JP4379569B2 - 画像取得表示装置及び該装置を用いた撮影条件の編集方法 - Google Patents

画像取得表示装置及び該装置を用いた撮影条件の編集方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ編集装置及びデータ編集方法に関し、特に、医用画像データの診断に用いられる画像取得表示装置における撮影条件の編集機構及び該画像取得表示装置を用いた撮影条件の編集方法並びに撮影条件配列プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
X線等の放射線を用いて取得した放射線画像は病気診断用の医用画像として広く用いられており、例えば、被検体を透過したX線を蛍光体層(蛍光スクリーン)に照射し、蛍光体層で発生する可視光を通常の写真と同様に銀塩を使用したフィルムに照射して現像する、いわゆる放射線写真が従来より使用されている。
【0003】
しかし、近年では、銀塩を塗布したフィルムを使用せずに、輝尽性蛍光体やFPD(Flat Panel Detector)等の放射線ディテクタから放射線画像をデジタル信号として直接取り出す放射線画像変換方法が用いられるようになってきている。更に、上記放射線画像変換方法で得られた放射線画像をより診断に適した画像とする目的で各種画像処理が施されるようになってきている。
【0004】
具体的には、例えば、米国特許3,859,527号、特開昭55−12144号公報に、輝尽蛍光体を用い、可視光線又は赤外線を輝尽励起光として使用する放射線画像変換方法が開示されている。この方法は、支持体上に輝尽蛍光体層を形成した放射線画像変換パネルを使用するものであり、この輝尽蛍光体層に被検体を透過した放射線を当てて被検体各部位の放射線透過量に対応する放射線エネルギーを蓄積されて潜像を形成した後、輝尽蛍光体層を所定の波長のレーザ光等の輝尽励起光で走査することにより蓄積された放射線エネルギーを輝尽光として放射させ、この輝尽光をフォトマルチプライヤー等の光電変換素子を用いて光電変換して電気信号として取り出すものである。
【0005】
この輝尽性蛍光体を利用した放射線画像診断システムは、通称コンピューテッドラジオグラフィー(CR)と呼ばれ、大きく分けて、輝尽性蛍光体を読み取り装置に内蔵した立位/臥位専用タイプのシステムと、輝尽性蛍光体を内部に収容した持ち運び可能なカセッテ及びカセッテから蛍光体を引き出し読み取りを行う読み取り装置を組み合わせたカセッテタイプのシステムとに分類される。
【0006】
上記いずれの放射線画像診断システムで放射線画像の撮影を行う場合でも、撮影に際して、体の部位や撮影方向等の多数の撮影条件の中から適切な撮影条件を選択する必要があり、この撮影条件の選択は、通常、患者情報の入力や撮影した画像データの表示を行うコントローラで行われる。
【0007】
コントローラの表示部では、この多数の撮影条件は複数のページに分類され、ページ毎に表示される。そして、「前ページ」ボタンや「後ページ」ボタンによってページを前後に順に送ることにより、選択したい撮影条件を含むページを探し、表示された撮影条件の中から患者の撮影に適した撮影条件を選択する。また、撮影条件が非常に多数である場合は、撮影条件を整理するために撮影条件を階層構造とするものもあり、階層毎に選択肢による選択を行っていくことによって目的とする撮影条件にたどりつくことができる。
【0008】
【特許文献1】
特開昭55−12144号公報
【特許文献2】
米国特許第3,859,527号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
放射線画像診断システムでの撮影条件の選択において、複数のページを順に送って所望の撮影条件を含むページを探し、その中から当該撮影条件を選択する方法では、撮影条件が増えるに従って、後方のページに含まれる撮影条件を選択するときにキー操作を多く必要とし、迅速性に欠けるという問題がある。また、キー操作が多くなればなるほど誤った撮影条件を選択する可能性が増える。
【0010】
また、撮影条件を階層構造とし、階層毎に選択肢の中から選択を行っていくことにより所望の撮影条件を抽出する方法では、撮影条件が多数になるに従って階層も増加し、所望の撮影条件にたどり着くまでのキー操作の数も増える。また、放射線画像診断システムにおける撮影条件には選択頻度に大きな差があり、非常によく選択されるものと殆ど選択されないものとがある。しかし、撮影条件を階層構造にした場合は、撮影条件を選択する際に、選択頻度に関係なく、必ず一定の数だけのキー操作を必要とするため、頻繁に選択される撮影条件であっても殆ど選択されない撮影条件を選択する場合と同様の時間がかかってしまうという問題がある。
【0011】
上記放射線画像診断システムは病院などの医療現場で用いられるものであり、撮影後すぐに診断を行いたいという要望もあり、システム全体に迅速性が要求される。また、放射線画像診断システムを集団検診時において用いることもあり、そのような場合にはさらなる迅速性が要求される。また、放射線は人体に有害なものであるため、撮影の失敗による再撮影は極力避ける必要がある。
【0012】
従って、撮影条件の選択を短時間に行う必要があり、そのためには表示される撮影条件の数を減らすことも考えられるが、必要とする撮影条件が表示されなければ撮影そのものを行うことができなくなってしまう。一方、ユーザーによって必要とする撮影条件はまちまちであり、全ての撮影条件を網羅したマスターデータから抽出、選択して作成した撮影条件群には使用されない撮影条件も多く含まれている。また、表示すべき撮影条件は、継続的な使用に伴って変化するものであり、常に適切な撮影条件を表示するには撮影条件群そのものを編集する必要がある。
【0013】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、撮影条件の選択を迅速かつ確実に行うための撮影条件の編集機構を備えた画像取得表示装置及び該装置を用いた撮影条件の編集方法並びに撮影条件配列プログラムを提供することにある。
【0014】
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の画像取得表示装置は、複数の撮影条件の中から患者の撮影に際して用いられる撮影条件を選択する画面と、前記患者の放射線画像を記録した放射線画像変換媒体から読み取った画像データを表示する画面とが少なくとも表示される画像取得表示装置において、前記複数の撮影条件の各々に、該撮影条件の分類が可能な複数の分類コードを割り当てたシリアルナンバーが付与されており、予め与えられた複数の撮影条件で構成されるマスターデータから前記シリアルナンバーに基づいて抽出され、前記選択画面に表示される複数の撮影条件を編集する手段を備え、前記編集手段では、前記マスターデータからユーザーが必要とする複数の撮影条件を抽出して該ユーザー固有のユーザーデータを作成する第1の編集画面と、作成したユーザーデータの分類を修正、編集する第2の編集画面と、前記ユーザーデータの各々の撮影条件を修正、編集する第3の編集画面とが生成され、各々の編集画面に設けたスイッチにより、前記編集画面間の遷移が行われるものである。
【0018】
また、本発明においては、前記第1の編集画面では、前記マスターデータ又は作成済みのユーザーデータが表示されるコピー元データ表示欄と、作成するユーザーデータが表示されるコピー先データ表示欄とが対比して形成され、各々の表示欄には、前記分類コードの各々を条件とした抽出を行う抽出手段と、前記シリアルナンバー又は前記撮影条件の名称を用いた検索を行う検索手段と、前記シリアルナンバー又は前記撮影条件の撮影部位を用いた並び替えを行う並び替え手段とを含み、前記コピー元データ表示欄から、所定の撮影条件をドラッグ&ドロップで前記コピー先データ表示欄に移動させることにより、前記ユーザーデータが作成される構成とすることができる。
【0019】
また、本発明においては、前記第2の編集画面では、作成するユーザーデータが表示されるデータ表示欄と、モダリティを指定するモダリティ分類欄と、撮影部位を指定する撮影部位分類欄と、指定された前記モダリティ及び前記撮影部位で分類された撮影条件が表示される個別表示欄とが形成され、前記データ表示欄には、前記分類コードの各々を条件とした抽出を行う抽出手段と、前記シリアルナンバー又は前記撮影条件の名称を用いた検索を行う検索手段とを含み、前記データ表示欄から、所定の撮影条件をドラッグ&ドロップで前記個別表示欄に移動させることにより、前記ユーザーデータの分類が修正される構成とすることができ、前記データ表示欄で選択した複数の撮影条件を一括して移動させることにより、該複数の撮影条件がセット条件として前記ユーザーデータに登録されることが好ましい。
【0020】
また、本発明においては、前記第3の編集画面では、画像データの読み取り装置の種別と読み取り条件と読み取り画像とが表示される入力条件欄と、画像データの出力装置の種別と出力条件と画像処理条件と出力画像とが表示される出力条件欄とが形成され、選択された撮影条件の編集が可能となる構成とすることもできる。
【0022】
また、本発明の編集方法は、複数の撮影条件の中から患者の撮影に際して用いられる撮影条件を選択する画面と、前記患者の放射線画像を記録した放射線画像変換媒体から読み取った画像データを表示する画面とが少なくとも表示される画像取得表示装置における撮影条件の編集方法において、前記複数の撮影条件の各々に、複数の分類コードを割り当てたシリアルナンバーを付与し、前記撮影条件を該撮影条件の特質で分類し、予め与えられた複数の撮影条件で構成されるマスターデータから前記シリアルナンバーに基づいて撮影条件を抽出し、抽出した複数の撮影条件を編集する画面を表示し、前記ユーザーによる編集を可能とし、前記撮影条件の編集に際して、前記マスターデータからユーザーが必要とする複数の撮影条件を抽出してユーザーデータを作成する第1の編集画面と、作成したユーザーデータの分類を修正、編集する第2の編集画面と、前記ユーザーデータの各々の撮影条件を修正、編集する第3の編集画面とを生成し、各々の編集画面に設けたスイッチにより、前記編集画面間の遷移を可能とするものである。
【0024】
このように、本発明は、撮影条件に放射線診断の特質を考慮して設定した複数の分類コードで構成されるシリアルナンバーを付与することによって多様な分類を可能とし、また、編集画面として全ての撮影条件を網羅したマスターデータからユーザー固有の撮影条件群を作成する第1の編集画面や、ユーザー固有の撮影条件群の分類を確認、修正する第2の編集画面や、各々の撮影条件を確認、編集する第3の編集画面を用いてドラッグ&ドロップで編集を行うことにより、ユーザー自らが簡単に撮影条件群の編集を行うことができる。また、撮影条件配列プログラムを用いて撮影条件の選択頻度に応じて所定の分類コードの値を設定し、画面の作成にあたって、設定値を参照して表示順を配列し直すことにより、ユーザーは常に使用形態に適合した画面で撮影条件の選択を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明に係る画像取得表示装置は、その好ましい一実施の形態において、放射線画像診断を行う患者の情報を特定する画面と、複数の撮影条件の中から患者の撮影に用いる撮影条件を選択する画面と、患者の放射線画像を記録した放射線画像変換媒体から読み取った画像データを表示する画面とを有し、各々の撮影条件に、放射線診断の特質を考慮して設定した撮影部位、モダリティ、撮影技法、撮影方向、プリントフォーマット等の複数の分類コードを割り当てたシリアルナンバーを付与して該分類コードを用いて多様な分類を可能とし、撮影条件の編集画面として、予めメーカーが設定した複数の撮影条件で構成されるマスターデータからユーザーが任意に抽出したユーザーデータを作成するマスタ編集画面と、作成したユーザーデータの分類を修正、編集する条件キー編集画面と、ユーザーデータの各々の撮影条件を修正、編集する条件編集画面とを設け、ドラッグ&ドロップで撮影条件のコピーやセット条件の設定を行うことにより、ユーザー自らが簡単にユーザーデータを作成することができ、撮影条件選択画面の表示を最適化することにより、選択作業をスムーズに行うことができる。
【0026】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図1乃至図11を参照して説明する。図1は、放射線画像診断システムの全体構成を示す図であり、図2は、放射線画像診断システムを構成する画像取得表示装置の構成を示すブロック図である。又、図3乃至図11は、コントローラで表示される画面の構成例を示す図である。
【0027】
なお、以下の説明においては、本発明の特徴である撮影条件の編集機構をカセッテタイプの画像取得表示装置のコントローラに設ける場合について記載するが、カセッテ以外の他の放射線画像変換媒体を使用するシステムや放射線画像変換媒体を使用しない立位/臥位専用タイプのシステム、FPD等の放射線ディテクタを用いて放射線画像をデジタル信号として直接取り出すシステム等の医用画像の表示を行う任意の装置のコントローラに設けることができ、また、これらの医用画像装置にネットワークで接続されて動作する編集装置に上記編集機構を設けることもできる。
【0028】
まず、本発明の特徴である撮影条件の編集機構の理解を容易にするために、放射線画像診断システム及び画像取得表示装置の構成及び放射線画像診断システムを用いた撮影手順について概説する。
【0029】
図1及び図2に示すように、放射線画像診断システム1は、X線撮影を行うX線撮影装置2と撮影したX線画像を読み取って表示する画像取得表示装置6とからなり、X線撮影装置2では、X線管等からなるX線照射装置3から照射されるX線が被検体4を透過してカセッテ5に内蔵された放射線画像変換パネル5a等の放射線画像変換媒体に照射する。この放射線画像変換パネル5aは、輝尽性蛍光体層を有しており、この輝尽性蛍光体にX線が照射されると、そのX線のエネルギーの一部がX線の照射量に応じて輝尽性蛍光体に潜像として蓄積される。
