JP4389831B2 - 筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、筒内に燃料を直接に噴射する筒内直接噴射式火花点火内燃機関に関し、特に、排気系の触媒コンバータの早期昇温(早期活性化)が要求される冷間始動時における噴射時期および点火時期の制御に関する。
特許文献1には、筒内直接噴射式火花点火内燃機関の触媒暖機方法として、排気浄化用の触媒コンバータが活性温度よりも低い未暖機状態のときに、吸気行程から点火時期にかけての期間内で、部分的な空燃比の濃淡を有する混合気を燃焼室内に形成する後期噴射と、この後期噴射より前に燃料を噴射して、後期噴射の燃料と後期噴射の燃焼とで延焼可能な、理論空燃比よりもリーンな空燃比の混合気を燃焼室内に生成する早期噴射と、の少なくとも2回の分割噴射を行い、かつ点火時期をMBT点より所定量リタードさせるとともに、機関の無負荷領域では点火時期を圧縮上死点よりも前に設定し、無負荷領域を除く低速低負荷領域では点火時期を圧縮上死点以降までリタードさせる技術が記載されている。上記後期噴射は、圧縮行程の中期以降、例えば120°BTDC〜45°BTDCに行われる。
特許第3325230号公報
内燃機関の冷機時における触媒の早期活性化および後燃えによるHC低減のためには、点火時期の遅角が有効であり、より大きな効果を得るためには、圧縮上死点以降の点火(ATDC点火)が望ましい。ATDC点火で安定した燃焼を行わせるためには、燃焼期間を短縮する必要があり、そのために、筒内の乱れを強化して、燃焼速度(火炎伝播速度)を上昇させることが必要である。
このような乱れの強化のために、筒内に高圧で噴射される燃料噴霧のエネルギにより筒内に乱れを生成することが考えられる。
しかしながら、特許文献1では、主に、1回目の燃料噴射(早期噴射)を吸気行程中に行い、2回目の燃料噴射(後期噴射)を圧縮行程中の120°BTDC〜45°BTDCに行っている。このように最後の燃料噴射が圧縮上死点よりも前では、その噴霧により筒内に乱れを生成しても、圧縮上死点以降はその乱れが減衰してしまい、ATDC点火での火炎伝播速度上昇には寄与しない。
例えば、図5は、吸気ポート内に設けたガス流動制御弁(例えばタンブル制御弁)を作動させた場合とこのようなガス流動制御弁を具備しない場合とについて、筒内の乱れの大きさを示したものであるが、ガス流動制御弁を作動させることで吸気行程中に生成した乱れ(符号Aの部分)は、圧縮行程の進行とともに減衰し、圧縮行程後期のタンブル流の崩壊に伴い一時的に乱れが大きくなる(符号Bの部分)ものの、圧縮上死点以降は符号Cで示すように急速に減衰してしまい、その乱れを用いた燃焼改善(火炎伝播向上)はあまり期待できない。燃料噴霧による乱れについても同様であり、圧縮上死点より前の燃料噴射により乱れが生成されたとしても、圧縮上死点以降の点火燃焼には寄与しない。
このため、ATDC点火の方が排温上昇やHC低減に有利であるが、燃焼安定性が成立しないため、特許文献1では、無負荷領域では点火時期を圧縮上死点前(BTDC点火)としている。
本発明は、このような実状を踏まえて、触媒の早期活性化およびHC低減のためのATDC点火での燃焼安定性を改善することを目的としている。
この発明は、筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁を備えるとともに、点火プラグを備えてなる筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置において、排気系の触媒コンバータの早期昇温が要求される内燃機関の冷間始動時に、超リタード燃焼として、点火時期を圧縮上死点後に設定するとともに、燃料噴射を2回に分割して、点火時期において点火プラグ近傍に噴霧が到達するように圧縮行程中に1回目の燃料噴射を行い、点火時期前でかつ圧縮上死点後の膨張行程中に、筒内の乱れを強化する2回目の燃料噴射を行うようにしたものである。そして、さらに、2回目の噴射量に対する1回目の噴射量の割合を、負荷が高いほど大とすることを特徴としている。
すなわち、まず圧縮行程中に1回目の燃料噴射を行うことにより、その噴射燃料によって、点火時期において点火プラグ近傍に最適な混合気が形成される。そして、2回目の噴射により、その噴流による乱れが生成され、燃焼安定化が図れる。前述したように圧縮上死点以降では、吸気行程や圧縮行程で生成された乱れは減衰してしまうが、圧縮上死点以降の膨張行程中になされる2回目の燃料噴射(膨張行程噴射)によって、筒内の乱れを生成・強化することができ、ATDC点火での火炎伝播が促進される。従って、点火時期を圧縮上死点後とした超リタード燃焼が安定的に成立する。
ここで、上記の超リタード燃焼を行っている間に、負荷が上昇すると、筒内圧が高くなるため、1回目の噴射の噴霧のペネトレーション(噴霧到達距離)が低くなり、点火時期における点火プラグ近傍の混合気が最適なものとならない。そこで、本発明では、負荷上昇に対し2回の噴射の噴射量を互いに比例的に増加させるのではなく、2回目の噴射量に対する1回目の噴射量の割合を、負荷が高いほど大とする。これにより、負荷の増加に伴って筒内圧が高くなっても、1回目の噴射の噴霧が点火プラグ近傍に確実に到達し、点火プラグ近傍に最適な混合気が形成されるため、安定した超リタード燃焼を維持できる。
また、このように1回目の噴射量が負荷に伴って増減変化するときに、噴射開始時期に比べて噴射終了時期を相対的に大きく変化させることが望ましく、例えば、1回目の噴射の噴射開始時期は、負荷変化に対し実質的に一定とすることが望ましい。
すなわち、1回目の噴射量を増やすために噴射開始時期を早めることも可能ではあるが、この場合には、点火時期までに噴霧が拡散しやすい。そのため、噴射開始時期はあまり変化させずに噴射終了時期を遅らせることで噴射期間を長くした方が、噴霧がコンパクトとなり、成層度が高くなって、燃焼安定性がより高くなる。
この発明によれば、膨張行程噴射により点火時期を圧縮上死点後に設定した超リタード燃焼の燃焼安定性を十分に確保することができ、冷間始動の際に、触媒の早期活性化および後燃えによるHC低減を達成することができる。そして、負荷が増加したときにも、1回目の噴射量の割合を増やすことで、筒内圧の上昇の影響を受けずに、安定した燃焼を維持することができる。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明が適用される筒内直接噴射式火花点火内燃機関のシステム構成を示す構成説明図である。
この内燃機関1のピストン2により形成される燃焼室3には、吸気弁(図示せず)を介して吸気通路4が接続され、かつ排気弁(図示せず)を介して排気通路5が接続されている。上記吸気通路4には、吸入空気量を検出するエアフロメータ6が配設されているとともに、制御信号によりアクチュエータ8を介して開度制御される電子制御スロットル弁7が配設されている。排気通路5には、排気浄化用の触媒コンバータ10が配設されているとともに、その上流側および下流側にそれぞれ空燃比センサ11,12が設けられており、さらに、上流側の空燃比センサ11と並んで、触媒コンバータ10入口側での排気温度を検出する排気温度センサ13が設けられている。
燃焼室3の中央頂上部には、点火プラグ14が配置されている。また、燃焼室3の吸気通路4側の側部に、該燃焼室3内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁15が配置されている。この燃料噴射弁15には、高圧燃料ポンプ16およびプレッシャレギュレータ17によって所定圧力に調圧された燃料が、高圧燃料通路18を介して供給されている。従って、各気筒の燃料噴射弁15が制御パルスにより開弁することで、その開弁期間に応じた量の燃料が噴射される。なお、19は、燃圧を検出する燃圧センサ、20は、上記高圧燃料ポンプ16へ燃料を送る低圧燃料ポンプである。
また内燃機関1には、機関冷却水温を検出する水温センサ21が設けられているとともに、クランク角を検出するクランク角センサ22が設けられている。さらに、運転者によるアクセルペダル踏み込み量を検出するアクセル開度センサ23が設けられている。
