JP4368822B2 - 着脱自在の探針システムを備える装置および該装置を備える計測機器 - Google Patents

着脱自在の探針システムを備える装置および該装置を備える計測機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4368822B2
JP4368822B2 JP2005124606A JP2005124606A JP4368822B2 JP 4368822 B2 JP4368822 B2 JP 4368822B2 JP 2005124606 A JP2005124606 A JP 2005124606A JP 2005124606 A JP2005124606 A JP 2005124606A JP 4368822 B2 JP4368822 B2 JP 4368822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe system
probe
stylus
permanent magnet
mechanical lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005124606A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005308751A5 (ja
JP2005308751A (ja
Inventor
ゲオルク・ミース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Klingelnberg GmbH
Original Assignee
Klingelnberg GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Klingelnberg GmbH filed Critical Klingelnberg GmbH
Publication of JP2005308751A publication Critical patent/JP2005308751A/ja
Publication of JP2005308751A5 publication Critical patent/JP2005308751A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4368822B2 publication Critical patent/JP4368822B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/02Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness
    • G01B21/04Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness by measuring coordinates of points
    • G01B21/047Accessories, e.g. for positioning, for tool-setting, for measuring probes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/004Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points
    • G01B5/008Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points using coordinate measuring machines
    • G01B5/012Contact-making feeler heads therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

本発明は、着脱自在の探針システムを備える装置およびそのような装置を備える計測機器に関する。
交換式探針システムを備えた種々の計測機器がある。交換式探針システムは、できるだけ即座にかつできるだけ容易に着脱自在であるべきである。
従来の計測機器の1つの実施の形態では、探針システムが、バネの力によりスタイラス(stylus)機器へ接続できる。この接続は、フックシステムのフックを掛けることにより実現される。探針システムの着脱を実行するために、サーボモータを備えた動的な仕組みが設けられる。
永久磁石を使用して、計測機器のスタイラス機器に取り付けられる探針システムの複数の例がある。例えば、探針システムと計測するワークとが衝突すると、スタイラス機器への損害を避けるために探針システムが落ちる。探針システムは手動で再装着されねばならない。対応する例は特許文献1で説明されている。
別の計測機器が特許文献2に開示されている。永久磁石を使用してスタイラス機器に接続される探針システムを設ける点で、この計測機器は区別される。磁石の間には狭い空気のすき間がある。探針システムは、力を加えることにより、スタイラス機器から離すことができる。バネは使用されていない。探針システムを安定して確実に保持するために、磁石は特定の最小の吸引力を確保せねばならない。しかし、これは、探針システムが装着されたとき、急に吸引されるという欠点をもつ。加えて、取り外すためには比較的大きな力を加えねばならない。したがって、探針の取り外しは比較的困難である。
同様なアプローチが特許文献3に説明されている。この場合、探針システムおよびスタイラス機器をともに保持する永久磁石に加えて、探針システムの側部またはスタイラス機器の側部のいずれかに設置される緩衝器が使用される。緩衝器は、探針システムがスタイラス機器に接近したとき、緩衝器の効果で激しい衝突が避けられるように設計される。
交換式探針システム計測機器の別の例は、特許文献4から推論可能である。計測機器がここで説明されていて、計測機器の探針システムは、永久磁石と電磁石の組合せを使用して取り付けられる。電磁石の磁界は永久磁石の磁界と重ね合わされる。探針システムを備えた取り換え可能な板はバネによりスタイラス機器に対して引っ張られる。永久磁石の磁力は、短期間、電磁石により強化されるか、極性の逆転により弱められる。取り換え可能な板がスタイラス機器に装着されたとき、吸引磁力は、板がスタイラス機器によりわずかに吸引されるのに十分な正確な強さをもつので、永久磁石と取り換え可能な板の間に空気のすき間ができる。永久磁石を保持するバネが設けられる。バネの力を超える電流パルスにより永久磁石の磁力が増して、永久磁石が板に近づいて、最後には板を押す。次に、板はバネによりスタイラス機器の方向に引っ張られ、永久磁石と板の間の空気のすき間がなくなる。板を取り外すために、反対方向に電流パルスが加えられ、磁力を弱める。次に、バネは板から永久磁石を引き離す。こうして、空気のすき間ができ、大きな力を加えずに板が取り外しできる。
このシステムの欠点は、電磁石の大きさのために、比較的大きな移動体をもつことである。加えて、スタイラス機器の可動部分へのケーブル接続が、電磁石のコイルに電力を供給するために必要である。別の欠点は、電圧を加えた状態でのみ取り換え可能であることである。もし探針システムの衝突が発生したならば、板がスタイラス機器の探針システムにバネの力により保持されているので、スタイラス機器に比較的強い力が発生する。
磁気的に組み合わされた動作モジュールによるアプローチが特許文献5のPCT出願に記載されている。この文書によれば、クランピング力を減らすためのシステムは、交換部の外部に配置されている。装着は、動作モジュールを取り外す自動交換プロセスの間のみ、強い磁石の吸引力を克服せねばならないようになっている。動作モジュールを取り付ける時、最大磁力が作用し、自動交換プロセスが外部の交換部で行われると、減衰が発生する。
