JP4389602B2 - 物体検出装置、物体検出方法、プログラム - Google Patents

物体検出装置、物体検出方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、着目する空間において距離情報を用いることにより当該空間に出入りする人や物品のような物体を背景から分離して検出する物体検出装置、物体検出方法、プログラムに関するものである。
従来から、人や自動車のような検出対象である物体が出入りする空間を監視する目的で、着目する空間に出入りする検出対象を背景から分離して抽出する技術が知られている。たとえば、視野を固定したTVカメラにより異なる時刻に撮像した複数の画像を用い、画像間において対応する位置の各画素の画素値の差分を画素値とする差分画像を生成し、差分画像において画素値が規定した閾値以上である画素の集合を検出対象(移動物体)に対応する領域として背景から分離する技術が知られている。TVカメラにより撮像される画像には、濃淡画像またはカラー画像が用いられる。
上述した技術は、画像内に検出対象が存在するときと検出対象が存在しないときとで明暗や色が変化することを利用して検出対象を背景から分離するものであるから、着目する空間内で外光や照明の影響による光量変化や色変化が生じると、検出対象が存在しない場合であっても検出対象の存在と誤認することがあるという問題がある。
そこで、着目する空間の明暗や色の変化の影響を受けないように背景から検出対象を分離して検出するために距離情報を用いることが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。つまり、検出対象を含まない空間の距離情報と検出対象を含む空間の距離情報との差分により検出対象を抽出すれば、外光や照明の影響を受けにくいと考えられる。ここに、検出対象を背景から分離して検出することを前提として距離情報を求めるためには、着目する空間内において検出対象が占める領域よりも十分に小さい部位ごとに距離を求めることができる分解能が必要である。
特公平8−21149号公報
ところで、距離情報を求める技術は種々知られているが、上述のように空間内の各部位の距離を求める場合には、いずれかの部位の計測結果に誤りが含まれることが多い。たとえば、2台のTVカメラで撮像した画像を用い、両TVカメラで撮像した2枚の画像内の各部位を対応付け、両TVカメラの視差に基づいて距離画像を生成するステレオ画像法のように空間の各部位の距離を光学的に計測する場合には、TVカメラへの入射光量が少ないと誤計測を生じやすいから、空間内に存在する物体の反射率が低い部位では距離の計測結果に誤りを生じる可能性がある。
上述のように、空間のいずれかの部位で距離の計測結果に誤りがあると、検出対象を背景から分離するために距離の差分には検出対象以外の誤差が含まれることになる。そこで、上述した特許文献1に記載の技術では、検出対象を含まない空間の距離と検出対象を含む空間の距離情報とのうち、誤計測を含まない部位のみを利用して検出対象を抽出する技術を採用している。しかしながら、このような技術を採用すると、誤計測の部位の情報は利用されないものであるから、検出対象に欠落部分を生じる可能性がある。その結果、検出対象の特徴量を抽出するような目的には利用することができないという問題を有している。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、空間の各部位の距離を計測したときの計測結果の信頼度を求め、距離情報から得られる検出対象の候補を信頼度に応じて評価することによって、欠落部分をほとんど生じることなく検出対象を抽出することができるようにした物体検出装置、物体検出方法、プログラムを提供することにある。
請求項1の発明は、着目する空間の各部位の距離を計測する測距手段と、着目する1つの空間について測距手段で異なる時刻に計測した各部位ごとの距離の差分を求める差分手段と、差分手段で得られた距離の差分を用いて空間内での検出対象となる物体の候補の存在部位を抽出する物体抽出手段と、物体抽出手段により抽出した検出対象の候補から検出対象を抽出し検出対象の特徴量を抽出する物体判定手段と、測距手段による空間の各部位の距離の計測結果について信頼度を求める信頼性算出手段とを有し、物体抽出手段は、各部位ごとに異なる時刻の距離の計測結果の信頼度の組合せによって各部位ごとの距離の差分を分類する機能を有し、物体判定手段は、物体抽出手段での各部位ごとの分類結果および距離の評価により検出対象の候補を検出対象ごとにグループ化して抽出する機能を有することを特徴とする。
