JP4392256B2 - 半導体集積回路装置及び非接触型icカード - Google Patents

半導体集積回路装置及び非接触型icカード Download PDF

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Description

本発明は半導体集積回路装置及び非接触型ICカードに係り、特に非接触型ICカード(以下、単に「ICカード」と称する)と、それに搭載される半導体集積回路装置の受信回路に好適な技術に関する。
カード内に半導体集積回路装置及びアンテナを搭載した、いわゆるICカードは、リーダ・ライタ装置と半導体集積回路装置との間で情報の交換を行い、ICカードが保持しているデータの送信、リーダ・ライタから送信されたデータの保持など様々な機能を実現する。
ICカードに搭載された半導体集積回路装置は、リーダ・ライタ装置から供給された高周波信号を、非接触型ICカードに搭載されたアンテナで受信し、アンテナの両端に発生した電圧を整流及び平滑化し内部回路の動作に必要な内部電圧を形成する。
近年、このICカードに対する高機能化の要求が高まっている。例えば、非接触インターフェースと入出力のための端子を持つデュアルタイプICカードが代表的である。このようなICカードの高機能化に伴い、ICカードに搭載される半導体集積回路装置の消費電流が増大する。これにより、非接触インターフェースでの動作において、リーダ・ライタとの通信距離拡大が困難になりつつある。
一方、リーダ・ライタから非接触型ICカードへのデータ送信においては、ISO14443規格を代表として、上記高周波信号の振幅を変化させる振幅偏移変調方式、いわゆるASK(Amplitude Shift Keying)が用いられる。
従来、この種の非接触チップカード用復調器として、アンテナを含む検出回路と、検出された信号を整流する整流回路と、整流後の信号から低周波数の信号と高周波数の信号とを発生させる帯域通過フィルタと、この低周波数信号と高周波数信号が印加されて互いに比較される比較器ステージと、比較器ステージの比較結果を記録するメモリとからなる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、復調器に用いられるヒステリシス特性を持ったコンパレータ(シュミット回路)として、受信信号の包絡線の変化点を検出するとともに、前記変化点における変化方向が正方向または負方向のどちらに変化するのかを判定してデータを復調する際に、入出力端子に印加される信号の電位変化を検出するための動作点を、基準電位よりも所定の電位だけ高く設定した構成の回路が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3177502号公報
特開平11−214960号公報
図1には、リーダ・ライタから電磁波の形態で供給される電力をICカードに備えられるアンテナで受信し、上記アンテナの両側端子から出力される電流−電圧特性が示されている。図1において、縦軸のVは電圧、横軸のIは電流である。特性線VLは、出力抵抗Roをもった電圧源Voと等価であることを示している。ここで、Voは、アンテナ端子に接続される負荷に全く電流が流れないと仮定した場合のアンテナ端子間電圧であり、アンテナ端子間に接続される負荷に電流が流れる場合、アンテナ端子間電圧は小さくなる。つまり、上記電流−電圧特性の傾きが、上記出力抵抗Roとなる。
図2に電源回路を備えた半導体集積回路装置(IC)の一例を示し、図3には図2に示した各部の動作波形を示す。このICは、アンテナ端子LA,LB間に接続されたアンテナL1と容量C1、ダイオードD1〜D4で構成された整流回路B1、電源端子間容量C2、電源間負荷B2から構成される電源回路を有する。ここで、図2に示したアンテナからは、図1に示した特性線VLが得られるものとする。
図3において、(A)はリーダ・ライタが送信するデータ、(B)はリーダ・ライタが出力するデータが重畳された交流信号、(C)は整流回路B1の出力電圧V1、(D)は電源間負荷B2の消費電流I1、(E)は電源端子間容量C2に流れる電流I2、(F)は整流回路B1の出力電流I3、(G)はアンテナ端子LA及びLBに発生するアンテナ端子間電圧をそれぞれ示している。
リーダ・ライタからの送信データが“1”から“0”に変化する変化点Xにおいて、電源端子間電圧が電源端子間容量C2によって保持されることにより、整流回路B1を構成するダイオードに十分な順方向電圧が印加されなくなり、整流回路B1の出力電流I3は得られなくなる。この間、電源間負荷B2は、電源端子間容量C2に蓄積された電荷により動作する。したがって、電源間負荷B2の消費電流I1により電源端子間容量C2に蓄積された電荷は減少し、出力電圧V1は低下する。これより、徐々に、整流回路B1を構成するダイオードに順方向電圧が印加されるようになり、整流回路B1の出力電流I3は増加する。
逆に、リーダ・ライタが送信するデータが“0”から“1”に変化する変化点Yにおいては、上記動作により出力電圧は低下しているため、整流回路B1を構成するダイオードに十分な順方向電圧が印加され、整流回路B1の出力電流I3は増大する。この出力電流I3により電源間負荷B2が動作すると共に、電源端子間容量C2に電荷が蓄積される。以上の動作が、リーダ・ライタからの送信データが変化する変化点において、繰り返される。
これは、整流回路B1の出力電流I3が、電源間負荷B2及び電源端子間容量C2の影響を受けることで変化し、これに伴い、アンテナ端子LA,LB間に流れる電流が変化することを表している。このアンテナ端子に流れる電流の変化と、図1で示された出力抵抗Roにより、アンテナ端子間電圧は図3の(G)に示すように変化する。
つまり、電源間負荷が大きくなることで、電源端子間電圧のリップルを低減するための電源間容量は増大し、これにより、リーダ・ライタから送信されるデータによるASK信号の高周波成分が除去されることを示している。
一方、リーダ・ライタから非接触型ICカードへのデータ送信に、上記ASK変調方式を用いた場合の受信回路に用いられる復調回路は、前述した特許文献1や特許文献2に開示されているような、受信信号の包絡線の変化点を微分回路で検出し、ヒステリシス特性を持ったコンパレータにより正方向及び負方向への変化点を判定することによりデータを復調するものであった。すなわち、これはデータ信号のもつ高周波成分による変化点を検出する構成である。したがって、図1及び図2で述べたように、電源間負荷等の影響により、データ信号の高周波成分が除去されてしまった場合、データの変化点における包絡線の変化量は極めて小さくなる。このため、データの正方向及び負方向への変化点を検出することができなくなり、リーダ・ライタからの送信データを受信できなくなるという問題が発生する。
要するに、ICカードにおいて、ICカードに備えられる整流回路の特性、及び整流回路の出力電圧で動作する内部回路の消費電流の影響により、リーダ・ライタ装置から供給された交流信号に重畳された情報信号の高周波成分が除去されてしまい、リーダ・ライタ装置から送信されたデータを復調することができないという問題である。
本発明の目的は、ICカードにおいて、ICカードに備えられる他の機能及び回路の消費電流や、電源端子間に備えられる電源端子間容量等に影響されることなく、リーダ・ライタ装置から供給されるASK変調された信号を安定して復調できる受信回路を有する半導体集積回路装置及び非接触型ICカードを提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。すなわち、本発明に係る半導体集積回路装置はアンテナを介して受信した交流信号に重畳される情報信号を復調する受信回路を具備する半導体集積回路装置であって、
前記受信回路は、前記アンテナに接続されるアンテナ端子と、前記アンテナから前記アンテナ端子に与えられる前記交流信号を整流平滑する整流回路と、前記整流回路の出力信号の高周波成分を除去するフィルタ回路と、容量と、非反転入力に第1の基準電圧が入力される演算増幅回路と、帰還経路と、2値化回路とを具備し、前記フィルタ回路の出力信号が前記容量を介して前記演算増幅回路の反転入力に入力され、前記演算増幅回路の出力信号が前記帰還経路を介して前記演算増幅回路の反転入力端子に帰還されるとともに前記2値化回路に入力されるように構成されることを特徴とするものである。
また、本発明に係る非接触型ICカードは、アンテナを構成するコイルと前述した半導体集積回路装置を具備し、前記アンテナが前記半導体集積回路装置を構成する受信回路の前記アンテナ端子に接続されて成ることを特徴とする。
開示される本発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次の通りである。
本発明に係る半導体集積回路装置に搭載される受信回路は、整流回路の特性、及び整流回路の出力電圧により動作する内部回路の消費電流に影響されることなく、アンテナからアンテナ端子に与えられる交流信号に重畳された情報信号を安定して復調することができる。
また、この半導体集積回路装置とアンテナコイルとを具備する非接触型ICカードは、ICカード内に有する他の機能および回路の消費電流や、電源端子間に接続された容量等に影響されることなく、リーダ・ライタから供給されるASK変調された信号を安定して復調することができる。
以下、本発明に係る半導体集積回路装置及びICカードについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図4は、本発明の半導体集積回路装置及び非接触型ICカードの第1の実施例を示す基本構成のブロック図である。図4において、B4は非接触型ICカード、B5及びL1はICカードB4に搭載されるそれぞれ半導体集積回路装置及びアンテナである。アンテナL1と並列に接続された容量C1は、共振回路を構成する。半導体集積回路装置B5は、電源回路B6、内部回路B7、及び、アンテナL1を接続するためのアンテナ端子LA及びLBを有している。
図5に、ICカードB4の構造を示す。ICカードB4は、樹脂モールドされたプリント配線基板T1によってカードの形態を成す。外部のリーダ・ライタT4からの電磁波を受けるアンテナL1は、プリント配線基板T1の配線により形成される渦巻状のコイルT2によって構成される。半導体集積回路装置B5は、1個のICチップT3で構成され、プリント配線基板T1に実装される。ICチップT3にアンテナとなるコイルT2が接続される。
本発明は、典型的には外部と入出力端子をICカード表面に持たない非接触型ICカードに適用される。もちろん、非接触インターフェースと入出力のための端子を持つデュアルタイプICカードに用いてもよい。特に限定はされないが、半導体集積回路装置B5は、公知の半導体集積回路装置の製造技術によって、単結晶シリコン等のような1個の半導体基板上において形成される。
リーダ・ライタT4からの電磁波を受けたアンテナL1は、アンテナ端子LA及びLBに高周波の交流信号を出力する。交流信号は、部分的に情報信号(データ)によって変調されている。
図4において、電源回路B6は、整流回路、平滑容量から構成される。整流回路は、ICカードに備えられたアンテナL1が受信した交流信号を整流及び平滑し、出力電圧V1を得る。また、出力電圧V1が所定の電圧以上にならないように制御するレギュレータ回路を設けてもよい。
電源回路B6の出力電圧V1が、内部回路B7の動作電源電圧として供給される。内部回路B7は、受信回路B8、送信回路B9、制御部B10、メモリB11から構成される。受信回路B8は、ICカードに備えられるアンテナL1によって受信された交流信号に重畳された情報信号を復調してディジタルの情報信号として制御部B10に供給する。送信回路B9は、制御部B10から出力されるディジタル信号の情報信号を受け、アンテナL1が受信している交流信号を同情報信号によって変調する。リーダ・ライタT4は、アンテナL1からの電磁波の反射が上記変調によって変化するのを受けて、制御部B10からの情報信号を受信する。なお、メモリB11は制御部との間で復調された情報データや送信データの記録などに使用される。
図6に、本実施例の半導体集積回路装置に搭載される受信回路B8の基本的回路構成図を示し、図7には各部の動作波形の一例を示す。
図7において、(A)はリーダ・ライタが送信するデータ、(B)はアンテナ端子LA及びLBに発生するアンテナ端子間電圧、(C)は整流回路B12の出力信号、(D)はフィルタ回路B13の出力信号、(E)は基準電圧V2と演算増幅回路A1の反転入力端子(−)に入力される信号S1及び演算増幅回路A1の出力信号S2、(F)は端子P1に出力される復調データをそれぞれ示している。ここでは、(B)に示したアンテナ端子間電圧は、図3の(G)に示したアンテナ端子間電圧が入力されるものとする。
なお、基準電圧V2は、電源回路から供給される電圧V1を、例えば抵抗やダイオード等により降圧もしくは分圧して得られる所要の電圧値を有する定電圧である。後述する実施例5および実施例6の基準電圧V3,V6,V7も同様である。もちろん、公知の他の回路構成により基準電圧を生成してもよい。
受信回路B8は、交流信号を整流する整流回路B12、高周波成分を除去するフィルタ回路B13、容量C3、演算増幅回路A1、帰還経路B14、2値化回路B15から構成される。フィルタ回路B13と演算増幅回路A1の反転入力端子(−)との間に容量C3が接続され、演算増幅回路A1の出力端子と反転入力端子(−)との間に帰還経路B14が接続される。帰還経路B14は、逆方向に並列接続されるダイオードD5とD6から構成される。演算増幅回路A1の非反転入力端子(+)には、基準電圧V2が入力される。
なお、図6では受信回路に整流回路B12を設けている場合を示したが、本実施例の半導体集積回路を搭載するICカードに備えられる電源回路を構成する整流回路と共用しても良い。
2値化回路B15は、電圧比較回路A2から構成され、演算増幅回路A1の出力信号と基準電圧V2とを比較して、演算増幅回路A1の出力信号が基準電圧V2より大きければ“0”を出力し、演算増幅回路A1の出力信号が基準電圧V2より小さければ“1”を出力する。
フィルタ回路B13は、キャリアによる高周波成分を除去することを主な目的とするため、代表的にはローパスフィルタで構成されるが、バンドパスフィルタでも良い。但し、データの周波数帯域を除去しないように、フィルタ回路B13の通過帯域周波数を設定しなければならない。
演算増幅回路A1の入力インピーダンスは非常に大きく無視できるため、リーダ・ライタT4からの送信データが“1”から“0”に変化する変化点Xにおいて、負方向への変化は減衰されずに演算増幅回路A1に入力される。そのため、図7の(E)に示すように、演算増幅回路A1の反転入力端子(−)入力信号S1の電位が非反転入力端子(+)の電位V2を下回るに従って、演算増幅回路A1の出力信号S2は反転する。演算増幅回路A1の出力信号S2の電位が反転入力端子(−)の入力信号S1の電位より帰還経路を構成するダイオードD5の順方向電圧だけ高くなると、ダイオードD5に電流が流れ負帰還がかかる。この負帰還動作により、反転入力端子(−)と非反転入力端子(+)にダイオードD5の1/A倍のオフセットをもった状態で安定する。
逆に、リーダ・ライタからの送信データが“0”から“1”に変化する変化点Yにおいて、正方向への変化は減衰されずに演算増幅回路A1に入力される。これより、演算増幅回路A1の反転入力端子(−)の入力信号S1の電位が非反転入力端子(+)の電位V2を上回るに従って、演算増幅回路A1の出力信号は反転する。演算増幅回路A1の出力信号電位が反転入力端子(−)の入力信号S1の電位より帰還経路を構成するダイオードD6の順方向電圧だけ低くなると、ダイオードD6に電流が流れ負帰還がかかり、この負帰還動作により、反転入力端子(−)と非反転入力端子(+)にダイオードD6の1/A倍のオフセットをもった状態で安定する。
演算増幅回路A1とダイオードD5及びD6によって増幅された出力信号を、2値化回路B15により2値化すると、リーダ・ライタT4が送信するデータを復調することができる。
ここで、演算増幅回路A1の出力端子から反転入力端子(−)への帰還経路B14はダイオードD5及びD6で構成されている。この帰還経路を抵抗に置き換えた場合、容量C3と演算増幅回路A1、及び帰還経路B14によって構成される回路は、微分回路として知られている回路になる。この場合、フィルタ回路B13から得られる出力信号の低周波成分は除去されてしまい、増幅することができない。つまり、帰還経路をダイオードD5及びD6によって構成することにより、フィルタ回路B13から得られる出力信号の低周波成分を除去することなく、増幅することが可能になる。
以上の動作により、電源端子間に接続される負荷が大きく、リーダ・ライタからの送信データの高周波成分が除去された場合においても、データ信号の増幅が可能になるため、後段における2値化が容易になり、正常な復調データを生成することができる。
図8は、実施例1で示した半導体集積回路装置の受信回路を構成する帰還経路の他の構成を示す回路図である。本実施例の帰還経路は、各々複数個のダイオードが直列接続された2組のダイオード列を、互いに逆方向に並列接続した構成である。図8では、一例として2個のダイオードD7,D8が直列接続されたダイオード列と、2個のダイオードD9,D10が直列接続されたダイオード列との2組を逆方向に並列接続している。
図6の演算増幅回路A1の出力信号は、基準電圧V2を中心にPN接合ダイオードの順方向電圧のおよそ2倍の振幅を持つ。一方、本実施例のように構成することにより、演算増幅回路A1の出力信号の振幅がより大きくなるので、後段に接続される2値化回路の動作が容易になる。
図9は、実施例1で示した半導体集積回路装置の受信回路を構成する帰還経路のまた別の構成を示す回路図である。
演算増幅回路A1の出力電圧が、基準電圧V2を中心に変化することから、図6の受信回路の最低動作電圧は、基準電圧V2の電圧値とダイオードD5の順方向電圧VFの和で表すことができる。
本実施例は、図6の帰還経路B14を構成するPN接合ダイオードD5及びD6を、ショットキーバリアダイオードD11,D12で構成したものである。一般に、PN接合ダイオードの順方向電圧に比べて、ショットキーバリアダイオードの順方向電圧は小さい。したがって、PN接合ダイオードの代わりにショットキーバリアダイオードを用いることで、受信回路の最低動作電圧を低くすることが可能になる。
図10は、実施例1で示した半導体集積回路装置の受信回路を構成する帰還経路の更に別の構成を示す回路図である。
本実施例では、MOSトランジスタM1及びM2のドレイン端子とゲート端子を接続したMOSトランジスタ(以下、「MOSダイオード」と称す)を用いる構成である。半導体製造工程においてPN接合ダイオードの順方向電圧を調整することは容易ではないが、MOSトランジスタのしきい値電圧は、例えばMOSトランジスタのゲート長やゲート幅を調整することで、順方向電圧の微調整が可能になる。つまり、図6の帰還経路B14を構成するダイオードD5及びD6の代わりに、MOSダイオードを用いることにより、しきい値電圧を調整できるので、MOSダイオードの順方向電圧を微調整することが可能になる。特に、順方向電圧を小さくしたい場合においては、図9の実施例と同様に最低動作電圧の低下も可能となる。
MOSトランジスタのしきい値電圧の調整は、上記以外に半導体製造工程において、MOSトランジスタのチャネル領域へのイオン打ち込みのドーズ量を制御することによっても容易に調整することが可能である。
また、同一半導体基板上にショットキーバリアダイオードを形成する場合に比べ、MOSトランジスタのしきい値電圧を調整することは容易であり、かつ、他のMOSトランジスタと同等に配置することができるため、チップ面積を小さくすることも可能になる。
図11は、本発明に係る半導体集積回路装置の受信回路の他の構成を示すブロック図である。図12には、各部の動作波形の一例を示す。なお、本実施例の半導体集積回路装置を搭載する非接触型ICカードの構成は、実施例1の図5と同様である。
図12において、(A)はリーダ・ライタが送信するデータ、(B)はアンテナ端子LA及びLBに発生するアンテナ端子間電圧、(C)は整流回路B12の出力信号、(D)はフィルタ回路B13の出力信号、(E)は基準電圧V2,V3と演算増幅回路A1の反転入力端子(−)に入力される信号S1及び演算増幅回路A1の出力信号S2、(F)は出力端子P1に得られる復調データ、をそれぞれ示している。
図11は、図6における帰還経路B14に、図10で示したドレイン端子とゲート端子を接続したMOSダイオードM1及びM2で構成した帰還経路を用いた場合である。
リーダ・ライタからの送信データが“1”から“0”に変化する変化点Xにおいて、図6及び図7と同様に、演算増幅回路A1の出力信号が反転し、MOSダイオードM1により負帰還がかかる。このとき、MOSトランジスタM1のソース端子は演算増幅回路A1の非反転入力端子(−)になり、MOSトランジスタM1のソース電位は、基準電圧V2とほぼ同電位になる。
また、リーダ・ライタからの送信データが“0”から“1”に変化する変化点Yにおいては、MOSダイオードM2により負帰還がかかる。このとき、MOSトランジスタM2のソース端子は演算増幅回路A1の出力端子になり、MOSトランジスタM2のソース電位は、基準電圧V2よりMOSトランジスタM2のゲート・ソース間電圧だけ低い電位になる。
これらの動作により、MOSダイオードM1がONするときとMOSダイオードM2がONするときとではソース電位が異なることから、MOSトランジスタの基板効果により、しきい値電圧が異なってしまう。したがって、演算増幅回路A1の反転入力端子(−)と出力端子の電位差V4及びV5が異なってしまい、図6で示した2値化回路B15では、データのデューティ比がずれ、正常に受信できない可能性がある。
そこで、図11に示すように、2値化回路B15を構成する電圧比較回路A2に、基準電圧V3を入力し、演算増幅回路A1の出力信号が基準電圧V3より大きければ“0”を出力し、演算増幅回路A1の出力信号が基準電圧V3より小さければ“1”を出力することで、MOSトランジスタM1及びM2の基板効果によるデータのデューティ比を補正することが可能になる。
図13は、実施例1の図6および実施例5の図11で示した半導体集積回路装置の受信回路を構成する2値化回路B15の他の構成を示す回路図である。図14には、各部の動作波形の一例を示す。
図14において、(A)は入力端子P2に入力される入力信号と、基準電圧V6及びV7、(B)は電圧比較回路A3の出力信号、(C)は電圧比較回路A4の出力信号、(D)は端子P3に出力される復調データをそれぞれ示している。
図13において、2値化回路B15は、電圧比較回路A3及びA4、フリップフロップ回路B16から構成される。電圧比較回路A3には、入力端子P2に入力される入力信号と基準電圧V6が入力され、入力信号が基準電圧V6より大きければ“1”を出力し、入力信号が基準電圧V6より小さければ“0”を出力する。
電圧比較回路A4には、入力端子P2に入力される入力信号と基準電圧V7が入力され、入力信号が基準電圧V7より大きければ“0”を出力し、入力信号が基準電圧V7より小さければ“1”を出力する。フリップフロップ回路B16のセット端子Sには、電圧比較回路A4の出力信号が入力され、リセット端子Rには、電圧比較回路A3の出力信号が入力される。
電圧比較回路A4の出力信号が“0”から“1”に変化した時間から、電圧比較回路A3の出力信号が“0”から“1”に変化した時間までを、送信データの“0”とし、電圧比較回路A3の出力信号が“0”から“1”に変化した時間から、電圧比較回路A4の出力信号が“0”から“1”に変化した時間までを、送信データの“1”とすることで、出力端子P3から復調データが得られる。このように、2つの基準電圧を用いてヒステリシスを設けることにより、データのデューティのずれを低減することが可能になる。また、ヒステリシスの幅は、基準電圧V6及びV7を設定することで、自由に設定することができる。
以上、本発明者よりなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能であることは言うまでもない。例えば、複数個のショットキーバリアダイオードを直列接続することで、順方向電圧を微調整することも可能である。
また、図4の非接触型ICカードにおいて、電源回路、受信回路、送信回路、制御部、メモリを複数の半導体集積回路装置で構成するものであっても良い。本発明は、交流電圧を整流及び平滑して内部電圧を形成する半導体集積回路装置及びその半導体集積回路装置を搭載する非接触型ICカードに広く利用できる。
本発明の課題を説明するためのリーダ・ライタとアンテナの電流−電圧特性図。 電源回路を備えた半導体集積回路装置の一例を示す回路構成図。 図2に示した各部の動作波形の一例を示す図。 本発明の半導体集積回路装置及び非接触型ICカードの第1の実施例の基本構成図。 アンテナと本発明の半導体集積回路装置とを有する非接触型ICカードの配線基板およびリーダライタを示す斜視図。 実施例1の半導体集積回路装置に搭載される受信回路の基本的回路構成図。 図6に示した各部の動作波形の一例を示す図。 図6に示した帰還経路の他の構成を示す回路図。 図6に示した帰還経路のまた別の構成を示す回路図。 図6に示した帰還経路の更に別の構成を示す回路図。 本発明に係る半導体集積回路装置の受信回路の他の構成を示すブロック図。 図11に示した受信回路の各部の動作波形の一例を示す図。 図6および図11に示した受信回路を構成する2値化回路の他の構成を示す回路図。 図13に示した各部の動作波形の一例を示す図。
符号の説明
A1…演算増幅回路、A2〜A4…電圧比較回路、B1…整流回路、B2…電源間負荷、B4…非接触型ICカード、B5…半導体集積回路装置、B6…電源回路、B7…内部回路、B8…受信回路、B9…送信回路部、B10…制御部、B11…メモリ、B12…整流回路、B13…フィルタ回路、B14…帰還経路、B15…2値化回路、C1〜C3…容量、D1〜D12…ダイオード、L1…アンテナ、M1〜M2…MOSトランジスタ、S1,S2…信号、T1…プリント配線基板、T2…コイル(アンテナ)、T3…ICチップ、T4…リーダ・ライタ、V2,V3、V6,V7…基準電圧。

Claims (10)

  1. アンテナを介して受信した交流信号に重畳される情報信号を復調する受信回路を具備する半導体集積回路装置であって、
    前記受信回路は、
    前記アンテナに接続されるアンテナ端子と、
    前記アンテナから前記アンテナ端子に与えられる前記交流信号を整流平滑する整流回路と、
    前記整流回路の出力信号の高周波成分を除去するフィルタ回路と、
    容量と、
    非反転入力に第1の基準電圧が入力される演算増幅回路と、
    帰還経路と、
    2値化回路とを具備し、
    前記フィルタ回路の出力信号が前記容量を介して前記演算増幅回路の反転入力に入力され、
    前記演算増幅回路の出力信号が前記帰還経路を介して前記演算増幅回路の反転入力端子に帰還されるとともに前記2値化回路に入力されるように構成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路装置において、
    前記帰還経路は、第1のダイオードと第2のダイオードが逆方向に並列接続されて成ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項2に記載の半導体集積回路装置において、
    前記第1および第2のダイオードが、ショットキーバリアダイオードであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項2に記載の半導体集積回路装置において、
    前記第1のダイオードと第2のダイオードが、ドレイン端子とゲート端子を接続したMOSトランジスタから構成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項1及至4のいずれかに記載の半導体集積回路装置において、
    前記2値化回路が、前記第1の基準電圧と前記演算増幅回路の出力信号とが入力される電圧比較回路から構成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 請求項1及至4のいずれかに記載の半導体集積回路装置において、
    前記2値化回路が、第2の基準電圧と前記演算増幅回路の出力電圧とが入力される電圧比較回路から構成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 請求項1及至4のいずれかに記載の半導体集積回路装置において、
    前記2値化回路が、第3の基準電圧と前記演算増幅回路の出力電圧とが入力される第1の電圧比較回路と、第4の基準電圧と前記演算増幅回路の出力電圧とが入力される第2の電圧比較回路と、前記第1の電圧比較回路の出力信号と前記第2の電圧比較回路の出力信号によって出力端子の電圧レベルを変化させるフリップフロップ回路とから構成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. アンテナを構成するコイルと、請求項1及至7項のいずれかに記載の半導体集積回路装置とを搭載する非接触型ICカードであって、前記コイルが前記半導体集積回路装置のアンテナ端子に接続されて成ることを特徴とする非接触型ICカード。
  9. アンテナを構成するコイルと、
    ICカードの表面上に具備される入出力端子と、
    前記コイルに接続される請求項1乃至7項のいずれかに記載の半導体集積回路装置とを搭載することを特徴とするICカード。
  10. 請求項2記載の半導体集積回路装置において、
    前記第1のダイオードと前記第2のダイオードとは、それぞれ同じ方向に接続される複数のダイオードで構成されるダイオード群であることを特徴とする半導体集積回路装置。
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