磁気的に組み合わされた交換プレートを用いたアプローチが特許文献6に記載されている。磁気クランピング力を減らすためのシステムは、交換プレートの中に置かれる。交換プレートを取り外した時のクランピング力の減少は、自動化交換プロセスに関連して、確実にされる。手動交換プロセスの場合、交換プレートは、クランピング力を減らす仕組みを始動させるために、ある特定の方法で握持され、引っ張られる。手動で取り付ける時は、これも全磁力が加わる。
独国実用新案第DE−GM7400071号 米国特許第5,755,038号 国際公開WO03/087708号 独国特許第DE3320127C2号 国際公開WO03/083407号 米国特許第6,012,230号
特許文献1、特許文献2および特許文献3にかかる従来技術では、スタイラス機器の保護のための機能を設けるために、探針システムの着脱に困難性を伴う結果となっている。これを解決する特許文献4にかかる従来技術では、電磁石の大きさのために比較的大きな移動体をもつことになり、スタイラス機器の可動部分へのケーブル接続が必要になり、また、電圧を加えた状態でのみ取り換え可能である。
よって、本発明の目的は、着脱自在の探針システムを備えた装置を提供することであり、その装置は、探針システムの自動取り外しを可能にする。
本発明の別の目的は、探針システムの可能な限り最も単純な手動交換を可能にすることである。
さらに別の目的は、各交換の後に新しい較正が不要なように着脱自在の探針システムをもつ装置を備えた計測機器を設計することである。加えて、スタイラス機器への損傷が防がれる。
特に、本発明は、数値制御計測機器(CNC計測機器)を、単純で運用上信頼できる構造をもつように改良する目的を達成することである。
スタイラス機器(17)および着脱自在の探針システム(15)を備え、上記探針システム(15)は複数の自由度で変位可能であって、上記スタイラス機器は、変位についての情報を表す信号を生成し、上記探針システム(15)は、永久磁石(15.4)の吸引力により上記スタイラス機器(17)に接続された装置が、
機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)が設けられ、上記探針システム(15)が移動するにしたがい、上記スタイラス機器(17)の一部を含む上記探針システム(15)は交換位置へ移動し、上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)により上記永久磁石(15.4)は、同時に上記探針システム(15)から引き離すことができ、上記探針システム(15)および上記スタイラス機器(17)の間に作用する吸引力が減少することが好ましい。
上記探針システム(15)が取り付けられるときに固定するために使用される1以上の弾性部材をレバーシステム(17.2、17.3、17.5、17.11)が備えることが好ましい。
上記永久磁石(15.4)および探針システム(15)の引き離しのために、上記吸引力より弱い張力が加えられることが好ましい。
上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)が上記探針システム(15)と連結して移動可能であって、上記レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)を含む上記探針システム(15)が、衝突から保護するために、制限する力が加わると、停止部に抗することが好ましい。
測定範囲の前方限界が限界手段によりあらかじめ決められるように、上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)が設計されることが好ましい。
探針システム(15)に作用する張力が加わると、上記レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)を含む上記探針システム(15)が連結して移動し、この連結した移動は第1の部分に及んだ後終了し、張力をさらに加えることにより上記レバーシステム(17.2、17.3、17.5、17.11)を始動させることにより、上記探針システム(15)から上記永久磁石(15.4)を引き離すように上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)が設計されることが好ましい。
上記レバーシステム(17.2、17.3、17.5、17.11)のレバー部材(17.2)が傾き、上記探針システム(15)から上記永久磁石(15.4)が引き離されることが好ましい。
上記探針システム(15)が取り外された後で上記レバーシステム(17.2、17.3、17.5、17.11)を固定するために、上記レバーシステム(17.2、17.3、17.5、17.11)のレバー部材(17.2)が、上記スタイラス機器(17)の一部に抗して後方に押し、上記弾性部材(19)により加わる保持力が、上記スタイラス機器(17)の一部に抗して上記レバー部材(17.2)を押すことが好ましい。
上記永久磁石(15.4)および探針システム(15)の引き離しを縮める圧力が上記探針システム(15)に抗して加わり、上記探針システム(15)またはもう1つの探針システム(15)が上記スタイラス機器(17)に取り付け可能であることが好ましい。
上記圧力を加えることにより、上記探針システム(15)が後位端に移動可能であることが好ましい。
2座標または3座標計測機器(10)であることが好ましい。
上記計測機器が機械ツールの一部であることが好ましい。
以下、添付の図を参照して発明の実施の形態を説明する。
関連する出版物および特許にも使用されている用語が、この発明の説明に使用されている。しかし、これらの用語の使用は、単により理解を助けるためであることを記しておく。本発明にかかる考えおよび特許請求の範囲の保護の範囲は、それらの理解を特定の用語の選択により制限しない。本発明は、さらに何もなしに他の概念のシステムおよび/または職業領域へ移転可能であるべきである。用語は他の職業領域において適切に適用すべきである。
図1に示された本発明の有利な実施の形態は、完全自動化CNC制御歯車計測機器10を対象にする。歯車計測機器10は、少しだけ可能な使用法を挙げると、平歯車、シェービングカッター、ウオームおよびウオームギア、ホブカッターおよびかさ歯車、ならびに中心から対称のワークの一般的大きさ、寸法および位置のずれ、湾曲部およびカム軸の計測、または回転翼の計測にさえもと同様に平歯車の検査にも適している。
歯車計測機器10は、コントローラ12およびセンタリング手段14により駆動可能なドッグ13を備え、中心から対称の計測する精密な部分が、平歯車11に基づいて図1に示されているように、ドッグ13およびセンタリング手段14の間で同軸に締金で止められるように、ドッグ13およびセンタリング手段14が位置される。
図1に示されているように、歯車計測機器10は、歯車計測中心10に締金で止められた精密な部分11の3次元計測(3座標スタイラス機器)用の少なくとも1つの探針システム15を備える。座標軸Z方向に高さの調整可能なスタイラス機器17を設けるのが好ましい。加えて、探針システム17は、直角な座標軸XおよびYにより示されるように、さらなる送り動作を実行可能である。
