JP4357505B2 - 遮断器 - Google Patents

遮断器 Download PDF

Info

Publication number
JP4357505B2
JP4357505B2 JP2006189635A JP2006189635A JP4357505B2 JP 4357505 B2 JP4357505 B2 JP 4357505B2 JP 2006189635 A JP2006189635 A JP 2006189635A JP 2006189635 A JP2006189635 A JP 2006189635A JP 4357505 B2 JP4357505 B2 JP 4357505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
main switch
switch
opening
electromagnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006189635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008021418A (ja
Inventor
歩 森田
茂俊 大内
稔 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006189635A priority Critical patent/JP4357505B2/ja
Priority to TW096120126A priority patent/TW200807472A/zh
Priority to KR1020070068710A priority patent/KR101310849B1/ko
Publication of JP2008021418A publication Critical patent/JP2008021418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4357505B2 publication Critical patent/JP4357505B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/6606Terminal arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/60Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B11/00Switchgear having carriage withdrawable for isolation
    • H02B11/12Switchgear having carriage withdrawable for isolation with isolation by horizontal withdrawal
    • H02B11/127Withdrawal mechanism
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B11/00Switchgear having carriage withdrawable for isolation
    • H02B11/12Switchgear having carriage withdrawable for isolation with isolation by horizontal withdrawal
    • H02B11/167Switchgear having carriage withdrawable for isolation with isolation by horizontal withdrawal truck type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B13/00Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
    • H02B13/02Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
    • H02B13/035Gas-insulated switchgear
    • H02B13/0354Gas-insulated switchgear comprising a vacuum switch

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

本発明は、電磁反発作用によって真空バルブの操作軸を開極方向へ高速で駆動させる開極手段を備えた遮断器に関する。
電磁反発作用によって真空バルブの操作軸を開極方向へ高速駆動する開極手段は、コイルおよびそれと対向して配置したリング状の銅板で構成される。コンデンサ放電などによって開極手段のコイルを急速励磁し、コイル電流と銅板に発生する渦電流との電磁反発力を利用して真空バルブを開極動作させる。
電磁反発機構を備えた遮断器には、直流遮断器と高速遮断器がある。前者は、あらかじめコンデンサに充電しておいた電荷を系統電流と逆向きに注入し、強制的に電流ゼロ点を作って遮断するものである。直流系統にて地絡事故が発生すると、抵抗およびインダクタンスの回路定数で決定される立ち上がりの早い地絡電流が流れるため、遮断動作には高速応答性が要求される。
一方、後者は、自家発電系統に関わるもので、電力系統停電時の自家発電機側からの電力流出の防止、過負荷に伴う電源共倒れの回避、停電系統から健全系統への高速切替による重要負荷の運転継続などを目的に導入される。両者とも開極指令を受けてから数ms以内での応答性が要求されるため、電磁反発機構を利用している。
この電磁反発機構を搭載した遮断器としては、例えば特許文献1に示されているように、真空バルブと、この真空バルブの開閉方向に設けた操作機構と、この操作機構の途中に設けた電磁反発機構とを備え、更に電流遮断途中における可動電極側の軸の跳ね返りを低減させる機構を備えたものとなっている。