【0030】
そして、X線撮影後、潜像が形成された放射線画像変換パネル5aを内蔵するカセッテ5を画像取得表示装置6の画像読み取り装置(リーダー7)に投入する。リーダー7では、カセッテ5から放射線画像変換パネル5aを取り出し、リーダー7内の励起光照射部7aにより放射線画像変換パネル5aに可視光や赤外光等の励起光が照射されると、放射線画像変換パネル5aは、輝尽性蛍光体が蓄積したX線のエネルギー量に応じて輝尽発光する。この発光光はフィルタ7bを介して光電変換部7cに入力され、光電変換部7cでは当該光信号を発光強度に比例する電圧信号に変換してA/D変換部7dに出力する。このA/D変換部7bは、入力された電圧信号をデジタル画像信号データに変換して、コントローラ8に出力する。
【0031】
コントローラ8は、CRT等の表示部8dやキーボード、タッチパネル等の操作部8eを有しており、このA/D変換部7bから送られたデジタル画像信号データを記憶部8cに記録させるとともに、CRT等の表示部8dに出力したり、DICOMネットワークを介して接続されているレーザーイメージャー9にデータを送信してフィルムとして出力する。
【0032】
また、コントローラ8には、設定した読み取り条件に基づいてリーダー7を制御する制御部8aや、リーダー7で読み取った画像に対して種々の画像処理(補正処理、階調変換処理、トリミング、反転/回転、パラメータ変更、マスキング等)を施す演算処理部8b、受付リスト画面、検索画面、撮影部位選択画面、撮影ルーチン画面等の各種画面を作成する画面作成部8h、カセッテ5のプレートIDを読み取る識別ラベル検出部8fや、本発明の特徴である撮影条件の編集を可能とする撮影条件編集手段8gを備えている。
【0033】
なお、図の構成において、リーダー7とコントローラ8とは分離された形態としているが、これらが一体となって画像取得表示装置6を構成する形態としても良い。また、コントローラ8には、ネットワークを介して遠隔から患者情報を入出力するためのHIS、RIS等の端末10や撮影の履歴情報等を記憶するデータベース11を接続するようにしてもよい。更に、本発明の編集機構を独立した編集装置12に設ける構成としても良い。
【0034】
上記カセッテタイプの放射線画像診断システム1では、カセッテ5と患者情報や撮影条件、読み取り条件等の予約情報との対応関係を明確とするために、予めカセッテ5と予約情報との対応関係を登録した後に撮影を行う方法(前登録)や、放射線撮影前にカセッテ5の登録を行うことなく、カセッテ投入順と予約情報の入力順との対応付けを行う方法(後登録)のいずれかが採用されて、画像データの読み取りが実行される。
【0035】
この前登録と後登録とは各々特徴があり、例えば、リーダー7やコントローラ8が各々異なる場所に多数設置され、多数の放射線技師が撮影を行う病院等では、前登録によって多数の患者の放射線画像診断を的確に行うことができ、一方、リーダー7やコントローラ8の設置台数の少なく、少数の放射線技師が撮影を行う開業医等では、後登録によって迅速かつ効率的にX線撮影を行うことができる。なお、本実施例の特徴である撮影条件の編集機構は、いずれの登録方式を採用する装置においても適用可能である。
【0036】
図3乃至図11の画面構成例を参照して、上記構成の放射線画像診断システム1を用いて患者の撮影し、取得した画像を用いて診断を行う手順について説明し、撮影条件の選択動作の役割及び撮影条件の編集の必要性について述べる。
【0037】
まず、放射線技師等のオペレータは、コントローラ8の表示部8d、操作部8eにより、患者情報の入力を行う。ここでは、図3に示す検索画面13が初期画面として設定されているものとし、入力領域13bのキーボードを操作して所定の検索キーを入力し、検索ボタンをタッチ又はクリックすると、HIS、RIS等の外部情報端末やデータベース等を参照して検索が実行され、患者情報が表示領域13aに表示される。
【0038】
この患者情報は、受付けリスト画面14から入手することもでき、その場合は、検索画面13の[受付リスト]ボタンをタッチして図4に示すような受付けリスト画面14を表示する。この受付リスト画面14には、患者ID、患者氏名、性別、年齢、依頼科、病棟、撮影条件、撮影枚数等の情報が表示領域14aに一覧表示されており、オペレータは一覧表示の中から撮影を行う所定の患者を選択する。そして、[OK]ボタンで検索画面13に戻り、検索画面13に設けた[検査開始]ボタンを選択して検査を開始すると、撮影条件選択画面が表示される。
【0039】
この撮影条件とは、放射線画像を撮影する際に考慮すべき条件であり、選択した撮影条件に基づいて撮影することにより、適正な放射線画像を取得することができる。撮影条件としては、例えば、撮影部位(頭部、胸部、腹部、頚部、腰部、脊椎、肺野、上肢、下肢等)、撮影***(立位、臥位等)、撮影方向(正面、側面等)、患者の特徴(性別、年齢、体格等)、病名等が挙げられる。
【0040】
この多数の撮影条件は、システムを提供するメーカーが全ての条件を網羅したデータ(メーカーマスターデータ)として提供するが、数百にも及ぶ撮影条件を全て画面に表示するとなると画面が数十ページにもなり、このような多数のページの中から患者に適した撮影条件を迅速に選択することは困難である。そこで、通常、メーカー側で全ての撮影条件の中からユーザーが使用する撮影条件のみを抽出し、かつ、オペレータが容易に選択できるように抽出した撮影条件を分類した画面を作成してユーザーに提供している。
【0041】
撮影条件を分類した画面として、図5〜8に示すような撮影条件選択画面15が表示される。この撮影条件選択画面15には、例えば、抽出した撮影条件の中で特に使用頻度の高い撮影条件をアイコン15cを用いて見やすく表示する設定条件表示領域15aや、撮影***、撮影部位等の撮影形態毎に分類された撮影条件を表示する分類表示領域15bとが設けられており、例えば、分類表示領域15bのタグから[お気に入り]を選択すると図5に示すようにユーザーがお気に入りとして登録した撮影条件が表示され、[立位]を選択すると図6に示すように立位として分類された撮影条件が表示され、[臥位]を選択すると図7に示すように臥位として分類された撮影条件が表示され、[カセッテ]を選択すると図8に示すようにカセッテとして分類された撮影条件が各々表示される。そして、オペレータは設定条件表示領域15aから撮影条件を選択したり、立位、臥位、カセッテ等の項目を選択した後、[前ページ]や[次ページ]等のボタンを押して所望の撮影条件が含まれる画面を表示させ、その中から適宜撮影条件を選択する。
【0042】