図1に示されているスタイラス機器17と同様の構成の歯車計測機器10のスタイラス機器17の断面図は、図2に示されている。したがって、同じ参照番号が使用されている。以下では、本発明を理解するのに本質的な部材のみを説明する。そのような歯車計測機器10に関するさらに詳しいことは、たとえば、独国特許第DE19721015号(3座標探針)または独国特許出願公開第DE19501178号(2座標探針)から推論可能である。
水平構成のスタイラス機器17が示されていて、説明したように、数値制御歯車計測機器10であって、検出スタイラス15.2を備え、それに対して平行な複数の自由度に変位可能であって、互いに機能的に直角に位置する複数のバネの平行四辺形システムにより、固定された探針の基部に連結されている。検出スタイラス15.2の変位は、探針の基部に取り付けられた3つの検知器により検知されるが、これらの3つの検知器は図示されていない。
図2に示されている探針は、探針システム15およびスタイラス機器17を備えている。スタイラス機器17は角度をもつ探針の基部4をもち、その探針の基部4は歯車計測機器10に取り付けられ、その歯車計測機器10は非常に詳しくは示されていない。第1のバネの平行四辺形1は、探針の基部4の一部の上に移動可能な状態で吊り下がっている。第1のバネの平行四辺形1は部材3および部材5を備え、それらの2つずつが同じ長さであって組みになって位置し、それらは垂直軸をもつ4つのバネの継ぎ手2.1により互いに接続され、部材5のX方向への平行移動を可能にする。第1のバネの平行四辺形1は、バネの平行四辺形全体が別のバネの継ぎ手2.2の水平軸の回りを回転可能な状態で吊り下がっている。調整可能な引張バネ7は、確実に必要な重量平衡化をするので、第1のバネの平行四辺形1は、探針が変位されなかったとき、水平位置をとる。引張バネ7は、図2では概略が示されているだけである。
接続部材6は第1のバネの平行四辺形1および検出スタイラス支持部17.4の間に設けられる。接続部材6は、一端を、部材5の上端のバネの継ぎ手2.2と平行なバネの継ぎ手2.3に移動可能なように接続され、もう一端を、バネの継ぎ手2.2と平行な別のバネの継ぎ手2.4に検出スタイラス支持部17.4において移動可能なように接続される。しかし、検出スタイラス支持部17.4はこの接続部材6によりまだ十分には支持されていない。この目的のため、垂直に間隔を開けて、垂直のブリッジに支えられた追加の2本の2重関節のある棒26および27が、検出スタイラス支持部17.4に取り付け可能である。このブリッジ25は、第2のバネの平行四辺形8に取り付けられ、その第2のバネの平行四辺形8は部材21および部材22により形成され、それらの2つずつが同じ長さであって組みになって位置し、それらは水平軸をもつ4つのバネの継ぎ手2.5により互いに接続される。この第2のバネの平行四辺形8は、一端の部材22のy方向への平行移動が可能なように、もう一端の部材22により探針の基部4に取り付けられる。垂直のブリッジ25は前者の一端の部材22に取り付けられる。スタイラス球15.3を含む交換式検出スタイラス15.2の長さが計測結果に影響をおよぼさないので、この装置を使用して、確実に検出スタイラス支持部17.4が、X、YおよびZ方向に同時に変位可能であるが、長さ方向の軸A2に対して平行に移動するのみである。
図2からまたわかるのは、検出スタイラス15.2は一種の(取り換え可能な)板15.1の上に装着されていることである。板15.1は、スタイラス機器17の検出スタイラス支持部17.4に取り付け可能である。本発明にかかるレバーシステムにより取り付け可能であるが、図2には示されていない。
歯車計測装置10は、スタイラス球15.3を試験するワークに対して垂直におよび半径方向に進め、検出スタイラス15.2の長さ方向の軸A2が、水平位置をもち、スタイラス球15.3が所定の位置でワーク11に接するまで、ワーク11を同時に回転させる。全ての任意の歯の形状を計測するために、ワーク11の歯の湾曲表面は、垂線方向の任意の地点に接触可能である。この目的のため、検出システム15は、上に説明したように、空間の3座標方向X、YおよびZに変位可能である。
そのような非接触で、徐々に変位する計測装置は、3つの座標軸方向X、YおよびZにより定義される空間内で、スタイラス球15.3の全ての変位を記録する。もし2つの座標のスタイラス機器が使用されるならば、2つの座標方向のみの変位が検知可能である。
本発明にかかるレバーシステムは、座標Y方向上の中央の位置に探針システム15を保持するように、構成されて位置される。スタイラス球15.3は、どちらの側からワーク11に接触するかにより、Y座標方向の正および負の方向の両方に中央の位置から変位可能である。図2に基づいて、具体例の目的で説明されているように、平行四辺形システム1および2により探針の基部4へ機械的に接続されている。この装置の精密な実施例は、上に記載した独国特許第DE19721015号から推論される。
探針システム15は極端に繊細であって、高速計測中に重要なのは、座標軸X、YおよびZにより定義される空間の中で動く間またはワーク11が軸A1の周りを動く間に、探針システム15がワーク11と衝突しないことである。加えて、計測手順によりもう1つの探針システム15が使用されねばならない。
したがって、最初の部分で既に説明したように、交換式探針システム15が好ましくは使用される。
本発明にかかるレバーシステムの第1の実施の形態は図3A−図3Jから推論される。これらの図は、異なる位置にあるスタイラス機器17の前部および板15.1を通した部分を示す。探針システム15自体のさらに詳しいことはこれらの図には示されていない。スタイラス装置17は、図3A−図3Jに示された実施の形態では、例えば、前位端に円筒状の接続領域17.1をもち、これは灰色で示される。この接続領域17.1は、例えば、探針の基部4に機械的に接続される。探針システム15は、板形状の部材15.1(取り換え可能な板)を備え、その部材15.1は、図3A−図3Jに示された手順から推論可能なように着脱自在である。探針システム15は、位置0において(図3A)、永久磁石15.4の吸引力によりスタイラス機器17に接続される。図に示されているように、本発明にかかる機械的なレバーシステムが設けられ、探針システム15が引き出されたとき、探針システム15をスタイラス機器17とともに交換位置まで移動させ、同時に、探針システム15から永久磁石15.4を空間的に離すので、探針システム15に作用する吸引力を減少させる。位置0から交換位置(前位端位置とも呼ばれる)への移動は図3Aから図3Dに示されている。
永久磁石15.4の位置は、図3Aに示されているように、磁石15.4およびスタイラス機器17のレバー部材17.2の間の空気のすき間ができるように、好ましく選択される。示された実施の形態では、以下のような機械的構成が実現される。接続領域17.1が、Y座標軸と本質的に平行に存在する少なくとも1つのピン17.3とともに設けられる。レバー部材17.2は、ピン17.3により、所定の方向に沿って移動可能であるために、例えば穴の形状の案内を備える。円筒状の支持部材17.4が設けられ、その支持部材17.4は、本発明にかかるレバーシステムおよび探針の他の部材を環状に囲む。円筒状の支持部材17.4は内側に突き出た延長部17.5をもち、その延長部17.5はZ座標軸に対して本質的に平行に存在する。延長部17.5は、レバー部材17.2の脚部を案内する凹部17.6をもつ。加えて、延長部17.5は、示された典型的な実施の形態で、レバー部材17.2用の停止部17.7とともに設けられる。弾性部材19(この例では引っ張りバネ)は、例えば、延長部17.5およびレバー部材17.2の間に位置される。示されている例では、弾性部材19は軸A2に対して本質的に平行に存在するが、必ずしもそうである必要はない。目盛り20の0設定により図3Aで示される位置0では、板15.1は、レバー部材17.2、延長部17.5および円筒状の支持部材17.4をもつレバー装置により、磁石15.4により発生する力で、スタイラス機器17に堅固に接続されている。レバー部材17.2、延長部17.5および円筒状の支持部材17.4をもつレバーシステムは、位置0(計測位置)で機械的に安定な仕組みを形成し、ピン17.3により所定の方向に沿って板15.1と連結して移動可能である。板15.1は、例えば、図2とともに説明したように、歯車計測中心10により変位が検知可能な状態で吊り下がっている。
示されている典型的な実施の形態により、Y座標軸の正方向への移動方向は、−Y方向への移動方向よりも大きい。したがって、図3Bに示されているように、付随的な衝突防止が実現可能であり、以下のように機能する。もし板15.1の上のスタイラス球15.3および検出スタイラス15.2を介して+Y方向に作用する大きすぎる制限する力F1が発生したとすると、探針システム15をもつレバーシステム全体が、接続領域17.1の方向へ着座するまで移動する。図3Bに示されているこの位置は、後位端位置と呼ばれる。目盛り20に基づいて示されているように、これは同時に、スタイラス機器17の計測範囲の後方限界である。
スタイラス機器17は計測範囲の前方限界もあり、それは図3Cに示されている。もし力F2が探針システム15の−Y方向に作用し、レバーシステム全体を−Y軸の方向へ移動させるならば、この限界位置がとられる。停止部17.8はピン17.3の上に設けられ、レバーシステム全体との連結移動の一端を構成する。図3Cでは計測範囲の前方限界に達している。ピン17.3に連結してさらに平行移動することはもはや不可能である。負の変位方向の計測範囲は、このようにして、限界を設定される。目盛り20は、示されている例では位置−1に達している。示されている実施の形態では、計測範囲のこの前方限界は、同時に、レバーシステムによる本発明にかかる機械的レバーの作動開始位置である。後位端と前方限界の間で、本発明にかかるレバーシステムは、レバーシステムの部材が互いに傾斜、回転または移動することなしに、探針システム15と連結して本質的に移動する。
レバーの動作は図3Cから図3Eに基づいて説明される。もし図3Dに示されているようにF3>F2の力F3が探針システム15に作用したならば、磁力により吸引されるレバー部材17.2もこの動きについていこうとする。ピン17.3の停止部17.8に抗して押すレバー部材17.2は後方に残され、図3Dに示された前位端に達するまで、空気のすき間18が広げられる(例えば、目盛り20は−2である)。広げられた空気のすき間のため、減少した力のみがまだスタイラス機器17および板15.1の間に作用する。次に、検出スタイラス15.2および球体15.3を含む板15.1を比較的容易に取り外せる。この目的のため、例えば図3Cの力Fより小さい力Fのみが必要である。支持部材17.4の周囲のカラー17.9が接続領域17.1の停止領域17.0に抗して押すけれども、弾性部材19およびレバー部材17.2を含む支持部材17.4は、連結して−Y方向にさらに動くことはできない。
図3Eに対応する図が示されている。この図では板15.1のないスタイラス機器17が示されている。スタイラス機器17は、本発明にかかるレバーシステムにより前位端に保持されている。これは、例えばレバーシステム17.2が延長部17.5に対して弾性部材19により傾けられるので、示されている例で実行される。レバー部材17.2のアーム17.11は、接続領域17.1に対して支持され、接続領域17.1の停止領域17.10に対して−Y方向にレバーシステムを押す。支持部材17.4は、このように、接続領域17.1のXおよびZ方向に付随的に固定される。これは利点である。なぜなら、もしそうでないならば、板15.1の重さが加わらないために、スタイラス機器17がZ方向に変位するからである。
図3Fでは板15.1が再装着される。空気のすき間18は、また、比較的広く、わずかな吸引磁力のみが作用している。したがって、板15.1は、スタイラス機器17のレバーシステムに対してとても緩く取り付けられているだけである。レバーシステムを含むスタイラス機器17は、また、前位端に位置される。レバーシステムを含む板15.1は位置0に移動する(目盛り20を参照)だけであり、力Fが板15.1に抗して+Y方向に押されるとき、空気のすき間18は同時に減少する(図3G参照)。バネ19の元に戻る力は、まだ、後退位置にあるレバーシステムを保持するのに十分である。
もしスタイラス機器17のレバーシステムを含む板15.1が、図3Hに示されているように、遠位端のより近くへ移動するならば、磁力はバネ19の力よりも強くなり、レバー部材17.1が板15.1の方向へ引かれる。示されている例では、目盛り20の位置2および位置3の間でこの移行がおこる。図3Iでは、板15.1がスタイラス機器17に連結されている位置が示されている。もし力Fがなくなると、システム全体は位置0に戻り、それは図3Jで示されている。
探針システム15が複数の自由度で変位可能であるように、かつ、スタイラス機器17が、変位についての情報を表す信号を生成するように、探針システム15を備えるスタイラス機器17が、機械的に、計測中心(例えば、歯車計測中心)に接続される。例えば上記信号は光学的に生成されてもよい。しかし、歪みゲージおよび/または他の部材が、動作を信号に変換するために使用可能である。歯車計測機器10のさらに詳しいことは図には示されていない。
代わりの実施の形態では、永久磁石がスタイラス機器の側部に位置される。すなわち、永久磁石が、着脱自在の板15.1の一部ではない。複数の磁石が設けられてもよい。
本発明の好ましい実施の形態では、探針システム15を位置0から交換位置へ移動させるために、張力F2が加えられる。それにより、永久磁石15.4および探針システム15との間にすき間が空く。永久磁石15.4と探針システム15の間に空間が空くことにより、交換位置において探針システム15を取り外すとき、位置0において永久磁石15.4と探針システム15の間に作用する吸引力(保持力とも呼ばれる)より小さい張力F3が加えられる。
歯車計測機器10の保持力は、典型的には10Nから50Nの間である。15Nから25Nの間の保持力の実施の形態が特に好ましい。本発明にかかるレバーシステムの実施例により、交換位置にある板15.1を取り外すために必要な力は減り、典型的には保持力の20%から50%である。取り外すために加えられる力F3は保持力の関数であり、レバーシステムの個々の部材の配置の関数でもある。レバーシステムのレバーアームを長くすることにより、板15.1を取り外すために必要な力F3は減らせる。
本発明の好ましい実施の形態では、スタイラス機器17を保護するために、統合された機械的衝突保護部が設けられる。この衝突保護部は、好ましくは以下のように実現可能である。機械的レバーシステムは、スタイラス機器17の方向に探針システム15と連結して移動可能であるように設計される。もし制限する力F1が発生すると、衝突保護を確実にするために、停止に抗してレバーシステムとともに探針システム15が押される。これに関する典型的な詳細は図3Bから推論される。そのような衝突保護を設けることは任意である。
計測中心の計測範囲の前方限界が限界手段17.8によりあらかじめ決められているように、機械的レバーシステムが好ましくは設計される。この限界手段を設けることは任意である。そのような限界手段を実現する種々の方法および可能性がある。
もし負のY座標方向に探針システム15に作用する張力Fが加えられるならば、レバーシステムとともに連結して探針システム15が移動するように、第1の部分に及んだ後この連結した移動が終了するように、そして張力F2をさらに加えることによりレバーシステムを始動させるように、機械的レバーシステムが設計されるので、図3Aから図3Jにより示される特別な実施の形態で、本発明が区別される。永久磁石15.4は、このレバーシステムの始動により、第1に探針システム15から引き離される。探針システムを装着するとき、第1の部分の終わりに到達したように感じ、次に引き離されだしたと感じるので、この種の実施の形態は特に有利である。この実施の形態は、直感的に動作し、もし任意のロックと組み合わされるならば、許されない負荷や歪みに対する保護を提供する。
好ましい実施の形態では、永久磁石15.4および対向する金属の板の間に空気のすき間18が設けられる。0.1mmから0.5mmの幅の空気のすき間がよいとわかった。スタイラス機器17を含む探針15が交換位置に移動したとき、空気のすき間18の幅は、レバーシステムの効果により、好ましくは100%から200%広がる。
位置0から交換位置への移動の間に及んだ第1の部分は好ましくは1mmから2mmである。スタイラス機器17から探針システム15を引き離すために必要な距離は、好ましくは5mm以下であり、特に好ましい実施の形態では、1mmから3mmの範囲である。
レバーシステムは、好ましくは、弾性部材または複数の弾性部材の組合せとしてのバネ19を備え、それらにより固定する。
探針システム15が取り外された後にレバーシステムを固定するために、例えば、レバーシステムのレバー部材17.2がスタイラス機器17の一部に抗して後方(すなわち正のY座標方向)に押し、弾性部材としてのバネ19により加わる保持力が、好ましくは、スタイラス機器17の端に抗して前方(−Y方向)にレバー部材17.2を押す実施の形態が好ましい。そのような固定を設けることは任意である。
永久磁石15.4および探針システム15の間のすき間を縮めるために、押す力Fが探針システム15に抗して押すので、探針システム15または板15.1の交換可能な構成をもつもう1つの探針システムが、スタイラス機器17に取り付け可能となるように、レバー装置が好ましくは実現される。
もう1つの好ましい実施の形態では、永久磁石の取り外しが、Xおよび/またはZ方向を向いた力により開始されるように、レバーシステムが実現される。そのような実施の形態では、探針15.1を交換位置へ移動させるために、探針15.1を連結してある方向へ第1に移動させることは利点がある。本発明にかかるレバーシステムを使用して、永久磁石の取り外しは、交換位置を乗り越えた後にのみ開始される。
図1および図2に示されているように、探針は、典型的には、着脱自在の探針システム15および案内システムを備え、案内システムはスタイラス機器17の一部である。案内システムは、繊細なメカニズムを保護するために主に使用される円筒状のハウジングの中に収容できる。図2に示されている典型的な平行四辺形案内システムに加えて、探針システム15および計測機器の間を機械的に連結する多数の他の可能性もある。
本発明は交換式探針を備えた計測装置10、および、例えば独国特許DE3320127C2で説明されているような計測探針を備える計測機器10で使用可能である。
好ましい実施の形態では、本発明にかかる装置は機械ツールまたは座標歯車計測機器であって、探針自動交換用装置を備えている。または、探針をスタイラス機器と直線に並べ、磁石15.4の吸引力が探針システム15を吸引するのに十分になるまで、圧力をレバーシステムに加えることにより移動するロボットアームが設けられる。代わりに、探針システム15を支えるためにマガジンやそれに似たものの上に移動可能であるように、スタイラス機器17が実現可能である。この目的のため、磁石15.4の吸引力が探針システム15の板15.1を信頼性をもって保持するのに十分になるまで、スタイラス機器17が、マガジンに取り付けられた探針システム15に抗して十分な力で押される。次に、探針システム15を含むスタイラス機器17は、計測可能な位置へ移動できる。
手動で実行される作業サイクルは、こうして、部分的にまたは完全に免除される。本発明により、探針システム15のスタイラス機器17からの取り外しおよびスタイラス機器17への装着は比較的単純な移動手順が必要になるだけであるので、この種の目的の自動達成は可能である。
計測機器において、図1および図2に示されているように、水平構成の探針システムが主に使用される。しかし、上から吊り下がっているまたは下に立っている構成の探針が使用される計測機器もある。当然、本発明は上から吊り下がっているまたは下に立っているスタイラス機器17を備えた計測機器に使用されてもよくて、着脱自在の板が異なる位置で安全に耐えるように磁力が設計されねばならない。
もしスタイラス機器がより精密に実行されたならば、探針システム15を交換した後の計測中心の較正は免除される。しかし、計測が不正確になるのを避けるために、時々較正が実行されてもよい。
本発明にかかる異なる実施の形態の利点は、比較的強い保持力が単純な手段を使用して実現可能であることである。板15.1を着脱するとき、吸引力が著しく減少するので、手動操作は比較的容易である。自動チェンジャーを備えた実施の形態は特に有利である。さらに有利なのは、スイッチ、ボタンまたはレバーを作動させなくてもよいので、探針システムが片手のみで交換可能であることである。加えて有利なのは、移動体が従来の目的の達成よりも小さいことである。また、本質的な利点として見られるのは、衝突の際に、空気のすき間が増すので保持力が著しく低下することである。こうして損傷が避けられる。また有利なのは、システムが受動的に動作するので、探針システム15またはすき間領域にケーブルを引かなくてもよいことである。
本発明にかかる第1の計測機器 探針の機械的構成がより良く見えるようにある程度分解されて示された本発明にかかる第2の計測機器の水平の主軸をもつ3座標の探針の構成図 本発明にかかるレバーシステムをもち、位置0に位置する探針の構成図 図3Aのレバーシステムをもち、後位端に位置する探針の図 図3Aのレバーシステムをもち、レバーの作用開始位置に位置する探針の図。 図3Aのレバーシステムをもち、前位端に位置する探針の図 図3Aのレバーシステムをもち、探針が取り外されてスタイラス機器が係止された探針の図 図3Aのレバーシステムをもち、再装着された探針の図 図3Aのレバーシステムをもち、スタイラス機器とともに位置0へ移動した探針の図 図3Aのレバーシステムをもち、スタイラス機器とともに後位端に近い方へ移動した探針の図 図3Aのレバーシステムをもち、スタイラス機器と再連結された探針の図 図3Aのレバーシステムをもち、最初の位置に戻った探針の図
符号の説明
1 第1のバネの平行四辺形
2.1 垂直軸をもつバネの継ぎ手
2.2 部材5の上端のバネの継ぎ手
2.3 部材5の上端のバネの継ぎ手2.2と平行なバネの継ぎ手
2.4 バネの継ぎ手2.2と平行な別のバネの継ぎ手
2.5 水平軸をもつバネの継ぎ手
3 平行四辺形1の部材
5 平行四辺形1の部材
6 接続部材
7 引張バネ
8 第2のバネの平行四辺形
10 計測機器
11 ワーク
13 ドッグ
14 センタリング手段
15 探針システム
15.1 板
15.2 検出スタイラス
15.3 スタイラス球
15.4 永久磁石
17 スタイラス機器
17.1 接続領域
17.2 レバー部材
17.3 ピン
17.4 支持部材
17.5 延長部
17.6 凹部
17.7 停止部
17.8 停止部
17.9 カラー
17.10 停止領域
17.11 アーム
18 空気のすき間
19 弾性部材
20 目盛り
21 平行四辺形8の部材
22 平行四辺形8の部材
25 ブリッジ
26 棒
27 棒

Claims (11)

  1. スタイラス機器(17)、着脱自在の探針システム(15)、永久磁石(15.4)、探針基部(4)および機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)を備えた装置であって、
    上記探針システム(15)は複数の自由度で変位可能であり、
    上記スタイラス機器は、変位についての情報を表す信号を生成し、
    上記探針システム(15)は、永久磁石(15.4)の吸引力により上記スタイラス機器(17)に接続され、上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)を用いて上記スタイラス機器(17)から取り外し可能であり、
    上記探針システム(15)は、複数の自由度で変位できるように、互いに直交方向に配置された複数のバネの平行四辺形システム(1,2)を介して探針基部(4)に機械的に連結され、
    探針システム(15)に作用する張力が加わると、上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)を含む上記探針システム(15)が第1の部分に至るまで連結して移動し、張力がさらに加わると、上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)が作動して、上記スタイラス機器(17)の一部を含む上記探針システム(15)上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)を用いて空気のすき間(18)を広げることにより交換位置へ移動するとともに、上記永久磁石(15.4)上記探針システム(15)から引き離され、上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)が上記探針システム(15)の移動により作動して、上記探針システム(15)および上記スタイラス機器(17)の間に作用する吸引力が減少することを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    上記探針システム(15)が取り付けられるときに固定するために使用される1以上の弾性部材を上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)が備えることを特徴とする装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の装置であって、
    探針システム(15)を交換位置まで移動させるとき、上記永久磁石(15.4)および探針システム(15)の引き離しのために、上記吸引力より弱い張力が加えられることを特徴とする装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の装置であって、
    上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)が上記探針システム(15)と連結して移動可能であって、上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)を含む上記探針システム(15)が、上記第1の部分を越えて移動するときに停止部(17.8)に抗することを特徴とする装置。
  5. 請求項に記載の装置であって、
    上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)のレバー部材(17.2)が傾き、上記探針システム(15)から上記永久磁石(15.4)が引き離されることを特徴とする装置。
  6. 請求項1または請求項2に記載の装置であって、
    上記探針システム(15)が取り外された後で上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)を固定するために、上記機械的レバー装置(17.2、17.3、17.5、17.11)のレバー部材(17.2)が、上記スタイラス機器(17)の一部に抗して後方に押し、上記弾性部材(19)により加わる保持力が、上記スタイラス機器(17)の一部に抗して上記レバー部材(17.2)を押すことを特徴とする装置。
  7. 請求項1または請求項2に記載の装置であって、
    上記探針システム(15)は、板(15.1)を有し、
    上記板(15.1)は、スタイラス機器(17)の検出スタイラス支持部(17.4)に取り付け可能であることを特徴とする装置。
  8. 請求項1または請求項2に記載の装置であって、
    上記永久磁石(15.4)および探針システム(15)の引き離しを縮めるための圧力が上記探針システム(15)に抗して加わり、上記探針システム(15)またはこれと交換可能な板(15.1)の構成を有するもう1つの探針システム(15)が上記スタイラス機器(17)に取り付け可能であることを特徴とする装置。
  9. 請求項に記載の装置であって、
    上記圧力を加えることにより、上記探針システム(15)が後位端位置に移動可能であり、
    上記後位端位置は、上記探針システム(15)が接続領域(17.1)に向かって移動し、上記スタイラス機器(17)の後方限界に達したときの位置であることを特徴とする装置。
  10. 請求項1から請求項のうち1つに記載の装置を備えた計測機器(10)であって、
    上記計測機器(10)が2座標または3座標計測機器(10)である計測機器。
  11. 請求項10に記載の計測機器であって、
    上記計測機器が機械ツールの一部である計測機器。
JP2005124606A 2004-04-23 2005-04-22 着脱自在の探針システムを備える装置および該装置を備える計測機器 Expired - Fee Related JP4368822B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP04009675A EP1589317B1 (de) 2004-04-23 2004-04-23 Vorrichtung mit abnehmbarem Messtaster und Messgerät mit einer solchen Vorrichtung

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005308751A JP2005308751A (ja) 2005-11-04
JP2005308751A5 JP2005308751A5 (ja) 2006-02-09
JP4368822B2 true JP4368822B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=34924709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005124606A Expired - Fee Related JP4368822B2 (ja) 2004-04-23 2005-04-22 着脱自在の探針システムを備える装置および該装置を備える計測機器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7204033B2 (ja)
EP (1) EP1589317B1 (ja)
JP (1) JP4368822B2 (ja)
CN (1) CN100489440C (ja)
AT (1) ATE378571T1 (ja)
DE (1) DE502004005493D1 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007013916B4 (de) * 2007-03-20 2011-06-22 Feinmess Suhl GmbH, 98527 Konturenmessvorrichtung
DE102007018444C5 (de) * 2007-04-19 2011-02-17 Carl Mahr Holding Gmbh Tastschnitt-Messeinrichtung mit Tastermagazin zur Oberflächen- und Konturmessung
US8250772B2 (en) * 2008-02-07 2012-08-28 Eaton Homer L Spatial measurement and robotic arm device
US7587834B2 (en) * 2008-02-07 2009-09-15 Eaton Homer L Motorized coordinate measuring device
DE102008048953A1 (de) * 2008-09-25 2010-04-15 Carl Zeiss Industrielle Messtechnik Gmbh Magazin und Verfahren zum Übergeben eines Moduls an ein Magazin
DE102009053544B4 (de) * 2008-11-24 2020-03-19 Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg Verzahnungsmessmaschine und Verfahren zum Betreiben einer Verzahnungsmessmaschine
US8010226B2 (en) * 2008-12-19 2011-08-30 The Boeing Company Apparatus and method for measuring and modifying components using reverse engineering
EP2199732B1 (de) * 2008-12-19 2017-10-11 Klingelnberg AG Vorrichtung mit Rauheitsmesstaster
US7983790B2 (en) * 2008-12-19 2011-07-19 The Boeing Company Component repair using reverse engineering
US20110126686A1 (en) 2009-11-30 2011-06-02 Manfred Geiss Machine tool, machine tool apparatus and method for operating a machine tool apparatus
PL2327508T3 (pl) * 2009-11-30 2013-01-31 Geiss Ag Urządzenie do obróbki ultradźwiękowej oraz przyrząd obrabiarkowy
JP5639453B2 (ja) * 2010-01-07 2014-12-10 株式会社ミツトヨ てこ式検出器、スタイラス、及びスタイラス自動交換装置
DE102010023353B4 (de) 2010-06-10 2022-05-05 Jenoptik Industrial Metrology Germany Gmbh Tastarm für ein Oberflächenmeßgerät
DE102010023354B4 (de) 2010-06-10 2023-05-25 Jenoptik Industrial Metrology Germany Gmbh Tastarm für ein Oberflächenmeßgerät
US8448346B2 (en) 2010-10-06 2013-05-28 United Fastener & Supply LLC Trigger assembly for parts checking jigs and the like
DE102012007183B4 (de) 2011-04-28 2022-06-02 Jenoptik Industrial Metrology Germany Gmbh Messgerät mit einer Wechseleinrichtung zum Wechseln von Messkörpern
CN103837072B (zh) * 2012-11-23 2017-07-18 孟宪章 一种三维触发式测量头
DE202013012759U1 (de) 2013-01-30 2019-04-23 Jenoptik Industrial Metrology Germany Gmbh Tastkörper-Halteanordnung
EP2774721B1 (de) 2013-03-05 2015-11-04 Klingelnberg AG Verfahren zum Ermitteln von Topografieabweichungen eines Abrichtwerkzeugs in einer Schleifmaschine und entsprechend ausgestattete Schleifmaschine
KR20150062691A (ko) * 2013-11-29 2015-06-08 삼성전자주식회사 자동으로 취출 가능한 터치 펜을 갖는 전자 장치
US10113931B2 (en) * 2015-04-07 2018-10-30 Mitutoyo Corporation Probe measuring force adjuster
CN109154494A (zh) * 2016-03-16 2019-01-04 海克斯康测量技术有限公司 具有防撞保护的探针和探针夹
EP3228974B1 (de) 2016-04-06 2022-06-01 Klingelnberg AG Rauheitsmesstaster, vorrichtung mit rauheitsmesstaster und entsprechende verwendung
CN109313004B (zh) * 2016-04-21 2021-10-08 株式会社三丰 坐标测量探针主体
DE102017113709B4 (de) 2017-06-21 2019-01-24 Carl Mahr Holding Gmbh Messarmaufnahmeeinrichtung eines Messsystems
DE202017105125U1 (de) 2017-08-25 2017-09-01 Klingelnberg Gmbh Vorrichtung mit Tastsystem und mit berührungslos arbeitendem Sensor
DE102018221337A1 (de) * 2018-12-10 2020-06-10 Vetter Pharma-Fertigung GmbH & Co. KG Kraftmessanordnung, Kraftmessvorrichtung mit einer solchen Kraftmessanordnung und Verfahren mit einer solchen Kraftmessanordnung
DE202019103139U1 (de) 2019-06-04 2019-06-21 Klingelnberg Gmbh Messvorrichtung zum Abtasten einer Oberfläche eines Bauteils und Koordinatenmesssystem mit einer solchen Messvorrichtung
CN114184820A (zh) * 2022-01-26 2022-03-15 深圳市欧盛自动化有限公司 一种电池性能测试机构
EP4235089A1 (en) * 2022-02-25 2023-08-30 Balance Systems S.r.L. Measuring device

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3348472C2 (de) 1983-06-03 1994-09-29 Zeiss Carl Fa Taststiftwechselhalter
DE3922296A1 (de) * 1989-07-07 1991-01-17 Zeiss Carl Fa Magazin fuer koordinatenmessgeraete
GB9114946D0 (en) * 1991-07-11 1991-08-28 Renishaw Metrology Ltd Probe head
JP3279317B2 (ja) * 1991-11-09 2002-04-30 レニショウ メタロジィ リミテッド 接触プローブ
GB9423176D0 (en) 1994-11-17 1995-01-04 Renishaw Plc Touch probe
DE19501178C2 (de) 1995-01-17 1996-05-02 Klingelnberg Soehne Schwenkbarer Zwei-Koordinaten-Tastkopf mit horizontaler Hauptachse
GB9605609D0 (en) * 1996-03-16 1996-05-15 Renishaw Plc Inspection system for coordinate positioning machine
DE19721015C1 (de) 1997-05-20 1999-03-04 Klingelnberg Soehne Gmbh Universeller Tastkopf für Verzahnungsmessungen
GB0207298D0 (en) * 2002-03-28 2002-05-08 Renishaw Plc Apparatus for changing operating modules on a coordinate positioning machine
GB0207912D0 (en) * 2002-04-05 2002-05-15 Renishaw Plc Kinematic coupling

Also Published As

Publication number Publication date
ATE378571T1 (de) 2007-11-15
CN100489440C (zh) 2009-05-20
EP1589317A1 (de) 2005-10-26
EP1589317B1 (de) 2007-11-14
US20050235512A1 (en) 2005-10-27
CN1699909A (zh) 2005-11-23
US7204033B2 (en) 2007-04-17
DE502004005493D1 (de) 2007-12-27
JP2005308751A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4368822B2 (ja) 着脱自在の探針システムを備える装置および該装置を備える計測機器
JP2005308751A5 (ja)
JP3279317B2 (ja) 接触プローブ
US9140532B2 (en) Measuring head for a coordinate measuring machine for determining spatial coordinates on a measurement object
US4815214A (en) Probe head with self-contained electrical switch operated means for a coordinate-measuring machine
KR100675763B1 (ko) 공구를 열팽창에 의하여 공구 캐리어 내에 조립하고, 장착된 어셈블리를 사전 조정 및 측정하는 장치
US11267030B2 (en) Backgauge for a bending machine and method for positioning a backgauge of this kind
US6772527B1 (en) Modular measurement device
JP2016030320A (ja) ロボットシステム、ツール交換装置及びロボット装置
US10801920B2 (en) Device with a tactile system and with a contactlessly operating sensor, and corresponding method and use thereof
CN111141626B (zh) 一种热成型冲压零件多点锤击检测***及检测方法
JP3153111B2 (ja) 手動操作型三次元測定機
EP2190634B1 (en) Two-axes-compensation and anticollision device mounted between an industrial robot and its tool
EP3511676B1 (en) Optical probe having a protection unit
US9895782B2 (en) Linear drive for machining of an optical workpiece
JP2019089181A (ja) 組付装置および組付装置による組付方法
KR101099644B1 (ko) 분리형 마그넷 안전장치를 구비한 로봇
GB2302589A (en) Device for clamping the dlectable part of a probe head for co-ordinate measuring machine
JP4680415B2 (ja) 微細触針の破損防止機構
JP6230684B1 (ja) 加工装置
KR20070113764A (ko) 교시 기능을 갖는 로봇용 용접토치 및 이를 이용한용접방법
EP4228853A1 (en) Tool gripping device for gripping a bending tool with a robot
JP6372906B1 (ja) 測定装置
CN112756931B (zh) 夹爪组件和机器人
JP2021133409A (ja) 溶接ガン、スタッド溶接セット及びスタッド溶接方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051215

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051215

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090424

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4368822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees