JP4401819B2 - キッチンキャビネット - Google Patents

キッチンキャビネット Download PDF

Info

Publication number
JP4401819B2
JP4401819B2 JP2004059343A JP2004059343A JP4401819B2 JP 4401819 B2 JP4401819 B2 JP 4401819B2 JP 2004059343 A JP2004059343 A JP 2004059343A JP 2004059343 A JP2004059343 A JP 2004059343A JP 4401819 B2 JP4401819 B2 JP 4401819B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
path
dehumidifier
air
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004059343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005245700A (ja
Inventor
宏康 桑澤
義孝 矢島
隆彦 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004059343A priority Critical patent/JP4401819B2/ja
Publication of JP2005245700A publication Critical patent/JP2005245700A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4401819B2 publication Critical patent/JP4401819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

本発明は、主として半乾きや濡れた状態の物品を乾燥状態に保管する収納庫の付いたキッチンキャビネットに関するものである。
食品やその他の物品を乾燥状態に保管するための収納庫は、大きく分けて塩化カルシウムやペレット状のシリカゲル等の乾燥剤に庫内の湿気を吸湿させて庫内を乾燥雰囲気にするものと、吸着材を備えた吸着除湿装置に庫内の空気を循環し吸着材に吸湿させて庫内を乾燥雰囲気にするものとがある(特許文献1,2参照)。天然ゼオライトやシリカゲルを吸着材として使った収納庫は、水も溜まらず、一度吸湿した吸着材に熱を加えて放湿させることによって再生できる。
特開平4―114714号公報 特開2003―93833号公報
従来の収納庫は、食品やその他の物品を乾燥状態に保管するものであり、半乾きや濡れた状態の物品を乾燥し、収納するものではない。可逆的な吸放湿機能を持つ吸湿材を備えた吸着除湿装置による収納庫も、収納庫に入れた物品に付着している水分量が多いと、限られた容積の庫内はたちまち高湿度になってしまい、吸着材で吸着できる吸湿量を越えてしまって庫内を乾燥雰囲気にすることは出来ない。キッチンにおいては、濡れた布巾やまな板等、調理用品類をそのまま収納しておくと、カビの発生や細菌が繁殖し、異臭がしたりして衛生的でない。
キッチンのキッチンキャビネットのうち、洗い物をするシンクを備えたシンクキャビネットのシンク下のキャビネット空間には、水周りで使用することの多い調理用品類、例えばボール、ざる、パット、裏濾し器などが収納される。これらの調理用品類は、水洗いした後、水滴を除去する必要があるが、布巾等では除去し難く、キッチンキャビネットのワークトップ上に暫く放置して水滴を除去していることが多い。しかし、キッチンの限られたスペースを濡れた調理用品類が占有してしまい、キッチンでの作業の妨げとなっている。これを回避するには、水滴が付いた状態のままキャビネット空間に収納することになり、前述したようなカビの発生や細菌の繁殖を招くという問題点がある。
湿気を帯び難くするためにキャビネット空間を通風の良い構造にすれば、隙間が多くなりゴキブリなどの虫類の侵入を許してしまう。また、包丁やまな板は、ワークトップ上や壁に、包丁立てやまな板立てによって立てて保管していることが多い。しかし、今日のキッチンは、オープン化される傾向にあり、ダイニングとリビングが一体化され、キッチンキャビネットも空間の中央に置かれることが多い。こうしたキッチンでは、ワークトップ上や壁に立てられる包丁やまな板は、ワークトップ上の作業の妨げになり、キッチンの見栄えも損なうことから、キッチンキャビネットのキャビネット空間に収める必要性が大きくなっている。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、半乾きや濡れた物品を最適な乾燥状態で保管することができる衛生的なキッチンキャビネットを得ることであり、できるだけ加熱による乾燥を避け、設置場所周囲への熱影響や、キッチンキャビネットを構成する材料への熱影響も少ないキッチンキャビネットを得ることである。
上記課題を解決するために本発明は、天部に調理用品等を水洗いするためのシンクを備えたキッチンキャビネットについて、そのシンク下のキャビネット空間を物品の出し入れ可能な収納乾燥庫として次のように構成する手段を採用する。その収納乾燥庫は、空気を通す多数の通路を有し、可逆的な吸放湿機能を備えた除湿器と、この除湿器の通路に通風させる送風機と、除湿器に通す空気を昇温する加熱手段とを組込んだ風路を外殻内に構成し、この風路を経路とする開閉可能で物品を収納する収納庫内に通じる吸込口と吹出口を持つ除湿経路と、同風路を経路とする吸込口と吹出口とは別の収納庫外に連絡する吸込口と吹出口を持つ再生経路とを構成し、除湿経路と再生経路とをモーターで動作する開閉ダンパ機構によって切換え、再生経路による再生運転と除湿経路による除湿運転とを行う構成とする。
上記課題を解決するために他の発明は、天部に調理用品等を水洗いするためのシンクを備えたキッチンキャビネットについて、そのシンク下のキャビネット空間を物品の出し入れ可能な収納乾燥庫として次のように構成する手段を採用する。その収納乾燥庫は、空気を通す多数の通路を有し、可逆的な吸放湿機能を備えた除湿器と、この除湿器の通路に通風させる送風機と、除湿器に通す空気を昇温する加熱手段とを組込んだ風路を外殻内に構成し、この風路を経路とする開閉可能で物品を収納する収納庫内に通じる吸込口と吹出口を持つ除湿経路と、同風路を経路とする吸込口と吹出口とは別の収納庫外に連絡する吸込口と吹出口を持つ再生経路とを構成し、収納庫には、これに通じる吸込口より圧力損失の大きい換気口を設け、収納庫外に通じる吸込口から収納庫内に通じる吹出口を経て換気口に通じる換気経路を構成し、この換気経路と除湿経路と再生経路とをモーターで動作する開閉ダンパ機構によって切換え、換気経路による換気運転と、再生経路による再生運転と除湿経路による除湿運転とを行う構成とする。
本発明によれば、シンク下の湿気り勝ちなキャビネット空間を、調理用品等を最適な乾燥状態で保管することができる衛生的な収納乾燥庫として使うことができるキッチンキャビネットが得られる。
また、他の発明によれば、換気運転により除湿器の除湿能力を超えるほど高湿になった庫内の湿気を庫外に追い出しておいて、除湿運転と再生運転によって庫内を乾燥雰囲気にすることができる。従って、半乾きや濡れた状態の物品を最適な乾燥状態で保管することができる。
本発明のキッチンキャビネットは、調理用品等を洗うためのシンクを天部に備えている。シンクの下のキャビネット空間には収納乾燥庫が構成されている。収納乾燥庫は、引出し、押し込むことができる収納庫に吸着除湿装置を組込んで構成されている。吸着除湿装置は、空気を通す多数の通路を有し、可逆的な吸放湿機能を備えた除湿器と、除湿器の通路に通風させる送風機と、除湿器に通す空気を昇温する加熱手段とを組込んだ風路が外殻内に構成されている。吸着除湿装置には、風路を経路とする収納庫内に通じる吸込口と吹出口を持つ除湿経路と、風路を経路とする吸込口と吹出口とは別の収納庫外に連絡する吸込口と吹出口を持つ再生経路が構成されている。収納庫は、開閉可能で物品を収納することができる。収納庫には、収納庫に通じる吸込口より圧力損失の大きい換気口が設けられていて、収納庫外に通じる吸込口から収納庫内に通じる吹出口を経て換気口に通じる換気経路が構成されている。この換気経路と除湿経路と再生経路とをモーターで動作する開閉ダンパ機構によって切換え得るようになっている。電源投入後の所定時間は、換気経路を開き、換気経路による換気運転を行い、その後、再生経路による再生運転と除湿経路による除湿運転とを交互に行う。
庫内に半乾きや濡れた状態の調理用品等を入れ、電源を投入すると、換気経路が開放され、換気運転が開始されて、除湿器の除湿能力を超えるほど高湿になった庫内の湿気を換気口から庫外に追い出す。庫内の多量の湿気を換気運転により追い出した後、再生経路を開き、除湿器を再生する再生運転を行い、その後、除湿経路を開き、除湿運転を行い、これを交互に繰返して庫内を乾燥雰囲気にする。庫内は、乾燥雰囲気に維持され、半乾きや濡れた状態で入れられた調理用品等は、最適な乾燥状態で保管されることになる。この収納乾燥庫は、熱による乾燥処理をしないので、収納庫内の調理用品等が変質したり設置場所周囲への熱の悪影響や、キッチンキャビネットを構成する材料への熱影響も回避できる。
実施の形態1.
