JP4343713B2 - 風力発電機の構築装置及び風力発電機の構築方法。 - Google Patents
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Description
また、風力発電機のような塔もブロック化された鉄塔構造物、発電機や羽根等の構造物を順次、大型のトラッククレーンやクライミングクレーンで吊り上げて構築するものである。風力発電機は道路が整備されていないような山や海岸に建設することが多く、まずは塔構築用の大型トラッククレーンを搬入する道路を整備して、また大型のトラッククレーンを設置する作業場所を確保をしなければならなかった。このように鉄塔を構築する準備段階での道路整備は、風力発電機を構築する工事期間やその工事費用に大きく影響するという問題があり、この対策が求められていた。本発明者は、そのような要求に応じて効率的に風力発電機などの塔状構造物の構築方法について提案した(特許文献1、2)。
また、本発明の風力発電機の構築装置は、クライミング装置のガイドタワーの外周に位置するフレームが張出部を有するビームと前記ビームの一方の端部を連結する部材で構成され、前記ビームの張出部側は搬入開放部としたものであり、ガイドタワーを構成する支柱のうちの搬入側支柱に対応する位置に柱状脚部を形成し、前記柱状脚部に伸縮機構を設けていることを特徴とするものである。
また、本発明の風力発電機の構築装置は、吊り手段を設けた台車を載置するクライミング装置のフレームに前記台車を走行させるチェーンを設け、前記台車には駆動スプロケットと従動スプロケットで前記チェーンを挟むように設けた駆動機構により前記台車を走行させるものであることを特徴とするものである。
また、本発明の風力発電機の構築装置は、小梁に設けてられている吊り治具が移動方向を規制する案内枠及び/又は移動範囲を規制するストッパにより台車の走行方向と交差する方向に移動可能に小梁に設けてられていることを特徴とするものである。
また、本発明の風力発電機の構築装置は、吊り手段の第1門型フレーム及び/又は第2門型フレームには、羽根を保持する緩衝部材が設けられていること特徴とするものである。
また、本発明の風力発電機の構築装置は、吊り手段の第1柱部材及び/又は第2柱部材には、小梁及び/又は吊り治具を持ち上げ手段が設けられていること特徴とするものである。
さらに、本発明の風力発電機の構築方法は、ガイドタワーと塔体構造物との間に設けられている支持機構は、フレームとその外側に設けられたガイドローラ並びにその内側に設けられた塔体を締め付ける帯体及び前記帯体を揺動可能に連結する手段と長さ調整手段介して前記フレームに連結しているものであることを特徴とするものである。
また、吊り治具が台車の走行方向と交差する方向に移動可能に小梁に設けてられていることにより、吊り手段に取り付けられている塔体構造物、発電機、羽根の位置を容易に調整することができる。
このように本発明の風力発電機の構築装置は、吊り手段への取り付け作業を容易に行うことができ、また位置を容易に調整することができるものであり、また台車を安定的に走行させかつ台車は停止時に安定しているので、多少の風でも中止することなく、安全に構築作業を行なうことができるものである。
図1は本発明の発電機の構築について概略を示す斜視図、図2は本発明の実施形態のクライミング装置と吊り手段を設けた台車の斜視図、図3は図2の平面図、図4は本発明の実施形態のクライミング装置と吊り手段を設けた台車の斜視図、図5及び図6は本発明の実施形態のクライミング装置と吊り手段を設けた台車の一部を示した図、図7及び図8は台車の駆動機構を示す図、図9〜図11は吊り治具の移動手段を示す図、図12は本発明実施形態のクライミング装置と吊り手段を設けた台車の動きを示す図である。図13は本発明実施形態の吊り手段に羽根を吊った状態に示す斜視図、図14〜図18は本発明実施形態の吊り手段の作動をステップ順に示した図である。図19は塔体構造物とガイドタワーの間の支持機構の概略を示す斜視図、図20は塔体構造物とガイドタワーの間の支持機構を示す平面図、図21は図20の破線X−Xの断面図である。
支持機構3は、フレームとその内側に設けられた塔体1aを上・下で締め付ける2個の帯体及び帯体をフレームに連結する部材からなり、そのフレームの外側にはガイドローラが設けられている。
また、クライミング装置5は、下に停止し、ガイドタワー2を持ち上げる作用をするものであり、クライミング装置5によりガイドタワー2を持ち上げ、その下に継ぎ枠を接続してガイドタワー2を高くする。高くしたガイドタワー2に沿ってクライミング装置5を上昇させて塔体構造物、発電機、羽根を持ち上げるものである。
図2及び図3に示すように、クライミング装置は、ビーム52aと張出部53a、ビーム52bと張出部53b及びビーム52a、52bの一方の端部を部材54で連結してコの字型フレームに形成されている。コの字型フレームのもう一方は搬入側になるもので搬入開放部55としている。なお、2個のビーム52a、52bは、それを搬入側からみた位置で、左ビーム52a、右ビーム52bとして示す。
左ビーム52aはその張出部53a、右ビーム52bはその張出部53bを有している。張出部53a、53bは、ガイドタワーを構成する支柱23、24の外側に位置する部分で、クライミング装置で塔体構造物、発電機、羽根を持ち上げるときに、吊り手段を設けた台車61a、61bが載置されている部分である。
また、柱状脚部56にはローラー60が設けられており、ローラー60で搬入側の支柱23、24に案内されてクライミング装置が昇降するものである。なお図示していないが、部材54に支柱21、22に接するローラーを設けてクライミング装置が円滑に昇降できるようにすることが好ましい。
クライミング装置は、搬入側支柱23、24の長孔に伸縮機構58のピン57を係合させ、伸縮機構58のシリンダとピストンの尺取り虫的な間欠動作によりガイドタワーに沿って上昇・下降するものであり、塔体構造物、発電機、羽根を持ち上げるものである。
左台車61aは左ビーム52aと張出部53aに走行可能に載置され、また右台車61bは右ビーム52bと張出部53bに走行可能に載置される。
また、左ビーム52aと張出部53a及び右ビーム52bと張出部53bにはその両端の保持部43にチェーン49が張られ、また車輪62で走行できるように2本のレール51が設けられている。
右台車61bには、第1柱部材63bと第2柱部材67bが設けられている。第1柱部材63bの上部には回動部65bで第1大梁64bが回動可能に設けられている。第2柱部材67bの上部には回動部69bで第2大梁68bが回動可能に設けられている。
第1門型フレームの第1大梁64a及び第2門型フレームの第2大梁68aに着脱可能に小梁71aを設け、また第1門型フレームの第1大梁64b及び第2門型フレームの第2大梁68bに着脱可能に小梁71bを設けている。具体的には結合手段74で小梁71aを第1大梁64a及び第2大梁68aに固着し、また小梁71bを第1大梁64b及び第2大梁68bに固着する。
小梁71a、71bには吊り治具72を着脱可能に設けているものである。
左台車61aの第2柱部材67aには、その上部に柱85を設け、柱85には図示の円弧のように回動可能に横部材86を設け、横部材86にチェーブロック87を設けている。右台車61bの第1柱部材63bには、その上部に柱80を設け、柱80には図示の円弧のように回動可能に横部材81を設け、横部材81にチェーブロック82を設けている。横部材86のチェーブロック87及び横部材81のチェーブロック82は、小梁71a、71b及び/又は吊り治具72を持ち上げる手段である。ここでは持ち上げる手段を2個所に示したが、第1柱部材63a、第2柱部材67bに設けてもよく、適宜の位置に、適宜の数を設けるものである。
