JP4400309B2 - 切削刃の位置測定方法、切削刃の位置測定プログラム、記録媒体及びnc工作機 - Google Patents

切削刃の位置測定方法、切削刃の位置測定プログラム、記録媒体及びnc工作機 Download PDF

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この発明は、リーマ、ドリル等の切削刃の位置測定方法に関する。また、この発明は、この位置測定方法をコンピュータに実行させる位置測定プログラム及び記録媒体、並びに切削刃の再研磨を行うNC(数値制御)工作機にも関している。
図6に示されるようなリーマ1は、超硬合金からなる本体にそれぞれダイヤチップからなる1段目チップ2、2段目チップ3等の複数の切削用のチップがロウ付けされた構造を有しており、例えば1段目チップ2の径に接するように2段目チップ3の面取り部4の半径を設定しなければならず、このため使用済みのこのようなリーマを再研磨する場合には、双方のチップ2及び3の実回転中心の位置を正確に把握する必要が有る。また、回転半径の他、図7に示されるようなチップ2及び3の心上がり高さH、図8に示されるようなチップ2及び3の傾きθをチップ2及び3それぞれについて正確に把握するにも、実回転中心の位置を正確に把握することが不可欠である。
特許文献1には、加工状態の被加工物に対して円周部の径や偏心量を測定する方法が開示されている。位置計測用プローブを用いて基準面から被加工物の外周面までの距離を測定し、その距離とプローブの球径から被加工物の外径が求められる。
特開2002−103220号公報
しかしながら、被加工物の回転中心を予め設定し、この設定回転中心から基準面までの距離が既知であるものとして被加工物の外径を求めているため、設定回転中心と実際の実回転中心との間の誤差に基づいて被加工物の外径の測定値にも誤差が生じてしまう。このような誤差を含んだままではリーマ1を高精度に再研磨することが困難となる。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、切削刃の実回転中心の位置を高精度に測定することができる切削刃の位置測定方法を提供することを目的とする。
また、この発明は、このような位置測定方法をコンピュータに実行させる切削刃の位置測定プログラム及び記録媒体を提供することもまた目的としている。
さらに、この発明は、前記の位置測定方法を用いて切削刃の再研磨を行うNC工作機を提供することも目的とする。
この発明に係る切削刃の位置測定方法は、再研磨しようとする切削刃の位置を測定する方法において、切削刃を回転割り出し装置に取り付け、切削刃のすくい面を切削刃の中心軸と垂直な面で切断した時の直線の断面形状又は直線の切り刃を基準部とし、位置計測用プローブにより切削刃の基準部の外周部に関する位置を第1の計測点として計測し、回転割り出し装置により切削刃を中心軸の回りに90度回転させ、再び位置計測用プローブにより切削刃の基準部の外周部に関する位置を第2の計測点として計測し、第1の計測点と第2の計測点を結ぶ線分を斜辺とする直角二等辺三角形の直角の頂点の位置を算出することにより切削刃の実回転中心を割り出す方法である。
第1の計測点における計測の後に切削刃を中心軸の回りに90度回転させて第2の計測点における計測を行うことにより、第1の計測点と第2の計測点を結ぶ線分を斜辺とする直角二等辺三角形が特定され、この三角形の直角の頂点の位置を算出すれば、その位置が切削刃の実回転中心となる。
ここで第1の計測点(第2の計測点)となる「基準部の外周部に関する位置」とは切削刃の基準部の外周部の位置だけでなく、位置計測用プローブの球の分だけずれた位置でもよい。
なお、切削刃を回転割り出し装置に取り付けた後、回転割り出し装置により切削刃を回転させることにより前記基準部を水平にすることが好ましい。
また、ほぼ水平に回転割り出し装置に取り付けた切削刃の基準部に対して切削刃の径方向に間隔を隔てた2点においてそれぞれ位置計測用プローブにより高さを計測し、これら2点間の距離と2点の高さから水平面に対する切削刃の基準部の傾きを算出し、算出された傾きに基づいて回転割り出し装置により切削刃を回転させることにより切削刃の基準面を水平にすることができる。
第1の計測点と第2の計測点を結ぶ線分を斜辺とする直角二等辺三角形の二等辺の長さから位置計測用プローブの球の半径を減算することにより切削刃の半径を算出することができる。
好ましくは、切削刃は、刃本体とこの刃本体の中心軸とほぼ平行に刃本体の表面上に貼付されたチップとを有し、チップの表面を切削刃の基準面とし、この基準面を切削刃の基準部とすることができる。この場合、水平にされたチップの表面に対して位置計測用プローブにより高さを計測し、この高さと切削刃の実回転中心との鉛直方向の偏差からチップの心上がり高さを算出することができる。
この発明に係る切削刃の位置測定プログラムは、再研磨しようとする切削刃の位置の測定をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、切削刃を回転割り出し装置に取り付けるステップと、切削刃のすくい面を切削刃の中心軸と垂直な面で切断した時の直線の断面形状又は直線の切り刃を基準部を水平にするステップと、位置計測用プローブにより切削刃の基準部の外周部に関する位置を第1の計測点として計測するステップと、回転割り出し装置により切削刃を中心軸の回りに90度回転させて切削刃の基準部を鉛直とするステップと、再び位置計測用プローブにより切削刃の基準部の外周部に関する位置を第2の計測点として計測するステップと、第1の計測点と第2の計測点を結ぶ線分を斜辺とする直角二等辺三角形の直角の頂点の位置を算出することにより切削刃の実回転中心を割り出すステップとを実行させるものである。
また、この発明に係る記録媒体は、前記の切削刃の位置測定プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
さらに、この発明に係るNC工作機は、切削刃を保持して回転する回転割り出し装置と切削刃に対して再研磨を行う研磨装置とを備えたNC工作機において、前記の切削刃の位置測定方法により回転割り出し装置に取り付けられた切削刃の位置を測定して研磨装置により再研磨を行うものである。
この発明によれば、再研磨しようとする切削刃の実回転中心の位置を高精度に測定することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に実施の形態に係るNC工作機の構成を示す。リーマを再研磨する研磨装置としてワイヤ放電加工機11が用いられ、このワイヤ放電加工機11の本体12に位置計測用プローブ13が取り付けられている。また、ワイヤ放電加工機11の本体12に対してX、Y、Z方向に相対移動可能にテーブル14が配置され、テーブル14の上に回転割り出し装置15が取り付けられている。なお、X軸は水平方向で図面手前から奥向き、Y軸は水平方向で図面右から左向き、Z軸は鉛直方向で図面下から上向きとする。ワイヤ放電加工機11の本体12とテーブル14の相対移動並びに回転割り出し装置15の回転動作は図示しないメモリに格納されたNCプログラムにより制御される。
NCプログラムは、再研磨しようとするリーマの位置を測定する位置測定プログラムとリーマに対して再研磨加工を施す加工プログラムを含んでいる。
まず、位置測定プログラムに従って図6に示したようなリーマ1の位置測定を行う方法について図2のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1で、図3に示されるように、リーマ1のチップ2がほぼ水平となるようにリーマ1を回転割り出し装置15に取り付ける。
そして、ステップS2で切削刃の基準面を水平にする。まず、ワイヤ放電加工機11の本体12に対してテーブル14を相対移動させることにより位置計測用プローブ13の球の下端をチップ2の表面2s上の点P1に接触させてこの点P1のZ軸方向(高さ方向)の座標Z1を計測する。次に、再びワイヤ放電加工機11の本体12に対してテーブル14を相対移動させることにより位置計測用プローブ13の球の下端をチップ2の表面2s上の点P1からリーマ1の径方向外方へ間隔dを隔てた点P2に接触させてこの点P2のZ軸方向の座標Z2を計測する。
これらの点P1及びP2のZ座標Z1及びZ2と間隔dからチップ2の表面2sの傾き角度が算出される。そこで、算出された傾き角度だけ回転割り出し装置15によりリーマ1を回転させることにより、リーマ1のチップ2の表面2sが水平に調整される。
その後、ステップS3で第1の計測点の計測をする。ワイヤ放電加工機11の本体12に対しテーブル14を相対移動させて位置計測用プローブ13の球の下端をチップ2の表面2s上に接触させることによりチップ2の表面2sのZ軸方向の座標Z0を計測する。
次に、チップ2の表面2sのZ軸方向に対して位置計測用プローブ13がその球の半径分だけ下方に位置するようにテーブル14を相対移動させて位置計測用プローブ13の球の中心をチップ2の表面2sと同じ高さに位置決めし、チップ2の表面2sの外周部に位置計測用プローブ13の球の側面を接触させることにより、この位置を第1の計測点aとして座標値a(Ya,Za)を計測する。
次に、ステップS4で、図4に示されるように、測定したチップ2の表面2sが鉛直になるように回転割り出し装置15によりリーマ1を90度回転させる。
そして、ステップS5で第2の計測点の計測をする。図4に示されるように、テーブル14を相対移動させて位置計測用プローブ13の球の側部をチップ2の表面2sに接触させ、この表面2sのY軸方向(水平方向)の位置を計測する。さらに、計測された表面2sのY軸方向の位置に対して位置計測用プローブがその球の半径分だけ水平方向(図面で右方向)に位置するようにテーブル14を相対移動させて表面2sの水平方向の位置に位置計測用プローブ13の球の中心を位置決めし、チップ2の表面2sの外周部に位置計測用プローブ13の球の下端を接触させることにより、この位置を第2の計測点bとして座標値b(Yb,Zb)を計測する。
そして、ステップS6で切削刃の実回転中心を算出する。図5に示されるように、第1の計測点aと第2の計測点bを結ぶ線分abを斜辺とする直角二等辺三角形cabを形成すると、直角の頂点cがリーマ1の実回転中心となる。そこで、幾何学的に直角の頂点cの位置を算出する。すなわち、第1の計測点aと第2の計測点bの座標値の差分によりこれら計測点a及びbのY軸方向の距離YabとZ軸方向の距離Zabが次のように求められる。
Yab=Yb−Ya
Zab=Zb−Za
これらの距離Yab及びZabから線分abの長さL1及び線分abが水平面からなす角度αが、
L1=(Yab+Zab1/2
α=tan−1(Zab/Yab)
として算出される。
また、線分abの長さL1から直角二等辺三角形cabの辺caの長さL2が、
L2=L1/(21/2
として算出され、さらに線分abが水平面からなす角度αから辺caが水平面からなす角度βが、
β=45°−α
と求められる。
このため、第1の計測点aと頂点cの間のY軸方向の距離YcaとZ軸方向の距離Zcaは、
Yca=L2cosβ
=L2cos(45°−α)
=L2cos[45°−tan−1(Zab/Yab)]
Zca=L2sinβ
=L2sin(45°−α)
=L2sin[45°−tan−1(Zab/Yab)]
と算出される。従って、第1の計測点aの座標値a(Ya,Za)から頂点cすなわちリーマ1の実回転中心の座標値c(Yc,Zc)が求められる。
Yc=Ya+Yca
Zc=Za−Zca
また、チップ2の外周部の半径Rは、位置計測用プローブ13の球の半径をrとして、
R=L2−r
と求められる。
さらに、チップ2の表面2sを水平にしたときに位置計測用プローブ13により計測された表面2sのZ軸方向の座標Z0と頂点cの座標値c(Yc,Zc)とからチップ2の心上がり高さHが次のように算出される。
H=Z0−Zc
また、Z0を計測していなくてもH=Zcaで算出することもできる。
このようにして位置測定プログラムによりリーマ1の実回転中心の座標値c(Yc,Zc)、リーマ1の半径R、チップ2の心上がり高さHが算出されると、これらの値を用いて加工プログラムを実行し、ワイヤ放電加工機11のワイヤ16を用いてリーマ1のチップ2に対し再研磨加工が施される。
2段目のチップ3に対しても同様にして位置測定プログラムによりチップ3の位置測定を行った後に加工プログラムを実行して再研磨加工が施されるが、2段目のチップ3の心上がり高さで1段目のチップ2の外周部の半径に合うように加工の開始端位置及び終了端位置の補正が必要である。
なお、上述した実施の形態においては、切削刃としてリーマを再研磨の対象としたが、これに限るものではなく、ドリル、エンドミル等の他の切削刃に対してもこの発明を適用することができる。また、チップを備えた切削刃に限らず、本体に直接切れ刃が設けられた切削刃にも用いることができる。
また、上述した実施の形態においては、基準部(基準面)としてチップ2の表面2sを用いたが、切削刃のすくい面を切削刃の中心軸と垂直な面で切断した時の直線の断面形状又は直線の切り刃であればよい。
また、上述した実施の形態においては、ステップS2で切削刃の基準面を水平としたが、この方法に限らない。例えば、プローブのYZ軸平面上の動作が水平・垂直の2軸を有しているならば水平にする方が好ましいが、水平・垂直以外であればその動作軸にあわせた角度でもよいし、第1の計測点、第2の計測点が正確に計測できれば、特に角度を合わせる必要もない。
また、上述した実施の形態においては、第1の計測点a、第2の計測点bは位置計測用プローブ13の中心座標としたが、位置計測用プローブ13の球の半径rをあらかじめ考慮した位置を第1の計測点a、第2の計測点bとしてもよい。例えば第1の計測点a(Ya+r,Za)、第2の計測点b(Yb,Zb−r)としてもよい。
上述した実施の形態の切削刃の位置測定方法は、切削刃の位置測定プログラムとしてコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録することができる。記録媒体としては、磁気、光、電気等の物理量の変化状態を引き起こして、コンピュータの読み取り装置にプログラムの記述内容を伝達し得るものであり、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、半導体メモリ等が用いられる。
上述したように、この発明の切削刃の位置測定方法においては、切削刃の実回転中心や半径等を高精度で測定することができる。従って、この切削刃の位置測定方法を適用すれば、切削刃を高精度に再研磨することができるNC工作機が実現される。
この発明の実施の形態に係るNC工作機の構成を示す図である。 切削刃の位置測定方法を示すフローチャートである。 第1の計測点の位置計測を行う様子を示す図である。 第2の計測点の位置計測を行う様子を示す図である。 切削刃の実回転中心を算出する方法を示す図である。 リーマを示す側面図である。 リーマを示す断面図である。 リーマを示す断面図である。
符号の説明
1 リーマ、2 1段目のチップ、2s 表面、3 2段目のチップ、4 面取り部、11 ワイヤ放電加工機、12 本体、13 位置計測用プローブ、14 テーブル、15 回転割り出し装置、16 ワイヤ、a 第1の計測点、b 第2の計測点、c 直角の頂点(実回転中心)。

Claims (9)

  1. 再研磨しようとする切削刃の位置を測定する方法において、
    切削刃を回転割り出し装置に取り付け、
    切削刃のすくい面を切削刃の中心軸と垂直な面で切断した時の直線の断面形状又は直線の切り刃を基準部とし、
    位置計測用プローブにより切削刃の基準部の外周部に関する位置を第1の計測点として計測し、
    回転割り出し装置により切削刃を中心軸の回りに90度回転させ、
    再び位置計測用プローブにより切削刃の基準部の外周部に関する位置を第2の計測点として計測し、
    第1の計測点と第2の計測点を結ぶ線分を斜辺とする直角二等辺三角形の直角の頂点の位置を算出することにより切削刃の実回転中心を割り出す
    ことを特徴とする切削刃の位置測定方法。
  2. 切削刃を回転割り出し装置に取り付けた後、回転割り出し装置により切削刃を回転させることにより前記基準部を水平にする請求項1に記載の切削刃の位置測定方法。
  3. ほぼ水平に回転割り出し装置に取り付けた切削刃の基準部に対して切削刃の径方向に間隔を隔てた2点においてそれぞれ位置計測用プローブにより高さを計測し、
    これら2点間の距離と2点の高さから水平面に対する切削刃の基準部の傾きを算出し、
    算出された傾きに基づいて回転割り出し装置により切削刃を回転させることにより切削刃の基準部を水平にする請求項2に記載の切削刃の位置測定方法。
  4. 前記直角二等辺三角形の二等辺の長さから位置計測用プローブの球の半径を減算することにより切削刃の半径を算出する請求項1〜3のいずれか一項に記載の切削刃の位置測定方法。
  5. 切削刃は、刃本体とこの刃本体の中心軸とほぼ平行に刃本体の表面上に貼付されたチップとを有し、
    チップの表面を切削刃の基準面とし、切削刃の基準部は基準面である請求項1〜4のいずれか一項に記載の切削刃の位置測定方法。
  6. 水平にされたチップの表面に対して位置計測用プローブにより高さを計測し、
    この高さと切削刃の実回転中心との鉛直方向の偏差からチップの心上がり高さを算出する請求項5に記載の切削刃の位置測定方法。
  7. 再研磨しようとする切削刃の位置の測定をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    切削刃を回転割り出し装置に取り付けるステップと、
    切削刃のすくい面を切削刃の中心軸と垂直な面で切断した時の直線の断面形状又は直線の切り刃を基準部を水平にするステップと、
    位置計測用プローブにより切削刃の基準部の外周部に関する位置を第1の計測点として計測するステップと、
    回転割り出し装置により切削刃を中心軸の回りに90度回転させて切削刃の基準部を鉛直とするステップと、
    再び位置計測用プローブにより切削刃の基準部の外周部に関する位置を第2の計測点として計測するステップと、
    第1の計測点と第2の計測点を結ぶ線分を斜辺とする直角二等辺三角形の直角の頂点の位置を算出することにより切削刃の実回転中心を割り出すステップと
    を実行させることを特徴とする切削刃の位置測定プログラム。
  8. 請求項7に記載の切削刃の位置測定プログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 切削刃を保持して回転する回転割り出し装置と切削刃に対して再研磨を行う研磨装置とを備えたNC工作機において、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の切削刃の位置測定方法により回転割り出し装置に取り付けられた切削刃の位置を測定して研磨装置により再研磨を行うことを特徴とするNC工作機。
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