JP2010034933A - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】再生速度を変更しながら動画を再生することが可能な画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】録画中の動画データの再生時の再生速度を変更させるための再生速度情報を録画中に生成し、動画データに対応付けて記憶する。また、動画データの再生時は、再生速度情報に基づいて動画データの再生速度を変更しながら動画を再生する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
従来、画像(動画)を電子的に撮影、記録、再生する技術が知られている。一般に、このような技術においては、CCD等の撮像素子を用いて映像を電気信号に変換し、変換された電気信号を磁気記録媒体等に電子的に記録し、電子的に記録された電気信号を再生装置により再生する。
上記のような技術を用いたものとして、例えば、特許文献1が挙げられる。特許文献1には、撮影時及び再生時の単位時間当たりのフレーム数をそれぞれ任意に設定して撮影することでスロー再生及び早送り再生を実現し、さらに撮影した映像信号を撮影時のフレーム数から増減することなく動画圧縮して記録する技術が開示されている。
特開2006−180315号公報
しかしながら、上記従来の技術は、撮影前又は再生前に単位時間当たりのフレーム数をそれぞれ任意に設定するので、一つの動画データに対して複数の位置で再生速度を変化させることができるようにするものではなかった。
本発明は、再生速度を変更しながら動画を再生することが可能な画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、画像処理装置において、動画を録画する録画手段と、前記録画手段により録画された動画データの再生時の再生速度を変更させるための再生速度情報を設定するための設定手段と、前記動画データと前記設定手段によって設定された当該動画データの再生速度情報とを互いに対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された前記再生速度情報に基づいて前記動画データの再生時の再生速度を変更する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、動画を撮影する撮影手段を更に備え、前記設定手段は、前記撮影手段により撮影された動画データの前記再生速度情報を設定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、前記再生速度情報は、前記再生速度の変化点となる変化フレームと、当該変化フレームで変更させる前記再生速度を指定する指定速度と、を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記動画を録画中、前記設定手段の操作を受け付けて前記再生速度情報を追加することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記動画データを再生中、前記設定手段の操作を受け付けて前記再生速度情報を追加することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記再生速度情報を削除するための削除手段を更に備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、動画を録画する録画ステップと、前記録画ステップにより録画された動画データの再生時の再生速度を変更させるための再生速度情報を設定させる設定ステップと、前記動画データと前記設定ステップによって設定された当該動画データの再生速度情報とを互いに対応付けて記憶させる記憶ステップと、前記記憶ステップによって記憶された前記再生速度情報に基づいて前記動画データの再生時の再生速度を変更する制御を行う制御ステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法である。
請求項8に記載の発明は、コンピュータに、動画を録画する録画機能と、前記録画機能により録画された動画データの再生時の再生速度を変更させるための再生速度情報を設定させる設定機能と、前記動画データと前記設定機能によって設定された当該動画データの再生速度情報とを互いに対応付けて記憶させる記憶機能と、前記記憶機能によって記憶された前記再生速度情報に基づいて前記動画データの再生時の再生速度を変更する制御を行う制御機能と、を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、再生速度を変更しながら動画を再生することが可能な画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、画像処理装置1は、画像データ生成部21と、データ処理部22と、ユーザインタフェース部23と、を備えて構成される。
画像データ生成部21は、光学レンズ部101と、イメージセンサ102と、を備えて構成され、被写体を撮影する機能を有する。
光学レンズ部101は、被写体を撮影するために光を集光するレンズ等で構成されたものであり、焦点、露出、ホワイトバランス等のカメラ設定パラメータを調整するための周辺回路を備える。