上記構成によれば、距離の差分を用いるだけではなく、測距手段での距離の計測結果について信頼度を求め、信頼度に基づいて検出対象の候補となる領域を評価するから、計測結果に誤りが含まれている場合でも検出対象の誤検出を低減することができる。その結果、欠落部分をほとんど生じることなく検出対象を抽出することが可能になる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記信頼性算出手段は、前記測距手段で距離を計測する各部位について近傍領域を設定し、着目部位の近傍領域での距離の計測結果の分散の関数として当該部位の信頼度を算出することを特徴とする。
この構成によれば、着目部位の近傍領域で得られる情報を用いて着目部位の信頼度を評価するから、測距手段から得られる距離の情報のみで計測結果の信頼度を求めることが可能になる。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、前記信頼性算出手段は、前記測距手段で距離を計測する各部位について近傍領域を設定するとともに、着目部位の近傍領域である第1の領域に含まれる各部位についてさらに近傍領域である第2の領域を設定し、第2の領域での距離の計測結果の分散を第1の領域内で合計した総和の関数として当該部位の信頼度を算出することを特徴とする。
この構成によれば、着目部位について設定される近傍領域よりも広い範囲から得られる情報を用いて着目部位の信頼度を評価するから、測距手段から得られる距離の情報のみで計測結果の信頼度を求めることが可能になる。しかも、着目部位が検出対象の境界や段差部分であっても境界や段差の影響を軽減することができる。
請求項4の発明では、請求項1の発明において、前記測距手段は、空間の各部位の距離について計測結果の信頼度の目安となる付随情報を出力し、前記信頼性算出手段は、空間の各部位の計測結果について付随情報を用いて信頼度を求めることを特徴とする。
この構成によれば、測距手段から得られる付随情報を用いて信頼度を求めているから、測距手段で得られる距離情報以外の情報を用いて計測結果の信頼度を評価することになり、信頼度による計測結果の評価に対する信憑性を高めることができる。
請求項5の発明では、請求項4の発明において、前記測距手段は、複数台のTVカメラを用いて撮像した複数枚の画像に含まれる画素を互いに対応付けることにより空間の各部位の距離を各画素の画素値とした距離画像を生成するものであって付随情報として各TVカメラで撮像した複数枚の画像のうちのいずれかの各画素の濃度を出力し、前記信頼性算出手段は、当該画像の各画素について近傍領域を設定し、距離画像において着目する画素の近傍領域での濃度の分散の関数として当該画素の信頼度を算出することを特徴とする。
この構成によれば、測距手段としてステレオ画像法により距離画像を生成する構成を採用しており、ステレオ画像の生成に際して用いる複数枚の画像のいずれかから計測精度に影響の大きい濃度を付随情報に用いているから、計測結果を正確に反映させた信頼度を求めることができる。
請求項6の発明では、請求項4の発明において、前記測距手段は、複数台のTVカメラを用いて撮像した複数枚の画像に含まれる画素を互いに対応付けることにより空間の各部位の距離を各画素の画素値とした距離画像を生成するものであって付随情報として各TVカメラで撮像した複数枚の画像において画素を対応付けた領域および複数枚の画像の各画素の濃度を出力し、前記信頼性算出手段は、対応付けた領域における画素の濃度の相関値として当該領域に含まれる画素の信頼度を算出することを特徴とする。
この構成によれば、測距手段としてステレオ画像法により距離画像を生成する構成を採用しており、ステレオ画像の生成に際して用いる複数枚の画像の対応付けの精度を付随情報に用いているから、計測結果を正確に反映させた信頼度を求めることができる。
請求項7の発明では、請求項1ないし請求項6の発明において、前記物体抽出手段は、距離の計測結果の信頼度を複数段階に区分するとともに、各部位ごとに異なる時刻の計測結果の信頼度の段階を組み合わせ、各部位ごとの距離の差分を信頼度の段階の組合せで3種類以上に分類し、分類ごとに検出対象の候補か否かを評価することを特徴とする。
この構成によれば、計測結果の信頼度を用いて計測結果を部位ごとに3種類以上に分類し、しかも分類した種類ごとに検出対象の候補か否かを評価するから、単なる差分画像では検出できなくなるような部位でも検出対象の候補として抽出することが可能になる。つまり、計測結果に誤計測が多く含まれるような場合でも検出対象の候補を正確に抽出することが可能になる。
