JP4368013B2 - ギヤドモータ及びギヤドモータシリーズ - Google Patents

ギヤドモータ及びギヤドモータシリーズ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、モータユニットと、このモータユニットの回転動力を伝達する変速機ユニットとを組合せてなるギヤドモータ、及び、このギヤドモータを構成可能なギヤドモータシリーズに関する。
【0002】
【従来の技術】
回転動力を発生するモータユニットと、この回転動力を減速又は増速する変速機ユニットとを組合せたギヤドモータは、機械的に増速又は減速する構造であるため、モータユニットを最も効率の良い状態(回転数領域)で運転をすることができ、あらゆる産業分野で広く用いられている。
【0003】
例えば、図10に示される従来のギヤドモータ1は、モータユニット2と、このモータユニット2の回転動力を伝達する変速機ユニット4とを組合せて構成されている。
【0004】
このモータユニット2の取付面は、モータ軸6の先端側に形成された正方形のモータフランジ10によって構成されており、このモータフランジ10の四隅にはそれぞれボルト孔10Aが貫通形成され、又このモータフランジ10の中心にはモータ軸6が配置するようになっている。
【0005】
モータユニット2は、モータ軸6から回転動力を出力するものであり、図9に示されるように、このモータ軸6は先端のキー溝加工によって、はす歯状のモータピニオン8を回動自在に支持するようになっている。
【0006】
前記変速機ユニット4は、3段減速構造であり、具体的には、前記モータピニオン8と噛合する第1ギヤ12と、この第1ギヤ12と同軸且つ一体的に回転する第1ピニオン14と、この第1ピニオン14と噛合する第2ギヤ16と、この第2ギヤ16と同軸且つ一体的に回転する第2ピニオン18と、この第2ピニオン18と噛合する出力軸ギヤ20と、軸受に支持されこの出力軸ギヤ20と一体的に回転する出力軸22と、これらの変速機構を内部に収容するケーシング24と、を備えている。
【0007】
このケーシング24には、モータ軸6が挿入される挿入孔24Aが貫通して形成されており、更に、この挿入孔24Aを中心とした正方形の頂点位置にタップ孔24Bがそれぞれ形成されている。この軸挿入孔24Aと4つのタップ孔24Bの配置は、モータユニット2側のモータフランジ10におけるモータ軸6と4つのボルト孔10Aと一致するようになっており、図10に示されるように、モータユニット2と変速機ユニット4とが4つのボルト26によって連結されるようになっている。
【0008】
このギヤドモータ1においては、モータユニット2の回転動力を各ピニオン及びギヤを介して所定の減速比で出力軸22に伝達する。
【0009】
一般的に、この種のギヤドモータ1においては、所定の間隔(公比)で変速比が設定されてシリーズ化された複数の変速機ユニット4が予め準備されており、実際に要求される変速比に最も近い変速比を有する変速機ユニット4を選択してモータユニット2と組合せることで、ギヤドモータ1を構成するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、ギヤドモータ1の使用者は変速機ユニット4の各種変速比のシリーズから最適な変速比のものを選択するのであるが、このギヤードモータ1が用いられる状況によっては、その後において変速比を変更したい場合が存在する。このような場合の対応としては、以下の方法が考えられる。
【0011】
1)変速機ユニット4を、再度最適な変速比を有する新たなものに交換する。
【0012】
2)変速機ユニット4とモータユニット2との間に、調節量分の変速比を有する変速機ユニットを追加する。
【0013】
しかし、1)の方法では新たな変速機ユニット4を購入する必要があるため高コストになり、又、従来用いていた変速機ユニット4が無駄となるという問題がある。
【0014】
又、2)の方法においては、既に用いられている変速機ユニット4が当初からモータと連結されることを目的として設計されているため、変速機ユニット4とモータユニット2との間に、変速機ユニットを介在させるのは現実的には困難なことが多く、また少なからぬ不具合も存在した。その理由について、以下具体的に説明する。
【0015】
第1の問題は、変速機ユニット4側の単に「受ける」形の取付面構造のために、そこに別途(モータユニット以外の)変速機ユニット等(以下挿入ユニットという)を連結するのは物理的に容易ではなかったということである。
【0016】
モータユニット2は、変速機ユニット4等の被駆動装置(相手側機械)に必ず連結されるものであるため、その連結を容易にするために図10に示すようなモータフランジ10が一般的に設けられている。これは、モータ側からボルト孔10Aを介してボルト26を挿入し、このボルト26を相手機械側のタップ孔24Bと螺合させて連結することを可能にするためである。
【0017】
一方、その結果として、変速機ユニット4側においては単にそれを「受ける」構造となっていることが多い。即ち、モータ軸6が挿入される挿入孔24Aを中心とした正方形の頂点位置に、単にタップ孔24Bがそれぞれ形成されているのみであり、この変速機ユニット4側からボルトによって連結することが想定されていない場合が多い。
【0018】
一方、ここで挿入ユニット自体について考えると、この挿入ユニットにおける変速構造が例えばピニオンとギヤの組合せの平行軸歯車構造である場合には、自身に挿入されるモータ軸6と、このモータ軸6の回転を変速機ユニット4に伝達する出力軸とを一段減速構造で同軸状にすることは不可能であり、このため必然的に挿入ユニットにおけるモータ軸6と出力軸を同軸状にするには2段以上(2対以上のギヤとピニオン)を必要とし、挿入ユニットの内部が複雑な構造となるだけでなく、モータ軸6の軸線方向に長大な構造になった。
【0019】
第2の問題は、変速比の調整がメインの目的であるにも拘らず、必ずしも使用者の意図した変速比に調整し切れないことがあるということである。
【0020】
変速機ユニットは既に説明したように、所定の間隔で変速比が既に設定されてシリーズ化されており、これらを他の種類のシリーズ化されている挿入ユニットと組合せたとしても所望の変速比を得ることができない場合がある。即ち、通常の歯車を用いた変速機で得られる変速比の組合せでは、最終的に得られる変速比のバリエーションに限界があり、実際の変速比の要求に応じた微妙な調整をすることができない。
【0021】
第3の問題は、変速機ユニット同士を組合せることにより、騒音が大幅に増加するということである。具体的には、組み合わされる変速機ユニット同士が互いに共振したり、歯車の数が増加することに伴い歯車自身が発生する騒音が増大するという問題がある。
【0022】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、使用者の変速比の要求に柔軟に且つ確実に対応することができると共に、騒音の増大を抑制するギヤドモータ、又は、このギヤドモータを複数タイプ構成することができるギヤドモータシリーズを提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
発明は、モータユニットと、歯車機構によって構成され自身の入力軸が該モータユニットのモータ軸と同軸的に配置されると共に前記モータユニットの回転を増速又は減速して出力・伝達する変速機ユニットとを組み合わせてなるギヤドモータにおいて、太陽ローラ、キャリアに保持されると共に前記太陽ローラの外周に転接する遊星ローラ、該遊星ローラが自身の内周に転接するリングローラ、を摩擦ローラとして有する単純遊星ローラ機構と、該単純遊星ローラ機構を内部に収容するケーシングと、を備える単純遊星ローラユニットを、前記変速機ユニットとモータユニットの間に介在させ、前記単純遊星ローラ機構を内部に収容するケーシングの前記太陽ローラの軸線方向両端側において、該太陽ローラの径方向外側に広がるフランジ部を形成し、前記フランジ部の一方を前記モータユニットのケーシングに連結すると共に、他方を前記変速機ユニットのケーシングに連結し、且つ該モータユニットの回転が前記単純遊星ローラユニットを介して同軸性を有しながら、回転を減速又は増速する前記変速機ユニットに伝達するように構成し、更に、前記フランジ部の双方に、前記太陽ローラの軸線方向に貫通する複数のボルト孔を、互いに同一配置となるように形成し、且つ、該ボルト孔に挿入される取付ボルトによって、前記フランジ部を前記モータユニット及び変速機ユニットのケーシングにそれぞれ連結したことにより、上記目的を達成するものである。
【0024】
このギヤドモータは、挿入ユニットとして単純遊星ローラユニットを採用した。単純遊星ローラ機構は各摩擦ローラの外径を微妙に調節することができるため、歯数やモジュール等に規制される歯車変速構造に比べて微妙な変速比に柔軟に対応することができる。又、この単純遊星ローラ機構は入出力軸を容易に同軸化でき、且つ、コンパクトな構造でありながら大きな変速比を得ることができるという利点も有する。
【0025】
そこで、本発明者は単純遊星ローラ機構とこれを支持するケーシングの特有の構造を生かして、両端側をフランジ構造にすることができることを見出し、且つ、従来存在していた騒音、変速比の微調整等の多くの問題点をまとめて解決できると考えたものである。
【0026】
即ち、このギヤドモータは、単純遊星ローラ機構を収容するケーシングが両フランジ構造であるため、相手側(変速機ユニット側やモータユニット側)が他のユニットと連結し難い構造であったとしても、このフランジにより容易に連結することが可能となる。これは、連結用のボルトをこのフランジ側から挿入して相手側のタップ穴と螺合させることができるからである。また、本発明では、この両フランジ部の双方に、太陽ローラの軸線方向に貫通する複数のボルト孔を、互いに同一配置となるように形成し、このボルト孔に挿入される取付ボルトによって、前記フランジ部の一方をモータユニットのケーシングに連結するようにしているため、既に連結されていたモータユニットと変速機ユニットとの間に、この単純遊星ローラユニットを容易に介在させることができる。なお、両フランジに前記異なる配置のボルト孔と同一配置のボルト孔の双方を開けておくこともでき、その場合には用途に応じた更なる汎用性を持たせることができる。
【0027】
ところで、摩擦ローラによって構成される伝動装置が歯車伝動装置と比較して騒音を低減することができることは、一般的な概念としては公知である。しかしながら、発明者らは、伝動装置として単純遊星機構を採用し、この単純遊星ローラユニットを変速機ユニットとモータユニットの間に介在させた結果、その介在させる前、即ち、変速機ユニットとモータユニットが直接連結されている状態よりも騒音が飛躍的に低減するという予想外の騒音低減効果があることを見出した(特願平11−180641)。
【0028】
その理由は、不明な面も多いが、この単純遊星ローラ機構が、遊星ローラの自転と公転を利用した特有の動力伝達構造であり、(複数の)ローラの接触面の摩擦によって回転動力を伝達するので、各接触面や遊星ローラをキャリアで支持する部分によって、従前ではモータユニットと変速機ユニットとの共振により生じていた振動・騒音を、大幅に吸収することができるためと解される。いずれにしても騒音低減の効果は、予想を大きく超える程に激的である。
【0029】
なお、ケーシングの両端側にフランジ部を形成した結果、この両フランジ側においてあらゆるモータユニットや変速機ユニットを連結することができるようになり、多様な組合せのギヤドモータシリーズを容易に提供することができる。つまり、両フランジ部をそれぞれ異なる形状(異なるボルト配置)にすることもできるため、従来組合せることができなかったモータユニットと変速機ユニットであっても、この単純遊星ローラユニットを介在させることで連結することが可能となり、幅広いギヤドモータシリーズを提供することができる。
【0032】
更に、上記発明において、リングローラを、単純遊星ローラ機構を内部に収容するケーシングに固定して、このリングローラの回転を規制し、太陽ローラの回転中心位置に軸挿入孔を形成して、この軸挿入孔に前記モータユニットのモータ軸及び変速機ユニットの入力軸のいずれか一方を挿入すると共に、キャリアの回転中心位置に軸挿入孔を形成して、この軸挿入孔に前記モータ軸及び前記入力軸の他方を挿入し、モータユニットの回転動力が単純遊星ローラユニットを介して同軸性を有しながら変速機ユニットに伝達するようにしてもよい。
【0033】
この発明によれば、従来はカップリングによって連結されていたモータ軸と変速機ユニットの入力軸において、このカップリングに代えて単純遊星ローラユニットを設置することができるので、変速機能を追加しつつも軸継手と同様の機能を果たすことになる。
【0034】
なお、本発明における「変速機ユニット」とは、入力された回転動力をその回転速度を変化させて出力するものを意味し、減速機ユニット、増速機ユニット等を含むものである。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の例について、以下図面を参照しながら詳細に説明する。
【0036】
図1に示されるように、本発明の第1実施形態に係るギヤドモータ30は、モータユニット2と、このモータユニット2の回転動力を伝達する変速機ユニット4とを組合せてなる。このギヤドモータ30は、前記変速機ユニット4とモータユニット2との間に、単純遊星ローラ機構32と、この単純遊星ローラ機構32を内部に収容するケーシング34と、を備える単純遊星ローラユニット36を介在させたものである。
【0037】
なお、このギヤドモータ30におけるモータユニット2と変速機ユニット4は、図9において既に示したギヤドモータ1におけるものとほぼ同様であるため、同一部分にはこのギヤドモータ1と同一符号を付することで詳細な説明は省略する。
【0038】
単純遊星ローラユニット36の単純遊星ローラ機構32は、図2及び図3に示されるように、摩擦ローラとして、太陽ローラ38と、キャリア40に保持されると共に太陽ローラ38の外周に転接する遊星ローラ50と、この遊星ローラ50が自身の内周に転接するリングローラ52と、を備えている。
【0039】
具体的には、3つの遊星ローラ50が太陽ローラ38の周方向に一定の間隔で配置され、各遊星ローラ50に、キャリア40に一体的に設けられるピン40Aが遊嵌(滑り回転が可能な状態を意味する)されている。なお、遊星ローラ50の数は3つに限定されず、例えば90度の間隔で4つの遊星ローラが配置される場合もある。
【0040】
リングローラ52は、周方向に一定の間隔でボルト孔が形成されており、このボルト孔を貫通するボルト54によってケーシング34に固定されている。太陽ローラ38は、モータユニット2のモータ軸6の先端において図示せぬキーによって連結されており、このモータ軸6と一体となって回転するようになっている。又、キャリア40には、太陽ローラ38の中心軸線Lと同軸の伝達軸40Bが一体的に設けられており、この先端には、はす歯状の入力ピニオン56(図9で示したギヤドモータ1におけるモータピニオン8と同様のもの)が連結されている。
【0041】
なお、符号58及び60はリング状のローラ規制部材であり、一方は前記ボルト54によってリングローラ52の端面に連結され、他方はケーシング内に固定されており、これらが遊星ローラ50を軸方向に常に規制することでこの遊星ローラ50が軸方向に動くのを防止している。
【0042】
単純遊星ローラ機構32を収容するケーシング34には、中心軸線L方向両端側において、この中心軸線L方向に対する径方向(太陽ローラ38等の径方向)外側に広がるフランジ部62A、62Bが一体的に形成され、一方のフランジ部62Aがモータユニット2のモータフランジ10(モータユニット2のケーシングの一部)に連結されると共に、他方のフランジ部62Bが変速機ユニット4のケーシング24に連結されている。従って、モータユニット2側のフランジ部62Aには、中心軸線L方向に貫通する複数の(タップが形成されている)ボルト孔64が、モータフランジ10のボルト孔10Aと同一配置となるように形成され、又、変速機ユニット4側のフランジ部62Bには、変速機ユニット4のケーシング24に形成されるタップ孔24Bと同一配置となるようなボルト孔64が中心軸線L方向に貫通して形成されている。
【0043】
このギヤドモータ30は上記のように構成されているので、モータユニット2の回転動力が単純遊星ローラユニット36を介して変速機ユニット4に伝達されるようになっている。又、単純遊星ローラユニット36のケーシング34は両フランジ構造となっているため、この両フランジ部62A、62Bの間の空間62Cからボルトを挿入し、連結される相手側(モータユニット2側や変速機ユニット4側)に向けてボルトを螺合させて固定することができるので、相手部材側の取付面状態に左右されることなく、確実にこの単純遊星ローラユニットを組み込むことができる。
【0044】
ケーシング34の両フランジ構造は、一般的に言えばケーシング34の内部空間を縮小することになり不都合と考えられるが、本実施例のように内部に単純遊星ローラ機構32が組み込まれる場合には、太陽ローラ38、キャリア40、リングローラ52のいずれかをケーシング34に固定する必要があるため、かえって好都合となっている。
【0045】
又、この単純遊星ローラ機構32は、大きな変速比を得ることができると共に、微妙な変速比の調整が可能であり、且つ歯車構造のものと比較して騒音を小さく抑えることができる。即ち、単純遊星ローラ機構32は、大変優れた「変速比調整機能」を有することになる。
【0046】
次に、本発明の第2実施形態に係るギヤドモータについて詳細に説明する。
【0047】
先に、図4に示される、ギヤドモータに組み込まれる単純遊星ローラユニット70について詳細に説明する。この単純遊星ローラユニット70は、摩擦ローラとして、太陽ローラ38、キャリア40に支持されると共に太陽ローラ38の外周に転接する遊星ローラ50、この遊星ローラ50が自身の内周に転接するリングローラ52、を有する単純遊星ローラ機構32と、この単純遊星ローラ機構32を内部に収容するケーシング34と、を備えて構成されている。
【0048】
リングローラ52はケーシング34に固定されることで回転が規制されている。又、太陽ローラ38の回転中心位置には軸挿入孔38Aが形成され、この軸挿入孔38Aにモータユニットのモータ軸又は変速機ユニットの入力軸のいずれか一方(本実施例ではモータ軸)が挿入可能となっている。更に、キャリア40の回転中心位置にも軸挿入孔40Cが形成され、この軸挿入孔40Cにはモータユニットのモータ軸のモータ軸又は変速機ユニットの入力軸のいずれか他方(本実施例では入力軸)を挿入可能となっている。
【0049】
ケーシング34は両端においてフランジ部62A、62Bが一体的に形成されており、一方(太陽ローラ38側)のフランジ部62Aは、後述するモータユニットの取付面と一致するようにボルト孔等が形成され、他方(キャリア40側)のフランジ部62Bは、後述する変速機ユニットの取付面と一致するようにボルト孔等が形成されている。
【0050】
即ち、この単純遊星ローラユニット70はギヤドモータをシリーズ化することを念頭において設計されたものであり、一方のフランジ部62Aと連結することができるモータを各種準備すると共に、他方のフランジ部62Bに連結できる変速機ユニットを各種準備しておけば、これらを組み合わせることで幅広い用途に応じたギヤドモータシリーズを提供することができるようになる。
【0051】
なお、この単純遊星ローラユニット70における単純遊星ローラ機構32等のその他の構成については、既に図2において示した単純遊星ローラユニット36とほぼ同様であるため、同一部分についてはこれと同一符号を付することにより詳細に説明は省略する。
【0052】
次に、この単純遊星ローラユニット70を組み込んだギヤドモータシリーズについて説明する。
【0053】
このギヤドモータシリーズの第1例に係るギヤドモータ72は、図5に示されるように、太陽ローラ38側のフランジ部62Aにはモータユニット2が、キャリア40側のフランジ部62Bには変速機ユニット80が連結されている。
【0054】
この変速機ユニット80は、内歯歯車74、及びこの内歯歯車74に内接噛合する外歯歯車76を有し、且つ、この内歯歯車74の中心が外歯歯車76の周囲の内側にある揺動内接噛合歯車減速機構(国際分類F16H1/32に該当する歯車機構)を内部に収容している。
【0055】
モータユニット2のモータ軸6は太陽ローラ38の軸挿入孔38Aに挿入され、キー結合によって回転方向に係合するようになっている。又、変速機ユニット80における外歯歯車76を偏心揺動回転させる入力軸82は、キャリア40に形成される軸挿入孔40Cとスプライン結合されている。
【0056】
このギヤドモータ72は、モータユニット2の回転動力を単純遊星ローラユニット70によって減速して入力軸82に伝達する。この入力軸82に伝達された回転動力は、揺動内接噛合歯車減速機構78によって外歯歯車76の自転成分のみが取り出され、出力軸84に伝達される。
【0057】
特に、この種の揺動内接噛合歯車減速機構78を内部に有する変速機ユニット80は、外歯歯車76が偏心回転をするために振動及び騒音が生じ易い構造であるが、前述したように単純遊星ローラユニット70の存在によって全体として騒音及び振動が予想を超える大きさで大幅に低減されることが確認されている。
【0058】
次に、図6を参照して、ギヤドモータシリーズの第2例に係るギヤドモータ84について説明する。このギヤドモータ84は、単純遊星ローラユニット70の太陽ローラ38側のフランジ部62Aにモータユニット2が、反対側のフランジ部62Bには、直交軸歯車減速機構86を内部に収容した変速機ユニット88が連結されている。
【0059】
この直交軸歯車減速機構86は、一端がキャリア40の軸挿入孔40Cにスプライン結合し、他端側にはハイポイドピニオン90Aが一体的に形成される入力軸90と、この入力軸90の軸線方向と直交する回転中心軸を有し、前記ハイポイドピニオン90Aと噛合するハイポイドギヤ92と、このハイポイドギヤ92と同軸且つ一体的に回転する第1ピニオン94と、この第1ピニオン94と噛合する第1ギヤ96と、この第1ギヤ96と同軸且つ一体的に回転する第2ピニオン98と、この第2ピニオン98と噛合する出力軸ギヤ100と、この出力軸ギヤ100を支持するホロー型の出力軸102と、を備えており、入力軸90と出力軸102が直角の関係になっている。
【0060】
このギヤドモータ84によれば、モータユニット2の回転動力が単純遊星ローラ機構32及び交差軸歯車減速機構86を介して所定の減速比でもって90度回転して配置された出力軸102に伝達される。
【0061】
次に、図7を参照して、ギヤドモータシリーズの第3例に係るギヤドモータ104について説明する。
【0062】
このギヤドモータ104は、単純遊星ローラユニット70の太陽ローラ38側のフランジ部62Aにはモータユニット2が、反対側のフランジ部62Bには、平行軸歯車減速機構106を内部に収容する変速機ユニット108が連結されている。
【0063】
この平行軸歯車減速機構106は、一端がキャリア40の軸挿入孔40Cにスプライン結合すると共に、他端には入力ピニオン110Aが連結される入力軸110と、この入力ピニオン110Aと噛合する出力ギヤ112と、この出力ギヤ112の中心を貫通して該出力ギヤ112と回転方向に係合するホロー型の出力軸114と、を備えており、入力軸110と出力軸114とが平行になっている。
【0064】
次に図8を参照して、ギヤドモータシリーズの第4例に係るギヤドモータ116について説明する。
【0065】
このギヤドモータ116は、単純遊星ローラユニット36の太陽ローラ38側のフランジ部62Aにはモータユニット2が、反対側のフランジ部62Bには、カサ歯車による直交軸歯車減速機構118を内部に有する変速機ユニット120が連結されている。このカサ歯車による直交軸歯車減速機構118は、一端がキャリア40の軸挿入孔40Cにスプライン結合され、他端にはカサ歯車ピニオン122Aが一体的に設けられる入力軸122と、このカサ歯車ピニオン122Aと噛合する出力側カサ歯車124と、この出力側カサ歯車124を支持すると共に回転軸が入力軸122と直交するホロー型の出力軸126と、を備えて構成されている。
【0066】
従って、図6において示したギヤドモータ84においては、入力軸90と出力軸102は直交の関係になるものの、食い違っていたが、このギヤドモータ116においては入力軸122と出力軸126の回転軸が交わるようになっている。
【0067】
以上のように、両フランジ型のケーシングであって内部に単純遊星ローラ機構を備えた単純遊星ローラユニット36を用いれば、これを恰も継手として機能させることで、複数種類のモータユニット及び複数種類の変速機ユニットを容易に組合せることができ、幅広いバリエーションを有するギヤドモータシリーズを提供することが可能になる。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、低騒音、コンパクトでありながら、幅広い変速比の要求に柔軟且つ厳密に対応することができるギヤドモータ、又は、このギヤドモータを複数タイプ構成可能なギヤドモータシリーズを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るギヤドモータを示す部分断面図
【図2】同ギヤドモータの単純遊星ローラユニットを拡大して示す部分断面図
【図3】図2におけるIII−III断面図
【図4】本発明の第2実施形態に係るギヤドモータの単純遊星ローラユニットを示す部分断面図
【図5】同単純遊星ローラユニットを用いたギヤドモータを示す部分断面図
【図6】同ギヤドモータに他の変速機ユニットを連結した状態を示す部分断面図
【図7】同ギヤドモータに他の変速機ユニットを連結した状態を示す部分断面図
【図8】同ギヤドモータに他の変速機ユニットを連結した状態を示す部分断面図
【図9】従来のギヤドモータを示す部分断面図
【図10】同ギヤドモータを示す分解斜視図
【符号の説明】
2…モータユニット
4、80、88、108、120…変速機ユニット
6…モータ軸
30、72、84、104、116…ギヤドモータ
32…単純遊星ローラ機構
34…ケーシング
36、70…単純遊星ローラユニット
38…太陽ローラ
38A、40C…軸挿入孔
40…キャリア
50…遊星ローラ
52…リングローラ
62A、62B…フランジ部
64…ボルト孔
82、90、110、122…入力軸

Claims (3)

  1. モータユニットと、歯車機構によって構成され自身の入力軸が該モータユニットのモータ軸と同軸的に配置されると共に前記モータユニットの回転を増速又は減速して出力・伝達する変速機ユニットとを組み合わせてなるギヤドモータにおいて、
    太陽ローラ、キャリアに保持されると共に前記太陽ローラの外周に転接する遊星ローラ、該遊星ローラが自身の内周に転接するリングローラ、を摩擦ローラとして有する単純遊星ローラ機構と、該単純遊星ローラ機構を内部に収容するケーシングと、を備える単純遊星ローラユニットを、前記変速機ユニットとモータユニットの間に介在させ、
    前記単純遊星ローラ機構を内部に収容するケーシングの前記太陽ローラの軸線方向両端側において、該太陽ローラの径方向外側に広がるフランジ部を形成し、
    前記フランジ部の一方を前記モータユニットのケーシングに連結すると共に、他方を前記変速機ユニットのケーシングに連結し、且つ該モータユニットの回転が前記単純遊星ローラユニットを介して同軸性を有しながら、回転を減速又は増速する前記変速機ユニットに伝達するように構成し、更に
    前記フランジ部の双方に、前記太陽ローラの軸線方向に貫通する複数のボルト孔を、互いに同一配置となるように形成し、且つ
    該ボルト孔に挿入される取付ボルトによって、前記フランジ部を前記モータユニット及び変速機ユニットのケーシングにそれぞれ連結した
    ことを特徴とするギヤドモータ。
  2. 請求項において、
    前記リングローラを、前記単純遊星ローラ機構を内部に収容する前記ケーシングに固定して、該リングローラの回転を規制し、
    前記太陽ローラの回転中心位置に軸挿入孔を形成して、該軸挿入孔に前記モータユニットの前記モータ軸及び前記変速機ユニットの前記入力軸のいずれか一方を挿入すると共に、
    前記キャリアの回転中心位置に軸挿入孔を形成して、該軸挿入孔に前記モータ軸及び前記入力軸の他方を挿入し、
    前記モータユニットの回転が前記単純遊星ローラユニットを介して同軸性を有しながら、回転を減速又は増速する前記変速機ユニットに伝達するようにした
    ことを特徴とするギヤドモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のギヤドモータのシリーズであって、
    前記モータユニットとして複数タイプのモータユニットを有するモータユニット選択群と、前記変速機ユニットとして複数タイプの変速機ユニットを有する変速機ユニット選択群と、を備え、
    これらの選択群から各1個ずつ選択した前記モータユニット及び前記変速機ユニットを組み合わせて、任意タイプの前記ギヤドモータを選択可能とした
    ことを特徴とするギヤドモータシリーズ。
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