JP4394337B2 - 内燃機関のスロットルバルブ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関への吸入空気量を制御するスロットルバルブ装置に関するもので、特に吸気通路を形成するスロットルハウジングのボア部の外壁部に一体成形した全閉ストッパ、全開ストッパの強度を確保することが可能なスロットルバルブ装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スロットルハウジングの円管状のボア部内に、内燃機関への吸入空気量を制御するスロットルバルブを開閉可能に設けたスロットルバルブ装置が知られている。そして、スロットルハウジングとしては、PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)等の耐熱性樹脂またはアルミニウムダイカスト製のスロットルハウジング(樹脂成形品または鋳造成形品)が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなスロットルバルブ装置のスロットルバルブと一体的に回転するスロットルシャフトの一端部には、スロットルシャフトをリターンスプリングの付勢力に抗して回転駆動するためのスロットルレバーが締結ねじやスクリュー等の締結具を用いて締め付け固定されている。また、スロットルハウジングのボア部の外壁面からスロットルシャフトの軸方向と平行な方向に突出するように、スロットルバルブの全開時にスロットルレバーの正転方向の回転を規制する全開ストッパが一体的に形成されている。
【0004】
また、スロットルハウジングのボア部の外壁面の、全開ストッパとは別の位置からスロットルシャフトの軸方向と平行な方向に突出するように、スロットルバルブの全閉時にスロットルレバーの逆転方向の回転を規制する全閉ストッパが一体的に形成されている。なお、全閉ストッパには、スロットルバルブの全閉位置を調節するためのタッピングスクリューが設けられている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−132061号公報(第3−5頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のスロットルバルブ装置においては、スロットルハウジングのボア部の外壁面から突出するように、全開ストッパおよび全閉ストッパを各々別々の位置に設けているが、スロットルバルブの全開時およびスロットルバルブの全閉時に、スロットルレバーから全開ストッパおよび全閉ストッパに過大な荷重(応力)が加わる。このため、全開ストッパおよび全閉ストッパの各々を、スロットルレバーからの荷重に対して充分な強度を確保することが可能な形状にする必要があるので、全開ストッパおよび全閉ストッパが大型化し、材料費のコストが上昇するという問題が生じている。
【0007】
また、スロットルハウジングのボア部、全開ストッパおよび全閉ストッパを樹脂成形品または鋳造成形品で一体的に形成した場合、全開ストッパおよび全閉ストッパのボス形状を均一な肉厚としないと、全開ストッパおよび全閉ストッパに脆弱な箇所ができたり、また、ボイド(気泡)やブローホール(気泡巣)が発生したり、また、溶融状態の樹脂または溶湯が全開ストッパおよび全閉ストッパの隅々まで行き渡らず湯回り不良が生じたりして、著しく全開ストッパおよび全閉ストッパの強度を低下させてしまう可能性がある。これにより、スロットルハウジングの品質が低下し、全開ストッパおよび全閉ストッパとしての機能および耐久性に影響を及ぼすという問題が生じている。
【0008】
【発明の目的】
本発明の目的は、スロットルハウジングの全開ストッパおよび全閉ストッパの形状を小型化しながらも、全開ストッパおよび全閉ストッパの強度を充分に確保することで、材料費のコストを大幅に低減することができ、且つスロットルハウジングの品質を向上することのできる内燃機関のスロットルバルブ装置を提供することにある。また、全開ストッパおよび全閉ストッパとしての機能の低下を防止することができ、且つ全開ストッパおよび全閉ストッパの耐久性を長寿命化することのできる内燃機関のスロットルバルブ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、スロットルハウジングに、スロットルバルブを開閉可能に収容するボア部よりも外側に略円弧状の突出壁を設け、また、その突出壁の外周面より半径方向の外方側に突出する突起部を設けている。そして、その突起部を、スロットルバルブの全開時に回転体の正転方向の回転を規制する全開ストッパ、およびスロットルバルブの全閉時に回転体の逆転方向の回転を規制する全閉ストッパを共用化(一体化)した一体ボス形状とする。また、全開ストッパと全閉ストッパとは一体化するように連結されている。これにより、全開ストッパが回転体からの荷重を受けた際に、全閉ストッパにも回転体からの荷重(応力)を分担させることができ、且つ全閉ストッパが回転体からの荷重を受けた際に、全開ストッパにも回転体からの荷重(応力)を分担させることができるので、全開ストッパおよび全閉ストッパの各々が互いの強度を補填することができる。それによって、全開ストッパおよび全閉ストッパの各々で強度を確保する形状となるように大型化させる必要はなく、全開ストッパおよび全閉ストッパを小型化でき、材料費のコストを大幅に低減することができる。
さらに、全開ストッパおよび全閉ストッパを補強する補強リブ部を、少なくとも全開ストッパまたは全閉ストッパが回転体から荷重を受ける方向と略同一方向に配置したことにより、強度上必要な断面係数を容易に得ることができるので、一体ボス形状の突起部(補強リブ部、全開ストッパ、全閉ストッパ)の小型化を図ることができる。
また、スロットルハウジングは、樹脂材または金属材で一体的に形成された樹脂成形品または鋳造成形品である。例えば耐熱性樹脂またはアルミニウムダイカスト製のスロットルハウジングである。そして、スロットルハウジングのうち少なくとも突出壁および一体ボス形状の突起部(全開ストッパ、全閉ストッパおよび補強リブ部)を、略均一な肉厚で設けたことにより、突出壁および突起部に脆弱な箇所ができることはなく、全開ストッパおよび全閉ストッパの強度を飛躍的に向上することができる。これにより、スロットルハウジングの品質、特に全開ストッパおよび全閉ストッパの品質を向上することができるので、全開ストッパおよび全閉ストッパとしての機能の低下を防止でき、且つ全開ストッパおよび全閉ストッパの耐久性を向上することができる。
【0015】
請求項に記載の発明によれば、回転体として、スロットルバルブと一体的に回転するスロットルシャフトの一端部に締め付け固定されたスロットルレバーまたはバルブギヤ、あるいはそのスロットルシャフトの一端部に一体的に形成されたスロットルレバーまたはバルブギヤを用いても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態の構成]
図1ないし図4は本発明の第1実施形態を示したもので、図1ないし図3はスロットルバルブ装置を示した図で、図4はスロットルハウジングのボア部構造を示した図である。
【0017】
本実施形態のスロットルバルブ装置は、自動車のアクセルペダル(図示せず)の踏み加減に基づいて内燃機関(以下エンジンと呼ぶ)に流入する吸入空気量を制御することで、エンジンの回転速度をコントロールするものである。このスロットルバルブ装置は、エンジンの吸入空気量を制御するスロットルバルブ1と、このスロットルバルブ1と一体的に回転するスロットルバルブシャフト(以下シャフトと略す)2と、スロットルバルブ1およびそのシャフト2を回転駆動するためのスロットルレバー(本発明の回転体に相当する)3と、スロットルバルブ1およびそのシャフト2を開閉可能に収容保持するための円管形状のボア部4を有するスロットルハウジング(スロットルボディ)5とを備えている。
【0018】
スロットルバルブ1は、金属材または樹脂材により円板形状に形成されて、エンジンに吸入される吸入空気量を制御するバタフライ形の回転弁で、シャフト2に形成されたバルブ挿入孔(図示せず)内に差し込まれた状態で、シャフト2に固定ねじ等の締結具11を用いて締め付け固定されている。また、シャフト2は、スラストベアリング、ドライベアリングまたはボールベアリングという軸受構造によりスロットルハウジング5の軸受部(図示せず)またはシャフト貫通孔(図示せず)内に回転自在に支持されており、金属材または樹脂材により丸棒形状に形成されている。
【0019】
スロットルレバー3は、金属材または樹脂材により形成されて、固定用ボルトやワッシャ等の締結具12を用いてシャフト2の一端部(図示右端部)に締め付け固定されている。そして、スロットルレバー3の略V字状部13には、アクセルペダルに連動するワイヤーケーブル(図示せず)が取り付けられている。また、スロットルレバー3のボア部4側の側壁面には、後記する全開ストッパ33または全閉ストッパ35に当接するボス形状のレバー全開ストッパ部43およびボス形状のレバー全閉ストッパ部45が一体的に形成されている。なお、スロットルレバー3の両側壁面には、多数の補強リブ部41、42および肉盗み部44、46が一体的に形成されている。
【0020】
そして、スロットルレバー3の図示左端面とスロットルハウジング5の図示右端面との間には、エンジンがアイドル回転速度の時に、スロットルバルブ1、シャフト2およびスロットルレバー3を初期位置に戻すためのコイル状のリターンスプリング(バルブ付勢手段)6が装着されている。そのリターンスプリング6の一端はスロットルレバー3の外周側に保持され、リターンスプリング6の他端はスロットルハウジング5のボア部4の外壁面に保持されている。
【0021】
スロットルハウジング5は、耐熱性樹脂材により一体成形された樹脂成形品であり、スロットルバルブ1およびそのシャフト2を保持する装置である。このスロットルハウジング5のボア部4の吸入空気の流れ方向の下流側端部には、エンジンのインテークマニホールド(図示せず)の結合端面に、図示しないボルト、ナットや取付金具等の締結具を用いて気密的に締め付け固定される取付フランジ部15が一体成形されている。
【0022】
また、スロットルハウジング5のボア部4よりも図示左側の外側には、スロットルバルブ1およびそのシャフト2の回転角度を検出するスロットルポジションセンサ7のロータ等の構成部品を収容する容器形状のセンサ収容部16が一体的に設けられている。そのセンサ収容部16には、その開口側を閉塞すると共に、スロットルポジションセンサ7の検出素子および外部接続端子(ターミナル)を保持固定するセンサカバー(センサ本体)17がボルト、締結ねじやタッピングスクリュー等の締結具を用いて取り付けられている。
【0023】
スロットルポジションセンサ7は、シャフト2の他端部(図示左端部)に取り付けられて、シャフト2の図示左端部に固定されたロータ(図示せず)、このロータの内周側に取り付けられて、ロータと一体的に回転する磁界発生源である永久磁石(図示せず)、およびこの永久磁石に対向配置されて、永久磁石の磁力を受けてスロットルバルブ1の回転角度(開度)を検出する検出素子(ホール素子または磁気抵抗素子)等から構成されている。そして、スロットルポジションセンサ7は、エンジンへの吸気通路内におけるスロットルバルブ1およびそのシャフト2の開度を検出して、電気信号(スロットル開度信号)に変換した後に、エンジン制御装置(ECU)に送る。そのECUは、そのスロットル開度信号によってアクセルペダルがどの程度踏み込まれているかを判定して、エンジンへどれだけ燃料を噴射するかを判断する情報の1つとする。
【0024】
また、スロットルハウジング5のボア部4は、円管形状のボア外管21内に円管形状のボア内管22を配置した二重管構造に形成されており、ボア外管21は、図4(a)、(b)に示したように、エアクリーナ(図示せず)から吸気管(図示せず)を介して吸入空気を吸い込むための空気入口部(吸気通路)、およびエンジンのサージタンクまたはインテークマニホールドに吸入空気を流入させるための空気出口部(吸気通路)を有し、吸入空気の流れ方向に渡って略同一の内径および外径となるように耐熱性樹脂材で一体成形されている。
【0025】
なお、ボア内管22内には、エンジンへの吸入空気が流れる吸気通路20が形成されており、その中央部にスロットルバルブ1およびそのシャフト2が回転自在に組み込まれている。そして、ボア外管21とボア内管22との間の環状空間がそのほぼ中央(スロットルバルブ1のシャフト2の軸心部の径方向)で全周に渡って隔壁23で仕切られている。そして、隔壁23よりも上流側の環状空間は、吸気管の内周面を伝わって流入する水分を塞き止めるための塞き止め凹部(水分トラップ溝)24とされている。また、隔壁23よりも下流側の環状空間は、インテークマニホールドの内周面を伝わって流入する水分を塞き止めるための塞き止め凹部(水分トラップ溝)25とされている。
【0026】
そして、ボア外管21の図示上壁部の外周部には、内部にバイパス通路を有するバイパス通路形成部26が一体的に取り付けられている。バイパス通路は、スロットルバルブ1を迂回する空気流路である。また、バイパス通路には、ステッピングモータ27で駆動されるアイドル回転速度制御弁(アイドルスピード・コントロール・バルブ:以下ISCバルブと言う)9が装着されている。このISCバルブ9は、スロットルバルブ1を迂回するバイパス通路を流れる空気量を調整してエンジンのアイドル回転速度を制御するものである。なお、ボア外管21の図示上壁部(天地方向の天側の壁部)に、ブローバイガス還元装置(PCV)の出口孔または蒸散防止装置のパージ用チューブが取り付けられていても良い。
【0027】
また、スロットルハウジング5のボア部4よりも図示右側の外側には、シャフト2の一端部(ボア部4の外壁面よりも図示右側に突出した端部)を部分的に覆う略円弧状の突出壁31、およびこの突出壁31の外周面より半径方向の外方側に突出する一体ボス形状の突起部(ボス部)32が耐熱性樹脂材で一体成形されている。
【0028】
本実施形態の突起部32は、スロットルバルブ1が全開した際にスロットルレバー3のレバー全開ストッパ部43が当接する全開ストッパ33、この全開ストッパ33を補強する補強リブ部34、スロットルバルブ1が全閉した際にスロットルレバー3のレバー全閉ストッパ部45が当接する全閉ストッパ35、およびこの全閉ストッパ35を補強する補強リブ部36等から構成されている。
【0029】
全開ストッパ33は、スロットルバルブ1が全開した際に、スロットルレバー3のレバー全開ストッパ部43が当接することで、スロットルレバー3の正転方向のそれ以上の回転を規制して、スロットルバルブ1およびそのシャフト2を全開位置で止める機能を有している。また、全閉ストッパ35は、スロットルバルブ1が全閉した際に、スロットルレバー3のレバー全閉ストッパ部45が当接することで、スロットルレバー3の逆転方向のそれ以上の回転を規制して、スロットルバルブ1およびそのシャフト2を全閉位置で止める機能を有している。なお、全閉ストッパ35には、スロットルバルブ1の全閉位置を調節するためのタッピングスクリュー37が締め付けられている。
【0030】
補強リブ部34、36は、全開ストッパ33または全閉ストッパ35がスロットルレバー3から荷重(応力)を受ける方向と略同一方向(矢印A方向、矢印B方向)に延長されており、全開ストッパ33と全閉ストッパ35とを一体化するように連結している。また、本実施形態のスロットルハウジング5は、少なくとも突出壁31、全開ストッパ33、補強リブ部34、全閉ストッパ35および補強リブ部36は、脆弱な箇所ができたり、また、ボイド(気泡)やブローホール(気泡巣)が発生したり、また、スロットルハウジング5の樹脂成形時または鋳造成形時に、溶融状態の樹脂または溶湯が突出壁31、全開ストッパ33、補強リブ部34、全閉ストッパ35および補強リブ部36の隅々まで行き渡らず湯回り不良が生じたりすることがないように、略均一な肉厚で設けられている。
【0031】
ここで、本実施形態では、全開ストッパ33を突出壁31等と略均一な肉厚で設けるために、突出壁31の周方向の一端部の外周面より略半径方向外方に突出するように突出壁31等とほぼ同じ肉厚で、且つシャフト2の軸方向に平行な方向に設けられている。また、全閉ストッパ35を突出壁31等と略均一な肉厚で設けるために、突出壁31の周方向の他端部の外周面より略半径方向外方に突出するように突出壁31等とほぼ同じ肉厚で、且つタッピングスクリュー37の周囲を取り囲むように円筒形状に設けられている。
【0032】
また、補強リブ部34を突出壁31等と略均一な肉厚で設けるために、突出壁31の外周面より略半径方向外方に突出するように突出壁31等とほぼ同じ肉厚で、且つ突出壁31の周方向に平行な方向に複数本(本例では3本の縦方向リブ部)設けられている。そして、複数本の縦方向リブ部間には、凹形状の肉盗み部(底部は突出壁31の外周面)38が設けられている。なお、補強リブ部34の全開ストッパ側端部(付け根部)および全閉ストッパ側端部(付け根部)には、補強リブ部34を補強するために略円錐台形状(末広がり形状)に形成されている。
【0033】
また、補強リブ部36を突出壁31等と略均一な肉厚で設けるために、突出壁31の外周面より略半径方向外方に突出するように突出壁31等とほぼ同じ肉厚で、且つシャフト2の軸方向に平行な方向に複数本(本例では3本の縦方向リブ部)設けられている。そして、複数本の縦方向リブ部間には、凹形状の肉盗み部(底部は突出壁31の外周面)39が設けられている。なお、補強リブ部36の全閉ストッパ側には、補強リブ部(3本の縦方向リブ部)36を補強するために、スロットルレバー3から荷重(応力)を受ける方向に対して略直角方向に配置された横方向リブ部(補助リブ)が設けられている。
【0034】
[第1実施形態の作用]
次に、本実施形態のスロットルバルブ装置の作用を図1ないし図4に基づいて簡単に説明する。
【0035】
運転者によってアクセルペダルが踏み込まれると、このアクセルペダルにワイヤーケーブルを介して機械的に連結されたスロットルレバー3が、リターンスプリング6の付勢力に抗してアクセルペダルの踏み込み量に対応した回転角度だけ回転する。これにより、スロットルバルブ1およびそのシャフト2がスロットルレバー3と同じ回転角度だけ回転することで、エンジンへの吸気通路20が所定の開度だけ開かれるので、エンジンの回転速度がアクセルペダルの踏み込み量に対応した速度に変更される。
【0036】
このとき、運転者がアクセルペダルを全開位置まで踏み込むと、スロットルレバー3のレバー全開ストッパ部43がスロットルハウジング5の突出壁31に樹脂材により一体成形された全開ストッパ33に当接するまで、スロットルレバー3が正転方向に回転する。したがって、全開ストッパ33によって、スロットルレバー3の正転方向のそれ以上の回転が規制されるので、スロットルハウジング5のボア部4内においてスロットルバルブ1およびそのシャフト2が全開位置に保持される。これにより、エンジンへの吸気通路20が全開となり、エンジンの回転速度が上がる。
【0037】
逆に、運転者がアクセルペダルから足を離すと、リターンスプリング6の付勢力によりスロットルバルブ1、そのシャフト2、スロットルレバー3、ワイヤーケーブルおよびアクセルペダルが元の位置(アイドリング位置)まで戻される。このとき、スロットルレバー3のレバー全閉ストッパ部45がスロットルハウジング5の突出壁31に樹脂材により一体成形された全閉ストッパ35に保持されたタッピングスクリュー37に当接するまで、リターンスプリング6の付勢力によりスロットルレバー3が逆転方向に回転する。したがって、全閉ストッパ35に保持されたタッピングスクリュー37によって、スロットルレバー3の逆転方向のそれ以上の回転が規制されるので、スロットルハウジング5のボア部4内においてスロットルバルブ1およびそのシャフト2が全閉位置に保持される。これにより、エンジンへの吸気通路20が閉じられて、エンジンの回転速度がアイドル回転速度となる。
【0038】
[第1実施形態の効果]
以上のように、本実施形態のスロットルバルブ装置においては、スロットルバルブ1の全開時にスロットルレバー3の正転方向の回転を規制する全開ストッパ33、およびスロットルバルブ1の全閉時にスロットルレバー3の逆転方向の回転を規制する全閉ストッパ35を共用化(一体化)した一体ボス形状の突起部32としている。
【0039】
これにより、全開ストッパ33がスロットルレバー3からの荷重を受けた際に、全閉ストッパ35にもスロットルレバー3からの荷重(応力)を分担させることができ、且つ全閉ストッパ35がスロットルレバー3からの荷重を受けた際に、全開ストッパ33にもスロットルレバー3からの荷重(応力)を分担させることができるので、全開ストッパ33および全閉ストッパ35の各々が互いの強度を補填することができる。それによって、全開ストッパ33および全閉ストッパ35の各々で強度を確保する形状となるように大型化させる必要はなく、全開ストッパ33および全閉ストッパ35を小型化でき、耐熱性樹脂材の材料費のコストを大幅に低減することができる。
【0040】
また、全開ストッパ33および全閉ストッパ35を補強する補強リブ部34、36を、全開ストッパ33または全閉ストッパ35がスロットルレバー3から荷重を受ける方向と略同一方向(矢印A方向、矢印B方向)に配置したことにより、強度上必要な断面係数を容易に得ることができるので、一体ボス形状の突起部32(全開ストッパ33、補強リブ部34、全閉ストッパ35および補強リブ部36)の小型化を図ることができる。
【0041】
また、耐熱性樹脂材で一体的に形成された樹脂成形品であるスロットルハウジング5の少なくとも突出壁31および一体ボス形状の突起部32(全開ストッパ33、全閉ストッパ35および補強リブ部34、36)を、略均一な肉厚で一体的に形成したことにより、突出壁31および突起部32に脆弱な箇所ができることはなく、また、スロットルハウジング5が樹脂成形品の場合のボイド(気泡)やスロットルハウジング5が鋳造成形品(例えばアルミニウムダイカスト)の場合のブローホール(気泡巣)が発生したりすることはなく、また、溶融状態の樹脂または溶湯が全開ストッパ33および全閉ストッパ35の隅々まで行き渡らず湯回り不良が生じたりすることはない。
【0042】
それによって、全開ストッパ33および全閉ストッパ35の強度を飛躍的に向上することができるので、スロットルハウジング5の品質、特に全開ストッパ33および全閉ストッパ35の品質を向上することができる。これにより、全開ストッパ33および全閉ストッパ35としての機能の低下を防止でき、且つ全開ストッパ33および全閉ストッパ35の耐久性を長寿命化することができる。
【0043】
参考例
図5は本発明の参考例を示したもので、スロットルバルブ装置を示した図である。
【0044】
参考例では、エンジンのインテークマニホールド(エンジン側部品に相当する)10の、スロットルハウジング5の吸入空気の流れ方向の下流側端部を結合する結合端面に、スロットルバルブ1の全開時の全開ストッパ33の強度を確保するための全開ストッパ補強部51、およびスロットルバルブ1の全閉時の全閉ストッパ35の強度を確保するための全閉ストッパ補強部52を一体的に形成している。
【0045】
そして、スロットルハウジング5の一体ボス形状の突起部32の全開ストッパ側に対して逆側の端面がインテークマニホールド10の全開ストッパ補強部51に当接するように、スロットルハウジング5をインテークマニホールド10の結合端面に組み付けることで、スロットルバルブ1の全開時に全開ストッパ33に加わるスロットルレバー3からの荷重(応力)を全開ストッパ補強部51にも分担させることができるので、全開ストッパ補強部51が全開ストッパ33の強度を補填することができる。これにより、第1実施形態よりも更に全開ストッパ33の小型化、特に全開ストッパ33を補強する補強リブ部34のスロットルレバー3から荷重を受ける方向(矢印A方向)の小型化(薄肉化)を図ることができる。
【0046】
また、スロットルハウジング5の一体ボス形状の突起部32の全閉ストッパ側に対して逆側の端面がインテークマニホールド10の全閉ストッパ補強部52に当接するように、スロットルハウジング5をインテークマニホールド10の結合端面に組み付けることで、スロットルバルブ1の全閉時に全閉ストッパ35に加わるスロットルレバー3からの荷重(応力)を全閉ストッパ補強部52にも分担させることができるので、全閉ストッパ補強部52が全閉ストッパ35の強度を補填することができる。これにより、第1実施形態よりも更に全閉ストッパ35の小型化、特に全閉ストッパ35を補強する補強リブ部36のスロットルレバー3から荷重を受ける方向(矢印B方向)の小型化(薄肉化)を図ることができる。
【0047】
参考例の場合には、スロットルハウジング5の突出壁31に全開ストッパ33または全閉ストッパ35のいずれか一方のみが設けられていれば良く、その場合には、その設けられていない全開ストッパ33または全閉ストッパ35を補強する補強リブ部34または補強リブ部36を設けなくても良い。
【0048】
[第実施形態]
図6は本発明の第実施形態を示したもので、スロットルバルブ装置を示した図である。
【0049】
本実施形態のスロットルバルブ1およびそのシャフト2を全開位置で係止する全開ストッパ33を補強する補強リブ部34は、スロットルレバー3から荷重(応力)を受ける方向と略同一方向に延長された補強リブ部(本例では3本の縦方向リブ部)34aと、スロットルレバー3から荷重(応力)を受ける方向に対して略直角方向に配置された補強リブ部(補助リブ:本例では1本の横方向リブ部)34bとを有している。これらの補強リブ部34a、34bは、第1実施形態と同様に、突出壁31等と略均一の肉厚で設けられており、補強リブ部34bは3本の補強リブ部34aを連結するように設けられている。また、3本の補強リブ部34aと補強リブ部34bとで囲まれた複数の略方形状空間は、凹形状の肉盗み部38である。なお、スロットルバルブ1およびそのシャフト2を全閉位置で係止する全閉ストッパ35を補強する補強リブ部36も、本例の補強リブ部34a、34bと同様に配置しても良い。
【0050】
[第実施形態]
図7は本発明の第実施形態を示したもので、スロットルバルブ装置を示した図である。
【0051】
本実施形態のスロットルバルブ1およびそのシャフト2を全開位置で係止する全開ストッパ33を補強する補強リブ部34は、スロットルレバー3から荷重(応力)を受ける方向と略同一方向に延長された補強リブ部(本例では2本の縦方向リブ部)34aと、クロス形状(X形状)に配置された補強リブ部(補助リブ)34cとを有している。これらの補強リブ部34a、34cは、第1実施形態と同様に、突出壁31等と略均一の肉厚で設けられており、補強リブ部34bは2本の補強リブ部34aを連結するように設けられている。また、2本の補強リブ部34aと補強リブ部34cとで囲まれた複数の略三角形状空間は、凹形状の肉盗み部38である。なお、スロットルバルブ1およびそのシャフト2を全閉位置で係止する全閉ストッパ35を補強する補強リブ部36も、本例の補強リブ部34a、34cと同様に配置しても良い。
【0052】
[第実施形態]
図8は本発明の第実施形態を示したもので、スロットルバルブ装置を示した図である。
【0053】
本実施形態のスロットルバルブ1およびそのシャフト2を全開位置で係止する全開ストッパ33を補強する補強リブ部34は、スロットルレバー3から荷重(応力)を受ける方向と略同一方向に延長された補強リブ部(本例では2本の縦方向リブ部)34aと、図示上下方向の両側の付け根(根元)付近の剛性を高めるために中間部よりも両側の付け根付近を肉厚化した補強リブ部(補助リブ:本例では1本の縦方向リブ部)34dとを有している。その補強リブ部34dは、中間部から両側の付け根に向けて徐々に肉厚が大きくなるように設けられている。また、2本の補強リブ部34aと補強リブ部34dとで囲まれた複数の空間は、凹形状の肉盗み部38である。なお、スロットルバルブ1およびそのシャフト2を全閉位置で係止する全閉ストッパ35を補強する補強リブ部36も、本例の補強リブ部34a、34dと同様に配置しても良い。
【0054】
[他の実施形態]
本実施形態では、本発明を、アクセルペダルの踏み込み量をワイヤーケーブルを介して機械的にスロットルレバー3およびシャフト2に伝えて、スロットルバルブ1を作動させるようにしたスロットルバルブ装置に適用した例を説明したが、本発明を、減速歯車機構を介してモータによりバルブギヤを回転駆動して、スロットルバルブ1およびそのシャフト2を作動させるようにしたスロットル制御装置に適用しても良い。この場合には、シャフト2の端部にバルブギヤをスクリュー等の締結具を用いて締め付け固定しても良いし、シャフト2の端部にバルブギヤを一体的に設けても良い。
【0055】
また、エンジンの吸気管に、PCVバルブ(ブローバイガスをクランクケースからインテークマニホールドまたはエアクリーナ等の吸気系に還流し、再燃焼させるブローバイガス還元装置に用いられる流量調整弁)により開度が調節されるブローバイガス還元流路の出口孔を設けても良い。また、ボア外管21の図示上壁部(天地方向の天側の壁部)に、ブローバイガス還元装置(PCV)の出口孔または蒸散防止装置のパージ用チューブが取り付けられていても良い。
【0056】
本実施形態では、耐熱性樹脂材によりスロットルハウジング5を一体成形しているが、アルミニウムダイカストまたは金属材によりスロットルハウジング5を一体的に形成しても良い。また、金属材によりスロットルバルブ1およびそのシャフト2を製造しているが、耐熱性樹脂材によりスロットルバルブ1およびそのシャフト2を一体成形しても良い。
【0057】
本実施形態では、全閉ストッパ35にスロットルバルブ1の全閉位置を調節するためのタッピングスクリュー37を設けたが、全閉ストッパ35にタッピングスクリュー37を設けなくても良く、また、全開ストッパ33にスロットルバルブ1の全開位置を調節するためのタッピングスクリューを設けても良い。
【0058】
本実施形態では、スロットルハウジング5のボア部4を、円管形状のボア外管21内に円管形状のボア内管22を配置し、且つボア外管21の軸心に対してボア内管22の軸心を天地方向の天側に偏心させた二重管構造に形成したが、スロットルハウジング5のボア部4を、円管形状のボア外管21内に円管形状のボア内管22を配置し、且つボア外管21の軸心に対してボア内管22の軸心を天地方向の地側に偏心させた二重管構造に形成しても良い。また、ボア外管21とボア内管22とを同心状に配置しても良い。また、スロットルハウジング5のボア部4を一重管構造としても良い。
【0059】
本実施形態では、図4(b)に示したように、エンジン冷却水をスロットルハウジング5に導入することなく、冬季等の寒冷時のスロットルバルブ1のアイシングを防止して部品点数を減少する目的で、スロットルバルブ1よりも上流側および下流側からボア部4内に流入する水分を塞き止めるための塞き止め凹部24、25を設けているが、図4(a)に示したように、少なくともスロットルバルブ1よりも上流側の吸気管の内周面を伝ってボア部4内に流入する水分を塞き止めるための塞き止め凹部24のみを設けるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットルバルブ装置を示した平面図である(第1実施形態)。
【図2】スロットルバルブ装置を示した正面図である(第1実施形態)。
【図3】スロットルバルブ装置を示した側面図である(第1実施形態)。
【図4】(a)、(b)はスロットルハウジングのボア部構造を示した断面図である(第1実施形態)。
【図5】 スロットルバルブ装置を示した側面図である(参考例)。
【図6】 スロットルバルブ装置を示した平面図である(第実施形態)。
【図7】 スロットルバルブ装置を示した平面図である(第実施形態)。
【図8】 スロットルバルブ装置を示した平面図である(第実施形態)。
【符号の説明】
1 スロットルバルブ
2 シャフト
3 スロットルレバー(回転体)
4 ボア部
5 スロットルハウジング
6 リターンスプリング(バルブ付勢手段)
10 インテークマニホールド
12 締結具
20 吸気通路
31 突出壁
32 突起部
33 全開ストッパ
34 補強リブ部
35 全閉ストッパ
36 補強リブ部
37 タッピングスクリュー
43 レバー全開ストッパ部
45 レバー全閉ストッパ部

Claims (2)

  1. (a)内燃機関への吸入空気量を制御するためのスロットルバルブと、(b)このスロットルバルブと一体的に回転するスロットルシャフトと、(c)このスロットルシャフトの一端部に固定されて、前記スロットルバルブおよび前記スロットルシャフトを回転駆動するための回転体と、(d)内部に前記スロットルバルブを開閉可能に収容するボア部、およびこのボア部よりも外側に、前記スロットルシャフトの一端部を部分的に覆う略円弧状の突出壁を有するスロットルハウジングとを備えた内燃機関のスロットルバルブ装置において、
    前記スロットルハウジングには、前記突出壁の外周面より半径方向の外方側に突出する一体ボス形状の突起部が設けられ、前記突起部には、前記スロットルバルブの全開時に前記回転体の正転方向の回転を規制する全開ストッパ、および前記スロットルバルブの全閉時に前記回転体の逆転方向の回転を規制する全閉ストッパが設けられており、前記全開ストッパと前記全閉ストッパとは一体化するように連結され、前記突起部は、前記全開ストッパおよび前記全閉ストッパを補強する補強リブ部を有し、前記補強リブ部は、少なくとも前記全開ストッパまたは前記全閉ストッパが前記回転体から荷重を受ける方向と略同一方向に設けられ、前記スロットルハウジングは、樹脂材または金属材で一体的に形成された樹脂成形品または鋳造成形品であり、前記スロットルハウジングのうち少なくとも前記突出壁、前記補強リブ部、前記全開ストッパおよび前記全閉ストッパは、略均一な肉厚で設けられていることを特徴とする内燃機関のスロットルバルブ装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関のスロットルバルブ装置において、前記回転体は、前記スロットルシャフトの一端部に締結具を用いて締め付け固定されたスロットルレバーまたはバルブギヤ、あるいは前記スロットルシャフトの一端部に一体的に形成されたスロットルレバーまたはバルブギヤであることを特徴とする内燃機関のスロットルバルブ装置。
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