JP4368250B2 - ポスト・フォーム剤形の温感化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料に関し、更に詳細には、ポストフォーム剤形の温感化粧料に好適な化粧料に関する。
化粧料を塗布する行為に於いて、その化粧料がどの様な温度刺激をもたらすかが、化粧料の効果に大きな影響を与えることが、化粧料の研究者達の近年の検討で明らかにされている。即ち、マッサージやパックの行為に於いて、化粧料の塗布が冷感刺激をもたらすような場合には、その効果が著しく減じてしまう欠点が見出され、これを克服する手段として温感付与化粧料が開発されている。前記温感付与化粧料としては、例えば、ゼオライトや多価アルコールを含有させて、これらの成分が水和する際に生じる水和熱を利用するもの(例えば、特許文献1を参照)、二重容器に互いに反応して発熱する成分をそれぞれ孤立させて収納し、吐出時に剪断力を利用して、これらの成分を混合、反応させ、反応熱を発生させる製剤(例えば、特許文献2を参照)或いは使用時に金属酸化物と有機酸とを反応させて反応熱を発生させる方法(例えば、特許文献3を参照)等が存する。
一方、ポスト・フォーム剤形の化粧料は、吐出時は通常の化粧料であり、これを塗布するなど化粧行為を行う過程で徐々に発泡する剤形化粧料であるが、このものは通常の化粧料の使用感触と、フォーム化粧料の使用感触とを兼ね備えたものであり、優れた使用特性を有し、この為、この剤形のマッサージ化粧料やパック化粧料が開発されている(例えば、特許文献4、特許文献5、特許文献6を参照)しかしながら、温感化粧料であって、且つ、ポスト・フォーム剤形の化粧料は全く知られていない。更に、温感剤形とすることで、マッサージ化粧料としての機能、パック化粧料としての機能が高まることは知られていない。又、この様な従来のポスト・フォーム剤形では、ウォッシュオフ性能は付与されていないのが常であり、ウォッシュオフ特性を有するポスト・フォーム剤形は全く知られていない。
高粘度組成物を押し出すためのエアゾール容器として、移動可能かつ内容物を分離可能な隔壁によって分離された二室容器内部の一方の空間部に吐出される内容物が充填され、他方の空間部に、前記内容物を押し出すために加圧する圧縮ガスが充填されたエアゾール製剤が開発されている。これが所謂ダブルチャンバータイプ(2室形態)のエアゾール容器である(例えば、特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10、特許文献11、特許文献12、特許文献13、特許文献14、特許文献15,特許文献16を参照)かかる技術により、かなり粘度の高い内容物の吐出、或いは、ポスト・フォーム剤形で最後まで発泡力の低下しない内容物の吐出が可能になっていることを、本発明者は確認した。
特開2004−131417号公報 特開2003−40367号公報 特開2002−47136号公報 特開2003−238352号公報 特開平10−316532号公報 特開平9−77629号公報 特開平11−349934号公報 特開平10−72074号公報 特開平09−19398号公報 特開平11−33444号公報 特開2001−225883号公報 特開2003−265227号公報 特開2001−2153号公報 特開平10−305879号公報 特開2001−328668号公報 特開平10−295618号公報
本発明は、この様な状況下為されたものであり、ポスト・フォーム剤形の化粧料に新規効果を付与する技術を提供することを課題とする。
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、ポスト・フォーム剤形の化粧料に新規効果を付与する技術を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、1)グリセリン及びジグリセリンから選ばれる成分の合計含有量が45〜60質量%であり、2)ポリグリセリンの脂肪酸エステルの含有量が2〜10質量%であり、3)水の含有量が10〜25質量%であり、且つ、)発泡用のガスの含有量が1〜2質量%である、ポスト・フォーム剤形の化粧料であって、グリセリンの含有量が、前記グリセリン及びジグリセリンから選ばれる成分の合計含有量の90質量%以上であることを特徴とする、ポスト・フォーム剤形の温感化粧料が、優れた温感効果を有し、これをパック化粧料等に応用した場合、リラクゼーション効果を高め、以てパックの肌へ与える効果が著しくなることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す通りである。
(1)1)グリセリン及びジグリセリンから選ばれる成分の合計含有量が45〜60質量%であり、2)ポリグリセリンの脂肪酸エステルの含有量が2〜10質量%であり、3)水の含有量が10〜25質量%であり、且つ、)発泡用のガスの含有量が1〜2質量%であることを特徴とする、ポスト・フォーム剤形の温感化粧料であって、
グリセリンの含有量が、前記グリセリン及びジグリセリンから選ばれる成分の合計含有量の90質量%以上であることを特徴とする、ポスト・フォーム剤形の温感化粧料。
(2)前記発泡用のガスが、イソブタンのみ、又はノルマルブタンとイソブタンの混合物であり、ノルマルブタン:イソブタン=1:4〜0:10の割合であることを特徴とする、(1)に記載の温感化粧料。
(3)グリチルリチン酸及びその塩並びにグリチルレチン酸アルキルエステルから選択される1種乃至2種以上を0.03〜1質量%含有することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の温感化粧料。
本発明によれば、ポスト・フォーム剤形の化粧料に新規効果を付与する技術を提供することができる。
(1)本発明の温感化粧料の必須成分であるグリセリン及び/又はジグリセリン
本発明の温感化粧料は、ポスト・フォーム剤形であってグリセリン及び/又はジグリセリンを45〜60質量%、より好ましくは50〜58質量%含有することを特徴とする。かかる成分は、皮膚上に投与した場合に於いて皮膚上の水分と水和して発熱し、温熱効果を発揮する。又、後記のポリグリセリンの脂肪酸エステルとともに液晶を形成し、水との水和速度を調整し発熱の特性を調整する作用を有する。又、液晶を形成することにより、フォームを形成するのに必要な油性成分を水のみで除去することが出来る、ウォッシュオフ作用を発揮する。本発明の温感化粧料に於いて、グリセリン及び/又はジグリセリンは、どちらか一種を含有させることも出来るし、両者を併用して含有させることも出来る。特に好ましい形態は、両者を含有し、且つ、グリセリンの含有量が、グリセリン及びジグリセリン含有量の90質量%以上、より好ましくは93質量%以上である形態である。この形態を採ることにより、水和熱の発生制御と、液晶の安定性向上が為しうる。
(2)本発明の温感化粧料の必須成分である水
本発明の温感化粧料は、ポスト・フォーム剤形であって、水を25質量%以下、より詳細には、5〜25質量%、より好ましくは、5〜23質量%含有することを特徴とする。本発明の温感化粧料に於いて。水は液晶を含む系の安定化と、ウォッシュオフ機能の創出に働く。水が少なすぎると、安定な液晶を含む系が形成せず、発熱の調整が困難になり、心地よい温感を提供できない場合、或いは、ウォッシュオフしにくい場合が存し、多すぎると、液晶系からエマルション系に移行し、発熱が調整しにくくなったり、発熱量そのものが低下する場合が存する。取り分け、本発明の温感化粧料をウオッシュオフ可能なポスト・フォーム剤形の化粧料にする場合に於いては、水の量を10〜25質量%に調整し、ガス以外の内容物を調製した場合に於いて、該内容物の性状、液晶構造乃至は液晶構造とエマルションの混在系に調整しておくことが好ましい。
(3)本発明の温感化粧料の必須成分である発泡用のガス
本発明の温感化粧料は、必須成分として発泡用のガスを1〜2質量%、より好ましくは1.1〜1.5質量%含有することを特徴とする。かかるガスとしては、化粧料のエアゾール製剤で使用されているガスであれば特段の限定無く使用することが出来、例えば、フ
ロンのようなフッ化炭化水素類、LPG等の炭化水素類、炭酸ガスなどが好適に例示できる。特に好ましいものは、炭化水素類であり、特に、イソブタンを主体として、発泡性などの要素に鑑みてノルマルブタンを添加するような形態、具体的には、ノルマルブタン:イソブタン=1:4〜0:10、より好ましくは1:6〜0:10の割合の混合物乃至はイソブタンのみを用いることが好ましい。これは、この範囲の混合物を使用することにより、使用感の優れるポスト・フォーム剤形が得られることと、パック化粧料として使用した場合に於いて、ガスに由来する一次刺激が生じにくい為である。又、この特性は本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料をマッサージ化粧料として用いた場合にも、有益に機能する。
(4)第二の実施形態であるウォッシュオフ機能を有するポスト・フォーム剤形温感化粧料
本発明の温感化粧料の第二の実施形態は、第一の実施形態である、ポスト・フォーム剤形の温感化粧料に、ウォッシュオフ機能を付加したものである。この様な機能を付加するためには、第一には、前記の如くに水の量を10〜25質量%に調整しておくことである。加えて、使用する界面活性剤として、ポリグリセリンの脂肪酸エステルを2〜10質量%、より好ましくは3〜5質量%含有させることである。この様な構成を採ることにより、ガスを除く内容物は、液晶乃至は液晶とエマルションの混在系を採る。この様な系にすることにより、水を加えた場合に於いて、油性成分を速やかにエマルションの内部に包含することが出来るため、流水のみによるすすぎによって、化粧料をウォッシュオフすることが出来る。内容物の形態が液晶構造のみの場合には、ウォッシュオフ後、極微量に残存した油性成分により、皮膚がしっとりとする。又、この様な系においても必要にして充分な温熱効果得られる。前記ポリグリセリンの脂肪酸エステルとしては、グリセリンの重合度が5〜15のものが好ましく、且つ、遊離の水酸基を6〜15個有するものが好ましい。又,脂肪酸残基(アシル基)としては、炭素数12〜20の飽和又は不飽和の脂肪酸残基が好ましく、飽和の脂肪酸残基としては、直鎖脂肪酸残基であっても分岐脂肪酸残基であっても良い。具体的に、好ましいポリグリセリンの脂肪酸エステルを例示すれば、ペンタグリセリンモノステアレート、ペンタグリセリンモノオレート,ペンタグリセリンモノイソステアレート、オクタグリセリンモノステアレート、オクタグリセリンモノオレート、オクタグリセリンモノイソステアレート、デカグリセリンモノラウレート、デカグリセリンモノステアレート、デカグリセリンモノオレート、デカグリセリンモノイソステアレート、デカグリセリントリラウレート、デカグリセリントリステアレート、デカグリセリントリイソステアレート、デカグリセリントリオレート等が例示でき、デカグリセリンモノオレートとデカグリセリントリステアレートが特に好ましく、これらを1:2〜2:1で組み合わせて使用することが特に好ましい。
(5)本発明の温感化粧料
本発明の温感化粧料は、ポスト・フォーム剤形であって、前記の成分を必須成分として含有することを特徴とする。本発明の温感化粧料に於いては、前記の必須成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲に於いて、通常化粧料で使用される任意の成分を含有するこ
とが出来る。この様な任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイ
チン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4'−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。本発明の温感化粧料は、これらの成分を常法に従って処理することにより、製造することが出来る。
本発明の温感化粧料は、ポスト・フォーム剤形を採ることから、エアゾール容器に、発泡用のガスとともに封入することが好ましい。この様なエアゾール容器としては、移動可能かつ内容物を分離可能な隔壁によって分離された二室容器を用いることが好ましく、かかる容器の内袋に化粧料と発泡のためのガス成分を充填し、その外側に吐出のためのガスを封入することが好ましい。即ち、本発明の温感化粧料は、前記内容物を二室容器の内袋に充填し、その外部に更に吐出のためのガスを充填してあることを特徴とする。前記内袋の外側に充填するガスとしては、前記内容物に含有される発泡のためのガスよりも、0.05pas以上、より好ましくは、0.07pas以上圧力が高いことが好ましい。吐出のためのガスも、発泡のためのガスと同様のもの使用することが出来る。この様な二室容器としては、図1に示すものが好ましく例示できる。かくして得られた本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料は、通常使用されている化粧料には特段の限定無く応用できるが、擦過途中に発泡して感触と機能が変化する点を生かして、マッサージ化粧料乃至はマッサージング・パック化粧料に応用することが好ましい。又、泡による閉塞効果と温熱効果と勘案すれば、パック化粧料に応用することも好ましい。その両者を兼ね備える意味では、マッサージング・パック化粧料に応用することが特に好ましい。ここで、マッサージング・パックとは、ジェル状乃至は乳化物の形態で吐出した組成物を、マッサージ行為として、皮膚上で擦過して発泡させ、発泡後は泡沫の閉塞性を利用してパック化粧料とするような化粧料のことを指す。本発明の温感化粧料では、閉塞効果に加えて、温熱効果も得られる利点が存する。このことから、本発明の温感化粧料に於いては、グリチルリチン酸ジカリウムなどのグリチルリチン或いはその塩、グリチルレチン酸ステアリルなど
のグリチルレチン酸アルキル等の抗炎症剤を0.03〜0.1質量%、より好ましくは、0.04〜0.07質量%含有することが好ましく、その形態に於いて、医薬部外品とすることが、使用法を正確にし、本発明の温感化粧料の効果を高めることから好ましい。医薬部外品に於いては、その使用態様を明確にするために、抗炎症作用を訴求する旨と、1週間に1回乃至は数回、顔面に化粧料を吐出させ、20〜60秒かけて擦過しながら顔面全体に延展し、発泡を確認した後3〜10分静置し、パックする使用形態で使用する旨と、使用時に刺激を感じた場合には速やかに使用を中止し、医師と相談する旨とを、包装形態に表示することが好ましい。
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
以下に示す処方に従って、本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料(抗炎症を訴求した医薬部外品)を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成分を75℃に加温して、イとロとを混合し、これに攪拌下徐々にハを加え、攪拌冷却し内容物1を得た。これを80gとり、1gのノルマルブタンとイソブタンの1:4の混合ガスとともに、図1に示す二室容器の内袋部に充填、封入し、外袋部に1.2gの混合ガスを充填し、(内袋より0.07pas加圧状態)本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料1とした。
イ)
水添レシチン 0.3 質量%
セラミド2 0.1 質量%
セイヨウノコギリソウエキス 0.1 質量%
POE(20)ベヘニルエーテル 0.5 質量%
1,3−ブタンジオール 3.5 質量%
デカグリセリントリステアレート 2.22 質量%
デカグリセリンモノオレート 2 質量%
メチルパラベン 0.2 質量%
フェノキシエタノール 0.5 質量%
グリセリン 2 質量%
ロ)
スクワラン 3 質量%
「エルデューPS203」(味の素株式会社製) 5 質量%
(N−ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/オクチルドデシル))
マカデミアナッツ油 2 質量%
グリセリルトリイソステアレート 2 質量%
δ−トコフェロール 0.01 質量%
サポジトリベースG 2.5 質量%
ベヘニルアルコール 0.25 質量%
ステアリン酸 1 質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.05 質量%
ハ)
ジグリセリン 3 質量%
グリセリン 50.02 質量%
キサンタンガム 0.02 質量%
水 20 質量%
実施例1と同様に、本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料2を作成した。
イ)
水添レシチン 0.3 質量%
セラミド2 0.1 質量%
セイヨウノコギリソウエキス 0.1 質量%
POE(20)ベヘニルエーテル 0.5 質量%
1,3−ブタンジオール 8.5 質量%
デカグリセリントリステアレート 2.22 質量%
デカグリセリンモノオレート 2 質量%
メチルパラベン 0.2 質量%
フェノキシエタノール 0.5 質量%
グリセリン 2 質量%
ロ)
スクワラン 3 質量%
「エルデューPS203」(味の素株式会社製) 5 質量%
(N−ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/オクチルドデシル))
マカデミアナッツ油 2 質量%
グリセリルトリイソステアレート 2 質量%
δ−トコフェロール 0.01 質量%
サポジトリベースG 2.5 質量%
ベヘニルアルコール 0.25 質量%
ステアリン酸 1 質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.05 質量%
ハ)
ジグリセリン 3 質量%
グリセリン 50.02 質量%
キサンタンガム 0.02 質量%
水 15 質量%
実施例1と同様に、本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料3を作成した。
イ)
水添レシチン 0.3 質量%
セラミド2 0.1 質量%
セイヨウノコギリソウエキス 0.1 質量%
POE(20)ベヘニルエーテル 0.5 質量%
1,3−ブタンジオール 3.5 質量%
デカグリセリントリステアレート 2.22 質量%
デカグリセリンモノオレート 2 質量%
メチルパラベン 0.2 質量%
フェノキシエタノール 0.5 質量%
グリセリン 2 質量%
ロ)
スクワラン 3 質量%
「エルデューPS203」(味の素株式会社製) 5 質量%
(N−ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/オクチルドデシル))
マカデミアナッツ油 2 質量%
グリセリルトリイソステアレート 2 質量%
δ−トコフェロール 0.01 質量%
サポジトリベースG 2.5 質量%
ベヘニルアルコール 0.25 質量%
ステアリン酸 1 質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.05 質量%
ハ)
ジグリセリン 3 質量%
グリセリン 45.02 質量%
キサンタンガム 0.02 質量%
水 25 質量%
実施例1と同様に、本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料4を作成した。
イ)
水添レシチン 0.3 質量%
セラミド2 0.1 質量%
セイヨウノコギリソウエキス 0.1 質量%
POE(20)ベヘニルエーテル 0.5 質量%
1,3−ブタンジオール 3.5 質量%
デカグリセリントリステアレート 4.22 質量%
メチルパラベン 0.2 質量%
フェノキシエタノール 0.5 質量%
グリセリン 2 質量%
ロ)
スクワラン 3 質量%
「エルデューPS203」(味の素株式会社製) 5 質量%
(N−ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/オクチルドデシル))
マカデミアナッツ油 2 質量%
グリセリルトリイソステアレート 2 質量%
δ−トコフェロール 0.01 質量%
サポジトリベースG 2.5 質量%
ベヘニルアルコール 0.25 質量%
ステアリン酸 1 質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.05 質量%
ハ)
ジグリセリン 3 質量%
グリセリン 50.02 質量%
キサンタンガム 0.02 質量%
水 20 質量%
実施例1と同様に、本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料5を作成した。
イ)
水添レシチン 0.3 質量%
セラミド2 0.1 質量%
セイヨウノコギリソウエキス 0.1 質量%
POE(20)ベヘニルエーテル 0.5 質量%
1,3−ブタンジオール 3.5 質量%
デカグリセリンモノオレート 4.22 質量%
メチルパラベン 0.2 質量%
フェノキシエタノール 0.5 質量%
グリセリン 2 質量%
ロ)
スクワラン 3 質量%
「エルデューPS203」(味の素株式会社製) 5 質量%
(N−ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/オクチルドデシル))
マカデミアナッツ油 2 質量%
グリセリルトリイソステアレート 2 質量%
δ−トコフェロール 0.01 質量%
サポジトリベースG 2.5 質量%
ベヘニルアルコール 0.25 質量%
ステアリン酸 1 質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.05 質量%
ハ)
ジグリセリン 3 質量%
グリセリン 50.02 質量%
キサンタンガム 0.02 質量%
水 20 質量%
比較例
<比較例1>
以下に示す処方に従って、グリセリンとジグリセリンの量を調整して、実施例1と同様に比較例1のポスト・フォーム剤形の温感化粧料を作成した。
イ)
水添レシチン 0.3 質量%
セラミド2 0.1 質量%
セイヨウノコギリソウエキス 0.1 質量%
POE(20)ベヘニルエーテル 0.5 質量%
デカグリセリントリステアレート 2.22 質量%
デカグリセリンモノオレート 2 質量%
メチルパラベン 0.2 質量%
フェノキシエタノール 0.5 質量%
グリセリン 2 質量%
ロ)
スクワラン 3 質量%
「エルデューPS203」(味の素株式会社製) 5 質量%
(N−ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/オクチルドデシル))
マカデミアナッツ油 2 質量%
グリセリルトリイソステアレート 2 質量%
δ−トコフェロール 0.01 質量%
サポジトリベースG 2.5 質量%
ベヘニルアルコール 0.25 質量%
ステアリン酸 1 質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.05 質量%
ハ)
ジグリセリン 3 質量%
グリセリン 58.52 質量%
キサンタンガム 0.02 質量%
水 15 質量%
<比較例2>
比較例1と同様に、グリセリンとジグリセリンの量を調整して比較例2を作成した。
イ)
水添レシチン 0.3 質量%
セラミド2 0.1 質量%
セイヨウノコギリソウエキス 0.1 質量%
POE(20)ベヘニルエーテル 0.5 質量%
1,3−ブタンジオール 18.5 質量%
デカグリセリントリステアレート 2.22 質量%
デカグリセリンモノオレート 2 質量%
メチルパラベン 0.2 質量%
フェノキシエタノール 0.5 質量%
グリセリン 2 質量%
ロ)
スクワラン 3 質量%
「エルデューPS203」(味の素株式会社製) 5 質量%
(N−ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/オクチルドデシル))
マカデミアナッツ油 2 質量%
グリセリルトリイソステアレート 2 質量%
δ−トコフェロール 0.01 質量%
サポジトリベースG 2.5 質量%
ベヘニルアルコール 0.25 質量%
ステアリン酸 1 質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.05 質量%
ハ)
ジグリセリン 3 質量%
グリセリン 35.02 質量%
キサンタンガム 0.02 質量%
水 20 質量%
<比較例3>
比較例1と同様に、水分の含有量を調整して、比較例のポスト・フォーム剤形の温感化粧料を得た。
イ)
水添レシチン 0.3 質量%
セラミド2 0.1 質量%
セイヨウノコギリソウエキス 0.1 質量%
POE(20)ベヘニルエーテル 0.5 質量%
デカグリセリントリステアレート 2.22 質量%
デカグリセリンモノオレート 2 質量%
メチルパラベン 0.2 質量%
フェノキシエタノール 0.5 質量%
グリセリン 2 質量%
ロ)
スクワラン 3 質量%
「エルデューPS203」(味の素株式会社製) 5 質量%
(N−ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/オクチルドデシル))
マカデミアナッツ油 2 質量%
グリセリルトリイソステアレート 2 質量%
δ−トコフェロール 0.01 質量%
サポジトリベースG 2.5 質量%
ベヘニルアルコール 0.25 質量%
ステアリン酸 1 質量%
グリチルレチン酸ステアリル 0.05 質量%
ハ)
ジグリセリン 3 質量%
グリセリン 43.52 質量%
キサンタンガム 0.02 質量%
水 30 質量%
<試験例1>
実施例1〜5、比較例1〜3のポスト・フォーム剤形の温感化粧料について、ポスト・フォーム性を試験した。即ち、37℃に調整したホットプレート上にメスシリンダーを置き、ここに約10mlの内容物を吐出させ、1分後、5分後の体積を計測し、体積増加率(%;(時間経過後の体積−最初の体積)/最初の体積×100)を算出し、ポスト・フォーム性を確かめた。結果を表1に示す。これより、本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料は適当な時間が経つに従って発泡が進んでいることが判る。これより、本発明の温感化粧料はポスト・フォーム化粧料適していることが判る。
Figure 0004368250
<試験例2>
実施例1〜5、比較例1〜3のサンプルについて、マッサージング・パックの使用形態に於いて、その温感特性を調べた。即ち、被験者の前腕内側部に化粧料を吐出させ、3分間擦過した後、2分間静置し、化粧料を塗布した皮膚の上面の温度を計測した。結果を表2に示す。本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料は適度に温かい、適切な温度を保持していることが判る。
Figure 0004368250
<試験例3>
37歳のパネラー(n=1)を用いて、実施例1、比較例2のサンプルを用いて、マッ
サージング・パックを行い、パック前後の唾液中のプラステロン硫酸の量を測定し、パックによるプラステロン硫酸の濃度の増加率を算出した。試験は、検体毎に2に分けて行った。尚、プラステロン硫酸は、気持ちがよいときほど高濃度唾液中に分泌されることが知られている。プラステロン硫酸はキットを用いて、サンドウィッチ抗体法によって測定した。結果は、実施例1の化粧料の場合が23.4%の増加であり、比較例2の化粧料は9.7%の増加であった。これは、発泡の仕方、及び、温感が適したのであり、これにより、快感を付与しているためであると考えられる。又、この試験より、本発明のポスト・フォーム剤形の温感化粧料が、パック化粧料に好適であることも判る。
本発明は、心地よさをもたらすパック化粧料に応用できる。
実施例、比較例で用いた二室容器の構造を示す図である。

Claims (3)

  1. 1)グリセリン及びジグリセリンから選ばれる成分の合計含有量が45〜60質量%であり、2)ポリグリセリンの脂肪酸エステルの含有量が2〜10質量%であり、3)水の含有量が10〜25質量%であり、且つ、)発泡用のガスの含有量が1〜2質量%であることを特徴とする、ポスト・フォーム剤形の温感化粧料であって、
    グリセリンの含有量が、前記グリセリン及びジグリセリンから選ばれる成分の合計含有量の90質量%以上であることを特徴とする、ポスト・フォーム剤形の温感化粧料。
  2. 前記発泡用のガスが、イソブタンのみ、又はノルマルブタンとイソブタンの混合物であり、ノルマルブタン:イソブタン=1:4〜0:10の割合であることを特徴とする、請求項1に記載の温感化粧料。
  3. グリチルリチン酸及びその塩並びにグリチルレチン酸アルキルエステルから選択される1種乃至2種以上を0.03〜1質量%含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の温感化粧料。
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