図1〜図6によって示す本実施の形態は、水分が付着した調理用品等を乾燥させ、乾燥雰囲気において収納する収納乾燥庫1を備えたシステムキッチンを構成するキッチンキャビネット2に関するものである。このキッチンキャビネット2は、図1の斜視図に示すように調理用品等を洗うためのシンク3を天部に備えている。そして、シンク3の下のキャビネット空間の上部には図2,図3に示すように収納乾燥庫1が構成されている。収納乾燥庫1は、区画されたキャビネット空間に設けられた出し入れできる引出し式の収納庫4と収納庫4内の空気を乾燥雰囲気に加工する吸着除湿装置5とから構成されている。収納庫4は、上面の開放した箱構造として構成され、収納庫4の収まったキャビネット空間に通じるキッチンキャビネット2の背面又は蹴込みには小さな換気口6が設けられている。換気口6には脱臭フィルター7が装着されている。脱臭フィルター7によりキッチンに収納庫4内の臭気が放出されず、キッチンの雰囲気を損なわない。収納庫4を収めた状態のキャビネット空間部分は、換気口6を除けば全体として気密構造である。
収納庫4にはその上部に棚段状に、図4に示すような通気性のあるメッシュやパンチングメタル等で構成された内引出し8が設けられている。内引出し8は、収納庫4と連動して引出すことができ、収納庫4の押込みとは別に独自に押込むこともできるようになっていて使い易い構造となっている。収納乾燥庫1の下には引出し式の別な収納部が構成されている。
吸着除湿装置5は、図5の断面図によって示すように収納庫4内の一角に設けられ、空気を通す直線状の多数の通路9を持つ静止状態に置かれた除湿器10と、送風機11と、加熱手段12とを主体として構成されている。この除湿器10の通路9に通風させる送風機11と、除湿器10に通す空気を昇温させる加熱手段12を六面体の外殻13内の風路14に組込んで図5に示すような吸着除湿装置5が構成されている。
吸着除湿装置5の風路14の吸込口15,16と吹出口17,18はそれぞれ隣接する外殻13の二面に対形態に開口している。外殻13内には一方の吸込口15から風路14を経て一方の吹出口17に至る除湿経路と、他方の吸込口16から風路14を経て他方の吹出口18に至る再生経路が構成されている。除湿経路の吹出口17は、収納庫4内に上向きに吹出すようになっていて、内引出し8を含む収納庫4内に均一に除湿空気が当るようになっている。
除湿経路と再生経路の各吸込口15,16と各吹出口17,18は、二つの開閉ダンパ機構19によって開閉される。開閉ダンパ機構19は、ステッピングモーター20の回転軸上に、吸込口開閉ブレードと吹出口開閉ブレードが取付けられている。除湿経路の吸込口15と吹出口17は共に収納庫4内に気密を保持した状態に連絡され、再生経路の吸込口16と吹出口18は、収納庫4の前パネルから気密を保って庫外に連絡されている。そして、再生経路の吸込口16から除湿経路の吹出口17を経て収納庫4に通じる換気口6に至る換気経路も構成されている。
除湿器10は、セラミックス等の無機質繊維にシリカゲル等の吸湿材を重合反応を利用して、結合させたコルゲート構造材やハニカム構造材を積層して、被処理空気を通す直線状の多数の通路9が全体にわたって分布する、密度230〜270kg/mの直方体状に構成したもので、可逆的な吸放湿機能を有する。各通路9は平行状でそれらの開口端は全て除湿器10の対向する二面に開口している。この除湿器10の構造は、低圧損なため送風機11は小型のもので良い。
加熱手段12は、正特性サーミスタと熱的に接続された放熱フィンが一体化された構成で、除湿器10の前段において風路14を横断する状態に組付けられている。除湿器10と外殻13との間には断熱空気層又は多泡性の断熱樹脂の断熱構造が設けられ、再生時に効率よく除湿器10を加熱するようになっている。加熱手段12と送風機11並びにステッピングモーター20は、吸着除湿装置5に組込まれたマイクロコンピューターを搭載した制御回路によりそれぞれの運転が制御される。
