JP4352982B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents
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Description
また、ファンの下流でファングリルとの間にモータ支持具を設置しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
また、例えば特許文献2の室外機では、送風ファンの下流は上流よりも流速が速くなっているがモータ支持具に対する配慮がなされておらず、モータ入力が増大するという問題点があった。
また、第3の目的は低騒音の空気調和機の室外機を低コストに得るものである。
図1は、この発明の実施の形態1における空気調和機の室外機1の外観を示す正面図であり、特に外観意匠性の配慮が必要となる正面側である。図2はこの図1に示す室外機の断面A−Aにおける縦断面図、図3はこの図1に示す室外機の断面B−Bにおけるファングリルの断面図である。
また、ファングリル2に関して、主な桟とはこの桟の他にも例えば水平方向に鉛直方向よりも細い副桟を有する場合があることを意味する。なお、図1、図2はファングリル主桟が鉛直方向に配列された場合を示しているが、この主桟が水平方向の配列でも同様に構成できる。
このように構成された空気調和機の室外機1において、駆動モータ4によって回転する送風ファン5とベルマウス7の作用により熱交換器6を通過して室外機1の中に外気を吸引する。吸引された外気は送風ファン5の下流にあるファングリル2やモータ支持具ロッド部3bを介して機外に放出される。図2において、実線矢印8は送風ファンの吹出し気流、点線矢印10は室外機へ吸引される気流を示す。送風ファン5では気流を旋回させることにより昇圧作用を得るので、送風ファン5の吹出し気流8には旋回成分を含む分だけ気流速度が速くなり、この加速された気流がモータ支持具ロッド部3bやファングリル2に衝突することになる。また、吹出し流れは送風ファンの径方向に広がる流れとなるのでファン外径の65%から100%の間(図2の領域C)の気流速度が特に速くなる。熱交換器6は冷媒回路中において凝縮器または蒸発器として機能し、流通する外気と冷凍サイクルを循環する冷媒との間で熱交換を行う。
実施の形態1では、送風ファン5の吹出し気流が室外機側面から横方向へ吹出される場合の室外機の形態を挙げて説明したが、次の実施の形態2では室外機上面から上方向へ気流が吹出される場合について説明する。
図5は室外機上方面に気流を吹出す室外機の側断面図である。図において、室外機外郭上面に設けられたファングリル2と、このファングリル2の近傍に取り付けられたモータ支持具3および駆動モータ4は送風ファン5の下流側(図では上方)に配置している。モータ支持具ロッド部3bの形状は、ファン回転軸方向における位置において、送風ファンの吹出し気流の流速が速い外周付近では、ファンモータ支持具ロッド部を送風ファン5から離れたファングリル2と近接する位置となり、一方、送風ファンの吹出し気流の流速が低いハブ付近では、送風ファンに近づく位置となる形状としている。また、ファングリル主桟2aは左右に伸びる形状となっており、モータ支持具ロッド部3bも左右に伸びる形状となっており、互いに平行設置を形成している。その他、ベルマウス7や送風ファン5より空気流れの上流側における熱交換器6などの構成は実施の形態1と同様であり、詳細の説明を省略する。
次にモータ支持具ロッド部3bに関してまた別の形態を有する実施の形態3を説明する。図6は図1と同じ視角のモータ支持具3と駆動モータ4、送風ファン5である。送風ファン5の下流(図の手前)にモータ支持具3を設置している。モータ支持具ロッド部3bは鉛直方向に伸びる形状となっており、駆動モータ4より下部にあり鉛直方向に伸びるモータ支持具ロッド部は3本あり、駆動モータ4より上部に位置するロッド部本数より多く設置している。なお、これらの図6にて説明する部分は、実施の形態1における相当部分に置き換えて空気調和機の室外機を同様に構成している。
実施の形態1は、モータ支持具ロッド部3bをファングリル主桟2aと面一に配設してユニット正面側に露出させたものであるが、この実施の形態4ではモータ支持具ロッド部3bとファングリル主桟2aをファン回転軸方向に前後に並べて配置する形態を説明する。なお、この実施の形態4は前述の実施の形態1とはファングリル2およびモータ支持具ロッド部3bが異なるものであるが、その他の部分は同一のためその説明を省略する。
ファングリル主桟2aとモータ支持具ロッド部3bは送風ファン5の回転軸方向に前後に連続して配置されている。更に、図9に示すようにモータ支持具ロッド部3bと連続して配置されるファングリル主桟2aは隣接する主桟2aよりも回転軸方向厚みが小さくなっている。
次に上述の実施の形態で得られる効果を更に高めるために、モータ支持具ロッド部3bの材質、形状、ファングリルの材質に関する実施の形態5を説明する。
図10は図1のB−B断面であり、ファングリル主桟2aとモータ支持具ロッド部3bの断面を示す。ファングリル2は樹脂製であり、空力適に特性の優れる翼型に近い断面形状としている。モータ支持具ロッド部3bは樹脂よりも剛性の高い材質、ここでは金属製とし、外形が楕円状の中空としている。なお、この実施の形態5は前述の実施の形態1とはファングリル2およびモータ支持具ロッド部3bが異なるものであるが、その他の部分は同一のためその説明を省略する。
また、モータ支持具ロッド部を楕円状の中空としているので、ファンからの気流に対して乱れを小さくすることができ、空力騒音、通風抵抗を小さくすることができる。また外観も滑らかな面にすることができる。よって低騒音で外観上優れた空気調和機の室外機とすることができる。
既述の実施の形態4では、モータ支持具3の配置とファングリル主桟2aの形状に関するものであるが、実施の形態4で得られる効果を更に高めるために、モータ支持具ロッド部3bの材質、形状、ファングリルの材質に関する実施の形態6を説明する。
図11は図9と同様に図7に示すI−I断面であり、ファングリル主桟2aとモータ支持具ロッド部3bの断面を示す。ファングリル2は樹脂製であり、空力的に特性の優れる翼型に近い断面形状としている。モータ支持具ロッド部3bは樹脂よりも剛性の高い材質、ここでは金属製とし、コの字に折り曲げ加工を行ったものとしている。さらに、コの字状の開口部分を連続するファングリル主桟2aと接するようにしている。なお、この実施の形態6は前述の実施の形態1とはファングリル2およびモータ支持具ロッド部3bが異なるものであるが、その他の部分は同一のためその説明を省略する。
また、モータ支持具ロッド部3bの開口部をファングリル主桟2aと接するようにしているので、ファンからの気流に対してへり部分が出ないので気流の乱れを小さくすることができ、空力騒音、通風抵抗を小さくすることができる。さらに、図12に示すようにモータ支持具ロッド部の断面形状において、ファン側を曲面となるように滑らかにすることによってこの効果を高めることができる。よって低騒音で外観上優れた空気調和機の室外機とすることができる。
Claims (7)
- モータにより駆動される送風ファンと、前記送風ファンの下流側の吹出し口に設けられケーシング面の一部を成すファングリルと、前記送風ファンの下流側に配設して前記モータをケーシングに固定するためのモータ支持具と、前記ファングリルの主桟とほぼ平行に配置された前記モータ支持具のロッド部とを備え、前記モータ支持具のロッド部が、前記ファングリル主桟が並ぶ面において、前記ファングリル主桟の間に存在するとともに、前記ファングリルの主桟同士のすき間寸法Kと前記ファングリルの主桟と前記モータ支持具のロッド部との間のすき間寸法Lをほぼ同じとしたことを特徴とする空気調和機の室外機。
- 前記ファングリルの主桟とほぼ平行となる前記モータ支持具のロッド部のファン回転軸方向と平行な面の断面形状が、送風ファン側の頂点部分が送風ファンの旋回方向と反対側に位置するとともに、前記モータ支持具ロッド部を鉛直方向に設置したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
- 前記ファングリルの主桟、および該ファングリル主桟とほぼ平行となるモータ支持具のロッド部を鉛直方向に設置したことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室外機。
- 前記モータ支持具のロッド部において、前記モータより下部にあるロッド部本数が上部のロッド部本数より多いことを特徴とする請求項3記載の空気調和機の室外機。
- 前記ファングリルを樹脂製とするとともに、前記モータ支持具のロッド部を樹脂よりも剛性の高い材質とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和機の室外機。
- 前記モータ支持具のロッド部が金属製の楕円断面の中空状であることを特徴とする請求項5記載の空気調和機の室外機。
- 前記モータ支持具ロッド部が金属の折り曲げ加工とし、前記ファングリルが樹脂製であることを特徴とする請求項5記載の空気調和機の室外機。
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