JP4399863B2 - 保持装置 - Google Patents

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本発明は、被搬送物を着脱自在に保持するための保持装置に関する。
IC(半導体集積回路装置)のようなデバイスは、その回路の信頼性や電気的な特性を判定するために電気的な試験を行う。このようなデバイスは、いわゆるICテストハンドラと呼ばれる装置においてノズルにより吸着して搬送することにより各種の電気的な試験を行うようになっている。たとえばデバイスに形成されている多数のバンプは、ICソケット側の接触端子に接触されることにより、デバイスの電気的な特性や回路の信頼性を判定する。
デバイスは、吸着することにより着脱可能に吸引して保持する構造のものにより保持して搬送される(たとえば特許文献1)。
特開平9−1487号公報(第2頁、図4)
特許文献1に開示されている装置では、蛇腹状のスカート部が、ICを吸着して保持する構造になっていて、このスカート部は収縮するようになっている。ICは、ICソケット側に装着された後に、ICソケット側からまた取り外される。この場合に、蛇腹状のスカート部は、ICの位置決め受けの中に配置されているが、蛇腹状のスカート部の上端部は取付基部に取り付けられているが、蛇腹状のスカート部の下端部はICを吸着するために自由端となっていて、IC位置決め受けに対して位置が変わりやすい構造になっている。このために、蛇腹状のスカート部の下端部が、ICの上面を吸着する場合にスカート部の下端部の位置がずれる可能性があり、蛇腹状のスカート部がICを正確に吸着して保持することができない恐れがある。
そこで本発明は上記課題を解消し、被搬送物を着脱自在に確実にかつ安定して吸着して保持することができる保持装置を提供することを目的とする。
上記目的は、本発明にあっては、被搬送物を着脱自在に吸着して保持するための保持装置であって、基部と、前記基部に配置されて第1通路を有する継手部と、第2通路を有し、前記第1通路と前記第2通路を通じて吸引することで前記被搬送物を保持するノズル先端部と、前記ノズル先端部と前記継手部とを接続する伸縮自在な胴体部であり、前記ノズル先端部の前記第2通路と前記継手部の前記第1通路とを連絡する前記胴体部と、前記ノズル先端部と前記継手部との間に配置されて、前記ノズル先端部を前記継手部から離れる方向に沿って付勢するための付勢部材と、前記基部に対して固定されている受け部であり、前記ノズル先端部が前記被搬送物を吸着する時に前記ノズル先端部を前記付勢部材の力に抗して前記ノズル先端部の軸方向に移動する際に前記ノズル先端部を案内する案内孔を有する前記受け部と、を備え、さらに、前記基部と前記受け部は、前記継手部と前記胴体部を覆っており、かつ前記受け部は、前記ノズル先端部に対する前記被搬送物の位置をガイドするためのガイド突起部と、前記被搬送物を収容しているトレイに突き当たることで該受け部と前記ノズル先端部とが前記被搬送物に対して押し込まれすぎるのを阻止する押し込み防止突起部とを有しており、前記胴体部は、フェニル基のシリコンゴムにより形成されていて、前記基部と前記受け部が形成している空間に前記胴体部を暖めるための加熱媒体を供給する加熱媒体供給部が前記基部に接続されている保持装置により、達成される。
上記目的は、他の発明では、被搬送物を着脱自在に吸着して保持するための保持装置であって、基部と、前記基部に配置されて第1通路を有する継手部と、第2通路を有し、前記第1通路と前記第2通路を通じて吸引することで前記被搬送物を保持するノズル先端部と、前記ノズル先端部と前記継手部とを接続する伸縮自在な胴体部であり、前記ノズル先端部の前記第2通路と前記継手部の前記第1通路とを連絡する前記胴体部と、前記ノズル先端部と前記継手部との間に配置されて、前記ノズル先端部を前記継手部から離れる方向に沿って付勢するための付勢部材と、前記基部に対して固定されている受け部であり、前記ノズル先端部が前記被搬送物を吸着する時に前記ノズル先端部を前記付勢部材の力に抗して前記ノズル先端部の軸方向に移動する際に前記ノズル先端部を案内する案内孔を有する前記受け部と、を備え、さらに、前記基部と前記受け部は、前記継手部と前記胴体部を覆っており、かつ前記受け部は、前記ノズル先端部に対する前記被搬送物の位置をガイドするためのガイド突起部と、前記被搬送物を収容しているトレイに突き当たることで該受け部と前記ノズル先端部とが前記被搬送物に対して押し込まれすぎるのを阻止する押し込み防止突起部とを有しており、前記胴体部は、フェニル基のシリコンゴムにより形成されていて、前記基部と前記受け部が形成している空間内の前記胴体部を暖めるための熱源を有している保持装置により、達成される。
他の発明では、前記熱源により加熱された温度を検出する測温センサを有していることを特徴とする。
他の発明では、前記基部は、搬送用のロボットハンドにおいてフローティング機構を介して設けられていることを特徴とする。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の保持装置を有する搬送装置の好ましい実施形態を示している。図1に示す搬送装置は、一例としてICハンドラ10である。このICハンドラ10は、ICテストハンドラとも呼ぶことができる。このICハンドラ10は、ベース11、常温チャンバ12、低温チャンバ13、供給ロボット20、回収ロボット21、スライドテーブル421、スライドテーブル422、複数のコンベア23ないし28を有している。
ベース11は、上述した各要素を搭載しているが、ベース11はたとえば図1の平面図で見て矩形形状を有している。常温チャンバ12は、ベース11の大きな領域を囲っている部分であり、この内部にはドライエアーが供給されている。常温チャンバ12の中には、上述した供給ロボット20、回収ロボット21、低温チャンバ13、スライドテーブル421,422などが収容されている。
コンベア23ないし28の一端部は常温チャンバ12の外に位置しているが、コンベア23ないし28の他端部は常温チャンバ12の中に位置している。
図1において、図面左右方向がX方向であり、図面上下方向がY方向である。そして図面垂直方向がZ方向であり、X,Y,Z方向は、それぞれ直交している。
コンベア23ないし28は、トレイ30をY1方向あるいはY2方向に沿って搬送するためのものである。これによりトレイ30は、常温チャンバ12の外から常温チャンバ12の中へ、あるいは常温チャンバ12の中から常温チャンバ12の外へ搬送することができる。
供給ロボット20は、X軸フレーム31とY軸フレーム32により構成されている。回収ロボット21は、X軸フレーム31と、Y軸フレーム33により構成されている。
X軸フレーム31は、X方向に配置されている。Y軸フレーム32,33は、それぞれY方向に沿って平行に配置されていて、図示しない駆動源によりX軸フレーム31においてX方向に沿って移動して位置決め可能である。
Y軸フレーム32は供給ロボット20側のものであり、Y軸フレーム33は回収ロボット21側のものである。しかしX軸フレーム31は、供給ロボット20と回収ロボット21に共通して用いられている。供給ロボット20は、ロボットハンドユニット40を有している。回収ロボット21はロボットハンドユニット41を有している。ロボットハンドユニット40は、Y軸フレーム32に沿って図示しない駆動源によりY方向に移動して位置決めできる。ロボットハンドユニット41は、Y軸フレーム33に沿って図示しない駆動源によりY方向に移動して位置決めできる。
供給ロボット20は、トレイ30の上に搭載されている被搬送物であるデバイスDをたとえばスライドテーブル421側に供給するためのロボットである。供給ロボット20のロボットハンドユニット40によりスライドテーブル421側に供給されたデバイスDは、低温チャンバ13の中において測定ロボット35内のソケット36に置かれることにより、デバイスDの電気的特性などを判定するようになっている。判定されたデバイスDは、ソケット36側からスライドテーブル422側に移された後、回収ロボット21のロボットハンドユニット41により回収側のコンベア26,27,28のいずれかの上にあるトレイ30の上に排出できるようになっている。
図2は、図1のB−B線付近における構造例を示していて、供給ロボット20と回収ロボット21付近を示している。
ロボットハンドユニット40,41は、複数のノズル先端部50を有している。このノズル先端部50により、図1に示すたとえばコンベア23の上のトレイ30の上に搭載されているデバイスDを吸着した後に、たとえばスライドテーブル421側に搬送するようになっている。そしてロボットハンドユニット41は、たとえばスライドテーブル422に移されたデバイスDを、たとえば排出側のコンベア28の上にあるトレイ30の上に測定済みのデバイスDとして排出することができる。
図3は、図1におけるA−A線付近における構造例を示している。
測定ロボット35は、ロボットハンドユニット60,61を有している。ロボットハンドユニット60,61は、それぞれモータ62とボールネジ63によりZ方向に上下動して位置決め可能である。
ロボットハンドユニット61は、別のモータ64とボールネジ65により、Y方向に移動して位置決め可能である。ロボットハンドユニット60,61は、図1に示すスライドテーブル421とソケット36の間におけるデバイスDのやり取りを行ったり、ソケット36とスライドテーブル422側におけるデバイスDのやり取りを行うことができる。
図4は、保持装置の好ましい実施形態を示している。保持装置100は、たとえば図2に示すロボットハンドユニット40ないし41あるいは図3に示すロボットハンドユニット60ないし61に適用することができる。
保持装置100は、ロボットハンドユニット40,41,60,61に対してフローティング機構101を介して接続されている。このフローティング機構101は、ロボットハンドユニットをZ方向に関してある程度浮遊できる構造である。このフローティング機構101は、実施例では、コイルバネを用いている。
図4の保持装置100は、ロボットハンド先端部102、基部110、ノズル継手部111、ノズル先端部113、胴体部としてのジャバラ形状パッド114、付勢部材である圧縮コイルバネ115、そして受け部としてのノズル受け部116を少なくとも有している。
ロボットハンド先端部102はたとえば金属により作られていて、ロボットハンド先端部102の下部には基部110が固定されている。この基部110は、ロボットハンド先端部102と同様に、たとえば金属により作られている。
ノズル継手部111は、継手部の一例であるが、ノズル継手部111は、基部110の接続孔110Aに着脱可能に接続されている。
このノズル継手部111は第1通路111Aを有している。第1通路111Aは、基部110内の第3通路110Cに対して接続されている。第3通路110Cは、チューブ119の一端部に接続されている。チューブ119の他端部は、真空吸引および圧力気体供給部120に対して接続されている。
ノズル継手部111は、胴体部の一例であるジャバラ形状パッド114の上端部に対して着脱可能になるようにしかも抜けないようにして接続されている。ノズル継手部111は、金属により作られている。
ノズル先端部113は、その内部に第2通路113Aを有している。この第2通路113Aは、ノズル先端部113の軸方向に形成されている。この第2通路113Aは、第1通路111Aに対して同じ延長線(軸方向,Z方向)上に配置されている。ジャバラ形状パッド114の下端部は、ノズル先端部113に対して接続されている。
このジャバラ形状パッド114は、ノズル先端部113とノズル継手部111とを機械的に接続する伸縮自在なものであり、ノズル先端部113の第2通路113Aとノズル継手部111の第1通路111Aとを連絡している。
ジャバラ形状パッド114は、ジャバラ形状を有していて、軸方向、すなわちZ方向に伸縮可能な部材である。このジャバラ形状パッド114は、好ましくは低温度に対応したたとえばゴム材質により作ることができる。このゴム材質としては、フェニル基のシリコンゴムなどを採用できる。このような低温度対応のゴムを使用することにより、ジャバラ形状パッド114は、低温度時における柔軟性の低下や永久ひずみの発生を抑えることができる。
ジャバラ形状パッド114は、筒状またはジャバラ状の形状であり、弱い力(たとえば数グラム)で弾性変形可能な部材である。
圧縮コイルバネ115は、図4に示すようにノズル継手部111とノズル先端部113の間に配置されていて、圧縮コイルバネ115はノズル先端部113をノズル継手部111から離れる方向、すなわち図4において下方向に沿ってノズル受け部116の内面116A側へ付勢するためのものである。
図5は、ノズル先端部113、圧縮コイルバネ115、ジャバラ形状パッド114、ノズル継手部111などの付近を拡大して示している。
図4と図5に示すように、圧縮コイルバネ115は、ジャバラ形状パッド114と同軸であって、しかも外側に配置されている。この圧縮コイルバネ115は、ジャバラ形状パッド114が低温度状態にさらされた場合であっても、ジャバラ形状パッド114が縮んだままの状態を保持するのを防いで、ノズル受け部116の内面116A側へ伸ばすとともに、ノズル先端部113をノズル受け部116の内面116A側に付勢することができる。
図5のノズル先端部113は、たとえば略円筒状の部材であり、フランジ部113Fを有している。このフランジ部113Fは、ノズル受け部116の内面116Aに対して突き当たることにより、ノズル先端部113がY方向すなわち、下方向にこれ以上下がらないように止める役割を果たしている。
次に、図4と図5のノズル受け部116について説明する。
ノズル受け部116は、基部110の下面側において固定されていて、基部110とノズル受け部116は、ノズル継手部111、圧縮コイルバネ115、ジャバラ形状パッド114およびノズル先端部113のフランジ部113Fを収容して外部から覆って保護している。図4と図5に示すように、ノズル受け部116は、断面で見て略U字型を有している。
ノズル受け部116は、側面部116Sと底面部116Tを有している。側面部116Sは、たとえば円筒状の部分であり、底面部116Tは平坦面になっている。この底面部116Tの中央には、断面円形で軸方向に沿って同じ内径の案内孔125を有している。案内孔125は、ノズル先端部113の外周面を案内することで、ノズル先端部113のX方向およびY方向に関する位置決めを行うためのものである。ノズル受け部116の案内孔125は、ノズル先端部113が被搬送物であるデバイスDを吸着する時に、ノズル先端部113を圧縮コイルバネ115の力に抗してノズル先端部113の軸方向(Z)方向に移動する際に、ノズル先端部113を案内する。
これにより、ノズル先端部113がデバイスDの表面に接触して吸着する時に、ノズル先端部113の軸方向は常にノズル受け部116の案内孔125の中心に対して強制的に合わせることができる。したがって、ノズル先端部113はトレイ30内のデバイスDの表面の正しい位置を確実に吸着することができる。
図4と図5に示すように、ノズル受け部116は、この他にガイド突起部130と押し込み防止突起部133を有している。
ガイド突起部130は、図4のデバイスDの側面135に接することにより、デバイスDを倣わせることができる。このために、ノズル先端部113がデバイスDの表面を吸着した後に、ガイド突起部130はデバイスDの側面135を確実にガイドすることができ、デバイスDの横滑り現象を防ぐことができる。
押し込み防止突起部133は、複数設けられており、この押し込み防止突起部133は、ノズル受け部116を含む保持装置100がデバイスDおよびトレイ30に近付き過ぎることによる余計な押圧力をデバイスDにかけてしまうことを防ぐことができる。つまり、押し込み防止突起部133はトレイ30の表面30Sに突き当たることにより、ノズル受け部116を含む保持装置100が、トレイ30およびデバイスDに対してこれ以上、下方向に押し付けられるのを確実に防止することができる。
この押し込み現象を防止することにより、ノズル先端部113、圧縮コイルバネ115、ジャバラ形状パッド114に対して余計な負荷をかけないで済むので、保持装置100および保持装置100を含むロボットハンドユニットなどの耐久性を高めることができる。
図4と図5に示すようにノズル受け部116は、この他に穴116Hを有している。これに対応して、トレイ30は、ピン30Pを有している。ピン30Pは、穴116Hにはまり込むことにより、トレイ30とノズル受け部116の相対的な位置を機械的に強制的に確保することができる。しかも、トレイ30とノズル受け部116との平行度も保つことができる。
図4に示すように、トレイ30は凹部126を有している。この凹部126は平坦な底面127と傾斜した側面127Aを有している。底面127の上には、デバイスDの底面側が配置されている。この凹部126にこのような要領でデバイスDが収容されている。
次に、図4、図6、図7および図8を参照して、保持装置100がトレイ30内のデバイスDを吸着して保持する動作について説明する。
図4は、保持装置100がトレイ30のデバイスDの上方に配置された状態を示している。図6は、保持装置100がZ方向に沿って下がり、ノズル先端部113がデバイスDの表面に接触している状態を示している。
図7は、ノズル先端部113がデバイスDの表面を吸着して保持してデバイスDを少し持ち上げた状態を示している。図8は、保持装置100自体がZ方向に沿って上昇することにより、デバイスDがトレイ30の上方に離れた状態を示している。
図4において、真空吸引および圧力気体供給部120が、真空吸引を行うことにより、ノズル先端部113の第2通路113Aは、チューブ119、第3通路110Cおよび第1通路111Aとジャバラ形状パッド114の中とを通じて真空吸引される。
この状態では、圧縮コイルバネ115はノズル先端部113のフランジ113Fをノズル受け部116の内面116A側に押し付けている。各ガイド突起部130は、トレイ30内のデバイスDの各側面135に略対応する位置にある。
図6において、保持装置100がZ方向に沿って下がると、押し込み防止突起部133がトレイ30の表面30Sに突き当たる。これにより、保持装置100がこれ以上、下方向に沿ってトレイ30およびデバイスD側に押し込まれるのを防ぐことができる。ガイド突起部130をデバイスDの側面135を倣わせることにより、ノズル先端部113に対するデバイスDの姿勢が矯正される。ノズル先端部113はデバイスDの表面を吸引し始める。
図7に示すようにノズル先端部113はデバイスDを吸着するとともに、ジャバラ形状パッド114はZ方向に弾性変形して収縮する。この場合には、圧縮コイルバネ115の力に抗してジャバラ形状パッド114が収縮した状態になり、この結果ノズル先端部113は上方向に上昇してフランジ部113Fは内面116Aから離れることになる。図6における装着状態では、フランジ部113Fは、内面116Aからやや離れた状態にある。この場合では案内孔125はノズル先端部113の外周面を案内していて、ノズル先端部113の軸方向にぶれは生じない。
そして、図8に示すように保持装置100がさらに上昇することにより、デバイスDはトレイ30の凹部126から上方に持ち上げることができる。
その後、保持装置100が移動して、たとえば図1に示すようにスライドテーブル421上の別のトレイ30に置かれる場合には、図1に示す真空吸引および圧力気体供給部120が、真空吸引を止めて、圧力気体を逆にチューブ119、第3通路110C、第1通路111A、ジャバラ形状パッド114を通じて第2通路113Aに供給することにより、ノズル先端部113はデバイスDをトレイ30の上に即座に放すことができる。
図9ないし図14は本発明の別の実施形態を示している。
図9ないし図14に示す各実施形態において、図4に示す実施形態と同じ箇所には同じ符号を記してその説明を用いることにする。
図9に示す実施形態が図4の実施形態と異なるのは、圧縮コイルバネ115が、ジャバラ形状パッド114の内側に配置されていることである。この圧縮コイルバネ115は、ノズル継手部111とノズル先端部113の間に配置されており、圧縮コイルバネ115は、ジャバラ形状パッド114と同軸状に配置されている。
図10に示す実施形態が、図4に示す実施形態と異なるのは、圧縮コイルバネ115が、ジャバラ形状パッド114の内部に内蔵されている点が異なる。圧縮コイルバネ115は、ノズル継手部111とノズル先端部113の間に配置されている。これにより、圧縮コイルバネとジャバラ形状パッドが別部材であるのに比べて部品点数が減らせる。
図11に示す実施形態が図4に示す実施形態と異なるのは、ノズル先端部の外周面113Gの形状と、案内孔135の内周面135Tの形状が異なる点である。外周面113Gと内周面135Tは、ともにテーパ状、すなわち図11において、Z方向に沿って下に向かうに従って、先細りになった形状になっている。つまり外周面113Gと内周面135Tは、ともにテーパ状を有している。
このように、外周面113Gが内周面135Tに嵌合し合う形状にすることにより、ノズル先端部113がデバイスDの表面に接触して吸引する場合に、ノズル先端部113の軸は、常にノズル受け部116の案内孔135の中心に位置させることができる。このために、ノズル先端部113は、デバイスDの表面の正確な位置に対してより安定してかつ確実に吸着して保持することができる。
図12のさらに別の実施形態が、図4に示す実施形態と異なるのは、基部110に対して、加熱媒体用の配管160と排気用の配管161が接続されていることである。加熱媒体用の配管160は、加熱媒体供給部163に接続されている。加熱媒体供給部163は、加熱媒体用の配管160および基部110の通路165を通じて、空間166の中に供給することができる。
この空間166は、基部110とノズル受け部116により囲まれてかつ覆われて形成された空間である。この空間166の中にはジャバラ形状パッド114が配置されている。このために、加熱媒体は、ジャバラ形状パッド114を外部から加熱することができるので、低温状態にさらされた場合であっても、ジャバラ形状パッド114の柔軟性が低下したり永久ひずみを生じたりするのを防ぐことができる。
図13の別の実施形態が、図4の実施形態と異なるのは、熱源としてのランプ200が、基部110に固定されていることである。このランプ200は、空間166内のジャバラ形状パッド114を加熱できる。ランプ200は、電源200Rにより点灯する。これによりランプ200がノズル受け部116の空間166内の空気を通じてジャバラ形状パッド114を加熱することにより、ジャバラ形状パッド114の柔軟性の低下や永久ひずみの発生を防止することができる。
図14のさらに別の実施形態が、図4の実施形態と異なるのは、熱源としてのヒータ201と測温センサ203が設けられていることである。ヒータ201は、基部110に対して設けられている。このヒータ201が発熱することにより、空間166内の空気を通じてジャバラ形状パッド114を加熱することができる。この場合の加熱温度は、測温センサ203により測温することにより、ジャバラ形状パッド114がどの程度加熱されているかを知ることができ、ジャバラ形状パッド114の加熱温度を適正に保てる。ヒータ201はジャバラ形状パッド114を加熱することにより、ジャバラ形状パッド114の柔軟性の低下や永久ひずみの発生を防ぐことができる。
本発明の実施形態では、ノズル先端部が被搬送物を吸引して保持する際には、ノズル先端部の第1通路およびジャバラ形状パッドそしてノズル継手部の第2通路を通じて吸引することができる。圧縮コイルバネは、ノズル先端部をノズル継手部から離れる方向に沿って付勢しているが、ノズル先端部を圧縮コイルバネの力に抗してノズル先端部の軸方向に移動する際には、この受け部の案内孔はノズル先端部を案内する。
これにより、ノズル先端部が被搬送物を吸着する際に、ノズル受け部の案内孔は、ノズル先端部を確実に案内することができ、ノズル先端部の軸方向がぶれてしまうことが無く、ノズル先端部は被搬送物を確実にかつ安定して着脱可能に吸着して保持することができる。
本発明の実施形態では、ジャバラ形状パッドがたとえば低温により縮んだままになってしまうのを圧縮コイルバネは防ぐことができる。ノズル先端部が被搬送物を吸着して保持する際に、ガイド突起部は被搬送物の位置を正確にガイドすることができ、被搬送物の横滑り現象を防ぐことができる。
本発明の実施形態では、ランプやヒータは、ジャバラ形状パッドを低温度時において加熱することができ、柔軟性が低下したり永久ひずみが生じるのを抑えることができる。
ノズル先端部の材質は、たとえば変形の少ない樹脂や金属により作ることができる。もしノズル先端部が柔軟性のあるゴム材質で作られていると、低温度使用時においてひずみ変形が残ってしまう場合がある。
ノズル先端部がジャバラ形状パッドの伸張力および/または圧縮コイルバネの伸張力によりノズル先端部の軸上の方向(下方向)に押し出された時に、ノズル受け部はノズル先端部の一部分と接触してノズル先端部を受けるようになっている。これにより、ノズル先端部がデバイスに接触する時に、ノズル先端部の軸方向の位置を常に一定の位置にすることができる。
図4において、チューブ119、第3通路110C、第1通路111A、ジャバラ形状パッド114の内部および第2通路113Aの中が、大気圧に近くなるか、もしくは大気圧より高くなった場合には、圧縮コイルバネ115の復元力により、ゴム材質のジャバラ形状パッド114は、Z下方向に伸びるのであるが、この伸びた形状は常に一定の寸法にはならない。つまり、ノズル先端部は基部110から見て下方向に一定の高さにはならないことがある。
このために、ノズル受け部116が設けられており、ジャバラ形状パッド114が圧縮コイルバネ115の力により下方向に伸びて形状が復帰する時に、フランジ部113Fがノズル受け部116の内面116Aに突き当たることにより、ノズル先端部113の下面(吸着面)は常にトレイ30の表面30Sから、あるいは基部110側から見て一定の高さにすることができる。
ジャバラ形状パッド114を低温度対応のゴム材質にすることで、低温度環境においても柔軟性の低下を抑えることができる。この結果、デバイスDを吸着する時に、デバイスDに対する衝撃力を抑えることができる。圧縮コイルバネ115のような付勢部材をジャバラ形状パッド114に設けることにより、低温度環境においてもジャバラ形状パッド114の形状復元性を常に維持することができるとともに、ノズル先端部113のZ方向の高さ位置を安定させることができる。このために、ノズル先端部113は、デバイスDを安定かつ確実に吸着することができる。
なお、図4に示す押し込み防止突起部133は、ノズル受け部116に設ける以外に、ロボットハンドユニットのロボットハンド先端部102側に設けても良いし、トレイ30側に設けるようにしても同様の機能を果たすことができる。
本発明の実施形態では、搬送装置としてICハンドラを例に挙げている。しかしこれに限らず、搬送装置としては他の種類の装置であっても勿論構わないし、被搬送物がデバイス以外のものであっても勿論構わない。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
本発明の搬送装置の好ましい実施形態であるICハンドラの構造例を示す平面図。 図1のICハンドラにおけるB−B線付近の構造を示す図。 図1のICハンドラにおけるA−A線付近の構造を示す図。 本発明の保持装置の好ましい実施形態を示す断面図。 図4におけるノズル受け部、ノズル先端部およびジャバラ形状パッドなどを含む領域を拡大して示す図。 ノズル先端部がデバイスの表面に突き当たっている状態を示す図。 ノズル先端部によりデバイスが吸着されている状態を示す図。 吸着されたデバイスが保持装置により上昇された状態を示す図。 本発明の別の実施形態を示す図。 本発明のさらに別の実施形態を示す図。 本発明のさらに別の実施形態を示す図。 本発明のさらに別の実施形態を示す図。 本発明のさらに別の実施形態を示す図。 本発明のさらに別の実施形態を示す図。
符号の説明
10・・・ICハンドラ(搬送装置の一例)、30・・・トレイ、40,41,60,61・・・ロボットハンドユニット、100・・・保持装置、111・・・ノズル継手部(継手部の一例)、113・・・ノズル先端部、114・・・ジャバラ形状パッド(胴体部の一例)、115・・・圧縮コイルバネ(付勢部材)、116・・・ノズル受け部(受け部の一例)、130・・・ガイド突起部、133・・・押し込み防止突起部、D・・・デバイス(被搬送物の一例)、111A・・・第1通路、113A・・・第2通路

Claims (4)

  1. 被搬送物を着脱自在に吸着して保持するための保持装置であって、
    基部と、
    前記基部に配置されて第1通路を有する継手部と、
    第2通路を有し、前記第1通路と前記第2通路を通じて吸引することで前記被搬送物を保持するノズル先端部と、
    前記ノズル先端部と前記継手部とを接続する伸縮自在な胴体部であり、前記ノズル先端部の前記第2通路と前記継手部の前記第1通路とを連絡する前記胴体部と、
    前記ノズル先端部と前記継手部との間に配置されて、前記ノズル先端部を前記継手部から離れる方向に沿って付勢するための付勢部材と、
    前記基部に対して固定されている受け部であり、前記ノズル先端部が前記被搬送物を吸着する時に前記ノズル先端部を前記付勢部材の力に抗して前記ノズル先端部の軸方向に移動する際に前記ノズル先端部を案内する案内孔を有する前記受け部と、
    を備え、
    さらに、前記基部と前記受け部は、前記継手部と前記胴体部を覆っており、かつ前記受け部は、前記ノズル先端部に対する前記被搬送物の位置をガイドするためのガイド突起部と、前記被搬送物を収容しているトレイに突き当たることで該受け部と前記ノズル先端部とが前記被搬送物に対して押し込まれすぎるのを阻止する押し込み防止突起部とを有しており、
    前記胴体部は、フェニル基のシリコンゴムにより形成されていて、
    前記基部と前記受け部が形成している空間に前記胴体部を暖めるための加熱媒体を供給する加熱媒体供給部が前記基部に接続されている
    ことを特徴とする保持装置。
  2. 被搬送物を着脱自在に吸着して保持するための保持装置であって、
    基部と、
    前記基部に配置されて第1通路を有する継手部と、
    第2通路を有し、前記第1通路と前記第2通路を通じて吸引することで前記被搬送物を保持するノズル先端部と、
    前記ノズル先端部と前記継手部とを接続する伸縮自在な胴体部であり、前記ノズル先端部の前記第2通路と前記継手部の前記第1通路とを連絡する前記胴体部と、
    前記ノズル先端部と前記継手部との間に配置されて、前記ノズル先端部を前記継手部から離れる方向に沿って付勢するための付勢部材と、
    前記基部に対して固定されている受け部であり、前記ノズル先端部が前記被搬送物を吸着する時に前記ノズル先端部を前記付勢部材の力に抗して前記ノズル先端部の軸方向に移動する際に前記ノズル先端部を案内する案内孔を有する前記受け部と、
    を備え、
    さらに、前記基部と前記受け部は、前記継手部と前記胴体部を覆っており、かつ前記受け部は、前記ノズル先端部に対する前記被搬送物の位置をガイドするためのガイド突起部と、前記被搬送物を収容しているトレイに突き当たることで該受け部と前記ノズル先端部とが前記被搬送物に対して押し込まれすぎるのを阻止する押し込み防止突起部とを有しており、
    前記胴体部は、フェニル基のシリコンゴムにより形成されていて、
    前記基部と前記受け部が形成している空間内の前記胴体部を暖めるための熱源を有している
    ことを特徴とする保持装置。
  3. 前記熱源により加熱された温度を検出する測温センサを有していることを特徴とする請求項2に記載の保持装置。
  4. 前記基部は、搬送用のロボットハンドにおいてフローティング機構を介して設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の保持装置。
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