JP4361430B2 - 双方向画像通信装置、その処理方法及びクライアント装置並びにプログラム - Google Patents

双方向画像通信装置、その処理方法及びクライアント装置並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、サーバ・クライアント方式のビデオ会議システム等の双方向画像通信システムに関する技術に係り、特に、クライアントにおける送信条件と受信条件にできるだけ適合した符号化データ送受信を可能とする技術に関する。
ビデオ会議システム等の双方向画像通信システムの従来技術として、例えばKDDIが製品化しているQuality Meeting(http://avs.kddlabs.co.jp/qmeet/body.html)がある。Quality Meetingでは、クライアント側で通信可能な帯域を監視し、クライアント側でエンコーダのビットレートを変化させ、帯域に応じた通信を行っている(例えば特許文献1参照)。しかしながら、従来技術では以下のような問題が生ずる。
例えば、サーバにクライアント1とクライアント2が接続されている構成において、クライアント1がサーバを介してクライアント2に符号化データを送信する場合、上記の従来技術では、クライアント1とサーバ間の帯域しか考慮できないので、クライアント2とサーバ間の帯域がクライアント1とサーバ間の帯域より狭い場合には、クライアント2でクライアント1の映像が受信できない場合が生じる。従って、クライアント1のエンコーダのビットレートは、帯域の狭い方に合わせて設定しておかなければならない。
従って、3つ以上のクライアントがサーバに接続している場合に、3つのクライアント間で双方向通信を実現するためには、最も帯域の狭い回線に合わせてエンコーダのビットレートを設定しなければならず、サーバと各クライアント間の帯域を有効利用できないという問題がある。この問題を解決するために、サーバで符号化データをデコードし、クライアント毎に適切なビットレートでエンコードすることが考えられるが、この方法ではサーバ側で複雑な処理を要し、サーバの負担が大きくなるとともに、送信側のクライアントからサーバ間の帯域を無駄に使用する場合が生じるという問題がある。
また、受信側のクライアントにおける受信環境(画像サイズ、フレームレート、ビットレート等のことであり、各値は本明細書及び特許請求の範囲における受信条件の例である)は一般に各クライアント毎に異なる。従って、上記の帯域における問題と同様の問題が生じる。すなわち、送信クライアントが最も低い受信条件の受信クライアントに合わせた符号化パラメータ(画像サイズ、フレームレート、ビットレート等のことであり、各値は本明細書及び特許請求の範囲における送信条件の例である)で画像を符号化しなければならないとすると、他の受信クライアントはより高画質の画像を受け得るにもかかわらずそれができないという問題が生じ、また、サーバで符号化データをデコードし、クライアント毎に適切な符号化パラメータでエンコードする方法を採用する場合、サーバの負担が大きくなるとともに、送信側のクライアントにおける符号化処理量が、受信側の受信条件と比較して無駄に大きい場合が生じるという問題がある。
特開2003−116133号公報 「要点チェック式H.323/MPEG4教科書」、(株)IEインスティチュート、2001年
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、送信側のクライアントの送信条件と受信側の各クライアントの受信条件をできるだけ満たし、必要かつ十分な帯域及び画像処理量を用いて双方向画像通信を行なうことを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記の課題は、フレーム内圧縮されたキーフレームとフレーム間圧縮された内挿フレームとを生成する映像圧縮方式を用いて映像を符号化する少なくとも1つのクライアント装置と、映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用される双方向画像通信装置であって、各クライアント装置から受信条件を受信し、保持する受信条件保持手段と、各クライアント装置に、他のクライアント装置の受信条件を送信する受信条件送信手段と、映像の符号化データを送信元クライアント装置から受信し、受信した符号化データを複製してバッファに蓄積する蓄積手段と、符号化データの送信先クライアント装置の受信条件に応じて、送信元クライアント装置から受信したキーフレームの符号化データのみ、又は、キーフレームの符号化データ及び内挿フレームの符号化データを送信先クライアント装置に送信する選択送信手段とを有することを特徴とする双方向画像通信装置を用いることにより解決することができる。
本発明によれば、各クライアント装置から受信した受信条件を各クライアント装置に送信するので、各クライアントは、自身の送信条件と受信条件とを比較することにより、必要かつ十分な帯域及び符号化処理量に適合した符号化パラメータを決定できる。また、本発明によれば、送信された符号化データの条件に満たない受信側のクライアントに対しても適切に符号化データを送信できる。
前記選択送信手段は、前記符号化データの所定の符号化パラメータ値と、送信先クライアント装置における受信条件とを比較し、前記所定の符号化パラメータ値が送信先クライアント装置における受信条件の値以上である場合には、送信元クライアント装置から受信したキーフレームの符号化データのみを送信先クライアント装置に送信し、前記所定の符号化パラメータ値が送信先クライアント装置における受信条件の値未満である場合には、キーフレームの符号化データ及び内挿フレームの符号化データを送信先クライアント装置に送信する。
また、本発明は、スケーラビリティの機能を有する映像圧縮方式を用いて映像を符号化する少なくとも1つのクライアント装置と、クライアント装置から受信した映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用される双方向画像通信装置であって、各クライアント装置から受信条件を受信し、保持する受信条件保持手段と、各クライアント装置に、他のクライアント装置の受信条件を送信する受信条件送信手段と、スケーラビリティの機能における複数レイヤの符号化データを送信元クライアント装置から受信し、受信した複数レイヤの符号化データを複製してバッファに蓄積する蓄積手段と、送信元クライアント装置から受信した複数レイヤの符号化データのうち、送信先クライアント装置に送信する一又は複数のレイヤの符号化データを、当該送信先クライアント装置の受信条件に応じて選択し、選択した一又は複数のレイヤの符号化データを送信先クライアント装置に送信する選択送信手段とを有することを特徴とする双方向画像通信装置として構成することもできる。
前記選択送信手段は、送信元クライアント装置から受信した符号化データのレイヤと、送信先クライアント装置の受信条件としてのレイヤとを比較し、送信元クライアント装置から受信した符号化データのレイヤが送信先クライアント装置の受信条件としてのレイヤに含まれる場合には、送信元クライアント装置から受信した符号化データ全部を送信先クライアント装置に送信し、送信元クライアント装置から受信した符号化データのレイヤが送信先クライアント装置の受信条件としてのレイヤを超える場合には、送信元クライアント装置から受信した符号化データのうち、送信先クライアント装置の受信条件のレイヤ分の符号化データを選択して送信先クライアント装置に送信する。
また、上記の課題は、映像を符号化して送信する少なくとも1つのクライアント装置と、映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用されるクライアント装置であって、受信条件及び送信条件を保持する手段と、双方向画像通信装置に受信条件を送信する受信条件送信手段と、双方向画像通信装置から、双方向画像通信システムにおける他のクライアント装置の受信条件を受信し、保持する受信条件保持手段と、送信条件と、他のクライアント装置の受信条件のうちの最大のものとを比較し、等しければそれを符号化パラメータとし、等しくなければ小さい方を符号化パラメータとする符号化パラメータ決定手段と、前記符号化パラメータを用いて映像を符号化し、双方向画像通信装置へ送信する符号化送信手段とを有することを特徴とするクライアント装置を用いることによって解決される。
本発明によれば、送信条件と、他のクライアント装置の受信条件のうちの最大のものとを比較し、等しければそれを符号化パラメータとし、等しくなければ小さい方を符号化パラメータとするので、送信側で全く無駄な帯域使用や符号化処理を行うことがなくなり、また、受信側では受信側で受信可能であって送信側で送信可能な最良の映像を受信し得る。
前記受信条件及び送信条件の各々は、ビットレート、画像サイズ、フレームレートのうちの1つ又は複数のパラメータを含み、複数のパラメータを含む場合には、前記符号化パラメータ決定手段は、パラメータ毎に送信条件と受信条件の比較を行ない符号化パラメータを決定する。
また、前記映像の符号化は、スケーラビリティの機能を有する映像圧縮方式を用いて行なわれ、前記受信条件及び送信条件の各々は、符号化データのレイヤ情報であるように構成することもできる。
なお、上記本発明における各手段は、当該各手段に対応する処理を実行するプログラムと装置のハードウェア資源との協働により実現されるものである。従って、実施の形態の記載中、本願発明の各手段は、当該各手段に対応する処理として記載されている。
上記のように、本願発明によれば、送信側で全く無駄な帯域使用や符号化処理を行うことがなくなり、また、受信側では受信側で受信可能であって送信側で送信可能な最良の映像を受信し得るようになる。従って、必要かつ十分な帯域及び画像処理量を用いて双方向画像通信を行なうことを可能とする技術を提供できる。
以下、本願発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、以下で説明する各実施の形態では、本発明をビデオ会議システムに適用した例を説明するが、本発明はビデオ会議システム以外にも適用可能である。
(第1の実施の形態)
図1に、本発明の第1の実施の形態におけるビデオ会議システムの構成を示す。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態におけるビデオ会議システムは、サーバ3、クライアントA(4)、クライアントB(5)、クライアントC(6)を有し、クライアントA及びクライアントBはネットワーク1を介してサーバ3と接続され、クライアントCはネットワーク2を介してサーバ3と接続される。また、各クライアントにはカメラが接続されている。各クライアントに接続されたカメラは、例えば、USB接続カメラやキャプチャボードを介して接続されたNTSCのTVカメラ等である。なお、サーバ3のことを双方向画像通信装置ともいう。
サーバ3は、サーバ・クライアント方式のビデオ会議システムにおけるサーバとしての一般的な機能を有するとともに、後述する本願発明に係る機能を有している。サーバ3は、CPU、メモリ、ハードディスク、ネットワーク通信装置等を備えた一般的なコンピュータのハードウェア構成を有し、本願発明に係る各手段は、サーバ3に搭載されるプログラムが実行されることにより実現される。当該プログラムはCD-ROM等の記録媒体からサーバにインストールすることもできるし、ネットワークを介してサーバにダウンロードし、インストールすることもできる。また、各クライアントも、CPU、メモリ、ハードディスク、ネットワーク通信装置等を備えた一般的なコンピュータのハードウェア構成を有し、本願発明に係る各手段は、クライアントに搭載されるプログラムが実行されることにより実現される。
図2に、図1に示した第1の実施の形態におけるビデオ会議システムの動作を表すフローチャートを示す。図2を参照して、第1の実施の形態におけるビデオ会議システムの動作を説明する。
まず、各クライアントにおいて送信条件と受信条件を設定する(ステップ1)。送信条件はビットレート、画像サイズ、フレームレートのうちいずれか1つ又は複数とするが、他のパラメータを送信条件としてもよい。また、受信条件は、ビットレート、画像サイズ、フレームレートのうちのいずれか1つ又は複数とするが、他のパラメータを受信条件としてもよい。送信条件とは、クライアントの性能や負荷、回線帯域等に応じて定まる符号化パラメータの最大値であり、受信条件とは、クライアントの性能や負荷、回線帯域等に応じて定まる、復号化の際のパラメータの最大値である。なお、送信条件と受信条件を設定するとは、送信条件と受信条件をメモリ等の記憶装置に格納することである。
本実施の形態では、クライアントAの受信条件のビットレートをαbps(bits per second)、画像サイズをVGA(640x480ドット)、フレームレートをβfps(frame per second)、クライアントAの送信条件のビットレートを2αbps、画像サイズをVGA、フレームレートをβfpsとする。同様に、クライアントBの受信条件のビットレートをαbps、画像サイズをCIF(352x288ドット)、フレームレートをβ/2fps、クライアントBの送信条件のビットレートをαbps、画像サイズをCIF、フレームレートをβ/2fpsとする。また、クライアントCの受信条件のビットレートをα/2bps、画像サイズをQCIF(176x144ドット)、フレームレートをβ/4fps、クライアントCの送信条件のビットレートをαbps、画像サイズをQCIF、フレームレートをβ/2fpsとする。この設定は、クライアントのユーザが行なってもよいし、CPU負荷等の条件に基づき、クライアントが動的に自動的に行なってもよい。
次に、各クライアントは、サーバ3へ自身の受信条件を送信する(ステップ2)。なお、この受信条件の送信は、一定時間間隔で行なってもよいし、受信条件が変動した都度行なうようにしてもよい。サーバ3は、受信条件を受信し、受信した受信条件をクライアントと対応付けて記憶装置に保持する。
そして、サーバ3は、各クライアントに、当該クライアント以外のクライアントの受信条件を送信する。すなわち、クライアントAに対してはクライアントBとクライアントCの受信条件を送信し、クライアントBに対してはクライアントAとクライアントCの受信条件を送信し、クライアントCに対してはクライアントAとクライアントBの受信条件を送信する。これにより、各クライアントは自分以外の他のクライアントの受信条件をサーバ3から受信し、クライアントに対応付けて記憶装置に保持する(ステップ3)。
なお、各クライアントは例えば一定時間間隔で他クライアントの受信条件をサーバにアクセスして取得するようにしてもよい。また、サーバ3が、クライアントの受信条件に変動があった場合に、そのクライアントの受信条件をそのクライアント以外のクライアントに送信するような構成とすることもできる。ステップ1〜ステップ3の処理は、映像の符号化データを得る一連の処理の前処理であるが、各クライアントの受信条件を動的に変動させる場合は、映像の符号化データの取得、送信処理の中で、ステップ1〜3の処理を行なうことにより、本発明の制御を動的に行うことが可能となる。
ステップ1〜ステップ3の前処理の後、各クライアントにおいてカメラ映像の取得を行う(ステップ4)。そして、各クライアントは、自クライアントの送信条件と他クライアントの受信条件とを比較し、取得した映像を符号化するための符号化パラメータを決定し、設定する(ステップ5)。本実施の形態では、ビットレート、画像サイズ、フレームレートの各々について、自クライアントの送信条件と、他クライアントの受信条件中の最大値とを比較し、等しい場合はその値を、等しくない場合は小さい方を符号化パラメータの値として設定する。その結果、本実施の形態では、クライアントA及びBの符号化パラメータにおけるビットレートはαbps、画像サイズはCIF、フレームレートはβ/2fps、クライアントCの符号化パラメータにおけるビットレートはαbps、画像サイズはQCIF、フレームレートはβ/2fpsとなる。
上記の比較処理を図3を用いてより詳細に説明する。図3において、10で示す列に着目して説明する。クライアントAは、クライアントBの受信条件(ビットレートαbps、画像サイズCIF、フレームレートβ/2fps)、クライアントCの受信条件(ビットレートα/2bps、画像サイズQCIF、フレームレートβ/4fps)、及び自身の送信条件(ビットレート2αbps、画像サイズVGA、フレームレートβfps)を記憶装置に保持している。そして、クライアントAは、クライアントBのビットレートαbpsとクライアントCのビットレートα/2bpsのうちの大きい方であるビットレートαbpsと、クライアントAの送信条件のビットレート2αbpsとを比較し、小さい方であるビットレートαbpsを、クライアントAの符号化パラメータとして決定する。画像サイズ、フレームレートの各々についても同様の比較をし、図3に示すように符号化パラメータを決定する。クライアントB、クライアントCについても同様である。このように、他クライアントの受信条件中の最大値以下の値を送信側クライアントの符号化パラメータとすることにより、送信側クライアントの送信条件をそのまま符号化パラメータとすることにより生じ得る無駄な帯域使用や処理を回避できる。また、他クライアントの受信条件中の最大値と送信条件とを比較するので、送信側のクライアントは、他クライアントが受信可能で、なおかつ送信側クライアントが送信可能な画像の中で、最良の画像を送信できる。
図2のフローチャートにおいて、次に、各クライアントにおいてカメラ映像の符号化処理を行う(ステップ6)。ここでは、ステップ5で決定した符号化パラメータを用いて符号化処理を行なう。符号化にはフレーム内圧縮されたフレーム(本明細書ではキーフレームと称する)とフレーム間圧縮されたフレーム(本明細書では内挿フレームと称する)とを生成する映像圧縮形式を用いる。具体的には、例えば、MPEG4やH.263(非特許文献1参照)等の符号化方式を用いて符号化を行なう。
次に、映像の符号化データを各クライアントからサーバ3へ送信する(ステップ7)。ここでは、通信プロトコルとして、例えばRTP/UDPや、RTPをHTTPでカプセリングしたTCPを用い、符号化データをフレーム単位で分割したビデオパケットとして送信する。
次に、サーバ3において、受信した符号化データを各クライアント毎に複製し蓄積する(ステップ8)。そして、サーバ3は、各クライアントの受信条件に基づき符号化データを選択し、選択した符号化データを各クライアントに送信する(ステップ9)。その後、符号化データを受信したクライアントは、受信データの復号化及び表示処理を行う(ステップ10)。
以下、上記のステップ8、9におけるビデオパケットの複製、蓄積から送信までのサーバ3における処理を図4、図5を用いてより詳細に説明する。この処理は本発明に係るプログラムにより実現されるものである。
図4は、ビデオパケットの複製と蓄積及び送信までの処理の一例を示した図であり、クライアントCから受信したビデオパケットをクライアントA、クライアントBに送信する場合を示す図である。図4において、IはIピクチャ(フレーム内圧縮されたキーフレーム)、PはPピクチャ(順方向予測の内挿フレーム)、BはBピクチャ(双方向予測の内挿フレーム)に対するビデオパケットを示す。また、サーバ3には、各クライアントの受信条件が記憶装置に保持されている。
サーバ3がクライアントCからビデオパケットを受信すると、サーバ3は、ビデオパケットの受信順に、接続されているクライアント数分だけビデオパケットを複製し、クライアント毎に用意されたバッファに蓄積する。なお、バッファは例えばサーバ3におけるメモリ内の所定のエリアとして実現される。
ここで用意するバッファ量は、少なくとも1つ以上のIピクチャのビデオパケットが含まれるように設定される。例えば、図4の場合では、I,B,P,Bが蓄積できるバッファ量を設定している。
図4に示す場合、受信側のクライアント(クライアントA、クライアントB)の各受信条件は、送信側クライアント(クライアントC)の対応する各符号化パラメータより大きいか、等しいので、受信側のクライアントは、送信側で符号化された符号化データを、データの間引き無く、そのまま受信できる。従って、以下の処理が行われる。
まず、バッファに蓄積されたIピクチャのビデオパケットを各クライアントへ送信する。そして、バッファをクリアし次のBピクチャのビデオパケットを待ち、クライアントCからのBピクチャのビデオパケットが到着したら、バッファに蓄積し、Iピクチャのビデオパケットと同様に各クライアントへBピクチャのビデオパケットを送信する。これを繰り返し行うことにより、各クライアントヘビデオパケットを送信する。このように、クライアントCの符号化データは、クライアントA及びクライアントBの受信条件を全て満たしているので、クライアントCの符号化データはそのままクライアントA及びBで受信される。
図5に、受信側のクライアントの受信条件が、送信側の符号化データの符号化パラメータを満たさない場合の例として、クライアントAから受信した符号化データをクライアントCへ送信する場合を示す。ここで、図3に示した通り、クライアントAの符号化パラメータは、ビットレートαbps、画像サイズCIF、フレームレートβ/2fpsであるのに対し、クライアントCの受信条件は、ビットレートα/2bps、画像サイズQCIF、フレームレートβ/4fpsである。従って、サーバ3は、クライアントCの受信条件のビットレートと符号化データのビットレートとを比較し、クライアントCの受信条件のビットレートが符号化データのビットレートより小さいと判断する。この場合、全ての符号化データをクライアントCに対して送信することはできないので、図5に示すように、クライアントCへはフレーム内圧縮されたIピクチャのみを送信する。なお、サーバ3は、フレームレートの比較に基づきIピクチャのみを送信することを判断してもよい。
まず、図4の場合と同様に、クライアントAからIピクチャのビデオパケットを受信し、複製してバッファに蓄積し、バッファに蓄積されたIピクチャのビデオパケットをクライアントCへ送信する。そして、バッファをクリアすることなく、Iピクチャのビデオパケットの後ろに続くバッファ内にBピクチャのビデオパケットを保持する。同様に、続くPパケットとBパケットのビデオパケットもバッファ内に保持した後に、バッファをクリアし、次に受信したIピクチャをクライアントCに送信する。そして、この処理を繰り返すことにより、IピクチャのみをクライアントCに送信する。
これにより、フレームレートはクライアントCの受信条件より小さくなるが、確実に映像をクライアントCに送信することが可能となる。ここでは、Iピクチャのみを送信しているが、例えば、受信条件が、符号化パラメータの9割以上を示す場合には、IピクチャとPピクチャを送信してもよい。
なお、図4、図5に示す処理において、送信側クライアントにおける符号化パラメータは、サーバ3が符号化データを受信する際に自動的に判断することができる。また、送信側のクライアントが、予め符号化パラメータをサーバ3に送信し、サーバ3がその符号化パラメータを参照するようにしてもよい。
上記の図4又は図5の処理が行われるため、クライアントが受信する符号化データは、送信元と同じ符号化データ又はIフレームのみを含む符号化データである。従って、どちらの符号化データが届いても、場合分けして処理する必要なく復号化し、表示することができる。なお、符号化データ中の画像サイズが、受信条件より大きい場合には、受信クライアントにてデコード処理後、縮小処理して表示すればよい。
本実施の形態では、映像取得開始前に符号化パラメータを設定する方法を示したが、映像送信中にクライアントの処理能力に応じて、クライアント自身が送信条件もしくは受信条件又はその両方を変更するようにしてもよい。一例として、クライアントのCPU使用率と受信画面数に基づく送信条件を図6に示す。図6(a)はCPU(A)用のしきい値テーブルであり、(b)はCPU(B)用のしきい値テーブルであり、(c)はCPU(C)用のしきい値テーブルである。CPU(A)からCPU(C)にかけてCPU能力が高くなっている。例えば図6(a)において、受信する画像数(他のクライアントの数に相当する)が1であり、CPU使用率が0%以上40%未満であれば、送信条件のパラメータは、画像サイズがQCIFであり、フレームレートは5fpsである。また、図6(a)において、画像数が5以上の場合あるいはCPU負荷が高い場合、エンコーダ(符号化)に負荷を割くことをやめ、画像を受けるだけとしている。なお、図6の例では、ビットレートは一定である場合を示している。このようなテーブルに基づき随時決定される送信条件に基づき、符号化パラメータが決定される。また、CPU負荷等に基づき、受信条件を随時変動させるようにしてもよい。
このように、送信条件もしくは受信条件を動的に変動させることにより、本発明における符号化データ送受信の制御を動的に行なうことが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、本願発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態におけるシステム構成は第1の実施の形態と同じであり、図1に示す通りである。第2の実施の形態では、例えば、MPEG4やH.263(非特許文献1参照)等におけるスケーラビリティ機能を持った圧縮符号化技術を用い、符号化レイヤ単位に受信条件と送信条件を定めている。スケーラビリティのレイヤ構成としては、基本レイヤ1としてフレーム内圧縮されたキーフレームを生成し、基本レイヤ2としてフレーム内圧縮されたキーフレームとフレーム間圧縮された内挿フレームを生成し、拡張レイヤ群1として、基本レイヤ1、基本レイヤ2に対する高周波部分の差分情報フレームを生成し、拡張レイヤ群2として、拡張レイヤ群1に対し、動きを滑らかにするための内挿フレームを生成するものとする。このように階層的に符号化データを生成する機能はスケーラビリティと呼ばれている。ここでは、上記のような基本レイヤ1、基本レイヤ2、拡張レイヤ群1、及び、拡張レイヤ群2を有する階層的符号化を例にとったが、レイヤの数や、各レイヤの内容は本実施の形態の例に限られるものではない。なお、本実施の形態における基本レイヤが、第1の実施の形態における符号化データに相当する。
図7のフローチャートを参照して、第2の実施の形態における処理の流れを説明する。
まず、各クライアントにおいて送信条件と受信条件を設定する(ステップ21)。本実施の形態では、送信条件、受信条件として上記のレイヤ情報を用いる。なお、送信条件と受信条件を設定するとは、レイヤ情報を記憶装置に格納することである。本実施の形態での送信条件は、クライアントの性能や負荷、回線帯域等に応じて定まる符号化の際の最大のレイヤであり、受信条件とは、クライアントの性能や負荷、回線帯域等に応じて定まる復号化の際の最大のレイヤである。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、レイヤが大きいとは、レイヤの範囲が大きいことをいう。例えば、基本レイヤ1及び2のレイヤより、基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1及び2のほうがレイヤが大きい。
ここでは、クライアントAの受信条件と送信条件をともに基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1及び2とする。また、クライアントBの受信条件を基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1とし、クライアントBの送信条件を基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1及び2とする。更に、クライアントCの受信条件と送信条件をともに基本レイヤ1及び2とする。この設定は、クライアントのユーザが行なってもよいし、CPU負荷等の条件に基づき、クライアントが動的に自動的に行なってもよい。
次に、各クライアントは、サーバ3へ自身の受信条件を送信する(ステップ22)。この受信条件の送信は、一定時間間隔で行なってもよいし、受信条件が変動した都度行なうようにしてもよい。サーバ3は、受信条件を受信し、受信した受信条件をクライアントと対応付けて記憶装置に保持する。そして、サーバ3は、各クライアントに、当該クライアント以外のクライアントの受信条件を送信する。各クライアントは自分以外の他のクライアントの受信条件をサーバ3から受信し、クライアントに対応付けて記憶装置に保持する(ステップ23)。
なお、各クライアントは例えば一定時間間隔で他クライアントの受信条件をサーバにアクセスして取得するようにしてもよい。また、サーバ3が、クライアントの受信条件に変動があった場合に、そのクライアントの受信条件をそのクライアント以外のクライアントに送信するような構成とすることもできる。ステップ21〜ステップ23の処理は、映像の符号化データを得る一連の処理の前処理であるが、各クライアントの受信条件が随時変動する場合は、映像の符号化データを取得、送信する処理の中で、ステップ21〜23の処理を行なってもよい。これにより、動的な制御が可能となる。
ステップ21〜ステップ23の前処理の後、各クライアントにおいてカメラ映像の取得を行う(ステップ24)。続いて、各クライアントは、自クライアントの送信条件と他クライアントの受信条件とを比較し、取得した映像を符号化するための符号化パラメータを決定し、設定する(ステップ25)。本実施の形態では、各クライアントは、自身の送信条件の符号化レイヤと、他クライアントの受信条件の符号化レイヤ中の最大符号化レイヤとの比較を行い、低いほうの符号化レイヤを符号化パラメータとして設定する。その結果、本実施の形態では、クライアントAの符号化パラメータは、基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1となり、クライアントBの符号化パラメータは、基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1及び2となり、クライアントCの符号化パラメータは、基本レイヤ1及び2となる。
上記の比較処理を図8を用いてより詳細に説明する。図8において、20で示す列に着目して説明する。クライアントAは、クライアントBの受信条件(基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1)、クライアントCの受信条件(基本レイヤ1及び2)、及び自身の送信条件(基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1及び2)を保持している。そして、クライアントAは、クライアントBの受信条件とクライアントCの受信条件のうちの大きい方である(基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1)と、クライアントAの送信条件(基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1及び2)とを比較し、小さい方である基本レイヤ1及び2、及び拡張レイヤ群1を、クライアントAの符号化パラメータとして決定する。クライアントB、クライアントCについても同様である。
図7のフローチャートにおいて、次に、各クライアントでカメラ映像の符号化処理を行う(ステップ26)。ここでは、ステップ の処理で決定した符号化パラメータを用いて階層符号化処理を行う。
そして、映像の階層的符号化データを各クライアントからサーバ3へ送信する(ステップ27)。ここでは、通信プロトコルとして、例えばRTP/UDPや、RTP/UDPをHTTPでカプセリングしたTCPを用いて、階層的符号化データをフレーム単位で分割したビデオパケットとして送信する。
次に、サーバ3において、受信した符号化データを各クライアント毎に複製し蓄積する(ステップ28)。そして、各クライアントの受信条件に基づいて階層的符号化データを選択し、各クライアントに送信する(ステップ29)。その後、クライアントは符号化データを受信する(ステップ30)。なお、サーバ3からのデータ送信処理及びクライアントによるデータ受信処理については後に詳細に説明する。
データ受信後、クライアントは受信データの復号化及び表示処理を行う。すなわち、基本レイヤ1もしくは基本レイヤ2まで受信する場合であればその符号化データを復号化して表示する。また、拡張レイヤ群1もしくは拡張レイヤ群2まで受信する場合であれば、図7のステップ31に示すように、基本レイヤ及び拡張レイヤ群1を合成して復号化処理を行う。そして、拡張レイヤ群2のデータが無ければ表示処理を行い(ステップ32)、拡張レイヤ群2のデータが有れば拡張レイヤ群2を復号化して内挿フレームを生成し、基本レイヤ1、基本レイヤ2、拡張レイヤ群1を基に作成したフレーム間に挿入する(ステップ33)。そして表示処理を行う(ステップ32)。
次に、上記のステップ28、29におけるビデオパケットの複製と蓄積及び送信までのサーバにおける処理を図9を用いてより詳細に説明する。この処理は本発明に係るプログラムにより実現されるものである。
図9は、第2の実施の形態における、ビデオパケットの複製と蓄積、レイヤ制御、及び送信までの処理の一例を説明するための図である。
クライアントから送信されサーバが受信した符号化データは、受信順に、接続されているクライアント台数分複製され、送信先クライアント毎に用意されたバッファに蓄積される。ここで用意するバッファ量は、少なくとも1つ以上の基本レイヤ1の符号化データが含まれるように設定する。本実施の形態では、基本レイヤ1、基本レイヤ2、拡張レイヤ群1、及び、拡張レイヤ群2の符号化データが蓄積できるバッファ量を設定している。なお、バッファはサーバにおけるメモリ内の所定のエリアとして実現される。また、サーバは、図9に示すように、各クライアントにおける受信条件を保持している。
図9に示したような送信側の符号化パラメータ及び受信側の受信条件の下、クライアントAから符号化データをクライアントB、及びクライアントCへ送信する場合を説明する。
まず、サーバ3は、バッファに蓄積された階層的符号化データの内容を解析する。この場合、クライアントAの符号化パラメータは「拡張1まで」であるので、クライアントAからサーバ3へは基本レイヤ1、基本レイヤ2、及び拡張レイヤ群1が送信されている。従って、サーバ3は、バッファに基本レイヤ1、基本レイヤ2、及び拡張レイヤ群1が蓄積されていると判断する。なお、サーバ3がクライアントAの符号化パラメータ「拡張1まで」を保持しておき、その保持したデータを参照することによりバッファに蓄積された階層的符号化データの内容を判断することもできる。
次に、クライアントB、及びクライアントCの受信条件を図9に示すテーブルから判断する。判断の結果、クライアントBの受信条件が拡張レイヤ群1まで受信可能な受信条件であるので、サーバ3は、クライアントAから受信してクライアントBに対応するバッファに蓄積してある基本レイヤ1〜拡張レイヤ群1の符号化データを全てクライアントBへ送信する。また、クライアントCの受信条件が基本レイヤ2まで受信可能な受信条件であるので、クライアントBに対応するバッファに蓄積してある基本レイヤ1〜拡張レイヤ群1の符号化データのうち、基本レイヤ1及び2の符号化データを選択してクライアントCに送信する。
同様に、クライアントBから送信された拡張レイヤ群2までの符号化データ、及びクライアントCから送信された基本レイヤ2までの符号化データは、それぞれ図9に示すように各クライアントの受信条件に適合した符号化データが選択されて各クライアントに送信される。なお、クライアントCからは基本レイヤ2までしかサーバ3に送信されないため、例えばクライアントAが拡張レイヤ群2まで受信可能であっても、クライアントCに関しては基本レイヤ2までのみがクライアントAに送信されることになる。
次に、クライアントでの符号化データ受信処理について説明する。
図10に、サーバ3からクライアントに送信される符号化データの送信の順番を示す。図10(a)に示すように、クライアントが基本レイヤ2まで受信する場合、基本レイヤ1及び2の符号化データが順次送信される。図10(b)に示すように、拡張レイヤ群1まで受信する場合は、拡張レイヤ群1、基本レイヤ1及び2、拡張レイヤ群1、基本レイヤ1及び2、・・・・の順番で符号化データが送信される。図10(c)に示すように、拡張レイヤ群2まで受信する場合は、拡張レイヤ群1、基本レイヤ1及び2、拡張レイヤ群2、拡張レイヤ群1、基本レイヤ1及び2、拡張レイヤ群2・・・・の順番で符号化データが送信される。
上記のように符号化データが送信されることから、クライアントでは、図11に示す手順で符号化データの受信を行う。
まず、クライアントは、拡張レイヤ群1の符号化データの受信待ち状態となっている(ステップ41)。次に受信するのは基本レイヤ1及び2もしくは拡張レイヤ群1の符号化データである。拡張レイヤ群1の符号化データの受信待ち状態で、拡張レイヤ群1の符号化データを受信すると(ステップ42)、基本レイヤ1及び2の符号化データの受信待ち状態となる(ステップ43)。そして、この状態で基本レイヤ1及び2の符号化データを受信すると(ステップ44)、拡張レイヤ群1の符号化データの受信待ち状態となる(ステップ45)。図10で示したように、次に受信するのは拡張レイヤ群1もしくは拡張レイヤ群2の符号化データであり、拡張レイヤ群2の符号化データを受信した場合(ステップ46)、ステップ41に戻る。ステップ45の状態で拡張レイヤ群1の符号化データを受信した場合(ステップ47)、ステップ43の基本レイヤ1及び2の受信待ち状態となる。一方、ステップ41の拡張レイヤ群1の符号化データ受信待ち状態において、基本レイヤ1及び2の符号化データを受信した場合(ステップ48)には、再びステップ41に戻る。
図11の手順において、ステップ41、ステップ48の繰り返しが、図10(a)の場合に対応する。また、ステップ41、ステップ42、及びステップ43、ステップ44、ステップ45、ステップ47、ステップ43、・・・・の繰り返しが図10(b)に対応する。また、ステップ41〜ステップ46の繰り返しが図10(c)に対応する。従って、図11に示す手順により、サーバ3から適宜選択された符号化データを受信クライアントが受信できる。
第1の実施の形態と同様、本実施の形態でも、映像送信中にクライアントの処理能力に応じて送信条件もしくは受信条件を変更するようにクライアントを構成するようにしてもよい。一例として、クライアントのCPU使用率と受信画面数に基づく送信条件を図12に示す。図12に示す各テーブルは、図6に示したものと符号化パラメータの種類が異なる以外は図6に示したものと同様である。
なお、第2の実施の形態における基本レイヤの符号化データの送受信に、第1の実施の形態における制御方法を適用することも可能である。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。
本発明の実施の形態におけるビデオ会議システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるビデオ会議システムの動作を表すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における送信条件、受信条件、符号化パラメータ間の関係を示す表である。 第1の実施の形態においてクライアントCから受信した符号化データをクライアントA、クライアントBに送信する場合におけるサーバの動作を説明するための図である。 第1の実施の形態においてクライアントAから受信したビデオパケットをクライアントCに送信する場合におけるサーバの動作を説明するための図である。 第1の実施の形態におけるクライアントのCPU使用率と受信画面数に基づく送信条件を示す表である。 本発明の第2の実施の形態におけるビデオ会議システムの動作を表すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における送信条件、受信条件、符号化パラメータ間の関係を示す表である。 第2の実施の形態におけるサーバの動作を説明するための図である。 サーバからクライアントへの符号化データの送信順を示す図である。 クライアントにおいて符号化データを受信する手順を示す図である。 第2の実施の形態におけるクライアントのCPU使用率と受信画面数に基づく送信条件を示す表である。
符号の説明
1、2 ネットワーク
3 サーバ
4 クライアントA
5 クライアントB
6 クライアントC

Claims (16)

  1. フレーム内圧縮されたキーフレームとフレーム間圧縮された内挿フレームとを生成する映像圧縮方式を用いて映像を符号化する少なくとも1つのクライアント装置と、映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用される双方向画像通信装置であって、
    各クライアント装置から受信条件を受信し、保持する受信条件保持手段と、
    各クライアント装置に、他のクライアント装置の受信条件を送信する受信条件送信手段と、
    映像の符号化データを送信元クライアント装置から受信し、受信した符号化データを複製してバッファに蓄積する蓄積手段と、
    符号化データの送信先クライアント装置の受信条件に応じて、送信元クライアント装置から受信したキーフレームの符号化データのみ、又は、キーフレームの符号化データ及び内挿フレームの符号化データを送信先クライアント装置に送信する選択送信手段とを有し、
    前記他のクライアント装置の受信条件を受信したクライアント装置において、当該クライアント装置の送信条件と、当該他のクライアント装置の受信条件のうちの最大のものとが比較され、等しければそれが当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用され、等しくなければ小さい方が当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用される
    ことを特徴とする双方向画像通信装置。
  2. 前記選択送信手段は、前記符号化データの所定の符号化パラメータ値と、送信先クライアント装置における受信条件とを比較し、前記所定の符号化パラメータ値が送信先クライアント装置における受信条件の値以上である場合には、送信元クライアント装置から受信したキーフレームの符号化データのみを送信先クライアント装置に送信し、前記所定の符号化パラメータ値が送信先クライアント装置における受信条件の値未満である場合には、キーフレームの符号化データ及び内挿フレームの符号化データを送信先クライアント装置に送信する請求項1に記載の双方向画像通信装置。
  3. 前記受信条件は、ビットレート、画像サイズ、フレームレートのうちのいずれかである請求項1又は2に記載の双方向画像通信装置。
  4. スケーラビリティの機能を有する映像圧縮方式を用いて映像を符号化する少なくとも1つのクライアント装置と、クライアント装置から受信した映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用される双方向画像通信装置であって、
    各クライアント装置から受信条件を受信し、保持する受信条件保持手段と、
    各クライアント装置に、他のクライアント装置の受信条件を送信する受信条件送信手段と、
    スケーラビリティの機能における複数レイヤの符号化データを送信元クライアント装置から受信し、受信した複数レイヤの符号化データを複製してバッファに蓄積する蓄積手段と、
    送信元クライアント装置から受信した複数レイヤの符号化データのうち、送信先クライアント装置に送信する一又は複数のレイヤの符号化データを、当該送信先クライアント装置の受信条件に応じて選択し、選択した一又は複数のレイヤの符号化データを送信先クライアント装置に送信する選択送信手段とを有し、
    前記他のクライアント装置の受信条件を受信したクライアント装置において、当該クライアント装置の送信条件と、当該他のクライアント装置の受信条件のうちの最大のものとが比較され、等しければそれが当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用され、等しくなければ小さい方が当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用される
    ことを特徴とする双方向画像通信装置。
  5. 前記選択送信手段は、送信元クライアント装置から受信した符号化データのレイヤと、送信先クライアント装置の受信条件としてのレイヤとを比較し、
    送信元クライアント装置から受信した符号化データのレイヤが送信先クライアント装置の受信条件としてのレイヤに含まれる場合には、送信元クライアント装置から受信した符号化データ全部を送信先クライアント装置に送信し、
    送信元クライアント装置から受信した符号化データのレイヤが送信先クライアント装置の受信条件としてのレイヤを超える場合には、送信元クライアント装置から受信した符号化データのうち、送信先クライアント装置の受信条件のレイヤ分の符号化データを選択して送信先クライアント装置に送信する請求項4に記載の双方向画像通信装置。
  6. 前記スケーラビリティの機能における複数レイヤは、基本レイヤ1、基本レイヤ2、拡張レイヤ群1、及び拡張レイヤ群2からなり、基本レイヤ1の符号化データはフレーム内圧縮されたキーフレームの符号化データであり、基本レイヤ2の符号化データはフレーム内圧縮されたキーフレームとフレーム間圧縮された内挿フレームの符号化データであり、拡張レイヤ群1の符号化データは、基本レイヤ1及び基本レイヤ2に対する高周波部分の差分情報フレームの符号化データであり、拡張レイヤ群2の符号化データは、拡張レイヤ群1に対し、動きを滑らかにするための内挿フレームの符号化データである請求項4又は5に記載の双方向画像通信装置。
  7. 映像を符号化して送信する少なくとも1つのクライアント装置と、映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用されるクライアント装置であって、
    受信条件及び送信条件を保持する手段と、
    双方向画像通信装置に受信条件を送信する受信条件送信手段と、
    双方向画像通信装置から、双方向画像通信システムにおける他のクライアント装置の受信条件を受信し、保持する受信条件保持手段と、
    送信条件と、他のクライアント装置の受信条件のうちの最大のものとを比較し、等しければそれを符号化パラメータとし、等しくなければ小さい方を符号化パラメータとする符号化パラメータ決定手段と、
    前記符号化パラメータを用いて映像を符号化し、双方向画像通信装置へ送信する符号化送信手段とを有し、
    前記クライアント装置の受信条件を受信した双方向画像通信装置において、当該受信条件に基づき、当該クライアント装置に送信する符号化データの種類が決定される
    ことを特徴とするクライアント装置。
  8. 前記受信条件及び送信条件の各々は、ビットレート、画像サイズ、フレームレートのうちの1つ又は複数のパラメータを含み、複数のパラメータを含む場合には、前記符号化パラメータ決定手段は、パラメータ毎に送信条件と受信条件の比較を行ない符号化パラメータを決定する請求項7に記載のクライアント装置。
  9. 前記映像の符号化は、スケーラビリティの機能を有する映像圧縮方式を用いて行なわれ、前記受信条件及び送信条件の各々は、符号化データのレイヤ情報である請求項7に記載のクライアント装置。
  10. 前記スケーラビリティの機能における複数レイヤは、基本レイヤ1、基本レイヤ2、拡張レイヤ群1、及び拡張レイヤ群2からなり、基本レイヤ1の符号化データはフレーム内圧縮されたキーフレームの符号化データであり、基本レイヤ2の符号化データはフレーム内圧縮されたキーフレームとフレーム間圧縮された内挿フレームの符号化データであり、拡張レイヤ群1の符号化データは、基本レイヤ1及び基本レイヤ2に対する高周波部分の差分情報フレームの符号化データであり、拡張レイヤ群2の符号化データは、拡張レイヤ群1に対し、動きを滑らかにするための内挿フレームの符号化データである請求項9に記載のクライアント装置。
  11. 前記クライアント装置の処理能力に応じて、送信条件又は受信条件を変更する手段を更に備えた請求項7ないし10のうちいずれか1項に記載のクライアント装置。
  12. フレーム内圧縮されたキーフレームとフレーム間圧縮された内挿フレームとを生成する映像圧縮方式を用いて映像を符号化する少なくとも1つのクライアント装置と、映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用される双方向画像通信装置が実行する処理の方法であって、
    各クライアント装置から受信条件を受信し、双方向画像通信装置の記憶手段に保持するステップと、
    各クライアント装置に、他のクライアント装置の受信条件を送信するステップと、
    映像の符号化データを送信元クライアント装置から受信し、受信した符号化データを複製してバッファに蓄積するステップと、
    符号化データの送信先クライアント装置の受信条件に応じて、送信元クライアント装置から受信したキーフレームの符号化データのみ、又は、キーフレームの符号化データ及び内挿フレームの符号化データを送信先クライアント装置に送信するステップとを有し、
    前記他のクライアント装置の受信条件を受信したクライアント装置において、当該クライアント装置の送信条件と、当該他のクライアント装置の受信条件のうちの最大のものとが比較され、等しければそれが当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用され、等しくなければ小さい方が当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用される
    ことを特徴とする方法。
  13. スケーラビリティの機能を有する映像圧縮方式を用いて映像を符号化する少なくとも1つのクライアント装置と、クライアント装置から受信した映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用される双方向画像通信装置が実行する処理の方法であって、
    各クライアント装置から受信条件を受信し、双方向画像通信装置の記憶手段に保持するステップと、
    各クライアント装置に、他のクライアント装置の受信条件を送信するステップと、
    スケーラビリティの機能における複数レイヤの符号化データを送信元クライアント装置から受信し、受信した複数レイヤの符号化データを複製してバッファに蓄積するステップと、
    送信元クライアント装置から受信した複数レイヤの符号化データのうち、送信先クライアント装置に送信する一又は複数のレイヤの符号化データを、当該送信先クライアント装置の受信条件に応じて選択し、選択した一又は複数のレイヤの符号化データを送信先クライアント装置に送信するステップとを有し、
    前記他のクライアント装置の受信条件を受信したクライアント装置において、当該クライアント装置の送信条件と、当該他のクライアント装置の受信条件のうちの最大のものとが比較され、等しければそれが当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用され、等しくなければ小さい方が当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用される
    ことを特徴とする方法。
  14. フレーム内圧縮されたキーフレームとフレーム間圧縮された内挿フレームとを生成する映像圧縮方式を用いて映像を符号化する少なくとも1つのクライアント装置と、映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用される双方向画像通信装置に処理を実行させるプログラムであって、
    各クライアント装置から受信条件を受信し、双方向画像通信装置の記憶手段に保持する手順と、
    各クライアント装置に、他のクライアント装置の受信条件を送信する手順と、
    映像の符号化データを送信元クライアント装置から受信し、受信した符号化データを複製してバッファに蓄積する手順と、
    符号化データの送信先クライアント装置の受信条件に応じて、送信元クライアント装置から受信したキーフレームの符号化データのみ、又は、キーフレームの符号化データ及び内挿フレームの符号化データを送信先クライアント装置に送信する手順とを双方向画像通信装置に実行させるプログラムであり、
    前記他のクライアント装置の受信条件を受信したクライアント装置において、当該クライアント装置の送信条件と、当該他のクライアント装置の受信条件のうちの最大のものとが比較され、等しければそれが当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用され、等しくなければ小さい方が当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用される
    ことを特徴とするプログラム。
  15. スケーラビリティの機能を有する映像圧縮方式を用いて映像を符号化する少なくとも1つのクライアント装置と、クライアント装置から受信した映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用される双方向画像通信装置に処理を実行させるプログラムであって、
    各クライアント装置から受信条件を受信し、双方向画像通信装置の記憶手段に保持する手順と、
    各クライアント装置に、他のクライアント装置の受信条件を送信するステップと、
    スケーラビリティの機能における複数レイヤの符号化データを送信元クライアント装置から受信し、受信した複数レイヤの符号化データを複製してバッファに蓄積する手順と、
    送信元クライアント装置から受信した複数レイヤの符号化データのうち、送信先クライアント装置に送信する一又は複数のレイヤの符号化データを、当該送信先クライアント装置の受信条件に応じて選択し、選択した一又は複数のレイヤの符号化データを送信先クライアント装置に送信する手順とを双方向画像通信装置に実行させるプログラムであり、
    前記他のクライアント装置の受信条件を受信したクライアント装置において、当該クライアント装置の送信条件と、当該他のクライアント装置の受信条件のうちの最大のものとが比較され、等しければそれが当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用され、等しくなければ小さい方が当該クライアント装置において映像を符号化するための符号化パラメータとして使用される
    ことを特徴とするプログラム。
  16. 映像を符号化して送信する少なくとも1つのクライアント装置と、映像の複製及び分配を行う双方向画像通信装置とを有する双方向画像通信システムにおいて使用されるクライアント装置に処理を実行させるプログラムであって、
    記憶手段から受信条件を読み出して、双方向画像通信装置に当該受信条件を送信する手順と、
    双方向画像通信装置から、双方向画像通信システムにおける他のクライアント装置の受信条件を受信し、記憶手段に保持する手順と、
    記憶手段から読み出した送信条件と、他のクライアント装置の受信条件のうちの最大のものとを比較し、等しければそれを符号化パラメータとし、等しくなければ小さい方を符号化パラメータとして設定する手順と、
    前記符号化パラメータを用いて映像を符号化し、双方向画像通信装置へ送信する手順と
    をクライアント装置に実行させるプログラムであり、
    前記クライアント装置の受信条件を受信した双方向画像通信装置において、当該受信条件に基づき、当該クライアント装置に送信する符号化データの種類が決定される
    ことを特徴とするプログラム。
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