請求項8の発明では、請求項1ないし請求項7の発明において、前記物体判定手段は、前記物体抽出手段で抽出した検出対象の候補について、着目する空間内での候補間の3次元の距離が規定した第1の閾値以下である検出対象の候補をグループとして抽出し、さらに測距手段への投影面内で前記グループとの距離が規定した第2の閾値以下である検出対象を前記グループと連結するグループとして抽出し、連結されたグループを1つの検出対象とすることを特徴とする。
この構成によれば、検出対象の候補について3次元の距離が近い領域をグループとして抽出することで検出対象である可能性の高い部位を抽出することができ、さらに検出対象である可能性の高いグループに対して検出対象の候補から投影面内での距離が近い部位を抽出して連結することで検出対象ごとに正確にグループ化することができる。
請求項9の発明は、物体検出方法であって、着目する空間の各部位の距離を測距手段により計測し、着目する1つの空間について測距手段で異なる時刻に計測した各部位ごとの距離の差分を求め、求めた距離の差分を用いて空間内での検出対象となる物体の候補の存在部位を抽出し、抽出した検出対象の候補から検出対象を抽出し検出対象の特徴量を抽出する物体検出方法であって、測距手段による空間の各部位の距離の計測結果について信頼度を求め、各部位ごとに異なる時刻の距離の計測結果の信頼度の組合せによって各部位ごとの距離の差分を分類し、各部位ごとの分類結果および距離の評価により検出対象の候補を検出対象ごとにグループ化して抽出することを特徴とする。
この方法によれば、距離の差分を用いるだけではなく、測距手段での距離の計測結果について信頼度を求め、信頼度に基づいて検出対象の候補となる領域を評価するから、計測結果に誤りが含まれている場合でも検出対象の誤検出を低減することができる。その結果、欠落部分をほとんど生じることなく検出対象を抽出することが可能になる。
請求項10の発明は、コンピュータ読取可能なプログラムであって、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の物体検出装置における差分手段と物体抽出手段と物体判定手段と信頼性算出手段とを実現するものである。
すなわち、このプログラムによって汎用のコンピュータと測距手段とを用いて物体検出装置を構成することが可能になる。
本発明の構成によれば、距離の差分を用いるだけではなく、測距手段での距離の計測結果について信頼度を求め、信頼度に基づいて検出対象の候補となる領域を評価するから、計測結果に誤りが含まれている場合でも検出対象の誤検出を低減することができるという利点がある。
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように、着目する空間の各部位までの距離を計測する測距手段1を備え、着目する1つの空間について測距手段1で異なる時刻に計測した距離を用いて物体を検出するものである。
以下に説明する実施形態では、測距手段1として、着目する空間を2台のTVカメラで撮像し、両TVカメラで撮像された画像に含まれる画素を互いに対応付けるとともに両TVカメラの視差を利用することにより画素毎に距離を求めるようにしたステレオ画像法の測距手段を採用する。すなわち、2台のTVカメラで撮像した画像から各画素に距離を対応付けた距離画像を生成する。なお、測距手段1はステレオ画像法に限らず距離画像を生成可能であればどのような技術を採用してもよい。
測距手段1では一定時間毎に距離画像を生成しており、本実施形態では、異なる時刻に得られた2枚の距離画像から検出対象を検出するものとする。ここでは、説明を簡単にするために、距離画像の時系列で先の時刻に得られた画像には検出対象が含まれず背景のみが含まれているものとし、この距離画像を背景距離画像と呼ぶ。また、検出対象の存否を検出する対象の距離画像を対象距離画像と呼ぶ。背景距離画像は、装置の動作前にあらかじめ生成しておけばよい。
測距手段1で得られた背景距離画像は背景記憶手段2に記憶され、測距手段1で得られた対象距離画像は差分手段3に入力される。差分手段3は、対象距離画像と背景距離画像との対応する画素毎の差分を画素値に持つ差分距離画像を生成する。対象距離画像に検出対象が含まれるときに、差分距離画像では、理想的には、検出対象が存在する領域の画素値は比較的大きい値になり、他の領域の画素値はほぼ0になる。したがって、差分距離画像の画素値を適宜の閾値で2値化すれば検出対象の存在する領域を抽出することができる。ただし、実際の差分距離画像にはノイズ成分や誤差成分が含まれているから、本実施形態では、ノイズ成分や誤差成分の影響を軽減するために、対象距離画像と背景距離画像との測距精度の信頼性の評価値(以下、「信頼度」という)を算出する信頼性算出手段4と、信頼性算出手段4により算出した信頼度を用いて差分距離画像から検出対象の候補である画素を抽出する物体抽出手段5と、物体抽出手段5により抽出した画素についてノイズ成分の除去や画素のグループ化などを行うとともに、グループ化した画素群の特徴量により検出対象か否かを判断する物体判定手段6とを設けている。
