JP4351092B2 - 釣合い試験方法および釣合い試験機 - Google Patents

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Description

この発明は、動釣合い試験に関し、特に、ジャーナルを備えていないロータのための釣合い試験方法、および、ジャーナルを備えておらず、かつ、軸受孔を有するロータを支持するための支持装置を備えた釣合い試験機に関する。
動釣合い試験をする場合、被試験体であるロータがジャーナルを有する場合は、ジャーナルを支持することによって精度良くロータの不釣合いを確認することができる。一方、ロータに固有の支持部分(ジャーナル)が備えられていない場合は、釣合い試験時に、ロータを補助シャフトに固定する必要がある。この場合、ロータの不釣合いを高精度に確認することができないという課題が存在する。
ヨーロッパ公開特許0104266(対応特許:特公平4−40650号:特許文献1)により、ジャーナルを備えていないロータを、補助シャフトなしで高精度な釣合い試験をする方法が公知である。この方法は、釣合い試験機の軸受マンドレル上にロータが乗せられ、かつ、互いに対向するロータ面およびマンドレル軸受面の間に、支持流体としての空気が供給される。そうすると、ロータ軸または軸受マンドレルの形状偏差が統合され、かつ、ロータの安定した回転軸が与えられるので、ロータの表面精度の低さによって生じるはずの誤差はそれほど現れない。特許文献1には、また、支持流体として液体を使用することが開示されている。
いずれの支持流体を用いた場合も、軸方向において円環体を有するロータは軸受マンドレルの筒形支持面で支持される。
特公平4−40650号公報
特許文献1に記載の構成では、特定の構造のロータ、たとえばジャーナルを備えておらず、重心が軸受領域外にあるロータの場合には、正確な測定結果を得ることができないという課題がある。
また、支持流体として液体を用いる場合は、液体の漏れ(液体流出)を防がないと、ロータを濡らすことになり、測定結果に誤差が含まれることになる。
この発明は、ロータがジャーナルを備えておらず、代わりに軸受孔を有し、その軸受孔が軸方向全体に延びていない形状のロータに対して、釣合い試験を正確に行える方法およびそのための装置を提供することを目的(技術的課題)とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載の発明は、ジャーナルを備えておらず、代わりに軸受孔を有し、その軸受孔が軸方向全体に延びていない形状のロータを釣合い試験するための方法であって、上記ロータの軸受孔に挿入可能な軸受マンドレルを準備し、当該軸受マンドレルには軸方向に離れた第1軸受領域および第2軸受領域ならびに第1軸受領域および第2軸受領域の間に中間領域を設け、第1軸受領域および第2軸受領域に対して軸受マンドレル内部から液状流体を供給し、軸受マンドレルが挿入されたロータの軸受孔と軸受マンドレルとの間の摩擦および隙間を上記供給流体によって吸収し、中間領域から軸受マンドレル内部を経由して供給された液状流体を回収することによって液状流体がロータを濡らすのを防止し、それによってロータをスムーズに回転させることができ、ロータの不釣り合いを測定するようにしたことを特徴とする、ロータの釣合い試験方法である。
請求項2記載の発明は、釣合い試験機であって、ジャーナルを備えておらず、代わりに軸受孔を有し、その軸受孔が軸方向全体に延びていない形状のロータを支持するための支持装置を含み、当該支持装置には、ロータの上記軸受孔に挿入される軸受マンドレルが備えられ、上記軸受マンドレルは、軸方向に離れた第1軸受領域および第2軸受領域ならびに第1軸受領域および第2軸受領域の間に設けられた中間領域を有し、上記第1軸受領域および第2軸受領域には、軸受マンドレル内から第1軸受領域および第2軸受領域の周面へ液状流体を供給するための小孔がそれぞれ開口され上記中間領域には、上記軸受マンドレル周面に供給される液状流体を回収するための回収孔が備えられていることを特徴とする釣合い試験機である。
求項記載の発明は、上記軸受マンドレルには、さらに、軸受マンドレルの根元側周面に開口した回収孔が設けられていることを特徴とする、請求項記載の釣合い試験機である。
請求項記載の発明は、上記軸受マンドレルは垂直に配置され、軸受マンドレルの根元側には、軸受マンドレルに対して同心円状に配置され、その下面が球面状をして水平方向に偏位自在に配置された軸受円板をさらに有することを特徴とする請求項2または3記載の釣合い試験機。
この発明によれば、軸受を正確に維持して、ロータを非常に静かに、かつスムーズに回転させることができる。よって、縦方向に延びるロータの一部に形成された軸受孔を有し、ジャーナルを備えていないロータであっても支持装置で安定して保持し、高精度な釣合い試験を行うことができる。
この発明に係る液体を用いた支持装置を用いると、調整面に関して必要な不釣合い調整を行わなくてもよい。液体を用いた支持装置は、主としてマンドレル内部への液体の供給および内部からの液体の流出を行うため、測定精度は、軸受用液体により阻害されることがない。
第1の軸受領域においても、第2の軸受領域においても、油または油含有液を支持流体とするので、液体の供給および流出を簡単に行うことができる。
第2の軸受領域におけるロータの軸方向への支持は、流体力学的に有利である。そしてそこに支持流体を供給することも、比較的簡易な構造で実現できる。
第2の軸受領域におけるロータ下面の支持は、球状に形成された支持表面で実施されるので、軸方向の軸受表面に生じ得る軸方向表面誤差によっては、ロータ軸の偏位をもたらさない。球状支持装置の角度変化によって、軸方向表面誤差は、ロータに強制モーメントを加えることなく相殺される。
以下、この発明の実施形態について説明する。
図1は、釣合い試験機における、有底孔を有するロータのための軸受マンドレルを備えた支持装置の略図である。
図1において、2点鎖線で示されたものが、被試験体としてのロータ2である。このロータ2を支持するための支持装置1は、釣合い試験機の振動ブリッジ3に固定されている。振動ブリッジ3は、図示では2本だけが示されているが、たとえば4本の支持ばね4によって、釣合い試験機の枠に対して振動可能に連結されている。ロータ2は、図示していない駆動装置(たとえばロータ2に対してエアを吹き付ける装置等)によって、回転される。回転されるロータ2に不釣合いが存在する場合は、ロータ2の回転に伴って振動ブリッジ3に不釣合いに起因する振動が現れる。この振動が測定されることにより、ロータ2の不釣合いを測定することに利用される。
被試験体であるロータ2が回転可能に乗せられる支持装置1は、軸受マンドレル5を有している。軸受マンドレル5は振動ブリッジ3に垂直に立設されている。
ロータ2の下部には、下面から上方へ向かって垂直に形成された有底のロータ孔6が備えられている。このロータ孔6に軸受マンドレル5が挿入されるようにロータをセットすることにより、ロータ2は回転自在に保持される。ロータ2の重心Sは、ロータ孔6の広がりの外、つまり軸受領域外の、軸方向延長線上に存在する。
ロータ孔6は階段状をしており、異なる直径の4つのセグメントに区分される。最下方のセグメントは直径の大きなセグメントであり、その上方には直径の小さな上下に長手のセグメントが続く。さらにその上には直径のやや大きなセグメントが位置し、さらにその上に直径の小さなセグメントが存在する。
一方、軸受マンドレル5は、その直径が、3段階に分かれており、最下方部の直径の大きな軸受平面8を含む第2軸受領域、その上に延びる直径のやや小さな中間領域およびさらにその上に延びる直径のさらに小さな、軸受平面7を含む第1軸受領域を有する。軸方向に上下に離れた2つの領域、すなわち軸受平面7を含む第1軸受領域および軸受平面8を含む第2軸受領域の2つの領域により、後述するように流体を介在させながらロータ孔6、ひいてはロータ2を安定して回転可能に支持することができる。これがこの実施形態の構造上の特徴の1つである。
この実施形態では、第1軸受領域(軸受平面7を含む領域)および第2軸受領域(軸受平面8を含む領域)に対し、それぞれ、油もしくは油を含む液体またはそれ以外の潤滑性のある液体が支持用流体として供給される。
そのために、軸受マンドレル5の内部には、軸方向に、軸下方から第1の軸受領域および第2の軸受領域までそれぞれ延びる流体供給管11が形成されている(図2)。第1の軸受領域まで延びる流体供給管11の先端は、軸受平面7上に配置された第1の小孔10に連通しており、第1軸受領域周面に第1の小孔10が開口している。また、第2軸受領域まで延びる流体供給管11の先端は、軸受平面8上に形成された第2の小孔に連通し、第2の軸受領域の周面には小孔10が開口している。これにより、第1軸受領域では、軸受マンドレル7の周面に小孔10から流体(油など)が供給される。同様に、第2軸受領域にはその周面に小孔10から流体(油など)が供給される。
軸受マンドレル5には、また、図4に示すように、流体回収用の第2の孔20が形成されている。流体回収用の孔20は、軸受マンドレル5の上下方向中央部の中間領域周面に開口する複数の孔と、軸受マンドレル5の頂上部に開口する孔と、軸受マンドレル5の最下方部に開口する孔20とを含む。これら孔20は、流体出口管21につながっており、流体出口管21を通じて流体は回収される。
なお、軸受マンドレル5の下端部は、振動ブリッジ3に固定されたフランジ9につながっている。
図2〜図4を参照して、軸受マンドレル5における上方の第1軸受平面7および下方の第2軸受平面8に対し供給される流体の供給路(小孔10)は、軸受マンドレル5の円周面上に等しい角度間隔でたとえば4つ配置されている。すなわち、小孔10は、軸受平面7において、軸受マンドレル5の円周面上に90度間隔で4個開口しており、軸受平面8において90度間隔で4個開口している。そして、液体供給管11は、それぞれの小孔10に連通するように、軸受マンドレル5内に合計8本が形成されている。各供給管に対しては、室構築部14内に形成された流路および円環状室15を通じて、流体が供給される。
軸受マンドレル5内に軸方向に平行に設けられた8つの流体供給管11には、それぞれ、絞りセグメント11aが含まれている。また、水平方向に小孔10に通じる管にも絞りセグメント11bが設けられている。これら絞りセグメント11a,11bにより、供給される液体に絞り作用を与え、流速および流量を調整することができる。
図4を参照して、軸受マンドレル5の中心には、軸方向に貫通する流体出口管21が形成されている。また、第1軸受領域および第2軸受領域間に位置する中間領域には、軸受マンドレル5の外周面に開口し、中心の流体出口管21に連通する複数の回収孔20(第2の孔)が、周方向に等しい角度間隔をあけて、たとえば4つ、また、軸方向に等しい間隔をあけて4つ形成されている。さらに、第2軸受領域の下端部には、斜め下方に向かって中心軸方向へ連通した回収孔20が、周方向に等間隔あけてたとえば4つ形成されている。そして流体出口管21の下端部は、室構築部14に形成された第2の流体室16に連通している。それゆえ、軸受マンドレル5の外周面に供給された流体のうち、余剰の流体は回収孔20から軸受マンドレル5内へ流入し、流体出口管21および第2の流体室16を通って回収される。
図5〜図7を参照して、別の実施形態について説明をする。図5〜図7の実施形態は、軸受マンドレル5の軸中心寄りに流体供給管11が設けられていて、その周囲に流体出口管31が設けられた例である。従ってこの例では、流体出口管31は、軸受マンドレル5の外周面に開口した角度位置の異なる回収孔20に対して、複数本(実施例では4本)が設けられている。
また、流体供給管11は、軸受マンドレル5の軸を中心に、周方向に等間隔に8つ形成されている。そして8つの流体供給管11のうちの1つ置きに配置された4つの流体供給管11は、第1の軸受平面7まで延び、管セグメント11bを介して小孔10につながっている。小孔10は、第1の軸受平面7における円周面に開口している。残り4つの流体供給管11は、第2の軸受平面8まで延び、管セグメント11bを介して小孔10につながっている。小孔10は第2の軸受平面8における円周面に開口している。そして各流体供給管11の下端部は、環状室(第1の流体室)15につながっており、この環状室15から流体が供給される。
なお、各流体供給管11には、絞り作用のある領域11aが形成されている。
流体出口管31は、図6に示すように、軸受マンドレル5の軸方向に直交方向の切断面で見たときに、軸中心から周面に寄った位置に、周方向に等間隔に4つ形成されている。これら各流体出口管31は、上下に貫通した管となっている。そして軸受マンドレル5の中間領域において、周面に、周方向に等間隔で開口した4つの回収孔20に連通している。また回収孔20は、軸方向に等間隔に4段形成されている。
さらに、軸受マンドレル5の第2領域下端部には、先の実施例と同様、回収孔20が中心に向かって斜め下方へ延びるように形成され、流体出口管31と連通している。
そして回収孔20および流体出口管31を通って回収される流体は、室構築部14に形成された円環状の第2の流体室16から排出管を通って排出される。
以上説明した第1の小孔10の数や第2の小孔(回収孔)20の数や配置は、ロータの形状、傾斜度、および重量などに応じて決められ、上記実施形態のものに限られない。
図1に戻って、軸受マンドレル5は、軸方向にロータ2を支持すると共にフランジ9を介して構造単位40と連結している。構造単位40は、軸帯9の上側に強固に連結されているベースプレート41を有している。ベースプレート41は、2つのケーシング42,43、すなわち外側ケーシング42および口径の小さな内側ケーシング43のベースを形成している。内側ケーシング43は外側ケーシング42の内部に、軸受マンドレル5を中心に同軸的に配置されている。外側ケーシング42の高さは、ロータ42の羽根が接触しない高さにされている。そして外側ケーシング42の上面にはロータ2の下方部を軸受マンドレル5に装着できるように開口が形成されている。内側ケーシング43は、ロータ2の下方部半分程度を収容する高さにされている。
ベースプレート41は、ロータ2の下端部を支持するための軸受面46と一緒に形成されている。内側ケーシング43の下面を構成するベースプレート41には溝44が形成されている。そして、軸受マンドレル5に供給された流体のうち、余剰の油が内側ケーシング43内に漏れ出したときには、溝44を通って下方に流れ落ち、前述した回収孔20から回収される。また、万が一内側ケーシング43から外側ケーシング42へと飛び出した流体は、外側ケーシング42から排出管45へ経て流体受け器へと回収される。
ベースプレート41における内側ケーシング43の下面を構成する部分には、軸受マンドレル5を中心に、同心円状に備えられた軸受円板46が配置されている。軸受円板46はロータ2の下面を受け止めることができる。軸受円板46の下面は球面形状をしており、軸受円板46の下面が嵌まり込む台板は球面形状に窪んでいる。そして軸受円板46とベースプレート41との隙間には上述した流体が介在し得る。
前述した実施形態では、軸受マンドレル5は、垂直方向であるとして説明したが、軸受マンドレルの軸方向は、垂直方向以外に、水平方向または水平と垂直との間の任意の方向であってもよい。軸受マンドレルの軸方向は、釣合い試験機の構成やロータ2を自動的に着脱するための装置の構成、あるいはロータ2の形状等を考慮して決めればよい。
この発明によって支持されるロータ2は、第1図に示した形状に限られない。この実施形態では、ロータ2はターボファンを取り上げたが、それに限らず、回転コンプレッサ、弾み車等のような固有の軸受ジャーナルがない全てのロータであって、有底孔を有するロータに対して、この発明は適用することができる。
その他、この発明は、特許請求の範囲記載の範囲内において種々の変更が可能である。
釣合い試験機において、有底孔を有するロータのための軸受マンドレルを備えた支持装置の略図である。 図3の線II−IIに沿った断面略図の軸受マンドレルの第1実施形態である。 図2に基づく軸受マンドレルの平面図である。 図2に基づく軸受マンドレルの横断面図である。 断面略図における軸受マンドレルの他の実施形態である。 図5に基づく軸受マンドレルの切断面図である。 図5に基づく軸受マンドレルの横断面図である。
符号の説明
1 支持装置
2 ロータ
3 振動ブリッジ
4 支持ばね
5 軸受マンドレル
6 ロータ孔
7 第1軸受平面
8 第2軸受平面
10 小孔(流体供給孔)
11 流体供給管
20 孔(流体回収孔)
21,31 流体出口管
46 軸受円板

Claims (4)

  1. ジャーナルを備えておらず、代わりに軸受孔を有し、その軸受孔が軸方向全体に延びていない形状のロータを釣合い試験するための方法であって、
    上記ロータの軸受孔に挿入可能な軸受マンドレルを準備し、当該軸受マンドレルには軸方向に離れた第1軸受領域および第2軸受領域ならびに第1軸受領域および第2軸受領域の間に中間領域を設け、
    第1軸受領域および第2軸受領域に対して軸受マンドレル内部から液状流体を供給し、軸受マンドレルが挿入されたロータの軸受孔と軸受マンドレルとの間の摩擦および隙間を上記供給流体によって吸収し、
    中間領域から軸受マンドレル内部を経由して供給された液状流体を回収することによって液状流体がロータを濡らすのを防止し、
    それによってロータをスムーズに回転させることができ、ロータの不釣り合いを測定するようにしたことを特徴とする、ロータの釣合い試験方法。
  2. 釣合い試験機であって、
    ジャーナルを備えておらず、代わりに軸受孔を有し、その軸受孔が軸方向全体に延びていない形状のロータを支持するための支持装置を含み、
    当該支持装置には、ロータの上記軸受孔に挿入される軸受マンドレルが備えられ、
    上記軸受マンドレルは、軸方向に離れた第1軸受領域および第2軸受領域ならびに第1軸受領域および第2軸受領域の間に設けられた中間領域を有し、
    上記第1軸受領域および第2軸受領域には、軸受マンドレル内から第1軸受領域および第2軸受領域の周面へ液状流体を供給するための小孔がそれぞれ開口され上記中間領域には、上記軸受マンドレル周面に供給される液状流体を回収するための回収孔が備えられていることを特徴とする釣合い試験機。
  3. 上記軸受マンドレルには、さらに、軸受マンドレルの根元側周面に開口した回収孔が設けられていることを特徴とする、請求項記載の釣合い試験機。
  4. 上記軸受マンドレルは垂直に配置され、軸受マンドレルの根元側には、軸受マンドレルに対して同心円状に配置され、その下面が球面状をして水平方向に偏位自在に配置された軸受円板をさらに有することを特徴とする請求項2または3記載の釣合い試験機。
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