JP4346482B2 - 不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の検証方法 - Google Patents

不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の検証方法 Download PDF

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Description

本発明は、不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の検証方法に関し、特にメモリセルの検証をより適切に実行可能な不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の検証方法に関する。
一度記憶された情報は電源を切っても、消去や書き込みをしない限りそのデータが消えないという不揮発性の特性を有する不揮発性メモリ又はフラッシュメモリ(以下、単に「メモリセル」という)が知られている。メモリセルにデータを書き込む場合、メモリセルの各端子に所定の電圧を加えて書き込みを行う方法と、メモリセルのソース−ドレイン間に一定の電流を流して書き込みを行う方法とがある。
メモリセルのソース−ドレイン間に一定の電流を流して書き込みを行う方法について更に説明する。
図1は、従来の不揮発性記憶装置の構成の一部を示す回路図である。不揮発性記憶装置は、電流源回路106、電流源回路107(スイッチ124を含む)、複数のメモリセル115−1及び115−2(図中2個のみ記載)、複数のビット線117(図中1本のみ記載)、複数のワード線118−1及び118−2(図中2本のみ記載)、複数のソース線119(図中1本のみ記載)を備える。ここでは、2つのメモリセル115−1及び115−2が、ソース線119を共用しているメモリセルアレイ112で説明する。しかし、更に多くのメモリセル115がソース線119を共用していても良いし、ソース線119を共用していなくても良い。
ビット線117は、Y(第1)方向に延伸する。ワード線118−1及び118−2は、Y方向(第1)と実質的に垂直なX方向(第2)に延伸する。実質的とは、誤差の範囲内での意味である(以下同じ)。ソース線119は、X方向に延伸する。
メモリセル115−1及び115−2は、複数のビット線117と複数のワード線118−1及び118−2とが交差する位置のそれぞれに対応して設けられている。予め設定された定電流をソース−ドレイン間に流し、その際に発生するチャネルホットエレクトロンで書き込まれる不揮発性半導体記憶素子である。不揮発性半導体記憶素子は、スプリットゲート型不揮発性メモリに例示される。メモリセル115−1は、コントロールゲートをワード線118−1に、ソースをソース線119に、ドレインをビット線117にそれぞれ接続している。メモリセル115−2は、コントロールゲートをワード線118−2に、ソースをソース線119に、ドレインをビット線117にそれぞれ接続している。
電流源回路106は、書き込みを行うメモリセル(ここでは、メモリセル115−1又は115−2)及び対応するビット線117に実質的に一定である定電流を供給可能である。電流源回路107は、スイッチ124を介してビット線117に電流を供給する。
このメモリセル115−1へのデータの書き込み動作は、以下のようにして行う。
まず、複数のビット線117から選択ビット線117sを、複数のワード線118から選択ワード線118−1sを、複数のソース線から選択ソース線119sをそれそれ選択する。この選択ビット線117s及び選択ワード線118−1sにより、複数のメモリセルから選択セル115−1sが選択される。次に、選択ソース線119sに電圧VSW(ソース電圧)を、選択ワード線118−1sに電圧VWW(ゲート電圧)をそれぞれ印加し、電流源回路106により選択ソース線119s−選択セル115−1sのソース−選択セル115−1sのドレイン−選択ビット線117sの経路で予め設定された定電流を流す。このとき、選択ビット線117sの電圧VBW(ドレイン電圧)は、VWW−Vthとなる。ただし、Vthは、選択メモリセル115−1sの閾値電圧である。このとき、選択メモリセル115−1sに定電流が流れて発生するチャネルホットエレクトロンがフローティングゲートに注入されることにより、選択メモリセル115−1sにデータが書き込まれる。
このメモリセル115−1へのデータの読み出しは、以下のようにして行う。
まず、複数のビット線117から選択ビット線117sを、複数のワード線118から選択ワード線118−1sをそれぞれ選択する。複数のソース線119は、0Vに固定され選択されない。この選択ビット線117s及び選択ワード線118−1sにより、複数のメモリセルから選択セル115−1sが選択される。次に、選択ワード線118−1に電圧VWR(ゲート電圧)を、選択ビット線117sに電圧VBR(ドレイン電圧)をそれぞれ印加する。センスアンプ(図示されず)により、選択ビット線117s−選択セル115−1sのドレイン−選択セル115−1sのソース−対応するソース線119(0V)の経路で流れる電流の大きさをセンスする。このとき、フローティングゲートに蓄積されている電荷(格納されたデータ)により電流の大きさが変動するので、データを読み出すことができる。
上記の場合、選択セル115−1sにおいて書き込み動作を行うとき、電流制御(選択セル115−1sに定電流を流す)で行うので、ビット線117の電圧は定電圧ではない。選択セル115−1sの閾値電圧Vthが大きい場合、そのドレイン電圧(=ビット線117の電圧VBW=VWW−Vth)は小さくなる。その場合、選択ビット線117s上の選択セル115−1sとソース線119を共通にするメモリセル115−2(以下、非選択セル115−2)においても、そのドレイン電圧とソース電圧(固定値)との差が大きくなる。そのため、非選択セル115−2でもチャネルホットエレクトロンが発生し易くなる。その結果、非選択セルへのデータの誤書き込み(書き込みディスターブ)が発生することが考えられる。
一方、上記のような閾値電圧Vthの大きいメモリセル115−1sがあっても、電流制御の書き込みでは、そのメモリセルに対する書き込みが正しく行われる。そのため、閾値電圧Vthの大きいメモリセル115を書き込みができるか出来ないかでスクリーニングすることが出来ない。
メモリセルに書き込み動作を行うとき、ビット線及びソース線を共通にする他のメモリセルにディスターブを与えるメモリセルをスクリーニングすることが可能な技術が望まれる。メモリセルの書き込み動作による評価の信頼性を向上する技術が望まれる。メモリセルの信頼性を向上する技術が望まれる。
関連する技術として、特開平11−86572号公報に半導体不揮発性メモリの技術が開示されている。この半導体不揮発性メモリは、メモリセルアレイと、複数のワード線と、複数のビット線と、行選択回路と、列選択回路とを備える。但し、メモリセルアレイは、複数のメモリセルがマトリックス状に配置されている。複数のワード線は、各行のメモリセルのゲートに共通に接続されている。複数のビット線は、各列のメモリセルのドレインに共通に接続されている。行選択回路は、ワード線を選択する。列選択回路は、ビット線を選択する。そして、複数のワード線及びビット線のなかから1つのワード線及びビット線を選択して1つのメモリセルを選択し、選択メモリセルに対するデータの記録及び消去を行う。この半導体不揮発性メモリは、第1電位印加手段と、第2電位印加手段と、零電位印加手段とを備えたことを特徴とする。ただし、第1電位印加手段は、前記選択メモリセルに選択ワード線及び選択ビット線の何れかを介して接続される非選択メモリセルに対し第1の電位を印加する。第2電位印加手段は、第1電位印加手段により第1の電位の印加後、第1の時間が経過すると前記選択メモリセルに前記第1の電位のほぼ倍電圧を有する第2の電位を第2の時間の間印加する。零電位印加手段は、前記第2の時間が経過すると前記選択メモリセルに印加されている第2の電位を零電位にし、第2の電位が零電位後に前記第1の時間が経過すると前記非選択メモリセルに印加されている第1の電位を零電位にするとを備えたことを特徴とする。
特開2004−14052号公報
従って、本発明の目的は、メモリセルに書き込み動作を行うとき、ビット線及びソース線を共通にする他のメモリセルにディスターブを与えるメモリセルをスクリーニングすることが可能な不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の検証方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、メモリセルの書き込み動作に関する評価の信頼性を向上することができる不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の検証方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、メモリセルの信頼性を向上する不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の検証方法を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
従って、上記課題を解決するために、本発明の不揮発性記憶装置は、複数のビット線(17)と、複数のワード線(18)と、複数のメモリセル(15)と、複数のソース線(19)と、電流源(6)と、電圧制御部(14)とを具備する。複数のビット線(17)は、第1方向(Y)に延伸する。複数のワード線(18)は、第1方向(Y)と実質的に垂直な第2方向(X)に延伸する。複数のメモリセル(15)は、複数のビット線(17)と複数のワード線(18)とが交差する位置のそれぞれに対応して設けられ、実質的に一定である定電流で書き込まれる不揮発性半導体記憶素子である。複数のソース線(19)は、複数のメモリセル(15)のうちビット線(17)を共通にする複数のメモリセル(15)の組ごとに一本づつ設けられている。電流源(6)は、メモリセル(15)及び対応するビット線(17)に定電流を供給可能である。電圧制御部(14)は、ビット線(17)を所定の電圧以上に保持する。複数のビット線(17)から選択される選択ビット線(17s)と、複数のワード線(18)から選択される選択ワード線(18s)とにより複数のメモリセル(15)から選択される選択セル(15s)への書き込み動作時、電圧制御部(14)は、選択ビット線(17s)を所定の電圧以上に保持する。所定の電圧は、選択ビット線(17s)の電圧が当該所定の電圧以上の場合、選択ビット線(17s)上の選択セル(15s)とソース線(19)を共通にする非選択セル(15)に対して誤書き込みが発生しない電圧である。
本発明では、選択セル(15s)とソース線(19)を共通にする選択ビット線(17s)上の非選択セル(15)に誤書き込みを発生させる電圧が、選択ビット線(17s)に発生しないようにできる。それにより、閾値電圧の大きい選択セル(15s)に対する書き込みを無くし、同時に、非選択セル(15)に誤書き込みを起こさないようにすることができる。
上記の不揮発性記憶装置において、電圧制御部(14)は、メモリセル(15)の書き込みテストの際の書き込み動作時に選択ビット線(17s)を所定の電圧以上に保持する。
本発明では、電圧制御部(14)をメモリセル(15)の書き込みテストの際の書き込み動作時に用いることで、閾値電圧の大きい選択セル(15s)に対する書き込みを無くし、当該選択セル(15s)を書き込みテストで検出することが可能となる。同時に、非選択セル(15)に誤書き込みを起こさないようにすることができる。
上記の不揮発性記憶装置において、電圧制御部(14)は、クランプ回路(26+27)を含む。
クランプ回路(26+27)は、簡単な構成で実現できる点で好ましい。
上記課題を解決するために本発明の不揮発性記憶装置の検証方法は、(a)複数のワード線(18)から選択ワード線(18s)を選択するステップと、(b)複数のビット線(17)から選択ビット線(17s)を選択するステップと、(c)選択ビット線(17s)を所定の電圧以上に保持しながら、選択ワード線(18s)と選択ビット線(17s)とで選択される選択セル(15s)と選択ビット線(17s)とに定電流を流してデータの書き込み動作を行うステップと、(d)選択セル(15s)に書き込みが行われているか否かを判定するステップとを具備する。所定の電圧は、選択ビット線(17s)の電圧が所定の電圧以上の場合、選択ビット線(17s)上の選択セル(15s)とソース線(19)を共通にする非選択セル(15)に対して誤書き込みが発生しない電圧である。ここで、不揮発性記憶装置(1)は、複数のビット線(17)と、複数のワード線(18)と、複数のメモリセル(15)と、複数のソース線(19)と、電流源(6)と、電圧制御部(14)とを具備する。複数のビット線(17)は、第1方向(Y)に延伸する。複数のワード線(18)は、第1方向(Y)と実質的に垂直な第2方向(X)に延伸する。複数のメモリセル(15)は、複数のビット線(17)と複数のワード線(18)とが交差する位置のそれぞれに対応して設けられ、実質的に一定である定電流で書き込まれる不揮発性半導体記憶素子である。複数のソース線(19)は、複数のメモリセル(15)のうちビット線(17)を共通にする複数のメモリセル(15)の組ごとに一本づつ設けられている。電流源(6)は、メモリセル(15)及び対応するビット線(17)に定電流を供給可能である。電圧制御部(14)は、ビット線(17)を所定の電圧以上に保持する。
上記の不揮発性記憶装置の検証方法において、(d)ステップは、(d1)選択セル(15s)に書き込みが行われていない場合、選択セル(15s)を不合格と判定する。
上記の不揮発性記憶装置の検証方法において、電圧制御部(14)は、クランプ回路(26+27)を含む。
上記課題を解決するために本発明の不揮発性記憶装置の検証方法を実行するためのプログラムは、(a)複数のワード線(18)から選択ワード線(18s)を選択するステップと、(b)複数のビット線(17)から選択ビット線(17s)を選択するステップと、(c)選択ビット線(17s)を所定の電圧以上に保持しながら、選択ワード線(18s)と選択ビット線(17s)とで選択される選択セル(15s)と選択ビット線(17s)とに定電流を流してデータの書き込み動作を行うステップと、(d)選択セル(15s)に書き込みが行われているか否かを判定するステップとを具備する。所定の電圧は、選択ビット線(17s)の電圧が所定の電圧以上の場合、選択ビット線(17s)上の選択セル(15s)とソース線(19)を共通にする非選択セル(15)に対して誤書き込みが発生しない電圧である。ここで、不揮発性記憶装置(1)は、複数のビット線(17)と、複数のワード線(18)と、複数のメモリセル(15)と、複数のソース線(19)と、電流源(6)と、電圧制御部(14)とを具備する。複数のビット線(17)は、第1方向(Y)に延伸する。複数のワード線(18)は、第1方向(Y)と実質的に垂直な第2方向(X)に延伸する。複数のメモリセル(15)は、複数のビット線(17)と複数のワード線(18)とが交差する位置のそれぞれに対応して設けられ、実質的に一定である定電流で書き込まれる不揮発性半導体記憶素子である。複数のソース線(19)は、複数のメモリセル(15)のうちビット線(17)を共通にする複数のメモリセル(15)の組ごとに一本づつ設けられている。電流源(6)は、メモリセル(15)及び対応するビット線(17)に定電流を供給可能である。電圧制御部(14)は、ビット線(17)を所定の電圧以上に保持する。
上記のプログラムにおいて、(d)ステップは、(d1)選択セル(15s)に書き込みが行われていない場合、選択セル(15s)を不合格と判定する。
上記のプログラムにおいて、電圧制御部(14)は、クランプ回路(26+27)を含む。
本発明により、メモリセルに書き込み動作を行うとき、ビット線及びソース線を共通にする他のメモリセルにディスターブを与えるメモリセルをスクリーニングすることができ、書き込み動作に関するメモリセルの評価の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の検証方法の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。
本発明の不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の検証方法の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。
図2は、本発明の不揮発性記憶装置の実施の形態における構成を示す回路ブロック図である。不揮発性記憶装置1は、第1Xデコーダ2、第2Xデコーダ3、Yデコーダ4、Yセレクタ5、スイッチ13、電圧制御回路14、複数のビット線17(図中、2本のみ記載)、複数のワード線18(図中、18−1及び18−2の一組を記載)、複数のソース線19(図中、1本のみ記載)、複数のメモリセル15(図中、15−1及び15−2の一組を記載)、電流源回路6、電流源回路7、電圧源回路8、電圧源回路9、制御回路10、センスアンプ11を具備する。メモリアレイ12は、行列状に配列された複数のメモリセル15を備える。
ビット線17は、Y(第1)方向に延伸する。一端をYセレクタ5に、他端を電流源回路7にそれぞれ接続されている。ワード線18(18−1及び18−2)は、Y方向(第1)と実質的に垂直なX方向(第2)に延伸する。実質的とは、誤差の範囲内での意味である(以下同じ)。一端を第1Xデコーダ2に接続されている。ソース線19は、X方向に延伸する。一端を第2Xデコーダ3に接続されている。ソース線19は、複数のメモリセル15のうちビット線17を共通にする複数のメモリセル15−1及び15−2の組ごとに一本づつ設けられている。
ここでは、2つのメモリセル15−1及び15−2がソース線19を共用している。しかし、更に多くのメモリセル15が組をなし、一本のソース線19を共用していても良い。
メモリセル15(15−1及び15−2)は、複数のビット線17と複数のワード線18とが交差する位置のそれぞれに対応して設けられている。予め設定された定電流をソース−ドレイン間に流し、その際に発生するチャネルホットエレクトロンがフローティングゲートへ注入されることでデータが書き込まれる不揮発性半導体記憶素子である。不揮発性半導体記憶素子は、スプリットゲート型不揮発性メモリに例示される。
メモリセル15−1は、コントロールゲートをワード線18−1に、ソースをソース線19に、ドレインをビット線17にそれぞれ接続している。メモリセル15−2は、コントロールゲートをワード線18−2に、ソースをソース線19に、ドレインをビット線17にそれぞれ接続している。
第1Xデコーダ2は、制御回路10からの制御信号に基づいて、複数のワード線18(18−1及び18−2)から一つのワード線18(18−1又は18−2)を選択ワード線18(18−1又は18−2)sとして選択する(活性化する)。第2Xデコーダ3は、制御回路10からの制御信号に基づいて、複数のソース線19から一つのソース線19を選択ソース線19sとして選択する(活性化する)。又は、複数のソース線19を一括して選択する。Yデコーダ4は、制御回路10からの制御信号に基づいて、制御信号に含まれるアドレス信号をデコードしてYセレクタ5に出力する。Yセレクタ5は、制御回路10からの制御信号及びYデコーダ4からのアドレス信号に基づいて、複数のビット線17から一つのビット線17を選択ビット線17sとして選択する(活性化する)。スイッチ13は、制御回路10からの制御信号に基づいて、Yデコーダ4で選択された選択ビット線17sを選択する。又は、複数のビット線17を一括して選択する。
選択ビット線17sと選択ワード線18sと(選択ソース線19s)とで複数のメモリセル15(15−1及び15−2)から一つのメモリセル15(15−1又は15−2)が選択セル15(15−1又は15−2)sとして選択される。なお、複数のビット線17が一括して選択された場合、選択ワード線18s上のメモリセル15(15−1又は15−2)が選択セル15(15−1又は15−2)sとして選択される。
電流源回路6は、制御回路10からの制御信号に基づいて、Yセレクタ5を介して、ビット線17−メモリセル15(15−1又は15−2)−ソース線19の経路に実質的に一定である定電流を供給可能である。電流源回路7は、制御回路10からの制御信号に基づいて、ビット線17に所定の電流を供給可能である。
電圧制御回路14は、制御回路10からの制御信号に基づいて、スイッチ13を介してビット線17を所定の電圧以上に保持可能である。図3は、本発明の不揮発性記憶装置の実施の形態における構成の概略を示す回路ブロック図である。符番の示す構成は図2と同じである。電圧制御回路14は、ビット線17に対して電流源回路6と並列に接続されている。Nチャネルのトランジスタ26と電源VDD27とを備えるクランプ回路に例示される。
電圧制御回路14は、トランジスタ26のゲートに外部から任意の電圧Vdpを印加され、接続されたビット線17の電圧をVdp−Vtnにクランプする。ここで、Vtnは、トランジスタ26の閾値電圧である。従って、Vdpの電圧を制御することで、ビット線17の電圧を所望の電圧(Vdp−Vtn)よりも小さくならないように制御することができる。所定の電圧(Vdp−Vtn)とは、選択ビット線17sの電圧が当該電圧(Vdp−Vtn)以上の場合、選択ビット線17s上の選択セル15−1sとソース線19を共通にする非選択セル(ここでは、メモリセル15−2)に対して誤書き込みが発生しない電圧である。
図2を参照して、電圧源回路8は、制御回路10からの制御信号に基づいて、第1Xデコーダ2を介してワード線18(18−1及び18−2)に所定の電圧を印加可能である。電圧源回路9は、制御回路10からの制御信号に基づいて、第2Xデコーダ3を介してソース線19に所定の電圧を印加可能である。
センスアンプ11は、読み出し動作時に、選択セル15(15−1又は15−2)sに流れる電流の大きさに基づいて、選択セル15sに格納されたデータを読み出す。
制御回路10は、第1Xデコーダ2、第2Xデコーダ3、Yデコーダ4、Yセレクタ5、スイッチ13、電圧制御回路14、電流源回路6、電流源回路7、電圧源回路8、電圧源回路9、センスアンプ11の動作を制御する。制御回路10は、CPUに例示される。制御回路10の制御により、書き込み動作、読み出し動作、消去動作及びスクリーニングテストが行われる。制御回路10の制御は、所定のプログラムに従って行っても良い。そのようなプログラムは、ROMのような記憶装置(図示されず)に格納されている。
次に、不揮発性記憶装置1における書き込み動作及び読み出し動作について、以下に説明する。
図2を参照して、メモリセル15(15−1及び15−2)へのデータの書き込み動作は、以下のようにして行う。ここでは、メモリセル15−1を例にして説明するが、メモリセル15−2の場合も同様である。
まず、第1Xデコーダ2により、複数のワード線18(18−1及び18−2)から選択ワード線18−1sが選択される。第2Xデコーダ3により、複数のソース線19から選択ソース線19sが選択される。Yセレクタ5により、複数のビット線17から選択ビット線17sが選択される。この選択ビット線17s及び選択ワード線18sにより複数のメモリセル15(15−1又は15−2)から選択セル15−1sが選択される。
次に、電圧電源回路9により、選択ソース線19sに電圧VSW(ソース電圧、例示:7.5V)が印加される。電圧電源回路8により、選択ワード線18−1sに電圧VWW(ゲート電圧、例示:1.5V)が印加される。電流源回路6により、選択ソース線19s−選択セル15−1sのソース−選択セル15−1sのドレイン−選択ビット線17sの経路で予め設定された定電流が流される。このとき、選択ビット線17sの電圧VBW(ドレイン電圧)は、VWW−Vthとなる。ただし、Vthは、選択メモリセル15−1sの閾値電圧である。このとき、選択メモリセル15−1sに定電流が流れて発生するチャネルホットエレクトロンがフローティングゲートに注入されることにより、選択メモリセル15−1sにデータが書き込まれる。
なお、非選択のソース線19、ワード線18(18−1及び18−2)及びビット線17については、上記例示の電圧の場合、それぞれフローティング状態、0V、3.2Vに設定される。
図2を参照して、このメモリセル15(15−1及び15−2)へのデータの読み出し動作は、以下のようにして行う。ここでは、メモリセル15−1を例にして説明するが、メモリセル15−2の場合も同様である。
まず、第1Xデコーダ2により、複数のワード線18(18−1及び18−2)から選択ワード線18−1sが選択される。Yセレクタ5により、複数のビット線17から選択ビット線17sが選択される。複数のソース線は、全て0Vに固定され選択されない。この選択ビット線17s及び選択ワード線18−1sにより、複数のメモリセル(15−1及び15−2)から選択セル15−1sが選択される。
次に、電圧電源回路9により、電圧源回路8により選択ワード線18−1sに電圧VWR(ゲート電圧、例示:2.5V)が印加される。電流源回路7により選択ビット線17sに電圧VBR(ドレイン電圧、例示:0.5V)が印加される。そして、センスアンプ11により、選択ビット線17s−選択セル15−1sのドレイン−選択セル15−1sのソース−選択ソース線19sの経路で流れる電流の大きさをセンスする。このとき、フローティングゲートに蓄積されている電荷(格納されたデータ)により電流の大きさが変動するので、データを読み出すことができる。
なお、非選択のワード線18(18−1及び18−2)及びビット線17については、上記例示の電圧の場合、それぞれ0V、0Vに設定される。
図2を参照して、メモリセル15(15−1及び15−2)へのデータの消去動作は、以下のようにして行う。ここでは、メモリセル15−1を例にして説明するが、メモリセル15−2の場合も同様である。
まず、第1Xデコーダ2により、複数のワード線18(18−1及び18−2)から選択ワード線18−1sが選択される。複数のソース線19及び複数のビット線17は、全て0Vに固定され選択されない。これにより、この選択ワード線18s上の全てのメモリセル15が選択セル15sとして選択される。
次に、電圧源回路8により選択ワード線18−1sに電圧VWR(ゲート電圧、例示:12V)が印加される。それにより、FN(Fowler−Nordheim)トンネリングによってフローティングゲートから電子が取り出されて、データを消去することができる。
次に、本発明の不揮発性記憶装置の検証方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。図4は、本発明の不揮発性記憶装置の検証方法の実施の形態を示すフロー図である。
(1)ステップS01
Yセレクタ5により、複数のビット線17から選択ビット線17sが選択される。スイッチ13により上記選択ビット線17sが選択され、電圧制御回路14が選択ビット線17sへ接続される。このとき、電圧制御回路14のトランジスタ26に、所定の電圧Vdpが印加される。
(2)ステップS02
第1Xデコーダ2により、複数のワード線18(18−1及び18−2、ここでは18−1、以下同じ)から選択ワード線18(18−1又は18−2、ここでは18−1、以下同じ)sが選択される。第2Xデコーダ3により、複数のソース線19から選択ソース線19sが選択される。選択ビット線17sは、ステップS01で既に選択されている。この選択ビット線17s及び選択ワード線18−1sにより、複数のメモリセル15(15−1及び15−2、以下同じ)から選択セル15(15−1又は15−2、ここでは15−1、以下同じ)sが選択される。そして、電圧電源回路9により、選択ソース線19sに電圧VSW(ソース電圧、例示:7.5V)が印加される。電圧電源回路8により、選択ワード線18−1sに電圧VWW(ゲート電圧、例示:1.5V)が印加される。電流源回路6により、選択ソース線19s−選択セル15−1sのソース−選択セル15−1sのドレイン−選択ビット線17sの経路で予め設定された定電流が流れるように選択ビット線17sの電圧VBW(ドレイン電圧=VWW−Vth)が変化する。ここで、Vthは、選択セル15−1sの閾値電圧である。
選択ビット線17sの電圧VBWがVdp−Vtn(例示:0.4V)よりも低くなる場合、電圧制御回路14のトランジスタ26がオンとなる。その場合、選択ビット線17sの電圧は、Vdp−Vtnにクランプされるため、定電流が電源VDD27−トランジスタ26−電流源回路6の経路で流れ、選択セル15−1sに流れ込まない。すなわち、選択セル15−1sにデータは書き込まれない。ただし、選択ビット線17sの電圧VBWがVdp−Vtnより低いとは、VBW=VWW−Vth<Vdp−Vtn、であり、VWW−(Vdp−Vtn)<Vth、(例示:1.5−0.4=1.1<Vth)、であるから、選択セル15−1sの閾値電圧Vthが大きいことを意味する。大きいとは、設計で設定された閾値電圧よりも大きいという意味である。
一方、選択ビット線17sの電圧VBWがVdp−Vtnよりも高くなる場合、トランジスタ26がオフとなる。その場合、選択ビット線17sは電圧制御回路14の影響を受けない。定電流が選択セル15−1sに流れ込み、選択セル15−1sにデータが書き込まれる。
このように、電圧制御回路14の働きにより、選択セル15−1sの実際の閾値電圧Vthが設計で設定された値よりも大きい場合、その選択セル15−1sにはデータが書き込まれない。すなわち、書き込み不良となる。
(3)ステップS03
制御回路10は、同一の選択ビット線17s上の全てのメモリセル15において、データの書き込み動作を行ったか否かを判定する。行っていない場合(ステップS03:No)、ステップS01へ戻り、同一の選択ビット線17s上の全てのメモリセル15で書き込み動作を実行する。
(4)ステップS04
第1Xデコーダ2により、複数のワード線18から選択ワード線18−1sが選択される。複数のソース線19は、全て0Vに固定され選択されない。選択ビット線17sは、ステップS01で既に選択されている。この選択ビット線17s及び選択ワード線18−1sにより、複数のメモリセルから選択セル15−1sが選択される。この選択セル15−1sに対して、上述の読み出し動作を行い、データを読み出す。
(5)ステップS05
制御回路10は、読み出されたデータに基づいて、選択セル15−1sにデータが書き込まれたか否かを判定する。すなわち、ステップS02の選択セル15−1sへのデータの書き込み動作により、その選択セル15−1sにデータが書き込まれたか否か(書き込み不良が発生していないか否か)を判定する。
(6)ステップS06
選択セル15sにデータが書き込まれていた場合(ステップS04:Yes)、その選択セル15−1sがスクリーニングテストに合格したとして、制御回路10は合格を示す信号を出力(図示しない記憶部へ格納)する。
(7)ステップS07
選択セル15sにデータが書き込まれていない場合(ステップS05:No)、その選択セル15−1sがスクリーニングテストに合格しなかったとして、制御回路10は不合格を示す信号を出力(図示しない記憶部へ格納)する。
(8)ステップS08
制御回路10は、ステップS01で選択された選択ビット線17s上の全てのメモリセル15について、ステップS04〜S07の検証が終了したか否かを判定する。終了していない場合(ステップS08:No)には、ステップS04へ戻り、残りのメモリセル15について検証を継続する。
(9)ステップS09
制御回路10は、検証対象のメモリセルアレイ12に関する全てのビット線17について、ステップS01〜S08の検証が終了したか否かを判定する。終了していない場合(ステップS09:No)には、ステップS01へ戻り、残りのビット線17上のメモリセル15について検証を継続する。
上記のステップS01〜S09により、本発明の不揮発性記憶装置の検証方法が行われる。
選択セル15−1sの閾値電圧Vthが大きい場合、選択ビット線17s上の選択セル15sと前記ソース線を共通にする非選択セル15では、そのドレイン電圧とソース電圧との差が大きくなり、非選択セル15にデータの誤書き込み(書き込みディスターブ)が発生することが考えられる。しかも、閾値電圧Vthが大きいメモリセル15は、書き込みが容易に行われるので、書き込み不良をチェックするスクリーニングテストでは見つけ出すことが出来ない。しかし、上記本発明の不揮発性記憶装置の検証方法(ステップS01〜S09)では選択セル15−1sの閾値電圧Vthが大きい場合、不合格として検出することができる。すなわち、従来スクリーニングテストで不良と判定することが出来なかった閾値電圧の大きいメモリセル15を適切に不良と判定することが可能となる。
本発明により、メモリセルに書き込み動作を行うとき、ビット線及びソース線を共通にする他のメモリセルにディスターブを与えるメモリセルをスクリーニングすることができる。書き込み動作に関するメモリセルの評価の信頼性を向上させることができる書き込みを行うとき他のメモリセルにディスターブを与えるメモリセルをスクリーニングすることができる。そして、メモリセルの信頼性を向上させることが可能となる。
図1は、従来の不揮発性記憶装置の構成の一部を示す回路図である 図2は、本発明の不揮発性記憶装置の実施の形態における構成を示す回路ブロック図である。 図3は、本発明の不揮発性記憶装置の実施の形態における構成の概略を示す回路ブロック図である。 図4は、本発明の不揮発性記憶装置の検証方法の実施の形態を示すフロー図である。
符号の説明
1 不揮発性記憶装置
2 第1Xデコーダ
3 第2Xデコーダ
4 Yデコーダ
5 Yセレクタ
6 電流源回路
7 電圧源回路
8 電圧源回路
9 電圧源回路
10 制御回路
11 センスアンプ
12 メモリアレイ
13 スイッチ
14 電圧制御回路
15、15−1、15−2 メモリセル
17 ビット線
18、18−1、18−2 ワード線
19 ソース線
106 電流源回路
107 電圧源回路
115、115−1、115−2 メモリセル
117 ビット線
118、118−1、118−2 ワード線
119 ソース線
124 スイッチ

Claims (9)

  1. 第1方向に延伸する複数のビット線と、
    前記第1方向と実質的に垂直な第2方向に延伸する複数のワード線と、
    前記複数のビット線と前記複数のワード線とが交差する位置のそれぞれに対応して設けられ、実質的に一定である定電流で書き込まれる不揮発性半導体記憶素子である複数のメモリセルと、
    前記複数のメモリセルのうち前記ビット線を共通にする前記複数のメモリセルの組ごとに一本ずつ設けられた複数のソース線と、
    前記メモリセル及び対応する前記ビット線に前記定電流を供給可能な電流源と、
    前記ビット線を所定の電圧以上に保持する電圧制御部と
    を具備し、
    前記複数のビット線から選択される選択ビット線と、前記複数のワード線から選択される選択ワード線とにより前記複数のメモリセルから選択される選択セルへの書き込み動作時、前記電圧制御部は、前記選択ビット線が前記所定の電圧を下回った場合に、前記定電流を自身に流すことで、前記選択ビット線を前記所定の電圧以上に保持し、
    前記所定の電圧は、前記選択ビット線の電圧が当該所定の電圧以上の場合、前記選択ビット線上の前記選択セルと前記ソース線を共通にする非選択セルに対して誤書き込みが発生しない電圧である
    不揮発性記憶装置。
  2. 請求項1に記載の不揮発性記憶装置において、
    前記電圧制御部は、前記メモリセルの書き込みテストの際の書き込み動作時に前記選択ビット線を前記所定の電圧以上に保持する
    不揮発性記憶装置。
  3. 請求項1又は2に記載の不揮発性記憶装置において、
    前記電圧制御部は、クランプ回路を含む
    不揮発性記憶装置。
  4. 不揮発性記憶装置の検証方法であって、
    前記不揮発性記憶装置は、
    第1方向に延伸する複数のビット線と、
    前記第1方向と実質的に垂直な第2方向に延伸する複数のワード線と、
    前記複数のビット線と前記複数のワード線とが交差する位置のそれぞれに対応して設けられ、実質的に一定である定電流でデータを書き込まれる不揮発性半導体記憶素子である複数のメモリセルと、
    前記複数のメモリセルのうち前記ビット線を共通にする前記複数のメモリセルの組ごとに一本ずつ設けられた複数のソース線と、
    前記メモリセル及び対応する前記ビット線に前記定電流を流す電流源と、
    前記ビット線を所定の電圧以上に保持する電圧制御部と
    を備え、
    (a)前記複数のワード線から選択ワード線を選択するステップと、
    (b)前記複数のビット線から選択ビット線を選択するステップと、
    (c)前記電圧制御部は、前記選択ビット線が前記所定の電圧を下回った場合に、前記定電流を自身に流すことで、前記選択ビット線を前記所定の電圧以上に保持しながら、前記選択ワード線と前記選択ビット線とで選択される選択セルと前記選択ビット線とに前記定電流を流してデータの書き込み動作を行うステップと、
    (d)前記選択セルに書き込みが行われているか否かを判定するステップと
    を具備し、
    前記所定の電圧は、前記選択ビット線の電圧が前記所定の電圧以上の場合、前記選択ビット線上の前記選択セルと前記ソース線を共通にする非選択セルに対して誤書き込みが発生しない電圧である
    不揮発性記憶装置の検証方法。
  5. 請求項4に記載の不揮発性記憶装置の検証方法において、
    前記(d)ステップは、
    (d1)前記選択セルに書き込みが行われていない場合、前記選択セルを不合格と判定する
    不揮発性記憶装置の検証方法。
  6. 請求項4又は5に記載の不揮発性記憶装置の検証方法において、
    前記電圧制御部は、クランプ回路を含む
    不揮発性記憶装置の検証方法。
  7. 不揮発性記憶装置の検証方法を実行するためのプログラムであって、
    前記不揮発性記憶装置は、
    第1方向に延伸する複数のビット線と、
    前記第1方向と実質的に垂直な第2方向に延伸する複数のワード線と、
    前記複数のビット線と前記複数のワード線とが交差する位置のそれぞれに対応して設けられ、実質的に一定である定電流でデータを書き込まれる不揮発性半導体記憶素子である複数のメモリセルと、
    前記複数のメモリセルのうち前記ビット線を共通にする前記複数のメモリセルの組ごとに一本ずつ設けられた複数のソース線と、
    前記メモリセル及び対応する前記ビット線に前記定電流を流す電流源と、
    前記ビット線を所定の電圧以上に保持する電圧制御部と
    を備え、
    (a)前記複数のワード線から選択ワード線を選択するステップと、
    (b)前記複数のビット線から選択ビット線を選択するステップと、
    (c)前記電圧制御部は、前記選択ビット線が前記所定の電圧を下回った場合に、前記定電流を自身に流すことで、前記選択ビット線を前記所定の電圧以上に保持しながら、前記選択ワード線と前記選択ビット線とで選択される選択セルと前記選択ビット線とに前記定電流を流してデータの書き込み動作を行うステップと、
    (d)前記選択セルに書き込みが行われているか否かを判定するステップと
    を具備し、
    前記所定の電圧は、前記選択ビット線の電圧が前記所定の電圧以上の場合、前記選択ビット線上の前記選択セルと前記ソース線を共通にする非選択セルに対して誤書き込みが発生しない電圧である不揮発性記憶装置の検証方法を
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムにおいて、
    前記(d)ステップは、
    (d1)前記選択セルに書き込みが行われていない場合、前記選択セルを不合格と判定する
    プログラム。
  9. 請求項7又は8に記載のプログラムにおいて、
    前記電圧制御部は、クランプ回路を含む
    プログラム。
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