上記内燃機関1の燃料噴射量や噴射時期、点火時期、等は、コントロールユニット25によって制御される。このコントロールユニット25には、上述した各種のセンサ類の検出信号が入力されている。コントロールユニット25は、これらの入力信号により検出される機関運転条件に応じて、燃焼方式つまり均質燃焼とするか成層燃焼とするかを決定するとともに、これに合わせて、電子制御スロットル弁7の開度、燃料噴射弁15の燃料噴射時期および燃料噴射量、点火プラグ14の点火時期、等を制御する。なお、暖機完了後においては、低速低負荷側の所定の領域では、通常の成層燃焼運転として、圧縮行程の適宜な時期に燃料噴射が行われ、かつ圧縮上死点前の時期に点火が行われる。燃料噴霧は点火プラグ14近傍に層状に集められ、これにより、空燃比を30〜40程度とした極リーンの成層燃焼が実現される。また、高速高負荷側の所定の領域では、通常の均質燃焼運転として、吸気行程中に燃料噴射が行われ、かつ圧縮上死点前のMBT点近傍において点火が行われる。この場合は、燃料は筒内で均質な混合気となる。この均質燃焼運転としては、運転条件に応じて、空燃比を理論空燃比とした均質ストイキ燃焼と、空燃比を20〜30程度のリーンとした均質リーン燃焼と、がある。
本発明は、触媒コンバータ10の早期昇温が要求される内燃機関1の冷間始動時において、排気温度を高温とするように、超リタード燃焼を行うものであり、以下、この超リタード燃焼の燃料噴射時期および点火時期を図2に基づいて説明する。
図2は、超リタード燃焼の燃料噴射時期および点火時期を筒内圧変化とともに示しており、この例では、点火時期を15°〜30°ATDC(例えば20°ATDC)とし、かつ、燃料噴射を2回に分割し、1回目の燃料噴射I1の噴射時期(詳しくは燃料噴射開始時期ITS1)を圧縮行程中に設定し、2回目の燃料噴射I2の噴射時期(同じく燃料噴射開始時期ITS2)を、圧縮上死点以降でかつ点火時期前に設定する。それぞれの噴射開始時期ITS1,ITS2から噴射終了時期ITE1,ITE2までの噴射期間が燃料噴射量に相当する。なお、このとき、空燃比(2回の噴射を合わせた空燃比)は、理論空燃比ないしはこれよりも若干リーン(16〜17程度)に設定される。
すなわち、触媒暖機促進ならびにHC低減のためには、点火時期遅角が有効であり、上死点以降の点火(ATDC点火)が望ましいが、ATDC点火で安定した燃焼を行わせるためには、燃焼期間を短縮する必要があり、そのためには、乱れによる火炎伝播を促進しなければならない。前述したように、圧縮上死点以降では、吸気行程や圧縮行程で生成された乱れは減衰してしまうが、本発明では、圧縮上死点以降の膨張行程中になされる高圧の燃料噴射(2回目の噴射I2)によって、ガス流動が生じ、これにより筒内の乱れを生成・強化することができる。従って、ATDC点火での火炎伝播が促進され、安定した燃焼が可能となる。
また、上記のように、圧縮上死点後の燃料噴射(膨張行程噴射)に先立ち、圧縮行程中に噴射された燃料は、点火プラグ14近傍に予め適度な混合気を形成し、点火プラグ14による着火・燃焼に寄与する。このように1回目の噴射I1を圧縮行程中に行うと、1回目の噴射を吸気行程中に行う場合に比べて、その燃料噴霧により生じる乱れの減衰が遅くなるため、圧縮上死点後も1回目の燃料噴射I1による乱れが残り、圧縮上死点以降に2回目の燃料噴射I2を行うことで、1回目の燃料噴射I1で生成した乱れを助長するように乱れを強化でき、圧縮上死点付近における更なるガス流動強化が図れる。
この場合に、1回目の圧縮行程噴射I1は、圧縮行程前半でもよいが、圧縮行程後半(90°BTDC以降)に設定すると、上死点付近での乱れをより高めることができる。特に、この1回目の圧縮行程噴射I1を、45°BTDC以降、より望ましくは20°BTDC以降とすると、圧縮上死点以降のガス流動をより強化することができる。
このように、本実施例の超リタード燃焼によれば、点火の直前に膨張行程噴射I2の燃料噴霧により筒内の乱れを生成・強化することができ、火炎伝播を促進して、安定した燃焼を行わせることができる。特に、点火時期を15°〜30°ATDCまで遅角させることにより、触媒の早期活性化およびHC低減のための十分な後燃え効果を得ることができる。換言すれば、このように点火時期を大きく遅らせても、その直前まで2回目の燃料噴射I2を遅らせて、乱れの生成時期も遅らせることで、火炎伝播向上による燃焼改善を達成できるのである。
次に、図3は、負荷に対する1回目の圧縮行程噴射I1と2回目の膨張行程噴射I2との噴射量割合の変化を説明するものであり、相対的に低負荷のときの噴射特性と相対的に高負荷のときの噴射特性とを対比して示している。図示するように、負荷が増加すると、1回目の噴射I1および2回目の噴射I2のいずれも噴射量が増える(つまり噴射期間が長くなる)が、2回目の噴射I2の噴射量増加に比べて、1回目の噴射I1の噴射量増加の方が相対的に大きい。つまり、2回目の噴射I2の噴射量に対する1回目の噴射I1の噴射量の割合が、負荷が高いほど大となる。また、このように噴射量を増加するに際して、1回目の噴射I1については、噴射開始時期ITS1は変化せず、噴射終了時期ITE1を遅らせることで、噴射期間が長くなる。2回目の噴射I2についても同様に、噴射開始時期ITS2は変化せず、噴射終了時期ITE2を遅らせることで、噴射期間が長くなる。
負荷が増加すると、吸気量の増加に伴って筒内圧が上昇し、1回目の噴射I1の噴霧のペネトレーション(噴霧到達距離)が低くなり、そのままでは、点火時期における点火プラグ14近傍の混合気が最適なものとならない。本実施例では、負荷上昇に対し2回の噴射の噴射量を互いに比例的に増加させるのではなく、1回目の噴射I1の噴射期間が優先的に長くなる。これにより、1回目の噴射I1のペネトレーションが高くなり、負荷の増加に伴って筒内圧が高くなっても、1回目の噴射I1の噴霧が点火プラグ14近傍に確実に到達し、点火プラグ14近傍に最適な混合気が形成される。従って、負荷が高くなっても、安定した超リタード燃焼を維持できる。
そして、特に、1回目の噴射I1の噴射開始時期ITS1を変えずに噴射終了時期ITE1を遅らせることで、噴霧が拡散せずにコンパクトとなり、成層度が高くなって、燃焼安定性がより高くなる。
図4は、1回目の噴射I1の噴射量を増加させる際に、(a)上記実施例のように噴射終了時期ITE1を破線位置から実線位置まで遅らせた場合と、(b)噴射開始時期ITS1を破線位置から実線位置まで早めた場合、とについて、噴射時期ならびに噴霧の形態を対比して示したものである。図示するように、噴射開始時期ITS1を早めると、点火時期において噴霧が拡散してしまう。これに対し、(a)のように噴射終了時期ITE1を遅らせると、噴霧が過度に拡散せずにコンパクトとなり、燃焼安定性がより高くなる。
本発明に係る内燃機関全体のシステム構成を示す構成説明図。 本発明の超リタード燃焼の燃料噴射時期および点火時期を筒内圧変化とともに示す特性図。 低負荷のときの噴射特性と高負荷のときの噴射特性とを対比して示す特性図。 (a)噴射終了時期ITE1を遅らせた場合と(b)噴射開始時期ITS1を早めた場合とを対比して示す説明図。 従来技術における筒内の乱れの変化を示す説明図。
符号の説明
3…燃焼室
10…触媒コンバータ
13…排気温度センサ
14…点火プラグ
15…燃料噴射弁
25…コントロールユニット

Claims (5)

  1. 筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁を備えるとともに、点火プラグを備えてなる筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置において、排気系の触媒コンバータの早期昇温が要求される内燃機関の冷間始動時に、超リタード燃焼として、点火時期を圧縮上死点後に設定するとともに、燃料噴射を2回に分割して、点火時期において点火プラグ近傍に噴霧が到達するように圧縮行程中に1回目の燃料噴射を行い、点火時期前でかつ圧縮上死点後の膨張行程中に、筒内の乱れを強化する2回目の燃料噴射を行う一方、2回目の噴射量に対する1回目の噴射量の割合を、負荷が高いほど大とすることを特徴とする筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置。
  2. 1回目の噴射量が負荷に伴って増減変化するときに、噴射開始時期に比べて噴射終了時期が相対的に大きく変化することを特徴とする請求項1に記載の筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置。
  3. 1回目の噴射の噴射開始時期は、負荷変化に対し実質的に一定であることを特徴とする請求項2に記載の筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置。
  4. 超リタード燃焼における空燃比は、理論空燃比もしくは若干リーンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置。
  5. 超リタード燃焼における点火時期は、圧縮上死点後15°〜30°CAであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置。
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