この収納乾燥庫1の付いたキッチンキャビネット2は、収納庫4に半乾きや濡れた状態の調理用品等を入れ、電源を投入することにより、図6のタイムチャートに示すように、開閉ダンパ機構19によって先ず、換気経路が開放され、所定時間(例えば30分間)送風機11を運転させる換気運転が行われる。換気経路の開放は、開閉ダンパ機構19により、再生経路の吹出口18を閉止し、除湿経路の吸込口15を閉止することによって行われる。つまり、再生経路の開放した吸込口16から収納庫4外の空気が吸込まれ、風路14から除湿経路の開放した吹出口17から収納庫4内に吹出され、換気口6から再び収納庫4外に吹出されて庫内の換気が行われる。これにより調理用品等の水分は、換気とともに庫外へ追い出され、庫内の湿度は、除湿器10の吸湿能力で処理できる程度になる。この後、再生経路と除湿経路とを交互に開閉させ、除湿器10に再生過程と除湿過程とを交番させることにより収納庫4内を乾燥雰囲気にすることができる。収納庫4内を除湿する除湿運転は、ステッピングモーター20を回転させ、再生経路の吸込口16及び吹出口18を、吸込口開閉ブレード及び吹出口開閉ブレードによって閉止しておいて、送風機11を運転させることにより行われる。即ち、開放された除湿経路により収納庫4内に循環気流が形成され、除湿器10を通過するたびに湿気が分子状態で除湿器10に吸着され収納庫4内は迅速に低湿乾燥雰囲気になる。
水の分子を吸着するにつれ除湿器10の吸着能は低下するので、除湿器10を再生過程において再生させる再生運転が行われる。除湿器10の再生は、ステッピングモーター20を回転させ、除湿経路の吸込口15及び吹出口17を、吸込口開閉ブレード及び吹出口開閉ブレードによって閉止し、送風機11を運転させて、加熱手段12に通電することによって、約70℃ほどの温度下で再生が行われる。即ち、開放された再生経路により庫外の空気が吸込口16から吸込まれ、加熱手段12の放熱板を通過することにより加熱され除湿器10の通路9を通ることで除湿器10の水分子が放出される。この後、加熱手段12への通電を断って送風機11のみの運転による除湿器10の冷却運転が行われ、除湿運転に移行する。再生運転と除湿運転の時間は、それぞれ例えば、5分程度に設定されている。これにより、収納庫4に入れた調理用品等をカビや細菌の繁殖しない清潔で衛生的な環境に保管しておくことができる。
換気によって収納庫4内の湿度を下げる換気運転に際しては、換気運転開始時に再生経路の吸込口16から吸着除湿装置5内に入って来る空気の湿度を湿度検知手段で検知し、制御回路が、その値に応じて予め決められた運転時間の間換気を行わせる。湿度が高ければそれに応じて長めの運転時間とし、湿度が低ければそれに応じて短い運転時間とする。こうすることにより、収納庫4周りの湿度に応じた換気運転を行うことができ、効率的な換気による乾燥を行うことができる。
収納庫4の内引出し8には、包丁やフォークなどを下にして、その上を覆うようにまな板等を入れる。内引出し8の下の収納庫4には、ボール、ざる、パット、裏濾し器など、水周りでよく使う調理用品を収納する。こうすることにより、包丁やフォークなど乳幼児には危険なものをまな板等で覆っておくことができ、不用意に持出されるようなことを防ぐことができる。また、水周り(シンク周り)で使うことの多いものを、シンク3下に収納しておくことは、キッチンの作業性を高め、作業し易いキッチンキャビネットとなる。
実施の形態2.
図7によって示す本実施の形態は、キッチンキャビネットのキャビネット空間の利用形態に工夫を講じたものであり、それ以外の基本的な構成は実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1と同じ部分については、実施の形態1のものと同じ符号を用い、それらの説明は省略する。
図7は、シンク3を備えた本実施の形態のキッチンキャビネット2の正面図である。このキッチンキャビネット2は、シンク3下のキャビネット空間を区分し、食器洗浄乾燥機21と収納乾燥庫1が組込まれている。シンク3は、食材や食器、調理用品等を洗うの使用される。使用後の食器類は、シンク3で予備洗いした後、身体を移動させずにその位置で食器洗浄乾燥機21に入れることができ、また、包丁やまな板等、シンク3の周りで使うことの多い調理用品も、シンク3で洗った後、身体を移動させずにその位置で食器洗浄乾燥機21に入れることができる。移動する距離時間の短縮は、調理作業がし易く、調理時間を短くできる。これ以外の機能は実施の形態1のものと同じである。
実施の形態3.
