JP4399063B2 - ラスタプロッタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタ・プロッタなどのラスタプロッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプロッタ・プリンタなどのラスタプロッタでは、図6のように、用紙2の先端エッジ2aを検出するためのセンサ4は、プロッタの正面側即ち、メンテナンス側の用紙ガイド6の下面側に固定配置され、矢方向に搬送される用紙2の先端エッジ2aを、メンテナンス側でセンサ4により検出していた。センサ4は、光反射型の物体検出センサから成り、用紙ガイド6の右側に設けられた用紙セットフィン(用紙セット基準)の近傍に位置して設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
印刷業界では、インポジションプルーフなどで、用紙の表と裏の同一の重なり合う位置に作画を行うことがある。プロッタでは、用紙は、用紙ガイド側に設けた用紙セットフィンに合わせてセットされるので、用紙の側縁は、紙送り方向に対して平行で且つ先端エッジは、紙送り方向に対して垂直に設定されることになっている。しかしながら、用紙のセット位置には誤差があり、必ずしも用紙の先端エッジが紙送り方向に対して垂直になるとは限らず、図7(A)に示すように、用紙2の先端エッジ2aが紙送り方向aに対して傾いてしまうことがある。用紙2の表面2bに画像8を印字作画するとき、用紙2の先端エッジ2aを、その中央より用紙セット基準方向に偏った位置のセンサ4で検出すると、プロッタは、先端エッジ検出位置を基準として予め設定された余白(マージン)mで用紙2の表面2bに図7(A)に示す如く、画像8を印字作画する。用紙2の表面2bに印字作画後、用紙2の左右を裏返して、用紙2の裏面2cに画像10を印字作画スルトキ、プロッタは、作画前の用紙サイズ検出動作で、用紙2の裏面2cの先端エッジ2aの右に偏った位置をセンサ4で検出してしまう。しかる後に、プロッタは、先端エッジ2aの右に偏った位置を用紙の先端エッジと認識してマージンmで作画を行ってしまう。このような動作で描かれた画像10は、図7(B)に示すように、用紙2の表と裏とでdm分のズレが生じてしまうことになる。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、本発明は、機体に架設されたレールと、記録媒体を縦方向に送る記録媒体搬送手段と、記録媒体の搬送方向に対して直角方向に往復移動可能に前記レールに取り付けられたキャリッジと、該キャリッジに取り付けられた記録ヘッドとを備え、縦方向に搬送される記録媒体に対して記録ヘッドを前記レールに沿って横方向に走査し記録媒体に作画を行うようにしたラスタプロッタにおいて、前記キャリッジに記録媒体のエッジを検出する光反射型センサを設け、作画前の記録媒体サイズ検出動作において、前記キャリッジを前記レールに沿って往復方向に移動して記録媒体の左右のエッジの位置を検出し、この記録媒体の左右のエッジの位置データに基づいて記録媒体の中央の位置を検出し、この中央の位置データに基づいて、前記キャリッジを前記レールに沿って移動して前記センサを記録媒体の中央に移動し、該センサを記録媒体の中央に位置させた状態で前記記録媒体を縦方向に搬送して記録媒体の先端エッジの中央を前記センサで検出するようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図3において、12はインクジェットプロッタ(プリンタ)から成るラスタプロッタであり、プラテン14及びその前後に配設された用紙ガイド16,18が機体に固設されている。
【0006】
プロッタ12の機体には、図3中、紙面垂直方向に延びるレール20が架設され、該レール20にキャリッジ22がコロを介して移動可能にとりつけられている。前記キャリッジ22には、インクジェット型記録ヘッド24が取り付けられ、該ヘッド24の移動経路と前記プラテン14とは平行に対向している。前記レール20には、アーム(図示省略)を介して加圧ローラ26が回転自在に支承され、該加圧ローラ26は、機体に支承された駆動ローラ28にスプリングの弾力によって圧接している。
【0007】
30は、光反射型の物体検出センサから成るヘッド側センサであり、前記キャリッジ22に取り付けられている。32は、用紙ガイド16の下側に取り付けられた光反射型の物体検出センサから成るリヤセンサであり、駆動ローラ28に対して、用紙搬送経路の上流側に位置している。前記リヤセンサ32の検出部は、用紙ガイド16に設けられた穴に対向し、該穴を通じて用紙ガイド16上の用紙を検出するように構成されている。前記キャリッジ22には、カッター機構34が搭載されている。
【0008】
用紙ガイド16,18上に用紙2をセットする場合には、加圧ローラ26を上昇させた状態で、用紙2を加圧ローラ26と駆動ローラ28間に挿入し、用紙2の右側縁を、用紙ガイド16,18の側部に設けた用紙セットフィン(図示省略)に合わせ、用紙の右側縁をレール20の長手方向に対して直角な方向に合わせる。次に、加圧ローラ26を下降して、用紙2を駆動ローラ28と加圧ローラとで挟持し、用紙2のセットを完了する。
【0009】
上記した構成において、コントローラは、後述する用紙幅の検出と、用紙の先端検出を行った後、作画動作に移行する。コントローラは、用紙サイズ情報に基づいて用紙2上の作画開始点を演算し、この作画開始点から作画を開始する。作画が開始されると、用紙2は、駆動ローラ28の間欠回転により、図3中、左方向に送られる。一方、記録ヘッド24は、レール20に沿って用紙2を横切る方向に往復移動し、記録ヘッド24のノズルから吐出されるインク滴により、用紙2に作画が行われる。
【0010】
次に、作画に先立って行われる用紙幅の検出と、用紙先端検出動作について図2及び図1に示すフローチャートを参照して説明する。
図2において、まずコントローラは、用紙がカット紙か否か判断し(ステップ1)、カット紙であれば、カット紙をプロッタの前方に搬送してカット紙の後端をリヤセンサ32上を通過させ、カット紙の後端エッジ2dをリヤセンサ32で検出し、その位置データをメモリに記憶する。
【0011】
カット紙でない場合、即ち、ロール紙の場合には、用紙の無い位置でのヘッド側センサ30の光の反射量を検出し、これに基づいてベースレベルを検出する(ステップ3)。次に、キャリッジ22を待機位置から図4中、レール20に沿って、左方向に移動し、ヘッド側センサ30によって用紙2の右エッジと左エッジを検出し、その位置データメモリに記憶する(ステップ4,5)。
【0012】
次に、コントローラは、左右エッジの位置データから用紙2の幅を計算し(ステップ6)、メモリに記憶する。次に、用紙2の先端2aを検出し、その位置データをメモリに記憶する(ステップ7)。これにより、用紙のエッジ検出及び用紙幅の検出動作を完了する。
【0013】
次に、図1を参照して、用紙先端検出動作について説明する。
コントローラは、用紙先端検出モードに入ると、用紙2の左右エッジ位置に基づいて、キャリッジ22を用紙2の中央に移動し(ステップ1)、用紙2の中央で、ヘッド側センサ30の、用紙の存在する状態での光の反射量を検出し、いわゆるADレベル検出を行う(ステップ2)。
【0014】
次に、用紙エッジの反射光量のレベルを算出する(ステップ3)。次に、用紙2を早いスピードでバックフィードさせる。このバックフィードにより、用紙2の先端エッジ2aが、センサ30の下を通過する。このときセンサ30により、先端エッジ2aを検出し、先端エッジ2aが、センサ30から行き過ぎた位置で、用紙2のバックフィードを停止する(ステップ4)。
【0015】
次に、コントローラは、検出エラーがあったか否か判断し(ステップ5)、エラーがあったときは、用紙先端検出動作を中止し、エラーをディスプレイに表示する(ステップ6)。エラーがないときは、用紙を少し前方に、先端エッジ2aがセンサ30を通過するまで、順方向にフィードする。
【0016】
次に、用紙2を遅めにゆっくりとバックフィードさせ、その先端エッジ2aを、センサ30を通過させて先端エッジ2aを検出し、その位置データをメモリに記憶する(ステップ8)。次に、コントローラは、検出エラーがあったかどうか判断し、エラーがあったときは、用紙認識エラーの処理を行い、ディスプレイにエラーを表示する。
【0017】
検出エラーがない場合は、用紙の先端検出動作を正常に終了する。
以上のように、用紙の中央で先端エッジを検出することにより、図5に示すように、用紙2がプロッタに、傾いてセットされても、先端エッジ2aとの間にマージンmを存して、用紙2の表面2bに描かれた画像8と、左右方向に裏返して、用紙2の裏面2cに描かれた画像10とは、最小限の誤差で互いに一致する。
【0018】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成したので、用紙を裏返して用紙の表と裏の同一位置に作画をする場合において、表と裏の作画のズレを最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】用紙の先端検出動作を示すフローチャートである。
【図2】ラスタプロッタの用紙サイズ検出動作を示すフローチャートである。
【図3】ラスタプロッタの概略側面図である。
【図4】ラスタプロッタの平面説明図である。
【図5】本発明の説明図である。
【図6】従来技術の平面説明図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
2 用紙
2a 先端エッジ
4 センサ
6 用紙ガイド
8 画像
10 画像
12 ラスタプロッタ
14 プラテン
16 用紙ガイド
18 用紙ガイド
20 レール
22 キャリッジ
24 記録ヘッド
26 加圧ローラ
28 駆動ローラ
30 ヘッド側センサ
32 リアセンサ
34 カッター機構

Claims (1)

  1. 機体に架設されたレールと、記録媒体を縦方向に送る記録媒体搬送手段と、記録媒体の搬送方向に対して直角方向に往復移動可能に前記レールに取り付けられたキャリッジと、該キャリッジに取り付けられた記録ヘッドとを備え、縦方向に搬送される記録媒体に対して記録ヘッドを前記レールに沿って横方向に走査し記録媒体に作画を行うようにしたラスタプロッタにおいて、前記キャリッジに記録媒体のエッジを検出する光反射型センサを設け、作画前の記録媒体サイズ検出動作において、前記キャリッジを前記レールに沿って往復方向に移動して記録媒体の左右のエッジの位置を検出し、この記録媒体の左右のエッジの位置データに基づいて記録媒体の中央の位置を検出し、この中央の位置データに基づいて、前記キャリッジを前記レールに沿って移動して前記センサを記録媒体の中央に移動し、該センサを記録媒体の中央に位置させた状態で前記記録媒体を縦方向に搬送して記録媒体の先端エッジの中央を前記センサで検出するようにしたことを特徴とするラスタプロッタ。
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