JP4374737B2 - 情報処理装置および情報処理方法、駐車場管理システム並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、駐車場管理システム並びに記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および情報処理方法、駐車場管理システム並びに記録媒体に関し、例えば、駐車場管理システムにおいて、ユーザは、駐車場を予約する場合に、利用店舗に近い駐車場を予約することができ、かつ、駐車する車種に対応した駐車スペースを予約することができ、駐車場管理側は、所定の店舗を利用するユーザ以外の無断駐車を防ぐことができ、例えば予約がキャンセルされた場合にも、確実に利用代金を徴収することが可能な、情報処理装置および情報処理方法、駐車場管理システム並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザが利用する店舗が専用の駐車場を持たない場合、ユーザは、自分自身で、利用する店舗付近の駐車場を捜さなければならなかった。それぞれの駐車場の料金体系は、駐車場毎に決められており、駐車場が空いているか、満車であるかは、その駐車場の駐車可能台数に対する入庫数で管理されている。
【0003】
駐車場の予約は、ユーザが、例えば、電話などを利用して、それぞれの駐車場に連絡をすることにより行われていた。また、ユーザが、駐車場の駐車スペースを予め予約する場合も、多くは、台数のみの管理である。
【0004】
また、店舗と駐車場の契約により、駐車場のうちのいくつかの駐車スペースを、その店舗専用の駐車スペースとする場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ユーザが、例えば、実際に街中を走行しながら、あるいは地図等を参照しながら、利用店舗にできるだけ近い空き駐車場を探すのは、非常に困難である。従って、店舗が専用の駐車場を持たない場合、ユーザには、駐車場を探す手間がかかり、例えば、駐車場を探す手間を避けたいユーザが、専用駐車場を持つ店舗を優先的に利用しようとすることも考えられるため、店舗にとっては、専用の駐車場を持たないことが、顧客獲得の障害になる恐れがある。
【0006】
また、探し出した駐車場に、空き駐車スペースが少ない場合、ユーザは、駐車場内を走行して、空き駐車スペースを探さなければならなかった。更に、その空き駐車スペースが狭い場合、大型車が駐車できなく、駐車場に入場したものの、駐車できない場合もあった。
【0007】
そして、駐車スペースを予め予約するような場合においては、予約に先立って、利用店舗に近い駐車場を、ユーザ自身が調べなければならない。この場合においても、利用店舗にできるだけ近い空き駐車場を探すのは、非常に困難である。
【0008】
店舗と駐車場の契約により、駐車場のうちのいくつかの駐車スペースを、その店舗専用の駐車スペースとする場合、店舗は、契約駐車スペースに車両が駐車していない時間に対しても、駐車場に駐車料金を支払わなければならない。また、駐車スペースの数以上のユーザが駐車場を利用しようとした場合には、対応することができない。更に、店舗と駐車場が離れている場合、店舗が駐車スペースを管理することは難しく、その店舗専用の駐車スペースに、他の店舗を利用している車両が無断駐車をしていたとしても、それを防ぐことは困難である。
【0009】
更に、駐車スペースを予め予約する場合において、無断キャンセルが発生した場合、駐車場管理者もしくは店舗は、無断キャンセルをしたユーザから、駐車場の利用料金を徴収する手段がなく、該当する駐車スペースを他のユーザに利用させることができないため、駐車場の稼働率が悪くなってしまうという問題があった。
【0010】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザは、駐車場を予約する場合に、利用店舗に近い駐車場を予約することができ、かつ、駐車する車種に対応した駐車スペースを予約することができ、駐車場管理側は、所定の店舗を利用するユーザ以外の無断駐車を防ぐことができ、例えば予約がキャンセルされた場合にも、確実に利用代金を徴収することが可能とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置、および情報処理方法は、通信手段と、認証手段と、検索手段と、第1の記録手段とを備え、前記通信手段は、前記データ記憶装置の認証情報を前記ユーザ端末装置から受信し、前記認証手段は、前記認証情報により前記データ記憶装置を認証し、前記通信手段は、前記店舗利用に際しての前記駐車場の予約申込みデータを前記ユーザ端末装置から受信し、前記検索手段は、前記予約申込みデータのうちのユーザIDに対応するユーザ情報を前記第1の記録手段に予め記憶されている情報から検索し、前記通信手段は、前記予約申込みデータおよび自分自身の店舗の識別番号、前記統括管理装置送信し、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記自分自身の店舗の近くにある前記駐車場の予約番号を含む予約結果を、前記統括管理装置から受信し、前記第1の記録手段は、前記予約結果を記録し、前記通信手段は、前記予約結果を前記ユーザ端末装置に送信する
【0012】
【0013】
精算手段と、第2の記録手段とをさらに備え、前記ユーザ端末装置からの、前記駐車場の予約のキャンセル要求を処理する場合、前記通信手段は、前記データ記憶装置の前記認証情報を前記ユーザ端末装置から受信し、前記認証手段は、前記認証情報により前記データ記憶装置を認証し、前記通信手段は、前記ユーザ端末装置から受信したキャンセル要求された予約の前記予約番号の送信を前記ユーザ端末装置に要求して、前記データ記憶装置に記憶されているキャンセル要求された予約の前記予約番号を前記ユーザ端末装置から受信し、前記検索手段は、キャンセル要求された前記予約番号の予約をしたユーザの前記ユーザIDに対応する前記ユーザ情報を前記第1の記録手段に予め記憶されている情報から検索し、前記精算手段は、前記予約結果のうちの予約開始時刻から前記駐車場の予約のキャンセル要求を受信するまでの時間に対応する料金を算出して精算し、前記第2の記録手段は、前記精算手段により実行された精算処理に関するデータを記録し、前記第1の記録手段は、前記予約がキャンセルされたことを記録し、前記通信手段は、予約キャンセル情報を前記統括管理装置に送信し、予約キャンセル完了通知を前記統括管理装置から受信し、前記予約キャンセル完了通知を前記ユーザ端末装置に送信することができる。
【0014】
精算手段と、第2の記録手段とをさらに備え、前記駐車場の予約開始時刻から所定の時間が経過しても、前記統括管理装置から、前記駐車場の所定の車両の入庫がなかったことによる予約キャンセル情報が受信された場合、前記検索手段は、前記予約キャンセル情報によりキャンセルされた予約をしたユーザの前記ユーザIDに対応する前記ユーザ情報を前記第1の記録手段に予め記憶されている情報から検索し、前記精算手段は、前記所定の時間に対応する料金を算出して精算し、前記第2の記録手段は、前記精算手段により実行された精算処理に関するデータを記録し、前記第1の記録手段は、前記予約がキャンセルされたことを記録し、前記通信手段は、予約キャンセル完了通知を前記ユーザ端末装置に送信することができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
本発明の録媒体に記録されているプログラムは、通信手段と、認証手段と、検索手段と、記録手段として機能させるプログラムであって、前記通信手段は、前記データ記憶装置の認証情報を前記ユーザ端末装置から受信し、前記認証手段は、前記認証情報により前記データ記憶装置を認証し、前記通信手段は、前記店舗利用に際しての前記駐車場の予約申込みデータを前記ユーザ端末装置から受信し、前記検索手段は、前記予約申込みデータのうちのユーザIDに対応するユーザ情報を前記記録手段に予め記憶されている情報から検索し、前記通信手段は、前記予約申込みデータおよび自分自身の店舗の識別番号を、前記統括管理装置へ送信し、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記自分自身の店舗の近くにある前記駐車場の予約番号を含む予約結果を、前記統括管理装置から受信し、前記記録手段は、前記予約結果を記録し、前記通信手段は、前記予約結果を前記ユーザ端末装置に送信する
【0019】
本発明の統括管理装置、および統括管理方法は、通信手段と、検索手段と、第1の記録手段とを備え、前記通信手段は、前記駐車場の予約申込みデータおよび前記情報処理装置を管理する前記店舗の店舗識別番号を、前記情報処理装置から受信し、前記検索手段は、前記第1の記録手段に記憶されている情報から、前記店舗識別番号に対応する前記店舗の位置データを検索するとともに、前記店舗の位置データに基づいて、複数の前記駐車場管理装置が管理する前記駐車場の中から、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記店舗に近い前記駐車場を検索し、前記通信手段は、前記予約申込みデータおよび前記店舗識別番号を、前記検索手段により検索された1つの前記駐車場管理装置に送信し、予約番号を含み、前記駐車場を予約できたかを表す予約結果を1つの前記駐車場管理装置から受信し、前記第1の記録手段は、前記予約結果を記録し、前記通信手段は、前記予約結果を前記情報処理装置に送信する
【0020】
【0021】
算出手段と、第2の記録手段とをさらに備え、前記情報処理装置から、前記駐車場の予約がキャンセルされたことを示す信号を受信した場合において、前記検索手段は、キャンセルされた前記予約に対応する前記予約結果を前記第1の記録手段から検索し、前記算出手段は、前記予約結果のうちの予約開始時刻を基に、前記予約開始時刻から前記駐車場の予約をキャンセルするまでの時間に対応する料金を算出し、前記第2の記録手段は、前記料金を未精算と記録し、前記第1の記録手段は、前記予約がキャンセルされたことを記録し、前記通信手段は、予約キャンセル情報および前記予約結果に含まれる前記予約番号を前記駐車場管理装置に送信し、予約キャンセル完了通知を前記駐車場管理装置から受信し、前記予約キャンセル完了通知を前記情報処理装置に送信することができる。
【0022】
算出手段と、第2の記録手段とをさらに備え、前記駐車場の予約開始時刻から所定の時間が経過しても、前記駐車場に所定の車両の入庫がなかったことによる予約キャンセル情報が前記駐車場管理装置から受信された場合において、前記検索手段は、キャンセルされた予約に対応する前記予約結果を前記第1の記録手段から検索し、前記算出手段は、前記予約結果のうちの予約開始時刻を基に、前記予約開始時刻から前記駐車場の予約がキャンセルされるまでの時間に対応する料金を算出し、前記第2の記録手段は、前記料金を未精算と記録し、前記第1の記録手段は、前記予約がキャンセルされたことを記録し、前記通信手段は、予約キャンセル情報を前記情報処理装置に送信することができる
【0023】
【0024】
本発明の録媒体に記録されているプログラムは、通信手段と、検索手段と、記録手段として機能させるプログラムであって、前記通信手段は、前記駐車場の予約申込みデータおよび前記情報処理装置を管理する前記店舗の店舗識別番号を、前記情報処理装置から受信し、前記検索手段は、前記記録手段に記憶されている情報から、前記店舗識別番号に対応する前記店舗の位置データを検索するとともに、前記店舗の位置データに基づいて、複数の前記駐車場管理装置が管理する前記駐車場の中から、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記店舗に近い前記駐車場を検索し、前記通信手段は、前記予約申込みデータおよび前記店舗識別番号を、前記検索手段により検索された1つの前記駐車場管理装置に送信し、予約番号を含み、前記駐車場を予約できたかを表す予約結果を1つの前記駐車場管理装置から受信し、前記記録手段は、前記予約結果を記録し、前記通信手段は、前記予約結果を前記情報処理装置に送信する
【0025】
本発明の駐車場管理システムは、ユーザが保有するデータ記憶装置と、前記ユーザが有するユーザ端末装置と、店舗が有する情報処理装置と、駐車場に設置される駐車制御装置と、前記駐車制御装置を管理する駐車場管理装置と、前記情報処理装置および前記駐車場管理装置と接続され、データの授受を行う統括管理装置とを備え、前記データ記憶装置は、前記ユーザ端末装置および前記駐車制御装置と認証処理を実行する第1の認証手段と、前記ユーザ端末装置および前記駐車制御装置とデータを通信する第1の通信手段と、前記第1の認証手段による認証処理に用いられる認証情報、前記駐車場の予約に関する情報、および精算処理に関する情報を記録する第1の記録手段とを備え、前記ユーザ端末装置は、前記データ記憶装置に記憶されたデータを読み出す第1の読み出し手段と、前記データ記憶装置にデータを書き込む第1の書き込み手段と、前記データ記憶装置認証処理を実行する第2の認証手段と、前記情報処理装置とデータを通信する第2の通信手段とを備え、前記情報処理装置は、前記ユーザ端末装置および前記統括管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータを通信する第3の通信手段と、前記駐車場利用サービスに関するデータを記録する第2の記録手段とを備え、前記第3の通信手段は、前記ユーザ端末装置から受信した前記駐車場利用サービスに関するデータおよび自分自身の店舗の識別番号前記統括管理装置送信し前記駐車制御装置は、前記データ記憶装置に記憶されたデータを読み出す第2の読み出し手段と、前記データ記憶装置にデータを書き込む第2の書き込み手段と、前記データ記憶装置認証処理を実行する第3の認証手段と、前記駐車場管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータを通信する第4の通信手段とを備え、前記駐車場管理装置は、前記駐車制御装置および前記統括管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータを通信する第5の通信手段と、前記駐車場利用サービスに関するデータを記録する第3の記録手段と、前記第3の記録手段により記録された前記駐車場利用サービスに関するデータを検索する第1の検索手段とを備え、前記統括管理装置は、前記情報処理装置および前記駐車場管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータを通信する第6の通信手段と、前記駐車場利用サービスに関するデータを記録する第4の記録手段と、前記第4の記録手段に記録された前記駐車場利用サービスに関するデータを検索する第2の検索手段とを備え、前記第6の通信手段は、前記店舗の識別番号および前記駐車場の予約を申し込むためのデータを受信し前記第4の記録手段により記録された前記駐車場利用サービスに関するデータは、複数の前記店舗の識別番号と位置に関するデータ、並びに複数の駐車場の位置に関するデータを含み、前記第2の検索手段は、前記店舗の識別番号に基づいて、前記店舗に近い前記駐車場を検索する。
【0026】
本発明の報処理装置、情報処理方法、および記録媒体に記録されているプログラムにおいては、データ記憶装置の認証情報が前記ユーザ端末装置から受信され、前記認証情報により前記データ記憶装置が認証され、店舗利用に際しての駐車場の予約申込みデータが前記ユーザ端末装置から受信され、前記予約申込みデータのうちのユーザIDに対応するユーザ情報が予め記憶されている情報から検索され、前記予約申込みデータおよび自分自身の店舗の識別番号が、統括管理装置へ送信され、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記自分自身の店舗の近くにある前記駐車場の予約番号を含む予約結果が、前記統括管理装置から受信され、前記予約結果が記録され、前記予約結果が前記ユーザ端末装置に送信される。
【0027】
本発明の統括管理装置、統括管理方法、および記録媒体に記録されているプログラムにおいては、駐車場の予約申込みデータおよび情報処理装置を管理する店舗の店舗識別番号が、前記情報処理装置から受信され、予め記憶されている情報から、前記店舗識別番号に対応する前記店舗の位置データが検索されるとともに、前記店舗の位置データに基づいて、複数の前記駐車場管理装置が管理する前記駐車場の中から、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記店舗に近い前記駐車場が検索され、前記予約申込みデータおよび前記店舗識別番号が、検索された1つの前記駐車場管理装置に送信され、予約番号を含み、前記駐車場を予約できたかを表す予約結果が1つの前記駐車場管理装置から受信され、前記予約結果が記録され、前記予約結果が前記情報処理装置に送信される。
【0028】
本発明の駐車場管理システムにおいては、ユーザが保有するデータ記憶装置と、前記ユーザが有するユーザ端末装置と、店舗が有する情報処理装置と、駐車場に設置される駐車制御装置と、前記駐車制御装置を管理する駐車場管理装置と、前記情報処理装置および前記駐車場管理装置と接続され、データの授受を行う統括管理装置とが備えられ、前記データ記憶装置においては、前記ユーザ端末装置および前記駐車制御装置の認証処理が実行され、前記ユーザ端末装置および前記駐車制御装置とデータが通信され、認証処理に用いられる認証情報、前記駐車場の予約に関する情報、および精算処理に関する情報が記録され前記ユーザ端末装置においては、前記データ記憶装置に記憶されたデータが読み出され、前記データ記憶装置にデータが書き込まれ、前記データ記憶装置認証処理が実行され、前記情報処理装置とデータが通信され、前記情報処理装置においては、前記ユーザ端末装置および前記統括管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータが通信され、前記駐車場利用サービスに関するデータが記録され前記ユーザ端末装置から受信した前記駐車場利用サービスに関するデータおよび自分自身の店舗の識別番号前記統括管理装置送信され前記駐車制御装置においては、前記データ記憶装置に記憶されたデータが読み出され、前記データ記憶装置にデータが書き込まれ、前記データ記憶装置認証処理が実行され、前記駐車場管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータが通信され、前記駐車場管理装置においては、前記駐車制御装置および前記統括管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータが通信され、前記駐車場利用サービスに関するデータが記録され、前記駐車場利用サービスに関するデータが検索され、前記統括管理装置においては、前記情報処理装置および前記駐車場管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータが通信され、前記駐車場利用サービスに関するデータが記録され、前記駐車場利用サービスに関するデータが検索され、前記店舗の識別番号および前記駐車場の予約を申し込むためのデータが受信され前記駐車場利用サービスに関するデータには、前記駐車場利用サービスに関するデータは、複数の前記店舗の識別番号と位置に関するデータ、並びに複数の前記駐車場の位置に関するデータが含まれ、前記店舗の識別番号に基づいて、前記店舗に近い前記駐車場が検索される。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0030】
図1は、本発明を適応した駐車場管理システムの構成を示す図である。
【0031】
駐車場統括管理センタ1、ユーザが有するユーザ端末装置4−1乃至4−mおよび店舗3−1乃至3−nの駐車場予約システム11−1乃至11−nは、通信網2を介して相互に接続され、ユーザ端末装置4−1乃至4−mには、ICカード5−1乃至5−mが挿入可能になされている。また、駐車場統括管理センタ1は、駐車場管理センタ6−1乃至駐車場管理センタ6−pと接続されている。駐車場管理センタ6−1乃至駐車場管理センタ6−pは、自分自身が管理する駐車場7−1乃至7−pに設置されている、後述する駐車場ゲート制御ユニット61、駐車情報表示ユニット62、および駐車スペース制御ユニット63と接続される。これらの、駐車場統括管理センタ1乃至駐車場7−pの間で授受されるデータは、例えば、暗号化などにより、その内容が外部からは分からないようになされている。
【0032】
なお、これ以降、店舗3−1乃至3−nを特に区別する必要のない場合は、店舗3と称し、ユーザ端末装置4−1乃至4−mを特に区別する必要のない場合は、ユーザ端末装置4と称し、ICカード5−1乃至5−mを特に区別する必要のない場合は、ICカード5と称し、駐車場管理センタ6−1乃至6−pを特に区別する必要のない場合は、駐車場管理センタ6と称し、駐車場7−1乃至7−nを特に区別する必要のない場合は、駐車場7と称し、駐車場予約システム11−1乃至11−nを特に区別する必要のない場合は、駐車場予約システム11と称するものとする。
【0033】
次に、図2を用いて、駐車場7と店舗3の位置関係の例について説明する。
【0034】
例えば、店舗3−1に対して、最も近い駐車場は駐車場7−1であり、次に近い駐車場は駐車場7−2である。店舗3−2に対して、最も近い駐車場は駐車場7−2であり、次に近い駐車場は駐車場7−1である。店舗3−3に対して、最も近い駐車場は駐車場7−3であり、次に近い駐車場は駐車場7−2である。
【0035】
次に、図3を用いて、駐車場7−1について説明する。
【0036】
駐車場7−1は、50台分の駐車スペースを有する。それぞれの駐車スペースには、駐車番号1乃至50がつけられ、後述する駐車スペース制御ユニット63−1乃至63−50が、それぞれ備えられ、駐車スペースの大きさなどに基づいて、駐車可能な車種(例えば、普通車、大型車、軽自動車)が決められている。また、駐車場7−1の車両の入り口、および出口は、それぞれ1ヶ所ずつ設けられており、後述する駐車場ゲート制御ユニット61−1および61−2が、それぞれ備えられている。
【0037】
また、駐車場7−2乃至7−nに関しては、駐車場7−1と異なる駐車スペースの数および配置、並びに駐車場ゲートの数および配置を取り得る。
【0038】
図4は、駐車場統括管理センタ1の構成を示すブロック図である。
【0039】
駐車場統括管理センタ1は、パーソナルコンピュータ21、駐車場DB(Data Base)22、店舗情報DB23、および駐車予約DB24を有する。パーソナルコンピュータ21は、例えば、通信網2を介して、図1を用いて説明した駐車場予約システム11と情報の授受を行い、駐車場DB22乃至駐車予約DB24に登録されているデータを書き換えたり、駐車場管理センタ6への制御信号を生成して送信し、駐車場管理センタ6から送信される信号に従って、駐車場DB22乃至駐車予約DB24に登録されているデータを書き換える。
【0040】
図5は、パーソナルコンピュータ21の構成を示すブロック図である。
【0041】
CPU(Central Processing Unit)31は、入出力インターフェース32および内部バス33を介して、例えば、駐車場統括管理センタ1のオペレータが、入力部34を用いて入力した各種指令に対応する信号や、ネットワークインターフェース40を介して、例えば、駐車場予約システム11などが送信した制御信号の入力を受け、入力された信号に基づいた各種処理を実行する。ROM(Read Only Memory)35は、CPU31が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。RAM(Random Access Memory)36は、CPU31の実行において使用するプログラム(例えば、共通鍵もしくは公開鍵を用いた相互認証処理、各種DBに登録されているデータの読み出し、あるいは、各種DBへのデータの書き込みもしくは更新など)や、その実行において適宜変化するパラメータを格納する。CPU31、ROM35、およびRAM36は、内部バス33により相互に接続されている。
【0042】
内部バス33は、入出力インターフェース32とも接続されている。入力部34は、例えば、キーボードやマウスからなり、CPU31に各種の指令を入力するとき、例えば、駐車場統括管理センタ1のオペレータにより操作される。表示部37は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)等からなり、各種情報をテキスト、あるいはイメージなどで表示する。HDD(hard disk drive)38は、ハードディスクを駆動し、それらにCPU31によって実行するプログラムや情報を記録または再生させる。ドライブ39には、必要に応じて磁気ディスク41、光ディスク42、光磁気ディスク43、および半導体メモリ44が装着され、データの授受を行う。
【0043】
ネットワークインターフェース40は、例えば、所定のインターフェースケーブルなどを介して、駐車場DB22乃至駐車予約DB24や、駐車場管理センタ6と接続されたり、図示しない電話回線などを介して、通信網2に接続され、駐車場予約システム11とのデータの授受を行う。
【0044】
これらの入力部34乃至ネットワークインターフェース40は、入出力インターフェース32および内部バス33を介してCPU31に接続されている。
【0045】
図6に、駐車場DB22に登録されているデータの例を示す。駐車場DB22には、例えば、図2を用いて説明したそれぞれの駐車場に固有の駐車場ID(Identifier)、駐車場IDに対応する駐車場の駐車場名および住所などが登録されている。駐車場DB22には、これらのデータ以外にも、例えば、駐車場の電話番号、収容可能台数、1時間あたりの駐車料金などを登録するようにしてもよい。
【0046】
図7に、店舗情報DB23に登録されているデータの例を示す。店舗情報DB23には、例えば、図2を用いて説明した店舗3それぞれに固有のIDである店舗ID、店舗IDに対応する店舗名および住所などが登録されている。店舗情報DB23には、これらのデータ以外にも、例えば、店舗3の電話番号などを登録するようにしてもよい。
【0047】
図8に、駐車予約DB24に登録されているデータの例を示す。駐車予約DB24には、例えば、駐車予約を識別するためにつけられる予約番号、駐車予約を申し込んだ駐車場予約システム11−1乃至11−nに対応する店舗ID、予約された駐車場を示す駐車場ID、予約時刻、予約された駐車スペースの状態(例えば、入庫待ち、駐車中など)を示す予約ステータス、精算済みであるか、精算前であるかを示す精算ステータスなどが登録されている。駐車予約DB24には、これらのデータ以外にも、例えば、駐車場予約を行ったユーザを示すユーザIDや、精算完了時刻などを保存するようにしてもよい。
【0048】
図9は、駐車場管理センタ6−1および駐車場7−1の構成を示すブロック図である。ここでは、駐車場管理センタ6−1および駐車場7−1の構成について説明するが、駐車場管理センタ6−2乃至6−pおよび駐車場7−2乃至7−pに関しても、基本的に同様の構成を有している。
【0049】
駐車場管理センタ6は、パーソナルコンピュータ51、利用状況DB52、および駐車予約DB53を有する。
【0050】
パーソナルコンピュータ51は、例えば、図4を用いて説明した駐車場統括管理センタ1と情報の授受を行い、利用状況DB52および駐車予約DB53に登録されているデータを書き換えたり、駐車場7−1の、駐車場ゲート制御ユニット61−1乃至駐車スペース制御ユニット63−50への制御信号を生成して送信し、駐車場ゲート制御ユニット61−1乃至駐車スペース制御ユニット63−50から送信される信号に従って、利用状況DB52および駐車予約DB53に登録されているデータを書き換える。ここで、パーソナルコンピュータ51は、図5を用いて説明したパーソナルコンピュータ21と同様の構成を有するので、その説明は省略する。
【0051】
駐車場7−1には、駐車場ゲート制御ユニット61−1および駐車場ゲート制御ユニット61−2、駐車情報表示ユニット62−1乃至駐車情報表示ユニット62−q、および、駐車スペース制御ユニット63−1乃至駐車スペース制御ユニット63−50が備えられている。
【0052】
駐車場ゲート制御ユニット61−1および駐車場ゲート制御ユニット61−2は、駐車場7−1への車両の進入時の処理、および駐車場7−1からの車両の退出時の処理(精算処理を含む)を制御するものであり、図3を用いて説明したように、車両の出入口にそれぞれ1つずつ設置されている。駐車場ゲート制御ユニット61−1および駐車場ゲート制御ユニット61−2についての詳細は、図12を用いて後述する。
【0053】
駐車情報表示ユニット62−1乃至駐車情報表示ユニット62−qは、ユーザが保有するICカード5に記録されている駐車情報を表示したり、駐車料金の精算を行うものであり、駐車場7−1内外の任意の場所に1つ、あるいは複数設置される。駐車情報表示ユニット62−1乃至駐車情報表示ユニット62−qについての詳細は、図15を用いて後述する。
【0054】
駐車スペース制御ユニット63−1乃至駐車スペース制御ユニット63−50は、車両の駐車スペースへの入庫時の処理および出庫時の処理を制御するものであり、図3を用いて説明したように、駐車スペース1乃至50に、それぞれ1つずつ設置されている。駐車スペース制御ユニット63−1乃至駐車スペース制御ユニット63−50についての詳細は、図16を用いて後述する。
【0055】
なお、これ以降、駐車場ゲート制御ユニット61−1および61−2を特に区別する必要のない場合は、駐車場ゲート制御ユニット61と称し、駐車情報表示ユニット62−1乃至62−qを特に区別する必要のない場合は、駐車情報表示ユニット62と称し、更に、駐車スペース制御ユニット63−1乃至63−50を特に区別する必要のない場合は、駐車スペース制御ユニット63と称するものとする。
【0056】
図10に利用状況DB52に登録されているデータの例を示す。利用状況DB52には、例えば、駐車場7の駐車スペースの駐車番号、対応する駐車スペースの状態(駐車中、空き、あるいは駐車不可など)を示す駐車ステータス、対応する駐車スペースに駐車可能な車種を示す駐車可能車種(駐車可能車種は必ずしも1つとは限らない)、対応する駐車スペースを予約したユーザを示す予約ユーザID、ユーザが駐車を予約したときにつけられる予約番号、および駐車を開始する時刻を示す駐車開始時刻などが登録されている。利用状況DB52には、例えば、それぞれの駐車スペースの一定期間(例えば、1日、1週間など)の利用回数や利用通算時間などを保存するようにしてもよい。
【0057】
図11に、駐車予約DB53に登録されているデータの例を示す。駐車予約DB53には、例えば、図10を用いて説明した利用状況DB52に登録される予約番号、予約を申し込んだ駐車場予約システム11に対応する店舗3の店舗ID、予約番号に対応する駐車場予約を行ったユーザを示すユーザID、予約した駐車スペースを示す、図10を用いて説明した利用状況DB52に登録される駐車番号に対応する予約駐車番号、図10を用いて説明した利用状況DB52に登録される予約時刻、予約された駐車スペースの状態(例えば、入庫待ち、駐車中など)を示す予約ステータス、精算済みであるか、精算前であるかを示す精算ステータスなどが登録されている。
【0058】
図12は、駐車場ゲート制御ユニット61の構成を示すブロック図である。
【0059】
制御部71は、入出力インターフェース72を介して駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51から入力される制御信号に従って、例えば、後述する駐車予約DB73のデータを書き込んだり、カードR/W部74から入力されるユーザIDを基に、駐車予約DB73を参照して、各種処理を実行し、その処理結果を表示部75に出力して表示させたり、カードR/W部74に装着されたICカード5に対して精算ステータスを要求し、必要に応じて精算処理を行ったり、車両検知部76から入力される信号に基づいて、車両の有無を判断したり、車両進入阻止機制御部77を制御して、図示しない車両進入阻止機を動作させる。
【0060】
入出力インターフェース72は、例えば、専用通信回線、もしくは一般通信回線を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51と接続され、情報の授受を行うことができるようになされている。
【0061】
駐車予約DB73には、図13に示されるように、駐車予約を識別するための番号である予約番号、駐車予約を行ったユーザを識別するためのユーザID、駐車予約された駐車スペースに対応する予約駐車番号、および駐車場の利用開始時刻を示す予約時刻が登録される。駐車予約DB73は、以上のデータのほかに、例えば、ゲートを通過した時刻などの情報を登録するようにしてもよい。制御部71は、入出力インターフェース72を介して入力される、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51が送信した制御信号に従って、駐車予約DB73に新たなデータを登録したり、駐車予約DB73のデータを削除する。
【0062】
カードR/W部74は、ICカード5を装着され、電気的に接触させた状態で、または電磁波を利用して非接触で、ICカード5とのデータの送受信を行う。カードR/W部74についての詳細は、図14を用いて後述する。
【0063】
表示部75は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなり、制御部71の処理により生成された、例えば、エラーメッセージなどを示すデータの入力を受け、表示する。
【0064】
車両検知部76は、図示しないセンサ等からの入力を受け、所定の位置に、車両があるか否かを判断し、判断結果を制御部71に出力する。車両進入阻止機制御部77は、制御部71から入力される制御信号に基づいて、車両が通過できないように、あるいは、車両が通過可能なように、図示しない車両進入阻止機の動作を制御する。
【0065】
メモリ78には、制御部71の処理に必要なデータや、制御部71の処理によって生成されたデータ、それぞれの駐車場ゲート制御ユニット61に固有のゲート番号などを保存する。
【0066】
また、制御部71には、ドライブ79も接続されており、ドライブ79に装着される磁気ディスク81、光ディスク82、光磁気ディスク83、および半導体メモリ84などとデータの授受を行うことができる。
【0067】
ここでは、駐車予約DB73を、駐車場ゲート制御ユニット61に備える構成について説明したが、駐車場ゲート制御ユニット61には、駐車予約DB73を備えずに、図9を用いて説明した駐車場管理センタ6に駐車予約DB73を備え、あるいは、他のDBに同様のデータを登録させ、駐車予約DB73に登録されるデータの授受を、パーソナルコンピュータ51と駐車場ゲート制御ユニット61とで行うようにしてもよい。
【0068】
また、駐車場の出入口で、車両の入場もしくは退場に際して、一時的に通行を妨げる必要がない場合は、車両検知部76、および車両進入阻止機制御部77を有さない構成としてもよい。
【0069】
図14は、カードR/W部74の詳細な構成を示すブロック図である。
【0070】
カードR/W部74は、ICカード5との通信を行う通信部91と、データ処理を実行する処理部92から構成されている。
【0071】
通信部91は、ICカード5との通信方法によって(すなわち、カードR/W部74とICカード5が、非接触式と接触式のうち、いずれの通信方式を採用しているかによって)、電磁波を用いて通信するためのコイルのみを備えるか、もしくは、電磁波を用いて通信するためのコイル、および接触式により通信するための接触端子を備える構造を有している。
【0072】
通信部91は、ICカード5から送信されたデータを受信し、受信したデータが、例えば、ASK(Amplitude Shift Keying)やBPSK(Binary Phase Shift Keying)を用いて変調されている場合、所定の処理により、受信したデータを復調し、処理部92の制御部101に供給するとともに、処理部92の処理により生成されたデータを、制御部101から供給され、ASKやBPSKを用いて変調し、ICカード5に送信する。
【0073】
処理部92は、制御部101、暗号処理部102、メモリ103、および通信部104より構成されている。通信部104は、制御部71と接続されている。制御部101は、通信部91から供給されたデータに従って、暗号処理部102を制御し、ICカード5との認証処理等に必要な暗号処理を実行させたり、必要に応じて、メモリ103に記録されているデータを読み込んで、通信部91を介して、ICカード5に送信したり、制御部71から、通信部104に入力された制御信号の入力を受け、これらの信号に従って、処理を実行し、その結果を、通信部91を介してICカード5に出力したり、通信部104を介して、制御部71に出力する。
【0074】
暗号処理部102は、公開鍵処理部111、共通鍵処理部112、その他の暗号処理部113で構成されている。公開鍵処理部111には、例えば、RSA(Rivest,Shamir,Adleman)公開鍵暗号システムを利用して署名の生成および検証を行わせたり、DSA(Digital Signature Algorithm)方式を利用して署名の生成および検証を行わせることができる。共通鍵処理部112には、例えば、DES(Data Encryption Standard)共通鍵暗号システムによる認証処理を行わせたり、RC5(Rivest Cipher5)方式による認証処理を行わせたり、AES(Advanced Encryption Standard)方式による認証処理を行わせることができる。
【0075】
その他の暗号処理部113は、例えば、デジタル署名を用いる場合に、メッセージに対して、不可逆的なハッシュ関数を作用させることで、「メッセージダイジェスト」を作成し、メッセージダイジェストを署名鍵により暗号化することによって、デジタル署名を作成する等の、公開鍵処理部111もしくは共通鍵処理部112が処理する以外の暗号処理を実行する。その他の暗号処理部113には、例えば、署名生成および署名検証に用いられるハッシュ関数SHA‐1の処理を行わせたり、相互認証プロトコルで利用される真性乱数を生成させたり、署名生成および署名検証に用いられるハッシュ関数MD5の処理を行わせたり、あるいは、相互認証プロトコルで利用される擬似乱数(ある有限な桁数の数字の範囲で出来るだけランダムな数字列をもつ人工的な乱数)を生成させることができる。
【0076】
メモリ103には、ICカード5と所定の処理を実行するために必要な情報や、制御部101の処理によって生成されたデータが記憶されている。
【0077】
図15は、駐車情報表示ユニット62の構成を示すブロック図である。なお、図15の駐車情報表示ユニット62においては、図12の駐車場ゲート制御ユニット61と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する(以下、同様)。すなわち、駐車情報表示ユニット62は、駐車予約DB73、車両検知部76および車両進入阻止機制御部77が削除され、新たに入力部122が備えられ、制御部71に代わって制御部121が備えられている以外は、基本的に、駐車場ゲート制御ユニット61と同様の構成である。
【0078】
制御部121は、入出力インターフェース72を介して駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51から入力される制御信号や、入力部122から入力されるユーザの操作を示す信号に従って、例えば、カードR/W部74から入力されるICカード5に記憶されている情報を読み込んで精算処理を実施し、その結果を表示部75に出力して表示させる。
【0079】
入力部122は、例えば、操作ボタン、キーボード、あるいはタッチパネルなどから構成され、自分自身が保有しているICカード5をカードR/W部74に挿入したユーザが、各種操作を行うためのものである。
【0080】
図16は、駐車スペース制御ユニット63の構成を示すブロック図である。駐車スペース制御ユニット63は、制御部71に代わって制御部131が備えられ、駐車予約DB73に変わって駐車予約DB132が備えられている以外は、基本的に、図12を用いて説明した駐車場ゲート制御ユニット61と同様の構成を有する。
【0081】
制御部131は、入出力インターフェース72を介して駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51から入力される制御信号に従って、例えば、後述する駐車予約DB132のデータを更新したり、車両検知部76から入力される信号に基づいて、車両の有無を判断したり、カードR/W部74から入力される予約番号を基に、駐車予約DB132を参照して、例えば、予約されていないユーザが駐車スペースに入庫しようとした場合に、エラーメッセージを表示部75に出力して、表示させたり、車両進入阻止機制御部77を制御して、図示しない車両進入阻止機を動作させる。
【0082】
また、駐車スペース制御ユニット63は、1つの駐車場7に対して複数設置されるので、メモリ78には、それぞれの駐車スペース制御ユニット63に固有の駐車番号が記録されている。
【0083】
図17に、駐車予約DB132に登録されているデータの例を示す。駐車予約DB132には、駐車予約を識別するための番号である予約番号、駐車予約を行ったユーザを識別するためのユーザID、および駐車場7の利用開始時刻を示す予約時刻が登録される。駐車予約DB132は、以上のデータのほかに、例えば、精算ステータスなどの情報を登録するようにしてもよい。制御部131は、入出力インターフェース72を介して入力される、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51が送信した制御信号に従って、駐車予約DB132に新たなデータを登録したり、駐車予約DB132のデータを削除する。
【0084】
ここでは、駐車予約DB132を、駐車スペース制御ユニット63に備える構成について説明したが、駐車スペース制御ユニット63には、駐車予約DB132を備えずに、図9を用いて説明した駐車場管理センタ6に駐車予約DB132を備えさせるか、他のDBに同様のデータを登録させ、駐車予約DB132に登録されるデータの授受を、パーソナルコンピュータ51と駐車スペース制御ユニット63とで行うようにしてもよい。
【0085】
図18は、駐車場予約システム11の構成を示すブロック図である。駐車場予約システム11は、パーソナルコンピュータ141、顧客DB142、および駐車予約DB143で構成されている。
【0086】
パーソナルコンピュータ141は、通信網2を介して、図4を用いて説明した駐車場統括管理センタ1およびユーザ端末装置4と情報の授受を行い、例えば、ユーザ端末装置4から送信された駐車場の予約申し込みに対応する信号を基に、駐車場統括管理センタ1に駐車予約条件などを示す信号を送信し、駐車場統括管理センタ1から送信された駐車場の予約処理結果を示す信号を基に、顧客DB142および駐車予約DB143に登録されているデータを書き換えたり、対応するユーザが有するユーザ端末装置4に、予約処理結果を送信する。ここで、パーソナルコンピュータ141は、図5を用いて説明したパーソナルコンピュータ21と同様の構成を有するので、その説明は省略する。
【0087】
図19に、顧客DB142に登録されているデータの例を示す。顧客DB142には、例えば、ICカード5を保有し、駐車場利用サービスの提供を受けているユーザに固有のIDであるユーザID、ユーザの氏名、対応するICカード5を用いた駐車場料金の支払いに用いられるクレジットカード番号、およびユーザの電話番号などの、ユーザの個人情報が登録されている。顧客DB142には、例えばこれらのデータのほかに、例えば、対応するユーザが主に利用する車両の車種や、連絡先としての電子メールアドレスなどを保存するようにしてもよい。
【0088】
図20に、駐車予約DB143に登録されているデータの例を示す。駐車予約DB143には、例えば、図10を用いて説明した利用状況DB52に登録される予約番号、予約番号に対応する駐車場予約を行ったユーザを示すユーザID、予約した駐車場に対応する、図6を用いて説明した駐車場DB22に登録されている予約駐車場ID、図10を用いて説明した利用状況DB52に登録される予約時刻、予約された駐車スペースの状態(例えば、入庫待ち、駐車中など)を示す予約ステータス、精算済みであるか、精算前であるかを示す精算ステータスなどが登録されている。駐車予約DB143には、これらのデータのほかに、例えば、精算が終了した時刻などのデータを登録するようにしてもよい。
【0089】
図21は、ユーザ端末装置4の構成を示すブロック図である。ユーザ端末装置4は、制御部121に代わり、制御部151が備えられている以外は、図15を用いて説明した駐車情報表示ユニット62と同様の構成を有するものである。
【0090】
制御部151は、例えば、通信網2および入出力インターフェース72を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141から入力される制御信号に従って、カードR/W部74に装着されたICカード5とのデータの授受を行って、そのデータを用いて各種処理を行い、その処理結果を、通信網2および入出力インターフェース72を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータに送信したり、表示部75に出力して、表示させる。
【0091】
図22は、ICカード5の構成を示すブロック図である。
【0092】
ICカード5は、カードR/W部74との通信を行う通信部161と、データ処理を実行するICカード処理部162から構成されている。
【0093】
通信部161は、ICカード5が、カードR/W部74との通信を非接触式で行う場合、カードR/W部74と電磁波を用いて通信するためのコイルを備えている。また、通信部161は、ICカード5が、カードR/W部74との通信を、非接触式および接触式で行う場合、電磁波を用いて通信するためのコイルと、接触して通信するための接触端子を備えている。
【0094】
通信部161は、カードR/W部74から送信されたデータを受信し、受信したデータが、例えば、ASKやBPSKを用いて変調されている場合、所定の処理により、受信したデータを復調し、ICカード処理部162の制御部171に供給するとともに、ICカード処理部162の処理により生成されたデータを、制御部171から供給され、ASKやBPSKを用いて変調し、カードR/W部74に送信する。
【0095】
ICカード処理部162は、制御部171、メモリ172、および暗号処理部102より構成されている。制御部171は、通信部161から供給されたデータに従って、暗号処理部102を制御し、カードR/W部74との認証処理等に必要な暗号処理を実行させたり、必要に応じて、メモリ172に記録されているデータを読み込んで、通信部161を介して、カードR/W部74に送信する。
【0096】
メモリ172は、カードID、サービス登録用の認証鍵Kreg、認証局の公開鍵であるCA_Pubが記録されているメモリ領域181、所定のサービスに関するデータの授受を行っている場合に、並行してデータの授受を行うことが許可されたサービスに対応するサービスID、および並行して行うことが可能なデータの処理内容(例えば、読み出しのみ可、読み書き可など)が記載されているService Relation Table(SRT)182、および図23を用いて後述するService Registration Area(SRA)183で構成されている。
【0097】
次に、図23を用いて、図22を用いて説明したICカード5のSRA183に格納されている情報について説明する。
【0098】
SRA183は、ICカード5を保有するユーザが、1枚のICカード5を用いて、複数のサービスを受けることができるようにするために、それらの複数のサービスを受けるための情報を記録するためのメモリ領域である。
【0099】
すなわち、SRA183には、そのICカード5に登録されているサービスに関する情報であるService Individual Info1乃至Nが登録されており、それぞれのService Individual Infoには、サービスの種類を識別するためのサービスID、サービス毎に予め定められた、1つ、もしくは複数の認証用鍵情報(図23におけるService Individual Info kにおいては、1乃至nのn個の認証用鍵情報)、サービスを受けるために利用されるサービスデータ、および、鍵情報をバージョンアップするための認証鍵Kake_vupと、必要に応じて、認証鍵に対する証明書などが登録されている。
【0100】
認証用鍵情報には、例えば、認証鍵ID、鍵のレベルおよびバージョン、認証方式、および、複数の認証鍵を識別するために用いられる識別用認証鍵Kake(必要に応じて、認証鍵に対する証明書)などが含まれる。また、サービスデータには、Service Individual Info kが、例えば、駐車場利用システムである場合、ユーザID、予約番号、予約時刻、駐車番号、割引情報、精算情報等が格納される。サービスデータには、例えば、通算駐車場利用回数、駐車場利用の積算時間などを保存するようにしてもよく、これらの情報を用いて、例えば、利用回数や利用時間に応じて、割引などのサービスを提供可能とするようにしてもよい。
【0101】
次に、図24乃至図36を用いて、ICカード5およびユーザ端末装置4を保有するユーザが利用する店舗3が管理する駐車場予約システム11に、駐車場の予約を申し込んだ場合の処理について説明する。まず、図24を参照して、ユーザ端末装置4の駐車場予約処理について説明する。
【0102】
ステップS1において、制御部151は、カードR/W部74から入力される信号に基づいて、ICカード5との相互認証処理を実行する。すなわち、カードR/W部74の制御部101は、暗号処理部102を制御し、ICカード5の制御部171は、暗号処理部102を制御して、カードR/W部74の通信部91およびICカード5の通信部161を介して、相互認証処理を実行する。
【0103】
ステップS2において、制御部151は、カードR/W部74から入力される信号に基づいて、ICカード5は正しく相互認証されたか否かを判断する。ステップS2において、正しく相互認証されなかったと判断された場合、処理は、ステップS13に進む。
【0104】
ステップS2において、正しく相互認証されたと判断された場合、制御部151は、ステップS3において、入出力インターフェース72および通信網2を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141との通信コネクションを確立し、ステップS4において、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141に、入出力インターフェース72および通信網2を介して、ICカード5の認証情報を送信する。
【0105】
ステップS5において、制御部151は、通信網2および入出力インターフェース72を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141から送信される信号に基づいて、ICカード5と駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141との相互認証処理は、正しく終了したか否かを判断する。ステップS5において、相互認証処理が正しく終了しなかったと判断された場合、処理は、ステップS13に進む。
【0106】
ステップS5において、相互認証が正しく終了したと判断された場合、ステップS6において、制御部151は、入力部122を用いてユーザが入力した駐車場予約の条件(例えば、ユーザID、駐車される車種、駐車開始時刻など)の入力を受ける。ここでは、普通車で、11時30分からの予約を申し込むものとする。
【0107】
制御部151は、ステップS7において、ステップS6において入力された、駐車場予約の条件を、入出力インターフェース72および通信網2を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141に送信し、ステップS8において、図26を用いて後述するステップS43において、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141から送信される駐車場の予約結果を示す情報を、通信網2および入出力インターフェース72を介して受信する。
【0108】
ステップS9において、制御部151は、ステップS8において受信した駐車場予約の処理結果を示す情報を基に、駐車場の予約は可能か否かを判断する。ステップS9において、駐車場の予約ができなかったと判断された場合、処理は、ステップS13に進む。
【0109】
ステップS9において、駐車場の予約が可能であると判断された場合、制御部151は、ステップS10において、駐車場予約処理結果を、表示部75に出力して表示させ、ステップS11において、駐車場予約の処理結果を、カードR/Wを介して、ICカード5に送信して保存させ、ステップS12において、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141との通信コネクションを切断して、処理が終了される。
【0110】
ステップS2において、ICカード5との相互認証が正しく行われなかったと判断された場合、ステップS5において、ICカード5と駐車場予約システム11の相互認証処理が正しく行われなかったと判断された場合、もしくは、ステップS13において、駐車場の予約ができなかったと判断された場合、制御部151は、ステップS13において、カードR/W部74を介して、ICカード5にエラー信号を送信し、ステップS14において、エラーメッセージを表示部75に出力して表示させて、処理が終了される。
【0111】
次に、図25のフローチャートを参照して、図24を用いて説明した処理と並行して実行される、ICカード5の駐車場予約処理について説明する。
【0112】
ステップS21において、制御部171は、メモリ172に記憶されている認証データを、通信部161を介して、ユーザ端末装置4に送信する。
【0113】
制御部171は、暗号処理部102を制御して、ユーザ端末装置4のカードR/W部74と相互認証を行い、ステップS22において、ユーザ端末装置4との相互認証が正しく終了したか否かを判断する。ステップS22において、相互認証が正しく終了されなかったと判断された場合、処理が終了される。
【0114】
ステップS22において、相互認証が正しく終了したと判断された場合、ステップS23において、制御部171は、通信部161から入力される信号を基に、ユーザ端末装置4から、エラー信号(図24のステップS13において、ユーザ端末装置4が送信する信号)が入力されたか否かを判断する。ステップS23において、エラー信号が入力されたと判断された場合、処理が終了される。
【0115】
ステップS23において、エラー信号が入力されなかったと判断された場合、ステップS24において、制御部171は、通信部161から入力される信号を基に、ユーザ端末装置4から、駐車場予約の処理結果が入力されたか否かを判断する。ステップS24において、駐車場予約の処理結果が入力されていないと判断された場合、処理は、ステップS23に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0116】
ステップS24において、駐車場予約の処理結果が入力されたと判断された場合、制御部171は、入力された駐車場予約の処理結果を、メモリ172のSRA183の駐車場予約サービスに対応するService Individual Infoのサービスエリア(例えば、図23を用いて説明した、Service Individual Info kのサービスエリア)に保存して、処理が終了される。
【0117】
次に、図26のフローチャートを参照して、図24および図25を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141の駐車場予約処理について説明する。
【0118】
駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141のCPU31は、ステップS31において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、ユーザ端末装置4との通信コネクションを確立し、ステップS32において、ユーザ端末装置4から、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、ユーザ端末装置4が、図24のステップS4において送信した、ICカード5の認証情報の入力を受ける。
【0119】
CPU31は、ステップS32において入力された、ICカード5の認証情報を基に、ICカード5との相互認証処理を実行し、ステップS33において、ICカード5との相互認証は、正しく終了したか否かを判断する。ステップS33において、認証処理が正しく終了しなかったと判断された場合、処理は、ステップS44に進む。
【0120】
ステップS33において、認証処理が正しく終了したと判断された場合、ステップS34において、CPU31は、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、ユーザ端末装置4が、図24のステップS7において送信した、駐車場予約条件の入力を受ける。ここでは、ユーザID1001のユーザが有するICカード5により、普通車で、11時30分からの予約が申し込まれたものとする。
【0121】
CPU31は、ステップS35において、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、顧客DB142を検索し、ステップS36において、ステップS34において入力された駐車場予約条件を基に、顧客DB142に、対応するユーザIDが登録されているか否かを判断する。ステップS35において、顧客DB142に、対応するユーザIDが登録されていないと判断された場合、処理は、ステップS44に進む。
【0122】
ステップS36において、顧客DB142に、対応するユーザIDが登録されていると判断された場合、CPU31は、ステップS37において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、駐車場統括管理センタ1との通信コネクションを確立し、ステップS38において、駐車場予約条件および自分自身に対応する店舗IDを、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、駐車場統括管理センタ1に送信する。
【0123】
ステップS39において、CPU31は、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バスを介して、駐車場統括管理センタ1が、後述する図28のステップS61において送信する、駐車場予約結果を示す信号を受信し、ステップS40において、ステップS39の受信信号を基に、駐車場の予約ができたか否かを判断する。ステップS39において、駐車場の予約ができなかったと判断された場合、処理は、ステップS44に進む。
【0124】
ステップS40において、駐車場の予約ができたと判断された場合、CPU31は、ステップS41において、ステップS37において確立した駐車場統括管理センタ1との通信コネクションを切断し、ステップS42において、ステップS39において受信した駐車場予約結果に従って、駐車予約DB143を更新する。例えば、駐車場予約結果において、予約駐車場IDが0001、予約番号が12345であった場合、図20を用いて説明した駐車予約DB143には、新たに、予約番号12345が加えられ、ステップS34において入力された駐車場予約条件を基に、予約番号12345、ユーザID1001、予約駐車場ID0001、予約時刻11時30分が登録されるので、駐車予約DB143に登録されるデータは、図27に示されるように変更される。
【0125】
ステップS43において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、駐車場予約結果をユーザ端末装置4に送信する。
【0126】
ステップS33において、ICカード5との相互認証が正しく行われなかったと判断された場合、ステップS36において、顧客DB142に、ユーザIDが登録されていないと判断された場合、もしくは、ステップS40において、駐車場の予約ができなかったと判断された場合、ステップS44において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、ユーザ端末装置4に駐車場予約不可を示すメッセージを送信する。
【0127】
ステップS43もしくはステップS44の処理の終了後、ステップS45において、CPU31はステップS31において確立したユーザ端末装置4との通信コネクションを切断し、処理が終了される。
【0128】
ここで、店舗3を利用するユーザに対するサービスとして、例えば駐車場7の料金形態と異なる、店舗3独自の駐車場利用料金を設定したり、駐車場料金の割引などが行われるようにしてもよい。その場合、ステップS38において駐車場統括管理センタ1に送信される駐車予約条件、および、ステップS43においてユーザ端末4に送信され、図24のステップS11においてICカード5に送信され、図25のステップS25において、ICカード5に保存される予約結果に、割引情報を含ませることにより、対応するユーザの駐車料金の精算処理を、割引料金で行われるようにしてもよい。そして、通常駐車料金と、割引駐車料金の差額は、図80および図81を用いて後述する処理により、駐車場統括管理センタ1と、駐車場予約システム11(すなわち店舗3)との間で精算される。
【0129】
次に、図28のフローチャートを参照して、図24乃至図27を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21の駐車場予約処理について説明する。
【0130】
駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21のCPU31は、ステップS51において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141との通信コネクションを確立し、ステップS52において、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141が、図26のステップS38において送信した、駐車予約条件および店舗IDの入力を受ける。
【0131】
CPU31は、ステップS53において、ステップS52において入力された店舗IDを、店舗情報DB23から検索し、ステップS54において、店舗情報DB23に、該当する店舗IDが登録されているか否かを判断する。ステップS54において、店舗IDが登録されていなかったと判断された場合、処理は、ステップS62に進む。
【0132】
ステップS54において、店舗IDが登録されていると判断された場合、ステップS55において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車場DB22および店舗情報DB23を検索し、ステップS52において入力された駐車場予約条件を基に、店舗IDに対応する店舗3に最寄の駐車場7の駐車場IDを検索する。
【0133】
例えば、店舗ID0001に対応する駐車場予約システム11から駐車場予約条件を受信した場合、CPU31は、図7を用いて説明した店舗情報DB23から、店舗ID0001に対応する店舗3の住所を検索し、図6を用いて説明した駐車場DB22から、最も近い住所を有する駐車場の駐車場IDを検索するので、最寄の駐車場として、駐車場ID0001が検索される。すなわち、図2を用いて説明すると、CPU31が、店舗3−1が管理する駐車場予約システム11から駐車場予約条件を受信した場合、駐車場7−1が、店舗3−1に対する最寄の駐車場として検索される。
【0134】
CPU31は、ステップS56において、駐車予約条件および店舗IDを、ステップS55において検索された駐車場IDに対応する駐車場管理センタ6に、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して送信し、ステップS57において、駐車場管理センタ6が、後述する図30のステップS76もしくはステップS78において送信する予約結果を、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バスを介して受信する。
【0135】
ステップS58において、CPU31は、ステップS57において受信した予約結果を基に、駐車場の予約ができたか否かを判断する。ステップS58において、駐車場の予約ができなかったと判断された場合、ステップS59において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車場DB22および店舗情報DB23を検索し、対応する店舗3に近い駐車場7が他にあるか否かを判断する。
【0136】
ここで、対応する店舗3に近い駐車場7とは、例えば、店舗3から所定の範囲以内の駐車場や、駐車場DB22に登録されている住所において、例えば、同じ町内や、隣の町内の駐車場7とするようにしてもよい。
【0137】
すなわち、図2を用いて説明すると、CPU31が、店舗3−1が管理する駐車場予約システム11から駐車場予約条件を受信し、駐車場7−1を管理する駐車場管理センタ6から、駐車場7−1の予約ができないという予約結果が受信された場合、駐車場7−2が、店舗3−1に対して、次に近い駐車場として検索される。
【0138】
ステップS59において、対応する店舗3に近い駐車場7が他にないと判断された場合、処理は、ステップS62に進む。ステップS59において、対応する店舗3に近い駐車場7が他にあると判断された場合、処理は、ステップS56に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0139】
ステップS58において、駐車場が予約できたと判断された場合、ステップS60において、CPU31は、ステップS57で受信した予約結果を基に、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB24を更新する。例えば、図8を用いて説明した駐車予約DB24には、新たに、予約番号12345が加えられ、ステップS57において入力された駐車場予約結果を基に、予約番号12345に対応する店舗ID0001、予約駐車場ID0001、予約時刻11時30分が登録されるので、駐車予約DB24に登録されるデータは、図29に示されるように変更される。
【0140】
ステップS61において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、予約結果を駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141に送信する。
【0141】
