JP4387318B2 - 用紙後処理装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、中綴じ処理及び折り処理機能を備えた用紙後処理装置及びこれを備えた画像形成装置に関し、特に、転写紙束の綴じ針位置と折り位置とが確実に一致した高精度な折り処理を安価に実現することができる用紙後処理装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
従来の用紙後処理装置として、画像形成装置によって画像が記録されトレイ上に順次スタックして整合した転写紙束に対して、中綴じ処理と端面綴じ処理とを行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
転写紙の中央に綴じ折処理を行う中綴じ処理部と、綴じられた転写紙中央部を薄板状の部材で押さえつけ、対向する一対のローラによって折りを行う折り処理部とを有する従来の用紙後処理装置においては、搬送ローラの搬送によって2個所の綴じ針を紙折板に一致させる動作の際に、一方の綴じ針と紙折板とが一致し他方の綴じ針と紙折板とが一致しないことによる転写紙束における折りずれが生じることがあった。
また、この折りずれを防止するために転写紙束の姿勢を矯正させる機構を設けると、機械構成が複雑になり高価になってしまう。また、従来の搬送ローラ対においては回転駆動が片側ローラのみによってなされるため、転写紙束の綴じ枚数が多い場合においては、駆動側の転写紙と従動側の転写紙とに搬送方向ずれが生じる可能性があった。
特開2001−206629公報
そこで、本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、転写紙束の綴じ針位置と折り位置とが確実に一致した高精度な折り処理を安価に実現することができる用紙後処理装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、搬送されてきた転写紙の端部を整合して転写紙束とし、前記転写紙束上の転写紙搬送方向に直交する線上を綴じ針にて綴じる綴じ処理機能と、前記綴じ針の綴じ位置を境に前記転写紙束を折り畳む折り処理機能とを有する用紙後処理装置において、転写紙搬送方向に直交する方向において転写紙の中央となる位置で前記転写紙束を両面から挟み込んで搬送するための一対の搬送ローラと、前記転写紙束に対して進退し、前進時に前記転写紙束上において転写紙搬送方向に直交する線上に接触し、前記搬送ローラによる前記転写紙束の搬送時に前記綴じ針を引っ掛けることで前記転写紙束の搬送を制動する綴じ針当接部材とを備え、前記搬送ローラによって前記転写紙束を搬送して前記綴じ針を前記綴じ針当接部材に当接させ、前記転写紙束に対する搬送力と、前記綴じ針当接部材とそれぞれの前記綴じ針との間に作用するそれぞれの当接力とが均衡することで前記綴じ針当接部材の前記転写紙束に接触する部分と前記綴じ針の位置とを一致させて前記転写紙束の姿勢を修正するようにした用紙後処理装置を最も主要な特徴とする。
また、請求項2に記載の発明では、前記転写紙又は前記転写紙束を両面から挟み込み、前記搬送ローラと共に前記転写紙または前記転写紙束を搬送するための両端ローラと両端従動ローラからなる一対のローラを前記搬送ローラの両脇に一組ずつ設け、前記折り処理機能の動作において前記転写紙束の姿勢を修正するときには、前記両端ローラと前記両端従動ローラを相対的に離間させて、前記搬送ローラのみで前記転写紙束を搬送し、前記折り処理機能を実施しない動作では、前記両端ローラと前記両端従動ローラとで前記転写紙又は前記転写紙束を挟み込んで前記搬送ローラと共に搬送するようにした用紙後処理装置を主要な特徴とする。
また、請求項3に記載の発明では、前記綴じ針当接部材は前記折り処理機能の動作において前記転写紙束の折り位置を押圧して前記転写紙束を折り畳むための紙折板である用紙後処理装置を主要な特徴とする。
また、請求項4に記載の発明では、前記搬送ローラの外周面の断面形状は前記搬送ローラの径方向外側に向かって凸状となる略半円形の曲線である用紙後処理装置を主要な特徴とする。
また、請求項5に記載の発明では、一対の前記搬送ローラは両方とも回転駆動力を有している用紙後処理装置を主要な特徴とする。
また、請求項6に記載の発明では、一対の前記搬送ローラはトルクリミッタを介して回転駆動力が伝達される用紙後処理装置を主要な特徴とする。
また、請求項7に記載の発明では、一対の前記搬送ローラの材質は両方とも高摩擦部材である用紙後処理装置を主要な特徴とする。
また、請求項8に記載の発明では、一対の前記搬送ローラの材質は両方ともゴムである用紙後処理装置を主要な特徴とする。
また、請求項9に記載の発明では、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の用紙後処理装置を備えた画像形成装置を主要な特徴とする。
本発明によれば、転写紙搬送方向と直交する方向(幅方向)において転写紙の中央となる位置に配された一対の搬送ローラで転写紙束先端付近を挟み込んだ状態で転写紙束を搬送し、転写紙束の適所にステイプルされた綴じ針に対して綴じ針当接部材の一部を当接させることにより、綴じ針を支点として転写紙束を回転(回動)させ、まだ綴じ針当接部材に当接していなかった綴じ針をその後綴じ針当接部材に当接させることで、転写紙束に対する搬送力と、綴じ針当接部材とそれぞれの綴じ針との間に作用するそれぞれの当接力とを均衡させて転写紙束の回転を停止させて転写紙束の姿勢修正を完了し、この状態で折り処理を施すので、転写紙束の綴じ針位置と折り位置とが確実に一致した折り処理を施すことが可能になる。構成が簡単なので安価に本効果を実現することができる。
また、転写紙面の幅方向(転写紙搬送方向に直交する方向)の中央とその両側に3組のローラを配することで、ローラによって転写紙(転写紙束)に搬送力を付与したときに転写紙が押される方向が安定し、搬送路上での転写紙(転写紙束)のずれを起因とする転写紙の折れ曲がりやジャムなどの不具合発生を未然に防止することができる。
また、綴じ針を引っ掛けるための綴じ針当接部材として紙折板を利用することで、簡単な構成で綴じ針を引っ掛ける機能を実現し、高精度な折り処理を安価に実現することができる。
また、搬送ローラの外周面の断面形状を搬送ローラの径方向外側に向かって凸状となる略半円形の曲線とすることで、転写紙面に対して幾何学的に点接触する状態を得ることができるので、転写紙束を搬送ローラで挟み込んだ状態でも転写紙束の姿勢修正動作時における回転が容易になる。その結果、転写紙束の姿勢修正が確実に行われる。
また、一対の搬送ローラの両方に回転駆動力を与えることで、綴じ枚数の多い転写紙束でも転写紙同士がずれることなく搬送することができ、揃え精度の良好な中綴じ処理を施すことが可能になる。
また、一対の搬送ローラへの回転駆動力の伝達にトルクリミッタを用いることで、処理される転写紙束の転写紙枚数(厚み)に関わらず一定の搬送力を得ることができ、綴じ針と折り位置とが一致した良好な折り処理を施すことが可能になる。
また、搬送ローラの材質に高摩擦部材を用いることで、転写紙束に対するすべりを防止し、転写紙束のずれをなくし、揃え精度の良好な中綴じ処理を施すことが可能になる。
また、搬送ローラの材質にゴムを用いることで、転写紙束に対するすべりを防止し、転写紙束のずれをなくし、揃え精度の良好な中綴じ処理を施すことが可能になる。
また、複写機やプリンタ等の画像形成装置の内部に本発明の用紙後処理装置を備えることで、用紙後処理装置における上述の効果を奏することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。図1は本発明を実施するための最良の実施形態である用紙後処理装置2の概略断面図である。この用紙後処理装置2は、この例では複写機1より排出された転写紙(以下、用紙という)に綴じ(ステイプル)処理を施し、綴じた用紙束を折り畳む簡易製本機能を有している。
図1に示すように、用紙後処理装置2は、入り口ガイド板201、送りローラ202、203、分岐爪204、排出用送りローラ205、ステイプルトレイ402、ステイプルトレイ送りローラ209、たたきコロ210、用紙後端基準フェンス421、中綴じステイプラ403、搬送ローラ211、232、排紙ガイド板231、紙折板(綴じ針当接部材)466、折りローラ451、452、排紙トレイ301を備えている。
まず、複写機1から用紙を受け取った後の用紙後処理装置2における動作の概略について説明する。複写機1から排出された用紙を入り口ガイド板201によって装置内の搬送路へ導き、その用紙を送りローラ202、203によって搬送し、分岐爪204によって排出用の搬送路かステイプル処理用の搬送路のどちらかへ送る。
ステイプル処理用の搬送路が選択された場合は、ステイプルトレイ送りローラ209によって用紙をステイプルトレイ402へ送り、ここで、たたきコロ210により用紙を1枚毎にステイプルトレイ402の下方へ落とす。たたきコロ210で落とした用紙は用紙後端基準フェンス421で受け止めて用紙後端を整合する。用紙の幅方向(用紙搬送方向と直交する方向)の整合は図示しないジョガーフェンスによって行う。このとき、ステイプルモードの中綴じが選択されている状態では、排紙ガイド板231の回動によって搬送ローラ232は搬送ローラ211から離間した位置にある。
また、中綴じ動作の場合は、最終紙を整合した後、水平方向に所定の間隔(本例においては115mm)を隔てて設けた2個の中綴じステイプラ403によって用紙束に対して2個所に中綴じ処理を施す。綴じる位置は用紙搬送路と同じ向きにおいて用紙の中央となる線上である。
そして、図示しない放出ベルトによって用紙束を上方に持ち上げ、中綴じステイプラ403によって綴じた針の位置が所定の位置(この例では、綴じ針が紙折板466の下側2mmの位置)に達したところで停止する。図2はこのときの用紙束と紙折板466の位置関係を示した斜視図である。放出ベルトによる搬送動作では、同図に示すように紙折板466は用紙束から離間した位置に待機している。
この後、搬送ローラ211、232周辺及び紙折板466による後述する動作を用紙束に対して行い、図3のように紙折板466で用紙束の中央部分を折りローラ451、452の間へ押し込んでいく。このようにして簡易製本処理を施した後、用紙束を排紙トレイ301に排出する。
一方、複写機1から受け取った用紙の搬送先として排出用の搬送路が選択されている場合は、分岐爪204によって用紙を排出用送りローラ205側へ流し、排出用送りローラ205の搬送力によって搬送ローラ211、232へ送り、そのまま排紙トレイ301に排出する。なお、用紙後処理装置2における各部の動作はユーザからの指示入力に基づいて図示しない制御手段(CPU)によって制御されている。
続いて、搬送ローラ211、232及びその周辺の構成と動作について説明する。図4は搬送ローラ211、232の周辺の拡大図であり、上述の放出ベルトと一体になった放出爪422上の用紙束に対して紙折板466による折り処理を施す前の状態を示している。この図に示すように、搬送ローラ211、232は用紙束の搬送路上において互いに対向するように配され、これらの間を用紙束が通過するようになっている。
搬送ローラ211の回転軸は装置本体側に取りけられており、搬送ローラ232の回転軸は排紙ガイド板231に配されている。排紙ガイド板231は回動支点229を支点として回動可能に取り付けられている。排紙ガイド板231に対しては、排紙ガイド板駆動モータ230によりウォームギヤ228、カム234、リンク部材233を介して回動力が与えられる。これにより、搬送ローラ232は搬送ローラ211側への移動や搬送ローラ211からの離間の動作が行えるようになる。
図5は搬送ローラ211、232の周辺の平面図である。搬送ローラ232を有する排紙ガイド板231は、図5に示すように、搬送ローラ232の両脇に配設した両端従動ローラ226、227と、これら両端従動ローラ226、227を回転自在に支持する両端従動ローラ支持部材223と、両端従動ローラ支持部材223に連結され、これに回動力を与えるソレノイド222とを備えている。また、図5から分かるように、搬送ローラ211の回転軸211aと同軸上であって、両端従動ローラ226、227と対向する位置には両端ローラ224、225が設けられている。
このように、排紙ガイド板231に3つのローラを並設したのは、通常排紙の場合において用紙の片面上を転がるローラを3つ(232、226、227)にすることで排紙動作を安定させるためである。すなわち、通常排紙動作においては、用紙の片面に対して3つずつのローラを当て、簡易製本処理における動作では、後述する効果を得るために用紙の片面に対して1つずつのローラ232を当てるようにしている。
図6は両端従動ローラ227を支持する部分の両端従動ローラ支持部材223とその周辺の構成を示す側面図である。なお、両端従動ローラ226と両端従動ローラ支持部材223とで構成される部分の基本的な構造は両端従動ローラ227の場合と同様である。図6に示すように、両端従動ローラ支持部材223はその側面形状がクランク状となされ、中間部に位置する回動支点223aを支点として上下方向へ回動するように排紙ガイド板231に取り付けられている。そして、両端従動ローラ支持部材223の一端に両端従動ローラ227が回転自在に取り付けられ、他端にはソレノイド222のプランジャの先端部が回動自在につながれている。プランジャの突出入動作に応じて両端従動ローラ支持部材223は回動支点223aを中心として両端従動ローラ227を上下動させる。
これにより、ソレノイド222の直線往復運動に伴って、排紙ガイド板231に設けられた3つのローラのうち、両端従動ローラ226、227だけが移動できるようになる。すなわち、図5において、ソレノイド222がプランジャ先端部を引き込んだときには、両端従動ローラ226、227はそれぞれ両端ローラ224、225から離れる方向に移動し、ソレノイド222がプランジャ先端部を押し出したときには、両端従動ローラ226、227はそれぞれ両端ローラ224、225に近づく方向に移動する。
図7は搬送ローラ232とその周辺の構成を示す側面図である。上述したように、搬送ローラ232の回転軸は排紙ガイド板231に配されているが、図7に示すように、搬送ローラ232は排紙ガイド板231により回転自在に取り付けられている。また、搬送ローラ232の回転軸を軸支する軸受部材231Aにはスプリング232cの一端が取り付けられ、スプリングの他端側が排紙ガイド板231の適所に取り付けられている。これにより、排紙ガイド板231が図7の位置にあるときには、搬送ローラ232は搬送ローラ211に対してスプリング232cの付勢力をもって常に押圧することになる。
また、搬送ローラ232にはタイミングベルト232a、プーリ232bを介して図示しない駆動モータによって駆動力が与えられる。なお、タイミングベルト232a及びプーリ232bの配設位置はソレノイド222(図5)に重ならない場所が選定されている。
ここで、各動作における搬送ローラ232、両端従動ローラ226、227の位置について説明する。図8〜図11は各動作において、搬送ローラ232、両端従動ローラ226、227が、夫々搬送ローラ211、両端ローラ224、225に対する位置を示す正面図及び側面図である。図8は通常排紙としてのノンステイプルモード時及び端綴じ放出時におけるローラ位置を示し、図9は図8の状態から排紙ガイド板231を上方に回動させた状態を示し、図10は中綴じ処理時におけるローラ位置を、図11は図10の状態から排紙ガイド板231を上方に回動させた状態を示している。
図8のノンステイプルモード時及び端綴じ放出時では、排紙ガイド板駆動モータ230によって排紙ガイド板231を両端ローラ225側に倒し、搬送ローラ232を搬送ローラ211に押し当て、両端従動ローラ226、227をそれぞれ両端ローラ224、225に押し当てる。この状態では、上述したように、用紙面の幅方向(用紙搬送方向に直交する方向)の中央とその両側に3組のローラを配することができるので、ローラによって用紙(用紙束)に搬送力を付与したときに用紙が押される方向が安定し、搬送路上での用紙(用紙束)のずれを起因とする用紙の折れ曲がりやジャムなどの不具合発生が未然に防止される。
図8の状態から、排紙ガイド板駆動モータ230によって排紙ガイド板231を両端ローラ225から離間させる方向に引き上げると、図9のように排紙ガイド板231上の搬送ローラ232、両端従動ローラ226、227は全てそれぞれ対向するローラから離間することになる。
図10の中綴じ処理時では、排紙ガイド板駆動モータ230によって排紙ガイド板231を両端ローラ225側に倒し、搬送ローラ232を搬送ローラ211に押し当てる。このとき、ソレノイド222によって両端従動ローラ226、227はそれぞれ両端ローラ224、225から離間する方向に移動させている。この状態では、搬送ローラ232と搬送ローラ211の1組だけが当接し合って用紙束を搬送することができる。一対の搬送ローラ232、搬送ローラ211のみによる用紙束の搬送については後述する。
図10の状態から、排紙ガイド板駆動モータ230によって排紙ガイド板231を両端ローラ225から離間させる方向に引き上げると、図11のように排紙ガイド板231上の搬送ローラ232、両端従動ローラ226、227は全てそれぞれ対向するローラから離間することになる。
図12は搬送ローラ232、211の断面形状と各ローラを駆動するための構成を示す図である。搬送ローラ232、211の材質には高摩擦部材であるゴム材を用いており、用紙束に対して滑らないようになっている。また、図5以降で既に図示しているが、図12のように、搬送ローラ232、211の外周面の断面形状は径方向外側に向かって凸状となる略半円形の曲線である。このような形状にすることにより、用紙面に対して幾何学的に点接触する状態を得ることができる。これにより、用紙束を搬送ローラ232、211で挟み込んだ状態においても用紙束が後述の回転動作を行うことが容易になる。
搬送ローラ232、211はタイミングベルト(図示しない)を介し、図12のトルクリミッタ235、235によって双方に回転駆動力が伝達される。片側のローラだけしか駆動できない場合、綴じ枚数の多い用紙束を搬送するときに図13(a)のように駆動輪側の用紙が先に送られて従動輪側の用紙との間にずれが生じてしまう。これに対して、双方の搬送ローラ232、211を回転駆動できるようにすることにより、綴じ枚数の多い用紙束でも図13(b)のように用紙同士がずれることなく搬送することができる。
図14は中綴じを施した用紙束に対して折り処理を施す前における用紙束の姿勢の例を示す平面図である。中綴じを施した後は、図1を用いた説明で既に示したように、図示しない放出ベルトによって用紙束を上方に持ち上げ、綴じ針の位置が所定位置(この例では、綴じ針が紙折板466の下側2mmの位置)に達したところで停止する。ここまで搬送されてきた用紙束は、図14(a)のように、搬送方向に対して傾いてしまっている場合がある。この状態で折り処理を施すと折り位置が本来の位置からずれているのできれいな仕上がりを得ることができない。そこで、搬送ローラ232、211を用いた姿勢の修正を行うようになっている。
上述の所定位置で用紙束の搬送を停止した後、排紙ガイド板231を倒して搬送ローラ232、211で用紙束先端付近を挟み込み、さらに、搬送ローラ232、211の回転により用紙束を上方に搬送する。このとき、紙折板466は用紙束に接触しており、搬送ローラ232、211による用紙束の搬送によって用紙束上の綴じ針が紙折板466の先端に当接するところまで移動し、綴じ針が紙折板466に引っ掛かった状態になる(図14(b))。
すなわち、図14(a)の例においては、紙折板466に先に当接した図中左側の綴じ針を支点として用紙束が反時計回りに回転(回動)して図中右側の綴じ針が紙折板466に当接し、搬送ローラ232、211による用紙束に対する搬送力と、紙折板466と各綴じ針との間に作用するそれぞれの当接力とが均衡して用紙束の回転が停止し、図14(b)の姿勢になる。
これにより、所定距離離間して配置された2個所の綴じ針と、水平姿勢にある紙折板466の先端縁の位置が一致するので、折り処理時において折りずれが生じることがなく、きれいな仕上がりを得ることができる。また、綴じ針を引っ掛けるための綴じ針当接部材として紙折板466を兼用することで、簡単な構成で綴じ針を引っ掛ける機能を実現し、高精度な折り処理を安価に実現することができる。上述のように、用紙束を回転させて姿勢を修正できるのは、搬送ローラ232、211の一対のローラで用紙束の幅方向中央部を挟み込んだ状態で搬送できるように構成したためである。搬送ローラ232、211を用いた構成は簡単なので安価である。
この後、搬送ローラ232、211によって用紙束先端部を固定して折り動作に移行するが、これについて説明する前に折り処理部の構成について説明する。図15は折り処理を施すための紙折板466と折りローラ451、452の斜視図であり、図16は紙折板466を駆動するための機構の側面図である。薄板状の紙折板466は、その下面に一体化された軸部464をガイド溝(ガイドスリット)465内に嵌合させて、ガイド溝465内に沿って矢印方向へ移動可能に設けられており、紙折板駆動モータ461の出力ギヤ461aからの回転駆動が中間ギヤ462を介してカム467に伝達されてカムが正逆転する。リンク463は、中間ギヤ462の軸部462aにより一端を回動自在に軸支されると共に、他端に設けた長穴内に一つの軸部464を遊嵌している。カム467に設けたピン467aはリンク463の中間部に軸支されており、カム467の正逆転によってリンク463が実線位置と点線位置との間を揺動し、それによって紙折板466が矢印方向へ直線的に往復移動する。
また、紙折板466はその先端部に凸部466a、466b、466cが設けられており、凸部466a、466cは中綴じステイプラ403の針位置と同位置(実施例では115mm間隔)に設けられている。凸部466bは中綴じステイプラ403の2個所の針位置の中央部に設けられている。3個所の凸部466a、466b、466cを設けたのは、紙折板466の凸部が2個所である場合、用紙束を折りローラ451、452に押圧する時に用紙束の中央部が完全に押圧されずたわんでしまい、折り状態で中央部にしわが発生するので、これに対応するためである。
折りローラ451、452は、折りローラ駆動モータ453の駆動によりタイミングベルト454を介して駆動ギヤプーリ455、中間ギヤ456、従動ギヤ457の駆動により両側回転駆動となる構成を有する。駆動ギヤプーリ455、中間ギヤ456、従動ギヤ457は、アーム458、459によって連結されており、各軸間を維持したまま互いの相対位置を移動可能な構成になっている。これによって折りローラ451、452間に用紙束が挟まれてローラ間が離れた状態においても確実に両折りローラ451、452に回転駆動を伝達する事ができる。また、折りローラ451、452は引張りスプリング(図示しない)によって互いに圧接している。
紙折板466先端の凸部466a、466b、466cが用紙束にステイプルされた針位置を押圧し、折りローラ451、452のニップ位置とオーバラップした位置まで前進して、折りローラ451、452の圧接と回転により用紙束の中央部に折り処理を施す。紙折板466の凸部466a、466b、466cと折りローラ451、452によって挟まれた用紙束の部分は、折りローラ対451、452が直接圧接できないため、紙折板466の厚み分だけ折り状態が悪くなる。針位置の折り状態については針の厚みによって折りが針の無い所に比べ悪くなるので、紙折板466の凸部466a、466cは用紙束の針位置と一致している事により、折り状態が悪くなる位置が針位置に一致し、最低限の折りの状態を確保する事ができる。
また、紙折板466の凸部466a、466b、466cが用紙束を押圧し、折りローラ451、452のニップ位置とオーバラップした位置まで前進して、折りローラ451、452の圧接と回転により用紙束の中央部に折り処理を施す動作において、前進した紙折板466の凸部466a、466b、466cが折りローラ451、452と用紙束の加圧状態から後退する必要があるが、この時紙折板466が折りローラ451、452に挟まれている部分は凸部466a、466b、466cのみであり、面積が小さいため折りローラ451、452の摩擦力が少なく、後退する時の駆動部の負荷が少なくて済む。
次に、図14を用いて説明した姿勢修正動作の後の動作について説明する。図14(b)のように、2個所の綴じ針と紙折板466先端縁との位置を一致させた後、更に搬送ローラ232、211の駆動モータが回転するが、紙折板466先端が綴じ針に引っ掛かっており、用紙束が固定されている状態にある。このため、搬送ローラ211、232の駆動伝達部に設けられたトルクリミッタ235によって搬送ローラ211、232への回転は伝達されない(図12参照)。
そして、搬送ローラ232、211の駆動モータが停止した後、駆動モータの回転をロックすることにより用紙束先端部を固定する。搬送ローラ232、211をロックすることにより排紙ガイド板231による用紙束の固定を確実にすることができる。
次に、図17(a)及び(b)のように、紙折板466により綴じ針の直上の用紙部分を押し、紙折板先端部が固定されている用紙束の針を引っ掛けて摩擦による抵抗を受けながら図17(c)のように、折りローラ451、452のニップ部方向に押し込む。
図18に示すように、用紙束先端部を排紙ガイド板231を用いて固定することにより、紙折板466が押すことで生じるたわみによる用紙束の移動は、固定されていない用紙束の後端方向からのみとなり、折り位置が安定する。その結果、紙折板466の先端に綴じ針が常に当たった状態で用紙束を押し込んでいくので、用紙束の針位置と折り位置とが確実に一致した折り処理を施すことができる。そして、折りローラ451、452によって用紙中央部に折り処理を施した後は上述したように用紙束を折りローラ451、452のニップ部から排紙トレイ301にそのまま排出する。
なお、ここで示した用紙後処理装置の構成及び機能は複写機やプリンタ等の画像形成装置の内部に組み込んでもよい。この場合の画像形成装置は上述した用紙後処理装置における効果を奏することが可能である。
また、ここの説明では、搬送ローラ232、211の材質にゴムを用いた場合を説明したが、材質はゴムに限定されることはなく、ゴム以外の高摩擦部材であってもよい。
本発明を実施するための最良の形態である用紙後処理装置2の概略断面図。 用紙束が所定位置で停止したときの用紙束と紙折板466の位置関係を示した斜視図。 用紙束に折り処理を施しているときの側面図。 搬送ローラ211、232の周辺の拡大図。 搬送ローラ211、232の周辺の平面図。 両端従動ローラ227を支持する部分の両端従動ローラ支持部材223とその周辺の構成を示す側面図。 搬送ローラ232とその周辺の構成を示す側面図。 通常排紙としてのノンステイプルモード時及び端綴じ放出時におけるローラ位置を示す正面図及び側面図。 図8の状態から排紙ガイド板231を上方に回動させた状態を示す正面図及び側面図。 中綴じ処理時におけるローラ位置を示す正面図及び側面図。 図10の状態から排紙ガイド板231を上方に回動させた状態を示す正面図及び側面図。 搬送ローラ232、211の断面形状と各ローラを駆動するための構成を示す図。 用紙束の搬送時における用紙同士のずれについて説明する図。 折り処理を施す前における用紙束の姿勢の例を示す平面図。 折り処理を施すための紙折板466と折りローラ451、452の斜視図。 紙折板466を駆動するための機構の側面図。 紙折板466の押圧位置と折り処理時の用紙束の動きを示す側面図。 排紙ガイド板231で用紙束を固定しながら折り処理を施す時の状態を示す側面図。
符号の説明
1 複写機、2 用紙後処理装置、201 入り口ガイド板、202、203 送りローラ、204 分岐爪、205 排出用送りローラ、209 ステイプルトレイ送りローラ、210 たたきコロ、211、232 搬送ローラ、222 ソレノイド、223 両端従動ローラ支持部材、223a、229 回動支点、224、225 両端ローラ、226、227 両端従動ローラ、228 ウォームギヤ、230 排紙ガイド板駆動モータ、231 排紙ガイド板、232a、454 タイミングベルト、232b プーリ、232c スプリング、233 リンク部材、234、452 カム、235 トルクリミッタ、301 排紙トレイ、402 ステイプルトレイ、403 中綴じステイプラ、421 用紙後端基準フェンス、422 放出爪、451、452 折りローラ、453 折りローラ駆動モータ、455 駆動ギヤプーリ、456 中間ギヤ、457 従動ギヤ、458、459 アーム、461 紙折板駆動モータ、462 中間ギヤ、463 リンク、464 軸部、465 ガイド溝、466 紙折板、466a、466b、466c 凸部

Claims (9)

  1. 順次搬送されてくる転写紙の端部を整合して転写紙束とし、前記転写紙束上の転写紙搬送方向と直交する直線上に沿った複数箇所を綴じ針にて綴じる綴じ処理機能と、前記綴じ針の綴じ位置を折り中心として前記転写紙束を折り畳む折り処理機能と、を有する用紙後処理装置において、
    転写紙の幅方向中央位置に当接して前記転写紙束を両面から挟み込んで搬送するための一対の搬送ローラと、
    前記転写紙束面に対して進退し、前進時に前記転写紙束面上の転写紙搬送方向と直交する直線に沿って先端縁を接触させ、前記搬送ローラによる前記転写紙束の搬送時に前記先端縁にて前記綴じ針を引っ掛けることで前記転写紙束の搬送を制動する綴じ針当接部材と、を備え、
    前記搬送ローラによって前記転写紙束を搬送して前記綴じ針を前記綴じ針当接部材に当接させ、前記転写紙束に対する搬送力と、前記綴じ針当接部材とそれぞれの前記綴じ針との間に作用するそれぞれの当接力とが均衡することで前記綴じ針当接部材の前記転写紙束に接触する部分と前記綴じ針の位置とを一致させて前記転写紙束の姿勢を修正するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記転写紙又は前記転写紙束を両面から挟み込み、前記搬送ローラと共に前記転写紙または前記転写紙束を搬送するための両端ローラと両端従動ローラからなる一対のローラを前記搬送ローラの両脇に一組ずつ設け、
    前記制御手段は、前記折り処理機能の動作において前記転写紙束の姿勢を修正するときには、前記両端ローラと前記両端従動ローラを相対的に離間させて、前記搬送ローラのみで前記転写紙束を搬送し、
    前記折り処理機能を実施しない動作では、前記両端ローラと前記両端従動ローラとで前記転写紙又は前記転写紙束を挟み込んで前記搬送ローラと共に搬送するように制御することを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  3. 前記綴じ針当接部材は、前記折り処理機能の動作において前記転写紙束の折り位置を押圧して前記転写紙束を折り畳むための紙折板であることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記搬送ローラの外周面の断面形状は、前記搬送ローラの径方向外側に向かって凸状となる略半円形の曲線であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  5. 一対の前記搬送ローラは、両方とも回転駆動されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  6. 一対の前記搬送ローラは、トルクリミッタを介して回転駆動力が伝達されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  7. 一対の前記搬送ローラの材質は両方とも高摩擦部材であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  8. 一対の前記搬送ローラの材質は両方ともゴムであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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