図8によって示す本実施の形態は、キッチンキャビネットのキャビネット空間の利用形態に工夫を講じたものであり、それ以外の基本的な構成は実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1と同じ部分については、実施の形態1のものと同じ符号を用い、それらの説明は省略する。
図8は、加熱コンロ22を備えた本実施の形態のキッチンキャビネット2の正面図である。このキッチンキャビネット2は、加熱コンロ22下のキャビネット空間に収納乾燥庫1が設けられている。収納乾燥庫1の収納庫4には、加熱コンロ22で使用する鍋やフライパン、中華鍋等が収納される。シンク3で洗浄した鍋やフライパン類を空焚きしなくても衛生的に乾燥状態で保管することができ、加熱コンロ22周りを移動する距離時間を短縮することができる。
実際にキッチン作業を分析すれば、キッチンでの一つの作業は平均2.5秒である。この作業が1000〜3000工程組合わされてキッチン作業が行われている。洗浄する、切る、煮る、炒める等の作業は同一メニューであれば、ほとんど人による変化はない。しかし、調理用品、食器等の収納場所によっては、移動する時間や距離に変化が生じ、全体としては調理時間に大きな違いができる。移動する時間や距離を最小限に抑えることによって、使い易い作業性の良いキッチンキャビネットとなる。これ以外の機能は実施の形態1のものと同じである。
キッチンキャビネットの斜視図である。(実施の形態1) 収納乾燥庫を収めた状態のキッチンキャビネットの断面図である。(実施の形態1) 収納乾燥庫を引出した状態のキッチンキャビネットの断面図である。(実施の形態1) 内引出しを単独で示す斜視図である。(実施の形態1) 吸着除湿装置の断面図である。(実施の形態1) 収納乾燥庫の動作を示すタイムチャートである。(実施の形態1) キッチンキャビネットの正面図である。(実施の形態2) キッチンキャビネットの正面図である。(実施の形態3)
符号の説明
1 収納乾燥庫、 2 キッチンキャビネット、 3 シンク、 4 収納庫、 5 吸着除湿装置、 6 換気口、 7 脱臭フィルター、 8 内引出し、 9 通路、 10 除湿器、 11 送風機、 12 加熱手段、 13 外殻、 14 風路、 15,16 吸込口、 17,18 吹出口、 19 開閉ダンパ機構、 20 ステッピングモーター、 21 食器洗浄乾燥機、 22 加熱コンロ。

Claims (6)

  1. 天部に調理用品等を洗うためのシンクを備えたキッチンキャビネットであって、そのシンク下のキャビネット空間を物品の出し入れ可能な収納乾燥庫として次のように構成したキッチンキャビネット。
    上記収納乾燥庫は、空気を通す多数の通路を有し、可逆的な吸放湿機能を備えた除湿器と、この除湿器の通路に通風させる送風機と、前記除湿器に通す空気を昇温する加熱手段とを組込んだ風路を外殻内に構成し、この風路を経路とする開閉可能で物品を収納する収納庫内に通じる吸込口と吹出口を持つ除湿経路と、同風路を経路とする前記吸込口と吹出口とは別の前記収納庫外に連絡する吸込口と吹出口を持つ再生経路とを構成し、前記収納庫には、これに通じる前記吸込口より圧力損失の大きい換気口を設け、前記収納庫外に通じる吸込口から前記収納庫内に通じる前記吹出口を経て換気口に通じる換気経路を構成し、この換気経路と前記除湿経路と前記再生経路とをモーターで動作する開閉ダンパ機構によって切換え、前記換気経路による換気運転と、前記再生経路による再生運転と前記除湿経路による除湿運転とを行う構成であり、
    前記収納乾燥庫は、前記シンク直下のキャビネット空間に、上面が開放した引出し式の箱構造として構成され、前記収納乾燥庫を収めた状態の前記キャビネット空間は、前記換気口を除いて気密構造であり、
    シーケンス制御により、電源を投入後、所定時間は、前記開閉ダンパ機構により、前記再生経路の吹出口を閉止し、前記除湿経路の吸込口を閉止し、前記再生経路の開放した吸込口から収納庫外の空気を吸込み、前記風路を通り前記除湿経路の開放した吹出口から前記収納庫内に吹出させ、前記換気口から再び前記収納庫外に吹出させ、前記収納庫内の水分を換気とともに前記収納庫外に追い出する前記換気運転を行い、
    この後、前記再生経路の吸込口及び吹出口を閉止して、開放された前記除湿経路により前記収納庫内に循環気流が形成させ、前記除湿器を通過するたびに湿気が分子状態で除湿器に吸着される前記除湿運転と、前記除湿経路の吸込口及び吹出口を閉止して、前記加熱手段を動作させ、開放された前記再生経路により前記収納庫外の空気を吸込口から吸込み、前記加熱手段を通過することにより加熱され前記除湿器の通路を通ることで前記除湿器の水分子を放出させ、次いで前記加熱手段の動作を止めて前記除湿器を冷却する前記再生運転とを交互に行う。
