JP4401271B2 - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

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本発明は、車両用ディスクブレーキに関し、詳しくは、主としてパーキングブレーキに使用される機械式作動機構を備えた車両用ディスクブレーキに関する。
四輪自動車等に用いられるディスクブレーキ装置として、ブレーキペダルの操作で発生させた液圧により作動する液圧式作動機構と、ハンドレバーやフットペダルといった操作子の操作で牽引されるブレーキワイヤにより作動する機械式作動機構とを設けたパーキングブレーキ付きのディスクブレーキ装置がある。このパーキングブレーキ付きのディスクブレーキ装置は、一般に、キャリパボディに設けたシリンダ孔の先端開口側に液圧式作動機構を構成するピストンを配置し、このピストンの後面側にアジャストナット及びアジャストボルトを有するアジャスタ(制動間隙調整機構)を配置するとともに、シリンダ孔の底部側に機械式作動機構を配置している。
機械式作動機構としては、アジャスタの後方にシリンダ孔の軸線方向に移動可能なプランジャを配置し、キャリパボディのシリンダ孔底部側にシリンダ孔と直交する方向の回動軸を回動可能に配置するとともに、キャリパボディから突出した回動軸に回動レバーを固着し、該回動レバーにブレーキワイヤを組み付けたものがある。回動レバーへのブレーキワイヤの組み付けは、回動レバーにフック部を設けるとともに、ブレーキワイヤの先端に前記フック部が挿通可能な挿通口を有する連結金具を接合し、前記挿通口にフック部を挿通させてフック部と連結金具とを連結することにより行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−28604号公報
しかし、従来の回動レバーとブレーキワイヤとの組付構造では、回動レバーにブレーキワイヤを組み付けた状態でブレーキワイヤの作動位置(ストローク)の調整を行っているときに、ブレーキワイヤが軸線方向に移動するため、フック部や連結金具の形状によっては、ブレーキワイヤが反牽引方向に移動したときに、挿通口からフック部が抜け出てブレーキワイヤが回動レバーから脱落してしまうおそれがある。
そこで本発明は、回動レバーにブレーキワイヤを組み付けてブレーキワイヤの作動位置調整を行っているときに、ブレーキワイヤーが回動レバーから脱落することを防止できる車両用ディスクブレーキを提供することを目的としている。
本発明は、キャリパボディに設けたシリンダ孔にピストンを内挿し、シリンダ孔の底部側に前記ピストンをディスクロータの側面に向けて押動する機械式作動機構を配置し、該機械式作動機構を作動させる回動軸の一端をキャリパボディから突出させ、該回動軸の突出端部に回動レバーの基端部を固着し、該回動レバーにフック部を設けるとともに、操作子による牽引操作によって前記回動レバーを回動作動させるブレーキワイヤをワイヤガイドアームに保持し、該ブレーキワイヤの先端に前記フック部を挿通するスリット状の挿通口を有する連結金具の基部を接合し、前記挿通口に前記フック部を挿通させてフック部と連結金具とを連結することにより回動レバーにブレーキワイヤを組み付けた車両用ディスクブレーキにおいて、前記回動レバーにブレーキワイヤを組み付けた状態でブレーキワイヤが反牽引方向に移動したときに前記挿通口の基部側開口縁が当接するフック部の外周面を、ブレーキワイヤの中心線よりもフック部の回動端側に位置する点を中心とする円弧面で形成したことを特徴としている。
本発明の車両用ディスクブレーキによれば、フック部の外周面を、ブレーキワイヤの中心線よりもフック部の回動端側に位置する点を中心とする円弧面で形成することにより、ブレーキワイヤが反牽引方向に移動したときに挿通口の基部側開口縁が当接する部分がフック部の基端部側に向かう方向に傾斜した状態になるので、連結金具がフック部から外れる方向に移動せず、回動レバーからブレーキワイヤが脱落することを防止できる。
図1乃至図5は、参考例を示すもので、図1は車両用ディスクブレーキの要部の底面図、図2は同じく正面図、図3は図2のIII−III断面図、図4はフック部と連結金具との連結状態を示す説明図、図5はブレーキワイヤが反牽引方向に移動したときの状態を示す説明図である。
この車両用ディスクブレーキ1は、キャリパボディ2の作用部2aに、ブレーキペダルの操作で発生させた液圧により作動する液圧式作動機構3と、ハンドレバーやフットペダル等の操作子の操作で牽引されるブレーキワイヤ4により作動する機械式作動機構5とが組み込まれている。液圧式作動機構3は、主としてディスクロータ6が矢印A方向へ回転する車両前進走行時の主ブレーキとして用いられ、また、機械式作動機構5は、ディスクロータ6が回転を停止している車両駐車時等の副ブレーキとして用いられる。
キャリパボディ2は、ディスクロータ6の一側部に配設される前記作用部2aと、ディスクロータ6の他側部に配設される反作用部2bと、これらをディスクロータ6の外側を跨いで連結するブリッジ部2cとからなり、ディスクロータ6の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット7に一対のスライドピン8を介してディスク軸方向へスライド可能に支持されている。
作用部2aの内部には、シリンダ孔2d、連接孔2e及び軸受孔2fが連設されており、反ディスクロータ側端部には、ワイヤガイドアーム2gが突設されている。反作用部2bには、反力爪2hがディスクロータ6の他側面と平行に設けられており、作用部2aと反作用部2bとの間には、一対の摩擦パッド9がディスクロータ6を挟んで対向配置されている。
シリンダ孔2dと連接孔2eとは、ディスク軸方向に連続して設けられ、ディスクロータ側に開口する大径のシリンダ孔2dに、液圧式作動機構3のピストン10と機械式作動機構5のスリーブピストン11とが配設されている。ピストン10とスリーブピストン11との間には液圧室12が画成されるとともに、この液圧室12内に、アジャストナット13とアジャストボルト14とを用いたアジャスタ15が介装され、小径の連接孔2eにはスリーブピストン11の小径軸部11aが内挿されている。
液圧室12は、ブレーキホースを介して液圧マスタシリンダに接続しており、ブレーキペダルの踏み操作によって液圧マスタシリンダで昇圧された作動液がブレーキホースを通って液圧室12に供給される。アジャスタ15は、アジャストナット13、アジャストボルト14及びクラッチ機構16を備えており、摩擦パッド9のライニング9aが摩耗してディスクロータ6との間の制動間隙が所定量以上に拡がった際に、ピストン10の後退限位置を、このアジャスタ15でディスクロータ側に規制することにより、増加分の制動間隙を自動的に補償するようにしている。
前記軸受孔2fは、連接孔2eの反ディスクロータ側で、一端を作用部2aの下面に開口させて、連接孔2eとシリンダ孔の中心軸とに直交して設けられた有底孔で、軸受孔2f内には円筒状の軸受17を介して回動軸18の軸部18aが回動可能に内挿されている。軸部18aに設けられたカム部18bと連接孔2e内のスリーブピストン11の小径軸部11aとの間には、プッシュロッド19が介装されている。軸受孔2fから突出した回動軸18の突出部には、回動レバー20がロックナット21により固着され、ロックナット21の外周にはリターンスプリング22が装着されている。また、軸受孔2fの開口近傍には、ストッパピン23が回動軸18と平行に突設されており、リターンスプリング22の一端が係止している。
機械式作動機構5は、前述のアジャスタ15、スリーブピストン11、プッシュロッド19、回動軸18及び回動レバー20で構成されており、該回動レバー20には、ワイヤガイドアーム2g側が凸となる円弧状に形成されたフック部20aが設けられ、このフック部20aに、ブレーキワイヤ4の先端に接合された連結金具4aが連結される。
回動レバー20は、鋼板等の板材を所定形状に成形加工したものであって、基部外周にはストッパピン23に当接して回動量を規制する第1ストッパ部20bと第2ストッパ部20cとが突設され、フック部20aの基部側にはリターンスプリング22の他端が係止する係止部20dが設けられている。この回動レバー20は、前記リターンスプリング22により、第1ストッパ部20bがストッパピン23に当接する非作動位置に付勢されている。
ブレーキワイヤ4は、ワイヤガイドアーム2gにワイヤ保持部材2iを介して保持され、運転席近傍の前記ハンドレバーやフットペダルに接続されている。また、ワイヤガイドアーム2gから突出するブレーキワイヤ4の外周には、防塵ブーツ24が取り付けられている。
前記連結金具4aは、全体的な外形が羽子板形状を有するものであって、略長方形状の基板の基端にブレーキワイヤ4の先端が接合され、基板平面部中心長手方向に、前記フック部20aを挿通するスリット状の挿通口4bが設けられている。挿通口4bの先端側開口縁4cは、フック部20aの内周面20eに対応した凸の円弧面で形成され、作動時の両者の摺接が円滑に行えるようにしている。