上記撮影条件選択画面15は、オペレータの操作性を考慮して作成されたものであり、このように整理された画面で撮影条件を選択するのは容易であるが、ユーザーによってメーカーマスターデータから抽出を希望する撮影条件の種類や数は異なり、また、継続的な使用に伴って使用頻度に差が生じたり、新たに使用する撮影条件が生じる等、撮影条件の見直しや画面構成の修正が必要になる場合もある。
【0043】
この場合、従来はメーカーマスターデータから所望の撮影条件を抽出する作業や、撮影条件の表示順を修正する作業等はメーカー側が行っていたが、ユーザーが自ら上記作業を行うことができればメーカーの負担も軽減され、また、ユーザーも必要に応じて適宜使いやすい画面を作成することができる。しかしながら、上述したように、メーカーマスターデータには数百もの撮影条件が含まれ、その中からユーザーが必要とする撮影条件を抽出するのは困難であり、また、編集作業を支援する編集機構を備えた画像取得表示装置や編集装置が存在していなかった。
【0044】
撮影条件の編集が困難となる背景には、各々の撮影条件に付与するシリアルナンバーが順番に採番した通し番号であったり、また、分類可能なコードが付与されている場合でも、コードの構成が放射線診断の特質に合致しておらず、有効な検索や並べ替えができないということにある。そこで、本実施例では、放射線診断の特質を考慮して設定した複数の分類コードで構成されるシリアルナンバーを各々の撮影条件に付与することにより多様な分類を可能とし、かつ、機械操作に不慣れなユーザーであっても検索、抽出を容易に行うことができる編集画面を設けることにより、上記問題を解決している。その具体的な構成については後述する各実施例において説明する。
【0045】
撮影手順の説明に戻ると、撮影条件選択画面15を用いて撮影条件を選択した後、[OK]ボタンを押すと、コントローラ8の識別ラベル検出部8fによりカセッテ5から読み取った識別ラベル情報(プレートID)と撮影条件及び読み取り条件との対応付けが行われる。そして、X線撮影装置2等の放射線画像撮影装置を用いて選択した患者を撮影し、患者のX線透過画像をカセッテ5内部の放射線画像変換パネル5aに潜像として記録する。
【0046】
次に、放射線技師等のオペレータはX線撮影装置2からカセッテ5を取り出し、取り出したカセッテ5をリーダー7の任意のスロットに挿入すると、前登録の場合は、リーダー7はプレートIDを読み取り、プレートIDを検索キーとしてデータベースを検索し、プレートIDに対応する読み取り条件を抽出する。また、後登録の場合は、カセッテ投入順キューと予約選択キューとの対応付けからカセッテ5に対応する読み取り条件を抽出する。その後、リーダー7では設定された読み取り条件に従って、放射線画像変換パネル5aの潜像を読み取る。
【0047】
画像データの読み取り手順としては、まず、読み取り条件として設定された読み取り感度、読み取り解像度に従って、プレート搬送機構の搬送速度やA/D変換部7dのサンプリングピッチが設定される。そして、カセッテ5から放射線画像変換パネル5aが引き出され、走査機構で放射線画像変換パネル5aを走査しながら、放射線画像変換パネル5aに蓄積・保持された画像データを読み出す。
【0048】
そして、放射線画像変換パネル5aに励起光が作用すると、蛍光体内部に蓄積されていたエネルギーが輝尽光として発生し、この輝尽光を集光して光電変換部7cによって電気信号に変換し、この電気信号を対数変換器にて対数変換し(これによって、電気信号は輝尽光の光強度にリニアな電気信号から、輝尽光の光強度の対数リニアな電気信号、すなわち濃度にリニアな電気信号に変換される。)、さらにA/D変換部7dによってデジタル化する。
【0049】
A/D変換部7dから出力される画像データは、演算処理部8bで画像取得表示装置6や放射線画像変換パネル5aに特有の補正処理(シェーディング補正や励起光発生部に起因するムラ補正、放射線画像変換パネルの感度ムラ補正など)、階調変換処理等が施される。
【0050】
その後、図9乃至図11に示すような撮影ルーチン画面が表示される。図9は、代表的な画像データが表示される主表示部16aと、関連して撮影された画像データがサムネイル形式で縮小表示される副表示部16bと、入力した患者情報が表示される患者情報表示領域16cと、モダリティを示すアイコン群(立位アイコン16d、臥位アイコン16e、カセッテアイコン16f)とを備えた一画像形式の撮影ルーチン画面16であり、図10は、複数の画像(図では4つの画像)が対等に大きく表示される表示形式(一括形式)の撮影ルーチン画面17、図11は、2つの画像が対等に大きく表示される表示形式の撮影ルーチン画面18であり、この中から診断に適した表示形式を適宜選択して撮影した画像データを表示して診断を行う。
【0051】
上記一連の動作を繰り返して診断を行うが、医用画像の撮影では緊急を要する場合もあり、また、撮影条件の選択ミスを防止するためにも、撮影条件選択画面にはユーザーの使用形態に応じた必要十分な撮影条件が表示される必要がある。以下に、メーカーマスターデータの中からユーザー自らが撮影条件を抽出して所望の撮影条件選択画面を得るための撮影条件編集機構について説明する。
【0052】
[実施例1]
まず、本発明の第1の実施例に係る撮影条件の編集機構を備えた画像取得表示装置及び該装置を用いた撮影条件の編集方法について、図12乃至図15を参照して説明する。図12乃至図14は、本実施例の撮影条件の編集の際にコントローラに表示される画面構成例を示す図であり、図15は、撮影条件に付与される分類コードの構成を示す図である。
【0053】
前記したように撮影条件は多種多様であり、各々のユーザーの要望に応えるためにメーカーが予め設定するメーカーマスターデータには全ての撮影条件を網羅する必要がある。その結果、撮影条件は多数のページに分割され、多数のページの中から所望の撮影条件を選択しなければならず、撮影条件の選択動作に時間がかかってしまう。撮影条件の選択をスムーズに行うには、不要な撮影条件を削除して撮影条件の数を少なくする方法もあるが、どの撮影条件が必要で、どの撮影条件が不要であるかはユーザー自身が選択するものであり、そのためにはユーザー自身がユーザー固有のマスターデータを作成することが好ましい。
【0054】
そこで、本実施例では、各々の撮影条件に通し番号ではなく、放射線診断の特質を考慮して設定した複数の分類コードにより構成されるシリアルナンバーを付与し、分類コードを用いて抽出や検索、並び替えといった編集作業を容易に行うことができるようにしている。具体的には、図15に示すように、管理フラグ22a、モダリティ22b、部位22d、22e、左右22f、撮影技法22g、撮影方向22h、枝番22i等の複数の分類コード22で構成されるシリアルナンバー23を各々の撮影条件に割り当てて放射線診断に特質に合致した分類ができるようにしている。
【0055】
各々の分類コード22について説明すると、管理フラグ22aはマスターコード自体のバージョンやオリジナル又はコピーの区別をするフラグ等からなり、モダリティ22bは立位、臥位、カセッテ等の読み取り種別を示している。また、部位(1)22c及び部位(2)22dは各々の撮影条件を部位(頭部、胸部、腹部、頚部、腰部、脊椎、肺野、上肢、下肢等)毎に分類するためのコードであり、左右22eは、手、足、顎、左(L)、右(R)等の種別を表している。また、撮影技法22gは、単純/造影/ストレス/前屈/後屈等の撮影の方法を表すコードであり、撮影方向22hは、AP、PA、正面、側面、RAO、LAO、RL、LR等の撮影方向を表すコードである。また、枝番22iはプリントフォーマット(1×1、2×1、1×2等)を表すコードである。
【0056】
すなわち、従来の撮影条件は通し番号で採番されるか、若しくは部位毎に分類して採番されていたため、細かい条件で抽出や検索することができず、また、左右や撮影技法、撮影方向といった撮影条件固有の条件で検索することができず、多量のデータから所望の撮影条件を抽出することは困難であったが、本実施例では、撮影条件固有の分類コードで細かく分類することによって多様な抽出、検索を可能とし、ユーザーの利便性を著しく向上させている。また、上記分類コード以外に予備の領域を設けることによってユーザー固有の条件での分類を行うことができ、また、将来、新たな撮影条件が追加された場合にも対応可能としている。
【0057】
なお、撮影条件の分類コード22としては上記構成に限定されず、少なくとも撮影部位以外に、放射線診断の特質を反映した撮影条件固有の特徴を表す分類コードを1以上含む構成であればよい。
【0058】
上記分類コード22で構成されるシリアルナンバーが付与された撮影条件を用いて、メーカーが提供するマスターデータからユーザーが必要とする撮影条件を抽出したユーザー固有のマスターデータを作成する方法について、図12乃至図14の画面構成例を用いて説明する。
【0059】
図12は、オリジナル又はユーザーが作成したマスターデータから、所望の撮影条件を抽出して新たなユーザーマスターデータを作成するマスター編集画面19の画面構成例であり、図13は、マスター編集画面で作成したユーザーマスターの内容及び分類を確認し、条件キーを編集する条件キー編集画面20の画面構成例であり、図14は、各撮影条件の詳細な内容を表示し、編集する条件編集画面の画面構成例である。
【0060】
本実施例の撮影条件の編集機構は、少なくとも上記3種類の画面から構成されている。まず、マスター編集画面19から説明すると、本画面は、メーカーが提供するオリジナルの撮影条件データ(以下、メーカーマスターデータと称する。)からユーザーが抽出した撮影条件データ(以下、ユーザーマスターデータと称する。)を作成するための画面であり、コピー元のメーカーマスターデータ又は既に作成したユーザーマスターデータを表示するコピー元データ表示欄19aと新たに作成するユーザーマスターデータを表示するコピー先データ表示欄19bとを含み、各々の表示欄は所望の撮影条件を表示可能とするためのスクロール機能や抽出機能(抽出条件入力欄19c)、検索機能(検索ボタン19d)、並び替え機能(並び替えボタン19e)が設けられている。
【0061】
そして、例えば、メーカーマスターデータの中から頭部を条件として抽出を行うと、分類コード22の部位(1)22dが頭部に対応する値のデータが検索され、コピー元データ表示欄19aに表示される。ここで、本実施例の構成では、撮影条件を撮影部位(頭部/頚部/胸部/腹部/脊椎/腰部/上肢/下肢等)のみならず、放射線診断の特質を考慮してモダリティ22bや左右22f、撮影技法22g、撮影方向22h、枝番22i等に細かく分類しているため、抽出条件としてこれらの条件を用いて抽出することができ、例えば、特定のモダリティに用いる撮影条件や特定の撮影技法で撮影する撮影条件、特定の方向から撮影する撮影条件、特定のプリントフォーマットでプリントする撮影条件等、ユーザーのニーズに合致した撮影条件を抽出することができ、撮影条件の選択作業を容易にしている。
【0062】
また、並び替えボタン19eを押すと、全データをシリアルナンバー昇順、シリアルナンバー降順、部位別昇順、部位別降順に並び替えることができ、検索ボタン19dを押すと検索用のウィンドゥが開いてシリアルナンバーや名称で検索することができる。
【0063】
そして、ユーザーは、スクロール機能や抽出機能、検索機能、並び替え機能を用いて所望の撮影条件を表示した後、マウスをクリックしたりカーソルを動かして撮影条件を選択し、ドラッグ&ドロップでデータを移動させると、選択された撮影条件がコピー先データ表示欄19bに表示される。また、簡易選択ボタン19fを押すと、全てのデータを指定したり、特定の部位(頭部/頚部/胸部/腹部/脊椎/腰部/上肢/下肢等)のデータを指定したり、番号の範囲を指定することができ、簡易複写ボタン19gを押すと上記指定のデータを一度にコピーすることもできる。この操作を繰り返して所望の撮影条件の抽出作業を行う。
【0064】
その際、コピーしたデータが多数になるとどの撮影条件をコピーしたかが分かり難くなるため、コピー先データ表示欄19bの抽出条件入力欄19cで所定の条件を選択して抽出したり、並び替えボタン19eで並び替えて選択した撮影条件の確認を行うことができる。そして、編集が終了したらコピーボタンを押すと、ユーザーマスターデータが記憶部8cに記憶される。
【0065】
このように、コピー元データ表示欄19aとコピー先データ表示欄19bとを対比して表示し、各々にスクロール機能や抽出機能、検索機能、並び替え機能を設け、ドラッグ&ドロップで編集可能とすることにより、多数の撮影条件の中から容易に所望の撮影条件を抽出することができ、ユーザー固有のマスターデータの作成が可能となる。
【0066】
また、コピー元データ表示欄19aやコピー先データ表示欄19bに表示された各々の撮影条件の詳細な内容を確認、修正することもできる。その場合は、各々の欄の撮影条件を選択してクリックすると、図14に示すような条件編集画面21が表示される。この条件編集画面21は、例えば、入力条件欄21aと出力条件欄21bとを含み、入力条件欄21aには、画像データを読み取る装置の種別や、感度(低感度/標準/高感度)、画素サイズ(標準/高精細)等の基本条件や、サイズ(六切/四切/大四/大角/半切)や向き(縦/横)、位置(上/中/下/右/左)等の読取画素サイズ、読み取る画像を表示する領域が設けられている。また、出力条件欄21bには、出力先のプリンタの種別や、プリントフォーマット(1画像1コマ/1画像2コマ/2画像2コマ)、出力方法(全体出力/切り出し出力)や各種画像調整、オーバーレイ表示等の設定欄が設けられている。そして、オペレータは条件編集画面21で撮影条件の詳細設定を確認したり、編集してマスター編集画面19に戻って編集作業を続ける。
【0067】
そして、メーカーマスターデータから所望の撮影条件を抽出してユーザーマスターデータを作成して登録すれば、撮影条件選択画面15に登録したユーザーマスターデータの撮影条件が表示される。これにより必要十分な撮影条件のみが表示され、撮影条件の選択作業が容易になるが、メーカーマスターデータに比べて撮影条件の数は少なくなっていてもデータを羅列しただけでは撮影条件の選択に時間がかかる。また、撮影条件の中には単独で使用するものもあれば、複数の撮影条件を組み合わせてセットとして使用するものもある。
【0068】
例えば、通常撮影される画像は、正面+側面、右側面+左側面、右斜位、左斜位など偶数枚数を撮影し比較する場合が多い。特に、胸部正面、胸部側面の場合は2画像をセットとして撮影する場合が多く、腰椎を4方向(正面、側面、右斜位、左斜位)から撮影する場合は、4方向の濃度を同じように調整する必要があり、このような場合には、撮影条件をセット条件として登録しておくことが好ましい。
【0069】
そこで、ユーザーマスターデータを作成した後、図13に示すような条件キー編集画面20を用いて、ユーザーマスターデータをモダリティ毎、撮影部位毎に分類したり、セット条件の設定を行うこともできる。この条件キー編集画面20には、マスター編集画面19のコピー先データ表示欄19bと同様のマスターデータ表示欄20aと、モダリティを選択するモダリティ分類欄20bと、頭部/頚部/胸部/腹部/脊椎/腰部/上肢/下肢等の撮影部位を選択する部位分類欄20cと、選択された分類の撮影条件が表示される条件表示欄20dとが含まれている。
【0070】
そして、マスターデータ表示欄20aに指定したマスターデータを表示させ、抽出条件として各々の分類コード22に対応する条件を選択すると、抽出条件に合致したデータが表示され、モダリティ分類欄20bや部位分類欄20cの中から所望の分類を選択すると、分類コード22を参照して当該分類に対応する撮影条件が条件表示欄20dに表示される。ユーザーは条件表示欄20dに表示される内容を確認し、分類コード22で自動的に割り当てられた分類では不十分な場合には、個別に撮影条件を選択して当該分類から削除したり、新たにマスターデータ表示欄20aからドラッグ&ドロップで所望の撮影条件を移動させて登録したりすることができる。また、マスターデータ表示欄20aで複数の撮影条件を選択して条件表示欄20dに移動させると、この複数の撮影条件がセット条件として当該分類に登録される。
【0071】
なお、条件キー編集画面20においても個別の撮影条件の詳細な内容を確認、編集することができ、その場合は、マスターデータ表示欄20a又は条件表示欄20dの各々の撮影条件をクリックすると、前記した条件編集画面21が表示されて詳細な内容の確認及び編集が可能となる。
【0072】
上記構成のマスター編集画面19、条件キー編集画面20、条件編集画面21を用いてメーカーマスターデータ又は既に作成したユーザーマスターデータから新たなユーザーマスターデータを作成し、更にその分類を修正したり、セット条件を登録すると、撮影条件選択画面15にはその内容を反映して分類された撮影条件が分類表示欄15bに表示され、ユーザーの利便性を向上させることができる。
【0073】
このように、本実施例の撮影条件の編集機構及び撮影条件の編集方法では、撮影条件に、放射線診断の特質を考慮して設定した複数の分類コードで構成されるシリアルナンバーを付与することにより、従来に比べてより高度で多彩な抽出や検索を行うことができる。また、図12乃至図14に示すような編集画面を用いることにより、機械操作に不慣れなユーザーであっても多数の撮影条件の中から所望の撮影条件を抽出したり、分類を修正したり、複数の撮影条件をセット条件として登録することができる。
【0074】
[実施例2]
次に、本発明の第2の実施例に係る撮影条件の編集機構を備えた画像取得表示装置及び該装置を用いた撮影条件の編集方法並びに撮影条件配列プログラムについて、図16及び図17を参照して説明する。図16は、本実施例の撮影条件の編集機構を備えたコントローラの構成を示す図であり、図17は、撮影条件に付与される分類コードの構成を示す図である。なお、本実施例は、撮影条件編集手段に学習機能を設けて撮影条件の表示順を自動的に再配列させることを特徴とするものであり、他の部分の構成、動作に関しては前記した第1の実施例と同様である。
【0075】
すなわち、前記した第1の実施例では、ユーザー自らがマスター編集画面19や条件キー編集画面20、条件編集画面21等を用いてユーザーマスターデータを作成したが、撮影を重ねるに従って、ユーザーマスターデータの中でも頻繁に使用される撮影条件やほとんど使用されない撮影条件が生じる。その場合、ユーザーは各種編集画面を用いて不要な撮影条件を削除して撮影条件選択画面15を取り扱いやすくすることができるが、撮影条件の選択頻度を参照して撮影条件の構成や表示順をコントローラ8で自動的に調整させることもできる。
【0076】
例えば、図16に示すように、コントローラ8に、制御部8a、演算処理部8b、記憶部8c、表示部8d、操作部8e、識別ラベル検出部8f、撮影条件編集手段8g、画面作成部8hに加えて、撮影条件の選択頻度を参照してユーザーマスターデータの並び替えを行うデータ配列手段8iを設け、撮影条件選択画面15を作成する際に、選択頻度に応じて撮影条件の表示順を適宜更新することができる。
【0077】
このような並び替えを実現するには、例えば、図17に示すように、撮影条件に付与される分類コード22の予備欄に各々の撮影条件の選択頻度に応じた数値を書き込む頻度領域22jを設け、撮影条件選択画面15において撮影条件が選択されたら、記憶部8cでは選択頻度を順次加算して記憶し、演算処理部8bでは、選択頻度又は選択頻度に対応付けて設定される値を頻度領域22jに書き込むことによって、各々の撮影条件を選択頻度で識別することができる。そして、選択頻度に応じて頻繁に選択される撮影条件を前に、ほとんど選択されない撮影条件を後ろに表示することにより、ユーザーが撮影条件を選択するための時間を短縮することができる。
【0078】
また、選択頻度に代えて撮影条件が選択された日付を分類コード22の所定の領域に記憶し、日付の新しい順に撮影条件を表示することもできる。また、緊急に撮影する場合が多い部位を前に表示したり、複数の医師や放射線技師、依頼科にまたがる部位を前に表示することもでき、この場合も分類コード22の所定の領域にメーカー又はユーザーが数値を設定し、撮影条件選択画面15の作成に際してその数値を参照して表示順を設定すればよい。
【0079】
このような表示順の再配列を自動的に行うこともできる。その場合には、撮影条件のシリアルナンバー23から所定の分類コード22の値を抽出する処理と、撮影条件選択画面15での撮影条件の選択に応じて、当該撮影条件の分類コードの値を加算する処理と、複数の撮影条件を分類コードの値を参照して順位付けする処理と、該順位に基づいて表示位置を設定する処理とを行う撮影条件配列プログラムをコントローラ8にロードし、実行させることにより可能である。
【0080】
このように、複数の分類コードで構成されるシリアルナンバーの特徴を生かして、選択頻度や撮影の日付等を記録して分類コードに書き込み、分類コードの値を考慮して撮影条件の表示順を自動的に更新することによって、常に取り扱いやすい画面を表示することができ、ユーザーの撮影条件の選択に要する時間を短縮して医用診断をスムーズに行うことができる。
【0081】
なお、上記各実施例では、撮影条件の編集について記載したが、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、任意のデータ列からユーザーの使用形態に適したデータを抽出して新たなデータ列を生成する編集機構、編集方法、編集装置に適用することができる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の撮影条件編集機構を備えた画像取得表示装置及び該装置を用いた撮影条件編集方法並びに撮影条件配列プログラムによれば、下記記載の効果を奏する。
【0083】
本発明の第1の効果は、簡便かつ確実に、ユーザー自らがユーザーマスターデータの編集を行うことができるということである。
【0084】
その理由は、撮影条件に、放射線診断の特質を考慮して設定した複数の分類コードで構成されるシリアルナンバーを付与することにより、撮影部位のみならず、撮影技法や撮影方向等を用いて抽出や検索を行うことができるからである。また、編集画面としてメーカーマスターデータからユーザーマスターデータを作成するマスター編集画面や、ユーザーマスターデータの分類を確認、編集する条件キー編集画面や各々の撮影条件を確認、編集する条件編集画面を用い、抽出機能や検索機能、並び替え機能により所望の撮影条件を表示させ、ドラッグ&ドロップで編集することができるからである。
【0085】
また、本発明の第2の効果は、選択頻度に応じて撮影条件の表示順を自動的に更新することができるということである。
【0086】
その理由は、編集機構を備えるコントローラに、撮影条件配列プログラムをロードすることにより、各々の撮影条件の所定の分類コードの値を抽出する処理と、撮影条件の選択に際して該撮影条件の分類コードの値を書き換える処理と、分類コードの値に基づいて表示順を設定する処理と、表示順に基づいて表示位置を設定する処理とを実行させることができるからである。
【0087】
そして上記効果により、ユーザーは常に取り扱いやすい画面で撮影条件の選択を行うことができ、医用診断をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放射線画像診断システムの全体構成を示す図である。
【図2】本発明に係る放射線画像診断システムを構成する画像取得表示装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される画面の構成例を示す図であり、患者情報の検索画面を示す図である。
【図4】本発明に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される画面の構成例を示す図であり、患者情報の受付けリスト画面を示す図である。
【図5】本発明に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される画面の構成例を示す図であり、撮影条件の選択画面(お気に入り)を示す図である。
【図6】本発明に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される画面の構成例を示す図であり、撮影条件の選択画面(立位)を示す図である。
【図7】本発明に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される画面の構成例を示す図であり、撮影条件の選択画面(臥位)を示す図である。
【図8】本発明に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される画面の構成例を示す図であり、撮影条件の選択画面(カセッテ)を示す図である。
【図9】本発明に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される画面の構成例を示す図であり、画像データの表示画面(一画像形式)を示す図である。
【図10】本発明に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される画面の構成例を示す図であり、画像データの表示画面(一括形式)を示す図である。
【図11】本発明に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される画面の構成例を示す図であり、画像データの表示画面(一括形式)を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施例に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される撮影条件編集画面(マスター編集画面)の構成例を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施例に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される撮影条件編集画面(条件キー編集画面)の構成例を示す図である。
【図14】本発明の第1の実施例に係る画像取得表示装置のコントローラに表示される撮影条件編集画面(条件編集画面面)の構成例を示す図である。
【図15】本発明の第1の実施例に係る撮影条件に付与する分類コードの構成を示す図である。
【図16】本発明の第2の実施例に係る放射線画像診断システムを構成するコントローラの構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の第2の実施例に係る撮影条件に付与する分類コードの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 放射線画像診断システム
2 X線撮影装置
3 X線照射装置
4 被検体
5 カセッテ
5 放射線画像変換パネル
6 画像取得表示装置
7 リーダー
7a 励起光照射部
7b フィルタ
7c 光電変換部
7d A/D変換部
8 コントローラ
8a 制御部
8b 演算処理部
8c 記憶部
8d 表示部
8e 操作部
8f 識別ラベル検出部
8g 撮影条件編集手段
8h 画面作成部
8i データ配列手段
9 イメージャー
10 HIS、RIS
11 データベース
12 編集装置
13 検索画面
13a 表示領域
13b 入力領域
14 受付けリスト画面
14a 表示領域
15 撮影条件選択画面
15a 設定条件表示領域
15b 分類表示領域
15c アイコン
16 撮影ルーチン画面(一画像形式)
16a 主表示部
16b 副表示部
16c 患者情報表示領域
16d 立位アイコン
16e 臥位アイコン
16f カセッテアイコン
17 撮影ルーチン画面(一括形式(4画像))
17a 画像表示部
18 撮影ルーチン画面(一括形式(2画像))
