JP4358722B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
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Description
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のブラシレスモータにおいて、対をなす前記第1のコイルと前記第2のコイルとは、互いに巻数が等しい。
各請求項に記載の発明によれば、励磁電流に発生する雑音を除去する雑音除去用コイルがステータのティース部に巻回されているため、従来のように雑音除去用のチョークコイルを回路基板に実装しなくてもよい。よって、従来のようなチョークコイルを備えない分だけブラシレスモータが小型化される。従って、励磁電流に発生する雑音を除去する機能を損なうことなくブラシレスモータが小型化される。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1は、車両用空調装置の送風装置1を示す。図1に示すように、送風装置1を構成するブラシレスモータ10は、合成樹脂製のモータホルダ11を備えている。モータホルダ11の中央部には有底状の円筒部12が形成されている。
センターピース21は、熱伝導率に優れた金属からなり、円筒部21aと該円筒部21aの下端から径方向に沿って延設された延設部21bとから構成されている。センターピース21は、延設部21bが円筒部12の底部12aにゴムクッション24を介してねじ25で固定されることにより、モータホルダ11に対して固定されている。また、円筒部21a内の上下両側には、上側軸受26a及び下側軸受26bが固定されている。
図1に示すように、前記モータホルダ11の下面には、制御回路装置50が備えられている。制御回路装置50は、回路基板51を備えており、該回路基板51には励磁回路を構成する多数の回路素子52が実装されている。また、回路基板51には、前記雑音除去用コイル43の両端部(始端部及び終端部)が、電源と励磁回路を構成する出力素子53との間に該雑音除去用コイル43が直列に介在されるように接続されている。尚、出力素子53には前記駆動用コイル23の端部が接続されており、出力素子53を介して駆動用コイル23に励磁電流が供給される。このような制御回路装置50は、回路基板51が1つ若しくは複数のねじ54で固定されることにより、モータホルダ11に対して固定されている。
(1)励磁電流に発生する雑音を除去する雑音除去用コイル43が所定のティース部41に巻回されているため、従来のように雑音除去用のチョークコイルを回路基板に実装しなくてもよい。従って、従来のようなチョークコイルを回路基板51上に備えない分だけ回路基板51を小さくすることができ、引いてはブラシレスモータ10を小型化することができる。よって、励磁電流の雑音を除去する機能を損なうことなくブラシレスモータ10を小型化することができる。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。尚、本第2実施形態では、上記第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
本第2実施形態のブラシレスモータ70における雑音除去用コイル71は、センターピース21の円筒部21aに直接巻回されている。詳しくは、雑音除去用コイル71は、円筒部21aにおいて、コア22の上端面よりも上側に突出した部分に巻回されている。
(1)円筒部21aにおいて、コア22の上端面よりも上側の部分の周囲は、従来、ブラシレスモータ内でデッドスペースとなっていた部分である。この部分に雑音除去用コイル71を巻回することにより、ブラシレスモータ70内の空間が有効に利用される。そして、励磁電流の雑音を除去する雑音除去用コイル71は、センターピース21の円筒部21aに直接巻回されているため、従来のように雑音除去用のチョークコイルを回路基板に実装しなくてもよい。従って、従来のようなチョークコイルを回路基板51上に備えない分だけ回路基板51を小型化することができ、引いてはブラシレスモータ70を小型化することができる。従って、励磁電流の雑音を除去する機能を損なうことなくブラシレスモータ70を小型化することができる。
○雑音除去用コイルは、図5に示すように、回転軸に巻回されてもよい。図5に示すブラシレスモータ80は、合成樹脂製のモータホルダ81を備えている。そして、該モータホルダ81の中央部には、円筒状をなすセンターピース82が固定されている。センターピース82の外周面には、該センターピース82と共にステータ83を構成するコア84が固定されている。コア84のティース部には駆動用コイル85が巻回されている。
Claims (4)
- 駆動用コイルが巻回されたティース部を有するステータと、
前記ステータと対向配置される永久磁石を備えたロータと、
前記駆動用コイルに励磁電流を供給する励磁回路と
を備えたブラシレスモータであって、
前記ティース部には、前記励磁電流に発生する雑音を除去する雑音除去用コイルが巻回され、前記雑音除去用コイルは、それぞれで発生する誘起電圧を互いに相殺するように巻回された少なくとも一対のコイルから構成されるとともに、その対をなす第1のコイルと第2のコイルは一本の巻線で構成され、
前記ロータの回転時において、前記第1のコイルの巻回される前記ティース部が前記永久磁石における第1の磁極と対向する場合に、前記第2のコイルの巻回される前記ティース部は前記第1の磁極とは極性の異なる第2の磁極と対向するよう構成されており、
前記第1のコイルと前記第2のコイルとは互いに巻線の巻回方向が同じ方向となるように巻回されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 駆動用コイルが巻回されたティース部を有するステータと、
前記ステータと対向配置される永久磁石を備えたロータと、
前記駆動用コイルに励磁電流を供給する励磁回路と
を備えたブラシレスモータであって、
前記ティース部には、前記励磁電流に発生する雑音を除去する雑音除去用コイルが巻回され、前記雑音除去用コイルは、それぞれで発生する誘起電圧を互いに相殺するように巻回された少なくとも一対のコイルから構成されるとともに、その対をなす第1のコイルと第2のコイルは一本の巻線で構成され、
前記ロータの回転時において、前記第1のコイルの巻回される前記ティース部が前記永久磁石における第1の磁極と対向する場合に、前記第2のコイルの巻回される前記ティース部は前記第1の磁極と同じ極性を有する第3の磁極と対向するよう構成されており、
前記第1のコイルと前記第2のコイルとは互いに巻線の巻回方向が逆方向となるように巻回されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1又は2に記載のブラシレスモータにおいて、
対をなす前記第1のコイルと前記第2のコイルとは、互いに同数のティース部に巻回されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項3に記載のブラシレスモータにおいて、対をなす前記第1のコイルと前記第2のコイルとは、互いに巻数が等しいことを特徴とするブラシレスモータ。
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