回動レバー20へのブレーキワイヤ4の組み付けは、挿通口4bにフック部20aの先端を挿入し、フック部20aの円弧に沿って連結金具4aを回動させ、挿通口4bの先端部内面4cをフック部20aの内周部に引っ掛けてフック部20aと連結金具4aとを連結することによって行われる。回動レバー20にブレーキワイヤ4を組み付けた状態では、ブレーキワイヤ4がワイヤ保持部材2iを介してワイヤガイドアーム2gに保持され、図5に示すように、挿通口4bの先端側開口縁4cがフック部20aの内周面20eに当接し、フック部20aの外周面20fと挿通口4bの基部側開口縁4dとには若干の隙間が空いた状態となっている。
そして、前記フック部20aの回動端側内周部の先端には、回動レバー20にブレーキワイヤ4を組み付けた状態でブレーキワイヤ4が反牽引方向に移動したときに、前記連結金具4aの先端に当接する内周側突出部20gが突設されている。この内周側突出部20gは、前記組み付け状態において、連結金具4aの外側の基板平面部を金具先端方向に延長した面、すなわち、図4に想像線L1で示す面よりも内側に突出するように形成されている。
上述のように、フック部20aの回動端側内周部の先端に突出部20gを設けることにより、組み付け状態でブレーキワイヤ4の作動位置調整を行っているときにブレーキワイヤ4が反牽引方向に移動したときでも、連結金具4aの先端が突出部20gに当接するため、連結金具4aがフック部20aから外れる方向への動きが規制され、連結金具4aがフック部20aから脱落しにくくなる。
さらに、フック部20aの外周面20fには、前述のように回動レバー20にブレーキワイヤ4を組み付けた状態でブレーキワイヤ4が反牽引方向に移動したときに前記挿通口4bの基部側開口縁4dが当接する部分に、連結金具4aがフック部20aの回動端方向に移動することを規制する外周側突出部20hが設けられている。この突出部20hは、前記組み付け状態において、ブレーキワイヤ4の中心線L2上に位置する点C1を中心とした円弧面からなるフック部20aの外周面2fの一部を外側に小径円弧状に突出させたものであって、最大突出量は、挿通口4bへのフック部20aの挿通を妨げない範囲に設定されている。
このような突出部20hをフック部20aの外周側に突設することにより、ブレーキワイヤ4が反牽引方向に移動して挿通口4bの基部側開口縁4dがフック部20aの外周面20fに当接したときに、外周側突出部20hによって連結金具4aがフック部20aの回動端方向に移動することが規制されるので、連結金具4aがフック部20aから外れることが無くなり、回動レバー20からブレーキワイヤ4が脱落することがなくなる。
なお、突出部20hの形状は、該突出部20hによって連結金具4aのフック部20aから外れる方向への動きを規制でき、かつ、挿通口4bへのフック部20aの挿通を妨げなければ、上述のような円弧状に限らず、適当な形状で突出させることができる。
図6は本発明の車両用ディスクブレーキの形態例を示す要部の一部断面底面図である。なお、前記参考例で示した構成要素と同一の構成要素には、それぞれ同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本形態例は、フック部20aの内周面20eを、ブレーキワイヤ4の中心線L2上に位置する点C1を中心とした円弧面で形成するとともに、ブレーキワイヤ4が反牽引方向に移動したときに挿通口4bの基部側開口縁4dが当接する部分の外周面20iを、前記中心線L2よりもフック部20aの回動端側に位置する点C2を中心とする円弧面で形成している。
このように、挿通口4bの基部側開口縁4dが当接するフック部20aの外周面20iを、前記中心線L2より回動端側にオフセットさせた点C2を中心とした円弧面で形成することにより、ブレーキワイヤ4が反牽引方向に移動して挿通口4bの基部側開口縁4dが外周面20iに当接したときに、当接点P1を通る外周面20iの接線L3と、当接点P1を通る中心線L2に直交する直線L4とが、図6に示す鋭角な角度αで交差し、当接点P1における外周面20iがフック部20aの基端部側に向かう方向に傾斜した状態となるので、当接点P1に作用するブレーキワイヤ4の押し込み力がフック部20aの基端部側に向くことになり、外周面20iに押し付けられた連結金具4aは外周面20iの傾斜に沿ってフック部20aの基部側に移動する。これにより、連結金具4aがフック部20aから外れることがなくなり、回動レバーからブレーキワイヤが脱落することを防止できる。
さらに、前記外周面20iは、前記基部側開口縁4dが当接する部分よりもフック部20aの回動端方向の外周側が突出した状態となっており、前述の外周側突出部20hと同様の作用効果も有している。すなわち、基部側開口縁4dが当接する外周面20iを、前記中心線L2より回動端側にオフセットさせた点C2を中心とした円弧面で形成することにより、前記当接点P1におけるフック部20aの基端部側に向かう方向に傾斜と、連結金具4aがフック部20aの回動端方向に移動することを規制する外周側突出部との相乗効果によって、連結金具4aがフック部20aから外れることをより確実に防止できる。
なお、上述の参考例及び形態例において、フック部20aの先端部側は、連結金具4aの挿通口4bへの挿入を容易に行えるように、先端が幅狭となる形状に形成しているが、フック部20aの先端部は、挿通口4bへの挿入が可能ならば任意の形状で形成することができる。
上述のように形成した車両用ディスクブレーキ1において、液圧式作動機構3は、ブレーキペダルの操作で発生した液圧が液圧室12内に導入されると、該液圧によってピストン10がシリンダ孔2dのディスクロータ方向に押動され、作用部側の摩擦パッド9のライニング9aをディスクロータ6の一側面へ摺接させる。キャリパボディ2は、この反作用によって、スライドピン8に案内されながら作用部方向へスライドし、反作用部2bの反力爪2hが反作用部側の摩擦パッド9のライニング9aをディスクロータ6の他側面に摺接させて制動作用が行われる。
機械式作動機構5は、ハンドレバー又はフットペダルの操作でブレーキワイヤ4が牽引されると、連結金具4a、フック部20aを介して回動レバー20と回動軸18とがリターンスプリング22の付勢力に抗して回動し、プッシュロッド19をディスクロータ方向に押動する。プッシュロッド19は、スリーブピストン11,アジャスタ15を介してピストン10をディスクロータ方向に押動し、前記同様に、摩擦パッド9のライニング9aをディスクロータ5の両側面に摺接させて、制動作用が行われる。
なお、機械式作動機構の構造は、上記形態例に限定されるものではなく、いわゆるボールランプ型の推力変換機構を採用することもできる。さらに、前記形態例では、液圧式作動機構と組み合わせた例を示したが、機械式作動機構のみを有する車両用ディスクブレーキにも適用できる。
本発明の参考例を示す車両用ディスクブレーキの要部の底面図である。 同じく正面図である。 図2のIII−III断面図である。 フック部と連結金具との連結状態を示す説明図である。 ブレーキワイヤが反牽引方向に移動したときの状態を示す説明図である。 本発明の車両用ディスクブレーキの形態例を示す要部の一部断面底面図である。
符号の説明
1…車両用ディスクブレーキ、2…キャリパボディ、2a…作用部、2b…反作用部、2c…ブリッジ部、2d…シリンダ孔、2e…連接孔、2f…軸受孔、2g…ワイヤガイドアーム、2h…反力爪、3…液圧式作動機構、4…ブレーキワイヤ、4a…連結金具、4b…挿通孔、4c…先端側開口縁、4d…基部側開口縁)、5…機械式作動機構、6…ディスクロータ、7…キャリパブラケット、9…摩擦パッド、10…ピストン、11…スリーブピストン、12…液圧室、15…アジャストボルト、17…軸受、18…回動軸、18a…軸部、18b…カム部、19…プッシュロッド、20…回動レバー、20a…フック部、20b…第1ストッパ部、20c…第2ストッパ部、20d…係止部、20e…内周面、20f…外周面、20g…内周側突出部、20h…外周側突出部、20i…外周面、21…ロックナット、22…リターンスプリング、23…ストッパピン、24…防塵ブーツ

Claims (1)

  1. キャリパボディに設けたシリンダ孔にピストンを内挿し、シリンダ孔の底部側に前記ピストンをディスクロータの側面に向けて押動する機械式作動機構を配置し、該機械式作動機構を作動させる回動軸の一端をキャリパボディから突出させ、該回動軸の突出端部に回動レバーの基端部を固着し、該回動レバーにフック部を設けるとともに、操作子による牽引操作によって前記回動レバーを回動作動させるブレーキワイヤをワイヤガイドアームに保持し、該ブレーキワイヤの先端に前記フック部を挿通するスリット状の挿通口を有する連結金具の基部を接合し、前記挿通口に前記フック部を挿通させてフック部と連結金具とを連結することにより回動レバーにブレーキワイヤを組み付けた車両用ディスクブレーキにおいて、前記回動レバーにブレーキワイヤを組み付けた状態でブレーキワイヤが反牽引方向に移動したときに前記挿通口の基部側開口縁が当接するフック部の外周面を、ブレーキワイヤの中心線よりもフック部の回動端側に位置する点を中心とする円弧面で形成したことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
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