JP4356545B2 - 光伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送システムに関し、特に、伝送路の断を検出した安全光状態から通常状態へ迅速に移行することが可能である光伝送システムに関する。
波長分割多重(WDM;Wavelength Division Multiplexing)信号光により通信を行う光伝送システムにおいては、WDM信号光の波長多重数に応じて光増幅器の制御を行うことが重要である。光増幅器においては、利得一定制御(AGC;Automatic Gain Control)および出力一定制御(ALC;Automatic Level Control)の制御モードが広く用いられている。
AGCモードでは利得が一定に保たれるので、光増幅器の入力レベルと出力レベルの比は一定であり、光増幅器の出力レベルは入力レベルに追随して変動する。例えば、光増幅器に入力される信号光の波長多重数が変化した場合、入力信号光のレベルは変化するが、各波長の信号光に対する利得は一定であるから、各波長の信号光の出力レベルは影響を受けない。
ALCモードでは光増幅器の出力レベルが一定となるように光増幅器の利得が制御されるから、波長多重された各波長の信号光の出力レベルを目的の値に制御するには、波長多重数の情報が必要である。例えば、波長多重された入力信号光の波長多重数が、信号光の分岐・挿入等により変化した場合、各波長の信号光の出力レベルが変化するので、伝送エラーが生じる可能性がある。
伝送するWDM信号光の波長多重数が変化する光伝送システムに用いられる光増幅器では、上記のAGCモードおよびALCモードを切替えて制御することが行われている。
光伝送システムでは、伝送路の破断や、作業者による過った光コネクタの開放等の障害により、光ファイバの外部に伝送光が放出される可能性があるため、障害の検出時には、伝送光の出力を安全基準内とする必要がある。
障害点の下流側で伝送路の障害を検知したときに、対向する逆方向の伝送路を通じて上流に障害情報を送出し、上流の光増幅器の出力を抑制することにより、ファイバ障害が発生した区間においてのみWDM光出力を停止する、光自動出力制御(APSD;Automatic Power Shutdown)が知られている。(例えば特許文献1)
APSD制御では、上流局からはWDM光出力を停止して出力光強度を安全基準内に収めるとともに、監視制御(OSC;Optical Supervisory Channel)光を出力することが行われる。障害点の下流側でOSC光を受信することにより、障害の復旧を検知できるから、対向回線を通じて上流局にAPSD制御を解除することにより、通常状態に戻ることができる。
図4は、光伝送路5Aおよび光伝送路5Bにより、端局1A−端局1B間で光伝送を行い、途中に中継局2A〜2Cが設けられた光伝送システムにおいて、光伝送路5Aが障害点7で障害を起こしたときの制御および信号の流れを示したものである。
図4において、光スイッチ13Aより出力されたWDM信号光は、終段増幅器(ポストアンプ)10Aで増幅され、光伝送路5Aに送出される。送出されたWDM信号光は、中継局2C、2B、2Aの光増幅器20E、20C、20Aにより増幅され、端局1Bの前段増幅器(プリアンプ)11Aに入力される。
また、WDM信号光とは別に、OSC光が端局1AのOSC送出部121Aより出力され、各中継器においても、OSC受信部222A、222C、222E、および、OSC送出部221A、221C、221Eを備える。端局および中継器において、OSC信号は光増幅器に入力される前にOSC受信部に分岐され、上流からの監視制御信号を受信するとともに、OSC送出部からのOSC信号を合波し、下流の伝送路に出力する。
光伝送路5Aが障害点7で障害を起こしたとき、下流の中継局2AのOSC受信部222AはOSC信号の断を、光増幅器20Aは入力光モニタ(図示せず)により主信号(WDM信号光)の断を検出する。これにより、中継局2Aの制御部22Aは、障害の発生を検知する。
APSD制御部220Aは、対向回線のOSC信号を用いてAPSD要求信号を中継局2Bに伝える。APSD要求信号は、OSC送出部221Bから中継局2BのOSC受信部222Dを通じて、APSD制御部220Bに伝えられる。
APSD制御部220Bは、APSD要求信号に基づき、光増幅器20Cをシャットダウンする。これにより、光増幅器20Cがシャットダウンされ、光伝送路5Aの障害の生じた中継局2B−中継局2Aの区間においてのみ、WDM光の出力が停止される。
なお、OSC光はOSC送出部221より送出されており、OSC受信部222AでOSC光を受信することにより、障害点7における障害の復旧を検出することができる。
APSD制御等によるシャットダウン状態から通常モードに戻る場合や、障害により現用回線を予備回線に切り替える場合、あるいは、ネットワーク構築されたシステムを新規に立ち上げる場合には、各光増幅器の利得設定を行う必要がある。
光伝送システムの立上げ・復旧等において、伝送路に信号光が送出されていない場合でも光増幅器の利得設定を光増幅器の自然放出(ASE;Amplified Spontaneous Emission)光を利用して行う技術(ASE立上げ)が知られている。(例えば特許文献2)。
図5および図6は、図4のAPSD制御によるシャットダウン状態から障害点7における障害が復旧したときに、ASE立上げにより各光増幅器の利得設定を行う手順を示したものである。
図5において、障害点7における障害が復旧すると、OSC送出部221Cより送出されたOSC光がOSC受信部222Aで受信され、中継器2Aの制御部22Aは、障害点7における障害の復旧を検知する。制御部22Aは、対向回線のOSC信号を用いてAPSD解除信号を中継局2Bに伝えるとともに、ASE立上げ要求を上流局および光増幅器20Aに伝える。光増幅器20Aは、ASE立上げ要求を受け、ASE立上げモードに遷移する。
APSD解除信号は、OSC送出部221Bから中継局2BのOSC受信部222Dを通じて、APSD制御部220Bに伝えられる。APSD制御部220Bは、APSD解除信号に基づき、光増幅器20Cのシャットダウンを解除する。光増幅器20Cは、APSD解除信号によりシャットダウンを解除した後、ASE立上げ要求を受け、ASE立上げモードに遷移する。
上流の中継局2Cにおいても、OSC信号を通じてASE立上げ要求を受信し、光増幅器20EがASE立上げモードに遷移する。
端局1AがASE立上げ要求を受信すると、光スイッチ13Aは終端増幅器(ポストアンプ)10Aへの入力WDM信号光を遮断する。ASE立上げ要求を受信してASE立上げモードに遷移した終端増幅器10Aは、入力WDM信号光が遮断された状態で、1波の信号光を増幅した際のASE光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光強度を制御し、利得の制御を行う。
終端増幅器10Aより出力されたASE光により、ASE立上げモードに遷移した状態の下流の光増幅器も、1波の信号光を増幅した際のASE光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光強度を制御し、利得の制御を行う。ASE立上げモードにある光増幅器の利得制御が完了し、利得が設定されると、各光増幅器は、対向回線のOSC光を通じて利得設定完了通知を送出する。
図6において、障害点7の次段に位置する中継器2Aの光増幅器20Aが、ASE立上げモードから利得制御に移り、利得が設定されると、OSC送出部221Bより対向回線のOSC光を通じて利得設定完了通知を送出する。障害点7の次段に位置する中継器2Aの光増幅器より利得設定完了通知が端局1Aに受信されると、端局1Aの光スイッチ13Aは、遮断していた終端増幅器(ポストアンプ)10Aへの入力WDM信号光を通過に切替え、端局1Aより、WDM信号光を含む光が送出される。
端局1Aの光スイッチ13Aを通過に切り替える際には、終端増幅器(ポストアンプ)10Aから光増幅器20Aまでの光増幅器は、ASE立上げによる利得設定が完了しているから、端局1AよりWDM信号光を含む光が送出されることにより、通常運用状態に戻ることとなる。
なお、上記の説明では、ASE立上げにおけるASE光強度を1波の信号光を増幅した際の信号光強度と同等の強度と説明したが、ASE光強度は、次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、信号光が存在しなくても利得の設定が可能である強度であればよい。
上述した断検出および復旧の構成は、端局装置または中継装置の外部の伝送路についてのものであった。一方、WDM光伝送装置では、機能毎にユニット構成とすることが一般的である。
例えば、端局の受信部でWDM光信号の増幅を行う前置増幅器(プリアンプ)を含むユニットと、増幅されたWDM信号光を多重分離する多重分離(DEMUX;Demultiplexing)部を含むユニットが別々である場合、ユニット間を接続するファイバの障害についても考慮する必要がある。
図7および図8は、端局1Bにおいて、前置増幅器(プリアンプ)11Aを含むユニット3Aと、DEMUX部31Aを含むユニット3Bを接続するファイバ50Aに障害が発生した場合の、断検出および復旧の手順を示したものである。
図7において、ユニット3Bの入力をモニタするPD32Aにより、ファイバ50Aにおける障害が検出される。PD32Aの検出結果に基づき、前置増幅器(プリアンプ)11Aはシャットダウン動作が行われる。
ファイバ50AにはOSC光は伝送されないから、前置増幅器(プリアンプ)11Aを、安全基準を満たすレベルの光を送出する安全光状態とすることにより、障害点70における障害の復旧を行う。
図8は、障害点70における障害が復旧したときの、伝送システムの再立上げを示したものである。障害が復旧すると、安全光状態で前置増幅器(プリアンプ)11Aから送出された光は、PD32Aで受信されるので、制御部12Bは、障害点70における障害の復旧を検知する。
制御部12Bは、対向回線のOSC信号を用いてASE立上げ要求を上流局および前置増幅器(プリアンプ)11Aに伝える。前置増幅器(プリアンプ)11Aは、ASE立上げ要求を受け、ASE立上げモードに遷移する。
端局1AがASE立上げ要求を受信すると、光スイッチ13Aは終端増幅器(ポストアンプ)10Aへの入力WDM信号光を遮断する。ASE立上げ要求を受信してASE立上げモードに遷移した終端増幅器10Aは、入力WDM信号光が遮断された状態で、1波の信号光を増幅した際のASE光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光の強度を制御し、利得の制御を行う。
終端増幅器10Aより出力されたASE光により、ASE立上げモードに遷移した状態の下流の光増幅器も、入力WDM信号光を増幅した際のASE光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光の強度を制御し、利得の制御を行う。ASE立上げモードにある光増幅器の利得制御が完了し、利得が設定されると、各光増幅器は、対向回線のOSC光を通じて利得設定完了通知を送出する。
特開2002−77056号公報 特開2004−23437号公報
図4〜図6に示される光伝送システムでは、APSD制御による制御と、通常運用状態に復帰するための利得制御が別個のものであるため、端局の終段増幅器から障害点の次段に位置する中継局の光増幅器の全てについて、利得設定を行うには時間がかかるという問題がある。
また、APSDによる制御と、ASE立上げ等の利得制御とを別途行う必要があるため、制御が複雑化するという問題もある。
図7〜図8に示される光伝送システムでは、ユニット間を接続するファイバにはOSC光が伝送されないため、別途前置増幅器(プリアンプ)により、安全基準を満たすレベルの光を送出し、断の復旧を検出する必要がある。
また、断からの復旧の際には、伝送路の他端にある終端増幅器(ポストアンプ)からASE立上げ等の利得制御を行う必要があるため、全体の利得設定を行うには時間がかかるという問題がある。
本発明は上記課題を解決するものであって、第1の発明による光伝送システムは、終段増幅器により増幅した波長多重信号光を送出する第1の端局装置と、前記第1の端局装置より送出された信号光を第2の端局装置に伝送する第1の伝送路と、前記第1の伝送路と対向し前記第2の端局装置からの信号光を第1の端局装置に伝送する第2の伝送路と、前記第1の伝送路からの信号光を増幅する光増幅器を有し、前記第1および第2の伝送路の中途に設けられる複数の中継装置とを備え、前記第1の伝送路における障害発生が上流に位置する第1の中継装置と下流に位置する第2の中継装置の間で生じ、前記第2の中継装置が前記障害を検知したとき、前記第2の中継装置は障害発生情報を前記第2の伝送路に送出し、前記第1の中継装置より前記第1の伝送路に対し上流に位置する前記中継装置は、前記障害発生情報に基づき信号光の増幅を停止し、信号停止要求を前記第2の伝送路に送出し、前記第1の端局装置は、前記信号光送出停止要求に基づき信号光の送出を停止し、前記終段増幅器による自然放出光強度が前記波長多重信号光の1波長の信号光強度と等しくなるように前記終段増幅器を制御するとともに、自然放出光送出信号を前記第1の伝送路に送出し、前記第1の中継装置より前記第1の伝送路に対し上流に位置する前記中継装置は、前記自然放出光送出信号に基づき、前記光増幅器による自然放出光強度が前記波長多重される1波長の信号光強度と等しくなるように前記光増幅器を制御することを特徴とする。
これにより、障害の復旧待ちの状態で、障害区間の直前の中継器の光増幅器まで利得設定が完了しているから、障害復旧時に障害区間の直後の中継器の光増幅器の利得設定を完了させるだけで、通常状態へ戻ることが可能となる。
また、利得設定された、障害区間の直前の第1の中継器の光増幅器の出力光を安全光として用いることができるから、光増幅器に安全光モードを別途設ける必要がない。
第2の発明による光伝送システムは、第1の発明による光伝送システムであって、前記第2の中継装置が前記障害の回復を検知したとき、前記第2の中継装置は、前記光増幅器による自然放出光強度が次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、かつ、安全基準を満たす範囲の強度となるように前記光増幅器を制御し、前記第2の中継装置の前記光増幅器の前記制御が完了したとき、前記第2の中継装置は、制御完了情報を前記第2の伝送路に送出し、前記第1の端局装置は、前記制御完了情報に基づき信号光の送出を開始することを特徴とする。
これにより、信号光の送出再開を、障害復旧時に障害区間の直後の中継器の光増幅器の利得設定完了の情報のみによって開始することができるから、安全光状態から通常状態への遷移のための制御を簡易にすることができる。
第3の発明による光伝送システムは、対向する第1の伝送路および第2の伝送路の中途に設けられた中継装置であって、前記第1の伝送路からの信号光を増幅する第1の光増幅器を備え、前記第2の伝送路より前記第1の伝送路の下流における障害発生情報を受信したとき、信号光の増幅を停止し、信号停止要求を前記第2の伝送路に送出し、前記第1の伝送路の端局から自然放出光送出信号を受信したとき、前記光増幅器による自然放出光強度が前記波長多重信号光の1波長の信号光強度と等しくなるように前記光増幅器を制御することを特徴とする中継装置。
第4の発明による光伝送システムは、終段増幅器により増幅した波長多重信号光を第1の伝送路に送出し、前記第1の伝送路と対向する第2の伝送路からの信号光を入力する第1の端局装置と、前記第1の伝送路から入力した波長多重信号光を前置増幅器で増幅し、前記増幅された波長多重信号光をユニット間ファイバを通じて分波器に入力し多重分離するとともに、信号光を第2の伝送路に送出する第2の端局装置と、前記第1の伝送路からの信号光を増幅する光増幅器を有し、前記第1および第2の伝送路の中途に設けられる複数の中継装置とを備え、前記第2の端局装置は、前記ユニット間ファイバの出力光をモニタするモニタ手段を前記分波器の前段に有し、前記モニタ手段が前記ユニット間ファイバの障害を検知したとき、前記第2の端局装置は、前記前置増幅器の信号光増幅を停止するとともに、障害発生情報を前記第2の伝送路に送出し、前記中継装置は、前記障害発生情報に基づき信号光の増幅を停止し、信号光送出停止要求を前記第2の伝送路に送出し、前記第1の端局装置は、信号光送出停止要求に基づき信号光の送出を停止し、前記終段増幅器による自然放出光強度が次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、かつ、安全基準を満たす範囲の強度となるように前記終段増幅器を制御するとともに、自然放出光送出信号を前記第1の伝送路に送出し、前記中継装置は、前記自然放出光送出信号に基づき、前記光増幅器による自然放出光強度が次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、かつ、安全基準を満たす範囲の強度となるように前記光増幅器を制御することを特徴とする。
これにより、ユニット間を接続するファイバの障害の復旧待ちの状態で、光伝送路の中継器の光増幅器および前置増幅器の利得設定が完了しているから、障害復旧時に利得設定完了通知を第1の端局に送信するだけで、通常状態へ戻ることが可能となる。
また、利得設定された、前置光増幅器の出力光を安全光として用いることができるから、前置光増幅器に安全光モードを別途設ける必要がない。
第5の発明による光伝送システムは、第4の発明による光伝送システムであって、前記モニタ手段が前記障害の回復を検知したとき、前記第2の中継装置は、制御完了情報を前記第2の伝送路に送出し、前記第1の端局装置は、前記制御完了情報に基づき信号光の送出を開始することを特徴とする。
これにより、信号光の送出再開を、障害復旧時に前置増幅器の光増幅器の利得設定完了の情報のみによって開始することができるから、安全光状態から通常状態への遷移のための制御を簡易にすることができる。
本発明によれば、伝送路の障害検出後の安全光状態で、通常運用状態に復帰するための利得制御を並行して行うことができるから、障害復旧後に迅速に通常運用状態に戻ることができる。
また、安全光状態とするための制御と、利得制御とを同時に行うことができるので、制御を簡素化できる。
監視制御光が伝送されない、ユニット間等のファイバの障害に対しても、別途トランスポンダユニットを設けることなく、断の普及を検出できるとともに、障害復旧後に迅速に通常運用状態に戻ることができる。
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
〔a〕第1実施形態の説明
図1に、本願の第1の実施形態による光伝送システムを示す。図1に示される光伝送システムは、対向する光伝送路である光伝送路5Aおよび光伝送路5Bにより、端局1A−端局1B間で光伝送を行い、途中に中継局2A〜2Cが設けられている。
端局1Aは、伝送するWDM信号光が入力される光スイッチ13A、光スイッチから入力された光を増幅する終段増幅器(ポストアンプ)10A、光伝送路5Bから入力された信号光を増幅する前置増幅器(プリアンプ)11B、制御部12Aを備える。また、制御部12Aは、光伝送路5AにOSC光を出力するOSC送出部121A、光伝送路5BからのOSC光を受信するOSC受信部122Bを備える。同様に、端局1Bは、光スイッチ13B、終段増幅器(ポストアンプ)10B、前置増幅器(プリアンプ)11A、制御部12Bを備える。
また、中継器2Aは、それぞれ伝送路5A、5Bを伝送される光を増幅する光増幅器20A、20B、制御部22Aを備える。制御部22Aは、光伝送路5AにOSC光を出力するOSC送出部221A、光伝送路5AからのOSC光を入力するOSC受信部222A、光伝送路5BにOSC光を出力するOSC送出部221B、光伝送路5BからのOSC光を入力するOSC受信部222Bを備える。
中継器2B、2Cの構成も、中継器2Aと同様であり、光伝送路5A、5Bを伝送する光をそれぞれ増幅する光増幅器と、制御部を備える。
図1に示された光伝送システムの動作と、光伝送路5Aが障害点7で障害を起こしたときの制御および信号の流れについて以下に説明する。
図1において、光スイッチ13Aより出力されたWDM信号光は、終段増幅器(ポストアンプ)10Aで増幅され、光伝送路5Aに送出される。送出されたWDM信号光は、中継局2C、2B、2Aの光増幅器20E、20C、20Aにより増幅され、端局1Bの前置増幅器(プリアンプ)11Aに入力される。
また、WDM信号光とは別に、OSC光が端局1AのOSC送出部121Aより出力され、各中継器のOSC受信部およびOSC送出部により監視制御信号が伝達される。
光伝送路5Aが障害点7で障害を起こしたとき(S11)、障害点の下流に位置し、障害点の直下の中継局である中継局2Aでは、OSC受信部222AはOSC信号の断を検出し(S12A)、光増幅器20Aは入力光モニタ(図示せず)により主信号(WDM信号光)の断を検出する(S12B)。これにより、中継局2Aの制御部22Aは、障害の発生を検知する。
本実施例において、障害の発生を検知した中継局2Aの制御部22Aは、障害を起こした光伝送路5Aに対向する光伝送路5Bを通じて、光伝送路5Aの上流に位置する中継局または端局の光増幅器に対し、ASE立上げ要求、すなわち、光増幅器の利得設定を光増幅器の自然放出(ASE;Amplified Spontaneous Emission)光を利用して行う(S13)。すなわち、障害発生情報としてASE立上げ要求を利用する。
制御部22Aは、対向回線のOSC信号を用いてASE立上げ要求を中継局2Bに伝える。ASE立上げ要求は、OSC送出部221Bから中継局2BのOSC受信部222Dを通じて、制御部22Bに伝えられる。
光増幅器20Cは、制御部22BからのASE立上げ要求(S14)に基づきASE立上げモードに遷移する。
ASE立上げモードに遷移した光増幅器20Cは、シャットダウンを行う。これにより、光伝送路5Aの障害の生じた中継局2B−中継局2Aの区間において、信号光の出力が停止される。
光増幅器20Cのシャットダウンが完了すると、OSC送出部221Dを通じて、端局1Aの終端増幅器(ポストアンプ)10Aへ信号光送出停止要求を送出する。
同様に、中継器2Bより上流にある光中継器においても、ASE立上げ要求を受信してASE立上げモードに遷移し、光増幅器をシャットダウンし、信号光の出力を停止するとともに、端局1Aの終端増幅器(ポストアンプ)10Aへ信号光送出停止要求を送出する。
端局1Aが信号光送出停止要求を受信すると、光スイッチ13Aは終端増幅器(ポストアンプ)10Aへの入力WDM信号光を遮断する(S15)。ASE立上げ要求を受信して(S16)ASE立上げモードに遷移した終端増幅器10Aは、入力WDM信号光が遮断された状態で、1波の信号光を増幅した際の信号光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光の強度を制御し、利得の制御を行い、ASE光送出信号を光伝送路5AのOSC光を通じて下流の中継局に送出する。
ASE立上げモードに遷移し、シャットダウン状態の下流の光増幅器は、端局1Aより送出されたASE光送出信号を受信すると、終端増幅器10Aより出力されたASE光により、1波の信号光を増幅した際の信号光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光の強度を制御し、利得の制御を行う。ASE立上げモードにある光増幅器の利得制御が完了し、利得が設定されると、障害点7の上流直上である中継局2Bまでの各光増幅器20E、20Cは、対向回線のOSC光を通じて利得設定完了通知を送出する。
この動作過程で、光増幅器20Cはシャットダウン状態から、1波の信号光を増幅した際の信号光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光の強度を制御し、利得の制御が行われた状態に移行するが、いずれの状態でも障害点7から出力される光は安全基準の範囲内となる。
また、シャットダウン状態ではOSC受信部222AでOSC光を受信することにより、利得設定が完了した状態では、OSC受信部222AでのOSC光の受信、および、光増幅器20Cの図示しない入力光モニタ等によるASE光の受信により、障害点7における障害の復旧を検出することができる。
これにより、障害点7における障害を検出後の安全光状態において、障害点7の上流直上である中継局2Bの光増幅器20Cまでが、利得設定が完了した状態となる。
次に、障害点7における障害が復旧したときの制御および信号の流れについて説明する。
図2において、障害点7における障害が復旧すると(S21)、利得設定された光増幅器20Cから出力されるASE光が光増幅器20Aで受信され、中継器2Aの制御部22Aは、障害点7における障害の復旧を検知する(S22)。制御部22Aは、光増幅器20Aに対し、ASE立上げを行い、利得設定が完了すると、対向回線のOSC光を通じて利得設定完了通知を送出する(S23)。
中継器2Aの光増幅器20Aの利得設定完了通知が端局1Aに受信されると、端局1Aの光スイッチ13Aは、遮断していた終端増幅器(ポストアンプ)10Aへの入力WDM信号光を通過に切替え(S24)、端局1Aより、WDM信号光を含む光が送出される。
端局1Aの光スイッチ13Aを通過に切り替える際には、終端増幅器(ポストアンプ)10Aから光増幅器20Aまでの光増幅器は、ASE立上げによる利得設定が完了しているから、端局1AよりWDM信号光を含む光が送出されることにより、通常運用状態に戻ることとなる。
以上説明したように、第1の実施例による光伝送システムでは、障害発生情報としてASE立上げ要求を利用し、安全光状態において障害地点より上流の光増幅器の利得設定を完了させている。これにより、障害が復旧した際には、障害地点から下流直下の中継局の光増幅器のASE立上げの利得設定を行い、利得設定完了通知を端局に送出することで通常運用状態に戻ることができるから、障害復旧から通常運用状態までの時間を短縮することができる。
また、各光増幅器においてはASE立上げモードのみを実装すれば、APSDに関する制御モードを備える必要がないので、中継器に備える光増幅器の制御構成を簡略化できる。
〔b〕第2実施形態の説明
図3は、本発明の第2実施形態における構成、および、機能毎にユニット構成とした受信端局において、ユニット間を接続するファイバに障害が生じた場合の断検出および復旧の手順を示したものである。
図3において、端局1Bは、前置増幅器(プリアンプ)11Aを含むユニット3Aと、多重分離(DEMUX;demultiplexing)部31Aを含むユニット3Bを備え、ユニット3Aとユニット3Bは、ファイバ50Aにより接続されている。
ファイバ50Aの障害点70において障害が発生すると、ユニット3Bの入力をモニタするPD32Aにより、ファイバ50Aにおける障害が検出される(S31)。PD32Aの検出結果に基づき、ユニット3Aに障害情報が伝達される(S32)。
ファイバ50Aの障害情報をユニット3Aの制御部12Bが検知すると、前置増幅器(プリアンプ)11AはASE立上げモードに遷移し(S34)、シャットダウン動作を行う。
また、制御部12Bは、対向回線のOSC信号を用いてASE立上げ要求を上流の中継局に伝える。
光増幅器20Cのシャットダウンが完了すると、OSC送出部121Bを通じて、端局1Aの終端増幅器(ポストアンプ)10Aへ信号光送出停止要求を送出する。
伝送路中の光中継器は、ASE立上げ要求を受信してASE立上げモードに遷移し、光増幅器をシャットダウンし、信号光の出力を停止するとともに、端局1Aの終端増幅器(ポストアンプ)10Aへ信号光送出停止要求を送出する。
端局1Aが信号光送出停止要求を受信すると、光スイッチ13Aは終端増幅器(ポストアンプ)10Aへの入力WDM信号光を遮断する(S35)。ASE立上げ要求を受信して(S36)ASE立上げモードに遷移した終端増幅器10Aは、入力WDM信号光が遮断された状態で、1波の信号光を増幅した際の信号光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光の強度を制御し、利得の制御を行い、ASE光送出信号を光伝送路5AのOSC光を通じて下流の中継局に送出する。
ASE立上げモードに遷移し、シャットダウン状態の下流の光増幅器は、端局1Aより送出されたASE光送出信号を受信すると、終端増幅器10Aより出力されたASE光により、1波の信号光を増幅した際の信号光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光の強度を制御し、利得の制御を行う。ASE立上げモードにある光増幅器の利得制御が完了し、利得が設定されると、中継局の各光増幅器は、対向回線のOSC光を通じて利得設定完了通知を送出する。
ここで、ユニット3A内の前置増幅器(プリアンプ)11Aは、端局1AからのASE光送出信号により、1波の信号光を増幅した際の信号光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光の強度を制御し、利得の制御を行うが、利得制御が完了しても、障害点70における障害が復旧するまでは、利得設定完了通知を送出しない。
上記動作過程で、前置光増幅器(プリアンプ)11Aはシャットダウン状態から、1波の信号光を増幅した際の信号光強度と同等の強度のASE光が出力されるように、励起光の強度を制御し、利得の制御が行われた状態に移行するが、いずれの状態でも障害点70から出力される光は安全基準の範囲内となる。
また、利得設定が完了した状態では、PD32Aにより、障害点70における障害の復旧を検出することができる。すなわち、障害点70における障害を検出後、前置光増幅器(プリアンプ)11Aの利得設定が完了した安全光状態において、中継局の光増幅器および前置光増幅器(プリアンプ)11Aの利得設定が完了した状態となる。
障害点70における障害が復旧すると、利得設定された前置光増幅器(プリアンプ)11Aから出力されるASE光がPD32Aで受信され、障害点70における障害の復旧を検知する。
前置光増幅器(プリアンプ)11Aの利得設定が完了制御部12Bは、光増幅器20Aに対し、ASE立上げを行い、利得設定が完了すると、対向回線のOSC光を通じて利得設定完了通知を送出する。
端局2Bの前置増幅器11Aの利得設定完了通知が端局1Aに受信されると、端局1Aの光スイッチ13Aは、遮断していた終端増幅器(ポストアンプ)10Aへの入力WDM信号光を通過に切替え、端局1Aより、WDM信号光を含む光が送出される。
端局1Aの光スイッチ13Aを通過に切り替える際には、終端増幅器(ポストアンプ)10Aから前置増幅器11Aまでの光増幅器は、ASE立上げによる利得設定が完了しているから、端局1AよりWDM信号光を含む光が送出されることにより、通常運用状態に戻ることとなる。
以上説明したように、第2の実施例による光伝送システムでは、障害が復旧した際に利得設定完了通知を端局に送出することで通常運用状態に戻ることができるから、障害復旧から通常運用状態までの時間を短縮することができる。
また、前置光増幅器においてはASE立上げモードのみを実装すれば、安全光送出に関する制御モードを備える必要がないので、前置光増幅器に備える光増幅器の制御構成を簡略化できる。
なお、上記の説明では、ASE立上げにおけるASE光強度を1波の信号光を増幅した際の信号光強度と同等の強度と説明したが、ASE光強度は、次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、信号光が存在しなくても利得の設定が可能である強度であればよい。
本発明による光伝送システムにおいて、伝送路の断検出時の動作を示す図である。 本発明による光伝送システムにおいて、伝送路の断復旧時の動作を示す図である。 本発明による光伝送システムにおいて、端局のユニット間ファイバの断検出時の動作を示す図である。 従来の技術による光伝送システムにおいて、伝送路の断検出時のAPSDによる動作を示す図である。 従来の技術による光伝送システムにおいて、伝送路の断復旧時のASE立上げ動作を示す図である。 従来の技術による光伝送システムにおいて、伝送路の断復旧時のASE立上げ動作を示す図である。 従来の技術による光伝送システムにおいて、端局のユニット間ファイバの断検出時の動作を示す図である。 従来の技術による光伝送システムにおいて、端局のユニット間ファイバの断復旧時のASE立上げ動作を示す図である。
符号の説明
1A〜1B:端局
10A〜10B:終段増幅器(ポストアンプ)
11A〜11B:前置増幅器(プリアンプ)
12A〜12B:制御部
120A〜120B:APSD制御部
121A〜121B:OSC送出部
122A〜122B:OSC受信部
13A〜13B:光スイッチ
2A〜2C:中継局
20A〜20F:光増幅器
22A〜22C:制御部
220A〜220C:APSD制御部
221A〜221F:OSC送出部
222A〜222F:OSC受信部
3A〜3B:ユニット
31A:分波器(DEMUX)
32A:モニタPD
5A〜5B:光伝送路
50A:ユニット間ファイバ
7、70:障害点

Claims (5)

  1. 終段増幅器により増幅した波長多重信号光を送出する第1の端局装置と、
    前記第1の端局装置より送出された信号光を第2の端局装置に伝送する第1の伝送路と、
    前記第1の伝送路と対向し前記第2の端局装置からの信号光を第1の端局装置に伝送する第2の伝送路と、
    前記第1の伝送路からの信号光を増幅する光増幅器を有し、前記第1および第2の伝送路の中途に設けられる複数の中継装置とを備え、
    前記第1の伝送路における障害発生が上流に位置する第1の中継装置と下流に位置する第2の中継装置の間で生じ、前記第2の中継装置が前記障害を検知したとき、
    前記第2の中継装置は障害発生情報を前記第2の伝送路に送出し、
    前記第1の中継装置より前記第1の伝送路に対し上流に位置する前記中継装置は、前記障害発生情報に基づき信号光の増幅を停止し、信号光送出停止要求を前記第2の伝送路に送出し、
    前記第1の端局装置は、前記信号光送出停止要求に基づき信号光の送出を停止し、前記終段増幅器による自然放出光強度が次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、かつ、安全基準を満たす範囲の強度となるように前記終段増幅器を制御するとともに、自然放出光送出信号を前記第1の伝送路に送出し、
    前記第1の中継装置より前記第1の伝送路に対し上流に位置する前記中継装置は、前記自然放出光送出信号に基づき、前記光増幅器による自然放出光強度が次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、かつ、安全基準を満たす範囲の強度となるように前記光増幅器を制御することを特徴とする光伝送システム。
  2. 請求項1記載の光伝送システムであって、
    前記第2の中継装置が前記障害の回復を検知したとき、
    前記第2の中継装置は、前記光増幅器による自然放出光強度が次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、かつ、安全基準を満たす範囲の強度となるように前記光増幅器を制御し、
    前記第2の中継装置の前記光増幅器の前記制御が完了したとき、
    前記第2の中継装置は、制御完了情報を前記第2の伝送路に送出し、
    前記第1の端局装置は、前記制御完了情報に基づき信号光の送出を開始することを特徴とする光伝送システム。
  3. 対向する第1の伝送路および第2の伝送路の中途に設けられた中継装置であって、
    前記第1の伝送路からの信号光を増幅する第1の光増幅器を備え、
    前記第2の伝送路より前記第1の伝送路の下流における障害発生情報を受信したとき、信号光の増幅を停止し、信号光送出停止要求を前記第2の伝送路に送出し、
    前記第1の伝送路の端局から自然放出光送出信号を受信したとき、前記光増幅器による自然放出光強度が次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、かつ、安全基準を満たす範囲の強度となるように前記光増幅器を制御することを特徴とする中継装置。

  4. 終段増幅器により増幅した波長多重信号光を第1の伝送路に送出し、前記第1の伝送路と対向する第2の伝送路からの信号光を入力する第1の端局装置と、
    前記第1の伝送路から入力した波長多重信号光を前置増幅器で増幅し、前記増幅された波長多重信号光をユニット間ファイバを通じて分波器に入力し多重分離するとともに、信号光を第2の伝送路に送出する第2の端局装置と、
    前記第1の伝送路からの信号光を増幅する光増幅器を有し、前記第1および第2の伝送路の中途に設けられる複数の中継装置とを備え、
    前記第2の端局装置は、前記ユニット間ファイバの出力光をモニタするモニタ手段を前記分波器の前段に有し、
    前記モニタ手段が前記ユニット間ファイバの障害を検知したとき、
    前記第2の端局装置は、前記前置増幅器の信号光増幅を停止するとともに、障害発生情報を前記第2の伝送路に送出し、
    前記中継装置は、前記障害発生情報に基づき信号光の増幅を停止し、信号光送出停止要求を前記第2の伝送路に送出し、
    前記第1の端局装置は、信号光送出停止要求に基づき信号光の送出を停止し、前記終段増幅器による自然放出光強度が次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、かつ、安全基準を満たす範囲の強度となるように前記終段増幅器を制御するとともに、自然放出光送出信号を前記第1の伝送路に送出し、
    前記中継装置は、前記自然放出光送出信号に基づき、前記光増幅器による自然放出光強度が次段に位置する光増幅器の入力モニタで検知可能であり、かつ、安全基準を満たす範囲の強度となるように前記光増幅器を制御することを特徴とする光伝送システム。
  5. 請求項4記載の光伝送システムであって、
    前記モニタ手段が前記障害の回復を検知したとき、
    前記第2の中継装置は、制御完了情報を前記第2の伝送路に送出し、
    前記第1の端局装置は、前記制御完了情報に基づき信号光の送出を開始することを特徴とする光伝送システム。
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