JP4374235B2 - シューズのソール構造 - Google Patents

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本発明は、シューズのソール構造に関し、詳細には、よりスムーズな重心移動を可能にしたものに関する。
シューズにおいて、ソールの屈曲性を向上させるものとして、たとえば米国特許第 6,065,230号明細書に示すようなソール構造が提案されている。このソール構造は、幅方向の複数の屈曲溝によってそれぞれ隔てられかつ走行時の衝撃荷重作用領域にのみ配置された複数の厚肉部を有するミッドソールと、ミッドソールの厚肉部の底面に装着されたアウトソールとを備えている。
上記米国特許には、ミッドソールの厚肉部によってクッション性を維持しつつ、ミッドソールの屈曲溝によって屈曲性を確保できる点が記載されている。
しかしながら、上記従来のソール構造においては、走行時の重心移動についてまでは考慮されていない。
米国特許第 6,065,230号明細書
本発明が解決しようとする課題は、走行時の重心移動をよりスムーズに行わせるようにする点にある。
本発明は、走行時の離地曲線または着地曲線で囲まれた複数の領域に対応して複数のアウトソールを設けるとともに、各アウトソール領域での接地時において前方への重心移動をよりスムーズに行わせるために、各アウトソールにおいて前端側部位が後端側部位よりも相対的に変形しやすくなるようにしたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係るシューズのソール構造は、シューズの少なくとも前足部および踵部に配設された軟質弾性部材製のミッドソールと、ミッドソールの前足部位において走行時の離地曲線で囲まれた領域に配置されるとともにミッドソールの後足部位において走行時の着地曲線で囲まれた領域に配置された複数のアウトソールとを備えている。そして、各アウトソールにおいて、前端側部位が後端側部位よりも相対的に変形しやすくなっている。
本発明によれば、ミッドソール前足部位または後足部位における各アウトソールが、走行時の離地曲線または着地曲線で囲まれた領域にそれぞれ配置されているので、いずれのアウトソール領域で接地した場合でも、着地曲線に沿ってスムーズな着地が行われるようになるとともに、離地曲線に沿って接地面からのスムーズが剥離が行われるようになる。
しかも、この場合には、いずれのアウトソール領域から着地した場合でも、各アウトソールの前端側部位の方が後端側部位よりも変形しやくなっていることにより、走行時には、重心が前へ前へとナビゲートされて、重心の前方への推進運動が促進され、これにより、スムーズな重心移動が可能になる。このようなナビゲーション効果により、アウトソールに対するライド感(つまり、乗り心地)が向上する。こうした本発明による利点は、平坦路のみならず、凹凸のある接地面においても、発揮される。
各アウトソールは、後端側から前端側にかけて徐々に肉厚が薄くなる略テーパ状の前後方向断面(縦断面)を有していてもよい。この場合、各アウトソールの後端側部位の厚みは4〜10mmであり、前端側部位の厚みは2mm以下であるのが好ましい。
各アウトソールは、その後端側部位の硬度がJIS K 6253Aで65〜75であり、前端側部位の硬度が同硬度で40〜60であってもよい。
各アウトソールは、樹脂またはラバー素材の発泡体から形成されていて、その後端側部位の発泡倍率が低く、前端側部位の発泡倍率が高くなっていてもよい。また、各アウトソールは、後端側部位の比重が0.8〜1.0であり、前端側部位の比重が0.3〜0.7であってもよい。
各アウトソールは、さらに、内甲側または外甲側に向かうにしたがい徐々に肉厚が厚くなる略テーパ状の幅方向断面(横断面)を有していてもよい。この場合には、走行時において、重心は、前へ前へとナビゲートされると同時にソール中央側にナビゲートされるので、重心がロードパスラインに沿ってナビゲートされるようになる。これにより、シューズ内における走行時の足の安定性を向上できる。なお、ここでいうロードパスラインとは、実質的にソールのつま先中心線および踵中心線を含むラインのことであるが、着地時に踵の外甲側から着地するランナーの場合には、踵部のロードパスラインは踵外甲側から踵中央側に向かって湾曲しつつ延びるラインになる。
前後方向に隣り合う各アウトソールは、互いに分離されていてもよく、または薄肉の連結部を介して互いに連結されていてもよい。
アウトソールは、内甲側に配設された内甲側アウトソールと、外甲側に配設された外甲側アウトソールとを備え、幅方向に隣り合う内甲側アウトソールおよび外甲側アウトソールは、互いに分離されていてもよく、または薄肉の連結部を介して連結されていてもよい。
前後方向に隣り合う各アウトソール間において、ミッドソールには、離地曲線または着地曲線に沿いつつ実質的に幅方向に延びる溝が形成されていてもよい。このとき、ミッドソールの溝形成個所におけるミッドソール肉厚は、ミッドソールのアウトソール配設個所におけるミッドソール肉厚よりも必ずしも薄くなくてもよく、同程度の厚みでもよい。この場合においても、ミッドソールは、溝形成個所において、アウトソールを含むソール構造全体の厚みが減少しており、屈曲性が向上している。
本発明によれば、前方への重心移動をスムーズに行えるようになるという利点があり、ランニングシューズやウォーキングシューズなどのシューズに好適のソール構造を実現できる。
シューズにおいて、前方への重心移動をスムーズに行えるようにするための構造を簡単な構造で実現した。
図1ないし図3は本発明の第1の実施例によるシューズのソール構造を説明するための図であって、図1はソール構造の底面図、図2はその外甲側の側面図、図3は図2の一部拡大図である。
図1および図2に示すように、このソール構造体1は、シューズの主に前足部から踵部にかけて延設された上部ミッドソール2aと、シューズの前足部において上部ミッドソール2aの下方に配置された下部ミッドソール2bと、シューズの踵部において上部ミッドソール2aの下方に配置された下部ミッドソール2cとから構成されたミッドソール2を有している。
ミッドソール2は、たとえば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の熱可塑性樹脂の発泡体やポリウレタン(PU)等の熱硬化性樹脂の発泡体、またはブタジエンラバーやクロロプレンラバー等のラバー素材の発泡体のような軟質弾性部材から構成されている。
上部ミッドソール2aの下面および下部ミッドソール2b,2cの各上面には、それぞれ波形状面2a1 ,2b1 ,2c1 が形成されている。各波形状面2a1 ,2b1 間および各波形状面2a1 ,2c1 間には、波形プレート4が介装されている。波形プレート4は、各波形状面2a1 ,2b1 ,2c1 に対応する波形状面を上下に有しており、各波形状面2a1 ,2b1 間および各波形状面2a1 ,2c1 間に挟持されて固着されている。なお、図2では、各波形状面2a1 ,2b1 間に挟持された波形プレート4の側端面が上下部ミッドソール2a,2bの内部に配置されており、このため、波形プレート4が外甲側に現れていない状態が示されている。
波形プレート4は、たとえば、ポリウレタンやポリアミドエラストマー、ABS樹脂などの熱可塑性樹脂、またはエポキシ樹脂やポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂などから構成されている。
下部ミッドソール2b,2cの下面には、実質的に幅方向に延びる複数の溝20が形成されている。下部ミッドソール2bつまりミッドソール前足部位における溝20は、概ね離地曲線GL に沿う方向に配設されている。ここでいう離地曲線とは、走行時において足裏が接地面に接地した状態から、足裏が接地面から徐々に離れていくときの足裏の剥離曲線のことである。また、下部ミッドソール2cつまりミッドソール後足部位における溝20は、概ね着地曲線GC に沿う方向に配設されている。ここでいう着地曲線とは、走行時において足裏が接地面に徐々に接地していくときの足裏の接地曲線のことである。なお、図1においては、図示の便宜上、溝20を省略したものが示されている。溝20の横断面形状としては、図2および図3に示すような略V字状のものに限らず、略U字状、略台形状、略半円状または円弧状などの種々の形状のものを採用し得る。
下部ミッドソール2bの下面において、隣り合う各溝20で挟まれた各領域、すなわち離地曲線GL で囲まれた各領域には、アウトソール3が配設されている。同様に、下部ミッドソール2cの下面において、隣り合う各溝20で挟まれた各領域、すなわち着地曲線GC で囲まれた各領域には、アウトソール3が配設されている。アウトソール3は、内甲側に配設された複数の内甲側アウトソール3と、外甲側に配設された複数の外甲側アウトソール3とから構成されている。
この第1の実施例では、下部ミッドソール2bについては、外甲側に6個のアウトソール3が設けられ、内甲側に3個のアウトソール3が設けられるとともに、つま先に1個のアウトソール3が設けられている。また、下部ミッドソール2cについては、外甲側に4個のアウトソール3が設けられ、内甲側に3個のアウトソール3が設けられるとともに、踵後端に1個のアウトソール3が設けられている。また、各アウトソール3の平面形状は、図2に示すような略台形状のものには限定されず、矩形状や多角形状など種々の形状のものを採用し得る。
図1においては、前後方向に隣り合う内甲側アウトソール3のいくつかが薄肉の連結部30を介して互いに連結され、前後方向に隣り合う外甲側アウトソール3が互いに分離されている例が示されているが、外甲側アウトソール3においても、そのうちのいくつかを前後方向に連結するようにしてもよい。
アウトソール3を構成する材料としては、たとえば、ラバーまたはラバーの発泡体の他、EVAとラバーを混合したものまたはその発泡体が用いられる。
各アウトソール3は、図1中のA−A断面拡大図に示すように、後端側(同図下端側)から前端側(同図上端側)に向かうにしたがい徐々に肉厚が薄くなる略テーパ状断面を有している。また、外甲側アウトソール3は、図1中のB−B断面拡大図に示すように、幅方向に一定の肉厚を有する矩形状断面を有している。なお、図1では、各アウトソール3の後端側に平坦面3aが形成された例を示したが、これらの平坦面は形成されていなくてもよい。
図2の一部拡大図である図3に示すように、各アウトソール3の前端側の肉厚をt1 とし、後端側の肉厚をt2 (>t1 )とするとき、好ましくは、t1 ≦2(mm)であり、4(mm)≦t2 ≦10(mm)になっている。より好ましい実施例では、t1 =1.2(mm)であり、t2 =5(mm)に設定されている。
このようなソール構造体においては、前後方向に配置された複数のアウトソール3が走行時の離地曲線GL または着地曲線GC で囲まれた領域にそれぞれ配置されるとともに、隣り合う各アウトソール3が分離されているかまたは薄肉の連結部30を介して互いに連結されているので、いずれのアウトソール3で接地した場合でも、着地曲線GC に沿ってスムーズな着地が行われるとともに、離地曲線GL に沿って接地面からのスムーズな剥離が行われるようになる。
しかも、この場合には、いずれのアウトソール3で着地した場合でも、各アウトソール3において、後端側から前端側にかけて徐々に肉厚が薄くなっていることにより、後端側から前端側にかけて徐々に変形しやくなっており、これにより、走行時には、重心が前へ前へとナビゲートされて、重心の前方への推進運動が促進され、その結果、スムーズな重心移動が可能になる。このようなナビゲーション効果により、アウトソールに対するライド感(つまり、乗り心地)が向上する。このような本発明による利点は、平坦路のみならず、凹凸のある接地面においても、発揮される。
前記第1の実施例では、各アウトソール3が幅方向に一定の厚みを有する場合を例にとって説明したが、本発明は、このような実施例には限定されない。図4ないし図6は、本発明の第2の実施例によるシューズのソール構造を説明するための図であって、図4はソール構造の底面図、図5はその外甲側の側面図、図6は図5の一部拡大図である。これらの図において、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分示している。
この第2の実施例においては、外甲側アウトソール3は、図4中のB−B断面拡大図に示すように、外甲側に向かうしたがい徐々に肉厚が厚くなる略テーパ状断面を有しており、同様に、内甲側アウトソール3は、内甲側に向かうにしたがい徐々に肉厚が厚くなる略テーパ状断面を有している。図4では、各アウトソール3の外甲側(または内甲側)に平坦面3bが形成された例を示しているが、これらの平坦面3bは形成されていなくてもよい。
なお、図5および図6に示すように、各アウトソール3は、外甲側(または内甲側)から見て、前後方向に一定の肉厚を有している。
この場合には、各アウトソール3において、内甲側または外甲側からソール中央側に向かうにしたがい徐々に肉厚が薄くなっていることにより、内甲側または外甲側からソール中央側にかけて徐々に変形しやすくなっており、これにより、走行時には、重心が前へ前へとナビゲートされると同時にソール中央側へもナビゲートされ、これにより、重心がロードパスラインLP (図4)に沿ってナビゲートされることになる。このようにして、シューズ内における走行時の足の安定性を向上できる。
なお、ロードパスラインLP とは、実質的にソールのつま先中心線FC および踵中心線HC を含むラインのことであるが、着地時に踵の外甲側から着地するランナーの場合には、踵部のロードパスラインは踵外甲側から踵中央側に向かって湾曲しつつ延びるラインになる。
前記第1および第2の実施例では、アウトソール3の断面形状をテーパ状にすることによって、アウトソール3の前端側が後端側よりも相対的に変形しやすくしたものを示したが、本発明の適用はこれに限定されない。
図7は、本発明の第3の実施例によるソール構造を構成するアウトソールの平面図である。このアウトソール3は、前端側部位3fおよび後端側部位3rから構成されている。前端側部位3fの硬度は、JIS K 6253のA硬度で40〜60であり、後端側部位3rの硬度は、同硬度で65〜75である。
この場合においても、アウトソール3の前端側部位3fが後端側部位3rよりも相対的に変形しやすくなっており、これにより、走行時には、重心が前方にナビゲートされて、重心の前方への推進運動が促進され、その結果、スムーズな重心移動が可能になる。このようなナビゲーション効果により、アウトソールに対するライド感が向上する。
前記第3の実施例では、アウトソール3の前端側部位3fを後端側部位3rよりも相対的に変形させやすくするために、アウトソール3の前端側部位3fおよび後端側部位3r間で硬度を異ならせた例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。アウトソール3を樹脂またはラバー素材の発泡体から形成するとともに、後端側部位3rの発泡倍率を低く、前端側部位3fの発泡倍率が高く設定するようにしてもよい。あるいは、アウトソール3において、後端側部位3rの比重を0.8〜1.0にし、前端側部位3fの比重を0.3〜0.7になるようにしてもよい。
前記第1および第2の実施例では、溝20の形成個所における上部ミッドソール2bの厚みが、アウトソール3の配設個所における上部ミッドソール2bの厚みよりも薄くなっていることにより、ソール構造全体の屈曲性が向上している例を示したが、本発明の適用はこれには限定されず、両者の厚みは同程度のものであってもよい。図8は、このようなソール構造の一例を示している。
図8に示すように、上部ミッドソール2bには、アウトソール3が嵌入される凹部31が形成されており、各凹部31の間に断面円弧状の溝20′が形成されている。凹部31の最大深さは溝20′の深さと同程度になっている。この場合においても、ソール構造全体の厚みが溝20′の形成個所で局部的に薄くなっていることにより、溝20′の形成個所でのソール構造体の屈曲性を維持できる。
図9に示すように、前記第5の実施例において、隣り合う各アウトソール3を連結する連結部31を溝20′に沿って配設するようにしてもよい。
前記各実施例では、下部ミッドソール2b,2cに幅方向の溝20(または20′)が形成された例を示したが、本発明は、このような溝が形成されていないものにも同様に適用できる。
図10および図11は、本発明の第7の実施例によるソール構造を示しており、図10はソール構造体の外甲側の側面図、図11はその一部拡大図である。なお、これらの図において、前記第1の実施例と同一符号は同一または相当部分を示している。
このソール構造体1′は、複数のアウトソール3′を有しており、前後方向に隣り合う各アウトソール3′は薄肉の連結部30′で互いに連結されているが、隣り合う各アウトソール3′間において下部ミッドソール2bには幅方向の溝が形成されていない。
この場合には、ソール構造全体の厚みが薄肉の連結部30′の部分で薄くなっていることにより、連結部30′の部分での屈曲性をある程度確保できる。また、この場合においても、各アウトソール3′は、後端側から前端側にかけて徐々に肉厚が薄くなるようなテーパ状断面形状を有しているので、前記第1の実施例と同様の作用効果を奏する。
前記第1および第2の実施例では、内甲側アウトソール3と外甲側アウトソール3の個数が異なる例を示したが、図12のソール構造体1″に示すように、内甲側アウトソール3と外甲側アウトソール3の個数は同じにしてもよい。この場合、同図に示すように、外甲側アウトソール3の間に配置される離地曲線GL がすべて内甲側アウトソール3の間に配置されることになる。
前記第1および第2の実施例では、幅方向に隣り合う各内甲側アウトソール3および各外甲側アウトソール3が互いに分離された例を示しているが、これらのアウトソールのいくつかは、幅方向に延びる薄肉の連結部を介して互いに連結されていてもよい。
本発明の第1の実施例によるシューズのソール構造体の底面図である。 ソール構造体(図1)の外甲側の側面図である。 図2の一部拡大図である。 本発明の第2の実施例によるシューズのソール構造体の底面図である。 ソール構造体(図4)の外甲側の側面図である。 図5の一部拡大図である。 本発明の第3の実施例によるソール構造体を構成するアウトソールの平面図である。 本発明の第5の実施例によるソール構造体の縦断面拡大部分図である。 本発明の第6の実施例によるソール構造体の縦断面拡大部分図である。 本発明の第7の実施例によるソール構造体の外甲側の側面図である。 ソール構造体(図10)の一部拡大図である。 本発明の第8の実施例によるソール構造体の底面図である。
符号の説明
1: ソール構造体

2: ミッドソール
2a: 上部ミッドソール
2b: 下部ミッドソール
2c: 下部ミッドソール
20: 溝

3: アウトソール
30: 連結部
3f: 前端側部分
3r: 後端側部分

L : 離地曲線
C : 着地曲線
P : ロードパスライン
C : つま先中心線
C : 踵中心線

Claims (12)

  1. シューズのソール構造であって、
    シューズの少なくとも前足部および踵部に配設された軟質弾性部材製のミッドソールと、
    ミッドソールの前足部位において走行時の離地曲線で囲まれた領域に配置されるとともに、ミッドソールの後足部位において走行時の着地曲線で囲まれた領域に配置された複数のアウトソールとを備え、
    各アウトソールにおいて、前端側部位が後端側部位よりも相対的に変形しやすくなっている、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  2. 請求項1において、
    各アウトソールが、後端側から前端側にかけて徐々に肉厚が薄くなる略テーパ状断面を有している、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  3. 請求項2において、
    各アウトソールの後端側部位の厚みが4〜10mmであり、前端側部位の厚みが2mm以下である、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  4. 請求項1において、
    各アウトソールの後端側部位の硬度が、JIS K 6253に規定されたA硬度で65〜75であり、前端側部位の硬度が同A硬度で40〜60である、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  5. 請求項1において、
    各アウトソールが樹脂またはラバー素材の発泡体から形成されており、各アウトソールの後端側部位の発泡倍率が低く、前端側部位の発泡倍率が高くなっている、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  6. 請求項5において、
    各アウトソールの後端側部位の比重が0.8〜1.0であり、前端側部位の比重が0.3〜0.7である、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  7. 請求項2において、
    各アウトソールが、内甲側または外甲側に向かうにしたがい徐々に肉厚が厚くなる略テーパ状断面を有している、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  8. 請求項1において、
    前後方向に隣り合う各アウトソールが、互いに分離されている、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  9. 請求項1において、
    前後方向に隣り合う各アウトソールが、薄肉の連結部を介して互いに連結されている、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  10. 請求項1において、
    アウトソールが、内甲側に配設された内甲側アウトソールと、外甲側に配設された外甲側アウトソールとを備えており、幅方向に隣り合う内甲側アウトソールおよび外甲側アウトソールが、互いに分離されている、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  11. 請求項1において、
    アウトソールが、内甲側に配設された内甲側アウトソールと、外甲側に配設された外甲側アウトソールとを備えており、幅方向に隣り合う内甲側アウトソールおよび外甲側アウトソールが、薄肉の連結部を介して連結されている、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
  12. 請求項1において、
    前後方向に隣り合う各アウトソール間には、離地曲線または着地曲線に沿いつつ幅方向に延びる溝が形成されている、
    ことを特徴とするシューズのソール構造。
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