JP4394898B2 - 記憶装置および記憶媒体 - Google Patents

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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円形の記憶領域を複数そなえて構成される記憶装置に関し、例えばハードディスク等の記憶媒体をそなえた記憶装置において記憶領域の特定に用いて好適な、記憶装置および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13は従来の磁気記憶装置の構造を模式的に示す図である。この図13に示すように、従来の磁気記憶装置100においては、円盤形状を有する複数の磁気ディスク110が、それらの中心部(回転中心)において、SPM(Spindle Motor:スピンドルモータ)のスピンドル130に所定間隔で固定されている。
【0003】
磁気ディスク110は、その片面もしくは両面に磁性体からなる記録層が形成された円盤(プラッタ)であって、磁気ヘッド120によって、その表面(記憶領域)に記録された情報が読み取られたり、又、書き込まれたりするようになっている。
そして、磁気記憶装置100においては、各磁気ディスク110の各面に対応して磁気ヘッド120がそなえられ、所定の磁気ヘッド120を用いて所定の磁気ディスク110の面に対してアクセスし、データの書き込みや読み出しを行なうようになっていて、必要に応じて、磁気ヘッド120を切り替える(ヘッドチェンジする)ことによってアクセスする記憶領域を切り替えるようになっている。
【0004】
さて、磁気記憶装置100において、ヘッドチェンジを行なう際には、磁気ヘッド120がどの記憶領域にアクセスしているかを確認することにより、所望の磁気ヘッド120にヘッドチェンジが正常に行なわれたことを確認するようになっている。
なお、一般に、磁気記憶装置100は8つ以下の磁気ヘッド120をそなえることが多いので、従来においては、0〜7(10進数)を2進数(000〜111)で表わして、その3ビットの情報のいずれかを、磁気ヘッド120(記憶領域)を特定するための情報として、磁気ディスク110の各記憶領域に記録するようになっている。
【0005】
図14は従来の磁気記憶装置にそなえられる磁気ディスクの構成を模式的に示す平面図である。磁気ディスク110には、図14に示すように、円周方向において所定間隔で複数のサーボフレーム111が形成されており、このサーボフレーム111に磁気ヘッド120を特定するための情報を記録する手法が知られている。
【0006】
例えば、記憶領域に形成されたサーボフレーム111のうちのいずれか1つに前述した3ビットの情報を記録したり、その3ビットの情報を1ビットづつ隣り合う3つのサーボフレームに分けて記録したりすることにより、ヘッド番号を特定するための情報を記録し、磁気ヘッド120を用いてこれらの情報を読み取って、ヘッドチェンジが正常に行なわれたか否かを確認している。
【0007】
また、磁気記憶装置100においては、磁気ディスク110上における磁気ヘッド120の位置を検出する必要がある。従来においては、サーボフレーム111に記録されたインデクス信号を磁気ヘッド(図示省略)を用いて読み取ることにより、このインデクス信号を基準として磁気ディスク110上における磁気ヘッド120の位置を検出するようになっている。
【0008】
例えば、記憶領域に形成されたサーボフレーム111のうちのいずれか1つにインデクス信号を記録したり、全てのサーボフレームに位置決め用の情報を記録したりして、磁気ヘッド120を用いてこれらの情報を読み取ることにより、磁気ディスク110上における磁気ヘッド120の位置を検出している。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−3574号公報(第1図)
【特許文献2】
特開平4−337566号公報(第2−3頁)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の磁気記憶装置100においては、前述した磁気ヘッド120を特定するための情報を磁気ディスク110に記録するに際して、記憶領域に形成されたサーボフレーム111のうちのいずれか1つにのみヘッド番号を特定するための情報(3ビットの情報)を記録する手法や、その3ビットの情報を隣り合う3つのサーボフレーム111に分けて記録する手法においては、その情報を磁気ヘッド120で読み取るために、最長でほぼ1周分の磁気ディスク110の回転待ち時間が生じ処理時間が遅延するおそれがある。
【0011】
また、インデクス信号の検出についても、記憶領域に形成されたサーボフレーム111のうちのいずれか1つにインデク信号を記録する手法においては、インデクス信号を磁気ヘッド120で読み取るために、最長でほぼ1周分の磁気ディスク110の回転待ち時間が生じ、処理時間が遅延するおそれがある。更に、何らかの理由により、そのインデクス信号が欠陥した場合には、インデクス信号を読み取ることができずに、磁気ヘッド120の位置決め制御を行なうことができなくなるという課題もある。
【0012】
さらに、全てのサーボフレーム111に位置決め用の情報を記録する手法においては、サーボフレーム長が長くなり、磁気ディスク110の利用効率が低下するという課題がある。例えば、記憶領域(磁気ディスク110)の1周に256のサーボフレーム111が形成されている場合には、位置決め用の情報を記録するために、各サーボフレーム111に少なくとも8ビット(28=256)の領域を確保する必要がある。
【0013】
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、記憶領域を高速にかつ確実に特定できるほか、記憶領域における位置を高速にかつ確実に特定することができ、更に、記憶領域を効率的に用いることができるようにした記憶装置および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明の記憶装置(請求項1)は、円形の記憶領域を複数そなえて構成される記憶装置であって、記憶領域の円周方向に沿って所定間隔で配置された複数のサーボフレームにおいて、その記憶領域を特定するためのインデクスパターンの一部をインデクスビットとして格納するインデクスビット格納部と、記憶領域におけるインデクスパターンの位置を特定するためのセクターパターンの一部をセクタービットとしてインデクスビット格納部と対応させて格納するセクタービット格納部とをそなえるとともに、複数のサーボフレームにそなえられたインデクスビット格納部からインデクスビットを順次取得するインデクスビット取得部と、このインデクスビット取得部によって取得されたインデクスビットに基づいて、記憶領域を特定する記憶領域特定部と、セクタービット格納部からセクタービットを順次取得するセクタービット取得部と、セクタービット取得部によって取得されたセクタービットに基づいて記憶領域におけるサーボフレームの位置を特定する位置特定部とをそなえ、複数のサーボフレームにおける各インデクスビット格納部に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列が、複数のインデクスパターンを含んでおり、位置特定部が、セクタービット取得部によって取得されたセクタービットに基づいて、セクターパターンを構成するセクタービットの記憶領域における位置を特定し、その位置に基づいて、セクターパターンに対応するインデクスパターンの記憶領域における位置を特定して、記憶領域におけるサーボフレームの位置を特定し、同一の記憶領域内の複数のインデクスパターンが、それぞれ同一のインデクスパターンであることを特徴としている。
【0015】
なお、複数の記憶領域のそれぞれに、固有のインデクスパターンを設定してもよく(請求項2)、又、複数の記憶領域のそれぞれに設定した固有のインデクスパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有してもよい(請求項3)。
また、インデクスビット取得部によって取得されたインデクスビットに基づいて仮インデクスパターンを取得する仮インデクスパターン取得部と、この仮インデクスパターン取得部によって取得された仮インデクスパターンとインデクスパターンとのハミング距離を算出する第1ハミング距離算出部と、この第1ハミング距離算出部によって算出されたハミング距離に基づいて、その仮インデクスパターンをインデクスパターンとして確定するインデクスパターン確定部とをそなえ、記憶領域特定部が、インデクスパターン確定部によって確定されたインデクスパターンに基づいて、記憶領域を特定してもよい(請求項4)。
【0017】
また、記憶領域におけるインデクスパターンのそれぞれに、固有のセクターパターンを設定していてもよく(請求項6)、インデクスパターンのそれぞれに設定した固有のセクターパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有してもよい(請求項7)。
さらに、セクタービット取得部によって取得されたセクタービットに基づいて仮セクターパターンを取得する仮セクターパターン取得部と、この仮セクターパターン取得部によって取得された仮セクターパターンとセクターパターンとのハミング距離を算出する第2ハミング距離算出部と、この第2ハミング距離算出部によって算出されたハミング距離に基づいて、その仮セクターパターンをセクターパターンとして確定するセクターパターン確定部とをそなえ、位置特定部が、セクターパターン確定部によって確定されたセクターパターンに基づいて、仮セクターパターンを構成する各セクタービットを格納するセクタービット格納部にかかるサーボフレームの記憶領域における位置を特定してもよい(請求項)。
【0018】
また、本発明の記憶媒体(請求項8)は、円形の記憶領域を複数そなえて構成される記憶媒体であって、記憶領域の円周方向に沿って所定間隔で配置された複数のサーボフレームにおいて、その記憶領域を特定するためのインデクスパターンの一部をインデクスビットとして格納するインデクスビット格納部と、記憶領域におけるインデクスパターンの位置を特定するためのセクターパターンの一部をセクタービットとしてインデクスビット格納部と対応させて格納するセクタービット格納部とをそなえ、複数のサーボフレームにおける各インデクスビット格納部に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列が、複数のインデクスパターンを含んでいるとともに、複数のサーボフレームにおける各セクタービット格納部に格納されたセクタービットを順次並べて形成されるセクタービット列が、セクターパターンを含んでおり、同一の記憶領域内の複数のインデクスパターンが、それぞれ同一のインデクスパターンであることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置(記憶装置)の構成を模式的に示す図である。
本磁気ディスク装置1は、複数(図1に示す例においては3つ)の磁気ディスク(記憶媒体)10(10−1,10−2,10−3)をそなえ、これらの複数の磁気ディスク10−1,10−2,10−3の中から任意の磁気ディスク10−1,10−2,10−3を選択して、種々の情報を記録したり、又、記録された情報を読み取ったりするものである。
【0021】
この磁気ディスク装置1は、例えばコンピュータシステム等における記憶装置として用いられ、磁気ディスク10−1,10−2,10−3から読み出したデータをコンピュータに送信したり、又、コンピュータから送信されたデータを磁気ディスク10−1,10−2,10−3に記録したりするようになっている。
本磁気ディスク装置1は、図1に示すように、磁気ディスク10(10−1,10−2,10−3),磁気ヘッド(インデクスビット取得部,セクタービット取得部)31(31a,31b,31c,31d,31e,31f),アクチュエータ30および制御部20をそなえて構成されている。
【0022】
磁気ディスク10−1,10−2,10−3は、それぞれ各中心部(回転中心)において、スピンドルモータ50(図10参照)のスピンドル14に所定間隔で固定されており、このスピンドルモータ50を回転駆動することにより、各磁気ディスク10−1,10−2,10−3がスピンドル14を中心として回転するようになっている。又、各磁気ディスク10−1〜10−3はほぼ同様の構成をそなえている。
【0023】
なお、以下、磁気ディスクを示す符号としては、複数の磁気ディスクのうち1つを特定する必要があるときには符号10−1〜10−3を用いるが、任意の磁気ディスクを指すときには符号10を用いる。
磁気ディスク10は、その両面に磁性体からなる記録層が形成された円盤(プラッタ)として形成されており、以下、磁気ディスク10の表面(円形面)を記憶領域15と称する。本磁気ディスク装置1においては、磁気ディスク10−1は記憶領域15a,15bをそなえており、磁気ディスク10−2は記憶領域15c,15dをそなえている。又、磁気ディスク10−3は記憶領域15e,15fをそなえている。
【0024】
また、以下、磁気ディスク10の記憶領域を示す符号としては、複数の記憶領域のうち1つを特定する必要があるときには符号15a,15b,15c,15d,15e,15fを用いるが、任意の記憶領域を指すときには符号15を用いる。
本磁気ディスク装置1においては、磁気ディスク10の表面(記憶領域15)に記録された情報を、磁気ヘッド31(詳細は後述)によって読み取ったり、又、記憶領域15に書き込んだりするようになっている。
【0025】
図2(a)は本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置1にそなえられる磁気ディスク10の構成を模式的に示す平面図、図2(b)はそのインデクスビット列の取得方法を説明するための図、図2(c)はそのセクタービット列の取得手法を説明するための図である。
磁気ディスク(記憶媒体)10には、図2(a)に示すように、円周方向において所定間隔で複数のサーボフレーム11が離散的に形成されている。これらのサーボフレーム11は、それぞれサーボ領域の開始を示すサーボマーク(図2(a)では図示省略;図9参照),インデクスビット格納部12およびセクタービット格納部13をそなえて構成されている。インデクスビット格納部12は、インデクスパターンの一部をインデクスビットとして格納するものであり、セクタービット格納部13はセクターパターンの一部をセクタービットとして格納するものである。
【0026】
インデクスパターンは、記憶領域を特定するための情報であって、本磁気ディスク装置1においては、記憶領域15毎に異なるインデクスパターンが予め設定されている。
図3は本発明の磁気ディスク装置1において用いられるインデクスパターンの例を示す図であり、8種類のインデクスパターンを示している。又、図3に示す各インデクスパターンはそれぞれ16ビットの情報として形成されている。
【0027】
そして、本磁気ディスク装置1においては、磁気ディスク10の各記憶領域15に、それぞれ、この図3に示したインデクスパターンのいずれか1つが設定されているのである。なお、以下、図3に示す8種類のインデクスパターンを識別するために、それぞれ番号1〜8(インデクスパターン番号)を付して示す場合がある。具体的には、インデクスパターン“0000010110111000”をインデクスパターン1、インデクスパターン“0000011100110110”をインデクスパターン2、インデクスパターン“0000011101011000”をインデクスパターン3、インデクスパターン“0000100111101000”をインデクスパターン4、インデクスパターン“0000110010101111”をインデクスパターン5、インデクスパターン“0001011001001110”をインデクスパターン6、インデクスパターン“0001111001010100”をインデクスパターン7、インデクスパターン“0001111100110101”をインデクスパターン8と、それぞれ称する場合がある。
【0028】
記憶領域15における各サーボフレーム11のインデクスビット格納部12には、それぞれ、その記憶領域15に固有に設定されたインデクスパターンの一部(本実施形態においては1ビット)が格納されるようになっている。
具体的には、図2(b)に示すように、記憶領域15において、その先頭となるサーボフレーム11(インデクスフレーム)から順番に、その進行方向に連続する複数のサーボフレーム11の各インデクスビット格納部12に格納される各インデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列を形成すると、このインデクスビット列には、同一のインデクスパターンが繰り返し出現するようになっている。
【0029】
なお、以下、便宜上、サーボフレーム11に形成されたインデクスビット格納部12に格納されたインデクスビットのことを、単に、サーボフレーム11に格納されたインデクスビットと称する場合もある。又、以下、各記憶領域15に対して予め設定された固有のインデクスパターンをオリジナルインデクスパターンと称する場合もある。
【0030】
また、同一の記憶領域15上において繰り返し出現するインデクスパターンについて、インデクスパターンと次のインデクスパターンとの間に、所定のパターン(以下、隙間パターンという)を形成することが望ましい。この隙間パターンの例としては、例えば所定数の“0”を連続させたもの等が挙げられる。
図4は本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置1における、特定の記憶領域15におけるインデクスビット列の例を示す図であって、記憶領域15に156個のサーボフレーム11(SF0〜155)が形成されている場合について示しており、サーボフレームSF0〜155に形成されたインデクスビット格納部12に格納されたインデクスビットを順番に並べて示している。
【0031】
また、この図4に示す例においては、記憶領域15に対して、インデクスパターン1“0000010110111000”が設定されているものとする。なお、この図4中に示されていないサーボフレームSF16,17,34,35,52,53,70,87,104,121,138,155に格納された各インデクスビットは、それぞれ隙間パターンを構成するようになっており、例えば、それぞれに“0”が格納されるようになっている。
【0032】
また、例えば、サーボフレームSF0,1,2,3,4,6,9,13,14,15の各インデクスビット格納部12には、それぞれインデクスビット“0”が格納されており、サーボフレームSF5,7,8,10,11,12の各インデクスビット格納部12には、それぞれインデクスビット“1”が格納されている。又、インデクスビットSF16,17の各インデクスビット格納部12には隙間パターンを構成するようになっており、それぞれ“0”が格納されている。
【0033】
そして、サーボフレームSF0〜15に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されたインデクスビット列は、インデクスパターン1を形成しており、同様にして、サーボフレームSF18〜33,36〜51,54〜69,71〜86,88〜103,105〜120,122〜137,139〜154に格納されたインデクスビットをそれぞれ順次並べて形成された各インデクスビット列もインデクスパターン1をそれぞれ形成している。
【0034】
すなわち、複数のサーボフレーム11における各インデクスビット格納部12に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列が、複数のインデクスパターン1を含んでいるのである。
また、本磁気ディスク装置1において用いられるインデクスパターンは、(1)インデクスパターンと、そのインデクスパターンと同一のインデクスパターンを1ビット以上ずらして形成したパターンとの間において、所定値(本実施形態においては6)以上のハミング距離を有しており、更に、(2)インデクスパターンと他のインデクスパターンとの間においても、所定値(本実施形態においては4以上)のハミング距離を有している。なお、ハミング距離(シグナル距離)とは、同じ語長(ビット数)を有する2つの2進数について、対応する各桁を比較した場合の異なっている桁数である。
【0035】
図5は本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置1において用いられるインデクスパターン1について、そのインデクスパターン1と同一のインデクスパターン1を1ビット以上ずらして(シフトして)形成したパターンとの間のハミング距離を示す図である。
この図5に示すように、例えば、インデクスパターン1“0000010110111000”と、このインデクスパターン1を1ビット右側へシフトすることによって形成されたパターン“0000001011011100”とのハミング距離は6である。以下、同様にして、インデクスパターン1と、このインデクスパターン1を2ビット〜15ビット右側へシフトして形成された各パターンとのハミング距離は6〜12である。
【0036】
すなわち、このインデクスパターン1においては、そのインデクスパターン1とそのインデクスパターン1を1ビット以上シフトして形成した各パターンとの間において、6以上のハミング距離を有していることがわかる。なお、明示しないが、図3に示す他のいずれのインデクスパターン2〜8についても、各インデクスパターン2〜8と、それらと同一のインデクスパターン2〜8を1ビット以上シフトして形成した各パターンとの間において、それぞれ6以上のハミング距離を有している。
【0037】
図6は本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置1において用いられるインデクスパターン同士のハミング距離の例を示す図であり、図3に示した各インデクスパターン1〜8の間における、任意のインデクスパターンとその他のインデクスパターンとの間のハミング距離を示すものである。なお、この図6中においては、M,Nはそれぞれインデクスパターン番号を示している。
【0038】
この図6に示すように、図3に示した各インデクスパターンは、それぞれ他のインデクスパターンとの間において4以上のハミング距離を有しているのである。
セクターパターンは、記憶領域15におけるインデクスパターンの位置を特定するための情報であって、本磁気ディスク装置1においては、記憶領域15に設けられたインデクスパターン毎に異なるセクターパターンが予め設定されている。
【0039】
図7は本発明の磁気ディスク装置1において用いられるセクターパターンの例を示す図であり、32種類のセクターパターンを示している。又、図7に示す各セクターパターンはそれぞれ16ビットの情報として形成されている。なお、以下、図7に示す32種類のセクターパターンを識別するために、それぞれ番号1〜32(セクターパターン番号)を付して、セクターパターン1,セクターパターン2,・・・セクターパターン32のように示す場合がある。
【0040】
そして、本磁気ディスク装置1においては、記憶領域15に形成された複数のインデクスパターンのそれぞれに対して、その先頭の(インデクスフレームから始まる)インデクスパターンから順番に、図7に示すセクターパターン1〜32が、1つつ順番に対応付けられている。
記憶領域15における各サーボフレーム11のセクタービット格納部13には、それぞれ、上述したセクターパターンの一部(本実施形態においては1ビット)が格納されるようになっている。
【0041】
そして、図2(c)に示すように、記憶領域15において、その進行方向に連続する複数のサーボフレーム11の各セクタービット格納部13に格納される各セクタービットを少なくとも16ビット以上順次並べて形成されるセクタービット列を形成すると、このセクタービット列には、図7に示したセクターパターンのいずれかが出現するようになっている。
【0042】
具体的には、前述したインデクスビット列において、インデクスパターンを構成するサーボフレーム11においては、それらのサーボフレーム11にそなえられるセクタービットを順次並べて構成されるセクタービット列が、図7に示すいずれかのセクターパターンを形成するようになっているのである。
なお、以下、便宜上、サーボフレーム11に形成されたセクタービット格納部13に格納されたセクタービットのことを、単に、サーボフレーム11に格納されたセクタービットと称する場合もある。又、以下、各インデクスパターンに対して予め設定されたセクターパターンをオリジナルセクターパターンと称する場合もある。
【0043】
また、同一の記憶領域15上でのセクタービット列における、セクターパターンと次のセクターパターンとの間には、上述したインデクスパターンと同様に、隣り合うインデクスパターンの間に形成した隙間パターンと同じビット数の隙間パターンを形成するようになっている。この隙間パターンの例としては、例えば所定数の“0”を連続させたもの等が挙げられる。
【0044】
図8は本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置1における、特定の記憶領域15におけるセクタービット列の例を示す図であって、サーボフレームSF0〜155に形成されたセクタービット格納部13に格納されたセクタービットを順番に並べて示している。又、この図8は図4に示したインデクスビット列に対応するものであり、この図8中におけるサーボフレームSF0〜155は、図4に示すサーボフレームSF0〜155と同じものを示している。
【0045】
なお、この図8中に示されていないサーボフレームSF16,17,34,35,52,53,70,87,104,121,138,155に格納された各セクタービットは、それぞれ隙間パターンを構成するようになっており、例えば、それぞれに“0”が格納されるようになっている。
この図8に示す例においては、例えば、サーボフレームSF0,1,2,3,11,12,13,14の各セクタービット格納部13には、それぞれインデクスビット“0”が格納されており、サーボフレームSF4,5,6,7,8,9,10,15の各セクタービット格納部13には、それぞれインデクスビット“1”が格納されている。
【0046】
すなわち、サーボフレームSF0〜15に格納されたセクタービットを順次並べて形成されたセクタービット列は、セクターパターン“0000111111100001(セクターパターン1)”を形成している。同様にして、サーボフレームSF18〜33に格納されたセクタービットを順次並べて形成されたセクタービット列は、セクターパターン“0111111100000010(セクターパターン2)”を形成しており、サーボフレームSF36〜51に格納されたセクタービットを順次並べて形成されたセクタービット列は、セクターパターン“0111000011100011(セクターパターン3)”を形成している。
【0047】
また、サーボフレームSF54〜69に格納されたセクタービットを順次並べて形成されたセクタービット列は、セクターパターン“1011110011000100(セクターパターン4)”を形成しており、サーボフレームSF71〜86に格納されたセクタービットを順次並べて形成されたセクタービット列は、セクターパターン“1011001100100101(セクターパターン5)”を形成している。
【0048】
さらに、サーボフレームSF88〜103に格納されたセクタービットを順次並べて形成されたセクタービット列は、セクターパターン“1100001111000110(セクターパターン6)”を形成しており、サーボフレームSF105〜120に格納されたセクタービットを順次並べて形成されたセクタービット列は、セクターパターン“1100110000100111(セクターパターン7)”を形成している。
【0049】
また、サーボフレームSF122〜137に格納されたセクタービットを順次並べて形成されたセクタービット列は、セクターパターン“1101101010101000(セクターパターン8)”を形成しており、サーボフレームSF139〜154に格納されたセクタービットを順次並べて形成されたセクタービット列は、セクターパターン“1101010101001001(セクターパターン9)”を形成している。
【0050】
すなわち、記憶領域15においては、サーボフレームSF0〜15に格納されたインデクスビットによって形成されるインデクスパターン(先頭のインデクスパターン)に、セクターパターン1が対応付けられている。同様に、サーボフレームSF18〜33に格納されたインデクスビットによって形成されるインデクスパターンに、セクターパターン2が対応付けられており、サーボフレームSF36〜51に格納されたインデクスビットによって形成されるインデクスパターンに、セクターパターン3が対応付けられている。
【0051】
また、サーボフレームSF54〜69に格納されたインデクスビットによって形成されるインデクスパターンに、セクターパターン4が対応付けられており、サーボフレームSF71〜86に格納されたインデクスビットによって形成されるインデクスパターンに、セクターパターン5が対応付けられている。
さらに、サーボフレームSF88〜103に格納されたインデクスビットによって形成されるインデクスパターンに、セクターパターン6が対応付けられており、サーボフレームSF105〜120に格納されたインデクスビットによって形成されるインデクスパターンに、セクターパターン7が対応付けられている。
【0052】
また、サーボフレームSF122〜137に格納されたインデクスビットによって形成されるインデクスパターンに、セクターパターン8が対応付けられており、サーボフレームSF139〜154に格納されたインデクスビットによって形成されるインデクスパターンに、セクターパターン9が対応付けられている。
さらに、図7に示したセクターパターンは、その下位ビットによって異なる2進数の値をそれぞれ表わすようになっており、図8に示したセクターパターン1〜9も、それぞれ各下位ビットによって2進数の値00001〜01001、すなわち、10進数の値1〜9を表わしている。そして、これらの下位ビットの値が、記憶領域15において先頭から何番目のセクターパターンであるかを示している。なお、以下、このセクターパターンの下位ビットによって表わされる番号をセクター番号という場合もある。
【0053】
すなわち、本磁気ディスク装置1においては、セクターパターンの下位ビットにより、記憶領域15において先頭から何番目のセクターパターンであるかを容易に知ることができ、これにより、そのセクターパターンが対応するインデクスパターンが、先頭から何番目のインデクスパターンであるかを知ることができるようになっている。従って、これらのインデクスパターンを構成するインデクスビットや、セクターパターンを構成するセクタービットが格納されたサーボフレーム11の記憶領域15上における位置を確認することができるのである。
【0054】
磁気ヘッド(インデクスビット取得部,セクタービット取得部)31(31a,31b,31c,31d,31e,31f)は、磁気ディスク10に記録された種々のデータを読み取ったり、磁気ディスク10に種々の情報を書き込んだりするものであり、アクチュエータ30によって磁気ディスク10の半径方向に移動可能に構成されている。
【0055】
本実施形態においては、磁気ヘッド31aが記憶領域15aに対してデータの書き込みおよび読み出しを行なうようになっており、同様に、磁気ヘッド31bが記憶領域15bに対して、磁気ヘッド31cが記憶領域15cに対して、磁気ヘッド31dが記憶領域15dに対して、磁気ヘッド31eが記憶領域15eに対して、磁気ヘッド31fが記憶領域15fに対して、それぞれ、データの書き込みおよび読み出しを行なうようになっている。なお、以下、磁気ヘッドを示す符号としては、複数の磁気ヘッドのうち1つを特定する必要があるときには符号31a〜31fを用いるが、任意の磁気ヘッドを指すときには符号31を用いる。
【0056】
そして、本磁気ディスク装置1においては、磁気ヘッド31が、磁気ディスク10のサーボフレーム11にそなえられたインデクスビット格納部12からインデクスビットを順次取得するインデクスビット取得部として機能するとともに、磁気ディスク10のサーボフレーム11にそなえられたセクタービット格納部1からセクタービットを順次取得するセクタービット取得部として機能するようになっている。
【0057】
図9は本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置1において磁気ディスク10のサーボフレーム付近を磁気ヘッド31によって読み取った例を示す図である。この図9に示す例においては、サーボマーク(Servo Mark)の後に、インデクスビット格納部12(インデクスビット:Index)とセクタービット格納部13(セクタービット:Sector)とを確認することができる。
アクチュエータ30は、磁気ヘッド31を磁気ディスク10の半径方向に移動させるものであり、例えば、磁気ヘッド31の位置決めに用いるVCM(Voice Coil Motor)(図示省略)等をそなえて構成されている。
【0058】
制御部20は、本磁気ディスク装置1における種々の処理を制御するものであって、磁気ヘッド31の切り換え制御や、磁気ディスク10に対する磁気ヘッド31の位置決め制御、磁気ヘッド31によるデータの書き込み/読み取りの制御等を行なうようになっている。
具体的には、制御部20は、VCMを制御することにより磁気ヘッド31の位置決め制御を行なっており、スピンドルモータ50(図10参照)を制御することにより、磁気ディスク10の回転を制御している。又、制御部20は、HDIC(Head IC)44(図10参照)を制御することによって、磁気ヘッド31によるデータの書き込み/読み出しを制御するようになっており、制御部20は、これらの制御により、所定の磁気ヘッド31によって所定の磁気ディスク10の面(記憶領域15)に対してアクセスし、データの書き込みや読み出しを行なうようになっている。
【0059】
制御部20は、図1に示すように、記憶領域特定部21,仮インデクスパターン取得部22,第1ハミング距離算出部23,インデクスパターン確定部24,位置特定部25,仮セクターパターン取得部26,第2ハミング距離算出部27およびセクターパターン確定部28をそなえて構成されている。
仮インデクスパターン取得部22は、磁気ヘッド31によって取得されたインデクスビットに基づいて仮インデクスパターンを取得するものであり、記憶領域15のサーボフレーム11から磁気ヘッド31によって順次取得されたインデクスビットを、図示しないメモリ空間上等に、その取得した順番で並べることにより、インデクスビット列を形成するようになっている。
【0060】
そして、仮インデクスパターン取得部22は、このインデクスビット列が所定ビット数(インデクスパターンと同じビット数;本実施形態においては16ビット)になった時に、そのインデクスビット列(以下、磁気ヘッド31によって実際に取得されたインデクスビットによって構成されるインデクスビット列のことを仮インデクスビット列という場合もある)を仮インデクスパターンと認定するようになっている。
【0061】
第1ハミング距離算出部23は、仮インデクスパターン取得部22によって取得された仮インデクスパターンと予め各記憶領域15に設定されたインデクスパターン(オリジナルインデクスパターン)とのハミング距離を算出するものである。
本磁気ディスク装置1においては、制御部20は、記憶領域15にアクセスしている磁気ヘッド31(すなわち、磁気ヘッド31がアクセスしている記憶領域15)を管理しており、これにより、第1ハミング距離算出部23は、磁気ヘッド31がアクセスしているはずの記憶領域15を知ることができるようになっている。
【0062】
そして、第1ハミング距離算出部23は、磁気ヘッド31がアクセスしているはずの記憶領域15に設定されたオリジナルインデクスパターンを取得し、仮インデクスパターンとそのオリジナルインデクスパターンとのハミング距離を算出するようになっている。
インデクスパターン確定部24は、第1ハミング距離算出部23によって算出されたハミング距離に基づいて(本実施形態では、そのハミング距離が所定値(例えば3)以下の場合に)、その仮インデクスパターンをインデクスパターンとして確定するものである。
【0063】
記憶領域特定部21は、磁気ヘッド(インデクスビット取得部)31によって取得されたインデクスビットに基づいて記憶領域15を特定するものであり、インデクスパターン確定部24によって確定されたインデクスパターンに基づいて、記憶領域15を特定するようになっている。すなわち、記憶領域特定部21は、確定されたインデクスパターンがいずれの記憶領域15に対して設定されたものであるかを確認することにより、その記憶領域15を特定することができるのである。
【0064】
仮セクターパターン取得部26は、インデクスパターン確定部24によってインデクスパターンであると確定されたインデクスビット列に基づいて、このインデクスビット列に対応するセクタービット列、すなわち、そのインデクスビット列を構成する各インデクスビットが格納されている各サーボフレーム11に格納されているセクタービットを順次並べて形成したセクタービット列を仮セクターパターンとして取得するようになっている。
【0065】
すなわち、仮セクターパターン取得部26は、磁気ヘッド31によって取得されたセクタービットに基づいて仮セクターパターンを取得するのである。
また、仮セクターパターン取得部26は、仮セクターパターン取得部26によって取得された仮セクターパターンの下位ビットを参照して、その仮セクターパターンが記憶領域15において先頭(インデクスフレームから始まるセクターパターン)から何番目のセクターパターンであるか(セクター番号)を取得し、第2ハミング距離算出部27に通知するようになっている。
【0066】
第2ハミング距離算出部27は、仮セクターパターン取得部26によって取得された仮セクターパターンとセクターパターンとのハミング距離を算出するものである。この第2ハミング距離算出部27は、仮セクターパターンと、仮セクターパターン取得部26から通知されたセクター番号(記憶領域15における先頭からの順位)に対応するセクターパターン(以下、オリジナルセクターパターンという場合もある)とのハミング距離を算出するようになっている。
【0067】
セクターパターン確定部28は、第2ハミング距離算出部27によって算出されたハミング距離に基づいて(本実施形態では、このハミング距離が所定値(例えば4)以下の場合に)、この仮セクターパターンをセクターパターンとして確定するようになっている。
位置特定部25は、磁気ヘッド31によって取得されたセクタービットに基づいてインデクスパターンの位置を特定することにより、記憶領域15におけるサーボフレーム11の位置を特定するものであり、セクターパターン確定部28によって確定されたセクターパターンに基づいて、その仮セクターパターンを構成する各セクタービットを格納するセクタービット格納部13にかかるサーボフレーム11の記憶領域15における位置を特定するようになっている。
【0068】
図10は本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置1のハードウェア構成を模式的に示す図である。本磁気ディスク装置1は、図10に示すように、プロセッサ41,リード/ライトLSI42,サーボドライバ43,DIC44,スピンドルモータ50および記憶媒体10(10−1〜10−3)をそなえて構成されている。
【0069】
プロセッサ41は、磁気ディスク装置1における種々の処理を制御するものであり、ROM(図示省略)等に予め記録されたアプリケーション等を実行することにより、種々の処理を行なうようになっている。
サーボドライバ43はアクチュエータ30やスピンドルモータ50の制御を行なうものである。HDIC44は、磁気ヘッド31による磁気ディスク10へのデータの読み出し/書き込みを制御するものであり、リード/ライトLSI(Large Scale Integration)48は、HDIC44によるデータの読み出し/書き込みの制御を行なうものである。
【0070】
そして、本磁気ディスク装置1においては、プロセッサ41等が予めROM等に記録されたプログラムを実行することにより、上述した、記憶領域特定部21,仮インデクスパターン取得部22,第1ハミング距離算出部23,インデクスパターン確定部24,位置特定部25,仮セクターパターン取得部26,第2ハミング距離算出部27およびセクターパターン確定部28として機能するようになっている。
【0071】
上述の如く構成された本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置1における磁気ヘッド31の位置決め手法を、図11に示すフローチャート(ステップA10〜A130)に従って説明する。
制御部20は、磁気ヘッド31を磁気ディスク1の記憶領域15にアクセスさせて、サーボフレーム11のインデクスビット格納部12およびセクタービット格納部13からそれぞれインデクスビットとセクタービットとを取得する(ステップA10)。制御部20(仮インデクスパターン取得部22)は、これらのインデクスビットおよびセクタービットの各ビット数がそれぞれ16ビット以上になるまで繰り返し取得する(ステップA20)。
【0072】
第1ハミング距離算出部23は、その記憶領域15に対して予め設定されているインデクスパターン(オリジナルインデクスパターン)を取得して(ステップA30)、磁気ヘッド31によって取得されたインデクスビット列(仮インデクスパターン)とオリジナルインデクスパターンとのハミング距離を算出する(ステップA40)。
【0073】
インデクスパターン確定部24は、このハミング距離が所定値(本実施形態では3)以下であるか否かを判断する(ステップA50)。ハミング距離が4以上である場合には(ステップA50のNOルート参照)、仮インデクスパターンを取得してからの時間が所定時間を経過しているか否かを判断して(ステップA120)、この所定時間が経過していない場合には(ステップA120のNOルート参照)、ステップA30に戻る。又、所定時間以上経過している場合には(ステップA120のYESルート参照)、シークエラーである旨を図示しない上位装置(例えばコンピュータ)等に通知して(ステップA130)ステップA10に戻る。
【0074】
ハミング距離が3以下である場合には(ステップA50のYESルート参照)、記憶領域特定部21は、その記憶領域15を、そのオリジナルインデクスパターンに対応する記憶領域15として認定する。又、仮セクターパターン取得部26は、その仮インデクスパターンを構成する先頭のインデクスビットが格納されていたサーボフレーム11をインデクスパターンの先頭フレームとして認定して(ステップA60)、そのインデクスパターン(インデクスビット列)に対応するセクタービット列を仮セクターパターンとする。
【0075】
次に、仮セクターパターン取得部26は、仮セクターパターン取得部26によって取得された仮セクターパターンの下位ビットに基づいて、セクター番号を判断し(ステップA70)、第2ハミング距離算出部27が、仮セクターパターンとそのセクター番号に対応するオリジナルセクターパターンとのハミング距離を算出する(ステップA80)。
【0076】
セクターパターン確定部28は、このハミング距離が所定値(本実施形態では4)以下であるか否かを判断して(ステップA90)、ハミング距離が5以上である場合には(ステップA90のNOルート参照)、記憶領域15を特定してから経過した時間が所定時間を経過しているか否かを判断して(ステップA110)、この所定時間が経過していない場合には(ステップA110のNOルート参照)、ステップA70に戻る。又、所定時間以上経過している場合には(ステップA110のYESルート参照)、ステップA130に移行する。
【0077】
また、ハミング距離が4以下である場合には(ステップA90のYESルート参照)、そのセクター番号をその仮セクターパターンに対応するセクターパターンに設定する(ステップA100)。
そして、位置特定部25は、このセクター番号に基づいて、そのセクターパターンを構成する各セクタービットを格納するサーボフレーム11の位置を特定するのである。
【0078】
このように、本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置1によれば、複数のサーボフレーム11における各インデクスビット格納部12に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列が、複数のインデクスパターンを含んでいるので、複数のサーボフレーム11における各インデクスビット格納部12に格納されたインデクスビットに基づいて、記憶領域15を高速かつ確実に特定することができる。
【0079】
そして、複数の記憶領域15のそれぞれに、固有のインデクスパターンが設定されており、複数のサーボフレーム11における各インデクスビット格納部12に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列が、複数のインデクスパターンを含んでいるので、インデクスパターンを特定することにより、そのインデクスパターンが設定された記憶領域15を容易かつ高速に特定することができる。
【0080】
すなわち、磁気ヘッド31よって順次取得されたインデクスビットに基づいて、記憶領域(ヘッド番号)15を特定することができ、記憶領域(ヘッド番号)15の確認を高速にかつ容易に行なうことができるのである。
例えば、インデクスパターンが16ビットの情報として構成されている場合には、最小で16個のサーボフレームからインデクスビットを読み取ることにより、記憶領域15を特定することができ、処理を高速化することができる。
【0081】
また、複数の記憶領域15のそれぞれに設定した固有のインデクスパターン同士が互いに所定値(本実施形態では4以上)以上のハミング距離を有しているので、インデクスパターン確定部24が、第1ハミング距離算出部23によって算出されたハミング距離に基づいて、このハミング距離が所定値以下の場合に、仮インデクスパターンをインデクスパターンとして確定することができる。すなわち、仮インデクスパターンとオリジナルインデクスパターンとの比較において、ハミング距離が所定値よりも小さい場合に、仮インデクスパターンがオリジナルインデクスパターンであることを容易に確定することができ、又、その確定されたインデクスパターンに基づいて、記憶領域15を容易に特定することができるのである。
【0082】
さらに、これにより、例えば、一部のインデクスビットの読み取りにエラーが生じた場合等、必ずしも仮インデクスパターンとオリジナルインデクスパターンとが一致しない場合においても、仮インデクスパターンがオリジナルインデクスパターンであることを確定することができるので、冗長度を持った判定を行なうことができる。又、記憶領域特定部21が、インデクスパターン確定部24によって確定されたインデクスパターンに基づいて、記憶領域15を容易に特定することができる。
【0083】
また、各サーボフレーム11に形成されたインデクスビット格納部12にインデクスパターンの一部(本実施形態では1ビット)を格納することにより、上記手法を実現することができるので、磁気ディスク10(記憶領域15)を効率良く使用することができる。
さらに、セクターパターンによって、記憶領域15におけるインデクスパターンの位置を特定することにより、記憶領域15におけるサーボフレームの位置を特定するので、記憶領域15における磁気ヘッド31の位置を高速にかつ確実に特定することができる。
【0084】
また、記憶領域15におけるインデクスパターンの位置に応じて、各インデクスパターンにそれぞれ固有のセクターパターンが予め設定されているので、セクターパターンを特定することにより、そのセクターパターンに対応するインデクスパターンの位置、すなわち、このインデクスパターンを構成するインデクスビットを格納する各サーボフレーム11の位置を容易にかつ高速に特定することができ、これにより、記憶領域15における磁気ヘッド31の位置を高速にかつ確実に特定することができる。
【0085】
さらに、各サーボフレーム11に形成されたセクタービット格納部13にセクターパターンの一部(本実施形態では1ビット)を格納することにより、上記手法を実現することができるので、これによっても、磁気ディスク10(記憶領域15)を効率良く使用することができる。
また、インデクスパターンのそれぞれに設定した固有のセクターパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有しているので、セクターパターン確定部28が、第2ハミング距離算出部27によって算出されたハミング距離に基づいて、このハミング距離が所定値以下の場合に、仮セクターパターンをセクターパターンとして確定することができる。すなわち、仮セクターパターンとオリジナルセクターパターンとの比較において、ハミング距離が所定値よりも小さい場合に、仮セクターパターンがオリジナルセクターパターンであることを容易に確定することができ、又、その確定されたセクターパターンに基づいて、その仮セクターパターンを構成する各セクタービットを格納するセクタービット格納部13にかかるサーボフレーム11の記憶領域15における位置を容易に特定することができ、これにより、記憶領域15における磁気ヘッド31の位置を高速にかつ確実に特定することができるのである。
【0086】
さらに、これにより、例えば、一部のインデクスビットの読み取りにエラーが生じた場合等、必ずしも仮セクターパターンとオリジナルセクターパターンとが一致しない場合においても、仮セクターパターンがオリジナルセクターパターンであることを確定することができるので、冗長度を持った判定を行なうことができる。
【0087】
また、位置特定部25が、セクターパターン確定部28によって確定されたセクターパターンに基づいて、仮セクターパターンを構成する各セクタービットを格納するセクタービット格納部13にかかるサーボフレーム11の記憶領域15における位置を特定するので、記憶領域15におけるサーボフレームの位置を容易に特定することができ、これにより、記憶領域15における磁気ヘッド31位置を高速にかつ確実に特定することができる。
【0088】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態においては、磁気ディスク装置1は3つの磁気ディスク10―1,10−2,10−3をそなえているが、これに限定されるものではなく、2枚以下もしくは4枚以上の磁気ディスクをそなえてもよい。
【0089】
また、上述した実施形態においては、磁気ディスク10の両面に記憶領域15を形成しているが、これに限定されるものではなく、磁気ディスク10の一方の面にのみ記憶領域を形成してもよい。
さらに、上述した実施形態においては。隙間パターンとして、“0”を2ビット分並べて形成したものが用いられているが、これに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0090】
また、上述した実施形態においては、仮インデクスパターン取得部22が、インデクスビット格納部12から取得したインデクスビットを、その取得した順番で並べ、そのインデクスビット列が所定ビット数になった時に、そのインデクスビット列を仮インデクスパターンと認定するようになっているが、それに限定されるものではなく、仮インデクスビット列とその記憶領域15に対応するインデクスパターンとのハミング距離に基づいて仮インデクスパターンを取得してもよい。すなわち、本磁気ディスク装置1において用いられるインデクスパターンは、前述したように、そのインデクスパターンと同一のインデクスパターンを1ビット以上ずらして形成したパターンとの間において、所定値(本実施形態においては6)以上のハミング距離を有している。
【0091】
従って、磁気ヘッド31によってインデクスビットを取得する度に、その時点における仮インデクスビット列とその記憶領域15に対して予め設定された(対応する)インデクスパターンとのハミング距離を算出して、そのハミング距離が例えば4以下の場合に、そのインデクスビット列を仮インデクスパターンとして認定してもよい。
【0092】
さらに、上述した実施形態においては、第1ハミング距離算出部23は、磁気ヘッド31がアクセスしているはずの記憶領域15に設定されたオリジナルインデクスパターンを取得し、仮インデクスパターンとそのオリジナルインデクスパターンとのハミング距離を算出するようになっているが、これに限定されるものではなく、仮インデクスパターンと、本磁気ディスク装置1における各記憶領域15に設定された全てのオリジナルインデクスパターンとのハミング距離を算出してもよい。これにより、複数の記憶領域15(ヘッド番号)の中から特定の記憶領域15(ヘッド番号)を高速にかつ容易に特定することができる。
【0093】
この場合、インデクスパターン確定部24は、第1ハミング距離算出部23によって算出された各ハミング距離に基づいて、例えば、そのハミング距離が最小となる仮インデクスパターンをインデクスパターンとして確定してもよい。
また、上述した実施形態においては、第2ハミング距離算出部27が、仮セクターパターンと、仮セクターパターン取得部26から通知されたセクター番号に対応するセクターパターンとのハミング距離を算出して、セクターパターン確定部28がこのハミング距離の算出結果に基づいてセクターパターンを確定しているが、これに限定されるものではなく、位置特定部25が、仮セクターパターン取得部26によって取得された仮セクターパターンの下位ビットの値から、直接その仮セクターパターンを構成する各セクタービットに関するサーボフレーム11の記憶領域15における位置を特定してもよく、これにより、装置構成を簡素化することができるとともに、処理速度を向上させることができる。
【0094】
さらに、上述した実施形態においては、図3に示したインデクスパターンを用いているが、インデクスパターンは図3に示されたものに限定されるものではなく、例えば、15ビット以内もしくは16ビット以上のインデクスパターンや、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、上述した実施形態においては、図7に示したセクターパターンのうちいずれかを用いているが、セクターパターンは図7に示されたものに限定されるものではなく、例えば、15ビット以内もしくは16ビット以上のセクターパターンや、図7に示した以外の16ビットのセクターパターンを用いてもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0095】
例えば、図12は本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置1における他のセクターパターンの例を示す図であり、この図12に示すような他のセクターパターンを用いてもよい。なお、図12に中においては、2進数で表わした各セクターパターンに対して、その値を10進数で表わした数値をそれぞれ対応付けて示している。又、図7に示した各セクターパターンは、図12に示したセクターパターンを、下位4ビットが連続する2進数の値を表わすようにそれぞれ並び替えることによって構成したものである。
【0096】
また、上述した実施形態においては、セクターパターンがその下位ビットによってセクター番号を2進数で表わすようになっているが、これに限定するものではなく、下位ビットがセクター番号を示さないセクターパターンを用いてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、制御部20が、記憶領域特定部21,仮インデクスパターン取得部22,第1ハミング距離算出部23,インデクスパターン確定部24,位置特定部25,仮セクターパターン取得部26,第2ハミング距離算出部27およびセクターパターン確定部28をそなえ、これらの各部がそれぞれ各機能を実現するための処理を行なっているがこれに限定されるものではなく、これらの各部の一部が他の処理を行なってもよい。
【0097】
なお、本発明の各実施形態が開示されていれば、当業者によって製造することが可能である。
そして、本発明の記憶装置および記憶媒体は、以下に示すように要約することができる。
(付記1) 円形の記憶領域を複数そなえて構成される記憶装置であって、
該記憶領域の円周方向に沿って所定間隔で配置された複数のサーボフレームにおいて、当該記憶領域を特定するためのインデクスパターンの一部をインデクスビットとして格納するインデクスビット格納部と、
前記複数のサーボフレームにそなえられたインデクスビット格納部から該インデクスビットを順次取得するインデクスビット取得部と、
該インデクスビット取得部によって取得された該インデクスビットに基づいて、該記憶領域を特定する記憶領域特定部とをそなえ、
前記複数のサーボフレームにおける各インデクスビット格納部に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列が、複数の該インデクスパターンを含んでいることを特徴とする、記憶装置。
【0098】
(付記2) 前記複数の記憶領域のそれぞれに、固有の該インデクスパターンが設定されていることを特徴とする、付記1記載の記憶装置。
(付記3) 前記複数の記憶領域のそれぞれに設定した固有の該インデクスパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有していることを特徴とする、付記2記載の記憶装置。
【0099】
(付記4) 該インデクスビット取得部によって取得されたインデクスビットに基づいて仮インデクスパターンを取得する仮インデクスパターン取得部と、
該仮インデクスパターン取得部によって取得された該仮インデクスパターンと該インデクスパターンとのハミング距離を算出する第1ハミング距離算出部と、
該第1ハミング距離算出部によって算出された該ハミング距離に基づいて、当該仮インデクスパターンを該インデクスパターンとして確定するインデクスパターン確定部とをそなえ、
該記憶領域特定部が、該インデクスパターン確定部によって確定された該インデクスパターンに基づいて、該記憶領域を特定することを特徴とする、付記1〜付記3のいずれか1項に記載の記憶装置。
【0100】
(付記5) 該サーボフレームにおいて、該記憶領域における該インデクスパターンの位置を特定するためのセクターパターンの一部をセクタービットとして該インデクスビット格納部と対応させて格納するセクタービット格納部と、
該セクタービット格納部から該セクタービットを順次取得するセクタービット取得部と、
該セクタービット取得部によって取得された該セクタービットに基づいて該インデクスパターンを特定することにより、該記憶領域における該サーボフレームの位置を特定する位置特定部とをそなえることを特徴とする、付記1〜付記4のいずれか1項に記載の記憶装置。
【0101】
(付記6) 該記憶領域における該インデクスパターンのそれぞれに、固有の該セクターパターンが設定されていることを特徴とする、付記5記載の記憶装置。
(付記7) 前記インデクスパターンのそれぞれに設定した固有の該セクターパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有していることを特徴とする、付記6記載の記憶装置。
【0102】
(付記8) 該セクタービット取得部によって取得されたインデクスビットに基づいて仮セクターパターンを取得する仮セクターパターン取得部と、
該仮セクターパターン取得部によって取得された該仮セクターパターンと該セクターパターンとのハミング距離を算出する第2ハミング距離算出部と、
該第2ハミング距離算出部によって算出された該ハミング距離に基づいて、当該仮セクターパターンを該セクターパターンとして確定するセクターパターン確定部とをそなえ、
該位置特定部が、該セクターパターン確定部によって確定された該セクターパターンに基づいて、該仮セクターパターンを構成する各セクタービットを格納する該セクタービット格納部にかかる該サーボフレームの該記憶領域における位置を特定することを特徴とする、付記4〜付記7のいずれか1項に記載の記憶装置。
【0103】
(付記9) 円形の記憶領域を複数そなえて構成される記憶媒体であって、
該記憶領域の円周方向に沿って所定間隔で配置された複数のサーボフレームにおいて、当該記憶領域を特定するためのインデクスパターンの一部をインデクスビットとして格納するインデクスビット格納部をそなえ、
前記複数のサーボフレームにおける各インデクスビット格納部に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列が、複数の該インデクスパターンを含んでいることを特徴とする、記憶媒体。
【0104】
(付記10) 前記複数の記憶領域のそれぞれに、固有の該インデクスパターンが設定されていることを特徴とする、付記9記載の記憶媒体。
(付記11) 前記複数の記憶領域のそれぞれに設定した固有の該インデクスパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有していることを特徴とする、付記10記載の記憶媒体。
【0105】
(付記12) 該サーボフレームにおいて、該記憶領域における該インデクスパターンの位置を特定するためのセクターパターンの一部をセクタービットとして該インデクスビット格納部と対応させて格納するセクタービット格納部をそなえ、
前記複数のサーボフレームにおける各セクタービット格納部に格納された該セクタービットを順次並べて形成されるセクタービット列が、該セクターパターンを含んでいることを特徴とする、付記9〜付記11のいずれか1項に記載の記憶媒体
【0106】
(付記13) 該記憶領域における該インデクスパターンのそれぞれに、固有の該セクターパターンが設定されていることを特徴とする、付記12記載の記憶媒体
(付記14) 前記インデクスパターンのそれぞれに設定した固有の該セクターパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有していることを特徴とする、付記13記載の記憶媒体
【0107】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の記憶装置および記憶媒体によれば、以下の効果ないし利点がある。
(1)複数のサーボフレームにおける各インデクスビット格納部に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列が、複数のインデクスパターンを含んでいるので、複数のサーボフレームにおける各インデクスビット格納部に格納されたインデクスビットに基づいて、記憶領域を高速かつ確実に特定することができる(請求項1,請求項)。
【0108】
(2)記憶領域の円周方向に沿って所定間隔で配置された複数のサーボフレームにおいて、インデクスビット格納部に、その記憶領域を特定するためのインデクスパターンの一部をインデクスビットとして格納するので、記憶領域を効率的に用いることができる(請求項1,請求項)。
(3)複数の記憶領域のそれぞれに、固有のインデクスパターンが設定されているので、インデクスパターンを特定することにより、そのインデクスパターンが設定された記憶領域を容易かつ高速に特定することができる。すなわち、インデクスビット取得部によって順次取得されたインデクスビットに基づいて、複数の記憶領域の中から特定の記憶領域を特定することができ、記憶領域の確認を高速にかつ容易に行なうことができる(請求項2)。
【0109】
(4)前記複数の記憶領域のそれぞれに設定した固有のインデクスパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有しているので、記憶領域の特定に際して、冗長度を持った判定を行なうことができる(請求項3)。
(5)仮インデクスパターンとインデクスパターンとのハミング距離に基づいて、その仮インデクスパターンをインデクスパターンとして確定することにより、仮インデクスパターンがオリジナルインデクスパターンであることを容易に確定することができ、又、その確定されたインデクスパターンに基づいて、記憶領域を容易に特定することができる(請求項4)。
【0110】
(6)セクターパターンによって、記憶領域におけるインデクスパターンの位置を特定することにより、記憶領域におけるサーボフレームの位置を特定するので、記憶領域におけるセクタービット取得部(インデクスビット取得部)の位置を高速にかつ確実に特定することができる(請求項,請求項)。
(7)記憶領域におけるインデクスパターンの位置を特定するためのセクターパターンの一部を、インデクスビット格納部と対応させてセクタービット格納部にセクタービットとして格納するので、記憶領域を効率的に用いることができる(請求項,請求項)。
【0111】
(8)記憶領域におけるインデクスパターンのそれぞれに、固有のセクターパターンが設定されているので、セクターパターンを特定することにより、そのセクターパターンに対応するインデクスパターンを特定することができ、このインデクスパターンを構成するインデクスビットを格納する各サーボフレームの位置を容易にかつ高速に特定することができ、これにより、記憶領域におけるセクタービット取得部(インデクスビット取得部)の位置を高速にかつ確実に特定することができる(請求項6)。
【0112】
(9)インデクスパターンのそれぞれに設定した固有のセクターパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有しているので、セクターパターンの確定に際して、冗長度を持った判定を行なうことができる(請求項7)。
(10)仮セクターパターンとセクターパターンとのハミング距離に基づいて、その仮セクターパターンをセクターパターンとして確定することにより、仮セクターパターンがセクターパターンであることを容易に確定することができ、又、その確定されたセクターパターンに基づいて、その仮セクターパターンを構成する各セクタービットを格納するセクタービット格納部にかかるサーボフレームの記憶領域における位置を容易に特定することができ、これにより、記憶領域におけるセクタービット取得部(インデクスビット取得部)の位置を高速にかつ確実に特定することができる(請求項)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置(記憶装置)の構成を模式的に示す図である。
【図2】(a)は本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置にそなえられる磁気ディスクの構成を模式的に示す平面図、(b)はそのインデクスビット列の取得方法を説明するための図、(c)はそのセクタービット列の取得手法を説明するための図である。
【図3】本発明の磁気ディスク装置において用いられるインデクスパターンの例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置における、特定の記憶領域におけるインデクスビット列の例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置において用いられるインデクスパターンについて、そのインデクスパターンと同一のインデクスパターンを1ビット以上ずらして形成したパターンとの間のハミング距離を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置において用いられるインデクスパターン同士のハミング距離の例を示す図である。
【図7】本発明の磁気ディスク装置において用いられるセクターパターンの例を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置における、特定の記憶領域におけるセクタービット列の例を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置において磁気ディスクのサーボフレーム付近を磁気ヘッドによって読み取った例を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置のハードウェア構成を模式的に示す図である。
【図11】本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置における磁気ヘッドの位置決め手法を説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態としての磁気ディスク装置における他のセクターパターンの例を示す図である。
【図13】従来の磁気記憶装置の構造を模式的に示す図である。
【図14】従来の磁気記憶装置にそなえられる磁気ディスクの構成を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置(記憶装置)
10,10−1,10−2,10−3 磁気ディスク(記憶媒体)
11 サーボフレーム
12 インデクスビット格納部
13 セクタービット格納部
14 スピンドル
15,15a,15b,15c,15d,15e,15f 記憶領域
20 制御部
21 記憶領域特定部
22 仮インデクスパターン取得部
23 第1ハミング距離算出部
24 インデクスパターン確定部
25 位置特定部
26 仮セクターパターン取得部
27 第2ハミング距離算出部
28 セクターパターン確定部
30 アクチュエータ
31 磁気ヘッド(インデクスビット取得部,セクタービット取得部)
41 プロセッサ(記憶領域特定部,仮インデクスパターン取得部,第1ハミング距離算出部,インデクスパターン確定部,位置特定部,仮セクターパターン取得部,第2ハミング距離算出部,セクターパターン確定部)
42 リード/ライトLSI
43 サーボドライバ
44 HDIC
50 スピンドルモータ

Claims (8)

  1. 円形の記憶領域を複数そなえて構成される記憶装置であって、
    該記憶領域の円周方向に沿って所定間隔で配置された複数のサーボフレームにおいて、当該記憶領域を特定するためのインデクスパターンの一部をインデクスビットとして格納するインデクスビット格納部と、該記憶領域における該インデクスパターンの位置を特定するためのセクターパターンの一部をセクタービットとして該インデクスビット格納部と対応させて格納するセクタービット格納部とをそなえるとともに、
    前記複数のサーボフレームにそなえられたインデクスビット格納部から該インデクスビットを順次取得するインデクスビット取得部と、
    該インデクスビット取得部によって取得された該インデクスビットに基づいて、該記憶領域を特定する記憶領域特定部と、
    該セクタービット格納部から該セクタービットを順次取得するセクタービット取得部と、
    該セクタービット取得部によって取得された該セクタービットに基づいて該記憶領域における該サーボフレームの位置を特定する位置特定部とをそなえ、
    前記複数のサーボフレームにおける各インデクスビット格納部に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列が、複数の該インデクスパターンを含んでおり、
    該位置特定部が、該セクタービット取得部によって取得された該セクタービットに基づいて、該セクターパターンを構成する該セクタービットの該記憶領域における位置を特定し、当該位置に基づいて、当該セクターパターンに対応するインデクスパターンの該記憶領域における位置を特定して、該記憶領域における該サーボフレームの位置を特定し、
    同一の該記憶領域内の前記複数の該インデクスパターンが、それぞれ同一のインデクスパターンであることを特徴とする、記憶装置。
  2. 前記複数の記憶領域のそれぞれに、固有の該インデクスパターンが設定されていることを特徴とする、請求項1記載の記憶装置。
  3. 前記複数の記憶領域のそれぞれに設定した固有の該インデクスパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有していることを特徴とする、請求項2記載の記憶装置。
  4. 該インデクスビット取得部によって取得されたインデクスビットに基づいて仮インデクスパターンを取得する仮インデクスパターン取得部と、
    該仮インデクスパターン取得部によって取得された該仮インデクスパターンと該インデクスパターンとのハミング距離を算出する第1ハミング距離算出部と、
    該第1ハミング距離算出部によって算出された該ハミング距離に基づいて、当該仮インデクスパターンを該インデクスパターンとして確定するインデクスパターン確定部とをそなえ、
    該記憶領域特定部が、該インデクスパターン確定部によって確定された該インデクスパターンに基づいて、該記憶領域を特定することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の記憶装置。
  5. 該セクタービット取得部によって取得されたセクタービットに基づいて仮セクターパターンを取得する仮セクターパターン取得部と、
    該仮セクターパターン取得部によって取得された該仮セクターパターンと該セクターパターンとのハミング距離を算出する第2ハミング距離算出部と、
    該第2ハミング距離算出部によって算出された該ハミング距離に基づいて、当該仮セクターパターンを該セクターパターンとして確定するセクターパターン確定部とをそなえ、
    該位置特定部が、該セクターパターン確定部によって確定された該セクターパターンに基づいて、該仮セクターパターンを構成する各セクタービットを格納する該セクタービット格納部にかかる該サーボフレームの該記憶領域における位置を特定することを特徴とする、請求項4記載の記憶装置。
  6. 該記憶領域における該インデクスパターンのそれぞれに、固有の該セクターパターンが設定されていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の記憶装置。
  7. 前記インデクスパターンのそれぞれに設定した固有の該セクターパターン同士が互いに所定値以上のハミング距離を有していることを特徴とする、請求項6記載の記憶装置。
  8. 円形の記憶領域を複数そなえて構成される記憶媒体であって、
    該記憶領域の円周方向に沿って所定間隔で配置された複数のサーボフレームにおいて、当該記憶領域を特定するためのインデクスパターンの一部をインデクスビットとして格納するインデクスビット格納部と、該記憶領域における該インデクスパターンの位置を特定するためのセクターパターンの一部をセクタービットとして該インデクスビット格納部と対応させて格納するセクタービット格納部とをそなえ、
    前記複数のサーボフレームにおける各インデクスビット格納部に格納されたインデクスビットを順次並べて形成されるインデクスビット列が、複数の該インデクスパターンを含んでいるとともに、前記複数のサーボフレームにおける各セクタービット格納部に格納された該セクタービットを順次並べて形成されるセクタービット列が、該セクターパターンを含んでおり、
    同一の該記憶領域内の前記複数のインデクスパターンが、それぞれ同一のインデクスパターンであることを特徴とする、記憶媒体。
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