図4では、小梁71aを第1大梁64a及び第2大梁68aに固着している結合手段74を外し、また小梁71bを第1大梁64b及び第2大梁68bに固着している結合手段74を外して、吊り治具72にチェーブロック87からワイヤを架て、チェーブロック87で小梁71aと71b及び吊り治具72を持ち上げる。次いで第1大梁64aと64bを固着している結合手段73を外し、第1大梁64aを円弧(一点鎖線で図示)のように回動させ、また第1大梁64bも円弧(一点鎖線で図示)のように回動させて、第1門型フレームの第1大梁64aと64bを開いた状態である。
なお、第1門型フレームの第1大梁64aと64b及び第2門型フレームの第2大梁68aと68bは同時に開かないようにする。
吊り治具72に羽根を吊る場合に、第2門型フレームの第2大梁68aと68bを開いて羽根を吊り手段に取付けることにより、効率的に、かつ安全に作業を行うことができる。また、羽根を発電機に接続した後、第1門型フレームの第1大梁64aと64bを開いて、発電機に接続した羽根に接触しないようにして、左右の台車61a,61bを張出部53a、53bに移動させることができるものである。
コの字型フレームには、ガイドタワーの搬入側の支柱23、24に対応するように、左ビーム52a、右ビーム52bの各々から下方に柱状脚部56が設けられている。柱状脚部56には伸縮機構58が設けてられており、搬入側支柱23、24の係合孔にピン57を係合させるようになっている。
コの字型フレームは、吊り治具72に塔体構造物、発電機、羽根を吊る場合に、作業しやすいものである。塔体構造物、発電機、羽根を吊下げてクライミング装置を上昇させる場合には、張出部53aの端部に部材54aを連結して強固な構造にすることにより、安全に塔体構造物、発電機、羽根を持ち上げることができるものである。
塔体構造物1aを囲むガイドタワーを構成する4本の支柱21〜24の外周に、クライミング装置はそのコの字型フレームが位置するように取付けられるもので、コの字型フレームを形成している左ビーム52aから下方に柱状脚部56が設けられている。右ビームからも下方に柱状脚部が設けられている。柱状脚部56には伸縮機構が設けてられており、ピン57を搬入側支柱23(24)の係合孔26に係合させるようになっている。また、柱状脚部56にはローラー60が設けられており、ローラー60で搬入側の支柱23(24)に案内されてクライミング装置が円滑に昇降できるものである。
また、ガイドタワーの搬入側支柱23、24に設けられている係合孔26を楕円状とすることが好ましい。これは伸縮機構58のピンを係合孔26に係合させ易くするためである。即ち、係合孔26の位置と伸縮機構58のピンの位置に多少のズレがあっても容易にピンを孔に係合させることができるものである。
左台車61aには第1柱部材63aと第2柱部材67aが設けられている。
左台車61aの第1柱部材63aと第1大梁及び対向している右台車61bの第1柱部材と第1大梁により第1門型フレームを構成し、また左台車61aの第2柱部材67aと第2大梁及び対向している右台車61bの第2柱部材と第2大梁により第2門型フレームを構成し、小梁71aを設け、その上に吊り治具72が設けられているものであり、また第1柱部材63aと第2柱部材67aには、羽根を保持する緩衝部材89が設けられている。また第2柱部材67aに柱85と横部材86及びチェーブロック87を設け、第1柱部材に柱80と横部材81及びチェーブロック82を設けているものである。なお詳細は図2の斜視図及び図3の平面図の通りである。
また、左ビーム52aと張出部53a及び右ビームとその張出部は、両端の保持部43にチェーン49を設け、駆動スプロケット47と従動スプロケット45、46でチェーン49を挟み、駆動スプロケット47を駆動して台車61a、61bを走行させるものである。
図7及び図8(a)(b)に示すように、左ビーム52aとその張出部53aには保持部43でチェーン49が設けられている。また2本のレール51上を車輪62で走行できるように左台車61aが載置されている。
左台車61aには、駆動スプロケット47と従動スプロケット45、46が設けられており、駆動スプロケット47と2個の従動スプロケット45、46でチェーン49を挟んでいる。駆動スプロケット47はモーター48に連結されている。モーター48は左台車61a内の台48aに取り付けられている。
また、フレームで塔体構造物、発電機、羽根を吊っている左台車61aを左ビーム52aの張出部53aに停止させて、クライミング装置を上昇させる場合には、駆動スプロケット47と2個の従動スプロケット45、46でチェーン49を挟んでいるので、スプロケット45〜47の歯がチェーン49と噛合い、張出部53aに停止している左台車61aはレール51上でスベルことがなく安定して停止されているものである。
左台車61aと対向している右台車61b(図2及び図3参照)は、同し構造のものであり、対向して一組で走行するように制御されている。
図2〜図4に示したように、第1大梁64a、64b及び第2大梁68a、68bに着脱可能に小梁71a、71bが設けられ、小梁71a、71bの上に吊り治具72が設けられるものであり、図9〜図13は、小梁71a、71bに吊り治具72を台車の走行方向と交差する方向に移動可能に設けてられているものである。
図9は、小梁71a、71bに吊り治具72を移動可能に設けられる場合を示す斜視図、図10は図9を分解して示した図(なお図10ではストッパのボルト78d、ボルト穴78hを省略している)、図11は図9の側面図、図12は図11のA−A断面図、図13は図11のB−B断面図である。
小梁71aのフランジ91の上にはローラー入れる凹部材93aが設けられている。ローラー入れ凹部材93aは、図10及び図13に示すように、フランジ91にボルト78cで固着されている。またI形鋼の小梁71bのフランジ91にはローラー入れ凹部材93bがボルト78cで固着されている。
ローラー入れ凹部材93aの凹部95には棒状のローラー96aと96bが回動できるように入れられている。ここではローラー96aと96bの二列が入っている例を図示したが、ローラーは一列でも三列以上でもよい。
小梁71aのローラー入れ凹部材93aの凹部95に棒状のローラー96a、96bを入れ、その上に吊り治具72の部材94aを載置する。また小梁71bのローラー入れ凹部材93bにも棒状のローラーを入れ、その上に吊り治具72の部材94bを載置する。そしてボルト78aで固着しているものである。
図10及び図12に示すように、小梁71aのフランジ91、ローラー入れ凹部材93a、部材94a、吊り治具72のフランジ92を貫通させてボルト78aで固着するものである。
案内枠97a、97bは吊り治具72の移動方向を規制するもので、矢印Z1及びZ2の方向にだけ移動するように規制しているものである。
吊り治具72は、ローラー96a,96bの上を、図11の矢印Zのように移動するものであるが、矢印Z1方向に移動するときには、移動範囲はストッパ98aが小梁71aのフランジ91の端部にあたって、Z1方向の移動が規制され、また矢印Z2方向に移動するときには、移動範囲はストッパ98bが小梁71bのフランジ91の端部にあたってZ2方向の移動が規制されるものである。
ストッパ98a、98bはフランジ92にボルト78dで固着しているものである。ストッパ98a、98bは、ボルト78dとフランジ92のボルト穴78hを適宜組み合わせることにより、フランジ92に設けるストッパ98a、98bの位置を変え、その移動範囲を変えることができるものである。
また、吊り治具72には、塔体構造物、発電機、羽根を吊り易いようにワイヤを通す穴付きの部材75を上部に設け、また部材76をボルト77で設けている。
図14に示すように、ガイドタワー2を構成する支柱21〜24の外周にクライミング装置5が取り付けられる。クライミング装置5には吊り手段を設けた台車が載置されている。なおガイドタワー2については図1に示したものであり、またクライミング装置5と吊り手段を設けた台車について図2〜図13に示したものである。
クライミング装置5は、その伸縮機構58の尺取り虫的な間欠動作によりガイドタワー2に沿って矢印Yのように上昇・下降するものである。
吊り手段を設けた台車は、チェーン49を挟んで駆動スプロケット47と2個の従動スプロケット45、46を設け、駆動スプロケット47を駆動することにより矢印Xのように、台車を走行するものである。
また、小梁71a、71bに設けられている吊り治具72は、ローラー入れ凹部材93a、93b、ローラー96a、96b及び部材94a、94bで、矢印Zのように移動することができるものである。
図15は羽根を吊った状態に示す斜視図であり、図16〜図20は台車に設けられた吊り手段の作動をステップ順に示した図である。
なお、クライミング装置及び吊り手段を設けた台車について図2〜図13に示したものである。
図15に示すように、ガイドタワー2にクライミング装置5が取り付けられ、クライミング装置5には吊り手段を設けた台車が載置されている。台車の第1柱部材と第1大梁による第1門型フレーム及び第2柱部材67a、67bと第2大梁68a、68bによる第2門型フレームに小梁71a、71bを設け、その上の吊り治具に帯紐90で羽根1eが吊られ、上昇して、塔体構造物1cに接続されている発電機1dに取り付けられるものである。
このように、第1門型フレームの第1大梁64a、64bを回動して開くようにすることにより、発電機1dに羽根を組み付けた後に、第1門型フレームの第1大梁64a、64b等の吊り手段が羽根の翼1e−1、1e−2に当たらないようにして、台車を後(コの字型フレームの開放部側)に移動させることができるものである。
支持機構3は、塔体構造物1aにガイドタワーを安定的に支持するものである。ブロック塔体構造物の最下部となる塔体構造物は、塔の正規の位置に、基礎部にしっかりと設てられているものであり、この塔体構造物1aに支持機構3でガイドタワーを支持することによりガイドタワーは安定する。
このように支持機構3で支持されているガイドタワーに案内されてクライミング装置5は上昇・下降するので、塔体構造物等の持ち上げ等の作業を安全に行うことができるものである。また支持機構3にはガイドタワーを構成する支柱21〜24とローラで接しているので、ガイドタワーの持ち上げ及び降下させる操作を円滑かつ安全に行うことができるものである。
図21の斜視図に支持機構の一部を拡大して示すように、塔体1aの上側を帯体28aで締め付け、下側を帯体28bで締め付ける。上側の締め付け帯体28aは当板29aに連結され、当板29aのフランジ部30aにピン32cでヒンジ32aが揺動できるように連結されている。ヒンジ32aに接続されているネジ軸34aは接続具35aに間隔を調整してナット31aと31cで固定される。また下側の締め付け帯体28bは当板29bに連結され、当板29bのフランジ30bにピン32cでヒンジ32bが揺動できるように連結されている。ヒンジ32bのネジ軸34bは接続具35bに間隔を調整してナットで固定される。上側の接続具35aと下側の接続具35bは連結部材36に接続され、連結部材36はフレーム38に連結されている。また連結部材36には補強部材39が設けられている。フレーム38の外側角の取付け治具42ではガイドローラ37が設けられており、ガイドローラ37の溝37aが支柱21〜24の角21a〜24aに適合しているものである。
2個の締め付け帯体28aと28bは上と下で、塔体1aを締め付ける締め付けるもので、これにより塔体構造物に安定的に支持することができるものである。上側の帯体28aは当板29aの間に渡され、締め付け具41、例えばターンバックルで締め付ける。帯体28aは4個の当板29aの間に掛け渡されて締め付け具41で塔体構造物1aを締め付け、また下側の帯体28bも4個の当板29bの間に掛け渡されて締め付け具41で塔体構造物1aを締め付けるものである。
上側の接続具35aと下側の接続具35bは連結部材36に接続され、連結部材36はフレーム38に連結されている。また連結部材36は補強部材39でフレーム38に連結されている。
ガイドローラ37は、フレーム38の外側の取付け治具42に設けられ、支柱21〜24に対向している。ガイドローラ37には支柱21〜24の角21a〜24aに対応した溝37aが設けられており、これにより、支柱21〜24を円滑に上昇・下降させることができるものである。
図24〜図33は、実施例の風力発電機の構築工程を示す図である。
まず、図24(a)に示すように、基礎部10に鉄塔の最下部となるブロックの塔体構造物1aを立設する。最下部となるブロックの塔体構造物1aは、仮設ではなく正規位置しっかりと立設する。
次いで、図24(b)に示すように、ベース11を設置し、最下部ブロックの塔体構造物1aを囲むように4本の支柱からなるガイドタワー2aとガイドタワー2bを接続し組立てる。ベース11からガイドタワー2aと2bを持ち上げることができるように載置する。なお、ガイドタワーとして十分に荷重に耐えるように設ける。
図24(c)のX1−X1は、その断面図に示すように、ガイドタワーを構成する4本の支柱21〜24と塔体構造物1aとの間に支持機構3が取り付けられる。4本の支柱21〜24は梁27やトラスで強固な構造にされる。また図22(c)のX2−X2は、その断面図に示すように、ガイドタワーを構成する4本の支柱21〜24と塔体構造物1aとの間に支持機構3が取り付けられる。4本の支柱21〜24の3箇所には梁27やトラスで強固にされるが、搬入側支柱23と24の間には横部材を設けない。これは持ち上げた塔体構造物を台車で搬入できるようにするためである。
クライミング装置5と吊り手段を設けた台車6は、図2〜図13に示したよに、クライミング装置5の左・右のビームとその張出部に台車6が載置され、台車6には吊り手段が設けられているものである。また台車には駆動スプロケットと従動スプロケットがチェーンを挟むように設けられているものである。そして図12に示したよに、クライミング装置5は、その伸縮機構58によりガイドタワー2に沿って矢印Yのように上昇・下降するものであり、吊り手段を設けた台車は矢印Xのように走行するものであり、また吊り治具72は矢印Zのように移動するものである。
次いで、図26(i)に示すように、クライミング装置5の台車を駆動スプロケットを駆動してガイドタワー2aと2bの外側に移動させて、クライミング装置5の伸縮機構を作動して下降させ、柱状脚部56を支持台7に載置する。
また塔体構造物1aに接続したブロック塔体構造物1bとガイドタワー2bの間にも支持機構3を取り付ける。
次いで、図27(k)に示すように、持ち上げたガイドタワー2aと2bの下に台車8で継ぎ枠2cを搬入して、ガイドタワー2bの下に継ぎ枠2cを継ぎ足す。この工程を繰り返して図28(l)に示すように、継ぎ枠2d及び継ぎ枠2eを継ぎ足す接合してガイドタワーを高くする。
次いで、図29(o)に示すように、台車6の吊り手段に発電機1dを吊り、クライミング装置5を上昇させ、台車を駆動スプロケットを駆動して横方向に移動させてブロック塔体構造物1cの上の位置(破線で位置)に発電機1dを搬入し、ブロック塔体構造物1cに発電機1dを接続する。
羽根1eは、図15に示したように吊り手段に吊られているものであり、また図16〜図20に示したようなはステップで発電機1dに羽根1eを組み付け、台車を後退されるものである。
ここで、ガイドタワーの継ぎ枠2dと2eの接合を解除して、搬入台車8で横に搬出する。
下降したガイドタワーの継ぎ枠2cと2dの接合を解除して、搬入台車8で横に搬出する。このようにしてガイドタワーの継ぎ枠2cも取り外し、その後にクライミング装置5を取り外しガイドタワーを解体する。
以上のような工程で、ガイドタワーの組み立て、風力発電機の構築及びガイドタワーの解体を行なって、図33(s)に示すようなブロック塔体構造物1a、1b、1c、発電機1d、羽根1eよりなる風力発電機が構築される。
これは、風力発電機の構築工程を説明した図26(g)、図28(m)、図29(o)、図30(p)の工程のクライミング装置5の伸縮機構の尺取り虫的な間欠動作に相当するものである。
まず、図34(a)に示すように、ガイドタワーの搬入側支柱23、24の孔26bに下部ピン57bを矢印K1方向に挿入し係合させる。上部ピン57aは矢印L1方向に退却させて解除状態にする。この状態で柱状脚部56は支持台7に載置され止った状態になっている。この柱状脚部56が支持台7に載置され止った状態とは、クライミング装置5は止っている状態である。
なお、図34(a)ではピン57bか楕円状の係合孔26bの底部に接していないが、図34(b)のようにピストン58で楕円状の係合孔26bの底部に下部ピン57bを押し付けて上昇させるものである。
次いで、図34(c)に示すように、孔26eに上部ピン57aを矢印L2方向に挿入して係合させ、その後で下部ピン57bは孔26bから矢印K2方向に退却させて解除状態とする。
次いで、図35(f)に示すように、孔26cと下部ピン57bを係合させた状態で、ピストン58を矢印M方向に押出し、クライミング装置5を矢印Aのように上昇させる。
このような作動を繰り返して、尺取り虫的な間欠動作でクライミング装置5をガイドタワーに沿って上昇させるものであり、また下降されるものである。
これは、風力発電機の構築工程を説明した図27(j)、図28(l)の工程のクライミング装置5の伸縮機構の尺取り虫的な間欠動作に相当するものである。
図36(a)に示すように、クライミング装置はその柱状脚部56を支持台7に載置して止った状態になっている。ガイドタワーの搬入側支柱23、24の孔26bに下部ピン57bを矢印K1方向に進めて係合し、上部ピン57aは矢印L1方向に退却させて解除状態にする。
次いで、図37(d)に示すように、上部ピン57aを孔26dに係合した状態でピストン58を矢印M方向に伸ばす。.
次いで、図37(e)に示すように、孔26bに下部ピン57bを矢印K1方向に進めて係合し、上部ピン57aは矢印L1方向に退却させて解除状態にする。
次いで、図37(f)に示すように、支柱23、24の孔26bに下部ピン57bを係合させた状態で、ピストン58を矢印N方向に引いて支柱23、24(ガイドタワー)をD方向に上昇させる。
このような作動を繰り返して、クライミング装置の尺取り虫的な間欠動作で、ガイドタワーを持ち上げ、ガイドタワーを高くするものであり、またクライミング装置の尺取り虫的な間欠動作でガイドタワーを下げる作動を行わせるものである。
1d 発電記
1e 羽根
2、2a、2b ガイドタワー
2c、2d、2e 継ぎ枠
3 支持機構
5 クライミング装置
6、61a、61b 台車
7 支持台
10 基礎部
21〜24 支柱
25 案内レール
26 係合孔
27 梁
28a、28b 帯体
29a、29b 当板
35a、35b 接続具
36 連結部材
37 ガイドローラ
38 フレーム
45、46 従動スプロケット
47 駆動スプロケット47
49 チェーン
52a、52b ビーム
53a、53b 張出部
54 連結部材
55 開放部
56 柱状脚部
57 伸縮機構のピン
58 伸縮機構
63a、63b 第1柱部材
64a、64b 第1大梁
67a、67b 第2柱部材
68a、68b 第2大梁
71a、71b 小梁
72 吊り治具
82、87 チェーブロック
89 緩衝部材
Claims (11)
- ガイドタワーに沿って昇降するクライミング装置及び吊り手段を設けた台車を前記クライミング装置に載置している風力発電機の構築装置において、前記クライミング装置は、ガイドタワーの外周に位置するフレーム及び伸縮機構を有しているもので、前記クライミング装置のフレームには吊り手段を設けた台車が対向して載置されているものであり、前記吊り手段は、対向して載置されている台車のそれぞれに、第1柱部材とその上部に回動可能に設けられた第1大梁及び第2柱部材とその上部に回動可能に設けられた第2大梁を備え、対向している台車の第1柱部材と第1大梁により第1門型フレームを構成し、また第2柱部材と2大梁により第2門型フレームを構成し、第1門型フレームの第1大梁及び第2門型フレームの第2大梁に着脱可能に小梁を設けられ、小梁には着脱可能に吊り治具を設けていることを特徴とする風力発電機の構築装置。
- クライミング装置のガイドタワーの外周に位置するフレームは、張出部を有するビームと前記ビームの一方の端部を連結する部材で構成され、前記ビームの張出部側は搬入開放部としたものであることを特徴とする請求項1に記載の風力発電機の構築装置。
- クライミング装置のガイドタワーの外周に位置するフレームは、張出部を有するビームと前記ビームの一方の端部を連結する部材で構成され、前記ビームの張出部側は搬入開放部としたものであり、ガイドタワーを構成する支柱のうちの搬入側支柱に対応する位置に柱状脚部を形成し、前記柱状脚部に伸縮機構を設けていることを特徴とする請求項1または2に記載の風力発電機の構築装置。
- クライミング装置のガイドタワーの外周に位置するフレームは、張出部を有するビームと前記ビームの一方の端部を連結する部材で構成され、前記ビームの張出部側は搬入開放部としたものであり、張出部の端部に補強部材を連結することを特徴とする請求項2または3に記載の風力発電機の構築装置。
- 吊り手段を設けた台車を載置するクライミング装置のフレームに前記台車を走行させるチェーンを設け、前記台車には駆動スプロケットと従動スプロケットで前記チェーンを挟むように設けた駆動機構により前記台車を走行させるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の風力発電機の構築装置。
- 小梁に設けてられている吊り治具は、台車の走行方向と交差する方向に移動可能に小梁に設けてられていることを特徴とする請求項1〜5のいすれかに記載の風力発電機の構築装置。
- 吊り治具は、移動方向を規制する案内枠及び/又は移動範囲を規制するストッパにより台車の走行方向と交差する方向に移動可能に小梁に設けてられていることを特徴とする請求項6に記載の風力発電機の構築装置。
- 吊り手段の第1門型フレーム及び/又は第2門型フレームには、羽根を保持する緩衝部材が設けられていること特徴とする請求項1〜7のいすれかに記載の風力発電機の構築装置。
- 吊り手段の第1柱部材及び/又は第2柱部材には、小梁及び/又は吊り治具を持ち上げ手段が設けられていること特徴とする請求項1〜8のいすれかに記載の風力発電機の構築装置。
- 基礎部に最下部となるブロック塔体構造物を立設し、前記最下部ブロック塔体構造物を囲むように支柱で構成されているガイドタワーを組み立て、塔体構造物との間に支持機構を設け、前記ガイドタワーに、請求項1〜9のいずれかに記載のクライミング装置を取り付け、前記クライミング装置を停止させてその伸縮機構の間欠動作で前記ガイドタワーの持ち上げ及び下げる操作によりガイドタワーの継ぎ枠の接続及び取外しを行うものであり、また前記クライミング装置はその伸縮機構の間欠動作で前記ガイドタワーに案内されて昇降し塔体構造物を持ち上げて接続して、次いで発電機及び羽根を持ち上げて組み付けることを特徴とする風力発電機の構築方法。
- ガイドタワーと塔体構造物との間に設けられている支持機構は、フレームとその外側に設けられたガイドローラ並びにその内側に設けられた塔体を締め付ける帯体及び前記帯体を揺動可能に連結する手段と長さ調整手段介して前記フレームに連結しているものであることを特徴とする請求項10に記載の風力発電機の構築方法。
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