本実施形態の信頼性算出手段4では、背景距離画像と対象距離画像との両方について各画素の測距精度の信頼度を算出する。また、物体抽出手段5では、背景距離画像の各画素値の信頼度と対象距離画像の各画素値の信頼度とを組み合わせを用いることによって、差分距離画像の各画素を分類する。物体判定手段6では、物体抽出手段5での画素の分類結果を用いてノイズ成分の除去や画素のグループ化を行い、グループ化された画素群について位置、形状、大きさなどの特徴量を用いて検出対象か否かを判断する。なお、測距手段1の一部、背景記憶手段2、差分手段3、信頼性算出手段4、物体検出手段5、物体判定手段6はコンピュータを用いて実現される。
(信頼性算出手段の動作)
以下では信頼性算出手段4の動作を説明する。
信頼度(1)
本例は、距離画像において着目する画素の近傍領域では画素値の差が少ない(距離の差が小さい)と推定し、近傍領域において画素値が他の画素とは大きく異なる場合に当該画素の画素値の信頼度が小さくなるように信頼度を算出するものである。具体的には、距離画像において着目する画素を中心として、N×M画素(N,Mは自然数)の大きさの近傍領域を設定し、近傍領域の画素値の分散を求め、分散が大きいほど着目する画素の信頼度を小さくするように、数1を用いて信頼度を求めるものである。なお、数1においてVarは分散、Rは信頼度、D(u,v)は背景距離画像と対象距離画像とのそれぞれの画素値、AはN×M画素の近傍領域を表す。
Figure 0004389602
信頼度(2)
信頼度(1)の方法で求める信頼度Rは、背景距離画像および対象距離画像において距離がほぼ一定である物体に対してはよい結果を得ることができるが、検出対象と背景との境界や物体内に存在する段差の部位などでは分散が比較的大きくなるから、測距の精度が高い場合でも数1によって求められる信頼度Rが小さい値になる。そこで、本例では、境界や段差の周辺での測距の精度が高ければ、境界や段差の部位でも同程度の精度で距離が測定されているとみなして信頼度を求めている。
すなわち、着目する画素を中心とするN×M画素の大きさの近傍領域における画素値の分散から信頼度を求めるのではなく、数2のように、着目する画素の画素値の信頼度を、着目する画素の近傍領域に含まれる全画素をそれぞれ中心としてN×M画素の大きさで設定した近傍領域の分散の総和から求める。なお、数2において、nは着目する画素について設定した近傍領域の中で画素を区別する符号であって1≦n≦N×Mであり、Var〔n〕は画素nを中心として設定した近傍領域での分散、Rは信頼度、D(u,v)は背景距離画像と対象距離画像とのそれぞれの画素値、Anは画素nを中心とするN×M画素の近傍領域を表す。また、Regionは近傍領域Anの全体を含む領域を意味している。数2により求められる信頼度Rは、検出対象と背景との境界や物体内の段差の部位などであっても、信頼度(1)の方法で求められる信頼度を境界や段差の周辺で合算しているから、境界や段差の影響が緩和される。
Figure 0004389602
(物体抽出手段の動作)
以下では、物体抽出手段5において差分距離画像の各画素を分類する技術について説明する。
いま、測距手段1から図2(a)のような対象距離画像が出力され、背景記憶手段2には図2(b)のような背景距離画像が記憶されているものとする。図示例では明度が大きい部位ほど近い(白部位がもっとも近い)ものとする。また、信頼性算出手段4では、測距手段1から出力された対象距離画像の各画素に対して図3(a)のように信頼度が算出され、背景記憶手段2に記憶されている背景距離画像の各画素に対して図3(b)のように信頼度が算出されているものとする。図3では、明るいほど信頼度が高いものとしている(白部位がもっとも高い)。
物体抽出手段5では、対象距離画像と背景距離画像との信頼度に基づいて各画素を3種類に分類する。すなわち、対象距離画像と背景距離画像との信頼度をそれぞれ2値化し、信頼度の大小を組合せることによって、両者がともに高信頼度である場合、両者がともに低信頼度である場合、一方のみが高信頼度である場合の3種類に分類する。たとえば、図3(a)の対象距離画像に関する信頼度を図4(a)のように2値化し、図3(b)の背景距離画像に関する信頼度を図4(b)のように2値化したとする。図4において斜線部が低信頼度の領域を示している。図4(a)(b)の各領域を組み合わせることによって、上述した3種類の分類を行うと、図4(c)のように各領域が分類される。図4(c)において、白部分が両者ともに高信頼度の部位、黒部分が両者ともに低信頼度の部位、斜線部が一方のみ高信頼度の部位を示す。
上述のようにして3種類の領域を分類すれば、対象距離画像と背景距離画像とがともに高信頼度である部位については、Df−Db≧thr1を満足するときに検出対象の候補として抽出される。ここに、Df、Dbは対象距離画像と背景距離画像とにおける同位置の画素の画素値(距離)であり、thr1は距離の計測精度よりもやや大きく設定した閾値である。要するに、背景よりも近い領域が存在すれば検出対象の候補と判断するのである。また、対象距離画像と背景距離画像との一方のみが高信頼度である部位についてはすべての部位を検出対象の候補と判断する。図4(c)の分類結果に対して上述の条件を適用した結果として得られる検出対象の候補の部位を図5に示す。図5における黒部位が検出対象の候補となる部位である。
ただし、図5から明らかなように、検出対象と考えられる部位の一部に検出対象の候補として選択されていない部位が存在している(図5において、検出対象の候補となっている左側の領域の下部が白抜きになっている)。このような部位を含めて検出対象の候補として抽出するには、対象距離画像と背景距離画像とがともに低信頼度であった部位のうち、信頼度の変化が比較的大きい部位を抽出すればよい。すなわち、対象距離画像と背景距離画像とにおいて信頼度が変化した原因は、検出対象が発生したことに起因すると推定し、対象距離画像と背景距離画像とから求めた信頼度Rf,Rbの差の絶対値が規定した閾値thr2以上であるとき、すなわち、|Rf−Rb|≧thr2を満たす部位を検出対象の候補に含める。図5に対してこの条件を適用した結果を図6に示す。物体抽出手段5では、上述の処理によって、検出対象の候補となる部位をすべて抽出することが可能になる。
なお、上述の例では対象距離画像と背景距離画像との信頼度をそれぞれ2値化しているが、3段階以上に区分することも可能である。
(物体判定手段の動作)
物体抽出手段5では、検出対象の候補となる部位が抽出されるが、ノイズ成分が含まれている場合やグループ化すべき部位が分離されている場合があるから、ノイズ成分の除去やグループ化が必要である。
そこで、物体判定手段6では、物体抽出手段5で抽出された検出対象の候補について、測距精度の高い(測定の信頼性が高い)画素群(以下、「A群」という)と、他の画素群(以下、「B群」という)とに分類する。
A群となる画素の条件は、対象距離画像において検出対象の候補である領域内の2個の画素i,jについて、各画素i,jの画素値Di,Dj(つまり、距離)と、各画素i,jの座標(ui,vi)(uj,vj)とが規定の閾値thrAとの間に数3の式1の関係を満足することである。また、B群となる画素の条件は、対象距離画像において検出対象の候補である領域内の2個の画素k,lについて、各画素k,lの座標(uk,vk)(ul,vl)が規定の閾値thrBとの間に数3の式2の関係を満足することである。さらに、A群とB群との間では、A群の画素aとB群の画素bとの座標(ua,va)(ub,vb)と規定の閾値thrABとの間に数3の式3の関係が満たされるときには、1個の検出対象になるものと判断し、A群とB群との画素を1つのグループに統合する。上述の処理によって得られた結果を図7に示す。図7においてA1,A2はA群、B1〜B4はB群の画素の集合であり、(A1,B2)が1つのグループに統合され、(A2,,B1,B3,B4)が1つのグループに統合されている。つまり、各グループがそれぞれ個別の検出対象になる。
Figure 0004389602
ところで、上述のようにA群とB群との画素をグループに統合する際に、図8にB5として示すような位置に生じるB群の画素は、A1を含むグループとA2を含むグループとのいずれにもグループ化される可能性がある。このような場合には、B5として示すB群の画素をどちらのグループに統合するかを決定しなければならない。たとえば、検出対象を検出する目的が、図9に示す特定領域(危険領域など)Adに侵入しないように監視することであれば、B5を特定領域Adに近いほうの検出対象に統合することが合理的であると考えられる(グループ内の画素数が多くなるから検出が容易になる)。
ここにおいて、特定領域AdとA1,A2を含む各グループとの距離は、測距手段1から特定領域Adの代表点までの距離Ddと、測距手段1から各グループの代表点までの距離とによって評価する。各グループの代表点までの距離D1,D2は数4により求める。数4はA1,A2に含まれる画素値(距離)の平均値であり、N1,N2はそれぞれA1,A2に含まれる画素数である。
Figure 0004389602
上述のようにA群とB群との画素を1つの検出対象とみなせるグループに統合するにあたって、各画素群についてノイズ成分を事前に除去しておけば、検出対象の正確な判断につながる上に処理負荷の軽減にもなる。ここに、ノイズ成分は画素群の占める面積が小さいと考えられるから、A群とB群との各画素群の画素数(面積)に対して適宜の閾値を設定し、画素数が閾値以下である画素群はノイズ成分として処理対象から削除すればよい。
ただし、測距手段1からの距離が大きいほど画像内で占める面積が小さくなるから、各画素群の面積を単純に閾値と比較すると、遠方の検出対象が削除される可能性が生じる。そこで、各画素群の代表点の距離を求め、距離に応じて閾値を変化させるようにすれば、検出対象をノイズ成分と誤認して削除する可能性を低減することができる。このような閾値は、たとえば距離に反比例するように設定し、測距手段1の画角によって適宜の係数を乗じた値に設定すればよい。
上述の処理によって、画素群を1つのグループに統合したとしても、B群となる画素群は測距精度が比較的低い可能性がある。たとえば、人体を検出対象とした場合に、図10に示すように、毛髪部分については測距精度が低い可能性がある。したがって、検出対象までの距離を求める目的で使用する場合には、毛髪部分の距離を採用することができない。グループを構成する画素群に測距精度の低い画素群(B群)が含まれている場合には、グループ内において当該画素群の近傍において測距精度が高い画素群から測距精度の低い画素群と同個数の画素を抽出し、抽出した画素の平均値を測距精度が低い画素群の距離に代用して用いる。すなわち、測距精度の高い画素群Objから抽出した画素の画素値(距離)をD(u,v)、抽出した個数をNumとするときに、数5を適用して距離Dvを求める。すなわち、測距精度の低い画素群の距離Dvを測距精度の高い画素群の距離の補間によって求めたことになる。
Figure 0004389602
検出対象が人体のように平面に近い形状であるときには、検出対象までの距離Dvを数6のような加重平均で求めてもよい。数6においてD(u,v)は、対象距離画像内での検出対象の各画素値(距離)であり、Objは検出対象の画素、R(u,v)は信頼性算出手段4で求めた各画素の信頼度である。
Figure 0004389602
物体判定手段6では検出対象までの距離のほか検出対象の位置や特徴量としての大きさを求める場合もある。検出対象の位置や大きさを求める場合には、図11に示すように、上述した1つのグループが占める領域に外接矩形Eを設定する。外接矩形Eは、グループを構成する水平方向および垂直方向の座標値の最小値と最大値とを求めることによって設定することができる。検出対象までの距離は数5、数6などによって求めることができるから、検出対象までの距離をDoとすれば、対象距離画像内の外接矩形Eの幅wおよび高さhを用いることによって、検出対象の実際の高さWおよび幅Hを数7で求めることができる。数7におけるβは測距手段1に固有な定数である。また、検出対象の特徴量である面積Sは、数7に示すように、外接矩形Eの面積で近似することができ、検出対象の特徴量として外接矩形Eのアスペクト比Aspectを求めると、人体(Aspect≒0.5)か犬や猫のような小動物(Aspect≒1)かを判別することも可能になる。
Figure 0004389602
(実施形態2)
本実施形態は、図12に示すように、実施形態1と同様に、測距手段1、背景記憶手段2、差分手段3、信頼性算出手段4、物体抽出手段5、物体判定手段6を備える。ただし、背景記憶手段2では、背景距離画像だけを記憶するのではなく測距手段1において背景距離画像を生成する際に用いる情報を背景情報として記憶し、また信頼性算出手段4では、背景距離画像の各画素値の信頼度を算出するにあたって背景情報を用い、対象距離画像に代えて測距手段1において対象距離画像を生成する際に用いる情報を対象情報として信頼度の算出に用いる。背景情報および対象情報の具体例は後述する。背景情報および対象情報は、測距手段1の出力目的である距離情報ではない付随情報になる。
(信頼性算出手段の動作)
信頼度(3)
