JP4349259B2 - 画像読取装置および画像読取装置を備えた複合処理装置 - Google Patents

画像読取装置および画像読取装置を備えた複合処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4349259B2
JP4349259B2 JP2004310424A JP2004310424A JP4349259B2 JP 4349259 B2 JP4349259 B2 JP 4349259B2 JP 2004310424 A JP2004310424 A JP 2004310424A JP 2004310424 A JP2004310424 A JP 2004310424A JP 4349259 B2 JP4349259 B2 JP 4349259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image reading
pressing
reading apparatus
medium
reading surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004310424A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005162480A (ja
Inventor
典雄 永田
秀樹 降幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004310424A priority Critical patent/JP4349259B2/ja
Publication of JP2005162480A publication Critical patent/JP2005162480A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4349259B2 publication Critical patent/JP4349259B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

本発明は、小切手等の薄手の媒体とカード等の厚手の媒体の双方の媒体の画像を読み取り可能な画像読取装置および当該画像読取装置を備えた複合処理装置に関する。
欧米を中心として、小切手を利用した決済システムが広く普及している。この決済システムにおいては、様々な支払いや送金が小切手の授受によって行われる。使用された小切手は、最終的に銀行に持ち込まれて入金や換金等が行われる。
銀行の各本支店の窓口では、短時間に多量の小切手が処理される。窓口担当銀行員は、小切手自体の確認、日付の確認、署名の照合等を行った後に入金や換金、また小切手に裏書を行い、必要に応じてレシートを発行する。また銀行員は、本人確認のために免許証やIDカードの提示を顧客(小切手利用者)に求め、必要に応じて複写機で免許証やIDカードのコピーを取得したり、スキャナで小切手の画像を読み取り、これらを保管している。
近年、小切手処理の効率化を図るために、小切手を電磁的に読み込み、処理する試みが始められている。この一環として小切手の電磁的読み込み作業を銀行の窓口で行おうとする試みも始められてきており、窓口に設置可能な小型の小切手処理装置も提案されている。
この種の小切手処理装置には、小切手搬送路上に、磁気インク文字読取ヘッド、スキャナヘッド、印刷ヘッドが備えられている。小切手が挿入されると、小切手処理装置は、磁気インク文字読取ヘッドにより小切手上の磁気インク文字を読み取り、スキャナヘッドにより小切手上の画像を読み取り、また印刷ヘッドにより裏書印刷を行うことができるように構成されている(特許文献1参照)。
また、本願出願人は、特願2003―066747(米国特許出願番号10/759868)において、小切手と運転免許証等のカードの双方の画像を読取可能な複合処理装置を提案している。この複合処理装置は、小切手の搬送経路とカードの搬送経路が一部共有され、この共有箇所に密着型の画像読取センサを配置することで、小切手とカードの双方の画像を一つの画像読取センサで読み取ることができるよう構成されている。
特開2000−344428号公報
密着型の画像読取センサにおいては、媒体を適切な圧力で画像読取センサのセンサ面(読取面)に押し付ける必要がある。しかしながら、小切手とカードでは、一般にその厚さが大きく異なっている。したがって、小切手に合わせて押し付け力(例えば押し付けばねのばね力)を設定すると、カードに対する押し付け力が弱くなってしまい、カードを確実に保持してセンサ面に押し付けることができない恐れがある。特に、カードに反りが存在しているような場合には、カードの表面をセンサ面に十分に密着させることができず、焦点位置がずれて読取画像が不鮮明になってしまう不都合が考えられる。
また、カードに合わせて押し付け力を設定すると、小切手に対する押し付け力が強すぎてしまい、小切手にしわをつけたり、紙送り不良(ジャム)を起こしたりする恐れがある。
本発明の目的は、カードと小切手のように厚さの異なる媒体の双方を適切な押し付け力で画像読取センサに密着させることのできる画像読取装置および当該画像読取装置を備えた複合処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の画像読取装置は:第1媒体(例えばカード)を搬送するための第1搬送路と;第2媒体(例えば小切手)を搬送するための第2搬送路と;前記第1搬送路と前記第2搬送路のそれぞれの少なくとも一部が並列配置された共通搬送路と:前記共通搬送路に沿って配置されたイメージセンサと;前記第1媒体及び前記第2媒体を前記イメージセンサに押し付けるための第1押付機構と;前記第2媒体を前記イメージセンサに押し付けるための第2押付機構とを有し;前記第1押付機構は:前記第1媒体及び前記第2媒体を前記イメージセンサの前記読取面に押し付けるための第1押え部材と;媒体の厚さが所定値以下のときに前記第1押え部材を前記読取面に対して付勢する第1弾性体と;媒体の厚さが所定値を越えるときに前記第1押え部材を前記読取面に対して付勢する第2弾性体とを有し;前記第2押付機構は:前記第2媒体を前記イメージセンサの前記読取面に押し付けるための第2押え部材と;前記第2押え部材を前記読取面に対して付勢する第3弾性体とを有し;前記第1弾性体によって前記読取面に対して押し付けられる前記第1押え部材の押圧力と、前記第3弾性体によって前記読取面に対して押し付けられる前記第2押え部材の押圧力とが略等しいことを特徴とする。ただし、第1媒体の厚さ>第2媒体の厚さである。
このように構成することにより、第2媒体の幅(搬送方向に直交する方向)が広く、第2押付機構による押圧力ばかりでなく第1押付機構による押圧力も第2媒体に作用する場合であっても、それぞれの押付機構による押圧力は略等しいので、ジャムや斜行等の搬送エラーを引き起こすことが無く、第2媒体の画像を正常に読み取ることができる。
この場合において、前記第1押え部材は、共通の第1回転軸に所定の間隔をあけて回動可能に支持されている少なくとも第1および第2の押えローラを含み;前記第1押付機構は、前記第1回転軸を前記読取面に略垂直な方向に移動可能に支持する第1支持部材を有し;前記第1弾性体は、前記第1回転軸の前記ローラ間を付勢するよう構成することができる。
前記第1および第2の押えローラは、前記第1回転軸における軸線方向の略中心位置を挟むように配置され前記第1弾性体は、前記第1回転軸の略中心位置を付勢していることが望ましい。
また、前記第1押付機構は、前記第1支持部材を前記読取面に垂直な方向に回動可能に支持する第1ガイド軸を有し、前記第2弾性体は、前記第1押え部材を前記読取面に対して押し付けるべく前記第1支持部材を付勢していることが望ましい。
また、前記第1支持部材は、前記第2弾性体で付勢されることにより前記読取面に当接可能な当接部を有し、前記当接部が前記読取面に当接した状態で、前記第1回転軸が前記読取面から離れる方向に移動可能に支持していることが望ましい。
第1押付機構を上記のように構成することにより、その押圧力は第1媒体の厚さに応じて幅広く変化するので、第1媒体を適切な押圧力でイメージセンサの読取面に押し付けることが可能となり、延いては第1媒体の画像をより正確に読み取ることが可能となる。
また、この場合において、前記第2押え部材は、共通の第2回転軸に所定の間隔をあけて回動可能に支持されている少なくとも第3および第4の押えローラを含み;前記第2押付機構は、前記第2回転軸を前記読取面に略垂直な方向に移動可能に支持する第2支持部材を有し;前記第3弾性体は、前記第2回転軸の前記ローラ間を付勢するよう構成することができる。
前記第3および第4の押えローラは、前記第2回転軸における軸線方向の略中心位置を挟むように配置され、前記第3弾性体は、前記第2回転軸の略中心位置を付勢していることが望ましい。
あるいは、前記第2押付機構は、前記第2支持部材を前記読取面に垂直な方向に回動可能に支持する第2ガイド軸を有し、前記第3弾性体は、前記第2押え部材を前記読取面に対して押し付けるべく前記第2支持部材を付勢するよう構成してもよい。
本発明の画像読取装置では、媒体を介して第1弾性体によって読取面に対して押し付けられる第1押え部材の押圧力と、媒体を介して第3弾性体によって読取面に対して押し付けられる第2押え部材の押圧力とが略等しくなるように構成しているので、第1及び第2押付機構による押圧力が媒体に同時に作用する場合であっても、ジャムや斜行等の搬送エラーを引き起こすことが無く、媒体の画像を正常に読み取ることが可能になる。
本発明に係る画像読取装置の実施の形態を、画像読取機能を有する複合処理装置を例に挙げて詳細に説明する。
複合処理装置1は、図1に示すように、給紙部3に装填される小切手S(第2読取媒体)を小切手搬送路P1(第2搬送路)に沿って搬送しながら、小切手S上の画像を読み取り、小切手S上に印字された磁気インク文字を読み取り、小切手S上への印字を行う。また、複合処理装置1は、カードC(第1読取媒体)をカード搬送路P2(第1搬送路)に沿って搬送しながら、カードC上の画像を読み取る。
図2に示すように、小切手搬送路P1は略U字状に形成され、カード搬送路P2は直線状に形成されている。小切手搬送路P1とカード搬送路P2は、一部(小切手搬送路P1のU字形状の底に相当する部位)が共有されている。以下、この部位を中間搬送路M(共通搬送路)と称する。
小切手搬送路P1は、外側ガイド2aと内側ガイド2bとによって画成されており、この外側ガイド2aと内側ガイド2bの間の空間内を小切手Sが搬送されるように構成されている。小切手Sは、矢印A方向から給紙部3を介して小切手搬送路P1に挿入される。給紙部3は、複数枚の小切手Sを装填可能であって、小切手Sを一枚ずつ小切手搬送路P1内に送出可能な不図示のオートシートフィーダを備えている。
小切手搬送路P1には、図3に示すように、小切手Sの搬送を行う搬送機構として、中間搬送路Mに対して上流側に配置された第1搬送ローラ対6と、中間搬送路M中に配置された中間搬送ローラ対16と、中間搬送路Mに対して下流側に配置された第2搬送ローラ対7と、排出口4の付近に配置された排出ローラ対8とが設けられている。
第1搬送ローラ対6は、小切手搬送路P1を介して対向配置された駆動ローラ6aと押付ローラ6bとを有し、第2搬送ローラ対7は、小切手搬送路P1を介して対向配置された駆動ローラ7aと押付ローラ7bとを有し、排出ローラ対8は、小切手搬送路P1を介して対向配置された駆動ローラ8aと押付ローラ8bとを有している。また、中間搬送ローラ対16は、中間搬送路Mを介して対向配置された駆動ローラ17と二つの押えローラ16a,16b(図5参照)とを有している。
小切手搬送路P1内に送り出された小切手Sは、第1搬送ローラ対6、中間搬送ローラ対16、並びに第2搬送ローラ対7によって搬送され、排出ローラ対8によって排出口4から矢印B方向へ排出される。また、図4に示すように、小切手搬送路P1の底部位置は高さL1に保たれており、小切手Sは中間搬送路Mを含む小切手搬送路P1の底部に沿って高さL1の位置を搬送される。
なお、中間搬送ローラ対16は、小切手Sの幅(高さ)が所定長さ未満である場合には、下部押えローラ16bと駆動ローラ17とにより小切手Sを搬送し、小切手Sの幅が所定長さ以上である場合には、上部,下部押えローラ16a,16bの双方と駆動ローラ17とにより小切手Sを搬送することになる。
一方、カード搬送路P2は、図2および図3に示すように、中間搬送路Mと、その両端に連通するカード挿入口20およびカード反転路21とから構成されている。
カード挿入口20は、カードCを中間搬送路Mに挿入するための挿入口である。カード挿入口20の下方には、下部ガイド24及び24aが設けられている。この下部ガイド24,24aは、その側面が外側ガイド2aの一部を構成するとともに、その上面がカード搬送路P2の底部位置をL2に保つよう構成されている。矢印D方向からカード挿入口20を介してカード搬送路P2に挿入されたカードCは、この下部ガイド24,24aに沿って高さL2の位置を搬送される(図4参照)。
このように、小切手搬送路P1とカード搬送路P2とは、高さ方向に長さL(=L2−L1)だけ離間した位置に形成されている。
なお、小切手搬送路P1を搬送される小切手Sは、下部ガイド24aの側面に当接することにより進行方向が曲げられて、排出口4の方に搬送される。
上部押えローラ16aは、カード搬送路P2の高さL2よりも上方に取り付けられており、カードCは、この上部押えローラ16aと駆動ローラ17とによって中間搬送路M(カード搬送路P2)内を搬送される。
カード反転路21は、中間搬送路Mをカード挿入口20から離れる方向に延長するように、直線ガイド21a、21bによって形成されている。このカード反転路21の端部21cの近傍には、第3搬送ローラ対22が設けられている。
カード挿入口20から中間搬送路M内に挿入されたカードCは、上部押えローラ16a及び駆動ローラ17によってカード反転路21まで搬送されると、第3搬送ローラ対22によりカード反転路21の端部21cから張り出すように搬送された後、中間搬送路M側に反転搬送され、中間搬送路Mを通って上部押えローラ16a及び駆動ローラ17によりカード挿入口20から矢印E方向へ排出される。
中間搬送路Mには、CIS(Contact Image Sensor)タイプの第1,第2画像読取センサ11,12が設置されている。第1,第2画像読取センサ11,12は、中間搬送路Mを搬送される小切手SまたはカードCの一面に光を照射し、小切手SまたはカードC上で反射した光を受光することにより、小切手SまたはカードC上の画像を1ラインずつ読み取り、最終的に二次元画像を取得する。
また、第2画像読取センサ12の画像読取面12aに対向する位置には、第1,第2押付機構30,40が複合処理装置1の高さ方向に上下に配置されており、第1画像読取センサ11の画像読取面11aに対向する位置には、第3,第4押付機構60,70が複合処理装置1の高さ方向に上下に配置されている。
小切手搬送路P1には、図3に示すように、給紙部3と第1搬送ローラ対6との間にBOF(Bottom Of Form)検出器9が設けられ、第1搬送ローラ対6と第1画像読取センサ11との間にTOF(Top Of Form)検出器10が設けられている。各検出器9,10は、反射型または透過型の光センサであり、それぞれの検出位置上に小切手Sが存在しているか否かを検出する。複合処理装置1は、これら検出器9,10の検出出力に基づいて、小切手Sの給紙部3からの挿入や、小切手Sの後端、小切手Sの先端を判断することができる。また、複合処理装置1は、各検出器9,10の検出出力と、第1搬送ローラ対6による小切手Sの搬送量とに基づいて、小切手Sの搬送方向の長さを正確に算出することができる。
また、複合処理装置1は、これら検出器9,10による小切手Sの有無検出出力に応じて、動作するように構成されている。即ち、画像読取センサ11,12による小切手Sの画像読み取りの開始・停止は、検出器9,10の検出出力に基づいて制御される。
なお、画像読取センサ11、12のいずれか一方を、小切手Sの先端を検出する検出器として兼用しても良く、この場合にはTOF検出器10を省略することができる。
また、第2搬送ローラ対7と排出ローラ対8との間であって、小切手搬送路P1の直線領域上には、印刷ヘッド14が配置されている。この印刷ヘッド14により、小切手Sへの裏書印刷が行われる。
また、カード搬送路P2には、カード挿入口20近傍にBOC(Bottom Of Card)検出器25が設けられ、中間搬送ローラ対16と第2画像読取センサ12との間にTOC(Top Of Card)検出器26が設けられている。各検出器25,26は、反射型または透過型の光センサであり、それぞれの検出位置上にカードCが存在しているか否かを検出する。複合処理装置1は、これら検出器25,26の検出出力に基づいて、カードCのカード挿入口20からの挿入や、カードCの後端、カードCの先端を判断することができる。また、複合処理装置1は、各検出器25,26の検出出力と、中間搬送ローラ対16によるカードCの搬送量とに基づいて、カードCの搬送方向の長さを正確に算出することができる。
また、複合処理装置1は、これら検出器25,26によるカードCの有無検出出力に応じて、動作するように構成されている。即ち、画像読取センサ11,12によるカードCの画像読み取りの開始・停止は、検出器25,26の出力に基づいて制御される。
なお、画像読取センサ11、12のいずれか一方を、カードCの先端を検出する検出器として兼用しても良く、この場合にはTOC検出器26を省略することができる。
駆動ローラ17の下方には、MICR(Magnetic Ink Character Reader)13が設置されている。MICR13は、小切手S上に磁気インクで記録されている情報を読み込むための磁気ヘッドである。このMICR13は、中間搬送路Mを介してMICR13に対向配置された押付レバー(図示せず)によって小切手SがMICR13の表面(ギャップ形成面)に押し付けられた状態で磁気情報の読み取りを実行する。
次に、押付機構(30,40,60,70)について説明する。なお、以下の説明においては、第1,第2押付機構30,40と第2画像読取センサ12との関係及び作用と、第3,第4押付機構60,70と第1画像読取センサ11との関係及び作用とは同等であるので、前者についてのみ説明をし、後者についての説明は省略する。なお、第3押付機構60の第3ローラ63a,63bは第1押付機構の第1ローラ33a,33bに相当し、第4押付機構70の第4ローラ73a,73bは第2押付機構40の第2ローラ43a,43bに相当する(図4、図5参照)。 図5に示すように、第1押付機構30及び第2押付機構40は、第2画像読取センサ12の画素配列方向(複合処理装置1の高さ方向)に沿って並列されている。第1押付機構30は第2画像読取センサ12の画像読取面12aにカードCまたは小切手Sを押し付けて密着させ、第2押付機構40は第2画像読取センサ12の画像読取面12aに小切手Sを押し付けて密着させるためのものである。
第1押付機構30は、カード搬送路P2に対応して設けられている。この第1押付機構30は、図5〜図7に示すように第1可動ガイド31と、第1回転軸32と、第1ローラ33a,33bと、圧縮コイルばね34と、第1引っ張りばね36とを備えている。
第1可動ガイド31は、図8に示すように、高さ方向に平行に配置された長手部材であるガイド基体31aの両端部に、画像読取センサ12の画像読取面12a側に直角に折り曲げられた、上部軸支持部31bと下部軸支持部31cとが一体に形成されて、全体で断面視略コの字形状を有している。上部軸支持部31bは、画像読取センサ12の画像読取面12a側に下部軸支持部31cよりも突出しており、その先端部31dは、画像読取面12aに当接する当接部として構成されている。
上部軸支持部31bと下部軸支持部31cには、それぞれ長手方向がカード搬送方向と略垂直(画像読取面12aと略垂直)となるように形成された長孔37,38が高さ方向に対応する位置にそれぞれ設けられている。この長孔37,38には、第1ローラ33a,33bを備えた第1回転軸32が挿入されて、第1回転軸32は画像読取センサ12の画像読取面12aと平行となるように取り付けられている。第1ローラ33a,33bは、それぞれ第1回転軸32を中心軸とし、所定の間隔をあけて第1回転軸32に取り付けられており、第1可動ガイド31によって上・下面の一部及び側面の一部が覆われるように配置されている。第1回転軸32は、長孔37,38の長手方向、すなわち画像読取センサ12の画像読取面12aに垂直な方向に摺動可能である。
第1ローラ33a,33bの中間に位置する第1回転軸32の中間部位32aと、ガイド基体31aの内側面31hの間には、圧縮コイルばね34が配置されている。この圧縮コイルばね34は、第1回転軸32を画像読取センサ12の側に付勢しており、これにより第1ローラ33a,33bは画像読取センサ12の画像読取面12aに押し付けられる。
なお、第1ローラ33a,33bは第1回転軸32の軸線方向の中心位置に対して対称の位置に設け、圧縮コイルばね34はその中心位置を画像読取面12aに対して垂直に付勢するように設けることが好ましい。
また、図5に示すように、ガイド基体31aの側面には、カード搬送方向にほぼ平行な方向であってカード挿入口20側に突出した2つのガイド取付部31e,31fが高さ方向に所定の間隔をおいて一体に形成されている。第1可動ガイド31は、これらのガイド取付部31e,31fを介して、高さ方向(画像読取面12a)に平行に配置されたガイド回転軸50に、回転自在に取り付けられている。
上方に配置されたガイド取付部31eには、カード搬送路P2と反対側に突出したフック部31gが一体に形成されている。このフック部31gには、第1引っ張りばね36の一端が係合している。この第1引っ張りばね36の他端は、例えば第1画像読取センサ11の背面側に設けられた固定部35に係合しており、フック部31gをカード搬送方向に略平行な方向に付勢している。これにより、第1可動ガイド31は、ガイド回転軸50を軸として回動し、上部軸支持部31bの先端部31dが画像読取センサ12の画像読取面12aに当接して位置決めされる(図6参照)。
なお、本実施形態では、小切手S及びカードCが画像読取センサ12の画像読取面12a上に無い状態で、上部軸支持部31bの先端部31dが画像読取センサ12の画像読取面12aに当接して位置決めされたときの第1回転軸32と長孔37,38の長手方向端面37a,38a(画像読取センサ12から遠い側の端面)との間は、所定長H離れるように構成されている。
第1引っ張りばね36が上部軸支持部31bの先端部31dを介して画像読取センサ12の画像読取面12aを押圧する押圧力は、圧縮コイルばね34が第1回転軸32及び第1ローラ33a,33bを介して画像読取センサ12の画像読取面12aを押圧する押圧力と比べて大きく設定されている。
上部軸支持部31bの先端部31dが画像読取面12aに当接した状態では、第1引っ張りばね36の付勢力は、画像読取面12aの抗力(反作用)と圧縮コイルばね34の付勢力の和とつりあう。また、この状態では、圧縮コイルばね34が第1回転軸32及び第1ローラ33a,33bを介して画像読取面12aを押圧する押圧力は、第1引っ張りばね36の付勢力に影響されず、圧縮コイルばね34のばね定数と縮み量によってのみ決定される。
次に、図5,図9を参照しながら第2押付機構40の構造について説明する。第2押付機構40は、小切手搬送路P1に対応して設けられている。この第2押付機構40は、第2可動ガイド41と、第2回転軸42と、第2ローラ43a,43bと、第2引っ張りばね46とを備えている。
第2可動ガイド41は、図9に示すように、高さ方向に平行に配置された長手部材であるガイド基体41aの長手方向中央部に軸支持部41bが一体に形成されている。この軸支持部41bには、第2ローラ43a,43bを備えた第2回転軸42の中間部位42aが、回転自在に取り付けられている。第2ローラ43a,43bは、それぞれ第2回転軸42を中心軸とし、第2回転軸42の中間部位42aの上下に所定の間隔をあけて取り付けられている。
また、図5に示すように、ガイド基体41aの側面には、カード搬送方向にほぼ平行な方向であってカード挿入口20側に突出した2つのガイド取付部41e,41fが高さ方向に所定の間隔をおいて一体に形成されている。第2可動ガイド41は、これらのガイド取付部41e,41fを介して、高さ方向(画像読取面12a)に平行に配置されたガイド回転軸50に対し回転自在に取り付けられている。
下方に配置されたガイド取付部41fには、小切手搬送路P1と反対側に突出したフック部41gが一体に形成されている。このフック部41gには、第2引っ張りばね46の一端が係合している。この第2引っ張りばね46の他端は、例えば第1画像読取センサ11の背面側に設けられた固定部45に係合しており、フック部41gを小切手搬送方向に略平行な方向に付勢している。これにより、第2可動ガイド41は、ガイド回転軸50を軸として回動し、第2ローラ43a,43bが画像読取センサ12の画像読取面12aに当接して位置決めされる。
第2引っ張りばね46が第2ローラ43a,43bを介して画像読取センサ12の画像読取面12aを押圧する押圧力は、圧縮コイルばね34が第1ローラ33a,33bを介して画像読取センサ12の画像読取面12aを押圧する押圧力とほぼ等しくなるように設定されている。
本実施形態では、第1押付部材30の圧縮コイルばね34と第2押圧部材40の第2引っ張りばね46が小切手S及び薄手のカードCを押圧するための(弱い)ばねとされ、第1押付部材30の第1引っ張りばね36が厚手のカードCを押圧するための(強い)ばねとされている。
次に、図10及び図11を参照しながら、第1押付機構30及び第2押付機構40の作用について説明する。
まず、所定長Lよりも幅狭の小切手Saの画像を読み取る場合について説明する。高さL1の位置を小切手搬送路P1に沿って、第2画像読取センサ12まで搬送された小切手Saは、図10(a)に示すように、第2ローラ43a,43bと画像読取面12aとの間に送り込まれる。このとき、小切手Saはその厚みにより第2可動ガイド41を回動させると同時に、第2ローラ43a,43bを介して第2引っ張りばね46の付勢力によって画像読取面12aに押し付けられる。すなわち、小切手Saは、第2引っ張りばね46による弱い押圧力により画像読取面12aに押圧される。この状態で、画像読取センサ12は、小切手搬送路P1に沿って搬送される小切手Sa上の画像を読み取る。
次に、所定長L以上の幅広の小切手Sbの画像を読み取る場合について説明する。幅狭の小切手Saと同様に、高さL1の位置を小切手搬送路P1に沿って、第2画像読取センサ12まで搬送された小切手Sbは、図10(b)に示すように、その下部部分が第2ローラ43a,43bと画像読取面12aとの間に送り込まれ、その上部部分が第1ローラ33a,33bと画像読取面12aとの間に送り込まれる。このとき、小切手Sbの上部部分は、その厚みにより第1回転軸32を長孔37,38に沿って画像読取面12aから離れる方向に変位させると同時に、小切手Sbの下部部分は、その厚みにより第2可動ガイド41を回動させる。これにより、小切手Sbは、その上部部分が第1ローラ33b(または幅に応じて33bと33a)を介して圧縮コイルばね34の付勢力によって画像読取面12aに押し付けられるとともに、その下部部分が第2ローラ43a,43bを介して第2引っ張りばね46の付勢力によって画像読取面12aに押し付けられる。すなわち、小切手Sbは、圧縮コイルばね34及び第2引っ張りばね46による弱い押圧力により画像読取面12aに押圧される。この状態で、画像読取センサ12は、小切手搬送路P1に沿って搬送される小切手Sb上の画像を読み取る。
すなわち、幅が所定長L以上である幅広の小切手Sbの場合には、第2押付機構40の第2ローラ43a,43bが小切手Sの下部部分を押圧するとともに、第1押付機構30の第1ローラ33b(または33bと33a)が小切手Sの上部部分を押圧する。圧縮コイルばね34による小切手Sbの上部部分に対する押圧力は、第2引っ張りばね46による小切手Sbの下部部分に対する押圧力とほぼ同一である。したがって、小切手Sbは、下部部分と上部部分において均一な力で押圧され、小切手厚さ方向の力の不均一にともなう搬送不良等は発生しないように構成されている。
次に、薄手のカードCa(厚さha≦所定長H)を読み取る場合を説明する。薄手のカードCaは、カード挿入口20から挿入されると、高さL2の位置をカード搬送路P2に沿って搬送され一旦第2画像読取センサ12を通過した後カード反転路21まで搬送される。そして、カード反転路21にて逆転搬送されて、再度第2画像読取センサ12まで搬送される。第2画像読取センサ12まで達したカードCaは、図11(a)に示すように、第1ローラ33a,33bと画像読取面12aとの間に送り込まれる。このときカードCは、その厚みにより第1ローラ33a,33bを押圧して、第1回転軸32を長孔37,38に沿って画像読取面12aから離れる方向に変位させる。
ここでカードCaの厚さhaは、第2回転軸32が長孔37,38の長手方向端面37a,38aを押圧しない程度の厚さ(ha≦H)であるため、上部軸支持部31bの先端部31dが画像読取面12aに当接したままである。したがって、この状態では、第1ローラ33a,33bは、圧縮コイルばね34のみによって押圧され、第1引っ張りばね36の付勢力に影響されない。これにより、カードCaは、第1ローラ33a,33bを介して圧縮コイルばね34の付勢力によって画像読取面12aに押し付けられる。すなわち、カードCaは、圧縮コイルばね34による弱い押圧力により押圧される。この状態で、画像読取センサ12は、カード搬送路P2に沿って搬送されるカードCa上の画像を読み取る。
次に、厚手のカードCb(厚さhb>所定長H)を読み取る場合を説明する。厚手のカードCbは、薄手のカードCaと同様に、カード挿入口20から挿入されると、高さL2の位置をカード搬送路P2に沿って搬送され一旦第2画像読取センサ12を通過した後カード反転路21まで搬送される。そしてカード反転路21にて逆転搬送されて、再度第2画像読取センサ12まで搬送される。第2画像読取センサ12まで達したカードCbは、図11(b)に示すように、第1ローラ33a,33bと画像読取面12aとの間に送り込まれる。
このときカードCbは、その厚みにより第1ローラ33a,33bを押圧して、第1回転軸32を長孔37,38に沿って画像読取面12aから離れる方向に変位させる。ここで、カードCbの厚さhbは所定長H以上であるため、第1回転軸32が長孔37,38の長手方向端面37a,38aを押圧して第1可動ガイド31を回動させ、上部軸支持部31bの先端部31dが画像読取面12aから離れる。これにより、カードCbは、第1ローラ33a,33bを介して第1引っ張りばね36の付勢力によって画像読取面12aに押し付けられる。すなわち、カードCbは、第1引っ張りばね36による強い押圧力により押圧される。この状態で、画像読取センサ12は、カード搬送路P2に沿って搬送されるカードCb上の画像を読み取る。
このように、第1ローラ33a,33bは、媒体の厚さに応じて、所定長Hを境目として押圧力が急激に不連続に変化するように構成されている。すなわち、第1押付機構30は、媒体に作用させる押圧力を、圧縮コイルばね34によるものと、第1引っ張りばね36によるものとで、媒体の厚さに応じて切り替えることが可能である。第1ローラ33a,33bを支持する第1回転軸32の第1可動ガイド31に対する移動量が所定値以内であるときには、圧縮コイルばね34によってカードCまたは小切手Sを押圧し、第1回転軸32の第1可動ガイド31に対する移動量が所定値を超えたときには、引っ張りばね36によってカードCを押圧する。
以上説明したように本実施形態の複合処理装置1では、小切手搬送路P1とカード搬送路P2を高さ方向にずらして設けると共、各搬送路を搬送される媒体の種類(厚さや材質等)に応じて適切な押圧力を発生させることが可能な押付機構30,40を設けているので、押圧力が強すぎることによるジャミングの発生や押圧力が弱すぎることによる焦点ズレ等の不都合を生じることがない。
また、薄手のカードCaを搬送する場合の押圧力と、厚手のカードCbを搬送する場合の押圧力を一つのばねを用いて線形的に変化させるのではなく、2つのばねを用いて不連続に変化させることにより、厚みの差が大きい2種類のカードの画像を読み取る場合であっても、第1ローラ33a,33bの押圧力を幅広い範囲で変化させカードの厚みに応じた適切な押圧力でカードCを搬送することができる。
すなわち、薄手のカードCaに対して押圧力が強すぎるために、ジャミングが生じたり、汚れや傷をつけたりすることがない。また、厚手のカードCbに対して押圧力が弱すぎるためにすべりが生じたりすることがなく、良好なカード搬送を行うことができる。更に、第1ローラ33a,33bが厚手のカードCbの端をかむ瞬間、又厚手のカードCbの端を離す瞬間は、大きな押圧力ではなく、小さな押圧力による反力がカードCbに作用する。このため、ばねを一つしかもたない機構に比べ、カードの端をかむ瞬間、又カードの端を離す瞬間に発生する搬送負荷の変動を低減でき、延いては送りピッチの乱れや画像読み取りの乱れを防止することができる。
なお、上記実施形態では、カードCの両面の画像を読み取ることを想定し、第1押付機構30と第3押付機構60の双方を、圧縮コイルばね34と第1引っ張りばね36とにより押圧力を不連続に変化させることができるように構成した。カードCの片面の画像を読み取るだけでよい場合には、他方の押付機構(例えば第3押付機構60)は、第2押付機構40と同様の構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、第1可動ガイド31の上部軸支部31bの先端部31dを、画像読取面12aに当接させているが、例えば、内側ガイド2bに当接させるよう構成してもよい。
また、上記実施形態では、第2押付機構40(第4押付機構70)は、ガイド回転軸50に回動可能に支持された第2可動ガイド41と、第2可動ガイド41を付勢する第2引っ張りばね46とを備えて構成されている。この代わりに、第1押付機構30の圧縮コイルばね34を用いた機構と同様に、圧縮コイルばねによって第2回転軸42を画像読取面12aに対して付勢してもよい。
また、上記実施形態では、小切手搬送路P1とカード搬送路P2とが、中間搬送路Mの部分において、垂直方向に並列するよう構成されているが、水平方向に並列するよう構成してもよい。
本発明に係る実施形態の複合処理装置を示す斜視図である。 複合処理装置における搬送路を示す模式図である。 複合処理装置の内部構造を示す上面から見た模式図である。 複合処理装置の中間搬送路付近の内部構造を示す部分斜視図である。 複合処理装置の中間搬送路付近の内部構造を示す部分斜視図である。 第1押付機構の上面図である。 第1押付機構の断面図である。 第1押付機構の模式的な断面図である。 第2押付機構の模式的な断面図である。 第1押付機構および第2押付機構の動作説明図である。 第1押付機構および第2押付機構の動作説明図である。
符号の説明
1・・複合処理装置、3・・給紙部、4・・排出口、11・・第1画像読取センサ、12・・第2画像読取センサ、11a,12a・・画像読取面、20・・カード挿入口、30・・第1押付機構、33a,33b・・第1ローラ、34・・圧縮コイルばね、36・・第1引っ張りばね、40・・第2押付機構、43a,43b・・第2ローラ、46・・第2引っ張りばね、C・・カード、S・・小切手、P1・・小切手搬送路、P2・・カード搬送路、M・・中間搬送路。

Claims (12)

  1. 第1媒体を搬送するための第1搬送路と、
    第2媒体を搬送するための第2搬送路と、
    前記第1搬送路と前記第2搬送路のそれぞれの少なくとも一部が並列配置された共通搬送路と、
    前記共通搬送路に沿って配置されたイメージセンサと、
    前記第1媒体及び前記第2媒体を前記イメージセンサに押し付けるための第1押付機構と、
    前記第2媒体を前記イメージセンサに押し付けるための第2押付機構とを有し、
    前記第1押付機構は、
    前記第1媒体及び前記第2媒体を前記イメージセンサの前記読取面に押し付けるための第1押え部材と、
    前記第1媒体の厚さが所定値以下のときに前記第1押え部材を前記読取面に対して付勢する第1弾性体と、
    前記第1媒体の厚さが所定値を越えるときに前記第1押え部材を前記読取面に対して付勢する第2弾性体とを有し、
    前記第2押付機構は、
    前記第2媒体を前記イメージセンサの前記読取面に押し付けるための第2押え部材と、
    前記第2押え部材を前記読取面に対して付勢する第3弾性体とを有し、
    前記第1弾性体によって前記読取面に対して押し付けられる前記第1押え部材の押圧力と、前記第3弾性体によって前記読取面に対して押し付けられる前記第2押え部材の押圧力とが略等しいことを特徴とする画像読取装置。
    ただし、第1媒体の厚さ>第2媒体の厚さである。
  2. 請求項1記載の画像読取装置において、
    前記第1押え部材は、共通の第1回転軸に所定の間隔をあけて回動可能に支持されている少なくとも第1および第2の押えローラを含み、
    前記第1押付機構は、前記第1回転軸を前記読取面に略垂直な方向に移動可能に支持する第1支持部材を有し、
    前記第1弾性体は、前記第1回転軸の前記ローラ間を付勢していることを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項2記載の画像読取装置において、
    前記第1および第2の押えローラは、前記第1回転軸における軸線方向の略中心位置を挟むように配置され、
    前記第1弾性体は、前記第1回転軸の略中心位置を付勢していることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項2又は3記載の画像読取装置において、
    前記第1押付機構は、前記第1支持部材を前記読取面に垂直な方向に回動可能に支持する第1ガイド軸を有し、
    前記第2弾性体は、前記第1押え部材を前記読取面に対して押し付けるべく前記第1支持部材を付勢していることを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項4記載の画像読取装置において、
    前記第1支持部材は、前記第2弾性体で付勢されることにより前記読取面に当接可能な当接部を有し、前記当接部が前記読取面に当接した状態で、前記第1回転軸が前記読取面から離れる方向に移動可能に支持していることを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項5記載の画像読取装置において、
    (前記第1弾性体によって前記読取面に対して押し付けられる前記第1押え部材の押圧力)<(前記第2弾性体によって前記読取面に対して押し付けられる前記第1押え部材の押圧力)であることを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1記載の画像読取装置において、
    前記第2押え部材は、共通の第2回転軸に所定の間隔をあけて回動可能に支持されている少なくとも第3および第4の押えローラを含み、
    前記第2押付機構は、前記第2回転軸を前記読取面に略垂直な方向に移動可能に支持する第2支持部材を有し、
    前記第3弾性体は、前記第2回転軸の前記ローラ間を付勢していることを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項7記載の画像読取装置において、
    前記第3および第4の押えローラは、前記第2回転軸における軸線方向の略中心位置を挟むように配置され、
    前記第3弾性体は、前記第2回転軸の略中心位置を付勢していることを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項1記載の画像読取装置において、
    前記第2押付機構は、前記第2支持部材を前記読取面に垂直な方向に回動可能に支持する第2ガイド軸を有し、
    前記第3弾性体は、前記第2押え部材を前記読取面に対して押し付けるべく前記第2支持部材を付勢していることを特徴とする画像読取装置。
  10. 請求項1記載の画像読取装置において、
    前記第1押え部材と前記第2押え部材とが、並列配置されていることを特徴とする画像読取装置。
  11. 請求項1記載の画像読取装置において、
    前記第1媒体はカードであり、前記第2媒体は小切手であることを特徴とする画像読取装置。
  12. 請求項1記載の画像読取装置と、印刷ヘッド及び/又は磁気ヘッドとを有することを特徴とする複合処理装置。
JP2004310424A 2003-11-10 2004-10-26 画像読取装置および画像読取装置を備えた複合処理装置 Expired - Fee Related JP4349259B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004310424A JP4349259B2 (ja) 2003-11-10 2004-10-26 画像読取装置および画像読取装置を備えた複合処理装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003379899 2003-11-10
JP2004310424A JP4349259B2 (ja) 2003-11-10 2004-10-26 画像読取装置および画像読取装置を備えた複合処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005162480A JP2005162480A (ja) 2005-06-23
JP4349259B2 true JP4349259B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=34741587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004310424A Expired - Fee Related JP4349259B2 (ja) 2003-11-10 2004-10-26 画像読取装置および画像読取装置を備えた複合処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4349259B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4905276B2 (ja) * 2007-07-18 2012-03-28 セイコーエプソン株式会社 シート状媒体処理装置の分岐部構造およびシート状媒体処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005162480A (ja) 2005-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE43358E1 (en) Data reading apparatus
KR100610945B1 (ko) 화상 판독 장치 및 복합 처리 장치
US7537211B2 (en) Media transportation mechanism and a data processing apparatus having a media transportation mechanism
JP4700978B2 (ja) 鑑別装置及びローラ
JP2005149013A (ja) 小切手処理装置、小切手処理装置用ホストコンピュータ及び小切手処理方法
JP4389550B2 (ja) 重送検出装置及び複合処理装置
JP4311660B2 (ja) 画像読取装置
US7823872B2 (en) Medium delivery device, medium processing apparatus and check delivery device with dual pressing members
JP4349259B2 (ja) 画像読取装置および画像読取装置を備えた複合処理装置
JP4998127B2 (ja) 記録媒体収納装置および記録媒体処理装置
JP4463143B2 (ja) 媒体搬送機構及びこの媒体搬送機構を備えた情報処理装置
JP4553847B2 (ja) 媒体搬送装置
WO2011118243A1 (ja) 画像処理装置
US8833756B2 (en) Sheet-shaped medium feeding device and sheet-shaped medium processing device
JP2011032004A (ja) 光学読取装置、及び、記録装置
KR100607597B1 (ko) 데이터 독출장치
EP3483101B1 (en) Medium processing device
JP2002145484A (ja) 媒体搬送装置の幅寄せ機構
JP6037193B2 (ja) 媒体処理装置
JP2009223947A (ja) 記録装置、及び、記録装置の制御方法
JP2004064432A (ja) 読取装置、複合処理装置及び読取方法
JP2006052030A (ja) 媒体搬送装置および画像読取装置
JP2008213988A (ja) 媒体収納装置
JP2006139704A (ja) カード画像読取装置
JP2006350764A (ja) 紙葉類識別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070207

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090713

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees