JP4358355B2 - 診断用観察システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、耳鼻咽喉科や婦人科分野で診断に使用される診断用観察システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、婦人科分野で使用されるコルポスコープを概略的に示している。図示のように、コルポスコープは、図示しない観察光学系と照明光入射口1aと撮影光出射口1bとを有した実体顕微鏡1と、光源3を保持し且つ実体顕微鏡1を移動または傾斜すべく空間的に支持する支持部2とからなる。この場合、支持部2は所定の自由度を確保すべく複数の回転軸A〜Eを有している。また、コルポスコープは、光源3からの光を伝達して鏡体に導くための照明光伝達手段4と、実体顕微鏡部1を移動または傾斜させるためのグリップ5とを備えている。
【0003】
観察者は、グリップ5を握り、支持部2を回転軸A〜Eを介して動作させることにより、実体顕微鏡1を三次元的に移動および傾斜させて疾患部が見易い位置に固定する。また、光源3から発せられた照明光は、照明光伝達手段4を経て実体顕微鏡1の照明光入射口1aに入射し、図示しない照明光学系を通って観察部を照射する。照射された観察野からの光は、図示しない観察光学系を経て、接眼レンズ7に向かう光路(図示せず)と撮影光路(図示せず)とに分割される。接眼レンズ7に向かう光路に導かれた光は、図示しない結像レンズによって結像され、接眼レンズ7を経て観察者によって観察される。一方、前記撮影光路に導かれた光は、撮影光出射口1bに導かれて撮像手段6に入射し、ここで光電変換等された後、図示しないモニタ等に映し出されて、観察者や第三者によって観察される。
【0004】
一方、特開平6−63003号公報には、内視鏡(スコープ)を保持するスコープホルダが開示されている。このスコープホルダは、内視鏡を所望の位置に保持する保持アーム(支持部)を備えている。保持アームの先端部には、内視鏡からの光学像を光電変換する撮像素子が組み込まれ、また、内視鏡のライトガイドコネクタが着脱自在に嵌合する光結合部が設けられている。前記撮像素子からの信号ケーブルと前記光結合部からのライトガイドケーブルは、前記保持アーム内に挿通されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、婦人科や耳鼻咽喉科では、内視鏡や実体顕微鏡等の観察手段を診察室内に複数持っている場合が一般的である。そして、医師等の観察者は、1日に何度も観察手段をセッティングしなければならない。例えば、婦人科では、まず初めに、実体顕微鏡を備えたコルポスコープを使用して子宮頚部の診察を行ない、次に、スコープホルダによって保持された内視鏡を使用してコルポスコープでは見え難い子宮頚管の診察を行なうのが一般的である。つまり、観察者は、診断の邪魔にならない位置に保管されたコルポスコープをまず初めに患者に対してセッティングして診察を行ない、次に、使い終わったコルポスコープを使用前の保管場所に退け、保管場所にある内視鏡およびこれを保持するスコープホルダを患者に対してセッティングして診察を行なう。観察者は、この作業を患者が替わる度に何度も繰り返すことになる。
【0006】
また、前記セッティング作業としては、前述したように実体顕微鏡や内視鏡が取り付いた専用の架台をそれぞれ個別に患者に合わせて観察し易い位置へ移動させる作業の他、観察像を明瞭に得るための照明光の供給や、診察結果を記録するためのTVカメラの配線・調節なども含まれる。そのため、セッティング作業に要する時間が長くなり、診察効率が悪くなる。
【0007】
そこで、診察効率を向上させるために、例えば特開平6−167658号公報や特開平6−196号公報では、1つの架台上のアームの先端部に実体顕微鏡と内視鏡の両方を設けた診断用観察システムを開示している。すなわち、複数の観察手段に対して共通の架台を使用することにより、器材の交換やセッティング作業の効率化を図ろうとしている。
【0008】
しかし、1つの架台に1つの観察手段が取り付いているシステムに比べ、構造が複雑となる(余計な鏡体が取り付いた状態となっている)ため、操作性が悪い。すなわち、特開平6−167658号公報に開示されているシステムは、通常の実体顕微鏡の先端に内視鏡が着脱自在に取り付けられる構成になっているため、内視鏡を使用する際には大型化重量化し、内視鏡を所望の位置に合わせることが困難となる。また、特開平6−196号公報に開示されているシステムは、架台部に常に実体顕微鏡と内視鏡とが取り付いた構成となっているため、大型で重量が大きく、操作に熟練を要する。
【0009】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、セッティング作業中に支持部(架台部)を移動させることなく観察鏡体を交換でき、これによって診察効率を向上させることができる診断用観察システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の診断用観察システムは、観察者と観察対象部位との間に配置され、内蔵された観察光学系を介して観察対象部位の観察が可能な機能の異なる複数種の観察鏡体と、前記観察鏡体を移動可能に支持するための支持部と、を備え、前記支持部は、前記観察鏡体が接続される1つの接続部を有し、前記各観察鏡体は、前記接続部に着脱自在に接続される被接続部を有し、支持部に選択的に接続されて支持され、更に、前記支持部は、観察部位を照射するための照明光出射口と観察部位を撮影するための撮影光入射口の少なくとも一方を有し、前記種々の観察鏡体は照明光入射口と撮影光出射口の少なくとも一方を有しており、前記種々の観察鏡体を前記支持部に装着したときに照明光および撮影光の少なくとも一方の光軸が合致することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0012】
図1は本発明の第1の実施形態を示している。図示のように、本実施形態に係る診断用観察システムは、2つの観察鏡体すなわち実体顕微鏡8および内視鏡10と、これらの観察鏡体8,10を移動可能に支持するための支持部12とからなる。
【0013】
支持部12は、床上に置かれる架台部13と、第1アーム14と、第2アーム15と、第3アーム70と、保持部16と、グリップ17とから構成されている。支持部12を診察室内や診察室間で容易に移動させることができるように、架台部13にはキャスタ18が設けられている。第1アーム14は、回転軸Aを介して架台部13に回動自在に取り付けられており、回転軸Aを中心に回動できる。第2アーム15は、平行リンクを形成しており、回転軸Bを介して第1アーム14に回動自在に取り付けられて、回転軸Bを中心に回動できる。なお、重力の影響で上下動の力量に差が出ないように、第2アーム15にはバネ19が配設されている。また、第3アーム70は、回転軸Cを介して第2アーム15に回動自在に取り付けられて、回転軸Cを中心に回動できる。
【0014】
保持部16は、回転軸Dを介して第3アーム70に回動可能に取り付けられており、回転軸Dを中心に回動できる。また、保持部16には、回転軸Dの近傍に、グリップ17が取り付けられている。さらに、保持部16は、実体顕微鏡8または内視鏡10が着脱自在に接続される接続部としての係合部20と、係合部20に接続された実体顕微鏡8または内視鏡10を保持部16に対して固定するためのツマミ22と、保持部16に対する実体顕微鏡8または内視鏡10の位置決めを行なうためのストッパ21とを有している。
【0015】
実体顕微鏡8は、観察部位を拡大観察するための変倍光学系等から構成される公知の観察光路(図示せず)を有している。また、実体顕微鏡8には、保持部16の係合部20に挿入されて係合される被係合部(被接続部)9が配設されている。
【0016】
内視鏡10は、体腔内の観察部位を観察するための観察光学系から構成される公知の観察光路(図示せず)を有している。また、内視鏡10には、保持部16の係合部20に挿入されて係合される被係合部(被接続部)11が配設されている。
【0017】
なお、本実施形態において、平行リンクとしての第2アーム15および各回転軸A〜Dの回転運動には、自立可能な適度な抵抗力が付与されている。また、実体顕微鏡8の重量と内視鏡10の重量は略同一に設定されている。
【0018】
次に、上記構成の診断用観察システムの作用について説明する。なお、以下では、実体顕微鏡8による診断を行なった後に内視鏡10による診断を行なう場合について説明する。
【0019】
まず、保管場所にある支持部12を移動させて患者に対してセッティングする。次に、支持部12の保持部16に設けられた係合部20に実体顕微鏡8の被係合部9を挿入する。この時、被係合部9の端部をストッパ21に突き当てて、実体顕微鏡8を保持部16に対して位置決めする。そして、ツマミ22をねじ込んで、実体顕微鏡8を保持部16に対して固定する。これにより、診断用観察システムをコルポスコープとして使用することができる。
【0020】
患部の観察を行なうために、実体顕微鏡8を所定の位置にセットする場合には、グリップ17を握って、支持部12の各アーム14,15,70を回動させるとともに、保持部16を傾動させれば良い。具体的には、架台部13に対して第1アーム14を、第1アーム14に対して第2アーム15を、第2アーム15に対して第3アーム70をそれぞれ回転軸A,B,Cを中心に回動させることによって、実体顕微鏡8を床面に対して水平(平行)に移動させることができ、また、第2アーム15の平行リンクを構成する各リンク部をその枢支点を中心に回動させることによって、実体顕微鏡8を床面に対して上下方向に移動させることができる。また、保持部16を回転軸Dを中心に回動させることによって、実体顕微鏡8を前後に傾動させることができる。
【0021】
このような回動操作によって実体顕微鏡8を移動させて診断作業に最適な位置にセッティングすると、そのセッティング状態は、第2アーム15および各回転軸A〜Dの回転運動に対して付与された前記抵抗力によって保持される。その後は、コルポスコープによる観察下で診察を進めていく。
【0022】
次に、実体顕微鏡8では観察しきれない部位を内視鏡10を用いて診察する。この場合は、まず、ツマミ22を緩めることによって、保持部16にセッティングされている実体顕微鏡8の固定状態を解除する。それから、実体顕微鏡8を保持部16の係合部20から抜き取り、机などの保管場所に置く。続いて、同じ保管場所に置いてある内視鏡10を保持部16にセッティングする。具体的には、内視鏡10の被係合部11を保持部16の係合部20に挿入するとともに、被係合部11の端部をストッパ21に突き当てて、内視鏡10を保持部16に対して位置決めする。そして、ツマミ22をねじ込んで、内視鏡10を保持部16に対して固定する。これにより、内視鏡10による診断が可能となる。
【0023】
以上説明したように、本実施形態の診断用観察システムは、機能が異なる複数の観察鏡体8,10と、これら観察鏡体8,10を移動可能に支持する支持部12とを備え、観察鏡体8,10が接続される1つの係合部20が支持部12に設けられるとともに、係合部20に着脱自在に接続される被係合部9,11が各観察鏡体8,10に設けられ、各観察鏡体8,10が支持部12に選択的に接続されて支持されるようになっている。したがって、支持部12を一度所定の位置にセッティングしてしまえば、その後は、支持部12を移動させることなく複数種の観察鏡体8,10を交換して使用することができる。したがって、セッティング作業に要する時間が従来よりも短くなり、診察効率を向上させることができる。また、複数種の観察鏡体を使用する場合、従来は、各観察鏡体に対して個別に設けられた専用の支持部を何度も移動させる必要があったが、本実施形態では、複数種の観察鏡体8,10に共通の1台の支持部12を移動させるだけで済むため、診断室内の器材が減り、作業スペースを広く取れるとともに、操作性も向上し、観察鏡体8,10のセッティング時間の短縮が図れる。
【0024】
また、本実施形態の診断用観察システムでは、実体顕微鏡8の重量と内視鏡10の重量とが略同一に設定されているため、実体顕微鏡8と内視鏡10のどちらを使用してもシステム全体の重量は略一致し、観察鏡体8,10の交換時に観察者に操作の違和感を感じさせないで済むとともに、バネ19によって上下動の力量に差が出ないようにしてあるため、操作性が良好となる。
【0025】
また、本実施形態では、保持部16の傾動用の回転軸Dの近傍にグリップ17が配設されているため、保持部16を含む支持部12を意図した通りに動かすことができる。
【0026】
図2および図3は本発明の第2の実施形態を示している。図示のように、本実施形態に係る診断用観察システムは、2つの観察鏡体すなわち実体顕微鏡23および内視鏡27と、これらの観察鏡体23,27を移動可能に支持するための支持部24とからなる。
【0027】
支持部24は、床上に置かれる架台部30と、第1アーム31と、第2アーム32と、第3アーム70と、保持部33と、グリップ34とから構成されている。支持部24を診察室内や診察室間で容易に移動させることができるように、架台部30にはキャスタ18が設けられている。第1アーム31は、回転軸Aを介して架台部30に回動自在に取り付けられており、回転軸Aを中心に回動できる。第2アーム32は、回転軸Bを介して第1アーム31に回動自在に取り付けられて、回転軸Bを中心に回動できる。なお、第2アーム32は、重り35を有し且つ回転軸Eを支点として揺動可能なバランスアームとして形成されている。また、第3アーム70は、回転軸Cを介して第2アーム32に回動自在に取り付けられて、回転軸Cを中心に回動できる。
【0028】
保持部33は、回転軸Dを介して第3アーム70に回動可能に取り付けられており、回転軸Dを中心に回動できる。また、保持部33には、回転軸Dの近傍に、グリップ34が取り付けられている。さらに、保持部33は、実体顕微鏡23または内視鏡27が着脱自在に接続される接続部としての係合部36と、保持部33に対する実体顕微鏡23または内視鏡27の位置決めを行なうためのストッパ37とを有している。
【0029】
実体顕微鏡23は、観察部位を拡大観察するための変倍光学系等から構成される公知の観察光路と照明光路および撮影光路(いずれも図示せず)とを有している。また、実体顕微鏡23には、保持部33の係合部36に挿入されて係合される被係合部(被接続部)25が配設されている。また、被係合部25には、係合部36との接続時にストッパ37と当接してその挿入深さを規定するための突き当てピン26が配設されている。
【0030】
内視鏡27は、観察部位を拡大観察するための変倍光学系等から構成される公知の観察光路と照明光路および撮影光路(いずれも図示せず)とを有している。また、内視鏡27には、保持部16の係合部36に挿入されて係合される被係合部(被接続部)28が配設されている。また、被係合部28には、係合部36との接続時にストッパ37と当接してその挿入深さを規定するための突き当てピン29が配設されている。
【0031】
なお、本実施形態において、各回転軸A〜Eの回転運動には、自立可能な適度な抵抗力が付与されている。また、実体顕微鏡23および内視鏡27にそれぞれ設けられた突き当てピン26,29は、実体顕微鏡23または内視鏡27を保持部33に取り付けた際に実体顕微鏡23または内視鏡27を含む保持部33全体の重心が回転軸Dに一致するように設けられている。
【0032】
図3の(a)は実体顕微鏡23の底面図である。図示のように、被係合部25には、前記照明光路に通じる照明光入射口38と、前記撮影光路に通じる撮影光出射口39と、V形状の溝42とが形成されている。
【0033】
図3の(b)は内視鏡27の底面図である。図示のように、被係合部28には、前記照明光路に通じる照明光入射口40と、前記撮影光路に通じる撮影光出射口41と、V形状の溝43とが形成されている。
【0034】
図3の(c)は保持部33の一部断面を有する平面図である。図示のように、保持部33には、図示しない光源からの光束を観察鏡体23,27に導くための照明光出射口44と、観察鏡体23,27からの撮影光を図示しない撮影装置に導くための撮影光入射口45とが配設されている。また、保持部33には、観察鏡体23,27とクリック動作によって係合するボールクリック46が設けられている。このボールクリック46は、観察鏡体23,27のV形状の溝42,43に係合可能なボール46aと、ボール46aを溝42,43との係合方向に常時付勢するバネ46bとから構成されている。
【0035】
なお、本実施形態において、観察鏡体23,27に配設された照明光入射口38,40と撮影光出射口39,41はそれぞれ、観察鏡体23,27が保持部33に取り付けられた際に、保持部33に配設された照明光出射口44と撮影光入射口45とに一致して接続されるようになっている。
【0036】
次に、上記構成の診断用観察システムの作用について説明する。なお、以下では、実体顕微鏡23による診断を行なった後に内視鏡27による診断を行なう場合について説明する。
【0037】
まず、保管場所にある支持部24を移動させて患者に対してセッティングする。次に、支持部24の保持部33に設けられた係合部36に実体顕微鏡23の被係合部25を挿入する。この時、被係合部25の突き当てピン26をストッパ37に突き当てて、実体顕微鏡23を保持部33に対して位置決めする。この時、ボールクリック46のボール46aが実体顕微鏡23のV形状の溝42に落ち込み、実体顕微鏡23が保持部33に固定される。これにより、診断用観察システムをコルポスコープとして使用することができる。
【0038】
患部の観察を行なうために、実体顕微鏡23を所定の位置にセットする場合には、グリップ34を握って、支持部24の各アーム31,32,70を回動させるとともに、保持部33を傾動させれば良い。具体的には、架台部30に対して第1アーム31を、第1アーム31に対して第2アーム32を、第2アーム32に対して第3アーム70をそれぞれ回転軸A,B,Cを中心に回動させることによって、実体顕微鏡23を床面に対して水平(平行)に移動させることができ、また、第2アーム32を回転軸Eを支点として揺動させることによって、実体顕微鏡23を床面に対して上下方向に移動させることができる。また、保持部33を回転軸Dを中心に回動させることによって、実体顕微鏡23を前後に傾動させることができる。
【0039】
このような回動操作によって実体顕微鏡23を移動させて診断作業に最適な位置にセッティングすると、そのセッティング状態は、各回転軸A〜Eの回転運動に対して付与された前記抵抗力によって保持される。その後は、コルポスコープによる観察下で診察を進めていく。
【0040】
実体顕微鏡23による観察時において、支持部24に設けられた図示しない光源からの照明光は、照明光出射口44および照明光入射口38を経て実体顕微鏡23に入射され、図示しない照明光学系を経て観察部位に照射される。また、実体顕微鏡23に設けられた図示しない撮影光路を経た撮影光は、撮影光出射口39および撮影光入射口45を経て、図示しない撮影装置に入射して撮影される。
【0041】
次に、実体顕微鏡23では観察しきれない部位を内視鏡27を用いて診察する。この場合は、まず、保持部33にセッティングされている実体顕微鏡23を保持部33の係合部36から抜き取り、机などの保管場所に置く。続いて、同じ保管場所に置いてある内視鏡27を保持部33にセッティングする。具体的には、保持部33に設けられた係合部36に内視鏡27の被係合部28を挿入する。この時、被係合部28の突き当てピン29をストッパ37に突き当てて、内視鏡27を保持部33に対して位置決めする。この時、ボールクリック46のボール46aが内視鏡27のV形状の溝43に落ち込み、内視鏡27が保持部33に固定される。これにより、内視鏡10による診断が可能となる。
【0042】
内視鏡27による観察時において、支持部24に設けられた図示しない光源からの照明光は、照明光出射口44および照明光入射口40を経て内視鏡27に入射され、図示しない照明光学系を経て観察部位に照射される。また、内視鏡27に設けられた図示しない撮影光路を経た撮影光は、撮影光出射口41および撮影光入射口45を経て、図示しない撮影装置に入射して撮影される。
【0043】
以上説明したように、本実施形態の診断用観察システムによれば、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、実体顕微鏡23と内視鏡27のどちらを使用してもバランスアーム32の均衡が崩れることがないため、バランスの再調整などの作業を行なう必要がなく、診察効率が向上する。
【0044】
また、本実施形態では、支持部24に配設された照明光路と撮影光路とを実体顕微鏡23と内視鏡27とで共用できるため、光源や撮影装置を共通で使えるようになる。そのため、第1の実施形態に比べて、診断室内の器材をさらに減少させることができ、作業スペースをより広く取ることができる。
【0045】
また、本実施形態において、実体顕微鏡23および内視鏡27にそれぞれ設けられた突き当てピン26,29は、実体顕微鏡23または内視鏡27を保持部33に取り付けた際に実体顕微鏡23または内視鏡27を含む保持部33全体の重心が回転軸Dに一致するように設けられている。したがって、回転軸Eを中心とするモーメントは、観察鏡体23,27を交換しても一定となる。
【0046】
図4は本発明の第3の実施形態を示している。なお、本実施形態において第2の実施形態と共通する構成要素については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0047】
図示のように、本実施形態に係る診断用観察システムは、3つの観察鏡体すなわち実体顕微鏡23と内視鏡27と蛍光観察鏡体52と、これらの観察鏡体23,27,52を移動可能に支持するための支持部24とからなる。
【0048】
実体顕微鏡23には、撮影光出射口39に、結像レンズ46,47とNDフィルタ48とが配設されている。また、内視鏡27には、撮影光出射口41に、結像レンズ49,50とNDフィルタ51とが配設されている。また、蛍光観察鏡体52は、その主要部の構成が実体顕微鏡23と同一であり、照明光路に通じる照明光入射口58と撮影光路に通じる撮影光出射口57とを有している。撮影光出射口57には、結像レンズ53,54と、ろ過フィルタ(360nm〜670nm)55とが配設されている。また、照明光入射口58には、励起フィルタ(330nm〜460nm)56が配設されている。また、蛍光観察鏡体51の被係合部25には、保持部33の係合部36との接続時にストッパ37と当接してその挿入深さを規定するための突き当てピン63が配設されている。この突き当てピン63は、蛍光観察鏡体52を保持部33に取り付けた際に蛍光観察鏡体52を含む保持部33全体の重心が回転軸Dに一致するように設けられている。
【0049】
また、本実施形態に係る診断用観察システムは、照明手段としてキセノン光源を、また、撮像装置として高感度撮像素子を有するTVカメラをそれぞれ備えている。また、実体顕微鏡23の結像レンズ46,47を通過した撮影光と、内視鏡27の結像レンズ49,50を通過した撮影光と、蛍光観察鏡体52の結像レンズ53,54を通過した撮影光はそれぞれ、撮像装置の撮像素子面上に大きさが等しく結像するようになっている。
【0050】
次に、上記構成の診断用観察システムの作用について説明する。なお、本実施形態における作用は、第2の実施形態の作用と略同じである。そのため、以下では、第2の実施形態と異なる作用についてのみ説明する。
【0051】
まず初めに、支持部24を所定位置にセッティングするとともに、保持部33に実体顕微鏡23を取り付けて、コルポスコープによる診察を行なう。実体顕微鏡23の撮影光は、撮影光出射口39に入射し、結像レンズ46,47およびNDフィルタ48を経て、支持部24の撮影光入射口45に入射する。NDフィルタ48を透過した撮影光は、十分に光量が減少し、撮影光入射口45を経て図示しない高感度撮像素子を有するTVカメラに入射して、モニタ等によって観察される。
【0052】
続いて、実体顕微鏡23を保持部33から取り外すとともに、内視鏡27を保持部33に取り付け、内視鏡27による診察を行なう。内視鏡27の撮影光は、撮影光出射口41に入射し、結像レンズ49,50およびNDフィルタ51を経て、支持部24の撮影光入射口45に入射する。NDフィルタ51を透過した撮影光は、十分に光量が減少し、撮影光入射口45を経て図示しない高感度撮像素子を有するTVカメラに入射して、モニタ等により観察される。
【0053】
次に、自家蛍光しているガン細胞などを蛍光観察鏡体52を用いて観察し、疾患部を特定する。この場合、図示しないキセノン光源からの光束は、図示しない光伝達手段および支持部24に配設された照明光出射口44を経て、蛍光観察鏡体52に配設された照明光入射口58に入射する。照明光入射口58に入射した光束は、励起フィルタ56を経て観察部位に励起光となって照射される。ガン細胞などにより自化蛍光している疾患部からの観察光は、図示しない観察光路および撮影光路を経て撮影光出射口57に入射し、結像レンズ53,54およびろ過フィルタ55を経て撮影光出射口57から出射される。ろ過フィルター55は、撮影光に含まれた種々の波長のうち特定の波長のみを透過する。したがって、撮影光出射口57から発せられた撮影光は、支持部24の撮影光入射口45に入射し、図示しない高感度撮像素子を有するTVカメラに入射して、モニタ等により蛍光観察される。
【0054】
以上説明したように、本実施形態によれば、第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、蛍光観察鏡体52も同一の支持部24に接続可能となり、光源や撮像手段を共用することにより、広い作業スペースを確保でき、作業性が良く、診察効率が向上する。また、各観察鏡体23,27,52にはそれぞれ、撮像装置に射出瞳を合わせるための結像レンズが配設されているため、適切な撮像範囲を得ることができる。
【0055】
図5は本発明の第4の実施形態を示している。なお、本実施形態において第2の実施形態と共通する構成要素については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0056】
図示のように、本実施形態に係る診断用観察システムは、3つの観察鏡体すなわち実体顕微鏡23と内視鏡27とストロボスコープ59と、これらの観察鏡体23,27,59を移動可能に支持するための支持部24とからなる。ストロボスコープ59は、その主要部の構成が実体顕微鏡23と同一であり、照明光路に通じる照明光入射口60と撮影光路に通じる撮影光出射口62とを有している。また、照明光入射口60には公知の遮光装置61が配設されている。
【0057】
次に、上記構成の診断用観察システムの作用について説明する。なお、本実施形態における作用は、第2の実施形態の作用と略同じである。そのため、以下では、第2の実施形態と異なる作用についてのみ説明する。
【0058】
まず初めに、支持部24を所定位置にセッティングし、実体顕微鏡23や内視鏡27を用いて、例えば喉のポリープ切除などの手術後の術部回復状況などを診察する。次に、ストロボスコープ59を用いて声帯の動きを診察する。この場合、図示しない光源からの照明光は、支持部24の照明光出射口44を経てストロボスコープ59の照明光入射口60に入射する。照明光入射口60に入射した照明光は、公知の遮光装置61により照射と遮光を一定間隔で繰り返しながら、照明光路を経て観察部を照射する。観察光は、観察光路、撮影光路、撮影光出射口62および撮影光入射口45を経て、図示しない撮像手段に入射し、照射時にのみ観察像を得ることができる。すなわち、断続的な画像を得ることにより、声帯の動きを観察することができる。
【0059】
以上説明したように、本実施形態によれば、第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、ストロボスコープ59も同一の支持部24に接続可能となり、光源や撮像手段を共用することにより、広い作業スペースを確保でき、操作性を向上させることができる。
【0060】
なお、以上説明してきた技術内容によれば、以下に示すような各種の構成が得られる。
【0061】
1.観察者と観察部位との間に配置され、観察光学系を備え観察部位や観察目的の異なる種々の観察鏡体と、前記種々の観察鏡体を移動または傾斜すべく空間的に支持する支持部とからなり、前記観察鏡体には支持部に保持するための被係合部を有し、前記支持部には前記観察鏡体を保持可能な係合部を有したことを特徴とする診断用観察システム。
【0062】
2.前記種々の観察鏡体は、実体顕微鏡、内視鏡、蛍光観察鏡体、ストロボスコープの少なくとも2つ以上の組み合わせを含むことを特徴とする第1項に記載の診断用観察システム。
【0063】
第1項および第2項の構成によれば、セッティング作業中における支持部の移動をなくすことができ、これにより、診察効率を向上させることができる。
【0064】
3.前記支持部は観察部位を照射するための照明光出射口と観察部位を撮影するための撮影光入射口の少なくとも一方を有し、前記種々の観察鏡体は照明光入射口と撮影光出射口の少なくとも一方を有しており、前記種々の観察鏡体を前記支持部に装着したときに照明光および撮影光の少なくとも一方の光軸が合致することを特徴とする第1項に記載の診断用観察システム。
【0065】
4.前記支持部には種々の観察鏡体からの撮影光を光電変換しモニタなどに映し出すための撮像素子が任意の位置に配設されており、前記種々の観察鏡体には観察像を前記撮像素子の大きさに合わせて結像するための結像レンズを有したことを特徴とする第3項に記載の診断用観察システム。
【0066】
第3項および第4項の構成によれば、セッティング作業中における支持部の移動および照明手段・撮影手段の設定をなくすことができ、これにより、診察効率を向上させることができる。
【0067】
5.前記種々の観察鏡体には蛍光観察時に観察部位を励起するための前記照明光入射口に励起フィルター(330nm〜460nm)および前記撮影光出射口にろ過フィルター(360nm〜670nm)を配設し、前記支持部には高感度撮像素子を用いた撮影手段を任意の位置に配設したことを特徴とする第3項に記載の診断用観察システム。
【0068】
第5項の構成によれば、蛍光観察可能な鏡体を使用しても、セッティング作業中における支持部の移動および照明手段・撮影手段の設定をなくすことができ、これにより、診察効率を向上させることができる。
【0069】
6.前記種々の観察鏡体の照明光入射口には、断続的な観察像を得るための一定間隔で照射と遮光を繰り返す光遮断装置を配設したことを特徴とする第3項に載の診断用観察システム。
【0070】
第6項の構成によれば、ストロボスコピー可能な鏡体を使用しても、セッティング作業中における支持部の移動および照明手段・撮影手段の設定をなくすことができ、これにより、診察効率を向上させることができる。
【0071】
7.前記種々の観察鏡体は各々の重量を統一したことを特徴とする第1項ないし第6項のいずれか1項に記載の診断用観察システム。
【0072】
8.前記支持部は前記観察鏡体を傾斜させるため、ある回転軸まわりに前記観察鏡体を回転させる回転機構を有し、種々の観察鏡体を保持した状態で前記観察鏡体およびこれと一体的に傾斜する重量体の重心が前記回転軸に一致すべく前記支持部に前記観察鏡体の保持部が構成されていることを特徴とする第1項ないし第6項のいずれか1項に記載の診断用観察システム。
【0073】
第7項および第8項の構成によれば、種々の観察鏡体を使用しても、操作性が良い支持部を提供することができる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の診断用観察システムによれば、セッティング作業中に支持部(架台部)を移動させることなく観察鏡体を交換でき、これによって診察効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る診断用観察システムの斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る診断用観察システムの斜視図である。
【図3】(a)は図2のシステムを構成する実体顕微鏡の底面図、(b)は図2のシステムを構成する内視鏡の底面図、(c)は図2のシステムを構成する支持部の保持部の平面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る診断用観察システムの構成図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る診断用観察システムの構成図である。
【図6】婦人科分野で使用される従来のコルポスコープの概略構成図である。
【符号の説明】
8,23…実体顕微鏡(観察鏡体)
12…支持部
10,27…内視鏡(観察鏡体)
9,11,25,28…被係合部(被接続部)
20,36…係合部(接続部)
52…蛍光観察鏡体(観察鏡体)
59…ストロボスコープ(観察鏡体)

Claims (3)

  1. 観察者と観察対象部位との間に配置され、内蔵された観察光学系を介して観察対象部位の観察が可能で機能が異なる複数種の観察鏡体と、
    前記観察鏡体を移動可能に支持するための支持部と、
    を備え、
    前記支持部は、前記観察鏡体が接続される1つの接続部を有しており、
    前記各観察鏡体は、前記接続部に着脱自在に接続される被接続部を有し、前記支持部に選択的に接続されて支持されるものであり、
    更に、前記支持部は、観察部位を照射するための照明光出射口と観察部位を撮影するための撮影光入射口の少なくとも一方を有し、前記観察鏡体は照明光入射口と撮影光出射口の少なくとも一方を有しており、前記観察鏡体を前記支持部に装着したときに照明光および撮影光の少なくとも一方の光軸が合致することを特徴とする診断用観察システム。
  2. 前記支持部には前記観察鏡体からの撮影光を光電変換し、モニタなどに映し出すための撮像信号を得る撮像素子が任意の位置に配設されており、更に前記観察鏡体は観察像を前記撮像素子の大きさに合わせて結像するための結像レンズを有したことを特徴とする請求項1に記載の診断用観察システム。
  3. 前記種々の観察鏡体は、各々の重量を統一したことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の診断用観察システム。
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