本例は、本実施形態における信頼性算出手段4の動作例であって、測距手段1においてステレオ画像法を採用していることを利用する。ステレオ画像法は一般的には複数枚の画像を使用するが、ここでは簡単のために左右2枚の画像を使うものとする。ステレオ画像法において得られる2枚の画像のうちの一方を背景情報および対象情報として用いるものである。ステレオ画像法では、左右2枚の画像に含まれる各画素を対応付ける必要があり、画素を対応付けることによって2枚の画像の視差を求め、2台のTVカメラの距離と視差とを用いることによって画像内の各画素の距離を求めている。したがって、濃度の変化が少ない領域では、画素間を一対一に対応付けることが難しく、対応付けが不正確であると距離の計測値に誤りが生じる。
そこで、本実施形態では、ステレオ画像法で用いる2枚の画像のうち一方の画像(たとえば、左画像)に対応付ける画素を他方の画像(たとえば、右画像)から抽出する場合において、数8のように、前記一方の画像内で着目する画像を中心とするN×M画素(N,Mは自然数)の近傍領域の濃度の分散を求め、濃度の分散を信頼度に用いる。この場合、分散が大きいほど画素の対応付けが容易になるから、距離の計測値の信頼度が大きくなるのである。なお、数8において、Varは分散、Rは信頼度、I(u,v)は画素(u,v)の濃度、AはN×M画素の近傍領域である。
Figure 0004389602
信頼度(4)
本例は、信頼度(3)と同様に、ステレオ画像法における2枚の画像の対応付けの良否が測距の精度に影響するという知見に基づいて、対応付けの良否に関する評価値(正規化相関値)を数9により求め、背景距離画像および対象距離画像に対する背景情報および対象情報として用いるものである。なお、数9において、Il(ul,vl),Ir(ur,vr)はそれぞれ左画像の濃度と右画像の濃度、Al,Arは左右の各画像において互いに対応付ける領域、Avel,Averはそれぞれ領域Al,Ar内の濃度の平均値である。数9で求める評価値Cは、0≦C≦1の値であって、2枚の画像の対応付けが良好であるほど大きい値になる。
Figure 0004389602
なお、信頼度(4)では濃度に代えて色(色相、彩度、明度の少なくとも1種類)を用いてもよい。
信頼度(5)
数9における正規化相関値Cを求める際に、輝度を用いる代わりに数10で示す微分値Ampあるいは濃度勾配方向Dirを用いてもよい。着目する画素の微分値を求めるには、図13に示すようなソーベルフィルタ(Sobel)を適用すればよい。図13(a)は水平微分値Hを求める際のソーベルフィルタであり、図13(b)は垂直微分値Vを求める際のソーベルフィルタである。
Figure 0004389602
本実施形態の他の構成は実施形態1と同様である。
上述した実施形態1、実施形態2では測距手段1として、2台のTVカメラを用いたステレオ画像法により距離画像を生成するものを想定したが、測距手段1としては、音(一般には超音波)や光の送波から反射波を受波するまでの時間差を用いて距離を測定するものを採用してもよい。この種の測距手段1では、図14に示すように、音あるいは光の速度をSsとすれば、送波から受波までの時間差がTrであるときに、物体までの距離Dを、D=Ss×Tr/2と表すことができる。このような測距手段1では反射波の受波強度Arが大きいほど測距の信頼性が高いと言えるから、信頼度Rとして強度Arを用いればよい。あるいはまた、音または光を間欠的に送波するものとして、音または光の送出時の受波強度A0と反射波の受波時の受波強度Arとを用い、両者の比(=Ar/A0)あるいは両者の差(Ar−A0)を信頼度Rに用いるようにしてもよい。
光を用いる測距手段1としては、送波する光の強度を変調しておき(つまり、光の強度を所定の規則に従って時間経過に伴って変化させ)、送波した光と受波した反射波との強度変調の位相差から物体までの距離を求める技術を採用してもよい。たとえば、送波する光の強度を正弦波で変調している場合に、受波する光の受波強度Arは図15のように変化し、受波強度Arが大きいほど位相差の検出誤差が小さくなるから、受波強度Arを測距の信頼性の目安に用いることができる。つまり、信頼度Rとして受波強度Arを用いることができる。
実施形態1を示すブロック図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 実施形態2を示すブロック図である。 同上に用いるソーベルフィルタを示す図である。 他の構成例の動作説明図である。 さらに他の構成例の動作説明図である。
符号の説明
1 測距手段
2 背景記憶手段
3 差分手段
4 信頼性算出手段
5 物体抽出手段
6 物体判定手段

Claims (10)

  1. 着目する空間の各部位の距離を計測する測距手段と、着目する1つの空間について測距手段で異なる時刻に計測した各部位ごとの距離の差分を求める差分手段と、差分手段で得られた距離の差分を用いて空間内での検出対象となる物体の候補の存在部位を抽出する物体抽出手段と、物体抽出手段により抽出した検出対象の候補から検出対象を抽出し検出対象の特徴量を抽出する物体判定手段と、測距手段による空間の各部位の距離の計測結果について信頼度を求める信頼性算出手段とを有し、物体抽出手段は、各部位ごとに異なる時刻の距離の計測結果の信頼度の組合せによって各部位ごとの距離の差分を分類する機能を有し、物体判定手段は、物体抽出手段での各部位ごとの分類結果および距離の評価により検出対象の候補を検出対象ごとにグループ化して抽出する機能を有することを特徴とする物体検出装置。
  2. 前記信頼性算出手段は、前記測距手段で距離を計測する各部位について近傍領域を設定し、着目部位の近傍領域での距離の計測結果の分散の関数として当該部位の信頼度を算出することを特徴とする請求項1記載の物体検出装置。
  3. 前記信頼性算出手段は、前記測距手段で距離を計測する各部位について近傍領域を設定するとともに、着目部位の近傍領域である第1の領域に含まれる各部位についてさらに近傍領域である第2の領域を設定し、第2の領域での距離の計測結果の分散を第1の領域内で合計した総和の関数として当該部位の信頼度を算出することを特徴とする請求項1記載の物体検出装置。
  4. 前記測距手段は、空間の各部位の距離について計測結果の信頼度の目安となる付随情報を出力し、前記信頼性算出手段は、空間の各部位の計測結果について付随情報を用いて信頼度を求めることを特徴とする請求項1記載の物体検出装置。
  5. 前記測距手段は、複数台のTVカメラを用いて撮像した複数枚の画像に含まれる画素を互いに対応付けることにより空間の各部位の距離を各画素の画素値とした距離画像を生成するものであって付随情報として各TVカメラで撮像した複数枚の画像のうちのいずれかの各画素の濃度を出力し、前記信頼性算出手段は、当該画像の各画素について近傍領域を設定し、距離画像において着目する画素の近傍領域での濃度の分散の関数として当該画素の信頼度を算出することを特徴とする請求項4記載の物体検出装置。
  6. 前記測距手段は、複数台のTVカメラを用いて撮像した複数枚の画像に含まれる画素を互いに対応付けることにより空間の各部位の距離を各画素の画素値とした距離画像を生成するものであって付随情報として各TVカメラで撮像した複数枚の画像において画素を対応付けた領域および複数枚の画像の各画素の濃度を出力し、前記信頼性算出手段は、対応付けた領域における画素の濃度の相関値として当該領域に含まれる画素の信頼度を算出することを特徴とする請求項4記載の物体検出装置。
  7. 前記物体抽出手段は、距離の計測結果の信頼度を複数段階に区分するとともに、各部位ごとに異なる時刻の計測結果の信頼度の段階を組み合わせ、各部位ごとの距離の差分を信頼度の段階の組合せで3種類以上に分類し、分類ごとに検出対象の候補か否かを評価することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の物体検出装置。
  8. 前記物体判定手段は、前記物体抽出手段で抽出した検出対象の候補について、着目する空間内での候補間の3次元の距離が規定した第1の閾値以下である検出対象の候補をグループとして抽出し、さらに測距手段への投影面内で前記グループとの距離が規定した第2の閾値以下である検出対象を前記グループと連結するグループとして抽出し、連結されたグループを1つの検出対象とすることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の物体検出装置。
  9. 着目する空間の各部位の距離を測距手段により計測し、着目する1つの空間について測距手段で異なる時刻に計測した各部位ごとの距離の差分を求め、求めた距離の差分を用いて空間内での検出対象となる物体の候補の存在部位を抽出し、抽出した検出対象の候補から検出対象を抽出し検出対象の特徴量を抽出する物体検出方法であって、測距手段による空間の各部位の距離の計測結果について信頼度を求め、各部位ごとに異なる時刻の距離の計測結果の信頼度の組合せによって各部位ごとの距離の差分を分類し、各部位ごとの分類結果および距離の評価により検出対象の候補を検出対象ごとにグループ化して抽出することを特徴とする物体検出方法。
  10. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の物体検出装置における差分手段と物体抽出手段と物体判定手段と信頼性算出手段とを実現するコンピュータ読取可能なプログラム。
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