特開2000−299041号公報
上述した従来の遮断器では、高速遮断時に、所定の開極速度を得るだけでなく、閉極状態を維持する永久磁石の吸引力を上回る電磁反発力が必要となるため、電磁反発機構の大型化、及び電源容量の増加を余儀なくされる。また、真空バルブとその操作機構との間に、電磁反発機構、及び電磁反発機構の作動時に生じる可動電極側の軸の跳ね返りを低減させる機構が上下方向に直列的に配置されているため、真空バルブの操作機構によって、真空バルブを開閉操作する際には、電磁反発機構、及び可動電極側の軸の跳ね返り低減機構を共に移動させる必要がある。
このため、真空バルブの操作機構が、例えば電磁操作方式の場合、その構成部品である永久磁石、励磁コイル等の容量を大きくしなければならないので、真空バルブの操作機構が大型化する。また、これに伴い、真空バルブの操作機構の操作性も低下する可能性もある。
本発明は、電磁反発機構による閉極状態の解除を容易にし、かつ電流遮断途中時に生じる可動電極側軸の跳ね返りを、簡易な構成で低減し得るとともに、操作性が良好な遮断器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、の発明は、主スイッチと前記主スイッチと連動して動作する副スイッチとで構成される2つのスイッチを備えた遮断器において、一方のスイッチに電磁反発作用によって操作軸を開極方向へ駆動する開極手段と、コイル、可動鉄心、永久磁石で構成される電磁石を搭載し、前記2つのスイッチに対して前記コイルを励磁して投入動作を行い、前記永久磁石の吸引力によって閉極状態を維持し、投入動作時と逆方向に前記コイルを励磁して開極動作を行う操作機構と、前記開極手段による開極動作に応動して、前記主スイッチの閉極状態を解除するように前記操作機構に連結したリンク機構からなる釈放機構とを備えたことを特徴とする。
また、第の発明は、主スイッチと前記主スイッチと連動して動作する副スイッチとで構成される2つのスイッチを備えた遮断器において、一方のスイッチに電磁反発作用によって操作軸を開極方向へ駆動する開極手段と、コイル、可動鉄心、永久磁石で構成される電磁石を搭載し、前記2つのスイッチに対して前記コイルを励磁して投入動作を行い、前記永久磁石の吸引力によって閉極状態を維持し、投入動作時と逆方向に前記コイルを励磁して開極動作を行う操作機構と、前記開極手段による開極動作に応動して、前記主スイッチの閉極状態を解除するように前記操作機構に連結したレバー機構からなる釈放機構とを備えたことを特徴とする。
更に、第の発明は、第1又は第2の発明において、前記電磁石は、前記開極手段及び前記操作機構に対して並設されていることを特徴とする。
また、第の発明は、第乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記釈放機構に、前記閉極手段による電磁反発作用によって開極する2つのスイッチの動作タイミングを調整する調整手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、電磁反発機構による電流遮断途中時に生じる可動電極側軸の跳ね返りを、簡易な構成で低減することができるので、真空バルブの操作機構の大型化を抑えることができ、併せて、電磁反発機構による電流遮断途中時に生じる可動電極側軸の跳ね返りによって、真空バルブの操作機構における永久磁石と可動鉄心の吸着、即ち、真空バルブの閉極を、わずかな力ですみやかに解除でき、信頼性の高い遮断器を提供することができる。
以下、本発明の遮断器の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1乃至図7は、本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態を示すもので、図1は本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の左側面図、図2は図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の背面図、図3は図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の右側面図、図4は図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の正面図、図5は図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態を適用したシステム回路図、図6は図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の事故時の操作を示すタイムチャート図、図7は図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の通常運転時の操作を示すタイムチャート図である。
先ず、図5乃至図7を用いて、本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の使用方法および運転方法について説明する。
図5において、符号1は直流電源であり、一般的な直流き電回路では正極1500Vの電圧を供給する。2は電車などの負荷を示す。3は負荷に電気を供給するき電線であり、4は負荷2と直流電源1を結ぶ帰線を示す。本発明の遮断器である転流式直流遮断器5は、き電線3の途中に挿入され、直流電源1から負荷2へ供給される電力をスイッチングする。
転流式直流遮断器5は、第1の主スイッチ51、第2の主スイッチ52、第1の副スイッチ53、および第2の副スイッチ54の4つのスイッチと、制御装置50で構成されている。転流式直流遮断器5には、第1のコンデンサ55、第2のコンデンサ56、およびリアクトル57が接続される。第1の主スイッチ51と第2の主スイッチ52はき電線3に直列して挿入され、第1の主スイッチ51を直流電源1側、第2の主スイッチ52を負荷2側にそれぞれ配置する。第1の副スイッチ53と第1のコンデンサ55とリアクトル57の直列回路は第1の主スイッチ51に並列して接続し、第2の副スイッチ54と第2のコンデンサ56の直列回路は第1のコンデンサ55に並列接続する。
