JP4379091B2 - 携帯無線端末、該端末に用いられるアンテナ切替え方法及びアンテナ切替え制御プログラム - Google Patents

携帯無線端末、該端末に用いられるアンテナ切替え方法及びアンテナ切替え制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、携帯無線端末、該端末に用いられるアンテナ切替え方法及びアンテナ切替え制御プログラムに係り、たとえば、送信波を反射する障害物などが近辺に存在する場所で用いて好適な携帯無線端末、該端末に用いられるアンテナ切替え方法及びアンテナ切替え制御プログラムに関する。
携帯電話機などの携帯無線端末では、アンテナが1つのみ設けられている場合、同アンテナがユーザの手に覆われてしまい、送受信状態が悪化することがある。また、携帯無線端末が使用される環境によっては、地形や建物により電波が反射、回折、散乱などの影響を受けて伝搬路が多重伝搬路となり、送受信状態が悪化することがある。このため、近年の携帯無線端末では、2つ以上のアンテナが設けられ、送受信状態が良好なアンテナが選択された状態で使用されるものが多くなっている。
この種の携帯電話機は、従来では、たとえば図8に示すように、送信部(TX)1と、パワーアンプ(PA)2と、アイソレータ(ISO)3と、アンテナ選択部4と、アンテナ5,6と、制御部7とを有している。送信部1は、送信操作が行われたとき、送信波aを発生する。パワーアンプ2は、送信波aを所定の利得で増幅して送信波bとして出力する。アイソレータ3は、パワーアンプ2から出力された送信波bを通過させると共に、アンテナ5,6からの反射波を阻止することにより同パワーアンプ2を保護して動作を安定させ、また、同アンテナ5,6を介して不要波がパワーアンプ2に侵入することを阻止して相互変調歪の発生を防止する。アンテナ選択部4は、アンテナ選択信号cに基づいてアイソレータ3とアンテナ5又はアンテナ6とを接続する。アンテナ5,6は、アンテナ選択部4を介してアイソレータ3と接続されたとき、送信波bを電波Wとして放射し、図示しない無線基地局との間で電波Wを送受信する。制御部7は、携帯電話機の使用状態(たとえば、通話状態やインターネットに接続された状態)に基づいてアンテナ選択信号cを出力すると共に、送信部1に対して送信波aのレベルが所定値になるように制御するためのレベル制御信号dを送出する。
図9及び図10は、図8の携帯電話機の要部の構造の一例を示す図であり、同図9は側面図、及び図10が背面図である。
この携帯電話機は、同図9に示すように、折り畳み式の携帯電話機であり、上側ユニット13と、下側ユニット14とから構成され、同下側ユニット14は同上側ユニット13に対してヒンジ部15を介して結合されている。そして、上側ユニット13の内部にはアンテナ5が設けられ、下側ユニット14の内部にはアンテナ6が設けられている。アンテナ5,6は、たとえば平面アンテナで構成されている。また、図10に示すように、アンテナ5及びアンテナ6は、上側ユニット13と下側ユニット14とが開状態のとき、間隔Lがユーザの掌よりも大きくなるように配置されている。
この携帯電話機では、使用状態に基づいてアンテナ5,6が切り替えられる。たとえば、通話状態のときには、アンテナ選択信号cによりアンテナ5がアイソレータ3と接続され、インターネットに接続された状態のときには、アンテナ選択信号cによりアンテナ6が同アイソレータ3と接続され、通信が行われる。また、一方のアンテナの送受信状態が悪化した場合、他のアンテナに切り替えることにより、送受信状態が改善される。
図11は、従来の他の携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図であり、図8中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この携帯電話機では、同図11に示すように、図8中の制御部7に代えて、新たな機能が付加された制御部7Aが設けられ、また、方向性カプラ8と、LPF(ローパスフィルタ)9と、A/D(アナログ/デジタル)変換部10とが付加されている。
この携帯電話機では、図8の携帯電話機の動作に加え、次の動作が行われる。
パワーアンプ2から出力された送信波bは、方向性カプラ8で送信波eとして取り出され、LPF9で同送信波eの所定の低域のみが通過することにより検波される。そして、LPF9から検波信号fが出力され、同検波信号fがA/D変換部10でA/D変換されて検波信号gとして制御部7Aに送出される。制御部7Aでは、検波信号gに基づいてレベル制御信号dが送信部1に送出される。送信部1では、レベル制御信号dに基づいて送信波aのレベルが制御される。
図12は、従来の他の携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図であり、図11中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この携帯電話機では、同図12に示すように、図11中の方向性カプラ8及びLPF9に代えて、コンデンサ11及びAPC(Automatic Power Control )回路12が設けられている。APC回路12は、検波用ダイオード及びLPFなどで構成され、コンデンサ11と相俟って送信波bの検波を行う。この携帯電話機では、パワーアンプ2から出力された送信波bは、コンデンサ11及びAPC回路12で検波され、同APC回路12から検波信号fが出力される。この後、図11の携帯電話機と同様の動作が行われる。
上記の携帯電話機の他、従来、この種の技術としては、たとえば、次のような文献に記載されるものがあった。
特許文献1に記載されたアンテナ分岐を検査する装置は、特に車両内の複数の固定アンテナの少なくとも1つのアンテナ分岐を検査するものであり、放射されるべき電力が最初にアンテナ分岐内に供給され、また、反射された電力がアンテナ分岐内で検知される。この後、アンテナ分岐の品質を表す品質番号を得るために、供給された電力レベルと反射された電力レベルとの間の関係が形成される。この手順は、複数のアンテナ分岐が存在する場合、反射された電力レベルが最も低いアンテナ分岐をそれぞれの品質番号の関数として選択するために、連続的に実施される。
特許文献2に記載された移動体衛星通信端末装置では、指向性の異なる複数のアンテナが設けられ、これらの複数のアンテナを切り替えて使用する際、複数のアンテナのうちの現在使用中のアンテナによる放射電波の反射波に基づいて、使用するアンテナが切り替えられる。
特開平10−267978号公報(第1頁、図1) 特開平11−308160号公報(第1頁、図1)
しかしながら、上記従来の携帯無線端末では、次のような問題点があった。
すなわち、図8の携帯電話機では、使用状態に基づいてアンテナ5,6が切り替えられるが、このような切り替え方では、選択されるアンテナが必ずしも最良の送受信状態ではなく、選択されない他のアンテナの送受信状態の方が良いこともある。たとえば、同携帯電話機がハンズフリーの状態で使用されている場合、通話状態のときにアンテナ5が固定的に使用される状態が必ずしも最良の送受信状態であるとは限らない。この場合、送受信状態の良いアンテナが選択されないため、場合によっては、通話やインターネット接続が遮断されてしまうという問題点がある。
また、特許文献1に記載されたアンテナ分岐を検査する装置は、車内の固定アンテナに関して故障を検出し、作動信頼性をより良くチェックするものであり、上記の問題点は改善されない。
特許文献2に記載された移動体衛星通信端末装置は、人工衛星と通信を行うものであり、使用する目的が異なっているため、上記の問題点は改善されない。また、複数のアンテナは、指向性が異なることに限定されている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、送信波を発生する送信部と、受信波を受波すると共に前記送信波を放射するための複数のアンテナと、前記複数のアンテナのうちの1つをアンテナ選択信号に基づいて選択するアンテナ選択部と、筐体とを備え、前記各アンテナが前記筐体の外側又は内部の所定の位置に分散配置されてなる携帯無線端末に係り、前記送信部から発生した前記送信波を前記複数のアンテナのうちの選択されたアンテナへ伝送すると共に、該アンテナに入射された前記送信波の反射波を取り出す方向性結合部と、前記送信波を検波して、送信波検波信号を出力する送信波検波部と、前記方向性結合部から取り出された前記反射波を検波して、反射波検波信号を出力反射波検波部と、前記送信波検波部から出力される前記送信波検波信号のレベルを記憶する送信波レベルメモリと、前記反射波検波部から出力される前記反射波検波信号のレベルを記憶する反射波レベルメモリと、前記複数のアンテナのうちの選択されているアンテナに入射される前記送信波の反射波のレベルに応じて、該選択されているアンテナに代えて他のアンテナを選択するための前記アンテナ選択信号を前記アンテナ選択部へ送出する制御部とが設けられ、
制御部が、タイマを有し、該タイマによる計時値が所定値を過ぎるまで、前記送信波と前記反射波との検波を交互に行わせ、かつ、前記送信波又は前記反射波の検波の度に、前記送信波レベルメモリに記憶されている前記送信波検波信号のレベル、又は前記反射波レベルメモリに記憶されている前記反射波検波信号のレベルを更新する一方、前記タイマによる計時値が所定値を過ぎたとき、前記送信波レベルメモリに記憶されている前記送信波検波信号のレベルと前記反射波レベルメモリに記憶されている前記反射波検波信号のレベルとのレベル差を算出し、算出された前記レベル差が所定値以下のときは、選択されている当該アンテナに代えて他のアンテナを選択するための前記アンテナ選択信号を前記アンテナ選択部へ送出する構成とされていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、送信波を発生する送信部と、受信波を受波すると共に前記送信波を放射するための複数のアンテナと、前記複数のアンテナのうちの1つをアンテナ選択信号に基づいて選択するアンテナ選択部と、筐体とを備え、前記各アンテナが前記筐体の外側又は内部の所定の位置に分散配置されてなる携帯無線端末に用いられ、前記複数のアンテナのうちの選択されているアンテナに入射される前記送信波の反射波のレベルに応じて、該選択されているアンテナに代えて他のアンテナを選択するための前記アンテナ選択信号を前記アンテナ選択部へ送出するアンテナ切替え方法に係り、タイマによる計時値が所定値を過ぎるまで、前記送信波と前記反射波との検波を交互に行い、かつ、前記送信波又は前記反射波の検波の度に、送信波レベルメモリに記憶されている送信波検波信号のレベル、又は反射波レベルメモリに記憶されている反射波検波信号のレベルを更新する一方、前記タイマによる計時値が所定値を過ぎたとき、前記送信波レベルメモリに記憶されている前記送信波検波信号のレベルと前記反射波レベルメモリに記憶されている前記反射波検波信号のレベルとのレベル差を算出し、算出された前記レベル差が所定値以下のときは、選択されている当該アンテナに代えて他のアンテナを選択するための前記アンテナ選択信号を前記アンテナ選択部へ送出することを特徴としている。
請求項記載の発明は、アンテナ切替え制御プログラムに係り、コンピュータに請求項記載の携帯無線端末のアンテナ選択を制御させることを特徴としている。
この発明の構成によれば、アンテナ制御部は、複数のアンテナのうちの選択されているアンテナに入射される前記送信波の反射波のレベルに応じて、選択されているアンテナに代えて他のアンテナを選択するためのアンテナ選択信号をアンテナ選択部へ送出するので、送信状態の良いアンテナを選択することができ、通話やインターネット接続を円滑に行うことができる。また、送信状態の良好なアンテナが選択されているので、送信状態を改善できるのみでなく、受信状態も改善できる。
また、アンテナ制御部は、反射波のレベルと送信波のレベルとを比較してレベル差が所定値以下の場合、選択されている当該アンテナに代えて他のアンテナを選択するためのアンテナ選択信号をアンテナ選択部へ送出するので、送信状態の良いアンテナを選択することができる。
また、アンテナ制御部は、反射波のレベルが所定の基準値以上の場合、選択されている当該アンテナに代えて他のアンテナを選択するためのアンテナ選択信号をアンテナ選択部へ送出するので、送信波のレベルを検出することなく、比較的簡単な処理により、送信状態の良いアンテナを選択することができる。
また、アンテナ制御部は、反射波のレベルを各アンテナ毎に検出し、選択されている当該アンテナに代えて反射波のレベルが最小のアンテナを選択するためのアンテナ選択信号をアンテナ選択部へ送出するので、最良の送信状態の良いアンテナを選択することができる。
複数のアンテナが設けられている携帯無線端末で送信状態の良いアンテナを自動的に選択する。
図1は、この発明の第1の実施例である携帯無線端末の要部の電気的構成を示すブロック図である。
この例の携帯無線端末は、同図に示すように、携帯電話機であり、送信部(TX)21と、パワーアンプ(PA)22と、方向性カプラ23と、アンテナ選択部24と、アンテナ25,26と、APC回路27と、A/D変換部28と、反射波検波部29と、A/D変換部30と、制御部31と、反射波レベルメモリ32と、送信波レベルメモリ33とを有している。
送信部21は、送信操作が行われたとき、送信波aを発生する。パワーアンプ22は、送信波aを所定の利得で増幅して送信波bとして出力する。方向性カプラ23は、送信波bを分岐して送信波eとして取り出すと共に、アンテナ25,26のうちの選択されたアンテナへ送信波hとして伝送し、かつ同送信波hの反射波がアンテナに入射されたときに反射波jとして取り出す。アンテナ選択部24は、アンテナ25,26のうちの1つをアンテナ選択信号cに基づいて選択し、方向性カプラ23に接続する。アンテナ25,26は、図示しない無線基地局からの電波Wを受信波として受波すると共に、アンテナ選択部24を介して方向性カプラ23と接続されたとき、送信波hを電波Wとして放射する。また、この携帯電話機は、従来の図9と同様の折り畳み式の携帯電話機であり、アンテナ25,26は、図9中のアンテナ5,6と同様に、上側ユニット13及び下側ユニット14の内部にそれぞれ設けられている。
APC回路27は、検波用ダイオード及びLPFなどで構成され、方向性カプラ23で分岐された送信波bの検波を行い、送信波検波信号fを出力する。A/D変換部28は、送信波検波信号fをA/D変換して送信波検波信号gとして出力する。反射波検波部29は、方向性カプラ23で取り出された反射波jを検波して反射波検波信号kとして出力する。A/D変換部30は、反射波検波信号kをA/D変換して反射波検波信号mとして出力する。反射波レベルメモリ32は、たとえばRAM(Randam Access Memory)などで構成され、反射波検波信号mのレベルを記憶する。送信波レベルメモリ33は、たとえばRAMなどで構成され、送信波検波信号gのレベルを記憶する。
制御部31は、この携帯電話機全体を制御するCPU(中央処理装置)31a、同CPU31aを動作させるためのアンテナ切替え制御プログラムが記録されたROM(リード・オンリ・メモリ)31b、及びタイマ31cを有している。特に、この実施例では、制御部31は、アンテナ25,26のうちの選択されているアンテナに入射される送信波hの反射波jのレベルに応じて、同選択されているアンテナに代えて他のアンテナを選択するためのアンテナ選択信号cをアンテナ選択部24へ送出する。この場合、制御部31は、反射波レベルメモリ32に記憶されている反射波検波信号mのレベルと送信波レベルメモリ33に記憶されている送信波検波信号gのレベルとを比較してレベル差が所定値以下の場合、アンテナ選択信号cをアンテナ選択部24へ送出する。また、制御部31は、送信部1に対して送信波aのレベルが所定値になるように制御するためのレベル制御信号dを送出する。
図2は、図1の携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。
この図を参照して、この例の携帯無線端末に用いられるアンテナ切替え方法の処理内容について説明する。
送信操作が行われたとき、送信部21から送信波aが発生し(ステップA1)、同時にタイマ31cが計時動作を開始する(ステップA2)。送信波aはパワーアンプ22で増幅され、同パワーアンプ22から送信波bが出力される。送信波bは方向性カプラ23に入力され、同方向性カプラ23で送信波eが分岐されて取り出される。送信波eはAPC回路27で検波され、同APC回路27から送信波検波信号fが出力される(ステップA3)。また、方向性カプラ23で反射波jが取り出されたとき、反射波検波部29で検波されて反射波検波信号kとして出力される(ステップA4)。送信波検波信号fは、A/D変換部28でA/D変換されて送信波検波信号gとして出力され、反射波検波信号kがA/D変換部30でA/D変換されて反射波検波信号mとして出力される(ステップA5)。
次に、制御部31により、現在の検波が反射波の検波であるか否かが判断され(ステップA6)、送信波の検波である場合には、送信波検波信号gのレベルが送信波レベルメモリ33に書き込まれ(ステップA7)、反射波の検波である場合には、反射波検波信号mのレベルが反射波レベルメモリ32に書き込まれる(ステップA8)。制御部31では、このときのタイマ31cの計時値に基づき、所定の時間が経過しているか否かが判断される(ステップA9,A10)。そして、所定の時間が経過していない場合で、かつ送信波の検波が行われていた場合には、反射波の検波(ステップA4)に移行し、反射波の検波が行われていた場合には、送信波の検波(ステップA3)に移行する。
このように、所定の時間が経過するまで送信波e及び反射波jの検波が行われ、送信波レベルメモリ33に書き込まれる送信波検波信号gのレベル、及び反射波レベルメモリ32に書き込まれる反射波検波信号mのレベルが更新される。タイマ31cによる計時値が所定値を過ぎたとき、制御部31で反射波レベルメモリ32に記憶されている反射波検波信号mのレベルと送信波レベルメモリ33に記憶されている送信波検波信号gのレベルとのレベル差が計算される(ステップA11)。このレベル差は、制御部31で所定値以下であるか否かが判定され(ステップA12、反射波レベル判定処理)、所定値以下でない場合にはステップA1に戻り、所定値以下である場合には、現在選択されているアンテナの反射波jが多い状態であるため、制御部31からアンテナ選択信号cが出力され、他のアンテナに切り替えられる(ステップA13、アンテナ選択処理)。この後、ステップA1に戻り、同様の処理が繰り返し行われる。
以上のように、この第1の実施例では、反射波レベルメモリ32に記憶されている反射波検波信号mのレベルと送信波レベルメモリ33に記憶されている送信波検波信号gのレベルとが制御部31で比較され、レベル差が所定値以下の場合、選択されているアンテナに代えて他のアンテナを選択するためのアンテナ選択信号cがアンテナ選択部24へ送出されるので、送信波に比べて反射波が大きい場合(たとえば、ユーザの手による電波の妨害や、ハンズフリーの状態で使用されている状態でアンテナの周辺に障害物が存在するような場合)にアンテナが自動的に切り替えられるため、より送信状態の良いアンテナが選択され、通話やインターネット接続が円滑に行われる。また、送信状態の良好なアンテナが選択されているので、送信状態が改善されるのみでなく、受信状態も改善される。
図3は、この発明の第2の実施例である携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図であり、第1の実施例を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この例の携帯電話機では、図1中の方向性カプラ23に代えて、異なる構成の方向性カプラ23Aが設けられ、また、アイソレータ(ISO)37と、コンデンサ38とが付加されている。コンデンサ38は、APC回路27と相俟って送信波bの検波を行う。アイソレータ(ISO)37は、パワーアンプ22から出力された送信波bを送信波nとして通過させると共に、アンテナ25,26からの反射波を阻止する。方向性カプラ23Aは、アンテナ25,26のうちの選択されたアンテナへ送信波hとして伝送し、かつ同送信波hの反射波がアンテナに入射されたときに反射波jとして取り出す。他は、図1と同様の構成である。
この携帯電話機では、送信波bは、コンデンサ38及びAPC回路27で検波され、同APC回路27から送信波検波信号fが出力される。他は、第1の実施例と同様の動作が行われ、同様の利点がある。
図4は、この発明の第3の実施例である携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図である。
この例の携帯電話機では、図1中の制御部31に代えて、異なる機能を有する制御部31Aが設けられ、また、図1中の送信波レベルメモリ33が削除されている。制御部31Aは、反射波レベルメモリ32に記憶されている反射波検波信号mのレベルが所定の基準値以上の場合、選択されているアンテナに代えて他のアンテナを選択するためのアンテナ選択信号cをアンテナ選択部24へ送出する。他は、図1と同様の構成である。
図5は、図4の携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。
この図を参照して、この例の携帯無線端末に用いられるアンテナ切替え方法の処理内容について説明する。
送信操作が行われたとき、送信部21から送信波aが発生し(ステップB1)、同時にタイマ31cが計時動作を開始する(ステップB2)。送信波aはパワーアンプ22で増幅され、同パワーアンプ22から送信波bが出力される。送信波bは方向性カプラ23に入力され、同方向性カプラ23で送信波eが分岐されて取り出される。送信波eはAPC回路27で検波され、同APC回路27から送信波検波信号fが出力される。また、方向性カプラ23で反射波jが取り出されたとき、反射波検波部29で検波されて反射波検波信号kとして出力される(ステップB3)。送信波検波信号fは、A/D変換部28でA/D変換されて送信波検波信号gとして出力され、また、反射波検波信号kがA/D変換部30でA/D変換されて反射波検波信号mとして出力される(ステップB4)。
反射波検波信号mのレベルが反射波レベルメモリ32に書き込まれる(ステップB5)。
制御部31では、このときのタイマ31cの計時値に基づき、所定の時間が経過しているか否かが判断される(ステップB6)。そして、所定の時間が経過していない場合、ステップB3へ戻る。
このように、所定の時間が経過するまで反射波jの検波が行われ、反射波レベルメモリ32に書き込まれる反射波検波信号mのレベルが更新される。タイマ31cによる計時値が所定値を過ぎたとき、制御部31で反射波レベルメモリ32に記憶されている反射波検波信号mのレベルが所定の基準値と比較され(ステップB7、反射波レベル判定処理)、同基準値以上でない場合にはステップB1に戻り、同基準値以上である場合には、現在選択されているアンテナの反射波jが多い状態であるため、制御部31Aからアンテナ選択信号cが出力され、他のアンテナに切り替えられる(ステップB8、アンテナ選択処理)。この後、ステップB1に戻り、同様の処理が繰り返し行われる。
以上のように、この第3の実施例では、送信波検波信号gのレベルが記憶されないので、比較的簡単な処理で第1の実施例とほぼ同様の利点がある。
図6は、この発明の第4の実施例である携帯無線端末の要部の電気的構成を示すブロック図である。
この例の携帯電話機では、図1中の制御部31に代えて、異なる機能を有する制御部31Bが設けられ、また、図1中の送信波レベルメモリ33に代えて、反射波レベルメモリ34が設けられている。また、図6中の反射波レベルメモリ32は、アンテナ25で受信された反射波jの反射波検波信号mのレベルを記憶する。反射波レベルメモリ34は、アンテナ26で受信された反射波jの反射波検波信号mのレベルを記憶する。制御部31Bは、反射波検波信号mのレベルをアンテナ25,26のアンテナ毎に検出し、反射波レベルメモリ32,34に書き込み、また、これらの反射波レベルメモリ32,34に記憶されている各反射波検波信号mのレベルをアンテナ毎に読み出して比較し、比較結果に基づき、選択されている当該アンテナに代えて同反射波検波信号mのレベルが最小のアンテナを選択するためのアンテナ選択信号cをアンテナ選択部24へ送出する。他は、図1と同様の構成である。
図7は、図6の携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。
この図を参照して、この例の携帯無線端末に用いられるアンテナ切替え方法の処理内容について説明する。
まず、現在選択されているたとえばアンテナ25による送信状態が悪い状態で動作が開始され、送信操作が行われたとき、送信部21から送信波aが発生し(ステップC1)、同時にタイマ31cが計時動作を開始する(ステップC2)。送信波aはパワーアンプ22で増幅され、同パワーアンプ22から送信波bが出力される。送信波bは方向性カプラ23に入力され、同方向性カプラ23で送信波eが分岐されて取り出される。送信波eはAPC回路27で検波され、同APC回路27から送信波検波信号fが出力される。また、方向性カプラ23で反射波jが取り出されたとき、反射波検波部29で検波されて反射波検波信号kとして出力される(ステップC3)。送信波検波信号fは、A/D変換部28でA/D変換されて送信波検波信号gとして出力され、また、反射波検波信号kがA/D変換部30でA/D変換されて反射波検波信号mとして出力される(ステップC4)。
アンテナ25で受信された反射波jの反射波検波信号mのレベルが反射波レベルメモリ32に書き込まれる(ステップC5)。制御部31Bでは、このときのタイマ31cの計時値に基づき、所定の時間が経過しているか否かが判断され(ステップC6)、所定の時間が経過していない場合、アンテナ選択信号cが出力され、他のアンテナ26に切り替えられる(ステップC7)。この後、ステップC3に戻り、同様の処理が繰り返し行われ、ステップC5において、アンテナ26で受信された反射波jの反射波検波信号mのレベルが反射波レベルメモリ34に書き込まれる。上記所定の時間は、全てのアンテナの反射波検波信号mのレベルを該当する反射波レベルメモリに書き込むだけの時間が設定されている。
上記ステップC6において、所定の時間が経過している場合、ステップC8(反射波レベル判定処理)に進み、制御部31Bで反射波レベルメモリ32,34に記憶されている各反射波検波信号mのレベルがアンテナ毎に読み出されて比較され、この比較結果に基づき、選択されているアンテナに代えて反射波検波信号mのレベルが最小のアンテナを選択するためのアンテナ選択信号cがアンテナ選択部24へ送出される(ステップC9、アンテナ選択処理)。この後、動作が開始状態に戻り、同様の処理が繰り返し行われる。
以上のように、この第4の実施例では、反射波レベルメモリ32,34に記憶されている各反射波検波信号mのレベルをアンテナ毎に読み出して比較し、反射波検波信号mのレベルが最小のアンテナを選択するようにしたので、第3の実施例の利点に加え、最良の送信状態のアンテナが選択される。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、第2の実施例を示す図3中の制御部31に代えて、第3の実施例を示す図4中の制御部31Aを設け、かつ図3中の送信波レベルメモリ33を削除することにより、第3の実施例とほぼ同様の作用、効果が得られる。また、図3中の制御部31に代えて、第4の実施例を示す図6中の制御部31Bを設け、かつ図6中の反射波レベルメモリ34を設けることにより、第4の実施例とほぼ同様の作用、効果が得られる。また、アンテナ25,26は、これらの2つに限らず、任意数で良い。また、アンテナ25は、上側ユニット13の外側に配置されたモノポールアンテナで構成され、アンテナ26が、下側ユニット14の内部に配置された逆Fアンテナで構成されたものでも良い。また、携帯電話機は、折り畳み式に限らず、ストレートタイプ、リボルバー型(回転型)、あるいは、スライド型でも良い。
この発明は、携帯電話機に限らず、複数のアンテナが設けられた携帯情報端末やトランシーバなど、たとえばハンズフリーの状態で使用される携帯無線端末全般に適用できる。
この発明の第1の実施例である携帯無線端末の要部の電気的構成を示すブロック図である。 図1の携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の第2の実施例である携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図である。 この発明の第3の実施例である携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図である。 図4の携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の第4の実施例である携帯無線端末の要部の電気的構成を示すブロック図である。 図6の携帯電話機の動作を説明するためのフローチャートである。 従来の携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図である。 図8の携帯電話機の要部の構造を示す図である。 図8の携帯電話機の要部の構造を示す図である。 従来の他の携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図である。 従来の他の携帯電話機の要部の電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
13 上側ユニット(筐体)
14 下側ユニット(筐体)
21 送信部
22 パワーアンプ
23,23A 方向性カプラ(方向性結合部)
24 アンテナ選択部
25,26 アンテナ
27 APC回路(送信波検波部)
28,30 A/D変換部
29 反射波検波部
31,31A,31B 制御部(アンテナ制御部)
31a CPU(中央処理装置)
31b ROM(リード・オンリ・メモリ)
32,34 反射波レベルメモリ
33 送信波レベルメモリ
37 アイソレータ
38 コンデンサ(送信波検波部)

Claims (3)

  1. 送信波を発生する送信部と、
    受信波を受波すると共に前記送信波を放射するための複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナのうちの1つをアンテナ選択信号に基づいて選択するアンテナ選択部と、
    筐体とを備え、
    前記各アンテナが前記筐体の外側又は内部の所定の位置に分散配置されてなる携帯無線端末であって、
    前記送信部から発生した前記送信波を前記複数のアンテナのうちの選択されたアンテナへ伝送すると共に、該アンテナに入射された前記送信波の反射波を取り出す方向性結合部と、
    前記送信波を検波して、送信波検波信号を出力する送信波検波部と、
    前記方向性結合部から取り出された前記反射波を検波して、反射波検波信号を出力反射波検波部と、
    前記送信波検波部から出力される前記送信波検波信号のレベルを記憶する送信波レベルメモリと、
    前記反射波検波部から出力される前記反射波検波信号のレベルを記憶する反射波レベルメモリと、
    前記複数のアンテナのうちの選択されているアンテナに入射される前記送信波の反射波のレベルに応じて、該選択されているアンテナに代えて他のアンテナを選択するための前記アンテナ選択信号を前記アンテナ選択部へ送出する制御部とが設けられ、
    制御部は、
    タイマを有し、
    該タイマによる計時値が所定値を過ぎるまで、前記送信波と前記反射波との検波を交互に行わせ、かつ、前記送信波又は前記反射波の検波の度に、前記送信波レベルメモリに記憶されている前記送信波検波信号のレベル、又は前記反射波レベルメモリに記憶されている前記反射波検波信号のレベルを更新する一方、
    前記タイマによる計時値が所定値を過ぎたとき、前記送信波レベルメモリに記憶されている前記送信波検波信号のレベルと前記反射波レベルメモリに記憶されている前記反射波検波信号のレベルとのレベル差を算出し、
    算出された前記レベル差が所定値以下のときは、選択されている当該アンテナに代えて他のアンテナを選択するための前記アンテナ選択信号を前記アンテナ選択部へ送出する構成とされていることを特徴とする携帯無線端末。
  2. 送信波を発生する送信部と、受信波を受波すると共に前記送信波を放射するための複数のアンテナと、前記複数のアンテナのうちの1つをアンテナ選択信号に基づいて選択するアンテナ選択部と、筐体とを備え、前記各アンテナが前記筐体の外側又は内部の所定の位置に分散配置されてなる携帯無線端末に用いられ、
    前記複数のアンテナのうちの選択されているアンテナに入射される前記送信波の反射波のレベルに応じて、該選択されているアンテナに代えて他のアンテナを選択するための前記アンテナ選択信号を前記アンテナ選択部へ送出するアンテナ切替え方法であって、
    タイマによる計時値が所定値を過ぎるまで、前記送信波と前記反射波との検波を交互に行い、かつ、前記送信波又は前記反射波の検波の度に、送信波レベルメモリに記憶されている送信波検波信号のレベル、又は反射波レベルメモリに記憶されている反射波検波信号のレベルを更新する一方、
    前記タイマによる計時値が所定値を過ぎたとき、前記送信波レベルメモリに記憶されている前記送信波検波信号のレベルと前記反射波レベルメモリに記憶されている前記反射波検波信号のレベルとのレベル差を算出し、
    算出された前記レベル差が所定値以下のときは、選択されている当該アンテナに代えて他のアンテナを選択するための前記アンテナ選択信号を前記アンテナ選択部へ送出することを特徴とするアンテナ切替え方法。
  3. コンピュータに請求項記載の携帯無線端末のアンテナ選択を制御させるためのアンテナ切替え制御プログラム。
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