この4609〜4610の処理は、アダプタ1200がDSC2からの転送画像を優先して行う事を決定する4608以降かつ後述の4625より前であれば何時でも同様である)
(4613)PDプリンタ1000は印刷が終了するとアダプタ1200へ印刷終了通知を行う。
(4625)アダプタ1200はDSC2からの転送に基づくPDプリンタ1000の印刷処理の終了を通信4613〜4614で確認すると、受信が終了しているDSC1からの転送に基づく印刷要求を行う。以後の処理は図25におけるDSC1の時の通信4304からと同様に行う。
また、DSC2からの転送に基づく印刷処理中にDSC1からの転送要求が有った場合にも上記処理のDSC1とDSC2の立場を入れ替えた形で同様に処理する。
本実施形態の処理4608におけるDSC1からの画像転送とDSC2からの画像転送のいずれを印刷画像として用いるかの判定は、基本的には一方の画像転送が完了しており、他方の画像転送が未完了の場合には画像転送が完了している方を用いる形となるが、この判定を行う事で、印刷処理全体の所要時間を短縮する事が出来る。また、両方の画像転送が完了している場合にはいずれの画像を優先しても印刷処理全体の所要時間が短縮される可能性が低いので印刷開始時刻の早い方を優先する第1の実施形態での運用が適当であろう。
以下図29を用いて、印刷処理全体の所要時間の短縮量について説明する。
図29は本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時のタイミングチャートを表す図である。
図中4781はDSC1からの転送開始時であり、4782はDSC2からの転送開始時、4783はDSC2からの転送終了時であり、4784はDSC1からの転送終了時である。よって、4781〜4784の間隔である転送時間T1がDSC1からの転送にかかった時間であり、4782〜4783の間隔である転送時間T2がDSC2からの転送にかかった時間である。アダプタ1200は4783のDSC2からの転送終了がDSC1からの転送終了よりも先に発生したので、PDプリンタ1000への印刷としては、DSC2からの転送画像を先に行う事を決定する。
次に、4771が転送2に基づく印刷2の開始時であり、4772が印刷2の終了時、4773が転送1に基づく印刷1の開始時であり、4774が印刷1の終了時である。よって、4771〜4772の間隔である印刷時間T4が転送2に基づく印刷2にかかった時間であり、4773〜4774の間隔である印刷時間T3が転送1に基づく印刷1にかかった時間である。
図26と比較すると分かるように、図29においては印刷時間T4は転送時間T1に包含されているので、全体としての処理時間が図26でのT1+T3+T4が図29ではT1+T3となり、T4分の処理時間が短縮されている。これは、
T1>T2+T4+(転送1開始〜転送2開始の時間差)
の条件の元での話であり、T1>T2の条件下で一般化すると、短縮時間は、
Min(T4、T1−T2―(転送1開始〜転送2開始の時間差))
となる。
T1およびT2は通信手法(例:IrDAやBluetooth、USB)および転送される画像サイズによって変化するが、それらの条件は実際の画像転送が完了する前に取得可能な情報であるので、短縮時間を推定する事も可能である。よって一律に先に転送が完了した方を優先するのではなく、短縮時間が小さい場合、例えば
短縮時間 < T4/2
短縮時間 < 定数(例:10秒)
等の条件でもって第1の実施形態と第2の実施形態とを切り替えて運用する様にしても良い。
図30は本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時の動作フローを表すフローチャート図である。
図30は図27と以下の6ステップを除き同一であるので、転送完了優先モードである事によって生ずる差異である6ステップのみ詳細に説明し、他の詳細な説明は省略する。
ステップ4807:図27中のステップ4507で行っていた転送開始時刻の設定は行わず、DSC1からの転送開始のみを行う。
ステップ4817:図27中のステップ4517で行っていた転送開始時刻の設定は行わず、DSC2からの転送開始のみを行う。
ステップ4821:図27中のステップ4521で行っていた転送開始時刻での比較では無く、DSC1からの転送が完了したか否かを判定し、判定結果がNOの場合にはステップ4831へ進み、結果がYESの場合にはステップ4822へ進む。
ステップ4831:図27中のステップ4531で行っていた転送開始時刻での比較では無く、DSC2からの転送が完了したか否かを判定し、判定結果がNOの場合にはステップ4801へ進み以後処理を継続し、結果がYESの場合にはステップ4832へ進む。
その他、図27のステップ4524およびステップ4534に対応するステップが存在せず、
ステップ4823:判定結果がYESの場合には4825へ進む。
ステップ4833:判定結果がYESの場合には4835へ進む。
となっている。
本フローチャートでは、DSC1とDSC2という2つの入力ソースを取り扱った例を説明したが、3つ以上の入力ソースに対しても同様にして印刷処理全体の所要時間を短縮する処理が実現出来る。
(第3の実施形態)
第2の実施形態では、印刷処理全体の所要時間の短縮を行う例を説明した。
しかし図30に記載のフローにおいてはDSC1とDSC2の転送する画像の属性(例:普通紙用の文書コンテンツ、写真用紙用の写真コンテンツ)が異なる場合にはユーザの設定した印刷用紙との組み合わせが崩れて、ユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性が有る。
図31は本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時の課題のタイミングチャートを表す図である。
図中4981はDSC1からの転送開始時であり本転送は普通紙に印刷する事を想定した印刷ジョブである(例:画像フォーマットがPNGである文書画像)。4982はDSC2からの転送開始時であり本転送は写真用紙に印刷する事を想定した印刷ジョブである(例:画像フォーマットがJPEGである写真画像)。4983はDSC2からの転送終了時であり、4984はDSC1からの転送終了時である。
ユーザはDSC1からの転送1を先に指示し、次にDSC2からの転送2を指示しているので、ユーザの用紙設置方法としては転送2向けの写真専用紙を転送1向けの普通紙の後ろ側に挿入してPDプリンタ1000の用紙自動給紙部1007が普通紙→写真専用紙の順番に給紙する順番に設置する事が一般的と思われるが、他にも転送1向けの普通紙が実際にPDプリンタ1000の用紙自動給紙部1007により給紙され、転送1向けの印刷がPDプリンタ1000によって完了されてからユーザが転送2向けの写真用紙を設置する方法等も考えられる。ここでは例として両印刷ジョブ共用紙サイズはA4サイズであるとする。
次に、4971が転送2に基づく印刷2の開始時であり、4972が印刷2の終了時、4973が転送1に基づく印刷1の開始時であり、4974が印刷1の終了時である。
ここで、4971でユーザがDSC1からの転送1向けに設置した普通紙が給紙され、4973でユーザがDSC2からの転送2向けに設置した写真用紙が給紙されてしまう恐れが有る。そうすると、4972では普通紙の上にJPEGの写真画像が、4974では写真用紙の上にPNGの文書が印刷されてしまう事となる。
よって、本実施の形態では、ユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性を低減する方法の詳細について、図32でタイミングチャート、図33でフローチャートを用いて説明する。
図32は本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時の課題への対策のタイミングチャートを表す図である。
図中5081はDSC1からの転送開始時であり本転送は普通紙に印刷する事を想定した印刷ジョブである(例:画像フォーマットがPNGである文書画像)。5082はDSC2からの転送開始時であり本転送は写真用紙に印刷する事を想定した印刷ジョブである(例:画像フォーマットがJPEGである写真画像)。5083はDSC2からの転送終了時であり、5084はDSC1からの転送終了時である。
次に、5071が転送1に基づく印刷1の開始時であり、5072が印刷1の終了時、5073が転送2に基づく印刷2の開始時であり、5074が印刷2の終了時である。
ここで、5071でユーザがDSC1からの転送1向けに設置した普通紙が給紙され、5073でユーザがDSC2からの転送2向けに設置した写真用紙が給紙されるので、5072では普通紙の上にPNGの文書が、5074では写真用紙の上にJPEGの写真画像が正しく印刷される。
図33は本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時の課題への対策の動作フローを表すフローチャート図である。
本図は図27および図30と同様に、図22に記載の初期化処理が完了した時点からのアダプタのCPU3201によって制御されるアダプタ1200の処理フローを説明している。
まずステップ5101〜5106は図27中のステップ4501〜4506と同様であるので説明を省略する。ステップ5107ではDSC1からの転送開始を受け付け、実際の転送を開始すると共に、転送開始時刻を記憶して、ステップ5108へと進む。ステップ5108では今回のDSC1からの転送画像の属性と既に現在転送中のDSC2からの転送画像の属性が一致するか否かを判定する。判定結果がNOの場合には印刷順番を組替えるとユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性が高いと判断し、ステップ5109へ進み転送開始優先モードに設定してステップ5111へと進む。判定結果がYESの場合には印刷順番を組替えるとユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性が低いと判断し、ステップ5110へ進み転送完了優先モードに設定してステップ5111へと進む。ステップ5108において現在DSC2から転送中で無い場合には判定結果がYES、NOいずれとなっても問題は無いが、本例では一応NOと判定される事とする。
次にステップ5111〜5116は図27中のステップ4511〜4516と同様であるので説明を省略する。ステップ5117ではDSC2からの転送開始を受け付け、実際の転送を開始すると共に、転送開始時刻を記憶して、ステップ5118へと進む。ステップ5118では今回のDSC2からの転送画像の属性と既に現在転送中のDSC1からの転送画像の属性が一致するか否かを判定する。判定結果がNOの場合には印刷順番を組替えるとユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性が高いと判断し、ステップ5119へ進み転送開始優先モードに設定してステップ5121へと進む。判定結果がYESの場合には印刷順番を組替えるとユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性が低いと判断し、ステップ5120へ進み転送完了優先モードに設定してステップ5121へと進む。ステップ5118において現在DSC2から転送中で無い場合には判定結果がYES、NOいずれとなっても問題は無いが、本例では一応NOと判定される事とする。
ステップ5121では現在のモードが転送開始優先モードであるか否かを判定し、判定結果がYESの場合にはステップ5122へ進み、結果がNOの場合(転送完了優先モード時)にはステップ5123へ進む。
ステップ5122では転送開始優先モード処理を行うが、詳細は図27のステップ4521〜4536と同様であるので処理の詳細は省略する。処理を終了するとステップ5101へと戻り、以後処理を継続する。
ステップ5123では転送完了優先モード処理を行うが、詳細は図30のステップ4821〜4836と同様であるので処理の詳細は省略する。処理を終了するとステップ5101へと戻り、以後処理を継続する。
本フローチャートでは、DSC1とDSC2という2つの入力ソースを取り扱った例を説明したが、3つ以上の入力ソースに対しても同様にして印刷処理全体の所要時間を短縮する処理が実現出来る。
本実施形態では、転送開始優先モードと転送完了優先モードとの切り替えの条件として画像フォーマットが一致するか否かを用いたが、別にこの条件に限る必要は無く、要はDSC1からの転送画像とDSC2からの転送画像の印刷順番を変えた場合にユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性が高いか否かが判別出来ればよい。よって、DSC1およびDSC2から転送される画像に用紙サイズ情報が付与されていた場合には両者の用紙サイズが一致しているか否かで判定しても良いし、同様に用紙種類で判定しても良い。また、画像フォーマットが一致しているか否かという厳密な判定ではなく、JPEG、TIFF等の写真画像向けの画像フォーマット群と、PNG、GIF等の文書向けの画像フォーマット群というカテゴリ分けを行い、互いに異なるカテゴリで有るか否かを元に判定しても良い。また、複数の条件を組み合わせて判定しても良い。更にはアダプタ1200上にUIが存在する場合にはユーザの選択によって転送開始優先モードか転送完了優先モードを切り替えても良いし、後から転送を開始した方が先に転送完了した場合にその旨をユーザに伝達してユーザに選択を促しても良い。
以上説明した様に、転送開始優先モードか転送完了優先モードを適宜切り替えて使用することにより、ユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性を低減する事が出来る。
(第4の実施形態)
第2の実施形態では、ユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性を低減する例を説明した。
しかし、図33に記載のフローにおいてはDSC1とDSC2がそれぞれ1枚の画像を転送するだけであればユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性を低減出来るが、例えばDSC1が連続して2枚の文書を送る場合には必ずしも十分危険性を低減出来ているとは言えない場合が有る。
例えばDSC1が転送にIrDAを用いている場合には、転送自体は1枚毎の画像転送であるが、例えばDSC1上の液晶表示部1102では複数ページの文書印刷が選択出来、DSC1がその複数ページの文書をそれぞれ1枚毎の画像転送に分割して送信する系が考えられる。
図34は本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからの複数枚ダイレクト印刷時の課題のタイミングチャートを表す図である。
本図においては、DSC1は2枚の普通紙用コンテンツ(例:画像フォーマットがPNGである文書画像)、DSC2は1枚の写真用紙用コンテンツ(例:画像フォーマットがJPEGである写真画像)をアダプタ1200に対して送信している。
図中5281はDSC1からの1枚目の転送開始時であり、5282はDSC2からの転送開始時であり、5283はDSC2からの転送終了時であり、5284はDSC1からの1枚目の転送終了時である。更に5285はDSC1からの2枚目の転送開始時であり、5286はDSC1からの2枚目の転送終了時である。
ここで、アダプタ1200は同一の画像ソースからの複数の画像転送の間隔(図中5385〜5386であるTI)が所定の転送間隔TTよりも小さい場合にはそれらは一連のジョブであると判断し、その一連のジョブ中には他のイメージソースによるジョブの割り込みを禁止する様に振舞う。よって、転送開始順番はDSC1−1枚目→DSC2→DSC1−2枚目、となる。
ユーザはDSC1からの2枚印刷(実際には転送1−1および転送1−2)を先に指示し、次にDSC2からの転送2を指示しているので、ユーザの用紙設置方法としては転送2向けの写真専用紙を転送1向けの普通紙2枚の後ろ側に挿入してPDプリンタ1000の用紙自動給紙部1007が普通紙→普通紙→写真専用紙の順番に給紙する順番に設置する事が一般的と思われる。他にも転送1向けの普通紙2枚が実際にPDプリンタ1000の用紙自動給紙部1007により給紙され、転送1−1および転送1−2向けの印刷がPDプリンタ1000によって完了されてからユーザが転送2向けの写真用紙を設置する方法等も考えられる。ここでは例として両印刷ジョブ共用紙サイズはA4サイズであるとする。
次に、5271が転送1−1に基づく印刷1−1の開始時であり、5272が印刷1−1の終了時、5273が転送2に基づく印刷2の開始時であり、5274が印刷2の終了時である。更に、5275が転送1−2に基づく印刷1−2の開始時であり、5276が印刷1−2の終了時である。
ここで、5273でユーザがDSC1からの印刷2枚目(実際は転送1−2)向けに設置した2枚目の普通紙が給紙され、5275でユーザがDSC2からの転送2向けに設置した写真用紙が給紙されるので、5274では普通紙の上にJPEGの写真画像が、5074では写真用紙の上にPNGの文書が印刷されてしまう事となる。
よって、本実施の形態では、転送開始優先モード時に複数枚印刷時にユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性を低減する方法の詳細について、図35でタイミングチャート、図36でフローチャートを用いて説明する。
図35は本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからの複数枚ダイレクト印刷時の課題への対策のタイミングチャートを表す図である。
本図においては図34と同様に、DSC1は2枚の普通紙用コンテンツ(例:画像フォーマットがPNGである文書画像)、DSC2は1枚の写真用紙用コンテンツ(例:画像フォーマットがJPEGである写真画像)をアダプタ1200に対して送信している。
図中5381〜5386は図34の5281〜5286と同様であるので説明を省略する。
次に、5271が転送1−1に基づく印刷1−1の開始時であり、5272が印刷1−1の終了時、5273が転送1に基づく印刷1−2の開始時であり、5274が印刷1−2の終了時である。更に、5275が転送2に基づく印刷2の開始時であり、5276が印刷2の終了時である。
ここで、5273でユーザがDSC1からの印刷2枚目(実際は転送1−2)向けに設置した2枚目の普通紙が給紙され、5275でユーザがDSC2からの転送2向けに設置した写真用紙が給紙されるので、5274では普通紙の上にPNGの文書が、5074では写真用紙の上にJPEGの写真画像が正しく印刷される。
図36は本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからの複数枚ダイレクト印刷時の課題への対策の動作フローを表すフローチャート図である。
本図は図27、図30および図33と同様に、図22に記載の初期化処理が完了した時点からのアダプタ1200の処理フローを説明している。
まずステップ5401はDSC1からの転送開始通知受信処理であり、処理内容としては転送開始優先モードの説明図である図27中のステップ4501〜4510と同様であるので説明を省略する。次にステップ5402はDSC2からの転送開始通知受信処理であり、処理内容としては図33中のステップ5111〜5120と同様であるので説明を省略する。
次にステップ5441でDSC1の転送完了後、DSC1から次の画像転送通知が無いままTT秒が経過したか否かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップ5442へ進み、前回の転送完了を一連の転送の最終転送と見做し、DSC1からの転送開始時間をクリアし、ステップ5451へと進む。判定結果がNOの場合にはステップ5451へと進む。
ステップ5451でDSC2の転送完了後、DSC2から次の画像転送通知が無いままTT秒が経過したか否かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップ5452へ進み、前回の転送完了を一連の転送の最終転送と見做し、DSC2からの転送開始時間をクリアし、ステップ5461へと進む。判定結果がNOの場合にはステップ5461へと進む。
ステップ5461でDSC1の転送完了後TT秒内に、DSC1から次の画像転送通知が有ったか否かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップ5462へ進み、今回の画像転送は前回の転送から続く一連の転送と見做し、DSC1からの転送開始時間を前回の転送開始時間に設定する。こうする事で仮にDSC1からの前転送〜今転送間のタイミングでDSC2から転送要求が有ったとしても、DSC1からの転送開始時間=前回の転送開始時間なので、DSC1からの今回の転送が優先されて印刷処理される事となる。そしてステップ5471へと進む。判定結果がNOの場合にはステップ5471へと進む。
ステップ5471でDSC2の転送完了後TT秒内に、DSC2から次の画像転送通知が有ったか否かを判定する。判定結果がYESの場合にはステップ5472へ進み、今回の画像転送は前回の転送から続く一連の転送と見做し、DSC2からの転送開始時間を前回の転送開始時間に設定する。こうする事で仮にDSC2からの前転送〜今転送間のタイミングでDSC1から転送要求が有ったとしても、DSC2からの転送開始時間=前回の転送開始時間なので、DSC2からの今回の転送が優先されて印刷処理される事となる。そしてステップ5421へと進む。判定結果がNOの場合にはステップ5421へと進む。
ステップ5421〜5436は図27のステップ4521〜4536とほぼ同様であり、差異は2点のみであるのでその2箇所以外の詳細の説明は省略する。
図36と図27との差異は図27中のステップ4524およびステップ4534の両ステップが存在しない事である。この理由は画像データの転送や印刷が完了してもTT秒間は現在転送や印刷が完了した側に次の転送における優先権を持たせる為である。その結果、図36中のステップ5423では判定結果がYESの場合にはステップ5425へ進み、またステップ5433では判定結果がYESの場合にはステップ5435へ進む事となる。
本実施形態では、転送間隔TTという基準でもって複数回の転送を一連の転送と見做すようにしたが、条件はこれに限る必要は無く、転送にかかった時間に比例して転送間隔の閾値を設定しても良いし、実際の印刷処理の完了までを閾値としてもよい。また、閾値は常に一定の値を用いる必要は無く、通信方法(例:IrDA、Bluetooth)や画像フォーマット(例:JPEG,PNG)に応じてそれぞれ独立に設定する事でそれら通信方法や画像フォーマット固有のタイミング的な特性を反映する事が出来る。
いずれにしても、複数回の単純な画像転送を一連の転送と見做し、ユーザの設定した用紙との組み合わせを維持する事で、複数枚印刷時にユーザの希望しないコンテンツと印刷用紙の組み合わせで出力してしまう危険性を低減する事が出来る。
<その他の応用>
本実施形態での画像・印刷データの転送方法はあくまでも一例であり、転送手続きの詳細な順番や、転送開始手続きを転送元が行うか転送先が行うかによらず、本発明の効果が利用出来ることは言うまでも無い。例えば、本実施例ではDSCからアダプタへの画像転送はDSCからの転送開始通知により開始されたが、アダプタがDSCに対し常に画像転送要求を送り、それに対してDSCが画像転送受付を返したことを以って開始されてもよい。
また、上記実施形態において、画像供給装置をデジタルカメラ1100、中継装置をアダプタ1200、画像出力装置をPDプリンタ1000としたが、本発明はこれに限定されるものでない。例えば、画像供給装置としては、デジタルカメラ、画像データを記憶できるモバイル機器、DVDやCD等の再生装置であってもよい。
また、上記実施形態において、デジタルカメラ1100とアダプタ1200との接続を純粋な転送接続としたが、これに限る必要は無く、アダプタ1200とPDプリンタ1000との接続に用いるダイレクト印刷接続と異なる接続であれば本発明の効果が期待出来る。よって、上記実施形態においてデジタルカメラ1100とアダプタ1200との接続が簡易なダイレクト印刷接続であっても良い。
なお本発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが、その供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、その形態はプログラムである必要はない。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発には、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。その他のプログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できるまた本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件を満足するユーザに対してインターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
またコンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態に係る、PDプリンタ装置の概観斜視図である。 本発明の実施形態に係る、PDプリンタ装置の操作パネルの概観図である。 本発明の実施形態に係る、カメラ付き携帯電話の概観図である。 本発明の実施形態に係る、アダプタの概観図である。 本発明の実施形態に係る、PDプリンタ装置とアダプタとカメラ付き携帯電話を接続した状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る、PDプリンタ装置の制御にかかる主要部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る、カメラ付き携帯電話の制御にかかる主要部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る、アダプタの制御にかかる主要部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る、PDプリンタとアダプタとIrDA装置付きカメラ付き携帯電話の通信プロトコルスタックの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る、PDプリンタとアダプタとBlueTooth装置付きカメラ付き携帯電話の通信プロトコルスタックの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る、PDプリンタとアダプタとUSBホスト端子付きPCの通信プロトコルスタックの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る、PDプリンタとアダプタとIEEE1394−1995端子付きPCの通信プロトコルスタックの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る、PDプリンタとアダプタと802.11装置付きPDAの通信プロトコルスタックの構成を示す図である。 USBでのダイレクト印刷時の処理フローの概要を示す図である。 USBでのダイレクト印刷時の初期化フロー図である。 USBでのダイレクト印刷時のスクリプト転送フロー図である。 USBでのダイレクト印刷時のCapability取得スクリプトを示す図である。 USBでのダイレクト印刷時のJob発行スクリプトを示す図である。 USBでのダイレクト印刷時のStatus通知スクリプトを示す図である。 IrDA時の初期化及びファイル転送フロー図である。 従来のPC環境におけるプリントサーバシステムを説明する図である。 本発明の実施形態に係る、PDプリンタとアダプタ接続時のPDプリンタとアダプタとカメラ付き携帯電話の動作シーケンスを表す図である。 本発明の実施形態に係る、カメラ付き携帯電話からの画像転送開始から印刷完了までのPDプリンタとアダプタとカメラ付き携帯電話の動作シーケンスを表す図である。 本発明の実施形態に係る、カメラ付き携帯電話からの画像転送待機から画像転送開始受付までのアダプタの動作フローを表すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからのダイレクト印刷時の動作シーケンスを表す図である。 本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからのダイレクト印刷時のタイミングチャートを表す図である。 本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからのダイレクト印刷時の動作フローを表すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時の動作シーケンスを表す図である。 本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時のタイミングチャートを表す図である。 本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時の動作フローを表すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時の課題のタイミングチャートを表す図である。 本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時の課題への対策のタイミングチャートを表す図である。 本発明の実施形態に係る、転送完了優先モード時の課題への対策の動作フローを表すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからの複数枚ダイレクト印刷時の課題のタイミングチャートを表す図である。 本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからの複数枚ダイレクト印刷時の課題への対策のタイミングチャートを表す図である。 本発明の実施形態に係る、複数の入力ソースからの複数枚ダイレクト印刷時の課題への対策の動作フローを表すフローチャート図である。
符号の説明
1000 PDプリンタ
1001 PDプリンタの下ケース
1002 PDプリンタの上ケース
1003 PDプリンタのアクセスカバー
1004 PDプリンタの排出トレイ
1004a PDプリンタの補助トレイ
1004b PDプリンタの補助トレイ
1005 PDプリンタの電源キー
1006 PDプリンタの液晶表示部
1007 PDプリンタの自動給送部
1008 PDプリンタの紙間選択レバー
1009 PDプリンタのカードスロット
1010 PDプリンタの操作パネル
1011 PDプリンタのビューワ
1012 PDプリンタのデジタルカメラ接続端子
2001 PDプリンタの操作パネルのカーソルキー
2002 PDプリンタの操作パネルのモードキー
2003 PDプリンタの操作パネルのLED
2004 PDプリンタの操作パネルのメンテナンスキー
2005 PDプリンタの操作パネルの印刷開始キー
2006 PDプリンタの操作パネルの印刷中止キー
1100 カメラ付き携帯電話
1101 カメラ付き携帯電話の赤外線送受信部
1102 カメラ付き携帯電話の液晶表示部
1103 カメラ付き携帯電話の操作ボタン
1104 カメラ付き携帯電話の撮像用レンズ
1105 カメラ付き携帯電話のメモリカードスロット
1200 アダプタ
1201 アダプタのUSB端子
1202 アダプタの赤外線送受信部
1203 アダプタのボタン
1204 アダプタの状態表示LED
1205 アダプタ上に貼付された、ダイレクト印刷規格のロゴシール
3000 PDプリンタの制御部
3001 PDプリンタのASIC
3002 PDプリンタのDSP
3003 PDプリンタのメモリ
3003a PDプリンタのプログラムメモリ
3004 PDプリンタのプリンタエンジン
3005 PDプリンタのUSBコネクタ
3006 PDプリンタのビューワ接続コネクタ
3008 PDプリンタのUSBハブ
3009 PDプリンタの電源コネクタ
3010 PC
3011 PCカード
3012 デジタルカメラ
3019 PDプリンタの電源
3101 カメラ付き携帯電話のROM
3102 カメラ付き携帯電話のRAM
3103 カメラ付き携帯電話のCPU
3106 カメラ付き携帯電話のCCD
3107 カメラ付き携帯電話のドライバ
3109 メモリカード
3201 アダプタのCPU
3202 アダプタのROM
3203 アダプタのRAM

Claims (18)

  1. 画像供給装置に保持されている画像を印刷するために、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置であって、
    画像供給装置から第1の画像を取得する第1の取得手段と、
    画像供給装置から第2の画像を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の画像の印刷を前記印刷装置に要求するための印刷要求であって、印刷対象の画像を指定する画像指定情報を含む印刷要求を前記印刷装置に送信する印刷要求送信手段と、
    前記印刷要求に応じて前記印刷装置が発行する前記印刷要求で印刷すべき前記第1の画像の転送要求を前記印刷装置から受信したことに応答して、前記印刷装置に前記第1の画像を転送する転送手段とを有し、
    前記転送手段は、前記第1の画像の取得が完了する前に前記第2の画像の取得が完了した場合は、前記第1の画像の転送要求に応答して、前記第1の画像ではなく前記第2の画像を転送することを特徴とする中継装置。
  2. 画像供給装置に保持されている画像を印刷するために、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置であって、
    画像供給装置から第1の画像を取得する第1の取得手段と、
    画像供給装置から第2の画像を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の画像の印刷設定および前記第2の画像の印刷設定を取得する印刷設定取得手段と、
    前記第1の画像の印刷を前記印刷装置に要求するための印刷要求であって、前記第1の画像を特定する画像指定情報と、前記印刷設定取得手段で取得した印刷設定に関する印刷設定情報を含む印刷要求を前記印刷装置に送信する印刷要求送信手段と、
    前記印刷要求に応じて前記印刷装置が発行する前記第1の画像の転送要求を前記印刷装置から受信したことに応答して、前記印刷装置に前記第1の画像を転送する転送手段とを有し、
    前記転送手段は、前記第1の画像の取得が完了する前に前記第2の画像の取得が完了し、かつ、前記第1の画像の印刷設定と前記第2の画像の印刷設定とが同じ場合は、前記第1の画像の転送要求に応答して、前記第1の画像ではなく前記第2の画像を転送することを特徴とする中継装置。
  3. 前記印刷設定に関する情報は、印刷サイズ情報、印刷用紙情報、印刷枚数の指定情報、切り取り領域の指定情報のうち少なくとも1つを含み、
    前記転送手段は、前記第1の画像の取得が完了する前に前記第2の画像の取得が完了し、かつ、前記第1の画像の印刷用紙の設定と前記第2の画像の印刷用紙の設定とが同じ場合は、前記第1の画像の転送要求に応答して、前記第1の画像ではなく前記第2の画像を転送することを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記第1の取得手段は、前記第2の取得手段とは異なった転送方法で画像の取得が行なわれることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の中継装置。
  5. 前記印刷要求送信手段は、第1の画像の取得を開始する前に前記印刷要求を送信することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の中継装置。
  6. 前記印刷要求送信手段は、第1の画像の取得を完了する前に前記印刷要求を送信することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の中継装置。
  7. 画像供給装置に保持されている画像を印刷するために、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置であって、
    画像供給装置から第1の画像を取得する第1の取得手段と、
    画像供給装置から第2の画像を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の画像の印刷を前記印刷装置に要求するための印刷要求であって、印刷対象となる画像を指定する画像指定情報を含む印刷要求を前記印刷装置に送信する印刷要求送信手段と、
    前記印刷要求に応じて前記印刷装置が発行する前記印刷要求で印刷すべき前記第1の画像の転送要求を前記印刷装置から受信したことに応答して、画像を前記印刷装置に転送する転送手段と、
    前記転送要求に応答して前記印刷装置に転送する画像を、前記第1の画像または前記第2の画像の中から選択する選択手段と、を有し、
    前記転送手段は、前記転送要求に対して前記選択手段で選択された画像を前記印刷装置に転送することを特徴とする中継装置。
  8. 前記印刷要求は、印刷設定に関する情報を含むことを特徴とする請求項7に記載の中継装置。
  9. 前記印刷設定に関する情報は、印刷サイズ情報、印刷用紙情報、印刷枚数の指定情報、切り取り領域の指定情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7に記載の中継装置。
  10. 前記第1の取得手段は、前記第2の取得手段とは異なった転送方法で画像の取得が行なわれることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の中継装置。
  11. 前記選択手段は、第1の画像および第2の画像の取得開始または取得完了に基づいて、前記印刷装置に転送する画像を選択することを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載の中継装置。
  12. 前記選択手段は、第1の画像および第2の画像の画像フォーマット、画像サイズ、印刷設定のうち少なくとも1つに基づいて、前記印刷装置に転送する画像を選択することを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載の中継装置。
  13. 前記印刷要求送信手段は、第1の画像の取得が完了する前に前記印刷要求を送信することを特徴とする請求項7ないし12のいずれか1項に記載の中継装置。
  14. 前記印刷要求送信手段は、第1の画像の取得を開始する前に前記印刷要求を送信することを特徴とする請求項7ないし12のいずれか1項に記載の中継装置。
  15. 前記印刷要求送信手段は、前記第2の取得手段による第2の画像の取得を開始する前に前記印刷要求を送信することを特徴とする請求項7ないし14のいずれか1項に記載の中継装置。
  16. 画像供給装置に保持されている画像を印刷するために、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置の制御方法であって、
    画像供給装置から第1の画像を取得する第1の取得工程と、
    画像供給装置から第2の画像を取得する第2の取得工程と、
    前記第1の画像の印刷を前記印刷装置に要求するための印刷要求であって、印刷対象の画像を指定する画像指定情報を含む印刷要求を前記印刷装置に送信する印刷要求送信工程と、
    前記印刷要求に応じて前記印刷装置が発行する前記印刷要求で印刷すべき前記第1の画像の転送要求を前記印刷装置から受信したことに応答して、前記印刷装置に前記第1の画像を転送する転送工程とを有し、
    前記転送工程は、前記第1の画像の取得が完了する前に前記第2の画像の取得が完了した場合は、第1の画像の転送要求に応答して、前記第1の画像ではなく前記第2の画像を転送することを特徴とする中継装置の制御方法。
  17. 画像供給装置に保持されている画像を印刷するために、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置の制御方法であって、
    画像供給装置から第1の画像を取得する第1の取得工程と、
    画像供給装置から第2の画像を取得する第2の取得工程と、
    前記第1の画像の印刷設定および前記第2の画像の印刷設定を取得する印刷設定取得工程と、
    前記第1の画像の印刷を前記印刷装置に要求するための印刷要求であって、前記第1の画像を特定する画像指定情報と、前記印刷設定取得工程で取得した印刷設定に関する印刷設定情報を含む印刷要求を前記印刷装置に送信する印刷要求送信工程と、
    前記印刷要求に応じて前記印刷装置が発行する前記第1の画像の転送要求を前記印刷装置から受信したことに応答して、前記印刷装置に前記第1の画像を転送する転送工程とを有し、
    前記転送工程では、前記第1の画像の取得が完了する前に前記第2の画像の取得が完了し、かつ、前記第1の画像の印刷設定と前記第2の画像の印刷設定とが同である場合は、前記第1の画像の転送要求に応答して、前記第1の画像ではなく前記第2の画像を転送することを特徴とする中継装置の制御方法。
  18. 画像供給装置に保持されている画像を印刷するために、画像供給装置および印刷装置と通信可能な中継装置の制御方法であって、
    画像供給装置から第1の画像を取得する第1の取得工程と、
    画像供給装置から第2の画像を取得する第2の取得工程と、
    前記第1の画像の印刷を前記印刷装置に要求するための印刷要求であって、印刷対象となる画像を指定する画像指定情報を含む印刷要求を前記印刷装置に送信する印刷要求送信工程と、
    前記印刷要求に応じて前記印刷装置が発行する前記印刷要求で印刷すべき前記第1の画像の転送要求を前記印刷装置から受信したことに応答して、画像を前記印刷装置に転送する転送工程と、
    前記転送要求に応答して前記印刷装置に転送する画像を、前記第1の画像または前記第2の画像の中から選択する選択工程と、を有し、
    前記転送工程では、前記転送要求に対して前記選択工程で選択された画像を前記印刷装置に転送することを特徴とする中継装置の制御方法。
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