き電線3に設けた変流器58は、き電線3の通電電流を検出し、その電流値を過電流引外し装置59に入力する。過電流引外し装置59は自動遮断設定値を有し、き電線3を流れる電流値がその設定値以上に達した時点で開極指令11を出力する。制御装置50は外部指令10または過電流引外し装置59からの開極指令11を受け、転流式直流遮断器5に開閉指令を与える。
第1の副スイッチ53は第1の主スイッチ51と連動し、第1の主スイッチ51が開極した後、時間t1(例えば2ms)遅れて一旦閉極し、その後開極する。一方、第2の副スイッチ54は第2の主スイッチ52と連動し、第2の主スイッチ52が開極する時間t2(例えば2.5ms)前に開極する。
負荷2を運転するときには、第1の主スイッチ51と第2の主スイッチ52を閉極し、負荷2に直流1500Vを印加する。このとき、第1の副スイッチ53は開極、第2の副スイッチ54は閉極させておく。また、第1のコンデンサ55と第2のコンデンサ56は直流電源1側を基準として+2000Vに充電しておく。
負荷2の故障、あるいはき電線3の地絡事故などが発生すると、き電線3には回路定数で決まる、非常に大きく、立ち上がりの早い事故電流が流れる。例えば、回路抵抗15mΩ、回路インダクタンス150μHのとき、最大到達電流は100kA、最大突進率は10kA/msに及ぶ。このような事故電流が発生した場合、設備への影響を最小限度に抑制するためには、高速に事故電流を遮断しなければならない。先ず、変流器58で事故電流値を検出し、過電流引外し装置59に入力する。過電流引外し装置59の自動遮断設定値を例えば12000Aに設定しておけば、事故電流値が12000Aに達した時点で開極指令11が制御装置50に発信される。制御装置50からの指令によって、第1の主スイッチ51が開極する。第1の主スイッチ51の開極により、第1の副スイッチ53が時間t1遅れて閉極する。これにより、第1のコンデンサ55、第2のコンデンサ56、リアクトル57、第1の主スイッチ51、第1の副スイッチ53、第2の副スイッチ54からなるLC共振回路が成立し、あらかじめ充電しておいた第1のコンデンサ55と第2のコンデンサ56が放電して、事故電流の方向と逆向きの転流電流が第1の主スイッチ51に注入される。第1のコンデンサ55の静電容量を60μF、第2のコンデンサ56の静電容量を1200μFとしたとき、逆向きの転流電流値は最大40kAとなるので、事故電流値が40kAに達する以前に第1の副スイッチ53が閉極するようにすれば、事故電流と転流電流が相殺される。第1の主スイッチ51を通過する電流がゼロになった時点で第1の主スイッチ51が遮断完了する。第1の主スイッチ51が開極した後、時間t3遅れて第2の主スイッチ52が開極するが、時間t3をt3>t1+t2の条件を満足するように設定しておけば、第1の副スイッチ53が閉極する前に第2の副スイッチ54が開極することは無いため、第1のコンデンサ55と第2のコンデンサ56を同時に放電でき、上記のような大電流に対応できる。なお、第1の主スイッチ51が遮断完了しても、第1の副スイッチ53と第2の副スイッチ54はともに閉極状態になる期間が存在するため、第1のコンデンサ55と第2のコンデンサ56が直流電源1によって充電される。この充電電流は、充電電圧が上昇し、回路電流がゼロ付近、真空バルブの裁断電流値以下になった時点で遮断される。
一方、通常の運転状態における転流式直流遮断器5の遮断動作は、外部指令10による。外部指令10により開極指令を受けたとき、第1の主スイッチ51と第2の主スイッチ52は同時に開極する。このとき、第2の副スイッチ54は第2の主スイッチ52が開極する前の時間t2で先に開極しているので、第1の副スイッチ53が閉極したときには、第1のコンデンサ55、リアクトル57、第1の主スイッチ51、第1の副スイッチ53からなるLC共振回路が成立する。
予め充電しておいた第1のコンデンサ55と第2のコンデンサ56のうち、第1のコンデンサ55のみが放電され、負荷電流の方向と逆向きの転流電流が第1の主スイッチ51に注入される。ここで、負荷電流の最大値は過電流引外し装置59の設定値12000A以下である。第1のコンデンサ55のみが放電した場合の転流電流最大値を14kAとすれば、最大負荷電流12000Aを相殺でき、第1の主スイッチ51の電流がゼロになった時点で第1の主スイッチ51が遮断完了する。なお、第2の主スイッチ52は、遮断器が開極した後に、負荷2と第1のコンデンサ55および第2のコンデンサ56とを断路する役割を果たし、負荷側回路におけるコンデンサ充電電圧による感電事故を防止できる。
次に、前述した本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態を、図1乃至図4を用いて説明する。
本発明の遮断器である転流式直流遮断器5の一実施の形態は、2つの電磁石と機械リンク構成によって、上記の4つのスイッチの動作タイミングを自動的に実現する。図1乃至図4においては、いずれも運転状態(第1の主スイッチ51および第2のスイッチ52が閉極状態)を表している。4つのスイッチは、いずれも内部に1対の接点を有する真空バルブで記載してあるが、気中スイッチなどにも転用可能である。
まず、本発明の遮断器である転流式直流遮断器5の一実施の形態の電気的接続について説明する。
第1の主スイッチ51の固定側フィーダ100と第2の主スイッチ52の固定側フィーダ114は、転流式直流遮断器5の外部に配置した母線(図示しない)に接続されている。同母線はリアクトル57の一端に接続している。リアクトル57の他端は第1のコンデンサ55および第2のコンデンサ56に接続している。第1の主スイッチ51の可動導体62は、集電部101を介して可動側フィーダ120に導通している。可動側フィーダ120は直流電源1に接続している。また、第1の主スイッチ51の可動導体62と第1の副スイッチ53の可動導体69は、導体102,103、フレキシブル導体104、導体105を介して、常時電気的に接続された状態となっている。
第1の副スイッチ53の固定導体108には、フィーダ106とフィーダ107とが固定されている。フィーダ107は第2の副スイッチ54の固定導体109に接続している。一方、フィーダ106は、転流式直流遮断器5の外部で第1のコンデンサ55に接続している。また、第2の副スイッチ54の可動導体110は、導体111、フレキシブル導体112、フィーダ113を介し、第2のコンデンサ56に接続している。第2の主スイッチ52の可動導体200は、集電部201を介して可動側フィーダ203に導通している。可動側フィーダ203は負荷2に接続している。以上の電気的接続方法によって、図5に示したシステム回路が実現される。
次に、本発明の遮断器である転流式直流遮断器5の一実施の形態の機械的構造を図1乃至図4を用いて説明する。
第1の主スイッチ51の可動導体62は、図1に示すように部材64にピン連結している。操作ロッド65はその一端を部材64に、他端をヒンジ66に固定している。第1の副スイッチ53の可動導体69は、部材67を介してヒンジ66にピン534にて連結されている。すなわち、第1の主スイッチ51の可動導体62と第1の副スイッチ53の可動導体69は互いに連動して動作する。操作ロッド65は、上下部に平面加工を施したピン150に貫通されている。ピン150と操作ロッド65に固定したナット152によって、ワッシャ153、接圧ばね151、ワッシャ154を狭持した構成となっている。
第1の主スイッチ51が開極した状態では、接圧ばね151によって操作ロッド65の上部の六角部155とピン150が係合した状態になる。一方、第1の主スイッチ51が閉極動作では、主スイッチ51の固定接点61と可動接点60が接触した時点でピン150と六角部155の係合が解除され、更に接圧ばね151が圧縮されると、接圧ばね151の荷重は第1の主スイッチ51における接点の接触力となる。
また、操作ロッド65は、開極手段を構成する電磁反発コイル170および反発板171を連通している。電磁反発コイル170の励磁によって、反発板171に渦電流が発生し、電磁反発コイル170の電流と反発板171の渦電流間に作用する電磁反発力は、反発板171を介して、部材64で受ける構成となっており、同反発力によって操作ロッド65は図1中上方向に移動する。
第2の主スイッチ52の可動導体200は、図3に示すように、部材202にピン連結されている。操作ロッド204はその一端を部材202に固定されている。操作ロッド204は、上下部に平面加工された当接面を施したピン206を貫通している。ピン206と操作ロッド202に固定したナット208によって、ワッシャ210、接圧ばね212、ワッシャ214を狭持した構成となっている。第2の主スイッチ53の開極状態では、接圧ばね212によって操作ロッド202上部の六角部216とピン206が係合した状態になる。一方、第2の主スイッチ53の閉極動作では、主スイッチ53の固定接点220と可動接点222が接触した時点でピン206と六角部216の係合が解除され、更に接圧ばね212が圧縮されると、接圧ばね212の荷重は第2の主スイッチ53における接点の接触力となる。
第1の主スイッチ51の操作ロッド65、及び第2の主スイッチ52の操作ロッド202は、図1及び図3に示すように、操作器ケース300内において第1の主スイッチ51、及び第2の主スイッチ52に対して並設した電磁石301にて駆動される。電磁石301のシャフト302は、部材303を介してメインシャフト500の一方のレバー501に連結されている。メインシャフト500の他方のレバー503には、第1の主スイッチ51側に延びる絶縁ロッド502と第2の主スイッチ52側に延びる絶縁ロッド504とが連結されている。絶縁ロッド502は、副シャフト510によってピン150に、絶縁ロッド504は、副シャフト512によってピン206にそれぞれ係合している。即ち、
電磁石301の吸引力は、図1及び図3に示すように、メインシャフト500とこれに設けたレバー501,503および副シャフト510,512とこれに設けたレバー513,514を介して、第1の主スイッチ51における操作ロッド65および第2の主スイッチ52における操作ロッド202に伝達される。第1の主スイッチ51、第2の主スイッチ52を投入するには、電磁石301内のコイル305を励磁し、プランジャ304を図中下方向に駆動すればよい。
第1の副スイッチ53は、上述のように第1の主スイッチ51と連動して駆動されるが、図5に記載した操作タイミングを実現するために、図1に示すように連結部材530とレバー531を設けてある。連結部材530とレバー531はピン533によって互いを連結されている。連結部材530の他端は副シャフト510に接続される。一方、レバー531は軸532を中心に回転自在となっている。
第1の主スイッチ51が開極する場合、操作ロッド65が図1中上方向に移動して第1の副スイッチ53が一旦閉極するが、同時にレバー531が反時計方向に回転し、レバー531とヒンジ66に設けたピン534が係合して、第1の副スイッチ53の可動導体69を再び開極方向(下方向)に引き戻す。ヒンジ66においてピン66が貫通する穴を長円形状しているのは、操作ロッド65の位置に関わらず、可動導体68を開極方向(下方向)に移動可能とするためである。なお、符号70は、第1の副スイッチ53に接触力を与えるためのばねである。
第2の副スイッチ54側にも、図3に示すように、連結部材540とレバー541を設けてある。第2の主スイッチ52が開極すると、レバー541が軸542を中心として時計方向に回転し、第2の副スイッチ54の可動導体110に設けたピン543とレバー541が係合して、可動導体544を開極方向(下方向)に移動させる。なお、符号71は、第2の副スイッチ54に接触力を与えるためのばねを示す。連結部材530,540はその長さを可変としており、同部材にて主スイッチと副スイッチの開閉タイミングを調整する。
図4において、符号555は、メインシャフト500に連動するように操作器ケース300内に設けたトリップばね、符号590はコイル305に励磁エネルギーを供給するコンデンサ、符号591は電磁石301の制御回路を表す。
図1において、第1の主スイッチ51の操作ロッド65のヒンジ66と、電磁石301のシャフト302の上端との間には、開極手段を構成する電磁反発コイル170および反発板171による第1の主スイッチ51を高速で開極させた場合に生じる可動電極側の軸、即ち操作ロッド65の跳ね返りを低減させるための釈放機構900が設けられている。
この釈放機構900は、電磁石301のシャフト302の上端に設けたピン支持部材584と、このピン支持部材584の設けたピン583と、電磁石301側に一端を軸582回りに回転可能に支持し、他端をピン583の下側を通して主スイッチ側に延在させたレバー585と、このレバー585の他端に一端がピン連結され、他端がピン580によってヒンジ66に連結された第2の絶縁ロッド581とからなるリンク機構で構成されている。電磁石301のシャフト302の上端に設けたピン支持部材584の位置を調整することにより、レバー585とピン583とが係合するタイミングが調整されるので、図5に示した時間t3を実現できる。具体的には、ピン支持部材584の電磁石301のシャフト302へのねじ込み深さを調整すればよい。
次に、上述した本発明の遮断器である転流式直流遮断器5の一実施の形態の動作を説明する。
投入動作では、電磁石301のコイル305を励磁し、プランジャ304に吸引力を発生させる。同吸引力は、メインシャフト500、副シャフト510,512を介して、第1の主スイッチ51の操作ロッド65および第2の主スイッチ52の操作ロッド204に伝達されるので、可動導体62,200が下方向に駆動されて第1の主スイッチ51および第2の主スイッチ52が閉極する。投入動作では、各主スイッチ51,52の接圧ばね151,212及び操作器ケース300内に設けたトリップばね555が蓄勢されて、第1の主スイッチ51および第2の主スイッチ52の開極動作に備えている。
第1の副スイッチ53は、レバー531とピン534の係合に伴って開極状態となり、一方、第2の副スイッチ54は、レバー541とピン543の係合が解消されて閉極状態となる。投入動作が完了すると、電磁石301の励磁を解除する。蓄勢された接圧ばね151,212、およびトリップばね555の反力は、電磁石301内部の永久磁石306の吸引力で保持されている。
第1の主スイッチ51および第2の主スイッチ52の通常の開極動作では、上述した投入動作時と逆方向にコイル305を励磁する。コイル305の逆励磁によって、永久磁石306が発生する磁束がキャンセルされ、電磁石301の吸引力がばねの反力を下回った時点で第1の主スイッチ51および第2の主スイッチ52の開極動作が開始される。
事故時の高速遮断では、電磁反発コイル170を励磁する。反発板171に発生する電磁反発力によって、操作ロッド65は接圧ばね151を更にたわませながら上方向に移動し、第1の主スイッチ51は開極状態、第1の副スイッチ53は閉極状態になる。この時点では、メインシャフト500、および副シャフト510は動作せず、第2の主スイッチ52、第2の副スイッチ54の状態は維持されたままである。
反発板171の電磁反発コイル170に対する電磁反発力によって、更に操作ロッド65が上方向へ移動すると、釈放機構900におけるレバー585と電磁石301のシャフト302に設けたピン583とが係合し、電磁反発力がピン583に伝達される。この伝達力と接圧ばね151,212の荷重、およびトリップばね555の荷重の和が永久磁石306の吸引力を超えると、プランジャ304が上方向に移動し始める。この動作に応じて、第2の主スイッチ52および第2の副スイッチが開極され、その再投入が防止される。
上述した開極手段におる高速遮断では、永久磁石306の吸引力から接圧ばね151,212およびトリップばね555の反力を差し引いた力、すなわち閉極状態を維持するための余剰力を超える電磁反発力を電磁石301の可動部に作用させなければならない。従来技術のように電磁反発力を直接電磁石可動部に作用させると、その反力によって接点が再投入される危険がある。本実施の形態では、絶縁ロッド581、レバー585、およびピン583で構成される電磁石301の釈放機構900を備えたので、この釈放機構900は、てこの原理を利用するもので、釈放に必要な力を、図1に示すようにL1/L2倍に低減できる。
即ち、釈放機構900によるわずかな操作力で電磁石301が釈放可能となる。その結果、電磁石301の釈放時の反力が低減され、主スイッチの再投入の危険性を回避することができる。また、この釈放機構900は、高速遮断時の第2の主スイッチ52および第2の副スイッチ54の動作タイミングを調整する機能も兼ね備えている。連携して動作する主スイッチと副スイッチ間の動作タイミングは、図1及び図2に示す連結部材530,540にて調整可能だが、2つのスイッチ郡間は個別の操作器を用意して各々タイミングをずらした指令を送るなど、複雑な機構・構成が必要となる。本実施の形態では、シャフトレバー582とピン583が係合するタイミングのみを調整すればよく、容易に実現できる。
上述した本発明の実施の形態によれば、電磁反発機構による電流遮断途中時に生じる可動電極側軸の跳ね返りを、簡易な構成で低減することができるので、真空バルブの操作機構の大型化を抑えることができ、併せて、電磁反発機構による電流遮断途中時に生じる可動電極側軸の跳ね返りによって、真空バルブの操作機構における永久磁石と可動鉄心の吸着、即ち、真空バルブの閉極を、わずかな力ですみやかに解除でき、信頼性の高い遮断器を提供することができる。
図8乃至図11は、本発明の遮断器である3相の高速遮断器600の一実施の形態を示すもので、図8は本発明の遮断器である3相の高速遮断器600の右側断面図、図9は背面図、図10は正面図であり、いずれも閉極状態を表している。図11は左側断面図であり、電磁石301の釈放直前の状態を示している。これらの図において、図1乃至図4の符号と同符号のものは、同一部分である。
これらの図において、3相の高速遮断器600は、内部に接離自在の接点を備えた真空バルブ601を備えている、真空バルブ601の固定電極側の固定導体602は、上部側に位置しており、固定側フィーダ603に接続されている。一方、可動電極側の可動導体604は、集電部605を介して下方側に配置されて、可動側フィーダ606に導通されている。
また、可動導体604は絶縁ロッド607の一端に連結している。絶縁ロッド607の他端は操作ロッド608に固定されている。操作ロッド608は、上下部に平面加工された当接面を施したピン609内を貫通している。ピン609は3相とも単一のメインシャフト500の一方のレバー503に係合している。ピン609と操作ロッド608に固定したナット610によって、ワッシャ611、接圧ばね612、ワッシャ613を狭持している。真空バルブ601が開極した状態では、接圧ばね612によって操作ロッド608下部の六角部620とピン609が係合した状態になる。一方、真空バルブ601の閉極動作では、真空バルブ601の固定接点621と可動接点622が接触した時点でピン609と六角部620の係合が解除され、接圧ばね612の荷重は接点の接触力となる。
操作ロッド608は、開極手段を構成する電磁反発コイル170および反発板171を連通している。電磁反発コイル170の励磁によって反発板171に発生した電磁反発力は、前述した実施の形態と同様に、絶縁ロッド607で受ける構成となっており、同反発力によって操作ロッド608は図中下方向に移動する。
操作ロッド607は、操作器ケース300内に真空バルブ601に対して並設した電磁石301にて駆動される。電磁石301のシャフト302は、部材303を介してメインシャフト500の他方のレバー501に連結されている。すなわち、電磁石301の吸引力は、メインシャフト500を介して操作ロッド607に伝達される。真空バルブ601を投入するには、電磁石301内のコイル305を励磁し、プランジャ304を図中下方向に駆動すればよい。
メインシャフト500、レバー503,501の下方には、電磁石301の釈放機構900が設けられている。この電磁石301の釈放機構900は、軸631を中心に回転できる干渉レバー632と、常に干渉レバー632を部材303側に回転させるように干渉レバー632とレバー501の間に設けた巻きばね633(図7参照)とのレバー機構で構成されている。釈放機構900における軸631は、てこの原理を有効に発揮させるために、電磁石301側に配置されている。干渉レバー632の一方端は、部材303に当接しており、干渉レバー632の他方端は、操作ロッド608下部の六角部620の端部に位置している。
次に、上述した本発明の遮断器である3相の高速遮断器600の一実施の形態の動作を説明する。
投入動作では、図8に示す予め充電しておいたコンデンサ590によって、電磁石301のコイル305を励磁し、プランジャ304に吸引力を発生させる。同吸引力は、メインシャフト500を介して、操作ロッド607に伝達され、可動導体604が上方向に駆動されて真空バルブ601が閉極する。投入動作と同時に、接圧ばね612およびトリップばね555は蓄勢されており、開極動作に備えている。投入動作が完了すると、電磁石301の励磁を解除する。蓄勢された接圧ばね612およびトリップばね555の反力は、電磁石301内部の永久磁石306の吸引力で保持される。
真空バルブ601の通常の開極動作では、投入動作時と逆方向にコイル305を励磁する。コイル305の逆励磁によって、永久磁石306が発生する磁束がキャンセルされ、電磁石301の吸引力がばねの反力を下回った時点で真空バルブ601の開極動作が開始される。
事故時における真空バルブ601の高速遮断では、開極手段の電磁反発コイル170を励磁する。反発板171に発生する電磁反発力によって、操作ロッド607は接圧ばね612を更にたわませながら下方向に移動するので、真空バルブ601は開極状態になる。このとき、メインシャフト500は未だ移動していない。
図9に示すように、電磁反発によって操作ロッド607が下方に移動すると、操作ロッド607と干渉レバー632が衝突し、この衝突力が部材303に伝達される。この伝達力と接圧ばね612およびトリップばね555の荷重の合計が永久磁石306の吸引力を超えると、プランジャ304が上方向に移動し始める。この動作に応じて、高速遮断器600の操作機構全体が開極状態に移行する。
上述した開極手段による真空バルブ601の高速遮断では、永久磁石306の吸引力から接圧ばね612およびトリップばね555の反力を差し引いた力、すなわち真空バルブ601の閉極状態を維持するための余剰力を超える電磁反発力を電磁石301の可動部に作用させなければならない。従来技術のように電磁反発力を直接電磁石可動部に作用させると、その反力によって接点が再投入される危険がある。本実施の形態では、軸631、干渉レバー632で構成される電磁石301の釈放機構900によって解消されている。この釈放機構900は、図9に示すように、てこの原理に利用により、電磁石可動部の釈放に必要な力をL1/L2倍に低減することができる。すなわち、釈放機構900におけるわずかな力で電磁石301が釈放可能となり、その結果、電磁石可動部の釈放時の反力が低減され、真空バルブ601の再投入の危険性を回避することができる。
また、本実施の形態では、負荷をスイッチングするための電磁石と、事故電流を高速遮断するための電磁石を個別にしている。高速遮断における電磁反発力の衝撃力は大きく、多頻度開閉に対応させるには各部材の強度アップが必須となる。強度アップは可動部質量の増加につながり、高速開閉のためには更に電磁反発力を強化するといった悪循環を招く。高速遮断を事故電流遮断に限定すれば、数回〜数十回の耐久性を確保すればよく、上記の課題を解決できる。なお、本実施の形態にて記載した電磁石では、投入動作時と逆方向に励磁すれば、真空バルブ601の開極動作が可能であるため、負荷電流遮断と事故電流遮断で使用する電磁石を変化させたとしても、制御方式を変更するだけで、構成部材には変化はない。
この実施の形態によれば、前述した実施の形態と同様に、電磁反発機構による電流遮断途中時に生じる可動電極側軸の跳ね返りを、簡易な構成で低減することができるので、真空バルブの操作機構の大型化を抑えることができ、併せて、電磁反発機構による電流遮断途中時に生じる可動電極側軸の跳ね返りによって、真空バルブの操作機構における永久磁石と可動鉄心の吸着、即ち、真空バルブの閉極を、わずかな力ですみやかに解除でき、信頼性の高い遮断器を提供することができる。
図12は、本発明の遮断器である転流式直流遮断器の他の実施の形態を示す左側面図で、この図12において、図1と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明を省略する。
この実施の形態は、図12の右側の中間部に位置するレバー513に、もう1つのレバー1000を配置したものである。このレバー1000は、その一方側が操作ロッド65に設けた部材1001側に位置し、また他方側が絶縁ロッド502側に位置するように、軸1002によってレバー513に回動可能に設けられている。このため、開極手段における反発板171の上方への移動による高速遮断時には、操作ロッド65の上方への移動により、部材1001が位置Pでレバー1000の一方側の当接し、レバー1000を軸1002を支点として反時計方向に回動する。このレバー1000の反時計方向の回動により、レバー1000の他方側が位置Qで絶縁ロッド502に衝突する。これにより、絶縁ロッド503が下方向に移動し、電磁石側のレバー501が時計方向の回動して、電磁石301を釈放可能にする。その結果、電磁石301の釈放時の反力が低減され、主スイッチの再投入の危険性を回避することができる。
この実施の形態においても、前述した実施の形態と同様に、電磁反発機構による電流遮断途中時に生じる可動電極側軸の跳ね返りを、簡易な構成で低減することができるので、真空バルブの操作機構の大型化を抑えることができ、併せて、電磁反発機構による電流遮断途中時に生じる可動電極側軸の跳ね返りによって、真空バルブの操作機構における永久磁石と可動鉄心の吸着、即ち、真空バルブの閉極を、わずかな力ですみやかに解除でき、信頼性の高い遮断器を提供することができる。
本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の左側面図である。 図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の背面図である。 図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の右側面図である。 図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の正面図である。 図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態を適用したシステム回路図である。 図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の事故時の操作を示すタイムチャート図である。 図1に示す本発明の遮断器である転流式直流遮断器の一実施の形態の通常運転時の操作を示すタイムチャート図である。 本発明の遮断器である3相の高速遮断器の右側断面図である。 図8に示す本発明の遮断器である3相の高速遮断器の背面図である。 図8に示す本発明の遮断器である3相の高速遮断器の正面図である。 図8に示す本発明の遮断器である3相の高速遮断器の左側断面図である。 本発明の遮断器である転流式直流遮断器の他の実施の形態の左側面図である。
符号の説明
5 転流式直流遮断器
51 第1の主スイッチ(真空バルブ)
170 電磁反発コイル
171 反発板
301 電磁石
306 永久磁石
600 高速遮断器
900 釈放機構

Claims (4)

  1. 主スイッチと前記主スイッチと連動して動作する副スイッチとで構成される2つのスイッチを備えた遮断器において、一方のスイッチに電磁反発作用によって操作軸を開極方向へ駆動する開極手段と、コイル、可動鉄心、永久磁石で構成される電磁石を搭載し、前記2つのスイッチに対して前記コイルを励磁して投入動作を行い、前記永久磁石の吸引力によって閉極状態を維持し、投入動作時と逆方向に前記コイルを励磁して開極動作を行う操作機構と、前記開極手段による開極動作に応動して、前記主スイッチの閉極状態を解除するように前記操作機構に連結したリンク機構からなる釈放機構とを備えたことを特徴とする遮断器。
  2. 主スイッチと前記主スイッチと連動して動作する副スイッチとで構成される2つのスイッチを備えた遮断器において、一方のスイッチに電磁反発作用によって操作軸を開極方向へ駆動する開極手段と、コイル、可動鉄心、永久磁石で構成される電磁石を搭載し、前記2つのスイッチに対して前記コイルを励磁して投入動作を行い、前記永久磁石の吸引力によって閉極状態を維持し、投入動作時と逆方向に前記コイルを励磁して開極動作を行う操作機構と、前記開極手段による開極動作に応動して、前記主スイッチの閉極状態を解除するように前記操作機構に連結したレバー機構からなる釈放機構とを備えたことを特徴とする遮断器。
  3. 請求項1又は2に記載の遮断器において、前記電磁石は、前記開極手段及び前記操作機構に対して並設されていることを特徴とする遮断器。
  4. 請求項乃至のいずれか1項に記載の遮断器において、前記釈放機構に、前記閉極手段による電磁反発作用によって開極する2つのスイッチの動作タイミングを調整する調整手段を設けた
    ことを特徴とする遮断器。
JP2006189635A 2006-07-10 2006-07-10 遮断器 Active JP4357505B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006189635A JP4357505B2 (ja) 2006-07-10 2006-07-10 遮断器
TW096120126A TW200807472A (en) 2006-07-10 2007-06-05 Circuit breaker
KR1020070068710A KR101310849B1 (ko) 2006-07-10 2007-07-09 차단기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006189635A JP4357505B2 (ja) 2006-07-10 2006-07-10 遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008021418A JP2008021418A (ja) 2008-01-31
JP4357505B2 true JP4357505B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=39077238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006189635A Active JP4357505B2 (ja) 2006-07-10 2006-07-10 遮断器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4357505B2 (ja)
KR (1) KR101310849B1 (ja)
TW (1) TW200807472A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6078378B2 (ja) * 2013-03-01 2017-02-08 株式会社日立産機システム 回路遮断器
JP6042756B2 (ja) * 2013-03-21 2016-12-14 株式会社日立産機システム 回路遮断器
GB2585833A (en) * 2019-07-16 2021-01-27 Eaton Intelligent Power Ltd Circuit breaker
CN116110741B (zh) * 2023-02-07 2023-10-20 泰安众诚自动化设备股份有限公司 一种矿用高压真空开关复合断路器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3456137B2 (ja) * 1998-01-27 2003-10-14 富士電機株式会社 高速度遮断器
JP4667664B2 (ja) * 2001-07-12 2011-04-13 三菱電機株式会社 電力用開閉装置
JP2004342552A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Toshiba Corp 開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080005870A (ko) 2008-01-15
JP2008021418A (ja) 2008-01-31
TWI351705B (ja) 2011-11-01
KR101310849B1 (ko) 2013-09-25
TW200807472A (en) 2008-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4492610B2 (ja) 遮断器及びその開閉方法
RU2540114C2 (ru) Электромагнитный привод с двумя устойчивыми состояниями для средневольтного автоматического выключателя
JP4357505B2 (ja) 遮断器
AU2004201267B2 (en) Remotely controllable circuit breaker including bypass magnet circuit
AU2004201318B2 (en) Circuit breaker mechanism including mechanism for breaking tack weld
EP2779191B1 (en) Trip actuator for switch of electric power circuit
CN201655694U (zh) 一种带短路保护功能的触头***
Dullni et al. A vacuum circuit-breaker with permanent magnetic actuator and electronic control
KR19990047296A (ko) 마그네틱 액튜에이터를 이용한 지중선로용 다회로자동 차단기
KR100955373B1 (ko) 초전도 소자를 이용한 하이브리드 한류기
KR101925046B1 (ko) 접점 개폐기
CN101908435B (zh) 一种永磁操动的真空断路器
TW202018748A (zh) 斷路器
CN113948349B (zh) 一种断路器用压电脱扣机构
JP4627417B2 (ja) 電力用遮断器
CN210956580U (zh) 一种用于远程控制断路器分闸的控制装置
CN209357665U (zh) 一种永磁弹簧操动一体机构
CN101656178B (zh) 一种带短路保护功能的触头***
CN107464722B (zh) 负荷开关-熔断器组合电器的永磁操动机构及其控制方法
JP2765891B2 (ja) 直流遮断器
CN103329223B (zh) 具有低压释放的电磁驱动器
CN117133590A (zh) 一种混合式断路器
CN114097054A (zh) 断路器
RU85749U1 (ru) Выключатель автоматический быстродействующий

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090804

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4357505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350