18a 画像表示部
19 マスター編集画面
19a コピー元データ表示欄
19b コピー先データ表示欄
19c 抽出条件入力欄
19d 検索ボタン
19e 並び替えボタン
19f 簡易選択ボタン
19g 簡易複写ボタン
20 条件キー編集画面
20a マスターデータ表示欄
20b モダリティ分類欄
20c 部位分類欄
20d 条件表示欄
21 条件編集画面
21a 入力条件欄
21b 出力条件欄
22 分類コード
22a 管理フラグ領域
22b モダリティ領域
22c 予備領域
22d 部位(1)領域
22e 部位(2)領域
22f 左右領域
22g 撮影技法領域
22h 撮影方向領域
22i 枝番領域
22j 頻度領域
23 シリアルナンバー

Claims (10)

  1. 複数の撮影条件の中から患者の撮影に際して用いられる撮影条件を選択する画面と、前記患者の放射線画像を記録した放射線画像変換媒体から読み取った画像データを表示する画面とが少なくとも表示される画像取得表示装置において、
    前記複数の撮影条件の各々に、該撮影条件の分類が可能な複数の分類コードを割り当てたシリアルナンバーが付与されており、
    予め与えられた複数の撮影条件で構成されるマスターデータから前記シリアルナンバーに基づいて抽出され、前記選択画面に表示される複数の撮影条件を編集する手段を備え
    前記編集手段では、前記マスターデータからユーザーが必要とする複数の撮影条件を抽出して該ユーザー固有のユーザーデータを作成する第1の編集画面と、作成したユーザーデータの分類を修正、編集する第2の編集画面と、前記ユーザーデータの各々の撮影条件を修正、編集する第3の編集画面とが生成され、各々の編集画面に設けたスイッチにより、前記編集画面間の遷移が行われることを特徴とする画像取得表示装置。
  2. 前記第1の編集画面では、前記マスターデータ又は作成済みのユーザーデータが表示されるコピー元データ表示欄と、作成するユーザーデータが表示されるコピー先データ表示欄とが対比して形成され、各々の表示欄には、前記分類コードの各々を条件とした抽出を行う抽出手段と、前記シリアルナンバー又は前記撮影条件の名称を用いた検索を行う検索手段と、前記シリアルナンバー又は前記撮影条件の撮影部位を用いた並び替えを行う並び替え手段とを含み、前記コピー元データ表示欄から、所定の撮影条件をドラッグ&ドロップで前記コピー先データ表示欄に移動させることにより、前記ユーザーデータが作成されることを特徴とする請求項1記載の画像取得表示装置。
  3. 前記第2の編集画面では、作成するユーザーデータが表示されるデータ表示欄と、モダリティを指定するモダリティ分類欄と、撮影部位を指定する撮影部位分類欄と、指定された前記モダリティ及び前記撮影部位で分類された撮影条件が表示される個別表示欄とが形成され、前記データ表示欄には、前記分類コードの各々を条件とした抽出を行う抽出手段と、前記シリアルナンバー又は前記撮影条件の名称を用いた検索を行う検索手段とを含み、前記データ表示欄から、所定の撮影条件をドラッグ&ドロップで前記個別表示欄に移動させることにより、前記ユーザーデータの分類が修正されることを特徴とする請求項1記載の画像取得表示装置。
  4. 前記データ表示欄で選択した複数の撮影条件を一括して移動させることにより、該複数の撮影条件がセット条件として前記ユーザーデータに登録されることを特徴とする請求項3記載の画像取得表示装置。
  5. 前記第3の編集画面では、画像データの読み取り装置の種別と読み取り条件と読み取り画像とが表示される入力条件欄と、画像データの出力装置の種別と出力条件と画像処理条件と出力画像とが表示される出力条件欄とが形成され、選択された撮影条件の編集が可能となることを特徴とする請求項記載の画像取得表示装置。
  6. 複数の撮影条件の中から患者の撮影に際して用いられる撮影条件を選択する画面と、前記患者の放射線画像を記録した放射線画像変換媒体から読み取った画像データを表示する画面とが少なくとも表示される画像取得表示装置における撮影条件の編集方法において、
    前記複数の撮影条件の各々に、複数の分類コードを割り当てたシリアルナンバーを付与し、前記撮影条件を該撮影条件の特質で分類し、
    予め与えられた複数の撮影条件で構成されるマスターデータから前記シリアルナンバーに基づいて撮影条件を抽出し、抽出した複数の撮影条件を編集する画面を表示し、前記ユーザーによる編集を可能とし、
    前記撮影条件の編集に際して、前記マスターデータからユーザーが必要とする複数の撮影条件を抽出してユーザーデータを作成する第1の編集画面と、作成したユーザーデータの分類を修正、編集する第2の編集画面と、前記ユーザーデータの各々の撮影条件を修正、編集する第3の編集画面とを生成し、各々の編集画面に設けたスイッチにより、前記編集画面間の遷移を可能とすることを特徴とする撮影条件の編集方法
  7. 前記第1の編集画面では、前記マスターデータ又は作成済みのユーザーデータが表示されるコピー元データ表示欄と、作成するユーザーデータが表示されるコピー先データ表示欄とを対比して表示し、各々の表示欄には、前記分類コードの各々を条件とした抽出を行う抽出手段と、前記シリアルナンバー又は前記撮影条件の名称を用いた検索を行う検索手段と、前記シリアルナンバー又は前記撮影条件の撮影部位を用いた並び替えを行う並び替え手段とを設け、前記コピー元データ表示欄から、所定の撮影条件をドラッグ&ドロップで前記コピー先データ表示欄に移動させることにより、前記ユーザーデータを作成することを特徴とする請求項記載の撮影条件の編集方法
  8. 前記第2の編集画面では、作成するユーザーデータが表示されるデータ表示欄と、モダリティを指定するモダリティ分類欄と、撮影部位を指定する撮影部位分類欄と、指定された前記モダリティ及び前記撮影部位で分類された撮影条件が表示される個別表示欄とを表示し、前記データ表示欄には、前記分類コードの各々を条件とした抽出を行う抽出手段と、前記シリアルナンバー又は前記撮影条件の名称を用いた検索を行う検索手段とを設け、前記データ表示欄から、所定の撮影条件をドラッグ&ドロップで前記個別表示欄に移動させることにより、前記ユーザーデータの分類を修正することを特徴とする請求項6記載の撮影条件の編集方法。
  9. 前記データ表示欄で選択した複数の撮影条件を一括して移動させることにより、該複数の撮影条件をセット条件として前記ユーザーデータに登録することを特徴とする請求項8記載の撮影条件の編集方法。
  10. 前記第3の編集画面では、画像データの読み取り装置の種別と読み取り条件と読み取り画像とが表示される入力条件欄と、画像データの出力装置の種別と出力条件と画像処理条件と出力画像とが表示される出力条件欄とを表示し、選択された撮影条件を編集可能とすることを特徴とする請求項記載の撮影条件の編集方法。
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