イメージセンサ102は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)等で構成され、光学レンズ部101が光を集光することによって結像した画像を、デジタル化した画像データ(画像フレーム)として取り込む。取り込まれた画像データは、データ処理部22のメモリ201に一時的に記憶される。
なお、画像データ生成部21は、低解像度画像撮影(プレビュー撮影)と高解像度画像撮影が可能である。低解像度画像撮影は、例えば、画像解像度がXGA(Extended Graphics Array:1024×768ドット)程度と低いが、30fps(フレーム/秒)の速さで動画撮影と画像読み出しが可能である。一方、高解像度画像撮影は、例えば、撮影可能な最大画素数(例えば400万画素のカメラである場合はその400万画素)での画像撮影を行うことができるが、画像の読み取り速度は遅くなる。
データ処理部22は、メモリ201と、ビデオ出力部202と、画像処理部203と、CPU204と、プログラムメモリ205と、音声処理部206と、を備えて構成される。
メモリ201は、撮影処理を行う度にイメージセンサ102が取り込んだ画像データを一時記憶する。また、メモリ201は、画像処理に必要な画像データ、各種フラグの値、閾値等も記憶する。さらに、メモリ201は、画像表示を行うための表示画像データの記憶と読み出しを行うための表示メモリ領域を含んでいる。
ビデオ出力部202は、メモリ201の表示メモリ領域に格納された表示画像データを読み出し、当該読み出された表示画像データに基づいてRGB信号を生成し、当該生成されたRGB信号をユーザインタフェース部23の液晶表示部301に出力する。また、RGB信号を、ユーザインタフェース部23の外部インタフェース303を介して外部出力させることにより、テレビやPC、プロジェクタ等の外部機器に画像表示させることも可能である。
画像処理部203は、メモリ201に一時記憶されている画像データに対して、画像表示を行うための所定の画像処理を施す。当該画像処理を施された画像データは、表示画像データとしてメモリ201の表示メモリ領域に格納される。
CPU204は、プログラムメモリ205に記憶された画像処理装置1用の各種処理プログラムに従って各種制御動作を行う。
プログラムメモリ205は、CPU204の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶する。具体的には、動画を録画している最中に再生速度情報の設定を行うための録画制御プログラム、動画を再生している最中に再生速度情報の設定を行うための再生制御プログラム、動画を再生している最中に再生速度情報に基づいて再生速度の変更を行うための再生プログラム、再生速度情報の編集を行うための編集プログラム等を記憶している。
音声処理部206は、内蔵マイク、アンプ、A/D変換器、D/A変換器、アンプ、内蔵スピーカ等を含んで構成される。音声処理部206は、動画撮影時に内蔵マイクを通して入力された音声を、デジタル信号に変換してCPU204に出力する。CPU204は、送られてきた音声データをメモリ201に順次記憶し、当該記憶した音声データを撮影された画像データと関連付けて外部メモリ304に記憶する。
また、音声処理部206は、動画再生時、音声データに基づく音声等を内蔵スピーカから放音するとともに、CPU204は、当該音声データに関連付けられて記憶されている画像を液晶表示部301に表示させる。
ユーザインタフェース部23は、液晶表示部301と、操作部302と、外部インタフェース303と、外部メモリ304と、を備えて構成される。
液晶表示部301は、ビデオ出力部23から出力されたRGB信号に基づいて動画像を表示する。具体的には、画像データ生成部21により生成された複数の画像データ(画像フレーム)に基づいたライブビュー画像や、録画中に外部メモリ304に記憶される動画像を表示したり、外部メモリ304に記憶された動画像を再生表示したりする。
なお、液晶表示部301は、ビデオ出力部202から適宜出力される表示画像データを一時的に記憶するビデオメモリ(図示せず)を備えるようにしてもよい。
操作部302は、ユーザが画像処理装置1における所定の操作を行うための機能であり、ユーザの操作に応じた操作信号をCPU21に出力する。操作部302は、例えば、シャッターボタン、選択決定用ボタン、再生ボタン、録画ボタン等を備えている。また、操作部302は、「ここからスロー」ボタン、「ここから早送り」ボタン、「ここから実速度」ボタンを備える。
外部インタフェース303は、テレビやPC、プロジェクタ等の外部機器との接続用端子であり、所定の通信ケーブルを介してデータの送受信を行う。
外部メモリ304は、例えば、カード型の不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)やハードディスク等により構成され、画像データ生成部21により撮影された被写体画像の動画像データを記憶する。また、外部メモリ304は、再生速度情報を記憶する。当該再生速度情報については、図2に後述する。
本実施形態に係る画像処理装置1は、例えば、図1に示したような構成を備えることにより、再生速度を変更しながら動画を再生することが可能となる。
すなわち、動画の任意の場所に任意の再生速度を容易に設定できるようにし、当該設定に従って再生速度を変更しながら動画を再生するようにしたので、ユーザが見ていて楽しい視覚効果を得ることができる。例えば、サッカーのゴールシーンのような決定的瞬間だけスロー再生にしたり、CMのような冗長な部分を早送り再生にしたりできる。
また、再生速度情報は動画データに対応付けられる付加的な情報であって、動画の録画フレームレートに変更を加えるものではないので、例えば、スロー再生に指定していた部分を実速度に戻すなどの再生速度情報の変更作業を容易に行うことができ、ユーザにとって便利である。
図2は、再生速度情報の一構成例について示した図である。なお、再生速度情報は、後述する図9のように、動画データごとに対応付けられている。
図2に示すように、再生速度情報は、「情報個数」、「変化フレーム」、「指定速度」、といった各項目で構成されている。
「情報個数」は、当該再生速度情報が記憶する「変化フレーム」と「指定速度」などの対応付けられた情報の総数を表している。「変化フレーム」は、動画の再生中に再生速度を変化させる変化点となるフレームの値を表している。また、「指定速度」は、「1」が実速度(初期設定)の再生、「−5」が実速度に比べて1/5倍速度のスロー再生、「5」が実速度に比べて5倍速度の早送り再生を表しており、「変化フレーム」ごとに設定される。
図2に示されている1つ目の情報は、変化フレームが「1800」、指定速度が「−5(スロー)」であるが、これは、初期設定速度である「1(実速度)」で再生されている動画が1800フレーム目に達した際、「−5(スロー)」での再生に速度が切り替わることを示している。また、図2に示されている2つ目の情報は、変化フレームが「2160」、指定速度が「1(実速度)」であるが、これは、1800フレーム目で再生速度が「−5(スロー)」に切り替わった動画が、2160フレーム目で「5(早送り)」に切り替わることを示している。
図2に示されている情報を紐解いていくと、実速度(1フレームから1800フレーム)→スロー(1800フレームから2160フレーム)→実速度(2160フレームから3960フレーム)→早送り(3960フレームから9360フレーム)・・、というように再生速度が変化することがわかる。
このように、再生速度情報は、再生速度の変化点となる変化フレームと、変化フレームで変更させる再生速度を指定する指定速度と、を含むことを特徴とする。本実施形態に係る画像処理装置1は、当該再生速度情報に基づいて動画データの再生速度を変更することができるので、ユーザが見ていて楽しい視覚効果を得ることができる。
以下、図3を用いて、当該再生速度の変化の様子について具体的に説明する。
図3は、図2に示した再生速度情報に基づいて動画の再生速度が変化する様子について示した図である。なお、再生速度の設定から動画の再生までの具体的な処理の流れについては、後述する図4〜図7で説明する。
図3(a)は、動画を録画している最中に再生速度の設定を行い、当該設定に基づいて再生時にどのような再生が行われるのかを示している。具体的には、図3(a)の上段に示したように、1800フレーム目で「ここからスロー」(図2の1つ目の情報)が、2160フレーム目で「ここから実速度」(図2の2つ目の情報)が、3960フレーム目で「ここから早送り」(図2の3つ目の情報)が、9360フレーム目で「ここから実速度」(図2の4つ目の情報)が設定されている。当該設定に基づいて動画の再生を行うと、図3(a)の下段に示したように、1フレームから1800フレームまでが実速度(例えば、30フレーム/秒)、すなわち1800÷30=60秒間に録画された動画データが60秒間の実速度再生で、1800フレームから2160フレームまでがスロー、すなわち(2160−1800)÷30=12秒間に録画された動画データが1/5倍速度の60秒間のスロー再生で、2160フレームから3960フレームまでが実速度、すなわち(3960−2160)÷30=60秒間に録画された動画データが60秒間の実速度再生で、3960フレームから9360フレームまでが早送り、すなわち(9360−3960)÷30=180秒間に録画された動画データが5倍速度の36秒間の早送り再生で、再生されることとなる。
図3(b)は、動画を再生している最中に再生速度の設定を行い、当該設定に基づいて再生速度の変更が行われる様子について示している。図3(b)の上段には、図3(a)の上段同様、1フレームから1800フレームまでが実速度再生で、1800フレームから2160フレームまでがスロー再生で、2160フレームから3960フレームまでが実速度再生で、3960フレームから9360フレームまでが早送り再生で、再生されるような設定が示されている。当該設定に基づいて動画の再生を行うと、図3(a)の下段に示したような再生が行われる。当該再生中に、1980フレーム目で「ここから実速度」ボタンが押下されると、図3(b)の下段に示したように、1980フレーム目を境に「スロー再生」から「実速度再生」へと再生速度が切り替わる。
このように、本実施形態に係る画像処理装置1は、録画時又は再生時に、再生速度の設定を行うことができる。まず、録画時における再生速度の設定に関する処理の流れについて、図4のフローチャートを用いて説明する。
図4は、画像処理装置1内で行われる録画制御処理の一例について示したフローチャートである。この録画制御処理は、ユーザにより録画ボタンが押下操作され、動画の録画処理が開始されたことを契機に、CPU204がプログラムメモリ205に格納されている録画制御プログラムを実行することにより実現される。
図4に示すように、ステップS11では、指定速度(図2、3参照)の初期化が行われる。指定速度の初期化とは、録画開始時のフレーム(1フレーム目)の再生速度を実速度(30フレーム/秒)に設定することである。
ステップS12では、指定された速度が液晶表示部301に表示される。例えば、ステップS11で指定速度の初期化が行われた後は、液晶表示部301には「実速度」と表示される。一方、後述するステップS17で再生速度情報更新処理が行われた後は、当該更新された再生速度情報により指定された速度が液晶表示部301に表示されることとなる。
ステップS13では、「ここからスロー」指定を受け付けたか否かが判定される。すなわち、ユーザにより操作部302の「ここからスロー」ボタンが押下操作されたか否かが判定される。ここで、例えば、録画中の動画の1800フレーム目で「ここからスロー」ボタンが押下された場合、図2の1つ目の情報が書き込まれることとなる。「ここからスロー」指定を受け付けた場合は、ステップS16へと移行し、「ここからスロー」指定を受け付けていなかった場合は、次のステップS14へと移行する。
ステップS14では、「ここから早送り」指定を受け付けたか否かが判定される。すなわち、ユーザにより操作部302の「ここから早送り」ボタンが押下操作されたか否かが判定される。ここで、例えば、録画中の動画の3960フレーム目で「ここから早送り」ボタンが押下された場合、図2の3つ目の情報が書き込まれることとなる。「ここから早送り」指定を受け付けた場合は、ステップS16へと移行し、「ここから早送り」指定を受け付けていなかった場合は、次のステップS15へと移行する。
ステップS15では、「ここから実速度」指定を受け付けたか否かが判定される。すなわち、ユーザにより操作部302の「ここから実速度」ボタンが押下操作されたか否かが判定される。ここで、例えば、録画中の動画の9360フレーム目で「ここから実速度」ボタンが押下された場合、図2の4つ目の情報が書き込まれることとなる。「ここから実速度」指定を受け付けた場合は、次のステップS16へと移行し、「ここから実速度」指定を受け付けていなかった場合は、ステップS18へと移行する。
ステップS16では、現在指定されている速度(ステップS12で表示されている速度)がステップS13〜S15で今回指定された速度と同じであるか否かが判定される。現在の指定速度が今回指定された速度と同じ場合は、再生速度情報に変化が与えられるわけではなく、改めて情報の更新を行う必要がないため、ステップS13へと移行し、現在の指定速度が今回指定された速度と異なる場合は、次のステップS17へと移行する。
ステップS17では、再生速度情報更新処理が行われる。以下、図5のフローチャートを用いて、当該処理を説明する。
図5に示すように、ステップS31では、図2に示した再生速度情報の情報個数の値に1が加算される。
ステップS32では、再生速度情報の変化フレームの欄に現在(ボタンの押下操作受付時)のフレームの値が追加される。
ステップS33では、ステップS32で追加された変化フレームに対応づけられる指定速度の欄に今回指定された再生速度が追加される。
次に、図4のステップS18では、動画の録画処理が終了しているか否かが判定される。録画が終了していた場合は、次のステップS19へと移行し、録画が終了していなかった場合は、ステップS13へと移行する。
ステップS19では、最新の再生速度情報が外部メモリ304に記憶される。
このように、CPU204は、録画制御プログラムを実行することにより、動画を録画中、操作部の操作を受け付けて再生速度情報を追加する処理を行う。これにより、ユーザは、動画の任意の場所に任意の再生速度を容易に設定できるので、ユーザにとって便利である。
また、再生時における再生速度の設定に関する処理の流れについて、図6のフローチャートを用いて説明する。
図6は、画像処理装置1内で行われる再生制御処理の一例について示したフローチャートである。この再生制御処理は、ユーザにより再生ボタンが押下操作され、動画の再生が開始されたことを契機に、CPU204がプログラムメモリ205に格納されている再生制御プログラムを実行することにより実現される。
図6に示すように、ステップS41では、再生速度の初期化が行われる。再生速度の初期化とは、再生開始時(1フレーム目)の再生速度を実速度(30フレーム/秒)に設定することである。
ステップS42では、再生処理が起動される。再生処理については、詳しくは後述する図7で説明するが、再生制御処理と同時進行で行われる別処理である。
ステップS43では、再生速度情報で指定された速度が液晶表示部301に表示される。具体的には、液晶表示部301に「実速度」と表示される。
ステップS44では、「ここからスロー」指定を受け付けたか否かが判定される。すなわち、ユーザにより操作部302の「ここからスロー」ボタンが押下操作されたか否かが判定される。「ここからスロー」指定を受け付けた場合は、ステップS47へと移行し、「ここからスロー」指定を受け付けていなかった場合は、次のステップS45へと移行する。
ステップS45では、「ここから早送り」指定を受け付けたか否かが判定される。すなわち、ユーザにより操作部302の「ここから早送り」ボタンが押下操作されたか否かが判定される。「ここから早送り」指定を受け付けた場合は、ステップS47へと移行し、「ここから早送り」指定を受け付けていなかった場合は、次のステップS46へと移行する。
ステップS46では、「ここから実速度」指定を受け付けたか否かが判定される。すなわち、ユーザにより操作部302の「ここから実速度」ボタンが押下操作されたか否かが判定される。「ここから実速度」指定を受け付けた場合は、次のステップS47へと移行し、「ここから実速度」指定を受け付けていなかった場合は、ステップS50へと移行する。
ステップS47では、現在指定(表示)されている再生速度がステップS44〜S46で今回指定された速度と同じであるか否かが判定される。現在の指定速度が今回指定された速度と同じ場合は、再生速度情報に変化が与えられるわけではなく、改めて情報の更新を行う必要がないため、ステップS44へと移行し、現在の指定速度が今回指定された速度と異なる場合は、次のステップS48へと移行する。
ステップS48では、再生速度情報更新処理(図5参照)が行われる。
ステップS49では、ステップS42で起動された再生処理に今回指定された再生速度が通知される。再生速度の通知が行われると、ステップS44へと移行する。
ステップS50では、動画の再生が終了しているか否かが判定される。再生が終了していた場合は、次のステップS51へと移行し、再生が終了していなかった場合は、ステップS43へと移行する。
ステップS51では、最新の再生速度情報が外部メモリ304に記憶される。
このように、CPU204は、再生制御プログラムを実行することにより、動画データを再生中、設定手段の操作を受け付けて再生速度情報を追加する処理を行う。これにより、ユーザは、動画の任意の場所に任意の再生速度を容易に設定できるので、ユーザにとって便利である。
図7は、画像処理装置1内で行われる再生処理の一例について示したフローチャートである。この再生処理は、図6に示した再生制御処理のステップS42で、CPU204がプログラムメモリ205に格納されている再生プログラムを実行することにより実現される。なお、当該再生処理は、外部メモリ304に記憶されている再生速度情報を参照して再生速度の変更を行うことを前提とする。
図7に示すように、ステップS61では、動画の再生が開始される。
ステップS62では、図6に示した再生制御処理のステップS49で行われる通知処理により、再生速度が通知されたか否かが判定される。再生速度が通知された場合は、ステップS64へと移行し、再生速度が通知されていなかった場合は、次のステップS63へと移行する。
ステップS63では、再生速度が指定されたか否かが判定される。具体的には、再生速度情報に設定されている変化フレームに到達したか否かが判定される。再生速度が指定された場合は、次のステップS64へと移行し、再生速度が指定されていなかった場合は、ステップS66へと移行する。
ステップS64では、ステップS62で通知された速度(ステップS62で“YES”)、又はステップS63で指定された速度(ステップS63で“YES”)に再生速度が更新される。
ステップS65では、ステップS64で更新された再生速度が液晶表示部301に表示される。
ステップS66では、再生速度情報で指定された再生速度での再生が行われる。
ステップS67では、再生画像が液晶表示部301に表示される。
ステップS68では、動画の再生が終了しているか否かが判定される。再生が終了していた場合は、当該再生処理を終了し、再生が終了していなかった場合は、ステップS62へと移行する。
図8は、画像処理装置1内で行われる編集処理の一例について示したフローチャートである。この編集処理は、ユーザにより編集ボタンが押下操作されたことを契機に、CPU204がプログラムメモリ205に格納されている編集プログラムを実行することにより実現される。
図8に示すように、ステップS71では、再生速度情報が液晶表示部301に一覧表示される。ユーザは、一覧表示された再生速度情報の中から編集したい情報の選択を行う。
ステップS72では、「削除」指定を受け付けたか否かが判定される。すなわち、ユーザにより操作部302の「削除」ボタンが押下操作されたか否かが判定される。「削除」指定を受け付けた場合は、次のステップS73へと移行し、「削除」指定を受け付けていなかった場合は、ステップS74へと移行する。
ステップS73では、ステップS71で選択された再生速度情報が削除される。
ステップS74では、再生速度情報の編集が終了したか否かが判定される。編集が終了した場合は、当該編集処理を終了し、編集が終了していない場合は、ステップS71へと移行し、当該編集処理を繰り返すこととなる。
このように、CPU204は、編集プログラムを実行することにより、再生速度情報を削除する処理を行う。これにより、ユーザは、不必要な再生速度情報を容易に削除することができるので、ユーザにとって便利である。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、別々に記憶されている動画データと再生速度情報を、図9に示すように、互いに1対1で対応付けしているが、動画データ内に再生速度情報を組み入れて、1つのファイルとして扱うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、再生速度情報に基づいて再生が行われるが、例えば、一時的に再生速度情報を無視するようなモードを設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、図2に示したように、再生速度の指定速度を「−5(スロー)」、「1(実速度)」、「5(早送り)」の3段階に分けているが、より多くの段階(例えば、5段階)で分けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、再生速度情報の項目として「情報個数」、「変化フレーム」、「指定速度」を設けているが、例えば、「再生回数」の項目を追加することで、再生回数の指定を行うことができるようにしてもよい。
本実施形態に係る画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。 再生速度情報の一構成例について示した図である。 再生速度情報に基づいて再生速度が変化する様子について示した図である。 録画制御処理の一例について示したフローチャートである。 再生速度情報更新処理の一例について示したフローチャートである。 再生制御処理の一例について示したフローチャートである。 再生処理の一例について示したフローチャートである。 編集処理の一例について示したフローチャートである。 動画データと再生速度情報との対応付けについて示した図である。
符号の説明
1・・・画像処理装置、21・・・画像データ生成部、101・・・光学レンズ部、102・・・イメージセンサ、22・・・データ処理部、201・・・メモリ、202・・・ビデオ出力部、203・・・画像処理部、204・・・CPU、205・・・プログラムメモリ、206・・・音声処理部、23・・・ユーザインタフェース部、301・・・液晶表示部、302・・・操作部、303・・・外部インタフェース、304・・・外部メモリ

Claims (8)

  1. 動画を録画する録画手段と、
    前記録画手段により録画された動画データの再生時の再生速度を変更させるための再生速度情報を設定するための設定手段と、
    前記動画データと前記設定手段によって設定された当該動画データの再生速度情報とを互いに対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶された前記再生速度情報に基づいて前記動画データの再生時の再生速度を変更する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 動画を撮影する撮影手段を更に備え、
    前記設定手段は、前記撮影手段により撮影された動画データの前記再生速度情報を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記再生速度情報は、前記再生速度の変化点となる変化フレームと、当該変化フレームで変更させる前記再生速度を指定する指定速度と、を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記動画を録画中、前記設定手段の操作を受け付けて前記再生速度情報を追加することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記動画データを再生中、前記設定手段の操作を受け付けて前記再生速度情報を追加することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記再生速度情報を削除するための削除手段を更に備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 動画を録画する録画ステップと、
    前記録画ステップにより録画された動画データの再生時の再生速度を変更させるための再生速度情報を設定させる設定ステップと、
    前記動画データと前記設定ステップによって設定された当該動画データの再生速度情報とを互いに対応付けて記憶させる記憶ステップと、
    前記記憶ステップによって記憶された前記再生速度情報に基づいて前記動画データの再生時の再生速度を変更する制御を行う制御ステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。
  8. コンピュータに、
    動画を録画する録画機能と、
    前記録画機能により録画された動画データの再生時の再生速度を変更させるための再生速度情報を設定させる設定機能と、
    前記動画データと前記設定機能によって設定された当該動画データの再生速度情報とを互いに対応付けて記憶させる記憶機能と、
    前記記憶機能によって記憶された前記再生速度情報に基づいて前記動画データの再生時の再生速度を変更する制御を行う制御機能と、を実現させるためのプログラム。
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