JP4396712B2 - カメラ装置、撮影制御プログラム、及び、撮影制御方法 - Google Patents

カメラ装置、撮影制御プログラム、及び、撮影制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画撮影機能を備えたカメラ装置、及びこのカメラ装置に用いるカメラ装置制御プログラム及びカメラ装置制御方法に関する。
従来、高速で移動する物体を明瞭な画像でスロー再生可能に撮影する高速度カメラ装置が提案されている。この高速度カメラ装置は、第1、第2、第3の撮像素子を順次作動させることにより、高速移動する球状物体を短い時間間隔で撮像して、時系列的に連続する複数の画像を得る。したがって、これら時系列的に連続する複数の画像をスロー再生した場合であっても、明瞭に球状物体の動作を再生することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平06−22320号公報
ところで、今日においては6百万画素の解像度で60フレーム/秒、VGAの低解像度でも300フレーム/秒以上など、高解像度で動画撮影が可能なCMOSイメージセンサが開発されるに至っている。このようなCMOSイメージセンサを利用すると、前述した従来技術のように第1、第2、第3の撮像素子を用いることなく、コンパクトカメラでも高解像度で高フレームレートの動画撮影が可能となる。
しかしながら、前記CMOSイメージセンサを利用すると、高フレームレートで動画が簡単に撮影できるものの、当該被写体をどの程度のフレームレートで撮影することが適切であるかをユーザにおいて事前に判断することは困難である。このため、低速移動する被写体を必要以上に高フレームレートで動画撮影してしまったり、高速移動する被写体を必要以下の低フレームレートで動画撮影してしまう場合が生じてしまう。
しかも、動画の場合、ある速度で移動する同一の被写体であっても、撮影時における被写体との距離に応じて適切な撮影フレームレートは異なることから、ユーザにおいて動画撮影時に適切なフレームレートを設定することは極めて困難である。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが所望する再生画像を得られる適切なフレームレートでの動画撮影や連写撮影を可能にするカメラ装置、撮影制御プログラム、及び、撮影制御方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために請求項1記載の発明は、複数種の撮影フレームレート連続撮影するカメラ装置であって、見本動画像又は見本合成画像を記憶する記憶手段と、前記複数種の撮影フレームレートから所定の撮影フレームレートを設定する際に、前記記憶手段から前記見本動画像又は前記見本合成画像を読み出して、前記複数種の撮影フレームレートに応じて再生表示する表示手段と、この表示手段によって前記複数種の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像から、所定の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像を選択する選択手段と、
この選択手段によって選択された見本動画像又は見本合成画像に対応する撮影フレームレートで連続撮影するよう制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明において、前記記憶手段は、前記見本動画像又は見本合成画像を前記撮影フレームレートに対応させて複数種記憶することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1又は2記載の発明において、前記記憶手段が見本動画像を記憶するとき、前記表示手段は、前記記憶手段から読み出された見本動画像を前記複数種の撮影フレームレートに応じた再生フレームレートで再生表示することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明にあっては、上記請求項1乃至3の何れか記載の発明において、前記表示手段は、読み出された前記見本動画像又は前記見本合成画像を、前記複数種の撮影フレームレートに対応させて同一画面上に複数表示することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明にあっては、上記請求項1乃至4の何れか記載の発明において、前記記憶手段は、前記複数種の撮影フレームレートの夫々対応付けて撮影条件を説明する説明情報を更に記憶し、前記表示手段は、前記見本動画像又は前記見本合成画像とともに前記説明情報を読み出して表示することを特徴とする。
また、請求項6記載の発明にあっては、上記請求項1乃至5の何れか記載の発明において、前記記憶手段は、見本動画像又は見本合成画像と対応付けて、連続撮影された複数の画像を再生させるときの再生フレームレートを記憶することを特徴とする。
また、前記課題を解決するために請求項7記載の発明は、見本動画像又は見本合成画像を記憶する記憶手段を備え、複数種の撮影フレームレート連続撮影するカメラ装置が備えるコンピュータを、前記複数種の撮影フレームレートから所定の撮影フレームレートを設定する際に、前記記憶手段から前記見本動画像又は前記見本合成画像を読み出して、前記複数種の撮影フレームレートに応じて表示部に再生表示させる表示手段、この表示手段によって前記複数種の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像から、所定の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像の選択を検出する選択検出手段、この選択検出手段によって選択が検出された見本動画像又は見本合成画像に対応する撮影フレームレートで連続撮影するよう制御する制御手段、
として機能させることを特徴とする。
また、前記課題を解決するために請求項8記載の発明は、複数種の撮影フレームレート連続撮影するカメラ装置の撮影制御方法であって、前記複数種の撮影フレームレートから所定の撮影フレームレートを設定する際に、予め 見本動画像又は見本合成画像を記憶するメモリから見本動画像又は見本合成画像を読み出して、前記複数種の撮影フレームレートに応じて再生表示させる表示ステップと、この表示ステップにて前記複数種の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像から、所定の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像の選択を検出する選択検出ステップと、この選択検出ステップにて選択検出された見本動画像又は見本合成画像に対応する撮影フレームレートで連続撮影するよう制御する制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、当該被写体をどの程度のフレームレートで撮影することが適切であるかをユーザにおいて事前に判断することが可能となり、ユーザが所望する再生画像を得られる適切なフレームレートでの動画撮影や連写撮影が可能となる。