  2. 請求項1に記載のキッチンキャビネットであって、収納乾燥庫に並んで食器洗浄乾燥機を組込んだキッチンキャビネット。
  3. 天部に加熱コンロを備えたキッチンキャビネットであって、その加熱コンロ下のキャビネット空間を物品の出し入れ可能な収納乾燥庫として次のように構成したキッチンキャビネット。
    上記収納乾燥庫は、空気を通す多数の通路を有し、可逆的な吸放湿機能を備えた除湿器と、この除湿器の通路に通風させる送風機と、前記除湿器に通す空気を昇温する加熱手段とを組込んだ風路を外殻内に構成し、この風路を経路とする開閉可能で物品を収納する収納庫内に通じる吸込口と吹出口を持つ除湿経路と、同風路を経路とする前記吸込口と吹出口とは別の前記収納庫外に連絡する吸込口と吹出口を持つ再生経路とを構成し、前記収納庫には、これに通じる前記吸込口より圧力損失の大きい換気口を設け、前記収納庫外に通じる吸込口から前記収納庫内に通じる前記吹出口を経て換気口に通じる換気経路を構成し、この換気経路と前記除湿経路と前記再生経路とをモーターで動作する開閉ダンパ機構によって切換え、前記換気経路による換気運転と、前記再生経路による再生運転と前記除湿経路による除湿運転とを行う構成であり、
    前記収納乾燥庫は、前記加熱コンロ直下のキャビネット空間に、上面が開放した引出し式の箱構造として構成され、前記収納乾燥庫を収めた状態の前記キャビネット空間は、前記換気口を除いて気密構造であり、
    シーケンス制御により、電源を投入後、所定時間は、前記開閉ダンパ機構により、前記再生経路の吹出口を閉止し、前記除湿経路の吸込口を閉止し、前記再生経路の開放した吸込口から収納庫外の空気を吸込み、前記風路を通り前記除湿経路の開放した吹出口から前記収納庫内に吹出させ、前記換気口から再び前記収納庫外に吹出させ、前記収納庫内の水分を換気とともに前記収納庫外に追い出する前記換気運転を行い、
    この後、前記再生経路の吸込口及び吹出口を閉止して、開放された前記除湿経路により前記収納庫内に循環気流が形成させ、前記除湿器を通過するたびに湿気が分子状態で除湿器に吸着される前記除湿運転と、前記除湿経路の吸込口及び吹出口を閉止して、前記加熱手段を動作させ、開放された前記再生経路により前記収納庫外の空気を吸込口から吸込み、前記加熱手段を通過することにより加熱され前記除湿器の通路を通ることで前記除湿器の水分子を放出させ、次いで前記加熱手段の動作を止めて前記除湿器を冷却する前記再生運転とを交互に行う。
  4. 請求項1または2に記載のキッチンキャビネットであって、収納庫に通気性のある内引出しを設けたキッチンキャビネット。
  5. 請求項に記載のキッチンキャビネットであって、内引出しが収納庫に連動して動き、また、切離して収めることができるキッチンキャビネット。
  6. 請求項に記載のキッチンキャビネットであって、換気口に脱臭フィルターを設けたキッチンキャビネット。
JP2004059343A 2004-03-03 2004-03-03 キッチンキャビネット Expired - Fee Related JP4401819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004059343A JP4401819B2 (ja) 2004-03-03 2004-03-03 キッチンキャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004059343A JP4401819B2 (ja) 2004-03-03 2004-03-03 キッチンキャビネット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005245700A JP2005245700A (ja) 2005-09-15
JP4401819B2 true JP4401819B2 (ja) 2010-01-20

Family

ID=35026752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004059343A Expired - Fee Related JP4401819B2 (ja) 2004-03-03 2004-03-03 キッチンキャビネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4401819B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101818890B1 (ko) * 2017-08-14 2018-01-15 최성운 주방가구 시스템

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4350703B2 (ja) * 2005-12-20 2009-10-21 三菱電機株式会社 キッチンキャビネット
JP4940181B2 (ja) * 2008-04-18 2012-05-30 パナソニック株式会社 キッチン用キャビネット
CN114587089B (zh) * 2022-03-14 2024-01-19 泰州大自然家居有限公司 一种可拓展式模块化橱柜

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58130659U (ja) * 1982-02-26 1983-09-03 東芝住宅産業株式会社 食器乾燥ユニツト
JPH01209011A (ja) * 1988-02-17 1989-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨房装置
JPH04114714A (ja) * 1990-09-03 1992-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 乾燥装置
JPH06209895A (ja) * 1993-01-19 1994-08-02 Sekisui Chem Co Ltd 靴収納箱
JP3183157B2 (ja) * 1996-03-27 2001-07-03 松下電工株式会社 台所用収納庫
JPH09313271A (ja) * 1996-05-30 1997-12-09 Toto Ltd 流し台
JP3145066B2 (ja) * 1997-09-11 2001-03-12 株式会社海産物のきむらや 乾燥・消臭・殺菌機能付き調理用具収納箱及びこの収納箱を備えたシステムキッチン構造
JP2003019044A (ja) * 2001-07-05 2003-01-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd キッチン
JP2003093833A (ja) * 2001-07-18 2003-04-02 Mitsubishi Electric Corp 吸着除湿装置及び乾燥庫
JP3954425B2 (ja) * 2002-04-08 2007-08-08 クリナップ株式会社 除湿ユニットおよび厨房家具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101818890B1 (ko) * 2017-08-14 2018-01-15 최성운 주방가구 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005245700A (ja) 2005-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101892724B1 (ko) 공기청정과, 가습 및 제습 기능을 갖는 복합기
JP2005230324A (ja) 下足箱
JP4401819B2 (ja) キッチンキャビネット
JP2001224921A (ja) 乾燥装置及び乾燥装置を備えた乾燥保管庫及び乾燥装置による乾燥方法
JP2008157571A (ja) 室内用除湿装置
JP2006320550A (ja) キッチンキャビネット
JP2007135887A (ja) 乾燥装置及びキッチンキャビネット
JP2006343036A (ja) 乾燥庫及びキッチンキャビネット
JP2003093833A (ja) 吸着除湿装置及び乾燥庫
JP3778091B2 (ja) 乾燥庫
JP2003254559A (ja) 除湿システム
JP4306387B2 (ja) 収納乾燥庫
JPH09210367A (ja) 調湿装置付き調理装置及びその調湿方法
JP2006187408A (ja) キッチンキャビネット
JP2001190925A (ja) 除湿乾燥装置、除湿乾燥方法
KR20140074672A (ko) 열재생 제습필터 및 이를 구비하는 제습기
JP4350703B2 (ja) キッチンキャビネット
JP4075813B2 (ja) 収納乾燥庫
JP3767489B2 (ja) 乾燥庫
JP4039340B2 (ja) 吸着除湿装置付き収納庫
JP5631148B2 (ja) 屋内用除湿装置
JP2005342375A (ja) キッチンキャビネット
JP4380186B2 (ja) 吸着除湿装置
JP2006095147A (ja) キッチンキャビネット
JP6454025B2 (ja) 赤外線ランプが備えられたトレー分離型赤外線食品乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061026

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees