JP4369801B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の部屋等の空間の換気を行う換気装置であって、換気ファンを収容した換気ボックスに対して吸気口位置を任意に決定できる換気装置に関する。
従来、この種の換気装置としては、例えば、浴室の天井裏に設置されて浴室、脱衣室、トイレ等の部屋(空間)の換気を行うものがある。また、この換気装置の吸気口の1つに熱交換器を備えた暖房ユニットを接続させて浴室乾燥暖房機としてもよく用いられている。
ところで、この換気装置における風量制御は、換気ファンのファンモータに印加する電流値を制御することによって行われている(特許文献1)。すなわち、換気ファンのある一定の回転数に対して、風量の大小とファンモータに印加する電流値の大小とは相関関係(特許文献1における「目標風量関係式」に相当する。)があり、そのため、換気装置の風量制御を行う上では、風量を直接認識する代わりにファンモータの電流値の大小を認識し、上記相関関係による制御基準を基にして風量を判断できるからである。
一方、換気対象となる部屋の間取りは各住宅によってまちまちであり、換気対象の部屋の配置に関わらず、ダクトの施工を簡便に行えるようにするため、換気ファンを収容する換気ボックスの側壁には複数の吸気口を隣接して設けて、換気ボックスにおける吸気口接続パターンに自由度を持たせている(特許文献2)。
特開2000−346434 特開2003−161485
しかしながら、換気ボックスの吸気口接続パターン毎に換気ボックス内における空流(空気の流れ)が変化し、特定の吸気口接続パターンによっては風量制御における「回転数−電流値」の相関関係に大きな差が生じる。そうすると、唯一の制御基準で換気ファンを制御するとなると、吸気口接続パターン毎の風量に大きなバラツキが生じてしまい、吸気口接続パターン毎に送風性能が異なるという不具合が生じる。
一方、予め各吸気口接続パターンに対応した複数の制御基準を持つようにすることも考えられるが、これでは、制御構成の複雑化を招き、また、換気装置の設置時に施工された吸気口接続パターンに従った特定の制御基準を誤セットするおそれもある。従って、換気装置としては、複数の制御基準を持つことなく1つの制御テーブルでも、吸気口接続パターンに関わらず安定した送風性能が得られることが望ましい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、吸気口接続パターン毎における換気ボックス内の空気抵抗の差を抑えるようにして、1つの制御基準でも吸気口接続パターンに関わらず安定した送風性能が得られる換気装置を実現することを課題とする。
(1)本発明に係る換気装置は、任意に使用される複数の吸気口を設けると共に1つの排気口を設けた換気ボックスと、該換気ボックス内に収容した換気ファンと、該換気ファンによる風量をファンモータに流す電流値によって可変制御する風量制御手段とを備えた換気装置において、上記換気ファンのファン吸込み口側の面と上記換気ボックス構成面との間隙からなる通気路中に遮風体を設け、上記風量制御手段は、1つの制御基準に基づいて換気ファンの風量制御を行うようにしたことを特徴とするものである。
また、上記換気ファンは、シロッコファンを収容した円形ファンケーシングを有し、該円形ファンケーシングの上下面の一方側に円形のファン吸込み口を設けると共に側面にファン吹出口を横向きに設けた構成とし、上記遮風体は、上記ファン吹出口の吹出し方向に沿って上記円形ファンケーシングに2等分線を引いたときの上記ファン吹出口を含む側の領域内に設けられている。
また、上記換気ボックスは、上記吸気口と上記排気口が形成される4面の側壁を有し、上記排気口が第1側壁において片側寄りに形成され、上記第1側壁と隣接し且つ互いに対向する第2側壁と第4側壁のいずれかに他の吸気口よりも吸込み風量の大きい吸込み風量大の吸気口が設けられる構成であり、上記遮風体は、上記第1側壁の排気口寄り側に位置する第2側壁の吸気口位置から上記換気ファンのファン吸込み口に至るまでの間に設けられている。
また、上記遮風体は、上記換気ファンのファンケーシングに設けた板材からなる遮風板であり、該遮風板は、換気ボックス構成面との間にすき間が形成される大きさに設定されている。
また、上記換気ボックスの吸気口の1つは、熱交換器を備えた暖房ユニットからの連通口でもよい。
(2)上記構成の換気装置によれば、上記遮風体によって換気ボックスと換気ファンとの間隙からなる通気路における空気の流れに対して整流作用を生じさせることができ、換気ファンのファン吸込み口に対して円滑に空気が吸込まれるようになる。これにより、吸気口接続パターンの違いに関わらず、各吸気口接続パターン間における通気路を流れる空気抵抗の差を小さくすることができる。すなわち、複数の吸気口接続パターンのうち、換気ファンを同一回転数で運転したとき、一番大きな風量となる吸気口接続パターンと、一番小さな風量となる吸気口接続パターンに対して、両者の風量格差を小さくすることができる。従って、風量制御手段において、1つの制御基準で換気ファンを風量制御しても、吸気口接続パターンに関わらず、各接続パターン間における風量のバラツキを小さくすることができる。
以上のように、本発明によれば、上記換気ファンのファン吸込み口側の面と上記換気ボックス構成面との間隙からなる通気路中に遮風体を設けることで、吸気口接続パターン毎における換気ボックス内の空気抵抗の差が抑えられるようになるので、風量制御手段において1つの制御基準に基づいて換気ファンを風量制御しても、吸気口接続パターンに関わらず安定した送風性能が得られる効果がある。しかも、風量制御手段は、1つの制御基準を持つだけで様々な吸気口接続パターンの風量制御に対応できるから、その制御構成を簡易に構成することができる効果もある。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、実施の形態による換気装置1は、浴室BRの天井裏に設置され、浴室BRやトイレTR等の部屋(空間)の換気を行うものであり、特にこの換気装置1には暖房ユニット2が並設されて浴室暖房乾燥装置として使用される。この換気装置1は、換気ファン3を収容した換気ボックス10には(図2参照)、トイレTRの天井に通じる換気ダクトD2が連結されると共に屋外に通じる排気ダクトD1が連結され、また、浴室BR内と連通した暖房ユニット2が並設されている。従って、上記換気装置1を運転させることで、トイレTRおよび浴室BRの空気がそれぞれ換気ダクトD2および暖房ユニット2を通じて換気ボックス10内に吸い込まれ、次いで換気ボックス10内に吸い込まれた空気が排気ダクトD1を通じて屋外に排気される。これにより、トイレTRと浴室BRの換気が行われ、また、暖房ユニット2によって浴室BRに温風を吹き込むようにすることで浴室BRの乾燥が行われる。
なお、この換気装置1では、脱衣室DRの換気を行えるように設置されていないが、トイレTRと同様に脱衣室DRの天井から換気ダクトを延ばして換気ボックス10に連結させて脱衣室DRの換気をも行えるようにしてもよいし、また、同様に換気ダクトを延ばして他の部屋の換気を行えるようにしてもよい。さらには、上記換気ダクトD2を通じたトイレTR等のドアの下部に隙間を設け、この隙間を通じて全部屋の換気を行えるようにしてもよい。
図2に示すように、上記換気装置1は、任意に使用される複数の吸気口52〜56を設けると共に1つの排気口51を設けた換気ボックス10と、換気ボックス10内に収容した換気ファン3と、換気ファン3による風量をファンモータ(図示せず)に流す電流値によって可変制御する風量制御手段を有する制御盤4とを備える。
上記換気ボックス10は、4面の側壁を持つ矩形箱型を有し、その第1側壁11には、上記排気口51が片側寄りに形成されると共に排気口51と隣接して吸気口52が1つ形成されている。また、第1側壁11に隣接する第2側壁12と第4側壁14には、それぞれ吸気口53,54が1つずつ形成され、第1側壁11に対向する第3側壁13には、左右に隣接して吸気口55,56が2つ形成されている。
そして、これら複数の吸気口52〜56は、本換気装置1が設置される住宅の間取りに応じて適宜に換気ダクト等が接続される。例えば、図1に示すものでは、第2側壁12の吸気口53は、この第2側壁12に取付けられた暖房ユニット2の連通口となり、この暖房ユニット2を介して浴室BR内の空気を吸込むようにしている。また、第3側壁13の一方の吸気口56は、トイレTRに通じた換気ダクトD2が連結され、換気ダクトD2を通じてトイレTR内の空気を吸込むようにしている。なお、これら以外の吸気口、すなわち、第1側壁11の吸気口52、第3側壁13の吸気口54および第4側壁14の換気ダクトD2が接続されていない吸気口55は、いずれも不使用の吸気口として閉塞板6によって塞がれる(図2に示すものでは、第4側壁14の吸気口54は、換気ファン3を制御するための制御盤4が上記閉塞板6の役目を果している。)。
また、各吸気口52〜56には、その開度設定がなされるダンパ72〜76が取付けられており、このダンパ72〜76によって吸気口52〜56の開度を調節することで、各部屋から吸い込む風量の大小が予め設定される。一般に、浴室暖房乾燥装置として使用される換気装置では、通常、浴室からの吸い込み風量が他の吸気口よりも吸い込み風量が大きくなるように各吸気口のダンパ位置(あるいは角度)が設定される。従って、本実施の形態による換気装置1においても、トイレTRの換気ダクトD2と連結する第3側壁13の吸気口56での吸い込み風量よりも暖房ユニット2と連結する第2側壁12の吸気口53での吸い込み風量が大きくなるようにダンパ73,76が位置設定されている。
なお、上記暖房ユニット2は、そのボックス20内に図示しない給湯器から温水が供給されて浴室BR内の空気を加熱する熱交換器21と、浴室BRの空気を吸込んで熱交換器21を介して浴室BRへ排出する循環ファン22とを備えている。
そして、この換気装置1は、上記制御盤4の風量制御手段によって換気ファン3のファンモータに印加する電流値を制御して換気ファン3による風量が可変されるが、この風量制御手段による風量制御においては、どのような吸気口接続パターンであっても1つの制御基準に基づいている。このことは、後述する遮風板8(遮風体)によって換気ボックス10内の空気の流れをバランスよく整流させることによって吸気口接続パターン間における風量のバラツキを小さくしたことによるものである。また、図示しないリモコンからの操作によって、上記風量制御手段は、この換気装置において24時間換気を行う弱風モード(低風量換気)、浴室BRおよびトイレTRを一定時間強制換気する強風モード(高風量換気)等に切替え制御できるようにしてもよい。
次に、図3に示すように、上記換気ファン3は、シロッコファン33を収容した円形ファンケーシング30を有し、この円形ファンケーシング30の下面30Bに円形のファン吸込み口32を設けると共に側面にファン吹出口31を横向きに設けた構成を有する。そして、上記ファン吹出口31の吹出し方向に沿って上記円形ファンケーシング30に2等分線(図3中の一点鎖線)を引いたときの上記ファン吹出口31を含む側の領域内であって、円形ファンケーシング30の下面30Bのコーナ部に遮風体となる板状の遮風板8が設けられている。
図4に示すように、上記換気ファン3のファン吹出口31は換気ボックス10の排気口51に連結され、換気ファン3の上面30Aは換気ボックス10の天井面10Aに取付けられる。一方、ファン吸込み口32を設ける換気ファン3の下面30Bと換気ボックス底面10B(換気ボックス構成面)との間には一定の間隙Sが形成されており、この間隙Sが各吸気口52〜56から吸い込まれる空気の通気路Rとなる。上記遮風板8は、この通気路Rに設けられ、換気ボックス10の底面10Bとの間にすき間S1が形成される大きさに設定されている。しかも、上記遮風体8は、上記第1側壁11と隣接し且つ上記排気口51寄り側に位置する第2側壁12における1つの吸気口53の位置、すなわち、暖房ユニット2が並設されて他の吸気口56よりも吸込み風量が大きい吸込み風量大の吸気口53の位置から上記換気ファン3のファン吸込み口32に至るまでの間に配置されている。
以上のように、本実施の形態による換気装置1によれば、上記遮風板8によって換気ボックス10と換気ファン3との間隙Sからなる通気路Rにおける空気の流れに対して整流作用を生じさせることができ、換気ファン3のファン吸込み口32に対して円滑に空気が吸込まれるようになる。
すなわち、特定の吸気口接続パターンにおいて、換気ファン3の円形のファン吸込み口32に対して特定方向からの空気の吸込み量が増大または減少し、そのため、同一回転数で換気ファン3を運転しても、特定の吸気口接続パターンにおいては風量格差が生じ送風性能に大きな差を生じさせるものと考えられる。ところが、上記遮風板8を設けることによって、換気ボックス10内の通気路Rにおいて空気の流れを整流させることができ、その結果、換気ファン3の円形のファン吸込み口32に対して全周囲からほぼ均等に空気が流れ込むようになって、ファン吸込み口32に対して円滑に空気が吸込まれるようになったと考えられる。
これにより、吸気口接続パターンの違いに関わらず、各吸気口接続パターン間における通気路Rを流れる空気抵抗の差を小さくすることができる。すなわち、複数の吸気口接続パターンのうち、換気ファン3を同一回転数で運転したとき、一番大きな風量となる吸気口接続パターンと、一番小さな風量となる吸気口接続パターンに対して、両者の風量格差を小さくすることができる。従って、制御盤4における風量制御手段において、1つの制御基準で換気ファン3を風量制御しても、吸気口接続パターンに関わらず、各接続パターン間における風量のバラツキを小さくすることができる。
以上のことから、本実施の形態による換気装置1によれば、風量制御手段においては1つの制御基準(例えば、「ファン回転数−モータ電流値」相関関係の制御テーブルまたは関係式等)に基づいて換気ファン3を風量制御しても、吸気口接続パターンに関わらず安定した送風性能が得られる効果がある。しかも、風量制御手段は、1つの制御基準を持つだけで様々な吸気口接続パターンの風量制御に対応できるから、その制御構成を簡易に構成することができる効果もある。
(実証試験)
次に、上記遮風板8によって、各吸気口接続パターン間における風量バラツキが小さくなることは、以下の実験結果によって実証されていることを説明する。
まず、上記実施の形態で示したタイプの浴室暖房乾燥装置を用い、その吸気口接続パターンとしては、図5(1)〜(6)に示す6つのパターンにおいて、上記遮風板8を設けた場合と、設けない場合とで、換気ファン3のファン回転数に対するファンモータ電流値(回転数−電流値)、およびファン回転数に対する風量(回転数−風量)を測定した。その測定結果は、表1〜表4および図6〜図9のグラフに示す。なお、図5(1)〜(3)の接続パターンA〜Cに対するものは、表1、表2および図6、図7に示した。また、図5(4)〜(6)の接続パターンA’〜C’に対するものは、表3、表4および図8、図9に示した。
Figure 0004369801
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これらの測定結果からも明らかなように、遮風板8を設けない場合は、接続パターンAと接続パターンBとの間で、電流値および風量ともに大きな格差が見られるが(表2、図6(B)、図7(B))、遮風板8を設けた場合、これら接続パターンAと接続パターンBとの間で、電流値および風量ともにその格差が縮まっていることが分かる(表1、図6(A)、図7(A))。このことは、上記遮風板8を設けることによって、各接続パターンA〜Cの間における風量バラツキが小さくなったことを示している(図7(A)(B))。
一方、図5(4)〜(6)に示す接続パターンA’〜C’においては、遮風板8を設けない場合でも、各接続パターンA’〜C’間において、電流値および風量ともに大きな格差が見られなかったし(表4、図8(B)、図9(B))、また、遮風板8を設けても、各接続パターンA’〜C’間における電流値および風量ともに、遮風板8を設けない場合とほとんど変わらないことが分かった(表3、図8(A)、図9(A))。
以上のことから、上記遮風板8を設けることで、風量や電流値に大きな差が生じる接続パターン間(上記の接続パターンAと接続パターンB)に対してはその格差を縮めるの非常に有効であり、しかも、風量や電流値に大きな格差が生じていない接続パターン間(上記の接続パターンA’〜C’)に対してはほとんど影響しないことが明らかとなった。
(その他)
なお、上記実施の形態においては、遮風板8を換気ファン3のファンケーシング30に設けるようにするが、換気ボックス底面10B(換気ボックス構成面)に設けてファンケーシング30との間に所定のすき間S1を形成する大きさに設定してもよい。
また、遮風板8は、ファンケーシング30のコーナ部に設けるが、ファン吸込み口32のあるファンケーシング下面30Bの任意の位置に設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、板状の遮風板8とするが、突部や膨出部等のように空流に抵抗を付与する物体となる遮風体であれば何でもよい。
さらに、上記実施の形態では、暖房ユニット2を並設する浴室暖房乾燥装置に使用される換気装置1を挙げたが、暖房ユニット2を並設しない単なる換気装置1でもよいし、また、空気清浄機やエアコン等の空調機等のようなもので換気機能が要求される全装置に使用することができる。
さらには、本発明の換気装置は、住宅における換気装置の他に工場や電車等の輸送機における空間等のような換気が要求されるあらゆる空間に対しても使用することができる。
換気装置の設置状態の一例を示した斜視図である。 本発明の実施の形態による換気装置の内部構成を示した平面図である。 換気ファンを斜め下方から眺めた斜視図である。 換気ボックス内の内部構成を側方から眺めた側面図である。 実証実験した各種の吸気口接続パターンを示した模式図である。 図5(1)〜(3)に示した吸気口接続パターンA〜Cにおけるファン回転数に対するファンモータ電流値の相関関係を示したグラフであり、同図(A)は遮風板を設けた場合を示し、同図(B)は遮風板を設けない場合を示す。 図5(1)〜(3)に示した吸気口接続パターンA〜Cにおけるファン回転数に対する風量の相関関係を示したグラフであり、同図(A)は遮風板を設けた場合を示し、同図(B)は遮風板を設けない場合を示す。 図5(4)〜(6)に示した吸気口接続パターンA’〜C’におけるファン回転数に対するファンモータ電流値の相関関係を示したグラフであり、同図(A)は遮風板を設けた場合を示し、同図(B)は遮風板を設けない場合を示す。 図5(4)〜(6)に示した吸気口接続パターンA’〜C’におけるファン回転数に対する風量の相関関係を示したグラフであり、同図(A)は遮風板を設けた場合を示し、同図(B)は遮風板を設けない場合を示す。
符号の説明
1 換気装置
2 暖房ユニット
3 換気ファン
4 制御盤(風量制御手段)
8 遮風板(遮風体)
10 換気ボックス
11 第1側壁
12 第2側壁
13 第3側壁
14 第4側壁
30 ファンケーシング
31 ファン吹出し口
32 ファン吸込み口
33 シロッコファン
51 排気口
52〜56 吸気口
R 通気路

Claims (5)

  1. 任意に使用される複数の吸気口を設けると共に1つの排気口を設けた換気ボックスと、該換気ボックス内に収容した換気ファンと、該換気ファンによる風量をファンモータに流す電流値によって可変制御する風量制御手段とを備えた換気装置において、
    上記換気ファンのファン吸込み口側の面と上記換気ボックス構成面との間隙からなる通気路中に遮風体を設け、
    上記風量制御手段は、1つの制御基準に基づいて換気ファンの風量制御を行うようにしたことを特徴とする換気装置。
  2. 請求項1に記載の換気装置において、
    上記換気ファンは、シロッコファンを収容した円形ファンケーシングを有し、該円形ファンケーシングの上下面の一方側に円形のファン吸込み口を設けると共に側面にファン吹出口を横向きに設けた構成とし、
    上記遮風体は、上記ファン吹出口の吹出し方向に沿って上記円形ファンケーシングに2等分線を引いたときの上記ファン吹出口を含む側の領域内に設けられている換気装置。
  3. 請求項1または2に記載の換気装置において、
    上記換気ボックスは、上記吸気口と上記排気口が形成される4面の側壁を有し、上記排気口が第1側壁において片側寄りに形成され、上記第1側壁と隣接し且つ互いに対向する第2側壁と第4側壁のいずれかに他の吸気口よりも吸込み風量の大きい吸込み風量大の吸気口が設けられる構成であり、
    上記遮風体は、上記第1側壁の排気口寄り側に位置する第2側壁の吸気口位置から上記換気ファンのファン吸込み口に至るまでの間に設けられる換気装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の換気装置において、
    上記遮風体は、上記換気ファンのファンケーシングに設けた板材からなる遮風板であり、該遮風板は、換気ボックス構成面との間にすき間が形成される大きさに設定されている換気装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の換気装置において、
    上記換気ボックスの吸気口の1つは、熱交換器を備えた暖房ユニットからの連通口である換気装置。
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