また、動きのある被写体の移動速度は、例えば表示画面内での移動速度としてのdot/sといった特別な規格で表現する必要があり、この値は、同じ動きをする撮影対象であっても、撮影時のズーム倍率や、当該デジタルカメラと動きのある被写体との相対距離によって異なってしまう。しかし、表示された見本動画像や見本合成画像を視認することにより、ユーザは、撮影時のフレームレートと撮影画角や構図との関係を直感的に認識することもできるようになる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本発明の一実施の形態を適用したデジタルカメラ10の回路構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ10は、静止画撮影機能と動画撮影機能とを備えるとともに、動画撮影においては、各フレームレート「60f/s」、「120f/s」、「240f/s」、「360f/s」等で撮影を行う機能を有するものである。すなわち、このデジタルカメラ10は、レンズブロック11を備えている。このレンズブロック11には、ズームレンズ、フォーカスレンズ等の光学系、及び光学系を駆動するための駆動機構が含まれており、前記光学系は、駆動機構に設けられているモーター12によって光軸方向に駆動される。
デジタルカメラ10全体を制御するCPU13には、バス14及びタイミング発生器(TG:Timing Generator)15を介してモータードライバ16が接続されており、モータードライバ16は、CPU13の命令に従いタイミング発生器15が発生するタイミング信号に基づき、モーター12を駆動する。なお、ストロボ17もタイミング発生器15が発生するタイミング信号により駆動される。
また、このデジタルカメラ10は撮像素子としてCCD18を有している。CCD18は、レンズブロック11の光軸上に配置されており、被写体は、レンズブロック11によってCCD18の受光面に結像される。CCD18は、CPU13の命令に従いタイミング発生器15が生成するタイミング信号に基づき動作する垂直及び水平ドライバ19によって駆動され、被写体の光学像に応じたアナログの撮像信号をユニット回路20に出力する。ユニット回路20は、CCD18の出力信号に含まれるノイズを相関二重サンプリングによって除去するCDS回路や、ノイズが除去された撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器等から構成され、デジタルに変換した撮像信号を画像処理部21へ出力する。
画像処理部21は、入力した撮像信号に対しペデスタルクランプ等の処理を施し、それを輝度(Y)信号及び色差(UV)信号に変換するとともに、オートホワイトバランス、輪郭強調、画素補間などの画品質向上のためのデジタル信号処理を行う。画像処理部21で変換されたYUVデータは順次SDRAM22に格納されるとともに、RECスルー・モードでは1フレーム分のデータ(画像データ)が蓄積される毎にビデオ信号に変換され、バックライト(BL)24を備える液晶モニタ(LCD)23へ送られてスルー画像として画面表示される。
そして、静止画撮影モードにおいては、シャッターキー操作をトリガとして、CPU13は、CCD18、垂直及び水平ドライバ19、ユニット回路20、及び画像処理部21に対してスルー画撮影モード(RECスルー・モード)から静止画撮影モードへの切り替えを指示し、この静止画撮影モードによる撮影処理により得られ、SDRAM22に一時記憶された画像データは、CPU13により圧縮され、最終的には所定のフォーマットの静止画ファイルとして外部メモリ25に記録される。また、動画撮影モードにおいては、1回目のシャッターキーと2回目のシャッターキー操作との間に、SDRAM22に順次記憶される複数の画像データがCPU13により順次圧縮され、動画ファイルとして外部メモリ25に記録される。この外部メモリ25に記録された静止画ファイル及び動画ファイルは、PLAY・モードにおいてユーザーの選択操作に応じてCPU13に読み出されるとともに伸張され、YUVデータとしてSDRAM22に展開された後、液晶モニタ23に表示される。
フラッシュメモリ26には、CPU13に前記各部を制御させるための各種のプログラム、例えばAE、AF、AWB制御用のプログラムや、CPU13を本発明における制御手段、表示制御手段、選択手段、設定手段として機能させるためのプログラム等の各種のプログラムが格納されている。
また、デジタルカメラ10は、電源スイッチ、モード選択キー、シャッターキー、ズームキー、「+」キーと「−」キー、MENUキー等の複数の操作キー及びスイッチを含むキー入力部27、ニッケル水素電池等の充電可能なバッテリー28、このバッテリー28の電力を各部に供給するための電源制御回路29、及びこれらを制御するマイコン30を有している。マイコン30は、キー入力部27における前記操作キーの操作の有無を定常的にスキャンしており、ユーザーによっていずれかの操作キーが操作されると、その操作内容に応じた操作信号をCPU13へ送る。
また、このデジタルカメラ10は、前記動画撮影モードにおいて、周囲音を記録する録音機能を備えており、CPU13には、音声処理回路を有する音声チップ32を介して、スピーカ(SP)33と、マイクロホン(MIC)34とが接続されている。音声チップ32は、動画撮影モード時には、マイクロホン34から入力された音声波形を処理して、音声波形データをCPU13に入力する。そして、CPU13は、動画撮影モードにおいて1回目と2回目のシャッターキー操作間に、音声チップ32から入力された音声波形データを圧縮し、この圧縮周囲音データと圧縮動画データとを含む音声付き動画ファイルを生成して外部メモリ25に記録する。この外部メモリ25に記録された音声付き動画ファイルは、PLAY・モードにおいて動画データが再生される際に、周囲音データが音声チップ32で音声波形に変換されてスピーカ33により再生される。
前記フラッシュメモリ26には、前記プログラム等とともに、図2に示す第1動画見本データテーブル261と、図3に示す第2動画見本データテーブル262とを含む第1から第Nまでの複数のデータテーブルが記憶されている。これら各テーブル261、262等には、「見本動画像データ」と「説明情報」とが記憶されているとともに、各「見本動画像データ」に対応して、「撮影・再生条件」「その他の撮影条件/補正条件」が記憶されている。
「見本動画像データ」としては、各々異なる被写体を有するシーンを異なる画角で撮影した動画像A、B、Cが記憶されている。動画像Aは人の歩行シーンを撮影した「人の歩行画像」であり、動画像Bは車の走行シーンを撮影した「車の走行画像」であり、動画像Cは物体の落下シーンを撮影した「物体の落下画像」であり、これら動画像が所定のコマ数で記憶されている。また、「撮影・再生条件」としては、「撮影フレームレート(fps(frame/second))」、「再生フレームレート(fps)」「画像サイズ」が記憶されており、「その他の撮影条件/補正条件」としては、「ストロボ」、「ホワイトバランス」、「ISO感度、測光方式」、「AFエリア」、「フィルタ」、「色強調」、「彩度」、「シャープネス」等が記憶されている。
すなわち、本実施の形態においては、撮影条件のみならず再生条件も動画見本データテーブルに記憶されていることから、動画見本データテーブルに記憶されたデータのみにより、後述する撮影フレームレートの設定のみならず、見本動画像の再生処理も行うことができる。
ここで、第1動画見本データテーブル261に記憶されている各動画像A〜Cは、全て撮影フレームレート「360fps」で撮影した動画データである。よって、撮影フレームレートとして「360fps」が記憶されているとともに、「説明情報」として「高速撮影を行います。落下する物体や、ゴルフスィングを撮影する場合に適します。」が記憶されている。
また、第2動画見本データテーブル262に記憶されている各動画像A〜Cは、第1動画見本データテーブル261に記憶されている各動画像A〜Cと同一の被写体を撮影したものである。但し、撮影フレームレートは異なり、第2動画見本データテーブル262に記憶されている各動画像A〜Cは、全て撮影フレームレート「240fps」で撮影した動画データである。よって、撮影フレームレートとして「240fps」が記憶されているとともに、「説明情報」として「中速撮影を行います。走行する車を撮影する場合に適します。」が記憶されている。
なお、図示しない他の動画見本データテーブルも同様であって、各動画像A〜Cと同一の被写体を全て同一の撮影フレームレートで、かつ、他の動画見本データテーブルとは異なるフレームレートで撮影した動画データと説明情報とが記憶されている。また、「再生フレームレート(fps)」として、全て「60pfs」が記憶されている。
以上の構成に係る本実施の形態において、ユーザが動画撮影モードを設定すると、CPU13は前記フラッシュメモリ26に格納されているプログラムに基づき、図4のフローチャートに示す処理を実行する。先ず、ユーザによるキー入力部27での操作によりムービーベストショットモードが設定されたか否かを判断し(ステップS101)、設定されていない場合には、通常動画撮影処理に移行する(ステップS102)。
ユーザによりムービーベストショットモードが設定された場合には、初期画面表示処理を実行する(ステップS103)。このステップS103での処理により、図6(A)に示すように、液晶モニタ23に、第1〜第3画像表示領域231〜233と、説明表示領域234と、「選択」「決定」「戻る」の各ボタン表示235〜237とからなる初期画面を表示する。
次に、ユーザによりムービーベストショットモードにおけるムービー撮影モード(動画撮影モード)と合成画像撮影モードのいずれが設定されているかを判断する(ステップS104)。ムービー撮影モードが設定されている場合には、フラッシュメモリ26から前記第1動画見本データテーブル261を読み出す(ステップS105)。そして、この読み出した第1動画見本データテーブル261に記憶されている説明情報を説明表示領域234に表示させる(ステップS106)。このステップS106での処理により、図6(B)に示すように、説明表示領域234には、「高速撮影を行います。落下する物体や、ゴルフスィングを撮影する場合に適します。」なる説明情報が表示されることとなる。
引き続き、第1動画見本データテーブル261に記憶されている見本動画像データA,B,Cを同時に再生して、第1〜第3画像表示領域231〜233内に表示させる(ステップS107)。このステップS107での処理により、図6(B)に示すように、第1画像表示領域231には「人の歩行画像」である動画像Aが、第2画像表示領域232には「車の歩行画像」である動画像Bが、第3画像表示領域233には「物体の落下画像」である動画像Cが各々表示されることとなる。つまり、第1画像表示領域231には、他の画像表示領域に表示される被写体と比較して、表示フレーム内(表示画面内)を低速に移動する被写体が表示され、第3画像表示領域233には、他の画像表示領域に表示される被写体と比較して、表示フレーム内を高速に移動する被写体が表示され、第2画像表示領域233には、表示フレーム内をこれらの中間速度で移動する被写体が表示される。
このとき、動画像A、B、Cの再生フレームレートは、第1動画見本データテーブル261に記憶されているように、全て同一の60fpsである。一方、動画像A、B、Cの撮影フレームレートは全て同一の360fpsであることから、各動画像A、B、Cは全て1/6倍速でスロー再生される。つまり、第1画像表示領域231には、他の画像表示領域に表示される被写体と比較して、表示フレーム内(表示画面内)を低速に移動する状態で被写体が表示され、第3画像表示領域233には、他の画像表示領域に表示される被写体と比較して、表示フレーム内を高速に移動する状態で被写体が表示され、第2画像表示領域233には、表示フレーム内をこれらの中間速度で移動する状態で被写体が表示されることとなる。
しかし、動画像A、B、Cの被写体は異なり、動画像Aにあっては「人の歩行画像」であり、動画像Bにあっては「車の歩行画像」であり、動画像Cにあっては「物体の落下画像」である。したがって、これらスロー再生された複数種の被写体の動きと、ユーザがこれから撮影しようとする所望の被写体の動きとの近似性を考慮することができ、これにより、当該所望の被写体を再生されている動画像と同一のフレームレートで撮影することが適切であるか否かを容易に判断することができる。
また、動きのある被写体の移動速度は、例えば表示画面内での移動速度としてのdot/sといった特別な規格で表現する必要があり、この値は、同じ動きをする撮影対象であっても、撮影時のズーム倍率や、当該デジタルカメラと動きのある被写体との相対距離によって異なってしまう。しかし、動画像A,B,Cを視認することにより、ユーザは、撮影時のフレームレートと撮影画角や構図との関係を直感的に認識することもできるようになる。
しかも、説明情報も表示されることから、これを参考にすることにより、前記所望の被写体を再生されている動画像と同一のフレームレートで撮影することが適切であるか否かを容易に判断することができる。つまり、所望の被写体を撮影した動画像を、例えば1/6倍速でスロー再生した場合に、表示フレーム内を移動する所望の被写体の移動速度が適切になるか否かを事前に容易に判断することができる。
そして、ユーザが所望の被写体の動きとの関係において、再生されている動画像と同一のフレームレートで撮影することは適切でないと判断した場合には、キー入力部27にて「−」キー又は「+」キーを操作して「選択」を指示する。これにより、ステップS108の判断がYESとなり、このステップS108からステップS109に進み、他の動画見本データテーブルを読み出す。しかる後に、前述したステップS106からの処理を繰り返す。
したがって、ステップS109の処理で第2動画見本データテーブル262が読み出されたとすると、ステップS106での処理により、図6(C)に示すように、説明表示領域234には、「中速撮影を行います。走行する車を撮影する場合に適します。」なる説明情報が表示される。また、ステップS106での処理により、図6(C)に示すように、第1画像表示領域231には「人の歩行画像」である動画像Aが、第2画像表示領域232には「車の歩行画像」である動画像Bが、第3画像表示領域233には「物体の落下画像」である動画像Cが各々表示されることとなる。
このとき、動画像A、B、Cの再生フレームレートは、第2動画見本データテーブル261に記憶されているように、全て同一の60fpsである。一方、動画像A、B、Cの撮影フレームレートは全て同一の240fpsであることから、各動画像A、B、Cは全て1/4倍速でスロー再生される。
しかし、前述のように動画像A、B、Cの被写体は異なることから、これらスロー再生された複数種の被写体の動きと、ユーザがこれから撮影しようとする所望の被写体の動きとの近似性や説明情報を考慮することにより、当該所望の被写体を再生されている動画像と同一のフレームレートで撮影することが適切であるか否かを判断することができる。つまり、所望の被写体を撮影した動画像を、例えば1/4倍速でスロー再生した場合に、表示フレーム内を移動する所望の被写体の移動速度が適切になるか否かを事前に容易に判断することができる。
そして、本実施の形態においては、ユーザは、動画見本データテーブルに基づいて切り換え表示される各表示画面を見比べることにより、撮影により得ようとする動画像を再生した場合に、それがどのような動画像となるかを、予め、時間的分解能を等しくした状態での被写体の動きの相違として、明瞭に認識することができる。
一方、フローチャートにおいて、ステップS108で「選択」が指示されないと判断された場合には、シャッターキーの押下による「決定」が指示されたか否かを判断する(ステップS109)。「決定」が指示されなかった場合には、MENUキーの操作による「戻る」が指示されたか否かを判断する(ステップS111)。「戻る」が指示されない場合には、ステップS108からの処理を繰り返し、指示された場合には、このムービーベストショットモードから他のモード処理に移行する(ステップS112)。
そして、ユーザが所望の被写体の動きとの関係において、再生されている動画像と同一のフレームレートで撮影することが適切であると判断した場合には、シャッターキーを押下して「決定」を指示する。これより、ステップS110の判断がYESとなり、このステップS110からステップS113に進み、撮影条件を設定する。
すなわち、CPU13は、ステップS105又はステップS109で読み出された動画見本テーブルであって、「決定」が指示された時点で動画が表示されていた動画見本テーブルに記憶されている撮影条件、その他の撮影条件/補正条件を設定して、これらの撮影条件等に基づき当該デジタルカメラ10の対応する各部を制御する。
引き続き、CCD18から所定の標準フレームレート、例えば60fpsで出力される画像データに基づき、液晶モニタ23にスルー画像を表示する処理を開始する(ステップS114)。そして、1回目のシャッター押下があるまで待機する(ステップS115)。この間ユーザは、前記視認した見本動画像を参考にしてデジタルカメラ10の画角調整を行い、しかる後に動画撮影を開始すべくシャッターキーを押下する。これにより、1回目のシャッター押下があると(ステップS115:YES)、前記標準フレームレートを前記ステップS113で設定された撮影条件における撮影フレームレートに変更する(ステップS116)。
つまり、例えば第1動画見本データテーブル261が読み出されている状態で「決定」が指示された場合には、撮影条件の撮影フレームレートは、「360fps」であることから、標準撮影フレームレート「60fps」から「360fps」に変更する。これにより、CCD18からは「360fps」のフレームレートでフレーム画像データが出力され、ステップS116の撮像・記録処理において、この撮影フレームレートで出力されたフレーム画像データをSDRAM22に順次記録する(ステップS117)。
なお、本実施の形態においては、スルー画像を一旦標準フレームレートで取り込んで表示した後、シャッター押下があった時点で設定されたフレームレート変更するようにしたが、シャッター押下を待ってフレームレート変更するのではなく、スルー画像を表示する時点から設定されたフレームレートで画像の取り込みを行うようにしてもよい。
次に、2回目のシャッター押下があったか否かを判断し(ステップS118)、2回目のシャッター押下があるまで、ステップS117の処理を繰り返し実行する。したがって、前述のように「360fps」が設定されたとすると、このフレームレートで順次取り込まれる複数のフレーム画像データが順次SDRAM22に記録されていく。
そして、ユーザが動画撮影を終了すべく、2回目のシャッター押下を行うと、ステップS118の判断がYESとなる。したがって、ステップS118からステップS119に進み、再度ユーザによりムービーベストショットモードにおけるムービー撮影モードと合成画像撮影モードのいずれが設定されているかを判断する(ステップS119)。ムービー撮影モードが設定されている場合には、SDRAM22に記録された複数のフレーム画像データからなる動画ファイルを生成し、ファイル名を付して外部メモリ25に保存する。
したがって、ユーザは、「決定」操作を行った後、動画撮影開始と終了のシャッター操作を行うのみにより、簡単にユーザが所望する適切なフレームレートでの動画撮影を完了することができる。
なお、このとき、動画ファイルのヘッダー情報として、各動画見本データテーブルに再生条件として記憶されていた「再生フレームレート」を書き込むようにしてもよい。これにより、ユーザが撮影前に確認して選択した見本動画と同一の再生フレームレートで撮影した動画を再生することができる。
他方、ステップS119での判断の結果、合成画像記録モードが設定されている場合には、SDRAM22に記録された複数のフレーム画像データを用いて合成画像を生成する(ステップS121)。図7〜図10は、このステップS121において生成する合成画像例を示す図である。すなわち、図7に示す合成画像PAは、SDRAM22に順次記録されたフレーム画像P1、P2、P3・・・を所定間隔で順次配置したものである。図8に示す合成画像PBは、例えば全てのフレーム画像において時間的に中央のフレーム画像を代表画像P10として、この代表画像P10の周囲に時系列に従って他のフレーム画像を配置したものである。
図9に示す合成画像PCを生成するに際しては、(A)に示すように、各フレーム画像P1、P2、P3・・・の中央領域をスライスして切り出す。この切り出し処理により、(B)に示すように、各フレーム画像P1、P2、P3・・・の中央部をスライスして切り出したスライス画像PS1、PS2、PS3・・・が生成される。引き続き、スライス画像を、所定間隔ずつずらして重ねて合成する。これにより、(C)に示すように、スライス画像PS1、PS2、PS3・・・を所定間隔ずつずらして重ねて合成されたゴルフスィングの合成画像PCが生成される。図10に示す合成画像PDも、図9に示した合成画像PCと同様に、各フレーム画像の中央部をスライスして切り出し、切り出したスライス画像を、所定間隔ずつずらして重ねて合成したものである。
そして、ステップS121で以上に例示した合成画像を生成したならば、ステップS122でこれを外部メモリ25に保存して、処理を終了する。したがって、ユーザは、「決定」操作を行った後、動画撮影開始と終了のシャッター操作を行うのみにより、簡単にユーザが所望する適切なフレームレートで動画撮影した複数のフレーム画像からなる合成画像を記録することができる。
ここで、本実施の形態においては、上述したように動画像としての各フレーム画像に基づいて合成画像を生成するが、その際に、動画像としての各フレーム画像を間引くことなく合成画像を生成可能とすることが好ましい。つまり、上述したように、ユーザが所望する被写体に応じて撮影フレームレートを選択することにより、合成画像を生成する際に必要となるフレーム画像の数が必要最小限となるように構成すれば、各フレーム画像を一時記憶するために必要なメモリ容量を小さくすることができる。
なお、当該ムービーベストショットモードにおいて、合成画像記録モードが設定されていた場合には、前述した見本動画像に代えて見本合成画像を表示させる構成としてもよい。
以下詳述すると、前述したステップS104での判断の結果、合成画像記録モードが設定されている場合には、このステップS104から図5のステップS123に進む。そして、フラッシュメモリ26から第1合成画像見本データテーブルを読み出す(ステップS123)。ここで、第1合成画像見本データテーブルとは、図2及び図3に示した動画像A、B、Cに代えて図7〜図10に示したような、合成画像PA〜PDを見本合成画像として記憶させたものである。なお、合成画像見本データテーブルには、再生フレームレートは記憶されていないが、動画像としての各フレーム画像に基づいて合成画像を生成するための合成画像生成条件が対応付けられている。また、便宜上、合成画像には符号A、B、Cを付して以下説明する。
次に、この読み出した第1合成画像見本データテーブルに記憶されている説明情報を説明表示領域234に表示させる(ステップS124)。このステップS124での処理により、図6(B)に示したように、説明表示領域234には、「高速撮影を行います。落下する物体や、ゴルフスィングを撮影する場合に適します。」なる説明情報が表示されることとなる。
引き続き、第1合成見本データテーブルに記憶されている合成画像データA,B,Cを同時に再生して、第1〜第3画像表示領域231〜233内に表示させる(ステップS125)。このステップS125での処理により、第1画像表示領域231には「人の歩行画像」の合成画像が、第2画像表示領域232には「車の歩行画像」の合成画像が、第3画像表示領域233には「物体の落下画像」の合成画像が各々表示されることとなる。つまり、第1画像表示領域231には、他の画像表示領域に表示される被写体と比較して、表示フレーム内(表示画面内)を低速に移動する被写体の合成画像が表示され、第3画像表示領域233には、他の画像表示領域に表示される被写体と比較して、表示フレーム内を高速に移動する被写体の合成画像が表示され、第2画像表示領域233には、表示フレーム内をこれらの中間速度で移動する被写体の合成画像が表示される。
また、合成画像A、B、Cの被写体は異なり、合成画像Aにあっては「人の歩行画像」であり、合成画像Bにあっては「車の歩行画像」であり、合成画像Cにあっては「物体の落下画像」である。したがって、これら合成画像中における複数種の被写体の動きと、ユーザがこれから撮影しようとする所望の被写体の動きとの近似性を考慮することができ、これにより、当該所望の被写体を、表示されている合成画像と同一のフレームレートで撮影することが適切であるか否かを容易に判断することができる。つまり、合成画像として同時に表示される各フレーム画像における移動被写体間の変動量の違いを、表示フレーム(表示画面)内での移動速度がそれぞれ異なる見本被写体間で比較することができ、これにより、当該所望の被写体を再生されている合成画像と同一のフレームレートで撮影することが適切であるか否かを容易に判断することができる。
また、動きのある被写体の移動速度は、例えば表示画面内での移動速度としてのdot/sといった特別な規格で表現する必要があり、この値は、同じ動きをする撮影対象であっても、撮影時のズーム倍率や、当該デジタルカメラと動きのある被写体との相対距離によって異なってしまう。しかし、合成画像A,B,Cを視認することにより、ユーザは、撮影時のフレームレートと撮影画角や構図との関係を直感的に認識することもできるようになる。
しかも、説明情報も表示されることから、これを参考にすることにより、前記所望の被写体を、表示されている合成画像と同一のフレームレートで撮影することが適切であるか否かを容易に判断することができる。つまり、所望の被写体を撮影した動画像に基づいて合成画像を生成した場合に、合成画像内において移動する所望の被写体の移動間隔が適切になるか否かを事前に容易に判断することができる。
そして、ユーザが所望の被写体の動きとの関係において、表示されている合成画像と同一のフレームレートで撮影することは適切でないと判断した場合には、キー入力部27にて「−」キー又は「+」キーを操作して「選択」を指示する。これにより、ステップS126の判断がYESとなり、このステップS126からステップS127に進み、他の合成画像見本データテーブルを読み出す。しかる後に、前述したステップS124からの処理を繰り返す。
したがって、ステップS124の処理で第2合成見本データテーブルが読み出されたとすると、ステップS124での処理により、図6(C)に示すように、説明表示領域234には、「中速撮影を行います。走行する車を撮影する場合に適します。」なる説明情報が表示される。また、ステップS125での処理により、第1画像表示領域231には「人の歩行画像」の合成画像Aが、第2画像表示領域232には「車の歩行画像」の合成画像Bが、第3画像表示領域233には「物体の落下画像」の合成画像Cが各々表示されることとなる。
このとき、前述のように合成画像A、B、Cの被写体は異なることから、表示された合成画像における複数種の被写体の動きと、ユーザがこれから撮影しようとする所望の被写体の動きとの近似性や説明情報を考慮することにより、当該所望の被写体を、表示されている合成画像と同一のフレームレートで撮影することが適切であるか否かを判断することができる。つまり、所望の被写体を撮影した合成画像を生成した場合に、合成画像内において移動する所望の被写体の移動間隔が適切になるか否かを事前に容易に判断することができる。
そして、本実施の形態においては、ユーザは、合成見本データテーブルに基づいて切り換え表示される各表示画面を見比べることにより、撮影により得た動画像に基づいて合成画像を生成しようとした場合に、それがどのような合成画像となるかを、明瞭に認識する
また、ステップS126で「選択」が指示されないと判断された場合には、シャッターキーの押下による「決定」が指示されたか否かを判断する(ステップS128)。「決定」が指示されなかった場合には、MENUキーの操作による「戻る」が指示されたか否かを判断する(ステップS129)。「戻る」が指示されない場合には、ステップS126からの処理を繰り返し、指示された場合には、このムービーベストショットモードから他のモード処理に移行する(ステップS130)。
そして、ユーザが所望の被写体の動きとの関係において、表示されている合成画像と同一のフレームレートで撮影することが適切であると判断した場合には、シャッターキーを押下して「決定」を指示する。これより、ステップS128の判断がYESとなり、このステップS128から前述した図4のステップS113に進む。
なお、本実施の形態においては、動画撮影モードに対応させて、各テーブルに再生フレームレート(60fps)よりも高いフレームレートで撮影した見本動画像データを記憶させておくようにしたが、つまり、再生時にスロー再生(スローモーションでの再生)となる動画撮影モードについて説明したが、再生フレームレートと同一又は再生フレームレート以下のフレームレートで撮影した動画像を見本動画像データとして記憶させておくようにしてもよい。再生フレームレート以下のフレームレートで撮影した動画像を見本動画像データとして記憶させておいた場合には、見本動画像は前述のスロー再生とは逆にクイック再生されることとなる。
また、見本合成画像を再生表示する際に、第1〜第2表示領域231〜233の表示面積が小さくて、見本合成画像を鮮明に表示できない場合には、表示領域を単一にして表示面積を拡大させ、この拡大させた表示領域に見本合成画像を切り換え表示するようにすればよい。
(第2の実施の形態)
図11は、本発明の第2の実施の形態において、フラッシュメモリ26に前記プログラム等とともに記憶されている動画見本データテーブル263を示す図である。この動画見本データテーブル263には、複数の「見本動画像データ」が記憶されているとともに、各「見本動画像データ」に対応して、「説明情報」「撮影・再生条件」「その他の撮影条件/補正条件」が記憶されている。
「見本動画像データ」としては、同一の被写体を有する同一のシーン(例えば、「車の走行画像」)を各々異なる撮影フレームレートで撮影した動画像A、B、Cが記憶されている。すなわち、動画像Aは、「車の走行画像」を撮影フレームレート「360fps」で撮影した「高速撮影画像」であり、「説明情報」として「高速撮影を行います。落下する物体や、ゴルフスィングを撮影する場合に適します。」が記憶されている。
動画像Bは、動画像Aと同一の「車の走行画像」を撮影フレームレート「240fps」で撮影した「中速撮影画像」であり、「説明情報」として「中速撮影を行います。走行する車を撮影する場合に適します。」が記憶されている。また、動画像Cは、動画像A及びBと同一の「車の走行画像」を撮影フレームレート「120fps」で撮影した「低速撮影画像」であり、「説明情報」として「低速撮影を行います。歩行する人を撮影する場合に適します。」が記憶されている。
また、「撮影・再生条件」としては、「撮影フレームレート(fps)」、「再生フレームレート(fps)」「画像サイズ」が記憶されており、「その他の撮影条件/補正条件」としては、「ストロボ」、「ホワイトバランス」、「ISO感度、測光方式」、「AFエリア」、「フィルタ」、「色強調」、「彩度」、「シャープネス」等が記憶されている。
ここで、動画見本データテーブル263に記憶されている各動画像A〜Cは、前述のように同一のシーンを各々異なる撮影フレームレートで撮影した動画データである。よって、「撮影フレームレート(fps)」として、動画像Aに対応して「360fps」が、動画像Bに対応して「240fps」が、動画像Cに対応して「120fps」が各々記憶されている。
以上の構成に係る本実施の形態において、ユーザが動画撮影モードを設定すると、CPU13は前記フラッシュメモリ26に格納されているプログラムに基づき、図12のフローチャートに示す処理を実行する。先ず、ユーザによるキー入力部27での操作によりムービーベストショットモードが設定されたか否かを判断し(ステップS201)、設定されていな場合には、通常動画撮影処理に移行する(ステップS202)。
ユーザによりムービーベストショットモードが設定された場合には、初期画面表示処理を実行する(ステップS203)。このステップS203での処理により、前記図6(A)に示すように、液晶モニタ23に、第1〜第3画像表示領域231〜233と、説明表示領域234と、「選択」「決定」「戻る」の各ボタン表示235〜237とからなる初期画面を表示する。
次に、フラッシュメモリ26から前記動画見本データテーブル263を読み出す(ステップS204)。そして、この読み出した動画見本データテーブル263に記憶されている見本動画像データA,B,Cを同時に再生して、第1〜第3画像表示領域231〜233内に表示させるとともに、第1画像表示領域231にこれを囲繞する枠を表示させる(ステップS205)。
このステップS205での処理により、図13(A)に示すように、第1画像表示領域231には、「車の走行画像」であって撮影フレームレート「360fps」で撮影された高速撮影画像である動画像Aが、第2画像表示領域232には、同一の「車の走行画像」であって撮影フレームレート「240fps」で撮影された中速撮影画像である動画像Bが、第3画像表示領域233には、同一の「車の走行画像」であって撮影フレームレート「120fps」で撮影された中速撮影画像である動画像Bが各々表示される。また、第1画像表示領域231を囲繞する枠238が表示される。
このとき、動画像A、B、Cの再生フレームレートは、動画見本データテーブル263に記憶されているように、全て同一の60fpsである。一方、動画像A、B、Cの撮影フレームレートは「360fps」、「240fps」、「120fps」と全て異なる。したがって、動画像Aにあっては1/6倍速でスロー再生され、動画像Bにあっては1/4倍速でスロー再生され、動画像Cにあっては1/2倍速でスロー再生される。しかも、動画像A、B、Cの被写体は全て同一であることから、ユーザは異なる撮影フレームレートで撮影した場合の再生時における相違を明瞭に認識することができる。つまり、ユーザは、撮影により得ようとする動画像を再生した場合に、それがどのような動画像となるかを、予め、時間的分解能を等しくした状態での被写体の動きの相違として、同一の表示画面で明瞭に認識することができる。
次に、枠238により囲繞されている見本動画像に対応する説明情報を説明表示領域234に表示させる(ステップS206)。したがって、図13(A)に示すように、このとき動画像Aに枠238が表示されている状態にあるとすると、説明表示領域234には、「高速撮影を行います。落下する物体や、ゴルフスィングを撮影する場合に適します。」なる説明情報が表示されることとなる。
そして、ユーザが所望の被写体の動きとの関係において、枠238が付加されている動画像と同一のフレームレートで撮影することは適切でないと判断した場合には、キー入力部27にて「−」キー又は「+」キーを操作して「選択」を指示する。これにより、ステップS207の判断がYESとなり、このステップS207からステップS208に進み、枠238を移動表示させる(ステップS208)。つまり、枠238が第1画像表示領域231にあったときには、当該枠238を第2画像表示領域231へ移動表示させ、枠238が第2画像表示領域232にあったときには、当該枠238を第3画像表示領域233へ移動表示させ、枠238が第3画像表示領域233にあったときには、当該枠238を第1画像表示領域231へ移動表示させる。そして、しかる後に、前述したステップS206の処理を繰り返す。
したがって、図13(B)に示すように、ステップS208の処理で枠238が動画像B上に移動表示されたとすると、ステップS206での処理により、説明表示領域234には、「中速撮影を行います。走行する車を撮影する場合に適します。」なる説明情報が表示される。
また、ステップS207で「選択」が指示されないと判断された場合には、シャッターキーの押下による「決定」が指示されたか否かを判断する(ステップS209)。「決定」が指示されなかった場合には、MENUキーの操作による「戻る」が指示されたか否かを判断する(ステップS210)。「戻る」が指示されない場合には、ステップS207からの処理を繰り返し、指示された場合には、このムービーベストショットモードから他のモード処理に移行する(ステップS211)。
そして、ユーザが所望の被写体の動きとの関係において、枠238が表示されている動画像と同一のフレームレートで撮影することが適切であると判断した場合には、シャッターキーを押下して「決定」を指示する。これより、ステップS209の判断がYESとなり、このステップS209からステップS212に進み、撮影条件を設定する。
すなわち、CPU13は、「決定」が指示された時点で枠238が表示されていた見本動画像に対応して動画見本テーブル263に記憶されている撮影条件、その他の撮影条件/補正条件を設定して、これらの撮影条件等に基づき当該デジタルカメラ10の対応する各部を制御する。
引き続き、CCD18から所定の標準フレームレート、例えば60fpsで出力される画像データに基づき、液晶モニタ23にスルー画像を表示する処理を開始する(ステップS213)。そして、1回目のシャッター押下があるまで待機する(ステップS214)。1回目のシャッター押下があったならば(ステップS214:YES)、前記標準フレームレートを前記ステップS212で設定された撮影条件における撮影フレームレートに変更する(ステップS215)。
つまり、図13(B)に示したように、動画像Bに枠38が表示されている状態で「決定」が指示された場合には、動画像Bにおける撮影条件の撮影フレームレートは、「240fps」であることから、標準撮影フレームレート「60fps」から「240fps」に変更する。これにより、CCD18からは「240fps」のフレームレートでフレーム画像データが出力され、ステップS216の撮像・記録処理において、この撮影フレームレートで出力されたフレーム画像データをSDRAM22に順次記録する(ステップS216)。
なお、本実施の形態においても、スルー画像を一旦標準フレームレートで取り込んで表示した後、シャッター押下があった時点で設定されたフレームレート変更するようにしたが、シャッター押下を待ってフレームレート変更するのではなく、スルー画像を表示する時点から設定されたフレームレートで画像の取り込みを行うようにしてもよい。
次に、2回目のシャッター押下があったか否かを判断し(ステップS217)、2回目のシャッター押下があるまで、ステップS216の処理を繰り返し実行する。したがって、前述のように「240fps」が設定されたとすると、このフレームレートで順次取り込まれる複数のフレーム画像データが順次SDRAM22に記録されていく。
そして、ユーザが動画撮影を終了すべく、2回目のシャッター押下を行うと、ステップS217の判断がYESとなる。したがって、ステップS217からステップS218に進み、SDRAM22に記録された複数のフレーム画像データからなる動画ファイルを生成し、ファイル名を付して外部メモリ25に保存する。このとき、前記実施の形態で説明したように、動画ファイルのヘッダー情報として、各動画見本データテーブルに再生条件として記憶されていた「再生フレームレート」を書き込むようにしてもよい。これにより、ユーザが撮影前に確認して選択した見本動画と同一の再生フレームレートで撮影した動画を再生することができる。
引き続き、図7〜図10において説明したように、SDRAM22に記録された複数のフレーム画像データを用いて合成画像を生成する(ステップS219)そして、この生成した合成画像を外部メモリ25に保存して(ステップS220)、処理を終了する。
なお、本実施の形態においても、各テーブルに再生フレームレート(60fps)よりも高いフレームレートで撮影した見本動画像データを記憶させておくようにしたが、再生フレームレートと同一又は再生フレームレート以下のフレームレートで撮影した動画像を見本動画像データとして記憶させておくようにしてもよい。
また、本実施の形態においても、図11に示したうように、動画像A、B、Cを記憶させておくようにしたが、これら動画像A、B、Cに代えて図7〜図10に示したような合成画像PA〜PDであって、同一被写体で異なる撮影フレームレートで撮影された合成画像を見本合成画像として記憶させておくようにしてもよい。この場合、図12のステップS205における各見本画像再生処理に代えて、各見本合成画像を再生表示すればよい。このとき、第1〜第2表示領域231〜233の表示面積が小さくて、見本合成画像を鮮明に表示できない場合には、表示領域を単一にして表示面積を拡大させ、この拡大させた表示領域に見本合成画像を切り換え表示するようにすればよい。
なお、本実施の形態では、見本動画像や見本合成画像における主要被写体が「走行する車」とした場合について説明したが、見本動画像や見本合成画像にする主要被写体を予め複数用意しておき、ユーザが何れかの主要被写体を選択可能に構成してもよい。例えば、見本動画像や見本合成画像における主要被写体として、「歩行する人」、「走行する車」、「落下する物体」などのように、表示フレーム内(表示画面内)の移動速度がそれぞれ異なる主要被写体を複数用意しておき、撮影するシーンに応じて、ユーザが見本動画像や見本合成画像にする主要被写体を任意に選択可能な構成としてもよい。被写体の動きの相違を、より適した被写体を用いて、認識することができる。また、選択可能な主要被写体毎に、これらに対応付けられている「その他の撮影条件/補正条件」が異なるように構成してもよい。例えば、主要被写体が「歩行する人」である場合には、撮影対象が人物であることから、人物を撮影する際に最適な「その他の撮影条件/補正条件」として、例えば肌色強調や、軟調化フィルタなどが施されるような条件を対応付けておくことが好ましい。また、例えば、主要被写体が「走行する車」である場合には、撮影対象が人工物であることから、人工物を撮影する際に最適な「その他の撮影条件/補正条件」として、例えばエッジ強調などが施されるような条件を対応付けておくことが好ましい。更に、合成画像を生成する場合には、それぞれ異なる合成画像生成条件が、対応する見本合成画像に対応付けられていてもよい。
(その他の実施の形態)
以上の実施の形態において説明したように、再生された見本動画像の選択が「決定」されると、この「決定」された見本動画像に対応する撮影フレームレートが設定されることから、当該デジタルカメラ10において「360fps」や「240fps」等の高速フレームレートで動画撮影が行われることとなる。しかし、このように高速フレームレートで動画撮影を行うと、CPU13の処理能力等の当該デジタルカメラ10が有する能力限界により、高速フレームレートでのフレーム画像の処理や転送に支障を来してしまう場合が生ずる。よって、この場合には、下記(1)(2)(3)の手法を用いることが好適である。
(1)トリミング
図14に示すように、フレーム画像Pにおいて、水平方向に沿った上側部分A1と下側部分A2とをトリミングし、中央部分Bを処理対象とする。また、中央部分Bに関しては、フレーム画像Pのアスペクト比に応じて最終的には両側をカットする。これにより、元のフレーム画像Pよりも遙かに小さい幅Wからなり、かつ、アスペクト比は元のフレーム画像Pと同様の縮小フレーム画像P0を生成する。この縮小フレーム画像P0のサイズは、元のフレーム画像Pの1/9となることから、元のフレーム画像Pを処理する場合に対して9倍の処理速度が可能となる。よって、高速フレームレートでのフレーム画像の処理や転送に支障を来してしまう不都合を未然に防止することができる。
(2)画素加算
図15に示すように、縦方向2画素、横方向2画素の画素加算を行う。したがって、画素加算後のフレーム画像は、元のフレーム画像に対してサイズが1/4となることから、元のフレーム画像を処理する場合に対して4倍の処理速度が可能となる。よって、高速フレームレートでのフレーム画像の処理や転送に支障を来してしまう不都合を未然に防止することができる。
(3)画素間引き
図16に示すように、4行からなるRGBデータにおいて第2行及び第3行のRGBデータを間引く。したがって、間引き後のフレーム画像は、元のフレーム画像に対してサイズが1/2となることから、元のフレーム画像を処理する場合に対して2倍の処理速度が可能となる。よって、高速フレームレートでのフレーム画像の処理や転送に支障を来してしまう不都合を未然に防止することができる。
なお、上述した変形例(1)〜(3)では、選択された撮影フレームレートに応じて、トリミングや、画素加算、画素間引きの程度が変化するため、これによって、得られる画像のサイズや面内解像度も撮影フレームレートに応じて変化することとなる。このため、このような場合には、得られる画像をユーザがよりわかりやすく認識できるように、対応付けられている撮影フレームレートに応じた画像サイズや面内解像度の見本画像を表示することが好ましい。つまり、対応付けられている撮影フレームレートの違いによって発生する画像サイズや面内解像度の違いが比較可能となるように見本画像を表示することが好ましい。
また、以上においては動画撮影を例にして説明したが連写撮影に関しても同様であり、以上に説明における動画を連写と読み替えればよい。
本発明の一実施の形態に係るデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 第1動画見本データテーブルの構成を示す概念図である。 第2動画見本データテーブルの構成を示す概念図である。 第1の実施の形態の処理手順を示すフローチャートである。 図4のフローチャートに続くフローチャートである。 同実施の形態の表示遷移図である。 画像合成処理例を示す図である。 画像合成処理例を示す図である。 画像合成処理例を示す図である。 画像合成処理例を示す図である。 動画見本データテーブルの構成を示す概念図である。 本発明の第2の実施の形態の処理手順を示すフローチャートである。 同実施の形態の表示遷移図である。 トリミングの処理概要を示す説明図である。 画素加算の処理概要を示す説明図である。 画素間引きの処理概要を示す説明図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
11 レンズブロック
12 モーター
13 CPU
14 バス
15 タイミング発生器
16 モータードライバ
17 ストロボ
18 CCD
19 水平ドライバ
20 ユニット回路
21 画像処理部
22 SDRAM
23 液晶モニタ
25 外部メモリ
26 フラッシュメモリ
27 キー入力部
30 マイコン
261 第1動画見本データテーブル
262 第2動画見本データテーブル
263 動画見本データテーブル

Claims (8)

  1. 複数種の撮影フレームレート連続撮影するカメラ装置であって、
    見本動画像又は見本合成画像を記憶する記憶手段と、
    前記複数種の撮影フレームレートから所定の撮影フレームレートを設定する際に、前記記憶手段から前記見本動画像又は前記見本合成画像を読み出して、前記複数種の撮影フレームレートに応じて再生表示する表示手段と、
    この表示手段によって前記複数種の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像から、所定の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像を選択する選択手段と、
    この選択手段によって選択された見本動画像又は見本合成画像に対応する撮影フレームレートで連続撮影するよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするカメラ装置。
  2. 前記記憶手段は、前記見本動画像又は見本合成画像を前記撮影フレームレートに対応させて複数種記憶することを特徴とする請求項1記載のカメラ装置。
  3. 前記記憶手段が見本動画像を記憶するとき、前記表示手段は、前記記憶手段から読み出された見本動画像を前記複数種の撮影フレームレートに応じた再生フレームレートで再生表示することを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ装置。
  4. 前記表示手段は、読み出された前記見本動画像又は前記見本合成画像を、前記複数種の撮影フレームレートに対応させて同一画面上に複数表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のカメラ装置。
  5. 前記記憶手段は、前記複数種の撮影フレームレートの夫々対応付けて撮影条件を説明する説明情報を更に記憶し、
    前記表示手段は、前記見本動画像又は前記見本合成画像とともに前記説明情報を読み出して表示することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のカメラ装置。
  6. 前記記憶手段は、見本動画像又は見本合成画像と対応付けて、連続撮影された複数の画像を再生させるときの再生フレームレートを記憶することを特徴とする請求項1乃至5の何れか記載のカメラ装置。
  7. 見本動画像又は見本合成画像を記憶する記憶手段を備え、複数種の撮影フレームレート連続撮影するカメラ装置が備えるコンピュータを、
    前記複数種の撮影フレームレートから所定の撮影フレームレートを設定する際に、前記記憶手段から前記見本動画像又は前記見本合成画像を読み出して、前記複数種の撮影フレームレートに応じて表示部に再生表示させる表示手段、
    この表示手段によって前記複数種の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像から、所定の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像の選択を検出する選択検出手段、
    この選択検出手段によって選択が検出された見本動画像又は見本合成画像に対応する撮影フレームレートで連続撮影するよう制御する制御手段、
    として機能させることを特徴とする撮影制御プログラム。
  8. 複数種の撮影フレームレート連続撮影するカメラ装置の撮影制御方法であって、
    前記複数種の撮影フレームレートから所定の撮影フレームレートを設定する際に、予め 見本動画像又は見本合成画像を記憶するメモリから見本動画像又は見本合成画像を読み出して、前記複数種の撮影フレームレートに応じて再生表示させる表示ステップと、
    この表示ステップにて前記複数種の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像から、所定の撮影フレームレートに応じて再生表示された見本動画像又は見本合成画像の選択を検出する選択検出ステップと、
    この選択検出ステップにて選択検出された見本動画像又は見本合成画像に対応する撮影フレームレートで連続撮影するよう制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする撮影制御方法。
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