JP4364364B2 - 軟質組織採取用の外科手術装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に組織サンプリング用の装置に関し、特に、皮下生検材料の採取および患部の除去のための改良された生検プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】
癌腫瘍、前悪性状態および他の疾患を伴う患者の診断および治療についてこれまで長く調査研究が行なわれてきた。組織を検査するための非侵襲性の方法として、触診、X線、MRI、CTおよび超音波画像処理がある。医者が組織中に癌細胞が含まれていると疑う場合には、切開または経皮的手法のいずれかにおいて生検を行なうことができる。切開手法の場合は、医者はメスを使用して組織に大きな切開部を形成して関与組織部分の直接的観察および接近を行なえるようにすることによって、組織全体(切除生検(excisional biopsy))または組織の一部分(切開生検(incisional biopsy))の除去を可能にする。一方、経皮的手法の場合は、針状の器具を極めて小さな切開部分の中に挿通して、関与の組織部分に接近したり検査および分析のための組織サンプルを採取する。切開手法に比べて経皮的手法には、患者の回復時間が短い、痛みが少ない、手術時間が短い、低コストである、患者の解剖学的構造の損傷を少なくする等の相当に差のある利点があると考えられる。さらに、この経皮的手法とX線および超音波等の画像処理装置とを組み合わせることによって信頼性の高い診断および治療処理が行なわれるようになった。
【0003】
一般に、体内から組織の一部分を経皮的に採取するには、吸引による方法とコアサンプリングによる方法の2種類がある。細い針を通しての組織吸引は、流体媒体中において吸引できるように組織を十分に小さく細分する必要がある。この方法は他の既知の技法に比して侵襲性が低いが、液体中の細胞ついての検査(細胞学的診断(cytology))ができるだけで、細胞およびその構造についての検査(病理学的診断(pathology))はできない。一方、コアサンプリングによる生検の場合は、凍結またはパラフィン切片によって組織のコア(塊)または一部を組織学的診断用に採取する。
【0004】
採用する生検の種類は主に患者の種々のファクターにより決まり、全ての場合に共通し得る理想的な単一の手法は存在しない。しかしながら、コア生検は多くの状態に有用であり、医者によって広く使用されている。
【0005】
画像処理装置との組合せ使用のために、数多くの生検装置が構成され市販されてきた。このような生検装置の一例がC. R. Bard社により販売されるBIOPTY銃であり、米国特許第4,699,154号および同第4,944,308号ならびに米国再発行特許登録番号第34,056号に記載されている。このBIOPTY銃はコアサンプリング生検装置であって、同装置においては、生検針がスプリング付勢されている。しかしながら、このBIOPTY銃を使用する場合は、胸部または器官に穴を開ける必要があり、サンプル採取のたびに装置を挿入しなければならない。別のコア生検装置として、Travenol Laboratoriesにより製造されるTRUECUT針がある。このTRUECUT針は組織の単一コアを採取するものであって、組織を受容するための横向きのノッチ部を有する尖った要素と周囲組織からコアサンプルを切り取るための外側の鋭利な摺動カニューレを備えている。
【0006】
身体から生検サンプルを採取するための吸引生検装置は米国特許第5,492,130号、同第5,526,821号、同第5,429,138号および同第5,027,827号に記載されている。
【0007】
このような装置に伴うオペレータの誤操作を解消して各サンプルの組織を再採取する必要なく多数の組織サンプリングを可能にするために、商標名をMAMMOTOMEとして現在販売されている生検装置が開発された。この発明の実施形態が米国特許第5,526,822号に記載されている。このMAMMOTOME装置は画像案内式で経皮、コア用の胸部生検装置の様式である。この装置は真空補助式で組織サンプルを採取するための工程の幾つかが自動化されている。医者はこの装置を用いて体内から組織を切断する前に「積極的に(actively)」(真空を用いて)その組織を確保できる。この装置は硬さの異なる組織のサンプリングが可能である。このMAMMOTOME生検装置においては、カッターがこの装置内に取りつけたモータ駆動装置により回転し、医者は当該装置の外側にあるノブによりこのカッターを前後に手動で移動する。それゆえ、医者はフィードバックされる触覚によりブレードが有効に組織を切断しているか、噛み合いや目的物からのずれのような問題があるかを知ることができる。これによって、医者はブレードを組織中で移動する速度を調節したり、ブレードを停止したり、あるいは、ブレードを組織から後退させたりすることができる。さらに、この装置は生検針を身体から取り外すことなくその長手軸の周りの多数の位置における複数のサンプルを採集する目的で使用できる。これらの特徴によって、大きな患部のほとんどをサンプリングして小さな患部を完全に除去することができる。さらに、このMAMMOTOME装置においては、真空チャンバーが側部に取り付けられていて、細長い中空の穴あけ器に流体を介して連通している。この真空チャンバーにより供給される真空によって、中空の穴あけ器の側方の受容ポート内に組織が吸引される。
【0008】
胸部生検の場合、上記の装置は、一般に、患部と思われる部分の位置決めをするためのX線または超音波画像処理との組み合わせで使用するが、磁気共鳴画像処理のような別の画像処理手段もまた利用できる。使用時には、例えば、X線定位テーブルを備えるMAMMOTOME生検装置は可動の機械的取付アームに取り付けられていて、患者はこのテーブル上にうつ伏せに寝て患者の胸部が定位テーブルにおける開口部材の中に案内される。その後、胸部のX線画像が異なる角度から数枚撮られて、この胸部から除去すべきカルシウム沈着部(calcificaitons)または患部等の位置を決定する。次に、取付アームを手動で再位置決めして、生検装置を胸部に適正に整合する。その後、この取付アームを操作して生検装置の穴あけ器を胸部の中に当該穴あけ器の先端部が採取すべき組織の近くに到達するまで押し出す。次いで、付加的なX線画像を撮って、穴あけ器の先端部のポートが所望の組織部分を採取するための適正な位置にあるかを確認する。その後、この生検装置を用いて組織の1種以上のコアサンプルを採取する。さらに、付加的なX線画像を撮って患部と思われる組織の除去を確認する。なお、この生検装置および取付アームを処理中に再位置決めして、穴あけ器の先端部を新しい場所に移してさらに多くの組織サンプルを採取する必要がある場合もある。上記の簡単な説明により明らかなように、所望組織を採取するために生検装置を適正に位置決めするのに多くの時間のかかる工程が必要である。加えて、取付アームの移動の自由度によって胸部の特定部分への接近が邪魔されやすい。さらに、定位テーブルの寸法およびこれに付随する設備によってシステムの小型化が困難になっている。また、例えば、この処理を行なうための準備の整った部屋が1室のみの場合は、多数の患者に別々の病室において処理を受けるべく準備させることは不可能である。この場合に、小形のシステムであれば、医者は処理を行なうために各部屋に移動することが可能であり、これによって、病因における一定の限られた時間内により多くの患者を治療することができる。
【0009】
また、生検装置は患者がうつ伏せに寝るのではなくて直立状態になるような別の種類のX線画像処理システムと共に使用される場合もある。しかしながら、上述のX線定位「スナップショット(snapshots)」による位置決め、確認および再確認のための多数の工程はこの直立方式においても必要である。
【0010】
また、上記のMAMMOTOME装置は超音波画像処理装置のようなリアルタイム式手持式画像処理装置と共に使用することも可能である。この手持式超音波画像処理装置を伴うMAMMOTOME装置のような生検装置を使用する場合は、医者は関与の組織のリアルタイムの画像処理による利点を得ることができる。一般に超音波画像処理装置は穴あけ器によって穴あけされている組織に向けられる。しかしながら、この生検装置および画像処理装置の両方の位置決めおよび操作を容易にするためには、生検装置を当該生検装置の重量を支持するように構成された機械的な連結アームに取り付けるのが通常必要である。加えて、MAMMOTOME装置のカッターの軸方向の移動が手動であるためには、この生検装置を強固に支持して医者がカッターの先端部を移動することなくこのカッターを操作できるようにする必要がある。あるいは、補助者によってこの生検装置の制御を補助してもらうことが必要な場合もある。それゆえ、スイッチに触れることによって作動できるモータ駆動装置を使用することにより装置のカッターが移動できるような手持式コアサンプリング生検装置を構成することが有利であると考えられる。さらに、MAMMOTOME生検装置自体に電気的および真空の制御装置の一部分が存在しないので、この生検装置を強固に支持するか、医者はこれらの制御装置を作動する補助者を有する必要がある。それゆえ、生検装置の電気的および真空の制御装置が生検装置または例えば付属の発電機のいずれかの比較的近い位置に配置されているとさらに好都合であると考えられる。また、カッターの軸方向の移動を自動化すれば、医者がカッターブレードを手動で移動することにより得られる感触のフィードバックがある程度排除されることになる。それゆえ、カッターの軸方向の移動を自動的に計測して制御する方法を提供することが有利であり、これによって、例えば、ポートが遮蔽されている場合のカッターの進行を阻止できるようになると考えられる。
【0011】
近年において、身体からの組織の摘出のための手持式のモータ化した装置を開示する幾つかの特許が付与されている。これらの装置の多くは関節鏡検査手術のためのものであり、病理学的分析のために組織の生検コアサンプルを採取するためのものではない。これらのモータは切断/削りの端部作用部(end effectors)を回転駆動するためのもので、この端部作用部を組織内に進入させるためのものではない。このような関節鏡用の手持式でモータ化した装置の例は米国特許第4,995,877号、同第4,705,038号、同第5,192,292号、同第5,112,299号、同第5,437,630号、同第5,690,660号および同第5,320,635号を含む。
【0012】
1990年7月10日にTerwilliger他に付与された米国特許第4,940,061号において、組織に進入してこれを切断するための手段を駆動するバッテリー駆動式モータを内蔵するコアサンプリング用の手持式生検装置が記載されている。このモータはカッターを軸方向に駆動してこれを組織内に進入させるので、スプリング駆動式の装置の機械的な停止に伴う雑音や振動を排除できる。このことは患者と医者の両方に対して相当に気持ちを和らげる。しかしながら、この装置は組織部分を採取するための真空供給源を備えていない。すなわち、Burbank他の‘822号特許および‘333号特許に記載されるように、真空によって穴あけ器の先端ポートにおける完全な組織部分の補足が大幅に容易になる。各サンプルにおいてより多くの組織を捕捉することは必要なサンプルの数を減少するが、病気の組織を得る可能性が増大する。しかしながら、米国特許第4,940,061号におけるTerwilligerの装置には、生検処理において存在する多量の流体の漏れやこぼれを最小にするための対処がみられない。
【0013】
医者は一部の患者にはX線画像処理システムを使用して、他の患者には超音波画像処理装置を使用することを望む場合がある。このような状況において、これら両方の画像処理システムに適合できる生検装置を使用することが望ましい。このような装置は状況に応じて、手持式装置として、あるいは、X線定位テーブルのアームに取り付けた装置として使用できることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
それゆえ、現行の装置に比してより多様性があって「患者に優しい(patient friendly)」生検装置を提供することが望ましい。この装置はX線定位テーブルに取り付けることなく使用する場合に適合する必要がある。すなわち、この装置は医者が超音波画像処理装置等のX線画像処理装置以外の画像処理装置と組合せて生検処理を行なうことを選択できるようにするために、軽量で、操作が容易で、手持式である必要がある。さらに、この装置は部屋から部屋への移送が容易であって、数人の患者をその外科処理に同時に準備させることが可能で、それゆえに、一定の限られた時間により多くの患者を治療することが可能であるために、外科手術処理の全体のコストが減少できることが望ましい。加えて、処理の全体の時間を減少するためにより少ない工程で生検を行なうことが望ましい。これらのことはX線定位テーブルを設定し動作させることの必要性を省くことによって達成できる。これらのファクターの組合せによって、この外科手術処理を現行のものに比してさらに広い有用性を有するようにできる。
【0015】
また、患者の胸壁に対して平行に保持できる手持式生検装置を提供することによって、この胸壁に近い患部と思われる組織のサンプルを容易に採取できることが望ましい。さらに、医者が採取する所望の組織に向けて手持式装置の進入する先端部を容易に操作できることが望ましい。また、医者がこの装置の進入する先端部による組織の探索時に感触を得ることによって生検処理している組織の病気の状態に関する情報を得ることが望ましい。加えて、この生検装置が、処理中における雑音や振動する機械的な動作を有さないこと、および、X線定位テーブルのような大きな機械の使用を必要としないことによって、「患者に優しい(patient friendly)」ことが望ましい。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、X線定位システムに取り付けた場合にのみ使用できる生検器具の使用に伴う従来の問題点を解消するものである。好ましい実施形態において、本発明は手持式生検装置であり、この装置は超音波画像処理装置のような別の手持式画像処理装置との組合せで使用できる。この生検装置は外科患者から少なくとも1個の軟質組織サンプルを採集するためのものである。この生検装置は患者に対して前後方向に装置の手動による移動によって独立して操作可能なハンドピースを備えている。さらに、この生検装置はハンドピースの先端部から延出する細長い穴あけ器(piercer)を有している。この穴あけ器は、その中に延在する穴あけ器内孔部と、組織に進入するための鋭利な先端部とを有しており、ハンドピースを手動により患者に向けて独立に移動する時にこの鋭利な先端部が組織に進入するようになっている。この穴あけ器は鋭利な先端部の基端側に配置されるポートを有しており、上記のハンドピースを手動によりさらに独立して操作してポートを組織の近くに配置すると、当該ポートが組織の一部を受容する。穴あけ器内孔部はこのポートと流体を介して連通する。
【0017】
本発明はさらに、内孔部を有する細長いカッターを備えている。このカッターは穴あけ器と同軸に配置されていて、穴あけ器に対して摺動可能である。このカッターはその先端部にカッターブレードを備えており、このカッターブレードは、カッターをポートよりも先端側に摺動した時に、穴あけ器のポートの中に入り込んだ組織の部分を切断する。この切断した組織の部分が切断刃よりも基端側のカッター内孔部の中に貯留される。
【0018】
本発明はハンドピースに内蔵されて細長いカッターと動作可能に接続しているカッター回転伝達機構を含む。すなわち、このカッター回転伝達機構が作動すると、カッターはその長手軸の回りに回転する。
【0019】
本発明はさらにハンドピースに内蔵されて細長いカッターと動作可能に接続しているカッター軸方向伝達機構を含む。すなわち、このカッター軸方向伝達機構が作動すると、カッターは穴あけ器に対して軸方向に摺動する。カッターが軸に沿って先端側に摺動すると、ポート内に入り込んだ組織の部分を切断する。また、カッターが軸に沿って基端側に摺動すると、生検装置から組織の切断した部分を取り出すことができる。
【0020】
さらに、この生検装置は動力伝達源を備えており、この動力伝達源はカッター回転伝達機構と動作可能に係合してカッターを回転する。好ましい実施形態においては、この動力伝達源はカッター軸方向伝達機構とも動作可能に係合してカッターを長手方向に移動する。すなわち、第1の電気モータが第1の柔軟性を有する回転可能な軸によってカッター回転伝達機構と動作可能に係合している。また、第2の電気モータが第2の柔軟性を有する回転可能な軸によってカッター軸方向伝達機構と動作可能に係合している。上記のハンドピースはさらにホルスタ(holster)を備えている。第1の回転可能な軸および第2の回転可能な軸のそれぞれの先端部がホルスタ内に回転可能に取り付けられて、当該第1の軸および第2の軸がハンドピースの中のカッター回転伝達機構およびカッター軸方向伝達機構とそれぞれ動作可能に係合するようになっている。
【0021】
本発明の好ましい実施形態においては、管状の組織リムーバがカッターのカッター内孔部の中に配置されている。この組織リムーバは、カッターをその基端側に後退した時に、カッター内孔部の先端部から組織部分をハンドルの組織サンプリング面上に押し出す。この組織リムーバの基端部は第1の真空チューブに接続しており、当該チューブは第1のコネクタを介して流体収集システムに接続している。すなわち、この真空系が作動すると、カッター内孔部の流体の内容物が流体収集システムに移される。さらに、ストレイナ(strainer)が組織リムーバの先端部に設けられていて、組織部分が当該リムーバの中に入り込むのを阻止する。
【0022】
さらに、好ましい実施形態においては、上記穴あけ器の内孔部の基端部が第2のコネクタを介して接続する第2の真空チューブを介して流体収集システムに接続している。穴あけ器内孔部の流体内容物もまた上記真空系の作動時に流体収集システムに移される。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の新規な特徴は特に特許請求の範囲およびその実施態様に記載されるが、本発明のさらに別の目的および利点を含む構成および動作方法は図面に基づく以下の詳細な説明により最良に理解できる。
【0024】
図1は生検装置の第1の実施形態を示しており、この装置はプローブ組立体40と、ホルスタ140と、流体収集システム22と、制御ユニット342および動力伝達源24により構成されている。プローブ組立体40は着脱自在にホルスタ140に接続している。これらは一体になってハンドピース20と称する軽量で人間工学的な形状を有する手動操作可能な部分を構成する。プローブ組立体40は中空のハンドル43から先端側に延出する穴あけ器70を備えている。このプローブ組立体40は第1の真空チューブ94および第2の真空チューブ136を介して流体収集システム22と流体を介して連通している。さらに、第1の真空チューブ94および第2の真空チューブ136は第1のコネクタ27および第2のコネクタ25を介して流体収集システム22にそれぞれ着脱自在に接続する。第1のコネクタ27はオス形部分32と第1の真空チューブ94に取り付けられたメス形部分28を有している。第2のコネクタ25はメス形部分30と第2の真空チューブ136に取り付けたオス形部分26を有している。これらのコネクタ部分26,28,30およびコネクタ部分32はこのように取付けられるので、第1のチューブ94および第2のチューブ136を誤って流体収集システム22に切り替えて接続することを防止する。ホルスタ140は第1の回転可能な軸34、第2の回転可能な軸36、および制御コード38を備えている。第1の回転可能な軸34および第2の回転可能な軸36は柔軟性を有しているのが好ましく、これによって、オペレータは片手によってハンドピース20を容易に操作できる。制御コード38はハンドピース20を動力伝達源24および制御ユニット342に操作可能に接続する。
【0025】
ハンドピース20は電気機械的アームによるのではなく、オペレータの手によって操作されるので、オペレータはハンドピース20の先端部を関与の組織部分に向けて大分自由に操作できる。また、外科医は触感のフィードバックによって、相当な程度に、処理している組織の密度や硬さを確認できる。加えて、ハンドピース20は患者の胸壁にほぼ平行に保持することができて、より近くで組織部分を採取することができるので、電気機械的なアームに取り付けた装置を使用した場合にその胸壁部を採取することができる。図1から分かるように、穴あけ器70はハンドピース40の先端部から延出していて、当該ハンドピース40に対して長手方向にずれている。このずれによって、組織内に穴あけ器70を挿入することが容易になり、穴あけ器70の軸は患者の胸壁の面に対してほぼ平行に保てる。この結果、患者の胸壁に近い位置の組織部分を摘出することが可能になる。
【0026】
当該技術分野における熟練者であれば理解されるだろうが、生検装置を保持するための可動アームを内蔵するX線定位テーブルまたは別の種類の画像処理装置の可動アームにハンドピース20を固定して保持するための取付部材または「ネスト部材(nest)」を備えることができる。このことによって、オペレータはMAMMOTOME装置を使用した場合に説明したのと同様の態様で外科手術患者における組織部分に接近するためにハンドピース20の使用を選択することが可能になる。このような多様性は、例えば、手持式装置が一時的に使用不能となってX線定位テーブルの使用が必要になった場合に、オペレータにとって好都合になる。
【0027】
図2はホルスタ140および分離したプローブ組立体40を示している図である。一対のタブ144がホルスタ上側外殻部142の各側面から横方向に突出しており、プローブ組立体40の中空ハンドル43の左右のアンダーカット状の梁(ledge)138および梁139の中にそれぞれ挿入される。さらに、複数の凹部66がハンドル43に設けられていて、装置におけるオペレータの把持状態を向上している。ホルスタ140の下側外殻部156におけるチューブスロット162が第1の真空チューブ94および第2の真空チューブ136のための空隙部を構成している。第1のスイッチ146、第2のスイッチ148、および第3のスイッチ150はホルスタ140の先端部に取り付けられていて、医者は別の手で超音波画像処理装置等を操作しながら他方の手でハンドピース20を操作できる。これらのスイッチ146,148およびスイッチ150は動力伝達源24および流体収集システム22を制御ユニット342と共に作動するために備えられている。ホルスタ140の先端部に***部152が設けられていて、医者がハンドピース20を把持する場合およびスイッチ146,148およびスイッチ150を操作する場合に補助を行なう。さらに、この***部152はハンドピース20を適正に把持する場合の感触による判断基準を医者に与える。
【0028】
さらに、図2おいて、プローブ組立体40は窓58を備えていて、第1の真空チューブ94の一部が見えるようになっている。第1の真空チューブ94および第2の真空チューブ136はシリコーンチューブのような柔軟な透明または半透明の材料により形成されている。このことによって、チューブ内に流れる材料を目で見ることが可能になる。プローブ組立体40に窓58を設けることによって、オペレータは穴あけ器70を挿入する組織から目を離さずに第1の真空チューブ94の中の流れを見ることができる。また、横方向の開口部68が中空のハンドル43の先端部に設けられていて、組織サンプリング面64への両側からの接近を可能にしている。従って、外科手術患者から摘出した組織は組織サンプリング面64からオペレータまたは補助者によって取り出される。
【0029】
図3はプローブ組立体40の分解等角図である。ハンドル43は右ハンドル外殻部42および左ハンドル外殻部44により形成されていて、当該各部材はポリカーボネートのような硬い生体許容性のプラスチック材料によって射出成形されている。プローブ組立体40を最終的に組み立てる際に、これらの右ハンドル外殻部42および左ハンドル外殻部44が接合端部62に沿う超音波溶接または当該技術分野において周知の幾つかの別の方法の任意のものによって一体に接合される。プローブ組立体40は穴あけ器70により構成されていて、当該穴あけ器は穴あけ器内孔部80を有する細長い金属製穴あけ器チューブ74を備えている。穴あけ器チューブの先端部の側において、外科手術患者から摘出する組織を受容するためのポート78が備えられている。さらに、穴あけ器チューブ74と並んで、真空内孔部82を有する細長い管状の金属製真空チャンバーチューブ76が設けられている。穴あけ器内孔部80はポート78により画定される「ボール(bowl)」の底部に配置される複数の真空穴77(図7参照)を介して真空内孔部82に流体を介して連通している。これらの穴は流体を除去するために十分に小さいが、真空チャンバー76に流体を介して接続する第1の真空チューブ94を通して切断した組織部分を除去し得る程度に大きくはない。また、鋭利化した金属先端部72が穴あけ器70の先端部に取り付けられている。この先端部72は胸部のような軟質組織に進入できるように構成されている。この実施形態において、鋭利化した先端部72は3個の面を有していて、ピラミッド形の先端部分を備えているが、この先端部分の形状は他の形状であってもよい。
【0030】
さらに、図3において、穴あけ器70の基端部は、長手方向のボア84と拡張した中心部分86と当該拡張した中心部分86における横方向の開口部88とを有するユニオンスリーブ90に取り付けられている。このユニオンスリーブ90は左のハンドル外殻部44および右のハンドル外殻部42の間に突出する一対のユニオンスリーブリブ50に取り付けられている。細長い金属製の管状カッター96がユニオンスリーブ90の長手方向のボア84内および穴あけ器70の穴あけ器内孔部80内軸方向に沿って整合していて、カッター96は先端側および基端側の両方向に容易に摺動できるようになっている。一対のカッターガイド46がハンドル半体部42およびハンドル半体部44の中に一体成形されていて、カッター96を穴あけ器74の基端部と同軸に整合した状態で摺動可能に保持している。カッター96はカッター96の全長に渡ってカッター内孔部95を備えている。さらに、カッター96の先端部は鋭利化されてカッターブレード97を形成しており、当該カッター96の回転時にカッターブレード97に対向する組織を切断する。カッター96の基端部はカッターギア98のカッターギアボア102の内側に取り付けられている。このカッターギア98は金属製またはポリマー製のいずれでもよく、複数のカッターギア歯100を有しており、各歯100が当該技術分野において周知のような典型的なスパーギア歯を有している。
【0031】
さらに図3において、カッターギア98は細長い駆動ギア104によって駆動され、このギア104は各カッターギア歯100と歯合するように構成された複数の駆動ギア歯106を有している。この駆動ギア104の機能はカッターギア98とカッター96がそれぞれ長手方向に移動する時にこれらを回転させることである。好ましくは、駆動ギア104はステンレススチールのような金属により形成されている。先端側駆動軸108が駆動ギア104の先端部から突出していて、左側ハンドル外殻部44の内側に成形された軸支持リブに取り付けられる。また、ギア軸110が駆動ギア104の基端部から突出していて、左側ハンドル外殻部44の内側に成形されているギア軸支持リブに支持されている。左側クロスピン112が、駆動ギア104を回転係合するための手段としてギア軸110の基端部に取り付けられている。
【0032】
図3において、キャリヤ124が備えられていて、カッターギア98を保持して、当該ギア98が先端側および基端側において回転する時にこれを担持する。このキャリヤ124は硬いポリマーにより形成されているのが好ましく、ネジ付きのボア126により円筒形状に形成されていて、キャリヤフット130がその側面から延出している。このフット(足(foot))130はカッターギア98を適正な方向に保持してカッターギア歯部100を駆動ギア歯106に適正に歯合させるための凹部128を備えている。キャリヤ124はネジ付きボア126を介して駆動ギア104に平行な細長いネジ114に取り付けられる。このネジ114は複数の従来のリードスクリューネジ部116を有していて、ステンレススチールにより形成されているのが好ましい。ネジ114の一方向における回転によって、キャリヤ124は先端側に移動し、当該ネジ114の反対方向の回転によってキャリヤ124は基端側に移動する。さらに、このネジの回転に従ってカッターギア98が先端側および基端側に移動し、カッター96が前進または後退する。この実施形態においては、ネジ114は右手ネジを有して示されており、時計方向の回転(基端側から先端側の方向に見た場合に)によってキャリヤ124が先端側に移動する。なお、制御ユニット342における設定が可能であれば、ネジ114に対して左手ネジを使用することも可能である。先端側ネジ軸118および基端側ネジ軸120がネジ114の先端部および基端部からそれぞれ突出している。先端側ネジ軸118は右側ハンドル外殻部42の先端側ネジ支持体48において回転可能に取り付けられており、基端側ネジ軸120は右側ハンドル外殻部42の基端側ネジ支持体54において回転可能に取り付けられている。さらに、右側クロスピン122が、回転係合手段としてネジ軸120の基端部に取り付けられている。
【0033】
図3はまた上述した第1の真空チューブ94および第2の真空チューブ136をそれぞれ示している図である。第1の真空チューブ94の先端部はポリマー製真空取付部品92に取り付けられており、この取付部品92はユニオンスリーブ90の横向きの開口部88に強固に挿入している。このことによって、穴あけ器内孔部80における流体が流体収集システム22と連通することが可能になる。第1の真空チューブ94はネジ114および駆動ギア104の上の開放した空間内において中空のハンドル43の中に収容されており、中空のハンドルの先端部から開口部57を貫いて延出する。第2の真空チューブ136は細長い金属製の管状組織リムーバ132の基端部に流体を介して接続している。この第2の真空チューブ136は第1の真空チューブ94と並んで中空ハンドル43から開口部57を介して延出している。ストレイナ134が組織リムーバ132の先端部に取り付けられていて、組織の切断部分がリムーバから流体収集システム22の中に流れ込むのを阻止する。この組織リムーバ132は管状カッター96の中に摺動自在に挿入されている。この生検装置の動作中に、組織リムーバ132は常に固定しており、右ハンドル外殻部42および左ハンドル外殻部44の内側の一対の基端側支持部材52の間に取り付けられている。カッター96が完全に第1の位置に後退している時(図4,図6,図7参照)、組織リムーバ132の先端部はカッター96の先端部とほぼ同じ位置にある。カッター96の先端部は、その第1の完全に後退した位置にある時に、垂直壁部69よりもやや先端側にあり、この壁部69は組織サンプリング面64に対して基端側で垂直である。
【0034】
図3において、右側アクセスホール56が右側ハンドル外殻部43の基端部に示されている。この右側アクセスホール56は、ネジ114の基端部への接近(access)を可能にしてこれを電力供給源24と動作可能に係合できるようにするものである。同様に、左側アクセスホールが左側ハンドル外殻部44に設けられていて、駆動ギア104の基端部への接近(access)を可能にしてこれを電力供給源24と動作可能に係合できるようにしている。
【0035】
組織リムーバ132は2種類の機能を果たす。第1に、穴あけ器内孔部80に収容された流体を排出する補助を行なう。この処理は第2の真空チューブ136を組織リムーバ132の基端部に取り付けることによって達成される。組織リムーバ132の先端部が穴あけ器内孔部80の中に挿入されているので、この穴あけ器内孔部80は流体を介して流体収集システム22に連通している。第2に、組織リムーバ132は以下のようにカッター96から組織を取り出す。すなわち、組織サンプルを採取する時に、カッター96がポート78に対してわずかに先端側の第4の位置に進行して(図10,図11参照)、切断した組織部分200がカッター96の先端部におけるカッター内孔部95の中に捕捉される。その後、カッター96が第1の位置に移動して(図4,図6,図7参照)、カッターブレード97が組織サンプリング面64に対してわずかに先端側に位置する。カッター96のこの位置において、組織リムーバ132の先端部(この部材は常に固定している)がカッター96の先端部にほぼ一致する。それゆえ、カッター内孔部95内に収容される大きさの任意の組織部分がカッター内孔部95から押出されて、図12に示すように、組織サンプリング面64上に移される。この組織部分200はオペレータまたは補助者によって取り出すことができる。
【0036】
次に、図4において、左側ハンドル外殻部44を伴うプローブ組立体40の等角図であって、図3に示した構成部分の配置の詳細を省略している図である。第1の真空チューブ94の部分もまた簡明化のために省略されている。キャリヤ124が完全に後退した位置において示されており、カッター96もまた完全に後退した第1の位置にある。カッターブレード97はハンドル43の垂直壁部69よりもわずかに先端側にある。キャリヤ124のフット130は中空のハンドル43の内側の底部におけるキャリヤガイド面60に沿って摺動するように構成されている。
【0037】
図4に示すように、カッター軸方向伝達手段121はキャリヤ124、ネジ114およびネジ軸120を備えている。また、カッター回転伝達手段109は駆動ギア104、カッターギア98およびギア軸110を備えている。
【0038】
図5は本発明の第1の実施形態のホルスタ140の分解等角図である。ホルスタ上側外殻部142およびホルスタ下側外殻部156はそれぞれポリカーボネートのような硬質の生体許容性のプラスチックにより射出成形されている。最終的な組み立て時において、これらの外殻部は複数の整合穴164の中に、当該技術分野において周知のネジ(図示せず)または別の種類のファスナを介して一体接合される。ギア駆動軸180およびネジ駆動軸182がホルスタ140の基端側の閉じた部分の中に収容されている。これらの軸はグロメット176から延出しており、このグロメット176は上側のホルスタ外殻部142および下側のホルスタ外殻部156の外殻端部170にそれぞれ係合するための溝172を有している。グロメット176は第1の回転可能な軸34をネジ駆動軸182に取り付けて、第2の回転可能な軸36をギア駆動軸180に取り付ける。すなわち、第1の回転可能な軸34はグロメット176の左側ボア174の中に回転可能に挿入される。また、第2の回転可能な軸36は右側ボア178の中に回転可能に挿入される。グロメット176は制御コード38のホルスタ140への歪除去した取り付けを行なう。
【0039】
さらに、図5において、ギア駆動軸180はホルスタ外殻部142およびホルスタ外殻部156の内側の第1の壁部166および第2の壁部168の中に形成された一対のギア駆動取付部160に回転可能に支持される。一方、ネジ駆動軸182はネジ駆動取付部158に同様に回転可能に支持される。左側カップラ(連結部材)184がギア駆動軸180の先端部に取り付けられていて、ギア軸110に取り付けた左側クロスピン112と回転可能に係合する左側カップラマウス192を備えている。図4に示したプローブ組立体40をホルスタ140に取り付ける時に、ギア軸110はギア駆動軸180に回転可能に係合する。この状態が図6により分かり易く示されている。同様に、ネジ駆動軸182は右側カップラ186とマウス194を備えており、このマウス194はネジ軸120のクロスピン122に回転可能に係合する。これら右のカップラ186および左のカップラ184はそれぞれカップラフランジ188およびカップラフランジ190を有しており、これらのフランジ部は駆動取付部158および駆動取付部160の対応する部分に形成されたスラスト(thrust)スロット159の中に回転可能に挿入される。これらのカップラフランジ188およびカップラフランジ190は駆動軸180および駆動取付部182の軸方向の負荷を支持する。
【0040】
さらに、図5において、ホルスタ140はHewlett-Packard社の部品番号HEDR−81002Pとして販売されるネジ回転センサー198を備えており、当該センサーは後に詳述するように制御ユニット342に電気的な信号を供給する。この第1の実施形態において、回転センサー198はホルスタ上側外殻部142の内側でネジ駆動軸182の真上に取り付けられている。段付きホイール199がネジ駆動軸182に取り付けられていて、回転センサー198に収容される発光ダイオードの前方に延出している。すなわち、段付きホイール199が回転すると、遮断された光ビームが電気的に検出され、かつ、制御ユニット342に送り返されてネジ駆動軸の回転速度(カッターチューブの軸に沿う進行または後退速度)および始動時からのネジ回転数(カッター96の瞬時の軸方向の位置)についての情報が与えられる。さらに、回転センサーリード線196がグロメット176を通って制御コード38における導電線193の束の一部になっている。
【0041】
本発明の第1の実施形態におけるホルスタ140はホルスタ上側外殻部142の内側に取り付けたスイッチ146,148およびスイッチ150を有している。これらのスイッチ146,148およびスイッチ150は制御コード38内に収容される複数の導電線193に電気的に接続している。実施形態の一例においては、第3のスイッチ150はハンドピース20および流体収集システム22の間の流体を介する連通を操作して制御ユニット342を種々の命令に応答するように設定する。第2のスイッチ148はカッター96の基端側への移動を操作して制御ユニット342を種々の命令に対応するように設定する。さらに、第1のスイッチ146はカッターの先端側への移動を操作して制御ユニット342を種々の命令に応答するように設定する。なお、これらのスイッチ146,148およびスイッチ150の機能は第1の実施形態に記載するものに限定されない。また、スイッチ146,148およびスイッチ150のハンドピース20上の物理的な位置は図2に示した各位置に限定されない。すなわち、本発明のハンドピース20の別の実施形態は特定の人間工学的な考慮または他の配慮を含んでいてもよく、スイッチ146,148およびスイッチ150はどの場所に配置されていてもよい。
【0042】
図6乃至図10は図1乃至図5によって実施されるような本発明による動作中のカッター96の4種類の位置の内の3個を示している図である。これらの3種類の位置はキャリヤ124およびカッター96のカッターブレード97の相対的な位置を観察することによって最も容易に識別できる。
【0043】
図6および図7において、後退位置すなわち第1の位置が示されていて、キャリヤ124は駆動ギア104およびネジ114の基端部に配置されている。一方、カッターブレード97は組織サンプリング面64のすぐ基端側に示されている。この第1の位置において、組織部分200は図12に示すように組織サンプリング面64から取り出すことができる。
【0044】
これらの図面にはカッター96の第2の位置が示されていない。この第2のカッターの位置においては、カッター96の先端部は組織サンプリング面64のすぐ先端側で穴あけ器チューブ74の基端部の近傍における穴あけ器内孔部80の中に配置されている。動作中においては、カッター96は第2の位置から第3の位置に移動する速度よりも遅い速度で軸方向に沿って第1の位置から第2の位置に移動して、カッター96の穴あけ器内孔部80の基端部内への挿入を容易にする。
【0045】
図8および図9において、カッター96は第3の位置に示されている。キャリヤ124は中間位置に軸方向に沿って移動しており、この位置はネジ114および駆動ギア104の先端部からわずかに離間している。カッターブレード97は破線で示されていてポート78のすぐ基端側に配置されている。真空穴77はポート78に対して開口していて、ポート78に近接する組織部分は、第1の真空チューブ94が流体収集システム22の真空に流体を介して接続された時に、ポート78の中に吸入される。
【0046】
図10および図11は第4の位置におけるカッター96を示している図であり、キャリヤ124はネジ114および駆動ギア104の先端部の近傍に位置している。この場合、カッターブレード97はポート78の先端側に(破線によって)示されていて真空穴77を覆っている。ポート78の中に吸引された組織はカッターブレード97の回転および進行によって切断されてカッター96の先端部におけるカッター内孔部95の中に貯留される。さらに、カッター96が図6および図7に示すような第1の位置に後退すると、組織部分200を図12に示すように取り出すことができる。
【0047】
図13は本発明の第2の実施形態を示している図である。第1の実施形態に対して異なる主要点は、この第2の実施形態において、ホルスタ221の中に第1のブラシレス電気モータ234および第2のブラシレス電気モータ236がそれぞれ取り付けられていることである。これらの第1のモータ234および第2のモータ236はHarowe Servo Controllers社から部品番号B0508−050で市販されている。この第2の実施形態においては、回転可能な軸34および軸36が除去されて、制御/電力コード232のみがホルスタ221を動力伝達源24および制御ユニット342(図1参照)に電気的に接続するのに必要である。ホルスタ下側外殻部222は第1の壁部242および第2の壁部244を備えており、これらは離間していて電気モータ234および電気モータ236の対を横並びに支持するように構成されている。ブラシレス電気モータ234およびブラシレス電気モータ236を使用することによって、図5に示す第1のホルスタの実施形態において説明したようなネジ206および駆動ギア204の一方または両方の駆動部分に取り付ける別々の回転センサーの必要性が排除できる。なお、第1の実施形態におけるように、プローブ組立体202をホルスタ221に取り付ける時に、右側カップラ238がネジ軸210の右側クロスピン214に回転可能に係合する。また、左側カップラ240がギア軸212の左側クロスピン216に回転可能に係合する。グロメット溝231を有するグロメット230がホルスタ外殻部222の取付スロット233によって保持される。さらに、ファスナ穴228がホルスタ下側外殻部222をネジまたは当該技術分野において周知の別の種類のファスナによりホルスタ上側外殻部に固定するために設けられている。
【0048】
さらに、図13において、第2の実施形態における第1の実施形態と異なる別の点は、図1乃至図4に示す第1の実施形態における中空のハンドル43が右の外殻部42および左の外殻部44にそれぞれ垂直に分割されているのに対し、プローブ組立体202は下方外殻部208および上方外殻部(簡明のために図面において省略している)から構成されていることである。さらに、この第2の実施形態はプローブラッチ220および図14に示すような他の構成の追加を容易にする。
【0049】
当該技術分野において周知の従来の技法を用いることにより、本発明の第1の実施形態および第2の実施形態において説明した2個のモータの代わりに1個のみの電気駆動式のモータを使用することが可能である。すなわち、単一のモータをカッター96の回転および進行用に使用することが可能である。このモータは装置に内蔵することができ、カッターの回転および進行(軸方向の移動)を同時または別々に行なうことができる。さらに、このモータは付属のハンドピース40の中に配置できて、動力伝達源24および制御ユニット342に電気的に接続できる。また、このモータをハンドピース40の外側に配置して動力伝達源24および制御ユニット342に電気的に接続することもでき、単一の柔軟性の軸を介してハンドピース40に機械的に係合することができる。
【0050】
図14は本発明の第2の実施形態における生検装置201のプローブ下方外殻部208およびホルスタ下方外殻部222を示している図である。この図はプローブ下方外殻部208の中に片持ばり(cantilever)として成形されたプローブラッチ220を明瞭に示すために下面部を上にして示されており、ラッチ傾斜面223に加えられる力によって下方に偏向できる。このラッチ220はさらに、プローブ組立体をホルスタ221に挿入する際にホルスタスロット224の中に挿入するためのラッチ突出部219により構成されている。プローブ組立体が完全にホルスタ内に挿入される際に、傾斜面220はホルスタ外殻部222の内面225による作用によって下方に偏向してスロットキー226の中に嵌入して保持される。これによって、右のカップラ238および左のカップラ240が、図13に示すように、それぞれ駆動軸212およびギア軸210に回転可能に係合する。ホルスタからプローブ組立体を取り外すためには、これらを引き離しながら突出部219を押圧する必要がある。図15は図14におけるプローブ下方外殻部208とホルスタ下方外殻部222を完全に一体に取り付けた場合のこれらのその中心軸に沿う長手方向の断面図を示している図である。
【0051】
図16は本発明の第3の実施形態のホルスタ251の分解等角図である。この実施形態は図1乃至図4に示した第1の実施形態におけるプローブ組立体40を使用できる。すなわち、第1の回転可能な軸264および第2の回転可能な軸266はグロメット262を介してギア駆動軸258およびネジ駆動軸260にそれぞれ取り付けられている。好ましくは、回転可能な軸264および回転可能な軸266は柔軟性を有していて、プローブ組立体40と組み合わされるホルスタ251(図2参照)が片手によって容易に操作できるようになっている。さらに、完全に一体化した回転センサー268がネジ駆動軸260に取り付けられている。この回転センサー268はCUI Stack社からModel Number SEH17として販売される小形光学エンコーダである。このセンサーはスイッチボード274に電気的に接続しており、スイッチボード274はホルスタ上方外殻部252の内側に取り付けられている。このスイッチボード274は制御ケーブル265を介して制御ユニット342、動力伝達源24および流体収集システム22に対してまたはこれらから電気情報を伝達するための複数の導電線を収容するリボンケーブル270を備えている。このスイッチボード274はその先端部において3個のスイッチ276,278およびスイッチ280を有しており、これらのスイッチは第1の実施形態における説明と同様に本発明による動作を行なう。すなわち、第3のスイッチ280は流体収集システムの真空に対する流体接続用であり、第1のスイッチ276はカッター96の前方移動用であり、第2のスイッチ278はカッター96の逆方向の移動用である。なお、これらのスイッチ276,278およびスイッチ280の特定の機能は、本発明の別の実施形態においては、図示の特定の配置に限られない。これらのスイッチ276,278およびスイッチ280はホルスタ上方外殻部252のスイッチ開口部254から突出している。一方、ホルスタ下方外殻部256はホルスタ251の基端部の構成部品を封入するために別の実施形態と同様に上方外殻部252に取り付けられる。
【0052】
当該技術分野における熟練者であれば、スイッチボード274および3個のスイッチ276,278およびスイッチ280を、図16に示す手により操作可能なホルスタ251に代えて足により操作可能な装置内に内蔵してよいことが容易に分かるであろう。これによって、オペレータは足によりスイッチ276,278およびスイッチ280を作動しながら片手で装置を操作することができるので、別の手を超音波画像処理装置を保持したり、外科手術処理における別の工程を実行するために自由に使うことができる。
【0053】
図17は本発明の電子機械的な構成部品の制御ユニット342に対する関係を示している図である。本発明の第3の実施形態を示しており、図16のホルスタ251が含まれている。第1のモータ/タコメータ組合体338(場合により第1のモータ/tachと称する)および第2のモータ/タコメータ組合体340(場合により第2のモータ/tachと称する)が動力伝達源24の部品として示されており、回転力を第1の軸264および第2の軸266をそれぞれ介してホルスタ251に供給する。これらのモータ/タコメータ組合体340およびモータ/タコメータ組合体348はMicroMo Electronics社からDC MicroMotors Series 3863として市販されている。制御コード265はMotorola社から部品番号MCF5206eFT40として販売されるシリアルコントローラ380に電気的に接続している。このシリアルコントローラ380はスイッチボード274にリボンケーブル270および制御コード265を介して電気的に接続している。シリアルコントローラ380はスイッチボード274とマイクロプロセッサ408との間のシリアル通信リンクにおける情報変換を調整する。このシリアルコントローラ380の使用により得られる利点は必要とされる導電線193の数を減少できることである。
【0054】
図17は流体収集システム22および動力伝達源24の電子機械的構成部品と制御ユニット342との間の接続も示している図である。プローブ組立体40(図2参照)から出る第1の真空チューブ94は第1の上方配管306および第1の下方配管308に流体を介して連通する第1のY字形コネクタ302に取り付けられている。これら2本の配管306および配管308は第1のピンチバルブ314を通っている。この用途において適当な3方向の市販のピンチバルブはAngar Scientific Company社から販売されるModel Number 373 12-7 15である。このピンチバルブ314は上方配管306または下方配管308のいずれかに近接しているが、両方の配管に同時に近接していることはない。下方配管308は大気圧への通気を行なう。一方、上方配管306は流体収集用キャニスタ318に取り付けられている。同様に、プローブ組立体40からの第2の真空配管136が第2の上方配管310および第2の下方配管312に流体を介して連通する第2のY字形コネクタ304に取り付けられている。これらの第1の真空Y字形コネクタ302および第2の真空Y字形コネクタ304はポリカーボネートのような硬質のポリマーにより成形されている。第2の上方配管310は第1のピンチバルブ314と同一の第2のピンチバルブ316を通ってキャニスタ318に到達している。一方、第2の下方配管312は第2のピンチバルブ316を通って大気に通気している。この場合も、これら2本の一方のみがいつでもピンチバルブに近接した状態になっている。
【0055】
さらに、図17の流体収集システムにおいて、主真空配管320はキャニスタ318を電力供給される真空ポンプ330に接続している。この用途に適した真空ポンプはThomas Compressors and Vacuum Pumpsから商品名WOB-L PISTON Series 2639として市販されている。この主真空配管320はレギュレータバルブ322を通っていて、キャニスタ318に供給される真空圧が電気的に調節される。この用途における市販のレギュレータバルブはParker Hannifin Corp., Pneutronics Divisionによるモデル番号VSONC 6 S 11 V H Q 8である。圧力センサー328がセンサー接続部324において主真空配管320に取り付けられている。この圧力センサー328の信号は制御ユニット342のA/Dコンバータ396に送られる。この用途における市販の補償形圧力センサーはSenSym社によるモデル番号SDX15である。
【0056】
制御ユニット342の心臓部は40MHzの32ビットマイクロプロセッサ408であって、部品番号MCF5206EFT40としてMotorola社から販売されており、最終的に簡単な電子機械的動作に変換する論理演算を実行するように構成されている。
【0057】
さらに図17において、制御ユニット342は部品番号LQ64D343としてSharp社から販売されている640×480カラーTFT−LCDディスプレイ334を備えている。このディスプレイ334はユーザインターフェイス用の抵抗素子タッチスクリーン336により被覆されている。なお、このタッチスクリーン336は部品番号95638としてDynapro社から販売されており、制御ユニット342におけるタッチスクリーンコントローラ402に電気的に接続している。タッチスクリーンコントローラ402はマイクロプロセッサ408のインターフェイスとして機能して、Microchip社により販売される部品番号PIC16C58Aのマイクロコントローラ、Microchip社により販売される部品番号93AA466SNのEEPROM、Texas Instruments社により販売される部品番号TLV1543CDWのA/Dコンバータ、およびMotorola社により販売される部品番号MC74HC4052Dのマルチプレクサ−デマルチプレクサにより構成されている。このタッチスクリーンコントローラは制御ユニット342が接触による入力を理解することによってユーザに応答することを可能にする。同様に、LCDコントローラ404はマイクロプロセッサ408およびLCDディスプレイ334の間のインターフェイスとして機能する。このLCDコントローラ404は色調、明暗、スクリーン更新速度のような表示パラメータを効率良く制御することによってマイクロプロセッサ408の負荷を軽減して、一般に、当該マイクロプロセッサ408のメモリーチップに直接アクセスする。このLCDコントローラ404は、Epson社により販売される部品番号SED1354FOAのLCDコントローラ、Micron社により販売される部品番号MT4LC1M16E5TG-6のディスプレイバッファDRAM、およびNational社により販売される部品番号74ACTQ16244SSCXのラインドライバにより構成されている。
【0058】
小形のアナンシエータ(報知器)332が制御ユニット342に備えられて、LCDディスプレイ334におけるアイコン制御の作動のたびに可聴のフィードバック「ビープ音(beeps)」をユーザに与える。この用途に適するアナンシエータはPanasonic(米国における松下電器産業株式会社)によるモデル番号EAS-45P104Sである。アナンシエータ332はオシレータ400によりマイクロプロセッサ408のインターフェイスとして作用し、オシレータ400はマイクロプロセッサ408からのデジタル入力信号をアナログの周期的な出力信号に変換してスピーカの可聴周波数を調整する。さらに、アナンシエータ332からの音量はプログラマブルなアテニュエータ(減衰器)によって調整される。オシレータ400はAMDにより販売される部品番号ASL-8.0000000-PCSAの8MHzオシレータ、およびAlteraによる部品番号EPM7256ATC144-7のPLDにより構成されている。
【0059】
さらに図17の概略図において、第1のモータ用コントローラおよびドライバ390は第2の電気モータ/タコメータ340をマイクロプロセッサ408とインターフェイスする。この第1のモータコントローラおよびドライバ390はNational社により販売される部品番号LMD18200TのH形ブリッジ、National社により販売される部品番号LM629M-8のモーションコントローラ、およびAltera社により販売される部品番号EPM7256ATC144-7のPLDにより構成されている。また、第2のモータ/タコメータ340はカッター軸方向伝達手段121(図4参照)の作動用の第2の柔軟性軸266と動作可能に取り付けられている。コントローラおよびドライバ390はマイクロプロセッサ408からのデジタル入力信号をモータの回転方向および速度を制御するためのアナログモータ入力信号に変換する。さらに、モータの閉じループ式デジタル速度制御が部品番号SEH17としてCUI Stack社により販売される回転センサー268(図16参照)からのフィードバック信号を用いてコントローラおよびドライバ390によって行なわれる。第1の電気モータ/タコメータ338は第1の回転可能な軸264を介してカッター回転伝達手段109(図4参照)を駆動する。この第1の電気モータ/タコメータ338は第2のコントローラおよびドライバ406を介してマイクロプロセッサとインターフェイスされる。
【0060】
必要に応じて使用されるカードリーダー382を制御ユニット342に備えて、メモリーカードからのデータを読み取って後のソフトウエアアップグレードおよびサービスに利用することもできる。
【0061】
シリアルポート384はシリアル伝達モードにおける2方向データ交換用に備えられており、この場合も、将来のアップグレードおよびサービスを行なう。このシリアルポート384はEXAR社により販売される部品番号ST16C2552CJ44のUARTおよびNational社により販売される部品番号DS14C335MSAのラインドライバ−レシーバにより構成されている。
【0062】
第1のPWM(パルス幅変調)ドライバ386はマイクロプロセッサ408と第1のピンチバルブ314をインターフェイスする。すなわち、この第1のPWMドライバ386はマイクロプロセッサ408からのデジタル入力信号を固定の周波数および振幅を有するが異なるデュティサイクルの波形のアナログ出力信号に変換する。ピンチバルブ314におけるソレノイドを駆動する時に、当該ソレノイドを初期的に作動するためにデュティサイクルが高い場合に、PWMドライバ386を使用する。ピンチバルブ314が作動すると、デュティサイクルはバルブ状態を維持するレベルまで下げられて、必要な電力が最小になる。第2のPWMドライバ388は同様にマイクロプロセッサ408と第2のピンチバルブ316をインターフェイスする。さらに、第3のPWMドライバ394はレギュレータバルブ322をインターフェイスする。これらのPWMドライバ394,388およびPWMドライバ386はそれぞれAltera社により販売される部品番号EPM7256ATC144-7のPLD、およびFairchild社により販売される部品番号NDS9945のFETトランジスタにより構成されている。
【0063】
さらに、部品番号MT4LC1M16E5TG-6のDRAMとしてMicron社から販売されるRAMメモリー装置392がマイクロプロセッサ408に備えられており、電力除去時に記憶データが自発的に消失される。一方、フラッシュメモリー装置398は連続的な電力供給なしにデータを記憶するためにマイクロプロセッサ408に備えられているが、RAM装置392よりアクセス時間が遅い。このフラッシュメモリー398はAMD社による部品番号Am29LV800BT-70RECである。
【0064】
A/Dコンバータ396は圧力センサー328からの電圧信号をマイクロプロセッサ408に対するデジタル信号に変換して、流体収集システム22における所望の真空圧を維持する。このA/Dコンバータ396はPhilips社により販売される部品番号PCF8591ATである。
【0065】
さらに図17において、第1(軸方向)のコントローラおよびドライバ390および第2(回転方向)のコントローラおよびドライバ406はハンドピース20内のカッター96の軸方向および回転方向の位置を継続的に計算して更新する。これらはまたその位置情報からカッター96の軸方向および回転方向の移動についての速度および加速度を計算する。さらに、マイクロプロセッサ408はカッター96の軸方向の位置および速度と回転方向の位置およびその速度を第1のコントローラおよびドライバ390と第2のコントローラおよびドライバ406によってモニターする。
【0066】
サンプリングモードにおいてカッター96が第3の位置(ポート78の先端側)に向って進行して、カッター96が所定の軸方向の位置に到達すると、マイクロプロセッサ408は第2のコントローラおよびドライバ406に信号を送ってカッターの回転を始動する。カッター96の回転速度は所定の速度プロファイルに従って、カッター96が第3の位置に到達したときにその回転速度がZ回転/分(rpm)になる。さらに、カッター96が第3の位置に到達すると、マイクロプロセッサ408はカッター96を速度Yで進行させるために第1のコントローラおよびドライバ390に信号を送る。その後、カッター96はポート78を通って進行速度Yおよび回転速度Zで進行する。ポート78を貫いて進行している間に、カッター回転速度が第2のコントローラおよびドライバ406によってモニターされる。この回転速度がZrpmよりも大きければ、第1(カッター回転)のモーター/タコメータ338に供給される電流が減少する。また、このカッター回転速度がZrpmよりも小さければ、第1のモータ/タコメータ338に供給される電流が増加する。このような第1のモータ/タコメータ338および第2のモータ/タコメータ340の両方の速度制御を行なう一方法として、所望速度と実際速度との間の差に基づいてエラー信号を発生することがある。その後、このエラー信号は各コントローラおよびドライバ390またはコントローラおよびドライバ406のいずれかの部品である比例示差微分(PID)デジタルフィルタに入力される。これらの3種類の値の合計がパルス幅変調(PWM)信号を発生するために用いられる。さらに、上記のエラー信号およびPWM信号の発生は第1のコントローラおよびドライバ390および第2のコントローラおよびドライバ406により達成できる。すなわち、PWM信号が第1のコントローラおよびドライバ390に入力されて第1のモータ/タコメータ338を駆動するためのアナログ出力信号が生じる。同様に、PWM信号が第2のコントローラおよびドライバ406に入力されて第2のモータ/タコメータ340を駆動するためのアナログ出力信号が生じる。
【0067】
また、マイクロプロセッサ408は第2のコントローラおよびドライバ406のPIDフィルタの出力値をモニターして、この値が所定の最大値を超える場合に、第1のコントローラおよびドライバ390に更新した速度命令を送ることによってカッター96の軸方向の速度を一定量だけ減少する。この閉じループアルゴリズムは、目的の回転速度が最大の負荷条件下においてカッター96の軸方向の速度を減少することにより達成されることを確実に行なうために使用される。その後、この制御ロジックが最初から繰り返される。
【0068】
図18は図17の制御ユニット342の部分として示されるLCDディスプレイ334およびタッチスクリーン336の拡大図である。本発明の実施形態の一例においては、12個の別々の動作モードがユーザに使用可能である。各動作モードに対応する制御スイッチがアイコン346,348,350,352,354,356,358,360,362,364,366およびアイコン368の形態でLCDディスプレイ334上に図形的に表示されている。ユーザは外科手術中の適当な時間に適当なアイコンの領域におけるタッチスクリーンを押圧することにより特定の動作を開始して生検装置の動作を電子的に制御することができる。なお、本発明は図18に示す動作モードの特定の組み合わせの使用に限られない。
【0069】
以下の動作モードの説明において、本発明の第1の実施形態を説明するためのものであるとする。第1のスイッチ146はカッター96の軸方向における前方(先端側)への移動を主に制御し、第2のスイッチ148はカッター96の軸方向における後方(基端側)への移動を主に制御し、第3のスイッチ150はハンドピース20の流体収集システム22に対する流体を介する接続を主に制御する。これらのスイッチ146,148およびスイッチ150もまた、装置の動作中の特定の処理工程に対応する制御ユニット342の設定と同様の二次的な機能を有しており、これらの二次的な機能については後に述べる。これらの動作モードは本発明の第2の実施形態にも適用可能であり、当該実施形態においては第1のスイッチ276、第2のスイッチ278および第3のスイッチ280が含まれる。
【0070】
各動作モードは一般的な生検処理の特定の部分において使用される。「基本(Prime)」動作モードはオペレータが装置の使用を準備する時に選択される。オペレータが例えばアイコン346の領域におけるLCDディスプレイ344に触れることによってこの「基本」動作モードを起動すると、ディスプレイ334は「基本モード(Prime Mode)」の状態になったことを表示する。その後、カッター96はポート78のすぐ基端側の第3の位置に移動する。カッターが第3の位置に到達すると、ディスプレイ344は、塩類溶液(saline)をプローブ組立体40を介して穴あけ器70に送る必要がある場合に、オペレータに当該塩類溶液をポート78に供給するように指示する。オペレータは窓58を通してこの塩類溶液の流れを観察できる。最後に、第1のピンチバルブ314および第2のピンチバルブ316が真空スイッチ150に応答するように設定される。
【0071】
「挿入(Insert)」動作モードはオペレータが外科手術患者の組織内に装置を挿入する準備をする時に選択される。オペレータが例えばアイコン348の領域におけるLCDディスプレイ344に触れることによってこの「挿入」動作モードを起動すると、ディスプレイ334は「挿入モード(Insert Mode)」の状態になったことを表示する。その後、カッター96はポート78のすぐ先端側の第4の位置に移動する。カッター96がこの第4の位置に移動すると、ディスプレイは装置が挿入状態に準備されたことを表示する。
【0072】
「確認(Verify)」動作モードはオペレータがポート78の位置が摘出する組織の近くにあることを確認する場合に選択される。挿入した穴あけ器70のポート78を画像処理装置においてさらに容易に可視化するためには、カッター96をポート78の基端側の位置に後退してポート78を「開いた(open)」状態にする必要があることが見出された。ポート78が摘出する組織の近くにない場合は、オペレータはカッター96を第4の位置に移動してポート78を「閉じる(close)」ことによって、穴あけ器70を摘出する組織に向けて手持操作できるようにする。その後、ポート78を再び開口してポート78が摘出する組織に近づいたことを確認する。さらに、これらの処理工程はポート78が摘出する組織に近づくまで繰り返される。オペレータが例えばアイコン350の領域のLCDディスプレイ344を触れることによってこの「確認」モードを起動すると、ディスプレイ344は状態が「確認モード(Verify Mode)」になったことを表示する。カッター96が第4の位置にない(ポート78が「開いた」状態にある)場合は、第2のモータ340がハンドピースの第1(前方)スイッチ146に応答するように設定される。その後、ディスプレイ344がオペレータにハンドピース20の第1(前方)スイッチ146を押圧してポート78を近づけるように指示する。オペレータが第1(前方)スイッチ146を押圧すると、カッター96が第4の位置に移動する。その後、第2のモータ340がハンドピースの第2(後方)スイッチ148に応答するように設定される。「確認」モードを選択した時にカッター96が既に第4の位置にある場合は、第2のモータ340が第2(後方)スイッチ148に応答するように設定される。その後、ディスプレイ344がオペレータにハンドピース20の第2(後方)スイッチ148を押圧することによってポート78を開口することを指示する。オペレータが第2(後方)スイッチ148を押圧すると、カッター96はポート78のすぐ基端側の第3の位置に移動する。その後、第2のモータ340が第1(前方)スイッチ146に応答するように設定される。
【0073】
「サンプル(Sample)」動作モードはオペレータが外科手術患者から組織の一部を摘出する場合に選択される。オペレータが「サンプル」動作モードを起動する時に、例えばアイコン352の領域におけるLCDディスプレイ344に触れると、ディスプレイ344は状態「サンプルモード(Sample Mode)」になったことを示す。その後、カッター96はポート78に対してすぐ基端側の第3の位置に移動する。次に、第2のモータ340が第1(前方)スイッチ146に応答するように設定される。カッター96が第3の位置に到達すると、ディスプレイ344がオペレータにハンドピース上の第1(前方)スイッチ146を押して組織サンプルを採取するように指示する。この第1(前方)スイッチ146が押されると、第1のピンチバルブ314および第2のピンチバルブ316が開口して、第1のモータ338が起動してカッター96が適当な速度で回転する。その後、カッター96が第4の位置に移動して、カッター96の先端側への移動時にポート78に入り込んだ組織部分を切断する。一旦カッター96が第4の位置に到達すると、第1のモータ338が停止してカッター96の回転が止まる。その後、第1のピンチバルブ314が作動して閉じる。次に、ディスプレイ344はオペレータにハンドピース20の第2(後方)スイッチ148を押して組織サンプルを摘出するように指示する。第2のモータはハンドピース20の第2(後方)スイッチ148に応答するように設定されている。オペレータが第2(後方)スイッチ148を押すと、カッター96がサンプリング面64のすぐ先端側の第1の完全に後退した位置に移動する。その後、第2のピンチバルブ316が作動して組織リムーバ132への真空供給を停止する。次に、「スマートバキューム(smart-vacuum)」が作動して複数の真空パルス(0.5秒オンで0.5秒オフ)が第2の真空チューブ136に供給される。なお、「スマートバキューム」についての詳細な説明は本明細書に参考文献として含まれる本特許出願と同一出願人により出願された米国特許出願第08/878468号に記載されている。ディスプレイ344は組織サンプルを取り出すようにオペレータに指示する。サンプルが全く摘出されない場合、すなわち、切断した組織部分が組織サンプリング面64上に移動しないで穴あけ器70の先端部に残留している場合は、オペレータは「ドライタップ(Dry Tap)」モードを選択するように指示される。また、患者の体内およびプローブ組立体40における過剰の流体を除去することが必要な場合は、オペレータは「リムーブ・エア/ブラッド(Remove Air/Blood)」モードを選択するように指示される。最後に、オペレータはハンドピース20の第1(前方)スイッチ146を押して次のサンプルを摘出するように指示される。次に、第2のモータ340がハンドピース20上の第1(前方)スイッチ146に応答するように設定される。オペレータが第1(前方)スイッチ146を押すと、「スマートバキューム」が停止して第1のピンチバルブ314および第2のピンチバルブ316が開口するように動作して、カッター96が先端方向に移動する。カッター96がポート78のすぐ基端側の第3の位置に近づくと、第1のモータ338がカッター96を回転するように作動して、カッター96はさらに完全に先端側の第4の位置に移動する。その後、カッター96の回転が停止して、第1のピンチバルブ314が閉じて第1の真空チューブ94によって供給される真空圧チャンバ−チューブ76への真空供給が停止する。
【0074】
「標識(Mark)」動作モードは、オペレータが患者の体内において組織を摘出する場所に金属標識を植え込むことを望む時に選択される。オペレータが「標識」動作モードを作動する場合は、例えば、アイコン354の領域におけるディスプレイ344に触れることによって、ディスプレイ344は状態が「標識モード(Marker Mode)」になったことを表示し、必要であれば、オペレータに「ドライタップ」モードを選択するように促す。その後、オペレータはハンドピース20の第3(真空)スイッチ150を押して「標識」モードを作動するように指示される。組織を標識付けするために本発明と組み合わせて使用できる標識付け装置はオハイオ州シンシナティのEthicon Endo-Surgery社から商品名MICROMARKで市販されている。なお、このMICROMARK適用装置(applier)およびクリップおよびその使用方法の完全な説明は本明細書に参考文献として含まれる共に1998年6月26日出願の米国特許出願第09/105,757号および同第09/105,570号に含まれる。オペレータが第3(真空)スイッチ150を押すと、カッター96が組織サンプリング面64のすぐ基端側の第1の位置に移動する。その後、ディスプレイ344は、オペレータに、MICROMARK装置を挿入して配置の準備完了時にハンドピース上の第3(真空)スイッチ150を押してマーカー(標識)を配置するように指示する。その後、第3(真空)スイッチ150が押されると、第1のピンチバルブ314が作動して5秒間開口状態になって真空チャンバ−76を介してポート78に真空を供給する。次に、ディスプレイ344はマーカーの配置が完了していない場合にはオペレータにMICROMARK装置の再位置決めを行なってマーカーの配置の準備完了時にハンドピース上の第3(真空)スイッチ150を押してマーカーを配置し、マーカーの配置が完了している場合には、MICROMARK装置を取り外すように指示する。
【0075】
「取出し(Remove)」動作モードはオペレータが外科手術患者の組織内から穴あけ器70を取り出せる状態にある場合に選択される。オペレータがこの「取出し」動作モードを作動する場合に、例えば、アイコン356の領域におけるディスプレイ344に触れると、ディスプレイ344は「取出しモード(Remove Mode)」になったことを表示する。カッター96はポート78の近くで完全な先端側の第4の位置に移動する。さらに、ディスプレイ344はオペレータに当該装置が取り出せる状態にあることを知らせる。
【0076】
さらに、「リムーブ・エア/ブラッド(Remove Air/Blood)」動作モードは、オペレータが穴あけ器78の先端部の近くでプローブ組立体40の中にある流体をすべて除去する時に選択される。オペレータがこの「リムーブ・エア/ブラッド」動作モードを、例えば、アイコン360の領域におけるディスプレイ344を押すことにより作動すると、ディスプレイ344が「リムーブ・エア/ブラッドモード(Remove Air/blood Mode)」の状態になったことを表示する。その後、カッター96がポート78のすぐ基端側の第3の位置に移動する。さらに、第1のピンチバルブ314および第2のピンチバルブ316が共にハンドピース20の第3(真空)スイッチ150に応答するように設定される。その後、ディスプレイ344はオペレータにハンドピース20上の第3(真空)スイッチ150を押して空気および血液等の流体を除去するように指示する。第3(真空)スイッチ150が押されると、第1のピンチバルブ314および第2のピンチバルブ316が5秒間開口するように作動する。その後、これらのバルブが閉じると、カッター96は組織サンプリング面64のすぐ基端側の完全に後退した第1の位置に移動する。次に、「リムーブ・エア/ブラッド」モードが自動的に終了して、その前に選択された動作モードが自動的にリセットされる。
【0077】
「ドライタップ(Dry Tap)」動作モードは、オペレータが「サンプル」動作モードによって患者から組織部分を摘出しようとしたが、組織部分が組織サンプリング面64上に配置されない場合に選択される。このことは、組織部分が外科手術患者から適正に切断されているが、穴あけ器78の先端部に残留している場合に生じる。オペレータがこの「ドライタップ」動作モードを、例えばアイコン358の領域におけるディスプレイ344を触れることによって作動すると、ディスプレイ344が「ドライタップモード(Dry Tap Mode)」の状態になったことを表示する。その後、カッター96がポート78のすぐ基端側の第3の位置に移動する。次に、第2のピンチバルブ316が0.5秒開口して0.5秒閉じる動作を3回行って、第2の真空チューブ136を介する組織リムーバ132への真空供給のパルス動作を行なう。その後、カッター96が組織サンプリング面64のすぐ基端側の完全に後退した第1の位置に移動する。その後、この「ドライタップ」動作モードが終了して、その前に選択された動作モードが自動的に選択される。
【0078】
「フラッシュ(Flush)」動作モードはオペレータが組織リムーバ132の先端部におけるあらゆる障害物(組織断片等)を取り除いて当該先端部に流体が流れるようにすることを望む場合に選択される。オペレータがこの「フラッシュ」動作モードを、例えば、アイコン362の領域におけるディスプレイ344に触れることによって作動すると、ディスプレイ344は「フラッシュモード(Flush Mode)」の状態になったことを表示する。その後、カッター96は完全に後退した第1の位置に移動して、組織リムーバ132の先端部が露出するようになる。次に、制御ユニット342が真空スイッチ150に応答するように設定され、このスイッチ150がオペレータに押されると、「フラッシュ」動作モードが終了して、前に選択された動作モードが自動的にリセットされる。しかしながら、真空スイッチ150を押す前に、オペレータは第2のコネクタ304を一時的に分断して、注射器を用いて第2の真空チューブ136の中に塩類溶液のような流体を注入してから、第2のコネクタ304を再接続することもできる。
【0079】
「注入(Inject)」動作モードはオペレータが局所麻酔のような流体を穴あけ器78の先端部の周囲の組織内に注入することを望む時に選択される。オペレータがこの「注入」動作モードを、例えば、アイコン364の領域におけるディスプレイ344を触れることによって作動すると、ディスプレイ344が「注入モード(Inject Mode)」の状態になったことを表示する。その後、カッター96がポート78のすぐ基端側の第3の位置に移動する。さらに、制御ユニット342がハンドピース20の第3(真空)スイッチ150に応答するように設定される。次に、ディスプレイがオペレータに第2の真空チューブ136に流体を注入してその注入処理の完了時に第3(真空)スイッチ150を再び押すように指示する。オペレータが第2の真空チューブ136の中への注入処理を完了して、当該チューブ136を流体収集システム22に再接続して、第3(真空)スイッチ150を押すと、カッター96が完全に後退した第1の位置に移動する。この時点で、「注入」動作モードが終了して、前に選択された動作モードが自動的にリセットされる。
【0080】
利用可能な動作モードの1つが選択されるたびに、ディスプレイ領域344が文章および図形の情報を与えてユーザに装置の正しい使用方法および次の処理工程を促す。さらに、モード表示ディスプレイ370には、カッター位置表示器373として表現されているカッターチューブの瞬時位置、前方真空表示器372(第1の真空チューブ94に対応する)、および後方真空表示器371(第2の真空チューブ136に対応する)の作動を示すプローブ組立体の表現が含まれる。
【0081】
本発明は、上述のように、ハンドピースがX線定位テーブルに取り付けられていないことを主な理由として、医者の部屋から各室に移送可能である。流体収集システム、動力伝達源および制御ユニットを含む装置の残りの部分はポータブルな車付きのユニット内に収容できる。医者は多数の患者がそれぞれ別々の部屋に抱えていて治療を待っている場合に、外科処理をそれぞれの患者に別個に行なわなければならないが、患者を装置に移動するのではなく、この生検装置を各患者に移動することができるので、患者に安心感を与えながら手術を待たせることができる。異なる滅菌したプローブ組立体を各患者に使用するが、ハンドピースのホルスタ部分は再使用できる。
【0082】
以上、本発明の好ましい実施形態を図示し説明したが、当該技術分野における熟練者であれば、これらの実施形態が例示的な目的でのみ用いられていることが明らかに分かる。すなわち、当該技術分野における熟練者によって、本発明を逸脱することなく多数の変形、変更および置換が案出可能である。従って、本発明は特許請求の範囲およびその実施態様によってのみ限定されると解するべきである。
【0083】
本発明の具体的な実施態様は以下の通りである。
(1)さらに、基端部および先端部を有する管状の組織リムーバから成り、当該リムーバが前記カッターのカッター内孔部の中に配置されていて、その先端部における前記ポートよりも基端側にストレイナを有しており、当該ストレイナがカッターにより切断した組織部分が前記カッター内孔部の中を基端側に移動することを阻止するためにカッター内孔部の中で障害物として存在する請求項1に記載の生検装置。
(2)さらに、基端部および先端部を有する第1の真空チューブから成り、当該第1の真空チューブの先端部が前記管状の組織リムーバの基端部に液体を介して連通して接続している実施態様(1)に記載の生検装置。
(3)さらに、前記第1の真空チューブの基端部に取り付けた第1のコネクタから成り、当該第1のコネクタが第1の真空チューブを流体収集システムに流体を介して連通するように接続する実施態様(2)に記載の生検装置。
(4)前記第1の真空チューブがその中の流体の流れを目視し得る材料により形成されている実施態様(2)に記載の生検装置。
(5)さらに、先端部および基端部を有する第2の真空チューブから成り、当該第2の真空チューブの一部が前記ハンドピースの中に収容されており、当該第2の真空チューブの基端部が流体収集システムに着脱可能に取り付けられており、当該第2の真空チューブの先端部が前記穴あけ器内孔部に流体を介して連通している請求項1に記載の生検装置。
【0084】
(6)前記第2の真空チューブがその中の流体の流れを目視し得る材料により形成されている実施態様(5)に記載の生検装置。
(7)さらに、前記第2の真空チューブの基端部に取り付けた第2のコネクタから成り、当該第2のコネクタが第2の真空チューブを流体収集システムに流体を介して連通するように接続する実施態様(5)に記載の生検装置。
(8)前記ハンドピースがさらに当該ハンドピースを前記動力伝達源に着脱自在に接続するためのホルスタにより構成されている請求項1に記載の生検装置。
(9)前記動力伝達源が第1の電気駆動モータおよび第1の回転軸を備えており、当該第1のモータが第1の回転軸の基端部に接続しており、当該第1の回転軸が前記ホルスタに回転可能に取り付けた先端部を有しており、これによって、前記第1のモータが前記ハンドピースのカッター回転伝達手段と動作可能に係合する実施態様(8)に記載の生検装置。
(10)前記動力伝達源がさらに第2の電気駆動モータおよび第2の回転軸を備えており、当該第2のモータが第2の回転軸の基端部に接続しており、当該第2の回転軸が前記ホルスタに回転可能に取り付けた先端部を有しており、これによって、前記第2のモータが前記ハンドピースのカッター軸方向伝達手段と動作可能に係合する実施態様(9)に記載の生検装置。
(11)前記ハンドルにおいて、前記ハンドピースの基端部および先端部の間に配置される組織サンプリング面が設けられており、当該サンプリング面を介して、前記生検装置におけるカッター内孔部の中から切断した組織部分を取り出す請求項1に記載の生検装置。
【0085】
【発明の効果】
従って、本発明によれば、現行の装置に比してより多様性があって、軽量で操作しやすい生検装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による軟質組織収集用のハンドピースを含む生検装置の等角図である。
【図2】図1のハンドピースの等角図であってホルスタに取り付ける前のプローブ組立体を示している図である。
【図3】図2のプローブ組立体の分解等角図である。
【図4】内部の構成要素を現すために左側のハンドル外殻部を取り外した図2のプローブ組立体の等角図である。
【図5】図2のホルスタの分解等角図である。
【図6】プローブ組立体およびホルスタの先端部の上部断面図であって、第1の位置、すなわち、完全に後退した位置のカッターを示している図である。
【図7】カッターが第1の位置にあって穴あけ器の先端部が開口している場合のプローブ組立体の先端部の部分断面図である。
【図8】プローブ組立体およびホルスタの先端部の上部断面図であって、第3の位置、すなわち、中間位置のカッターを示している図である。
【図9】穴あけ器の先端部のポートが開口していて患者から取り出す組織部分を受容するようになっており、カッターの先端側ブレード(破線で示されている)がポートのすぐ基端側にあって、図8に示すカッターの第3の位置に対応しているプローブ組立体の先端部の上部断面図である。
【図10】プローブ組立体およびホルスタの先端部の上部断面図であって、第4の位置、すなわち、完全に前進した状態のカッターを示している図である。
【図11】カッターの先端側ブレード(隠れ線で示されている)が穴あけ器の先端部におけるポートの先端側に示されていて、図10に示すカッターの第4の位置に対応しているプローブ組立体の先端部の上部断面図である。
【図12】左側ハンドル外殻部を取り外したプローブ組立体の等角図であって、第1の位置にあるカッターを示しており、組織部分がカッターの先端部から取り出された後にハンドルの組織サンプリング面上に配置された状態で示されている図である。
【図13】本発明の第2の実施形態の部分的上面図であって、ホルスタの上側外殻部およびプローブ組立体の上側外殻部が取り外されて内部の構成要素が現されている図である。
【図14】図13に示す生検装置におけるホルスタの下側外殻部およびプローブ組立体の下側外殻部の等角図であって、ラッチ部およびホルスタスロットを示している図である。
【図15】図14の組み立てた状態の構成要素の長手方向に沿う断面図である。
【図16】本発明の第3の実施形態のホルスタの分解等角図であって、スイッチボートおよび回転センサーを示している図である。
【図17】制御ユニットおよびその本発明の別の構成要素との関係を示す概略図である。
【図18】図17に示す表示装置の拡大図である。
【符号の説明】
20 ハンドピース
40,202 プローブ組立体
70 穴あけ器
96 カッター
132 組織リムーバ
140,221,251 ホルスタ
Claims (1)
- 外科手術患者から少なくとも1個の軟質組織部分を採取して取出すための生検装置において、
(a)片手によって把持するように構成されて先端部および基端部を有するハンドピースから成り、当該ハンドピースが生検装置を外科手術患者に対して前後に移動するための外部支持手段なしに片手によって独立して操作可能であり、さらに、
(b)前記ハンドピースの先端部から延出する細長い穴あけ器から成り、当該穴あけ器が、
(i)穴あけ器内孔部と、
(ii)組織に進入するための鋭利化した先端部を有しており、前記生検装置のハンドピースを外科手術患者に向けて片手により独立して移動した時に、当該鋭利化した先端部が組織に進入するように構成されており、さらに、
(iii)前記鋭利化した先端部の基端側に位置するポートを有しており、前記ハンドピースをこのポートの近くの組織に配置するように片手により独立してさらに操作した時に、当該ポートが組織の一部を受容するように構成されていて、前記穴あけ器内孔部がこのポートと流体を介して連通しており、さらに、
(c)先端部と基端部とこれらを貫通するカッター内孔部とを有する細長いカッターから成り、当該カッターが前記穴あけ器に対して同軸かつ摺動可能に配置されていて、そのカッター先端部にカッターブレードを有しており、カッターが前記ポートを越えて先端側に摺動する時に、当該カッタブレードが前記ポートの中に突入する組織部分を切断し、これによって、このカッターブレードの基端側の前記カッターのカッター内孔部の中に、切断した組織部分を貯留し、さらに、
(d)前記ハンドピースの中に収容されて前記細長いカッターと動作可能に接続しているカッター回転伝達手段から成り、当該カッター回転伝達手段が作動する時に、前記カッターがその長手軸の回りに回転し、さらに、
(e)前記ハンドピースの中に収容されて前記細長いカッターと動作可能に接続しているカッター軸方向伝達手段から成り、当該カッター軸方向伝達手段が作動する時に、前記カッターが前記穴あけ器に対して軸方向に摺動し、さらに、
(f)前記ハンドピースの基端部に接続された動力伝達源であって、
(i)前記カッターを回転させるための前記カッター回転伝達手段と、
(ii)前記カッターを軸方向に摺動させるための前記カッター軸方向伝達手段と、動作可能に係合する動力伝達源とから成ることを特徴とする生検装置。
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