ステップS54において、店舗情報DB23に対応する店舗IDが登録されていなかったと判断された場合、もしくは、ステップS59において、対応する店舗3に近い駐車場が他にないと判断された場合、ステップS62において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141に駐車場予約不可を示すメッセージを送信する。
【0142】
ステップS61の処理の終了後、もしくは、ステップS62の処理の終了後、ステップS63において、CPU31は、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141との通信コネクションを切断し、処理を終了する。
【0143】
次に、図30のフローチャートを参照して、図24乃至図29を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51の駐車場予約処理について説明する。
【0144】
駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のCPU31は、ステップS71において、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車場統括管理センタ1が、図28のステップS56において送信した駐車予約条件(ここでは、普通車で、11時30分からの予約が申し込まれたものとする)の入力を受け、ステップS72において、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、ステップS71において入力された駐車場予約条件を基に、利用状況DB52を参照して、ユーザが指定した車種を駐車することが可能な空き駐車場スペースを検索する。
【0145】
ステップS73において、CPU31は、ステップS72の検索結果を基に、空き駐車スペースがあるか否かを判断する。ステップS73において、空き駐車スペースがないと判断された場合、ステップS78において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21に、駐車場予約不可を示すメッセージを送信して、処理が終了される。
【0146】
ステップS73において、空き駐車スペースがあると判断された場合、CPU31は、ステップS74において、ステップS72の検索結果を基に、予約駐車番号を確定し、新規の予約番号を発生し、ステップS75において、ステップS74において確定された予約駐車番号および予約番号を基に、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、利用状況DB52および駐車予約DB53を更新する。
【0147】
例えば、予約駐車番号が1、予約番号が12345であった場合、図10を用いて説明した利用状況DB52の駐車番号1に対応する駐車ステータスが「予約中」に変更され、駐車番号1の駐車スペースを予約したユーザのユーザID、およびステップS74において新規に発行された予約番号12345が登録されるので、利用状況DB52に記録されるデータは、図31に示されるように変更される。また、図11を用いて説明した駐車予約DB53には、新たに、予約番号12345が加えられ、ステップS71において入力された駐車場予約条件を基に、予約番号12345に対応する店舗ID0001、ユーザID1001、予約駐車番号1、予約時刻11時30分が登録されるので、駐車予約DB53に登録されるデータは、図32に示されるように変更される。
【0148】
CPU31は、ステップS76において、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、予約番号および駐車場予約情報を駐車場統括管理センタ1に送信し、ステップS77において、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車場ゲート制御ユニット61および駐車番号に対応する駐車スペース制御ユニット63に予約番号および駐車場予約情報を送信して、処理が終了される。
【0149】
次に、図33のフローチャートを参照して、図24乃至図32を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場ゲート制御ユニット61の駐車場予約処理について説明する。
【0150】
ステップS81において、制御部71は、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51が、図30のステップS77において送信した、駐車場予約情報の入力を受ける。
【0151】
ステップS82において、制御部71は、駐車予約DB73に駐車場予約情報の内容を追加して、処理が終了される。図34に、ステップS82において、駐車場予約情報が追加されたあとの、駐車予約DB73に登録されているデータの例を示す。駐車予約DB73には、駐車場予約情報を基に、予約番号12345、ユーザID1001、予約駐車番号1、および予約時刻11:30が登録される。
【0152】
次に、図35を参照して、図24乃至図34を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車スペース制御ユニット63の駐車場予約処理について説明する。
【0153】
ステップS91において、制御部131は、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51が、図30のステップS77において送信した、駐車場予約情報の入力を受ける。
【0154】
ステップS92において、制御部131は、駐車予約DB132に駐車場予約情報の内容を追加する。図36に、ステップS92において、駐車場予約情報が追加されたあとの、駐車予約DB132に登録されているデータの例を示す。駐車予約DB132には、駐車場予約情報を基に、予約番号12345、ユーザID1001、および予約時刻11:30が登録される。
【0155】
ステップS93において、制御部131は、予約された駐車スペースに、不当な車両が駐車しないように車両進入阻止機をロックさせるための制御信号を生成して、車両進入阻止機制御部77に供給する。車両進入阻止機制御部77は、車両進入阻止機を制御して、駐車スペースの入り口をロックして、処理が終了される。
【0156】
次に、図37乃至図39を用いて、駐車場7の入り口の駐車場ゲートから、車両が進入する場合における処理について説明する。まず、図37のフローチャートを参照して、駐車場ゲート制御ユニット61の車両進入処理について説明する。
【0157】
ステップS101において、駐車場ゲート制御ユニット61のカードR/W部74の制御部101は、暗号処理部102を制御し、ICカード5の制御部171は、暗号処理部102を制御して、カードR/W部74の通信部91およびICカード5の通信部161を介して、相互認証処理を実行する。
【0158】
ステップS102において、制御部151は、カードR/W部74から入力される信号に基づいて、ICカード5との相互認証は正しく終了されたか否かを判断する。ステップS102において、正しく相互認証されなかったと判断された場合、処理は、ステップS113に進む。
【0159】
ステップS102において、正しく相互認証されたと判断された場合、制御部71は、ステップS103において、カードR/W部74を介して、ICカード5に予約番号の送信要求を送信し、ステップS104において、カードR/W部74を介して、ICカード5から予約番号を受信する。
【0160】
ステップS105において、制御部71は、駐車予約DB73を検索し、ユーザID及び予約番号は、正しく登録されているかを判断する。ステップS105において、ユーザIDおよび予約番号が正しく登録されていないと判断された場合、処理は、ステップS113に進む。
【0161】
ステップS105において、ユーザIDおよび予約番号が正しく登録されていると判断された場合、制御部71は、ステップS106において、駐車予約DB73を参照し、ユーザIDもしくは予約番号から予約駐車番号を検索し、表示部75に出力して表示させ、ステップS107において、カードR/W部74を介して、ICカード5に駐車番号を送信する。
【0162】
ステップS108において、制御部71は、車両進入阻止機制御部77に、ゲートを開かせるための制御信号を送信する。車両進入阻止機制御部77は、車両進入阻止機を制御して、ゲートを開く。
【0163】
ステップS109において、制御部71は、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、自分自身のゲート番号およびゲート開ステータスを送信する。
【0164】
ステップS110において、制御部71は、車両検知部76から入力される車両検知結果を基に、車両は通過したか否かを判断する。ステップS110において、車両が通過していないと判断された場合、車両が通過したと判断されるまで、ステップS110の処理が繰り返される。
【0165】
ステップS110において、車両が通過したと判断された場合、ステップS111において、制御部71は、車両進入阻止機制御部77に、ゲートを閉じさせるための制御信号を送信する。車両進入阻止機制御部77は、車両進入阻止機を制御して、ゲートを閉じる。
【0166】
ステップS112において、制御部71は、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、ゲート番号およびゲート閉ステータスを送信し、処理が終了される。
【0167】
ステップS102において、ICカード5との相互認証が正しく終了しなかったと判断された場合、もしくはステップS105において、ユーザIDおよび予約番号は、正しく登録されていないと判断された場合、制御部71は、ステップS113において、カードR/W部74を介して、ICカード5にエラーメッセージを送信し、ステップS114において、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51にエラーメッセージを送信し、ステップS115において、表示部75にエラーメッセージを出力して表示させ、処理が終了される。
【0168】
次に、図38のフローチャートを参照して、図37を用いて説明した処理と並行して実行されるICカード5の車両進入処理について説明する。
【0169】
ステップS121において、ICカード5の制御部171は、メモリ172から認証データを読み出し、通信部161を介して、駐車場ゲート制御ユニット61に送信する。
【0170】
制御部171は、暗号処理部102を制御して、駐車場ゲート制御ユニット61のカードR/W部74と相互認証を行い、ステップS122において、駐車場ゲート制御ユニット61との相互認証が正しく終了したか否かを判断する。ステップS122において、相互認証が正しく終了されなかったと判断された場合、処理が終了される。
【0171】
ステップS122において、相互認証が正しく終了されたと判断された場合、制御部171は、ステップS123において、通信部161を介して、駐車場ゲート制御ユニット61から予約番号送信依頼の入力を受け、ステップS124において、メモリ172のSRA183のサービスデータから予約番号を読み出し、通信部161を介して、駐車場ゲート制御ユニット61に、予約番号を送信する。
【0172】
ステップS125において、制御部171は、通信部161を介して、駐車場ゲート制御ユニット61から、エラー信号が入力されたか否かを判断する。ステップS125において、エラー信号が入力されたと判断された場合、処理が終了される。
【0173】
ステップS125において、エラー信号が入力されていないと判断された場合、制御部171は、ステップS126において、駐車場ゲート制御ユニット61から、通信部161を介して、駐車番号の入力を受け、ステップS127において、入力された駐車番号を、メモリ172のSRA183のサービスデータに保存し、処理が終了される。
【0174】
次に、図39のフローチャートを参照して、図37および図38を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51の車両進入処理について説明する。
【0175】
ステップS131において、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のCPU31は、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車場ゲート制御ユニット61から、エラーメッセージを受信したか否かを判断する。ステップS131において、エラーメッセージを受信したと判断された場合、処理はステップS134に進む。
【0176】
ステップS131において、エラーメッセージを受信していないと判断された場合、CPU31は、ステップS132において、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、ゲート番号およびゲート開ステータスを、駐車場ゲート制御ユニット61から受信し、ステップS133において、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、ゲート番号およびゲート閉ステータスを、駐車場ゲート制御ユニット61から受信する。
【0177】
ステップS134において、CPU31は、ステップS131において受信したエラーメッセージ、もしくは、ステップS132およびステップS133において受信した信号を、車両進入ログとし、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に保存して処理が終了される。
【0178】
なお、図37乃至図39を用いて説明した処理においては、駐車場ゲート制御ユニット61の処理において、エラーが発生した場合、駐車場ゲート制御ユニット61の制御部71は、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51にエラーメッセージを送信し、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のCPU31は、エラーメッセージも含めて、車両進入ログを保存するようになされているが、エラーがあった場合のログを保存する必要がない場合には、図39のステップS131において、エラーメッセージを受信したと判断された場合、処理を終了させるようにしてもよい。
【0179】
次に、図40乃至図48を用いて、駐車スペースに車両が入庫される場合の処理について説明する。まず、図40のフローチャートを参照して、駐車スペース制御ユニット63の車両入庫処理について説明する。
【0180】
ステップS141において、駐車スペース制御ユニット63のカードR/W部74の制御部101は、暗号処理部102を制御して、ICカード5との相互認証を行い、ステップS142において、制御部131は、ICカード5との相互認証が正しく終了したか否かを判断する。ステップS142において、相互認証が正しく終了されなかったと判断された場合、処理は、ステップS153に進む。
【0181】
ステップS142において、ICカード5との相互認証は、正しく終了したと判断された場合、制御部131は、ステップS143において、カードR/W部74を介して、ICカード5に予約番号の送信要求を送信し、ステップS144において、カードR/W部74を介して、ICカード5から予約番号を受信し、ステップS145において、駐車予約DB132から、予約番号を検索する。
【0182】
ステップS146において、制御部131は、駐車予約DB132から、予約番号が検索されたか否かを判断する。ステップS146において、予約番号が検索されなかったと判断された場合、処理は、ステップS153に進む。
【0183】
ステップS146において、予約番号が検索されたと判断された場合、ステップS147において、制御部131は、車両進入阻止機のロックを開かせるための制御信号を生成して、車両進入阻止機制御部77に送信する。車両進入阻止機制御部77は、車両進入阻止機を制御して、ロックを開く。
【0184】
ステップS148において、制御部131は、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、駐車番号およびゲート開ステータスを送信する。
【0185】
ステップS149において、制御部131は、車両検知部76から入力される車両検知結果を基に、車両は通過したか否かを判断する。ステップS149において、車両が通過していないと判断された場合、車両が通過したと判断されるまで、ステップS149の処理が繰り返される。
【0186】
ステップS149において、車両が通過したと判断された場合、ステップS150において、制御部131は、車両進入阻止機のロックを閉じさせるための制御信号を生成して、車両進入阻止機制御部77に送信する。車両進入阻止機制御部77は、車両進入阻止機を制御して、ロックを閉じる。
【0187】
制御部131は、ステップS151において、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、駐車番号およびゲート閉ステータスを送信し、ステップS152において、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、入庫完了信号を送信し、処理が終了される。
【0188】
ステップS142において、認証処理が正しく終了されなかったと判断された場合、およびステップS146において、駐車予約DB132から、予約番号が検索されなかったと判断された場合、制御部131は、ステップS153において、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6にエラーメッセージを送信し、ステップS154において、表示部75にエラーメッセージを出力して、表示させ、処理が終了される。
【0189】
次に、図41のフローチャートを参照して、図40を用いて説明した処理と並行して実行される、ICカード5の車両入庫処理について説明する。
【0190】
ステップS161において、ICカード5の制御部171は、メモリ172から認証データを読み出し、通信部161を介して、駐車スペース制御ユニット63に送信する。
【0191】
制御部171は、暗号処理部102を制御して、駐車スペース制御ユニット63のカードR/W部74と相互認証を行い、ステップS162において、駐車スペース制御ユニット63との相互認証が正しく終了したか否かを判断する。ステップS162において、相互認証が正しく終了されなかったと判断された場合、処理が終了される。
【0192】
ステップS162において、相互認証が正しく終了されたと判断された場合、制御部171は、ステップS163において、通信部161を介して、駐車スペース制御ユニット63から予約番号送信依頼の入力を受け、ステップS164において、メモリ172のSRA183のサービスデータから予約番号を読み出し、通信部161を介して、駐車スペース制御ユニット63に、予約番号を送信し、処理が終了される。
【0193】
次に、図42のフローチャートを参照して、図40および図41を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場管理センタ6の車両入庫処理について説明する。
【0194】
ステップS171において、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のCPU31は、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車スペース制御ユニット63から、エラーメッセージを受信したか否かを判断する。ステップS171において、エラーメッセージを受信したと判断された場合、処理は、ステップS171に進む。
【0195】
ステップS171において、エラーメッセージを受信していないと判断された場合、CPU31は、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、ステップS172において、図40のステップS148において駐車スペース制御ユニット63が送信した駐車番号およびゲート開ステータスを受信し、ステップS173において、図40のステップS151において駐車スペース制御ユニット63が送信した駐車番号およびゲート閉ステータスを受信し、ステップS174において、図40のステップS152において駐車スペース制御ユニット63が送信した入庫完了信号を受信する。
【0196】
ステップS175において、CPU31は、駐車スペース制御ユニット63から入力された駐車番号を基に、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、利用状況DB52および駐車予約DB53を更新する。図43に、利用状況DB52の更新後の登録データを示す。CPU31は、駐車スペース制御ユニット63から入力された駐車番号に対応する駐車ステータスを、「予約中」から「駐車中」に更新する。図44に、駐車予約DB53の更新後の登録データを示す。CPU31は、駐車スペース制御ユニット63から入力された予約駐車番号に対応する駐車ステータスを、「予約中」から「駐車中」に更新する。
【0197】
ステップS176において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21に、予約ステータス変更要求を送信する。
【0198】
ステップS177において、CPU31は、ステップS171において受信したエラーメッセージ、もしくは、ステップS172乃至ステップS174において受信した信号を、入庫ログとし、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に保存して処理が終了される。
【0199】
なお、図40乃至図42を用いて説明した処理においては、駐車スペース制御ユニット63の処理において、エラーが発生した場合、駐車スペース制御ユニット63の制御部131は、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51にエラーメッセージを送信し、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のCPU31は、エラーメッセージも含めて、入庫ログを保存するようになされているが、エラーがあった場合のログを保存する必要がない場合には、図42のステップS171において、エラーメッセージを受信したと判断された場合、処理を終了させるようにしてもよい。
【0200】
次に、図45のフローチャートを参照して、図40乃至図44を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場統括管理センタ1の車両入庫処理について説明する。
【0201】
ステップS181において、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21のCPU31は、駐車場管理センタ6が、図42のステップS176において送信した予約ステータス変更要求を、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して受信したか否かを判断する。ステップS181において、予約ステータス変更要求を受信していないと判断された場合、処理が終了される。
【0202】
ステップS181において、予約ステータス変更要求が受信されたと判断された場合、ステップS182において、CPU31は、ステップS181において受信した予約ステータス変更要求に基づいて、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB24を更新する。図46に更新後の駐車予約DB24に登録されているデータを示す。CPU31は、予約ステータス変更要求に基づいて、対応する予約番号の予約ステータスを、「入庫待ち」から「駐車中」に変更する。
【0203】
ステップS183において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40および通信網2を介して、予約番号に対応する店舗IDが示す店舗3が管理する駐車場予約センタ11のパーソナルコンピュータ141に、予約ステータス変更要求を送信して、処理が終了される。
【0204】
次に、図47のフローチャートを参照して、図40乃至図46を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場予約システム11の車両入庫処理について説明する。
【0205】
ステップS191において、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141のCPU31は、駐車場統括管理センタ1が、図45のステップS183において送信した予約ステータス変更要求を、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して受信したか否かを判断する。ステップS191において、予約ステータス変更要求を受信していないと判断された場合、処理が終了される。
【0206】
ステップS191において、予約ステータス変更要求が受信されたと判断された場合、ステップS192において、CPU31は、ステップS191において受信した予約ステータス変更要求に基づいて、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB143を更新して処理が終了される。図48に更新後の駐車予約DB143に登録されているデータを示す。CPU31は、予約ステータス変更要求に基づいて、対応する予約番号の予約ステータスを、「入庫待ち」から「駐車中」に変更する。
【0207】
次に、図49乃至図56を参照して、ユーザが、駐車情報表示ユニット62を用いて、駐車情報の表示および駐車料金の精算を行う場合の処理について説明する。まず、図49を参照して、駐車情報表示ユニット62の情報表示/精算処理について説明する。
【0208】
ステップS201において、駐車情報表示ユニット62のカードR/W部74の制御部101は、暗号処理部102を制御して、ICカード5との相互認証を行い、ステップS202において、制御部121は、カードR/W部74から入力される信号を基に、ICカード5との相互認証が正しく終了したか否かを判断する。ステップS112において、相互認証が正しく終了されなかったと判断された場合、処理は、ステップS211に進む。
【0209】
ステップS202において、ICカード5との相互認証は、正しく終了したと判断された場合、制御部121は、ステップS203において、カードR/W部74を介して、ICカード5に駐車情報の送信要求を送信し、ステップS204において、カードR/W部74を介して、ICカード5から駐車情報を受信する。
【0210】
ステップS205において、制御部121は、入力された駐車情報から、駐車料金を算出する。ここで、ステップS205において、入力された駐車情報に前述した割引情報が含まれている場合、割引料金による駐車料金が算出される(以下の精算処理についても同様である)。ステップS206において、制御部121は、ステップS204で入力された駐車情報、およびステップS205で算出された駐車料金を、表示部75に出力して、表示させる。
【0211】
ステップS207において、制御部121は、入力部122から入力される、ユーザの操作を示す信号に基づいて、精算希望の入力を受けたか否かを判断する。ステップS207において、精算希望の入力を受けていないと判断された場合、処理が終了される。
【0212】
ステップS207において、精算希望の入力を受けたと判断された場合、ステップS208において、制御部121は、ステップS205において算出された駐車料金を基に、例えば、図示しない入金部から、現金の入金を受けたり、メモリ172のSRA183に登録されている電子マネーサービスやプリペイドサービスなどを利用したり、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、ユーザのクレジットカードによる精算処理を行わせるための制御信号を送信するなどして、精算処理を実行する。
【0213】
制御部121は、ステップS209において、カードR/W部74を介して、ICカード5に、精算終了ステータス書き込み要求を送信し、ステップS210において、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、ユーザIDおよび精算終了ステータス書き込み要求を送信し、処理が終了される。
【0214】
ステップS202において、相互認証が正しく終了されなかったと判断された場合、制御部121は、ステップS211において、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51にエラーメッセージを送信し、ステップS212において、表示部75にエラーメッセージを出力して、表示させ、処理が終了される。
【0215】
次に、図50のフローチャートを参照して、図49を用いて説明した処理と並行して実行されるICカード5の情報表示/精算処理について説明する。
【0216】
ステップS221において、ICカード5の制御部171は、メモリ172から認証データを読み出し、通信部161を介して、駐車情報表示ユニット62に送信する。
【0217】
制御部171は、暗号処理部102を制御して、駐車情報表示ユニット62のカードR/W部74と相互認証を行い、ステップS222において、駐車情報表示ユニット62との相互認証が正しく終了したか否かを判断する。ステップS222において、相互認証が正しく終了されなかったと判断された場合、処理が終了される。
【0218】
ステップS222において、相互認証が正しく終了されたと判断された場合、制御部171は、ステップS223において、駐車情報表示ユニット62から、通信部161を介して、駐車情報の送信要求の入力を受け、ステップS224において、通信部161を介して、駐車情報表示ユニット62に駐車情報を送信する。
【0219】
ステップS225において、制御部171は、通信部161を介して入力される信号を基に、図49のステップS208において、精算処理が実行されたか否かを判断する。ステップS225において、精算処理が実行されていないと判断された場合、処理が終了される。
【0220】
ステップS225において、精算処理が実行されたと判断された場合、ステップS226において、制御部171は、精算終了ステータス書き込み要求の入力を受けたか否かを判断する。ステップS226において、精算終了ステータスの書き込み要求を受けていないと判断された場合、精算終了ステータスの書き込み要求を受けるまで、ステップS226の処理が繰り返される。
【0221】
ステップS226において、精算終了ステータスの書き込み要求を受けたと判断された場合、ステップS227において、制御部171は、メモリ172のSRA183のサービスデータに、精算終了ステータスを書き込んで、処理が終了される。
【0222】
次に、図51のフローチャートを参照して、図49および図50を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場管理センタ6の精算処理について説明する。
【0223】
ステップS231において、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のCPU31は、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車情報表示ユニット62から、エラーメッセージを受信したか否かを判断する。ステップS231において、エラーメッセージを受信したと判断された場合、処理が終了される。
【0224】
ステップS231において、エラーメッセージを受信していないと判断された場合、ステップS232において、CPU31は、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車情報表示ユニット62から、ユーザIDおよび精算終了ステータス書き込み要求を受信したか否かを判断する。ステップS232において、精算終了ステータス書き込み要求を受信していないと判断された場合、処理が終了される。
【0225】
ステップS232において、精算終了ステータス書き込み要求が受信されたと判断された場合、ステップS233において、CPU31は、入力された精算終了ステータス書き込み要求を基に、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB53を更新する。図52に、更新後の駐車予約DB53に登録されているデータを示す。CPU31は、精算終了ステータス書き込み要求に含まれている予約番号に対応する精算ステータスを、「未」から「完了」に更新する。
【0226】
ステップS234において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40を介して、駐車場統括管理センタ1に、ユーザIDおよび精算終了ステータス書き込み要求を送信して、処理が終了される。
【0227】
次に、図53のフローチャートを参照して、図49乃至図52を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場統括管理センタ1の精算処理について説明する。
【0228】
ステップS241において、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21のCPU31は、駐車場管理センタ6が、図51のステップS234において送信した精算終了ステータス書き込み要求を、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して受信したか否かを判断する。ステップS241において、精算終了ステータス書き込み要求を受信していないと判断された場合、処理が終了される。
【0229】
ステップS241において、精算終了ステータス書き込み要求が受信されたと判断された場合、ステップS242において、CPU31は、ステップS241において受信した精算終了ステータス書き込み要求に基づいて、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB24を更新する。図54に更新後の駐車予約DB24に登録されているデータを示す。CPU31は、精算終了ステータス書き込み要求に基づいて、対応する予約番号の精算ステータスを、「未」から「完了」に変更する。
【0230】
CPU31は、ステップS243において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40および通信網2を介して、予約番号に対応する店舗IDが示す店舗3が管理する駐車場予約センタ11のパーソナルコンピュータ141に、精算終了ステータス書き込み要求を送信し、ステップS244において、精算終了ログを、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に保存して、処理が終了される。
【0231】
次に、図55のフローチャートを参照して、図49乃至図54を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場予約システム11の精算処理について説明する。
【0232】
ステップS251において、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141のCPU31は、駐車場統括管理センタ1が、図53のステップS243において送信した精算終了ステータス書き込み要求を、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して受信したか否かを判断する。ステップS251において、精算終了ステータス書き込み要求を受信していないと判断された場合、処理が終了される。
【0233】
ステップS251において、精算終了ステータス書き込み要求が受信されたと判断された場合、ステップS252において、CPU31は、ステップS251において受信した精算終了ステータス書き込み要求に基づいて、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB143を更新する。図56に更新後の駐車予約DB143に登録されているデータを示す。CPU31は、精算終了ステータス書き込み要求に基づいて、対応する予約番号の精算ステータスを、「未」から「完了」に変更する。
【0234】
ステップS253において、CPU31は、精算終了ログを、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に保存して処理が終了される。
【0235】
次に、図57乃至図61を参照して、駐車スペースに駐車している車両が、出庫される場合の処理について説明する。まず、図57のフローチャートを参照して、駐車スペース制御ユニット63の車両出庫処理について説明する。
【0236】
ステップS261およびステップS262において、図40のステップS141およびステップS142と同様の処理がなされ、ステップS262において、相互認証が正しく行われなかったと判断された場合、処理は、ステップS273に進む。
【0237】
ステップS262において、ICカード5との相互認証は、正しく終了したと判断された場合、制御部131は、ステップS263において、カードR/W部74を介して、ICカード5に予約番号および駐車番号の送信要求を送信し、ステップS264において、カードR/W部74を介して、ICカード5から予約番号および駐車番号を受信し、ステップS265において、駐車予約DB132から、予約番号を検索する。
【0238】
ステップS266において、制御部131は、駐車予約DB132から検索された予約番号に対応する駐車番号が、ステップS264において受信した駐車番号と等しいか否かを判断する。ステップS266において、駐車番号が等しくないと判断された場合、処理は、ステップS273に進む。
【0239】
ステップS116において、駐車番号が等しいと判断された場合、ステップS267乃至ステップS271において、図40のステップS147乃至ステップS151と同様の処理が実行され、ステップS272において、制御部131は、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、出庫完了信号を送信し、処理が終了される。
【0240】
ステップS262において、相互認証が正しく終了しなかったと判断された場合、もしくは、ステップS266において、駐車番号が等しくないと判断された場合、ステップS273およびステップS274において、図40のステップS153およびステップS154と同様の処理が実行され、処理が終了される。
【0241】
次に、図58のフローチャートを参照して、図57を用いて説明した処理と並行して実行される、ICカード5の車両出庫処理について説明する。
【0242】
ステップS281およびステップS282において、図41のステップS161およびステップS162と同様の処理が実行される。
【0243】
ステップS282において、相互認証が正しく終了されたと判断された場合、制御部171は、ステップS283において、通信部161を介して、駐車スペース制御ユニット63から予約番号および駐車番号の送信依頼の入力を受け、ステップS284において、メモリ172のSRA183のサービスデータから予約番号および駐車番号を読み出し、通信部161を介して、駐車スペース制御ユニット63に、予約番号および駐車番号を送信し、処理が終了される。
【0244】
次に、図59のフローチャートを参照して、図57および図58を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場管理センタ6の車両出庫処理について説明する。
【0245】
ステップS291乃至ステップS293において、図42のステップS171乃至ステップS173と同様の処理が実行される。
【0246】
ステップS294において、CPU31は、駐車スペース制御ユニット63が、図57のステップS272において送信した出庫完了信号を受信する。
【0247】
ステップS295において、CPU31は、駐車スペース制御ユニット63から入力された駐車番号を基に、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、利用状況DB52および駐車予約DB53を更新する。図60に、利用状況DB52の更新後の登録データを示す。CPU31は、駐車スペース制御ユニット63から入力された駐車番号に対応する駐車ステータスを、「駐車中」から「空き」に、対応する予約ユーザID、予約番号、および駐車開始時刻を空欄に更新する。図61に、駐車予約DB53の更新後の登録データを示す。CPU31は、駐車スペース制御ユニット63から入力された予約駐車番号に対応する駐車ステータスを、「駐車中」から「出庫済み」に更新する。
【0248】
ステップS296において、CPU31は、ステップS291において受信したエラーメッセージ、もしくは、ステップS292乃至ステップS294において受信した信号を、出庫ログとし、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に保存して処理が終了される。
【0249】
なお、図57乃至図59を用いて説明した処理においては、駐車スペース制御ユニット63の処理において、エラーが発生した場合、駐車スペース制御ユニット63の制御部131は、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51にエラーメッセージを送信し、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のCPU31は、エラーメッセージも含めて、出庫ログを保存するようになされているが、エラーがあった場合のログを保存する必要がない場合には、図59のステップS291において、エラーメッセージを受信したと判断された場合、処理を終了させるようにしてもよい。
【0250】
次に、図62乃至図69を用いて、駐車場7から、車両が退出する場合の処理について説明する。まず、図62のフローチャートを参照して、駐車場ゲート制御ユニット61の車両退出処理について説明する。
【0251】
ステップS301およびステップS302において、図37のステップS101およびステップS102と同様の処理が実行される。
【0252】
制御部71は、ステップS303において、カードR/W部74を介して、ICカード5に精算ステータスの送信要求を送信し、ステップS304において、カードR/W部74を介して、ICカード5から精算ステータスを受信する。
【0253】
ステップS305において、制御部71は、ステップS304において受信した精算ステータスを基に、精算処理は終了しているか否かを判断する。ステップS305において、精算処理が終了していると判断された場合、処理は、ステップS312に進む。
【0254】
ステップS305において、精算処理が終了していないと判断された場合、制御部71は、ステップS306において、カードR/W部74を介して、ICカード5に駐車情報の送信要求を送信し、ステップS307において、カードR/W部74を介して、ICカード5から駐車情報を受信する。
【0255】
制御部71は、ステップS308において、入力された駐車情報から、駐車料金を算出し、ステップS309において、制御部71は、ステップS308において算出された駐車料金を基に、例えば、図示しない入金部から、現金の入金を受けたり、メモリ172のSRA183に登録されている電子マネーサービスやプリペイドサービスなどを利用したり、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、ユーザのクレジットカードによる精算処理を行わせるための制御信号を送信するなどして、精算処理を実行する。
【0256】
制御部71は、ステップS310において、カードR/W部74を介して、ICカード5に、精算終了ステータス書き込み要求を送信し、ステップS311において、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、ユーザIDおよび精算終了ステータス書き込み要求を送信する。
【0257】
ステップS312乃至ステップS316において、図37のステップS108乃至ステップS112と同様の処理が実行され、処理が終了される。
【0258】
ステップS302において、相互認証が正しく終了されなかったと判断された場合、ステップS317乃至ステップS319において、図37のステップS113乃至ステップS115と同様の処理が実行され、処理が終了される。
【0259】
次に、図63のフローチャートを参照して、図62を用いて説明した処理と並行して実行される、ICカード5の車両退出処理について説明する。
【0260】
ステップS331およびステップS332において、図38のステップS121およびステップS122と同様の処理が実行される。ステップS332において、相互認証が正しく終了しなかったと判断された場合、処理が終了される。
【0261】
ステップS332において、相互認証が正しく終了したと判断された場合、制御部171は、ステップS333において、駐車場ゲート制御ユニット61から、通信部161を介して、精算ステータスの送信要求の入力を受け、ステップS334において、通信部161を介して、駐車場ゲート制御ユニット61に、精算ステータスを送信する。
【0262】
ステップS335において、制御部171は、駐車場ゲート制御ユニット61から、通信部161を介して、駐車情報の送信要求の入力を受けたか否かを判断する。ステップS335において、駐車情報の送信要求の入力を受けていないと判断された場合、処理が終了される。ステップS335において、駐車情報の送信要求が入力されたと判断された場合、ステップS336において、制御部171は、通信部161を介して、駐車情報表示ユニット62に駐車情報を送信する。
【0263】
ステップS337において、制御部171は、通信部161を介して、精算終了ステータス書き込み要求の入力を受けたか否かを判断する。ステップS337において、精算終了ステータスの書き込み要求を受けていないと判断された場合、精算終了ステータス書き込み要求を受けるまで、ステップS337の処理が繰り返される。
【0264】
ステップS337において、精算終了ステータスの書き込み要求を受けたと判断された場合、ステップS338において、制御部171は、メモリ172のSRA183のサービスデータに、精算終了ステータスを書き込んで、処理が終了される。
【0265】
次に、図64のフローチャートを参照して、図62および図63を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51の車両退出処理について説明する。
【0266】
ステップS341において、図39のステップS131と同様の処理が実行され、ステップS341において、エラーメッセージが受信されたと判断された場合、処理は、ステップS346に進む。
【0267】
ステップS341において、エラーメッセージが受信されていないと判断された場合、ステップS342において、CPU31は、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車場ゲート制御ユニット61から、ゲート番号および精算終了ステータス書き込み要求を受信したか否かを判断する。ステップS172において、ゲート番号および精算終了ステータス書き込み要求を受信していないと判断された場合、処理は、ステップS344に進む。
【0268】
ステップS342において、ゲート番号および精算終了ステータス書き込み要求が受信されたと判断された場合、ステップS343において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB53を更新する。すなわち、CPU31は、図65に示されるように、図61を用いて説明した駐車予約DB53に登録されているデータのうち、精算終了ステータス書き込み要求に示されている予約番号に対応する精算ステータスを、「未」から「完了」に更新する。
【0269】
ステップS344およびステップS345において、図39のステップS132およびステップS133と同様の処理が実行される。CPU31は、ステップS346において、ステップS341において受信したエラーメッセージ、もしくは、ステップS344およびステップS345において受信した信号を、車両退出ログとし、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に保存し、ステップS347において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40を介して、駐車場統括管理センタ1に、予約ステータス変更要求を送信して、処理が終了される。
【0270】
なお、図62乃至図65を用いて説明した処理においては、駐車場ゲート制御ユニット61の処理において、エラーが発生した場合、駐車場ゲート制御ユニット61の制御部71は、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51にエラーメッセージを送信し、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のCPU31は、エラーメッセージも含めて、車両退出ログを保存するようになされているが、エラーがあった場合のログを保存する必要がない場合には、図64のステップS341において、エラーメッセージを受信したと判断された場合、処理を終了させるようにしてもよい。
【0271】
次に、図66のフローチャートを参照して、図62乃至図65を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場統括管理センタ1の車両退出処理について説明する。
【0272】
ステップS351において、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21のCPU31は、駐車場管理センタ6が、図64のステップS347において送信した予約ステータス変更要求を、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して受信したか否かを判断する。ステップS351において、予約ステータス変更要求を受信していないと判断された場合、処理が終了される。
【0273】
ステップS351において、予約ステータス変更要求が受信されたと判断された場合、ステップS352において、CPU31は、ステップS351において受信した予約ステータス変更要求に基づいて、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB24を更新する。図67に更新後の駐車予約DB24に登録されているデータを示す。CPU31は、予約ステータス変更要求に基づいて、例えば、予約ステータスを「駐車中」から「出庫済み」に、精算ステータスを、「未」から「完了」に変更するように要求された場合、対応する予約番号の予約ステータスを、「出庫済み」に、精算ステータスを「完了」に変更する。
【0274】
CPU31は、ステップS353において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40および通信網2を介して、予約番号に対応する店舗IDが示す店舗3が管理する駐車場予約センタ11のパーソナルコンピュータ141に、予約ステータス変更要求を送信し、ステップS354において、ステップS351において受信した予約ステータス変更要求から、出庫時に精算処理が行われたか否かを判断する。ステップS354において、出庫時に精算処理が行われなかったと判断された場合、処理が終了される。
【0275】
ステップS354において、出庫時に精算処理が行われたと判断された場合、CPU31は、ステップS355において、精算終了ログを、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に保存し、処理が終了される。
【0276】
次に、図68のフローチャートを参照して、図62乃至図67を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場予約システム11の車両退出処理について説明する。
【0277】
ステップS361において、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141のCPU31は、駐車場統括管理センタ1が、図66のステップS353において送信した予約ステータス変更要求を、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して受信したか否かを判断する。ステップS361において、予約ステータス変更要求を受信していないと判断された場合、処理が終了される。
【0278】
ステップS361において、予約ステータス変更要求が受信されたと判断された場合、ステップS362において、CPU31は、ステップS361において受信した予約ステータス変更要求に基づいて、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB143を更新する。図69に更新後の駐車予約DB143に登録されているデータを示す。CPU31は、予約ステータス変更要求に基づいて、例えば、予約ステータスを「駐車中」から「出庫済み」に、精算ステータスを、「未」から「完了」に変更するように要求された場合、対応する予約番号の予約ステータスを、「出庫済み」に、精算ステータスを「完了」に変更する。
【0279】
ステップS363において、CPU31は、ステップS361において受信した予約ステータス変更要求から、出庫時に精算処理が行われたか否かを判断する。ステップS363において、出庫時に精算処理が行われなかったと判断された場合、処理が終了される。
【0280】
ステップS363において、出庫時に精算処理が行われたと判断された場合、CPU31は、ステップS364において、精算終了ログを、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に保存し、処理が終了される。
【0281】
次に、図70乃至図76を用いて、駐車場を予約したユーザが、駐車場の予約をキャンセルする場合の処理について説明する。まず、図70のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置4の予約キャンセル処理1について説明する。
【0282】
ステップS371乃至ステップS375において、図24のステップS1乃至ステップS5と同様の処理が実行される。
【0283】
ステップS375において、相互認証処理が正しく終了されたと判断された場合、制御部151は、ステップS376において、入力部122を用いてユーザが入力した、駐車場キャンセルの入力を受け、ステップS377において、駐車場予約のキャンセルを示す信号を、入出力インターフェース72および通信網2を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141に送信する。
【0284】
制御部151は、ステップS378において、通信網2および入出力インターフェース72を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141から予約番号の送信要求の入力を受け、ステップS379において、カードR/W部74を介して、ICカード5に予約番号の送信要求を送信し、ステップS380において、カードR/W部74を介して、ICカード5から予約番号の送信を受け、入出力インターフェース72および通信網2を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141に送信する。
【0285】
制御部151は、ステップS381において、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141から予約キャンセル完了を示す信号の入力を受け、予約キャンセルの終了メッセージを表示部75に出力して表示させ、ステップS382において、カードR/W部74を介して、ICカード5に予約データの消去要求を送信し、処理は、ステップS385に進む。
【0286】
ステップS372において、ICカード5との相互認証処理が正しく終了されなかったと判断された場合、および、ステップS375において、認証処理が正しく終了されなかったと判断された場合、ステップS383およびステップS384において、図24のステップS13およびステップS14と同様の処理が実行され、処理は、ステップS385に進む。
【0287】
ステップS385において、図24のステップS12と同様の処理が実行され、処理が終了される。
【0288】
次に、図71のフローチャートを参照して、図70を用いて説明した処理と並行して実行される、ICカード5の予約キャンセル処理について説明する。
【0289】
ステップS391乃至ステップS393において、図25のステップS21乃至ステップS23と同様の処理が実行される。
【0290】
ステップS393において、エラー信号が入力されていないと判断された場合、ステップS394において、ICカード5の制御部171は、ユーザ端末装置4から、予約番号の送信要求を受け、通信部161を介して、予約番号を送信する。
【0291】
ステップS395において、制御部171は、通信部161を介して、ユーザ端末装置4から、予約データ消去要求の入力を受け、予約データを消去し、処理が終了される。
【0292】
次に、図72のフローチャートを参照して、図70および図71を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141の予約キャンセル処理1について説明する。
【0293】
ステップS401乃至ステップS403において、図26のステップS31乃至ステップS33と同様の処理が実行される。
【0294】
ステップS403において、認証処理が正しく終了されたと判断された場合、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141のCPU31は、ステップS404において、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、ユーザ端末装置4が、図70のステップS377において送信した、駐車場予約キャンセル要求の入力を受け、ステップS405において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、通信網2、およびユーザ端末装置4を介して、ICカード5に予約番号要求を送信し、ステップS406において、ユーザ端末装置4、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、ICカード5から、予約番号の入力を受ける。
【0295】
ステップS407において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB143を参照して、入力された予約番号で駐車場を予約しているユーザのユーザIDを検索し、顧客BD142を参照して、ユーザIDから、対応するユーザのクレジットカード番号(あるいは、その他の料金支払方法を示すデータでもよい)を検索する。
【0296】
CPU31は、ステップS408において、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB143を参照して、予約時刻から、現在時刻までの駐車料金を算出し、ステップS409において、ステップS408の検索結果を基に、例えば、該当するユーザのクレジットカードによる精算処理を実行し、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に精算終了ログを保存する。
【0297】
ステップS410において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB143を更新する。例えば、図27を用いて説明した駐車予約DB143の登録データにおいて、予約番号12345がキャンセルされた場合、CPU31は、予約される前の状態、すなわち、図20を用いて説明した状態に、登録データを変更する。
【0298】
CPU31は、ステップS411において、駐車場統括管理センタ1との通信コネクションを確立し、ステップS412において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40を介して、駐車場統括管理センタ1に、予約番号および駐車場予約キャンセル情報を送信する。
【0299】
ステップS413において、CPU31は、駐車場統括管理センタ1から予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けたか否かを判断する。ステップS413において、予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けていないと判断された場合、信号の入力を受けたと判断されるまで、ステップS413の処理が繰り返される。
【0300】
ステップS413において、予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けたと判断された場合、CPU31は、ステップS414において、駐車場統括管理センタ1との通信コネクションを切断し、ステップS415において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40および通信網2を介して、ユーザ端末装置4に予約キャンセル完了を示す信号を送信する。
【0301】
ステップS403において、ICカード5との相互認証処理が正しく終了されなかったと判断された場合、ステップS416において、図26のステップS44と同様の処理が実行される。
【0302】
ステップS415もしくはステップS416の処理の終了後、ステップS417において、図26のステップS45と同様の処理が実行され、処理が終了される。
【0303】
次に、図73のフローチャートを参照して、図70乃至図72を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21の予約キャンセル処理1について説明する。
【0304】
ステップS421において、図28のステップS51と同様の処理が実行される。
【0305】
駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21のCPU31は、ステップS422において、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車場予約システム11が、図72のステップS412において送信した、駐車場予約キャンセル情報の入力を受け、ステップS423において、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB24を参照して、駐車場予約キャンセル情報に対応した予約番号を検索する。
【0306】
CPU31は、ステップS424において、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB24を参照して、予約時刻から、現在時刻までの駐車料金を算出し、ステップS425において、ステップS424の算出結果を基に、駐車料金を未精算として、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に未精算ログを保存する。
【0307】
CPU31は、ステップS426において、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB24を更新する。例えば、予約がキャンセルされた予約番号が、12345である場合、図29を用いて説明した駐車予約DB24を、予約が入る前の状態、すなわち、図8の状態に変更する。
【0308】
ステップS427において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40を介して、駐車場IDに対応する駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51に、予約番号および駐車場予約キャンセル情報を送信する。
【0309】
ステップS428において、CPU31は、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車場管理センタ6から予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けたか否かを判断する。ステップS428において、予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けていないと判断された場合、信号の入力を受けたと判断されるまで、ステップS428の処理が繰り返される。
【0310】
ステップS428において、予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けたと判断された場合、CPU31は、ステップS429において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40および通信網2を介して、駐車場予約システム11に予約キャンセル完了を示す信号を送信し、ステップS430において、図28のステップS63と同様の処理が実行され、処理が終了される。
【0311】
次に、図74のフローチャートを参照して、図70乃至図73を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51の予約キャンセル処理1について説明する。
【0312】
駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のCPU31は、ステップS451において、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21が、図73のステップS427において送信した、駐車場予約キャンセル情報の入力を受け、ステップS452において、予約番号から、ゲート番号および駐車番号を検索し、ステップS453において、利用状況DB52および駐車予約DB53を更新する。例えば、予約がキャンセルされた予約番号が123465である場合、図31および図32を用いて説明した利用状況DB52および駐車予約DB53を、予約が入る前の状態、すなわち、図10および図11の状態に変更する。
【0313】
ステップS454において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40を介して、対応する駐車場ゲート制御ユニット61および駐車スペース制御ユニット63に、予約番号および駐車場予約キャンセル情報を送信する。
【0314】
ステップS455において、CPU31は、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車場ゲート制御ユニット61から予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けたか否かを判断する。ステップS455において、予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けていないと判断された場合、信号の入力を受けたと判断されるまで、ステップS455の処理が繰り返される。
【0315】
ステップS455において、予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けたと判断された場合、ステップS456において、CPU31は、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車スペース制御ユニット63から予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けたか否かを判断する。ステップS456において、予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けていないと判断された場合、信号の入力を受けたと判断されるまで、ステップS456の処理が繰り返される。
【0316】
ステップS456において、予約キャンセル完了を示す信号の入力を受けたと判断された場合、ステップS457において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車場統括管理センタ1に予約キャンセル完了を示す信号を送信し、処理が終了される。
【0317】
次に、図75のフローチャートを参照して、図70乃至図74を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車場ゲート制御ユニット61の予約キャンセル処理について説明する。
【0318】
制御部71は、ステップS461において、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51より、予約のキャンセルを示す信号を受信し、ステップS462において、駐車予約DB73を更新する。例えば、予約をキャンセルしたユーザのユーザIDがID1001である場合、図34を用いて説明した駐車予約DB73を、予約が入る前の状態、すなわち、図13の状態に変更する。
【0319】
ステップS463において、制御部71は、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51へ、予約キャンセルの完了を示す信号を送信し、処理が終了される。
【0320】
次に、図76のフローチャートを参照して、図70乃至図75を用いて説明した処理と並行して実行される、駐車スペース制御ユニット63の予約キャンセル処理について説明する。
【0321】
ステップS471において、制御部131は、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51より、予約のキャンセルを示す信号を受信し、ステップS472において、駐車予約DB132を更新する。例えば、予約をキャンセルしたユーザのユーザIDがID1001である場合、図36を用いて説明した駐車予約DB132を、予約が入る前の状態、すなわち、図17の状態に変更する。
【0322】
ステップS473において、制御部131は、車両進入阻止機制御部77によって、駐車スペースへの車両の出入を制御するためのロックが閉じられているか否かを判断する。ステップS473において、ロックが閉じられていないと判断された場合、処理はステップS475に進む。
【0323】
ステップS473において、ロックが閉じられていると判断された場合、ステップS474において、制御部131は、車両進入阻止機に、ロックを開かせるための制御信号を生成し、車両進入阻止機制御部77に送信する。車両進入阻止機制御部77は、車両進入阻止機を制御して、ロックを開かせる。
【0324】
ステップS475において、制御部131は、入出力インターフェース72を介して、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51へ、予約キャンセルの完了を示す信号を送信して、処理が終了される。
【0325】
図70乃至図76を用いて説明した処理により、ユーザは、駐車場に赴くことなく、駐車場の予約をキャンセルすることができ、また、駐車場統括管理センタ1も、HDD38に未精算ログを保存するので、図80および図81を用いて後述する処理により、駐車場のキャンセル分の料金を徴収することができる。
【0326】
また、図70乃至図76においては、駐車場を予約したユーザが、駐車場の予約をキャンセルした場合の処理について説明したが、例えば、駐車開始時刻から一定の時間(最大保留時間)が経過しても、車両が駐車されなかった場合、自動的に、駐車場の予約がキャンセルされるようにしてもよい。図77乃至図79を参照して、最大保留時間が経過した場合の、駐車場のキャンセル処理について説明する。まず、図77のフローチャートを参照して、最大保留時間が経過した場合の、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のキャンセル処理2について説明する。
【0327】
ステップS481において、駐車場管理センタ6のパーソナルコンピュータ51のCPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB53を参照して、駐車ステータスが「入庫待ち」となっている予約番号を検索する。
【0328】
ステップS482において、CPU31は、ステップS481において検索されたデータの中に、所定の最大保留時間を経過した予約番号があるか否かを判断する。ステップS482において、最大保留時間を経過した予約番号がないと判断された場合、処理が終了される。
【0329】
ステップS482において、最大保留時間を経過した予約番号があると判断された場合、ステップ483乃至ステップS487において、図74のステップS452乃至ステップS456と同様の処理がなされ、ステップS488において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車場統括管理センタ1に、予約キャンセル情報を送信し、処理が終了される。
【0330】
次に、図78のフローチャートを参照して、最大保留時間が経過した場合の、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21のキャンセル処理2について説明する。
【0331】
ステップS491において、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21のCPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車場管理センタ6が、図77のステップS488において送信した、予約キャンセル情報を受信する。
【0332】
ステップS492において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、およびネットワークインターフェース40を介して、駐車予約DB24を参照して、該当する予約番号から、ユーザIDを求める。
【0333】
ステップS493乃至ステップS495において、図73のステップS424乃至ステップS426と同様の処理がなされ、ステップS496において、図73のステップS421と同様の処理がなされる。
【0334】
CPU31は、ステップS497において、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、駐車場予約システム11に、予約キャンセル情報を送信し、ステップS498において、図73のステップS430と同様の処理がなされ、処理が終了される。
【0335】
次に、図79のフローチャートを参照して、最大保留時間が経過した場合の、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141のキャンセル処理2について説明する。
【0336】
ステップS511において、図72のステップS411と同様の処理がなされ、ステップS512において、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141のCPU31は、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車場統括管理センタ1が、図78のステップS497において送信した、予約キャンセル情報を受信する。ステップS513において、図72のステップS414と同様の処理がなされる。
【0337】
ステップS514乃至ステップS517において、図72のステップS407乃至ステップS410と同様の処理が実行され、ステップS518において、図72のステップS401と同様の処理が実行され、ステップS519およびステップS520において、図27のステップS415およびステップS417と同様の処理が実行され、処理が終了される。
【0338】
また、図77乃至図79を用いて説明した処理と並行して、図75および図76を用いて説明した処理が実行される。これらの処理により、駐車場予約の無断キャンセルが発生した場合、一定の時間が経過したら、その駐車スペースを他のユーザに利用可能にすることにより、駐車場の稼働率を上げることができ、更に、駐車場管理センタは、無断キャンセルであっても、図80および図81を用いて後述する処理により、対応する店舗3から、キャンセルとみなされるまでの駐車料金を徴収することが可能となる。
【0339】
以上説明した処理において、駐車料金の割引サービスが提供されていたり、駐車場予約のキャンセルが発生した場合、駐車場管理センタ1と、駐車場予約システム11、すなわち店舗3との間で、精算処理が必要となる。
【0340】
次に、図80を参照して、駐車場統括管理センタ1の駐車場予約システム11への駐車料金請求処理について説明する。
【0341】
ステップS531において、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21のCPU31は、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に保存している未精算ログおよび精算終了ログを読み出し、各店舗に対する駐車料金の請求金額(駐車場料金の割引分もしくはキャンセルによる未精算分)を算出する。
【0342】
ステップS532において、図28のステップS51と同様の処理がなされ、ステップS533において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141に、駐車料金の請求を示す信号を送信する。
【0343】
ステップS534において、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、駐車場予約システム11から、エラー信号が受信されたか否かを判断する。
【0344】
ステップS534において、エラー信号が受信されたと判断された場合、ステップS535において、CPU31は、エラーを送信した駐車場予約システム11に対応する店舗3に対する請求金額を再計算し、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、エラーを送信した駐車場予約システム11に送信し、処理は、ステップS534に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0345】
ステップS534において、エラー信号が受信されなかったと判断された場合、ステップS536において、図28のステップS63と同様の処理がなされ、処理が終了される。
【0346】
次に、図81のフローチャートを参照して、図80を用いて説明した処理と並行して実行される駐車場予約システム11の駐車場統括管理センタとの駐車料金精算処理について説明する。
【0347】
ステップS541において、図26のステップS37と同様の処理が実行され、ステップS542において、駐車場予約システム11のパーソナルコンピュータ141のCPU31は、通信網2、ネットワークインターフェース40、入出力インターフェース32、および内部バス33を介して、駐車場統括管理センタ1のパーソナルコンピュータ21から、駐車料金の請求を示す信号を受信する。
【0348】
CPU31は、ステップS543において、内部バス33および入出力インターフェース32を介して、HDD38に保存している精算終了ログを参照して、請求金額を確認し、ステップS544において、請求金額は正しいか否かを判断する。
【0349】
ステップS544において、請求金額は正しくないと判断された場合、CPU31は、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、駐車場統括管理センタ1にエラー信号を送信し、処理は、ステップ542に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0350】
ステップS544において、請求金額は正しいと判断された場合、ステップS546において、CPU31は、例えば、内部バス33、入出力インターフェース32、ネットワークインターフェース40、および通信網2を介して、図示しない金融機関のサーバにアクセスし、対応する店舗3が有する口座などに所定の金額を入金することなどにより、精算処理を実行する。
【0351】
ステップS547において、図26のステップS41と同様の処理が実行され、処理が終了される。
【0352】
図80および図81を用いて説明した精算処理を実行することにより、駐車場統括管理システム1は、キャンセルがあった場合においても、駐車場7の利用料金を徴収することができ、店舗3も、自分自身を利用するユーザに対して、駐車料金割引のサービスを提供したり、駐車場7の料金体系にとらわれない、独自の駐車料金を設定することが可能となる。
【0353】
上述した一連の処理は、ソフトウェアにより実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0354】
この記録媒体は、図5、図12、図15、図16および図21に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク41もしくは81(フロッピーディスクを含む)、光ディスク42もしくは82(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク43もしくは83(MD(Mini-Disk)を含む)、あるいは半導体メモリ44もしくは84などよりなるパッケージメディアなどにより構成される。
【0355】
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0356】
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0357】
【発明の効果】
本発明の報処理装置、情報処理方法、および記録媒体に記録されているプログラムによれば、データ記憶装置の認証情報をユーザ端末装置から受信し、認証情報によりデータ記憶装置を認証し、店舗利用に際しての駐車場の予約申込みデータをユーザ端末装置から受信し、予約申込みデータのうちのユーザIDに対応するユーザ情報を予め記憶されている情報から検索し、予約申込みデータおよび自分自身の店舗の識別番号を、統括管理装置へ送信し、1つの駐車場管理装置が管理する自分自身の店舗の近くにある駐車場の予約番号を含む予約結果を、統括管理装置から受信し、予約結果を記録し、予約結果をユーザ端末装置に送信するようにしたので、ICカードを装着した、ユーザ端末装置から必要なデータを受信し、駐車場の予約行うことができる。
【0358】
本発明の統括管理装置、統括管理方法、および記録媒体に記録されているプログラムによれば、駐車場の予約申込みデータおよび情報処理装置を管理する店舗の店舗識別番号を、情報処理装置から受信し、予め記憶されている情報から、店舗識別番号に対応する店舗の位置データを検索するとともに、店舗の位置データに基づいて、複数の駐車場管理装置が管理する駐車場の中から、1つの駐車場管理装置が管理する店舗に近い駐車場検索し、予約申込みデータおよび店舗識別番号を、検索された1つの駐車場管理装置に送信し、予約番号を含み、駐車場を予約できたかを表す予約結果を1つの駐車場管理装置から受信し、予約結果を記録し、予約結果を情報処理装置に送信するようにしたので、ユーザが利用する店舗に最も近い空き駐車場を検索し、予約処理を実行することができる。
【0359】
本発明の駐車場管理システムによれば、ユーザが保有するデータ記憶装置と、ユーザが有するユーザ端末装置と、店舗が有する情報処理装置と、駐車場に設置される駐車制御装置と、駐車制御装置を管理する駐車場管理装置と、情報処理装置および駐車場管理装置と接続され、データの授受を行う統括管理装置とを備え、データ記憶装置は、ユーザ端末装置および駐車制御装置と認証処理を実行し、ユーザ端末装置および駐車制御装置とデータを通信し、認証処理に用いられる認証情報、駐車場の予約に関する情報、および精算処理に関する情報を記録し、ユーザ端末装置は、データ記憶装置に記憶されたデータをし、データ記憶装置にデータを書き込み、データ記憶装置認証処理を実行し、情報処理装置とデータを通信し、情報処理装置は、ユーザ端末装置および統括管理装置と駐車場利用サービスに関するデータを通信し、駐車場利用サービスに関するデータを記録し、ユーザ端末装置から受信した駐車場利用サービスに関するデータおよび自分自身の店舗の識別番号統括管理装置送信し駐車制御装置は、データ記憶装置に記憶されたデータを読み出し、データ記憶装置にデータを書き込み、データ記憶装置認証処理を実行し、駐車場管理装置と駐車場利用サービスに関するデータを通信し、駐車場管理装置は、駐車制御装置および統括管理装置と駐車場利用サービスに関するデータを通信し、駐車場利用サービスに関するデータを記録し、駐車場利用サービスに関するデータを検索し、統括管理装置は、情報処理装置および駐車場管理装置と駐車場利用サービスに関するデータを通信し、駐車場利用サービスに関するデータを記録し、駐車場利用サービスに関するデータを検索し、店舗の識別番号および駐車場の予約を申し込むためのデータを受信し、駐車場利用サービスに関するデータは、複数の店舗の識別番号と位置に関するデータ、並びに複数の駐車場の位置に関するデータを含み、店舗の識別番号に基づいて、店舗に近い駐車場を検索するようにしたので、ユーザは、駐車場を予約する場合に、利用店舗に最も近い、利用車種に適した空き駐車場を予約することができ、駐車場管理側は、ICカードを装着したユーザ端末装置から必要なデータを受信し、駐車場の予約およびキャンセルの処理管理並びに精算処理などを行うことができ、例えば予約がキャンセルされた場合にも、確実に利用代金を徴収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 駐車場統括管理センタ、店舗、駐車場管理センタ、駐車場、ユーザ端末装置の関係を説明するための図である。
【図2】 駐車場と店舗の配置例を示す図である。
【図3】 図2の駐車場の構成例を示す図である。
【図4】 図1の駐車場統括管理センタの構成を示すブロック図である。
【図5】 図4のパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。
【図6】 図4の駐車場DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図7】 図4の店舗情報DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図8】 図4の駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図9】 図1の駐車場管理センタと駐車場について説明するための図である。
【図10】 図9の利用状況DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図11】 図9の駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図12】 図9の駐車場ゲート制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【図13】 図12の駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図14】 図12のカードR/W部の構成を示すブロック図である。
【図15】 図9の駐車情報表示ユニットの構成を示すブロック図である。
【図16】 図9の駐車スペース制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【図17】 図16の駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図18】 図1の駐車場予約システムの構成を示すブロック図である。
【図19】 図18の顧客DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図20】 図18の駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図21】 図1のユーザ端末装置の構成を示すブロック図である。
【図22】 図1のICカードの構成を示すブロック図である。
【図23】 図22のSRAに格納されている情報を説明するための図である。
【図24】 ユーザ端末装置の駐車場予約処理を説明するためのフローチャートである。
【図25】 ICカードの駐車場予約処理を説明するためのフローチャートである。
【図26】 駐車場予約システムの駐車場予約処理を説明するためのフローチャートである。
【図27】 図26の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図28】 駐車場統括管理センタの駐車場予約処理を説明するためのフローチャートである。
【図29】 図28の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図30】 駐車場管理センタの駐車場予約処理を説明するためのフローチャートである。
【図31】 図30の処理によって変更された利用状況DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図32】 図30の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図33】 駐車場ゲート制御ユニットの駐車場予約処理を説明するためのフローチャートである。
【図34】 図33の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図35】 駐車スペース制御ユニットの駐車場予約処理を説明するためのフローチャートである。
【図36】 図35の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図37】 駐車場ゲート制御ユニットの車両進入処理を説明するためのフローチャートである。
【図38】 ICカードの車両進入処理を説明するためのフローチャートである。
【図39】 駐車場管理センタの車両進入処理を説明するためのフローチャートである。
【図40】 駐車スペース制御ユニットの車両入庫処理を説明するためのフローチャートである。
【図41】 ICカードの車両入庫処理を説明するためのフローチャートである。
【図42】 駐車場管理センタの車両入庫処理を説明するためのフローチャートである。
【図43】 図42の処理によって変更された利用状況DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図44】 図42の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図45】 駐車場統括管理センタの車両入庫処理を説明するためのフローチャートである。
【図46】 図45の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図47】 駐車場予約システムの車両入庫処理について説明するためのフローチャートである。
【図48】 図47の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図49】 駐車情報表示ユニットの情報表示/精算処理を説明するためのフローチャートである。
【図50】 ICカードの情報表示/精算処理を説明するためのフローチャートである。
【図51】 駐車場管理センタの精算処理を説明するためのフローチャートである。
【図52】 図51の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図53】 駐車場統括管理センタの精算処理について説明するためのフローチャートである。
【図54】 図53の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図55】 駐車場予約システムの精算処理について説明するためのフローチャートである。
【図56】 図55の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図57】 駐車スペース制御ユニットの車両出庫処理を説明するためのフローチャートである。
【図58】 ICカードの車両出庫処理を説明するためのフローチャートである。
【図59】 駐車場管理センタの車両出庫処理を説明するためのフローチャートである。
【図60】 図59の処理によって変更された利用状況DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図61】 図59の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図62】 駐車場ゲート制御ユニットの車両退出処理を説明するためのフローチャートである。
【図63】 ICカードの車両退出処理を説明するためのフローチャートである。
【図64】 駐車場管理センタの車両退出処理を説明するためのフローチャートである。
【図65】 図64の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図66】 駐車場統括管理センタの車両退出処理を説明するためのフローチャートである。
【図67】 図66の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図68】 駐車場予約システムの車両退出処理を説明するためのフローチャートである。
【図69】 図68の処理によって変更された駐車予約DBに登録されているデータを説明するための図である。
【図70】 ユーザ端末装置の予約キャンセル処理を説明するためのフローチャートである。
【図71】 ICカードの予約キャンセル処理を説明するためのフローチャートである。
【図72】 駐車場予約システムの予約キャンセル処理を説明するためのフローチャートである。
【図73】 駐車場統括管理センタの予約キャンセル処理を説明するためのフローチャートである。
【図74】 駐車場管理センタの予約キャンセル処理を説明するためのフローチャートである。
【図75】 駐車場ゲート制御ユニットの予約キャンセル処理を説明するためのフローチャートである。
【図76】 駐車スペース制御の予約キャンセル処理を説明するためのフローチャートである。
【図77】 駐車場管理センタの予約キャンセル処理を説明するためのフローチャートである。
【図78】 駐車場統括管理センタの予約キャンセル処理を説明するためのフローチャートである。
【図79】 駐車場予約システムの予約キャンセル処理を説明するためのフローチャートである。
【図80】 駐車場統括管理センタの店舗への駐車料金請求処理を説明するためのフローチャートである。
【図81】 駐車場予約システムの駐車場統括管理センタとの駐車料金精算処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 駐車場統括管理センタ, 2 通信網2 店舗, 4 ユーザ端末装置, 5 ICカード, 6 駐車場管理センタ, 7 駐車場, 11 駐車場予約システム, 21 パーソナルコンピュータ, 22 駐車場DB, 23 店舗情報DB, 24 駐車予約DB, 31 CPU, 40 ネットワークインターフェース, 51 パーソナルコンピュータ, 52 利用状況DB, 53 駐車予約DB, 61 駐車ゲート制御ユニット, 62 駐車情報表示ユニット, 63 駐車スペース制御ユニット, 71 制御部, 72 入出力インターフェース, 74 カードR/W部, 75 表示部, 76 車両検知部, 77 車両進入阻止機制御部, 101,制御部, 102 暗号処理部, 121 制御部, 122 入力部, 131 制御部, 141 パーソナルコンピュータ, 142 顧客DB, 143 駐車予約DB, 151 制御部

Claims (11)

  1. データ記憶装置が装着されるようになされているユーザ端末装置、および複数の店舗のために駐車場を管理する複数の駐車場管理装置を統括して管理する統括管理装置と接続された、前記店舗が管理する情報処理装置において、
    通信手段と、
    認証手段と、
    検索手段と、
    第1の記録手段と
    を備え、
    前記通信手段は、前記データ記憶装置の認証情報を前記ユーザ端末装置から受信し、
    前記認証手段は、前記認証情報により前記データ記憶装置を認証し、
    前記通信手段は、前記店舗利用に際しての前記駐車場の予約申込みデータを前記ユーザ端末装置から受信し、
    前記検索手段は、前記予約申込みデータのうちのユーザIDに対応するユーザ情報を前記第1の記録手段に予め記憶されている情報から検索し、
    前記通信手段は、前記予約申込みデータおよび自分自身の店舗の識別番号、前記統括管理装置送信し、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記自分自身の店舗の近くにある前記駐車場の予約番号を含む予約結果を、前記統括管理装置から受信し、
    前記第1の記録手段は、前記予約結果を記録し、
    前記通信手段は、前記予約結果を前記ユーザ端末装置に送信する
    報処理装置。
  2. 精算手段と、
    第2の記録手段と
    をさらに備え、
    前記ユーザ端末装置から、前記駐車場の予約のキャンセル要求を処理する場合、
    前記通信手段は、前記データ記憶装置の前記認証情報を前記ユーザ端末装置から受信し、
    前記認証手段は、前記認証情報により前記データ記憶装置を認証し、
    前記通信手段は、前記ユーザ端末装置から受信したキャンセル要求された予約の前記予約番号の送信を前記ユーザ端末装置に要求して、前記データ記憶装置に記憶されているキャンセル要求された予約の前記予約番号を前記ユーザ端末装置から受信し、
    前記検索手段は、キャンセル要求された前記予約番号の予約をしたユーザの前記ユーザIDに対応する前記ユーザ情報を前記第1の記録手段に予め記憶されている情報から検索し、
    前記精算手段は、前記予約結果のうちの予約開始時刻から前記駐車場の予約のキャンセル要求を受信するまでの時間に対応する料金を算出して精算し
    前記第2の記録手段は、前記精算手段により実行された精算処理に関するデータを記録
    前記第1の記録手段は、前記予約がキャンセルされたことを記録し、
    前記通信手段は、予約キャンセル情報を前記統括管理装置に送信し、予約キャンセル完了通知を前記統括管理装置から受信し、前記予約キャンセル完了通知を前記ユーザ端末装置に送信する
    求項1に記載の情報処理装置。
  3. 精算手段と、
    第2の記録手段と
    をさらに備え、
    前記駐車場の予約開始時刻から所定の時間が経過しても、前記統括管理装置から、前記駐車場の所定の車両の入庫なかったことによる予約キャンセル情報が受信された場合、
    前記検索手段は、前記予約キャンセル情報によりキャンセルされた予約をしたユーザの前記ユーザIDに対応する前記ユーザ情報を前記第1の記録手段に予め記憶されている情報から検索し、
    前記精算手段は、前記所定の時間に対応する料金を算出して精算し、
    前記第2の記録手段は、前記精算手段により実行された精算処理に関するデータを記録し、
    前記第1の記録手段は、前記予約がキャンセルされたことを記録し、
    前記通信手段は、予約キャンセル完了通知を前記ユーザ端末装置に送信する
    求項1に記載の情報処理装置。
  4. データ記憶装置が装着されるようになされているユーザ端末装置、および複数の店舗のために駐車場を管理する複数の駐車場管理装置を統括して管理する統括管理装置と接続された、前記店舗が管理する情報処理装置の情報処理方法において、
    通信手段と、
    認証手段と、
    検索手段と、
    第1の記録手段と
    を備え、
    前記通信手段は、前記データ記憶装置の認証情報を前記ユーザ端末装置から受信し、
    前記認証手段は、前記認証情報により前記データ記憶装置を認証し、
    前記通信手段は、前記店舗利用に際しての前記駐車場の予約申込みデータを前記ユーザ端末装置から受信し、
    前記検索手段は、前記予約申込みデータのうちのユーザIDに対応するユーザ情報を前記第1の記録手段に予め記憶されている情報から検索し、
    前記通信手段は、前記予約申込みデータおよび自分自身の店舗の識別番号、前記統括管理装置送信し、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記自分自身の店舗の近くにある前記駐車場の予約番号を含む予約結果を、前記統括管理装置から受信し、
    前記第1の記録手段は、前記予約結果を記録し、
    前記通信手段は、前記予約結果を前記ユーザ端末装置に送信する
    報処理方法。
  5. データ記憶装置が装着されるようになされているユーザ端末装置、および複数の店舗のために駐車場を管理する複数の駐車場管理装置を統括して管理する統括管理装置と接続された、前記店舗が管理する情報処理装置を制御するコンピュータを
    通信手段と、
    認証手段と、
    検索手段と、
    記録手段と
    して機能させるプログラムであって、
    前記通信手段は、前記データ記憶装置の認証情報を前記ユーザ端末装置から受信し、
    前記認証手段は、前記認証情報により前記データ記憶装置を認証し、
    前記通信手段は、前記店舗利用に際しての前記駐車場の予約申込みデータを前記ユーザ端末装置から受信し、
    前記検索手段は、前記予約申込みデータのうちのユーザIDに対応するユーザ情報を前記記録手段に予め記憶されている情報から検索し、
    前記通信手段は、前記予約申込みデータおよび自分自身の店舗の識別番号、前記統括管理装置送信し、1つの前記駐車場管理装置が管理する
    前記自分自身の店舗の近くにある前記駐車場の予約番号を含む予約結果を、前記統括管理装置から受信し、
    前記記録手段は、前記予約結果を記録し、
    前記通信手段は、前記予約結果を前記ユーザ端末装置に送信する
    ンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  6. 複数の店舗がそれぞれ管理する複数の情報処理装置、および複数の駐車場をそれぞれ管理する複数の駐車場管理装置と接続された、前記複数の店舗のために前記駐車場管理装置を統括して管理する統括管理装置において、
    通信手段と、
    検索手段と、
    第1の記録手段と
    を備え、
    前記通信手段は、前記駐車場の予約申込みデータおよび前記情報処理装置を管理する前記店舗の店舗識別番号を、前記情報処理装置から受信し、
    前記検索手段は、前記第1の記録手段に記憶されている情報から、前記店舗識別番号に対応する前記店舗の位置データを検索するとともに、前記店舗の位置データに基づいて、複数の前記駐車場管理装置が管理する前記駐車場の中から、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記店舗に近い前記駐車場を検索し、
    前記通信手段は、前記予約申込みデータおよび前記店舗識別番号を、前記検索手段により検索された1つの前記駐車場管理装置に送信し、予約番号を含み、前記駐車場を予約できたかを表す予約結果を1つの前記駐車場管理装置から受信し、
    前記第1の記録手段は、前記予約結果を記録し、
    前記通信手段は、前記予約結果を前記情報処理装置に送信する
    統括管理装置
  7. 算出手段と、
    第2の記録手段と
    をさらに備え、
    前記情報処理装置から、前記駐車場の予約がキャンセルされたことを示す信号を受信した場合において、
    前記検索手段は、キャンセルされた前記予約に対応する前記予約結果を前記第1の記録手段から検索し、
    前記算出手段は、前記予約結果のうちの予約開始時刻を基に、前記予約開始時刻から前記駐車場の予約をキャンセルするまでの時間に対応する料金を算出し、
    前記第2の記録手段は、前記料金を未精算と記録し、
    前記第1の記録手段は、前記予約がキャンセルされたことを記録し、
    前記通信手段は、予約キャンセル情報および前記予約結果に含まれる前記予約番号を前記駐車場管理装置に送信し、予約キャンセル完了通知を前記駐車場管理装置から受信し、前記予約キャンセル完了通知を前記情報処理装置に送信する
    請求項6に記載の統括管理装置
  8. 算出手段と、
    第2の記録手段と
    をさらに備え
    前記駐車場の予約開始時刻から所定の時間が経過しても、前記駐車場に所定の車両の入庫がなかったことによる予約キャンセル情報が前記駐車場管理装置から受信された場合において、
    前記検索手段は、キャンセルされた予約に対応する前記予約結果を前記第1の記録手段から検索し、
    前記算出手段は、前記予約結果のうちの予約開始時刻を基に、前記予約開始時刻から前記駐車場の予約がキャンセルされるまでの時間に対応する料金を算出し、
    前記第2の記録手段は、前記料金を未精算と記録し、
    前記第1の記録手段は、前記予約がキャンセルされたことを記録し、
    前記通信手段は、予約キャンセル情報を前記情報処理装置に送信する
    請求項6に記載の統括管理装置
  9. 複数の店舗がそれぞれ管理する複数の情報処理装置、および複数の駐車場をそれぞれ管理する複数の駐車場管理装置と接続された、前記複数の店舗のために前記駐車場管理装置を統括して管理する統括管理装置の統括管理方法において、
    通信手段と、
    検索手段と、
    第1の記録手段と
    を備え、
    前記通信手段は、前記駐車場の予約申込みデータおよび前記情報処理装置を管理する前記店舗の店舗識別番号を、前記情報処理装置から受信し、
    前記検索手段は、前記第1の記録手段に記憶されている情報から、前記店舗識別番号に対応する前記店舗の位置データを検索するとともに、前記店舗の位置データに基づいて、複数の前記駐車場管理装置が管理する前記駐車場の中から、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記店舗に近い前記駐車場を検索し、
    前記通信手段は、前記予約申込みデータおよび前記店舗識別番号を、前記検索手段により検索された1つの前記駐車場管理装置に送信し、予約番号を含み、前記駐車場を予約できたかを表す予約結果を1つの前記駐車場管理装置から受信し、
    前記第1の記録手段は、前記予約結果を記録し、
    前記通信手段は、前記予約結果を前記情報処理装置に送信する
    統括管理方法。
  10. 複数の店舗がそれぞれ管理する複数の情報処理装置、および複数の駐車場をそれぞれ管理する複数の駐車場管理装置と接続された、前記複数の店舗のために前記駐車場管理装置を統括して管理する統括管理装置を制御するコンピュータを
    通信手段と、
    検索手段と、
    記録手段と
    して機能させるプログラムであって、
    前記通信手段は、前記駐車場の予約申込みデータおよび前記情報処理装置を管理する前記店舗の店舗識別番号を、前記情報処理装置から受信し、
    前記検索手段は、前記記録手段に記憶されている情報から、前記店舗識別番号に対応する前記店舗の位置データを検索するとともに、前記店舗の位置データに基づいて、複数の前記駐車場管理装置が管理する前記駐車場の中から、1つの前記駐車場管理装置が管理する前記店舗に近い前記駐車場を検索し、
    前記通信手段は、前記予約申込みデータおよび前記店舗識別番号を、前記検索手段により検索された1つの前記駐車場管理装置に送信し、予約番号を含み、前記駐車場を予約できたかを表す予約結果を1つの前記駐車場管理装置から受信し、
    前記手段は、前記予約結果を記録し、
    前記通信手段は、前記予約結果を前記情報処理装置に送信する
    ンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  11. ユーザが保有するデータ記憶装置と、
    前記ユーザが有するユーザ端末装置と、
    店舗が有する情報処理装置と、
    駐車場に設置される駐車制御装置と、
    前記駐車制御装置を管理する駐車場管理装置と、
    前記情報処理装置および前記駐車場管理装置と接続され、データの授受を行う統括管理装置
    を備える駐車場管理システムにおいて
    前記データ記憶装置は、
    前記ユーザ端末装置および前記駐車制御装置の認証処理を実行する第1の認証手段と、
    前記ユーザ端末装置および前記駐車制御装置とデータを通信する第1の通信手段と、
    前記第1の認証手段による認証処理に用いられる認証情報、前記駐車場の予約に関する情報、および精算処理に関する情報を記録する第1の記録手段
    を備え、
    前記ユーザ端末装置は、
    前記データ記憶装置に記憶されたデータを読み出す第1の読み出し手段と、
    前記データ記憶装置にデータを書き込む第1の書き込み手段と、
    前記データ記憶装置認証処理を実行する第2の認証手段と、
    前記情報処理装置とデータを通信する第2の通信手段と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記ユーザ端末装置および前記統括管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータを通信する第3の通信手段と、
    前記駐車場利用サービスに関するデータを記録する第2の記録手段
    を備え、
    前記第3の通信手段は、前記ユーザ端末装置から受信した前記駐車場利用サービスに関するデータおよび自分自身の店舗の識別番号、前記統括管理装置送信し
    前記駐車制御装置は、
    前記データ記憶装置に記憶されたデータを読み出す第2の読み出し手段と、
    前記データ記憶装置にデータを書き込む第2の書き込み手段と、
    前記データ記憶装置認証処理を実行する第3の認証手段と、
    前記駐車場管理装置前記駐車場利用サービスに関するデータを通信する第4の通信手段と
    を備え、
    前記駐車場管理装置は、
    前記駐車制御装置および前記統括管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータを通信する第5の通信手段と、
    前記駐車場利用サービスに関するデータを記録する第3の記録手段と、
    前記第3の記録手段により記録された前記駐車場利用サービスに関するデータを検索する第1の検索手段と
    を備え、
    前記統括管理装置は、
    前記情報処理装置および前記駐車場管理装置と前記駐車場利用サービスに関するデータを通信する第6の通信手段と、
    前記駐車場利用サービスに関するデータを記録する第4の記録手段と、
    前記第4の記録手段に記録された前記駐車場利用サービスに関するデータを検索する第2の検索手段と
    を備え、
    前記第6の通信手段は、前記店舗の識別番号および前記駐車場の予約を申し込むためのデータを受信し
    前記第4の記録手段により記録された前記駐車場利用サービスに関するデータは、複数の前記店舗の識別番号と位置に関するデータ、並びに複数の前記駐車場の位置に関するデータを含み、
    前記第2の検索手段は、前記店舗の識別番号に基づいて、前記店舗に近い前記駐車場を検索する
    ことを特徴とする駐車場管理システム。
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