JP4400751B2 - 光及び熱硬化性コーティング剤組成物及びその硬化皮膜を有する物品 - Google Patents
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Description
〔1〕下記シロキサン単位式(1)
(R1R2R3SiO1/2)a(R4R5SiO2/2)b(R6SiO3/2)c(SiO4/2)d(O1/2X)e (1)
[式中、Xは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1〜R6は置換基を有してもよい炭素原子数1〜6の一価脂肪族炭化水素基又は炭素数6〜10の一価芳香族炭化水素基であり、上記置換基はフェニル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、(メタ)アクリロキシ基、エポキシ構造含有基、メルカプト基、イソシアネート基、アミノ官能性基、パーフルオロアルキル基、ポリ(ヘキサフルオロプロピレンオキサイド)構造含有基で表される基から選択される1種又は2種以上の一価有機基である。但し、R1〜R6のいずれかに式(2)
CH2=C(R7)COOCH2− (2)
(式中、R7は水素原子又はメチル基である。)
で表される基を1個以上含み、総シロキサン単位に対し式(2)で表される有機基が置換しているシロキサン単位が20〜100mol%であり、aは平均0≦a<0.4であり、bは平均0≦b<0.5であり、cは平均0<c≦1であり、dは平均0≦d<0.4であり、eは平均0≦e<0.2であり、a+b+c+d=1である。]
で表され、総シロキサン単位に対し、ポリ(ヘキサフルオロプロピレンオキサイド)構造含有基が置換しているシロキサン単位が0.1〜20mol%であるシリコーン樹脂を含む無溶剤かつ室温にて液状であることを特徴とする光及び熱硬化性コーティング剤組成物。
〔2〕式(2)で表される有機基含有シロキサン単位の含有率をAmol%、式(3)
CH2=C(R8)COOC3H6− (3)
(式中、R8は水素原子又はメチル基である。)
で表される有機基含有シロキサン単位の含有率をBmol%とすると、
0.5<A/(A+B)≦1
であることを特徴とする〔1〕記載のコーティング剤組成物。
〔3〕シリコーン樹脂の重量平均分子量が1,000〜5,000である〔1〕又は〔2〕記載のコーティング剤組成物。
〔4〕シリコーン樹脂のシラノール基含有量が2質量%以下である〔1〕〜〔3〕のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
〔5〕シリコーン樹脂中に含まれる揮発分が1質量%未満である〔1〕〜〔4〕のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
〔6〕シリコーン樹脂が、総シロキサン単位に対し、メチル基が置換しているシロキサン単位が1〜10mol%である〔1〕〜〔5〕のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
〔7〕更に、多官能(メタ)アクリル化合物を含むことを特徴とする〔1〕〜〔6〕のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
〔8〕更に、光硬化触媒、ラジカル重合触媒、熱縮合触媒のいずれか1種以上を含有してなることを特徴とする〔1〕〜〔7〕のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
〔9〕〔8〕記載の光及び熱硬化性コーティング剤組成物の硬化皮膜が形成されてなる物品。
なお、本発明において、無溶剤とは、本発明の硬化条件で硬化することのない非反応性で、本発明のシリコーン樹脂を溶解する溶剤を含まないことを意味する。
本発明の無溶剤の光及び熱硬化性コーティング剤組成物の主成分として用いられるシリコーン樹脂は、下記シロキサン単位式(1)
(R1R2R3SiO1/2)a(R4R5SiO2/2)b(R6SiO3/2)c(SiO4/2)d(O1/2X)e (1)
[式中、Xは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1〜R6は置換基を有してもよい炭素原子数1〜6の一価脂肪族炭化水素基又は炭素数6〜10の一価芳香族炭化水素基であり、上記置換基はフェニル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、(メタ)アクリロキシ基、エポキシ構造含有基、メルカプト基、イソシアネート基、アミノ官能性基、パーフルオロアルキル基、ポリ(ヘキサフルオロプロピレンオキサイド)構造含有基で表される基から選択される1種又は2種以上の一価有機基である。但し、R1〜R6のいずれかに式(2)
CH2=C(R7)COOCH2− (2)
(式中、R7は水素原子又はメチル基である。)
で表される基を1個以上含み、総シロキサン単位に対し式(2)で表される有機基が置換しているシロキサン単位が20〜100mol%であり、aは平均0≦a<0.4であり、bは平均0≦b<0.5であり、cは平均0<c≦1であり、dは平均0≦d<0.4であり、eは平均0≦e<0.2であり、a+b+c+d=1である。]
で表される。
CH2=C(R7)COOCH2− (2)
(式中、R7は水素原子又はメチル基である。)
で表される有機基はR1〜R6のうちに少なくとも一つは含まれる(即ち、シリコーン樹脂のケイ素原子に結合する有機基の少なくとも一つは上記式(2)の基である。)。また、R7については紫外線等の高エネルギー線照射時の硬化性を考慮すると水素原子であることが好ましい。総シロキサン単位に対して、式(2)で表される有機基が置換しているシロキサン単位は35〜100mol%であることが好ましく、より好ましくは70〜100mol%である。
CH2=C(R8)COOC3H6− (3)
(式中、R8は水素原子又はメチル基である。)
で表される有機基が挙げられる。なお、R8については紫外線等の高エネルギー線照射時の硬化性を考慮すると水素原子であることが好ましい。ここで、式(2)の有機基含有のシロキサン単位の含有率をAmol%、式(3)の有機基含有のシロキサン単位の含有率をBmol%とすると、0.5<A/(A+B)≦1であることが好ましく、より好ましくは0.75<A/(A+B)≦1である。上記の範囲外の含有率であると、本発明の効果である架橋密度の増加が十分ではなく、十分な耐磨耗性が得られない場合が生じる。
C3F7OC(CF3)FCF2OC(CF3)FCH2OC3H6−、
F(C(CF3)FCF2O)6C(CF3)FC(=O)NHC3H6−
等が挙げられる。
また、上記シリコーン樹脂は室温(25℃)で液状の場合には、回転粘度計により測定される粘度が1,500〜3,000mP・aであることが好ましい。
これらの化合物は1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ラジカル開始剤としては、アセトフェノン系、ベンゾイン系、ベンゾフェノン系、チオキサントン系等の通常のものから選択することができる。例えば、ダロキュアー1173、イルガキュア651、イルガキュア184、イルガキュア907(いずれもチバスペシャルティケミカルズ社製)等が挙げられる。
前記シリカ微粒子の中でも、活性エネルギー線反応性基を有する加水分解性シラン化合物によって表面修飾されたものが好ましく用いられる。このような反応性シリカ微粒子は、ハードコートを硬化させる際の活性エネルギー線照射によって、架橋反応を起こし、ポリマーマトリックス中に固定される。
なお、シリカ微粒子等の金属酸化物微粒子の配合量は、シリコーン樹脂と多官能(メタ)アクリレートの合計量100質量部に対し、5〜100質量部が好ましい。
形成された皮膜の膜厚は、0.1〜50μm、特に0.5〜30μmの範囲にあることが好ましい。膜厚が薄すぎると耐磨耗性が低下する場合があり、また厚すぎると耐クラック性が低下する場合がある。
耐マジックインキ性は、硬化皮膜に市販の油性マジックインキで線を描き、ウエスで拭き取ったときの拭き取り性を目視で観察した。
防汚性は、水接触角とオレイン酸接触角を接触角計(CA−X150型、協和界面科学製)を用いて測定した(接触角が大きいものほど防汚性に優れる)。
耐擦傷性、耐磨耗性は、ASTMD 1044に準拠し、テーバー磨耗試験機(磨耗輪CS−10F使用)を用いて硬化皮膜の磨耗試験を行い、磨耗試験前後の硬化皮膜の濁度を濁度計(NHD2000、日本電色工業製)を用いて測定し、〔磨耗試験後の濁度−磨耗試験前の濁度〕の値をΔHazeとした(ΔHazeは15以下の場合に耐擦傷性、耐磨耗性は良好である。)。
出発原料として、アクリロキシメチルトリメトキシシランを206.0質量部(1.00mol)、イソプロピルアルコールを539.7質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液12.6質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水108.8質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は、揮発分0.7質量%、屈折率1.4882、OH量1.0質量%、重量平均分子量1,500であった。この反応物は25℃において固体であり、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Ac1SiO3/2]1.0[OH]0.07[Ac1:アクリロキシメチル]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜のテーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは5と優れた耐磨耗性を示し、水接触角は77°であった。
出発原料として、アクリロキシメチルトリメトキシシランを164.8質量部(0.80mol)、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランを46.8質量部(0.20mol)、イソプロピルアルコールを569.7質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液13.1質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水108.8質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.8質量%、屈折率1.4860、OH量0.4質量%、重量平均分子量2,000であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Ac1SiO3/2]0.8[Ac2SiO3/2]0.2[OH]0.03[Ac1:アクリロキシメチル、Ac2:3−アクリロキシプロピル]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜のテーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは15と良好な耐磨耗性を示し、水接触角は79°であった。
出発原料として、アクリロキシメチルトリメトキシシランを164.8質量部(0.80mol)、3−アクリロキシプロピルメチルジメトキシシランを46.3質量部(0.20mol)、イソプロピルアルコールを539.7質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液13.2質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水108.8質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.7質量%、屈折率1.4815、OH量0.27質量%、重量平均分子量1,900であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Ac2SiO2/2]0.2[Ac1SiO3/2]0.8[OH]0.015[Ac1:アクリロキシメチル、Ac2:3−アクリロキシプロピル]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜のテーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは9と良好な耐磨耗性を示し、水接触角は70°であった。
出発原料として、アクリロキシメチルトリメトキシシランを185.4質量部(0.90mol)、メチルトリメトキシシラン13.6質量部(0.10mol)、イソプロピルアルコールを503.1質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液11.9質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水108.8質量部(水6.06mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.5質量%、屈折率1.4849、OH量1.0質量%、重量平均分子量2,700であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Ac1SiO3/2]0.9[MeSiO3/2]0.1[OH]0.07[Ac1:アクリロキシメチル]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜のテーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは7と良好な耐磨耗性を示し、水接触角は64°であった。
出発原料として、アクリロキシメチルトリメトキシシランを199.8質量部(0.97mol)、HFPO3Si(OMe)319.3質量部(0.03mol)[HFPO3:C3F7OC(CF3)FCF2OC(CF3)FCH2OC3H6−]、イソプロピルアルコールを608.5質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液13.8質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水97.0質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.3質量%、屈折率1.4722、OH量1.1質量%、重量平均分子量1,600であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Ac1SiO3/2]0.97[HFPO3SiO3/2]0.03[OH]0.08[Ac1:アクリロキシメチル、HFPO3:C3F7OC(CF3)FCF2OC(CF3)FCH2OC3H6−]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜のテーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは9と良好な耐磨耗性を示し、耐マジックインキ性は合格であった。また、水接触角は94°と高い値を示すものの、オレイン酸接触角54°とやや低い値であり、防汚性は不十分であった。
出発原料として、アクリロキシメチルトリメトキシシランを199.6質量部(0.96mol)、HFPO3Si(OMe)319.3質量部(0.03mol)[HFPO3:C3F7OC(CF3)FCF2OC(CF3)FCH2OC3H6−]、パーメチルドデカシロキサン(以下MD−10と表記)を0.9質量部(0.0008mol)、イソプロピルアルコールを612.7質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液13.9質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水97.0質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.2質量%、屈折率1.4715、OH量0.3質量%、重量平均分子量1,700であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Me2SiO2/2]0.01[Ac1SiO3/2]0.96[HFPO3SiO3/2]0.03[OH]0.01[Ac1:アクリロキシメチル、HFPO3:C3F7OC(CF3)FCF2OC(CF3)FCH2OC3H6−]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜のテーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは10と良好な耐磨耗性を示した。更に耐マジックインキ性は合格であり、水接触角96°、オレイン酸接触角は61°と優れた防汚性を示した。
出発原料として、アクリロキシメチルトリメトキシシランを199.6質量部(0.96mol)、C8F17C2H4Si(OMe)317.0質量部(0.03mol)、MD−10を0.9質量部(0.0008mol)、イソプロピルアルコールを612.7質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液13.9質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水97.0質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.3質量%、屈折率1.4732、OH量0.5質量%、重量平均分子量1,800であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Me2SiO2/2]0.01[Ac1SiO3/2]0.96[C8F17C2H4SiO3/2]0.03[OH]0.04[Ac1:アクリロキシメチル]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜のテーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは11と良好な耐磨耗性を示した。更に耐マジックインキ性は合格であり、水接触角95°、オレイン酸接触角は64°と優れた防汚性を示した。
出発原料として、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランを234.0質量部(1.00mol)、イソプロピルアルコールを539.7質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液12.6質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水108.8質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.3質量%、屈折率1.4805、OH量0.4質量%、重量平均分子量3,000であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Ac2SiO3/2]1.0[OH]0.03[Ac2:3−アクリロキシプロピル]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜のテーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは33と耐磨耗性は得られず、水接触角は81°であった。
出発原料として、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランを187.2質量部(0.80mol)、3−アクリロキシプロピルメチルジメトキシシランを46.3質量部(0.20mol)、イソプロピルアルコールを539.7質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液13.2質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水108.8質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.8質量%、屈折率1.4835、OH量0.63質量%、重量平均分子量2,800であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Ac2SiO2/2]0.2[Ac2SiO3/2]0.8[OH]0.045[Ac2:3−アクリロキシプロピル]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜のテーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは21と耐磨耗性は低く、水接触角は79°であった。
出発原料として、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランを226.8質量部(0.97mol)、HFPO3Si(OMe)319.3質量部(0.03mol)[HFPO3:C3F7OC(CF3)FCF2OC(CF3)FCH2OC3H6−]、イソプロピルアルコールを608.5質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液13.8質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水97.0質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.6質量%、屈折率1.4717、OH量0.56質量%、重量平均分子量2,200であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Ac2SiO3/2]0.97[HFPO3SiO3/2]0.03[OH]0.04[Ac2:3−アクリロキシプロピル、HFPO3:C3F7OC(CF3)FCF2OC(CF3)FCH2OC3H6−]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜の水接触角99°、オレイン酸接触角64°と高い値を示したが、耐マジックインキ性は不合格で、防汚性は不十分であった。更にテーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは20とやや耐磨耗性も低かった。
出発原料として、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランを224.6質量部(0.96mol)、HFPO3Si(OMe)319.3質量部(0.03mol)[HFPO3:C3F7OC(CF3)FCF2OC(CF3)FCH2OC3H6−]、MD−10を0.9質量部(0.0008mol)、イソプロピルアルコールを612.7質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液13.9質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水97.0質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.5質量%、屈折率1.4829、OH量0.6質量%、重量平均分子量3,000であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Me2SiO2/2]0.01[Ac2SiO3/2]0.96[HFPO3SiO3/2]0.03[OH]0.043[Ac1:アクリロキシプロピル、HFPO3:C3F7OC(CF3)FCF2OC(CF3)FCH2OC3H6−]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜の耐マジックインキ性は合格であり、水接触角97°、オレイン酸接触角は67°と十分な防汚性を示した。しかしながら、テーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは17と耐磨耗性はやや低かった。
出発原料として、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランを227.0質量部(0.96mol)、C8F17C2H4Si(OMe)317.0質量部(0.03mol)、MD−10を1.1質量部(0.0011mol)、イソプロピルアルコールを715.7質量部反応器中に配合し、均一になったところで20質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液16.1質量部、アルコキシ基に対して2倍molの水108.2質量部(水6.04mol)を添加し、25℃で12時間撹拌した。トルエンを投入して水洗し、中性化した後、アルコール、トルエン等を留去した。
得られた反応物は25℃で液体であり、揮発分0.6質量%、屈折率1.4690、OH量0.4質量%、重量平均分子量3,400であった。この反応物は、赤外吸収光分析、核磁気共鳴分析の結果から加水分解縮合が理想どおり進行し、シロキサン単位式[Me2SiO2/2]0.01[Ac2SiO3/2]0.96[C8F17C2H4SiO3/2]0.03[OH]0.03[Ac1:アクリロキシプロピル]を有する光反応性基含有オルガノポリシロキサン樹脂であることを確認した。
得られた皮膜の耐マジックインキ性は合格であり、水接触角101°、オレイン酸接触角は64°と十分な防汚性を示した。しかしながら、テーバー磨耗性試験(500g荷重100回転)ではΔHazeは30と耐磨耗性は得られなかった。
Claims (9)
- 下記シロキサン単位式(1)
(R1R2R3SiO1/2)a(R4R5SiO2/2)b(R6SiO3/2)c(SiO4/2)d(O1/2X)e (1)
[式中、Xは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1〜R6は置換基を有してもよい炭素原子数1〜6の一価脂肪族炭化水素基又は炭素数6〜10の一価芳香族炭化水素基であり、上記置換基はフェニル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、(メタ)アクリロキシ基、エポキシ構造含有基、メルカプト基、イソシアネート基、アミノ官能性基、パーフルオロアルキル基、ポリ(ヘキサフルオロプロピレンオキサイド)構造含有基で表される基から選択される1種又は2種以上の一価有機基である。但し、R1〜R6のいずれかに式(2)
CH2=C(R7)COOCH2− (2)
(式中、R7は水素原子又はメチル基である。)
で表される基を1個以上含み、総シロキサン単位に対し式(2)で表される有機基が置換しているシロキサン単位が20〜100mol%であり、aは平均0≦a<0.4であり、bは平均0≦b<0.5であり、cは平均0<c≦1であり、dは平均0≦d<0.4であり、eは平均0≦e<0.2であり、a+b+c+d=1である。]
で表され、総シロキサン単位に対し、ポリ(ヘキサフルオロプロピレンオキサイド)構造含有基が置換しているシロキサン単位が0.1〜20mol%であるシリコーン樹脂を含む無溶剤かつ室温にて液状であることを特徴とする光及び熱硬化性コーティング剤組成物。 - 式(2)で表される有機基含有シロキサン単位の含有率をAmol%、式(3)
CH2=C(R8)COOC3H6− (3)
(式中、R8は水素原子又はメチル基である。)
で表される有機基含有シロキサン単位の含有率をBmol%とすると、
0.5<A/(A+B)≦1
であることを特徴とする請求項1記載のコーティング剤組成物。 - シリコーン樹脂の重量平均分子量が1,000〜5,000である請求項1又は2記載のコーティング剤組成物。
- シリコーン樹脂のシラノール基含有量が2質量%以下である請求項1〜3のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
- シリコーン樹脂中に含まれる揮発分が1質量%未満である請求項1〜4のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
- シリコーン樹脂が、総シロキサン単位に対し、メチル基が置換しているシロキサン単位が1〜10mol%である請求項1〜5のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
- 更に、多官能(メタ)アクリル化合物を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
- 更に、光硬化触媒、ラジカル重合触媒、熱縮合触媒のいずれか1種以上を含有してなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載のコーティング剤組成物。
- 請求項8記載の光及び熱硬化性コーティング剤組成物の硬化皮膜が形成されてなる物品。
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